JP2022035108A - コンベア搬送補助装置、及び、コンベア装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 荷物を安定して搬送可能なコンベア搬送補助装置、及び、コンベア搬送補助装置を含むコンベア装置を提供すること。
【解決手段】 実施形態によれば、コンベア搬送補助装置は、駆動伝達ローラと、搬送ローラと、支持部と、ガイドプレートとを有する。駆動伝達ローラは、駆動力を受けると回転する。搬送ローラは、駆動伝達ローラの上方に設けられている。搬送ローラは、外周面が駆動伝達ローラの外周面に接触し、駆動伝達ローラの回転に伴って回転する。支持部は、駆動伝達ローラ及び搬送ローラを支持する。ガイドプレートは、支持部に設けられる。ガイドプレートは、搬送ローラの延出方向に沿って延び、搬送ローラの上部を上側に露出させる開口と、前記開口の延出方向と交差する方向に延びる延出部とを有する。
【選択図】図3
【解決手段】 実施形態によれば、コンベア搬送補助装置は、駆動伝達ローラと、搬送ローラと、支持部と、ガイドプレートとを有する。駆動伝達ローラは、駆動力を受けると回転する。搬送ローラは、駆動伝達ローラの上方に設けられている。搬送ローラは、外周面が駆動伝達ローラの外周面に接触し、駆動伝達ローラの回転に伴って回転する。支持部は、駆動伝達ローラ及び搬送ローラを支持する。ガイドプレートは、支持部に設けられる。ガイドプレートは、搬送ローラの延出方向に沿って延び、搬送ローラの上部を上側に露出させる開口と、前記開口の延出方向と交差する方向に延びる延出部とを有する。
【選択図】図3
Description
本発明の実施形態は、コンベア搬送補助装置、及び、コンベア搬送補助装置を含むコンベア装置に関する。
荷物を搬送するコンベア装置において、上流側コンベアと下流側コンベアとの間には、隙間が生じることがある。
本発明が解決しようとする課題は、荷物を上流側コンベアからその下流側に隣接する下流側コンベアに安定して搬送可能なコンベア搬送補助装置、及び、コンベア搬送補助装置を含むコンベア装置を提供することである。
実施形態によれば、コンベア搬送補助装置は、コンベア搬送補助装置は、駆動伝達ローラと、搬送ローラと、支持部と、ガイドプレートとを有する。駆動伝達ローラは、駆動力を受けると回転する。搬送ローラは、駆動伝達ローラの上方に設けられている。搬送ローラは、外周面が駆動伝達ローラの外周面に接触し、駆動伝達ローラの回転に伴って回転する。支持部は、駆動伝達ローラ及び搬送ローラを支持する。ガイドプレートは、支持部に設けられる。ガイドプレートは、搬送ローラの延出方向に沿って延び、搬送ローラの上部を上側に露出させる開口と、前記開口の延出方向と交差する方向に延びる延出部とを有する。
(第1実施形態)
図1から図6を用いて第1実施形態に係るコンベア装置10について説明する。
図1から図6を用いて第1実施形態に係るコンベア装置10について説明する。
図1は、コンベア装置10の上面図である。コンベア装置10は、上流側コンベア12と、下流側コンベア14と、コンベア搬送補助装置16とを有する。コンベア搬送補助装置16は、上流側コンベア12と、下流側コンベア14との間に配置され、上流側コンベア12から下流側コンベア14への荷物の搬送を補助する。
図2は、下流側コンベア14を省略して示すコンベア装置10の斜視図である。図3は、図1中のIII-III線に沿う位置の概略的な断面図である。
図4は、コンベア搬送補助装置16の概略的な斜視図である。図5は、コンベア搬送補助装置16の断面図である。図6は、図5中の矢印VIの方向からコンベア搬送補助装置16を見た概略図である。
図1から図6にXYZ直交座標系を取る。Y軸は、上流側コンベア12及び下流側コンベア14の搬送方向に沿う。X軸は、上流側コンベア12及び下流側コンベア14の搬送方向に直交する幅方向に沿う。Z軸は、X軸及びY軸に直交する上方向を向く。
図1から図3に示す上流側コンベア12及び下流側コンベア14は、例えばベルトコンベアとして形成されている。
上流側コンベア12には、最下流のローラ22に搬送ベルト24が無端状に巻かれている。上流側コンベア12のローラ22は円形状であるため、搬送ベルト24の最下流部位は、略半円状(図3参照)となる。上流側コンベア12の上流側のローラの図示は省略する。上流側コンベア12は、幅方向(X軸方向)の両端に、荷物が搬送ベルト24から脱落することを防止する壁部26を有することが好適である。なお、上流側コンベア12は、脚部28で床面Fに対して支持されている。本実施形態では、最下流のローラ22がモータにより駆動される。なお、上流側コンベア12の最上流のローラ(図示せず)は、モータにより駆動されてもよく、最下流のローラ22に従動するように構成されていてもよい。
下流側コンベア14には、最上流のローラ32に搬送ベルト34が無端状に巻かれている。下流側コンベア14のローラ32は円形状であるため、搬送ベルト34の最上流部位は、略半円状(図3参照)となる。下流側コンベア14の下流側のローラの図示は省略する。下流側コンベア14は、幅方向(X軸方向)の両端に、荷物が搬送ベルト34から脱落することを防止する壁部36を有することが好適である。なお、下流側コンベア14は、脚部38で床面Fに対して支持されている。
本実施形態では、例えば最上流のローラ32がモータにより駆動される。なお、下流側コンベア12の最下流のローラ(図示せず)は、モータにより駆動されてもよく、最上流のローラ32に従動するように構成されていてもよい。反対に、本実施形態では、例えば最下流のローラ(図示せず)がモータにより駆動されてもよい。この場合、下流側コンベア12の最上流のローラ32は、モータにより駆動されてもよく、最下流のローラに従動するように構成されていてもよい。
上流側コンベア12の搬送ベルト24のうち、上面(荷物の載置面(搬送面))である平面からローラ22の円弧に沿う曲面に変わる位置を境界24aとする。下流側コンベア14の搬送ベルト34のうち、ローラ32の円弧に沿う曲面から上面(荷物の載置面(搬送面))である平面に変わる位置を境界34aとする。
コンベア12,14の上面(搬送面)は、平行で面一となっていることが好適である。本実施形態では、境界24a,34aは、コンベア12,14が設置される床面Fに対して同じ高さにあることが好適である。境界24a,34aの間は離間し、隙間が存在する。すなわち、コンベア12,14の搬送ベルト24,34の上面同士の間は離間する。
上流側コンベア12の搬送ベルト24のうち、最も下流側で搬送ベルト34に近接する位置を最下流端24bとする。下流側コンベア14の搬送ベルト34のうち、最も上流側で搬送ベルト24に近接する位置を最上流端34bとする。最下流端24b及び最上流端34bは、床面Fに対して同じ高さにあり、対向する位置にあることが好適である。最下流端24bと最上流端34bとの間は離間し、隙間が存在する。
なお、上流側コンベア12の搬送ベルト24の境界24aと最下流端24bとの間の領域を、上流側コンベア12の下流端部12aとする。下流側コンベア14の搬送ベルト34の境界34aと最上流端34bとの間の領域を、下流側コンベア14の上流端部14aとする。上流側コンベア12の下流端部12aと、下流側コンベア14の上流端部14aとの間は離間し、全体として略三角柱状の隙間が存在する。
図4から図6に示すように、コンベア搬送補助装置16は、駆動伝達ローラ42と、駆動伝達ローラ42と接触して回転する搬送ローラ44と、駆動伝達ローラ42及び搬送ローラ44を支持する支持部(フレーム)46と、支持部46に設けられ、コンベア12,14間の隙間に配置されるガイドプレート48とを有する。
コンベア搬送補助装置16は、本実施形態では独立して設置可能である。コンベア搬送補助装置16は、支持部46の下部にレッグ50を有する。すなわち、支持部46の下部には、レッグ50が取り付けられている。レッグ50は、支持部46から床面Fに向かって延びている。レッグ50は、長さ調整可能であることが好適である。レッグ50の下端は床面Fに設置される。したがって、本実施形態にかかるコンベア搬送補助装置16は、既設のコンベア12,14とは独立して設置可能である。そして、レッグ50は、上流側コンベア12の下流端部12aと下流側コンベア14の上流端部14aとの間を通して床面Fに支持される。
駆動伝達ローラ42は、回転軸62と、回転軸62の外周の回転体(駆動伝達ローラ体)64とを有する。回転軸62及び回転体64は一体であっても、ローラベアリングのように内輪としての回転軸62に対して外輪としての回転体64が回転可能であってもよい。本実施形態では、ローラベアリングのように、回転軸62に対して回転体64が回転する場合を例にして説明する。なお、本実施形態では、1つの回転軸62に対して複数、例えば4つの回転体64がコンベア12,14に対して幅方向(X軸に沿う方向)に並べられている。
搬送ローラ44は、駆動伝達ローラ42の上方に設けられている。搬送ローラ44は、回転軸72と、回転軸72の外周の回転体(搬送ローラ体)74とを有する。回転軸72及び回転体74は一体であっても、ローラベアリングのように内輪としての回転軸72に対して外輪としての回転体74が回転可能であってもよい。本実施形態では、ローラベアリングのように、回転軸72に対して回転体74が回転する場合を例にして説明する。なお、本実施形態では、1つの回転軸72に対して複数、例えば4つの回転体74がコンベア12,14に対して幅方向(X軸に沿う方向)に並べられている。
駆動伝達ローラ42及び搬送ローラ44の回転体64,74は、円柱状に形成されている。回転体64及び回転体74は、それぞれ一体で形成されていてもよく、それぞれ二体(図5参照)のように複数体で形成されていてもよい。一体の場合、回転体64,74は、例えばウレタンゴム等のゴム材又は樹脂材で形成される。二体の場合、回転体64,74の最外周は、例えばウレタンゴム等のゴム材で形成され、その内側は金属材又は樹脂材で形成されている。回転体64,74の最外周は、適宜の樹脂材で形成されていてもよい。回転体74の素材は、搬送される荷物によって適宜に選択してもよい。
駆動伝達ローラ42及び搬送ローラ44の回転軸62,72は、上流側コンベア12の搬送方向に対して直交する幅方向(X軸に沿う方向)に延びている。このため、上流側コンベア12のローラ22の回転軸22aと、駆動伝達ローラ42及び搬送ローラ44の回転軸62,72とは平行である。駆動伝達ローラ42及び搬送ローラ44のX軸に沿う軸方向長さは、上流側コンベア12の搬送ベルト24の幅と同じであってもよく、それよりも短くてもよく、それよりも長くてもよい。駆動伝達ローラ42のX軸に沿う軸方向長さの全長は、荷物の重さや搬送速度によらず、上流側コンベア12の搬送ベルト24の移動に伴って、搬送ローラ44を回転させることができればよい。搬送ローラ44のX軸に沿う軸方向長さの全長は、上流側コンベア12から下流側コンベア14に荷物の搬送を補助可能な長さであればよい。
下流側コンベア14のローラ32の回転軸32aと、駆動伝達ローラ42及び搬送ローラ44の回転軸62,72とは平行である。
駆動伝達ローラ42及び搬送ローラ44のそれぞれの回転体64,74の直径は、適宜に設定可能である。回転体64,74の直径は、同じ大きさであってもよく、異なっていてもよい。
ガイドプレート48は、略矩形状に形成されている。ガイドプレート48は、金属材で形成されていてもよく、樹脂材で形成されていてもよい。ガイドプレート48の上面には、荷物を滑りやすくするコーティングなどが施されていることも好適である。
ガイドプレート48は、搬送ローラ44の回転体74の上部74aをガイドプレート48の上面に対して上側に露出させる開口48aを有する。開口48aは、搬送ローラ44の延出方向であるX軸方向に沿って延びている。ガイドプレート48は、搬送ローラ44及び駆動伝達ローラ42の交換やメンテナンス時に間に挟まった荷物を取り出すために支持部46に対して着脱可能であることが好適である。ガイドプレート48と支持部46との間の固定及び固定解除は、例えばボルト及びナットによる。その他、ガイドプレート48と支持部46との間の固定及び固定解除は、スナップフィット等を用いることができる。
ガイドプレート48は、搬送ベルト24,34の上部の境界24a,34a同士の間に配置される略矩形状のプレートとして形成されている。ガイドプレート48は、X軸方向に沿って延びる上流側延出部49aと、X軸方向に沿って延びる下流側延出部49bとを有する。上流側延出部49aの上流側の端縁及び下流側延出部49bの下流側の端縁はX軸方向に沿って平行又は略平行である。ガイドプレート48の上流側延出部49aは、上流側コンベア12の下流端部12aとの間に荷物が挟まることを防止する。ガイドプレート48の下流側延出部49bは、下流側コンベア14の上流端部14aとの間に荷物が挟まることを防止する。
ガイドプレート48の上流側延出部49aの上流側の端縁は、上流側コンベア12の下流端部12aには接触しない状態に近接する。ガイドプレート48の上流側延出部49aは、開口48aの延出方向と交差する方向に延びる。本実施形態では、ガイドプレート48の上流側端部49aは、開口48aが形成された領域から斜め下側に向かって延びている。このため、荷物が上流側コンベア12からガイドプレート48に移動する際に、上流側延出部49aが荷物の移動の妨げになることを防止する。ガイドプレート48の開口48aと上流側延出部49aの上流側の端縁との間の最上面は、上流側コンベア12の境界24aの高さと同じか、それよりも低い位置にある。ガイドプレート48の開口48aと上流側延出部49aの上流側の端縁との間の最上面は、上流側コンベア12の最下流端24bよりも高い位置にある。
ガイドプレート48の下流側延出部49bの下流側の端縁は、下流側コンベア14の上流端部14aに接触しない状態に近接する。ガイドプレート48の下流側延出部49bは、開口48aの延出方向と交差する方向に延びる。本実施形態では、ガイドプレート48の下流側端部49bは、開口48aが形成された領域から斜め下側に向かって延びている。このため、荷物がガイドプレート48から下流側コンベア14に移動する際に、下流側延出部49bが荷物の移動の妨げになることを防止する。ガイドプレート48の開口48aと下流側延出部49bの下流側の端縁との間の最上面は、下流側コンベア14の境界34aの高さと同じ高さ、境界34aの高さよりも低い位置、又は、境界34aの高さよりも高い位置にある。ここでは、ガイドプレート48の開口48aと下流側延出部49bの下流側の端縁との間の最上面は、境界34aの高さよりも低い位置にある場合を例にして説明する。ガイドプレート48の開口48aと下流側延出部49bの下流側の端縁との間の最上面は、下流側コンベア14の最上流端34bよりも高い位置にある。
次に、コンベア装置10の動作について説明する。
予め床面Fにコンベア装置10の上流側コンベア12及び下流側コンベア14が設置されているものとする。上流側コンベア12及び下流側コンベア14の間にコンベア装置10のコンベア搬送補助装置16を設置する場合、上流側コンベア12の搬送ベルト24及び下流側コンベア14の搬送ベルト34の動作を停止しておく。
なお、上流側コンベア12の搬送ベルト24と下流側コンベア14の搬送ベルト34とが接触することを防止するため、上流側コンベア12の搬送ベルト24の最下流端24bと、下流側コンベア14の搬送ベルト34の最上流端34bとの間には、隙間があり、離間する。
この状態で、コンベア搬送補助装置16の駆動伝達ローラ42の回転軸62、搬送ローラ44の回転軸72をX軸方向に合わせ、レッグ50を、上流側コンベア12の最下流端24b及び下流側コンベア14の最上流端34bの間を通す。そして、コンベア搬送補助装置16の駆動伝達ローラ42の回転体64と上流側コンベア12の搬送ベルト24の下流端部12aが接触するように設置する。このため、本実施形態では、上流側コンベア12の搬送ベルト24と駆動伝達ローラ42とが接触するように、コンベア搬送補助装置16が床面Fに設置されている。なお、必要に応じて、レッグ50の長さを調整する。本実施形態では、駆動伝達ローラ42の回転体64の外周面は、下流側コンベア14の搬送ベルト34の上流端部14aとは離間する。
この状態で、上流側コンベア12のベルトローラ22及び下流側コンベア14のベルトローラ32をそれぞれ例えばモータ(図示せず)により駆動し、ベルトローラ22に巻回された搬送ベルト24の上面、及び、ベルトローラ32に巻回された搬送ベルト34の上面を、所定の方向(Y軸に沿う方向)に移動させる。
コンベア搬送補助装置16の駆動伝達ローラ42の回転体64は、上流側コンベア12の搬送ベルト24の下流端部12aに接触しているため、上流側コンベア12の搬送ベルト24の移動に伴って摩擦により力を受ける。このため、コンベア搬送補助装置16の駆動伝達ローラ42の回転体64は、上流側コンベア12の搬送ベルト24から駆動力を受け、回転する。すなわち、上流側コンベア12の搬送ベルト24の駆動に合わせ、駆動伝達ローラ42の回転体64が回転する。なお、駆動伝達ローラ42の回転体64は、荷物の搬送方向とは反対方向に回転する。
ここで、上流側コンベア12の最下流のローラ22をモータにより駆動させると、上流側コンベア12の最下流のローラ22が従動回転する場合よりも、搬送ベルト24の移動により、駆動伝達ローラ42がより確実に回転する。
駆動伝達ローラ42の回転体64が回転すると、駆動伝達ローラ42の回転体64に接触する搬送ローラ44の回転体74が駆動伝達ローラ42の回転体64との間の摩擦により回転する。このため、搬送ローラ44の回転体74は、駆動伝達ローラ42の回転体64の回転に伴って回転する。搬送ローラ44の回転体74の上部(荷物搬送補助部)74aは、上流側コンベア12の搬送ベルト24の上面、及び、下流側コンベア14の搬送ベルト34の上面の移動方向と同じ方向に回転する。
上流側コンベア12の搬送ベルト24と駆動伝達ローラ42の回転体64とは、両者の間に滑りがなければ、上流側コンベア12の搬送ベルト24と駆動伝達ローラ42の回転体64との間の摩擦により同じ速度で回転する。また、駆動伝達ローラ42の回転体64と搬送ローラ44の回転体74とは、両者の間に滑りがなければ、両者の間の摩擦により同じ速度で回転する。このため、上流側コンベア12の搬送ベルト24の移動速度と、搬送ローラ44の回転体74の上部74aによる荷物の搬送速度とは、略一致する。
ガイドプレート48の上面に対し、搬送ローラ44の回転体74の上部74aが開口48aを通して上側に突出する。このため、上流側コンベア12の搬送ベルト24に搬送された荷物は、ガイドプレート48に乗り、その直後、搬送ローラ44の上部74aに接触する。搬送ローラ44の回転体74の上部74aは、上流側コンベア12の搬送ベルト24の駆動力を間接的に受けて上流側コンベア12の搬送ベルト24の上面の移動方向と同じ方向に回転するため、荷物を下流側コンベア14の搬送ベルト34に受け渡す補助を行う。
なお、支持部46に設けられたガイドプレート48の上流側延出部49aの上流側の端縁は、搬送ローラ44の回転体74の上部74aよりも、上流側コンベア12の下流端部12aに近い位置にある。ガイドプレート48の上流側延出部49bの下流側の端縁は、搬送ローラ44の回転体74の上部74aよりも、下流側コンベア14の上流端部14aに近い位置にある。このため、荷物が上流側コンベア12の下流端部12aと下流側コンベア14の上流端部14aとの間に嵌まることが防止される。
このため、荷物は、上流側コンベア12の下流端部12aから、ガイドプレート48の上流側延出部49aの上流側の端縁と開口48aとの間の上流側延出部49a、搬送ローラ44の回転体74の上部74a、ガイドプレート48の開口48aと下流側延出部49bの下流側の端縁との間の下流側延出部49b、下流側コンベア14の上流端部14aの順に接触して、上流側コンベア12の搬送ベルト24から、下流側コンベア14の搬送ベルト34に受け渡される。
なお、荷物は、大きさ(Y軸方向に沿う長さ)、剛性、重心等により、搬送ローラ44の回転体74の上部74aに接触しないことがあり得る。
ガイドプレート48の下流側延出部49bの下流側の端縁が下流側コンベア14の搬送ベルト34の上面よりも下側にあっても、荷物が一旦、下流側コンベア14の上流端部14aに接触すると、搬送ベルト34の移動に伴う搬送力により、その荷物は下流側に搬送される。
このため、上流側コンベア12から下流側コンベア14に受け渡す際に、コンベア搬送補助装置16により、荷物を安定して搬送する。このようにして、多数の荷物が上流側コンベア12から下流側コンベア14に順次搬送される。
なお、荷物の大きさによっては、上流側コンベア12の下流端部12aと搬送ローラ44の回転体74の上部74aとの間が無駆動区間となる可能性がある。この場合であっても、上流側コンベア12の搬送ベルト24の搬送により荷物に慣性力が働き、荷物がガイドプレート48の上流側延出部49aの上流側の端縁と搬送ローラ44の回転体74の上部74aとの間を搬送方向に動く。このため、荷物が上流側コンベア12の搬送ベルト24に接触していない状態でも、上流側コンベア12の搬送ベルト24の搬送により搬送ローラ44の回転体74の上部74aに接触すれば、その荷物は搬送ローラ44の回転体74の上部74aの移動にしたがって下流側に搬送される。
同様に、荷物の大きさによっては、搬送ローラ44の回転体74の上部74aと下流側コンベア14の上流端部14aとの間が無駆動区間となる可能性がある。この場合であっても、搬送ローラ44の回転体74の上部74aの搬送補助により荷物に慣性力が働き、荷物が搬送ローラ44の回転体74の上部74aとガイドプレート48の下流側延出部49bの下流側の端縁との間を搬送方向に動く。このため、荷物が搬送ローラ44の回転体74の上部74aの搬送補助により、下流側に向かい、搬送ローラ44の回転体74の上部74aに接触していない状態でも、下流側コンベア14の上流端部14aに接触すれば、その荷物は上流端部14aの移動にしたがって下流側に搬送される。
このように、本実施形態では、コンベア搬送補助装置16を、上流側コンベア12の下流端部12a及び下流側コンベア14の上流端部14aとの間に配置することで、コンベア12,14間を移動する荷物に対する無駆動区間を短くすることができる。したがって、コンベア搬送補助装置16を用いることで、上流側コンベア12から下流側コンベア14に受け渡す荷物が小さい荷物や異形荷物であっても、安定して搬送することができる。したがって、これらコンベア12,14間の隙間に対して荷物が小さい、荷物の形状が複雑であるなどの理由で、荷物を上流側コンベア12から下流側コンベア14に安定して搬送できない不具合を解消することができる。
本実施形態に係るコンベア搬送補助装置16は、上流側コンベア12の搬送ベルト24の下流端部12aの移動により駆動伝達ローラ42の回転体64、さらには、搬送ローラ44の回転体74を従動回転させる。このため、コンベア搬送補助装置16では、駆動伝達ローラ42の回転体64及び搬送ローラ44の回転体74を回転させるために電力の供給が不要で、本実施形態に係るコンベア搬送補助装置16は、上流側コンベア12と下流側コンベア14との間に配置するだけである。このため、コンベア搬送補助装置16は、電力の供給体制の見直しなど、既設の上流側コンベア12及び下流側コンベア14を含むコンベア装置10の構成に殆ど変更を加える必要がない。すなわち、本実施形態に係るコンベア搬送補助装置16によれば、既に稼働している上流側コンベア12及び下流側コンベア14の間に、後から設置することができる。
本実施形態によれば、コンベア12,14と独立したコンベア搬送補助装置16をコンベア12,14間に挿入することにより、コンベア搬送補助装置16は、荷物の搬送を補助し、荷物のサイズに依存しない安定した搬送を実現することができる。このコンベア搬送補助装置16の駆動伝達ローラ42及び搬送ローラ44は、既設のコンベア12から動力を受けて駆動するものであるから、電気的な動力や接続が不要であり、既に稼働しているコンベア装置10に後付けが容易である。
なお、本実施形態のコンベア搬送補助装置16では、駆動伝達ローラ42がコンベア12から駆動力を受ける例について説明したが、コンベア12ではなく、下流側の既設のコンベア14から駆動力を受けるようにしてもよい。この場合、図3及び図5に示す駆動伝達ローラ42の回転体64の外周面を、コンベア14の搬送ベルト34に接触させるように、駆動伝達ローラ42を配置すればよい。
駆動伝達ローラ42の回転体64は、搬送ローラ44の回転体74を回転させる駆動力を得るため、例えば上流側コンベア12の搬送ベルト24の下流端部12a又は、下流側コンベア14の搬送ベルト34の上流端部14aに適宜の摩擦状態に押し当てられる。このため、床面Fでのレッグ50の支持だけではコンベア搬送補助装置16が振動する可能性がある。このため、必要に応じてコンベア搬送補助装置16のレッグ50、支持部46、又は、ガイドプレート48を既設の上流側コンベア12又は下流側コンベア14に固定してもよい。すなわち、支持部46は、上流側コンベア12の下流端部12aと下流側コンベア14の上流端部14aとの間の床面Fに支持される他、上流側コンベア12又は下流側コンベア14に支持されてもよい。
図1-図3に示すように、上流側コンベア12及び下流側コンベア14は、ベルトコンベアである場合を例にして説明したが、ローラコンベア、チェーンコンベアその他のコンベアとしてもよい。ローラコンベア、チェーンコンベアその他のコンベアからの動力を受けることにより、上述したベルトコンベアを用いる場合と同様に、コンベア搬送補助装置16を用いることができる。
本実施形態では、説明の簡単のため、コンベア12,14の上面(搬送面)が床面Fに対して平行で、面一であるとした。コンベア12,14の上面(搬送面)が床面Fに対して傾斜していてもよい。この場合も、コンベア12,14の上面(搬送面)が互いに面一であることが好適である。
図3中、駆動伝達ローラ42は、上流側コンベア12の最下流端24b及び下流側コンベア14の最上流端34bよりも上側に配置されるように図示したが、最下流端24b及び最上流端34bの間に配置されるなど、駆動伝達ローラ42と上流側コンベア12の下流端部12aとのZ軸方向に沿う位置関係、及び、駆動伝達ローラ42と下流側コンベア14の上流端部14aとのZ軸方向に沿う位置関係は適宜に設定可能である。
なお、コンベア装置10は、コンベア搬送補助装置16に加えて、上流側コンベア12及び下流側コンベア14の両者を有するものとして説明した。コンベア装置10は、コンベア搬送補助装置16に加えて、上流側コンベア12だけを有することも好適である。コンベア装置10は、コンベア搬送補助装置16に加えて、下流側コンベア14だけを有することも好適である。
以上説明したように、本実施形態によれば、コンベア12、14間に隙間があっても、荷物を上流側コンベア12からその下流側に隣接する下流側コンベア14に搬送するとき、荷物を停滞させることなく、荷物を安定して搬送可能なコンベア搬送補助装置16、及び、コンベア搬送補助装置16を含むコンベア装置10を提供することができる。
(第2実施形態)
図7及び図8を用いて第2実施形態に係るコンベア装置10について説明する。本実施形態は、第1実施形態の変形例であって、第1実施形態で説明した部材と同一の部材又は同一の機能を有する部材には極力同一の符号を付し、詳しい説明を省略する。
図7及び図8を用いて第2実施形態に係るコンベア装置10について説明する。本実施形態は、第1実施形態の変形例であって、第1実施形態で説明した部材と同一の部材又は同一の機能を有する部材には極力同一の符号を付し、詳しい説明を省略する。
図7に示すように、本実施形態のコンベア搬送補助装置16は、第1実施形態で説明したレッグ50を有していない。
図7及び図8に示すように、コンベア搬送補助装置16のガイドプレート48は、X軸方向に沿う幅方向の両端に、固定部48bを有する。固定部48bは、上流側コンベア12の壁部26の下側の壁部30に固定可能である。このため、ガイドプレート48に固定された支持部46、支持部46に支持された駆動伝達ローラ42及び搬送ローラ44が、ガイドプレート48の下側に支持されている。すなわち、コンベア搬送補助装置16は、上流側コンベア12に取り付けられるガイドプレート48を用いて吊り下げられている。
本実施形態では、駆動伝達ローラ42は、4つの回転軸62と、4つの回転体(駆動伝達ローラ体)64とを有する。4つの回転軸62は、同一軸上に適宜の間隔に離間して整列する。各回転軸62の外周に、1つの回転体64が配設されている。各回転軸62の外周に配設された回転体64は、他の回転体64に対して独立して回転可能である。
本実施形態では、1つの列の駆動伝達ローラ42の回転軸62及び回転体64が軸方向に適宜の長さで分割して形成されている。例えば、支持部46に対して固定される、例えばそれぞれの回転軸62のZ軸に沿う位置、及び、Y軸に沿う位置を調整可能である。このため、上流側コンベア12の搬送ベルト24に対する駆動伝達ローラ42の回転軸62及び回転体64の位置調整が容易である。
また、搬送ローラ44の回転軸72は、駆動伝達ローラ42の回転軸62と同じ長さで同じ数に分割して形成されていることが好適である。搬送ローラ44の回転体74は、駆動伝達ローラ42の回転体64と同じ長さで同じ数に分割して形成されていることが好適である。このため、駆動伝達ローラ42の回転軸62及び回転体64の位置調整に下側って、搬送ローラ44の回転軸72及び回転体74の位置調整が容易である。
次に、コンベア装置10の動作について簡単に説明する。
本実施形態に係るコンベア搬送補助装置16のガイドプレート48が上流側コンベア12に取り付けられた状態で、図1に示すように、下流側コンベア14を上流側コンベア12に近接させる。この状態で、コンベア装置10が用いられる。
第1実施形態で説明したように、上流側コンベア12の図示しないモータを駆動し、上流側コンベア12の搬送ベルト24の上面を所定の方向(Y軸に沿う方向)に移動させる。このため、コンベア搬送補助装置16の駆動伝達ローラ42を介して搬送ローラ44の回転体74を回転させる。さらに、上流側コンベア12のモータとともに、下流側コンベア14の図示しないモータを駆動する。このため、上流側コンベア12の搬送ベルト24、コンベア搬送補助装置16、下流側コンベア14の搬送ベルト34の上面の順に荷物が搬送される。
コンベア搬送補助装置16は、駆動伝達ローラ42、搬送ローラ44の回転軸62,72を幅方向に複数並べてそれぞれを支持部46で支持する。このため、各回転軸62の外周の回転体64の外周面が上流側コンベア12の下流端部12aに適切に接触し、各回転軸72の外周の回転体74の外周面が、回転体64の外周面に最適に接触するように、調整することができる。このため、荷物が上流側コンベア12の幅方向のいずれの位置を通っても、荷物が接触する搬送ローラ44の回転体74の上部74aで、確実に荷物を下流側コンベア14に向けて搬送を補助することができる。したがって、コンベア搬送補助装置16を用いることで、上流側コンベア12から下流側コンベア14に受け渡す荷物が小さい荷物や異形荷物であっても、安定して搬送することができる。
本実施形態に係るコンベア搬送補助装置16は、既に設置された上流側コンベア12の下流端部12aの近傍の壁部30に対し、ガイドプレート48の幅方向の両端に設けた固定部48bを固定するだけである。このため、本実施形態に係るコンベア搬送補助装置16は、既に稼働しているコンベア装置10に後付けが容易である。
なお、本実施形態に係るコンベア搬送補助装置16は、既に設置された上流側コンベア12の下流端部12aの近傍の壁部30でなく、下流側コンベア14の上流端部14aの近傍の壁部に対し、ガイドプレート48の幅方向の両端に設けた固定部48bを固定してもよい。
以上説明したように、本実施形態によれば、コンベア12、14間に隙間があっても、荷物を上流側コンベア12からその下流側に隣接する下流側コンベア14に搬送するとき、荷物を停滞させることなく、荷物を安定して搬送可能なコンベア搬送補助装置16、及び、コンベア搬送補助装置16を含むコンベア装置10を提供することができる。
(第3実施形態)
図9及び図10を用いて第3実施形態に係るコンベア装置10について説明する。本実施形態は、第1実施形態及び第2実施形態の変形例であって、第1実施形態及び第2実施形態で説明した部材と同一の部材又は同一の機能を有する部材には極力同一の符号を付し、詳しい説明を省略する。
図9及び図10を用いて第3実施形態に係るコンベア装置10について説明する。本実施形態は、第1実施形態及び第2実施形態の変形例であって、第1実施形態及び第2実施形態で説明した部材と同一の部材又は同一の機能を有する部材には極力同一の符号を付し、詳しい説明を省略する。
図9及び図10に示すように、本実施形態に係るコンベア装置10のコンベア搬送補助装置16は、第1実施形態で説明したレッグ50とは異なるレッグ(固定部)52を有する。すなわち、支持部46には、レッグ52が設けられている。レッグ52は、本実施形態では、床面Fに支持されているのではなく、下流側コンベア14に固定されている。
そして、本実施形態に係るコンベア装置10のコンベア搬送補助装置16の駆動伝達ローラ42の回転体64は、第1実施形態及び第2実施形態のコンベア搬送補助装置16とは異なり、下流側コンベア14の搬送ベルト34の上流端部14aに接触している。
図5に示す第1実施形態では、駆動伝達ローラ42を搬送ローラ44に対して上流側コンベア12及び下流側コンベア14の搬送方向(Y軸方向)の上流側に配置した。本実施形態では、駆動伝達ローラ42を搬送ローラ44に対して上流側コンベア12及び下流側コンベア14の搬送方向(Y軸方向)の下流側に配置すればよい。すなわち、本実施形態に係るコンベア搬送補助装置16は、図5に示すコンベア搬送補助装置16の左右を反転させた構造を用いることができる。
また、駆動伝達ローラ42の回転軸62及び回転体64、搬送ローラ44の回転軸72及び回転体74は、第2実施形態で説明した構造と同様に、X軸方向(幅方向)に並べられている。
なお、図10中、下流側コンベア14の搬送ベルト34の上面よりも、ガイドプレート48の下流側延出部49bの下流側の端縁が上側に配置されている。下流側コンベア14の搬送ベルト34の上面よりも、ガイドプレート48の上面が下側に配置されていてもよい。
次に、コンベア装置10の動作について簡単に説明する。
本実施形態に係るコンベア搬送補助装置16のレッグ52が下流側コンベア14に取り付けられた状態で、図1に示すように、上流側コンベア12を下流側コンベア14に近接させる。この状態で、コンベア装置10が用いられる。
第1実施形態で説明したように、上流側コンベア12及び下流側コンベア14の図示しないモータを駆動し、上流側コンベア12の搬送ベルト24の上面、コンベア搬送補助装置16、下流側コンベア14の搬送ベルト34の上面の順に荷物が搬送される。
第1実施形態で説明したように、下流側コンベア14の図示しないモータを駆動し、下流側コンベア14の搬送ベルト34の上面を所定の方向(Y軸に沿う方向)に移動させる。このため、コンベア搬送補助装置16の駆動伝達ローラ42を介して搬送ローラ44の回転体74を回転させる。さらに、下流側コンベア14のモータとともに、上流側コンベア12の図示しないモータを駆動する。このため、上流側コンベア12の搬送ベルト24、コンベア搬送補助装置16、下流側コンベア14の搬送ベルト34の上面の順に荷物が搬送される。
以上説明したように、本実施形態によれば、コンベア12、14間に隙間があっても、荷物を上流側コンベア12からその下流側に隣接する下流側コンベア14に搬送するとき、荷物を停滞させることなく、荷物を安定して搬送可能なコンベア搬送補助装置16、及び、コンベア搬送補助装置16を含むコンベア装置10を提供することができる。
このように、コンベア搬送補助装置16が取り付けられる位置は、上流側コンベア12、下流側コンベア14、床面Fのいずれの位置でもよい。
なお、第1実施形態、第2実施形態及び第3実施形態では、上流側コンベア12の下流端部12a近傍、下流側コンベア14の上流端部14a近傍がY軸方向に沿って真っ直ぐに延びている例について説明した。上流側コンベア12の下流端部12a近傍、下流側コンベア14の上流端部14a近傍の少なくとも一方がY軸方向に対して曲げられたいわゆるカーブコンベア間にも、コンベア搬送補助装置16を用いることができる。この場合、ガイドプレート48の形状が、矩形状でなく、例えば略扇形状となる。このため、ガイドプレート48の形状は、上流側コンベア12と下流側コンベア14との間の空間の形状により、変化してもよい。
以上述べた少なくともひとつの実施形態によれば、コンベア12、14間に隙間があっても、荷物を上流側コンベア12からその下流側に隣接する下流側コンベア14に搬送するとき、荷物を停滞させることなく、荷物を安定して搬送可能なコンベア搬送補助装置16、及び、コンベア搬送補助装置16を含むコンベア装置10を提供することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10…コンベア装置、12…上流側コンベア、12a…下流端部、14…下流側コンベア、14a…上流端部、16…コンベア搬送補助装置、22…ベルトローラ、22a…回転軸、24…搬送ベルト、24a…境界、24b…最下流端、26…壁部、32…ベルトローラ、34…搬送ベルト、34a…境界、34b…最上流端、36…壁部、42…駆動伝達ローラ、44…搬送ローラ、46…支持部、48…ガイドプレート、48a…開口、49a…上流側延出部、49b…下流側延出部、50…レッグ、62…回転軸、64…回転体、72…回転軸、74…回転体、74a…上部。
Claims (7)
- 駆動力を受けると回転する駆動伝達ローラと、
前記駆動伝達ローラの上方に設けられ、外周面が前記駆動伝達ローラの外周面に接触し、前記駆動伝達ローラの回転に伴って回転する搬送ローラと、
前記駆動伝達ローラ及び前記搬送ローラを支持する支持部と、
前記搬送ローラの延出方向に沿って延び、前記搬送ローラの上部を上側に露出させる開口と、前記開口の延出方向と交差する方向に延びる延出部とを有し、前記支持部に設けられるガイドプレートと
を有する、コンベア搬送補助装置。 - 前記駆動伝達ローラは、回転軸に沿って、複数の駆動伝達ローラ体を有し、
前記搬送ローラは、回転軸に沿って、前記複数の駆動伝達ローラ体の外周面に接触する、複数の搬送ローラ体を有し、
前記複数の駆動伝達ローラ体は、それぞれ独立して回転可能である、請求項1に記載のコンベア搬送補助装置。 - 前記ガイドプレートは、上流側コンベア又は下流側コンベアに取り付けられる固定部を有する、請求項1又は請求項2に記載のコンベア搬送補助装置。
- 前記支持部には、床面に支持されるレッグが設けられている、請求項1又は請求項2に記載のコンベア搬送補助装置。
- 上流側コンベアと
前記上流側コンベアの最下流端と対向する位置に最上流端を有する下流側コンベアと、
前記上流側コンベアと前記下流側コンベアとの間に設けられる、請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のコンベア搬送補助装置と
を有する、コンベア装置。 - 前記駆動伝達ローラは、前記上流側コンベアの下流端部又は前記下流側コンベアの上流端部から駆動力を受ける、請求項5に記載のコンベア装置。
- 前記コンベア搬送補助装置は、前記上流側コンベア又は前記下流側コンベアに固定される、請求項5又は請求項6に記載のコンベア装置。
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JP2020139198A JP2022035108A (ja) | 2020-08-20 | 2020-08-20 | コンベア搬送補助装置、及び、コンベア装置 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN115043170A (zh) * | 2022-06-06 | 2022-09-13 | 中集德立物流系统(苏州)有限公司 | 防夹件装置及输送机 |
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2020
- 2020-08-20 JP JP2020139198A patent/JP2022035108A/ja active Pending
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