JP2022033739A - ユーザ機器、基地局および無線通信システム - Google Patents

ユーザ機器、基地局および無線通信システム Download PDF

Info

Publication number
JP2022033739A
JP2022033739A JP2021179482A JP2021179482A JP2022033739A JP 2022033739 A JP2022033739 A JP 2022033739A JP 2021179482 A JP2021179482 A JP 2021179482A JP 2021179482 A JP2021179482 A JP 2021179482A JP 2022033739 A JP2022033739 A JP 2022033739A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
symbols
base station
symbol
user equipment
uplink
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2021179482A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2022033739A5 (ja
JP7463330B2 (ja
Inventor
トーマス フェーレンバッハ
Fehrenbach Thomas
ラース ティーレ
Thiele Lars
コルネリウス ヘルゲ
Hellge Cornelius
トーマス ヴィルス
Wirth Thomas
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fraunhofer Gesellschaft zur Forderung der Angewandten Forschung eV
Original Assignee
Fraunhofer Gesellschaft zur Forderung der Angewandten Forschung eV
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fraunhofer Gesellschaft zur Forderung der Angewandten Forschung eV filed Critical Fraunhofer Gesellschaft zur Forderung der Angewandten Forschung eV
Publication of JP2022033739A publication Critical patent/JP2022033739A/ja
Publication of JP2022033739A5 publication Critical patent/JP2022033739A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7463330B2 publication Critical patent/JP7463330B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B7/00Radio transmission systems, i.e. using radiation field
    • H04B7/24Radio transmission systems, i.e. using radiation field for communication between two or more posts
    • H04B7/26Radio transmission systems, i.e. using radiation field for communication between two or more posts at least one of which is mobile
    • H04B7/2643Radio transmission systems, i.e. using radiation field for communication between two or more posts at least one of which is mobile using time-division multiple access [TDMA]
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L27/00Modulated-carrier systems
    • H04L27/26Systems using multi-frequency codes
    • H04L27/2601Multicarrier modulation systems
    • H04L27/2602Signal structure
    • H04L27/2605Symbol extensions, e.g. Zero Tail, Unique Word [UW]
    • H04L27/2607Cyclic extensions
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L5/00Arrangements affording multiple use of the transmission path
    • H04L5/14Two-way operation using the same type of signal, i.e. duplex
    • H04L5/1469Two-way operation using the same type of signal, i.e. duplex using time-sharing
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W56/00Synchronisation arrangements
    • H04W56/004Synchronisation arrangements compensating for timing error of reception due to propagation delay
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W56/00Synchronisation arrangements
    • H04W56/004Synchronisation arrangements compensating for timing error of reception due to propagation delay
    • H04W56/0045Synchronisation arrangements compensating for timing error of reception due to propagation delay compensating for timing error by altering transmission time
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W72/00Local resource management
    • H04W72/04Wireless resource allocation
    • H04W72/044Wireless resource allocation based on the type of the allocated resource
    • H04W72/0446Resources in time domain, e.g. slots or frames
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W88/00Devices specially adapted for wireless communication networks, e.g. terminals, base stations or access point devices
    • H04W88/02Terminal devices
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W88/00Devices specially adapted for wireless communication networks, e.g. terminals, base stations or access point devices
    • H04W88/08Access point devices

Abstract

Figure 2022033739000001
【課題】時分割多重化(TDD)モードの無送信区間を十分に活用するユーザ装置、ベースステーション、それらの操作方法及び無全通信ネットワークを提供する。
【解決手段】TDD方式で作動している無線通信ネットワークインフラストラクチャにおいて作動するユーザ機器UE~UEであって、TDD方式は、複数のTDDフレームを含む。各TDDフレームは、TDDフレームの下りリンクシンボルと上りリンクシンボルとの間に配置された無送信区間を含む。ユーザ機器は、無送信区間の間に第1の数のシンボルを受信するか又は上りリンクシンボルを送信し、上りリンクシンボルを送信する前に第2の数のシンボルを送信する。
【選択図】図1

Description

本発明は、無線通信ネットワークまたはシステムの分野に関連し、特に、ユーザ装置、ベースステーション、それらの操作方法、無全通信ネットワーク、および、無線信号に関する。本発明は、さらに、超高信頼低遅延通信、無送信区間における高速通信に関する。
タイミングアドバンスは、ユーザ装置(UE:User Equipment)における、受信された下りリンクサブフレームの開始と送信された上りリンクサブフレームの開始との間の、負のオフセットである。UEにおけるこのオフセットは、下りリンクおよび上りリンクサブフレームがeNodeBで同期されるという保証が必要である。
eNodeBまたはeNBから離れたUEはより大きな伝搬遅延に出くわし、その上りリンク送信は、eNodeBにより近いUEにと比較した場合、幾分進んでいる。図14を参照して、タイミングアドバンスの原理は、2つのUEが存在するシナリオを用いて説明される。UE1はeNodeBから離れて位置され、UE2はeNodeBに近づいて位置する。δ1をUE1に対して下りリンク上で実行される伝搬遅延させ、δ2をUE2に対して下りリンク上で実行される伝搬遅延させる。UE1はUE2と比較してeNodeBからより遠い距離に位置し、δ1>δ2と推定される。eNodeBが送信し終えたと仮定する場合、時間t_u1=t1+δ1でUE1によって、および、時間t_u2=t1+δ2でUE2によって示される、時間t1で最後のDLシンボルである。UE1とUE2の両方とも上りリンクサブフレームタイミングを計算するための基準として下りリンクサブフレームの到着(タイミングアドバンスとともに)を必要とする。
同じ伝播遅延値が下りリンク方向と上りリンク方向の両方に適用されると仮定すると、タイミングアドバンスは2×伝播遅延に等しい。したがって、第1のULシンボルは、時間t2=t1+tGPにおいてeNBで開始し、ここで、tGPは無送信区間の期間である。そのため、UE1はt2-2δ1に上りリンクを開始する必要があるのに対し、UE2はt2-2δ2に上りリンクを開始する必要がある。これは、(UE1およびUE2からの)両方の上りリンク送信が同時にeNodeBに到達することを確実にし、これは、eNodeBにおいて、上りリンクおよび下りリンクの両方のサブフレームがタイムアラインメントされることを意味する。
タイミングアドバンスが適用されない場合、サブフレーム#n+1に対するUE2からの上りリンク送信の開始は、サブフレーム#nに対するUE1からの上りリンク送信の終了とオーバーラップすることになる。サブフレーム#n内のUE1とサブフレーム#n+1内のUE2とに同じリソースブロックが割り当てられると仮定すると、このオーバーラップは、eNodeBで受信失敗を引き起こす干渉を引き起こす。適切な値のタイミングアドバンスが適用されると、これらのサブフレームは衝突しない。
言い換えれば、下りリンクから上りリンクへの切り替えでは、上りリンク時間が遅延下りリンクと衝突するのを回避するために、無送信区間が必要とされる。
したがって、通信スループットを向上させる必要がある。無線通信システムにおいて高スループットを可能にする、すなわち無線通信ネットワークを介して送信される高データレートを可能にする手法を提供することが目的である。
この目的は、独立請求項に定義されている主題によって達成される。
本発明者らは、TDDモードの無送信区間が十分に活用されていないこと、および無送信区間中に無送信区間が基地局からユーザ機器へ、および/またはユーザ機器から基地局へのデータシンボルの送信に使用されうることを見出した。特に、ユーザ機器によって使用されていない期間、例えば、そのタイミングアドバンスのために無送信区間の全期間を必要としない場合、残りの期間を上りリンクおよび/または下りリンクにおけるデータ送信に使用することができる。
実施形態によれば、ユーザ機器は無線通信ネットワークで動作するように構成され、無線通信ネットワークはTDD方式で動作し、TDD方式は複数のTDDフレームを含み、各TDDフレームは下りリンクシンボルと上りリンクシンボルとの間に配置された無送信区間を含む。ユーザ機器は、無送信区間の間に第1の数のシンボルを受信するように構成される、または上りリンクシンボルを送信し、上りリンクシンボルを送信する前に第2の数のシンボルを送信するように構成されている。これは、上りリンクおよび/または下りリンク方向に送信されるシンボルの数を増やすことを可能にしえ、したがって、ワイヤレス通信ネットワークにおいて高いスループットを可能にしうる。いくつかの実施形態によれば、ユーザ機器は、TDD方式におけるユーザ機器のタイミングアドバンスに基づいて第1の数のシンボルまたは第2の数のシンボルのカウントを決定するように構成される。ユーザ機器は、無送信区間の最大期間に関する情報を有してもよく、それ自体のタイミングアドバンスに関する情報を有してもよい。それに基づいて、ユーザ機器は、無送信区間の間の未使用時間を決定することができ、したがって、通常の通信を妨げることなく、無送信区間の間に受信および/または送信することができるシンボルの数を決定することができる。これにより、デバイスに依存した追加リソースの使用が可能になる。
さらなる実施形態は、TDD方式で動作されている無線通信ネットワークの無線通信ネットワークセルを制御するように構成された基地局を提供し、TDD方式は複数のTDDフレームを含み、各TDDフレームは、TDDフレームの下りリンクシンボルおよび上りリンクシンボルの間に位置する無送信区間を含む。基地局は、無送信区間中に第1の数のシンボルを送信するように、または上りリンクシンボルを受信し、上りリンクシンボルの受信に先立って第2の数のシンボルを受信するように構成される。これは、無線通信ネットワークの高スループットを可能にしうる。
さらなる実施形態は、基地局が、基地局と通信しているユーザ機器を制御して、無送信区間の間に第1の数のシンボルを受信するように構成される、または、サブフレームの間、シンボルを送信し、サブフレームのシンボルを送信する前に第2の数のシンボルを送信するために、ユーザ機器を制御するように構成される。したがって、基地局は、無送信区間の間に追加のリソースを利用するようにユーザインターフェースを制御するように構成されうる。これは、追加のリソースの使用の高い信頼性を可能にしうる。
さらなる実施形態は、作動中の無線通信ネットワークセルにおける複数のユーザ機器にについて、第2の数のシンボルのうちの最大数を共通に制御するように構成されている基地局を提供する。例えば、基地局は、最大伝搬遅延の知識を有し、したがってそのセルにおける最大タイミングアドバンスについての知識を有しうる。それはさらに、無送信区間の最大持続時間についての知識を有し、したがって通信を妨げることなく無送信区間の間に送信されうるいくつかのシンボルを決定しうる。これは、制御が主要目的で実行されるので、追加のリソースの使用の高い信頼性を可能にしうる。
さらなる実施形態は、基地局を提供し、基地局は、基地局と通信する第1のユーザ機器および第2のユーザ機器を制御するように構成される。第2のユーザ機器は、無送信区間の間に第3の数のシンボルを受信するために、またはさらなる上りリンクシンボルを送信し、さらなる上りリンクシンボルを送信する前に第4の数のシンボルを送信するために制御されうる。基地局は、第1の数および第2の数の少なくとも1つ、および第3の数および第4の数の少なくとも1つが、第1および第2のユーザ装置に対してデバイス依存となるように第1および第2のユーザ装置を制御するように構成される。例えば、基地局は、例えば、それぞれの機器の伝搬遅延に基づいて、第1のユーザ機器および第2のユーザ機器に対する上りリンクサブフレームまたは下りリンクサブフレームに加えて、無送信区間中に送信または受信される異なる数のシンボルを割り当てうる。これにより、システムのスループットをさらに向上させることができる。
さらなる実施形態は、無線通信ネットワークのさらなる基地局に、無送信区間の間にユーザ機器が受信する第1の数のシンボルに関するパラメータを示す情報、または第2の数のシンボルに関するパラメータを示す情報を通信するように構成される基地局を提供する。無送信区間の間の通信について他の基地局に通知することによって、基地局間のセル間干渉を低減または防止することができる。
さらなる実施形態は、さらなる通信ネットワークノードから受信した情報に基づいて無線通信ネットワークセルの制御を適応させるように構成されている基地局を提供する。情報は、さらなる無送信区間の間に別の無線通信ネットワークセルのさらなるユーザ機器が受信するシンボルの数に関するパラメータを示す、またはさらなるサブフレームに先行してさらなるユーザ機器が送信するシンボルの数に関するパラメータを示す。無線通信ネットワーク自体の制御、その中でそれぞれ実行される通信、セル間干渉を低くするか、さらには防ぐことさえも可能である。
実施形態によれば、基地局は、下りリンクサブフレームの間に第1の周波数帯域でデータシンボルを送信し、第2の周波数帯域で第1の数のシンボルを送信するように構成される。代替的または追加的に、基地局は、上りリンクサブフレームの間にシンボルを第1の周波数帯域において受信し、第2の数のシンボルを第2の周波数帯域において受信するように構成される。したがって、受信または送信された追加のシンボルは、この方式の高い柔軟性、したがって高いスループットを可能にすることができる異なる周波数帯域で通信することができる。
さらなる実施形態は、本明細書に記載の実施形態による基地局と、本明細書に記載の実施形態による第1および第2のユーザ機器とを備える無線通信ネットワークを提供する。
さらなる実施形態は、ユーザ機器に、無送信区間の間に第1の数のシンボルを受信するように命令し、またはサブフレームの間にシンボルを送信し、サブフレームの間にシンボルを送信する前に第2の数のシンボルを送信するように命令する無線信号を提供する。
さらなる実施形態は、各TDDフレームが、TDDフレームの下りリンクシンボルと上りリンクシンボルとの間に配置される下りリンクシンボルと上りリンクとの間に配置される無送信区間を含むように、TDD方式において作動される無線通信ネットワーク内のユーザ機器を、TDD方式が複数のTDDフレームを含むように作動する方法を提供する。方法は、無送信区間の間に第1の数のシンボルを受信するステップ、または上りリンクシンボルを送信するステップと、上りリンクシンボルを送信する前に、第2の数のシンボルを送信するステップとを備える方法を提供する。
さらなる実施形態は、TDD方式において作動される無線通信ネットワークの無線通信ネットワークセルを制御するための基地局をTDD方式が複数のTDDフレームを含むように作動する方法を提供し、各TDDフレームは、TDDフレームの下りリンクシンボルと上りリンクシンボルとの間に配置される無送信区間を含む。方法は、無送信区間中に第1の数のシンボルを送信するステップ、または上りリンクシンボルを受信するステップと、上りリンクシンボルの受信の前に第2の数のシンボルを受信するステップを含む。
さらなる実施形態は、コンピュータ上で実行されたときに請求項21または請求項22に記載の方法を実行する命令を格納するコンピュータ可読媒体を含む。
さらなる実施形態は、従属する請求項において定められる。
本発明の実施形態は、現在添付の図面に関してより詳細に記載される。
図1は、実施形態による例示的なネットワークインフラストラクチャの概略図を示す。 図2は、実施形態による異なる選択されたTxアンテナ・ポートに対して2つのアンテナ・ポートを有する例示的なLTE OFDMAベースのサブフレームを示す。 図3aは、実施形態による下りリンクと上りリンクとの間で切り替えるためのLTEにおける異なる構成を示す概略表を示す図である。 図3bは、LTE規格による特別なサブフレームのための可能な構成を示す。 図4aは、LTE規格による10msの持続時間を有する無線フレームを表す概略ブロック図を示す。 図4bは、実施形態による無送信区間の可能な構成を示す概略図である。 図4cは、LTEによるタイミングアドバンスの原理を説明する概略図を示す。 図5は、実施形態によるユーザ機器の概略ブロック図を示す。 図6は、実施形態による基地局の概略ブロック図を示す。 図7は、実施形態による無線通信ネットワークの概略ブロック図を示す。 図8は、実施形態による、無送信区間中のシンボルの送信を示す概略ブロック図を示す。 図9aは、LTEのレガシーモードによるサブフレーム内の下りリンクパイロット、無送信区間、および上りリンクパイロットの順序の概略図を示す。 図9bは、図9aのサブフレームに対応するサブフレームの概略的なセグメント化を示し、実施形態によれば、追加の上りリンクシンボルが無送信区間中に送信される。 図9cは、図9aのサブフレームに対応するサブフレームの概略図を示し、実施形態によれば、追加の下りリンクシンボルが無送信区間中に送信される。 図10aは、実施形態による異なる長さの短縮された無送信区間の概略図を示す。図10bは、図10aによるシナリオを示し、追加のシンボルは、実施形態に従って下りリンクシンボルとして送信される。 図11は、実施形態による追加のシンボルの割り当てを表す概略ブロック図である。 図12aは、実施形態による追加の下りリンクシンボルを割り当てるための下りリンク制御情報メッセージを実装するために使用されうるメッセージの可能な内容を示す概略表を示す図である。 図12aは、実施形態による追加の下りリンクシンボルを割り当てるための下りリンク制御情報メッセージを実装するために使用されうるメッセージの可能な内容を示す概略表を示す図である。 図12bは、実施形態による特別サブフレームのための上りリンクグラントのための可能なDCIメッセージの構造を示す概略表を示す図である。 図12bは、実施形態による特別サブフレームのための上りリンクグラントのための可能なDCIメッセージの構造を示す概略表を示す図である。 図12cは、実施形態による無線リソース制御メッセージの少なくとも一部を実施するための擬似コードの例を示す図である。 図13aは、実施形態による無線通信ネットワークの概略ブロック図を示す。 図13bは、実施形態による基地局間で交換されるメッセージの内容を示す概略表を示す図である。 図13cは、実施形態による基地局の間で交換されているメッセージの内容を例示している概略表を示す。 図14は、LTEに従って、2つのUEが存在するシナリオを使用してタイミングアドバンスの原理が説明されることを示す。
以下では、本発明の好ましい実施形態が、同一または類似の機能を有する要素が同一の参照符号によって参照される添付の図面を参照してさらに詳細に説明される。
図1は、それぞれが各セル1001~1005によって概略的に表される基地局を囲む特定のエリアにサービス提供する複数の基地局eNB1~eNB5を含む無線通信システムのような、そのようなネットワークインフラストラクチャの一例の概略図である。基地局はセル内のユーザにサービスするために提供される。ユーザは、据え置き型の装置またはモバイル装置でありうる。さらに、無線通信システムは、基地局またはユーザに接続するIoTデバイスによってアクセスされうる。図1は、5つのセルのみの例示的な図を示すが、無線通信システムはより多くのそのようなセルを含みうる。図1は、セル1002内にあり、基地局eNB2によってサービス提供される、ユーザ機器(UE)とも呼ばれる2人のユーザUE1およびUE2を示す。基地局eNB4によってサービス提供される別のユーザUE3がセル1004に示されている。矢印102、1022および1023は、ユーザUE1、UE2およびUE3から基地局eNB2、eNB4にデータを送信するため、または基地局eNB2、eNB4からユーザUE1、UE2、UE3にデータを送信するための上りリンク/下りリンク接続を概略的に表す。さらに、図1はセル1004内の2つのIoT装置1041および1042を示しており、これらは固定装置またはモバイル装置でありうる。IoTデバイス1041は、矢印1051によって概略的に表されるようにデータを送受信するために基地局eNB4を介して無線通信システムにアクセスする。矢印1052によって概略的に表されるように、IoTデバイス1042は、ユーザUE3を介して無線通信システムにアクセスする。UE1、UE2、およびUE3は、基地局と通信することによって無線通信システムまたはネットワークにアクセスすることができる。
無線通信ネットワークシステムは、直交周波数分割多重(OFDM:Orthogonal Frequency-Division Multiplexing)システム、LTE規格によって定義される直交周波数分割多元接続(OFDMA:Orthogonal Frequency-Division Multiple Access)システムのような、周波数分割多重に基づく任意のシングルトーン、またはたとえば、DFT-SOFDMのようなCPを含むかもしくは含まないその他のIFFTベースの信号に基づくマルチキャリアシステムでありうる。多重アクセスのための非直交波形のような他の波形、例えば、フィルタバンクマルチキャリア(FBMC:Filterbank Multi Carrier)を使用することができる。時分割多重化(時分割複信?TDD)のような他の多重化方式が使用されうる。
データ伝送のためのOFDMAシステムは、それぞれが7個のOFDMシンボルによって12個のサブキャリアによって定義され、マッピングされている様々な物理チャネルおよび物理信号がそれに対応するリソース要素のセットを含む複数の物理リソースブロック(PRB)を備えるOFDMAベースの物理リソースグリッドを含みうる。リソースエレメントは、時間領域の1つのシンボルと周波数領域の1つのサブキャリアで構成されている。例えば、LTE規格によれば、1.4MHzのシステム帯域幅は6つのPRBを含み、1 PBRを含むLTE Rel 13規格のNB-IoTエンハンスメントに従う200kHzの帯域幅を含む。LTEおよびNB-IoTに従って、物理チャネルは、下りリンクペイロードデータとも呼ばれるユーザ固有のデータを含む物理下りリンク共有チャネル(PDSCH:Physical Downlink Shared Channel)を含み、物理ブロードキャストチャネル(PBCH:Physical Broadcast Channel)は、例えば、マスター情報ブロック(MIB:Master Information Block)またはシステム情報ブロック(SIB:System Information Block)を含み、物理下りリンク制御チャネル(PDCCH:Physical Downlink Control Channel)は、例えば、下りリンク制御情報(DCI:Downlink Control Information)などを含む。物理信号は、参照信号(RS:Reference Signals)、同期信号などを含みうる。LTEリソースグリッドは、たとえば、1.4MHzの周波数領域において一定の帯域幅を有する、時間領域における10msのフレームを含む。フレームは1ms長の10個のサブフレームを有し、各サブフレームはサイクリックプレフィックス(CP:Cyclic Prefix)長に応じて6個または7個のOFDMシンボルの2つのスロットを含む。
図2は、異なる選択されたTxアンテナ・ポートに対して2つのアンテナ・ポートを有する例示的なLTE OFDMAベースのサブフレームを示す。サブフレームは、それぞれがサブフレームの1つのスロットと周波数領域内の12個のサブキャリアとからなる2つのリソースブロック(RB:Resource Block)を含む。周波数領域のサブキャリアは、サブキャリア0からサブキャリア11として示されており、そして、時間領域では、各スロットは、たとえば、スロット0は、OFDMシンボル0から6であり、そして、スロット1は、OFDMシンボル7から13であるように、7個のOFDMシンボルを含む。ホワイトボックス106は、ペイロード領域とも呼ばれるペイロードまたはユーザ・データを含む、PDSCHに割り当てられたリソース要素を表す。制御領域とも称される物理制御チャンネル(非ペイロードまたは非ユーザ・データを含む)のためのリソース要素は、ハッチングされたボックス108によって表される。例によれば、リソース要素108は、PDCCH、物理制御フォーマットインジケータチャンネル(PCFICH:Physical Control Format Indicator Channel)、および物理ハイブリッドARQ(Automatic Repeat reQuest:自動再送要求)インジケータチャンネル(PHICH:Physical Hybrid AQR Indicator Channel)に割り当てられうる。クロスハッチングされたボックス107は、チャンネル推定に使用されうるRS(cell-specific Reference Signal:セル固有の参照信号)に割り当てられているリソース要素を表す。ブラックボックス108は、他のアンテナ・ポート内のRSに対応しうる現在のアンテナ・ポート内の未使用のリソースを表す。物理制御チャンネルおよび物理参照信号に割り当てられたリソース要素103、107、108は、時間が経つにつれて均等に分配されない。より具体的には、サブフレームのスロット0において、シンボル0およびシンボル1に関連付けられたリソース要素は、物理制御チャンネルまたは物理参照信号に割り当てられ、シンボル0および1内のリソース要素は、ペイロード・データに割り当てられない。サブフレームのスロット0のシンボル4に関連付けられたリソース要素、ならびにサブフレームのスロット1のシンボル7および11に関連付けられたリソース要素は、部分的には、物理制御チャンネルまたは物理参照信号に割り当てられる。図2に示されるホワイトリソース要素は、ペイロード・データまたはユーザ・データに関連付けられたシンボルを含み、シンボル2、3、5、および6のスロット0に含まれる。すべてのリソース要素106はペイロード・データに割り当てられてもよく、一方、より少ないリソース要素106はスロット0のシンボル4のペイロード・データに割り当てられ、リソース要素106はシンボル0および1のペイロード・データに割り当てられない。スロット1では、シンボル8、9、10、12、および13に関連するリソース要素はすべてペイロード・データに割り当てられ、シンボル7および11では、より少ないリソース要素がペイロード・データに割り当てられる。
図3aは、LTEにおける異なる構成を示す概略表を示す。下りリンク(D)と上りリンク(U)との間の切り替えは、いわゆる特別なフレーム(S)で行われる。特別なフレームは、同時に基地局に到着するように、異なるユーザ機器のアップロードの同期を可能にする無送信区間を含むことができる。異なる上りリンク-下りリンク構成は、通信方式の無線フレーム内の特別なフレームの異なる位置に関連しうる。例えば、サブフレーム2021は、あらゆる構成において特別なフレームでありうる。構成0、1、2および6などのいくつかの構成は、サブフレーム2026内にさらなる特別なフレームを提供しうる。
特別なサブフレームを有する時分割複信(TDD:Time Division Duplex)または時分割多元接続(TDMA:Time Division Multiple Access)構成では、タイミングアドバンスに使用されるべき無送信区間は最大セルサイズと同じくらい大きい、すなわち最大のタイミングアドバンスが考慮される。ここで図3bを参照すると、特別なサブフレームについて可能な構成が示されている。無送信区間GPが1~10個のシンボルの間で変動することが分かる。図3bは、数字3GPPの多様な構成における増加するサーブスイッチング機能(SSF:Serve Switching Function)の概要を示す。様々な構成について、下りリンクパイロットタイムスロット(DwPTS:Downlink Pilot Time Slot)期間、上りリンクパイロットタイムスロット(UpPTS:Uplink Pilot Time Slot)期間、ならびに下りリンク(Dw:Downlink)、無送信区間(GP:Guard Period)、および上りリンク(Up)のスロット数が示されている。サブフレーム当たりの無送信区間に使用されるスロットの数は、構成4および8の1の数から構成0の10の数の間で変わりうる。無送信区間に使用されるスロット112の数は、無送信区間前の下りリンクパイロットタイムスロットに使用されるスロット114と無送信区間後の上りリンクパイロットタイムスロットに使用されるスロットとの間に埋め込まれる。スロット114および116の数の持続時間117または118はそれらの数と共に増加する。したがって、無送信区間が続くスロットは、例えば、下りリンクスロットであり、無送信区間に続くスロットは上りリンクスロットである。
図4aは、10msの持続時間を有する無線フレームNを表す概略ブロック図を示す。サブフレーム2020から2024は、フレームNの第1のハーフフレームを形成することができ、サブフレーム2025から2029は、フレームNの第2のハーフフレームを形成することができる。各サブフレーム2020から2029は、1msの持続時間を有することができる。図3aに示される構成0、1、2、または6のうちの1つを参照するとき、サブフレーム2021および2026はいわゆる特別なフレームでありうる。例えば、サブフレーム2021は、スロット114を含む下りリンクパイロットタイムスロット(DwPTS)として使用される第1のセクション2041と、それに続く少なくとも1つの上りリンクパイロットタイムスロット(UpPTS)2043が続くスロット112を含む無送信区間2042とを含む。少なくとも1つの上りリンクスロットは、図3bにおいてUpPTS116として記載されている。図3bに関して説明したように、DwPTS2041の間に、1つまたは複数の下りリンクシンボルがeNodeBからユーザ機器に送信されうる。DwPTSは、送信されている1つまたは複数のシンボルを含むことができる。UpPTSの間、1つまたは複数のシンボルがユーザインターフェースからeNodeBに送信されている。本明細書で説明される実施形態は、サブフレーム2021および/または2026の無送信区間などの無送信区間に関する。無送信区間の前に、最後のシンボルがeNodeBからユーザ機器に下りリンクで送信される。無送信区間に続いて、第1のシンボルがユーザ機器からeNodeBへ上りリンク送信される。本明細書に記載のいくつかの実施形態は、DwPTSおよび/またはUpPTSの存在に関するが、実施形態はこれに限定されない。他の実施形態は、例えば下りリンクから上りリンクへの、すなわちDwPTSおよび/UpPTSの不在下での直接切り替えを可能にすることができるような、他のタイプの移動通信に関することができる。そのようなシナリオでは、依然として最後の下りリンクシンボルとそれに続く無送信区間とそれに続く最初の上りリンクシンボルがありうる。
サブフレーム中の送信、例えば、上りリンクのみまたは下りリンクのみ、および/またはDwPTSおよび/またはUpPTSにおける送信は、本明細書では以後、通常の送信と呼ばれることがある。本明細書に記載の実施形態は、無送信区間の間の下りリンク方向および/または上りリンク方向におけるデータシンボルの追加の送信に関する。これは、DwPTSで受信されているシンボルのような最後の通常のシンボルの受信後にユーザ機器によって受信されているデータシンボルとして理解され、および/またはUpPTSにおいて送信されているシンボルのような最初の通常の送信の前にユーザ機器によって送信されるデータシンボルとして理解されうる。これはまた、データ送信に使用されうる無送信区間中の短い送信時間間隔(sTTI)などのデータ送信を割り当てることとして理解されうる。この追加のデータ送信は、無線チャネル上での高いスループットを可能にしえ、したがって、高効率の無線通信を可能にしうる。
図4bは、無送信区間2042の可能な構成を示す概略図を示す。図3bに関連して説明したように、無送信区間GPのために確保されたサブフレーム当たりのスロット数は、LTEにおけるSSF構成のような無線通信規格の仕様に依存しうる。無送信区間2042の期間は、基地局によって動作されるセルの最大サイズに関連して、および/またはセル内で動作されるユーザ機器の最大距離に基づいて、基地局によって設定されうる。
図4cは、タイミングアドバンスの原理を説明する概略図を示す。eNBは、しばらくしてユーザ機器に到着する送信フレームまたはサブフレームを形成した。無送信区間は、下りリンクと上りリンクとの間の切り替えのための最大時間を提供しえ、そして最大タイミングアドバンスを提供しうる。点線52で示されるように、eNBへの上りリンクフレームの同期到着を可能にするために、UEは、eNBからUEへの、およびUEからeNBへの伝搬遅延が補償されるように、無送信区間GPのある時間を使用することによって、タイミングアドバンスTAに従ってより早くその送信を開始する。下りリンクは、経路距離のために遅延する可能性がある。上りリンクタイミングアドバンスは、eNBによって指示されうる。そのため、タイミングアドバンスが低い場合、無送信区間は必要以上に長くなる可能性がある。本明細書に記載の実施形態によれば、この時間はまた、追加のシンボルを送信するためにおよび/または追加のシンボルを受信するためにいくつかのユーザ機器によって使用されうる。
図5は、ユーザ機器500の概略ブロック図を示す。例えば、ユーザ機器は、無線ネットワークにアクセスするように構成されたモバイル端末または固定端末である。ユーザ機器500は、代替として、IoTデバイスでありうる。ユーザ機器500は、無線通信ネットワークにおいて動作するように構成される。無線通信ネットワークはTDD方式で作動することができる。TDD方式は複数のTDDフレームを含むことができ、各TDDフレームは、TDDフレームの下りリンクシンボルと上りリンクシンボルとの間に配置された無送信区間2042などの無送信区間を含むことができる。図3aおよび図4aを再び参照すると、下りリンクシンボルは、無送信区間の前に送信されている下りリンクサブフレーム内に配置されてもよく、および/またはDwPTS中に送信されたシンボルでありうる。上りリンクシンボルは、UpPTSの間に送信されるシンボルでありうるか、または無送信区間の後に送信される上りリンクサブフレームの中で送信されうる。ユーザ機器500は、無送信区間の間にいくつかのシンボルを受信するように構成される。代替的または追加的に、ユーザ機器500は、上りリンクシンボルを送信し、上りリンクシンボルを送信する前にいくつかのシンボルを送信するように構成される。簡略化すると、ユーザ機器は、追加のシンボルを受信するように、および/または無送信区間中に追加のシンボルを送信するように構成される。
後により詳細に説明されるように、無送信区間中に受信されるおよび/または上りリンクシンボルを送信する前に送信されるべきシンボルの数は、ユーザ機器500によって使用されるタイミングアドバンスと相関されうる。例えば、基地局によって運用されるセルにおいて低いタイミングアドバンスを使用するユーザ機器は、無送信区間から使用される短い時間と相関しうる。低タイミングアドバンス(TA)を使用する例示的なユーザ機器は、高速スイッチングユーザ機器またはセル中心ユーザ機器でありうる。無送信区間は、最も遅いユーザ機器またはセル内で最も遠いユーザ機器によって要求される限り長くなりうるので、無送信区間は、低いTAを使用するユーザ機器によって使用されていない時間を提供しうる。この未使用時間は、無送信区間中に受信されている追加の数のシンボル、および/または通常の上りリンクシンボルを送信する前に送信されている追加数のシンボルに対して少なくとも部分的に使用されうる。他のユーザ機器、例えばセル端UEなどの高TAを使用することができる。高いタイミングアドバンスは、同期のために使用されている大量の無送信区間に関連することがあり、したがって、無送信区間中に受信されているおよび/または上りリンクシンボルを送信する前に送信される少数のシンボルと相関することがある。
追加のシンボルは、データを送信すること、またはサウンディング参照信号(SRS:Sounding Rerefence Signals)などの他の信号を送信することなど、任意の目的に使用することができる。例えば、無送信区間中に使用されるべき短い送信時間間隔(sTTI)および/または超高信頼性低待ち時間通信(URLLC:Ultra-reliable Low-latency communications)を定義するとき、細かい粒度構成(fine granular configuration)が得られてもよい。
言い換えれば、TDDモードの無送信区間は、すべてのユーザ機器(UE)、セル中心およびセルエッジのUEがそれらのタイミングアドバンスに関して等しく扱われるので、あまり利用されていない。TDDモードのセルの場合、無送信区間は、ユーザ機器の実際のタイミングアドバンスに応じて、異なる方法で利用されることがある。したがって、セル中心UEは、この期間中にデータまたはサウンディング参照信号(SRS)を送信するために特別なサブフレーム中の無送信区間を利用することができる。
図6は、実施形態による基地局600の概略ブロック図を示す。基地局600は、TDD方式で動作している無線通信ネットワークの無線通信ネットワークセルを制御するように構成される。基地局600は、例えばユーザインターフェース500が動作されうる無線通信ネットワークを動作させるように構成されうる。基地局600は、無送信区間中に第1の数のシンボルを送信するように、および/または上りリンクシンボルを受信するように、および上りリンクシンボルを受信する前にいくつかのシンボルを受信するように構成される。
図7は、無線通信ネットワーク700のセル100を動作させる基地局600と、セル100内の第1のユーザ機器500aおよび第2のユーザ機器500bとを備える無線通信ネットワーク700の概略ブロック図を示す。無線通信ネットワーク700は、セル100内に1つの基地局600と2つのユーザ機器500aおよび500bとを備えるものとして説明されているけれども、他の実施形態によれば、無線通信ネットワーク700は、本明細書で説明される例を限定することなく、さらなる基地局および/またはさらなるユーザ機器および/またはさらなるセルを備えることができる。
ユーザ機器500bは、いわゆるセルエッジユーザ機器とすることができ、ユーザ機器500aは、ユーザ機器500bの伝搬遅延δ2と比較したときに、基地局600へまたは基地局600からのより低い伝搬遅延δ1に直面する可能性がある。伝搬遅延は、基地局600とそれぞれのユーザ機器500aおよび500bとの間の距離と相関しうる。距離が長いほど、伝搬遅延は長くなる可能性がある。他の例によれば、ユーザ機器500bは、より高い伝搬遅延を備えるが、ユーザ機器500aと比較したときに、基地局600へのより短い距離で配置されうる。例えば、散乱または他の影響により、同じまたはさらに短い距離では、より高い伝搬遅延δ1またはδ2に直面する可能性がある。
基地局600は、例えば、図3bに関連して説明したような構成を用いて、無送信区間が特定の時間長またはシンボルを含むように無線通信ネットワーク700のセル100を動作させるように構成されうる。より小さい距離または伝搬遅延δ2に基づいて、ユーザ機器500aは、ユーザ機器500bと比較した場合、より低いTAを使用することができ、したがって、ユーザ機器500bと比較した場合、追加のデータ送信に対してより高度に無送信区間を利用することができる。例えば、ユーザ機器500aは、より多数の追加のシンボルを送信してもよく、および/またはより多数の追加のシンボルを受信しうる。
図8は、実施形態による、無送信区間2042の間にシンボルの送信を示す概略ブロック図を示す。UpPTS2043において、例えばsTTI2062~2064においてシンボルを送信する前に、例えばsTTI2061を使用して、無送信区間2042の共有または一部をデータ送信のために割り当てることができる。図8は、sTTI2062において上りリンクシンボルを送信する前にユーザ機器がデータシンボルを送信するように構成されているシナリオを示す。
図3bを再び参照すると、無送信区間2042におけるsTTI2061のシェア2081は、1つの単一スロットの数と無送信区間のために予約されたスロットの数との間で変化しうる。好ましくは、その部分は、無送信区間の間少なくとも1つのスロットを維持するように、最大スロット数-1まで変化する。残りの短縮された無送信区間は、ショートガードまたはsGuardと呼ばれることがある。しかし、無送信区間中にデータ交換を可能にするが、サブフレーム当たり少なくとも1スロットである無送信区間2042のシェア2082を含む短い無送信区間のsGuardが残ってもよい。例えば、無送信区間が10スロットの長さを含むとき、無送信区間2042における追加のデータ送信から最大9スロットが使用されうる。sGuardは、DwPTSと追加のシンボルとの間に配置されるように説明されているが、代替として、UpPTSと追加のシンボルとの間、または下りリンクに使用される追加のシンボルと上りリンクに使用される追加のシンボルとの間に配置されてもよい。上りリンクおよび/または下りリンクについての追加のシンボルの数は互いに異なり、たとえば、デバイスによっては異なる場合がある。例えば、UE500aの可能な追加の上りリンクシンボルの数は、UE500bの可能な追加の上りリンクシンボルの数よりも大きい。あるいは、カウントが異なる方法で異なる場合がある。例えば、追加の上りリンクシンボルと下りリンクシンボルとの合計は、UEごとに異なりうる。あるいは、追加の上りリンクシンボルの数はデバイスに依存して異なりうる。
図9aは、LTEのレガシーモードによるサブフレーム内のDwPTS2041、無送信区間2042、およびUpPTS2043の順序の概略図を示す。
図9bは、図9aのサブフレームに対応するサブフレームの概略的なセグメント化を示し、追加のシンボルは、上りリンクデータ送信UL sTTIのためにシェア2061内に提供される。矢印214によって示されるように、UL sTTI2061において送信されるシンボルの長さ、持続時間または量は変化しうる。例えば、eNodeBなどの基地局によって提供される構成に基づき、デバイスに依存することがある。装置依存性は、装置の伝搬遅延および/または装置によって使用される切り替え時間に関連しうる。実施形態によれば、基地局は、下りリンクシンボルを第1の周波数帯域で送信し、第1の数のシンボルを第2の周波数帯域で送信するように構成され、および/または上りリンクシンボルを第1の周波数帯域で受信し、第2の周波数帯域で第2の数のシンボルを受信するように構成される。
図9cは、図9aのサブフレームに対応するサブフレームの概略図を示す。ここで、シェア2071は下りリンクの目的のために提供されてもよく、すなわち、無送信区間中に送信されるシェア2071内で送信されるシンボルの数は、DwPTSのシンボルの後かつsGuard212の前に送信される。簡単に説明すると、基地局は、通常の動作と比較して、基地局における無送信区間の持続時間を短縮するように、無線通信ネットワークセルにおけるデータ送信のために無送信区間2042の時間間隔を割り当てるように構成されうる。そのような低減は、無送信区間中の送信をサポートするユーザ端末またはユーザ機器、すなわち、本明細書に記載の実施形態によるユーザ機器に適用可能でありうる。
したがって、無送信区間は上りリンク送信に使用されうる。これは、能力を有し、特定の要件、例えば処理速度、タイミングアドバンス、送信受信切替時間などを満たすUEに対して実施されうる。代替的または追加的に、無送信区間は下りリンク送信に使用されてもよい。これは、小さなタイミングアドバンスでURLLCデバイスによって使用されうる特別なサブフレームの無送信区間にsTTIを追加することによって実施されうる。代替的または追加的に、ユーザ機器に応じて異なる送信開始が設定されてもよい。これらの概念のうちの2つ以上は、下りリンク送信のために無送信区間を使用すること、およびUEに応じて異なる送信開始を設定することなど、互いに組み合わせることができる。これにより、処理時間に関する要件を減らすことができる。さらに、サブフレームの最初のsTTIの時間は変化しうる、すなわち、追加のシンボルが上りリンクに使用されうる。これは、デバイスに依存して、または無線通信ネットワーク自体に対してグローバルに実行されうる。下りリンクおよび/または上りリンク中に追加のシンボルが送信される基地局および/またはユーザ機器の動作モードは、ネットワークセル内のノードおよび/またはセル外のノードにシグナリングされうる。これは、例えば、下りリンクおよび上りリンクのためのフィールドを導入するときにDCIを使用して、RRC構成を使用して、および/またはアクティブ化のためにRNTIを使用して、実行されうる。追加の数のシンボルの可能な値は、無送信区間の長さおよび/またはタイミングアドバンスに依存しうる。sTTIモードは、サブフレームまたは自己完結型フレームの数個のOFDMシンボルのみの短い送信を可能にしうる。
言い換えれば、現在のLTEでは、無送信区間は固定されている。最大処理時間および最大eNodeBまでの距離を考慮して実行される。セル中心の高速UEははるかに早く切り替えることができ、この時間を送信に使用する可能性があるので、これは非効率的である。図9bおよび図9cは、より短い無送信区間およびより長い上りリンク送信または下りリンク送信を可能にする修正されたサブフレームを示す。図9bはUL sTTIに基づくより長い上りリンク送信を示し、図9cはDL sTTIに基づくより長い下りリンク送信を示す。両方の概念を組み合わせることができ、すなわちサブフレームは追加の上りリンクリソース2061および追加の下りリンクリソース2071を含むことができる。そのような場合、sGuard212は、シェア2061とシェア2071との間に配置されてもよい。
したがって、より長い上りリンクおよび/または下りリンク時間を提供するために、セル中心UEおよび/または高速スイッチングUEからsGuardなどの一部のユーザについては、無送信区間を短縮することができる。シグナリングされうる値またはデータ量は、ユーザ機器の無送信区間(GP)長およびタイミングアドバンスに依存しうる。両方ともユーザ機器および基地局に知られている。これは、可能な値、すなわち下りリンクおよび上りリンク中の追加シンボルのうちの最大数を制限することによってシグナリングオーバーヘッドを減らすために使用されうる。
図10aは、異なる長さのsGuard2121~2123の概略図を示す。示されるように、基地局において、基地局がその最後のシンボルを送信したときに、DwPTS2041は終了しうる。3つのUE、UE1、UE2、およびUE3は、異なる伝搬遅延に直面する可能性があり、異なるタイミングアドバンス値TA1、TA2およびTA3を利用する可能性があり、TA1>TA2>TA3である。したがって、最も低いタイミングアドバンスを利用しているUE3のシェア2061-3は、TA2を利用しているUE2のシェア2061-2と比較したとき、より高くなりうる。タイミングアドバンスTA1は、UE1がUpPTS2043の間に送信を開始するように、すなわちUE1に追加の上りリンクスロットが提供されないように、しきい値を上回ってもよい。
図10bは、追加のシンボルが下りリンクシンボルとして送信される図10aによるシナリオを示す。ユーザ機器UE1、UE2、およびUE3のうちの1つのタイミングアドバンスが低いほど、シェア2071-3または2071-2は大きくなる可能性がある。
これは、周波数および時間にわたる柔軟性を可能にしうる、すなわち、受信されるべき追加のシンボルを各ユーザ機器に対して送信することを割り当てうる。したがって、特別なサブフレームは、可変sGuardおよび下りリンク/上りリンク送信の開始および終了時間を含みうる。上述のように、追加の下りリンクシンボルおよび追加の上りリンクシンボルは、1つまたは複数のユーザ機器に対して一緒に提供されうる。すなわち、ユーザ機器は追加の上りリンクシンボルおよび追加の下りリンクシンボルを使用することができる。代替的または追加的に、異なるユーザ機器は追加のシンボルのデバイス依存構成を使用してもよく、例えば、第1のユーザ機器は追加の下りリンクシンボルを使用し、第2のユーザ機器は追加の上りリンクシンボルを使用してもよい。代替的または追加的に、第1のユーザ機器は追加の上りリンクシンボルおよび追加の下りリンクシンボルを使用してもよい。ここで、第2のユーザ機器は、追加の上りリンクシンボルのみまたは追加の下りリンクシンボルのみを使用してもよく、または追加のシンボルを使用しなくてもよい。
図5を参照すると、ユーザ機器500は、上りリンクおよび/または下りリンクの目的で追加のシンボルの数を使用するように構成されうる。シンボル数のカウントは、TDD方式におけるユーザ機器500のタイミングアドバンスに関連しうる。タイミングアドバンスを増加させることによって、シンボル数のカウントは減少しうる。タイミングアドバンスが減少するにつれて、シンボル数のカウントが増加する可能性がある。カウントは、基地局によって決定され、UEに送信され、および/または、TAを知っているのでUEによって決定されうる。
実施形態による追加のシンボルの割り当てを表す概略ブロック図である。DwPTSの間、第1のユーザ機器は、第1の周波数帯域f1において基地局からデータ222aを受信しうる。第2のユーザインターフェースは、第2の周波数帯域f2で基地局からデータ222bを受信することができ、第3のユーザ機器は、第3の周波数帯域f3で基地局からデータ222cを受信することができる。データ222a、222bおよび/または222cは、DwPTSの下りリンクシンボルまたは他の任意の下りリンクシンボルを含みうる。無送信区間2042において、追加の下りリンクシンボル226aが第1の周波数帯域f1で送信されてもよい。本明細書に記載の追加の上りリンクシンボルまたは下りリンクシンボルは、シェア2061および/または2071の間に送信されうる。さらに、追加の上りリンクシンボル226bが第1の周波数帯域f1で送信されてもよく、シンボル226aおよび226bはsGuard2121によって互いに分離されてもよい。さらなる周波数帯域f3では、追加の上りリンクシンボル226cが無送信区間2042の間に送信されうる。追加の記号226a、226bおよび226cは、本明細書に記載の他の実施形態に関連して説明した部分2061および/または2071に対応することがある。周波数帯域f1、f2、およびf3は、データ222aの受信のためにf1を使用して追加のシンボル226aおよび226bがUEによって使用されるように、およびデータの222cの受信のためにf3を使用して追加のシンボル226cがUEによって使用されるように、特定のユーザ機器に割り当てられうる。あるいは、追加シンボル226a、226bおよび/または226cは、上りリンクおよび下りリンクデータを送信するために異なる周波数帯域を使用してユーザ機器から送信されてもよい。すなわち、ユーザ機器は、異なる周波数帯域f3のシンボル226cなどの追加のシンボルを受信する前に、周波数帯域f1などの第1の周波数帯域で下りリンクシンボル222aなどの下りリンクシンボルを受信するように構成されうる。代替的にまたは追加的に、ユーザ機器は、周波数帯域f3の上りリンクシンボル226cなどの上りリンクシンボルを送信し、f1などの異なる周波数帯域でシンボル226bなどの追加のシンボルを送信するように構成されうる。
セル内の各ユーザ機器は、追加の数のシンボルを受信する前に第1の周波数帯域で下りリンクシンボルを受信し、第2の周波数帯域f3で追加の数のシンボルを受信するように構成されえ、または、第1の周波数帯域f1で上りリンクシンボルを送信し、第2の周波数帯域f3で追加の数のシンボルを送信するように構成されうる。原則として、ユーザ機器および基地局は、無送信区間の間に追加のリソースにアクセスするかまたはそれを割り当てるように構成されうる。ユーザ機器は、その通常の送信が行われる周波数帯域とは異なる周波数帯域で追加のシンボルを送受信することができる。
したがって、無線通信ネットワークでは、ユーザ機器は、シンボル226aなどの追加のシンボルを受信するように構成されてもよく、同じまたは異なるユーザ機器が追加の信号226bを送信するように構成されてもよい。基地局600などの基地局では、シンボル226aの送信とシンボル226bの受信との間に時間間隔が存在してもよい、すなわち、無送信区間はゼロ以外の値に短縮されてもよい。
言い換えれば、図11は、サブフレームにおける柔軟な無送信区間を示す。これは、無送信区間の完全に柔軟な割り当てに関連しうる。いくつかの概念が使用されうる。周波数分離(222b+224b)による同じ搬送波におけるより長い下りリンク(220a+226a)およびより長い上りリンク(226c+224c)送信。これは、リソースのより効率的な使用法が、ユーザに第1の周波数帯域で受信させ、異なる周波数帯域で送信または送信させることを可能にしうる。さらに、セル中心UEのような低タイミングアドバンスを備える実施形態によるユーザ機器は、第1の周波数帯域で受信するように構成されうる。ここで、高いTAを使用するセルエッジUEは、それらが高いタイミングアドバンスを使用するので、同じ周波数であるが上りリンクモードで送信するように制御されうる。ここで、伝搬遅延により、非常に早く送信されたシンボルは、セル中心UEによって後で送信されたシンボルと同時に基地局に到着する。例えば、セル中心UEは、周波数帯域f1で追加のシンボル226を受信することができ、セル端UEは、周波数帯域f1でシンボル224aを送信することができる。シンボル226aを受信するユーザ機器は、例えばシンボル224bを送信するために周波数帯域f2を使用することができる。
これらの概念は、ユーザ機器に対する要件を軽減することができ、それでもデータ送信のために無送信区間を効率的に利用することができる。ユーザ機器は、追加のシンボルをどこで(時間および周波数)受信または送信すべきかを示す情報を受信するように構成されうる。あるいは、ユーザ機器は、TDD方式におけるユーザ機器のタイミングアドバンスに基づいて、下りリンクまたは上りリンクのための少なくとも追加のシンボルのカウントを決定するように構成されうる。タイミングアドバンスは、ユーザ機器によって知られていてもよい。タイミングアドバンスは、少なくともsGuardの最小期間を維持しながら受信または送信されうる期間またはいくつかのシンボルに関連しうる。これは、基地局が追加のシンボルのために無送信区間2042の使用を単に可能にすることができるシンプルな構成を可能にすることができ、ここで、ユーザ機器はシンボルの量またはそのカウントを決定することができる。
したがって、基地局600などの、本明細書に記載の実施形態による基地局は、無送信区間2042中にいくつかのシンボルを受信するように、基地局と通信するユーザ機器を制御するように構成されえ、および/または(第1の)上りリンクシンボルを送信し、上りリンクシンボルを送信する前にいくつかのシンボルを送信するようにユーザ機器を制御するように構成されうる。
基地局600など、本明細書に記載の実施形態による基地局は、ユーザ機器によって追加的に送信されうるシンボル数のうちの最大数を制御するように構成されうる。例えば、基地局は、sGuardの最小期間、すなわち、下りリンクと上りリンクとの間で未使用のままでなければならない無送信区間2042の一部を示すことができる。
基地局は、少なくとも第1および第2のユーザ機器、例えば、ユーザ機器500aおよび500bを制御するように構成されうる。制御に基づいて、ユーザ機器500aおよび500bのそれぞれは追加のシンボルを受信してもよく、および/または追加のシンボルを送信してもよい。基地局は、ユーザ機器500aまたは500bのうちの1つに対する追加のシンボルの数のうちの1つまたは複数が第1のユーザ機器500aおよび第2のユーザ機器500bに対してデバイス依存であるようにユーザ機器500aおよび500bを制御するように構成されうる。例えば、デバイス依存性は、距離または伝搬遅延、および/または下りリンクと上りリンクとの間のユーザ機器におけるステップの切り替えによって引き起こされる遅延に関連しうる。
ユーザ機器の制御は、基地局によって複数の方法で実行されうる。図12aは、LTE TDDにおける特別なサブフレームのための下りリンク許可のための下りリンク制御情報(DCI)メッセージを実装するために使用されうるメッセージ1210の可能な内容を図示する概略表を示す。メッセージ1210は、sGuard送信と呼ばれることがあるフィールド1212を含むことができる。フィールド内のエントリまたは値は、下りリンク情報にいくつの追加のシンボルが含まれるか、すなわち、シンボル226aのような追加のシンボルを指定することができる。例えば、2ビットの長さを含むフィールド1212は、4つの異なる値を可能にしえ、各値は追加の下りリンクシンボルのカウントに関連しうる。例えば、ゼロなどの第1の値は、追加の送信が無送信区間2242において実行されないという意味を有しうる。値1は、1つの追加のシンボルが送信されるという意味を有すると理解されうる。したがって、2の値は、2つの追加のシンボルが送信されるという意味を有しうる。3の値は、3つの追加のシンボルが送信されるという意味を有しうる。これらの値は例示にすぎず、本明細書に記載の実施形態を限定するものではない。値の各々は異なる意味を有してもよく、すなわち、追加のビットの異なるカウントと関連付けられてもよい。DCIメッセージ1210は、長さ2ビットを含むフィールド1212を有すると説明されているが、追加のシンボルが無送信区間2242中に送信されうることを示すために他のメッセージおよび/または他の長さのフィールドが使用されうる。例えば、1ビットの長さは、そのような追加の送信が有効または無効にされていることを既に示している可能性がある。前述のように、それに基づいて、ユーザ機器は、それ自体で、それ自体によって使用されるべきカウントを決定することができる。
図12bは、LTE TDDにおける特別サブフレームのための上りリンク許可のための可能なDCIメッセージの構造を例示する概略表を示す。メッセージ1230のフィールド1232は、sGuard送信と呼ばれてもよく、例えば2ビットの長さを含んでもよい。フィールド1232の値は、ユーザ機器による上りリンク送信のためにいくつの追加のシンボルを使用することができるかを指定することができる。フィールド1212に関連して説明したように、フィールド1232の任意の値は、例えば、0個の追加シンボルと3個の追加シンボルとの間など、追加の上りリンクシンボルの任意の数または数と解釈または関連付けられうる。無線通信ネットワークセルの特定の実装に基づいて、他の値、例えば、10シンボルの長さを有する無送信区間を使用するときに最大数9を有するものを使用することができる。言い換えれば、より長い上りリンク送信または下りリンク送信があることをUEにシグナリングするために、DCIフィールドが導入されうる。UEに対して1つの長さしか設定されていない場合、または複数の長さのうちの1つがシグナリングされている場合、これは単純なブール値になりる。
図12cは、追加のシンボルの数を制御するための無線リソース制御(RRC)メッセージ1250の少なくとも一部を実施するための擬似コードの例を示す。RRCメッセージ1250は、下りリンクおよび/または上りリンクについての無送信区間送信をオンにするための情報を含みうる。例えば、コードブロック1252は、シンボル226aのような追加の下りリンクフェーズ中に1~9の間のいくつかのシンボルが送信されうるという命令を含むように実装されうる。代替的にまたは追加的に、メッセージ1250は、シンボル226bまたは226cなどの上りリンクシンボルの最大数が1から9の間で選択されるべきであることを決定する命令を含むコードブロック1254を含むことができる。ユーザ機器は、その通常の識別子に加えてさらなる識別子を使用してもよい。例えば、ユーザ機器は、無線ネットワーク識別子(RNTI)およびさらに無送信区間無線ネットワーク一時識別情報(gp-RNTI)を使用することができる。あるいは、他の任意の識別子が使用されてもよい。これは、ユーザ機器が無線通信ネットワーク内の2人の異なるユーザのうちの1人として扱われることを可能にしうる。通常の識別子を使用して(制御)メッセージを受信すると、ユーザ機器は、通常のユーザまたはレガシーユーザとしてネットワークにアクセスすることができる。追加の識別子または新しい識別子を使用してメッセージを受信するとき、ユーザ機器は、本明細書に記載の実施形態に従ってネットワークにアクセスすることができ、すなわち、無送信区間に間に追加のシンボルを受信または送信することができる。あるいは、ユーザ機器は、データ送信のために無送信区間を使用するように常に構成されてもよく、および/または異なる方法で制御されてもよい。RNTIおよびgp-RNTIを再び参照するとき、gp-RNTIスクランブルDCIは、下りリンクおよび上りリンクグラントが使用されうることをシグナリングするために使用されうる。本明細書で提供されるメッセージまたは擬似コードは、実施形態を実現するための限定的な例ではない。実施形態を実施するために他の構造または他のコードを使用することができる。言い換えれば、メッセージ1250を使用して、GP送信の使用は、RRCシグナリングを使用して基地局によってオンにされうる。言い換えれば、追加のシンボルのパターンは、準静的(semi-static)でありえ、RRCまたはシステム情報SI内でシグナリングすることによって構成されうる。無送信区間は、DCIとの時間および/または周波数でのリソース割り当てによってユーザ機器に知られてもよい。(無送信区間の前または後の)特別なサブフレームに対するDL/UL許可を含むDCIメッセージは、通常のレガシーRNTIまたは新しいgp-RNTIのいずれかを用いてスクランブルされてもよい。前者の場合、無送信区間は保持される。新しいgp-RNTIが使用されるとき、無送信区間はsGuardに短縮されてもよく、追加のシンボルはDL/UL送信に使用されてもよい。
メッセージ1210、1230、または1250のうちの1つまたは複数は、基地局、たとえば基地局600によって送信されうる。基地局は、送信時間間隔レベル(TTIレベル)または準静的レベルでユーザ機器を制御するように構成されうる。送信時間間隔レベルの例は、DCIメッセージ1210および1230に関連して与えられる。準静的レベルの例は、RRCメッセージ1250に関連して与えられる。TTIレベルでユーザ機器を制御することは、そのようなメッセージがあらゆるリソース割り当ての間に送信されうるので、追加リソースの非常に正確な割り当てを可能にしうる。これとは対照的に、準静的レベルは、ユーザ機器が基地局と関連付けられたままである限り有効のままでありうる。メッセージは一度送信されるだけでよいので、これは通信チャネルにおける低い負荷を可能にしうる。例えば、ユーザ機器が、例えば、そのTAを使用して、追加の信号のカウントをそれ自体で決定するとき、これは十分でありうる。言い換えれば、GP長は、特定のUEのタイミングアドバンスに依存しうる。活性化は、RRC/SI/DCI/SPSにおけるシグナリングを通じて実行されてもよく、すなわち、セル能力に依存してもよい。GP長を決定するために、位置特定情報、すなわちGPS座標などの座標、またはビーム形成器に関する情報、すなわちビームの方向などのさらなる情報を使用することができる。
図13aは、実施形態による無線通信ネットワーク1300の概略ブロック図を示す。ワイヤレス通信ネットワーク1300は、第1の基地局600aおよび第2の基地局600bを含みうる。基地局600aはセル1001を動作させるように構成されてもよく、基地局600bは無線通信ネットワーク1300のセル1002を動作させるように構成されてもよい。セル1001とセル1002は、オーバーラップ領域1302で重畳してもよい。セルエッジ1304は、オーバーラップエリア1302に存在しうるが、セルエッジユーザ機器500aおよび500bに隣接して、基地局600aおよび600bのそれぞれから信号を受信しうる。セル間干渉を低減するために、基地局600aおよび600bは、第1または第2の基地局600aまたは600bによって追加的に送信されたシンボルの数に関する情報を交換するように構成されうる。代替的または追加的に、基地局600aおよび600bのうちの少なくとも1つは、他の基地局から受信された情報に基づいて上りリンクおよび/または下りリンクに追加的に使用されるいくつかのシンボルを適応させるように構成されうる。そのような情報は、さらなる基地局またはユーザ機器などの他のあらゆるさらなる通信ネットワークノードから受信されうる。
図13bは、セル間干渉が発生する可能性があり、無線通信ネットワーク1300内の基地局600aと600bとの間の情報交換に基づいて防止されるシナリオを示す。例えば、基地局600aは、周波数帯域f1のシンボル226aと周波数帯域f2のシンボル226bとを追加で送信することを計画している。同じフレームに対して、基地局600bは、周波数帯域f1でシンボル226cを追加で送信し、そのユーザ機器が周波数帯域f2でシンボル226dを追加で送信できるようにすることを計画している。セル1001内の追加のシンボル226aとセル1002内の追加のシンボル226cとを同時に送信する一方で、セル1001内の追加の下りリンクデータシンボル226bと、著しいセル間干渉を引き起こす可能性があるセル1002内の追加の上りリンクシンボル226dとを同時に送信することはできない。基地局600aと600bとの間のデータ交換および/または数のシンボルの適応、例えば、数のシンボル226bまたは数のシンボル226dの減少に基づく、そのようなセル間干渉は低減または防止されうる。したがって、本明細書で説明される実施形態は、1つまたは複数のセルまたはノードへの干渉を最小限に抑えるためのeNodeB間の調整に関する。
したがって、少なくとも1つの基地局600aまたは600bは、他の基地局から受信された情報に基づいて無線通信ネットワークセルの制御を適応させるように構成されうる。情報は、さらなる無送信区間中にさらなる無線通信ネットワークセルのさらなるユーザ機器によって受信されるべきシンボルの数に関するパラメータを示してもよく、またはさらなる上りリンクシンボルの前にさらなるユーザ機器によって送信されるべきシンボルの数に関するパラメータを示してもよい。例えば、ユーザ機器500aは基地局600aに関連付けられてもよい。ここで、ユーザ機器500bは基地局600bと関連付けられてもよい。基地局600aと600bとの間で情報を交換することによって、それぞれのセル1001または1002においてそれぞれのユーザ機器がどのように動作するか、両方の基地局は、無線通信ネットワーク1300全体で高い全体スループットを提供するように、追加のシンボルの数または数、および/または追加のシンボルが送信される電力レベルおよび/または周波数帯域について合意することができる。
言い換えれば、隣接セル1001および1002における送信が他のUEおよびeNodeBへの干渉を引き起こす可能性があることを考慮すると、複数のセル間のある程度の調整は、UL送信およびDL送信の衝突レベルの低減を可能にする。したがって、実施形態によれば、基地局600aおよび600bなどの複数のeNodeBは、それらのターゲットとなるsGuard送信許可を交換することができる。これは、各サブバンドに対するエントリからなるベクトルに対して実行されてもよく、および/または全周波数バンドに対して有効なスカラを含んでもよい。さらに、eNodeBは、この設定が維持される期間について合意することができる。基地局間の調整が実行されないとき、セル間干渉が発生する可能性があり、これは、誤り訂正などの対応するメカニズムによって補償される可能性がある。
図13cは、基地局600aと600bとの間で交換されているメッセージ1350の内容を示す概略表を示す。フィールド1352は、例えば、少なくとも1つのサブバンドについて、または1つより多くのサブバンドについて、フィールド1212、1232および/または1252/1254に関して説明したように、サブバンドあたりのsGuard送信ビットを有するベクトルに関する情報を含むことができる。さらに、フィールド1354は、継続期間、仕様がどのくらいの期間維持されるべきかに関する情報を含むことができる。
代替的または追加的に、基地局600aおよび/または600bは、追加の下りリンクシンボルおよび/または追加の上りリンクシンボルに関するパラメータを示す情報を他の基地局と通信するように構成されてもよい。そのようなパラメータの例は、どの周波数で追加のシンボルが潜在的に送信または受信されるか、および/またはどの電力レベルであり、UEおよびeNodeBのパラメータが考慮されてもよい。例えば、低い電力レベルでのみ送信する場合、UEからの信号品質およびUEへの信号品質が非常に高いシナリオと比較して、少量のセル間干渉が基地局によって受け入れられる可能性がある。
本明細書に記載の実施形態はまた、ユーザ機器のための命令を含む無線信号に関する。命令は、無送信区間中に追加のシンボルを受信するようにユーザ機器に指示するように構成され、無送信区間は下りリンクシンボルと上りリンクシンボルとの間に配置される、または上りリンクシンボルを送信する前に少なくとも1つの追加のシンボルを送信するようにユーザ機器に指示する。
さらなる実施形態は、ユーザ機器を操作するための方法に関する。方法は、無送信区間中に第1の数のシンボルを受信すること、および/または上りリンクシンボルを送信すること、および上りリンクシンボルを送信する前に第2の数のシンボルを送信することを備える。
さらなる実施形態は、基地局を動作させるための方法に関する。方法は、無送信区間中に第1の数のシンボルを送信すること、または上りリンクシンボルを受信すること、および上りリンクシンボルの受信の前に第2の数のシンボルを受信することを含む。
本明細書で説明されるユーザ機器に関する詳細は、基地局に相補的に対応してもよく、またはその逆でもよい。すなわち、ユーザ機器によって受信されたシンボルは、基地局またはユーザ機器のいずれかに適用される無送信区間をさらにアクセスするための構成が対応する他の通信相手にも適用されうるように基地局によって送信されうる。
更なる実施例は、コンピュータに実行されるときに、ユーザ機器および/または基地局を作動する方法を操作する方法を実施する指示を保存している計算機可読の媒体を含む非一時的コンピュータ・プログラム製品に関する。
本願明細書において記載されている実施例は、すべてのUEs、セル中心およびセルエッジUEsが等しく処理されることができるので、TDDモードの無送信区間が十分に活用しなくされる課題の中で解決することを可能にする。
記載された概念のいくつかの態様が装置という脈絡の中で記載されていた場合であっても、該態様も、対応する方法の説明を表現するものとして理解される。その結果、ブロックまたは装置の要素は、それぞれの方法のステップに対応するか、または方法ステップの特徴として理解されうる。類推によって、態様は、それとともに記載されていたか、または、方法ステップもブロックに対応し、または装置に対応する詳細あるいは特性の説明を表す。
本発明による若干の実施の形態は、本願明細書において記載される方法のうちの一つが実行されるように、プログラミング可能なコンピュータシステムと協働することができる電子的に読み込み可能な制御信号を有するデータキャリアを含む。
通常、本発明の実施の形態は、プログラムコードを有するコンピュータ・プログラム製品として実施され、コンピュータ・プログラム製品がコンピュータ上で実行する場合、プログラムコードは、いくつかの方法を実行するために作動される。プログラムコードは、例えば、機械可読キャリアに格納される。他の実施形態は、本願明細書において記載される方法のうちの一つを実行するためのコンピュータ・プログラムを含み、コンピュータ・プログラムが、機械可読キャリアに格納される。
換言すれば、従って、コンピュータ・プログラムがコンピュータ上で実行する場合、本発明の方法の実施の形態は、本願明細書において記載される方法のうちの一つを実行するためのプログラムコードを有するコンピュータ・プログラムである。
従って、本発明の方法のさらなる実施の形態は、本願明細書において記載される方法のうちの一つを実行するためのコンピュータ・プログラムを含むデータキャリア(または、デジタル記憶媒体、またはコンピュータ可読媒体)である。
従って、本発明の方法のさらなる実施形態は、本願明細書において記載される方法のうちの一つを実行するためのコンピュータ・プログラムを表しているデータストリームまたは一連の信号である。例えば、データストリームまたは一連の信号は、データ通信接続、例えば、インターネットを介して転送されるように構成されうる。
さらなる実施の形態は、本願明細書において記載される方法のうちの一つを実行するために構成され、または適応される処理手段、例えば、コンピュータ、またはプログラミング可能な論理回路を含む。
さらなる実施の形態は、その上にインストールされ、本願明細書において記載される方法のうちの一つを実行するためのコンピュータ・プログラムを有するコンピュータを含む。
いくつかの実施の形態において、プログラミング可能な論理回路(例えば、現場でプログラム可能なゲートアレイ(FPGA:Field Programmable Gate Array))が、本願明細書において記載されるいくつかまたは全ての機能を実行するために使用されうる。いくつかの実施の形態において、現場でプログラム可能なゲートアレイは、本願明細書において記載される方法のいくつかを実行するために、マイクロプロセッサと協働しうる。一般に、いくつかの実施の形態において、方法は、いくつかのハードウェア装置によって、好ましくは実行される。
上述した実施の形態は、本発明の原則の例を表すだけである。本願明細書において記載される装置および詳細の修正および変更は、他の当業者にとって明らかであるものと理解される。こういうわけで、記述の手段および実施の形態の議論によって、本願明細書において表された明細書の詳細な記載によりはむしろ、以下の請求項の範囲によってのみ制限されるように意図する。

Claims (23)

  1. TDD方式で作動している無線通信ネットワーク(700;1300)において作動するように構成されたユーザ機器(500;500a,500b)であって、前記TDD方式は複数のTDDフレームを含み、各TDDフレームは前記TDDフレームの下りリンクシンボル(114;2041)と上りリンクシンボル(116;2043)との間に配置された無送信区間(GP;2024)を含み、
    前記ユーザ機器(500;500a,500b)は、前記無送信区間(GP;2024)の間に第1の数のシンボル(226a)を受信するように構成される、または、
    前記ユーザ機器(500;500a,500b)は、前記上りリンクシンボル(116;2043)を送信し、前記上りリンクシンボル(116;2043)を送信する前に第2の数のシンボル(226b;226c)を送信するように構成される、ユーザ機器(500;500a,500b)。
  2. 前記ユーザ機器(500;500a,500b)は、前記無送信区間(GP;2024)の間に前記第1の数のシンボル(226a)を受信し、前記上りリンクシンボル(116;2043)を送信する前に、前記第2の数のシンボル(226b;226c)を送信するように構成される、請求項1に記載のユーザ機器(500;500a,500b)。
  3. 前記第1の数のシンボル(226a)のカウントは前記TDD方式における前記ユーザ機器(500;500a,500b)のタイミングアドバンス(TA)に関連し、ここで、タイミングアドバンス(TA)を増加させることによって、前記第1の数のシンボル(226a)の前記カウントは減少する、または、
    前記第2の数のシンボル(226b;226c)のカウントは前記TDD方式における前記ユーザ機器(500;500a,500b)のタイミングアドバンス(TA)に関連し、ここで、前記タイミングアドバンス(TA)を増加させることによって、前記第2の数のシンボル(226b,226c)の前記カウントは減少する、請求項1または請求項2に記載のユーザ機器(500;500a,500b)。
  4. 前記ユーザ機器(500;500a,500b)は、前記TDD方式における前記ユーザ機器(500;500a,500b)のタイミングアドバンス(TA)に基づいて前記第1または第2の数のシンボル(226,226b;226c)のカウントを決定するように構成される、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のユーザ機器(500;500a,500b)。
  5. 前記ユーザ機器(500;500a,500b)は、
    前記第1の数のシンボル(226a)を受信する前に第1の周波数帯(f1)において前記下りリンクシンボル(114;2041)を受信し、第2の周波数帯(f3)において前記第1の数のシンボル(226a)を受信するように構成される、または、
    前記上りリンクシンボル(116;2043)を前記第1の周波数帯域(f1)において送信し、前記第2の数のシンボル(226b;226c)を第2の周波数帯域(f3)において送信する
    ように構成される、請求項1ないし請求項4のいずれかに記載のユーザ機器(500;500a,500b)。
  6. 前記ユーザ機器(500;500a,500b)はモバイル端末である、請求項1ないし請求項5のいずれかに記載のユーザ機器(500;500a,500b)。
  7. TDD方式で作動している無線通信ネットワーク(700)の無線通信ネットワークセル(100;1001,1002)を制御するように構成された基地局(600;600a,600b)であって、前記TDD方式は複数のTDDフレームを含み、各TDDフレームは、前記TDDフレームの下りリンクシンボル(114;2041)と上りリンクシンボル(116;2043)との間に配置された無送信区間(GP;2024)を含み、
    前記基地局(600;600a,600b)は、前記無送信区間(GP;2024)の間に第1の数のシンボル(226a)を送信するように構成される、または
    前記基地局(600;600a,600b)は、前記上りリンクシンボル(116;2043)を受信し、前記上りリンクシンボル(116;2043)の受信に先立って0第2の数のシンボル(226b;226c)を受信するように構成される、基地局(600;600a,600b)。
  8. 前記基地局は、前記基地局と通信している前記ユーザ機器(500;500a,500b)を制御して、前記無送信区間(GP;2024)の間に前記第1の数のシンボル(226a)を受信するように構成される、または
    前記基地局は、前記ユーザ機器(500;500a,500b)を制御して、前記上りリンクシンボル(116;2043)を送信し、前記上りリンクシンボル(116;2043)を送信する前に前記第2の数のシンボル(226b;226c)を送信するように構成される、請求項7に記載の基地局(600;600a,600b)。
  9. 前記基地局は、作動中の前記無線通信ネットワークセル(100;1001,1002)内の複数のユーザ機器(500;500a,500b)について、前記第2の数のシンボル(226b,226c)のうちの最大カウントを共通に制御するように構成される、請求項8に記載の基地局。
  10. 前記ユーザ機器(500;500a,500b)は第1のユーザ機器(500a)であり、
    前記基地局は、前記基地局(600)と通信する第2のユーザ機器(500b)を制御して、前記無送信区間(GP;2024)の間に第3の数のシンボルを受信する、または、さらなる上りリンクシンボル(116;2043)を送信して、前記さらなる上りリンクシンボル(116;2043)を送信する前に第4の数のシンボルを送信するように構成され、そして、
    前記基地局は、前記第1の数(226a,226c)および前記第2の数(226b)のうちの少なくとも1つ、ならびに前記第3の数および前記第4の数のうちの少なくとも1つは、前記第1および第2のユーザ機器(500a,500b)についてデバイス依存であるように、前記第1および第2のユーザ機器(500a,500b)を制御するように構成される、請求項7ないし請求項9のいずれかに記載の基地局。
  11. 前記基地局は、無送信区間(GP;2024)の間にユーザ機器が受信する前記第1の数のシンボル(226a)に関するパラメータを示す情報、または前記第2の数のシンボル(226b;226c)に関するパラメータを示す情報を別の基地局に通信するように構成される、請求項7ないし請求項10のいずれかに記載の基地局。
  12. 前記基地局は、別の通信ネットワークノード(500;500a,500b,600,600a,600b)から受信した情報に基づいて前記無線通信ネットワークセル(100;1001,1002)の制御を適応させるように構成され、前記情報は、さらなる無送信区間(GP;2024)の間に別の無線通信ネットワークセル(1002)のさらなるユーザ機器(500b)が受信するシンボルの数に関するパラメータを示す、またはさらなる上りリンクシンボル(116;2043)に先行して前記さらなるユーザ機器(500b)が送信するシンボルの数に関するパラメータを示す、請求項7ないし請求項11のいずれかに記載の基地局。
  13. 前記基地局は、前記下りリンクシンボル(114;2041)を第1の周波数帯域(f1)において送信し、前記第1の数のシンボル(226a)を第2の周波数帯域(f3)で送信するように構成される、または、
    前記基地局は、前記上りリンクシンボル(116;2043)を前記第1の周波数帯域(f1)において受信し、前記第2の数のシンボル(226b;226c)を前記第2の周波数帯域(f3)において受信するように構成される、請求項7ないし請求項12のいずれかに記載の基地局。
  14. 前記基地局は、送信時間間隔レベルまたは準静的レベルで前記ユーザ機器(500;500a,500b)を制御するように構成される、請求項7ないし請求項13のいずれかに記載の基地局。
  15. 前記基地局は、前記基地局(600;600a,600b)における前記無送信区間(GP;2024)の持続時間を通常の作動と比較して減少させるために、前記無線通信ネットワークセル(100;1001,1002)におけるデータ送信のための前記無送信区間(GP;2024)の時間間隔を割り当てるように構成される、請求項7ないし請求項14のいずれかに記載の基地局。
  16. 請求項7ないし請求項15のいずれかに記載の基地局(600;600a,600b)と、
    請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の第1のユーザ機器(500a)と
    請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の第2のユーザ機器(500b)と、
    を備える、無線通信ネットワーク(700;1300)。
  17. 前記第1のユーザ機器(500a)は、前記基地局(600;600a,600b)への第1の伝搬遅延(δ1)を含み、前記無送信区間(GP;2024)の間に第1の数のシンボル(226a)を受信するように構成される、または上りリンクシンボル(116、2043)の前に前記第2の数のシンボル(226b;226c)を送信するように構成され、
    前記第2のユーザ機器は、前記基地局(600;600a,600b)への第2の伝搬遅延(δ2)を含み、前記第2の伝搬遅延(δ2)は前記第1の伝搬遅延(δ1)よりも短く、前記第2のユーザ機器(500b)は、前記無送信区間(GP;2024)の間に第3の数のシンボルを受信するように構成される、または上りリンクシンボル(116;2043)の前に第4の数のシンボルを送信するように構成され、そして、
    前記第3の数のシンボルは、前記第1の数のシンボル(226a)よりも大きく、前記第4の数のシンボルは、前記第2の数のシンボル(226b;226c)
    よりも大きい、請求項16に記載の無線通信ネットワーク。
  18. 前記第1のユーザ機器(500a)は、前記基地局(600;600a,600b)から、かつ前記無送信区間(GP;2024)の間に、前記第1の数のシンボル(226a)を受信するように構成され、
    前記第2のユーザ機器(500b)は、前記上りリンクシンボル(116;2043)の前に第3の数のシンボルを送信するように構成され、そして、
    前記基地局(600;600a,600b)において、前記第1の数のシンボル(226a)の送信と前記第3の数のシンボルの受信との間に時間間隔(212;sGuard)が存在する、請求項16または請求項17に記載の無線通信ネットワーク。
  19. 前記基地局(600a)は第1の基地局であり、かつ前記無線通信ネットワーク(1300)の第1のセル(1001)を作動するように構成され、
    前記無線通信ネットワークは、前記無線通信ネットワーク(1300)の第2のセル(1002)を作動するように構成される第2の基地局(600b)を含み、前記第2のセル(1002)と前記第1のセル(1001)とは、オーバーラップ領域(1302)において重畳しており、
    前記第1の基地局(600a)および前記第2の基地局(600b)は、前記第1の基地局が使用する前記第1の数のシンボル(226a)または前記第2の数のシンボル(226b;226c)に関する情報を交換するように構成され、そして、
    前記第1の基地局(600a)は、前記第2の基地局(600b)から受信した情報に基づいて前記第1の数のシンボル(226a)または前記第2の数のシンボル(226b;226c)を適応させるように構成される、請求項16ないし請求項18のいずれかに記載の無線通信ネットワーク。
  20. ユーザ機器に対する命令を含む無線信号であって、前記命令は前記ユーザ機器に対し、無送信区間(GP;2024)の間に第1の数のシンボル(226a)を受信するように命令し、前記無送信区間(GP;2024)はTDDフレームの下りリンクシンボル(114;2041)と上りリンクシンボル(116;2043)との間に配置される、または前記命令は前記ユーザ機器に対し、サブフレームの間に前記上りリンクシンボル(116;2043)を送信し、そして前記上りリンクシンボル(116;2043)を送信する前に第2の数のシンボル(226b:226c)を送信するように命令する、無線信号。
  21. TDD方式において作動される無線通信ネットワーク内のユーザ装置を、前記TDD方式が複数のTDDフレームを含むように作動する方法であって、各TDDフレームは、前記TDDフレームの下りリンクシンボル(114;2041)と上りリンクシンボル(116;2043)との間に配置される無送信区間(GP;2024)を含み、前記方法は、
    前記無送信区間(GP;2024)の間に第1の数のシンボル(226a)を受信するステップ、または、
    前記上りリンクシンボル(116;2043)を送信し、前記上りリンクシンボル(116;2043)を送信する前に第2の数のシンボル(226b;226c)を送信するステップ、
    を含む、方法。
  22. TDD方式において作動される無線通信ネットワークの無線通信ネットワークセル(100;1001,1002)を制御するための基地局を、前記TDD方式が複数のフレームを含むように作動する方法であって、各TDDフレームは、前記TDDフレームの下りリンクシンボル(114;2041)と上りリンクシンボル(116;2043)との間に配置される無送信区間(GP;2024)を含み、前記方法は、
    前記無送信区間(GP;2024)の間に第1の数のシンボル(226a)を送信するステップ、または、
    前記上りリンクシンボル(116;2043)を受信し、前記上りリンクシンボル(116;2043)の受信に先立って、第2の数のシンボル(226b;226c)を受信するステップ、
    を含む、方法。
  23. コンピュータ上で実行されたときに請求項21または請求項22に記載の方法を実行する命令を格納するコンピュータ可読媒体を含む、非一時的コンピュータ・プログラム製品。
JP2021179482A 2016-11-03 2021-11-02 ユーザ機器、基地局および無線通信システム Active JP7463330B2 (ja)

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP16197141.1 2016-11-03
EP16197141 2016-11-03
JP2019523761A JP6972127B2 (ja) 2016-11-03 2017-10-19 ユーザ機器、基地局および無線通信システム
PCT/EP2017/076678 WO2018082928A1 (en) 2016-11-03 2017-10-19 User equipment, base station and wireless communications system

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019523761A Division JP6972127B2 (ja) 2016-11-03 2017-10-19 ユーザ機器、基地局および無線通信システム

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2022033739A true JP2022033739A (ja) 2022-03-02
JP2022033739A5 JP2022033739A5 (ja) 2023-08-30
JP7463330B2 JP7463330B2 (ja) 2024-04-08

Family

ID=57281005

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019523761A Active JP6972127B2 (ja) 2016-11-03 2017-10-19 ユーザ機器、基地局および無線通信システム
JP2021179482A Active JP7463330B2 (ja) 2016-11-03 2021-11-02 ユーザ機器、基地局および無線通信システム

Family Applications Before (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019523761A Active JP6972127B2 (ja) 2016-11-03 2017-10-19 ユーザ機器、基地局および無線通信システム

Country Status (9)

Country Link
US (3) US11239986B2 (ja)
EP (1) EP3535874A1 (ja)
JP (2) JP6972127B2 (ja)
KR (2) KR102317735B1 (ja)
CN (1) CN110140307B (ja)
CA (1) CA3042760A1 (ja)
MX (1) MX2019005148A (ja)
RU (1) RU2726873C1 (ja)
WO (1) WO2018082928A1 (ja)

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11239972B2 (en) * 2016-11-17 2022-02-01 Qualcomm Incorporated Large cell support for narrowband random access
US10396962B2 (en) * 2016-12-15 2019-08-27 Qualcomm Incorporated System and method for self-contained subslot bundling
EP3684123A4 (en) * 2017-09-11 2021-05-26 Wilus Institute of Standards and Technology Inc. METHOD, DEVICE AND SYSTEM FOR UPLINK TRANSMISSION AND DOWNLINK RECEPTION IN A WIRELESS COMMUNICATION SYSTEM
WO2019218108A1 (en) * 2018-05-14 2019-11-21 Nec Corporation Sounding reference signal transmission
US10368351B1 (en) * 2018-06-23 2019-07-30 Charter Communications Operating, Llc Methods and apparatus for estimating citizens broadband radio service network coverage
CN113347723B (zh) * 2018-08-10 2022-12-20 中兴通讯股份有限公司 重复传输方法、装置、网络设备和计算机可读存储介质
JP7038837B2 (ja) * 2018-08-24 2022-03-18 株式会社Nttドコモ 制御装置及び制御方法
WO2020034328A1 (en) 2018-09-27 2020-02-20 Zte Corporation Interference management in wireless systems
FR3089733A1 (fr) * 2018-12-11 2020-06-12 Orange Procédé de gestion d’une transmission de séquences de symboles de données
US11601935B2 (en) 2020-08-28 2023-03-07 Trellisware Technologies, Inc. Multi-channel time-division multiplexing access methods and systems
CN115884198A (zh) * 2021-09-28 2023-03-31 华为技术有限公司 通信方法和通信装置
KR20230052131A (ko) * 2021-10-12 2023-04-19 삼성전자주식회사 무선 통신 시스템에서 신호를 전송하기 위한 장치 및 방법

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015133642A (ja) * 2014-01-14 2015-07-23 株式会社Nttドコモ ユーザ端末、無線基地局および無線通信方法
WO2015154310A1 (zh) * 2014-04-11 2015-10-15 华为技术有限公司 一种控制信道资源分配方法及装置
WO2016165126A1 (en) * 2015-04-17 2016-10-20 Panasonic Intellectual Property Corporation Of America Rate matching for a machine type communication channel in time division duplex

Family Cites Families (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1511190A1 (en) * 2003-08-27 2005-03-02 Siemens Aktiengesellschaft Method for transmission in a TDD system with variable length guard period
EP1746743B1 (en) * 2005-07-21 2010-01-06 Mitsubishi Electric R&D Centre Europe B.V. Method for transmission in a TDD system with variable length guard period
US8145733B1 (en) * 2006-02-15 2012-03-27 Trend Micro Incorporated Identification of computers located behind an address translation server
EP1919102A1 (en) * 2006-10-30 2008-05-07 Mitsubishi Electric Information Technology Centre Europe B.V. Method for transmission in a TDD system with a variable length guard period
EP1919148A1 (en) * 2006-10-30 2008-05-07 Mitsubishi Electric Information Technology Centre Europe B.V. Method for transmission in a TDD system with a variable length guard period
KR20090023280A (ko) * 2007-08-31 2009-03-04 삼성전자주식회사 통신 시스템에서 주파수 및 시간 자원 활용 시스템 및 방법
US8780790B2 (en) * 2008-01-07 2014-07-15 Qualcomm Incorporated TDD operation in wireless communication systems
CN101931456B (zh) * 2010-08-09 2016-05-25 中兴通讯股份有限公司 一种移动通信系统中测量参考信号的发送方法
CN102811191B (zh) * 2011-05-31 2016-06-08 华为技术有限公司 一种数据传输方法和装置
EP2830370A4 (en) * 2012-03-19 2015-11-11 Kyocera Corp MOBILE COMMUNICATION SYSTEM, WIRELESS BASE STATION AND MOBILE COMMUNICATION PROCESS
US9532369B2 (en) * 2012-03-22 2016-12-27 Telefonaktiebolaget L M Ericsson Dynamic configuration of subframes in a radio communications system
CN105101458B (zh) * 2014-05-08 2021-05-07 夏普株式会社 D2d通信中的不同cp长度共存的配置
EP3070870B1 (en) 2015-03-18 2018-02-21 Panasonic Intellectual Property Corporation of America Improved HARQ feedback mechanism for carrier aggregation beyond 5 carriers
CN108605229A (zh) * 2016-02-02 2018-09-28 华为技术有限公司 一种tti配置方法、设备和系统
US10608806B2 (en) * 2016-03-04 2020-03-31 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Short TTI within special subframes of TTD communication systems
EP4167518B1 (en) * 2016-03-31 2023-12-13 Panasonic Intellectual Property Corporation of America Special subframe configuration for latency reduction
US10517078B2 (en) * 2016-07-01 2019-12-24 Lg Electronics Inc. Method for transmitting/receiving uplink signal between base station and terminal in wireless communication system, and device for supporting same

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015133642A (ja) * 2014-01-14 2015-07-23 株式会社Nttドコモ ユーザ端末、無線基地局および無線通信方法
WO2015154310A1 (zh) * 2014-04-11 2015-10-15 华为技术有限公司 一种控制信道资源分配方法及装置
JP2017511076A (ja) * 2014-04-11 2017-04-13 華為技術有限公司Huawei Technologies Co.,Ltd. 制御チャネル資源割当方法及び装置
WO2016165126A1 (en) * 2015-04-17 2016-10-20 Panasonic Intellectual Property Corporation Of America Rate matching for a machine type communication channel in time division duplex

Also Published As

Publication number Publication date
WO2018082928A1 (en) 2018-05-11
US20220116195A1 (en) 2022-04-14
CA3042760A1 (en) 2018-05-11
US11239986B2 (en) 2022-02-01
JP6972127B2 (ja) 2021-11-24
KR20210130263A (ko) 2021-10-29
KR20190094153A (ko) 2019-08-12
MX2019005148A (es) 2019-09-26
US20190260566A1 (en) 2019-08-22
KR102317735B1 (ko) 2021-10-26
US11764938B2 (en) 2023-09-19
RU2726873C1 (ru) 2020-07-16
US20240039684A1 (en) 2024-02-01
CN110140307B (zh) 2023-05-26
JP7463330B2 (ja) 2024-04-08
JP2020501409A (ja) 2020-01-16
CN110140307A (zh) 2019-08-16
EP3535874A1 (en) 2019-09-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6972127B2 (ja) ユーザ機器、基地局および無線通信システム
JP6856804B2 (ja) 改善された復号タイムラインのための探索空間およびサウンディング基準信号配置の最適化
CN106716910B (zh) 发送d2d信号的方法及其终端
CN105940754B (zh) 通信装置
JP2020099057A (ja) Srs切り替え、送信及び拡張のためのシステム及び方法
JP2022033739A5 (ja)
WO2017097227A1 (en) Systems and methods for determining air interface configuration
CN111416700A (zh) 传送侧链路harq反馈信息的方法和装置
JP7264230B2 (ja) 通信システム
EP2972865B1 (en) User equipment grouping and common control signaling to user equipment groups
CN111989958A (zh) 控制上行链路数据信道传输功率的方法和装置
EP3518451B1 (en) Data transmission method and device
JP2016507914A (ja) 時分割複信セルのキャリアアグリゲーションによる動作のための方法および装置
CN111034106A (zh) 用于灵活/全双工通信的经删截的/按需控制信息
JP7023867B2 (ja) 仮想クラスタグループベースのアップリンク制御チャネル
US20210153168A1 (en) Initializing sequence generators to facilitate sidelink communications
US11800515B2 (en) Signaling for channel access procedure type selection in new radio network with unlicensed spectrum
CA3042760C (en) User equipment, base station and wireless communications system
TW202110149A (zh) 通訊裝置、基礎設施設備和方法
US20230199753A1 (en) Incremental signaling method for cross-slot scheduling and bursty traffic
US20240089035A1 (en) Retransmission bandwidth reduction
US20240049200A1 (en) Sub-band indication for sub-band full duplex (sbfd) wireless communication
US20230403110A1 (en) Waveform switching for downlink transmissions
WO2023148773A1 (en) Implementation of sub-band full duplexing in a cellular network

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20211201

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20211201

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230221

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20230522

A524 Written submission of copy of amendment under article 19 pct

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A524

Effective date: 20230821

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20231121

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20240221

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20240227

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20240327

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7463330

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150