JP7264230B2 - 通信システム - Google Patents

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Description

本発明は、移動通信デバイス及びネットワークに関する。特に、本発明は、3GPP(3rd Generation Partnership Project)規格、又はこれと同等若しくは派生の規格に従って動作する移動通信デバイス及びネットワークに関するが、これに限定されない。特に、本発明は、いわゆる「5G」(又は「次世代」)システムにおける多重データトラフィックに関するが、これに限定されない。
3GPP規格の最新動向は、「EPC(Evolved Packet Core)ネットワーク及びE-UTRAN(Evolved UMTS Terrestrial Radio Access Network:進化型UMTS地上無線アクセスネットワーク)のLTE(Long Term Evolution)」と呼ばれ、一般に「4G」とも呼ばれる。更に、「5G」及び「NR(New Radio)」といった語は、MTC(Machine Type Communications:マシン型通信)、IoT(Internet of Things:モノのインターネット)通信、車両通信、自律走行車、高解像度ビデオストリーミング、スマートシティサービスなどの様々なアプリケーション及びサービスをサポートすることが期待される進化型の通信技術を指す。したがって、5G技術は、バーティカル市場へのネットワークアクセスを可能にし、サードパーティにネットワークサービスを提供し、新しいビジネスチャンスを創出するためのネットワーク(RAN)共有をサポートすることが期待されている。3GPPは、いわゆる3GPP NextGen(Next Generation)RAN及び3GPP NGC(NextGen Core:次世代コア)ネットワークによって5Gをサポートすることを計画している。5Gネットワーク及びネットワークスライシングの種々の詳細は、例えば、NGMN(Next Generation Mobile Networks)アライアンスによるNGMN 5G White Paper V1.0に説明されており、当該文書は、https://www.ngmn.org/5g-white-paper.htmlから入手可能である。
次世代のモバイル通信ネットワークは、ITU(International Telecommunication Union:国際電気通信連合)によって以下の3カテゴリに分類される多様なサービス要件をサポートする必要がある:eMBB(enhanced Mobile BroadBand)、URLLC(Ultra-Reliable and Low-Latency Communications)、及びmMTC(massive Machine Type Communications)。eMBBは、HD(High Definition:高解像度)ビデオ、VR(Virtual Reality:仮想現実)、AR(Augmented Reality:拡張現実)など、広い保証帯域幅を必要とするサービスにフォーカスしたMBBに対する拡張サポートを提供することを目的とする。URLLCは、自動運転やファクトリーオートメーションなど、非常に短い時間内でアクセスを保証する必要のある重要なアプリケーションの要件である。mMTCは、スマートメータリングや環境モニタリングなど、接続された多数のデバイスをサポートする必要があるが、通常は一定のアクセス遅延を許容することができる。これらのアプリケーションのうちのいくつかは、比較的緩いQoS/QoE(Quality of Service/Quality of Experience)要件を有してもよい。一方で、一部のアプリケーションは、比較的厳しいQoS/QoE要件(例えば、高帯域幅や低遅延など)を有してもよい。
現在、3GPPでは、NRネットワークで様々な種類のURLLC通信をサポートし、アップリンク(UL:UpLink)で異なるUEからのeMBB及びURLLCサービスを含むeMBB及びURLLCサービス間における動的リソース共有をサポートするための物理レイヤの拡張を検討中である。しかしながら、異なるUEが関与する場合にそのような動的リソース共有を実装する方法については、まだ決定がされていない。
提案のあった1つのオプションでは、eMBB UEは、(ネットワークからの)指示を検出した場合、そのUL送信をキャンセルする。別提案のオプションでは、UL電力制御を使用する。すなわち、URLLC UEが、eMBB UE送信と同一のリソースで、URLLC ULの送信電力をブーストした及び/又はeMBBULの送信電力を削減した送信電力によって、送信を行う。更に、(異なるUEからの)eMBB及びURLLCサービスを多重化する場合、これらの異なるeMBB/URLLCサービスに対応するレイテンシ及び信頼性要件が大幅に異なることも考慮に入れる必要がある。
本発明は、上記の問題に対処する、又は少なくとも軽減する方法及び関連する装置を提供するものである。
当業者の理解の効率化のために、本発明は3GPPシステム(5Gネットワーク)のコンテキストを想定して詳細に説明するが、本発明の原理はスライススケジューリングを行う他のシステムにも適用することができる。
本発明の例示的な態様によれば、UE(User Equipment:ユーザ装置)により実行される方法であって、前記UEに割り当てられた通信リソースのセット内の少なくとも1つの通信リソースであって、プリエンプト可能な前記少なくとも1つの通信リソースを識別する情報を受信することと、前記少なくとも1つの通信リソースの少なくとも一部が、URLLC(Ultra-Reliable and Low-Latency Communications:超信頼性及び低遅延通信)通信用にプリエンプトされることを示す制御データを受信することと、前記受信した制御データに基づいて、前記識別された少なくとも1つの通信リソースをプリエンプトすることと、を備える方法、が提供される。
本発明の例示的な態様によれば、ネットワーク装置により実行される方法であって、UE(User Equipment:ユーザ装置)に割り当てられた通信リソースのセット内の少なくとも1つの通信リソースであって、プリエンプト可能な前記少なくとも1つの通信リソースを識別する情報を前記UEに送信することと、前記少なくとも1つの通信リソースの少なくとも一部が、URLLC(Ultra-Reliable and Low-Latency Communications:超信頼性及び低遅延通信)通信用にプリエンプトされることを示す制御データを前記UEに送信することと、を備える方法、が提供される。
本発明の例示的な態様によれば、ネットワーク装置により実行される方法であって、隣接するネットワーク装置から、前記隣接するネットワーク装置のセル内におけるURLLC(Ultra-Reliable and Low-Latency Communications:超信頼性及び低遅延通信)通信の設定を識別する情報を取得することと、前記取得した情報に基づいて、前記ネットワーク装置のセル内におけるURLLC通信用の通信リソースの割り当てを決定することと、を備える方法、が提供される。
本発明の例示的な態様によれば、UE(User Equipment:ユーザ装置)により実行される方法であって、URLLC(Ultra-Reliable and Low-Latency Communications:超信頼性及び低遅延通信)データの要求を、前記UEにサーブするネットワーク装置に送信することと、異なるUEに割り当てられて通信リソースのセットの内の少なくとも1つの通信リソースの割り当てを受信することと、
前記少なくとも1つの通信リソースが前記異なるUEによってプリエンプトされる一方で、前記URLLCデータの少なくとも一部を前記少なくとも1つの通信リソースの割り当てを使用して送信することと、と備える方法、が提供される。
本発明の例示的な態様は、対応するシステムと、装置と、プログラム可能なプロセッサをプログラミングして上記例示的な態様に記載の方法及び特許請求の範囲に記載の可能性を実施させる、及び/又は好適に適合したコンピュータをプログラミングして任意の請求項に記載の装置を提供させるように動作可能な命令を格納する、コンピュータ読取可能な記憶媒体などのコンピュータプログラム製品と、に及ぶ。
本明細書(特許請求の範囲を含む)に開示する及び/又は図面に示す各特徴は、開示する及び/又は図示する他の特徴とは独立して(又は組み合わせて)本発明に組み込んでもよい。特に、特定の独立請求項に従属する請求項に記載の特徴は、任意に組み合わせて又は個別に当該独立請求項に導入することができるが、これは限定的ではない。
ここで、添付図面を参照して、本発明の例示的な実施形態の例を説明する。
図1は、本発明の例示的な実施形態を適用可能なモバイル(セルラ又は無線)通信システムを概略的に示す図である。 図2は、図1に示すシステムの一部を形成するモバイルデバイスの概略ブロック図である。 図3は、図1に示すシステムの一部を形成するアクセスネットワークノード(例えば、基地局)の概略ブロック図である。 図4は、図1に示すシステムの一部を形成するコアネットワークノードの概略ブロック図である。 図5は、本発明の例示的な実施形態に係る2つの例示的な手順を概略的に示す図である。 図6は、本発明の例示的な実施形態に係る2つの例示的な手順を概略的に示す図である。
(概要)
3GPP規格では、NodeB(又はLTEにおける「eNB」、5Gにおける「gNB」など)は、通信デバイス(ユーザ装置又は「UE」)がコアネットワークに接続し、他の通信デバイス又はリモートサーバと通信を行うための基地局である。通信デバイスには、例えば、モバイル電話、スマートフォン、スマートウォッチ、パーソナルデジタルアシスタント、ラップトップ/タブレットコンピュータ、ウェブブラウザ、電子書籍リーダなどのモバイル通信デバイスが含まれる。通常、このようなモバイル(又は一般的に固定の)デバイスはユーザによって操作される(したがって、これらのデバイスは総称的にユーザ装置「UE」と呼ばれることが多い)が、IoTデバイスや同様のMTCデバイスをネットワークに接続することも可能である。説明の簡略化のため、本願では、基地局という語はそのような任意の基地局を指し、モバイルデバイス又はUEという語はそのような任意の通信デバイスを指すものとする。
図1は、本発明の例示的な実施形態を適用可能なモバイル(セルラ又は無線)通信システム1を概略的に示す図である。
このネットワークにおいて、各モバイルデバイス3(UE)のユーザは、例えばE-UTRA及び/又は5G RATなどの適切な3GPP RAT(Radio Access Technology:無線アクセス技術)を使用して、それぞれ基地局5及び/又はコアネットワーク7を介して、相互に及び他のユーザと通信を行うことができる。複数の基地局5が(無線)アクセスネットワーク又は(R)ANを形成してもよいものとする。当業者には明らかではあるが、図1が2つのモバイルデバイス3Aおよび3Bと1つの基地局5とを例示目的で示す一方で、システムの実装時には、通常、他の基地局及びモバイルデバイス(UE)も含まれる。
各基地局5は(直接、又はホーム基地局、リレー、リモートラジオヘッド、分散ユニットなどの他のノードを介して)、1つ以上の関連セルを制御する。E-UTRA/4Gプロトコルをサポートする基地局5は「eNB」と呼ばれてもよく、次世代/5Gプロトコルをサポートする基地局5は「gNB」と呼ばれてもよい。いくつかの基地局5は、4G及び5Gプロトコルの両方、及び/又は他の任意の3GPP又は非3GPP通信プロトコルをサポートするように構成してもよい。
モバイルデバイス3及びそのサービング基地局5は、適切なエアインターフェース(例えば、いわゆる「Uu」インターフェースなど)を介して接続される。隣接する基地局5同士は、適切な基地局間インターフェース(いわゆる「X2」インターフェース、「Xn」インターフェースなど)を介して相互に接続されている。基地局5は、適切なインターフェース(いわゆる「S1」、「N1」、「N2」、「N3」インターフェースなど)を介して、コアネットワークノードに接続される。
コアネットワーク7(例えば、LTEの場合にはEPCで、NR/5Gの場合にはNGC)は、通常、通信システム1において通信をサポートするため、及び加入者管理、モビリティ管理、課金、セキュリティ、及び呼セッション管理(など)のための論理ノード(又は「機能」)を含む。例えば、「次世代」/5Gシステムのコアネットワーク7は、ユーザプレーンエンティティと制御プレーンエンティティとを含む。この例では、コアネットワーク7は、少なくとも1つのCPF(Control Plane Function:制御プレーン機能)10と、少なくとも1つのUPF(User Plane Function:ユーザプレーン機能)11とを含む。また、コアネットワーク7は、AMF(Access and Mobility Management Function:アクセス/モビリティ管理機能)、SMF(Session Management Function:セッション管理機能)、PCF(Policy Control Function:ポリシー制御機能)、AF(Application Function:アプリケーション機能)、AUSF(AUthentication Server Function:認証サーバー機能)、UDM(Unified Data Management:統合データ管理)エンティティ17などのうちの1つ以上を含むものとする。また、コアネットワーク7は、インターネット又は同様のIP(Internet Protocol:インターネットプロトコル)ベースのネットワーク(図1に「外部ネットワーク」として図示)などのDN(Data Network:データネットワーク)20に(UPF11を介して)結合されている。
このネットワークで、モバイルデバイス3は、動的に割り当てられた通信リソース(関連するダウンリンク制御データ(DCI)に基づく)を使用して、又は、いわゆる「グラントフリー」通信リソース(「設定済みグラント」とも呼ばれる)を使用して、アップリンクデータを通信することができる。
グラントフリー送信には以下の2種類がある:
設定済みグラントタイプ1:RRC(Radio Resource Control:無線リソース制御)シグナリングによってアップリンクグラントが提供され、設定済みアップリンクグラントとして保存される;及び
設定済みグラントタイプ2:物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)によってアップリンクグラントが提供され、設定済みグラントのアクティブ化又は非アクティブ化を指示するL1シグナリングに応じて、設定済みアップリンクグラントとして保存又はクリアされる。
URLLCのレイテンシ要件を満たすために、グラントフリー送信用のリソースは、URLLC UE(URLLCサービスに関与するモバイルデバイス3)に事前に割り当て、URLLCパケットが到着する際に常に対応のレイテンシを保証するのに十分な密度である必要がある。
各モバイルデバイス3は、上で定義したカテゴリ(URLLC/eMBB/mMTC)の1つに各々分類される1つ以上のサービスをサポートすることができる。各サービスには、通常、対応する要件(例えば、レイテンシ/データレート/パケット損失などの要件)があり、これらはサービスごとに異なることもある。
この例では、第1のモバイルデバイス3AはeMBBサービスに関与し、第2のモバイルデバイス3BはURLLCサービスに関与する(適切であれば、各モバイルデバイスは他のサービスにも関与することがある)。したがって、第1のモバイルデバイス3Aは、「eMBB UE」と呼ぶこともでき、第2のモバイルデバイス3Bは、「URLLC UE」と呼んでもよい。eMBBサービスのデータパケットは、動的スケジューリング及び/又は事前に割り当てられた通信リソース(例えば、セミパーシステントスケジューリング/設定済みグラント)を使用して送信してもよい。
このシステムでは、第1の(eMBBデータを送信している)モバイルデバイス3Aは、(各スロットの)1つ又は2つの4シンボルのミニスロットでプリエンプト可能(pre-emptable)なリソースのセットを事前に設定されている。この例では、プリエンプト可能なリソースのセットは、ミニスロットごとに4シンボルを含む(他の例では、異なる数のプリエンプト可能なリソースを使用することもあり、例えば、少なくとも1つのプリエンプト可能なリソースを使用する)。
第1のシナリオでは、基地局5(アクセスネットワークノード)は、eMBBデータを送信するモバイルデバイス3Aに(例えば、UE固有のスケジューリングDCIを介して)適切なプリエンプション指示(pre-emption indication)を送信して、第1のモバイルデバイス3A(eMBB UE)に過去に割り当てられた通信リソースに別のモバイルデバイス3BによるURLLCデータを多重することを可能にするように、構成される。当該指示は、例えば、「UL URLLCプリエンプション指示」である。
第1のモバイルデバイス3A(eMBB UE)は、基地局5からの指示を受信すると、当該指示を受信したプリエンプト可能なリソース(少なくとも現在のスロットにおける「期間1」、「期間2」、又はその両方)での送信を中断する。有益なことに、モバイルデバイス3Aは、別のモバイルデバイス3B(URLLC UE)用にプリエンプトされた(pre-empted)リソース周辺におけるモバイルデバイス3Aのアップリンク送信をレートマッチングするように構成される。第1のモバイルデバイス3AによるeMBB送信は(プリエンプトされていない通信リソースを使用して)継続され、URLLCリソースの比率はeMBBの広帯域送信と比較して小さい(例えば、1つのリソースブロックのみ又は少数のリソースブロックである)ため、eMBB送信に関連するパラメータ(例えば、符号化レートとMCS/TBS)を変更する必要はない(eMBB通信の再構成が他のUEのプリエンプションに有益であると基地局5が判断しない限り必要ない)。
有益なことに、ULプリエンプション指示のペイロードサイズは小さく保つことができるため、事前に設定されたプリエンプト可能なリソースのプリエンプションを、1ビット又は2ビットの指示を使用してアクティブ化することができる。
別のシナリオでは、基地局5は、適切なプリエンプション指示を(例えば、UE固有のスケジューリングDCIを介して)モバイルデバイス3Aに送信するように構成される。当該指示には、1つ以上の事前に設定されたプリエンプト可能なリソースを識別する情報と、(オプションで)当該プリエンプションに必要な期間(例えば、ミリ秒/スロット数で定義される期間)を識別する情報と、が含まれる。
更に別のシナリオでは、隣接する基地局5同士は、当該基地局5がサーブするモバイルデバイス3用にそれぞれ設定されたプリエンプト可能なリソースに関する情報を相互に交換するように構成することもできる。これにより、基地局5は、他のセルで(プリエンプトされるリソースと同時に)送信を行うUEによって引き起こされる干渉を低減することができる。当該情報(URLLC送信に影響を与える発生中の干渉の情報を含む)は、X2(又はXn)インターフェースを使用して基地局5間で交換することができる。
(UE(ユーザ装置))
図2は、図1に示すモバイルデバイス(UE)3の主要構成要素を示すブロック図である。図示のように、UE3は、1つ以上のアンテナ33を介して接続ノードと信号の送受信を行うように動作可能なトランシーバ回路31を含む。図2には示されていないが、UE3が通常のモバイルデバイスの標準的な機能(ユーザインターフェース35など)をすべて備えることは明らかである。これは、ハードウェア、ソフトウェア及びファームウェアの何れか1つ又はこれらの任意の組み合わせによって適宜実現可能である。コントローラ37は、メモリ39に記憶されたソフトウェアに従ってUE3の動作を制御する。ソフトウェアは、メモリ39に事前にインストールしてもよいし、例えば、通信ネットワーク1を介して、又はRMD(Removable Data Storage Device:リムーバブルデータ格納デバイス)からダウンロードしてもよい。ソフトウェアは、特に、オペレーティングシステム41、通信制御モジュール43、及びプリエンプションモジュール45を含む。
通信制御モジュール43は、UE3と、(R)ANノード5、コアネットワークノードなどの他のノードとの間におけるシグナリングメッセージ及びアップリンク/ダウンリンクデータパケットのハンドリング(生成/送信/受信)を担う。当該シグナリングは、上述のDRBマッピングに関するシグナリングを含んでもよい。
プリエンプションモジュール45は、上述のプリエンプション指示手順を実行することを担う(例えば、ネットワークから適切なプリエンプション指示を受信/検出する、及び/又はプリエンプション指示に関連付けられた通信リソースを使用して、モバイルデバイス3によるアップリンク送信(例えば、URLLC/eMBB)を制御する)。
(アクセスネットワークノード(基地局))
図3は、図1に示す基地局5(又は同様のアクセスネットワークノード)の主要構成要素を示すブロック図である。図示のように、基地局5は、1つ以上のアンテナ53を介して接続UE3と信号の送受信を行い、ネットワークインターフェース55を介して他のネットワークノードと(直接的又は間接的に)信号の送受信を行うように動作可能なトランシーバ回路51を含む。ネットワークインターフェース55は、通常、適切な基地局間インターフェース(X2/Xnなど)及び適切な基地局-コアネットワーク間インターフェース(S1/N1/N2/N3など)を含む。コントローラ57は、メモリ59に記憶されたソフトウェアに従って基地局5の動作を制御する。上記ソフトウェアは、メモリ59に事前にインストールしてもよいし、例えば、通信ネットワーク1を介して、又はRMDから、ダウンロードしてもよい。ソフトウェアは、特に、オペレーティングシステム61、通信制御モジュール63、及びプリエンプションモジュール65を含む。
通信制御モジュール63は、基地局5と、UE3やコアネットワークノードなど他のノードとの間におけるシグナリングのハンドリング(生成/送信/受信)を担う。
プリエンプションモジュール65は、上記のプリエンプション指示手順を実行することを担う(例えば、プリエンプション指示に応じてモバイルデバイス3によるアップリンク送信を制御するために、適切なプリエンプション指示を適切なモバイルデバイス3に提供/送信する)。
(コアネットワーク機能)
図4は、図1に示すUPF11やAMF12などの一般的なコアネットワーク機能の主要構成要素を示すブロック図である。図示のように、コアネットワークノード機能は、ネットワークインターフェース75を介して他のノード(UE3、基地局5及び他のコアネットワークノードを含む)と信号の送受信を行うように動作可能なトランシーバ回路71を含む。コントローラ77は、メモリ79に記憶されたソフトウェアに従ってコアネットワーク機能の動作を制御する。当該ソフトウェアは、メモリ79に事前にインストールしてもよいし、例えば、通信ネットワーク1を介して、又はRMDから、ダウンロードしてもよい。当該ソフトウェアは、特に、オペレーティングシステム81、通信制御モジュール83、及びQoSモジュール85を含む。
通信制御モジュール83は、コアネットワーク機能と、UE3、基地局5、他のコアネットワークノードなどの他のノードとの間におけるシグナリングのハンドリング(生成/送信/受信)を担う。当該シグナリングは、上述のDRBマッピングに関するシグナリングを含んでもよい。
(詳細な説明)
図5及び6を参照して、いくつかの例示的な実施形態をより詳細に説明する。
(ULプリエンプション指示(第1の例示的な実施形態))
URLLCは、通常、1ミリ秒のレイテンシと、URLLCトラフィックの非常に高い信頼性要件とのために、(eMBBなどよりも)高い送信優先度(3GPPによる現在の設計目標)を有する。本発明者らは、URLLCトラフィックを(異なるUEの)eMBBトラフィックと多重化することで、散発的に発生又は定期的に発生するURLLCトラフィックの両方に対して、より優れたスペクトルリソース利用率及び容量増加を実現できることを見出した。
図5は、異なるUEからのURLLC及びeMBBデータを多重化するためにプリエンプションを実現する方法の例を示す。
グラントベースのURLLCの場合、モバイルデバイス3(例えば、図1のUE3B)は、URLLC送信のスケジューリング要求を基地局5(図示せず)に送信する。そのURLLCサービスに必要なリソースが別のモバイルデバイス3のeMBB送信に使用されている場合、基地局5は、適切なULプリエンプション指示を(プリエンプションモジュール65を使用して)干渉UE(この例では、UE3A)に送信する。本明細書で用いる「干渉UE」という語は、以下の適切なプリエンプト可能なリソースが(URLLC送信のスケジューリング要求の受信前に)基地局5によって割り当てられたUEを指す。(プリエンプションモジュール45を使用する)eMBB UE3Aは、eMBB送信を(現在のスロット内で)キャンセルするか、又は元のグラントを変更して、URLLC UE3Bに割り当てられたリソースの周辺でパンクチャリング又はレートマッチングを行うことができるように構成してもよい。
プリエンプション指示の目的(eMBB UE3Aで事前に設定したプリエンプト可能なリソースのプリエンプションをアクティブ化する目的)には、1ビット又は2ビットで足りる。更に、URLLCは高い(eMBBよりも高い)信頼性を必要とするため、eMBB UE3Aの上記のプリエンプション指示は、URLLC通信と同一の(又は少なくとも同等の)信頼性レベルを有する可能性がある。しかし、別の例では、URLLC UE3Bの正確なリソース割り当てを(ULプリエンプション指示とともに)eMBB UE3Aに送信することができ、その結果、1ビット又は2ビットのプリエンプション指示よりも比較的高い制御シグナリングオーバーヘッドが発生する。しかしながら、正確なリソース割り当てを実現することは、そのようなULグラント変更指示で得ることのできる信頼性に影響を与える可能性がある。
グループ共通又はUE固有のダウンリンク(DL)制御メッセージのいずれかをULプリエンプション指示に使用することができる。ULプリエンプション指示の信頼性を向上させるために、eMBB UE3Aのプリエンプト可能なリソースを(例えば、上位レイヤ/RRCを介して)事前に設定してから、1ビット(又は2ビット)の指示でアクティブ化することができる。これにより、指示を送信するDCIペイロードサイズを有利に減少/最小化することができる。
ULプリエンプション指示を受信すると、eMBB UE3Aは、当該指示を受信したプリエンプト可能なリソース上でのみその送信をミュートするように、有利に構成されている。これにより、プリエンプトされていないリソースを使用することで遅延を長引かせることなく、緊急かつ動的に設定されたタイプのアップリンク制御情報(UCI)(例えば、HARQ ACK/NACK)を、eMBB UE3Aが(プリエンプトされたリソースの周波数外の周波数位置を使用している場合、プリエンプトされたリソースと同時に)送信することができる。
基地局5は、プリエンプト可能なリソースに関する情報(例えば、時間/周波数割り当て、オフセット、ミニスロット/シンボルの周期など)を、例えば、RRCシグナリングを介してセミスタティックに、及び/又はeMBB PUSCH(Physical Uplink Shared CHannel:物理アップリンク共有チャネル)送信のULグラントと多重化して、eMBB UE3Aに(プリエンプションモジュール65を使用して)送信するように構成してもよい。
図5に示す例では、UL送信eMBB UE3は、すべてのスロット内の2つの4シンボルのミニスロット(期間)で、プリエンプト可能なリソースが事前に設定されている。具体的には、プリエンプト可能なリソースは、所定のスロットのシンボル#3~6(ここでは「期間1」と呼ぶ)及び/又はシンボル#9~11、13(ここでは「期間2」と呼ぶ)に割り当てられる(シンボル#12でeMBB UE3Aに関連付けられた復調参照信号(DMRS)はスキップする)。
eMBB UE1は、UE固有のスケジューリングDCIを介したULプリエンプション指示に従って、指示されたプリエンプト可能なリソースでの送信を中断する。この例では、URLLC UE3Bは、期間1又は期間2(又は適切であれば両方)を使用して制御とDMRSを含むeMBBスロットのシンボルを回避するように構成されている。
設定可能な期間(例えば、1ミリ秒から数ミリ秒の端数)の指示は、ULプリエンプション指示によっても示すことができる。そのような設定可能な期間がULプリエンプション指示で示された場合、設定されたプリエンプト可能なリソースで送信を再開することができることをeMBB UE3Aに通知するための追加のシグナリングは必要ない。
また、基地局5は、別個の電力設定を使用して、プリエンプト可能なリソースでeMBBサービス用のUEのUL送信(Tx)電力を制限するように構成してもよい。例えば、プリエンプト可能なリソースに、いわゆる「beta_offset」を定義することができる。これは、他のリソースのエネルギーを変更することなく、当該プリエンプト可能なリソースについて異なるEPRE(Energy Per Resource Element:リソース要素あたりのエネルギー)を有効にするためのものである。これにより、プリエンプト可能なリソース上においてeMBB送信からURLLC UEへの潜在的な干渉を減らすことができる。このようなプリエンプト可能なリソース固有の電力設定は、干渉UEがそのeMBB送信をキャンセル/変更する前に初回のURLLC送信が発生する場合にも有用である。
優れた処理能力とULプリエンプションサポートとを備えたeMBB UEを選択して、設定されたURLLCリソースにスケジューリングすることが好ましい。プリエンプトされたスロットに対してeMBB UEが新しいMCS/TBSを必要とする場合、当該新しいMCS/TBSをULプリエンプション指示によってシグナリングしてもよいし、シグナリングなしで暗黙的にMCS/TBSを更新するデルタ値を規定してもよい。
要約すると、URLLC UEのURLLCトラフィックが到来するよりも前に、eMBB UEのプリエンプト可能なリソースを設定することができる。UE間URLLCリソースでeMBB送信をキャンセル/変更するメカニズムについて説明する。更に、プリエンプト可能なリソースを介したeMBBUL送信用に個別の電力設定を設定して、(他のリソースのEPREを変更することなく)別のEPREを有効にすることができる。
(ULプリエンプション指示(第2の例示的な実施形態))
図6に、URLLCサービスをサポートするためにプリエンプションを実現する別の例示的な方法を示す。この例では、UL送信eMBB UE3Aは、各スロットの(単一の)4シンボルのミニスロットでプリエンプト可能なリソースを設定されている。この例では、プリエンプト可能なリソースは、各スロットのシンボル#3~6に割り当てられている(ただし、他の例では、異なるプリエンプト可能なリソースを使用することもある)。
eMBB UE3Aは、適切なUL URLLCプリエンプション指示を(この例では、グループ共通スケジューリングDCIを介して)受信すると、シンボル#3~6でのすべての送信を中断する。このUE3Aについては、対応の符号化レートが(プリエンプションのために)1よりも大きくなる可能性がある。したがって、当該UE3Aは、PUSCHの再送を待つ必要がある可能性もある。その場合、基地局5が新しいMCS/TBS(変調及び符号化方式/トランスポートブロックサイズ)をUE3Aにシグナリングしなければならない可能性もある。これは、例えばULプリエンプション指示と一緒に(又はその一部として)実現することができる。
或いは、MCS/TBSは、例えば、追加のシグナリングなしで、適切なデルタ値によって更新することもできる。不連続送信(DTX)と同様に、プリエンプトされたリソースをパンクチャリングすることも可能である。
eMBB UE3Aに新しい/更新されたMCS/TBSが提供された場合、eMBB送信における最初のシンボルの前に新しいTBSでPUSCHの符号化を実行する必要がある(すなわち、プリエンプト可能なリソースがURLLC UE3Bに再度割り当てられた、スロットの最初のシンボル)。したがって、UE3AがPUSCH符号化の適切な処理を実行できるようにするために、UL URLLCプリエンプション指示が、UE3Aが当該処理を新しいMCS/TBSで実行するのに十分な時間を有するようにして、eMBB UE3Aに送信される。図6に示す例では、UL URLLCプリエンプション指示は、関連するスロットの開始に先行する8番目のシンボルで送信される。言い換えると、新しいMCS/TBSがUE3Aによって適用されるまでの遅延を定義するパラメータ「N2」の値は8である。
第1の例示的な実施形態と同様に、UELLCはeMBBよりも高い信頼性を要するため、eMBB UE3Aのプリエンプション指示はULLC通信と同一の(又は少なくとも同等の)信頼性レベルを有してもよい。
有益なことに、eMBB UE3Aは、プリエンプトされたリソースと同時であるが、URLLCトラフィック用に予約されていない周波数位置を使用するインスタンス/シンボルでも、遅延を長引かせることなく、緊急かつ動的に設定されたUCIタイプ(例えば、HARQ ACK/NACK)を送信することができる。
ペイロードサイズを低下させ、信頼性を向上させるために、eMBB UE3Aには、プリエンプト可能である、事前に設定したリソースのセットを与えることができる。プリエンプト可能なリソースに関する情報は、RRCシグナリングを介してセミスタティックに(すなわち、この場合、RRCは、eMBBのプリエンプト可能なリソースのUE固有の「時間/周波数割り当て、オフセット、ミニスロット/シンボルの周期」などを設定する)、及び/又は、eMBB UEのPUSCHのULグラントと多重化して、eMBB UE3Aに送信することができる。
有益なことに、(他のUEからの)URLLCトラフィックを受信する前に、eMBB UE3A用のUE固有UL DCIを使用して、プリエンプト可能なリソースの周波数割り当てなどを動的に設定することができる。したがって、この場合、UL DCIを使用して、特定のUE3AのRRC構成をオーバーライドすることができる。
基地局5は、DL制御メッセージング(「ULプリエンプション指示」及び/又は同様の内容の別の指示など)を使用して、過去にeMBB UE3Aに割り当てられた、事前に設定されたプリエンプト可能なリソースのプリエンプションをアクティブ化する。例えば、基地局5は、リソースブロック#5から#7と、ミニスロット#0及び#1とを、特定のeMBB UE(又はUEのグループ)用のプリエンプト可能なリソースとして(RRCを介して)構成することができる。この場合、「プリエンプションリソースインデックス=1」は、ミニスロット#0(期間1)を指すのに用いることができる。「プリエンプションリソースインデックス=2」は、ミニスロット#1(期間2)を指すのに用いることができる。「プリエンプションリソースインデックス=3」は、ミニスロット#0及び#1(期間1と期間2の両方)を指すのに用いることができる。eMBB UE3Aは、ULプリエンプション指示を受信すると、指示されたリソースの対応部分での送信を中断(又は停止)するように構成される。
このアプローチは、eMBBサービスが基地局5によって再スケジューリングされるアプローチと比較して、制御オーバーヘッドが低く、スペクトル効率が高いという利点がある。上記eMBBサービスが基地局5によって再スケジューリングされるアプローチでは、通常、基地局5とUE3Aの間で複数のミニスロットベースの制御シグナリングが必要となり、高い制御シグナリングオーバーヘッドを引き起こす可能性がある。更に、上記のアプローチは、eMBBサービスの中断を有益に減らす可能性がある。
(ULプリエンプション指示の更なる詳細)
UL URLLCプリエンプション指示には、以下のフィールド(少なくとも1つのフィールド)が存在する。
フィールド1:(UE固有の)プリエンプト可能なリソースのインデックスを含む1ビット又は2ビットの指示。
フィールド2:プリエンプションの期間(例えば、1ミリ秒から数ミリ秒の端数)を設定するための2ビットの指示(オプションで存在し、RRCを介して設定可能な長さ)。
例えば、プリエンプト可能なリソースの指示が「1」である場合、eMBB UE3Aは、(対応する)設定されたプリエンプト可能なリソース上でUL送信をプリエンプトするように構成してもよい。プリエンプト可能なリソースの指示が「0」である場合、eMBB UE3Aは、特定される期間のすべてのPRBでUL送信を中断するように構成してもよい。
「フィールド2」が存在するが、設定可能な期間の値が「0」である場合、UEは、単純に、UL URLLCプリエンプション指示を受信した際にUL送信をキャンセルするのみである。この場合、新しいULグラントを使用してeMBB送信を再開することができる。設定された期間が0.5eMBBスロットに等しい場合、ミニスロット#0(期間1)のみがプリエンプトされる。設定された期間が2eMBBスロットに等しい場合、ミニスロット#0(期間1)とミニスロット#1(期間2)の両方を2つのeMBBスロット用にプリエンプトすることができる。他のプリエンプション期間も同様の方法で設定することができるものとする。
UL URLLCプリエンプション指示に関連付けられた期間を示すことで、プリエンプトされたリソースで(eMBB)送信を(すなわち、指示された期間が経過した後に)再開することができることをUE3Aに通知するための追加のシグナリングの必要性を回避することが可能である。有益なことに、これにより、CORSET(制御リソースセット)の使用とUE3AでのDL制御モニタリングの回数が大幅に削減される。
eMBB UE3Aの時間/周波数リソースのプリエンプトされた領域は、動的にスケジューリングされたURLLC UE3Bの領域以上である可能性がある。これは、適切であれば、他のUEの設定済みのグラントフリーURLLCリソースの領域もカバーする場合がある。
(URLLCのセル間干渉の回避)
上述のeMBB及びURLLCトラフィックの多重化は、セル固有である可能性が高い。しかしながら、セルエッジハイパワーUEによるeMBB送信は、隣接セルのURLLCサービスに対するUL干渉又はクロスリンクUE間干渉を引き起こす可能性もある。以下は、URLLCサービスにおけるセル間干渉を減らすための例示的なメカニズムの説明である。
隣接する基地局5同士は、それぞれのセルエッジUEのプリエンプト可能なeMBBリソースの設定を、例えば、細粒度の時間/周波数割り当て及びプリエンプトeMBBリソースの周期(SCS、スロット、ミニスロットなど)に関する情報を交換することで、調整してもよい。例えば、時間領域のリソース割り当てを識別する情報は2ビットを使用して交換することができ、周波数領域のリソース割り当てを識別する情報は5ビットを使用して交換することができる。URLLC UEのオフセット、ミニスロット/シンボル周期などを識別する更なる情報も、隣接基地局間で交換することができる。他に送信することのできる情報には、例えば、URLLC(被干渉)UEのトラフィック優先度が含まれる。
また、セル(すなわち、基地局)は、例えば、UE間参照信号(RS)測定などに基づいて、UE間干渉の大きいセルエッジUEのリストを識別及び保持するように構成することもできる。少なくともセルエッジのeMBB UEは、そのサービング基地局によって、URLLC UEによって使用される可能性のあるプリエンプト可能なリソースについて、協調UL UE間干渉を(例えば、SRS-RSRPを使用して)測定するように構成することができる。測定結果は、X2インターフェースを介して基地局間で交換することができる。
基地局は、UL UE間干渉又はクロスリンクUE間干渉の高いセルエッジUEのリストを測定結果に基づいて更新し、干渉グループ内のUE間で送信を多重化するのを回避するように構成することもできる。
また、基地局は、URLLC送信において高い(例えば、所定のしきい値よりも高い)UL UE間干渉が検出された場合に隣接基地局に通知をするように構成することもできる。基地局は、URLLC送信に影響を与えるUE間干渉の存在を示す適切なフラグを含むX2 UL HII(High Interference Indication:高干渉情報)(又は同様の情報)を送信することで、これを行ってもよい。
このように、サービングセル(基地局)は、優先度の高いURLLCサービスについてプリエンプション要求又は高干渉に関する情報を隣接セルから受信すると、特定される期間及び/又は周期について、指示された/(事前に)設定された時間/周波数領域リソースでeMBBサービスのプリエンプションをアクティブ化するように構成することもできる。
(変形例及び代替案)
以上、例示的な実施形態を詳細に説明した。上記例示的な実施形態については複数の変形例及び代替案が可能であり、そのようにして具現化された発明であっても同様の利を得ることができることは当業者には明らかである。説明のため、これらの変形例及び代替案を一部のみ説明する。
上記の例示的な実施形態は、5G New Radioシステム及びLTEシステム(E-UTRAN)の双方に適用してもよいものとする。
上の説明では、理解を容易にするため、UE、アクセスネットワークノード(基地局)及びコアネットワークノードは、個別のモジュール(通信制御モジュールなど)を複数有するものとして説明した。これらのモジュールは、例えば、本発明を実施するために既存のシステムに変更を加えた特定のアプリケーションについては上述のような方法で提供することができるが、例えば、最初から本発明の特徴を念頭に置いて設計されたシステムなどの他のアプリケーションについては、これらのモジュールをオペレーティングシステム又はコード全体に組み込んでもよく、この場合、これらのモジュールを個別のエンティティとして認識する必要はない。これらのモジュールは、ソフトウェア、ハードウェア、ファームウェア、又はこれらの組み合わせで実現してもよい。
各コントローラは任意の形態の処理回路を適宜含んでもよく、例えば、以下が含まれる(限定的ではない)。ハードウェアに実装された1つ以上のコンピュータプロセッサ;マイクロプロセッサ;CPU(Central Processing Units:中央処理装置);ALU(Arithmetic Logic Units:算術論理ユニット);IO(Input/Output:入出力)回路;内部メモリ/キャッシュ(プログラム及び/又はデータ);処理レジスタ;通信バス(例えば、制御、データ及び/又はアドレスバス);DMA(Direct Memory Access:ダイレクトメモリアクセス)機能;及びハードウェア又はソフトウェア実装されたカウンタ、ポインタ、タイマなど。
上述の例示的な実施形態では、複数のソフトウェアモジュールを説明した。
当業者が理解するように、ソフトウェアモジュールは、コンパイルされた形式又はコンパイルされていない形式で提供してもよいし、コンピュータネットワークを介した信号として、又は記録媒体上で、UE、アクセスネットワークノード(基地局)、及びコアネットワークノードに供給してもよい。更に、このソフトウェアの一部又はすべてによって実行される機能は、1つ以上の専用ハードウェア回路を使用して実行してもよい。ただし、ソフトウェアモジュールは、UE、アクセスネットワークノード、及びコアネットワークノードの機能性向上のための更新をファシリテートするため、使用することが望ましい。
CP-UP(制御プレーン-ユーザプレーン)分割を採用する場合、基地局を別個の制御プレーンとユーザプレーンエンティティとに分割することができ、当該エンティティは各々関連のトランシーバ回路、アンテナ、ネットワークインターフェース、コントローラ、メモリ、オペレーティングシステム、通信制御モジュール(など)を含んでもよい。基地局が分散型基地局を備える場合、ネットワークインターフェース(図3における参照番号55)は、当該分散型基地局のそれぞれの機能間で信号を通信するためのE1インターフェース及びF1インターフェース(制御プレーン用のF1-C及びユーザプレーン用のF1-U)も含む。この場合、通信制御モジュールは、基地局の制御プレーン部分とユーザプレーン部分との間の通信(シグナリングメッセージの生成、送信、及び受信)も担う。分散型基地局を使用する場合、上の例示的な実施形態で説明したように、通信リソースのプリエンプションのために制御プレーン及びユーザプレーン部分の両方を含む必要はない。プリエンプションは、制御プレーン部分を介さずに、基地局のユーザプレーン部分でハンドリングしてもよいものとする(その反対も可)。
上記の例示的な実施形態は、「非モバイル」又は一般に固定のユーザ装置にも適用可能である。上述のモバイルデバイスは、MTC/IoTデバイスなどを含んでもよい。
制御データは、少なくとも1つの通信リソースをプリエンプトするための期間(例えば、1ミリ秒から数ミリ秒の端数)を識別する情報を含んでもよく、
プリエンプトは、上記受信した制御データが識別する期間において識別された少なくとも1つの通信リソースをプリエンプトすることを含んでもよい。
上記少なくとも1つの通信リソースを識別する情報は、少なくとも1つの通信リソースの複数のセットを識別する情報を含んでもよく、上記制御データは、上記少なくとも1つの通信リソースの複数のセットのうちの少なくとも1つを識別する情報を含んでもよく、上記プリエンプトは、上記少なくとも1つの通信リソースの複数のセットうちの上記識別された1つ又は複数のセットをプリエンプトすることを含んでもよい。
上記情報を上記UEで受信することは、上記少なくとも1つの通信リソースを識別する情報(例えば、UE固有の時間/周波数割り当て、オフセット、周期など)を含むRRC(Radio Resource Control:無線リソース制御)メッセージと、上記少なくとも1つの通信リソースを識別する情報を含む制御情報(例えばアップリンクDCI)と、のうちの少なくとも1つを受信することを含んでもよい。
上記プリエンプトは、上記識別された少なくとも1つの通信リソースをグラントフリーURLLC通信用にプリエンプトすることを含んでもよい。
上記制御データは、プリエンプトされる上記少なくとも1つの通信リソースに関連付けられたインデックスを識別するフィールド(例えば、1ビット又は2ビット)と、上記少なくとも1つの通信リソースをプリエンプトする期間を識別するフィールド(例えば、2ビット)と、のうちの少なくとも1つを含んでもよい。
上記UEによって実行される方法は、MCS/TBS(Modulation and Coding Scheme/Transport Block Size:変調及び符号化方式/トランスポートブロックサイズ)を識別する情報を取得することを更に含んでもよい。上記MCS/TBSを識別する情報は、上記少なくとも1つの通信リソースの少なくとも一部がURLLC通信用にプリエンプトされることを示す上記制御データに含まれてもよい、又は上記制御データとともに受信されてもよい。上記MCS/TBSを識別する情報は、上記少なくとも1つの通信リソースの少なくとも一部がURLLC通信用にプリエンプトされることを示す上記制御データを受信する前に上記UEが適用するMCS/TBSを更新するためのデルタ値を含んでもよい。
上記UEによって実行される方法は、上記少なくとも1つのプリエンプト可能な通信リソースに関連付けられたTx(transmission:送信)電力レベル(例えば、EPRE(Energy Per Resource Element:リソース要素あたりのエネルギー)を識別する更なる制御データ(例えば、「ベータオフセット」、振幅スケーリング係数など)を受信することを更に含んでもよい。上記プリエンプトは、上記識別された少なくとも1つの通信リソースで、上記UEによる送信に上記識別されたTx電力レベルを適用することを含んでもよい。
ネットワーク装置によって実行される方法は、上記送信した制御データが示す上記少なくとも1つの通信リソースでURLLCデータを受信することを更に含んでもよく、上記URLLCデータは、上記UEに割り当てられた上記通信リソースのセットで上記UEからの更なるデータと多重化される。
上記ネットワーク装置によって実行される方法は、上記URLLCデータを送信するために(例えば、異なるUEからのスケジューリング要求に応じて)、上記少なくとも1つの通信リソースの一部を異なるUEに割り当てることを更に含んでもよい。
URLLC通信の設定は、少なくとも1つのプリエンプト可能な通信リソースの設定(例えば、時間/周波数割り当て、周期など)を含んでもよい。
上記ネットワーク装置によって実行される方法は、隣接するネットワーク装置から高干渉に関する情報を受信することと、少なくとも1つの通信リソースがURLLC通信用にプリエンプトされることを示す制御データを、少なくとも1つのUE(User Equipment:ユーザ装置)に送信することと、を更に含んでもよい。
上記ネットワーク装置によって実行される方法は、上記ネットワーク装置によりサーブされるUEが、上記UEによるURLLC通信において高い(例えば、所定の閾値よりも高い)アップリンクUE間干渉を受けていると判断することと、隣接する基地局に、URLLC送信に影響を与えるUE間干渉の存在を示す情報(例えば、X2 UL HII(High Interference Indication:高干渉情報)など)を送信することと、を更に含んでもよい。
上記ネットワーク装置によって実行される方法は、上記ネットワーク装置のセルのエッジ又はその近隣に位置し、比較的高い干渉を受けている少なくとも1つのUEを識別する情報(例えば、1以上のUEのリスト)を保持することを更に含んでもよい。
上記ネットワーク装置によって実行される方法は、UE間RS(Reference Signal:参照信号)測定に基づいて、特定のUEが高い干渉を受けているか否かを判断することを更に含んでもよい。
上記ネットワーク装置によって実行される方法は、少なくとも1つのUEから、(例えばSRS-RSRPを使用する)セル間協調アップリンクUE間干渉測定の結果を取得することと、上記測定結果を隣接する基地局と交換することと、を更に含んでもよい。
種々の他の変更は、当業者にとって明らかであるため、ここでは更に詳細な説明を省略する。
本出願は、2018年8月10日出願の英国特許出願番号1813132.6に基づく優先権の利益を主張する。この開示の内容は、全てここに含めておく。

Claims (9)

  1. UE(User Equipment:ユーザ装置)により実行される方法であって、
    キャンセル可能な少なくとも1つの通信リソースを識別する情報を含むRRC(Radio Resource Control:無線リソース制御)メッセージを受信することと、
    前記少なくとも1つの通信リソースの少なくとも一部を用いたアップリンク送信キャンセルされることを示す情報、および、キャンセルされる期間を示す情報を含むDCI(ダウンリンク制御情報)を受信することと、
    前記RRCメッセージおよび前記DCIに基づいて、前記少なくとも1つの通信リソースの少なくとも一部を用いた前記アップリンク送信前記期間でキャンセルすることと、を備える方法。
  2. 前記DCIは、キャンセルされる前記アップリンク送信で用いられる前記少なくとも1つの通信リソースの少なくとも一部に対応するインデックスを含むフィールドと、キャンセルする前記期間を含むフィールドと、を含む、請求項1記載の方法。
  3. MCS/TBS(Modulation and Coding Scheme/Transport Block Size:変調及び符号化方式/トランスポートブロックサイズ)を示す情報を取得することを更に備える、請求項1または2記載の方法。
  4. 前記MCS/TBSを示す情報は、前DCIとともに受信される、請求項記載の方法。
  5. 前記MCS/TBSを示す情報は、前記DCIを受信する前に前記UEが適用するMCS/TBSを更新するためのデルタ値を含む、請求項又は記載の方法。
  6. キャンセル可能な前記少なくとも1つの通信リソースに関連付けられたTx(transmission:送信)電力レベルを示す制御データを受信すること
    前記少なくとも1つの通信リソースの少なくとも一部で、前記UEによるアップリンク送信に前記Tx電力レベルを適用することと、を備える、請求項1乃至のうち何れか1項記載の方法。
  7. ネットワーク装置により実行される方法であって、
    キャンセル可能な少なくとも1つの通信リソースを識別する情報を含むRRC(Radio Resource Control:無線リソース制御)メッセージをUE(User Equipment:ユーザ装置)に送信することと、
    前記少なくとも1つの通信リソースの少なくとも一部を用いた前記UEによるアップリンク送信キャンセルされることを示す情報、および、キャンセルされる期間を示す情報を含むDCI(ダウンリンク制御情報)を前記UEに送信することと、を備える方法。
  8. UE(User Equipment:ユーザ装置)であって、
    キャンセル可能な少なくとも1つの通信リソースを識別する情報を含むRRC(Radio Resource Control:無線リソース制御)メッセージを受信する手段と、
    前記少なくとも1つの通信リソースの少なくとも一部を用いたアップリンク送信キャンセルされることを示す情報、および、キャンセルされる期間を示す情報を含むDCI(ダウンリンク制御情報)を受信する手段と、
    前記RRCメッセージおよび前記DCIに基づいて、前記少なくとも1つの通信リソースの少なくとも一部を用いた前記アップリンク送信前記期間でキャンセルする手段と、を備えるUE。
  9. ネットワーク装置であって、
    キャンセル可能な少なくとも1つの通信リソースを識別する情報を含むRRC(Radio Resource Control:無線リソース制御)メッセージをUE(User Equipment:ユーザ装置)に送信する手段と、
    前記少なくとも1つの通信リソースの少なくとも一部を用いた前記UEによるアップリンク送信キャンセルされることを示す情報、および、キャンセルされる期間を示す情報を含むDCI(ダウンリンク制御情報)を前記UEに送信する手段と、を備えるネットワーク装置。
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