JP2022030638A - 打抜き板の搬送装置及び搬送方法 - Google Patents
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Abstract
Description
即ち、積層鉄心としての固定子鉄心或いは回転子鉄心は、前記プレス機により打抜き板を打ち抜く打抜工程、その打抜き板を積層する積層工程、溶接等の固定手段で積層鉄心として相互に固着する溶接工程等を経て、コイル或いは永久磁石が組み込まれる。
具体的には図7に例示するように、プレス機における金型100の下方には、ベルトコンベア101が配置されており、金型100で打抜かれた打抜き板1は、ベルトコンベア101上に落下し、そのベルトコンベア101の搬送方向下流側の整列作業台102へ水平搬送される。
図1に示す製造装置2は、固定子鉄心の製造ラインにおけるプレス機の金型11、当該金型11で打ち抜かれた打抜き板1をプレス機外の搬出位置へ搬送するための搬送装置10を含む。図示は省略するが、素材となるロール状の電磁鋼板は、その巻回を解きつつプレス機側へ繰り出され、金型11における上金型と下金型との間に供給される。また、図1の金型11は、下金型のみを表すものとし、以下「下金型11」と称する。
搬送体本体26は、下面に摺動部材26cが固定されたスライダ26bと、上面に載置面部20が固定された保持プレート26aとを一体的に備える。詳しい図示は省略するが、スライダ26bは、X方向を長手方向とする略矩形板状をなしており、その下面における複数の摺動部材26cを介して直動ガイド25にスライド自在に装着されている。なお、スライダ26bは、摺動部材26cの部分に転動部材であるボールを内蔵した構成としてもよい。
ここで、搬送体21の機内位置とは、同図1に示すように下金型11の直下に載置面部20が位置し、抜き落とし孔12から落下する打抜き板1を載置面部20で受ける位置を称するものである。他方、搬送体21の搬出位置とは、機内位置からX1方向へ離間した前記プレス機外となる位置であって、載置面部20から打抜き板1が搬出される位置である。
上記の直動ガイド25、X軸モータ28、ギヤ機構、プーリ29、タイミングベルト30等は移動機構22に相当する。なお、移動機構22は、プーリ29やタイミングベルト30を用いた構成に限らず、スライダ26bをX方向に沿って駆動する図示しないボールねじを用いた構成としてもよい。
載置面部20の孔部31と保持プレート26aの孔部31aには、ガイド体23の棒状部23a,23bが夫々挿通され、スライダ26bの孔部31bには、そのガイド体23に下側から当接する係止部32が設けられている。
なお、図3では便宜上、打抜き板1下面と載置面部20上面との間に隙間を空けて示しているが、打抜き板1を載置面部20上に隙間無く載置し、積層可能であることは勿論である。また、図4(a)~(d)の模式図では便宜上、ガイド体23について棒状部23a,23bのみを誇張して表すものとし、軸心部23cや繋ぎ部23dの図示を省略している。
また、図5に示すように、制御装置39には、搬送体21のX軸モータ28、ガイド体23用のZ軸シリンダ35、シャッタ13,13用のシリンダ36、クランプ37,37用のシリンダ38等の各種アクチュエータが接続されている。制御装置39は、各種センサ部41からの入力信号や予め記憶された制御プログラムに基づき、各種アクチュエータを制御し、搬送に係る工程を自動で実行する。
固定子鉄心の製造方法は、プレス工程である前記第1打抜き工程及び第2打抜き工程、そのプレス工程で打抜かれた打抜き板1を揃えて載置面部20上に積層する積層工程、搬送体21を機内位置と搬出位置との間で移動させる第1移動工程及び第2移動工程、搬出位置で搬出される複数の打抜き板1を溶接する溶接工程を含む。
そして、制御装置39は、搬送体21が機内位置にあり且つシャッタ13,13により所定枚数分の打抜き板1が保持されていると判定したとき、Z軸シリンダ35を駆動させる。これにより、Z軸シリンダ35のロッド35aが上昇することに伴い、ガイド体23は、その棒状部23a,23bが下金型11の抜き落とし孔12内に進出する。
これにより、第1移動工程では、載置面部20上に積層された打抜き板1夫々のスロット1cにガイド体23の棒状部23a,23bが挿通されたまま、当該棒状部23a,23bを下金型11側の部材等と干渉させることなく搬送体21を搬出位置へ移動させることができる。
なお、制御装置39は、搬送体21の搬出位置にて載置面部20から積層された打抜き板1の全部が搬出された後、X軸モータ28の駆動により搬送体21を搬出位置から機内位置へ移動させる第2移動工程を行う。上記した第1移動工程や第2移動工程の途中で、シリンダ38によりクランプ37,37を駆動させて、シャッタ13,13側へ所定枚数の打抜き板1を落下させることにより(図4(a)参照)、次の積層工程に備えておくことができる。
即ち、本実施形態の搬送方法は、搬送体21の機内位置にて、下金型11側から落下する打抜き板1を載置面部20上に積層するためのガイド体23により、複数枚の当該打抜き板1を揃えて重ね合わせるように案内する積層工程、を備え、その積層工程において、下金型11と載置面部20との間にわたる進出位置までガイド体23を進出させて、打抜き板1を載置面部20上に複数枚重ね合わせて積層し、少なくとも搬送体21を機内位置から搬出位置へ移動させる際に、ガイド体23が他の部材と干渉しない退避位置へ当該ガイド体23を退避させる。
なお、打抜き板は、例えば図示しない回転子鉄心の積層鋼板として積層されるものでもよい。この場合、回転子鉄心の磁石用のスロットに相当する、当該打抜き板のスロット形成部を利用して、棒状部23a,23bで案内するようにした場合でも、上記と同様の効果を奏する。
これによれば、抜き落とし孔12から載置面部20にわたって、打抜き板1の落下時における姿勢の崩れを抑制し、打抜き板1を安定して積層することができる。
例えば搬送装置10は、金型を有するプレス機に付設され、金型で打ち抜かれた打抜き板をプレス機外の搬出位置へ搬送するものであればよく、プレス機において前記積層鋼板以外の打抜き板を打ち抜く構成としてもよい。
ガイド体23は、載置面部20上に複数枚の打抜き板を揃えて重ね合わせるように案内するガイド部分を有する構成であればよく、棒状部23a,23bの個数や形態等を適宜変更してもよい。また、規制部は、シャッタ13,13に限らず、開放動作に伴い抜き落とし孔12から打抜き板を落下させるように構成されていればよい。
Claims (5)
- 金型(11)を有するプレス機に付設され、前記金型で打ち抜かれた打抜き板(1)を前記プレス機外の搬出位置へ搬送するための搬送装置(10)であって、
前記打抜き板を載置可能な載置面部(20)を有する搬送体(21)と、
前記搬送体を、前記金型の下方に前記載置面部が位置する機内位置と前記載置面部から前記打抜き板が搬出される前記搬出位置とに移動させる移動機構(22)と、
前記搬送体の前記機内位置にて、前記金型側から落下する前記打抜き板を前記載置面部上に積層するためのガイド体であって、その載置面部上に複数枚の当該打抜き板を揃えて重ね合わせるように案内するガイド体(23)と、
前記ガイド体を、前記金型と前記載置面部との間にわたって進出させて前記打抜き板を案内する進出位置と、前記搬送体の移動の際に他の部材と干渉しないように当該ガイド体を退避させる退避位置と、に進退させる進退機構(24)と、を備える打抜き板の搬送装置。 - 前記打抜き板は、固定子または回転子の鉄心を構成する積層鋼板として積層されるものであり、前記鉄心のコイル用または磁石用のスロットに相当するスロット形成部(1c)が打抜かれ、
前記ガイド体は、前記スロット形成部内に挿通可能な棒状部(23a,23b)を有して構成され、その棒状部が前記打抜き板を前記スロット形成部内で案内する請求項1記載の搬送装置。 - 前記金型は、前記打抜き板の打抜き空間部(12a)の下方へ連通する抜き落とし孔(12)を有し、
前記進出位置の前記ガイド体は、前記打抜き板を前記金型の前記抜き落とし孔から前記載置面部にわたって案内する請求項1または2記載の搬送装置。 - 前記金型は、前記打抜き板の打抜き空間部の下方へ連通する抜き落とし孔を有し、
前記抜き落とし孔の近傍に、前記打抜き板の落下を規制する規制部(13,13)が設けられ、その規制部の開放動作により、前記抜き落とし孔から前記打抜き板を落下させる請求項1から3の何れか一項記載の搬送装置。 - 金型を有するプレス機に付設され、前記金型で打ち抜かれた打抜き板を前記プレス機外の搬出位置へ搬送するための搬送体による搬送方法であって、
前記搬送体は、前記打抜き板を載置可能な載置面部を有し、その搬送体を、前記金型の下方に前記載置面部が位置する機内位置と前記プレス機の外方に前記載置面部が位置する前記搬出位置とに移動させる移動工程と、
前記搬送体の前記機内位置にて、前記金型側から落下する前記打抜き板を前記載置面部上に積層するためのガイド体により、複数枚の当該打抜き板を揃えて重ね合わせるように案内する積層工程と、を備え、
前記積層工程において、前記金型と前記載置面部との間にわたる進出位置まで前記ガイド体を進出させて、前記打抜き板を前記載置面部上に複数枚重ね合わせて積層し、
前記移動工程において、少なくとも前記搬送体を前記機内位置から前記搬出位置へ移動させる際に、前記ガイド体が他の部材と干渉しない退避位置へ当該ガイド体を退避させる打抜き板の搬送方法。
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JPH05293569A (ja) * | 1992-04-20 | 1993-11-09 | Orii:Kk | ブランク材自動集積装置 |
JP2016167958A (ja) * | 2015-03-10 | 2016-09-15 | 田中精密工業株式会社 | 積層回転子の製造方法及び積層回転子製造用治具 |
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