JP2022030159A - 媒体供給装置 - Google Patents

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Abstract

Figure 2022030159000001
【課題】媒体供給装置において、媒体を的確に浮上させる。
【解決手段】媒体供給装置1は、積載台10と、浮上エア吹き出し機構(例えば、メイン浮上エア吹き出し機構40及び1対のサイド浮上エア吹き出し機構60,60)と、搬送機構20と、吸引機構30と、制御部81とを備える。この制御部81は、最上位の媒体M1に対して、吸引機構30によって搬送機構20に吸着させるように浮上エア吹き出し機構にエア(例えば、メイン浮上エアA2及びサイド浮上エアA4)を吹き出させる浮上制御(時刻t7)を行い、この浮上制御を行った後で且つ2番目の媒体M2に対して浮上制御(時刻t14~t17)を行う前に、浮上エア吹き出し機構に2番目の媒体M2に向けて2番目の媒体M2を浮上させるエアを吹き出させる予備吹き出し制御(時刻t11~t12)を行う。
【選択図】図4

Description

本発明は、媒体供給装置に関する。
従来、積載台に積載された最上位の媒体を浮上エアの吹き出しによって浮上させ、浮上した最上位の媒体を積載台の上方に位置する搬送機構にエアの吸引によって吸着させるとともに、浮上した最上位の媒体を分離エアの吹き出しによって1枚に分離する手法が知られている。このような手法を採用した給紙装置において、1枚目の用紙の搬送中に2枚目の用紙を浮上させるための浮上エアを送風させるとともに、1枚目の用紙の後端が所定の位置を通過したことを検出した場合に、2枚目の用紙に対する浮上エアの送風を停止させる給紙装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2015-16954号公報
ところで、上述のように浮上させた最上位の媒体を搬送機構によって搬送する場合、最上位の媒体が搬送された後、2番目の媒体をできるだけ早く搬送機構に吸着させることで媒体の供給間隔を短くすることができる。
しかしながら、最上位の媒体が搬送機構から抜けきられないうちに2番目の媒体が浮上して最上位の媒体又は搬送機構に接触すると、最上位の媒体とともに2番目の媒体が搬送される重送が生じ得る。
一方、この重送を回避するために、2番目の媒体の浮上タイミングを遅らせると、特に、媒体同士の密着が強い媒体や、重い媒体などで、媒体の浮上が搬送に間に合わずに空送が発生し得る。
本発明の目的は、媒体を的確に浮上させることができる媒体供給装置を提供することである。
1つの態様では、媒体供給装置は、複数の媒体が積載される積載台と、エアを吹き出すことによって前記積載台に積載された前記複数の媒体のうち少なくとも最上位の媒体を浮上させる浮上エア吹き出し機構と、前記浮上エア吹き出し機構のエアの吹き出しによって浮上した前記最上位の媒体を搬送する搬送機構と、エアを吸引することによって前記最上位の媒体を前記搬送機構に吸着させる吸引機構と、前記最上位の媒体に対して、前記吸引機構によって前記搬送機構に吸着させるように前記浮上エア吹き出し機構にエアを吹き出させる浮上制御を行い、当該浮上制御を行った後で且つ前記最上位の媒体の下部に位置する2番目の媒体に対して前記浮上制御を行う前に、前記浮上エア吹き出し機構に前記2番目の媒体に向けて前記2番目の媒体を浮上させるエアを吹き出させる予備吹き出し制御を行う制御部とを備える。
前記態様によれば、媒体を的確に浮上させることができる。
一実施の形態に係る媒体供給装置を備える印刷システムを示す正面図である。 一実施の形態に係る媒体供給装置の制御構成を示す図である。 一実施の形態における媒体供給動作を説明するためのフローチャートである。 一実施の形態における媒体供給動作を説明するためのタイミングチャートである。 一実施の形態における媒体供給動作を説明するための説明図(その1)である。 一実施の形態における媒体供給動作を説明するための説明図(その2)である。 一実施の形態における媒体供給動作を説明するための説明図(その3)である。 一実施の形態における媒体供給動作を説明するための説明図(その4)である。
以下、本発明の一実施の形態に係る媒体供給装置について、図面を参照しながら説明する。
図1は、一実施の形態に係る媒体供給装置1を備える印刷システム100を示す正面図である。
図2は、媒体供給装置1の制御構成を示す図である。
図1に示す印刷システム100は、媒体供給装置1と、印刷装置101とを備える。
媒体供給装置1は、印刷装置101の印刷部110へ媒体Mを供給する。なお、媒体供給装置1が媒体Mを供給する対象は、印刷装置101に限られず、搬送装置、後処理装置などの他の装置であってもよい。また、媒体供給装置1は、印刷装置101などの他の装置に一体に備えられていてもよい。また、媒体Mとしては、例えば用紙(枚葉紙)であるが、フィルム等の他のシート状の媒体などであってもよい。また、媒体供給装置1は、例えば上下又は前後に並んで複数配置され、複数の媒体供給装置1が印刷装置101などの他の装置に対して媒体Mを供給してもよい。
図1及び図2に示すように、媒体供給装置1は、積載台10と、搬送機構20と、吸引機構30と、メイン浮上エア吹き出し機構40と、メイン分離エア吹き出し機構50と、1対のサイド浮上エア吹き出し機構60,60と、1対のサイド分離エア吹き出し機構70,70と、制御部81と、記憶部82と、インターフェース部83と、積載台昇降駆動部84と、搬送駆動部85とを備える。
図1に示す積載台10には、複数の媒体Mが積載される。積載台10は、図2に示す積載台昇降駆動部84の駆動によって昇降する。一例ではあるが、積載台10に積載された媒体Mの数が減っていくと、制御部81は、図示しない浮上状態検知部が所定の積載面高さに水平に照射した光の反射光の光量に基づいて、積載台10を上昇させるように積載台昇降駆動部84を制御する。
なお、図示はしないが、媒体供給装置1は、積載台10に積載された媒体Mの搬送方向Dにおける後端(上流側端部)の位置を規制する後端規制部(例えばエンドフェンス)と、積載台10に積載された媒体Mの搬送方向Dに直交する幅方向の位置を規制する一対の幅規制部(例えばサイドフェンス)とを更に備えるとよい。
図1に示す搬送機構20は、搬送ベルト21と、この搬送ベルト21が掛け渡された1対のプーリ22,23とを有する。プーリ22,23のうち一方は駆動プーリであり、他方は従動プーリである。駆動プーリは、図2に示す搬送駆動部85の駆動によって図1における反時計回りに回転し、搬送ベルト21を回転させる。これにより、搬送機構20は、後述するメイン浮上エア吹き出し機構40のメイン浮上エアA2の吹き出し及び1対のサイド浮上エア吹き出し機構60,60のサイド浮上エアA4の吹き出しによって浮上した最上位の媒体M1を搬送方向D(図1における右方向)に搬送する。搬送機構20は、例えば搬送方向Dに直交する幅方向に並んで、複数配置されていてもよい。その場合、後述する吸引機構30は、1つのみ配置されていてもよいし、或いは、複数の搬送機構20のそれぞれに配置されていてもよい。
搬送ベルト21は、媒体Mを搬送する搬送部材の一例である。搬送ベルト21には、後述する吸引機構30により吸引される吸引エアA1を通すための複数の貫通孔が設けられている。搬送機構20は、搬送ベルト21に代えて搬送ローラ等の他の搬送部材を有するものであってもよい。搬送機構20が搬送ローラを有する場合には、搬送駆動部85は、駆動プーリではなく駆動ローラを回転させることになる。
吸引機構30は、搬送ベルト21に設けられた複数の貫通孔を通して図示しない吸引源(例えば吸引ファン)の駆動によって吸引エアA1を吸引する。これにより、吸引機構30は、積載台10に積載された複数の媒体Mのうち浮上している最上位の媒体M1を搬送機構20(搬送ベルト21)に吸着させる。
メイン浮上エア吹き出し機構40は、ファン41と、シャッタ42とを有し、積載台10に積載された複数の媒体Mよりも搬送方向Dの下流側に配置されている。
ファン41は、エア供給源の一例であり、メイン浮上エアA2を吹き出すことで少なくとも最上位の媒体M1を浮上させる。メイン浮上エア吹き出し機構40は、最上位の媒体M1を含む例えば10枚程度の媒体Mを浮き上がらせるように、斜め上方にメイン浮上エアA2を吹き出すとよい。
シャッタ42は、エア(メイン浮上エアA2)を遮断する閉位置(CLOSE位置)と、エアを遮断しない開位置(OPEN位置)とに移動する遮断部の一例である。なお、シャッタ42は、閉位置と開位置との間の1つ以上の位置にさらに移動することによって、メイン浮上エアA2の風量を調整可能であってもよい。
メイン分離エア吹き出し機構50は、ファン51を有し、積載台10に積載された複数の媒体Mよりも搬送方向Dの下流側に配置されている。
ファン51は、エア供給源の一例であり、最上位の媒体M1を、この最上位の媒体M1の下部に位置する2番目の媒体M2と分離させるようにメイン分離エアA3を吹き出す。
なお、メイン分離エア吹き出し機構50は、メイン浮上エア吹き出し機構40と同様に、遮断部の一例であるシャッタを有することによって、メイン分離エアA3の全部又は一部を遮断可能であってもよい。
1対のサイド浮上エア吹き出し機構60,60は、積載台10に積載された複数の媒体Mを挟んで、搬送方向Dに直交する幅方向に対向するように配置されている。1対のサイド浮上エア吹き出し機構60,60は、エア供給源の一例である図示しないファンを用いてサイド浮上エアA4を吹き出すことによって少なくとも最上位の媒体M1を浮上させる。1対のサイド浮上エア吹き出し機構60,60は、メイン浮上エア吹き出し機構40と同様に、遮断部の一例であるシャッタを有し、サイド浮上エアA4の全部又は一部を遮断する。
なお、図1では、手前側に表れるサイド浮上エア吹き出し機構60のサイド浮上エアA4の吹き出し口を破線で示している。また、図1では、サイド浮上エア吹き出し機構60の下部の図示を省略している。
メイン浮上エア吹き出し機構40及び1対のサイド浮上エア吹き出し機構60,60は、積載台10に積載された複数の媒体Mのうち少なくとも最上位の媒体M1を、エア(メイン浮上エアA2及びサイド浮上エアA4)を吹き出すことによって浮上させる浮上エア吹き出し機構の一例である。
1対のサイド分離エア吹き出し機構70,70は、積載台10に積載された複数の媒体Mを挟んで、搬送方向Dに直交する幅方向に対向するように配置されている。1対のサイド分離エア吹き出し機構70,70は、エア供給源の一例である図示しないファンを用いて最上位の媒体M1を2番目の媒体M2と分離させるようにサイド分離エアA5を吹き出す。1対のサイド分離エア吹き出し機構70,70は、メイン浮上エア吹き出し機構40と同様に、遮断部の一例であるシャッタを有することによって、サイド分離エアA5の全部又は一部を遮断可能であってもよい。
なお、図1では、手前側に表れるサイド分離エア吹き出し機構70のサイド分離エアA5の吹き出し口を破線で示している。また、図1では、サイド分離エア吹き出し機構70の下部の図示を省略している。
メイン分離エア吹き出し機構50及び1対のサイド分離エア吹き出し機構70,70は、メイン浮上エア吹き出し機構40及び1対のサイド浮上エア吹き出し機構60のエア(メイン浮上エアA2及びサイド浮上エアA4)の吹き出しによって浮上した最上位の媒体M1を、2番目の媒体M2と分離させるようにエア(メイン分離エアA3及びサイド分離エアA5)を吹き出す分離エア吹き出し機構の一例である。
図2に示す制御部81は、媒体供給装置1全体の動作を制御する演算処理装置として機能するプロセッサ(例えばCPU:Central Processing Unit)を有し、媒体供給装置1の各部の動作を制御する。なお、媒体供給装置1が印刷装置101などの他の装置に一体に備えられる場合などには、印刷装置101などの他の装置の制御部が制御部81を兼用してもよい。
記憶部82は、例えば、所定の制御プログラムが予め記録されている読み出し専用半導体メモリであるROM(Read Only Memory)、プロセッサが各種の制御プログラムを実行する際に必要に応じて作業用記憶領域として使用される随時書き込み読み出し可能な半導体メモリであるRAM(Random Access Memory)などである。記憶部82についても、印刷装置101などの他の装置の記憶部が記憶部82を兼用してもよい。
インターフェース部83は、印刷装置101等の外部機器との間で各種情報の授受を行う。例えば、インターフェース部83は、印刷装置101の制御部から、媒体Mの供給要求や供給停止要求などの情報を受け、制御部81は、これらの情報に基づき、媒体供給装置1の各部の動作を制御する。
積載台昇降駆動部84は、積載台10を昇降させるモータ(アクチュエータの一例)を有する。
搬送駆動部85は、搬送機構20のプーリ22,23のうちの一方である駆動プーリを回転させるモータ(アクチュエータの一例)を有する。
次に、図1に示す印刷装置101について説明する。
印刷装置101は、印刷部110と、搬送部120と、第1供給部130と、第2供給部140と、第3供給部150と、搬送ローラ対161~165と、レジストローラ対166と、入口搬送ローラ対167とを備える。なお、図1には、媒体供給装置1、第1供給部130、第2供給部140、及び第3供給部150から、印刷部110へ続く搬送経路Rを、太い実線で示す。
印刷部110は、例えば、印刷に用いられる各色分のラインヘッド型インクジェットヘッドを有する。なお、印刷部110の印刷方式は、インクジェット印刷方式以外の印刷方式であってもよい。
搬送部120は、印刷部110に対向して配置され、媒体Mを搬送する。例えば、搬送部120は、媒体Mを吸着しながら搬送ベルトによって媒体Mを搬送する。
第1供給部130、第2供給部140、及び第3供給部150は、供給トレイ131,141,151と、スクレーパローラ132,142,152と、ピックアップローラ133,143,153とを有する。
供給トレイ131,141,151には、複数の媒体Mが積載される。
スクレーパローラ132,142,152は、供給トレイ131,141,151に積載された複数の媒体Mのうち最上位に位置する媒体Mを繰り出して搬送する繰り出しローラである。
ピックアップローラ133,143,153は、スクレーパローラ132,142,152によって繰り出された媒体Mを搬送経路Rへ搬送する。
搬送ローラ対161~165は、第1供給部130、第2供給部140、及び第3供給部150からレジストローラ対166までの間の搬送経路Rに配置されている。
レジストローラ対166には、媒体供給装置1、第1供給部130、第2供給部140、及び第3供給部150から搬送される媒体Mが突き当てられる。これにより、媒体Mの斜行が修正される。
入口搬送ローラ対167は、搬送機構20によって搬送される媒体Mを、レジストローラ対166に向けて搬送する。
次に、媒体供給装置1による媒体Mの供給動作について、上述の説明と重複する事項については適宜省略しながら説明する。まず、図3を参照しながら媒体Mの供給動作の全体の流れについて説明する。
図3は、媒体供給動作を説明するためのフローチャートである。
なお、図3に示すフローチャートの各処理は、制御部81が例えば図1に示す印刷装置101の制御部から媒体Mの供給要求を開始する信号を受けることによって開始する。
まず、制御部81は、吸引機構30による吸引エアA1の吸引、メイン分離エア吹き出し機構50によるメイン分離エアA3の吹き出し、及び、1対のサイド分離エア吹き出し機構70,70によるサイド分離エアA5の吹き出しを開始させる(ステップS1)。
次に、制御部81は、最上位の媒体M1に対して、吸引機構30によって搬送機構20に吸着させるようにメイン浮上エア吹き出し機構40及び1対のサイド浮上エア吹き出し機構60,60にエア(メイン浮上エアA2及びサイド浮上エアA4)を吹き出させる浮上制御を行う(ステップS2)。この浮上制御は、例えば、最上位の媒体M1が搬送機構20に吸着されるのに要する時間以上行われるとよい。なお、浮上制御は、例えば、メイン浮上エア吹き出し機構40のシャッタ42及び1対のサイド浮上エア吹き出し機構60,60の図示しないシャッタを開位置に移動させることにより開始させ、閉位置に移動させることにより終了させることができる。
次に、制御部81は、印刷装置101の制御部からの供給停止要求(ステップS3)及び供給要求(ステップS4)があるかの判定を繰り返す。
制御部81は、供給停止要求を受けると(ステップS3:YES)、吸引機構30による吸引エアA1の吸引、メイン分離エア吹き出し機構50によるメイン浮上エアA2の吹き出し、及び、1対のサイド分離エア吹き出し機構70,70によるサイド分離エアA5の吹き出しを停止させ(ステップS9)、図3に示す供給動作を終了する。
制御部81は、供給要求を受けた場合(ステップS4:YES)、搬送機構20に吸着された最上位の媒体M1を搬送方向Dに搬送するように搬送駆動部85を制御する(ステップS5)。制御部81は、最上位の媒体M1が印刷装置101の入口搬送ローラ対167に到達するまでの予定時間以上の時間経過後に、搬送機構20による最上位の媒体M1の搬送を停止するとよい。
また、制御部81は、積載台10に積載された媒体Mの媒体情報に基づいて、積載台10に積載された媒体Mが後述する予備吹き出し制御(ステップS8)を行う媒体Mであるか否かを判定する(ステップS6)。
ここで、媒体情報は、例えば、媒体Mの種類、媒体Mのサイズ、媒体Mの向きなどの情報である。媒体情報は、例えば、媒体供給装置1に設けられた操作部(例えばレバー)における媒体Mの種類に合わせたユーザによる操作、積載台10に積載された媒体Mのサイズや向きを検知する図示しないセンサの検知結果、印刷装置101の印刷ジョブなどに基づいて制御部81によって取得されるとよい。媒体Mの種類は、普通紙、厚紙、薄紙などの媒体Mの厚さ(坪量)や、媒体Mの材質などである。媒体Mのサイズは、例えば、A3(297×420mm)、A4(210×297mm)などである。媒体Mの向きは、媒体Mの長手方向が搬送方向Dに平行な縦、又は、媒体Mの長手方向が搬送方向Dに直交する横である。
例えば、媒体Mが厚紙であるほど、媒体Mの自重が重くなるため、媒体Mが浮上しにくい。また、媒体Mの表面が平滑であるほど、媒体Mが互いに密着し、媒体Mが浮上しにくい。そのため、制御部81は、このように浮上しにくい媒体Mのみに、後述する予備吹き出し制御(ステップS8)を行い、媒体Mを浮上させやすくするとよい。但し、制御部81は、媒体情報によらず、すべての媒体Mに対して予備吹き出し制御(ステップS8)を行ってもよい。
制御部81は、予備吹き出し制御を行わない媒体Mであると判定すると(ステップS6:NO)、上述の浮上制御(ステップS2)によって次の媒体Mを浮上させる。
制御部81は、予備吹き出し制御を行う媒体Mであると判定すると(ステップS6:YES)、積載台10に積載された複数の媒体Mの残量が所定量以上であるか否かを判定する(ステップS7)。この所定量は、任意であるが、例えば、通常、メイン浮上エア吹き出し機構40及び1対のサイド浮上エア吹き出し機構60,60によるエアの吹き出しによって浮上する媒体Mの枚数(例えば10枚前後)とするとよい。積載台10に積載された媒体Mの枚数がエアの吹き出しによって浮上する媒体Mの枚数未満である場合には、後述する予備吹き出し制御(ステップS8)が行われなくとも、媒体Mが浮上しやすいためである。但し、制御部81は、媒体Mの残量によらず、すべての媒体Mに対して予備吹き出し制御(ステップS8)を行ってもよい。
なお、制御部81は、媒体供給装置1が設置された環境の温度、湿度、気流などの環境情報に基づいて、後述する予備吹き出し制御(ステップS8)を行うか否かを判定してもよい。例えば、高温多湿であるほど媒体Mが浮上しにくくなるため、高温多湿の場合のみに後述する予備吹き出し制御(ステップS8)を行ってもよい。環境情報は、例えば、媒体供給装置1に設置された図示しないセンサの検知結果に基づいて制御部81によって取得されるとよい。
制御部81は、積載台10に積載された複数の媒体Mの残量が所定量未満であると判定すると(ステップS7:NO)、上述の浮上制御(ステップS2)によって次の媒体Mを浮上させる。
制御部81は、積載台10に積載された複数の媒体Mの残量が所定量以上であると判定すると(ステップS7:YES)、メイン浮上エア吹き出し機構40及び1対のサイド浮上エア吹き出し機構60,60に、搬送されている最上位の媒体M1の下部に位置する2番目の媒体M2に向けて2番目の媒体M2を浮上させるエア(メイン浮上エアA2及びサイド浮上エアA4)を吹き出させる予備吹き出し制御を行う(ステップS8)。この予備吹き出し制御について詳しくは後述する。
その後、制御部81は、上述の浮上制御(ステップS2)によって次の媒体M(2番目の媒体M2)を浮上させる。
以下、図4及び図5A~図5Dを参照しながら、媒体Mの供給動作について、より具体的に説明する。
図4は、媒体供給動作を説明するためのタイミングチャートである。
図5A~図5Dは、媒体供給動作を説明するための説明図である。
まず、メイン浮上エア吹き出し機構40のシャッタ42及び1対のサイド浮上エア吹き出し機構60,60の図示しないシャッタが開位置(OPEN位置)に位置する上述の浮上制御(図3のステップS2)が最上位の媒体M1に対して行われることによって(図4の時刻t7まで)、図4に高さを実線で示す最上位の媒体M1とともに、高さを破線で示す2番目の媒体M2が浮上する。
その後、2番目の媒体M2は、浮上制御が終了(時刻t7)することに伴い、メイン分離エア吹き出し機構50及び1対のサイド分離エア吹き出し機構70,70によるエア(メイン分離エアA3及びサイド分離エアA5)の吹き出しによって最上位の媒体M1と分離し(時刻t8)、積載台10上(すなわち、積載台10に積載された媒体M上)に落下する。
制御部81は、供給開始信号(供給要求)を受けると(時刻t11,図3のステップS4:YES)、図5Aに示すように、搬送機構20によって最上位の媒体M1を搬送方向Dに搬送するように搬送駆動部85を制御する(図3のステップS5)。
また、制御部81は、2番目の媒体M2が予備吹き出し制御を行う媒体Mで(図3のステップS6:YES)、且つ、媒体Mの残量が所定量以上(図3のステップS7:YES)である場合には、メイン浮上エア吹き出し機構40のシャッタ42及び1対のサイド浮上エア吹き出し機構60,60の図示しないシャッタを開位置に移動させることによって、2番目の媒体M2に向けて2番目の媒体M2を浮上させるエアを吹き出させる予備吹き出し制御を行う(図3のステップS8,図4の時刻t11~t12)。なお、この予備吹き出し制御は、シャッタが開位置に移動することによって行われるのに代えて、メイン浮上エア吹き出し機構40のファン41及び1対のサイド浮上エア吹き出し機構60,60の図示しないファンの再稼働や風量調整などによって行われてもよいが、シャッタを用いる場合と比較してエアの吹き出し量の応答速度が遅くなるため、シャッタを用いることが望ましい。
予備吹き出し制御(時刻t11~t12)は、2番目の媒体M2を最上位の媒体M1に接触しない高さまで浮上させるように、後述する浮上制御(時刻t14~t17)よりも短い期間で終了(時刻t12)するように行われる。なお、予備吹き出し制御(時刻t11~t12)は、浮上制御(時刻t14~t17)よりも弱い風量でエアが吹き出されてもよい。また、予備吹き出し制御(時刻t11~t12)が行われる期間は、予備吹き出し制御が終了したとき(時刻t12)から浮上制御が開始するとき(時刻t14)までの期間よりも短いとよい。また、図4では、制御部81が供給開始信号を受ける時刻t11において、予備吹き出し制御が開始しているが、制御部81が供給開始信号を受ける時刻t11の後に開始しても或いは前に開始してもよい。
上述の予備吹き出し制御(時刻t11~t12)によって、2番目の媒体M2は、図5Bに示すように3番目以降の媒体Mとともに浮上し、予備吹き出し制御の開始時(時刻t11)より遅れた時刻t13において最も高い位置(搬送機構20に吸着された最上位の媒体M1よりも高さh低い高さ)まで浮上するが(時刻t13)、上述のように、最上位の媒体M1に接触しない。なお、このとき2番目の媒体M2が最上位の媒体M1に接触する高さまで浮上し、その後に積載台10上に落下してもよいが、最上位の媒体M1に接触すると重送が生じ得るため、重送を確実に防止する観点では、最上位の媒体M1に接触しないことが望ましい。また、2番目の媒体M2が最上位の媒体M1に接触する高さまで浮上しないように下方に向かってエアを吹き出すエア吹き出し機構が配置され、このエア吹き出し機構が最上位の媒体M1が搬送されている途中で露出する2番目の媒体M2に向けて下方にエアを吹き出してもよい。また、予備吹き出し制御(時刻t11~t12)は、浮上制御(時刻t14~t17)が行われる前に、例えばエアの吹き出しを断続的に行うことによって複数回行われ、2番目の媒体M2が途中まで浮上(半浮上)し、積載台10上に落下する動作が複数回繰り返されてもよい。
その後、制御部81は、図5Cに示すように、2番目の媒体M2に対する予備吹き出し制御により浮上した2番目の媒体M2が積載台10上に落下した後で、且つ、最上位の媒体M1が搬送機構20(搬送ベルト21)の搬送方向Dにおける後端(上流側端部)を通過する時刻t15よりも前の時刻t14において、2番目の媒体M2に対する浮上制御を行う(図3のステップS2,図4の時刻t14~17)。この浮上制御は、2番目の媒体M2が上述の予備吹き出し制御(時刻t11~t12)後に積載台10上に積載された媒体Mに接触しない高さまで落下している途中で、再び浮上するように行われてもよい。なお、最上位の媒体M1が搬送機構20の搬送方向Dにおける後端を通過する時刻t15は、センサ等により最上位の媒体M1の位置を検知しなくても、搬送開始時刻(時刻t11)や搬送速度や最上位の媒体M1のサイズや向きなどから判別することができる。
その後、図5Dに示すように最上位の媒体M1が搬送機構20の搬送方向Dにおける前端(下流側端部)を通過し、2番目の媒体M2が搬送機構20に吸着される(時刻t16)。この際には、図4に高さを1点鎖線で示す3番目の媒体Mが、高さを破線で示す2番目の媒体M2とともに浮上する。3番目の媒体M3は、浮上制御が終了(時刻t17)することに伴い、メイン分離エア吹き出し機構50及び1対のサイド分離エア吹き出し機構70,70によるエア(メイン分離エアA3及びサイド分離エアA5)の吹き出しによって2番目の媒体M2と分離し(時刻t18)、積載台10上に落下する。
次に、制御部81が再び供給開始信号を受けると(時刻t21,図3のステップS4:YES)、3番目の媒体Mに対して、予備吹き出し制御(時刻t21~t22)が行われ、3番目の媒体M3が2番目の媒体M2に接触しない高さ(搬送機構20に吸着された2番目の媒体M2よりも高さh低い高さ)まで浮上する。その後も3番目の媒体Mには、2番目の媒体M2と同様の制御が行われる。このように、時刻t11~t21が1枚の媒体Mに供給動作が行われる1サイクルとみなすことができる。
以上説明した本実施の形態では、媒体供給装置1は、積載台10と、浮上エア吹き出し機構の一例であるメイン浮上エア吹き出し機構40及び1対のサイド浮上エア吹き出し機構60,60と、搬送機構20と、吸引機構30と、制御部81とを備える。積載台10には、複数の媒体Mが積載される。メイン浮上エア吹き出し機構40及び1対のサイド浮上エア吹き出し機構60,60は、エア(メイン浮上エアA2及びサイド浮上エアA4)を吹き出すことによって積載台10に積載された複数の媒体Mのうち少なくとも最上位の媒体M1を浮上させる。搬送機構20は、メイン浮上エア吹き出し機構40及び1対のサイド浮上エア吹き出し機構60,60のエアの吹き出しによって浮上した最上位の媒体M1を搬送する。吸引機構30は、エア(吸引エアA1)を吸引することによって最上位の媒体M1を搬送機構20に吸着させる。制御部81は、最上位の媒体M1に対して、吸引機構30によって搬送機構20に吸着させるようにメイン浮上エア吹き出し機構40及び1対のサイド浮上エア吹き出し機構60,60にエアを吹き出させる浮上制御(図3のステップS2,図4の時刻t7)を行い、この浮上制御を行った後で且つ最上位の媒体M1の下部に位置する2番目の媒体M2に対して浮上制御(図3のステップS2,図4の時刻t14~t17)を行う前に、メイン浮上エア吹き出し機構40及び1対のサイド浮上エア吹き出し機構60,60に2番目の媒体M2に向けて2番目の媒体M2を浮上させるエアを吹き出させる予備吹き出し制御(図3のステップS8,図4の時刻11~t12)を行う。
このように、吸引機構30によって搬送機構20に吸着させるようにエアを吹き出す浮上制御の前に予備吹き出し制御が行われることによって、浮上制御の前に積載台10上の媒体M間に空気が入り、湿気等に起因する媒体Mの密着が解除される。そのため、浮上制御において、媒体Mが浮上しやすくなる。よって、本実施の形態によれば、媒体Mを的確に浮上させることができる。
また、本実施の形態では、制御部81は、2番目の媒体M2を最上位の媒体M1に接触しない高さまで浮上させるように2番目の媒体M2に対する予備吹き出し制御(図3のステップS8,図4の時刻11~t12)を行う。
これにより、2番目の媒体M2が搬送機構20によって搬送途中の最上位の媒体M1に接触することに起因する重送を抑制することができる。更には、予備吹き出し制御を短時間で行うことも可能となる。
また、本実施の形態では、制御部81は、2番目の媒体M2に対する予備吹き出し制御(図3のステップS8,図4の時刻11~t12)により浮上した2番目の媒体M2が積載台10上に落下した後に、2番目の媒体に対する浮上制御(図3のステップS2,図4の時刻t14~t17)を行う。
これにより、2番目の媒体M2が予備吹き出し制御によって浮上した状態のまま、2番目の媒体M2に浮上制御が行われる場合よりも、2番目の媒体M2が搬送機構20によって搬送途中の最上位の媒体M1に接触しにくくなる。したがって、重送を抑制することができる。
また、本実施の形態では、制御部81は、媒体Mの媒体情報に基づいて、予備吹き出し制御(図3のステップS8,図4の時刻11~t12)を行う媒体Mを決定する(図3のステップS6)。
これにより、媒体M同士の密着が強い媒体Mや、厚紙などの重い媒体Mなどにのみ予備吹き出し制御を行うことで、媒体Mの供給動作の制御を簡素化しながら、浮上しにくい媒体Mを予備吹き出し制御によって浮上しやすくすることができる。
また、本実施の形態では、制御部81は、積載台10に積載された複数の媒体Mの残量が所定量以上の場合に(図3のステップS7:YES)、予備吹き出し制御を行う(図3のステップS8:YES)。
ところで、媒体Mの残量が少ない場合には、媒体Mの残量が多い場合と比較して、メイン浮上エア吹き出し機構40及び1対のサイド浮上エア吹き出し機構60,60により吹き出されるエアが媒体Mに当たりやすくなる。そのため、媒体Mの残量が所定量以上である場合にのみ予備吹き出し制御を行うことで、媒体Mの供給動作の制御を簡素化しながら、残量が多いことに起因して浮上しにくくなる媒体Mを予備吹き出し制御によって浮上しやすくすることができる。
なお、本発明は、上述の実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階でその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化することができる。また、上述の実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成することができる。例えば、実施形態に示される全構成要素を適宜組み合わせても良い。このような、発明の趣旨を逸脱しない範囲内において種々の変形や応用が可能であることはもちろんである。以下に、本願の出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[付記1]
複数の媒体が積載される積載台と、
エアを吹き出すことによって前記積載台に積載された前記複数の媒体のうち少なくとも最上位の媒体を浮上させる浮上エア吹き出し機構と、
前記浮上エア吹き出し機構のエアの吹き出しによって浮上した前記最上位の媒体を搬送する搬送機構と、
エアを吸引することによって前記最上位の媒体を前記搬送機構に吸着させる吸引機構と、
前記最上位の媒体に対して、前記吸引機構によって前記搬送機構に吸着させるように前記浮上エア吹き出し機構にエアを吹き出させる浮上制御を行い、当該浮上制御を行った後で且つ前記最上位の媒体の下部に位置する2番目の媒体に対して前記浮上制御を行う前に、前記浮上エア吹き出し機構に前記2番目の媒体に向けて前記2番目の媒体を浮上させるエアを吹き出させる予備吹き出し制御を行う制御部と
を備えることを特徴とする媒体供給装置。
[付記2]
前記制御部は、前記2番目の媒体を前記最上位の媒体に接触しない高さまで浮上させるように前記2番目の媒体に対する前記予備吹き出し制御を行う
ことを特徴とする付記1記載の媒体供給装置。
[付記3]
前記制御部は、前記2番目の媒体に対する前記予備吹き出し制御により浮上した前記2番目の媒体が前記積載台上に落下した後に、前記2番目の媒体に対する前記浮上制御を行う
ことを特徴とする付記1記載の媒体供給装置。
[付記4]
前記制御部は、前記媒体の媒体情報に基づいて、前記予備吹き出し制御を行う前記媒体を決定する
ことを特徴とする付記1から3のいずれか記載の媒体供給装置。
[付記5]
前記制御部は、前記積載台に積載された前記複数の媒体の残量が所定量以上の場合に、前記予備吹き出し制御を行う
ことを特徴とする付記1から4のいずれか記載の媒体供給装置。
1 媒体供給装置
10 積載台
20 搬送機構
21 搬送ベルト
22,23 プーリ
30 吸引機構
40 メイン浮上エア吹き出し機構
41 ファン
42 シャッタ
50 メイン分離エア吹き出し機構
51 ファン
60 サイド浮上エア吹き出し機構
70 サイド分離エア吹き出し機構
81 制御部
82 記憶部
83 インターフェース部
84 積載台昇降駆動部
85 搬送駆動部
100 印刷システム
101 印刷装置
A1 吸引エア
A2 メイン浮上エア
A3 メイン分離エア
A4 サイド浮上エア
A5 サイド分離エア
D 搬送方向
M 媒体
M1 最上位の媒体
M2 2番目の媒体
R 搬送経路

Claims (5)

  1. 複数の媒体が積載される積載台と、
    エアを吹き出すことによって前記積載台に積載された前記複数の媒体のうち少なくとも最上位の媒体を浮上させる浮上エア吹き出し機構と、
    前記浮上エア吹き出し機構のエアの吹き出しによって浮上した前記最上位の媒体を搬送する搬送機構と、
    エアを吸引することによって前記最上位の媒体を前記搬送機構に吸着させる吸引機構と、
    前記最上位の媒体に対して、前記吸引機構によって前記搬送機構に吸着させるように前記浮上エア吹き出し機構にエアを吹き出させる浮上制御を行い、当該浮上制御を行った後で且つ前記最上位の媒体の下部に位置する2番目の媒体に対して前記浮上制御を行う前に、前記浮上エア吹き出し機構に前記2番目の媒体に向けて前記2番目の媒体を浮上させるエアを吹き出させる予備吹き出し制御を行う制御部と
    を備えることを特徴とする媒体供給装置。
  2. 前記制御部は、前記2番目の媒体を前記最上位の媒体に接触しない高さまで浮上させるように前記2番目の媒体に対する前記予備吹き出し制御を行う
    ことを特徴とする請求項1記載の媒体供給装置。
  3. 前記制御部は、前記2番目の媒体に対する前記予備吹き出し制御により浮上した前記2番目の媒体が前記積載台上に落下した後に、前記2番目の媒体に対する前記浮上制御を行う
    ことを特徴とする請求項1記載の媒体供給装置。
  4. 前記制御部は、前記媒体の媒体情報に基づいて、前記予備吹き出し制御を行う前記媒体を決定する
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項記載の媒体供給装置。
  5. 前記制御部は、前記積載台に積載された前記複数の媒体の残量が所定量以上の場合に、前記予備吹き出し制御を行う
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項記載の媒体供給装置。
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