JP2022028206A - 制御装置、プログラム、およびシステム - Google Patents

制御装置、プログラム、およびシステム Download PDF

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Yuichi Inami
佳之 大屋
Yoshiyuki Oya
将宏 荒川
Masahiro Arakawa
智広 土屋
Tomohiro Tsuchiya
賢人 及川
Kento Oikawa
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Abstract

【課題】無線通信を用いた認証処理に要する消費電力を効果的に抑制する。【解決手段】近距離無線通信部による他の通信装置との間における近距離無線通信を制御する制御部、を備え、前記制御部は、対象となる移動体が利用される可能性の高さを表す利用可能性に応じて、前記近距離無線通信部が前記近距離無線通信を開始するために行う準備動作の実行頻度を設定する、制御装置が提供される。【選択図】図2

Description

本発明は、制御装置、プログラム、およびシステムに関する。
近年では、装置間で信号を送受信した結果に従って認証を行う技術が開発されている。例えば、下記特許文献1では、車載器が携帯機との間で信号を送受信することで携帯機の認証を行い、当該認証の結果に従って車両の制御を行うシステムが開示されている。
特開平11-208419号公報
上記のようなシステムでは、車載器と携帯機との間における無線通信を開始するために、トリガとなる信号の送信を行う動作や、当該信号を受信するための動作等の準備動作を行うことが求められる。しかし、上記のような準備動作を高頻度に継続して行う場合、消費電力が増大することとなる。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、無線通信を用いた認証処理に要する消費電力を効果的に抑制することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、近距離無線通信部による他の通信装置との間における近距離無線通信を制御する制御部、を備え、前記制御部は、対象となる移動体が利用される可能性の高さを表す利用可能性に応じて、前記近距離無線通信部が前記近距離無線通信を開始するために行う準備動作の実行頻度を設定する、制御装置が提供される。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、コンピュータに、近距離無線通信部による他の通信装置との間における近距離無線通信を制御する制御機能、を実現させ、前記制御機能に、対象となる移動体が利用される可能性の高さを表す利用可能性に応じて、前記近距離無線通信部が前記近距離無線通信を開始するために行う準備動作の実行頻度を設定させる、プログラムが提供される。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、制御装置と、前記制御装置との間における近距離無線通信を行う通信装置とを備えるシステムであって、前記制御装置は、前記通信装置との間における前記近距離無線通信を行う近距離無線通信部と、前記近距離無線通信部を制御する制御部と、を備え、前記制御部は、対象となる移動体が利用される可能性の高さを表す利用可能性に応じて、前記近距離無線通信部が前記近距離無線通信を開始するために行う準備動作の実行頻度を設定する、システムが提供される。
以上説明したように本発明によれば、無線通信を用いた認証処理に要する消費電力を効果的に抑制することが可能となる。
本発明の一実施形態に係るシステム1の構成例を示すブロック図である。 同実施形態に係る予約情報に基づく利用可能性の推定と、当該利用可能性に基づく準備動作の実行頻度制御について説明するための図である。 同実施形態に係る予約情報に基づく利用可能性の推定と、当該利用可能性に基づく準備動作の実行頻度制御の流れの一例を示すフローチャートである。 同実施形態に係る携帯機10と車載器20との距離に基づく利用可能性の推定と、当該利用可能性に基づく準備動作の実行頻度制御について説明するための図である。 同実施形態に係る携帯機10と車載器20との距離に基づく利用可能性の推定と、当該利用可能性に基づく準備動作の実行頻度制御の流れの一例を示すフローチャートである。 同実施形態に係る対象となる移動体の利用実績に基づく学習により推定された利用可能性に応じた準備動作の実行頻度制御について説明するための図である。 同実施形態に係る対象となる移動体の利用実績に基づく学習により推定された利用可能性に応じた準備動作の実行頻度制御の流れの一例を示すフローチャートである。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
<1.実施形態>
<<1.2.システム構成例>>
まず、本発明の一実施形態に係るシステム1の構成例について述べる。図1は、本実施形態に係るシステム1の構成例を示すブロック図である。
図1に示すように、本実施形態に係るシステム1は、携帯機10、車載器20、およびサーバ30を備えてもよい。上記の各構成は、広域ネットワーク40を介して接続される。
(携帯機10)
本実施形態に係る携帯機10は、対象となる移動体(車載器20が搭載される車両などの移動体)を利用する利用者により携帯される情報処理装置である。本実施形態に係る携帯機10は、例えば、スマートフォンや専用端末であってもよい。
また、携帯機10は、本発明における制御装置かつ通信装置の一例である。
図1に示すように、本実施形態に係る携帯機10は、近距離無線通信部110、遠距離無線通信部120、制御部130、および位置取得部140を備える。
(近距離無線通信部110)
本実施形態に係る近距離無線通信部110は、車載器20との間における近距離無線通信を行う。
例えば、近距離無線通信部110は、車載器20との間において、車載器20による携帯機10の認証に用いられる各種の信号の送受信を行う。
本実施形態に係る近距離無線通信は、例えば、BLE(Bluetooth(登録商標) Low Energy)、NFC(Near Field Communication)、またはLF(Low Frequency)帯とUHF(Ultra High Frequency)帯の信号を用いた無線通信であってもよい。
また、本実施形態に係る近距離無線通信部110は、制御部130などによる制御に従い、近距離無線通信を開始するために行う準備動作を行うこと、を特徴の一つとする。
近距離無線通信部110による準備動作は、例えば、近距離無線通信の開始に用いられる信号を受信するための動作を含んでもよい。
例えば、近距離無線通信にBLEを用いる場合、近距離無線通信部110による準備動作には、車載器20から送信されるアドバタイズを受信するためのスキャン動作などが挙げられる。また、例えば、近距離無線通信にLF帯とUHF帯の信号を用いる場合、上記準備動作には、車載器20から送信されるLF帯の信号を受信するための受信待機動作が挙げられる。
(遠距離無線通信部120)
本実施形態に係る遠距離無線通信部120は、広域ネットワーク40を介して、サーバ30などとの通信を行う。
なお、本実施形態に係る広域ネットワークには、インターネットなどの公衆回線や、専用回線を含む。
(制御部130)
本実施形態に係る制御部130は、携帯機10が備える各構成を制御する。例えば、本実施形態に係る制御部130は、近距離無線通信部110による車載器20との間における近距離無線通信を制御する。
この際、本実施形態に係る制御部130は、対象となる移動体(車載器20が搭載される車両などの移動体)が利用される可能性の高さを表す利用可能性に応じて、近距離無線通信部110が近距離無線通信を開始するために行う準備動作の実行頻度を設定する。
例えば、本実施形態に係る制御部130は、利用可能性が低いと判定した場合、利用可能性が高いと判定した場合と比較して上記準備動作の実行頻度を低下させてもよい。
一例として、近距離無線通信にBLEが用いられる場合、制御部130は、近距離無線通信部110によるアドバタイズのスキャン動作の実行頻度を低下させる。
上記のような制御によれば、対象となる移動体の利用可能性が低い場合において、不必要に準備動作を実行することを回避し、消費電力を効率的に抑制することが可能となる。
なお、本実施形態に係る制御部130が有する機能は、各種のプロセッサにより実現される。
(位置取得部140)
本実施形態に係る位置取得部140は、携帯機10が所在する位置の情報を取得する。このために、本実施形態に係る位置取得部140は、GNSS(Global Navigation Satellite System)信号受受信機などを備える。
本実施形態に係る位置取得部140が取得する携帯機10の位置情報は、遠距離無線通信部120および広域ネットワーク40を介して、車載器20やサーバ30に共有されてもよい。
以上、本実施形態に係る携帯機10の機能構成例について述べた。なお、上記で説明した機能構成はあくまで一例であり、本実施形態に係る携帯機10の機能構成は係る例に限定されない。例えば、携帯機10は、ユーザによる操作を受け付ける操作部や、各種のアプリケーションに係る情報を表示する表示部などをさらに備えてもよい。本実施形態に係る携帯機10の機能構成は、仕様や運用に応じて柔軟に変形可能である。
(車載器20)
本実施形態に係る車載器20は、対象となる車両などの移動体に搭載される情報処理装置である。
また、本実施形態に係る車載器20は、本発明における制御装置かつ通信装置の一例である。
図1に示すように、本実施形態に係る車載器20は、近距離無線通信部210、遠距離無線通信部220、制御部230、および学習部240を備えてもよい。
(近距離無線通信部210)
本実施形態に近距離無線通信部210は、携帯機10との間における近距離無線通信を行う。
また、本実施形態に係る近距離無線通信部210は、制御部230などによる制御に従い、近距離無線通信を開始するために行う準備動作を行うこと、を特徴の一つとする。
近距離無線通信部210による準備動作は、例えば、近距離無線通信の開始に用いられる信号を送信する動作を含んでもよい。
例えば、近距離無線通信にBLEを用いる場合、近距離無線通信部110による準備動作には、アドバタイズを送信する動作などが挙げられる。また、例えば、近距離無線通信にLF帯とUHF帯の信号を用いる場合、上記準備動作には、LF帯の信号(例えば、ウェイクアップ信号)を送信する動作などが挙げられる。
また、近距離無線通信部210による準備動作は、例えば、近距離無線通信の開始に用いられる信号を受信するための動作を含んでもよい。
例えば、近距離無線通信にNFCを用いる場合、上記準備動作には、リーダーが備えるコイルに誘導電流を流す動作が挙げられる。
(遠距離無線通信部220)
本実施形態に係る遠距離無線通信部220は、広域ネットワーク40を介して、サーバ30などとの通信を行う。
(制御部230)
本実施形態に係る制御部230は、車載器20が備える各構成を制御する。例えば、本実施形態に係る制御部230は、近距離無線通信部210による携帯機10との間における近距離無線通信を制御する。
この際、本実施形態に係る制御部230は、対象となる移動体(車載器20が搭載される車両などの移動体)が利用される可能性の高さを表す利用可能性に応じて、近距離無線通信部210が近距離無線通信を開始するために行う準備動作の実行頻度を設定する。
例えば、本実施形態に係る制御部230は、利用可能性が低いと判定した場合、利用可能性が高いと判定した場合と比較して上記準備動作の実行頻度を低下させてもよい。
一例として、近距離無線通信にBLEが用いられる場合、制御部230は、近距離無線通信部210によるアドバタイズの送信動作の実行頻度を低下させる。
上記のような制御によれば、対象となる移動体の利用可能性が低い場合において、不必要に準備動作を実行することを回避し、消費電力を効率的に抑制することが可能となる。
なお、本実施形態に係る制御部230が有する機能は、各種のプロセッサにより実現される。
(学習部240)
本実施形態に係る学習部240は、対象とる移動体の利用実績に基づく学習を行い当該移動体の利用可能性を推定する。
例えば、本実施形態に係る学習部240は、ある期間における時間帯ごとの利用実績に基づいて、時間帯別や日別の利用可能性を推定する学習を行う。学習部240による学習には、例えば、ニューラルネットワークなどの機会学習手法が用いられてもよい。
以上、本実施形態に係る車載器20の機能構成例について述べた。なお、上記で説明した機能構成はあくまで一例であり、本実施形態に係る車載器20の機能構成は係る例に限定されない。例えば、車載器20は、車載器20が所在する位置の情報を取得する位置取得部をさらに備えてもよい。また、学習部240は、必ずしも車載器20に備えられずともよく、例えば、サーバ30も機能として実現されてもよい。本実施形態に係る車載器20の機能構成は、仕様や運用に応じて柔軟に変形可能である。
(サーバ30)
本実施形態に係るサーバ30は、携帯機10や車載器20に対して各種のサービスを提供する情報処理装置である。
本実施形態に係るサーバ30は、例えば、車載器20が搭載される移動体の一時利用者にシェアを実現するシェアサービスを提供する。
この場合、サーバ30は、例えば、移動体の所有者が許可した時間帯において当該所有者とは異なる一時利用者からの移動体の利用に係る予約を受け付け、当該予約が成立した場合、携帯機10および車載器20の両者に近距離無線通信による認証を成立させるための情報(例えば、鍵情報)を配信してもよい。
また、本実施形態に係るサーバ30は、本発明における制御装置の一例であり得る。
図1に示すように、本実施形態に係るサーバ30は、通信部310、制御部320、および予約管理部330を備えてもよい。
(通信部310)
本実施形態に係る通信部310は、広域ネットワーク40を介して、携帯機10や車載器20との通信を行う。
例えば、通信部310は、移動体の利用予約に係るリクエストを携帯機10から受信してもよい。また、例えば、通信部310は、移動体の利用予約が成立した場合、成立した移動体の利用予約に関する予約情報(例えば、利用時間帯や認証に必要となる情報)を携帯機10および車載器20に送信する。
また、本実施形態に係る制御部320が、近距離無線通信を開始するために準備動作の実行頻度を制御する場合、通信部310は、近距離無線通信部110を制御するための信号を携帯機10に送信してもよいし、近距離無線通信部210を制御するための信号を車載器20に送信してもよい。
(制御部320)
本実施形態に係る制御部320は、サーバ30が備える各構成を制御する。
また、本実施形態に係る制御部320は、車載器20が備える近距離無線通信部110や、車載器20が備える近距離無線通信部210による近距離無線通信を制御してもよい。
この場合、本実施形態に係る制御部320は、例えば、対象となる移動体の利用可能性に応じて近距離無線通信部110または近距離無線通信部210が行う準備動作の実行頻度を設定してもよい。
一例として、近距離無線通信にBLEが用いられる場合、制御部320は、近距離無線通信部210によるアドバタイズの送信動作の実行頻度を低下させてもよい。また、制御部320は、近距離無線通信部110によるアドバタイズのスキャン動作の実行頻度を低下させてもよい。
上記のような制御によれば、対象となる移動体の利用可能性が低い場合において、不必要に準備動作を実行することを回避し、消費電力を効率的に抑制することが可能となる。
なお、本実施形態に係る制御部320が有する機能は、各種のプロセッサにより実現される。
(予約管理部330)
本実施形態に係る予約管理部330は、対象となる移動体の利用に係る予約を管理する。例えば、予約管理部330は、対象となる移動体、当該移動体に搭載される車載器20、予約を行った一時利用者、および当該一時利用者が所有する携帯機10、予約時間帯、車載器20による携帯機10の認証に用いられる情報などを管理する。
また、予約管理部330は、上記のような移動体の利用予約を行うためのアプリケーションの制御を行ってもよい。
以上、本実施形態に係るサーバ30の機能構成例について述べた。なお、上記で説明した機能構成はあくまで一例であり、本実施形態に係るサーバ30の機能構成は係る例に限定されない。例えば、上述した学習部240が有する機能は、サーバ30による実現されてもよい。また、例えば、上述した予約管理部330が有する機能は、別途の装置により実現されてもよい。本実施形態に係るサーバ30の機能構成は、仕様や運用に応じて柔軟に変形可能である。
<<1.2.制御の詳細>>
次に、本実施形態に係る近距離無線通信を開始するために行われる準備動作の実行頻度の制御について詳細に説明する。
上述したように、本実施形態に係る車載器20が搭載される移動体の利用は、所有者など移動体を常用的に利用する常用利用者に限定されず、一時的な利用を行う一時利用者にシェアされてもよい。
この場合、一時利用者による移動体の利用を実現するためには、例えば、一時利用者が所有する携帯機10と、対象となる移動体に搭載される車載器20とに、認証を成立させるための鍵情報などを配布し、携帯機10と車載器20との間における近距離無線通信により上記鍵情報を送受信することで、車載器20による携帯機10の認証を行う手法などが想定される。
この場合、近距離無線通信により送受信された情報に基づいて、車載器20による携帯機10の認証が成立すると、車載器20は、移動体が備えるドアの解錠や、エンジンの始動を許可するなどの制御を行ってもよい。
上記のような制御によれば、所有者などの常用利用者が移動体を利用しない時間帯に第三者に当該移動体を容易にシェアすることができ、空き時間に移動体を提供した常用利用者と、必要に応じて移動体を一時利用した一時利用者の双方に価値を提供することが可能となる。
しかし、上記のような近距離無線通信により送受信する情報に基づく認証を行う場合、携帯機10の近距離無線通信部110および車載器20の近距離無線通信部210の双方は、近距離無線通信を開始するための準備動作を行うことが求められる。
上記の準備動作には、例えば、上述したように、近距離無線通信の開始に用いられる信号を送信する動作や、当該信号を受信するための動作が含まれる。
このような準備動作は、実行頻度が増加するほど、消費電力の増加を招く。このことから、対象となる移動体が利用される可能性(利用可能性)が低い場合には、利用可能性が高い場合と比較して、準備動作の実行頻度を抑えることにより消費電力を効果的に抑制する効果が期待される。
このために、本実施形態に係る制御部(制御部130、制御部230、または制御部320の少なくともいずれか)は、例えば、対象となる移動体の利用に係る予約情報に基づいて、当該移動体に係る利用可能性を推定してもよい。
ここでは、移動体を一時利用者にシェアする場合において、常用利用者が、自身が利用するための常用利用モードから、一時利用者による移動体の利用を受け入れるための一時利用モードへの切り替えを行うケースを想定する。
また、常用利用モードにおいては、常用利用者がいつでも移動体を利用できるように、常用利用者が携帯する携帯機10の近距離無線通信部110、および車載器20の近距離無線通信部210は、比較的高い頻度(以下、通常頻度、とも称する)で準備動作を行うものとする。
この際、常用利用者が自身による移動体の利用を終えて、一時利用モードへの切り替えを行ってからも、継続して通常頻度による準備動作が行われると、一時利用者による予約が入っていない時間帯における準備動作が無駄になり、消費電力が増大してしまう。
このことから、本実施形態に係る制御部230(または制御部320)は、対象となる移動体が常用利用者により利用される常用利用モードから一時利用者により利用される一時利用モードへと遷移した場合、一時利用モードにおいて一時利用者により予約された予約時間帯における利用可能性が高く、かつ一時利用モードにおいて予約時間帯を除く時間帯における利用可能性が低いと判定してもよい。
すなわち、本実施形態に係る制御部230(または制御部320)は、一時利用モードにおいては、一時利用者による予約が入っている時間帯にのみ車載器20の近距離無線通信部210に通常頻度で準備動作を行わせてもよい。
図2は、本実施形態に係る予約情報に基づく利用可能性の推定と、当該利用可能性に基づく準備動作の実行頻度制御について説明するための図である。
例えば、図2に示す一例の場合、12:00までは常用利用者が移動体の利用を行う常用利用モードであることから、制御部230(または制御部320)は、常用利用者によりいつでも移動体の利用が可能となるように、車載器20の近距離無線通信部210に通常頻度で準備動作(例えば、BLEに係るアドバタイズの送信動作)を行わせる。
このように、本実施形態に係る制御部230(または制御部320)は、常用利用モードにおいては、移動体の利用可能性が高いと判定してもよい。
一方、12:00に常用利用者が常用利用モードから一時利用モードへの切り替えを行った場合、制御部230(または制御部320)は、12:00から13:00までの時間帯には予約が入っていないことから、車載器20の近距離無線通信部210に低頻度で準備動作を行わせるか、または準備動作を実行させないよう制御する。
なお、常用利用者は、所有する携帯機10にインストールされるアプリケーションを操作することで近距離無線通信部110を介して車載器20と通信し移動体のモードを切り替えてもよいし、遠距離無線通信部120およびサーバ30を介して車載器20と通信し移動体のモードを切り替えてもよい。
その後、予約が行われている時間帯である13:00から17:00までの間においては、一時利用者によりいつでも移動体の利用が可能となるように、車載器20の近距離無線通信部210に通常頻度で準備動作(例えば、BLEに係るアドバタイズの送信動作)を行わせる。
また、続く17:00から18:00までの時間帯には予約が入っていないことから、車載器20の近距離無線通信部210に低頻度で準備動作を行わせるか、または準備動作を実行させないよう制御する。
その後、18:00に常用利用者が一次利用モードから常用利用モードへの切り替えを行った場合、制御部230(または制御部320)は、常用利用者によりいつでも移動体の利用が可能となるように、車載器20の近距離無線通信部210に通常頻度で準備動作を実行させる。
なお、17:00から18:00までの時間帯において、近距離無線通信部210による準備動作が低頻度で実行されている場合、常用利用者は、所有する携帯機10にインストールされるアプリケーションを操作することで近距離無線通信部110を介して車載器20と通信し移動体のモードを切り替えることができる。
一方、17:00から18:00までの時間帯において、近距離無線通信部210による準備動作が行われていない場合には、常用利用者は、所有する携帯機10にインストールされるアプリケーションを操作することで遠距離無線通信部120およびサーバ30を介して車載器20と通信し移動体のモードを切り替えることができる。
以上のような制御によれば、常用利用者および一時利用者による可能性が低い時間帯では、車載器20の近距離無線通信部210による準備動作の実行頻度を低下させる、あるいは準備動作を実行させないことで、車載器20の消費電力を効果的に低減することが可能となる。
なお、上記では、予約情報に基づいて車載器20の近距離無線通信部210による準備動作の実行頻度を制御する場合を例示したが、携帯機10の近距離無線通信部110による準備動作の実行頻度についても、同様に予約情報に基づいて制御が行われてもよい。
この場合、一時利用者が携帯する携帯機10の制御部130(または制御部320)は、予約時間帯にのみ当該携帯機10の近距離無線通信部110に準備動作(例えば、BLEに係るアドバタイズのスキャン動作)を行わせてもよい。
また、常用利用者が携帯する携帯機10の制御部130(または制御部320)は、常用利用モードにおいてのみ当該携帯機10の近距離無線通信部110に準備動作(例えば、BLEに係るアドバタイズのスキャン動作)を行わせてもよい。
上記の制御によれば、携帯機10の所有者が移動体を利用しない時間には、近距離無線通信部110に準備動作を実行させないことで、携帯機10の消費電力を効果的に低減することが可能となる。
続いて、本実施形態に係る予約情報に基づく利用可能性の推定と、当該利用可能性に基づく準備動作の実行頻度制御の流れについて詳細に説明する。
図3は、本実施形態に係る予約情報に基づく利用可能性の推定と、当該利用可能性に基づく準備動作の実行頻度制御の流れの一例を示すフローチャートである。
なお、以下においては、車載器20の制御部230が、近距離無線通信部210による準備動作の実行頻度を制御する場合を例に挙げて説明する。
一方、図3に示すフローは、携帯機10の制御部130が、近距離無線通信部110による準備動作の実行頻度を制御する場合にも適用が可能である。
同様に、図3に示すフローは、サーバ30の制御部320が、近距離無線通信部110と近距離無線通信部210のいずれか、もしくは両方による準備動作の実行頻度を制御する場合にも適用が可能である。
図3を参照すると、まず、制御部230は、設定されているモードが常用利用モードであるか否かを判定する(S102)。
ここで、設定されているモードが常用利用モードである場合(S102:Yes)、制御部230は、利用可能性が高いと判定し、近距離無線通信部210に通常頻度で準備動作を実行させる(S104)。
一方、設定されているモードが常用利用モードではない場合、すなわち一時利用モードである場合(S102:No)、制御部230は、現在時刻が予約時間帯に該当するか否かを判定する(S106)。
ここで、現在時刻が予約時間帯に該当しない場合、制御部230は、利用可能性が低いと判定し、近距離無線通信部210に低頻度で準備動作を実行させるか、近距離無線通信部210が準備動作を実行しないよう制御する(S108)。
ステップS108における制御の後、あるいは現在時刻が予約時間帯に該当する場合(S102:Yes)、制御部230は、ステップS102に復帰し、以降の処理を繰り返し実行する。
以上、本実施形態に係る予約情報に基づく利用可能性の推定と、当該利用可能性に基づく準備動作の実行頻度制御の流れについて説明した。
次に、本実施形態に係る携帯機10と車載器20との距離に基づく利用可能性の推定と、当該利用可能性に基づく準備動作の実行頻度制御について説明する。
本実施形態に係るシステム1では、移動体のモードや予約情報以外にも、様々な要素に基づいて利用可能性を推定し、また推定した利用可能性に基づいて近距離無線通信に係る準備動作の実行頻度を制御することができる。
例えば、常用利用者または一時利用者が携帯する携帯機10の距離と車載器20との距離が十分に離れている場合(あるいは当該距離が離れていく場合)、しばらくの間は、移動体が利用される可能性が低いことが推定可能である。
一方、常用利用者または一時利用者が携帯する携帯機10の距離と車載器20との距離が規定の距離よりも近い場合(あるいは当該距離が近づいていく場合)、移動体が利用される可能性が高いことが推定可能である。
このことから、本実施形態に係る各制御部は、携帯機10と車載器20との距離に基づいて利用可能性を推定してもよい。
図4は、本実施形態に係る携帯機10と車載器20との距離に基づく利用可能性の推定と、当該利用可能性に基づく準備動作の実行頻度制御について説明するための図である。
例えば、図4に示す一例の場合、車載器20の制御部230は、携帯機10と車載器20との距離が規定の距離Lを下回る場合に移動体の利用可能性が高いと判定し、近距離無線通信部210に通常頻度で準備動作を実行させてもよい。
一方、車載器20の制御部230は、携帯機10と車載器20との距離が規定の距離L以上である場合、移動体の利用可能性が低いと判定し、近距離無線通信部210に低頻度で準備動作を行わせるか、あるいは近距離無線通信部210が準備動作を行わないよう制御してもよい。
なお、制御部230は、遠距離無線通信部220を介して携帯機10の位置情報を取得し、車載器20の位置情報と比較することで、上記の処理を行うことが可能である。または、制御部230は、携帯機10またはサーバ30が算出した距離を、遠距離無線通信部220を介して取得してもよい。
同様に、携帯機10の制御部130は、携帯機10と車載器20との距離が規定の距離Lを下回る場合に移動体の利用可能性が高いと判定し、近距離無線通信部110に通常頻度で準備動作を実行させてもよい。
一方、車載器20の制御部130は、携帯機10と車載器20との距離が規定の距離L以上である場合、移動体の利用可能性が低いと判定し、近距離無線通信部110に低頻度で準備動作を行わせるか、あるいは近距離無線通信部110が準備動作を行わないよう制御してもよい。
また、同様に、サーバ30の制御部320は、携帯機10と車載器20との距離が規定の距離Lを下回る場合に移動体の利用可能性が高いと判定し、近距離無線通信部110と近距離無線通信部210のいずれか、もしくは両方に通常頻度で準備動作を実行させてもよい。
一方、サーバ30の制御部320は、携帯機10と車載器20との距離が規定の距離L以上である場合、移動体の利用可能性が低いと判定し、近距離無線通信部110と近距離無線通信部210のいずれか、もしくは両方に低頻度で準備動作を行わせるか、あるいは準備動作が行われないよう制御してもよい。
以上のような制御によれば、携帯機10と車載器20との距離が十分に離れている場合には、近距離無線通信部110と近距離無線通信部210のいずれか、もしくは両方の消費電力を効果的に低減することが可能となる。
続いて、本実施形態に係る携帯機10と車載器20との距離に基づく利用可能性の推定と、当該利用可能性に基づく準備動作の実行頻度制御の流れについて詳細に説明する。
図5は、本実施形態に係る携帯機10と車載器20との距離に基づく利用可能性の推定と、当該利用可能性に基づく準備動作の実行頻度制御の流れの一例を示すフローチャートである。
なお、以下においては、車載器20の制御部230が、近距離無線通信部210による準備動作の実行頻度を制御する場合を例に挙げて説明する。
一方、図5に示すフローは、携帯機10の制御部130が、近距離無線通信部110による準備動作の実行頻度を制御する場合にも適用が可能である。
同様に、図5に示すフローは、サーバ30の制御部320が、近距離無線通信部110と近距離無線通信部210のいずれか、もしくは両方による準備動作の実行頻度を制御する場合にも適用が可能である。
図5を参照すると、まず、制御部230は、携帯機10と車載器20との距離を取得する(S202)。
次に、制御部230は、ステップS202において取得した携帯機10と車載器20との距離が規定の距離以上であるか否かを判定する(S204)。
ここで、携帯機10と車載器20との距離が規定の距離以上である場合(S204:Yes)、制御部230は、利用可能性が低いと判定し、近距離無線通信部210に低頻度で準備動作を実行させるか、近距離無線通信部210が準備動作を実行しないよう制御する(S206)。
一方、携帯機10と車載器20との距離が規定の距離を下回る場合(S204:No)、制御部230は、利用可能性が高いと判定し、近距離無線通信部210に通常頻度で準備動作を実行させる(S208)。
ステップS206またはS208における制御の後、制御部230は、ステップS202に復帰し、以降の処理を繰り返し実行する。
以上、本実施形態に係る携帯機10と車載器20との距離に基づく利用可能性の推定と、当該利用可能性に基づく準備動作の実行頻度制御の流れについて説明した。
次に、本実施形態に係る対象となる移動体の利用実績に基づく学習により推定された利用可能性に応じた準備動作の実行頻度制御について説明する。
本実施形態に係る利用可能性は、対象となる移動体の利用実績に基づく学習により推定されてもよい。例えば、車載器20の学習部240は、ある期間における時間帯ごとの利用実績に基づいて、時間帯別や日別の利用可能性を推定する学習を行ってもよい。
この場合、車載器20の制御部230は、学習部240による学習により推定された前記利用可能性に応じて近距離無線通信部210による準備動作の実行頻度を設定してもよい。
図6は、本実施形態に係る対象となる移動体の利用実績に基づく学習により推定された利用可能性に応じた準備動作の実行頻度制御について説明するための図である。
図6に示す一例の場合、7:00までの時間帯および9:00から18:00までの時間帯において、移動体に係る利用可能性が低いことが推定されている。
この場合、車載器20の制御部230は、上記時間帯においては、近距離無線通信部210に低頻度で準備動作を実行させるか、近距離無線通信部210が準備動作を実行しないよう制御してもよい。
また、図6に示す一例の場合、9:00から18:00までの時間帯において、移動体に係る利用可能性が中程度であることが推定されている。
この場合、車載器20の制御部230は、上記時間帯においては、近距離無線通信部210に中頻度(通常頻度と低頻度の中間程度の頻度)で準備動作を実行させてもよい。
また、図6に示す一例の場合、8:00から9:00までの時間帯、および18:00から19:00までの時間帯において、移動体に係る利用可能性が高いことが推定されている。
この場合、車載器20の制御部230は、上記時間帯においては、近距離無線通信部210に通常頻度で準備動作を実行させてもよい。
なお、携帯機10の制御部130も、車載器20から推定結果を取得することで、近距離無線通信部110に対し同等の制御を行うことが可能である。
同様に、サーバ30の制御部320も、車載器20から推定結果を取得することで、近距離無線通信部110と近距離無線通信部210のいずれか、もしくは両方に対し同等の制御を行うことが可能である。または、サーバ30は、車載器20から移動体の利用実績を取得し、当該利用実績に基づく学習を行ってもよい。
以上のような制御によれば、実績に基づいて移動体の利用可能性が低いことが推定される場合などに、近距離無線通信部110と近距離無線通信部210のいずれか、もしくは両方の消費電力を効果的に低減することが可能となる。
続いて、本実施形態に係る対象となる移動体の利用実績に基づく学習により推定された利用可能性に応じた準備動作の実行頻度制御の流れについて説明する。
図7は、本実施形態に係る対象となる移動体の利用実績に基づく学習により推定された利用可能性に応じた準備動作の実行頻度制御の流れの一例を示すフローチャートである。
なお、以下においては、車載器20の制御部230が、近距離無線通信部210による準備動作の実行頻度を制御する場合を例に挙げて説明する。
一方、図7に示すフローは、携帯機10の制御部130が、近距離無線通信部110による準備動作の実行頻度を制御する場合にも適用が可能である。
同様に、図7に示すフローは、サーバ30の制御部320が、近距離無線通信部110と近距離無線通信部210のいずれか、もしくは両方による準備動作の実行頻度を制御する場合にも適用が可能である。
図7を参照すると、まず、制御部230が現在時刻を取得する(S302)。
続いて、制御部230は、ステップS302において取得した現在時刻に対応する、学習に基づき推定された利用可能性に応じた実行頻度で近距離無線通信部210に準備動作を実行させる(S304)。
ステップS304における制御の後、制御部230はステップS302に復帰し、以降の処理を繰り返し実行する。
<2.補足>
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
また、本明細書において説明した各装置による一連の処理は、ソフトウェア、ハードウェア、及びソフトウェアとハードウェアとの組合せのいずれを用いて実現されてもよい。ソフトウェアを構成するプログラムは、例えば、各装置の内部又は外部に設けられる記録媒体(非一時的な媒体:non-transitory media)に予め格納される。そして、各プログラムは、例えば、コンピュータによる実行時にRAMに読み込まれ、CPUなどのプロセッサにより実行される。上記記録媒体は、例えば、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、フラッシュメモリ等である。また、上記のコンピュータプログラムは、記録媒体を用いずに、例えばネットワークを介して配信されてもよい。
1:システム、10:携帯機、110:近距離無線通信部、120:遠距離無線通信部、130:制御部、140:位置取得部、20:制御装置、210:近距離無線通信部、220:遠距離無線通信部、230:制御部、240:学習部、30:サーバ、310:通信部、320:制御部、330:予約管理部

Claims (15)

  1. 近距離無線通信部による他の通信装置との間における近距離無線通信を制御する制御部、
    を備え、
    前記制御部は、対象となる移動体が利用される可能性の高さを表す利用可能性に応じて、前記近距離無線通信部が前記近距離無線通信を開始するために行う準備動作の実行頻度を設定する、
    制御装置。
  2. 前記制御部は、前記利用可能性が低いと判定した場合、前記利用可能性が高いと判定した場合と比較して前記準備動作の実行頻度を低下させる、
    請求項1に記載の制御装置。
  3. 前記制御部は、前記対象となる移動体の利用に係る予約情報に基づいて前記利用可能性を推定する、
    請求項2に記載の制御装置。
  4. 前記制御部は、前記対象となる移動体が常用利用者により利用される常用利用モードから一時利用者により利用される一時利用モードへと遷移した場合、前記一時利用モードにおいて前記一時利用者により予約された予約時間帯における前記利用可能性が高く、かつ前記一時利用モードにおいて前記予約時間帯を除く時間帯における前記利用可能性が低いと判定する、
    請求項3に記載の制御装置。
  5. 前記制御部は、前記常用利用モードにおいては、前記利用可能性が高いと判定する、
    請求項4に記載の制御装置。
  6. 前記制御部は、当該制御装置と前記他の通信装置との距離に基づいて前記利用可能性を推定する、
    請求項2に記載の制御装置。
  7. 前記制御部は、当該制御装置と前記他の通信装置との距離が規定の距離を下回る場合に前記利用可能性が高いと判定し、当該制御装置と前記他の通信装置との距離が前記規定の距離以上である場合に前記利用可能性が低いと判定する、
    請求項6に記載の制御装置。
  8. 前記制御部は、前記対象となる移動体の利用実績に基づく学習により推定された前記利用可能性に応じて前記準備動作の実行頻度を設定する、
    請求項2に記載の制御装置。
  9. 前記準備動作は、前記近距離無線通信の開始に用いられる信号を送信する動作を含む、
    請求項1から請求項8までのうちいずれか一項に記載の制御装置。
  10. 前記準備動作は、前記近距離無線通信の開始に用いられる信号を受信するための動作を含む、
    請求項1から請求項9までのうちいずれか一項に記載の制御装置。
  11. 前記近距離無線通信部、
    をさらに備える、
    請求項1から請求項10までのうちいずれか一項に記載の制御装置。
  12. 前記対象となる移動体に搭載される、
    請求項1から請求項11までのうちいずれか一項に記載の制御装置。
  13. 前記対象となる移動体を利用する利用者により携帯される、
    請求項1から請求項11までのうちいずれか一項に記載の制御装置。
  14. コンピュータに、
    近距離無線通信部による他の通信装置との間における近距離無線通信を制御する制御機能、
    を実現させ、
    前記制御機能に、対象となる移動体が利用される可能性の高さを表す利用可能性に応じて、前記近距離無線通信部が前記近距離無線通信を開始するために行う準備動作の実行頻度を設定させる、
    プログラム。
  15. 制御装置と、前記制御装置との間における近距離無線通信を行う通信装置とを備えるシステムであって、
    前記制御装置は、
    前記通信装置との間における前記近距離無線通信を行う近距離無線通信部と、
    前記近距離無線通信部を制御する制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、対象となる移動体が利用される可能性の高さを表す利用可能性に応じて、前記近距離無線通信部が前記近距離無線通信を開始するために行う準備動作の実行頻度を設定する、
    システム。
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