JP2022024930A - 遊技場用管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】遊技者が休憩を理由に遊技機を離れた場合であっても適切な駐車料金の割引サービスを実施することが可能な優れた特性の遊技場用管理システムを提供すること。【解決手段】駐車料金の割引サービスを実施する遊技場向けの遊技場用管理システム1は、遊技場内において携帯端末15と通信することにより、遊技者が遊技場内に滞在していることを検知する滞在検知手段と、滞在検知手段による検知結果に基づいて、駐車料金の割引を実施するための割引情報を付与する割引情報付与手段と、遊技機2に付設され、休憩信号の受信に応じて休憩中である旨の表示処理を実行する遊技情報表示装置3と、を備え、携帯端末15は、滞在検知手段による検知結果に基づいて確認印を表示するほか、休憩中には休憩印を表示する。【選択図】図1

Description

本発明は、遊技場用管理システムに関する。
従来、例えば下記の特許文献1に記載されているような駐車料金割引サービスを行うシステムが知られている。具体的には、このシステムは、遊技者が遊技場内に滞在した時間を特定し、その滞在時間に応じた駐車料金の割引サービスを実施するように構成されている。このようなシステムによれば、実際の遊技時間に応じた適切な割引サービスを、各遊技者が享受できるようになる。
特開平8-138101号公報
ところで、遊技者は例えば食事などの理由で遊技機を離れ、ときには遊技場外へ出ることもあるが、その遊技機を離れている時間分の割引を受けられないという不都合が生じてしまう恐れがある。
本発明は、上記事情に鑑み、遊技者が休憩を理由に遊技機を離れた場合であっても適切な駐車料金の割引サービスを実施することが可能な優れた特性の遊技場用管理システムを提供するものである。
本発明の遊技場用管理システムは、駐車料金の割引サービスを実施する遊技場向けのシステムである。この遊技場用管理システムでは、遊技者が所持する携帯端末と通信することで遊技者が遊技場内に滞在していることが検知され、遊技者の滞在時間に応じた駐車料金の割引を実施するための割引情報が付与される。
また、本発明の遊技場用管理システムは、従業員が所持し、遊技者が休憩を開始する旨を示す休憩開始信号を送信する休憩信号送信手段と、遊技機に付設され、休憩開始信号の受信に応じて休憩中である旨の表示処理を実行する遊技情報表示装置と、を備えている。
遊技場用管理システムにおける携帯端末は、遊技者が場内に滞在しているか否かの検知結果に基づいて、場内に所定期間滞在したこと示す確認印を表示すると共に、休憩信号送信手段により休憩開始信号が送信されたことに基づいて、休憩中であることを示す休憩印を表示する。
本発明の遊技場用管理システムでは、遊技者は、携帯端末を所持しているだけで特別な操作を行うことなく駐車料金の割引に必要な割引情報の付与を受けることができる。この遊技場用管理システムが提供する駐車料金の割引サービスでは、従業員に掛かる負担がほとんどない。そして、この遊技場用管理システムでは、例えば食事などの理由で休憩する場合は、従業員に申告することによって休憩印を表示できるため、休憩中を滞在中とみなして適切な割引を行うことが可能である。
以上のように、本発明の遊技場用管理システムは、遊技者が休憩を理由に遊技機を離れた場合であっても適切な駐車料金の割引サービスを実施することが可能な優れた特性のシステムとなっている。
遊技場用管理システムの構成を示すシステム図。 遊技機に付設される遊技情報表示装置を示す正面図。 遊技情報表示装置の電気的構成を示すブロック図。 サーバ装置が管理するログイン端末リストの説明図。 車で来場した遊技者が駐車場に入庫してから出庫するまでの流れを示す説明図。 携帯端末において、無線接続からサービススタンプ画面が表示されるまでの流れを示す説明図。 確認印が電子的に押印されたサービススタンプ画面の正面図。 サービススタンプ画面を提示して割引券を受け取るまでの流れを示す説明図。 遊技情報表示装置による食事休憩画面の正面図。 休憩情報を受信した携帯端末が表示するサービススタンプ画面の正面図。 休憩印が電子的に押印されたサービススタンプ画面の正面図。 再開情報を受信した携帯端末が表示するサービススタンプ画面の正面図。
本発明の実施の形態につき、以下の実施例を用いて具体的に説明する。
(実施例1)
本例は、駐車場の駐車料金の割引サービスを実施する遊技場向けの遊技場用管理システム1の例である。この駐車場用管理システム1では、スマートフォン(多機能型携帯電話)など遊技者が所持する携帯端末15を介して駐車料金の割引サービスを利用できる。この内容について、図1~図12を参照して説明する。
遊技場用管理システム1による駐車料金の割引サービスは、近隣の有料駐車場(以下、駐車場という。)と提携している遊技場が遊技者向けに提供するサービスである。例示する駐車場は、駐車券の発券機(図5中の符号120)が入口に設置され、駐車料金を支払うための駐車場精算機12が出口に設置された一般的な駐車場である。駐車場の出口には、図示しない開閉式のゲートが設けられている。
駐車場を利用する遊技者は、入庫時間等が記録された駐車券を、入庫の際に発券機(図5中の符号120)から受け取る必要がある。駐車場精算機12は、出庫する利用者の駐車券121を受け付けたとき、駐車時間を計算し利用者に駐車料金を提示する。提示された駐車料金を利用者が駐車場精算機12に投入すれば、ゲートが開放されて出庫できるようになる。
遊技場用管理システム1は、複数の遊技機2が設置されると共に、各遊技機2の稼動状況を管理する営業管理装置20等が設置された遊技場向けのシステムである。この遊技場用管理システム1は、場内(遊技場内)の各種機器を管理するための場内システム11と並行して運用されている。
各遊技場では、場内の各種機器が通信可能に接続された有線LAN等の管理用ネットワーク200のほか、携帯端末15の無線接続を可能にするWiFiルータ202が接続されたサービス用ネットワーク201が構築されている。場内システム11は、管理用ネットワーク200を利用してシステム構築され、駐車料金の割引サービスを実現する遊技場用管理システム1は、サービス用ネットワーク201を利用してシステム構築されている。
各遊技場では、パチンコ遊技機21やスロットマシン22等の遊技機2に対して、玉やメダルなどの遊技価値を貸し出す貸出装置4、遊技情報表示装置3等が個別に設置されている。さらに、2台の遊技機2毎に、中継装置29が1台ずつ設置されている。
景品交換カウンタ(図示略)には、獲得玉を計数する計数機(図示略)や獲得玉を景品に交換するPOS端末(図示略)に加えて、割引券発券機26が数台設置されている。さらに、景品交換カウンタには、遊技場の従業員が取り扱うタブレット端末24が用意されている。タブレット端末24は、WiFiルータ202に対する無線接続が可能であって、内蔵カメラによるスキャナ機能を備える端末である。
また、遊技場には、各種の営業情報の管理者が詰める管理スペースが設けられている。管理スペースには、場内の各種の機器の稼動状況を集中的に管理するための営業管理装置20、場内に滞在する携帯端末15のIDをサーバ装置100に送信する情報管理装置23が設置されている。
営業管理装置20は、場内の各種機器の稼動状況を集中的に管理するための装置である。営業管理装置20は、遊技場に設置された各遊技機2の遊技に関する遊技データ(稼動情報)を生成し、管理している。また、営業管理装置20は、遊技場の会員として登録された遊技者を管理している。営業管理装置20は、例えば、各遊技者が遊技により獲得した遊技価値である貯玉を会員IDと対応付けて記憶することで、貯玉を後日の遊技に利用するための貯玉サービスを実現している。
遊技機2は、対応する遊技情報表示装置3及び貸出装置4と共に、中継装置29を介して場内システム11を構成する管理用ネットワーク200に接続されている。場内システム11では、遊技情報表示装置3等の周辺装置を含めた遊技機2側と、営業管理装置20あるいは情報管理装置23と、の間の各種の通信が中継装置29を介して実現されている。
遊技場用管理システム1を構成するサービス用ネットワーク201には、割引券発券機26や情報管理装置23などが接続されている。携帯端末15は、WiFiルータ202を介してサービス用ネットワーク201に接続(無線接続、WiFi接続)でき、駐車料金の割引サービスを利用できる。なお、遊技場用管理システム1では、サービス用ネットワーク201上の各端末のMACアドレスが、場内に滞在する携帯端末15のIDとして利用される。
情報管理装置23は、管理用ネットワーク200及びサービス用ネットワーク201に接続されているほか、公衆通信回線であるインターネットにも接続されている。情報管理装置23は、インターネットを介して場外のサーバ装置100と通信可能な状態にある。
次に、遊技機2及び貸出装置4について概説すると共に、遊技場用管理システム1の機器構成の一例をなす遊技情報表示装置3、情報管理装置23、割引券発券機26、サーバ装置100、携帯端末15について説明する。
(遊技機)
図1に例示の遊技機2には、大きく分類して、パチンコ遊技機21とスロットマシン22とがある。
例えば、パチンコ遊技機21は、遊技価値である玉を発射して遊技される遊技機である。図1のパチンコ遊技機21は、始動入賞口への入賞に応じて大当たり抽選を実行する、いわゆるセブン機である。このパチンコ遊技機21は、大当たり抽選に応じて図柄変動を実行するゲームを開始し、大当たり図柄の停止表示により大当たり当選を報知する。大当たり当選が発生すれば、大入賞口が開放されるラウンドが複数回繰り返される有利な大当たり状態に移行できる。
パチンコ遊技機21が遊技の進行中に外部出力する遊技信号としては、例えば、以下の信号がある。これらの遊技信号は、中継装置29を経由して遊技情報表示装置3や貸出装置4等に出力されるほか、遊技機2の識別情報である台番IDが対応付けされた状態で営業管理装置20に送信される。
(1)アウト信号:玉を10個発射する毎に1回出力される信号。
(2)セーフ信号:入賞に応じて玉を10個払い出す毎に1回出力される信号。
(3)スタート信号:図柄変動がスタートしたときに1回出力される信号。
(4)大当たり信号:大当たり状態の発生中に継続的に出力されるレベル信号。
(5)連荘信号:大当たり状態が連続的に発生する連荘状態中に出力されるレベル信号。
(貸出装置)
貸出装置4は、各遊技機2の側方に設置される縦長の装置である。例えば、パチンコ遊技機21向けの貸出装置4は、遊技機2の左側に設置され、現金等の対価の投入に応じて遊技価値である玉を貸し出す。また例えば、スロットマシン22向けの貸出装置4は、遊技機2の右側に設置され、現金等の対価の投入に応じて遊技価値であるメダルを貸し出す。貸出装置4は、玉やメダルなどの遊技価値の払出機能や、会員IDを認証する機能を備えている。
貸出装置4は、会員カード101(図1)に記録されたカードIDなどのカードデータの読取り機能、携帯端末15の端末ID等の端末データを読み取るNFC機能等を備えている。貸出装置4は、カードIDや端末ID等を読み取ったとき、営業管理装置20が記憶する会員データとの照合を試み、照合できたときに会員IDを認証する。会員IDが認証されたときの遊技が会員によるログイン遊技として特定され、会員による遊技データとして特定されると共に、貯玉・再プレイサービス等の会員サービスの利用が可能になる。
(遊技情報表示装置)
図1及び図2の遊技情報表示装置3は、大型の液晶ディスプレイよりなる液晶表示部33を備える装置である。遊技情報表示装置3は、複数の遊技機2各々に付設され、対応する遊技機2の上方に設置される。液晶表示部33の画面330の下方には、呼出ボタン341、リセットボタン343、NFC(Near Field Communication)リーダ345、メニューボタン347、リモコン受信部349が配置され、上半分を取り囲むようにランプ部32が配設されている。液晶表示部33は、タッチパネル331(図3)が積層されたタッチ操作可能な表示部である。液晶表示部33の画面330には、大当たり履歴や過去の遊技機2の稼動情報などの各種の遊技情報が表示される。
遊技情報表示装置3は、図3のごとく、制御部30を中心として電気的に構成されている。制御部30は、ソフトウェアを実行して各種演算を実施するCPU301、メモリ手段としてのROM302・RAM304、信号の入出力を行うI/O部305を含んでいる。制御部30に対しては、外部と信号の送受信を実行する送受信部308、液晶表示部33、従業員の呼出機能を有するランプ部32、タッチパネル331、呼出ボタン341、リセットボタン343、NFCリーダ345、リモコン受信部349等が電気的に接続されている。
NFCリーダ345は、NFC機能を備える携帯端末15との間でデータ通信を実行し、携帯端末15の識別情報である携帯ID等を読み込むデータリーダである。
リモコン受信部349は、フロア係の従業員等が携帯するリモコン300(図1)が送信する赤外線信号の受光部である。
リモコン300は、従業員の操作に応じて各種の指令情報を生成して出力する携帯機器である。リモコン300が出力する指令情報には、遊技者が食事休憩を開始する旨を示す休憩開始信号や、食事休憩が終了した旨を示す休憩終了信号などがある。リモコン300は、遊技場の従業員が所持し、遊技者が食事休憩を開始する旨を示す休憩開始信号を送信する休憩信号送信手段の一例をなしている。なお、例示の遊技場では、食事休憩のための休憩時間として60分まで定められている。
例えば、パチンコ遊技機21に付設された遊技情報表示装置3が中継装置29を経由して遊技機2側から取り込む遊技信号としては、(1)アウト信号、(2)セーフ信号、(3)スタート信号、(4)大当たり信号、(5)連荘信号等がある。遊技情報表示装置3は、パチンコ遊技機21側から取り込んだ遊技信号について取込回数を集計等することで例えば以下の各遊技データ(稼動情報)を生成する。
(1)大当たり回数:通常状態下の大当たり状態の発生回数(初当たり回数)。
(2)大当たり間スタート回数:直前の大当たり状態が終了してからのスタート回数(図柄変動回数)。
(3)本日累計スタート回数:当日、開店後の累計のスタート回数。
(4)差玉:遊技者側から見た収支。セーフ信号を受信する毎に10個ずつ加算されるセーフから、アウト信号を受信する毎に10個ずつ加算されるアウトを差し引いて差玉が演算される。
遊技情報表示装置3は、生成した遊技データを画面330に表示可能である。例えばパチンコ遊技機21に対応する図2に例示のデータ画面(表示画面)では、向かって左側の上から順番に、本日、前日、前々日の初当たり(非連荘状態で発生した大当たり)回数の表示欄361、大当たりの内訳(超:差玉が1500以上の大当たり、小:差玉が1500未満の大当たり)の表示欄363、本日のスタート回数の表示欄365が配置されている。画面330の中央のメイン表示欄371には、本日、前日、前々日の大当たり回数が表示され、メイン表示欄371の下方には、過去の最高差玉の表示欄372、大当たり間スタート回数を棒グラフで表すグラフ表示欄373が配置されている。
さらに、遊技情報表示装置3は、休憩開始信号の受信に応じて食事休憩中である旨の表示処理を実行可能である。遊技情報表示装置3は、リモコン300による上記の休憩開始信号の受信に応じて、食事休憩中である旨を示す後述する図9の食事休憩画面を表示する。食事休憩画面の内容については、後で詳しく説明する。
(情報管理装置)
情報管理装置23は、サーバ装置100との間で各種の情報を送受信する装置である。情報管理装置23がサーバ装置100との間でやり取りする情報としては、少なくとも、サービス用ネットワーク201に接続された各端末のID等がある。情報管理装置23は、演算処理を実行するCPUを中心とした制御機能、ハードディスクドライブ、ROM、RAM等を利用する記憶機能、及び各種信号あるいは情報を送受信する通信機能、等を有する装置本体を備えている。
情報管理装置23は、例えばハードディスクドライブから読み出したソフトウェアプログラムをCPUが実行等することにより、以下の手段としての機能を備えている。
(1)滞在検知手段:場内において携帯端末15と通信することにより、遊技者が場内に滞在していることを検知する手段。滞在検知手段は、サービス用ネットワーク201上の各端末のIDを取得することで、遊技者(携帯端末15)が場内に滞在していることを検知する。なお、本例では、WiFiルータ202に無線接続されている各端末のMACアドレスが、各端末のIDとして利用される。
(2)端末ID送信手段:サービス用ネットワーク201上の各端末のID(MACアドレス)をサーバ装置100に送信する手段。端末ID送信手段は、各端末のIDとしてのMACアドレスを例えば1分毎にサーバ装置100に送信する。
(割引券発券機)
図1の割引券発券機26は、駐車料金の割引券を発行する装置であり、サービス用ネットワーク201に接続されている。この割引券発券機26は、滞在検知手段としての情報管理装置23による検知結果に基づいて、遊技者の滞在時間に応じた駐車料金の割引を実施するための割引情報を付与する割引情報付与手段の一例をなしている。割引券発券機26は、遊技者の滞在時間に応じた割引を示す情報を記録した割引券を発行することにより、上記の割引情報を付与する。
割引券発券機26は、2次元コードを読み取り可能な読取スキャナ262や割引券を送り出す送出機構(図示略)等を備えている。読取スキャナ262の読取面は、割引券発券機26の上面に設けられている。送出機構が割引券を排出するスリット孔260は、割引券発券機26の手前側の側面に設けられている。
割引券発券機26は、景品交換カウンタに用意された上記のタブレット端末24との間で、サービス用ネットワーク201を介して情報をやり取りする通信機能を備えている。割引券発券機26は、読取スキャナ262で読み取ったコード情報に応じて割引券を発行可能であるほか、タブレット端末24から受信した情報に応じて割引券を発券可能である。
(サーバ装置)
図1のサーバ装置100は、遊技場の運営会社等が管理するコンピュータ装置である。サーバ装置100は、インターネットを介して遊技場の情報管理装置23と通信可能に接続されている。サーバ装置100は、情報管理装置23から場内に滞在する携帯端末15のIDを取得し、遊技者の滞在を検知する。
サーバ装置100は、以下の各手段としての機能を備えている。
(1)ウェブサイト運営手段:インターネット上のウェブサイトである駐車料金管理サイトを運営・管理する手段。駐車料金管理サイトは、遊技場毎に用意されている。
(2)端末ID取得手段:各遊技場のサービス用ネットワーク201上の携帯端末15のIDを取得する手段。IDとしては、上記のごとく、各遊技場のサービス用ネットワーク201上のMACアドレスが利用される。
(3)駐車利用者記憶手段:駐車料金管理サイトにログインした携帯端末15のIDを遊技場毎に記憶する手段。
(4)滞在時間管理手段:駐車料金管理サイトにログインした各携帯端末15について、遊技場に滞在した時間等を管理する手段。
(5)スタンプ付与手段:駐車料金管理サイトにログインした携帯端末15に対して、場内滞在を証明する確認印等のスタンプを付与する手段。
駐車利用者記憶手段及び滞在時間管理手段としてのサーバ装置100は、図4のログイン端末リストを、遊技場毎に管理している。なお、同図は、いずれか一の遊技場に関するログイン端末リストの例示である。サーバ装置100は、図4と同様のログイン端末リストを遊技場毎に管理している。
図4に例示するログイン端末リストは、ログイン後の経過時間、遊技者毎(携帯端末15毎)の滞在時間、休憩フラグ、正時毎のスタンプフラグのデータである。ログイン端末リストでは、携帯端末15毎のデータに対して、IDがひも付けられている。本例のIDは、駐車料金管理サイトへのログインに用いた携帯端末15のMACアドレスである。
図4のログイン端末リスト中の経過時間は、駐車料金管理サイトにログインした後の経過時間である。ただし、経過時間は、遊技場の営業開始時刻である9時を起点として、9時、10時、11時・・・といった1時間毎の正時になるとゼロリセットされる。例えば、10時よりも前に駐車料金管理サイトにログインした携帯端末15については、10時になったときに経過時間がゼロリセットされる。それ故、10時以前にログインした携帯端末15については、例えば10時38分のときの経過時間が一様に38分になる。一方、例えば10時20分に駐車料金管理サイトにログインした携帯端末15の経過時間は、例えば10時38分のときに18分になる。その後、11時になると経過時間がゼロリセットされるため、10時よりも前にログインしたか、10時過ぎにログインしたか、に関わらわず、例えば11時19分のときの経過時間が19分になる。
つまり、駐車料金管理サイトにログインした後の正味の経過時間が60分を超えており、経過時間が1回以上ゼロリセットされた携帯端末15については、ログイン端末リスト中の経過時間として、直前の正時にてゼロスタートで積算された時間が記録される。一方、経過時間が1回もゼロリセットされていない携帯端末15については、駐車料金管理サイトにログインした後の正味の経過時間がログイン端末リスト中の経過時間として記録される。例えば、図4では、ログイン端末リスト中の経過時間が42分の携帯端末15は、経過時間のゼロリセットが1回以上行われた端末である。経過時間が42分に満たない携帯端末15は、直前の正時の後、駐車料金管理サイトにログインした端末である。
滞在時間は、経過時間に対応する期間のうち、携帯端末15が場内に滞在していた時間である。滞在時間は、1時間毎の正時にて経過時間がゼロリセットされるときに、併せてゼロリセットされる。経過時間に対応する期間は、経過時間のゼロリセットが1回以上行われた携帯端末15か、未実施の携帯端末15か、によって異なる。経過時間のゼロリセットが1回以上行われた携帯端末15については、直前の正時の後、現時点までの期間が、経過時間に対応する期間となる。経過時間のゼロリセットが未実施の携帯端末15については、現時点を基準としてその経過時間の分だけ遡った時点までの期間が、経過時間に対応する期間となる。
休憩フラグは、携帯端末15の所有者が食事休憩中であることを示すフラグである。休憩フラグは、食事休憩を表す休憩情報をアップロードした携帯端末15についてON状態となる。
正時毎のスタンプフラグは、対応する時刻に滞在が確認できたか否かを表すフラグである。正時は、遊技場の営業開始時刻である9時を起点とし、9時、10時、11時・・・といった1時間毎の時刻である。スタンプフラグのフラグ値としては、確認印に対応するフラグ値1、休憩印に対応するフラグ値2、未確認に対応するフラグ値ゼロなどがある。なお、いずれかの携帯端末15が、例えば12時30分など、遊技場の営業時間の途中で駐車料金管理サイトにログインした場合、その携帯端末の9時~12時までの各スタンプフラグのフラグ値にはゼロがセットされる。
(携帯端末)
図1の携帯端末15は、例えば、タッチパネルディスプレイの表示画面150を備えるスマートフォン(多機能型携帯電話)等の通信端末である。遊技者が所持する携帯端末15は、サービス用ネットワーク201を介してインターネットに接続でき、遊技場用管理システム1を構成する場外のサーバ装置100と通信可能である。さらに、本例の携帯端末15は、遊技情報表示装置3や貸出装置4とのデータ通信を実現するNFC機能等を備えている。
携帯端末15は、サーバ装置100が管理するウェブサイトである駐車料金管理サイトへのアクセスにより、少なくとも以下の各手段としての機能を実現できる。なお、下記の(2)スタンプ表示手段、及び(3)コード表示手段、及び(5)休憩情報送信操作手段は、タッチパネルディスプレイによる実現される。
(1)通信手段:遊技場に設置されたWiFiルータ202と無線接続し、遊技場のサービス用ネットワーク201への携帯端末15の接続を実現する手段。
(2)スタンプ表示手段:駐車料金管理サイトで付与された確認印や休憩印を表示する手段。確認印は、場内に所定期間滞在したことを示すスタンプである。休憩印は、食事休憩中であることを示すスタンプである。
(3)コード表示手段:滞在精算用QRコードを表示する手段。滞在精算用QRコードは、確認印等が表示されたサービススタンプ画面の内容を2次元コード化したものであり、駐車料金の割引サービスに利用される。
(4)情報取得手段:NFC機能を利用して遊技情報表示装置3から情報を取得する手段。取得する情報には、遊技者が食事休憩中であることを表す休憩情報などがある。
(5)休憩情報送信操作手段:遊技情報表示装置3から取得した休憩情報等をサーバ装置100にアップロードするための操作手段。本例の休憩情報送信操作手段は、タッチパネルディスプレイの表示画面150に表示された操作ボタンよりなる。
次に、駐車料金の割引サービスの利用方法について説明する。以下の説明では、(A)基本的な利用方法、を説明した後、(B)食事休憩を含む利用方法、について説明する。
(A)基本的な利用方法
遊技場に車で来場した遊技者は、図5中の「駐車場入庫」のごとく、遊技場の提携駐車場に車を入庫すると良い。駐車場の利用者は、入庫の際、入口に設置された発券機120から駐車券を受け取る必要がある。
駐車料金の割引サービスを利用する遊技者は、遊技場に入場したとき、図5中の「場内入場~遊技中」のごとく、場内のWiFiに接続する必要がある。携帯端末15においてWiFiの利用設定が「利用可」に設定されていれば、場内のWiFiネットワークであるサービス用ネットワーク201が表示される(図6中の丸囲み数字1)。
携帯端末15におけるWiFiの設定画面において、場内のサービス用ネットワーク201を選択すれば、携帯端末15に遊技場のポータル画面が表示される(図6中の丸囲み数字2)。このポータル画面の表示中に、例えば指紋認証等によるユーザ認証が完了すれば、認証完了画面が表示される(同図中の丸囲み数字3)。
なお、駐車料金の割引サービスの初回利用時には、サービス用ネットワーク201の選択(図6中の丸囲み数字1)や認証等が必要である。一方、2回目以降の利用時では、場内のサービス用ネットワーク201への自動接続、自動認証等により、直ちに認証完了画面に移行できる(図6中の丸囲み数字1~3)。
認証が完了すると、駐車料金管理サイトへのアクセスにより、駐車料金の割引サービスの提供画面である駐車場利用画面が携帯端末15で表示される(図6中の丸囲み数字4)。この駐車場利用画面には、利用意思を確認するためのログインボタン61が配置されている。タッチ操作等によりログインボタン61が選択されると、場内滞在を証明する確認印等を電子的に押印(電子押印という。)するためのサービススタンプ画面の表示に切り替わる(同図中の丸囲み数字5)。なお、サービススタンプ画面の構成については、図7を参照して後述する。
なお、携帯端末15は、認証に必要な情報をサーバ装置100に送信する際、場内のサービス用ネットワーク201上の自身のMACアドレスを併せて送信する。サーバ装置100は、認証の際に各携帯端末15から受信したMACアドレスを、各携帯端末15のIDとしてログイン端末リスト(図4参照。)に登録して管理している。
遊技場の情報管理装置23は、サービス用ネットワーク201上の各端末のMACアドレスを例えば1分毎に取得し、場内に滞在する携帯端末15のIDのリストをサーバ装置100に送信する。サーバ装置100は、遊技場から場内に滞在する端末IDのリストを受信すると、その都度、送信元の遊技場に係るログイン端末リスト(例えば図4)を参照する。
サーバ装置100は、ログイン端末リスト中の端末IDが、遊技場側から受信したMACアドレスの中に存在するか否かを判断する。ログイン端末リスト中のIDが存在している場合、サーバ装置100は、対応する携帯端末15の滞在時間に1分を積算する。また、サーバ装置100は、ログイン端末リスト中のIDが存在するか否かに関わらず、対応する携帯端末15の経過時間に1分を積算する。
サーバ装置100は、遊技場の営業開始時刻である9時を起点として、9時、10時、11時・・・といった1時間毎の正時に、ログイン端末リストの各携帯端末15について滞在確認を実施する。滞在確認の内容は、経過時間が60分の携帯端末15であるか、経過時間が60分未満の携帯端末15であるか、によって異なる。前者の携帯端末15についての滞在確認は、滞在時間に関する閾値判断による確認である。一方、後者の携帯端末15についての滞在確認では、滞在時間によらず肯定的に判断されて滞在と同様に取り扱いされる。
滞在時間に関する閾値判断による滞在確認では、滞在時間が30分以上である場合、肯定的な判断により、携帯端末15を所持する遊技者が場内に滞在したとみなされる。滞在確認により肯定的に判断できた場合、サーバ装置100は、対象の遊技者に滞在が確認できたとして、その遊技者に確認印を付与する。具体的には、サーバ装置100は、ログイン端末リスト中の対応する時刻(正時)のスタンプフラグのフラグ値として、確認印を表すフラグ値1をセットする。
サーバ装置100が確認印を付与すると、遊技者が携帯端末15を利用して駐車料金管理サイトにアクセスしたときに表示される図7のサービススタンプ画面上で確認印が電子押印される。つまり、携帯端末15は、滞在検知手段としての情報管理装置23による検知結果に基づいて、遊技場内に所定期間滞在したこと示す確認印153Bを、サービススタンプ画面上で表示する
図7のサービススタンプ画面には、入庫日表示欄151と、スタンプ押印エリア(所定の表示領域の一例)152と、が設けられている。入庫日表示欄151は、横長の表示欄であり、駐車料金の課金対象日である入庫日の日付の表示欄である。スタンプ押印エリア152は、確認印153A等を電子押印するための3行4列のマス目153により構成されている。各マス目153の左上には、正時の時刻が印字されている。時刻は、遊技場の開店時刻である9:00を起点とした1時間毎の正時の時刻である。例えば、第1行第1列のマス目153には9:00が印字され、第1行第2列のマス目153には10:00が印字され、・・・第2行第1列のマス目153には13:00が印字されている。
その後、図5中の「遊技終了~退店」のごとく、駐車場を利用した遊技者が退店する際には、景品交換カウンタの従業員に駐車場の割引サービスを利用したい旨を申し出ると良い。サービススタンプ画面上の精算ボタン63にタッチ操作すれば(図8中の丸囲み数字1)、確認印等の個数を表す滞在精算用QRコードの表示に切替可能である(図8中の丸囲み数字2)。
なお、駐車料金管理サイトへのログイン後、遊技している最中に、携帯端末15のウェブブラウザを閉じてしまうこともある。そこで、景品交換カウンタの周辺等に、駐車料金管理サイトのQRコード(登録商標)のシールや貼り紙等を貼り付けておくことも良い。この場合には、遊技者が駐車料金管理サイトに容易に再アクセスできるようになる。同様に、遊技台の周辺にQRコード(登録商標)のシール等を貼り付けておくことも良い。携帯端末15のウェブブラウザを閉じてしまっても、駐車料金管理サイトに容易にアクセスでき、確認印等の付与状況を直ちに確認できるようになる。
上記のごとく、景品交換カウンタには、2次元コードを読み取り可能であって、サービス用ネットワーク201に無線接続可能なタブレット端末24が準備されている。タブレット端末24のカメラ機能を利用して滞在精算用QRコードを撮影すれば、確認印等の個数などを表す場内滞在データを取得できる(図8中の丸囲み数字3)。
タブレット端末24は、取得した場内滞在データが表すサービススタンプ画面を再現して表示可能である。タブレット端末24が表示するサービススタンプ画面によれば、携帯端末15の滞在精算用QRコードを正しく読取できたか否かの確認が容易である(図8中の丸囲み数字4)。
場内滞在データの読み取りを確認した後、従業員が図示しない確認ボタンを操作すると、タブレット端末24は、その場内滞在データを割引券発券機26に送信する(図8中の丸囲み数字4)。上記のごとく、タブレット端末24及び割引券発券機26は、いずれもサービス用ネットワーク201に接続されている。場内滞在データは、サービス用ネットワーク201経由で割引券発券機26に送信される。
割引券発券機26は、割引券を送り出す送出機構(図示略)を備え、手前側の側面に設けられたスリット孔260から割引券を排出可能である。割引券発券機26は、場内滞在データを受信すると、その場内滞在データに応じた割引額が記録された割引券123、あるいは割引額に応じた枚数の割引券123を発券する(図8中の丸囲み数字5)。
なお、タブレット端末24による滞在精算用QRコードの読み取りに代えて、割引券発券機26により直接、滞在精算用QRコードを読み取らせることも良い。上記のごとく、割引券発券機26は、2次元コードを読み取る読取スキャナ262を備えている。読取スキャナ262の読取面に、携帯端末15による滞在精算用QRコードの表示画面をかざせば、確認印等の個数などの場内滞在データを割引券発券機26に読み取らせることができる。
遊技場から出庫する際には、図5中の「駐車場出庫」のごとく、入庫の際に受け取っている駐車券121と遊技場で受け取った割引券123とを、駐車場精算機12に投入すれば良い。駐車場精算機12は、駐車券121の記録データにより特定される駐車時間に応じた駐車料金から、割引券123が示す割引額を差し引くことで駐車料金の精算金額を計算し、図示しないディスプレイにその金額を表示する。駐車場の利用者は、表示された金額を現金や金券チケット等で支払うことで、駐車料金の精算を完了できる。駐車場精算機12にて駐車料金の精算が済めば、出口のゲートが開いて出庫可能な状態となる。
(B)食事休憩を含む利用方法
駐車場の利用者であるか否かに関わらず、食事休憩等のために比較的長く離席したい遊技者は、その旨を従業員に申告して所定の休憩処理を依頼する必要がある。休憩処理は、従業員が携帯する上記のリモコン300による遠隔操作によって遊技情報表示装置3が実行する処理である。リモコン300は、従業員の操作に応じて、遊技者が食事休憩を開始する旨を示す上記の休憩開始信号を出力する。
遊技情報表示装置3は、上記のごとく、休憩開始信号を受信すると、食事休憩中である旨を示す食事休憩画面(図9)を切替表示する。食事休憩画面は、通常の表示画面(図2参照。)に基づき、メイン表示欄371の表示内容が、食事休憩中である旨の文字表示、及び60分の休憩時間の残り時間表示に切り替わった画面である。遊技情報表示装置3は、図9の食事休憩画面の表示中では、食事休憩中である旨を表す休憩情報を、NFC機能を利用して外部出力可能な休憩中状態となる。
遊技情報表示装置3が休憩中状態のとき、NFCリーダ345に対して携帯端末15を近接させることで休憩情報を読み取らせることができる。携帯端末15は、遊技情報表示装置3から休憩情報を読み取ると、食事開始ボタン65を含むサービススタンプ画面(図10)を切替表示する。
タッチ操作等により食事開始ボタン65が選択されると、携帯端末15は、サーバ装置100に対して食事休憩中である旨の休憩情報をアップロード送信する。なお、このアップロード送信情報には、サービス用ネットワーク201上のMACアドレスが携帯端末15のIDとしてひも付けられている。携帯端末15から休憩情報を受信したサーバ装置100は、ログイン端末リスト中の各端末のうち、休憩情報にひも付けられたIDに係る端末について、休憩フラグをONにセットする。
上記の滞在確認が実施される正時のとき、サーバ装置100は、休憩フラグがONの携帯端末15については上記の滞在時間に関する閾値判断を実施せず、休憩印を付与する。具体的には、サーバ装置100は、ログイン端末リスト中の対応する時刻のスタンプフラグのフラグ値として、休憩印に対応するフラグ値2をセットする。
サーバ装置100が休憩印を付与すると、遊技者が携帯端末15を利用して駐車料金管理サイトにアクセスしたときに表示されるサービススタンプ画面上で、付与時刻に対応するマス目153に休憩印153Bが電子押印される(図11)。つまり、携帯端末15は、休憩信号送信手段としてのリモコン300により遊技情報表示装置3に向けて休憩信号が送信され、これにより遊技情報表示装置3から休憩中であることを示す休憩情報を受信できたことに基づき、所定の表示領域の一例をなすスタンプ押印エリア152に休憩印153Bを表示可能である。休憩印153Bは、駐車料金の割引サービスにおいて、確認印153Aと同様に取り扱われる。それ故、食事休憩期間は、場内に滞在していなくても駐車料金の割引対象となり得る。
食事休憩をとった遊技者が遊技を再開する際には、その旨を状業員に申告して所定の遊技再開処理を依頼する必要がある。遊技再開処理は、従業員が携帯する上記のリモコン300による遠隔操作によって遊技情報表示装置3が実行する処理である。リモコン300は、所定の遊技再開処理を実行させるための従業員の操作に応じて、食事休憩から戻った遊技者が遊技を再開する旨を表す休憩終了信号を出力する。
遊技情報表示装置3は、食事休憩画面(図9参照。)の表示中に、リモコン300の上記休憩終了信号を受信すると、食事休憩画面から通常の表示画面(図2参照。)への切替を実行する。遊技情報表示装置3は、通常の表示画面への切替後、食事休憩を終えて遊技を再開する旨を表す再開情報を出力可能な遊技再開状態となる。この遊技再開状態は、通常の表示画面への切替後、所定期間に亘って継続される。
遊技情報表示装置3が遊技再開状態にあるとき、NFCリーダ345に対して携帯端末15を近接させることで再開情報を読み取らせることができる。携帯端末15は、遊技情報表示装置3から再開情報を読み取ると、休憩終わりボタン66を含むサービススタンプ画面(図12)を切替表示する。
タッチ操作等により休憩終わりボタン66が選択されると、携帯端末15は、サーバ装置100に対して食事休憩を終了した旨の再開情報をアップロード送信する。なお、このアップロード送信される情報には、サービス用ネットワーク201上のMACアドレスが携帯端末15のIDとしてひも付けられている。
サーバ装置100は、携帯端末15から再開情報を受信すると、ログイン端末リストを参照する。そして、サーバ装置100は、ログイン端末リスト中の各端末のうち、再開情報にひも付けられたIDに係る端末について、休憩フラグをリセットする。
なお、食事休憩を終了して遊技を再開した後の初回の滞在確認時では、遊技再開後の時間が60分に満たない可能性が高い。そこで、再開後の初回の滞在確認時には、食事休憩の後の遊技再開につき、滞在時間に関する閾値判断を実行せずに、確認印を付与することも良い。あるいは、遊技再開後の時間のうち、滞在時間が50%を超えていることを条件として、確認印を付与することも良い。
以上の通り、遊技場用管理システム1は、駐車料金の割引サービスを実施する遊技場向けのシステムである。この遊技場用管理システム1では、遊技者が所持する携帯端末15と通信することで遊技者が場内に滞在していることが検知され、遊技者の滞在時間に応じて駐車料金の割引情報が記録された割引券123が付与される。
この遊技場用管理システム1では、従業員が所持し、遊技者が休憩を開始する旨を示す休憩開始信号を送信するリモコン300(休憩信号送信手段の一例)を用いた遠隔操作により、遊技機2に付設された遊技情報表示装置3に、休憩中である旨の表示処理を実行させることが可能である。
遊技場用管理システム1における携帯端末15は、遊技者が場内に滞在しているか否かの検知結果に基づいて、場内に所定期間滞在したことを示す確認印を表示する。また、携帯端末15は、休憩信号送信手段により休憩開始信号が送信されたことに基づいて、休憩中であることを示す休憩印を表示する。
本例の遊技場用管理システム1では、遊技者は、携帯端末15を所持しているだけで特別な操作を行うことなく駐車料金の割引に必要な割引情報の付与を受けることができる。この遊技場用管理システム1が提供する駐車料金の割引サービスでは、従業員に掛かる負担がほとんどない。そして、この遊技場用管理システム1では、例えば食事などの理由で休憩する場合は、従業員への申告によって携帯端末15に休憩印を表示させることができ、これにより、休憩中を滞在中と同様にみなして適切な割引を行うことができる。
以上のように、本例の遊技場用管理システム1は、遊技者が休憩を理由に遊技機2を離れた場合であっても適切な駐車料金の割引サービスを実施することが可能な優れた特性のシステムである。
遊技場用管理システム1において、携帯端末15は、遊技情報表示装置3から休憩中であることを示す休憩情報を受信したことに基づいて休憩印を表示可能である。遊技情報表示装置3からの休憩情報の受信を前提として休憩印が表示されるという仕組みを採用した場合、従業員によって休憩処理が実施されたときに限って、利用者の携帯端末15に休憩印が表示されるようになる。この場合には、遊技者側の操作により休憩印が不正に表示させてしまうおそれを抑制できる。
割引情報付与手段としての割引券発券機26は、遊技者の滞在時間に応じた割引額を示す割引情報を記録した割引券123を発行する。割引券123を利用した駐車料金の割引サービスであれば、駐車場精算機12など各駐車場の設備がインターネットに未接続であっても割引サービスを実現できる。このように割引券123を利用すれば、駐車場側のシステムの構成や運用等に関わらず、比較的簡単に割引サービスを実現できので、遊技場側では、提携先の駐車場の選定や変更が容易である。
本例の構成に代えて、あるいは加えて以下のような構成を採用することも良い。また、以下の各構成を適宜組み合わせて採用することも良い。
本例では、インターネット上のウェブサイトである駐車料金管理サイト上で駐車料金割引サービスを実施する構成を例示している。これに代えて、専用のアプリケーションを携帯端末15にダウンロードした上で同様のサービスを実施するようにしても良い。
本例では、正時毎などの定時に確認印あるいは休憩印を表示するようにしたが、現在時刻に関係なく、滞在時間が1時間経過する毎に確認印あるいは休憩印を表示するようにしてもよい。例えばサーバ装置100による携帯端末15のID取得回数が60回に達する毎にスタンプを1つずつ表示することも良い。
駐車券121の発行に代えて、携帯端末15により入庫時刻・出庫時刻を特定し、駐車料金を精算するようにしてもよい。具体的には、駐車場精算機12にもNFC通信部を設け、入庫時及び出庫時に携帯端末15とNFC通信を行って入庫時刻及び出庫時刻を特定し、駐車料金を精算することができる。この場合、割引券の情報もNFC通信により携帯端末15へ送信し、出庫時に駐車場精算機へ送信して精算することができる。なお、駐車料金の精算は、現金のほかクレジットカード、デビットカード、電子マネーなど各種の決済方式を採用することができる。
本例では、NFC通信によって遊技情報表示装置3から携帯端末15が休憩情報を取得する。NFC通信機能を有していない携帯端末の場合、コード情報の読取りにより休憩情報を取得することも良い。例えば、遊技情報表示装置3の画面に例えば二次元コードを表示し、その二次元コードを読み取って休憩情報を取得することができる。
遊技情報表示装置3を遊技機2の上方に設置したが、遊技機2の側方に設置してもよい。また、本例では、従業員を呼び出す機能を備える遊技情報表示装置3を例示したが、呼出表示装置を別体で構成しても良い。あるいは遊技情報表示装置3と貸出装置4とを一体的に構成することも良い。また、営業管理装置20及び情報管理装置23の機能を1つの管理装置で実現することも良い。
以上、実施例のごとく本発明の具体例を詳細に説明したが、これらの具体例は、特許請求の範囲に包含される技術の一例を開示しているにすぎない。言うまでもなく、具体例の構成や数値等によって、特許請求の範囲が限定的に解釈されるべきではない。特許請求の範囲は、公知技術や当業者の知識等を利用して前記具体例を多様に変形、変更あるいは適宜組み合わせた技術を包含している。
1 遊技場用管理システム
100 サーバ装置(ウェブサイト運営手段、端末ID取得手段、駐車利用者記憶手段、滞在時間管理手段、スタンプ付与手段)
11 場内システム
15 携帯端末(通信手段、スタンプ表示手段、コード表示手段、情報取得手段、休憩情報送信操作手段)
152 スタンプ押印エリア(所定の表示領域)
2 遊技機
20 営業管理装置
201 サービス用ネットワーク
202 WiFiルータ
21 パチンコ遊技機
22 スロットマシン
23 情報管理装置(滞在検知手段、端末ID送信手段)
26 割引券発券機(割引情報付与手段)
29 中継装置
3 遊技情報表示装置
300 リモコン(休憩信号送信手段)
4 貸出装置

Claims (3)

  1. 近隣に駐車場が付設され、当該駐車場における駐車料金の割引サービスを実施する遊技場において、
    遊技者が所持する携帯端末と、
    遊技場内において前記携帯端末と通信することにより、遊技者が遊技場内に滞在していることを検知する滞在検知手段と、
    前記滞在検知手段による検知結果に基づいて、遊技者の滞在時間に応じた駐車料金の割引を実施するための割引情報を付与する割引情報付与手段と、
    従業員が所持し、遊技者が休憩を開始する旨を示す休憩信号を送信する休憩信号送信手段と、
    遊技機に付設され、前記休憩信号の受信に応じて休憩中である旨の表示処理を実行する遊技情報表示装置と、を備え、
    前記携帯端末は、前記滞在検知手段による検知結果に基づいて、遊技場内に所定期間滞在したことを示す確認印を所定の表示領域に表示すると共に、前記休憩信号送信手段により休憩信号が送信されたことに基づいて、休憩中であることを示す休憩印を前記表示領域に表示することを特徴する遊技場用管理システム。
  2. 前記携帯端末は、前記遊技情報表示装置から休憩中であることを示す休憩情報を受信したことに基づいて前記休憩印を表示することを特徴とする請求項1に記載の遊技場用管理システム。
  3. 前記割引情報付与手段は、遊技者の滞在時間に応じた割引を示す情報を記録した割引券を発行することにより、前記割引情報を付与することを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技場用管理システム。

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