JP2022024452A - 面状光源 - Google Patents

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Abstract

【課題】輝度ムラを少なくすることができる面状光源を提供すること。【解決手段】面状光源は、基板と、基板上に配置された複数の導光板と、それぞれの導光板の第1面側に配置された光源とを備えている。複数の導光板は、互いに隣り合う第1導光板と第2導光板とを有する。第1導光板は、第1側面と、第1側面から突出する第1端部とを有する。第2導光板は、第1の隙間を隔てて第1端部に対向する第2側面と、第2側面から突出し、導光板の厚さ方向において第1端部に重なる第2端部とを有する。【選択図】図2

Description

本発明の実施形態は、面状光源に関する。
LED(Light Emitting Diode)などの発光素子と、導光板とを組み合わせた発光モジュールは、例えば液晶ディスプレイのバックライト等の面状光源に広く利用されている。また、複数の導光板を隣接して並べた面状光源が提案されている。隙間を空けて複数の導光板を並べる場合において、導光板間の隙間の存在は暗部の発生につながり、発光面に輝度ムラを生じさせ得る。
特開2012-234830号公報 特開2016-110727号公報
本発明の実施形態は、輝度ムラを少なくすることができる面状光源を提供することを目的とする。
本発明の一態様によれば、面状光源は、基板と、前記基板上に配置され、前記基板側に位置する第1面と、前記第1面の反対側の第2面とをそれぞれが有する複数の導光板と、それぞれの前記導光板の前記第1面側に配置された光源と、を備えている。前記複数の導光板は、互いに隣り合う第1導光板と第2導光板とを有する。前記第1導光板は、第1側面と、前記第1側面から突出する第1端部とを有する。前記第2導光板は、第1の隙間を隔てて前記第1端部に対向する第2側面と、前記第2側面から突出し、前記導光板の厚さ方向において前記第1端部に重なる第2端部とを有する。
本発明の実施形態によれば、輝度ムラを少なくすることができる面状光源を提供することができる。
本発明の実施形態の面状光源の模式平面図である。 図1に示すII-II線における模式断面図である。 本発明の実施形態の面状光源における光源の配置部分の一例を示す模式拡大断面図である。 本発明の実施形態の面状光源における光源を示す模式断面図である。 本発明の実施形態の面状光源における光源の配置部分の他の例を示す模式拡大断面図である。 本発明の実施形態の面状光源における2つの導光板が隣り合う部分の他の例を示す模式拡大断面図である。
以下、図面を参照し、本発明の実施形態について説明する。各図面中、同じ構成要素には同じ符号を付している。なお、図面が示す構成要素の寸法、形状等は、わかり易さのために誇張されている場合があり、実際の寸法、形状および構成要素間の大小関係を反映していない場合がある。また、図面が過度に複雑になることを避けるために、一部の要素の図示を省略したり、断面図として切断面のみを示す端面図を用いたりすることがある。
図1は、本発明の実施形態の面状光源100の模式平面図である。図2は、図1に示すII-II線における模式断面図である。
本実施形態の面状光源100は、基板50と、基板50上に配置された複数の発光セグメント1a、1bとを有する。基板50は、第1面50aと、第1面50aの反対側の第2面50bとを有する。複数の発光セグメント1a、1bは、基板50の第1面50a上に配置されている。基板50の第1面50aに平行な面内で互いに直交する2方向を図1においてX方向及びY方向とする。複数の発光セグメント1a、1bは、例えば、X方向において隣り合って並べられている。
それぞれの発光セグメント1a、1bは導光板を有する。発光セグメント1aは第1導光板10aを有し、発光セグメント1bは第2導光板10bを有する。第1導光板10aと第2導光板10bとは、隙間90を隔てて基板50上でX方向に隣り合っている。
第1導光板10aにおける第2導光板10bと隣り合う端部の構造は、第2導光板10bにおける第1導光板10aと隣り合う端部の構造と異なる。この隣り合う端部以外については、第1導光板10aと第2導光板10bは同じ構造を有する。
発光セグメント1a、1bのそれぞれは、光源20を有する。図1および図2には、発光セグメント1a、1bのそれぞれが複数の光源20を有する例を示すが、発光セグメント1a、1bのそれぞれは1つの光源20を有する構成でもよい。
光源20が発する光は、導光板10a、10bに入射し、導光板10a、10b内を導光される。導光板10a、10bは、光源20が発する光に対する透過性を有する。導光板10a、10bは、基板50側に位置する第1面12と、第1面12の反対側に位置し、発光セグメント1a、1bの発光面となる第2面11と、を有する。
導光板10a、10bにおける第2面11側の光源20に対向する部分に凹部15が形成されている。凹部15は、例えば、円錐状、四角錐状、六角錐状等の多角錐形等の凹部や、円錐台状、四角錘台状や六角錘台状等の多角錘台状の凹部などが挙げられる。
第1導光板10aにおける第2導光板10bと隣り合う部分には、第1側面61と第1端部62が配置されている。第1端部62は、第1側面61から第2導光板10bに向けて突出している。第1端部62の上面は、第1導光板10aの第2面11と面一に連続している。
第2導光板10bにおける第1導光板10aと隣り合う部分には、第2側面71と第2端部72が配置されている。第2端部72は、第2側面71から第1導光板10aに向けて突出している。
導光板10a、10bの第1面12には、光反射性部材41が配置されている。第1導光板10aの第1側面61の下方、及び第2導光板10bの第2端部72の下方に、光反射性部材42が配置されている。
複数の光源20の間に光反射性部材43が配置されている。光反射性部材43は、導光板10a、10bの第2面12側に形成された凹部又は溝に配置され、その凹部又は溝の側面に接している。凹部又は溝の側面は、例えば、第2面11又は第1面12に対して傾斜している。凹部又は溝の側面は、断面視において直線でもよく、曲線でもよい。凹部又は溝の側面は、断面視において内側に凸状となる曲面とすることができ、又は、内側に凹状となる曲面とすることができる。また、凹部又は溝の側面は、断面視において曲率の異なる曲面を2以上備えていてもよい。
導光板10a、10bは、他の導光板に隣り合わない第3側面18を有する。また、導光板10a、10bは、第3側面18と第1面12との間に形成された傾斜面14を有する。傾斜面14は、第2面11および第1面12に対して傾斜している。傾斜面14と第1面12とは例えば鈍角を構成して連続している。傾斜面14は、断面視において直線でもよく、曲線でもよい。傾斜面14は、断面視において内側に凸状となる曲面とすることができ、又は、内側に凹状となる曲面とすることができる。また、傾斜面14は、断面視において曲率の異なる曲面を2以上備えていてもよい。このような傾斜面14には、光反射性部材45が配置されている。
光反射性部材41、42、43、45は、同じ材料で一体に形成することができる。光反射性部材41、42、43、45は、例えば、光拡散材を含む樹脂材料によって構成されている。光反射性部材41、42、43、45は、例えば、光拡散材として酸化チタン、シリカ、アルミナ、酸化亜鉛またはガラス等の粒子を含むシリコーン樹脂、エポキシ樹脂である。
第1導光板10aを有する発光セグメント1aと、第2導光板10bを有する発光セグメント1bとは、隙間90を隔てて隣り合っている。複数の発光セグメント1a、1bを同じ基板50上に並べるにあたって、発光セグメント1a、1bの間に隙間90を形成することで、導光板10a、10bや光反射性部材42の寸法公差を吸収することができる。
また、発光セグメント1a、1b間の隙間90は、温度や湿度の影響による導光板10a、10bの伸縮を許容し、隣り合う導光板10a、10bのうち一方の導光板10a(又は10b)が、他方の導光板10b(又は10a)を圧迫することによる導光板10a、10bの変形や破損を防ぐことができる。
隙間90は、第1導光板10aの第1端部62と第2導光板10bの第2側面71との間、第1導光板10aの第1端部62と第2導光板10bの第2端部72との間、第1導光板10aの第1側面61と第2導光板10bの第2端部72との間、および第1側面61の下方の光反射性部材42と第2端部72の下方の光反射性部材42との間に連続して形成されている。
隙間90は、第2端部72の上方で導光板10a、10bの厚さ方向に沿って延びる第1部分90aと、第1端部62の下方で導光板10a、10bの厚さ方向に沿って延びる第2部分90bと、それら第1部分90aと第2部分90bとを横方向につなぐ第3部分90cとを有し、屈曲している。第1部分90aと第2部分90bは、導光板10a、10bの厚さ方向において重なっていない。
第1導光板10aの第1端部62は、隙間90を隔てて第2導光板10bの第2側面71に対向する。第1導光板10aの第1側面61は、隙間90を隔てて第2導光板10bの第2端部72に対向する。第1導光板10aの第1端部62は、隙間90を隔てて導光板10a、10bの厚さ方向において第2導光板10bの第2端部72に重なる。第1導光板10aの第1端部62は、導光板10a、10bの厚さ方向において第2導光板10bの第2端部72の上方に位置する。
本実施形態によれば、第1導光板10aの第1端部62と第2導光板10bの第2端部72とが、導光板10a、10bの厚さ方向において重なることで、発光面(第2面11)において隙間90の上方領域の輝度の低下を抑制し、発光面内全体における輝度ムラを少なくすることができる。
面状光源100の発光面(第2面11)を見た平面視において、隙間90を通して、非発光部(暗部)である基板50が見えない。基板50は、第1導光板10aの第1端部62によって覆い隠されている。隙間90の第2面11側の開口の奥には、第2導光板10bの第2端部72および光反射性部材42が位置し、隙間90の第2面11側の開口が暗くならない。
また、第1端部62および第2端部72の下方に配置された光反射性部材42によって、隙間90が形成された領域の上方へ光を反射させ、隙間90が形成された領域の輝度低下を抑制できる。
また、隣り合う光源20間に配置された光反射性部材43により、隣り合う光源20間の領域の輝度低下を抑制し、発光面内全体における輝度ムラを少なくすることができる。
また、本実施形態によれば、基板50にではなく、導光板10a、10bに光源20を保持させ導光板10a、10bと光源20とを一体に構成するため、導光板10a、10bに対して高い位置精度で光源20を配置できる。これによっても、導光板10a、10bの発光面内における輝度分布のムラを抑制できる。
以下、面状光源100のより具体的な構成について説明する。
図3は、面状光源100における光源20の配置部分の一例を示す模式拡大断面図である。図4は、光源20の模式拡大断面図である。
光源20は、発光素子21と透光性部材22とを有する。透光性部材22は、例えば蛍光体を含むことができる。光源20が発する光に対する導光板10a、10bの透過率は、例えば、80%以上が好ましく、90%以上がより好ましい。本明細書において、光源20が発する光とは、発光素子21が発する光及び透光性部材22に含まれる蛍光体が発する光を含む。光源20が蛍光体を含まない場合には、光源20が発する光は、発光素子21が発する光である。
導光板10a、10bの材料としては、例えば、アクリル、ポリカーボネート、環状ポリオレフィン、ポリエチレンテレフタレート若しくはポリエステル等の熱可塑性樹脂、エポキシ若しくはシリコーン等の熱硬化性樹脂、又は、ガラスなどを用いることができる。
導光板10a、10bの厚さは、例えば、200μm以上800μm以下が好ましい。導光板10a、10bは、その厚さ方向に、単層で構成されてもよいし、複数の層の積層体で構成されてもよい。
図3に示す例では、導光板10a、10bは、第1面12側に開口する凹部13を有する。光源20は、断面視においてその一部が凹部13内に配置されている。
図4に示すように、発光素子21は、半導体積層体25と、正負一対の電極23とを有する。発光素子21は、半導体積層体25として、例えば、InAlGa1-x-yN(0≦x、0≦y、x+y≦1)を含み、可視光又は紫外光を発光することができる。発光素子21は、可視光として、青色から赤色までを発光可能である。また、面状光源100に含まれる複数の発光素子21として、異なる色の光を発する発光素子21を用いてもよい。
発光素子21の主発光面21a上に透光性部材22が配置されている。発光素子21は、例えばシリコーン樹脂などの透光性接着部材24によって透光性部材22に接着されている。なお、透光性接着部材24には、例えば、酸化チタン、シリカ、アルミナ、酸化亜鉛、ガラスまたは透光性接着部材24の母材とは屈折率の異なる樹脂等の粒子からなる光拡散材を含むことができる。透光性部材22は、発光素子21の主発光面21aを覆うとともに、発光素子21の側面21bよりも外側の領域に広がっている。
透光性部材22の材料として、例えば、シリコーン樹脂、エポキシ樹脂、ガラスなどを用いることができる。透光性部材22は、これらの透光性の材料を母材とし、その母材中に蛍光体を含有していてもよい。蛍光体は、発光素子21が発する光によって励起され、発光素子21が発する光の波長とは異なる波長の光を発する。例えば、蛍光体として、イットリウム・アルミニウム・ガーネット系蛍光体(例えば、Y(Al,Ga)12:Ce)、ルテチウム・アルミニウム・ガーネット系蛍光体(例えば、Lu(Al,Ga)12:Ce)、テルビウム・アルミニウム・ガーネット系蛍光体(例えば、Tb(Al,Ga)12:Ce)、βサイアロン蛍光体(例えば、(Si,Al)(O,N):Eu)、αサイアロン蛍光体(例えば、Mz(Si,Al)12(O,N)16(但し、0<z≦2であり、MはLi、Mg、Ca、Y、およびLaとCeを除くランタニド元素))、CASN系蛍光体(例えば、CaAlSiN:Eu)若しくはSCASN系蛍光体(例えば、(Sr,Ca)AlSiN:Eu)等の窒化物系蛍光体、KSF系蛍光体(例えば、KSiF:Mn)若しくはMGF系蛍光体(例えば、3.5MgO・0.5MgF・GeO:Mn)等のフッ化物系蛍光体、または、量子ドット蛍光体などを用いることができる。透光性部材22は、複数種類の蛍光体を含んでいてもよい。また、透光性部材22は、含有する蛍光体が異なる複数の層を積層させてもよい。
電極23は、発光素子21の主発光面21aの反対側に配置されている。発光素子21の側面21bは、光反射性部材26で覆われている。光反射性部材26は、電極23の表面(図4における下面)が露出するように半導体積層体25の下面にも配置されている。光反射性部材26は、例えば、光拡散材を含む樹脂材料によって構成されている。具体的には、光反射性部材26は、酸化チタン、シリカ、アルミナ、酸化亜鉛またはガラス等の粒子からなる光拡散材を含む、シリコーン樹脂、エポキシ樹脂である。光反射性部材26は、発光素子21からの光に対する反射率が70%以上とすることができる。
図3に示すように、発光素子21は、透光性部材22よりも第1面12に近い側に位置する。また、透光性部材22は、発光素子21よりも第2面11に近い側に位置する。
光源20が配置された凹部13の側面13aと、光源20の側面(本実施形態では透光性部材22の側面および光反射性部材26の側面)との間には、光透過性部材31が配置されている。この光透過性部材31によって、光源20は導光板10a、10bに固定されている。
光透過性部材31は、光源20が発する光に対する透過性を有し、例えば、導光板10a、10bの材料と同じ樹脂、または導光板10a、10bの材料との屈折率差が小さい樹脂を用いることができる。
光源20の側面と光透過性部材31との間、および凹部13の側面13aと光透過性部材31との間には、空気層等の空間がないことが好ましい。光源20の透光性部材22の側面と導光板10a、10bとの間に空気層が介在しないことにより、透光性部材22と導光板10a、10bとの間の屈折率差を、空気層が介在する場合よりも小さくでき、透光性部材22から導光板10a、10b内に導光しやすくすることができる。
導光板10a、10bの第2面11側に形成された凹部15の内部に、導光板10a、10bと屈折率の異なる材料を配置することにより、凹部15の側面との界面に照射された光の一部を光源20の側方に反射させることができる。本実施形態における凹部15の内部には、光反射性部材44が配置されている。光反射性部材44は、光源20の直上方向に出射された光の一部を拡散反射させ、他の一部を透過させることができる。また、光反射性部材44は、凹部15の側面の、一部又は全部を被覆するように配置することができる。また、凹部15の側面は、断面視において直線でもよく、曲線でもよい。凹部15の側面は、断面視において内側に凸状となる曲面とすることができ、又は、内側に凹状となる曲面とすることができる。また、凹部15の側面は、断面視において曲率の異なる曲面を2以上備えていてもよい。
凹部15は、平面視において光源20が配置された第1面12側の凹部13と重なる位置に配置されていることが好ましい。平面視において凹部15の中心と、凹部13の中心とは一致することが好ましい。なお、本明細書において平面視とは、発光セグメント1a、1bの発光面である第2面11側から見た平面視をいう。
本実施形態における光反射性部材41は、光透過性部材31の下方に配置され、蛍光体を含む透光性部材22の側面には配置されていない。透光性部材22の側面は、光透過性部材31によって覆われている。
光反射性部材41の下面には配線51が配置されている。配線51は、発光素子21の電極23と接続されている。一対の電極23の間において、配線51は分離している。
配線51には基板50が貼り合わされている。基板50は例えばフレキシブル配線基板である。基板50は、絶縁基材52と、配線層53とを少なくとも有する。配線51と配線層53との間に絶縁基材52が配置されている。
配線51と配線層53とは、例えば絶縁基材52を貫通する導電性部材を介して接続されている。配線層53の表面には絶縁膜55が配置されている。光源20の電極23間の絶縁性を高めるために、電極23間に位置する光反射性部材26の表面には絶縁膜32が配置されている。
光源20に対向する凹部15に配置された光反射性部材44は、光源20の上方に出射された光を適度に透過させつつ、下方や横方向に拡散させる。すなわち、光反射性部材44は、発光セグメント1a、1bの発光面(第2面11)において、発光装置20の直上領域の輝度が、光源20の直上ではない領域の輝度に比べて極端に高くなることを抑制できる。
光源20から第1面12側に向かって出射した光は、光反射性部材41によって上方へと反射され、発光面である第2面11から取り出される光の輝度を向上できる。
発光素子21の側面に配置された光反射性部材26は、発光素子21から、蛍光体が含まれる透光性部材22を経由せずに導光板10a、10bに入射する光を抑制する。
光反射性部材41および光反射性部材26は、光源20の近傍の基板50の絶縁基材52が発光素子21の光にさらされるのを抑制し、絶縁基材52の劣化を防ぐことができる。
第1面12の光反射性部材41と、第2面11との間の領域においては、光反射性部材41での反射と、第2面11での全反射とが繰り返されつつ、光源20からの光が導光板10a、10bの端部に向かって導光板10a、10b内を導光される。第2面11に向かった光の一部は第2面11から導光板10a、10bの外部に取り出される。
導光板10a、10bの図2に示す傾斜面14に導光された光は、傾斜面14に配置された光反射性部材45によって、第2面11に向かって反射され、導光板10a、10bの端部における第2面11から取り出される光の輝度を向上できる。
図5は、本発明の実施形態の面状光源における光源20の配置部分の他の例を示す模式拡大断面図である。
図5に示す導光板10a、10bは、第2面11側の凹部15から第1面12まで貫通する貫通孔113を有する。貫通孔113は凹部15に連続している。凹部15及び貫通孔113は、第2面11から第1面12まで貫通している。光源20は貫通孔113に配置されている。
貫通孔113の側面113aと、光源20の側面(本実施形態においては透光性部材22の側面および光反射部性材26の側面)との間には、光透過性部材131が配置されている。この光透過性部材131によって、光源20は導光板10a、10bに固定されている。
光透過性部材131は、光源20が発する光に対する透過性を有し、例えば、導光板10a、10bの材料と同じ樹脂、または導光板10a、10bの材料との屈折率差が小さい樹脂を用いることができる。
光源20の側面と光透過性部材131との間、および貫通部113の側面113aと光透過性部材131との間には、空気層等の空間がない。光源20の透光性部材22の側面と導光板10a、10bとの間に空気層が介在しないため、透光性部材22と導光板10a、10bとの間の屈折率差を空気層が介在する場合よりも小さくでき、透光性部材22から導光板10a、10bへの光の取り込み効率を向上できる。
光源20の上面である透光性部材22の上面に、光反射性部材46が配置されている。光透過性部材131は、光反射性部材46を覆うように、光反射性部材46と光反射性部材44との間にも配置されている。
導光板10a、10bの第1面12に光反射性部材41が配置されている。光反射性部材41は、光透過性部材131の下方、および光源20の光反射性部材26の側面にも配置され、蛍光体を含む透光性部材22の側面には配置されていない。透光性部材22の側面は、光透過性部材131によって覆われている。
光反射性部材44および光反射性部材46は、光源20の上方に出射された光を適度に透過させつつ、下方や横方向に拡散させる。すなわち、光反射性部材44および光反射性部材46は、発光面(第2面11)において、光源20の直上領域の輝度が、光源20の直上ではない領域の輝度に比べて極端に高くなることを抑制できる。
図6は、本発明の実施形態の面状光源における2つの導光板(第1導光板10aと第2導光板10b)が隣り合う部分の他の例を示す模式拡大断面図である。
第1導光板10aの第1端部62と第1側面61とは第1曲面63を介して連続している。第2導光板10bの第2端部72と第2側面71とは第2曲面73を介して連続している。
第1端部62と第1側面61との間を曲面にすることで、第1導光板10a内から第1端部62に導光しやすくできる。第2端部72と第2側面71との間を曲面にすることで、第2導光板10b内から第2端部72に導光しやすくできる。また、第1曲面63の曲率と第2曲面73の曲率を適切に設定することで、隙間90を挟んで位置する隙間90の両側の領域の輝度差を小さくすることが可能である。
図1、2には2つの発光セグメント1a、1bが並べられた構成を示すが、3つ以上の発光セグメントを隙間を隔てて隣り合わせて並べて面状光源を構成してもよい。その場合も、隣り合う発光セグメントの一方の導光板の端部と他方の導光板の端部とは、前述したように導光板の厚さ方向において重なり、隙間における輝度低下が抑制される。
光源20の構成は、図4に示す構成に限らない。蛍光体を含む透光性部材22は発光素子21の側面を覆うように配置されてもよい。透光性部材22は蛍光体を含まなくてもよい。透光性部材22上に、透光性及び光反射性を有する部材を配置してもよい。透光性部材22と光反射性部材26を含まない発光素子21から光源20が構成されてもよい。このような光源20において、発光素子21上に透光性及び光反射性を有する部材を配置してもよい。
第1導光板10aにおける第2導光板10bと隣り合う端部に第2面11又は第1面12に対して傾斜した第1傾斜面を形成し、第2導光板10bにおける第1導光板10aと隣り合う端部に第2面11又は第1面12に対して傾斜した第2傾斜面を形成し、それら第1傾斜面と第2傾斜面とを隙間を隔てて対向させてもよい。特に、第1傾斜面と第2傾斜面とは、平行に対向するのが好ましい。このような構成においても、第1導光板10aの第1傾斜面と第2導光板10bの第2傾斜面とが、導光板10a、10bの厚さ方向において重なることで、発光面(第2面11)を見た平面視において、隣り合う導光板10a、10bの間の隙間を通して、非発光部(暗部)である基板50が見えない。これにより、隣り合う導光板10a、10bの間の隙間の上方領域の輝度の低下を抑制し、発光面内全体における輝度ムラを少なくすることができる。
以上、具体例を参照しつつ、本発明の実施形態について説明した。しかし、本発明は、これらの具体例に限定されるものではない。本発明の上述した実施形態を基にして、当業者が適宜設計変更して実施し得る全ての形態も、本発明の要旨を包含する限り、本発明の範囲に属する。その他、本発明の思想の範疇において、当業者であれば、各種の変更例及び修正例に想到し得るものであり、それら変更例及び修正例についても本発明の範囲に属するものと了解される。
1a,1b…発光セグメント、10a,10b…導光板、11…第2面、12…第1面、14…傾斜面、18…第3側面、20…光源、50…基板、61…第1側面、62…第1端部、63…第1曲面、71…第2側面、72…第2端部、73…第2曲面、90…隙間、100…面状光源

Claims (9)

  1. 基板と、
    前記基板上に配置され、前記基板側に位置する第1面と、前記第1面の反対側の第2面とをそれぞれが有する複数の導光板と、
    それぞれの前記導光板の前記第1面側に配置された光源と、
    を備え、
    前記複数の導光板は、互いに隣り合う第1導光板と第2導光板とを有し、
    前記第1導光板は、第1側面と、前記第1側面から突出する第1端部とを有し、
    前記第2導光板は、第1の隙間を隔てて前記第1端部に対向する第2側面と、前記第2側面から突出し、前記導光板の厚さ方向において前記第1端部に重なる第2端部とを有する面状光源。
  2. 前記第2導光板の前記第2端部は、第2の隙間を隔てて前記第1導光板の前記第1側面に対向する請求項1記載の面状光源。
  3. 前記第2導光板の前記第2端部は、第3の隙間を隔てて前記第1導光板の前記第1端部に重なる請求項1または2に記載の面状光源。
  4. 前記第1端部および前記第2端部の少なくとも一方の下方に配置された第1光反射性部材をさらに備えた請求項1~3のいずれか1つに記載の面状光源。
  5. 前記第1導光板および前記第2導光板の少なくとも一方に複数の前記光源が配置され、
    前記複数の光源の間に配置された第2光反射性部材をさらに備えた請求項1~4のいずれか1つに記載の面状光源。
  6. 前記第1導光板および前記第2導光板の少なくとも一方は、他の導光板に隣り合わない第3側面と、前記第3側面と前記第1面との間に形成された傾斜面とを有する請求項1~5のいずれか1つに記載の面状光源。
  7. 前記傾斜面に配置された第3光反射性部材をさらに備えた請求項6記載の面状光源。
  8. 前記第1端部と前記第1側面とは第1曲面を介して連続している請求項1~7のいずれか1つに記載の面状光源。
  9. 前記第2端部と前記第2側面とは第2曲面を介して連続している請求項1~8のいずれか1つに記載の面状光源。
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