JP2022020413A - 電子レシート送受信システム - Google Patents

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Abstract

【課題】レシート発行に起因する紙資源の無駄をなくすとともに、レシートの複製物の不正使用を防止する。【解決手段】POS端末1の制御部10は、POSデータが示す売上情報のうちの一部の情報を示すテキスト61と、売上情報のうちの上記一部の情報以外の情報を示す二次元コード62とを含む電子レシート60を生成し、通信部14を介して携帯端末2とのペアリングを設定すると、通信部14に、生成された電子レシート60を携帯端末2に対して送信させる。携帯端末2の制御部20は、通信部24が電子レシート60を受信すると、受信された電子レシート60を記憶部23に記憶させる。【選択図】図4

Description

本発明は、電子レシート送受信システムに関し、特に、近距離無線通信を用いて電子レシートを発行するための技術に関する。
携帯端末及びPOS(Point Of Sales)端末を用いる電子決済システムが知られている。例えば、特許文献1は、携帯端末が、商品情報を示すバーコードをディスプレイに表示し、POS端末が、当該バーコードを読取って決済手続きを行なって、紙媒体の代金受取りレシートを発行する技術を開示している。
特開2002-117360号公報
POS端末によって発行される紙媒体のレシートは、受取人によって発行後すぐに廃棄される場合が多く、紙資源が無駄に消費されているという問題がある。また、不正使用のためにレシートの複製物が作成された場合、当該複製物が偽物であるか否かを判断することが難しいという問題がある。
特許文献1に開示されている技術は、単に、紙媒体の代金受取りレシートを発行するのみであり、上記した問題を解決することができない。
本発明は、上記の事情に鑑みなされたものであり、レシート発行に起因する紙資源の無駄をなくすとともに、レシートの複製物の不正使用を防止することを目的とする。
本発明の一局面に係る電子レシート送受信システムは、電子レシートを送信する送信装置と、電子レシートを受信する受信装置と、を含む。送信装置は、受信装置と近距離無線通信を行なう第1通信部と、売上情報を記憶する第1記憶部と、売上情報のうちの一部の情報を示すテキストと、売上情報のうちの少なくとも上記一部の情報以外の情報を示す二次元コードとを含む電子レシートを生成し、第1通信部を介して受信装置とのペアリングを設定すると、第1通信部に、生成された電子レシートを受信装置に対して送信させる第1制御部と、を備える。受信装置は、送信装置と近距離無線通信を行なう第2通信部と、第2記憶部と、第2通信部が電子レシートを受信すると、受信された電子レシートを第2記憶部に記憶させる第2制御部と、を備える。
本発明によれば、近距離無線通信を用いて電子レシートが発行されるので、紙媒体のレシートが発行される場合と比較して、紙資源の無駄をなくすことができる。また、発行された電子レシートは、テキストが示していない情報を含む二次元コードを含むので、電子レシートを正規に入手できない第三者が、テキストが示す情報等に基づいて電子レシートの複製物を生成したとしても、電子レシートを正規に入手できるユーザーは、二次元コードをスキャンすることで得られる情報と、当該複製物に記載されている情報とを比較することで、当該複製物が偽物であるか否かを容易に判断できる。したがって、複製物の不正使用を防ぐことができる。
本発明の一実施形態に係る電子レシート送受信システムの構成を示す図である。 POS端末の内部構成を示すブロック図である。 携帯端末の内部構成を示すブロック図である。 電子レシート送信処理を示すフローチャートである。 電子レシート受信処理を示すフローチャートである。 電子レシートの一例を示す図である。 リスト画面の一例を示す図である。 確認画面の一例を示す図である。
以下、本発明の一実施形態に係る電子レシート送受信システムについて図面を参照して説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る電子レシート送受信システム3の構成を示す図である。図1を参照して、電子レシート送受信システム3は、電子レシートを送信するPOS端末1と、電子レシートを受信する携帯端末2と、を含む。POS端末1は、特許請求の範囲における送信装置の一例であり、携帯端末2は、特許請求の範囲における受信装置の一例である。ここで、携帯端末2の周辺には、POS端末1の他に、携帯端末3及び携帯端末4が存在しているものとする。
[POS端末1の構成]
図2は、POS端末1の内部構成を示すブロック図である。図2を参照して、POS端末1は、制御ユニット100と、表示部11と、タッチパネル12と、キーボード13と、通信部14と、記憶部15と、音声出力部16と、接続部17と、を含む。POS端末1は、レジスターとして用いられる。
制御ユニット100は、プロセッサー、及びRAM(Random Access Memory)等を含む。プロセッサーは、例えば、CPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro Processing Unit)、又はASIC(Application Specific Integrated Circuit)等である。制御ユニット100は、記憶部15に記憶されている制御プログラムが上記のプロセッサーによって実行されることにより、制御部10として機能する。
制御部10は、POS端末1の全体制御を司る。より詳細には、制御部10は、POS端末1の各部の動作、及び、携帯端末2等との近距離無線通信等を制御する。制御部10は、売上情報のうちの一部の情報を示すテキストと、売上情報のうちの上記一部の情報以外の情報を示す二次元コードとを含む電子レシートを生成し、通信部14に、生成された電子レシートを携帯端末2に対して送信させるための電子レシート送信処理を実行する。なお、制御部10は、制御プログラムに基づく動作によらず、ハード回路によって動作可能に構成されていてもよい。
制御ユニット100は、表示部11、タッチパネル12、キーボード13、通信部14、記憶部15、音声出力部16、及び、接続部17等と電気的に接続されている。
表示部11は、液晶ディスプレイ又は有機EL(Organic Light-Emitting Diode)ディスプレイ等によって構成されている表示装置である。表示部11は、POS端末1によって実行可能な各種機能に関する各種の画面を表示する。タッチパネル12は、表示部11に重ねて配置されている。タッチパネル12は、特許請求の範囲における入力部の一例である。
キーボード13は、数値を入力するためのテンキー、及び、会計指示を入力するための会計キー等の複数のハードキーを含む。ユーザーは、タッチパネル12又はキーボード13を介して、POS端末1によって実行可能な各種機能についての指示等の各種の情報を入力する。
通信部14は、例えば無線LAN(Local Area Network)による長距離無線通信、及び、例えばBLUETOOTH(登録商標)による近距離無線通信を行なうための無線通信モジュールを含む。制御部10は、通信部14を介して、ネットワーク上のPOSサーバー18等の外部装置との長距離無線通信を行なったり、携帯端末2等との近距離無線通信を行なったりする。
記憶部15は、HDD(Hard Disk Drive)等の大容量の記憶装置である。記憶部15は、POS端末1の一般的な動作を実現するための各種制御プログラムを記憶している。記憶部15は、上記の各種制御プログラムの1つとして、本実施形態に係る電子レシート送信処理を実行するための送信プログラムを記憶している。
記憶部15は、売上情報として、POSデータを記憶している。POSデータとしては、一般的なものであれば特に限定されない。ここでは、POSデータは、店舗名、店舗の所在地及び電話番号、売上日時、商品名、売上点数、商品ごとの売上金額、消費税額、売上金額、支払金額、つり銭金額、及び、POS端末1のオペレーター名を示すものとする。
記憶部15は、各種制御プログラムの1つとして、一般的な二次元コード生成プログラムを記憶している。制御部10は、二次元コード生成プログラムに従って動作することによって、例えば売上情報を示す二次元コードを生成する。二次元コードとしては、一般的に使用されているものであれば特に限定されないが、例えば、QR(Quick Response)コード(登録商標)である。
音声出力部16は、音声データによって示されるデジタル信号をアナログ信号に変換するD/A変換回路、アナログ信号に基づいて音声を出力するためのスピーカー、及びアンプ等を含む。
接続部17は、USB(Universal Serial Bus)ポートを含む。接続部17には、例えば、商品情報を示すバーコードを読取るためのバーコードリーダー19A、及び、クレジットカードリーダー19B等が接続されている。
POS端末1の各部には電源が接続されており、この電源から電力が供給されることによって、POS端末1の各部が動作する。
[携帯端末2の構成]
図3は、携帯端末2の内部構成を示すブロック図である。図3を参照して、携帯端末2は、例えば、スマートフォンである。携帯端末2は、制御ユニット200と、表示部21と、タッチパネル22と、記憶部23と、通信部24と、撮像部26と、電話通信部27と、音声入力部28と、音声出力部29と、を含む。
制御ユニット200は、プロセッサー、及びRAM等を含む。プロセッサーは、例えば、CPU、MPU、又はASIC等である。制御ユニット200は、記憶部23に記憶されている制御プログラムが上記のプロセッサーによって実行されることにより、制御部20として機能する。
制御部20は、携帯端末2の全体制御を司る。より詳細には、制御部20は、携帯端末2の各部の動作、及び、POS端末1等との近距離無線通信等を制御する。制御部20は、通信部24が電子レシートを受信すると、受信された電子レシートを記憶部23に記憶させるための電子レシート受信処理を実行する。なお、制御部20は、制御プログラムに基づく動作によらず、ハード回路によって動作可能に構成されていてもよい。
制御ユニット200は、表示部21、タッチパネル22、記憶部23、通信部24、撮像部26、電話通信部27、音声入力部28、及び、音声出力部29等と電気的に接続されている。
表示部21は、液晶ディスプレイ又は有機ELディスプレイ等によって構成されている表示装置である。表示部21は、携帯端末2によって実行可能な各種機能に関する各種の画面を表示する。
タッチパネル22は、表示部21に重ねて配置されている。ユーザーは、タッチパネル22を介して、携帯端末2によって実行可能な各種機能についての指示等の各種の情報を入力する。
記憶部23は、フラッシュメモリー等の大容量の記憶装置である。記憶部23は、携帯端末2の一般的な動作を実現するための各種制御プログラムを記憶している。記憶部23は、上記の各種制御プログラムの1つとして、本実施形態に係る電子レシート受信処理を実行するための受信プログラムを記憶している。
通信部24は、例えば無線LANによる長距離無線通信、及び、例えばBLUETOOTH(登録商標)による近距離無線通信を行なうための無線通信モジュールを含む。制御部20は、通信部24を介して、ネットワーク上のPC(Personal Computer)25等の外部装置と長距離無線通信を行なったり、POS端末1等と近距離無線通信を行なったりする。
撮像部26は、撮像素子及びレンズ等によって構成されているデジタルカメラである。電話通信部27は、公衆回線への接続を行ない、公衆回線を介して音声データの送受信を行なう。
音声入力部28は、マイクロフォン、及び、当該マイクロフォンに入力される音声に基づくアナログ信号をデジタル信号に変換するA/D変換回路等を含む。音声出力部29は、音声データによって示されるデジタル信号をアナログ信号に変換するD/A変換回路、アナログ信号に基づいて音声を出力するためのスピーカー、及びアンプ等を含む。
携帯端末2の各部には電源が接続されており、この電源から電力が供給されることによって、携帯端末2の各部が動作する。
[動作]
図4は、電子レシート送信処理を示すフローチャートである。図5は、電子レシート受信処理を示すフローチャートである。図6は、電子レシートの一例を示す図である。図7は、リスト画面の一例を示す図である。図8は、確認画面の一例を示す図である。以下、図4乃至図8等を参照して、電子レシート送信処理の実行時におけるPOS端末1の動作、及び電子レシート受信処理の実行時における携帯端末2の動作について説明する。
POS端末1のオペレーターは、バーコードリーダー19Aに、購入対象の商品に付されているバーコードを読取らせたものとする。POS端末1の制御部10は、バーコードリーダー19Aから出力される商品情報に基づいて、商品名、売上点数、及び商品ごとの売上金額等の情報を、例えばRAMに記憶させる。商品の購入者である携帯端末2のユーザーは、クレジットカードリーダー19Bにクレジットカードを挿入したものとする。
POS端末1のオペレーターは、クレジットカードの挿入を確認して、キーボード13の会計キーを押下したものとする。POS端末1の制御部10は、会計キーの押下を検知すると、RAMに記憶されている情報と、クレジットカードリーダー19Bから出力される情報とに基づいて決済処理を行ない、売上情報を示すPOSデータを、記憶部15に記憶させる。
会計キーの押下後、POS端末1のオペレーターは、タッチパネル12を用いて、電子レシート送信処理の実行を開始するための開始指示を入力したものとする。POS端末1の制御部10は、上記開始指示を受付けると、図4に示す電子レシート送信処理の実行を開始して、例えば図6に示すような、記憶部15に記憶されているPOSデータが示す売上情報のうちの一部の情報を示すテキスト61と、売上情報のうち上記一部の情報以外の情報を示す二次元コード62とを含む、PDF(Portable Document Format)ファイル形式の電子レシート60を生成する。
ここでは、制御部10は、商品名、売上個数、商品ごとの売上金額、消費税額、売上金額、支払金額、及び、つり銭金額を示すテキスト61を生成するものとする。制御部10はまた、店舗名、店舗の所在地及び電話番号、売上日時、及び、POS端末1のオペレーター名を示す二次元コード62を生成するものとする。
ステップS11の処理後、制御部10は、POS端末1の状態を、近距離無線通信の接続待機状態、すなわちペアリングモードに移行する(ステップS12)。ステップS12の処理後、制御部10は、周辺機器とのペアリングを設定するまで、ペアリングを設定していないと判定する処理(ステップS13にてNO)を繰返す。
ここで、POS端末1のオペレーターは、上記開始指示の入力後、携帯端末2のユーザーに、POS端末1のデバイス名が「POSmachine01」であることを伝えるとともに、電子レシートを送信するために、POS端末1とのペアリングを実行するように依頼したものとする。携帯端末2のユーザーは、上記依頼を受けると、携帯端末2のタッチパネル22を用いて、電子レシート受信処理の実行を開始するための開始指示を入力したものとする。
携帯端末2の制御部20は、上記開始指示を受付けると、図5に示す電子レシート受信処理の実行を開始して、通信部24に、例えば2.402GHz乃至2.485GHzの周波数帯の電波を出力させて、ペアリングモードの状態にある周辺機器を検出するための処理を実行する(ステップS30)。ステップS30の処理後、制御部20は、通信部24が周辺機器を検出するまで、周辺機器を検出していないと判定する処理を繰返す(ステップS31にてNO)。
ここで、通信部24は、ペアリングモードの状態にある周辺機器として、携帯端末3、携帯端末4、及び、POS端末1を検出したものとする。この場合、制御部20は、周辺機器を検出したと判定し(ステップS31にてYES)、表示部21に、例えば図7に示すような、検出された周辺機器の一覧を示すリスト画面70を表示させる(ステップS32)。この場合、制御部20は、表示部21に対し、リスト画面70に、携帯端末3のデバイス名を示すテキスト71Aと、携帯端末4のデバイス名を示すテキスト71Bと、POS端末1のデバイス名を示すテキスト71Cとを表示させる。
ステップS32の処理後、制御部20は、タッチパネル22がテキスト71A,71B,71Cのうちのいずれかに対するタッチ操作を検出するまで、ペアリング対象の周辺機器を選択するための選択指示を受付けていないと判定する処理(ステップS33にてNO)を繰返す。このとき、携帯端末2のユーザーは、テキスト71Cをタッチしたものとする。
制御部20は、タッチパネル22がテキスト71Cに対する上記タッチ操作を検出すると、選択指示を受付けていると判定し(ステップS33にてYES)、タッチされたテキストに対応する周辺機器(ここでは、テキスト71Cに対応するPOS端末1)とのペアリングを設定するとともに、他の周辺機器とのペアリングを禁止する(ステップS34)。ステップS34の処理後、制御部20は、通信部24が電子レシートを受信するまで、電子レシートを受信していないと判定する処理(ステップS35にてNO)を繰返す。
POS端末1の制御部10は、携帯端末2の制御部20によるペアリング設定に応じて携帯端末2とのペアリングを設定すると(ステップS13にてYES)、表示部11に、例えば図8に示すような、ペアリング先の周辺機器のデバイス名を示す確認画面80を表示させる(ステップS14)。この場合、制御部10は、表示部11に対し、確認画面80に、ペアリング先の携帯端末2のデバイス名である「DEF78910」を示すメッセージ81と、電子レシートを送信するための送信指示を入力するためのキー82と、電子レシートの送信をキャンセルするための取消指示を入力するためのキー83と、を表示させる。
ステップS14の処理後、制御部10は、キー82又はキー83がタッチされるまで、送信指示を受付けていないと判定する処理(ステップS15にてNO)、及び、取消指示を受付けていないと判定する処理(ステップS16にてNO)を繰返す。ここで、POS端末1のオペレーターは、確認画面80を確認して、携帯端末2のユーザーに対し、携帯端末2のデバイス名が「DEF78910」であることを確認した上で、キー82をタッチしたものとする。
制御部10は、タッチパネル12がキー82に対するタッチ操作を検出すると、送信指示を受付けたと判定し(ステップS15にてYES)、通信部14に、電子レシート60を、例えばバイト配列のデータに変換した状態で、近距離無線通信により、ペアリング先の周辺機器(ここでは、携帯端末2)に対して送信させる(ステップS17)。ステップS17の処理後、制御部10は、ペアリング先の周辺機器(ここでは、携帯端末2)とのペアリングを解除する(ステップS18)。ステップS18の処理後、制御部10は、電子レシート送信処理を終了する。
携帯端末2の制御部20は、通信部24が電子レシート60を受信すると(ステップS35にてYES)、受信された電子レシート60を、記憶部23に記憶させる(ステップS36)。ステップS36の処理後、制御部20は、近距離無線通信先の周辺機器とのペアリングを解除するまで、ペアリングを解除していないと判定する処理(ステップS37にてNO)を繰返す。制御部20は、POS端末1の制御部10によるペアリング解除に応じてPOS端末1とのペアリングを解除すると(ステップS37にてYES)、電子レシート受信処理を終了する。
なお、例えば確認画面80に表示されているデバイス名が携帯端末2のデバイス名とは異なっており、POS端末1のオペレーターがキー83をタッチした場合、制御部10は、タッチパネル12がキー83に対するタッチ操作を検出すると、取消指示を受付けたと判定し(ステップS16にてYES)、ペアリング先の周辺機器とのペアリングを解除する(ステップS19)。ステップS19の処理後、制御部10は、ステップS12の処理に戻る。
上記実施形態によれば、POS端末1の制御部10は、POSデータが示す売上情報のうちの一部の情報を示すテキスト61と、売上情報のうちの上記一部の情報以外の情報を示す二次元コード62とを含む電子レシート60を生成し、通信部14を介して携帯端末2とのペアリングを設定すると、通信部14に、生成された電子レシート60を携帯端末2に対して送信させる。携帯端末2の制御部20は、通信部24が電子レシート60を受信すると、受信された電子レシート60を記憶部23に記憶させる。
このように、近距離無線通信を用いて電子レシート60が発行されるので、紙媒体のレシートが発行される場合と比較して、紙資源の無駄をなくすことができる。また、発行された電子レシート60は、テキスト61が示していない情報を含む二次元コード62を含むので、電子レシート60を正規に入手できない第三者が、テキスト61が示す情報等に基づいて電子レシートの複製物を生成したとしても、電子レシート60を正規に入手できるユーザーは、二次元コード62をスキャンすることで得られる情報と、当該複製物に記載されている情報とを比較することで、当該複製物が偽物であるか否かを容易に判断できる。したがって、複製物の不正使用を防ぐことができる。
また上記実施形態によれば、POS端末1の制御部10は、通信部14が電子レシート60を送信すると、携帯端末2とのペアリングを解除する。このように、電子レシート60の送信後、直ちにペアリングが解除されるので、電子レシート60の二重発行を防ぐことができる。
また上記実施形態によれば、POS端末1の制御部10は、表示部11に、ペアリング先の携帯端末2のデバイス名を示す確認画面80を表示させ、デバイス名の表示後に、タッチパネル12を介して送信指示を受付けた場合にのみ、通信部14に、電子レシート60を携帯端末2に対して送信させる。
これによって、携帯端末2以外の周辺機器に対して誤って電子レシート60が送信されることを確実に防ぐことができる。したがって、携帯端末2以外の周辺機器によりPOS端末1とのペアリングを試みる第三者によって、電子レシート60が不正に入手されること防止できる。
また上記実施形態によれば、POS端末1の制御部10は、携帯端末2とのペアリングを設定する際に、他の周辺機器とのペアリングを禁止する。これによって、携帯端末2以外の周辺機器によりPOS端末1とのペアリングを試みる第三者によって、電子レシート60が不正に入手されることより一層確実に防止できる。
また上記実施形態によれば、POS端末1の制御部10は、一部の情報として、商品名、売上個数、商品ごとの売上金額、消費税額、売上金額、支払金額、及び、つり銭金額を示すテキスト61と、一部の情報以外の情報として、店舗名、店舗の所在地及び電話番号、売上日時、及び、POS端末1のオペレーター名を示す二次元コード62とを含む電子レシートを生成する。
これによって、携帯端末2のユーザーは、テキスト61を確認することによって、取引内容を確認できる。また、取引内容以外の、商品購入者及びPOS端末1のオペレーターのみしか知り得ない情報については、二次元コード62によって示されるので、電子レシート60を正規に入手できない第三者によって、本物に近い電子レシート60の複製物が作られることを防ぐことができる。
(その他の変形例)
上記実施形態では、POS端末1の制御部10は、二次元コード62を、売上情報のうち上記一部の情報以外の情報を示すように生成したが、本発明はそのような実施形態に限定されない。制御部10は、二次元コード62を、売上情報のうち少なくとも上記一部の情報以外の情報を示すように生成すればよく、例えば、二次元コード62は、売上情報の全てを示すように生成されてもよい。
また上記実施形態では、POS端末1の制御部10は、ステップS14において、表示部11に確認画面80を表示させたが、本発明はそのような実施形態に限定されない。例えば、制御部10は、表示部11に、確認画面80を表示させるとともに、音声出力部16に通知音を出力させてもよい。
また上記実施形態では、携帯端末2の制御部20は、ステップS36において、電子レシート60を記憶部23に記憶させたが、本発明はそのような実施形態に限定されない。例えば、制御部10はさらに、記憶部23に記憶させた電子レシート60を表示部21に表示させてもよいし、音声出力部29に通知音を出力させてもよい。
また上記実施形態では、POS端末1の制御部10は、電子レシート60の送信後、又は、取消指示を受付けた場合に、携帯端末2とのペアリングを解除したが、本発明はそのような実施形態に限定されない。例えば、制御部10はさらに、携帯端末2との無線通信が何らかの障害により遮断された場合においても、携帯端末2とのペアリングを解除してもよい。これによって、ペアリングが長期に亘って設定されることを防ぐことができるので、電子レシート60が誤って送信されることをより一層確実に防ぐことができる。
本発明は上記実施形態の構成に限られず種々の変形が可能である。例えば、上記実施形態では、携帯端末2としてスマートフォンを用いているが、これは一例に過ぎず、例えば、タブレット型端末、又はスマートウォッチ等を用いてもよい。
図1から図8までを用いて示す上記実施形態の構成及び処理は、本発明の一実施形態に過ぎず、本発明を当該構成及び処理に限定する趣旨ではない。
1 POS端末
2 携帯端末
3 電子レシート送受信システム
10,20 制御部
11 表示部
12 タッチパネル
14,24 通信部
15,23 記憶部

Claims (5)

  1. 電子レシートを送信する送信装置と、前記電子レシートを受信する受信装置と、を含む電子レシート送受信システムであって、
    前記送信装置は、
    前記受信装置と近距離無線通信を行なう第1通信部と、
    売上情報を記憶する第1記憶部と、
    前記売上情報のうちの一部の情報を示すテキストと、前記売上情報のうちの少なくとも前記一部の情報以外の情報を示す二次元コードとを含む前記電子レシートを生成し、前記第1通信部を介して前記受信装置とのペアリングを設定すると、前記第1通信部に、生成された前記電子レシートを前記受信装置に対して送信させる第1制御部と、を備え、
    前記受信装置は、
    前記送信装置と近距離無線通信を行なう第2通信部と、
    第2記憶部と、
    前記第2通信部が前記電子レシートを受信すると、受信された前記電子レシートを前記第2記憶部に記憶させる第2制御部と、を備える、電子レシート送受信システム。
  2. 前記送信装置の前記第1制御部は、前記第1通信部が前記電子レシートを送信すると、前記受信装置とのペアリングを解除する、請求項1に記載の電子レシート送受信システム。
  3. 前記送信装置は、表示部と、ユーザーの指示が入力される入力部と、をさらに備え、
    前記送信装置の前記第1制御部は、前記表示部に、ペアリング先の前記受信装置のデバイス名を表示させ、前記デバイス名の表示後に、前記入力部を介して前記電子レシートを送信するための指示を受付けた場合にのみ、前記第1通信部に、生成された前記電子レシートを前記受信装置に対して送信させる、請求項1又は請求項2に記載の電子レシート送受信システム。
  4. 前記送信装置の前記第1制御部は、前記受信装置とのペアリングを設定する際に、前記受信装置以外の他の周辺機器とのペアリングを禁止する、請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の電子レシート送受信システム。
  5. 前記第1制御部は、前記一部の情報として、商品名、売上個数、売上金額、支払金額、及び、つり銭金額を示す前記テキストと、前記一部の情報以外の情報として、少なくとも、店舗名、売上日時、及び、前記送信装置のオペレーター名を示す前記二次元コードとを含む前記電子レシートを生成する、請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の電子レシート送受信システム。
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