JP2022015683A - 近接検知装置、近接検知方法、及びプログラム - Google Patents
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Abstract
Description
図1は、一実施形態に係る近接検知装置の構成例を示す図である。近接検知装置100は、例えば、自動車等の車両に搭載されるタッチパネル110等への人の手101等の近接を、赤外線等の光を利用して検知する装置である。なお、タッチパネル110は、ディスプレイと一体化したタッチパネルディスプレイであっても良いし、ディスプレイの前面に設けられた、単体のタッチパネルであっても良い。
続いて、近接検知装置100のハードウェア構成について説明する。
図5は、第1の実施形態に係る近接検知装置の機能構成の例を示す図である。近接検知装置100は、例えば、図4のCPU401で所定のプログラムを実行することにより、タッチ位置取得部501、判定部502、反射光量測定部503、反射率推定部504、近接検知部505、及び記憶部506等を実現している。なお、上記の各機能構成のうち、少なくとも一部は、ハードウェアによって実現されるものであっても良い。
R=50×A/S ・・・(1)
式(1)により、例えば、対応テーブル507から取得した反射光量の基準値Sが500、測定した反射光量Aが400である場合、検知対象601の光の反射率R(%)は、
R=50%(標準対象物の反射率)×400/500=40%
と算出(推定)することができる。
T'=T×(1+k(R-50)/50) ・・・(2)
ここで、標準閾値Tは、検知対象601が素手(又は標準対象物)である場合に用いられる、検知対象601の近接を検知するための閾値である。また、補正度kは、0≦k≦1の範囲内で、例えば、良好な結果が得られるように設定可能な値である。
T'=300×(1+1×(90-50)/50)=540
となる。
540×50/90=300
となることから、反射率90%の検知対象601に対して、反射率50%の標準対象物と同じ検知距離で、検知対象601の近接を検知することができる。
続いて、本実施形態に係る近接検知方法の処理の流れについて、複数の実施形態を例示して説明する。
図7は、第1の実施形態に係る近接検知装置の処理の一例を示すフローチャートである。近接検知装置100は、例えば、図7(A)に示す閾値T'の補正処理と、図7(B)に示す近接検知処理とを並行して、繰り返し実行する。
図7(A)のステップS701において、近接検知装置100のタッチ位置取得部501が、タッチパネル110へのタッチを検知すると、ステップS702以降の処理が実行される。
近接検知装置100は、図7(B)に示す処理を、例えば、所定の時間間隔で繰り返し実行する。
図8は、第1の実施形態に係る近接検知装置の処理の別の一例を示すフローチャートである。第1の実施形態に係る近接検知装置100は、図7(A)に示す閾値T'の補正処理に代えて、図8に示す反射光量Aの補正処理を実行しても良い。なお、図8に示す処理のうち、ステップS701~S706の処理は、図7(A)で説明した処理と同様なので、ここでは、図7(A)で説明した処理との相違点を中心に説明を行う。
第2の実施形態では、近接検知装置100の判定部502が、タッチパネルI/F407を利用して、タッチパネル110に対するタッチが、手袋を装着して行われたタッチであるか、素手で行われたタッチであるかを判定する場合の例について説明する。
図9(A)は、第2の実施形態に係る閾値T'の補正処理の一例を示している。なお、図9(A)に示す処理のうち、ステップS701~S708の処理は、図7(A)で説明した処理と同様なので、ここでは、図7(A)の処理との相違点を中心に説明を行う。
図9(B)は、第2の実施形態に係る閾値T'の補正処理の別の一例を示している。なお、基本的な処理内容は、図9(A)の処理と同様なので、ここでは、図9(A)の処理との相違点を中心に説明を行う。
<機能構成>
図10は、第3の実施形態に係る近接検知装置の機能構成の例を示す図である。第3の実施形態に係る近接検知装置100は、図5で説明した第1の実施形態に係る近接検知装置100の機能構成に加えて、積算部1001を有している。
図11は、第3の実施形態に係る近接検知装置の処理の例を示すフローチャートである。近接検知装置100は、例えば、図11に示す閾値T'の補正処理と、図7(B)に示す近接検知処理とを並行して、繰り返し実行する。
図11は、第3の実施形態に係る近接検知装置100が実行する閾値T'の補正処理の一例を示している。なお、基本的な処理内容は、図9(A)で説明した、第2の実施形態に係る閾値T'の補正処理と同様なので、ここでは、図9(A)の処理との相違点であるステップS1101、S1102の処理について説明する。
T'=T×(1+k(R'-50)/50) ・・・(3)
なお、式(3)は、式(3)の反射率Rを、反射率の積算値R'に置き換えたものである。
図12は、第3の実施形態に係る積算処理の例を示す図である。図12(A)は、例えば、図11のステップS1101で、積算部1001が実行する反射率Rの積算処理の例を示すフローチャートである。
R'=a×R+(1-a)×R'' ・・・(4)
好ましくは、積算部1001は、例えば、図12(B)に示すように、反射率Rと、前回の積算値R''の差の大きさに応じて積算係数aを決定し、反射率Rと、前回までの積算値R''の差が大きいときには、積算係数aを1とする。これにより、反射率Rと、前回までの積算値R''との差が大きいときには、前回までの積算値R''を破棄して、反射率推定部504が推定した反射率Rを、R'とすることができる。従って、近接検知装置100は、例えば、検知対象601が、「素手」から「手袋」に変わったとき、「手袋」から「素手」に変わったとき等に、前回までの積算値R''をリセットし、新たな積算を開始することができる。
第4の実施形態では、近接検知装置100が、前記のタッチが「手袋」であったか、「非手袋」であったかを示す状態情報を管理する場合の例について説明する。なお、第4の実施形態に係る近接検知装置100の機能構成は、第3の実施形態と同様で良い。
図13は、第4の実施形態に係る近接検知装置の処理の例を示すフローチャートである。近接検知装置100は、例えば、図13に示すような閾値T'の補正処理と、図7(B)に示すような近接検知処理とを並行して、繰り返し実行する。
図13は、第4の実施形態に係る近接検知装置100が実行する閾値T'の補正処理の一例を示している。なお、基本的な処理内容は、図11で説明した、第3の実施形態に係る閾値T'の補正処理と同様なので、ここでは、図11の処理との相違点であるステップS1301、S1302の処理について説明する。
図14は、第4の実施形態に係る積算処理の例を示すフローチャートである。この処理は、例えば、図13のステップS1101で、積算部1001が実行する反射率Rの積算処理のフローチャートの一例を示している。なお、基本的な処理内容は、図12で説明した、第3の実施形態に係る反射率Rの積算処理と同様なので、ここでは、図12の処理との相違点であるステップS1401、S1402の処理について説明する。
110 タッチパネル
120 発光素子
501 タッチ位置取得部
502 判定部
503 反射光量測定部
504 反射率推定部
505 近接検知部
1001 積算部
Claims (10)
- 発光素子が発光する光を利用して検知対象の近接を検知する近接検知装置であって、
タッチパネルにタッチした前記検知対象のタッチ位置を取得するタッチ位置取得部と、
前記タッチが素手で行われたか否かを判定する判定部と、
前記検知対象が前記タッチパネルにタッチしたときに、前記光の反射光量を測定する反射光量測定部と、
前記タッチ位置取得部が取得した前記タッチ位置に対応する前記反射光量の基準値と、前記反射光量測定部が測定した反射光量とを用いて、前記検知対象の前記光の反射率を推定する反射率推定部と、
前記反射率推定部が推定した前記検知対象の前記光の反射率に基づいて、前記検知対象の近接を検知する近接検知部と、
を有し、
前記近接検知部は、前記タッチが素手で行われた場合、予め定められた前記光の反射率に基づいて前記検知対象の近接を検知する、近接検知装置。 - 前記近接検知部は、前記反射率推定部が推定した前記光の反射率と、前記予め設定された前記光の反射率との差が所定値以上である場合、前記反射率推定部が推定した前記検知対象の前記光の反射率に基づいて前記検知対象の近接を検知する、請求項1に記載の近接検知装置。
- 前記判定部は、前記タッチが素手で行われたか、手袋を装着した手で行われたかを判定し、
前記近接検知部は、前記タッチが手袋を装着した手で行われた場合、前記反射率推定部が推定した前記検知対象の前記光の反射率に基づいて前記検知対象の近接を検知する、請求項1又は2に記載の近接検知装置。 - 前記近接検知部は、前記反射率推定部が推定した前記光の反射率に応じて、前記検知対象の近接を検知する閾値を補正する、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の近接検知装置。
- 前記近接検知部は、前記反射率推定部が推定した前記光の反射率に応じて、前記反射光量測定部が測定する前記光の反射光量を補正する、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の近接検知装置。
- 前記近接検知部は、前記光の反射光量が、前記検知対象の近接を検知する閾値に達したときに、前記検知対象が近接したと判断する、請求項1乃至5のいずれか一項に記載の近接検知装置。
- 前記反射率推定部が推定した前記検知対象の前記光の反射率を積算する積算部を有し、
前記近接検知部は、前記積算部が積算した前記光の反射率に基づいて、前記検知対象の近接を検知する、請求項1に記載の近接検知装置。 - 前記積算部は、前記タッチが素手で行われたか、手袋を装着した手で行われたかを示す状態情報を管理し、前記状態情報が変化したときに、積算値を初期化する、請求項7に記載の近接検知装置。
- 発光素子が発光する光を利用して検知対象の近接を検知する近接検知装置が、
タッチパネルにタッチした前記検知対象のタッチ位置を取得するタッチ位置取得処理と、
前記タッチが素手で行われたか否かを判定する判定処理と、
前記検知対象が前記タッチパネルにタッチしたときに、前記光の反射光量を測定する反射光量測定処理と、
前記タッチ位置取得処理で取得した前記タッチ位置に対応する前記反射光量の基準値と、前記反射光量測定処理で測定した前記光の反射光量とを用いて、前記検知対象の前記光の反射率を推定する反射率推定処理と、
前記反射率推定処理で推定した前記検知対象の前記光の反射率に基づいて、前記検知対象の近接を検知する近接検知処理と、
を実行し、
前記近接検知処理は、前記タッチが素手で行われた場合、予め定められた前記光の反射率に基づいて前記検知対象の近接を検知する、近接検知方法。 - 請求項9に記載の近接検知方法を近接検知装置に実行させるプログラム。
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