JP2022014858A - 透明導電膜 - Google Patents

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Abstract

Figure 2022014858000001
【課題】銀ナノワイヤを含む透明導電膜の黄色度を低下させるための新規な透明導電膜を提供する。
【解決手段】第1の表面と、第1の表面に対向する第2の表面とを含む、透明ベース層11と保護膜12からなる基板1および基板の第1の表面上に配置された第1の銀ナノワイヤ層2、を有する透明導電膜1000であって、340nm~400nmの範囲内に第1の吸収ピークを有し、500nm~650nmの範囲内に第2の吸収ピークを有し、第2の吸収ピークの最大ピーク強度に対する、第1の吸収ピークの最大ピーク強度の比は、2~5.5の範囲内である。
【選択図】図3

Description

本発明は、透明導電膜(transparent conductive film)に関する。より具体的には、本発明は、タッチパネルを製造するための透明導電膜に関する。
近年、タッチパネルの適用が拡大している。電子製品をより使いやすくするために、直接操作やコマンド発行の機能を提供する、タッチパネルを搭載した電子製品がますます増えている。特にフレキシブルなタッチパネルの需要が高まっている。したがって、従来のインジウムスズ酸化物(ITO)導電材料の代わりに、優れた導電性を有する多くの可撓性(フレキシブルな(flexible))導電材料が用いられている。
高い導電性と可撓性を有する銀ナノワイヤは、タッチパネルに最適な材料である。銀ナノワイヤは、320nm~420nmの波長範囲の紫外線を吸収する表面プラズマ共鳴効果を生み出す;したがって、銀ナノワイヤで調製された導電膜は黄色となる。ただし、銀ナノワイヤの黄色は、銀ナノワイヤを有するタッチパネルが表示パネルと組み合わされる場合に、表示パネルの出力画像の色に影響を及ぼす。したがって、タッチパネルの視認性および透過性を向上させるためには、銀ナノワイヤを含む透明導電膜の黄色度を低くすることが重要である。黄色度を低下させることを目的とした透明導電膜としては、特許文献1および特許文献2が知られている。
中国特許出願公開第109243677号明細書 中国特許出願公開第109686476号明細書
本発明の主な目的は、銀ナノワイヤを含む透明導電膜の黄色度を低下させるための新規な透明導電膜を提供することである。
第1の表面と、前記第1の表面に対向する第2の表面とを含む基板、および
前記基板の第1の表面上に配置された第1の銀ナノワイヤ層、
を有する透明導電膜であって、
340nm~400nmの範囲内に第1の吸収ピークを有し、500nm~650nmの範囲内に第2の吸収ピークを有し、前記第2の吸収ピークの最大ピーク強度に対する、前記第1の吸収ピークの最大ピーク強度の比は、2~5.5の範囲内であることを特徴とする透明導電膜。
一実施形態では、前記第2の吸収ピークのスペクトル積分面積に対する、前記第1の吸収ピークのスペクトル積分面積の比が、1.2~1.8の範囲内である。
一実施形態では、前記透明導電膜が、さらに、前記基板中に着色剤を含む。
一実施形態では、前記基板が、透明ベース(base)層および第1の保護膜(film)を含み、前記第1の保護膜が、前記透明ベース層と前記第1の銀ナノワイヤ層との間に配置される。
一実施形態では、前記着色剤が、前記第1の保護膜または前記透明ベース層中に含まれる。
一実施形態では、前記透明導電膜のCIELAB b値の絶対値が、1.5以下である。
一実施形態では、前記透明導電膜が、さらに、前記基板の第2の表面上に配置された第2の銀ナノワイヤ層を含む。
一実施形態では、前記基板が、さらに、第2の保護膜を含み、前記第2の保護膜は、前記第2の銀ナノワイヤ層と前記透明ベース層との間に配置され、前記着色剤が、前記第1の保護膜および前記第2の保護膜中に含まれるか、または、前記着色剤が、前記透明ベース層中に含まれる。
一実施形態では、前記透明導電膜のCIELAB b値の絶対値が、2以下である。
一実施形態では、前記着色剤が、アリザリンブルー、ベーシック(basic)ブルー、アルコールブルー、水溶性アニリンブルー、アゾブルー、ブリリアントクレシルブルー、ブロモフェノールブルー、カルバゾールブルー、キノリンブルー、インジゴブルー、レジンフェノールブルー、メチルブルー、メチンブルー、フタロシアニン、レサズリン、ベンジルアズロン、プルシアンブルー、メチレンブルー、チモールブルー、トリベンジン、ロイコクリスタルバイオレット、またはそれらの混合物からなる群から選択される少なくとも1種である。
一実施形態では、前記着色剤の量が、100~1000ppmの範囲内である。
一実施形態では、前記着色剤が、ロイコクリスタルバイオレットである。
本明細書における「上(on)」という用語は、構成要素間の相対的な位置を記述するために、本明細書において使用され得ることに留意されたい。例えば、基板「上」に配置される第1の銀ナノワイヤ層は、2つの構成要素が直接接触して形成される実施形態を含み、また、追加の構成要素が、第1の銀ナノワイヤ層と前記基板との間に形成され得る実施形態を含み得る。
さらに、本明細書における「第1(first)」、「第2(second)」等の用語は、説明を容易にするために本発明書において使用することができ、数字や順序とは関係がない。例えば、「第1の銀ナノワイヤ層」と「第2の銀ナノワイヤ層」は、いずれも「銀ナノワイヤ層」として実現することができる。
本発明の分野では、着色剤が添加された、前記透明ベース層または前記保護膜は、黄色がかった銀ナノワイヤ層を中間色(neutral color)に調整するための青色の補償層(compensation layer)として機能する。
図1は、本発明の第1および第2の実施形態の透明導電膜の断面図である。 図2は、本発明の第3および第4の実施形態の透明導電膜の断面図である。 図3は、本発明の試験例1の紫外可視分光法(UV-VIS)吸収スペクトルである。
詳細説明
まず、本発明の第1の実施形態の透明導電膜1000を図1に示す。ここで、透明導電膜1000は、基板1と、銀ナノワイヤ層2と、着色剤とを含む。本実施形態では、基板1は、透明ベース層11と、保護膜12とを有する。保護膜12は、銀ナノワイヤ層2と透明ベース層11との間に配置される。本実施形態において、透明ベース層11の材料は、ポリエチレンテレフタレート(PET)であり、保護膜12は、ハードコート層であり、着色剤は、保護膜12に添加されたロイコクリスタルバイオレットである。
他の実施態様において、透明ベース層11の材料は、ガラス、サファイア、ポリメチルメタクリレート(PMMA)、ポリ塩化ビニル(PVC)、ポリプロピレン(PP)、シクロシン(cyclothin)ポリマー(COP)、ポリエチレンナフタレート(PEN)、トリアセテートセルロース(TAC)、ポリカーボネート(PC)、ポリスチレン(PS)、ポリイミド(PI)などであり得るが、これらに限定されない。
他の実施形態では、銀ナノワイヤ層2は、さらに、硬化性樹脂を含むことができ、銀ナノワイヤを含むペーストと硬化性樹脂とを、1:(0.8~1.2)の重量比で混合し、次いで、基板1上に被覆する。
他の実施形態では、保護膜12は、透明ベース層11の表面上に形成されるオーバーコート層またはハードコート層であり得る。保護膜12の材料は、当技術分野で公知のハードコート層またはオーバーコート層の材料であってもよいが、これらに限定されない。
他の実施形態において、着色剤は、当技術分野で公知の着色剤であってもよい。例えば、着色剤は、アリザリンブルー、ベーシックブルー、アルコールブルー、水溶性アニリンブルー、アゾブルー、ブリリアントクレシルブルー、ブロモフェノールブルー、カルバゾールブルー、キノリンブルー、インジゴブルー、レジンフェノールブルー、メチルブルー、メチンブルー、フタロシアニン、レサズリン、ベンジルアズロン、プルシアンブルー、メチレンブルー、チモールブルー、トリベンジン、ロイコクリスタルバイオレット、またはそれらの混合物からなる群から選択される少なくとも1種であってもよく、ロイコクリスタルバイオレットが好ましい。
本発明の第2の実施形態の透明導電膜は、透明ベース層11に着色剤を添加したことを除いて、第1の実施形態のものと同様である。
本発明の第3の実施形態の透明導電膜2000を図2に示す。ここで、透明導電膜2000は、基板1と、第1の銀ナノワイヤ層21と、第2の銀ナノワイヤ層22と、着色剤とを含む。本実施形態では、基板1は、透明ベース層11と、第1の保護膜121と、第2の保護膜122とを含み、第1の保護膜121は、第1の銀ナノワイヤ層21と透明ベース層11との間に配置され、第2の保護膜122は、第2の銀ナノワイヤ層22と透明ベース層11との間に配置される。本実施形態において、透明ベース層11の材料はPETであり、第1の保護膜121および第2の保護膜122はハードコート層であり、着色剤は第1の保護膜121および第2の保護膜122に添加されたロイコクリスタルバイオレットである。
本発明の第4の実施形態の透明導電膜は、透明ベース層11に着色剤を添加したことを除いて、第3の実施形態のものと同様である。
以下の試験例における銀ナノワイヤ層の黄変レベルは、CIE L色空間(CIELAB色空間とも呼ばれる)によって評価される。L色空間は、次の3つの値で構成される:黒(0)から白(100)までの明度のL;緑(-)から赤(+)までのa;および、青色(-)から黄色(+)までのb。すなわち、b値(CIELAB b値とも呼ばれる)は、黄変調整の指標として、着色剤の添加前後の透明導電膜の黄変レベルを表す。
試験例1
まず、本試験例では、図1に示す透明導電膜1000を用いて、異なる濃度のロイコクリスタルバイオレットを有する銀ナノワイヤ層2を含む透明導電膜1000のUV-VISスペクトルを評価した。透明度、ヘイズ、b値、およびa値を表1に示す。
Figure 2022014858000002
実施例1~実施例3および比較例1のUV-VISスペクトルを図3に示す。図3のUV-VISスペクトルによれば、これらのグループの各々は、340nm~400nm(青色)の範囲内に第1の吸収ピークを有し、ロイコクリスタルバイオレットが添加されたグループの各々は、500nm~650nm(黄色)の範囲内に第2の吸収ピークを有し、第1の吸収ピークおよび第2の吸収ピークの最大ピーク強度およびスペクトル積分面積は、表2および表3に示されている。
Figure 2022014858000003
Figure 2022014858000004
上記試験例の結果により、保護膜12にロイコクリスタルバイオレットを添加した例では、b値が低下して0に近くなり、透明導電膜1000の黄色度が大幅に改善されたことが確認された。また、透明導電膜の黄色度を適切に調整するためには、第2の吸収ピーク(500~650nm)の最大ピーク強度に対する、第1の吸収ピーク(340~400nm)の最大ピーク強度の比を2~5.5の範囲内にする必要がある。したがって、透明導電膜は、過剰補償により青色の代わりに中間色を呈する可能性がある。
試験例2
本試験例では、保護膜12中に異なる濃度のロイコクリスタルバイオレットを添加した透明導電膜1000の透明度、ヘイズおよびb値を測定し、銀ナノワイヤ層2の黄変レベルを評価した。実施例4~実施例7および比較例2~比較例3における銀ナノワイヤ層2の抵抗値は、約65Ω/□(square)であり、ロイコクリスタルバイオレットの濃度は、0~2000ppmであった。結果を表4に示す。
Figure 2022014858000005
試験例の結果、実施例4~実施例7のb値の絶対値は1以下であった。したがって、b値の絶対値が1以下であれば、透明導電膜の黄色度を適切に調整することができる。しかし、比較例2の透明導電膜は、b値が低い(-3.52である)ため、青色であった。すなわち、ロイコクリスタルバイオレットの濃度が高すぎると(比較例2では2000ppm)、透明導電膜の色を適切に調整することができなかった。したがって、本試験例により、銀ナノワイヤ層2の黄色度は、ロイコクリスタルバイオレットを125ppm~1000ppm(実施例4~実施例7)の範囲で添加した場合に、適切に調整できることが分かった。
試験例3
試験例2の結果に従い、本試験例では、保護膜12中に添加されるロイコクリスタルバイオレットの濃度は125ppm~1000ppmの範囲内であった。本試験例では、異なる濃度のロイコクリスタルバイオレットが添加された、抵抗値の異なる透明導電膜の透明度、ヘイズおよびb値を測定し、銀ナノワイヤ層2の黄変レベルを評価した。実施例8~実施例11および比較例4における銀ナノワイヤ層2の抵抗は、約30~35Ω/□であった。これらの試験結果を表5に示す。実施例12~実施例15および比較例5における銀ナノワイヤ層2の抵抗は、約50~55Ω/□であった。これらの試験結果を表6に示す。実施例16~実施例19および比較例6における銀ナノワイヤ層2の抵抗は、約70~75Ω/□であった。これらの試験結果を表7に示す。
Figure 2022014858000006
Figure 2022014858000007
Figure 2022014858000008
表5~表7に示す結果によれば、抵抗値の異なる銀ナノワイヤ層2の黄色度は、ロイコクリスタルバイオレットを添加することにより調整することができ、透明導電膜のb値の絶対値を1.5以下の範囲に維持することができる。
試験例4
本試験例では、異なる透明ベース層11を有し、着色剤(ロイコクリスタルバイオレット)が添加された、透明導電膜1000の透明度、ヘイズ、b値を測定し、銀ナノワイヤ層2の黄変レベルを評価した。結果を表8に示す。実施例20において、基板1は、COPから作製される透明ベース層11を含み、250ppmのロイコクリスタルバイオレットが保護膜12に添加されており、30~35Ω/□の抵抗値を有する銀ナノワイヤ層2が、保護膜12上に形成された。比較例7において、基板1は、環状オレフィンポリマー(COP)から作製される透明ベース層11を含み、銀ナノワイヤ層2は、透明ベース層11上に直接形成され、保護膜12は省略された。実施例21において、基板1は、PETから作製される透明ベース層11を含み、保護膜12は、250ppmのロイコクリスタルバイオレットを含み、30~35Ω/□の抵抗値を有する銀ナノワイヤ層2が、保護膜12上に形成された。比較例8では、基板1は、透明ベース層11を含み、銀ナノワイヤ層2は、透明ベース層11上に直接形成され、保護膜12は省略された。
Figure 2022014858000009
上記結果によれば、実施例20のb値は0.26であり、ロイコクリスタルバイオレットを含まない比較例7のb値1.08と比較して76%低下した。実施例21のb値は0.72であり、ロイコクリスタルバイオレットを含まない比較例8のb値1.49と比較して51%低下した。すなわち、本試験例では、異なる材料から作製された基板に着色剤を添加することで、銀ナノワイヤ層によって引き起こされる黄色度を適切に調整し、高い透明度と低いヘイズを維持しながら、透明導電膜のb値を0に近づけることができることが証明された。
上記の開示は、その詳細な技術的内容および発明の特徴に関する。当業者は、本発明の特徴から逸脱することなく、記載された本発明の開示および提案に基づいて、様々な修正および置換を進めることができる。それにもかかわらず、そのような修正および置換は、上記の説明において完全には開示されていないが、それらは、添付の特許請求の範囲において実質的に包含されている。
<関連出願の相互参照>
本出願は、2020年7月7日に出願された中国特許出願第202010648899.3号の優先権を主張し、当該出願は参照により本明細書に取り込まれる。

Claims (13)

  1. 第1の表面と、前記第1の表面に対向する第2の表面とを含む基板、および
    前記基板の第1の表面上に配置される第1の銀ナノワイヤ層、
    を有する透明導電膜であって、
    第1の吸収ピークは、340nm~400nmの範囲内にあり、第2の吸収ピークは、500nm~650nmの範囲内にあり、前記第2の吸収ピークの最大ピーク強度に対する、前記第1の吸収ピークの最大ピーク強度の比は、2~5.5の範囲内である、
    ことを特徴とする透明導電膜。
  2. 前記第2の吸収ピークの最大ピーク強度に対する、前記第1の吸収ピークの最大ピーク強度の比が、3.23~5.25の範囲内であることを特徴とする請求項1に記載の透明導電膜。
  3. 前記第2の吸収ピークのスペクトル積分面積に対する、前記第1の吸収ピークのスペクトル積分面積の比が、1.2~1.8であることを特徴とする請求項1または2に記載の透明導電膜。
  4. さらに、前記基板中に着色剤を含むことを特徴とする請求項1~3のいずれか一項に記載の透明導電膜。
  5. 前記基板が、透明ベース層と第1の保護膜とを有し、前記第1の保護膜が、前記透明ベース層と前記第1の銀ナノワイヤ層との間に配置されることを特徴とする請求項1~4のいずれか一項に記載の透明導電膜。
  6. 着色剤が、前記第1の保護膜または前記透明ベース層中に含まれることを特徴とする請求項5に記載の透明導電膜。
  7. 前記透明導電膜のCIELAB b値の絶対値が、1.5以下であることを特徴とする請求項1~6のいずれか一項に記載の透明導電膜。
  8. さらに、前記基板の第2の表面上に配置される第2の銀ナノワイヤ層を含むことを特徴とする請求項1~7のいずれか一項に記載の透明導電膜。
  9. 前記基板が、透明ベース層、第1の保護膜および第2の保護膜を含み、前記第1の保護膜が、前記透明ベース層と前記第1の銀ナノワイヤ層との間に配置され、前記第2の保護膜が、前記第2の銀ナノワイヤ層と前記透明ベース層との間に配置され、着色剤が、前記第1の保護膜および前記第2の保護膜中に含まれるか、または、前記着色剤が、前記透明ベース層中に含まれることを特徴とする請求項8に記載の透明導電膜。
  10. 前記透明導電膜のCIELAB b値の絶対値が、2以下であることを特徴とする請求項9に記載の透明導電膜。
  11. 前記着色剤が、アリザリンブルー、ベーシックブルー、アルコールブルー、水溶性アニリンブルー、アゾブルー、ブリリアントクレシルブルー、ブロモフェノールブルー、カルバゾールブルー、キノリンブルー、インジゴブルー、レジンフェノールブルー、メチルブルー、メチンブルー、フタロシアニン、レサズリン、ベンジルアズロン、プルシアンブルー、メチレンブルー、チモールブルー、トリベンジン、ロイコクリスタルバイオレット、またはそれらの混合物からなる群から選択される少なくとも1種であることを特徴とする請求項4、6および9のいずれか一項に記載の透明導電膜。
  12. 前記着色剤の量が、100~1000ppmの範囲内であることを特徴とする請求項4、6、9および11のいずれか一項に記載の透明導電膜。
  13. 前記着色剤が、ロイコクリスタルバイオレットであることを特徴とする請求項11または12に記載の透明導電膜。
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