JP2022011025A - 洋風便器装置および便座装置 - Google Patents

洋風便器装置および便座装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2022011025A
JP2022011025A JP2020111881A JP2020111881A JP2022011025A JP 2022011025 A JP2022011025 A JP 2022011025A JP 2020111881 A JP2020111881 A JP 2020111881A JP 2020111881 A JP2020111881 A JP 2020111881A JP 2022011025 A JP2022011025 A JP 2022011025A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
toilet
toilet seat
closing
cleaning
toilet lid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2020111881A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6868839B1 (ja
Inventor
武之 酒井
Takeshi Sakai
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Original Assignee
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd filed Critical Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority to JP2020111881A priority Critical patent/JP6868839B1/ja
Priority to PCT/JP2021/005261 priority patent/WO2022004043A1/ja
Priority to CN202180037787.7A priority patent/CN115697158A/zh
Priority to TW110105889A priority patent/TWI774243B/zh
Application granted granted Critical
Publication of JP6868839B1 publication Critical patent/JP6868839B1/ja
Publication of JP2022011025A publication Critical patent/JP2022011025A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47KSANITARY EQUIPMENT NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; TOILET ACCESSORIES
    • A47K13/00Seats or covers for all kinds of closets
    • A47K13/10Devices for raising and lowering, e.g. tilting or lifting mechanisms; Collapsible or rotating seats or covers
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E03WATER SUPPLY; SEWERAGE
    • E03DWATER-CLOSETS OR URINALS WITH FLUSHING DEVICES; FLUSHING VALVES THEREFOR
    • E03D5/00Special constructions of flushing devices, e.g. closed flushing system
    • E03D5/10Special constructions of flushing devices, e.g. closed flushing system operated electrically, e.g. by a photo-cell; also combined with devices for opening or closing shutters in the bowl outlet and/or with devices for raising/or lowering seat and cover and/or for swiveling the bowl

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Hydrology & Water Resources (AREA)
  • Water Supply & Treatment (AREA)
  • Toilet Supplies (AREA)
  • Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)

Abstract

【課題】洗浄指示があったときに自動的な便蓋の閉動作を実行する場合、その閉動作を停止させることができる洋風便器装置および便座装置を提供する。【解決手段】洋風便器装置1は、洗浄指示手段から洗浄指示があったとき、その後、便蓋開閉検知部21により便蓋20が閉状態であると判断された場合に便器洗浄部13による洗浄が開始される構成とされ、制御部5は、洗浄指示手段から洗浄指示があったとき、便蓋開閉検知部21により便蓋20が開状態であると判断された場合に、便蓋駆動部22を制御して便蓋20の閉動作を開始し、便蓋20の閉動作中に便蓋閉キャンセル指令があった場合には、便蓋駆動部22を制御して便蓋20の閉動作を停止させる。【選択図】図1

Description

本発明は、便蓋を備えた洋風便器装置および洋風便器本体に取り付けて使用される便座装置に関する。
近時、便器洗浄時における人の排泄物に含まれる汚染物質の拡散防止の観点から、洋風便器装置のボウルに排泄した場合に、汚染物質を含んだ飛沫が便器の外部にまで飛散しないように、便蓋を閉じた状態でボウル内の排泄物を流すことが推奨されている。
このような便蓋が閉じた状態でのボウル洗浄を確実に実施させるために、洗浄操作部などの洗浄指示手段による洗浄指示があったときに、まず便蓋を電動で自動閉止し、その後に便器の洗浄を行うものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1のものは、着座中でないかぎりは閉動作が実行される。
特開2008-200198号公報
しかしながら、使用者によっては、あるいは使用態様によっては、着座中だけではなく、その他使用者の種々の事情により、洗浄指示による便蓋の閉動作をさせたくない場合がある。
本発明は、このような事情を考慮して提案されたもので、その目的は、洗浄指示があったときに自動的な便蓋の閉動作を実行する場合、その閉動作を使用者の意思により停止させることができる洋風便器装置および便座装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の洋風便器装置は、ボウルと、該ボウルへ洗浄水を供給し該ボウル内を洗浄する便器洗浄部と、便蓋と、該便蓋の開閉を検知する便蓋開閉検知部と、前記便蓋を開閉する便蓋駆動部と、前記便器洗浄部に対する洗浄指示を出力する洗浄指示手段と、制御部と、を備えた洋風便器装置であって、前記洗浄指示手段から洗浄指示があったとき、その後、前記便蓋開閉検知部により前記便蓋が閉状態であると判断された場合に前記便器洗浄部による洗浄が開始される構成とされており、前記制御部は、前記洗浄指示手段から洗浄指示があったとき、前記便蓋開閉検知部により前記便蓋が開状態であると判断された場合に、前記便蓋駆動部を制御して前記便蓋の閉動作を開始し、前記便蓋の閉動作中に便蓋閉キャンセル指令があった場合には、前記便蓋駆動部を制御して前記便蓋の閉動作を停止させることを特徴とする。
本発明の便座装置は、便座と、便蓋と、該便蓋の開閉を検知する便蓋開閉検知部と、前記便蓋を開閉する便蓋駆動部と、洋風便器本体に対する洗浄指示を受け付けるボウル洗浄操作部と、便座側制御部と、を備え、前記洋風便器本体に取りつけられる便座装置であって、前記ボウル洗浄操作部から洗浄指示があったとき、その後、前記便蓋開閉検知部により前記便蓋が閉状態であると判断された場合に前記洋風便器本体に洗浄指示を出力する構成とされており、前記便座側制御部は、前記ボウル洗浄操作部から洗浄指示があったとき、前記便蓋開閉検知部により前記便蓋が開状態であると判断された場合に、前記便蓋駆動部を制御して前記便蓋の閉動作を開始し、前記便蓋の閉動作中に便蓋閉キャンセル指令があった場合には、前記便蓋駆動部を制御して前記便蓋の閉動作を停止させることを特徴とする。
本発明の洋風便器装置および便座装置はそれぞれ上述した構成とされているため、洗浄指示があったときに自動的な便蓋の閉動作を実行する場合、その閉動作を使用者の意思により停止させることができる。
本発明の一実施形態に係る洋風便器装置の基本ブロック図である。 (a)は同洋風便器装置の内部を模式的に示した模式的側面図、(b)は他例の洋風便器装置の内部を模式的に示した模式的側面図である。 図1の洋風便器装置の一態様に係る基本動作を示すフローチャートである。 同洋風便器装置の他の態様に係る基本動作を示すフローチャートである。 (a)は、本発明の他の実施形態に係る洋風便器装置およびそれに用いられる便座装置の基本ブロック図であり、(b)は同洋風便器装置の内部を模式的に示した模式的側面図である。
以下に、本発明の実施の形態について、添付図面を参照しながら説明する。
まず、本実施形態に係る洋風便器装置1の基本構成について記述する。
洋風便器装置1は、ボウル12と、ボウル12へ洗浄水を供給しボウル12内を洗浄する便器洗浄部13と、便蓋20と、便蓋20の開閉を検知する便蓋開閉検知部21と、便蓋20を開閉する便蓋駆動部22と、を備えている。洋風便器装置1はさらに、便器洗浄部13に対する洗浄指示を出力する洗浄指示手段と、制御部5と、を備えている。この洋風便器装置1は、洗浄指示手段から洗浄指示があったとき、その後、便蓋開閉検知部21により便蓋20が閉状態であると判断された場合に便器洗浄部13による洗浄が開始される構成とされている。
制御部5は、洗浄指示手段から洗浄指示があったとき、便蓋開閉検知部21により便蓋20が開状態であると判断された場合に、便蓋駆動部22を制御して便蓋20の閉動作を開始する。制御部5は、その便蓋20の閉動作中に便蓋閉キャンセル指令があった場合には、便蓋駆動部22を制御して便蓋20の閉動作を停止させる。なお、「便蓋閉キャンセル指令」の詳細については後述する。
つぎに洋風便器装置1の詳細な構成、構造および動作について説明する。
図1~図4は、一実施形態に係る洋風便器装置1の説明図である。なお、図2(a)(b)は、洗浄方式の2形態を示す洋風便器装置1の内部を模式的に示した模式的側面図であり、これらはいずれも本実施形態に係る洋風便器装置1に適用が可能である。
洋風便器装置1は、トイレ空間内の床や壁などに固定される腰掛式の便器装置である。この洋風便器装置1の便器本体10は、上方に向けて開口したボウル12がスカート部11に囲まれるように内装され、ボウル12の上側にはボウル12の開口面に対し起倒自在とした、相互に同一の回転軸とした便座24、便蓋20を備えている。
スカート部11の内部空間には、給水口14からボウル12内に洗浄水を供給しボウル12内を洗浄する便器洗浄部13が配されている。この便器洗浄部13は給水機構と排水機構とを有する。
給水機構は、給水口14と、水道管(不図示)から供給される洗浄水をボウル12内に給水口14を通じて供給する洗浄水供給路15と、洗浄水供給路15の途中に配されている、ボウル12への給水を供給または遮断する給水弁16とを備えている。
図2(a)に示した排水機構は、ボウル12の底部より後方に延びるように接続された筒状の屈曲状のトラップ17を有し、そのトラップ17がさらに下方に延び排水口18に接続されている。この種の排水機構としては、サイホン式やサイホンゼット式、サイホンボルテックス式などがあり、サイホン作用により排水状態または封水状態が形成される機構とされている。
また排水機構としては、図2(b)に示すような可動式のトラップ17Aを有した構造であってもよい。このトラップ17Aは、駆動部(不図示)によって矢印方向に回動されて排水状態または封水状態を形成する。図例のトラップ17Aは封水状態での位置にあり、排水状態ではトラップ17Aの開放端が排水口18に向くように回転動作する。なおトラップ17Aはトラップケース(不図示)に囲まれて、汚水や臭気が外部に漏れないようになっている。
また洋風便器装置1には、サイホン式、可動式のいずれでもない排水機構、例えば洗い落とし式の排水機構も適用可能である。
また、図例では、洋風便器装置1を、水洗タンク(ロータンク)を備えていない、水道直結式のタンクレスタイプとした例を示しているが、水洗タンクを備えた構成としてもよい。
また、本実施形態に係る洋風便器装置1は、便器洗浄部13によるボウル12の洗浄の終了を検知する洗浄終了検知手段19を備えている。この洗浄終了検知手段19としては、洗浄終了の定義にもよるが、洗浄水の給水が終了したことを検知するセンサーや、制御指示によるものなどでもよいし、給水により溜め水が破封レベルを超過したことを検知するセンサーなどでもよい。本実施形態では、洗浄終了検知手段19は溜め水が破封レベルを超過したことを検知するセンサーとされる。
また洋風便器装置1は、上述したように、また図1にも示すように、便蓋開閉検知部21と、便蓋駆動部22とを備え、さらに便蓋駆動部22に対する開閉指示を受け付ける便蓋操作部23とを備えている。さらに洋風便器装置1は、便座24の開閉を検知する便座開閉検知部25と、便座24を開閉する便座駆動部26と、便座駆動部26に対する開閉指示を受け付ける便座操作部27とを備え、さらに着座検知部28も備えている。
着座検知部28としては、例えば便座24に内装された、着座/離座を検知する荷重センサーや、便座24の回転軸部の近傍より着座/離座を検知する赤外線センサーなどが採用される。便蓋開閉検知部21および便座開閉検知部25としては、開角度により開閉状態を検知する構成とされたものが採用される。
便蓋駆動部22および便座駆動部26は、それぞれモーターなどで構成されている。便蓋駆動部22は便蓋操作部23からの指示があった場合などに便蓋20を電動で開閉し(起倒させ)、便座駆動部26は便座操作部27からの指示があった場合などに便座24を電動で開閉する(起倒させる)。
なお本明細書においては、便蓋20、便座24のいずれにおいても、略垂直状に起立した状態を開状態といい、略水平状に倒れ、ボウル12の開口面に対し略平行とした状態を閉状態という。
本洋風便器装置1では、便蓋20の閉動作の指示があったときに便蓋20、便座24がともに開状態であれば、まず便座24が閉動作をなし、閉止(閉状態で停止)後に、便座24の閉動作に連動するように、便蓋20が閉動作をなす。また、便座24の開動作の指示があったときに便座24、便蓋20がともに閉状態であれば、まず便蓋20が開動作をなし、開止(開状態で停止)後に、便蓋20の開動作に連動するように、便座24が開動作をなす。
洋風便器装置1はさらに、ボウル12内を脱臭する脱臭装置、便座24を温める加熱装置、局部を洗浄する局部洗浄装置などの各種機能装置を備えた構成としてもよい。
さらに洋風便器装置1は洗浄操作部29を備えている。この洗浄操作部29は、便器洗浄部13に洗浄の指示を、後述する制御部5を介して便器洗浄部13に出力する大便用洗浄ボタン29aおよび小便用洗浄ボタン29bを備えている。
なお、洗浄操作部29は本体操作部(不図示)、リモコン(不図示)のいずれにも配されていることが望ましい。これらには、各種の操作や設定などができる操作スイッチや操作ボタンなども設けてある。リモコンとしては赤外線通信のものが好適に用いられる。リモコンには送信部(不図示)、便器本体10には受信部(不図示)が設けてあることはいうまでもない。
洗浄操作部29の操作は洗浄指示手段として作用するが、さらに、着座検知部28により検知された、着座中から離座への状態変化も洗浄指示手段として作用する。つまり、着座中のときに便座24から立ち上がった際には、洗浄ボタンの操作に代えて自動洗浄がなされる。
また、大便用洗浄ボタン29aおよび小便用洗浄ボタン29bの両方を設けずに、1つの洗浄ボタンで洗浄指示を出力する構成としてもよい。つまり、その場合のボウル12への洗浄水の水量としては、大便用大容量、小便用小容量の区別がなく、大便用大容量の1種類のみとされる。
洋風便器装置1は、前記制御対象(便器洗浄部13の給水弁16や便蓋駆動部22、便座駆動部26など)を制御する一方、洗浄操作部29や便蓋開閉検知部21、便座開閉検知部25、着座検知部28などの出力信号を受ける制御部5を備えている。この制御部5はCPUやMPUなどのプロセッサおよび種々のプログラムを含んで構成される。洋風便器装置1はさらに、電源部(不図示)およびタイマー(不図示)を備えている。
また、本実施形態に係る洋風便器装置1は、装置の異常や状態、ガイダンスを音や音声合成で報知するスピーカなどで構成された報知部を備えてもよい。なお報知部としては、音出力のものに代えてあるいは加えて、LEDなどのディスプレイを備えた構成としてもよい。
ついで、この洋風便器装置1の基本動作について、図3および図4のフローチャートにもとづいて説明する。これらの動作はいずれも、洗浄指示手段により洗浄指示があったときの制御部5による動作である。洋風便器装置1は、洗浄指示があったときに図3、図4のいずれかの動作が実行されればよく、またはいずれかの動作が実行されるように設定で変更できるようにしてもよい。また、本洋風便器装置1は、着座中に洗浄操作部29により洗浄指示があった場合は、その洗浄指示は受け付けない。
以下の動作説明においては、便蓋20の開閉状態の検知や便座24の開閉状態の検知は各検知部によるものであるが、それらの検知部の動作の説明については省略する。また、便蓋20の開閉動作や便座24の開閉動作は各駆動部によるものであるが、それらの駆動部の動作の説明については記述を省略する。
まず、図3の動作について、ステップS101~S118で示されるフローチャートに沿って説明する。なお以下の説明では、図3および図4の動作ステップについて、「ステップS×××」と記述するところを、「S×××」と略記した。
洗浄指示を受けたときに便蓋20が開状態でなければ(閉状態であれば)、その後すぐにボウル12の洗浄が実行される(S101のN、S109)。洗浄終了後には便蓋20は開動作し、開状態となってから一定時間後に、開状態となった便蓋20は閉動作して、閉止して待機状態(便蓋20が閉じた状態)となる(S110~S112)。
この洗浄後の便蓋20の開動作は、洗浄後のボウル12内に汚物の残存を使用者が確認するために実行される動作である。つまり使用者は、洗浄後にボウル12内の確認のために手動で便蓋20を開く必要はない。
なお、上記一定時間のディレイに代えて、人感センサーにより人が検知されなくなったタイミングで待機状態に戻してもよい。もちろん、使用者が便蓋操作部23で便蓋20を閉動作させることができるので、自動で待機状態に戻さなくてもよい。
洗浄指示を受けたときに便蓋20が開状態であり、便座24も開状態であれば、まず便座24の閉動作が開始される(S101のY、S102のY、S103)。この閉動作中(便座24が閉止するまでの間)に便座閉キャンセル指令(図中、「便座キャンセル」と略記)があれば、便座24の閉動作が途中で停止する(S104、S105のN、S104のY、S113)。そして、いったん停止した便座24は開動作が開始され、開状態となる(S114)。
便座閉キャンセル指令とは、便座24が閉動作中にその動作を手指などで制止することにより便座24の閉方向のトルクに対する反方向の力が作用した場合や、便座操作部27による開指示があった場合に制御部5が受けた、便座24に対する停止指令である。なお、制止による便座24の閉方向のトルクに対する反方向の力の作用は、便座開閉検知部25により検知が可能とされるが、便座24の軸に設けた他のセンサーで検知できるようにしてもよい。
このようにして、便座24は便座閉キャンセル指令により最終的に開状態となる。そして洗浄指示はキャンセルされる(無効になる)(S115)。つまり、排便、排尿が終了し、洗浄指示が受け付けられたにもかかわらず、その後の使用者の意思により、洗浄が開始されることなく洗浄が中止される。
また、便座24が閉止するまでの閉動作中に便座閉キャンセル指令がなかった場合には、便蓋20の閉動作が開始される(S104のN、S105のY、S106)。この閉動作中(便蓋20が閉止するまでの間)に便蓋閉キャンセル指令(図中、「便蓋キャンセル」と略記)があれば、便蓋20の閉動作が途中で停止する(S107、S108のN、S107のY、S116)。いったん停止した便蓋20は開動作が開始され、開状態となる(S117)。
便蓋閉キャンセル指令とは、便蓋20が閉動作中にその動作を手指などで制止することにより便蓋20の閉方向のトルクに対する反方向の力が作用した場合や、便蓋操作部23による開指示があった場合に制御部5が受けた、便蓋20に対する停止指令である。なお、制止による便蓋20の閉方向のトルクに対する反方向の力の作用は、便蓋開閉検知部21により検知が可能とされるが、軸に設けた他のセンサーで検知できるようにしてもよい。また、便蓋閉キャンセル指令には、便座操作部27の開指示を含めてもよい。
このように便蓋20が便蓋閉キャンセル指令により最終的に開状態となる。そして洗浄指示はキャンセルされる(無効になる)(S118)。つまり、排便、排尿が終了し、使用者により洗浄指示がなされているにもかかわらず、その後の使用者の意思により、洗浄が開始されることなく洗浄が中止される。
また、洗浄指示を受けたときに便蓋20が開状態であり、便座24が閉状態であれば、便蓋20の閉動作が開始される(S101のY、S102のN、S106)。この閉動作中(便蓋20が閉止するまでの間)に便蓋閉キャンセル指令(図中、「便蓋キャンセル」と略記)があれば、便蓋20の閉動作が停止する(S107、S108のN、S107のY、S116)。いったん停止した便蓋20は開動作が開始し、開状態となる(S118)。そして洗浄指示はキャンセルされる(S118)。
便蓋20の閉動作中に便蓋閉キャンセル指令がなかった場合には、洗浄が実行される(S107のN、S108のY、S109)。洗浄終了後に便蓋20は開動作し、一定時間後に、いったん開状態となった便蓋20は閉動作して、閉止して待機状態となる(S110~S112)。
以上のように本洋風便器装置1は、洗浄指示があれば、便蓋20の閉止を待って(便蓋20が閉状態であればその後すぐに、便蓋20は開状態であれば閉動作して閉止した後に)、洗浄が開始することを原則としている。しかし、便座24や便蓋20の閉動作中にキャンセル指令があった場合には、便座24、便蓋20が開いた状態となって、洗浄は開始されず、洗浄がキャンセルされる。
このように、洗浄指示があっても使用者の意思で洗浄をキャンセルする(洗浄指示を無効にする)ことができる。そして、使用者は、便蓋20や便座24が開状態となったボウル12内を上方より視認して、便の状態などを確認することができる。なお、便座24や便蓋20の停止(S113、S116)後、自動で開状態にせずに、そのままの状態で、あるいは使用者が手動でそれらを開いた状態で、ボウル12内を視認するようにしてもよい。
洗浄が無効となった後に洗浄を実施したい場合には、使用者が再度、洗浄操作部29の操作で洗浄指示をすればよい。そして、使用者は便座24や便蓋20の閉動作中にキャンセル指令を出すことなく、便蓋20を閉止させてボウル12の洗浄を実施すればよい。
本洋風便器装置1は、便座24に関する便座開閉検知部25、便座駆動部26、便座操作部27を備えているが、それらを有しない構成であってもよい。その場合には、洗浄指示があったときに便蓋20の開閉状態のみを検知し、開状態であれば便蓋20の閉動作を開始し、閉状態であれば洗浄を行う構成であればよい。つまり、図3のフローチャートにおいて、S102~S105、S113~S115を含まないような一連の動作が実行される。
ついで、図4の動作について説明する。この図の動作において、S201~S212は図3のS101~S112と同じであるため、それらの説明を割愛する。一方、便座閉キャンセル指令、便蓋閉キャンセル指令があったときの動作が図3のものと異なるため、その動作についてのみ説明する。
便座閉キャンセル指令があったときには、便座24が停止し、開動作に転じ、開状態となる(S204のY、S213、S214)。便座24の開状態において洗浄が実施され、洗浄が終了してから所定時間後に、便座24が閉じ、ついで便蓋20も閉じる(S215~S218)。
また、便蓋閉キャンセル指令があったときには、便蓋20は停止し、開動作に転じ、開状態となる(S207のY、S219、S220)。便蓋20の開状態において洗浄が実施され、洗浄が終了してから所定時間後に、便蓋20が閉じる(S221~S223)。
ようするに、図4の動作の場合には、便蓋20が閉じた状態での洗浄という原則に反し、例外的にボウル12内が露出された状態での洗浄がなされる。例えば、小便の場合のように洗浄に際して便蓋20の閉状態を必須の条件にしないような場合に、使用者の意思で、このような便蓋20が開状態での洗浄がなされるようにすればよい。なお、便座24、便蓋20は開状態になることなく停止状態で洗浄がなされるようにしてもよい。
大便用洗浄ボタン29aと小便用洗浄ボタン29bとにより、大便用の洗浄指示と小便用の洗浄指示とを区別して受け付けるようにして、大便用の洗浄の場合は図3の動作を実行し、小便用の場合は図4の動作を実行するようにしてもよい。
なお、洗浄指示があった際の動作の態様としては、図3や図4の動作には限らない。例えば、図4のステップS215、S221の洗浄の前に、使用者によるボウル12内の確認のためのディレイ時間を設けてもよいし、さらにその後に便蓋20の閉動作を実施してもよい。このタイミングで便蓋20が閉止されれば、原則どおりに便蓋20が閉状態での洗浄を実施することができる。また、洗浄後に待機状態に戻らないような動作にしてもよい。
図3および図4において、洗浄終了後の便蓋20の開動作は、汚染物質の拡散防止の観点から、汚染物質を含む水分等が飛散しないような状況であればよい。そのため、洗浄終了検知手段19による洗浄終了の検知は、給水弁16の停止や給水口14からの給水の終了により判断しなくてもよく、本洋風便器装置1では、洗浄の際に溜め水が破封レベルを超過したタイミングを洗浄終了検知手段19(センサー)で検知する構成としている。
以上のように本洋風便器装置1の動作は種々の動作であってもよく、少なくとも、便蓋閉キャンセル指令で便蓋20が停止し、便座閉キャンセル指令で便座24が停止する動作が実行されるものであればよい。
洋風便器装置1は、便座24と便蓋20とが一体として取り替え可能なものであってもよい。特に図5に示すような便座装置30が後付けされた(あるいは取り替えられた)洋風便器装置3であってもよい。図5(a)(b)にもとづいて、本発明の他の実施形態に係る洋風便器装置3の基本構成について説明する。なお本実施形態では、図5(b)に洋風便器本体がサイホン式のものを例示したが、可動式のトラップ17A(図2(b)参照)を有したものや、その他の方式のものにも適用は可能である。
具体的には洋風便器装置3は、ボウル12と、ボウル12へ洗浄水を供給しボウル12内を洗浄する便器洗浄部13と、便座装置30と、便器洗浄部13に対し洗浄の指示を出力する洗浄操作部29と、を備えている。
便座装置30は、洋風便器装置3の本体(便座装置30を除く部位)とは着脱可能な別体とされている。便座装置30は、便蓋40、便蓋開閉検知部41、便蓋駆動部42、便蓋操作部43、便座44、便座開閉検知部45、便座駆動部46、便座操作部47、着座検知部48を備えている。
なお、便座装置30を除く洋風便器装置3(洋風便器本体)の構成は図1のものとおおむね同様であるため、詳細な説明は省略する。また、便座装置30が備える、便蓋40、便蓋開閉検知部41、便蓋駆動部42、便蓋操作部43、便座44、便座開閉検知部45、便座駆動部46、便座操作部47、着座検知部48についても図1のものとおおむね同様であり、その説明を省略する。
図5の洋風便器装置3は、ボウル洗浄操作部49をさらに備えており、便座装置30側より便器洗浄部13に対しボウル12の洗浄指示が出力できる構成とされている。具体的には、便座装置30は便座側制御部35を備え、ボウル洗浄操作部49より洗浄の指示があったときに、便座側制御部35がこれを受けて、本体側の制御部5を通じて、便器洗浄部13を制御してボウル12の洗浄ができるようになっている。また、便座側制御部35が直接、便器洗浄部13を制御する構成としてもよい。
なお、図5に示すように、洋風便器装置3は便座装置30側のボウル洗浄操作部49だけではなく、本体側の洗浄操作部29をも含んだ構成とされている。つまり、図5のものは、洗浄操作部29、ボウル洗浄操作部49のいずれでも洗浄指示ができる構成とされている。また、本体側に洗浄操作部29を設けずに、ボウル洗浄操作部49でのみ洗浄指示ができる構成であってもよい。なお、ボウル洗浄操作部49も大便用洗浄ボタンと小便用洗浄ボタンとを有することが望ましい。
この洋風便器装置3も、図1の洋風便器装置1と同様、図3および図4などの動作が可能とされる。
ようするに、便器洗浄部13は、ボウル洗浄操作部49から洗浄の指示があったときには、原則としては、便蓋40を閉じた状態でボウル12の洗浄がなされる。そして、便蓋閉キャンセル指令で便蓋40が停止し、便座閉キャンセル指令で便座44が停止する動作が実行される。
以上のように、本便座装置30は、便座44と、便蓋40と、便蓋40の開閉を検知する便蓋開閉検知部41と、便蓋40を開閉する便蓋駆動部42と、を備えている。また便座装置30は、洋風便器本体に対する洗浄指示を受け付けるボウル洗浄操作部49と、便座側制御部35と、を備えた、洋風便器本体に取り付けられる装置である。そして便座装置30は、ボウル洗浄操作部49から洗浄指示があったとき、その後、便蓋開閉検知部41により便蓋40が閉状態であると判断された場合に洋風便器本体に洗浄指示を出力する構成とされている。
この便座側制御部35は、ボウル洗浄操作部49から洗浄指示があったとき、便蓋開閉検知部41により便蓋40が開状態であると判断された場合に、便蓋駆動部42を制御して便蓋40の閉動作を開始する。便座側制御部35は、便蓋40の閉動作中に便蓋閉キャンセル指令があった場合には、便蓋駆動部42を制御して便蓋40の閉動作を停止させる。
本実施形態に係る便座装置30はさらに、便座開閉検知部45、便座駆動部46、便座操作部47も備えており、図1のものと同様、便座閉キャンセル指令で、閉動作中の便座44を停止できるようにもなっている。
また、便座装置30は、洋風便器本体の洗浄操作部29による洗浄指示を受け付けた場合にも、ボウル洗浄操作部49の洗浄指示による動作と同様の動作が実行されるようにしてもよい。
なお、便座装置30としては図5のものには限らない。便座装置30としては例えば、局部洗浄装置や便座側報知部を備えた構成であってもよいし、種々(例えば局部洗浄装置)の操作や設定ができる便座側操作部を有する構成であってもよい。
1、3 洋風便器装置
5 制御部
12 ボウル
13 便器洗浄部
20 便蓋
21 便蓋開閉検知部
22 便蓋駆動部
23 便蓋操作部
24 便座
25 便座開閉検知部
26 便座駆動部
27 便座操作部
28 着座検知部
29 洗浄操作部
30 便座装置
35 便座側制御部
40 便蓋
41 便蓋開閉検知部
42 便蓋駆動部
43 便蓋操作部
44 便座
45 便座開閉検知部
46 便座駆動部
47 便座操作部
48 着座検知部
49 ボウル洗浄操作部


上記目的を達成するために、本発明の洋風便器装置は、ボウルと、該ボウルへ洗浄水を供給し該ボウル内を洗浄する便器洗浄部と、便蓋と、該便蓋の開閉を検知する便蓋開閉検知部と、前記便蓋を開閉する便蓋駆動部と、前記便器洗浄部に対する洗浄指示を出力する洗浄指示手段と、制御部と、を備えた洋風便器装置であって、便座と、該便座の開閉を検知する便座開閉検知部と、前記便座を開閉する便座駆動部と、をさらに備えており、前記洗浄指示手段から洗浄指示があったとき、その後、前記便蓋開閉検知部により前記便蓋が閉状態であると判断された場合に前記便器洗浄部による洗浄が開始される構成とされており、前記制御部は、前記洗浄指示手段から洗浄指示があったとき、前記便蓋開閉検知部により前記便蓋が開状態であると判断された場合に、前記便蓋駆動部を制御して前記便蓋の閉動作を開始し、前記便蓋の閉動作中に便蓋閉キャンセル指令があった場合には、前記便蓋駆動部を制御して前記便蓋の閉動作を停止させ、前記洗浄指示手段から洗浄指示があったとき、前記便座開閉検知部により前記便座が開状態であると判断された場合に、前記便座駆動部を制御して前記便座の閉動作を開始し、前記便座の閉動作中に、便座閉キャンセル指令があった場合には、前記便座駆動部を制御して前記便座の閉動作を停止させる一方、前記便座の閉動作中に、前記便座閉キャンセル指令がなかった場合には、前記便蓋駆動部を制御して前記便蓋の閉動作を開始させることを特徴とする
また、本発明の他の洋風便器装置は、ボウルと、該ボウルへ洗浄水を供給し該ボウル内を洗浄する便器洗浄部と、便蓋と、該便蓋の開閉を検知する便蓋開閉検知部と、前記便蓋を開閉する便蓋駆動部と、前記便器洗浄部に対する洗浄指示を出力する洗浄指示手段と、制御部と、を備えた洋風便器装置であって、前記洗浄指示手段から洗浄指示があったとき、その後、前記便蓋開閉検知部により前記便蓋が閉状態であると判断された場合に前記便器洗浄部による洗浄が開始される構成とされており、前記制御部は、前記洗浄指示手段から洗浄指示があったとき、前記便蓋開閉検知部により前記便蓋が開状態であると判断された場合に、前記便蓋駆動部を制御して前記便蓋の閉動作を開始し、前記便蓋の閉動作中に便蓋閉キャンセル指令があった場合には、前記便蓋駆動部を制御して前記便蓋の閉動作を停止させ、前記便蓋の閉動作を停止させた後に、前記便器洗浄部を制御して洗浄を開始させることを特徴とする。
本発明の便座装置は、便座と、便蓋と、該便蓋の開閉を検知する便蓋開閉検知部と、前記便蓋を開閉する便蓋駆動部と、洋風便器本体に対する洗浄指示を受け付けるボウル洗浄操作部と、便座側制御部と、を備え、前記洋風便器本体に取りつけられる便座装置であって、前記便座の開閉を検知する便座開閉検知部と、前記便座を開閉する便座駆動部と、をさらに備えており、前記ボウル洗浄操作部から洗浄指示があったとき、その後、前記便蓋開閉検知部により前記便蓋が閉状態であると判断された場合に前記洋風便器本体に洗浄指示を出力する構成とされており、前記便座側制御部は、前記ボウル洗浄操作部から洗浄指示があったとき、前記便蓋開閉検知部により前記便蓋が開状態であると判断された場合に、前記便蓋駆動部を制御して前記便蓋の閉動作を開始し、前記便蓋の閉動作中に便蓋閉キャンセル指令があった場合には、前記便蓋駆動部を制御して前記便蓋の閉動作を停止させ、前記ボウル洗浄操作部から洗浄指示があったとき、前記便座開閉検知部により前記便座が開状態であると判断された場合に、前記便座駆動部を制御して前記便座の閉動作を開始し、前記便座の閉動作中に、便座閉キャンセル指令があった場合には、前記便座駆動部を制御して前記便座の閉動作を停止させる一方、前記便座の閉動作中に、前記便座閉キャンセル指令がなかった場合には、前記便蓋駆動部を制御して前記便蓋の閉動作を開始させることを特徴とする
また、本発明の他の便座装置は、便座と、便蓋と、該便蓋の開閉を検知する便蓋開閉検知部と、前記便蓋を開閉する便蓋駆動部と、洋風便器本体に対する洗浄指示を受け付けるボウル洗浄操作部と、便座側制御部と、を備え、前記洋風便器本体に取りつけられる便座装置であって、前記ボウル洗浄操作部から洗浄指示があったとき、その後、前記便蓋開閉検知部により前記便蓋が閉状態であると判断された場合に前記洋風便器本体に洗浄指示を出力する構成とされており、前記便座側制御部は、前記ボウル洗浄操作部から洗浄指示があったとき、前記便蓋開閉検知部により前記便蓋が開状態であると判断された場合に、前記便蓋駆動部を制御して前記便蓋の閉動作を開始し、前記便蓋の閉動作中に便蓋閉キャンセル指令があった場合には、前記便蓋駆動部を制御して前記便蓋の閉動作を停止させ、前記便蓋の閉動作を停止させた後に、前記洋風便器本体に対し洗浄指示を出力することを特徴とする。

Claims (13)

  1. ボウルと、該ボウルへ洗浄水を供給し該ボウル内を洗浄する便器洗浄部と、便蓋と、該便蓋の開閉を検知する便蓋開閉検知部と、前記便蓋を開閉する便蓋駆動部と、前記便器洗浄部に対する洗浄指示を出力する洗浄指示手段と、制御部と、を備えた洋風便器装置であって、
    前記洗浄指示手段から洗浄指示があったとき、その後、前記便蓋開閉検知部により前記便蓋が閉状態であると判断された場合に前記便器洗浄部による洗浄が開始される構成とされており、
    前記制御部は、
    前記洗浄指示手段から洗浄指示があったとき、前記便蓋開閉検知部により前記便蓋が開状態であると判断された場合に、前記便蓋駆動部を制御して前記便蓋の閉動作を開始し、前記便蓋の閉動作中に便蓋閉キャンセル指令があった場合には、前記便蓋駆動部を制御して前記便蓋の閉動作を停止させることを特徴とする洋風便器装置。
  2. 請求項1において、
    便座と、該便座の開閉を検知する便座開閉検知部と、前記便座を開閉する便座駆動部と、をさらに備えており、
    前記制御部は、
    前記洗浄指示手段から洗浄指示があったとき、前記便座開閉検知部により前記便座が開状態であると判断された場合に、前記便座駆動部を制御して前記便座の閉動作を開始し、前記便座の閉動作中に、便座閉キャンセル指令があった場合には、前記便座駆動部を制御して前記便座の閉動作を停止させる一方、
    前記便座の閉動作中に、前記便座閉キャンセル指令がなかった場合には、前記便蓋駆動部を制御して前記便蓋の閉動作を開始させることを特徴とする洋風便器装置。
  3. 請求項1または2において、
    前記制御部は、前記便蓋閉キャンセル指令により前記便蓋の閉動作を停止させた後に、前記洗浄指示手段からの洗浄指示を無効にすることを特徴とする洋風便器装置。
  4. 請求項2において、
    前記制御部は、前記便座閉キャンセル指令により前記便座の閉動作を停止させた後に、前記洗浄指示手段からの洗浄指示を無効にすることを特徴とする洋風便器装置。
  5. 請求項1または2において、
    前記制御部は、前記便蓋閉キャンセル指令により前記便蓋の閉動作を停止させた後に、前記便器洗浄部を制御して洗浄を開始させることを特徴とする洋風便器装置。
  6. 請求項2において、
    前記制御部は、前記便座閉キャンセル指令により前記便座の閉動作を停止させた後に、前記便器洗浄部を制御して洗浄を開始させることを特徴とする洋風便器装置。
  7. 便座と、便蓋と、該便蓋の開閉を検知する便蓋開閉検知部と、前記便蓋を開閉する便蓋駆動部と、洋風便器本体に対する洗浄指示を受け付けるボウル洗浄操作部と、便座側制御部と、を備え、前記洋風便器本体に取りつけられる便座装置であって、
    前記ボウル洗浄操作部から洗浄指示があったとき、その後、前記便蓋開閉検知部により前記便蓋が閉状態であると判断された場合に前記洋風便器本体に洗浄指示を出力する構成とされており、
    前記便座側制御部は、
    前記ボウル洗浄操作部から洗浄指示があったとき、前記便蓋開閉検知部により前記便蓋が開状態であると判断された場合に、前記便蓋駆動部を制御して前記便蓋の閉動作を開始し、前記便蓋の閉動作中に便蓋閉キャンセル指令があった場合には、前記便蓋駆動部を制御して前記便蓋の閉動作を停止させることを特徴とする便座装置。
  8. 請求項7において、
    前記便座の開閉を検知する便座開閉検知部と、前記便座を開閉する便座駆動部と、をさらに備えており、
    前記便座側制御部は、
    前記ボウル洗浄操作部から洗浄指示があったとき、前記便座開閉検知部により前記便座が開状態であると判断された場合に、前記便座駆動部を制御して前記便座の閉動作を開始し、前記便座の閉動作中に、便座閉キャンセル指令があった場合には、前記便座駆動部を制御して前記便座の閉動作を停止させる一方、
    前記便座の閉動作中に、前記便座閉キャンセル指令がなかった場合には、前記便蓋駆動部を制御して前記便蓋の閉動作を開始させることを特徴とする便座装置。
  9. 請求項7または8において、
    前記便座側制御部は、前記便蓋閉キャンセル指令により前記便蓋の閉動作を停止させた後に、前記ボウル洗浄操作部からの洗浄指示を無効にすることを特徴とする便座装置。
  10. 請求項8において、
    前記便座側制御部は、前記便座閉キャンセル指令により前記便座の閉動作を停止させた後に、前記ボウル洗浄操作部からの洗浄指示を無効にすることを特徴とする便座装置。
  11. 請求項7または8において、
    前記便座側制御部は、前記便蓋閉キャンセル指令により前記便蓋の閉動作を停止させた後に、前記洋風便器本体に対し洗浄指示を出力することを特徴とする便座装置。
  12. 請求項8において、
    前記便座側制御部は、前記便座閉キャンセル指令により前記便座の閉動作を停止させた後に、前記洋風便器本体に対し洗浄指示を出力することを特徴とする便座装置。
  13. 請求項7~12のいずれか1項において、
    前記洋風便器本体による洗浄指示を受け付けた場合にも、前記ボウル洗浄操作部の洗浄指示による動作と同様の動作が実行されることを特徴とする便座装置。


JP2020111881A 2020-06-29 2020-06-29 洋風便器装置および便座装置 Active JP6868839B1 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020111881A JP6868839B1 (ja) 2020-06-29 2020-06-29 洋風便器装置および便座装置
PCT/JP2021/005261 WO2022004043A1 (ja) 2020-06-29 2021-02-12 洋風便器装置および便座装置
CN202180037787.7A CN115697158A (zh) 2020-06-29 2021-02-12 西式便器装置及便器座圈装置
TW110105889A TWI774243B (zh) 2020-06-29 2021-02-20 西式馬桶裝置及馬桶座裝置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020111881A JP6868839B1 (ja) 2020-06-29 2020-06-29 洋風便器装置および便座装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP6868839B1 JP6868839B1 (ja) 2021-05-12
JP2022011025A true JP2022011025A (ja) 2022-01-17

Family

ID=75801796

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020111881A Active JP6868839B1 (ja) 2020-06-29 2020-06-29 洋風便器装置および便座装置

Country Status (4)

Country Link
JP (1) JP6868839B1 (ja)
CN (1) CN115697158A (ja)
TW (1) TWI774243B (ja)
WO (1) WO2022004043A1 (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01250212A (ja) * 1988-03-31 1989-10-05 Aisin Seiki Co Ltd 便器における便座および便蓋の開閉装置
JPH01250211A (ja) * 1988-03-31 1989-10-05 Aisin Seiki Co Ltd 便器における便座および便蓋の開閉装置
JP2008200198A (ja) * 2007-02-19 2008-09-04 Inax Corp 便器設備
JP2009007845A (ja) * 2007-06-28 2009-01-15 Toto Ltd 水洗大便器
JP2010227360A (ja) * 2009-03-27 2010-10-14 Toto Ltd 暖房便座装置

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8555427B2 (en) * 2007-04-30 2013-10-15 Kohler Co. Automated seat and/or lid assembly for a toilet
TWM386321U (en) * 2009-12-17 2010-08-11 yan-jun Lin Toilet equipment capable of automatically sensing lifting toilet seat and flushing

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01250212A (ja) * 1988-03-31 1989-10-05 Aisin Seiki Co Ltd 便器における便座および便蓋の開閉装置
JPH01250211A (ja) * 1988-03-31 1989-10-05 Aisin Seiki Co Ltd 便器における便座および便蓋の開閉装置
JP2008200198A (ja) * 2007-02-19 2008-09-04 Inax Corp 便器設備
JP2009007845A (ja) * 2007-06-28 2009-01-15 Toto Ltd 水洗大便器
JP2010227360A (ja) * 2009-03-27 2010-10-14 Toto Ltd 暖房便座装置

Also Published As

Publication number Publication date
TWI774243B (zh) 2022-08-11
JP6868839B1 (ja) 2021-05-12
TW202200877A (zh) 2022-01-01
CN115697158A (zh) 2023-02-03
WO2022004043A1 (ja) 2022-01-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2024083576A (ja) 洋風便器装置および便座装置
WO2022004043A1 (ja) 洋風便器装置および便座装置
JP2006112163A (ja) トイレ装置
TWI780593B (zh) 馬桶裝置及馬桶座裝置
JP6868840B1 (ja) 便器装置および便座装置
JP7466091B2 (ja) 便器装置および便座装置
JP6814972B1 (ja) 洋風便器装置および便座装置
JP6814973B1 (ja) 洋風便器装置および便座装置
WO2022050192A1 (ja) 便器装置及び便座装置
WO2022030258A1 (ja) 便器装置および便座装置
WO2022050194A1 (ja) 便器装置および便座装置
WO2022050193A1 (ja) 便器装置および便座装置
JP7503756B2 (ja) 便器装置および便座装置
WO2022118579A1 (ja) 便器装置および便座装置
WO2022030256A1 (ja) 便器装置および便座装置
JP2022150251A (ja) 洋風便器装置および便座装置
JP2022128790A (ja) 便器装置および便座装置
JP2022128791A (ja) 便器装置および便座装置
JP2022177894A (ja) トイレ装置
KR20230130857A (ko) 비데의 물내림 제어장치 및 방법
JP2001342662A (ja) 便器装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200915

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20200915

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20201113

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20201201

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210125

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210302

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210326

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6868839

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151