JP2022010841A - スキャンシステム、制御プログラム、スキャナ装置 - Google Patents

スキャンシステム、制御プログラム、スキャナ装置 Download PDF

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Abstract

【課題】ネットワークに接続されて使用されるスキャナ装置に対して、設定情報に対する新たな設定手法を提供する。【解決手段】情報処理端末10の端末側CPU12は、タッチパネル14を介して受け付けた操作に応じて、スキャン動作に用いられる設定情報を設定し、識別情報とともに、サーバ30に送信する。サーバ30のサーバ側CPU32は、情報処理端末10から送信された設定情報を、識別情報とともにMPF50に転送する。MPF50のコントローラ58は、サーバか30ら送信された設定情報及び識別情報を関連付けて記憶し、ユーザによるスキャンデータの送信先となる情報処理端末の指定操作、及びスキャン動作の実行操作を受付けた場合に、記憶された送信先の情報処理端末の識別情報に関連づけられた設定情報に基づいて、送信先の情報処理端末を宛先とするスキャンデータを生成する。【選択図】図1

Description

本発明は、スキャナ装置に対する操作を契機に、スキャナ装置にスキャンデータを生成させ、生成されたスキャンデータを、ネットワークを介して接続された装置に送信する技術に関する。
特許文献1には、スキャナ装置と、情報処理端末と、サーバとがネットワークに接続されて構成されたスキャンシステムにおいて、スキャナ装置の入力インタフェースをユーザが直接操作することで、スキャナ装置に、原稿に記録された画像からスキャンデータを生成させるシステムが記載されている。上記のスキャンシステムにおいて、スキャナ装置により生成されたスキャンデータは、ネットワークを介してサーバや情報処理端末に送信される。
特開2018-195100号公報
スキャナ装置は、読取り用紙のサイズや、読取り解像度等が記録された設定情報を参照してスキャン動作を実行する。従来のスキャンシステムでは、ユーザは、スキャナ動作の設定を行う場合、スキャナ装置の入力インタフェースを直接操作して、設定情報を設定する必要があった。なお、スキャナ装置が組み込み型のサーバを備えている場合は、ユーザは、この組み込み型のサーバから、Webページを情報処理端末にダウンロードし、情報処理端末に表示されたWebページ上で、設定情報を設定することも可能である。しかし、スキャナ装置が組み込み型のサーバを備えていない場合は、ユーザは、スキャナ装置の入力インタフェースを直接操作して、設定情報を設定する必要がある。
本発明は、上記課題に鑑みたものであり、ネットワークに接続されて使用されるスキャナ装置に対して、設定情報に対する新たな設定手法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明は、スキャナ装置と、サーバと、情報処理端末とがネットワークに接続されて構成されるシステムに関する。スキャナ装置は、第1入力インタフェースと、読取部と、スキャナ側コンピュータと、を備え、スキャナ側コンピュータは、第1入力インタフェースを介してスキャン動作の実行操作を受付けた場合に、設定情報に基づいて、読取部にスキャン動作を実行させ、スキャン動作により生成されたスキャンデータを、サーバ又は情報処理端末に送信するスキャン制御処理を実行する。情報処理端末は、第2入力インタフェースと、端末側コンピュータと、を備え、端末側コンピュータは、第2入力インタフェースを介して受け付けた操作に応じて、設定情報を設定する設定処理と、設定処理により設定された設定情報を、自機である情報処理端末を識別する識別情報とともに、ネットワークを介してサーバに送信する送信処理と、を実行する。サーバは、サーバ側コンピュータを備え、サーバ側コンピュータは、送信処理により送信された設定情報及び識別情報を、ネットワークを介してスキャナ装置に転送する転送処理を実行する。スキャナ側コンピュータは、転送処理により転送された、設定情報及び識別情報を関連付けて記憶部に記憶し、スキャン制御処理において、第1入力インタフェースを介して、ユーザによるスキャンデータの送信先となる情報処理端末の指定操作、及びスキャン動作の実行操作を受付けた場合に、記憶部に記憶された送信先の情報処理端末の識別情報に関連づけられた設定情報に基づいて、送信先の情報処理端末を宛先とするスキャンデータを生成する。
上記構成では、情報処理端末の端末側コンピュータは、第2入力インタフェースを介して受け付けた操作に応じて、スキャン動作に用いられる設定情報を設定し、識別情報とともに、サーバに送信する。サーバのサーバ側コンピュータは、情報処理端末から送信された設定情報を、識別情報とともにスキャナ装置に転送する。スキャナ装置のスキャナ側コンピュータは、サーバから送信された設定情報及び識別情報を関連付けて記憶部に記憶し、第1入力インタフェースを介して、ユーザによるスキャンデータの送信先となる情報処理端末の指定操作、及びスキャン動作の実行操作を受付けた場合に、記憶部に記憶された送信先の情報処理端末の識別情報に関連づけられた設定情報に基づいて、送信先の情報処理端末を宛先とするスキャンデータを生成する。これにより、ユーザは、情報処理端末を操作することで、スキャナ装置に、自機を宛先とするスキャンデータを生成する際に用いられる設定情報を記憶させることができる。このとき、情報処理端末で設定された設定情報は、サーバを介してスキャナ装置に送信されるため、例えば、スキャナ装置が組み込み型のサーバを備えていない場合でも、既存のネットワーク環境を利用して、設定情報をスキャナ装置に記憶させることができる。
本発明は、コンピュータが実行する制御プログラムの発明以外にも、制御プログラムと同じ機能を備える情報処理端末の発明としても捉えることができる。
本発明によれば、ネットワークに接続されて使用されるスキャナ装置に対して、設定情報の新たな設定手法を提供することができる。
印刷システムの構成図。 MFPのディスプレイの表示を説明する図。 MFPの宛先情報を説明する図。 能力情報を説明する図。 設定情報を説明する図。 情報処理端末の新規登録時における、設定情報の設定手順を説明するタイミングチャート。 設定画面を説明する図。 プッシュスキャンの実行時における、各装置間での処理を説明するタイミングチャート。 設定情報の変更時における、各装置間での処理を説明するタイミングチャート。 第2実施形態に係る、各装置間での処理を説明するタイミングチャート。 第3実施形態に係る、設定情報の設定手順を説明するタイミングチャート。
(第1実施形態)
本実施形態係に係るスキャンシステムを、図面を参照しつつ説明する。
図1に示すスキャンシステム100は、情報処理端末10と、サーバ30と、MFP(Multifunction Peripheral/Printer/Product)50とを備えている。情報処理端末10と、サーバ30と、MFP50とはネットワーク200に接続されている。本実施形態では、ネットワーク200は、インターネットであってもよいし、ローカルエリアネットワーク(LAN)であってもよいし、LANとインターネットとの組み合わせであってもよい。また、ネットワーク200は、有線の他、無線でもよいし有線と無線の組み合わせにより構成されていてもよい。本実施形態は、情報処理端末10とMFP50とは、ネットワークの一部を構成する不図示のルータとの間で無線により接続されており、情報処理端末10又はMFP50とサーバ30とは、インターネットを介して接続されているものとする。本実施形態では、MFP50がスキャナ装置の一例である。
次に、情報処理端末10について説明する。情報処理端末10は、スマートフォンやタブレット端末である。情報処理端末10は、バス11と、端末側CPU(Central Processing Unit)12と、ディスプレイ13と、タッチパネル14と、通信インタフェース15と、メモリ16とを備えている。これらの構成要素は、バス11を介して互いに通信可能にされている。以下では、インタフェースを単にIF(Interface)とも称す。
ディスプレイ13は、画面を表示する表示面を備えている。タッチパネル14は、タッチセンサを有し、ディスプレイ13の表示面を覆うように配置されている。タッチパネル14は、ユーザによるタッチ操作を検出し、検出に応じて電気信号を出力する。なお、本実施形態における「タッチ」とは、入力媒体を表示画面に接触させる操作全般を含む。具体的には、タッチした入力媒体を所定時間内にタッチパネル14から離間させるタップ操作をタッチの一例として説明するが、ロングタッチ操作、スライド操作、フリック操作、ピンチイン操作、ピンチアウト操作等であってもよい。また、入力媒体をタッチパネル14との間の距離がごく僅かな位置まで入力媒体を近接させることを、前述の「タッチ」の概念に含めてもよい。さらに入力媒体とは、ユーザの指であってもよいし、タッチペン等であってもよい。本実施形態では、タッチパネル14が第2入力インタフェースの一例である。情報処理端末10は、第2入力インタフェースとして、物理的に設けられた操作キーを有していてもよい。
通信IF15は、例えば、IEEEの802.11の規格およびそれに準ずる規格に基づいて、Wi-Fi(R)(登録商標)方式の無線通信を行うことが可能とされている。また、通信IF15は、MFP50との間でBluetooth(登録商標)などの近距離無線通信を行うものであってもよいし、基地局を介した移動通信システムを利用した無線通信を行うものであってもよい。
端末側CPU12は、メモリ16に記憶されたプログラムを実行することで、情報処理端末10の各部を制御する。メモリ16は、例えば、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリーが組み合わされて構成されている。また、メモリ16は、コンピュータであるCPUが読み取り可能なストレージ媒体であってもよい。CPUが読み取り可能なストレージ媒体とは、CD-ROM、DVD-ROM等の記録媒体も含まれる。本実施形態では、端末側CPU12が、端末側コンピュータの一例である。
メモリ16には、OS20(Operating System)と、端末側制御プログラム21とが記憶されている。端末側制御プログラム21は、例えば、MFP50のベンダーにより作成され、不図示のアプリ提供サーバから情報処理端末10にネットワーク200を介してインストールされる。以下では、プログラムを実行するCPUのことを、単にプログラム名でも記載する場合がある。例えば、「端末側制御プログラム21が」という記載は、「端末側制御プログラム21を実行するCPUが」ということを意味する場合がある。
なお、本実施形態では、主に、プログラムに記述された命令に従ったCPUの処理を示す。すなわち、以下の説明における「判断」、「抽出」、「選択」、「算出」、「決定」、「特定」、「取得」、「受付」、「制御」等の処理は、CPUやコントローラの処理を表している。CPUによる処理は、OS20を介したハードウェア制御も含む。なお「取得」は要求を必須とはしない概念で用いる。すなわち、端末側制御プログラム21が要求することなくデータを受信するという処理も、「CPUがデータを取得する」という概念に含まれる。また、本明細書中の「データ」とは、コンピュータに読取可能な形式で表される。そして、実質的な意味内容が同じでフォーマットが異なるデータは、同一のデータとして扱われるものとする。本明細書中の「情報」についても同様である。
OS20は、端末側制御プログラム21に対して、OS20が備える機能の利用、サーバ30及びMFP50との通信、及び他のプログラムの機能の利用を可能にするAPI(Application Programming Interface)を備えている。
端末側制御プログラム21は、通信IF15を介して接続可能なMFP50に対して、プリント動作、スキャン動作、FAX動作等を実行させるプログラムである。本実施形態では、情報処理端末10のディスプレイ13上で端末側制御プログラム21を起動させるための起動アイコンがタッチ操作されたことを契機に、端末側制御プログラム21が起動される。
次に、サーバ30のハードウェア構成を説明する。サーバ30は、バス31と、サーバ側CPU32と、入力インタフェース33と、通信インタフェース34と、メモリ35とを備えている。サーバ30を構成する各部は、バス31を介して通信可能に接続されている。サーバ側CPU32は、サーバ側コンピュータの一例である。メモリ35には、OS40と、サーバ側制御プログラム41とが記憶されている。OS40は、通信IF34を介してサーバ30をネットワーク200に接続させることができる。サーバ側制御プログラム41は、後述するプッシュスキャンを実行する際に、ネットワーク200を介した情報処理端末10とMFP50との間の通信を制御する。
サーバ側制御プログラム41は、クライアントである情報処理端末10からの要求なしに、プッシュ通知を情報処理端末10に送信することができる。端末側CPU12は、サーバ30からのプッシュ通知を受信すると、メモリ16に記憶された端末側制御プログラム21を起動させることができる。プッシュ通知サーピスを提供する仕組みの一例としては、APNS(Apple Push Notification Service)や、GCM(Google Cloud Messaging for Android)を用いることができる。本実施形態では、APNSやGCMのサービスを利用する場合、サーバ30は、サービスを利用する情報処理端末10の所在を示すアドレス等を既に登録しているものとする。
MFP50のハードウェア構成について説明する。MFP50は、バス51、通信インタフェース52、プリンタ部53、読取部54、FAX部55、タッチパネル56、ディスプレイ57、コントローラ58及びメモリ59を備えている。MFP50を構成する各部は、バス51を介して通信可能に接続されている。コントローラ58は、スキャナ側コンピュータの一例である。
通信IF52は、所定の通信プロトコルに準拠して、MFP50をネットワーク200に接続する。タッチパネル56は、ユーザによる操作を受付けるための操作アイコンを表示し、操作アイコンが受付けた操作に応じた入力をコントローラ58に行うインタフェースである。コントローラ58は、プリンタ部53、読取部54、FAX部55、ディスプレイ57の各動作を制御する。
プリンタ部53は、シートやディスクなどの被記録媒体に画像を印刷するプリント動作を実行する。具体的には、コントローラ58は、情報処理端末10から送信されたジョブデータを解析し、被記録媒体に対してインクを吐出することにより画像を印刷する。プリンタ部53の記録方式としては、記録媒体としてのインクを被記録媒体に吐出するインクジェット方式や、感光体にトナー像を形成し、形成されたトナー像を被記録媒体に転写する電子写真方式などを採用することができる。読取部54は、原稿に記録されている画像を読み取ってスキャン画像データを生成するスキャン動作を実行する。MFP50のコントローラ58は、読取部54に、ADF(Auto Document Feeder)又は読取り台にセットされた原稿を読み取らせることで、スキャンデータを作成させ、作成されたスキャンデータを、通信IF52を介してサーバ30又は情報処理端末10に送信することができる。FAX部55は、FAXプロトコルに準拠した方式で画像データを送受信する。また、MFP50は、複数の動作を組み合わせた複合動作を実行可能であってもよい。プリンタ部53によるプリント動作と、読取部54によるスキャン動作とを組み合わせたコピー動作は、複合動作の一例である。
タッチパネル56は、タッチセンサを有し、ディスプレイ57の表示面を覆うように配置されている。タッチパネル56は、ユーザによるタッチ操作を検出し、検出に応じて電気信号を出力する。本実施形態では、タッチパネル56が第1入力インタフェースの一例である。MFP50は、第1入力インタフェースとして、物理的に設けられた操作キーを操作部として有していてもよい。
図2は、ディスプレイ57に表示される操作画面60を示している。操作画面60は、MFP50の電源が投入されたことを契機に、コントローラ58によりディスプレイ57に表示される画面である。操作画面60には、操作アイコン61,62,63,64を含んでいる。操作アイコン61は、MFP50に実行させる動作してコピー動作を指定する場合に、ユーザによる指定操作を受付けるアイコンである。コピー動作では、読取部54に原稿に記録された画像の読取りを実行させ、プリンタ部53に読取られた画像を記録媒体に印刷させる。操作アイコン62は、MFP50に実行させる動作として、FAX動作を指定する場合に、ユーザによる指定操作を受付けるアイコンである。FAX動作では、読取部54に原稿に記録された画像の読取りを実行させ、FAX部55に読取られた画像をFAXデータとして、指定された宛先に送信させる。操作アイコン64は、ユーザにより登録されたお気に入り動作又は設定を指定する場合に、ユーザによる指定操作を受付けるアイコンである。
操作アイコン63は、MFP50に実行させる動作してプッシュスキャンを指定する場合に、ユーザによる指定操作を受付けるアイコンである。プッシュスキャンでは、読取部54に原稿に記録された画像を読取らせることによりスキャンデータを生成させ、生成されたスキャンデータを、情報処理端末又はサーバ30に送信する。具体的には、MFP50が、情報処理端末10を宛先として、スキャンデータをサーバ30にアップロードする場合、サーバ30から情報処理端末10にプッシュ通知が送信される。サーバ30からのプッシュ通知を受けた情報処理端末10は、サーバ30からスキャンデータをダウンロードする。
コントローラ58は、CPUや、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)等により構成されており、MFP50を構成する各部を制御する。メモリ59は、コントローラ58が実行する各種プログラムを保存している。メモリ59には、EWS(Embedded Web Server)プログラムが記憶されていてもよい。コントローラ58は、EWSプログラムを実行することで、MFPをWebサーバとして機能させることもできる。本実施形態では、コントローラ58がスキャナ側コンピュータの一例である。
メモリ59には、コントローラ58が参照するデータとして、宛先情報DIと、能力情報CPと、設定情報SDとが記憶されている。宛先情報DIは、スキャン動作により生成されたスキャンデータの宛先となる装置を識別する情報である。図3に示す宛先情報DIは、『表示名』、『プログラムID』の各項目を含んでいる。『表示名』は、宛先となる装置をディスプレイ57に表示させる際の名称を示す情報である。『プログラムID』は、宛先となる装置が記憶している制御プログラムを識別するIDである。例えば、情報処理端末10では、プログラムIDは、端末側制御プログラム21を識別するIDである。
次に、図4を用いて、能力情報CPを説明する。能力情報CPは、MFP50の性能を示す複数の項目を含んでおり、例えば、構造体形式の情報である。能力情報CPには、スキャン動作に関係する項目として、『原稿サイズ』と、『解像度』と、『カラー設定』と、『読取り形式』と、『ファイル形式』と、『ADF傾き補正』の各項目が記憶されている。『原稿サイズ』は、MFP50がスキャン動作を実行する際の原稿の読取り範囲を示す情報である。具体的には、『A4』は、A4サイズの読取り範囲で原稿を読取ることを示す情報であり、『A3』は、A3サイズの読取り範囲で原稿を読取ることを示す情報であり、『自動』は、読取り範囲を原稿に合わせて自動で調整できることを示す情報である。『解像度』は、スキャン動作を実行する際のスキャンデータの解像度を示す情報である。『600 dpi HQ』は、600dpiの解像度で原稿の読取りが行われることを示す情報であり、『300 dpi STD』は、300dpiの解像度で原稿の読み取りが行われることを示す情報であり、『200 dpi Low』は、200dpiの解像度で原稿の読み取りが行われることを示す情報である。『カラー設定』は、MFP50がスキャン動作を実行する際のキャンデータの色の有無を設定する情報である。『カラー』は、色情報があるスキャンデータを生成することを示す情報であり、『モノクロ』は、色情報がないスキャンデータを生成することを示す情報である。
『読取り形式』は、MFP50がスキャン動作を実行する際の原稿の読取り面(両面、片面)を示す情報である。具体的には、『片面』は、原稿の読取り面として、片面のみが指定されることを示す情報であり、『両面』は、原稿の読取り面として、両面が指定されることを示す情報である。『ファイル形式』は、MFP50がスキャン動作を実行する際のスキャンデータのファイル形式を示す情報である。具体的には、『JPEG』は、ファイル形式として、JPEGを指定できることを示す情報であり、『TIFE』は、ファイル形式として、TIFEを指定できることを示す情報である。『ADF傾き補正』は、ADFにセットした原稿を読取る際に、読取られた画像に対する傾きを補正するか否かを示す情報である。
なお、能力情報CPの項目として、『明るさ』、『コントラスト』、『白紙除去』の項目が含まれていてもよい。
次に、図5を用いて設定情報SDを説明する。設定情報SDは、MFP50がプッシュスキャン動作を実行する際の設定を示す情報であり、コントローラ58により参照される情報である。図5で示す設定情報SDには、図4に示す能力情報CPの項目と同様、『原稿サイズ』、『解像度』、『カラー設定』、『読取り設定』、『ファイル形式』、『ADF傾き補正』の各項目を含んでいる。設定情報SDにおいて、各項目の要素は、能力情報CPの同じ項目に含まれるいずれかの要素に対応している。
本実施形態では、MPF50のメモリ59、及びサーバ30のメモリ35には、情報処理端末10の制御プログラムを識別するプログラムID毎に、複数の設定情報SDが記憶されている。具体的には、図5に示す設定情報SDには、プログラムIDを含んでおり、プログラムIDを参照すれば、設定情報SDがどの情報処理端末10に関係する設定情報SDであるかが判別できるようになっている。サーバ30のメモリ35に記憶されている設定情報SDはマスターとして管理され、MPF50のメモリ59に記憶される設定情報SDはキャッシュとして管理される。以下では、両者を区別する場合に、サーバ30のメモリ35に記憶されている情報を、設定情報SD_Mと称し、MPF50に記憶されている情報を、設定情報SD_Cと称す。
次に、図6を用いて、情報処理端末10により設定情報SDを設定し、設定情報SDをサーバ30及びMFP50に記憶する手順を説明する。図6に示す各処理は、端末側CPU12が端末側制御プログラム21を実行し、サーバ側CPU32がサーバ側制御プログラムを実行することにより行われる。なお、ステップS10~S18の処理は、情報処理端末10とMFP50との間で、近距離無線通信等のローカル通信により行われる処理である。
ステップS10(以下、単にS10と称す。)では、端末側CPU12(端末側制御プログラム21)は、ディスプレイ13に登録画面を表示し、ユーザによる登録情報の入力操作を、タッチパネル14を介して受け付ける。登録画面は、ユーザによる操作に応じて、情報処理端末10をMFP50の宛先情報DIに登録するための画面である。例えば、登録画面上で、登録先となるMFPの選択と、図3に示した宛先情報DIのうち、『表示名』の入力とを受付ける。なお、『プログラムID』は、端末側CPU12により自動で設定される。
S11では、登録先として選択したMFP50に、S10で設定した項目を、登録要求とともに送信する。S12では、MFP50のコントローラ58は、情報処理端末10から送信された項目を、宛先情報DIに記憶する登録処理を行う。これにより、MFP50では、情報処理端末10が宛先候補として登録される。S13では、コントローラ58は、S12で登録した項目とMFP50の識別情報とを、登録要求とともにサーバ30に送信する。
S14では、サーバ側CPU32は、MFP50から送信された項目を、メモリ35に記憶することで、情報処理端末10に関する宛先情報DIを記憶する。これにより、サーバ30では、MFP50の宛先候補として、情報処理端末10が登録されたことを判断することができる。S15では、サーバ側CPU32は、MFP50に対して登録が完了したことを示す完了通知を行う。S16では、MPF50のコントローラ58は、情報処理端末10に対して、登録が完了したことを示す完了通知を行う。
S17では、端末側CPU12は、MFP50に対して能力情報CPを要求する。S18では、MFP50のコントローラ58は、メモリ59に記憶された能力情報CPを読み出し、情報処理端末10に送信する。S19では、端末側CPU12は、MFP50から送信された能力情報CPをメモリ16に記憶する。
S20では、端末側CPU12は、MFP50の設定情報SDをユーザに設定させるための設定画面をディスプレイ13に表示し、ユーザによる操作に応じて、設定情報SDを設定する。図7は、ディスプレイ13に表示される設定画面70の一例である。設定画面70には、スキャン動作を行うMFP50の装置名が表示された領域71と、設定情報の各項目の指定を受付けるコントロールであるプルダウンリスト72~77を含んでいる。図7に示す設定画面70では、『原稿サイズ』、『解像度』、『カラー設定』、『読取り形式』、『ファイル形式』、『ADF傾き補正』の各項目に対応するプルダウンリストを含んでいる。各プルダウンリスト72~77の選択肢は、S19で記憶した能力情報CPから参照される要素である。具体的には、設定画面70において『原稿サイズ』の表示項目『A4』は、能力情報CPにおける『原稿サイズ』に含まれる選択肢のうち、デフォルトの値として表示される要素である。ユーザは、各プルダウンリスト72~77をタッチ操作することで、能力情報CPに記憶された各項目の範囲内において、表示項目を変更することが可能である。例えば、ユーザは、プルダウンリスト72をタッチ操作して、表示項目を、能力情報CPにおける『原稿サイズ』の要素『A4』、『A3』、『自動』の中からいずれかの要素に変更することができる。
図6に戻り、S21~S26の処理は、ネットワーク200を介した無線通信(即ち、インフラストラクチャーモード)での通信である。例えば、ユーザが、設定情報SDの設定を完了したことを示すアイコンをタッチ操作することで、S21では、端末側CPU12は、設定された設定情報SDを、自機を識別するプログラムIDとともに、サーバ30に送信する。
S22では、サーバ30のサーバ側CPU32は、S21で情報処理端末10から送信された設定情報SD、及びプログラムIDをメモリ35に関連付けて記憶する。サーバ30のメモリ35に記憶される設定情報SD_Mは、マスターとして管理される。S23では、サーバ側CPU32は、設定情報SD及びプログラムIDをMFP50に転送する。
S24では、MFP50のコントローラ58は、サーバ30から転送された設定情報SD及びプログラムIDをメモリ59に関連付けて記憶する。MFP50のメモリ59に記憶される設定情報SD_Cは、キャッシュとして管理される。S25では、コントローラ58は、設定情報SD_Cの登録が完了したことを示す完了通知をサーバ30に送信する。S26では、サーバ側CPU32は、完了通知を受信すると、設定情報SD_Mの登録が完了したことを示す完了通知を、情報処理端末10に送信する。端末側CPU12は、サーバ30からの完了通知を受信することにより、設定情報SDの登録が完了したことを判断することができる。
図6において、端末側CPU12によりS20で実行される処理が、設定処理の一例であり、S21で実行される処理が、送信処理の一例である。サーバ側CPU32によりS22で実行される処理が、記憶処理の一例であり、S23で実行される処理が、転送処理の一例である。
次に、図8を用いて、プッシュスキャンの実行の際に、情報処理端末10、サーバ30及びMFP50の間で実行される処理を説明する。図8に示す各処理は、端末側CPU12が端末側制御プログラム21を実行し、サーバ側CPU32がサーバ側制御プログラムを実行することにより行われる。また、図8の処理は、図6で示す処理により、情報処理端末10に関する設定情報SDがMFP50に記憶された後に実行可能となる。
ユーザにより操作アイコン63がタッチ操作されたことを契機に、S30では、MFP50のコントローラ58は、タッチパネル56に宛先一覧を表示させる。タッチパネル56に表示される宛先一覧では、宛先情報DIに記憶された宛先候補の表示名が一覧表示される。
ユーザが、タッチパネル56をタッチ操作して、宛先一覧に表示された表示名のうち情報処理端末10に対応する表示名を指定すると、S31では、コントローラ58は、指定された表示名に対応する設定情報SD_Cをディスプレイ57に表示させる。具体的には、コントローラ58は、宛先情報DI上で指定された表示名に関連付けらえたプログラムIDを読み出し、このプログラムIDに関連づけられた設定情報SD_Cをディスプレイ57に表示する。より具体的には、ディスプレイ57には、図6のS24で記憶された設定情報SDにおける、『原稿サイズ』、『解像度』、『カラー設定』、『読取り形式』、『ファイル形式』、『ADF傾き補正』の設定値が表示される。表示された設定値は、能力情報CPに含まれる設定値の範囲内で、ユーザ操作により変更が可能である。
本実施形態では、ディスプレイ57には、設定情報SD_Cと共に、スキャン動作の実行を確定させる操作アイコンと、スキャン動作の実行をキャンセルする操作アイコンとが表示される。ユーザが、スキャン動作の実行を確定するアイコンをタッチ操作すると、S32では、コントローラ58は、S31で表示された設定情報SD_Cを用いたスキャン動作を実行し、スキャンデータを生成する。即ち、S32では、ユーザにより指定された情報処理端末に対応する設定情報SD_Cを用いて、スキャンデータが作成される。なお、ユーザが、スキャン動作の実行をキャンセルするアイコンをタッチ操作した場合、コントローラ58はスキャン動作を実行しない。
S33では、コントローラ58は、S32で生成したスキャンデータを、ユーザにより指定された端末(即ち、情報処理端末10)を宛先に指定して、サーバ30に送信する。具体的には、コントローラ58は、S32で生成したスキャンデータとともに、宛先情報DI上で指定された表示名に関連付けられたプログラムIDをサーバ30に送信する。
S34では、サーバ側CPU32は、MFP50から送信されたスキャンデータをメモリ35に記憶することで、スキャンデータをアップロードする。S35では、サーバ側CPU32は、MFP50から送信されたプログラムIDにより特定される宛先候補となる情報処理端末10に対して、プッシュ通知を行う。上述のように、サーバ30のメモリ35には、プログラムIDに関連付けて宛先となる情報処理端末10のアドレスを記憶しており、宛先候補となる情報処理端末10の所在を特定することができる。このとき、サーバ側CPU32は、プッシュ通知とともに、スキャンデータを識別するデータIDを共に送信するとよい。
情報処理端末10の端末側CPU12は、サーバ30からのプッシュ通知を受信すると、S36で、ディスプレイ13に、通知画面を表示する。具体的には、端末側CPU12は、端末側CPU12を起動し、起動された端末側CPU12による機能により通知画面をディスプレイ13に表示する。通知画面は、ユーザに対して、サーバ30にスキャンデータがアップロードされたことを示すテキストやアイコン、更には、アップロードされたスキャンデータをダウンロードする操作を受付けるアイコンを含んだ画面である。
通知画面上で、ユーザによりスキャンデータのダウンロードを指定する操作を受付けた場合、S37では、サーバ30に対してアップロードされたスキャンデータを要求する。S38では、サーバ30のサーバ側CPU32は、情報処理端末10によりS37で送信された要求に応じて、スキャンデータを情報処理端末10に送信する。これにより、情報処理端末10には、スキャンデータがダウンロードされる。
図8において、コントローラ58によりS30~S33で実行される処理が、スキャン制御処理の一例である。
次に、図9を用いて、サーバ30及びMFP50で記憶済みの設定情報SDを、情報処理端末10側で変更する際の手順を説明する。ユーザによる設定情報SDの変更を開始するための操作を、タッチパネル14を介して受付けると、情報処理端末10の端末側CPU12は、S40で、サーバ30に対して、自機のプログラムIDとMFP50の識別情報とともに設定情報SDの要求を送信する。設定情報SDを変更する場面では、サーバ30は、マスターとなる設定情報SD_Mを既に管理している。そのため、端末側CPU12は、サーバ30に対して、設定情報SD_Mを要求する。
S41では、サーバ30のサーバ側CPU32は、S41で情報処理端末10から送信された要求に応じて、MFP50の能力情報CPと、プログラムIDに関連付けられた設定情報SD_Mとを読み出す。MFP50の能力情報CPは、S13で取得したMFP50の識別情報に基づいて、MFP50に問い合わせてもよいし、あらかじめサーバ30が記憶しておいてもよい。S42では、S41で読み出した、能力情報CP及び設定情報SDを情報処理端末10に送信する。サーバ側CPU32によりS42で実行される処理が、能力情報転送処理の一例である。
S43では、端末側CPU12は、サーバ30から送信された能力情報CP及び設定情報SDを受信すると、設定情報SDを変更するための設定画面を表示し、ユーザによる設定情報SDの変更を受付ける。S43で表示される設定画面は、図7で示した設定画面70と同様のものを用いることができる。そのため、S43においても、端末側CPU12は、取得された能力情報CPにより示される範囲内で、設定情報SDの各項目の要素を変更することができる。例えば、図4に示す能力情報CPでは、『読取り形式』の項目は、『両面』、『片面』のいずれかの要素であるため、設定情報SDにおける『読取り形式』の要素を、『両面』又は『片面』のいずれの要素に変更することができる。なお、『解像度』、『カラー設定』、『原稿サイズ』、『ファイル形式』、『傾き補正』についても同様である。
S44では、S43で変更された設定情報SDをMFP50の識別情報と自機のプログラムIDとともに、サーバ30に送信する。S45では、サーバ側CPU32は、情報処理端末10から送信されたプログラムIDに関連付けられた設定情報SDを、S44で送信された変更後の設定情報SDに更新する。S46では、サーバ側CPU32は、設定情報SD及びプログラムIDをMFP50に転送する。即ち、図9において、端末側CPU12によりS43で実行される処理が設定処理の一例であり、S44で実行される処理が送信処理の一例である。サーバ側CPU32において、S45で実行される処理が記憶処理の一例であり、S46で実行される処理が転送処理の一例である。
S47では、MFP50のコントローラ58は、サーバ30から転送されたプログラムIDに関連付けられた設定情報を、変更後の設定情報SDに更新する。S48では、MFP50は、設定情報SD_Cの変更が完了したことを示す完了通知を、サーバ30に送信する。S49では、サーバ側CPU32は、完了通知を受信すると、設定情報SD_Mの記憶が完了したことを示す完了通知を、情報処理端末10に送信する。これにより、端末側CPU12では、設定情報SDの変更が完了したことを判断することができる。
以上説明した本実施形態では、以下の効果を奏することができる。
端末側CPU12は、タッチパネル14を介して受け付けた操作に応じて、設定情報SDを設定し、この設定情報SDを、プログラムIDとともに、ネットワーク200を介してサーバ30に送信する。サーバ側CPU32は、情報処理端末10により送信された設定情報SD及びプログラムIDを、ネットワーク200を介してMPF50に転送する。MPF50のコントローラ58は、サーバ30から転送された設定情報SD及びプログラムIDを関連付けてメモリ59に記憶する。コントローラ58は、タッチパネル56を介して、ユーザによるスキャンデータの送信先となる情報処理端末10の指定操作、及びスキャン動作の実行操作を受付けた場合に、メモリ59に記憶された送信先の情報処理端末のプログラムIDに関連づけられた設定情報SDに基づいて、送信先の情報処理端末を宛先とするスキャンデータを生成する。これにより、ユーザは、情報処理端末10を操作することで、MFP50に、自機を宛先とするスキャンデータを生成する際に用いられる設定情報SDを記憶させ、設定情報SDを反映させたスキャンデータを作成することができる。このとき、情報処理端末10で設定された設定情報SDは、サーバ30を介してMFP50に送信されるため、サーバ30を介した通信形態を利用して、設定情報SDをMFP50に記憶させることができる。
・端末側CPU12は、サーバ30のメモリ35に記憶された設定情報SDを取得し、タッチパネル14を介して受け付けた操作に応じて、設定情報SDを変更する。これにより、情報処理端末10を操作するユーザは、スキャン動作に用いられる設定情報SDを、都度変更することが可能となる。
・コントローラ58は、タッチパネル56を介して、宛先となる装置の指定操作を受付けた場合に、記憶された設定情報SDのうち、宛先となる装置に関連づけられた設定情報SDをディスプレイ57に表示させる。これにより、ユーザは、MFP50のタッチパネル56を操作して、スキャン動作を実行させる際に、スキャン動作の設定を事前に確認することができる。
・端末側CPU12は、MFP50から、当該MFP50における能力情報CPを取得し、取得された能力情報CPにより示される設定範囲内で、タッチパネル14を介した操作に応じて設定情報SDを設定する。これにより、情報処理端末10により設定可能な設定情報SDは、MFP50の能力の範囲内で設定されるため、情報処理端末10を介して設定情報SDが変更されることに伴うスキャナ動作の悪影響を抑制することができる。
(第1実施形態の変形例)
第1実施形態では、設定情報SDを変更する場面で、端末側CPU12は、サーバ30から設定情報SD_Mを受信した。これに代えて、端末側CPU12は、MFP50から設定情報SD_Mを受信してもよい。この場合において、端末側CPU12は、図9のS40において、MFP50に対して、能力情報CP及び設定情報SDを要求する。MFP50のコントローラ58は、能力情報CP及び設定情報SDを情報処理端末10に送信する。S43で、端末側CPU12は設定情報SDを変更した後、S44で、変更後の設定情報SDをサーバ30に送信すればよい。
・MFP50は、情報処理端末10を宛先に登録した後、情報処理端末10の登録を削除してもよい。この場合において、図9のS43で、端末側CPU12は、設定画面上でユーザによる登録済みの情報処理端末10に対する削除操作を受付けると、S44で、削除対象となる情報処理端末10の識別情報とともに、削除要求をサーバ30に送信する。サーバ側CPU32は、識別情報とともに削除要求を受信すると、S45で、削除対象となる情報処理端末10の設定情報SD_Mを削除する。S46では、サーバ側CPU32は、削除対象となる情報処理端末10の識別情報とともに、削除要求をMFP50に転送する。コントローラ58は、サーバ30からの削除要求を受信すると、S47で、削除対象となる情報処理端末10の設定情報SDを削除すればよい。
(第2実施形態)
第2実施形態では、第1実施形態と異なる構成を主に説明を行う。第2実施形態において第1実施形態と同一の箇所については同じ符号を付し、その説明を繰り返さない。
本実施形態では、設定情報SDの設定場面において、サーバ30とMFP50との間の通信が遮断された場合に、通信の復旧後に、サーバ30からMFP50への設定情報SDの送信が行われる。図10は、本実施形態において、サーバ30及びMFP50で設定済みの設定情報SDを、情報処理端末10側で変更する際の手順を説明するタイミングチャートである。図10に示す各処理は、端末側CPU12が端末側制御プログラム21を実行し、サーバ側CPU32がサーバ側制御プログラムを実行することにより行われる。
S45では、サーバ30のサーバ側CPU32は、情報処理端末10から送信された設定情報SD、及びプログラムIDを関連付けて記憶する。S50では、サーバ側CPU32は、MFP50との間で通信を行うことができるか否かを判断する。ここでは、サーバ30とMFP50との間の無線通信が遮断されているとする。S51では、サーバ側CPU32は、情報処理端末10に対して、仮の完了通知を送信する。例えば、サーバ側CPU32は、仮の完了通知とともに、端末側CPU12に、無線通信が復旧したら、設定情報SDの設定を完了させる旨の通知を行ってもよい。これにより、端末側CPU12では、無線通信の復旧とともに、設定情報SDの変更が完了することを判断することができる。
その後、MFP50のコントローラ58は、S52で、サーバ30との間の無線接続を復旧させる復帰シーケンスを実行する。S53では、コントローラ58は、サーバ30に対して変更後の設定情報SDの転送を要求する。S54では、サーバ側CPU32は、設定情報SD及びプログラムIDをMFP50に転送する。なお、本実施形態では、サーバ30との間の無線接続が復旧した後、コントローラ58がサーバ30に対して、設定情報SDの送信を要求したが、これに代えて、サーバ側CPU32が、MFP50に対して設定情報SDの送信を要求してもよい。
S55では、MFP50のコントローラ58は、サーバ30から転送された変更後の設定情報SD及びプログラムIDを関連付けて記憶する。S56では、MFP50は、設定情報SD_Cの変更が完了したことを示す完了通知を、サーバ30に送信する。本実施形態では、S53において、コントローラ58が実行する処理が、要求処理の一例である。
以上説明した本実施形態では、以下の効果を奏することができる。サーバ側CPU32は、ネットワーク200を介してMFP50と通信できない場合において、ネットワーク200を介した通信が復旧した後に、既に記憶済みの設定情報SD、及びプログラムIDをMFP50に転送する。これにより、サーバ30とMFP50との間で一時的に通信ができなくなった場合でも、通信が復旧するとともに、設定情報SDをMFP50に転送することができる。
(第3実施形態)
第3実施形態では、第1実施形態と異なる構成を主に説明を行う。第3実施形態において第1実施形態と同一の箇所については同じ符号を付し、その説明を繰り返さない。
第1実施形態では、情報処理端末10は、MFP50に対して設定情報SDを個別に設定した。これに代えて、本実施形態では、情報処理端末10は、複数のMFP50に対して、設定情報SDを一括で設定することができる。本実施形態では、2台のMFP50a,50bに対して、設定情報SDを一括で設定する場面を例に説明を行う。以下では、2台のMFPを区別する場合に符号に『a』、『b』を付与する。
本実施形態において、図11に示す各処理は、端末側CPU12が端末側制御プログラム21を実行し、サーバ側CPU32がサーバ側制御プログラムを実行することにより行われる。図11に示す処理のうち、ステップS10~S16までの処理は、情報処理端末10と、MFP50aとの間の処理のみを記載しているが、実際は、情報処理端末10と50bとの間でも実行される処理である。
S60では、端末側CPU12は、MFP50a,50bそれぞれに対して能力情報CPを要求する。S61では、MFP50aのコントローラ58は、メモリ59に記憶された能力情報CPを読み出し、情報処理端末10に送信する。S62では、MFP50bのコントローラ58は、メモリ59に記憶された能力情報CPを読み出し、情報処理端末10に送信する。S63では、端末側CPU12は、MFP50a,50bそれぞれから送信された能力情報CPをメモリ16に記憶する。
S64では、端末側CPU12は、MFP50a,50bそれぞれの設定情報SDをユーザに設定させるための設定画面をディスプレイ13に表示させ、ユーザの操作に応じてMFP50a,50bの各設定情報SDを一括で設定する。例えば、MFP50aの能力情報CPでは、『600 dpi HQ』、『300 dpi STD』、『200 dpi Low』を要素とし、MFP50bの能力情報CPでは、『300 dpi STD』、『200 dpi Low』を要素としているものとする。この場合、MFP50a,50bそれぞれの設定情報SDにおいて、『解像度』を設定する場合、設定画面における『解像度』に対応するプルダウンリストには、MFP50a,50bで共通する要素となる『300 dpi STD』、『200 dpi Low』のみが選択肢として表示され、『600 dpi HQ』は選択肢として表示されない。
MFP50a,50bの各設定情報SDにおいて、能力情報CPの項目が異なる場合、MFP50a,50b間での共通の項目のみを設定可能な項目としてもよい。この場合において、MFP50a,50bにおける各設定情報SDの項目のうち、各能力情報CPで共通でない項目については、現在の設定が適用されればよい。
S21では、端末側CPU12は、S64で、タッチパネル14を介して一括で受付けた設定情報SDを、自機を識別するプログラムIDとともに、サーバ30に送信する。S22では、サーバ30のサーバ側CPU32は、S21で情報処理端末10から送信された設定情報SD、及びプログラムIDをメモリ35に関連付けて記憶する。
S65では、サーバ側CPU32は、設定情報SD及びプログラムIDをMFP50aに転送する。S66では、MFP50aのコントローラ58は、サーバ30から転送された設定情報SD及びプログラムIDをメモリ59に関連付けて記憶する記憶処理を行う。また、S67では、サーバ側CPU32は、設定情報SD及びプログラムIDをMFP50bに転送する。S68では、MFP50bのコントローラ58は、サーバ30から転送された設定情報SD及びプログラムIDをメモリ59に関連付けて記憶する記憶処理を行う。なお、S65,S67で、MFP50a,50bに転送される設定情報SDは、S64で設定された同じ設定情報SDである。
S69では、MFP50aのコントローラ58は、設定情報SD_Cの登録が完了したことを示す完了通知を、サーバ30に送信する。S70では、MFP50bのコントローラ58は、設定情報SD_Cの登録が完了したことを示す完了通知を、サーバ30に送信する。サーバ30のサーバ側CPU32は、MFP50a,50bから、完了通知を受信すると、S26で、設定情報SD_Mの登録が完了したことを示す完了通知を、情報処理端末10に送信する。端末側CPU12は、サーバ30からの完了通知を受信することにより、MFP50a,50bでの設定情報SDの登録が完了したことを判断することができる。
以上説明した本実施形態では、以下の効果を奏することができる。端末側CPU12は、複数のMFP50a,50bそれぞれから、当該MFPにおける設定情報SDの設定範囲を示す能力情報CPを取得し、複数のMFPにおける能力情報のうち、共通の選択肢を表示し、タッチパネル14を介して受け付けた操作に応じて選択された選択肢を設定情報SDに設定する。これにより、ユーザは、情報処理端末10を操作して、複数台のMFPに対する設定情報を一括で設定することができる。
(その他の実施形態)
本明細書で開示される技術は、上述の実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の形態に変形することができ、例えば次のような変形も可能である。
・上述した各実施形態では、サーバ30は、設定情報SDをメモリ35に記憶することで、マスターとして管理した。これに代えて、サーバ30は、設定情報SDをメモリ35に記憶していなくともよい。
・上述した各実施形態では、MFP50は、サーバ30にスキャンデータをアップロードした。これに代えて、例えば、情報処理端末10と、MFP50とが、同一のLAN内に存在する場合において、MFP50は、スキャンデータを情報処理端末10に直接送信してもよい。この場合において、MFP50は、図8のS32でスキャン動作を実行すると、情報処理端末10にプッシュ通知を行う。情報処理端末10の端末側CPU12は、プッシュ通知を受信すると、S36を経た後、スキャンデータの要求をMFP50に送信し、スキャンデータを受信すればよい。この場合、S33~S35の処理は抹消される。
・サーバ30は、設定情報SDをメモリ35とは別の外部の記憶装置に記憶するものであってもよい。また、サーバ30は、複数のサーバにより構成されてもよい。この場合において、設定情報SDを管理するサーバと、MFP50から送信されたスキャンデータをアップロードするサーバとが別々の装置により構成されてもよい。
・上述した各実施形態では、スキャンシステム100は、プッシュ通知を行うAPNSや、GCMを用いたシステム構成を前提としており、宛先情報DIには、表示名とプログラムIDとが記憶される。これに代えて、スキャンシステム100は、サーバ30が情報処理端末10に対してプッシュ通知を行わない構成であってもよい。この場合において、宛先情報DIには、表示名及びプログラムIDに加えて、情報処理端末10の所在を特定するためのMACアドレス、IPアドレス、メールアドレス等が記憶される。サーバ側CPU32は、宛先情報DIに記憶されたアドレスを特定して、情報処理端末10との間で通信を行えばよい。
10…情報処理端末、12…端末側CPU、14…タッチパネル、30…サーバ、32…サーバ側CPU、50…MFP、54…読取部、56…タッチパネル、58…コントローラ、SD…設定情報

Claims (11)

  1. スキャナ装置と、サーバと、情報処理端末とがネットワークに接続されて構成されるシステムであって、
    前記スキャナ装置は、第1入力インタフェースと、読取部と、スキャナ側コンピュータと、を備え、
    前記スキャナ側コンピュータは、前記第1入力インタフェースを介してスキャン動作の実行操作を受付けた場合に、設定情報に基づいて、前記読取部に前記スキャン動作を実行させ、前記スキャン動作により生成されたスキャンデータを、前記サーバ又は前記情報処理端末に送信するスキャン制御処理を実行し、
    前記情報処理端末は、第2入力インタフェースと、端末側コンピュータと、を備え、
    前記端末側コンピュータは、前記第2入力インタフェースを介して受け付けた操作に応じて、前記設定情報を設定する設定処理と、
    前記設定処理により設定された前記設定情報を、自機である前記情報処理端末を識別する識別情報とともに、ネットワークを介して前記サーバに送信する送信処理と、を実行し、
    前記サーバは、サーバ側コンピュータを備え、
    前記サーバ側コンピュータは、前記送信処理により送信された前記設定情報及び前記識別情報を、ネットワークを介して前記スキャナ装置に転送する転送処理を実行し、
    前記スキャナ側コンピュータは、
    前記転送処理により転送された、前記設定情報及び前記識別情報を関連付けて記憶部に記憶し、
    前記スキャン制御処理において、前記第1入力インタフェースを介して、ユーザによる前記スキャンデータの送信先となる前記情報処理端末の指定操作、及びスキャン動作の実行操作を受付けた場合に、前記記憶部に記憶された前記送信先の情報処理端末の前記識別情報に関連づけられた前記設定情報に基づいて、前記送信先の情報処理端末を宛先とする前記スキャンデータを生成する、
    スキャンシステム。
  2. 前記サーバ側コンピュータは、前記送信処理により送信された前記設定情報を、前記識別情報に関連付けて記憶部に記憶する記憶処理を行い、
    前記端末側コンピュータが実行する前記設定処理には、前記識別情報に基づいて、前記記憶処理により前記記憶部に記憶された前記設定情報を取得し、前記第2入力インタフェースを介して受け付けた操作に応じて、前記設定情報を変更することを含む請求項1に記載のスキャンシステム。
  3. 前記サーバ側コンピュータは、前記送信処理により送信された前記設定情報を、前記識別情報に関連付けて記憶部に記憶する記憶処理を行い、
    前記サーバ側コンピュータが実行する前記転送処理には、ネットワークを介して前記スキャナ装置と通信できない場合において、前記ネットワークを介した通信が復旧した後に、前記記憶処理により記憶された前記設定情報、及び前記識別情報を前記スキャナ装置に転送することを含む請求項1又は2に記載のスキャンシステム。
  4. 前記スキャナ側コンピュータは、ネットワークを介した通信が復旧した場合に、前記サーバ側コンピュータに、前記記憶処理により記憶された前記設定情報、及び前記識別情報を要求する要求処理を行い、
    前記スキャナ側コンピュータが実行する前記スキャン制御処理では、前記要求処理により、前記サーバから送信された前記設定情報及び前記識別情報に基づいて、前記スキャン動作を実行することを含む請求項3に記載のスキャンシステム。
  5. 前記スキャナ側コンピュータが実行する前記スキャン制御処理では、前記第1入力インタフェースを介して、前記送信先の情報処理端末の指定操作を受付けた場合に、前記記憶された設定情報のうち、前記送信先の情報処理端末の前記識別情報に関連づけられた前記設定情報を表示部に表示させる、請求項1~4のいずれか一項に記載のスキャンシステム。
  6. 前記端末側コンピュータが実行する前記設定処理では、前記スキャナ装置から、当該スキャナ装置における前記設定情報の設定範囲を示す能力情報を取得し、取得された前記能力情報により示される設定範囲内で、前記第2入力インタフェースを介した操作に応じて前記設定情報を設定する請求項1~5のいずれか一項に記載のスキャンシステム。
  7. 前記サーバ側コンピュータは、前記スキャナ装置から、当該スキャナ装置における前記設定情報の設定範囲を示す能力情報を取得し、取得された前記能力情報を、前記情報処理端末に転送する能力情報転送処理を実行し、
    前記端末側コンピュータが実行する前記設定処理では、前記能力情報転送処理により転送された前記能力情報により示される設定範囲内で、前記第2入力インタフェースを介した操作に応じて前記設定情報を設定する請求項1~5のいずれか一項に記載のスキャンシステム。
  8. 前記端末側コンピュータが実行する前記設定処理では、
    複数の前記スキャナ装置それぞれから、当該スキャナ装置における前記設定情報の設定範囲を示す能力情報を取得し、
    前記複数のスキャナ装置における前記能力情報に基づいて、前記設定情報のうち前記複数のスキャナ装置において共通の選択肢を表示し、
    前記第2入力インタフェースを介した操作に応じて選択された前記選択肢を、前記設定情報に設定する請求項1~7のいずれか一項に記載のスキャンシステム。
  9. スキャナ装置と、サーバと、にネットワークを介して接続される情報処理端末のコンピュータにより読取り可能な制御プログラムであって、
    前記スキャナ装置は、第1入力インタフェースを備え、前記第1入力インタフェースを介してスキャン動作の実行操作を受付けた場合に、設定情報に基づいて、読取部にスキャン動作を実行させ、スキャン動作により生成されたスキャンデータを、前記サーバ又は前記情報処理端末に送信するスキャン制御処理を実行し、
    前記制御プログラムは、前記コンピュータに、
    前記情報処理端末の第2入力インタフェースを介して受け付けた操作に応じて、前記設定情報を設定する設定処理と、
    前記設定処理により設定された前記設定情報を、自機である前記情報処理端末を識別する識別情報とともに、ネットワークを介して前記サーバに送信することで、前記サーバに、前記設定情報を前記スキャナ装置に転送させる送信処理と、
    を実行させる制御プログラム。
  10. スキャナ装置と、情報処理端末とにネットワークを介して接続されるサーバのコンピュータにより読取り可能な制御プログラムであって、
    前記スキャナ装置は、第1入力インタフェースを備え、前記第1入力インタフェースを介してスキャン動作の実行操作を受付けた場合に、設定情報に基づいて、読取部にスキャン動作を実行させ、前記スキャン動作により生成されたスキャンデータを、前記サーバ又は前記情報処理端末に送信するスキャン制御処理を実行し、
    前記制御プログラムは、前記コンピュータに、
    前記情報処理端末から送信された前記設定情報及び前記識別情報を、ネットワークを介して前記スキャナ装置に転送する転送処理を実行させる制御プログラム。
  11. サーバと、情報処理端末とにネットワークを介して接続されるスキャナ装置であって、
    第1入力インタフェースと、読取部と、コンピュータと、を備え、
    前記コンピュータは、
    前記第1入力インタフェースを介してスキャン動作の実行操作を受付けた場合に、設定情報に基づいて、前記読取部にスキャン動作を実行させ、前記スキャン動作により生成されたスキャンデータを、前記サーバ又は前記情報処理端末に送信するスキャン制御処理と、
    前記サーバを介して前記情報処理端末から転送された、前記設定情報、及び前記情報処理端末を識別する識別情報を関連付けて記憶部に記憶する記憶処理と、を実行し、
    前記スキャン制御処理において、前記第1入力インタフェースを介して、前記スキャンデータの送信先となる前記情報処理端末の指定操作、及びスキャン動作の実行操作を受付けた場合に、前記記憶部に記憶した前記送信先の情報処理端末の前記識別情報に関連づけられた前記設定情報に基づいて、前記情報処理端末を宛先とする前記スキャンデータを生成するスキャナ装置。
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