JP2022010427A - エンジン装置 - Google Patents

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宏和 安藤
Hirokazu Ando
正直 井戸側
Masanao Idogawa
孝宏 内田
Takahiro Uchida
紘晶 溝口
Hiroaki Mizoguchi
拓哉 大久保
Takuya Okubo
創一 今井
Soichi Imai
晃次 市川
Koji Ichikawa
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【課題】浄化装置を暖機する際に圧縮行程噴射暖機を行なうか膨張行程噴射暖機を行なうかの選択をより適正に行なう。【解決手段】エンジン装置は、浄化装置の暖機として、筒内噴射弁からの最後の燃料噴射を圧縮行程で行なうと共に次の膨張行程で点火する圧縮行程噴射暖機と、筒内噴射弁からの最後の燃料噴射を膨張行程で行なうと共にその膨張行程における燃料噴射に同期して点火する膨張行程噴射暖機とを切り替えて実行する。この際、エンジンの始動時の水温とシフトポジションとのうち少なくとも一方に基づいて圧縮行程噴射暖機を実行するか膨張行程噴射暖機を実行するかを決定する。【選択図】図2

Description

本発明は、エンジン装置に関する。
従来、この種のエンジン装置としては、燃焼室の内部に燃料を噴射する筒内噴射弁と燃焼室の頂部付近に設置された点火プラグとを有するエンジンを備えるものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。このエンジン装置では、圧縮行程において筒内噴射弁から燃料噴射を行ない、点火プラグ近傍に成層混合気を形成して成層燃焼を行う燃焼モード運転中にノッキング発生が検出されると、点火時期を遅角する。また、点火時期に応じた燃料噴射時期の遅角量が、基準量より小さい場合には、遅角量に応じて遅角した噴射時期において圧縮行程における燃料噴射を実行する。
特開2018-131948号公報
上述のエンジン装置では、一般的に、排気を浄化する触媒を有する浄化装置を暖機するときには点火時期を遅角し、より多くの熱を浄化装置側に供給することが行なわれ、点火時期として膨張行程が選択される場合もある。この場合、エンジンの負荷率などから定まる燃料噴射量の過半を吸気行程や圧縮行程で1回または複数回に分けて燃料噴射し、最後の燃料噴射を圧縮行程や膨張行程で行なうことも考えられている。この際、最後の燃料噴射を圧縮行程で行なう圧縮行程噴射暖機を行なうか最後の燃料噴射を膨張行程で行なう膨張行程噴射暖機を行なうかの選択が不適正なときには、エミッションが悪化したり、迅速な暖機が行なわれない場合が生じる。
本発明のエンジン装置は、浄化装置を暖機する際に圧縮行程噴射暖機を行なうか膨張行程噴射暖機を行なうかの選択をより適正に行なうことを主目的とする。
本発明のエンジン装置は、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
本発明のエンジン装置は、
燃焼室に燃料を噴霧する筒内噴射弁と前記筒内噴射弁から噴霧される燃料に点火可能な点火プラグとを有するエンジンと、
前記エンジンの排気を浄化する浄化触媒を有する浄化装置と、
前記筒内噴射弁による複数回の燃料噴射と前記点火プラグによる点火とを制御する制御装置と、
を備える車載用のエンジン装置であって、
前記制御装置は、
前記浄化装置の暖機として、前記筒内噴射弁からの最後の燃料噴射を圧縮行程で行なうと共に前記圧縮行程の次の膨張行程で前記点火プラグにより点火する圧縮行程噴射暖機と、前記筒内噴射弁からの最後の燃料噴射を膨張行程で行なうと共に前記膨張行程における燃料噴射に同期して前記点火プラグにより点火する膨張行程噴射暖機とを切り替えて実行する際に、
前記エンジンの始動時の水温とシフトポジションとのうち少なくとも一方に基づいて前記圧縮行程噴射暖機を実行するか前記膨張行程噴射暖機を実行するかを決定する、
ことを特徴とするエンジン装置。
本発明のエンジン装置では、浄化装置の暖機として、筒内噴射弁からの最後の燃料噴射を圧縮行程で行なうと共に圧縮行程の次の膨張行程で点火プラグにより点火する圧縮行程噴射暖機と、筒内噴射弁からの最後の燃料噴射を膨張行程で行なうと共に膨張行程における燃料噴射に同期して点火プラグにより点火する膨張行程噴射暖機と、を切り替えて実行する。その際、エンジンの始動時の水温とシフトポジションとのうち少なくとも一方に基づいて圧縮行程噴射暖機を実行するか膨張行程噴射暖機を実行するかを決定する。例えば、エンジンの冷却水の温度が低いときには、迅速に暖機を行なう必要から、膨張行程噴射暖機を選択し、冷却水の温度が高いときには、エミッションを良好に保つために、圧縮行程噴射暖機が選択する。シフトポジションが非走行用ポジションのときには、走行用のパワーを出力する必要がないため、より点火時期を遅角することができることから、走行用ポジションのときに比して、膨張行程噴射暖機が選択されやすいようにすることができる。
具体的には、以下のようにしてもよい。シフトポジションが非走行用ポジションのときには、冷却水の温度が第1閾値未満のときに膨張行程噴射暖機を選択し、冷却水の温度が第1閾値以上のときに圧縮行程噴射暖機を選択する。シフトポジションが走行用ポジションのときには、冷却水の温度が第1閾値より小さい第2閾値未満のときに膨張行程噴射暖機を選択し、冷却水の温度が第2閾値以上のときに圧縮行程噴射暖機を選択する。
本発明の一実施例としてのエンジン装置10の構成の概略を示す構成図である。 ECU70により実行される急速暖機選択処理の一例を示すフローチャートである。
次に、本発明を実施するための形態を実施例を用いて説明する。
図1は、本発明の一実施例としてのエンジン装置10の構成の概略を示す構成図である。実施例のエンジン装置10は、図示するように、エンジン12と、エンジン12を制御する電子制御ユニット(以下、「ECU」という)70とを備える。なお、このエンジン装置10は、エンジン12からの動力だけを用いて走行する自動車や、エンジン12に加えてモータを備えるハイブリッド自動車に搭載される。
エンジン12は、ガソリンや軽油などの燃料を用いて吸気・圧縮・膨張・排気の4行程によって動力を出力する内燃機関として構成されている。このエンジン12は、筒内に燃料を噴射する筒内噴射弁26と、点火プラグ30とを有する。筒内噴射弁26は燃焼室29の頂部の略中央に配置されており、燃料をスプレー状に噴射する。点火プラグ30は、筒内噴射弁26からスプレー状に噴霧される燃料に点火できるように筒内噴射弁26の近傍に配置されている。エンジン12は、エアクリーナ22によって清浄された空気を吸気管25を介して燃焼室29に吸入し、吸気行程や圧縮行程において筒内噴射弁26から1回又は複数回に亘って燃料を噴射し、点火プラグ30による電気火花によって爆発燃焼させて、そのエネルギによって押し下げられるピストン32の往復運動をクランクシャフト16の回転運動に変換する。
エンジン12の燃焼室29から排気管33に排出される排気は、一酸化炭素(CO)や炭化水素(HC)、窒素酸化物(NOx)の有害成分を浄化する浄化触媒(三元触媒)34aを有する浄化装置34を介して外気に排出される。
ECU70は、図示しないが、CPUを中心とするマイクロプロセッサとして構成されており、CPUの他に、処理プログラムを記憶するROM、データを一時的に記憶するRAM、入出力ポートを備える。ECU70には、エンジン12を制御するのに必要な各種センサからの信号が入力ポートを介して入力されている。ECU70に入力される信号としては、例えば、クランクシャフト16の回転位置を検出するクランクポジションセンサ40からのクランク角θcrや、エンジン12の冷却水の温度を検出する水温センサ42からの冷却水温Tw、吸気バルブ28を開閉するインテークカムシャフトの回転位置および排気バルブ31を開閉するエキゾーストカムシャフトの回転位置を検出するカムポジションセンサ44からのカム角θci,θcoを挙げることができる。また、吸気管25に設けられたスロットルバルブ24のポジションを検出するスロットルバルブポジションセンサ46からのスロットル開度THや、吸気管25に取り付けられたエアフローメータ48からの吸入空気量Qa、吸気管25に取り付けられた温度センサ49からの吸気温Ta、吸気管25内の圧力を検出する吸気圧センサ58からの吸気圧Pinも挙げることができる。更に、浄化装置34の浄化触媒34aの温度を検出する温度センサ34bからの触媒温度Tcや、排気管33に取り付けられた空燃比センサ35aからの空燃比AF、排気管33に取り付けられた酸素センサ35bからの酸素信号O2、シリンダブロックに取り付けられてノッキングの発生に伴って生じる振動を検出するノックセンサ59からのノック信号Ksも挙げることができる。
ECU70からは、エンジン12を制御するための各種制御信号が出力ポートを介して出力されている。ECU70から出力される信号としては、例えば、スロットルバルブ24のポジションを調節するスロットルモータ36への駆動制御信号や、筒内噴射弁26への駆動制御信号、点火プラグ30への駆動制御信号を挙げることもできる。
ECU70は、クランクポジションセンサ40からのクランク角θcrに基づいて、クランクシャフト16の回転数、即ち、エンジン12の回転数Neを演算している。また、ECU70は、エアフローメータ48からの吸入空気量Qaとエンジン12の回転数Neとに基づいて、エンジン12の負荷としての体積効率(エンジン12の1サイクルあたりの行程容積に対する1サイクルで実際に吸入される空気の容積の比)KLも演算している。
こうして構成されるエンジン装置10では、ECU70は、エンジン12が目標回転数Ne*と目標トルクTe*とに基づいて運転されるようにエンジン12の吸入空気量制御や、燃料噴射制御、点火制御を行なう。吸入空気量制御では、ECU70は、エンジン12の目標トルクTe*に基づいて目標空気量Qa*を設定し、吸入空気量Qaが目標空気量Qa*となるように目標スロットル開度TH*を設定し、スロットルバルブ24のスロットル開度THが目標スロットル開度TH*となるようにスロットルモータ36を制御する。燃料噴射制御では、ECU70は、エンジン12の回転数Neと体積効率KLとに基づいて空燃比AFが目標空燃比AF*(例えば理論空燃比)となるように筒内噴射弁26の目標燃料噴射量Qfd*を設定し、筒内噴射弁26から目標燃料噴射量Qfd*の燃料が1回又は複数回に亘って噴射されるように筒内噴射弁26を制御する。点火制御では、ECU70は、エンジン12の回転数Neと負荷率KLとに基づいて目標点火時期Tf*を設定し、点火プラグ30の点火を制御する。
次に、こうして構成された実施例のエンジン装置10の動作、特に、浄化装置34の浄化触媒(三元触媒)34aを急速暖機する際の動作について説明する。浄化装置34の急速暖機は、触媒温度Tcが活性化する温度未満の所定温度以下の条件やアクセルオフの条件が成立しているときに行なわれる。急速暖機は、吸気行程や圧縮行程で1回~3回の燃料噴射を行ない、最終の燃料噴射を膨張行程で行なうと共にこの膨張行程における燃料噴射と同期して点火する膨張行程噴射暖機と、最終の燃料噴射を圧縮行程で行なうと共にこの圧縮行程の後の膨張行程で点火する圧縮行程噴射暖機と、のうちの一方を選択して行なわれる。
こうした急速暖機では、できる限り点火時期Tfを遅角するように制御される。点火時期Tfを遅角すると、燃焼効率が低下するため、吸入空気量を増やすことによってエンジン12の回転数Neを維持する。この結果として、燃焼ガス量が増え、エミッション成分の絶対量も増えるが、触媒暖機は促進される。なお、圧縮行程噴射暖機では、エミッションを良好に保持しながら触媒暖機を行なうため、点火時期Tfの遅角量は膨張行程噴射暖機のときに比して小さくなる。
次に、浄化装置34の浄化触媒(三元触媒)34aを急速暖機する際に膨張行程噴射暖機を実行するか圧縮行程噴射暖機を実行するかの選択手法について説明する。図2は、ECU70により実行される急速暖機選択処理の一例を示すフローチャートである。この急速暖機選択処理は、エンジン12が始動され、浄化装置34の暖機が要請されたときに実行される。
急速暖機選択処理が実行されると、水温センサ42により検出されるエンジン12の始動時の冷却水の温度TwとシフトポジションSPとを入力する処理を実行する(ステップS100)。シフトポジションSPは、図示しないシフトレバーの位置を検出するシフトポジションセンサにより検出されたものを入力するものとした。
続いて、シフトポジションSPが非走行用ポジションであるか否かを判定する(ステップS110)。シフトポジションSPは、例えば、非走行用ポジションとしてPポジションやNポジション、走行用ポジションとしてDポジションやRポジションがある。
ステップS110でシフトポジションSPが非走行用ポジションであると判定したときには、冷却水の温度Twが第1閾値Twref1未満であるか否かを判定する(ステップS120)。第1閾値Twref1としては、例えば35度や40度などを用いることができる。冷却水の温度Twが第1閾値Twref1未満であるときには膨張行程噴射暖機を選択して(ステップS140)、本処理を終了する。一方、冷却水の温度Twが第1閾値Twref1以上であるときには圧縮行程噴射暖機を選択して(ステップS150)、本処理を終了する。
ステップS110でシフトポジションSPが非走行用ポジションではない(走行用ポジションである)と判定したときには、冷却水の温度Twが第1閾値Twref1より温度の低い第2閾値Twref2未満であるか否かを判定する(ステップS130)。第2閾値Twref1としては、第1閾値Twref1より温度が低ければよく、例えば30度や35度などを用いることができる。冷却水の温度Twが第2閾値Twref2未満であるときには膨張行程噴射暖機を選択して(ステップS140)、本処理を終了する。一方、冷却水の温度Twが第2閾値Twref2以上であるときには圧縮行程噴射暖機を選択して(ステップS150)、本処理を終了する。
こうした制御により、シフトポジションSPが非走行用ポジションのときには、走行用のパワーを出力する必要がないため、より点火時期を遅角することができることから、走行用ポジションのときに比して、膨張行程噴射暖機が選択されやすいようにしている。一方、シフトポジションSPが走行用ポジションのときには、点火遅角が小さく、迅速に点火時期を進角することができる圧縮行程噴射暖機が選択されやすいようにしている。エンジン12の冷却水の温度Twが低いときには、迅速に暖機を行なう必要から、膨張行程噴射暖機を選択し、冷却水の温度Twが高いときには、エミッションを良好に保つために、圧縮行程噴射暖機を選択していることになる。
以上説明した実施例のエンジン装置10では、シフトポジションSPが非走行用ポジションであるときには、エンジン12の冷却水の温度Twが第1閾値Twref1未満のときに膨張行程噴射暖機を選択し、冷却水の温度Twが第1閾値Twref1以上であるときに圧縮行程噴射暖機を選択する。シフトポジションSPが非走行用ポジションではないとき(走行用ポジションであるとき)には、エンジン12の冷却水の温度Twが第1閾値Twref1より温度の低い第2閾値Twref2未満のときに膨張行程噴射暖機を選択し、冷却水の温度Twが第2閾値Twref2以上であるときに圧縮行程噴射暖機を選択する。即ち、シフトポジションSPが非走行用ポジションのときには、走行用のパワーを出力する必要がないため、より点火時期を遅角することができることから、走行用ポジションのときに比して、膨張行程噴射暖機が選択されやすいようにする。一方、シフトポジションSPが走行用ポジションのときには、点火遅角が小さく、迅速に点火時期を進角することができる圧縮行程噴射暖機が選択されやすいようにする。エンジン12の冷却水の温度Twが低いときには、迅速に暖機を行なう必要から、膨張行程噴射暖機が選択されやすいようにし、冷却水の温度Twが高いときには、エミッションを良好に保つために、圧縮行程噴射暖機が選択されやすいようにするのである。これにより、浄化装置34を暖機する際に圧縮行程噴射暖機を実行するか膨張行程噴射暖機を実行するかの選択をより適正に行なうことができる。
実施例の実施例のエンジン装置10では、エンジン12の冷却水の温度TwとシフトポジションSPとに基づいて圧縮行程噴射暖機を実行するか膨張行程噴射暖機を実行するかの選択を行なった。しかし、エンジン12の冷却水の温度Twだけに基づいて圧縮行程噴射暖機を実行するか膨張行程噴射暖機を実行するかの選択を行なってもよい。例えば、エンジン12の冷却水の温度Twが閾値Twref未満のときに膨張行程噴射暖機を選択し、冷却水の温度Twが閾値Twref以上であるときに圧縮行程噴射暖機を選択するものとしてもよい。また、シフトポジションSPだけに基づいて圧縮行程噴射暖機を実行するか膨張行程噴射暖機を実行するかの選択を行なってもよい。例えば、シフトポジションSPが非走行用ポジションであるときに膨張行程噴射暖機を選択し、シフトポジションSPが非走行用ポジションではないとき(走行用ポジションであるとき)に圧縮行程噴射暖機を選択するものとしてもよい。また、エンジン12の冷却水の温度Twに他のパラメータを考慮して圧縮行程噴射暖機を実行するか膨張行程噴射暖機を実行するかの選択を行なってもよいし、シフトポジションSPに他のパラメータを考慮して圧縮行程噴射暖機を実行するか膨張行程噴射暖機を実行するかの選択を行なってもよい。さらに、エンジン12の冷却水の温度TwとシフトポジションSPに他のパラメータを考慮して圧縮行程噴射暖機を実行するか膨張行程噴射暖機を実行するかの選択を行なってもよい。
実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係について説明する。実施例では、エンジン12が「エンジン」に相当し、浄化装置34が「浄化装置」に相当し、ECU70が「制御装置」に相当する。
なお、実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係は、実施例が課題を解決するための手段の欄に記載した発明を実施するための形態を具体的に説明するための一例であることから、課題を解決するための手段の欄に記載した発明の要素を限定するものではない。即ち、課題を解決するための手段の欄に記載した発明についての解釈はその欄の記載に基づいて行なわれるべきものであり、実施例は課題を解決するための手段の欄に記載した発明の具体的な一例に過ぎないものである。
以上、本発明を実施するための形態について実施例を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論である。
本発明は、エンジン装置の製造産業などに利用可能である。
10 エンジン装置、12 エンジン、16 クランクシャフト、22 エアクリーナ、24 スロットルバルブ、25 吸気管、26 筒内噴射弁、34b 温度センサ、28 吸気バルブ、29 燃焼室、30 点火プラグ、31 排気バルブ、32 ピストン、33 排気管、34 浄化装置、34a 浄化触媒、35a 空燃比センサ、35b 酸素センサ、36 スロットルモータ、38 イグニッションコイル、40 クランクポジションセンサ、42 水温センサ、44 カムポジションセンサ、46 スロットルバルブポジションセンサ、48 エアフローメータ、49 温度センサ、58 吸気圧センサ、59 ノックセンサ、70 電子制御ユニット。

Claims (1)

  1. 燃焼室に燃料を噴霧する筒内噴射弁と前記筒内噴射弁から噴霧される燃料に点火可能な点火プラグとを有するエンジンと、
    前記エンジンの排気を浄化する浄化触媒を有する浄化装置と、
    前記筒内噴射弁による複数回の燃料噴射と前記点火プラグによる点火とを制御する制御装置と、
    を備える車載用のエンジン装置であって、
    前記制御装置は、
    前記浄化装置の暖機として、前記筒内噴射弁からの最後の燃料噴射を圧縮行程で行なうと共に前記圧縮行程の次の膨張行程で前記点火プラグにより点火する圧縮行程噴射暖機と、前記筒内噴射弁からの最後の燃料噴射を膨張行程で行なうと共に前記膨張行程における燃料噴射に同期して前記点火プラグにより点火する膨張行程噴射暖機とを切り替えて実行する際に、
    前記エンジンの始動時の水温とシフトポジションとのうち少なくとも一方に基づいて前記圧縮行程噴射暖機を実行するか前記膨張行程噴射暖機を実行するかを決定する、
    ことを特徴とするエンジン装置。
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