JP2022007307A - 情報処理システム、データ処理装置、制御方法、及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】従来の技術では、モバイル端末から画像形成装置へ送信したジョブ設定に対し、画像形成装置で非対応の設定項目をユーザーが把握できないため、ユーザーにとって操作性に課題があった。【解決手段】本発明のデータ処理装置は、画像形成装置へ送信したジョブ設定情報に画像形成装置で非対応の設定が含まれる場合、ジョブ設定エラー情報を画像形成装置から受信し、ジョブ設定変更画面において変更されたジョブ設定に基づきジョブ設定変更を行う。【選択図】図6
Description
本発明は、情報処理システム、データ処理装置、制御方法、及びプログラムに関する。
近年、スマートフォンと呼ばれる高性能なモバイル端末の普及と共に、モバイル端末のアプリケーション機能としてスキャン機能、プリント機能等が提供されている。例えば、プリント機能を実行すると、LAN上の画像形成装置を探索し、ユーザーの選択したファイルと各種プリント設定情報(例えば、カラーや給紙トレイ、印刷部数の情報)を付加してプリントジョブが生成される。そして、生成されたプリントジョブを探索したプリンタ機能を有する画像形成装置に送信することで、プリントに必要な一連の処理をモバイル端末から指示することができる。このとき、モバイル端末と画像形成装置のネットワーク通信は、例えば、TCP/IP、NFC、BlueTooth(登録商標)等の通信プロトコルに従って確立されるものであり、公知の技術で実現することができる。
また、モバイル端末のアプリケーション機能として、上述したようなプリント機能に加えて、従来の画像形成装置が備える、スキャン機能、コピー機能、ネットワーク機能、FAX送受信といった様々な機能実行することも可能である。
特許文献1では、画像形成装置がモバイル端末から受信したジョブ設定情報で指定される機能を備えているか否かを判断し、指定された機能を持たない場合には、画像形成装置にて実行可能な設定に変更する、または実行を中止する技術が開示されている。
特許文献1では、画像形成装置がモバイル端末から受信したジョブ設定情報で指定される機能を備えているか否かを判断し、指定された機能を持たない場合には、画像形成装置にて実行可能な設定に変更する、または実行を中止する技術が開示されている。
上述の特許文献1に記載の技術では、モバイル端末から送信されるジョブ設定に対し、画像形成装置で非対応の設定項目がある場合に、ユーザーに対し画像形成装置でジョブを実行できない旨を通知する。その結果、ユーザーはジョブ設定の変更等を行うことが可能となる。しかしながら、特許文献1に記載の技術では、モバイル端末を操作するユーザーは、どの設定項目が画像形成装置で非対応の設定項目であるのか把握できない。そのため、設定を変更してジョブを再実行しても再びエラーになる可能性があり、ユーザーにとって操作性に課題がある。
そこで、本発明では、モバイル端末などのデータ処理装置上から画像形成装置に非対応の設定を含むジョブの指示を行う場合でもユーザーの操作性を損なうことがないシステムを提供することを目的とする。
本発明は、互いに通信可能な画像形成装置とデータ処理装置とを含む情報処理システムであって、前記データ処理装置は、表示部に画面を表示する表示手段と、前記画像形成装置が実行するジョブの設定を行う設定手段と、前記ジョブの実行を前記画像形成装置に指示する指示手段と、を有し、記画像形成装置は、前記指示手段の指示に基づくジョブを受信する受信手段と、前記受信手段で受信したジョブに含まれる設定情報の中に前記画像形成装置が実行できない設定が含まれるか否か判断する判断手段と、を有し、前記判断手段で実行できない設定が含まれると判断されると、当該実行できない設定が前記画像形成装置から前記データ処理装置に通知され、前記表示手段は当該実行できない設定を示す情報を表示することを特徴とする。
本発明によれば、データ処理装置から画像形成装置に対し、画像形成装置で非対応の機能設定を有するジョブの実行が指示された場合でも、ユーザーの操作性を損なわない。
以下に、図面を参照して、本発明を実施するための実施例について説明する。
ただし、以下に説明する実施例はあくまで例示であり、本発明の範囲をそれらに限定する趣旨のものではない。また、以下の実施例で説明されている特徴の組み合わせのすべてが本発明の解決手段に必須のものとは限らない。
ただし、以下に説明する実施例はあくまで例示であり、本発明の範囲をそれらに限定する趣旨のものではない。また、以下の実施例で説明されている特徴の組み合わせのすべてが本発明の解決手段に必須のものとは限らない。
図1は、本実施例の情報処理システムの例であるデータ処理システム100の構成例を示すブロック図である。
データ処理システム100は、データ処理装置101、無線LANターミナル102、画像形成装置104、及びクラウドサーバー105の各装置で構成され、前記の各装置は、ネットワーク103を介して接続される。なお、データ処理システム100では、各装置を複数台でネットワーク接続する構成とすることも可能である。
データ処理システム100は、データ処理装置101、無線LANターミナル102、画像形成装置104、及びクラウドサーバー105の各装置で構成され、前記の各装置は、ネットワーク103を介して接続される。なお、データ処理システム100では、各装置を複数台でネットワーク接続する構成とすることも可能である。
データ処理装置101は、例えば、スマートフォン等のモバイル端末からなり、小型端末用のオペレーティングシステム、通話、データ通信等を制御するプログラムが動いていても構わない。また、データ処理装置101は、音声制御、位置検出制御、携帯電話データ通信等を備えないパーソナルコンピュータであっても構わない。データ処理装置101は、無線LANターミナル102によりネットワーク103に接続されることで、画像形成装置104と接続可能とされている。
無線LANターミナル102は、一般的なネットワーク・ルーター機能を有する無線LANの親機であって、家庭内や事務所内においてWi-Fiを通じた無線LANを提供する。
画像形成装置104は、プリンタ機能、コピー機能、スキャナ機能、ファクス送信機能等の各種ジョブ実行機能を備えるデジタル複合機である。ユーザーは、データ処理装置101を操作することで、画像形成装置104に対しジョブ実行を指示し、画像形成装置104の各種機能を実行することができる。
画像形成装置104は、プリンタ機能、コピー機能、スキャナ機能、ファクス送信機能等の各種ジョブ実行機能を備えるデジタル複合機である。ユーザーは、データ処理装置101を操作することで、画像形成装置104に対しジョブ実行を指示し、画像形成装置104の各種機能を実行することができる。
クラウドサーバー105は、ネットワーク103を介して、データ処理装置101や画像形成装置104で利用されるデータ管理や、各種機能の拡張処理等を行う。なお、本実施例では、画像形成装置104やクラウドサーバー105は、ネットワーク103と有線接続する形態となっているが、データ処理装置101と同様に、無線LANターミナル102を利用して無線接続してもよい。
さらに、データ処理装置101及び画像形成装置104は、NFC(Near Field Communication)やBLE(Bluetooth Low Energy)等の無線信号を介して近距離無線通信が可能である。画像形成装置104は、無線LAN接続するための情報(IPアドレスやMACアドレス等)を後述するNFC通信部やBLE通信部に有し、データ処理装置101から近距離無線通信により接続情報を取得する。そして、取得した接続情報に基づいて、データ処理装置101と画像形成装置104との通信が開始する。そして、例えば、装置間でNFCやBLEの近距離無線通信で取得した接続情報からWi-Fi等の無線LAN通信に切り替える(これを「ハンドオーバー」という)ことで、データ処理装置101と画像形成装置104との無線LAN通信が確立される。
図2は、本実施例に係るデータ処理装置101のハードウェア構成例を示すブロック図である。
データ処理装置101は、コントローラユニット201を備える。コントローラユニット201は、NFC通信部210、BLE通信部211及び無線LAN通信部212の各種通信部や、マイク・スピーカ213、ディスプレイ214及びタッチパネル215の各種UI部を制御する。コントローラユニット201は、CPU202、ROM203、RAM204、ネットワークI/F205、音声制御部206、表示制御部207、入力制御部208及び記憶装置209を備え、それらはシステムバス216で接続される。
データ処理装置101は、コントローラユニット201を備える。コントローラユニット201は、NFC通信部210、BLE通信部211及び無線LAN通信部212の各種通信部や、マイク・スピーカ213、ディスプレイ214及びタッチパネル215の各種UI部を制御する。コントローラユニット201は、CPU202、ROM203、RAM204、ネットワークI/F205、音声制御部206、表示制御部207、入力制御部208及び記憶装置209を備え、それらはシステムバス216で接続される。
CPU202は、データ処理装置101のシステム全体を制御する。
ROM203は、データ処理装置101のオペレーティングシステム、及び、通話、データ通信を制御するアプリケーション等の各種プログラムを記憶しており、各種プログラムはCPU202により実行される。
RAM204は、CPU202が各種プログラムを実行するためのメモリであり、また、アプリケーションがプログラムを実行するワークメモリエリアである。
記憶装置209は、不揮発性の記憶装置であり、データ処理装置101の再起動後も保持しておく必要のある各種動作モード設定や、稼働ログ等を記録する。特に、本実施例では、記憶装置209は、画像形成装置104で実行されるジョブ設定管理のために、画像形成装置104と送受信するジョブ設定情報を記憶する。
ROM203は、データ処理装置101のオペレーティングシステム、及び、通話、データ通信を制御するアプリケーション等の各種プログラムを記憶しており、各種プログラムはCPU202により実行される。
RAM204は、CPU202が各種プログラムを実行するためのメモリであり、また、アプリケーションがプログラムを実行するワークメモリエリアである。
記憶装置209は、不揮発性の記憶装置であり、データ処理装置101の再起動後も保持しておく必要のある各種動作モード設定や、稼働ログ等を記録する。特に、本実施例では、記憶装置209は、画像形成装置104で実行されるジョブ設定管理のために、画像形成装置104と送受信するジョブ設定情報を記憶する。
ネットワークI/F205は、NFC通信部210、BLE通信部211及び無線LAN通信部212と接続され、画像形成装置104やクラウドサーバー105との各種無線通信制御を行う。
音声制御部206は、マイク・スピーカ213を介した音声データの入出力制御を行う。表示制御部207は、ディスプレイ214に表示される画像データの出力制御を行う。入力制御部208は、ユーザーがボタンやタッチパネル215を介して指示した情報の入力制御を行う。音声制御部206、表示制御部207、入力制御部208を利用して、データ処理装置101で実行される各種アプリケーションがユーザーに提供される。
音声制御部206は、マイク・スピーカ213を介した音声データの入出力制御を行う。表示制御部207は、ディスプレイ214に表示される画像データの出力制御を行う。入力制御部208は、ユーザーがボタンやタッチパネル215を介して指示した情報の入力制御を行う。音声制御部206、表示制御部207、入力制御部208を利用して、データ処理装置101で実行される各種アプリケーションがユーザーに提供される。
図3は、本実施例に係る画像形成装置104のハードウェア構成例を示すブロック図である。
画像形成装置104は、コントローラユニット301を備える。コントローラユニット301は、NFC通信部310、BLE通信部311及び無線LAN通信部312の各種通信部や、操作部307、スキャナ313及びプリンタ314を制御する。
ユーザーがコピー機能を利用する場合、コントローラユニット301は、スキャナ313を制御して原稿の画像データを取得し、プリンタ314を制御して画像を用紙に印刷し出力する。また、ユーザーがスキャン機能を利用する場合、コントローラユニット301は、スキャナ313を制御して原稿の画像データを取得してコードデータに変換し、ネットワーク103を介してデータ処理装置101やクラウドサーバー105等へ送信する。また、ユーザーがプリント機能を利用する場合、コントローラユニット301は、データ処理装置101やクラウドサーバー105からネットワーク103を介して画像データ(コードデータ)を受信する。そして、コントローラユニット301は、受信した印刷データを画像データに変換し、プリンタ314に送信する。プリンタ314は、受信した画像データに基づき、画像を用紙に印刷して出力する。また、画像形成装置104は、ISDN等を介してデータを受信してプリントするFAX受信機能や、ISDN等へスキャンしたデータを送信するFAX送信機能も有する。これら各機能における処理の実行指示をジョブと呼び、画像形成装置104は各機能に対応するジョブに従って所定の処理を実行する。
画像形成装置104は、コントローラユニット301を備える。コントローラユニット301は、NFC通信部310、BLE通信部311及び無線LAN通信部312の各種通信部や、操作部307、スキャナ313及びプリンタ314を制御する。
ユーザーがコピー機能を利用する場合、コントローラユニット301は、スキャナ313を制御して原稿の画像データを取得し、プリンタ314を制御して画像を用紙に印刷し出力する。また、ユーザーがスキャン機能を利用する場合、コントローラユニット301は、スキャナ313を制御して原稿の画像データを取得してコードデータに変換し、ネットワーク103を介してデータ処理装置101やクラウドサーバー105等へ送信する。また、ユーザーがプリント機能を利用する場合、コントローラユニット301は、データ処理装置101やクラウドサーバー105からネットワーク103を介して画像データ(コードデータ)を受信する。そして、コントローラユニット301は、受信した印刷データを画像データに変換し、プリンタ314に送信する。プリンタ314は、受信した画像データに基づき、画像を用紙に印刷して出力する。また、画像形成装置104は、ISDN等を介してデータを受信してプリントするFAX受信機能や、ISDN等へスキャンしたデータを送信するFAX送信機能も有する。これら各機能における処理の実行指示をジョブと呼び、画像形成装置104は各機能に対応するジョブに従って所定の処理を実行する。
コントローラユニット301は、CPU302、RAM303、ROM304、HDD305、操作部I/F306、ネットワークI/F308及びデバイスI/F309を備え、それらはシステムバス316で接続される。
CPU302は、画像形成装置104のシステム全体を制御する。
RAM303は、CPU302が動作するためのシステムワークメモリであり、画像データや設定データを一時記憶するための画像メモリである。また、RAM303は、オペレーティングシステム、システムソフトウェア、アプリケーションソフトウェア等のプログラムやデータも記憶する。また、スキャナ313で読み取られたスキャン画像データを格納したり、データ処理装置101からネットワーク103を介して受信したプリント画像データを格納したりする。
ROM304は、システムのブートプログラム等を格納している。
ハードディスクドライブ(HDD)305は、オペレーティングシステム、システムソフトウェア、アプリケーションソフトウェア、画像データ、設定データ等を格納する。
CPU302は、画像形成装置104のシステム全体を制御する。
RAM303は、CPU302が動作するためのシステムワークメモリであり、画像データや設定データを一時記憶するための画像メモリである。また、RAM303は、オペレーティングシステム、システムソフトウェア、アプリケーションソフトウェア等のプログラムやデータも記憶する。また、スキャナ313で読み取られたスキャン画像データを格納したり、データ処理装置101からネットワーク103を介して受信したプリント画像データを格納したりする。
ROM304は、システムのブートプログラム等を格納している。
ハードディスクドライブ(HDD)305は、オペレーティングシステム、システムソフトウェア、アプリケーションソフトウェア、画像データ、設定データ等を格納する。
操作部I/F306は、操作部307とのインターフェース部であり、操作部307に表示する情報を操作部307に対して出力する。また、操作部307からユーザーが入力した情報を受け付ける。
ネットワークI/F308は、NFC通信部310、BLE通信部311及び無線LAN通信部312と接続され、データ処理装置101やクラウドサーバー105との各種無線通信制御を行う。
無線LAN通信部312は、ネットワーク103を介してデータ処理装置101と無線LANを形成する。また、NFC通信部310、BLE通信部311は、無線信号を介してデータ処理装置101と近距離無線通信を形成する。画像形成装置104は、ネットワークI/F308を介して、データ処理装置101とジョブ設定情報や画像データを送受信し、画像形成装置104の各種機能の実行コマンドを受けてジョブを実行する。
デバイスI/F309は、画像データの読み取りを実行するスキャナ313や画像データの印刷を実行するプリンタ314と、コントローラユニット301とを接続し、画像データの入出力を行う。
ネットワークI/F308は、NFC通信部310、BLE通信部311及び無線LAN通信部312と接続され、データ処理装置101やクラウドサーバー105との各種無線通信制御を行う。
無線LAN通信部312は、ネットワーク103を介してデータ処理装置101と無線LANを形成する。また、NFC通信部310、BLE通信部311は、無線信号を介してデータ処理装置101と近距離無線通信を形成する。画像形成装置104は、ネットワークI/F308を介して、データ処理装置101とジョブ設定情報や画像データを送受信し、画像形成装置104の各種機能の実行コマンドを受けてジョブを実行する。
デバイスI/F309は、画像データの読み取りを実行するスキャナ313や画像データの印刷を実行するプリンタ314と、コントローラユニット301とを接続し、画像データの入出力を行う。
図4は、本実施例に係るデータ処理装置101のソフトウェア構成例を示すブロック図である。
アプリケーション401は、データ処理装置101のCPU202が実行するソフトウェアであり、RAM204に格納されている。
ユーザインタフェース(UI)制御部402は、ユーザーがタッチパネル215で入力したジョブ設定情報を受け付け、入力制御部208を介して、ジョブ設定管理部406に送信する。また、UI制御部402は、ジョブ設定管理部406やジョブ制御部407からの応答を受信し、表示制御部207を介して、ディスプレイ214に出力する。さらに、UI制御部402は、ユーザーがタッチパネル215で入力した認証情報を受け付け、入力制御部208を介して、認証設定管理部403に送信する。
認証設定管理部403は、UI制御部402から受信したユーザー情報に基づいて認証情報をネットワーク制御部405に送信する。認証情報は、ネットワーク103を介して、後述する画像形成装置104における認証処理で使用される。
アプリケーション401は、データ処理装置101のCPU202が実行するソフトウェアであり、RAM204に格納されている。
ユーザインタフェース(UI)制御部402は、ユーザーがタッチパネル215で入力したジョブ設定情報を受け付け、入力制御部208を介して、ジョブ設定管理部406に送信する。また、UI制御部402は、ジョブ設定管理部406やジョブ制御部407からの応答を受信し、表示制御部207を介して、ディスプレイ214に出力する。さらに、UI制御部402は、ユーザーがタッチパネル215で入力した認証情報を受け付け、入力制御部208を介して、認証設定管理部403に送信する。
認証設定管理部403は、UI制御部402から受信したユーザー情報に基づいて認証情報をネットワーク制御部405に送信する。認証情報は、ネットワーク103を介して、後述する画像形成装置104における認証処理で使用される。
デバイス接続部404は、データ処理装置101と、画像形成装置104のNFCやBLEの近距離無線通信とネットワーク103を介した無線LAN通信を確立する。例えば、NFCの場合、ユーザーがデータ処理装置101のNFC通信部210と画像形成装置104のNFC通信部310を近づけ、接触させることで、近距離無線通信が開始する。また、BLEの場合、ユーザーがデータ処理装置101のBLE通信部211と画像形成装置104のBLE通信部311の距離を近づけ、デバイス接続部404がBLEの強度が一定の強度以上となる距離内にあると判断することで、近距離無線通信が開始する。このように、ユーザーがデータ処理装置101と画像形成装置104のNFCやBLEの通信部を近づける(これを「タッチ操作」と呼ぶ)ことで、デバイス接続部404は、画像形成装置104の機器情報を取得する。そして、デバイス接続部404は、取得した機器情報からネットワーク103を介した画像形成装置104との無線LAN接続を開始する。
ネットワーク制御部405は、画像形成装置104に対してジョブ設定情報、ジョブ実行指示コマンド、画像データ、ユーザー認証情報等を、ネットワーク103を介して送信する。さらに、ネットワーク制御部405は、画像形成装置104で生成されるジョブ実行指示に対する応答や画像形成装置104におけるジョブ設定エラー情報を、ネットワーク103を介して受信する。
ジョブ設定管理部406は、データ処理装置101でジョブ設定画面を構成するための各種機能に対するジョブ設定情報リストをRAM204や記憶装置209に格納し、管理する。ジョブ設定情報リストは、各種機能における複数の設定項目とそれらの項目に対する複数の設定レンジを持つ。UI制御部402はジョブ設定情報リストに基づいて、ディスプレイ214に出力するジョブ設定画面を生成する。データ処理装置101におけるジョブ設定情報リストの詳細は、図8で後述する。
また、ジョブ設定管理部406は、ネットワーク制御部405により画像形成装置104から受信したジョブ設定エラー情報をRAM204や記憶装置209に格納し、管理する。ジョブ設定エラー情報は、データ処理装置101が画像形成装置104へ送信したジョブ設定情報に対し、画像形成装置104で非対応の設定項目とその設定項目に対して画像形成装置104で対応の設定レンジを持つ。ジョブ設定情報及びジョブ設定エラー情報の詳細は、図9で後述する。
さらに、ジョブ設定管理部406は、ジョブ設定情報をユーザーがよく使う設定である「お気に入り」として管理する。また、ジョブ設定管理部406は、アプリケーション401のインストール時にRAM204や記憶装置209に格納されたカスタムのジョブ設定情報を「プリセット」として管理する。
また、ジョブ設定管理部406は、ネットワーク制御部405により画像形成装置104から受信したジョブ設定エラー情報をRAM204や記憶装置209に格納し、管理する。ジョブ設定エラー情報は、データ処理装置101が画像形成装置104へ送信したジョブ設定情報に対し、画像形成装置104で非対応の設定項目とその設定項目に対して画像形成装置104で対応の設定レンジを持つ。ジョブ設定情報及びジョブ設定エラー情報の詳細は、図9で後述する。
さらに、ジョブ設定管理部406は、ジョブ設定情報をユーザーがよく使う設定である「お気に入り」として管理する。また、ジョブ設定管理部406は、アプリケーション401のインストール時にRAM204や記憶装置209に格納されたカスタムのジョブ設定情報を「プリセット」として管理する。
ジョブ制御部407は、ジョブ設定管理部406で管理されるジョブ設定情報からジョブ実行指示情報を生成し、ネットワーク103を介して画像形成装置104に対するジョブ実行要求を送信する。そして、ジョブ制御部407は、ネットワーク103を介して画像形成装置104から、送信したジョブ実行要求に対するジョブ受付結果を受信する。ジョブ受付結果においてジョブ設定がエラーを示す結果を受信した場合、さらに、ジョブ制御部407は、画像形成装置104へジョブ設定エラー情報要求を送信し、画像形成装置104からジョブ設定エラー情報を受信する。
さらに、ジョブ制御部407は、ジョブ実行状況や、スキャナ313やプリンタ314のデバイスの動作状態を、ネットワーク103を介して画像形成装置104から取得し、UI制御部402に送信する。
さらに、ジョブ制御部407は、ジョブ実行状況や、スキャナ313やプリンタ314のデバイスの動作状態を、ネットワーク103を介して画像形成装置104から取得し、UI制御部402に送信する。
図5は、本実施例に係る画像形成装置104のソフトウェア構成例を示すブロック図である。
アプリケーション501は、画像形成装置104のCPU302が実行するソフトウェアであり、RAM303に格納されている。
ユーザインタフェース(UI)制御部502は、ユーザーが操作部307で入力したジョブ設定情報を受け付け、ジョブ設定管理部506に送信する。また、UI制御部502は、ジョブ設定管理部506やジョブ制御部507からの応答を受信し、操作部307に出力する。
認証部503は、データ処理装置101から受信した認証情報に基づいてユーザー認証処理を行い、その結果を返す。
アプリケーション501は、画像形成装置104のCPU302が実行するソフトウェアであり、RAM303に格納されている。
ユーザインタフェース(UI)制御部502は、ユーザーが操作部307で入力したジョブ設定情報を受け付け、ジョブ設定管理部506に送信する。また、UI制御部502は、ジョブ設定管理部506やジョブ制御部507からの応答を受信し、操作部307に出力する。
認証部503は、データ処理装置101から受信した認証情報に基づいてユーザー認証処理を行い、その結果を返す。
デバイス接続部504は、データ処理装置101と画像形成装置104の近距離無線通信でハンドオーバーし、ネットワーク103を介した無線LAN通信を確立する。
ネットワーク制御部505は、データ処理装置101からジョブ設定情報、ジョブ実行指示コマンド、画像データ、ユーザー認証情報等を、ネットワーク103を介して受信する。さらに、ネットワーク制御部505は、データ処理装置101から受信するジョブ実行指示に対する応答やジョブ設定エラー情報を、ネットワーク103を介して送信する。
ネットワーク制御部505は、データ処理装置101からジョブ設定情報、ジョブ実行指示コマンド、画像データ、ユーザー認証情報等を、ネットワーク103を介して受信する。さらに、ネットワーク制御部505は、データ処理装置101から受信するジョブ実行指示に対する応答やジョブ設定エラー情報を、ネットワーク103を介して送信する。
ジョブ設定管理部506は、画像形成装置104で実行可能な各種機能に対するジョブ設定情報リストをRAM204や記憶装置209に格納し、管理する。ジョブ設定情報リストは、各種機能に対する複数の設定項目とそれらの設定項目に対する複数の設定レンジを持ち、画像形成装置104のハードウェア構成及びソフトウェア構成によりその内容は異なる。画像形成装置104におけるジョブ設定情報リストの詳細は、図8で後述する。
ジョブ制御部507は、ネットワーク制御部505を介してデータ処理装置101から受信したジョブ実行指示について、ジョブ設定管理部506が管理するジョブ設定情報リストを参照し、受信したジョブが実行可能か否かを判断する。ここで、ジョブ実行指示に含まれるジョブ設定情報に画像形成装置104で非対応の設定項目が含まれる場合、ジョブ制御部507は、ジョブ設定エラー情報を生成する。ジョブ制御部507は、ネットワーク制御部505を介して、データ処理装置101へジョブ実行指示に対する応答と、生成されたジョブ設定エラー情報を送信する。
また、ジョブ制御部507は、ネットワーク103を介してデータ処理装置101から受信したジョブが実行可能と判断された場合、受信したジョブ設定情報に応じた各種ジョブを実行する。すなわち、ジョブ制御部507は、データ処理装置101から受信したジョブ設定情報に基づいて、スキャン処理部511、コピー処理部512、プリント処理部513及びファクス処理部514の各処理部を制御することで、各種ジョブを実行する。
また、ジョブ制御部507は、ジョブ実行状況や、スキャナ313やプリンタ314のデバイスの動作状態を、ネットワーク103を介してデータ処理装置101へ送信する。
また、ジョブ制御部507は、ネットワーク103を介してデータ処理装置101から受信したジョブが実行可能と判断された場合、受信したジョブ設定情報に応じた各種ジョブを実行する。すなわち、ジョブ制御部507は、データ処理装置101から受信したジョブ設定情報に基づいて、スキャン処理部511、コピー処理部512、プリント処理部513及びファクス処理部514の各処理部を制御することで、各種ジョブを実行する。
また、ジョブ制御部507は、ジョブ実行状況や、スキャナ313やプリンタ314のデバイスの動作状態を、ネットワーク103を介してデータ処理装置101へ送信する。
図6は、本実施例に係るデータ処理装置101及び画像形成装置104におけるジョブ実行処理の全体を示すフローチャートである。
図6のステップS601~S612は、データ処理装置101が備えるRAM204に格納されたアプリケーション401に従って、CPU202により実行される処理である。また、図6のステップS613~S624は、画像形成装置104が備えるRAM303に格納されたアプリケーション501に従って、CPU302により実行される処理である。
図6のステップS601~S612は、データ処理装置101が備えるRAM204に格納されたアプリケーション401に従って、CPU202により実行される処理である。また、図6のステップS613~S624は、画像形成装置104が備えるRAM303に格納されたアプリケーション501に従って、CPU302により実行される処理である。
まず、データ処理装置101において実行されるステップS601~S612について説明する。
ステップS601にて、ジョブ設定管理部406は、UI制御部402にてユーザーが選択したジョブ設定情報を取得する。取得したジョブ設定情報は、データ処理装置101のディスプレイ214に表示される。
ステップS602にて、デバイス接続部404は、ディスプレイ214におけるユーザーのタッチ操作の検知を待機する。
ステップS601にて、ジョブ設定管理部406は、UI制御部402にてユーザーが選択したジョブ設定情報を取得する。取得したジョブ設定情報は、データ処理装置101のディスプレイ214に表示される。
ステップS602にて、デバイス接続部404は、ディスプレイ214におけるユーザーのタッチ操作の検知を待機する。
ユーザーのタッチ操作を検知すると、ステップS603にて、デバイス接続部404は、画像形成装置104との無線LAN通信によるデバイス接続処理を実行する。デバイス接続処理の詳細については、図7Aを用いて後述する。
ステップS604にて、認証設定管理部403は、ユーザーの認証情報を画像形成装置104へ送信し、画像形成装置104におけるユーザー認証処理の実行を指示する。ユーザー認証処理の詳細については、図7Bを用いて後述する。
ステップS604にて、認証設定管理部403は、ユーザーの認証情報を画像形成装置104へ送信し、画像形成装置104におけるユーザー認証処理の実行を指示する。ユーザー認証処理の詳細については、図7Bを用いて後述する。
ステップS605にて、ジョブ制御部407は、ネットワーク制御部405を介して画像形成装置104へ、ジョブ設定管理部406で取得したジョブ設定情報に基づくジョブ実行指示を送信する。
ステップS606にて、ジョブ制御部407は、ネットワーク制御部405を介して画像形成装置104からジョブ受付結果を受信する。
ステップS606にて、ジョブ制御部407は、ネットワーク制御部405を介して画像形成装置104からジョブ受付結果を受信する。
ステップS607にて、ジョブ制御部407は、受信したジョブ受付結果においてジョブ設定がOKの結果を示すか否かを判断する。
ジョブ受付結果がジョブ設定OKの結果を示す場合(ステップS607のYes)、フローを終了する。一方、ジョブ受付結果がジョブ設定エラーの結果を示す場合(ステップS607のNo)、ステップS608へ移行する。
ジョブ受付結果がジョブ設定OKの結果を示す場合(ステップS607のYes)、フローを終了する。一方、ジョブ受付結果がジョブ設定エラーの結果を示す場合(ステップS607のNo)、ステップS608へ移行する。
ステップS608にて、ジョブ制御部407は、ネットワーク制御部405を介して画像形成装置104へジョブ設定エラー情報要求を送信する。
ステップS609にて、ジョブ制御部407は、ネットワーク制御部405を介して画像形成装置104からジョブ設定エラー情報を受信する。そして、ジョブ設定管理部406は、ジョブ制御部407が受信したジョブ設定エラー情報をRAM204や記憶装置209に格納する。
ステップS610にて、UI制御部402は、格納されたジョブ設定エラー情報に基づいて、データ処理装置101のディスプレイ214にジョブ設定変更画面を表示する。
ステップS609にて、ジョブ制御部407は、ネットワーク制御部405を介して画像形成装置104からジョブ設定エラー情報を受信する。そして、ジョブ設定管理部406は、ジョブ制御部407が受信したジョブ設定エラー情報をRAM204や記憶装置209に格納する。
ステップS610にて、UI制御部402は、格納されたジョブ設定エラー情報に基づいて、データ処理装置101のディスプレイ214にジョブ設定変更画面を表示する。
ステップS611にて、UI制御部402は、ディスプレイ214に表示したジョブ設定変更画面にて、ユーザーによりジョブキャンセルが指定されたか否かを判断する。
ユーザーによりジョブキャンセルが指定された場合(ステップS611のYes)、フローを終了する。一方、ユーザーによりジョブキャンセルが指定されなかった場合(ステップS611のNo)、ステップS612へ移行する。
ユーザーによりジョブキャンセルが指定された場合(ステップS611のYes)、フローを終了する。一方、ユーザーによりジョブキャンセルが指定されなかった場合(ステップS611のNo)、ステップS612へ移行する。
ステップS612にて、UI制御部402は、ディスプレイ214に表示したジョブ設定変更画面でのユーザー操作から設定エラーとなる設定項目に対する設定変更を受け付ける。また、ジョブ設定管理部406は、変更されたジョブ設定情報をRAM204や記憶装置209に格納する。そして、UI制御部402は、ユーザーによるすべての設定エラーとなる設定項目に対する設定変更の完了を確認すると、ステップS605へ戻り、ジョブ実行処理を再開する。
次に、画像形成装置104において実行されるステップS613~S624について説明する。
ステップS613にて、デバイス接続部504は、データ処理装置101のディスプレイ214におけるユーザーのタッチ操作の検知を待機する。
ユーザーのタッチ操作を検知すると、ステップS614にて、デバイス接続部504は、データ処理装置101との無線LAN通信によるデバイス接続処理を実行する。デバイス接続処理の詳細については、図7Aを用いて後述する。
ステップS615にて、認証部503は、データ処理装置101から受信したユーザー情報に基づき、ユーザー認証処理を実行する。また、認証部503は、認証処理完了通知をデータ処理装置101へ送信する。ユーザー認証処理の詳細については、図7Bを用いて後述する。
ステップS613にて、デバイス接続部504は、データ処理装置101のディスプレイ214におけるユーザーのタッチ操作の検知を待機する。
ユーザーのタッチ操作を検知すると、ステップS614にて、デバイス接続部504は、データ処理装置101との無線LAN通信によるデバイス接続処理を実行する。デバイス接続処理の詳細については、図7Aを用いて後述する。
ステップS615にて、認証部503は、データ処理装置101から受信したユーザー情報に基づき、ユーザー認証処理を実行する。また、認証部503は、認証処理完了通知をデータ処理装置101へ送信する。ユーザー認証処理の詳細については、図7Bを用いて後述する。
ステップS616にて、ジョブ制御部507は、ネットワーク制御部505を介してデータ処理装置101からジョブ実行指示を受信する。
ステップS617にて、ジョブ制御部507は、データ処理装置101から受信したジョブ実行指示に含まれるジョブ設定情報を取得する。そして、ジョブ制御部507は、ジョブ設定管理部506が管理する画像形成装置104のジョブ設定情報リストを参照し、受信したジョブ設定情報を確認する。
ステップS617にて、ジョブ制御部507は、データ処理装置101から受信したジョブ実行指示に含まれるジョブ設定情報を取得する。そして、ジョブ制御部507は、ジョブ設定管理部506が管理する画像形成装置104のジョブ設定情報リストを参照し、受信したジョブ設定情報を確認する。
ステップS618にて、ジョブ制御部507は、受信したジョブ設定情報に画像形成装置104で非対応の設定が含まれるか否かを判定する。
受信したジョブ設定情報に画像形成装置104で非対応の設定が含まれない場合、すなわち、受信したジョブ設定による画像形成装置104のジョブが実行可能と判断した場合(ステップS618のYes)、ステップS623へ移行する。一方、受信したジョブ設定情報に画像形成装置104で非対応の設定が含まれる場合、すなわち、受信したジョブ設定による画像形成装置104のジョブが実行不可と判断した場合(ステップS618のNo)、ステップS619へ移行する。
受信したジョブ設定情報に画像形成装置104で非対応の設定が含まれない場合、すなわち、受信したジョブ設定による画像形成装置104のジョブが実行可能と判断した場合(ステップS618のYes)、ステップS623へ移行する。一方、受信したジョブ設定情報に画像形成装置104で非対応の設定が含まれる場合、すなわち、受信したジョブ設定による画像形成装置104のジョブが実行不可と判断した場合(ステップS618のNo)、ステップS619へ移行する。
ステップS619にて、ジョブ制御部507は、データ処理装置101から受信したジョブ設定情報とジョブ設定管理部506が管理する画像形成装置104のジョブ設定情報リストに基づいて、ジョブ設定エラー情報を生成する。そして、ジョブ設定管理部506は、ジョブ制御部507が生成したジョブ設定エラー情報をRAM204や記憶装置209に格納する。
ステップS620にて、ジョブ制御部507は、ネットワーク制御部505を介してデータ処理装置101へジョブ設定エラーの結果を示すジョブ受付結果を送信する。
ステップS620にて、ジョブ制御部507は、ネットワーク制御部505を介してデータ処理装置101へジョブ設定エラーの結果を示すジョブ受付結果を送信する。
ステップS621にて、ジョブ制御部507は、ネットワーク制御部505を介してデータ処理装置101からジョブ設定エラー情報要求を受信する。
ステップS622にて、ジョブ制御部507は、ジョブ設定管理部506が管理するジョブ設定エラー情報を、ネットワーク制御部505を介してデータ処理装置101へ送信し、フローを終了する。つまり画像形成装置104からデータ処理装置101に画像形成装置104が実行できない設定を示す情報が通知される。
ステップS622にて、ジョブ制御部507は、ジョブ設定管理部506が管理するジョブ設定エラー情報を、ネットワーク制御部505を介してデータ処理装置101へ送信し、フローを終了する。つまり画像形成装置104からデータ処理装置101に画像形成装置104が実行できない設定を示す情報が通知される。
ステップS623にて、ジョブ制御部507は、ネットワーク制御部505を介してデータ処理装置101へジョブ設定OKの結果を示すジョブ受付結果を送信する。
ステップS624にて、ジョブ制御部507は、受信したジョブ設定情報に基づくジョブを実行し、フローを終了する。
以上のフローチャートでは、S608でデータ処理装置101はジョブ設定エラー情報を送信することで、ジョブ設定エラー情報を画像形成装置104から受信しているが、この構成に限定されない。例えば、画像形成装置104はS620のジョブ受付結果送信の際にジョブ設定エラー情報を含めてデータ処理装置101に送信するようにしても良い。
ステップS624にて、ジョブ制御部507は、受信したジョブ設定情報に基づくジョブを実行し、フローを終了する。
以上のフローチャートでは、S608でデータ処理装置101はジョブ設定エラー情報を送信することで、ジョブ設定エラー情報を画像形成装置104から受信しているが、この構成に限定されない。例えば、画像形成装置104はS620のジョブ受付結果送信の際にジョブ設定エラー情報を含めてデータ処理装置101に送信するようにしても良い。
図7は、本実施例に係るデータ処理装置101及び画像形成装置104におけるジョブ実行の内部処理を示すフローチャートである。
まず、図7Aを用いて、本実施例に係るデータ処理装置101及び画像形成装置104におけるデバイス接続処理のフローチャートについて説明する。
図7AのステップS701~S703は、データ処理装置101におけるデバイス接続処理(図6のS602)の詳細な処理であり、データ処理装置101が備えるRAM204に格納されたアプリケーション401に従って、CPU202により実行される。また、図7AのステップS704~S706は、画像形成装置104におけるデバイス接続処理(図6のS614)の詳細な処理であり、画像形成装置104が備えるRAM303に格納されたアプリケーション501に従って、CPU302により実行される。
まず、図7Aを用いて、本実施例に係るデータ処理装置101及び画像形成装置104におけるデバイス接続処理のフローチャートについて説明する。
図7AのステップS701~S703は、データ処理装置101におけるデバイス接続処理(図6のS602)の詳細な処理であり、データ処理装置101が備えるRAM204に格納されたアプリケーション401に従って、CPU202により実行される。また、図7AのステップS704~S706は、画像形成装置104におけるデバイス接続処理(図6のS614)の詳細な処理であり、画像形成装置104が備えるRAM303に格納されたアプリケーション501に従って、CPU302により実行される。
まず、データ処理装置101において実行されるステップS701~S703について説明する。
ステップS701にて、デバイス接続部404は、画像形成装置104とのデバイス接続が完了済か否かを判断する。
画像形成装置104とのデバイス接続が完了済の場合(ステップS701のYes)、フローを終了する。一方、画像形成装置104とのデバイス接続が未完了の場合(ステップS701のNo)、ステップS702へ移行する。
ステップS701にて、デバイス接続部404は、画像形成装置104とのデバイス接続が完了済か否かを判断する。
画像形成装置104とのデバイス接続が完了済の場合(ステップS701のYes)、フローを終了する。一方、画像形成装置104とのデバイス接続が未完了の場合(ステップS701のNo)、ステップS702へ移行する。
ステップS702にて、デバイス接続部404は、画像形成装置104から送信されるIPアドレス等の接続情報を受信する。
ステップS703にて、デバイス接続部404は、画像形成装置104から受信した接続情報に基づき、無線LAN通信を確立することで、デバイス接続を開始する。
ステップS703にて、デバイス接続部404は、画像形成装置104から受信した接続情報に基づき、無線LAN通信を確立することで、デバイス接続を開始する。
次に、画像形成装置104において実行されるステップS704~S706について説明する。
ステップS704にて、デバイス接続部504は、データ処理装置101とのデバイス接続が完了済か否かを判断する。
データ処理装置101のデバイス接続が完了済の場合(ステップS704のYes)、フローを終了する。一方、データ処理装置101とのデバイス接続が未完了の場合(ステップS704のNo)、ステップS705へ移行する。
ステップS704にて、デバイス接続部504は、データ処理装置101とのデバイス接続が完了済か否かを判断する。
データ処理装置101のデバイス接続が完了済の場合(ステップS704のYes)、フローを終了する。一方、データ処理装置101とのデバイス接続が未完了の場合(ステップS704のNo)、ステップS705へ移行する。
ステップS705にて、デバイス接続部504は、画像形成装置104のNFC通信部310やBLE通信部311に格納された接続情報を、近距離無線通信を介してデータ処理装置101へ送信する。
ステップS706にて、デバイス接続部504は、データ処理装置101との無線LAN通信を確立することで、デバイス接続を開始する。
ステップS706にて、デバイス接続部504は、データ処理装置101との無線LAN通信を確立することで、デバイス接続を開始する。
次に、図7Bを用いて、本実施例に係るデータ処理装置101及び画像形成装置104におけるユーザー認証処理のフローチャートについて説明する。
図7BのステップS707~S709は、データ処理装置101におけるユーザー認証処理(図6のS604)の詳細な処理であり、データ処理装置101が備えるRAM204に格納されたアプリケーション401に従って、CPU202により実行される。また、図7BのステップS710~S712は、画像形成装置104におけるユーザー認証処理(図6のS615の詳細な処理であり、画像形成装置104が備えるRAM303に格納されたアプリケーション501に従って、CPU302により実行される。
図7BのステップS707~S709は、データ処理装置101におけるユーザー認証処理(図6のS604)の詳細な処理であり、データ処理装置101が備えるRAM204に格納されたアプリケーション401に従って、CPU202により実行される。また、図7BのステップS710~S712は、画像形成装置104におけるユーザー認証処理(図6のS615の詳細な処理であり、画像形成装置104が備えるRAM303に格納されたアプリケーション501に従って、CPU302により実行される。
まず、データ処理装置101において実行されるステップS707~S709について説明する。
ステップS707にて、認証設定管理部403は、画像形成装置104におけるユーザー認証が完了済か否かを判断する。
画像形成装置104におけるユーザー認証が完了済の場合(ステップS707のYes)、フローを終了する。一方、画像形成装置104におけるユーザー認証が未完了の場合(ステップS707のNo)、ステップS708へ移行する。
ステップS707にて、認証設定管理部403は、画像形成装置104におけるユーザー認証が完了済か否かを判断する。
画像形成装置104におけるユーザー認証が完了済の場合(ステップS707のYes)、フローを終了する。一方、画像形成装置104におけるユーザー認証が未完了の場合(ステップS707のNo)、ステップS708へ移行する。
ステップS708にて、認証設定管理部403は、ユーザーの認証情報を画像形成装置104へ送信する。
ステップS709にて、認証設定管理部403は、画像形成装置104からユーザー認証完了済を示すフラグを受信することで、認証完了と判断する。
ステップS709にて、認証設定管理部403は、画像形成装置104からユーザー認証完了済を示すフラグを受信することで、認証完了と判断する。
次に、画像形成装置104において実行されるステップS710~S712について説明する。
ステップS710にて、認証部503は、画像形成装置104におけるユーザー認証が完了済か否かを判断する。
画像形成装置104におけるユーザー認証が完了済の場合(ステップS710のYes)、フローを終了する。一方、画像形成装置104におけるユーザー認証が未完了の場合(ステップS710のNo)、ステップS711へ移行する。
ステップS710にて、認証部503は、画像形成装置104におけるユーザー認証が完了済か否かを判断する。
画像形成装置104におけるユーザー認証が完了済の場合(ステップS710のYes)、フローを終了する。一方、画像形成装置104におけるユーザー認証が未完了の場合(ステップS710のNo)、ステップS711へ移行する。
ステップS711にて、認証部503は、データ処理装置101から受信したユーザーの認証情報に基づき、ユーザー認証を実行する。
ステップS712にて、認証部503は、データ処理装置101に対して、ユーザー認証完了済を示すフラグを送信することで、認証完了通知を行う。
ステップS712にて、認証部503は、データ処理装置101に対して、ユーザー認証完了済を示すフラグを送信することで、認証完了通知を行う。
図8は、本実施例に係るジョブ設定情報リストの一例を示す図である。
図8(a)は、データ処理装置101のジョブ設定管理部406が管理するジョブ設定情報リストの例である。また、図8(b)は、画像形成装置104のジョブ設定管理部506が管理するジョブ設定情報リストの例である。
図8(a)は、データ処理装置101のジョブ設定管理部406が管理するジョブ設定情報リストの例である。また、図8(b)は、画像形成装置104のジョブ設定管理部506が管理するジョブ設定情報リストの例である。
図8(a)に示すジョブ設定情報リスト801は、データ処理装置101で設定可能なジョブ種類情報と、各種ジョブに対して設定可能な設定項目と設定レンジを示すパラメータリストと、から構成される。
例えば、ジョブ設定情報リスト801において、ジョブ種類が「コピー」である場合、コピージョブに対して設定可能な設定項目として、「カラー」、「用紙サイズ」、「部数」、「両面」、及び「ホチキス」等が用いられる。また、各種設定項目に対する設定レンジとして、カラー設定に対しては「白黒・カラー」、用紙サイズ設定に対しては「自動・A3・B4・A4・B5・A5」等が用いられる。
ジョブ設定情報リスト801は、データ処理システム100に接続される様々なハードウェア構成、ソフトウェア構成を有する画像形成装置に対して、データ処理装置101ごとに共通または固有のジョブ種類と設定項目を備えることができる。そのため、ユーザーは、データ処理装置101を用いて、データ処理システム100に接続されるあらゆる画像形成装置に対するジョブ実行指示が可能となる。
例えば、ジョブ設定情報リスト801において、ジョブ種類が「コピー」である場合、コピージョブに対して設定可能な設定項目として、「カラー」、「用紙サイズ」、「部数」、「両面」、及び「ホチキス」等が用いられる。また、各種設定項目に対する設定レンジとして、カラー設定に対しては「白黒・カラー」、用紙サイズ設定に対しては「自動・A3・B4・A4・B5・A5」等が用いられる。
ジョブ設定情報リスト801は、データ処理システム100に接続される様々なハードウェア構成、ソフトウェア構成を有する画像形成装置に対して、データ処理装置101ごとに共通または固有のジョブ種類と設定項目を備えることができる。そのため、ユーザーは、データ処理装置101を用いて、データ処理システム100に接続されるあらゆる画像形成装置に対するジョブ実行指示が可能となる。
図8(b)に示すジョブ設定情報リスト802は、画像形成装置104で実行可能なジョブ種類情報と、各種ジョブに対して設定可能な設定項目と設定レンジを示すパラメータリストと、から構成される。
例えば、画像形成装置104がA4サイズ以下の用紙に対する白黒印刷の機能を有する装置であるとする。この場合、コピージョブの各種設定項目に対する設定レンジとして、カラー設定に対しては「白黒」のみ、用紙サイズ設定に対しては「自動・A4・B5・A5」等が用いられる。また、例えば、画像形成装置104がFAX機能を備えていない装置である場合、FAXジョブの各種設定項目及び設定レンジは「なし」となる。
例えば、画像形成装置104がA4サイズ以下の用紙に対する白黒印刷の機能を有する装置であるとする。この場合、コピージョブの各種設定項目に対する設定レンジとして、カラー設定に対しては「白黒」のみ、用紙サイズ設定に対しては「自動・A4・B5・A5」等が用いられる。また、例えば、画像形成装置104がFAX機能を備えていない装置である場合、FAXジョブの各種設定項目及び設定レンジは「なし」となる。
図9は、本実施例に係るジョブ設定情報とジョブ設定エラー情報の一例を示す図である。ジョブ設定情報は、データ処理装置101が画像形成装置104へ送信する情報である。また、ジョブ設定エラー情報は、データ処理装置101が画像形成装置104から受信する情報である。
まず、図9(a)及び(b)を用いて、コピージョブに関するジョブ設定情報とジョブ設定エラー情報について説明する。
図9(a)に示すジョブ設定情報901は、ジョブ設定情報リスト801に基づいてデータ処理装置101において設定されるジョブ情報を示す。ジョブ設定情報901は、ID、ユーザー、ジョブ名、ジョブ種類及びジョブ種類に対しデータ処理装置101で設定した各種設定項目とそれらの設定項目に対する設定値を示すパラメータリストで構成される。
図9(a)の例では、ジョブ設定情報901は、「資料コピー」というデータ処理装置101に記憶される「お気に入り設定」に含まれる設定情報の一つである。ジョブ設定情報901では、コピージョブの各種設定項目は、「カラー:カラー」、「用紙サイズ:A3」、「部数:10」、「読み込み:片面読込」、「両面・片面印刷:両面印刷」、「ホチキス:針なしのホチキス止め」が設定されている。
図9(a)に示すジョブ設定情報901は、ジョブ設定情報リスト801に基づいてデータ処理装置101において設定されるジョブ情報を示す。ジョブ設定情報901は、ID、ユーザー、ジョブ名、ジョブ種類及びジョブ種類に対しデータ処理装置101で設定した各種設定項目とそれらの設定項目に対する設定値を示すパラメータリストで構成される。
図9(a)の例では、ジョブ設定情報901は、「資料コピー」というデータ処理装置101に記憶される「お気に入り設定」に含まれる設定情報の一つである。ジョブ設定情報901では、コピージョブの各種設定項目は、「カラー:カラー」、「用紙サイズ:A3」、「部数:10」、「読み込み:片面読込」、「両面・片面印刷:両面印刷」、「ホチキス:針なしのホチキス止め」が設定されている。
一方、図9(b)に示すジョブ設定エラー情報902は、データ処理装置101で設定されたジョブ設定情報901と画像形成装置104で管理されているジョブ設定情報リスト802に基づいて画像形成装置104において生成される。ジョブ設定エラー情報902は、画像形成装置104がデータ処理装置101から受信したジョブ設定情報901の中に自装置で処理できない項目が含まれる場合に生成される。ジョブ設定エラー情報902は、ID、ユーザー、ジョブ名、ジョブ種類及びジョブ種類に対する画像形成装置104で非対応の各種設定項目と、それらの項目に対し画像形成装置104で実行可能となる設定レンジを示すNGパラメータリストで構成される。つまりジョブ設定情報901に画像形成装置104が実行不可能な設定値が含まれる場合、当該設定値に対応する設定項目と当該設定項目において画像形成装置104で実行可能な設定値が抽出される。データ処理装置101はジョブ設定エラー情報902に基づいて、送信したジョブのどの設定項目が実行NGであるのか把握する。さらに当該設定項目において設定可能な設定値を取得することができる。
例えば、ジョブ設定エラー情報902のNGパラメータリストは、ジョブ設定情報901に含まれる設定値のうち、画像形成装置104で非対応の設定値に対応する設定項目「カラー」、「用紙サイズ」、「ホチキス」と、それらの設定項目において画像形成装置104で実行可能な設定値(設定レンジ)が含まれる。ここでは2パターンの設定可能レンジが示されている。設定項目「用紙サイズ」の設定が「自動」であるか「A4・B5・A5」であるかに応じて設定項目「ホチキス」で設定できる設定値が異なるためである。
図9(b)の例では、1つ目のNGパラメータリスト(上段)は、カラー設定として「白黒」、用紙サイズ設定として「自動」、ホチキス設定として「なし」の設定レンジを持つ。2つ目のNGパラメータリスト(下段)は、カラー設定として「白黒」、用紙サイズ設定として「A4・B5・A5」、ホチキス設定として「なし・コーナー・ダブル」の設定レンジを持つ。1つ目のNGパラメータリストは、用紙サイズ設定が「自動」の場合、画像形成装置104はホチキス設定の機能を備えていないことを示す。また、2つ目のNGパラメータリストは、用紙サイズがA4・B5・A5サイズであれば画像形成装置104はコーナー・タプルといったホチキス設定に対応していることを示す。
このように、用紙サイズ設定とホチキス設定等、2種類以上の設定項目の組み合わせにおいて画像形成装置104が非対応のものがある場合、ジョブ設定エラー情報として複数の実行可能な設定レンジの組み合わせを持つNGパラメータリストが生成される。
図9(b)の例では、1つ目のNGパラメータリスト(上段)は、カラー設定として「白黒」、用紙サイズ設定として「自動」、ホチキス設定として「なし」の設定レンジを持つ。2つ目のNGパラメータリスト(下段)は、カラー設定として「白黒」、用紙サイズ設定として「A4・B5・A5」、ホチキス設定として「なし・コーナー・ダブル」の設定レンジを持つ。1つ目のNGパラメータリストは、用紙サイズ設定が「自動」の場合、画像形成装置104はホチキス設定の機能を備えていないことを示す。また、2つ目のNGパラメータリストは、用紙サイズがA4・B5・A5サイズであれば画像形成装置104はコーナー・タプルといったホチキス設定に対応していることを示す。
このように、用紙サイズ設定とホチキス設定等、2種類以上の設定項目の組み合わせにおいて画像形成装置104が非対応のものがある場合、ジョブ設定エラー情報として複数の実行可能な設定レンジの組み合わせを持つNGパラメータリストが生成される。
次に、図9(c)及び(d)を用いて、FAXジョブに関するジョブ設定情報とジョブ設定エラー情報について説明する。
図9(c)に示すジョブ設定情報903は、データ処理装置101において登録された「資料FAX」という「お気に入り設定」に関するジョブ設定情報である。ジョブ設定情報903では、FAXの各種設定項目は、「番号:0123456789」、「ファイル形式:PDF」、「カラー:カラー」、「用紙サイズ:A4」、「読み込み:片面読込」、「両面・片面印刷:両面印刷」、「解像度:300dpi」が設定されている。
図9(c)に示すジョブ設定情報903は、データ処理装置101において登録された「資料FAX」という「お気に入り設定」に関するジョブ設定情報である。ジョブ設定情報903では、FAXの各種設定項目は、「番号:0123456789」、「ファイル形式:PDF」、「カラー:カラー」、「用紙サイズ:A4」、「読み込み:片面読込」、「両面・片面印刷:両面印刷」、「解像度:300dpi」が設定されている。
一方、図9(d)に示すジョブ設定エラー情報904には、画像形成装置104が機能として備えていない「FAX」のジョブ種類に対して、設定項目及び設定レンジ「なし」の情報が含まれる。このように、画像形成装置104においてジョブ種類自体が非対応の場合も、ジョブ設定エラー情報が生成される。
図10は、本実施例に係るジョブ実行に応じて遷移するデータ処理装置101の一連の画面の例(コピージョブの例)を示す図である。図10を用いて、画像形成装置104で非対応の機能設定を有するジョブ実行が指示された場合における、データ処理装置101において実行される一連のユーザーの操作について説明する。
図10A(1)は、メインメニュー画面である。メインメニュー画面1001では、予め登録済の各種ジョブ設定ボタン1001a~1001dが表示される。ユーザーがジョブ設定ボタン1001aを押下し、「資料コピー」のジョブを選択すると、図10A(2)の画面に遷移する。
図10A(2)は、ジョブ設定画面である。ジョブ設定画面1002では、ジョブ設定ボタン1001dで選択された「資料コピー」に対応するコピージョブの設定項目1002a~1002hが表示される。また、ジョブ設定画面1002では、ユーザーに対するデバイス接続及びジョブ実行の指示画面1002jが表示される。設定項目1002a~1002hは、図9(a)に示すジョブ設定情報901に対応している。ユーザーが指示画面1002jを開いた状態でデータ処理装置101を画像形成装置104にタッチ操作を行うと、データ処理装置101から画像形成装置104にジョブが送信され、画像形成装置104が実行できない設定がある場合、図10B(3)の画面に遷移する。
図10B(3)は、ジョブ設定エラー表示画面である。ジョブ設定エラー表示画面1003では、ユーザーのタッチ操作により画像形成装置104から取得したジョブ設定エラー情報で設定エラーとなる設定項目1003a~1003dが表示される。具体的には、ジョブ設定エラー表示画面1003では、図9に示すジョブ設定エラー情報902に基づき、画像形成装置104で非対応の各種設定項目とそれらの項目に対する設定エラー内容が一覧表示される。つまりここでは、「資料コピー」ジョブに含まれる「カラー:カラー」、「用紙サイズ:A3」、「ホチキス:針なしホチキス止め」という設定が画像形成装置104で実行できない設定であることが示されている。
ユーザーは、ジョブ設定エラー表示画面1003にて、各種エラーの設定項目に対する設定値を変更することができる。例えば、ユーザーがホチキス設定変更ボタン1003dを押下すると、図10B(4)の画面に遷移する。また、ユーザーがキャンセルボタン1003eを押下すると、図10A(1)のメインメニュー画面に遷移し、デバイス接続やユーザー認証を終了し、ジョブ実行をキャンセルできる。
ユーザーは、ジョブ設定エラー表示画面1003にて、各種エラーの設定項目に対する設定値を変更することができる。例えば、ユーザーがホチキス設定変更ボタン1003dを押下すると、図10B(4)の画面に遷移する。また、ユーザーがキャンセルボタン1003eを押下すると、図10A(1)のメインメニュー画面に遷移し、デバイス接続やユーザー認証を終了し、ジョブ実行をキャンセルできる。
図10B(4)は、ジョブ詳細設定画面である。ジョブ詳細設定画面1004では、ジョブ設定エラー表示画面1003でユーザーが選択した設定項目に対する設定変更指示が表示される。例えば、ジョブ詳細設定画面1004では、図9に示すジョブ設定情報901とジョブ設定エラー情報902が示すホチキス設定のエラー設定と設定可能レンジに基づいて、設定値レンジ1004a~1004dが表示される。図10B(4)の例では、ジョブ詳細設定画面1004において、画像形成装置104で非対応となる「針なし」設定ボタン1004dは、ユーザーによる選択が不可となる。ここで、例えば、ユーザーが「コーナー」設定ボタン1004bを押下すると、ホチキス設定は「コーナー」へと変更される。また、ジョブ設定エラー情報902が示すホチキス設定と連動し、用紙サイズ設定も設定可能レンジ内の値である「A4」に自動で変更されるようにしても良い。その結果、図10C(5)の画面に遷移する。
図10C(5)は、ジョブ設定変更後のジョブ設定エラー表示画面である。ジョブ設定エラー表示画面1005では、ジョブ設定エラー表示画面1003とジョブ詳細設定画面1004でのユーザーの設定変更操作によりすべての設定エラー項目の設定変更済の設定項目1005a~1005dが表示される。さらに、ジョブ設定エラー表示画面1005では、ユーザーに対するジョブ再実行指示が表示される。ユーザーは、発生したジョブ設定エラーに対するすべての設定変更を完了した後、指示画面1005fでデータ処理装置101と画像形成装置104のタッチ操作を行うと、図10C(6)の画面に遷移する。
図10C(6)は、ジョブ再実行指示完了後のメインメニュー画面である。メインメニュー画面1006では、画像形成装置104に対するジョブ実行指示が正常に送信されたことを示すジョブ実行完了表示1006aが表示される。ここでは設定を変更した後、再度タッチによりジョブの再実行が行われる例を示したがこれに限らない。指示画面1005fにジョブ実行ボタンを設け、当該ボタンが押下されるとジョブがデータ処理装置101から画像形成装置104に送信されるようにしても良い。
図11は、本実施例に係るジョブ実行に応じて遷移するデータ処理装置101の一連の画面の別の例(FAXジョブの例)を示す図である。
図11A(1)は、図10A(1)と同様のメインメニュー画面である。メインメニュー画面1101では、予め登録済の各種ジョブ設定ボタン1101a~1101dが表示される。ユーザーがジョブ設定ボタン1001dを押下し、「資料FAX」のジョブを選択すると、図11A(2)の画面に遷移する。
図11A(1)は、図10A(1)と同様のメインメニュー画面である。メインメニュー画面1101では、予め登録済の各種ジョブ設定ボタン1101a~1101dが表示される。ユーザーがジョブ設定ボタン1001dを押下し、「資料FAX」のジョブを選択すると、図11A(2)の画面に遷移する。
図11A(2)は、ジョブ設定画面である。ジョブ設定画面1102では、ジョブ設定ボタン1101dで選択された「資料FAX」に対応するFAXジョブの設定項目1102a~1102hが表示される。さらに、ジョブ設定画面1102では、ユーザーに対するデバイス接続の指示画面1102jが表示される。設定項目1102a~1102hは図9(c)に示すジョブ設定情報903に対応している。ユーザーが指示画面1102jでデータ処理装置101と画像形成装置104のタッチ操作を行うと、図11B(3)の画面に遷移する。
図11B(3)は、ジョブ設定エラー表示画面である。ジョブ設定エラー表示画面1103では、ユーザーのタッチ操作により画像形成装置104から取得したジョブ設定エラー情報に基づくジョブ設定エラー情報が表示される。図11B(3)では、図9に示すジョブ設定情報903とジョブ設定エラー情報904に基づき、FAX機能非対応のエラーメッセージ1103aと、ジョブの再選択を促すメッセージ1103bが表示される。ユーザーが、ジョブ設定エラー表示画面1103にて、OKボタン1103cを押下すると、図11A(1)の画面に遷移し、デバイス接続とユーザー認証を維持した状態でジョブ設定選択を再開できる。また、ユーザーが、ジョブ設定エラー表示画面1103にて、キャンセルボタン1103dを押下すると、図11A(1)のメインメニュー画面1101に遷移し、デバイス接続やユーザー認証を終了し、ジョブ実行をキャンセルできる。
以上のように、本実施例によれば、データ処理装置101から画像形成装置104に対し画像形成装置104で非対応の機能設定を有するジョブの実行が指示された場合でも、画像形成装置104が対応する機能に応じた適切な設定でジョブを再実行できる。このとき、ユーザーはデータ処理装置101での操作により、ジョブ設定変更とジョブの再実行指示が可能となるため、ユーザーの操作性を損なうことがない。
また、本実施例では、データ処理装置101ですべての設定エラーとなる設定項目の設定変更後、ユーザーのタッチ操作にてジョブの再実行を行ったが、ユーザーのボタン操作によるジョブの再実行を行うように構成してもよい。
さらに、本実施例では、ジョブ設定エラー情報に基づき、ユーザー操作によるジョブ設定変更を行ったが、ユーザー操作を介さずに、ジョブの設定を変更するようにしても良い。例えば、データ処理装置101はジョブ設定エラー情報902に基づいて画像形成装置104で設定可能な設定値を自動で設定するようにする。その場合、図10A(2)に示すジョブ設定画面1002にてユーザーがタッチ操作をすると、図10C(5)に示すジョブ設定変更済のジョブ設定エラー表示画面1005に遷移するように、UI制御部402が動作すればよい。ユーザーはジョブ設定エラー表示画面1005において自動で変更された設定内容を確認し、ジョブを再実行できる。
また、本実施例では、データ処理装置101ですべての設定エラーとなる設定項目の設定変更後、ユーザーのタッチ操作にてジョブの再実行を行ったが、ユーザーのボタン操作によるジョブの再実行を行うように構成してもよい。
さらに、本実施例では、ジョブ設定エラー情報に基づき、ユーザー操作によるジョブ設定変更を行ったが、ユーザー操作を介さずに、ジョブの設定を変更するようにしても良い。例えば、データ処理装置101はジョブ設定エラー情報902に基づいて画像形成装置104で設定可能な設定値を自動で設定するようにする。その場合、図10A(2)に示すジョブ設定画面1002にてユーザーがタッチ操作をすると、図10C(5)に示すジョブ設定変更済のジョブ設定エラー表示画面1005に遷移するように、UI制御部402が動作すればよい。ユーザーはジョブ設定エラー表示画面1005において自動で変更された設定内容を確認し、ジョブを再実行できる。
<その他の実施形態>
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用してもよい。
本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形が可能であり、それらを本発明の範囲から除外するものではない。すなわち、上述した構成例及びその変形例を組み合わせた構成もすべて本発明に含まれるものである。
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用してもよい。
本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形が可能であり、それらを本発明の範囲から除外するものではない。すなわち、上述した構成例及びその変形例を組み合わせた構成もすべて本発明に含まれるものである。
100 データ処理システム
101 データ処理装置
104 画像形成装置
101 データ処理装置
104 画像形成装置
Claims (11)
- 互いに通信可能な画像形成装置とデータ処理装置とを含む情報処理システムであって、
前記データ処理装置は、
表示部に画面を表示する表示手段と、
前記画像形成装置が実行するジョブの設定を行う設定手段と、
前記ジョブの実行を前記画像形成装置に指示する指示手段と、を有し、
前記画像形成装置は、
前記指示手段の指示に基づくジョブを受信する受信手段と、
前記受信手段で受信したジョブに含まれる設定情報の中に前記画像形成装置が実行できない設定が含まれるか否か判断する判断手段と、を有し、
前記判断手段で実行できない設定が含まれると判断されると、当該実行できない設定が前記画像形成装置から前記データ処理装置に通知され、前記表示手段は当該実行できない設定を示す情報を表示する
ことを特徴とする情報処理システム。 - 前記表示手段が表示する前記実行できない設定を示す情報には、設定項目が含まれる
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。 - 前記画像形成装置と前記データ処理装置は互いに近距離無線通信が可能であり、前記画像形成装置と前記データ処理装置が近距離無線通信を行ったことに応じて前記指示手段は、前記画像形成装置に前記ジョブの実行を指示する
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理システム。 - 前記画像形成装置は、前記受信手段で受信したジョブに含まれる設定情報の中に前記画像形成装置が実行できない設定項目が含まれる場合、当該実行できない設定項目を前記データ処理装置に通知する
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。 - 前記表示手段は、前記設定項目について、前記画像形成装置が実行可能なすべての設定値を表示する
ことを特徴とする請求項4に記載の情報処理システム。 - 前記表示手段は前記実行できない設定を示す情報を表示し、設定の変更をユーザーから受け付ける
ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の情報処理システム。 - 前記通知された実行できない設定は、ユーザー操作を介さず、前記画像形成装置が実行可能な設定に変更される
ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の情報処理システム。 - 前記データ処理装置は、前記表示手段で前記実行できない設定を示す情報を表示した後、ユーザーから設定の変更を受け付けると、前記ジョブの再実行を指示する
ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の情報処理システム。 - 画像形成装置と通信を行うデータ処理装置であって、
表示部に画面を表示する表示手段と、
前記画像形成装置が実行するジョブの設定を行う設定手段と、
前記ジョブの実行を前記画像形成装置に指示する指示手段と、を有し、
前記指示手段の指示に基づくジョブに含まれる設定情報の中に前記画像形成装置が実行できない設定が含まれる場合、当該実行できない設定が前記画像形成装置から前記データ処理装置に通知され、前記表示手段は当該実行できない設定を示す情報を表示する
ことを特徴とするデータ処理装置。 - 画像形成装置と通信を行うデータ処理装置が実行する制御方法であって、
表示部に画面を表示する表示工程と、
前記画像形成装置が実行するジョブの設定を行う設定工程と、
前記ジョブの実行を前記画像形成装置に指示する指示工程と、を有し、
前記指示工程の指示に基づくジョブに含まれる設定情報の中に前記画像形成装置が実行できない設定が含まれる場合、当該実行できない設定が前記画像形成装置から前記データ処理装置に通知され、前記表示工程において当該実行できない設定を示す情報を表示する
ことを特徴とする制御方法。 - 請求項1乃至9のいずれか1項に記載の各手段としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020110206A JP2022007307A (ja) | 2020-06-26 | 2020-06-26 | 情報処理システム、データ処理装置、制御方法、及びプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020110206A JP2022007307A (ja) | 2020-06-26 | 2020-06-26 | 情報処理システム、データ処理装置、制御方法、及びプログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2022007307A true JP2022007307A (ja) | 2022-01-13 |
Family
ID=80111032
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020110206A Pending JP2022007307A (ja) | 2020-06-26 | 2020-06-26 | 情報処理システム、データ処理装置、制御方法、及びプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2022007307A (ja) |
-
2020
- 2020-06-26 JP JP2020110206A patent/JP2022007307A/ja active Pending
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