JP2022003184A - マスク補助具 - Google Patents

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Hidemi Iwamoto
東 大泉
Noboru Oizumi
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Abstract

【課題】マスクと口との空間を広げられる軽量のマスク補助具を提供する。【解決手段】マスク補助具2は、マスク1の縁に留められる係止部3a,3bと、係止部3a,3bに連結部4a,4bを介して連結され、マスク1の裏側に配置されてマスク1を膨らませる本体部7と、を備える。本体部7は、係止部3a,3bとは反対側に向かって互いの間隔が狭まり、互いに一体に形成される一対の第一骨部6a,6bを有する。【選択図】図2

Description

本発明は、マスクに取り付けられて、マスク装着時にマスクと口との空間を広げるためのマスク補助具に関する。
ウィルス、花粉、病菌等の侵入を防ぐために鼻、口を覆うマスクが用いられる。最近では、コロナウィルスの感染予防のために夏場や運動中にもマスクが用いられる。マスクを装着すると、会話や呼吸等によりマスクが口に張り付き、マスクと口との空間が狭くなる。こうなると、息苦しくなったり、暑苦しくなったり、口紅やファンデーション等の化粧がマスクに着いたりする。息苦しさや暑苦しさ等を解消するため、マスクと口との間に空間を広げることが望まれる。
マスクと口との空間を広げるために、特許文献1には、マスクの内部に多数の通気孔を有するお椀状のマスクパッドを組み込むことが開示されている。このマスクパッドによれば、お椀状のマスクパッドの形状に合わせてマスクを膨らませることができるので、マスクと口との空間を広げることができる。
実用新案登録第3117742号
しかし、特許文献1に記載のマスク補助具においては、お椀状に形成されるマスクパッドを必要とするので、マスク装着時にマスクパッドの重さが気になるという課題がある。
第1の発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、マスクと口との空間を広げられる軽量のマスク補助具を提供することを第1の課題とする。
ところで、マスクの縁に取り付けられる係止部(クリップ部)を備えるマスク補助具も知られている。しかし、この種のマスク補助具には、マスクから係止部が外れ易いという課題がある。
第2の発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、マスクから係止部が外れるのを防止できるマスク補助具を提供することを第2の課題とする。
上記第1の課題を解決するために、第1の発明は、マスクの縁に留められる係止部と、前記係止部に連結部を介して連結され、マスクの裏側に配置されてマスクを膨らませる本体部と、を備え、前記本体部は、前記係止部とは反対側に向かって互いの間隔が狭まり、互いに一体に形成される一対の第一骨部を有するマスク補助具である。
上記第2の課題を解決するために、第2の発明は、マスクの縁に留められる係止部と、マスクの裏側に配置されてマスクを膨らませる本体部と、を備え、前記係止部は、マスクの表側に配置される係止部本体と、前記係止部本体の下端部にマスク側に折り返すように形成される折り返し部と、を備えるマスク補助具である。
第1の発明によれば、一対の第一骨部によってマスクを効果的に膨らませることができ、マスクと口との間隔を広げることができる。一対の第一骨部の間は空間なので、呼吸もし易い。また、シンプルな構造なので、マスク補助具を軽量にすることができる。
第2の発明によれば、折り返し部がマスクに引っ掛かるので、マスクから係止部が外れるのを防止できる。
本発明の第1の実施形態のマスク補助具をマスクに取り付け、マスクを装着した状態を示す斜視図である。 本実施形態のマスク補助具の背面図である。 本実施形態のマスク補助具の斜視図である。 本実施形態のマスク補助具の側面図である。 本発明の第2の実施形態のマスク補助具の背面図である。 本発明の第3の実施形態のマスク補助具の背面図である。 本発明の第4の実施形態のマスク補助具の背面図である。 本発明の第5の実施形態のマスク補助具の背面図である。 本発明の第6の実施形態のマスク補助具の正面図である。 本発明の第7の実施形態のマスク補助具の展開図(図10(a)は正面図、図10(b)は図10(a)のb部拡大図)である。 本発明の第7の実施形態のマスク補助具を示す図(図11(a)は正面図、図11(b)は側面図)である。 本発明の第7の実施形態のマスク補助具の使用状態を示す側面図(一部マスクの断面図を含む)である。
以下、添付図面に基づいて、本発明の実施形態のマスク補助具を詳細に説明する。ただし、本発明のマスク補助具は種々の形態で具体化することができ、本明細書に記載される実施形態に限定されるものではない。本実施形態は、明細書の開示を十分にすることによって、当業者が発明を理解できるようにする意図をもって提供されるものである。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態のマスク補助具をマスク1に取り付け、マスク1を装着した状態を示す斜視図である。マスク補助具をマスク1に取り付けた後、マスク1のゴム紐1bを耳にかければマスク補助具を使用することができる。3a,3bはマスク1の表側から見えるマスク補助具の係止部(クリップ部)である。
なお、以下の説明においては、説明の便宜上、利用者から見た方向、すなわち図1の上下、左右、前後の方向を用いてマスク補助具の構成を説明する。
図2はマスク1の裏側に配置されるマスク補助具2の背面図であり、図3は表側から見たマスク補助具2の斜視図であり、図4はマスク補助具2の側面図である。これらの図には、遠近法を使用している。
本実施形態のマスク補助具2は、マスク1の裏側に配置されて、マスク1の裏側からマスク1を膨らませ、利用者の息苦しさや暑苦しさを解消する。また、マスク1をきれいに膨らませて、利用者の見栄えも向上させる。
図2に示すように、マスク1は、一般的なマスクと同様に、鼻や口を覆う略四角形のマスク本体1aと、マスク本体1aの左右両端に設けられるゴム紐1bと、を備える。マスク1の種類は特に限定されるものではなく、不織布製、ガーゼ製、布製、ウレタン製等のいずれでもよい。例えば不織布製のマスク1の場合、マスク1を膨らませられるようにマスク1には襞1cが形成されている。マスク補助具2は、この襞1cを充分に延ばしてマスク1を膨らませる。マスク1の構成は公知であるので、これ以上の詳しい説明を省略する。
図2、図3に示すように、マスク補助具2は、マスク1の上縁に止められる係止部としてのクリップ部3a,3bと、クリップ部3a,3bに連結部4a,4bを介して連結され、マスク1の裏側に配置されてマスク1を膨らませる本体部7と、を備える。クリップ部3a,3bは、マスク補助具2をマスク1に着脱可能にするのに用いられる。連結部4a,4bは、クリップ部3a,3bと本体部7を連結する。本体部7は、利用者の口の前方に配置されて、マスク1と口との空間を広げる。クリップ部3a,3b、連結部4a,4b、本体部7は一体に形成される。
クリップ部3a,3b、連結部4a,4b、本体部7は、いずれも細長い板状である。クリップ部3a,3b、連結部4a,4b、本体部7の材質は特に限定されるものではなく、金属、樹脂、紙等のいずれでもよい。例えば、金属板を打ち抜き加工し、その後曲げ加工することでクリップ部3a,3b、連結部4a,4b、本体部7を形成してもよいし、曲げ加工後にこれらにゴム等の樹脂を塗装してもよい。また、樹脂板や厚紙を打ち抜き加工し、その後熱を加えて曲げ加工することでクリップ部3a,3b、連結部4a,4b、本体部7を形成してもよい。さらに、樹脂を射出成形することで、これらを形成してもよい。
クリップ部3a,3bは、マスク1の上縁を挟むように構成されていて、連結部4a,4bの上端部を曲げることで形成される。クリップ部3a,3bと連結部4a,4bは、マスク装着時に鼻と両頬との間に配置される。マスク1の上縁部には、マスク1と鼻や両頬との隙間を埋めるための変形可能なバー1d(ノーズフィット、ノーズフィッタ、ノーズワイヤ、アルミワイヤ等と呼ばれる。以下代表してノーズフィット1dという)が埋め込まれる場合がある。クリップ部3a,3bは、このノーズフィット1dを挟むのが望ましい。なお、係止部としてクリップ部3a,3bの替わりに磁石、接着等の固定手段を用いることも可能である。
連結部4a,4bはクリップ部3a,3bから下方に延びる。連結部4a,4bの下端には、本体部7が接続される。この実施形態の本体部7は、クリップ部3a,3bとは反対の方向、すなわち下方に向かって互いに間隔が広がる第二骨部5a,5bと、下方に向かって互いに間隔が狭まり、互いに一体に形成される第一骨部6a,6bと、から構成される。第二骨部5a,5bは互いに離れている。第一骨部6a,6bは、第二骨部5a,5bの下端に接続される。
図4に示すように、連結部4a,4bと本体部7は側面視で前方に向かって凸に、例えば円弧状に湾曲する。これにより、クリップ部3a,3bによってマスク補助具2をマスク1に取り付けた段階で、連結部4a,4bと本体部7がマスク1の裏面に沿うようになり、マスク1が膨らむ。また、マスク1の膨らみの邪魔をしないように、左右一対の連結部4a,4b、左右一対の第二骨部5a,5b、左右一対の第一骨部6a,6bそれぞれは互いに反対方向にハ字状に傾いている(図3参照)。
以上に本実施形態のマスク補助具2の構成を説明した。本実施形態のマスク補助具2によれば、以下の効果を奏する。
第一骨部6a,6bによってマスク1の下部中央部を効果的に膨らませることができ、マスク1と口との空間を広げることができる。第一骨部6a,6bの間は空間なので、呼吸もし易い。また、シンプルな構造なので、マスク補助具2を軽量にすることができる。
第二骨部5a,5bと第一骨部6a,6bによって略菱形状の本体部7が形成されるので、マスク1と口との空間を上下左右に確保することができる。略菱形状の本体部7の内部は空間なので、呼吸もし易い。
クリップ部3a,3bと連結部4a,4bがマスク装着時に鼻と両頬との間に配置されるので、これらが鼻に当たるのを防止できる。また、クリップ部3a,3bを利用してマスク1と鼻や両頬との間に形成される隙間を塞ぐことができる。
第二骨部5a,5bが互いに離れているので、第二骨部5a,5bが汗をかきやすい鼻に当たるのを防止できる。また、クリップ部3a,3bの位置を調整し易くなるので、利用者の鼻の大きさに合わせて、クリップ部3a,3bの位置を調整することができる。
本体部7と連結部4a,4bが側面視で前方に向かって凸に湾曲するので、マスク補助具2をマスク1に取り付けた段階でマスク1を膨らませることができる。
(第2の実施形態)
図5は、本発明の第2の実施形態のマスク補助具8の背面図である。第2の実施形態のマスク補助具8のクリップ部3a,3b、連結部4a,4b、本体部7の構成は、第1の実施形態と略同一であるので、同一の符号を附してその説明を省略する。
第2の実施形態では、クリップ部3a,3bが連結バー9によって連結される。連結バー9は、鼻の形に合わせて曲げられる。連結バー9は、マスク1の裏側の上縁部に配置されても、マスク1の表側の上縁部に配置されてもよい。
第2の実施形態のマスク補助具8によれば、第1の実施形態のマスク補助具2と略同様な効果を奏する他、クリップ部3a,3bを連結バー9によって連結するので、一方のクリップ部3a,3bがマスク1から外れようとしてもこれを防止することができ、クリップ部3a,3bがマスク1から外れるのを防止できる。
なお、連結バー9が鼻の下にくるように、連結部4a,4bの下部に配置してもよい。こうすると、クリップ部3a,3bがマスク1から外れようとしても、連結バー9が鼻に当たるので、これを防止できる。
(第3の実施形態)
図6は、本発明の第3の実施形態のマスク補助具12を示す。図6は、図2と同様にマスク1の裏側に配置されるマスク補助具12の背面図である。
第3の実施形態のマスク補助具12のクリップ部3a,3b、連結部4a,4bの構成は、第1の実施形態と略同一なので、同一の符号を附してその説明を省略する。
第3の実施形態のマスク補助具12の本体部7は、第1の実施形態の本体部7と同様に、下方に向かって間隔が広がる第二骨部5a,5bと、下方に向かって間隔が狭まる第一骨部6a,6bと、から構成されて、略菱形状に形成される。また、連結部4a,4bと本体部7は側面視で前方に向かって凸に湾曲する。ただし、第1の実施形態では、第二骨部5a,5bが互いに離れているのに対し、第3の実施形態では、第二骨部5a,5bが互いに一体に形成される。
第3の実施形態のマスク補助具12によれば、第1の実施形態のマスク補助具2と略同様な効果を奏する他、第二骨部5a,5bを互いに一体に形成するので、本体部7の強度を高めることができる。
なお、第3の実施形態のマスク補助具12においても、第2の実施形態のマスク補助具8と同様に、クリップ部3a,3bを連結バーで連結してもよい。
(第4の実施形態)
図7は、本発明の第4の実施形態のマスク補助具14の背面図である。第4の実施形態のマスク補助具14のクリップ部3a,3b、連結部4a,4b、本体部7の第一骨部6a,6bの構成は、第3の実施形態と略同一であるので、同一の符号を附してその説明を省略する。
第4の実施形態では、略菱形状の本体部7の上側の頂点15をマスク1側に折り曲げている。折り曲げた頂点15は鼻の下の前方にある。
第4の実施形態のマスク補助具14によれば、第3の実施形態のマスク補助具12と略同様な効果を奏する他、略菱形状の本体部7の上側の頂点15をマスク1側に折り曲げているので、マスク1と口や鼻との空間をより広げることができる。
なお、第4の実施形態のマスク補助具14においても、第2の実施形態のマスク補助具8と同様に、クリップ部3a,3bを連結バーで連結してもよい。
(第5の実施形態)
図8は、本発明の第5の実施形態のマスク補助具22を示す。図8は、図2と同様にマスク1の裏側に配置されるマスク補助具22の背面図である。
第5の実施形態のマスク補助具22のクリップ部3a,3b、連結部4a,4bの構成は、第1の実施形態のマスク補助具2のクリップ部3a,3b、連結部4a,4bと略同一なので、同一の符号を附してその説明を省略する。
第1の実施形態では、本体部7が第二骨部5a,5bと第一骨部6a,6bから構成されて略菱形状に形成されるのに対し、第5の実施形態では、本体部7が第一骨部6a,6bのみから構成されて略V字状に形成される。第1の実施形態と同様に、連結部4a,4bと本体部7は側面視で前方に向かって凸に湾曲する。
第5の実施形態のマスク補助具22によれば、第1の実施形態のマスク補助具2と略同様な効果を奏する他、本体部7を軽量にすることができるという効果を奏する。
なお、第5の実施形態のマスク補助具22においても、第2の実施形態のマスク補助具8と同様に、クリップ部3a,3bを連結バーで連結してもよい。
(第6の実施形態)
図9は、本発明の第6の実施形態のマスク補助具32の正面図である。3a,3bはクリップ部、4は連結部、7は本体部である。
第6の実施形態のマスク補助具32において、連結部4は、2つに分かれておらず、単一の部分から構成される。連結部4の中心には、上下方向に延びる折り目4cが形成される。連結部4を折り目4cで折り曲げれば鼻の形に合わせることができる。連結部4の下端には、鼻先に当たらないように切欠き4dが形成される。
本体部7は、第1の実施形態の本体部7と同様に、第二骨部5a,5bと第一骨部6a,6bから構成されて略菱形状に形成される。連結部4と本体部7は、平面状に形成されてもよいし、側面視で前方に向かって凸に湾曲するように形成されてもよい。
第6の実施形態のマスク補助具32によれば、第1の実施形態のマスク補助具2と略同様な効果を奏する他、マスク補助具32を低コストで製造できるという効果を奏する。
(第7の実施形態)
図10ないし図12は、本発明の第7の実施形態のマスク補助具42を示す。この実施形態のマスク補助具42は、ステンレス等の金属の薄板からなる。図10は、曲げ加工前のマスク補助具42の展開図を示し、図11(a)は、曲げ加工後のマスク補助具42の正面図(マスク1に取り付けた状態)を示す。1はマスク、1dはマスク1のノーズフィットである。
図11(a)の正面図に示すように、マスク補助具42は、マスク1の上縁に留められる係止部(クリップ部3a,3b)と、マスク1の裏側に配置されてマスク1を膨らませる本体部7と、を備える。クリップ部3a,3bは、連結バー9で連結される。クリップ部3a,3bと本体部7とは、連結部4a,4bを介して連結される。
図11(a)(b)に示すように、クリップ部3a,3bは、マスク1の表側に配置される係止部本体(クリップ部本体3a1,3b1)と、クリップ部本体3a1,3b1の下端部からマスク1側に折り曲げられる折り返し部3a2,3b2と、を備える。
図10(a)に示すように、クリップ部本体3a1,3b1は、連結部4a,4bとの境界45を折り曲げることで形成される。折り返し部3a2,3b2は、クリップ部本体3a1,3b1との境界46を折り曲げることで形成される。図10(b)に示すように、折り返し部3a2,3b2の先端には、例えば円弧状の複数の突部43が形成される。
図10(a)に示すように、一対の連結部4a,4bは、その間隔が下方に向かって狭まる。曲げ加工する前の一対のクリップ部本体3a1,3b1は、その間隔が上方に向かって狭まる。曲げ加工する前の一対の折り返し部3a2,3b2は、その間隔が上方に向かって広がる。図11(a)に示すように、曲げ加工後に、一対の連結部4a,4b、一対のクリップ部本体3a1,3b1、一対の折り返し部3a2,3b2が重なる。
図11(b)に示すように、折り返し部3a2,3b2は、先端が連結部4a,4bに接するように傾斜する。折り返し部3a2,3b2の先端は、ノーズフィット1dよりも下に位置する。クリップ部本体3a1,3b1と折り返し部3a2,3b2との間には、中心角が180度より大きい円弧部47が形成される。折り返し部3a2,3b2を板ばねのように機能させるためである。
図11(a)に示すように、本体部7は、略菱形状に形成される。本体部7は、下方に向かって互いに間隔が広がる一対の第二骨部5a,5bと、下方に向かって互いに間隔が狭まり、互いに一体に形成される一対の第一骨部6a,6bと、を備える。本体部7の下端部44は、円弧状に形成される。鼻の形に合わせて連結バー9を湾曲させる前は、本体部7と連結部4a,4bは実質的に同一平面に配置される。
図12は、マスク補助具42の使用状態を示す。この図12では、マスク1の膨らみをわかり易くするために、マスク1の一部を切り欠いている。
マスク補助具42を使用するとき、まず利用者は、図11(a)に示すように、折り返し部3a2,3b2と連結部4a,4bとの間にマスク1を入れ、これらの間でマスク1を挟むようにする。次に利用者は、図12に示すように、マスク1を装着し、鼻の形に合わせてマスク1のノーズフィット1d(図11(a)参照)と連結バー9を曲げる。すると、マスク補助具42の連結部4a,4bと本体部7が連結バー9の湾曲に合わせて湾曲し、連結部4a,4bと本体部7が鼻の角度と略同一の角度で前方に突出する。このため、マスク1が膨らむ。マスク補助具42の連結部4a,4bと本体部7は、利用者の顔にほぼ触れないので、利用者が違和感を感ずることもない。
マスク補助具42をマスク1から取り外すときは、折り返し部3a2,3b2とマスク1との間に薄板を挟めばよい。こうすることで、折り返し部3a2,3b2をマスク1とは反対側に撓ませることができ、マスク補助具42を取り外すことができる。
以上に本発明の第7の実施形態のマスク補助具42の構成を説明した。第7の実施形態のマスク補助具42によれば、以下の効果を奏する。
第一骨部6a,6bによってマスク1の下部中央部を効果的に膨らませることができ、マスク1と口との空間を広げることができる。
第二骨部5a,5bと第一骨部6a,6bによって略菱形状の本体部7が形成されるので、マスク1と口との空間を上下左右に確保することができる。
本体部7の下端部44が円弧状を形成するので、マスク1をきれいに膨らませることができると共に、マスク1と口との空間を上下左右により確保することができる。
一対の連結部4a,4bの間隔が下方に向かって狭まっているので、鼻の形に合わせて連結バー9を曲げたとき、一対の連結部4a,4bを略平行に保つことができる。
クリップ部3a,3bに折り返し部3a2,3b2を設けたので、クリップ部3a,3bに取り外すような力が働いても、折り返し部3a2,3b2がマスク1に引っ掛かり、マスク1からクリップ部3a,3bが外れるのを防止できる。
折り返し部3a2,3b2の先端に複数の突部43を形成したので、マスク1からクリップ部3a,3bが外れるのをより防止できる。
クリップ部3a,3bを連結バー9で連結するので、クリップ部3a,3bが左右方向にずれるのを防止できる。
1…マスク
2,8,12,14,22,32,42…マスク補助具
3a,3b…クリップ部(係止部)
3a1,3b1…クリップ部本体(係止部本体)
3a2,3b2…折り返し部
4,4a,4b…連結部
5a,5b…第二骨部
6a,6b…第一骨部
7…本体部
9…連結バー
43…折り返し部先端の突部
44…本体部の下端部

Claims (8)

  1. マスクの縁に留められる係止部と、
    前記係止部に連結部を介して連結され、マスクの裏側に配置されてマスクを膨らませる本体部と、を備え、
    前記本体部は、前記係止部とは反対側に向かって互いの間隔が狭まり、互いに一体に形成される一対の第一骨部を有するマスク補助具。
  2. 前記本体部は、前記連結部に接続され、前記係止部とは反対側に向かって互いの間隔が広がる一対の第二骨部と、前記一対の第二骨部に接続される前記一対の第一骨部と、を備えることを特徴とする請求項1に記載のマスク補助具。
  3. 前記一対の係止部と前記一対の連結部がマスク装着時に鼻と両頬との間に配置されることを特徴とする請求項1又は2に記載のマスク補助具。
  4. 前記一対の係止部又は前記一対の連結部が連結バーで連結されることを特徴とする請求項3に記載のマスク補助具。
  5. 前記一対の連結部の間隔が前記一対の係止部とは反対側に向かって狭まることを特徴とする請求項4に記載のマスク補助具。
  6. 前記本体部の下端部が円弧状に形成されることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか一項に記載のマスク補助具。
  7. マスクの縁に留められる係止部と、
    マスクの裏側に配置されてマスクを膨らませる本体部と、を備え、
    前記係止部は、マスクの表側に配置される係止部本体と、前記係止部本体の下端部にマスク側に折り返すように形成される折り返し部と、を備えるマスク補助具。
  8. 前記折り返し部の先端に複数の突部が形成されることを特徴とする請求項7に記載のマスク補助具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2022118816A (ja) * 2021-02-03 2022-08-16 新日本バネ工業株式会社 マスク用クリップ

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