JP2022001458A - 底引き用スライドレール - Google Patents

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【課題】滑らかな操作性を維持しつつガタつきが抑制された底引き用スライドレールを提供する。【解決手段】底引き用スライドレール1は、下壁部11及び下壁部11の両側部より上方に延びる2つのロア側壁部12を有するロアレール10と、ロアレール10の上方に配置され、上壁部21及び上壁部21の両側部より下方に延びる2つのアッパ側壁部22を有し、ロアレール10に対して長手方向にスライド移動可能なアッパレール20と、ロアレール10とアッパレール20との間に配置され、中壁部31及び中壁部31の両側部より下方に延びる2つのリテーナ側壁部32を有するリテーナ30と、中壁部31により長手方向に沿って保持される複数の中央ベアリング50と、リテーナ側壁部32により長手方向に沿って保持される複数の側面ベアリング40とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、底引き用スライドレールに関する。
列車等の車両には、乗客等が着座する座席が設置されている。このような座席において、当該座席を、車両に対して前後方向にスライド可能とする底引き用スライドレールが取り付けられているものがある。底引き用スライドレールは、列車の床面に固定されるロアレールと、座席に固定され、ロアレールに対して相対的にスライド可能なアッパレールとを備えている。
列車等の車両は、走行の際にそれ自体に揺れが生じる。アッパレールとロアレールとの間にガタが存在すると、車両の揺れによって、座席が車両に対してさらに揺れるので、乗客が感じる揺れが増大する。このため、従来、ガタを小さくするために、アッパレールとロアレールとの隙間に樹脂部材が配置された底引き用スライドレールが提案されている(特許文献1参照)。
特開2013−177041号公報
しかし、アッパレールとロアレールとの隙間に樹脂部材を配置すると、座席をスライドさせる際の摩擦抵抗が大きくなる。このため、アッパレールのロアレールに対する滑らかなスライド移動が阻害され、操作性が悪化する。
本発明は、滑らかな操作性を維持しつつ、ガタつきが抑制された底引き用スライドレールを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明は、下壁部、及び、該下壁部の両側部より上方に延び、且つ互いに対向する2つのロア側壁部を有するロアレールと、前記ロアレールの上方に配置され、上壁部、及び、該上壁部の両側部より下方に延び、且つ互いに対向する2つのアッパ側壁部を有し、前記ロアレールに対して長手方向にスライド移動可能なアッパレールと、前記ロアレールと前記アッパレールとの間に配置され、中壁部、及び、該中壁部の両側部より下方に延び、且つ互いに対向する2つのリテーナ側壁部を有するリテーナと、前記中壁部により前記長手方向に並ぶように保持され、前記上壁部と前記下壁部との間に配置される複数の中央ベアリングと、前記リテーナ側壁部により前記長手方向に並ぶように保持され、前記ロア側壁部と前記アッパ側壁部との間に配置される複数の側面ベアリングと、を備える底引き用スライドレールを提供する。
前記中壁部には、複数の円形孔が長手方向に一列に並んで設けられ、前記中央ベアリングは、前記円形孔に保持され、前記リテーナ側壁部には、複数の円形孔が長手方向に一列に並んで設けられ、前記側面ベアリングは、前記円形孔に保持されていてもよい。
前記長手方向と直交する短手方向に沿った断面において、前記ロア側壁部と前記アッパ側壁部とは、前記側面ベアリングの側面に対応する略C字形の曲面を有し、前記ロア側壁部の曲面と前記アッパ側壁部の曲面とで前記側面ベアリングの外周を覆っていてもよい。
前記中央ベアリングの上部は前記上壁部と当接し、前記中央ベアリングの下部は前記下壁部と当接し、前記アッパレールに加わる荷重は、前記アッパレールから前記中央ベアリングを介して前記ロアレールへと伝達されてもよい。
前記中央ベアリングは、前記側面ベアリングより大径であってもよい。
前記リテーナは、前記中壁部と前記側面ベアリングとの間に、前記ロア側壁部の上部との非接触状態を保つように凹部が形成されていてもよい。
本発明によれば、滑らかな操作性を維持しつつ、ガタつきが抑制された底引き用スライドレールを提供することができる。
実施形態のスライドレール1の斜視図である。 実施形態のスライドレール1を斜め下から見た分解斜視図である。 実施形態のスライドレール1を斜め上から見た分解斜視図である。 実施形態のスライドレール1の図1のI−I線に沿った断面図である。 移動部3を縦方向にスライドさせる場合のスライドレール1の使用形態を説明する図である。 移動部3を横方向にスライドさせる場合のスライドレール1の使用形態を説明する図である。 第1変形形態のスライドレール1を斜め下から見た分解斜視図である。 第2変形形態のアッパレール20Aの斜視図である。 第3変形形態のロアレール10Aの斜視図である。
以下、本発明の実施形態の底引き用スライドレール1について図面を参照して説明する。なお、以下の説明において、本発明の実施形態の底引き用スライドレール1を単にスライドレール1と表記する。
図1はスライドレール1の斜視図である。図2はスライドレール1を斜め下から見た分解斜視図である。図3はスライドレール1を斜め上から見た分解斜視図である。図4はスライドレール1の図1のI−I線に沿った短手方向の断面図である。図5は移動部3を縦方向にスライドさせる場合のスライドレール1の使用形態を説明する図である。図6は移動部3を横方向にスライドさせる場合のスライドレール1の使用形態を説明する図である。
実施形態のスライドレール1は、図5及び図6に示すように、列車の座席等の移動部3を、列車の床面等の固定部2に対して一方向にスライド可能とするために用いられる底引き用のスライドレール1である。一方向とは、図5に示すように縦方向であってもよく、図6に示すように横方向であってもよい。
なお、縦方向とは、座席等の移動部3に乗客が通常の状態で着座したときの、乗客に対する前後方向である。横方向とは、座席等の移動部3に乗客が通常の状態で着座したときの、乗客に対する左右方向である。
スライドレール1は、図5及び図6に示すように、縦方向及び横方向のいずれの場合においても、2つのスライドレール1が互いに平行な状態で、床面等の固定部2と座席等の移動部3との間に取り付けられる。
(スライドレール1)
図1から図4に示すように、スライドレール1は、固定部2に固定されるロアレール10(インナレール)と、移動部3に固定されるアッパレール20(アウターレール)と、ロアレール10とアッパレール20との間に配置されるリテーナ30とを備える。
(ロアレール10)
ロアレール10は、細長い金属製の板部材における、長手方向に延びる側部を上側に折り曲げた断面略コの字(略U字)形状であり、細長い略平板状の下壁部11と、下壁部11の両側部より上方に延び且つ互いに対向する2つのロア側壁部12とを有する。
(ロア側壁部12)
ロア側壁部12は、図4に示す断面においてC字状になるように上下方向の中央部が内側に湾曲している。すなわち、下壁部11の両側部に設けられ、互いに対向する2つのロア側壁部12は、上下方向の中央部において互いの間隔が最も狭くなっている。
ロア側壁部12の湾曲したC字状の外面12aは、後述する側面ベアリング40が走行する走行面を形成している。
(下壁部11)
下壁部11の長手方向の両端部には、ロアレール10を固定部2に固定するためのネジ13が取り付けられている。また、ロアレール10の長手方向の両端部における、ネジ13よりも内側には、中央ベアリング50の長手方向の移動をロアレール10の所定範囲に制限するストッパ15が取り付けられている。なお、実施形態ではストッパ15を設ける形態について説明するが、これに限定されず、ストッパ15はなくてもよい。
(アッパレール20)
アッパレール20は、細長い金属製の板部材における、長手方向に延びる側部を下側に折り曲げた断面略コの字(略U字)形状であり、細長い略平板状の上壁部21と、上壁部21の両側部より下方に延び且つ互いに対向する2つのアッパ側壁部22とを有する。アッパレール20は、ロアレール10に対して長手方向にスライド移動可能である。
(アッパ側壁部22)
アッパ側壁部22は、図4に示す断面においてC字状になるように上下方向の中央部が外側に湾曲している。すなわち、上壁部21の両側部に設けられ、互いに対向する2つのアッパ側壁部22は、上下方向の中央部において互いの間隔が最も広くなっている。
アッパ側壁部22の湾曲したC字状の内面22aは、ロア側壁部12の湾曲したC字状の外面12aと対向し、後述する側面ベアリング40が走行する走行面を形成している。すなわち、アッパレール20とロアレール10とを組み合わせた場合、アッパ側壁部22は、ロア側壁部12の外側に配置される。
(上壁部21)
上壁部21の長手方向の両端部には、移動部3に固定するためのネジ23が取り付けられている。アッパレール20の長手方向の両端部における、ネジ23よりも外側には、リテーナ30の長手方向の移動をアッパレール20の所定範囲に制限する、下方に突出した突起部25が設けられている。
(リテーナ30)
リテーナ30は、細長い金属製の板部材における、長手方向に延びる側部を下側に折り曲げた断面略コの字(略U字)形状であり、細長い略平板状の中壁部31と、中壁部31の両側部より下方に延び、且つ互いに対向する2つのリテーナ側壁部32とを有する。
リテーナ30は、リテーナ側壁部32が、ロアレール10のロア側壁部12の外側となるようにして、ロアレール10の上部に被せられる。アッパレール20は、アッパ側壁部22がリテーナ30のリテーナ側壁部32の外側となるようにして、リテーナ30の上部に被せられる。これにより、リテーナ30は、ロアレール10とアッパレール20との間に配置される。
(中壁部31)
中壁部31は、アッパレール20の上壁部21と、ロアレール10の下壁部11との間に配置され、複数の円形孔31aが、長手方向に一定の間隔で整列して形成されている。
(中央ベアリング50)
円形孔31aには、球状の中央ベアリング50がそれぞれ配置されている。中央ベアリング50の上部は、中壁部31の円形孔31aに回転可能に保持される。これにより中央ベアリング50は、長手方向に沿って整列した状態で、上壁部21と下壁部11との間に配置される。
そして、座席等の移動部3に乗客が着座した時にアッパレール20に上方から加わる荷重は、アッパレール20の上壁部21から中央ベアリング50を介してロアレール10の下壁部11へと伝達される。
実施形態で中央ベアリング50は、リテーナ側壁部32に取り付けられてアッパレール20のロアレール10に対する直進移動をガイドする後述の側面ベアリング40よりも大径であり、上方から加わる荷重を、受け止めるための強度が十分に確保されている。
また、中央ベアリング50は側面ベアリング40よりも大径であるので、配置の都合上、実施形態において中央ベアリング50の数は、それぞれのリテーナ側壁部32に取り付けられている側面ベアリング40の7個より少ない3個である。ただし、中央ベアリング50の数は、3個に限定されず、それ以上でもそれ以下であってもよい。
(リテーナ側壁部32)
リテーナ側壁部32には、複数の円形孔32aが、長手方向に一定の間隔で整列して形成されている。
(側面ベアリング40)
円形孔32aには、球形の側面ベアリング40がそれぞれ取り付けられている。円形孔32aの内側には、側面ベアリング40の球面の一部を覆うベアリングカバー32bが設けられている。側面ベアリング40は、リテーナ側壁部32の外側から円形孔32aに挿入され、ベアリングカバー32bによって保持され、長手方向に沿って整列してロア側壁部12とアッパ側壁部22との間に配置される。
実施形態で側面ベアリング40の数は、それぞれのリテーナ側壁部32に7個ずつ、合計14個配置されている。ただし、側面ベアリング40の数は、7個ずつ、合計14個に限定されず、それ以上でもそれ以下であってもよい。さらに、左右の数が異なっていてもよい。
側面ベアリング40は、アッパ側壁部22のC字状の内面22aと、ロア側壁部12のC字状の外面12aとの間に保持されている。側面ベアリング40は外面12aと内面22aとで形成された略円筒形の内面である走行面を、回転しつつ長手方向に移動可能である。
実施形態では、内面22aと外面12aとは、側面ベアリング40の外周に接触、又は間の隙間がほとんどないほど近ついた状態である。このような状態であっても、側面ベアリング40は、外面12aと内面22aとで形成された略円筒の内部を移動する際に、内面22a及び外面12aに対して転がるので、小さい摩擦力で滑らかに移動することができる。
また、側面ベアリング40は外面12aと内面22aとの間に隙間(ガタ)がないか、又はほとんどない状態なので、ロアレール10に対してアッパレール20がガタつくことを抑制できる。
(凹部35)
中壁部31とリテーナ側壁部32との間には、アッパレール20側に突出した突部、すなわち、下から見たときに窪んだ凹部35が設けられている。この凹部35により、ロア側壁部12の上部とリテーナ30との接触が防止される。このようにリテーナ30と、ロア側壁部12の上部、すなわちロアレール10とが直接接触しないので、リテーナ30とロアレール10との間の滑り摩擦が発生せず、スライドレール1の滑らかなスライドが妨げられることがない。また、ロア側壁部12の上部がリテーナ30を上方に押すことがないので、中壁部31が持ち上がらず、中壁部31の円形孔31aによる中央ベアリング50の保持を確実に行うことができる。
(スライドレール1の動作)
例えば、図5に示すように移動部3が縦方向にスライド可能なようにスライドレール1が取り付けられている形態において、移動部3を固定部2に対して縦方向(前後)に移動させようとすると、アッパレール20がロアレール10に対して長手方向に移動を開始する。
そうすると、中央ベアリング50及び側面ベアリング40が回転する。このとき、アッパレール20とロアレール10との間で滑り摩擦は発生しないので、アッパレール20がロアレール10に対して長手方向に滑らかに移動する。
このとき、仮に固定部2に横方向の揺れが生じていたとしても、固定部2に固定されているロアレール10のロア側壁部12と、移動部3に固定されているアッパレール20のアッパ側壁部22とは、側面ベアリング40を介して隙間(ガタ)がないか、又はほとんどない状態である。ゆえに、ロアレール10に対してアッパレール20がガタつくことがない。
また、ロア側壁部12のC字型の外面12aとアッパ側壁部22のC字型の内面22aに沿った側面ベアリング40の移動により、アッパレール20のロアレール10に対する移動の直進性は確保されている。
従って、垂直荷重を受ける中央ベアリング50の案内溝が不要であるので、製造上のコストを削減することができる。ただし、次の第2変形形態に述べるように案内溝はあってもよい。
また、実施形態では、側面ベアリング40及び中央ベアリング50は、球状であるので、例えば次で説明する第1変形形態の場合の円柱形状に比べて製造コストが安価である。
(第1変形形態)
図7は実施形態の第1変形形態のスライドレール1Aを示した図である。第1変形形態のスライドレール1Aが実施形態のスライドレール1と異なるのは、中央ベアリング50Aが、球形ではなく、円柱形状である点である。その他の構成は同様であるので、同様な部分の説明を省略する。
第1変形形態によると、中央ベアリング50Aが円柱状であるので、中央ベアリング50Aは、アッパレール20とロアレール10とに点接触ではなく線接触する。ゆえに、ロアレール10に対するアッパレール20のガタつきをさらに低減することができる。
(第2変形形態)
図8は、実施形態の第2変形形態のアッパレール20Aの斜視図である。上述した実施形態では、中央ベアリング50の上部が案内される案内溝を設けなかった。しかし、これに限定されず、図示するように、上壁部21の内面の短手方向中央部に、長手方向に延びる、中央ベアリング50の上部が案内される案内溝124を設けてもよい。
(第3変形形態)
図9は、実施形態の第3変形形態のロアレール10Aの斜視図である。上述した実施形態では、中央ベアリング50の下部が案内される案内溝を設けなかった。しかし、これに限定されず、図示するように、下壁部11の内面の短手方向の中央部に、長手方向に延びる、中央ベアリング50の下部が案内される案内溝114を設けてもよい。
以上、本発明の底引き用スライドレールの好ましい各実施形態について説明したが、本発明は、上述した実施形態に制限されるものではなく、適宜変更が可能である。
例えば、実施形態では、ロアレール10をインナレールとし、アッパレールをアウターレールとしたが、これに限らない。すなわち、ロアレールをアウターレールとし、アッパレールをインナレールとしてもよい。
また、実施形態では、底引き用スライドレールを、列車の座席をスライド移動させるために用いたが、これに限らない。すなわち、底引き用スライドレールを、自動車の座席をスライド移動させるために用いてもよく、また、食器棚やタンス等の引き出しをスライド移動させるために用いてもよい。
1 スライドレール
2 固定部
3 移動部
10 ロアレール
11 下壁部
12 ロア側壁部
12a 走行面
15 ストッパ
20 アッパレール
21 上壁部
22 アッパ側壁部
22a 走行面
23 ネジ
25 突起部
30 リテーナ
30 ロアレール
31 中壁部
31a 円形孔
32 リテーナ側壁部
32a 円形孔
32b ベアリングカバー
35 凹部
40 側面ベアリング
50 中央ベアリング
114 案内溝
124 案内溝

Claims (6)

  1. 下壁部、及び、該下壁部の両側部より上方に延び、且つ互いに対向する2つのロア側壁部を有するロアレールと、
    前記ロアレールの上方に配置され、上壁部、及び、該上壁部の両側部より下方に延び、且つ互いに対向する2つのアッパ側壁部を有し、前記ロアレールに対して長手方向にスライド移動可能なアッパレールと、
    前記ロアレールと前記アッパレールとの間に配置され、中壁部、及び、該中壁部の両側部より下方に延び、且つ互いに対向する2つのリテーナ側壁部を有するリテーナと、
    前記中壁部により前記長手方向に並ぶように保持され、前記上壁部と前記下壁部との間に配置される複数の中央ベアリングと、
    前記リテーナ側壁部により前記長手方向に並ぶように保持され、前記ロア側壁部と前記アッパ側壁部との間に配置される複数の側面ベアリングと、
    を備える底引き用スライドレール。
  2. 前記中壁部には、複数の円形孔が長手方向に一列に並んで設けられ、前記中央ベアリングは、前記円形孔に保持され、
    前記リテーナ側壁部には、複数の円形孔が長手方向に一列に並んで設けられ、前記側面ベアリングは、前記円形孔に保持されている、
    請求項1に記載の底引き用スライドレール。
  3. 前記長手方向と直交する短手方向に沿った断面において、
    前記ロア側壁部と前記アッパ側壁部とは、前記側面ベアリングの側面に対応する略C字形の曲面を有し、前記ロア側壁部の曲面と前記アッパ側壁部の曲面とで前記側面ベアリングの外周を覆っている、
    請求項1又は請求項2に記載の底引き用スライドレール。
  4. 前記中央ベアリングの上部は前記上壁部と当接し、
    前記中央ベアリングの下部は前記下壁部と当接し、
    前記アッパレールに加わる荷重は、前記アッパレールから前記中央ベアリングを介して前記ロアレールへと伝達される、
    請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の底引き用スライドレール。
  5. 前記中央ベアリングは、前記側面ベアリングより大径である、
    請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の底引き用スライドレール。
  6. 前記リテーナは、前記中壁部と前記側面ベアリングとの間に、前記ロア側壁部の上部との非接触状態を保つように凹部が形成されている、
    請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の底引き用スライドレール。
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