以下で、本出願の実施形態の技術的なソリューションを本出願の実施形態の添付の図面を参照して説明する。別途明記されない限り、本出願の説明における「/」は、関連する対象の間の「または(or)」の関係を表す。たとえば、A/Bは、AまたはBを表してもよい。本出願における用語「および/または(and/or)」は、関連する対象の関連付けの関係のみを示し、3つの関係が存在してもよいことを表す。たとえば、Aおよび/またはBは、次の3つの場合、すなわち、Aのみが存在する場合、AとBとの両方が存在する場合、およびBのみが存在する場合を表してもよく、AおよびBは、単数または複数であってもよい。さらに、別途明記されない限り、本出願の説明における「複数の(a plurality of)」は、2以上を意味する。「以下のうちの少なくとも1つ(1個)(At least one (one piece) of the following)」またはそれと同様の表現は、これらのものの任意の組み合わせを指し、単一のもの(個(piece))または複数のもの(個(pieces))を含む。たとえば、a、b、またはcのうちの少なくとも1つ(個)は、a、b、c、aとbとの組み合わせ、aとcとの組み合わせ、bとcとの組み合わせ、またはaとbとcとの組み合わせを表してもよく、a、b、およびcは、それぞれ、単数形または複数形であってもよい。さらに、本出願の実施形態の技術的なソリューションを明確に説明するために、「第1の」および「第2の」などの用語が、同じものまたは基本的に同じ機能および目的を有する同様のものの間で区別するために本出願の実施形態において使用される。当業者は、「第1の」および「第2の」などの用語が量または実行順序を限定せず、「第1の」および「第2の」などの用語が明確な違いを示さないことを理解しうる。
加えて、本出願の実施形態において説明されるネットワークアーキテクチャおよびサービスのシナリオは、本出願の実施形態の技術的なソリューションをより明確に説明するように意図されており、本出願の実施形態において提供される技術的なソリューションに対する限定を定めない。当業者は、ネットワークアーキテクチャが発展し、新しいサービスのシナリオが現れるとき、本出願の実施形態において提供される技術的なソリューションが同様の技術的問題にも適用可能であることを知りうる。
図1は、本出願の実施形態に係るサービス品質監視システム10を示す。サービス品質監視システム10は、第1のデバイス101および第3のデバイス102を含む。
第1のデバイスは、端末のための第1のデバイスと第2のデバイスとの間のパケット送信に関する第1の送信遅延についての情報を取得し、第3のデバイスに第1の送信遅延についての情報を送信し、第3のデバイスに第1の瞬間に関連する情報を送信するように構成される。
第3のデバイスは、第1の送信遅延についての情報および第1の瞬間に関連する情報を受信し、第1の送信遅延についての情報および第1の瞬間に関連する情報に基づいて、端末のための第2のデバイスと第3のデバイスとの間のパケット送信に関する第2の送信遅延についての情報を決定するように構成される。
任意選択で、本出願のこの実施形態において、第1のデバイスは、アクセスデバイスであってもよく、第2のデバイスは、端末であってもよく、第3のデバイスは、ユーザプレーンのネットワーク要素であってもよい。
代替的に、任意選択で、本出願のこの実施形態において、第1のデバイスは、アクセスデバイスであってもよく、第2のデバイスは、ユーザプレーンのネットワーク要素であってもよく、第3のデバイスは、端末であってもよい。
代替的に、任意選択で、本出願のこの実施形態において、第1のデバイスは、端末であってもよく、第2のデバイスは、アクセスデバイスであってもよく、第3のデバイスは、ユーザプレーンのネットワーク要素であってもよい。
代替的に、任意選択で、本出願のこの実施形態において、第1のデバイスは、ユーザプレーンのネットワーク要素であってもよく、第2のデバイスは、アクセスデバイスであってもよく、第3のデバイスは、端末であってもよい。
任意選択で、本出願のこの実施形態の第1のデバイス101および第2のデバイス102は、互いに直接通信してもよく、または別のデバイスによる転送によって互いに通信してもよい。これは、本出願のこの実施形態において特に限定されない。
本出願のこの実施形態において提供されるサービス品質監視システムによれば、端末のための第1のデバイスと第3のデバイスとの間のパケット送信に関する第3の送信遅延についての情報を監視するとき、第3のデバイスは、第1の瞬間に関連する情報と、端末のための第1のデバイスと第2のデバイスとの間のパケット送信に関する第1の送信遅延についての情報とを第1のデバイスから受信してもよい。さらに、第3のデバイスは、第1の送信遅延についての情報および第1の瞬間に関連する情報に基づいて、端末のための第2のデバイスと第3のデバイスとの間のパケット送信に関する第2の送信遅延についての情報を決定してもよい。言い換えると、第3のデバイスは、セグメント送信遅延情報を監視する1つの手順で、第1の送信遅延についての情報、第2の送信遅延についての情報、および第3の送信遅延についての情報を知ってもよい。したがって、本出願のこの実施形態において提供されるサービス品質監視システムによれば、複数のセグメント送信遅延についての情報が、セグメント送信遅延情報を監視する1つの手順で取得されうる。これは、セグメント送信遅延情報を監視するための既存の方法を簡素化する。
任意選択で、図2は、本出願の実施形態に係るサービス品質監視アクティブ化システム20を示す。サービス品質監視アクティブ化システム20は、セッション管理ネットワーク要素201および第1のデバイス202を含む。
セッション管理ネットワーク要素201は、ポリシー制御ネットワーク要素から1つ以上のサービス品質監視ポリシーを受信し、1つ以上のサービス品質監視ポリシーから第1のデバイスに対応する第1のサービス品質監視ポリシーを決定し、第1のデバイス202に第1のサービス品質監視ポリシーを送信するように構成される。
第1のデバイス202は、セッション管理ネットワーク要素201から第1のサービス品質監視ポリシーを受信するように構成される。
任意選択で、第1のサービス品質監視ポリシーが第1のデバイス202に対応する監視される第1のサービス品質パラメータを含むとき、第1のデバイス202は、第1のサービス品質パラメータについての情報を取得するために、セッション管理ネットワーク要素201から第1のサービス品質監視ポリシーを受信した後、対応するサービス品質の監視を開始してもよい。
代替的に、任意選択で、第1のサービス品質監視ポリシーが第1のデバイス202がセッション管理ネットワーク要素201に監視レポートを報告するイベントを含むとき、セッション管理ネットワーク要素201から第1のサービス品質監視ポリシーを受信した後、第1のデバイス202は、監視レポートを報告するためのイベントに関する予め設定された条件が満たされるとき、セッション管理ネットワーク要素201に監視レポートを報告してもよい。
任意選択で、本出願のこの実施形態において、第1のデバイスは、アクセスデバイスであってもよく、第2のデバイスは、端末であってもよく、第3のデバイスは、ユーザプレーンのネットワーク要素であってもよい。
代替的に、任意選択で、本出願のこの実施形態において、第1のデバイスは、アクセスデバイスであってもよく、第2のデバイスは、ユーザプレーンのネットワーク要素であってもよく、第3のデバイスは、端末であってもよい。
代替的に、任意選択で、本出願のこの実施形態において、第1のデバイスは、端末であってもよく、第2のデバイスは、アクセスデバイスであってもよく、第3のデバイスは、ユーザプレーンのネットワーク要素であってもよい。
代替的に、任意選択で、本出願のこの実施形態において、第1のデバイスは、ユーザプレーンのネットワーク要素であってもよく、第2のデバイスは、アクセスデバイスであってもよく、第3のデバイスは、端末であってもよい。
任意選択で、本出願のこの実施形態のセッション管理ネットワーク要素201および第1のデバイス202は、互いに直接通信してもよく、または別のデバイスによる転送によって互いに通信してもよい。これは、本出願のこの実施形態において特に限定されない。
本出願のこの実施形態において提供されるサービス品質監視アクティブ化システムによれば、必要とされるサービス品質監視ポリシーが、サービス品質監視プロセスにおいて対応するデバイスに提供されてもよい。したがって、デバイスは、サービス品質監視手順を開始するためにアクティブ化されてもよく、またはデバイスは、セッション管理ネットワーク要素に監視レポートを報告するためにアクティブ化されてもよい。
代替的に、任意選択で、図11は、本出願の実施形態に係るサービス品質監視システム110を示す。サービス品質監視システム110は、端末1101およびアクセスデバイス1102を含む。
アクセスデバイス1102は、第1の瞬間に関連する情報を取得するように構成され、第1の瞬間は、アクセスデバイス1102が端末1101によって送信された第1のパケットを受信する瞬間、またはアクセスデバイス1102が端末1101に第2のパケットを送信する瞬間である。
端末1101は、第1の瞬間に関連する情報を受信し、第1の瞬間に関連する情報に基づいて、端末1101のための端末1101とアクセスデバイス1102との間のパケット送信に関する送信遅延についての情報を決定するように構成される。
本出願の実施形態における監視は、代替的に、検出によって置き換えられてもよく、また、本出願の実施形態における検出は、監視によってまた置き換えられてもよいことに留意されたい。言い換えると、検出および監視は、互いに置き換えられてもよい。広い説明が、本明細書において与えられ、詳細は、以下で再び説明されない。
本出願の実施形態において提供されるサービス品質監視システムによれば、端末は、端末のための端末とアクセスデバイスとの間のパケット送信に関する送信遅延についての情報を決定してもよい。
任意選択で、図1のサービス品質監視システム10、図2のサービス品質監視アクティブ化システム20、または図11のサービス品質監視システム110は、現在の5Gネットワークおよび将来のネットワークに適用されてもよい。これは、本出願の実施形態において特に限定されない。
たとえば、図1のサービス品質監視システム10、図2のサービス品質監視アクティブ化システム20、または図11のサービス品質監視システム110が、現在の5Gネットワークに適用されると仮定する。図3に示されるように、上述の端末に対応するネットワーク要素またはエンティティは、5Gネットワークの端末であってもよく、上述のアクセスデバイスに対応するネットワーク要素またはエンティティは、5Gネットワークのアクセスデバイスであってもよく、上述のユーザプレーンのネットワーク要素に対応するネットワーク要素またはエンティティは、5Gネットワークのユーザプレーン機能(user plane function、UPF)ネットワーク要素であってもよく、上述のセッション管理ネットワーク要素に対応するネットワーク要素またはエンティティは、5Gネットワークのセッション管理機能(session management function、SMF)ネットワーク要素であってもよい。
加えて、図3に示されるように、5Gネットワークは、アクセスおよびモビリティ管理機能(access and mobility management function、AMF)ネットワーク要素、ポリシー制御機能(policy control function、PCF)ネットワーク要素などをさらに含んでもよい。これは、本出願の実施形態において特に限定されない。
端末は、次世代(Next generation、N)ネットワークインターフェース1(略してN1)を使用することによってAMFネットワーク要素と通信する。アクセスデバイスは、Nインターフェース2(略してN2)を使用することによってAMFネットワーク要素と通信し、Nインターフェース3(略してN3)を使用することによってUPFネットワーク要素と通信する。AMFネットワーク要素は、Nインターフェース11(略してN11)を使用することによってSMFネットワーク要素と通信し、Nインターフェース15(略してN15)を使用することによってPCFネットワーク要素と通信する。SMFネットワーク要素は、Nインターフェース7(略してN7)を使用することによってPCFネットワーク要素と通信し、Nインターフェース4(略してN4)を使用することによってUPFネットワーク要素と通信する。
図3のネットワーク要素間のインターフェースの名前は、例であるに過ぎず、インターフェースは、特定の実装においてその他の名前を有してもよいことに留意されたい。これは、本出願の実施形態において特に限定されない。
さらに、図3に示される5GネットワークのAMFネットワーク要素、SMFネットワーク要素、およびPCFネットワーク要素などの制御プレーンのネットワーク要素は、代替的に、サービスベースのインターフェースを通じて互いにインタラクションしてもよいことに留意されたい。たとえば、AMFネットワーク要素によって提供されるサービスベースのインターフェースは、Namfであってもよく、SMFネットワーク要素によって提供されるサービスベースのインターフェースは、Nsmfであってもよく、PCFネットワーク要素によって提供されるサービスベースのインターフェースは、Npcfであってもよい。関連する説明に関しては、3GPP TS 23.501規格の5Gシステムアーキテクチャ(5G system architecture)の図を参照されたい。詳細は、本明細書において再度説明されない。
任意選択で、本出願の実施形態における端末(terminal)は、様々なハンドヘルドデバイス、乗り物に搭載されたデバイス、ウェアラブルデバイス、ワイヤレス通信機能を有するコンピューティングデバイス、またはワイヤレスモデムに接続されたその他の処理デバイスを含んでもよい。端末は、加入者ユニット(subscriber unit)、セルラ電話(cellular phone)、スマートフォン(smart phone)、ワイヤレスデータカード、携帯情報端末(personal digital assistant、PDA)コンピュータ、タブレットコンピュータ、ワイヤレスモデム(modem)、ハンドヘルド(handheld)デバイス、ラップトップコンピュータ(laptop computer)、コードレス電話(cordless phone)またはワイヤレスローカルループ(wireless local loop、WLL)局、マシンタイプ通信(machine type communication、MTC)端末、ユーザ機器(UE)、移動局(mobile station、MS)、端末デバイス(terminal device)、中継ユーザ機器などをさらに含んでもよい。中継ユーザ機器は、たとえば、5G住居用ゲートウェイ(residential gateway、RG)であってもよい。説明を容易にするために、本出願において、上述のデバイスは、集合的に端末と呼ばれる。
任意選択で、本出願の実施形態におけるアクセスデバイスは、コアネットワークにアクセスするデバイスである。たとえば、アクセスデバイスは、基地局、ブロードバンドネットワークゲートウェイ(broadband network gateway、BNG)、アグリゲーションスイッチ、非第3世代パートナーシッププロジェクト(3rd generation partnership project、3GPP)アクセスデバイスなどであってもよい。基地局は、様々な形態の基地局、たとえば、マクロ基地局、マイクロ基地局(スモールセルとも呼ばれる)、中継局、またはアクセスポイントを含んでもよい。
任意選択で、本出願の実施形態における図1の第1のデバイスもしくは第3のデバイス、図2のセッション管理ネットワーク要素、または図11の端末もしくはアクセスデバイスは、1つのデバイスによって実装されてもよく、または複数のデバイスによって共同で実装されてもよく、または1つのデバイス内の機能モジュールによって実装されてもよい。これは、本出願の実施形態において特に限定されない。上述の機能が、ハードウェアデバイスのネットワーク要素であってもよく、または専用ハードウェア上で実行されるソフトウェアの機能であってもよく、またはプラットフォーム(たとえば、クラウドプラットフォーム)上のインスタンス化された仮想化機能であってもよいことは理解されうる。
たとえば、本出願の実施形態における図1の第1のデバイスもしくは第3のデバイス、図2のセッション管理ネットワーク要素、または図11の端末もしくはアクセスデバイスは、1つのデバイスによって実装されてもよく、または図4の通信デバイスを使用することによって共同で実装されてもよい。図4は、本出願の実施形態に係る通信デバイスのハードウェアの構造の概略図である。通信デバイス400は、プロセッサ401、通信回線402、メモリ403、および少なくとも1つの通信インターフェースを含む(図4は、通信デバイス400が通信インターフェース404を含む例を使用することによって説明されるに過ぎない)。
プロセッサ401は、本出願のソリューションにおいてプログラムの実行を制御するように構成された汎用中央演算処理装置(central processing unit、CPU)、マイクロプロセッサ、特定用途向け集積回路(application-specific integrated circuit、ASIC)、または1つ以上の集積回路であってもよい。
通信回線402は、上述の構成要素の間で情報を転送するための経路を含んでもよい。
通信インターフェース404は、トランシーバなどの任意の装置であり、別のデバイス、またはイーサネット、無線アクセスネットワーク(radio access network、RAN)、もしくはワイヤレスローカルエリアネットワーク(wireless local area networks、WLAN)などの通信ネットワークと通信するように構成される。
メモリ403は、静的な情報および命令を記憶することができる読み取り専用メモリ(read-only memory、ROM)もしくは別の種類のスタティックストレージデバイス、または情報および命令を記憶することができるランダムアクセスメモリ(random access memory、RAM)もしくは別の種類のダイナミックストレージデバイスであってもよく、あるいは電気的消去可能プログラマブル読み取り専用メモリ(electrically erasable programmable read-only memory、EEPROM)、コンパクトディスク読み取り専用メモリ(compact disc read-only memory、CD-ROM)もしくは別のコンパクトディスクストレージ、(コンパクトディスク、レーザーディスク、光ディスク、デジタルバーサタイルディスク、Blu-rayディスクなどを含む)光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージ媒体もしくは別の磁気ストレージデバイス、または命令もしくはデータ構造の形態の所望のプログラムコードを運ぶかもしくは記憶するように構成されることが可能であり、コンピュータによってアクセスされることが可能である任意のその他の媒体であってもよい。しかし、メモリ403は、これらに限定されない。メモリは、独立して存在してもよく、通信回線402を使用することによってプロセッサに接続される。メモリは、代替的に、プロセッサに統合されてもよい。
メモリ403は、本出願のソリューションを実行するためのコンピュータが実行可能な命令を記憶するように構成され、プロセッサ401は、コンピュータが実行可能な命令の実行を制御する。プロセッサ401は、本出願の以下の実施形態において提供されるサービス品質監視方法を実施するためにメモリ403に記憶されたコンピュータが実行可能な命令を実行するように構成される。
任意選択で、本出願の実施形態のコンピュータが実行可能な命令は、アプリケーションプログラムコードとも呼ばれてもよい。これは、本出願の実施形態において特に限定されない。
特定の実装において、実施形態では、プロセッサ401は、1つ以上のCPU、たとえば、図4のCPU0およびCPU1を含んでもよい。
特定の実装において、実施形態では、通信デバイス400は、複数のプロセッサ、たとえば、図4のプロセッサ401およびプロセッサ408を含んでもよい。プロセッサの各々は、シングルコア(シングルCPU)プロセッサまたはマルチコア(マルチCPU)プロセッサであってもよい。本明細書のプロセッサは、データ(たとえば、コンピュータプログラム命令)を処理するための1つ以上のデバイス、回路、および/または処理コアであってもよい。
特定の実装において、実施形態では、通信デバイス400は、出力デバイス405および入力デバイス406をさらに含んでもよい。出力デバイス405は、プロセッサ401と通信し、複数の方法で情報を表示してもよい。たとえば、出力デバイス405は、液晶ディスプレイ(liquid crystal display、LCD)、発光ダイオード(light emitting diode、LED)ディスプレイデバイス、ブラウン管(cathode ray tube、CRT)ディスプレイデバイス、プロジェクタ(projector)などであってもよい。入力デバイス406は、プロセッサ401と通信し、複数の方法でユーザ入力を受信してもよい。たとえば、入力デバイス406は、マウス、キーボード、タッチスクリーンデバイス、センサーデバイスなどであってもよい。
通信デバイス400は、汎用デバイスまたは専用デバイスであってもよい。特定の実装において、通信デバイス400は、デスクトップコンピュータ、ポータブルコンピュータ、ネットワークサーバ、パームトップコンピュータ(personal digital assistant、PDA)、モバイル電話、タブレットコンピュータ、ワイヤレス端末デバイス、組み込みデバイス、または図4の構造と同様の構造を有するデバイスであってもよい。通信デバイス400の種類は、本出願の実施形態において限定されない。
以下で、図1から図4および図11を参照して本出願の実施形態において提供されるサービス品質監視方法を詳細に説明する。
本出願の以下の実施形態におけるネットワーク要素間のメッセージの名前またはメッセージ内のパラメータの名前などは、例であるに過ぎず、特定の実装においてはその他の名前があってもよいことに留意されたい。これは、本出願の実施形態において特に限定されない。
まず、たとえば、図1のサービス品質監視システムが、図3に示された5Gネットワークに適用され、第1のデバイスが、アクセスデバイスであり、第2のデバイスが、端末であり、第3のデバイスが、UPFネットワーク要素であるか、または第1のデバイスが、アクセスデバイスであり、第2のデバイスが、UPFネットワーク要素であり、第3のデバイスが、端末である。図5Aおよび図5Bは、本出願の実施形態に係るサービス品質監視方法を示す。サービス品質監視方法は、以下のステップを含む。
S501:第1のデバイスが、端末のための第1のデバイスと第2のデバイスとの間のパケット送信に関する第1の送信遅延についての情報を取得する。
本出願のこの実施形態において、第1のデバイスは、第1のデバイスと第2のデバイスとの間のパケット送信に関する第1の送信遅延の監視を開始し、第1の送信遅延についての情報を取得してもよい。特に、第1の送信遅延を監視する方法については、既存の実装を参照されたい。詳細は、本明細書において説明されない。
任意選択で、本出願のこの実施形態における第1の送信遅延は、第1のデバイスと第2のデバイスとの間のパケット送信に関するアップリンク(uplink、UL)またはダウンリンク(downlink、DL)の片方向遅延(one way delay)であってもよい。代替的に、第1の送信遅延は、端末のための第1のデバイスと第2のデバイスとの間のパケット送信に関する往復遅延時間(round trip time、RTT)であってもよい。これは、本出願のこの実施形態において特に限定されない。
本出願のこの実施形態において、第1のデバイスがアクセスデバイスであり、第2のデバイスが端末であるシナリオでは、端末のための第1のデバイスと第2のデバイスとの間のパケット送信に関する第1の送信遅延は、代替的に、無線インターフェース送信遅延またはUuインターフェース(Uu interface)遅延と呼ばれてもよい。これは、本出願のこの実施形態において特に限定されない。
任意選択で、本出願のこの実施形態において、第3のデバイスは、第1の瞬間に関連する情報および第1の送信遅延についての情報を以下の方法1から4のいずれか1つで取得してもよい。
方法1:本出願のこの実施形態において提供されるサービス品質監視方法が、ステップS502aからS504aをさらに含む。
S502a:第3のデバイスが、第1のデバイスにメッセージ1を送信し、第1のデバイスが、瞬間T2において第3のデバイスからメッセージ1を受信する。
たとえば、図5Aおよび図5Bに示されるように、本出願のこの実施形態のメッセージ1は、たとえば、ループバック監視要求1であってもよい。ループバック監視要求1は、1つ以上の監視要求パケット(monitoring request packet)を含んでもよく、監視要求パケットの各々は、関連するシーケンス番号(sequence number、SN)を含んでもよい。これは、本出願のこの実施形態において特に限定されない。
任意選択で、本出願のこの実施形態において、メッセージ1は、端末のための第2のデバイスと第3のデバイスとの間のパケット送信に関する第2の送信遅延を監視することを要求する。代替的に、メッセージ1は、端末のための第1のデバイスと第3のデバイスとの間のパケット送信に関する第3の送信遅延を監視することを要求する。これは、本出願のこの実施形態において特に限定されない。
任意選択で、本出願のこの実施形態において、メッセージ1が端末のための第2のデバイスと第3のデバイスとの間のパケット送信に関する第2の送信遅延を監視することを要求するとき、メッセージ1は、第2の送信遅延に対応する監視粒度1をさらに含んでもよい。たとえば、端末のインターネットプロトコル(internet protocol、IP)アドレス/端末の汎用パケット無線システム(general packet radio system、GPRS)ユーザプレーン用トンネリングプロトコル(tunneling protocol for user plane、GTP-U)トンネルに対応するIPアドレスは、監視粒度1がデバイスの粒度であることを示す。端末のIPアドレス/端末のGTP-Uトンネルに対応するIPアドレスおよび端末のトンネルエンドポイント識別子(tunnel endpoint identifier、TEID)は、監視粒度1がセッションの粒度であることを示す。端末のIPアドレス/端末のGTP-Uトンネルに対応するIPアドレス、端末のTEID、および端末のサービス品質QoSフロー識別子(QoS flow identity、QFI)は、監視粒度1がフローの粒度であることを示す。これは、本出願のこの実施形態において特に限定されない。
任意選択で、本出願のこの実施形態において、メッセージ1が端末のための第1のデバイスと第3のデバイスとの間のパケット送信に関する第3の送信遅延を監視することを要求するとき、メッセージ1は、第3の送信遅延に対応する監視粒度3をさらに含んでもよい。監視粒度3の関連する説明に関しては、監視粒度1の関連する説明を参照されたい。詳細は、本明細書において再度説明されない。
任意選択で、本出願のこの実施形態において、メッセージ1は、インジケーション情報1またはセグメント識別子1のうちの少なくとも1つをさらに含んでもよい。インジケーション情報1は、第1の送信遅延についての情報を取得することを示し、セグメント識別子1は、第1の送信遅延に対応するセグメントを特定する。これは、本出願のこの実施形態において特に限定されない。
任意選択で、本出願のこの実施形態において、メッセージ1は、第1の送信遅延に対応する監視粒度2をさらに含んでもよい。監視粒度2の関連する説明に関しては、監視粒度1の関連する説明を参照されたい。詳細は、本明細書において再度説明されない。
結論として、本出願のこの実施形態において、メッセージ1は、以下の4つの場合を示してもよい。
a.監視されるセグメントについての情報、たとえば、第2の送信遅延に対応するセグメントについての情報または第3の送信遅延に対応するセグメントについての情報が、示されず、第3のデバイスが取得することを要求するセグメントについての情報、たとえば、第1の送信遅延に対応するセグメントについての情報も、示されない。言い換えると、第3のデバイスからメッセージ1を受信した後、第1のデバイスは、デフォルトでまたは第1のデバイスのローカルのポリシーに従ってメッセージ1に対応する応答メッセージを返す。
b.監視されるセグメントについての情報、たとえば、第2の送信遅延に対応するセグメントについての情報または第3の送信遅延に対応するセグメントについての情報が、示されないが、第3のデバイスが取得することを要求するセグメントについての情報は、示される。第1の送信遅延に対応するセグメント識別子1が第1のデバイスおよび第3のデバイスにおいて構成される場合、第3のデバイスは、セグメント識別子1に対応する第1の送信遅延についての情報を取得することを要求するためにメッセージ1にセグメント識別子1を追加してもよい。
c.監視されるセグメントについての情報が示されるが、第3のデバイスが取得することを要求するセグメントについての情報は示されない。第2の送信遅延に対応するセグメント識別子2および/または第3の送信遅延に対応するセグメント識別子3が第1のデバイスおよび第3のデバイスの各々において構成される場合、第3のデバイスは、セグメント識別子2に対応する第2の送信遅延についての情報を監視することを要求するためにメッセージ1にセグメント識別子2を追加してもよく、またはセグメント識別子3に対応する第2の送信遅延についての情報を監視することを要求するためにメッセージ1にセグメント識別子3を追加してもよい。
d.監視されるセグメントについての情報が示され、第3のデバイスが取得することを要求するセグメントについての情報も示される。監視されるセグメントについての情報を示す方法に関しては、上述の場合cを参照されたい。取得されることを要求された情報を示す方法に関しては、上述の場合bを参照されたい。詳細は、本明細書において再度説明されない。
任意選択で、本出願のこの実施形態において、ステップS501およびS502aを実行するための必須の順序はない。ステップS501は、ステップS502aの前に実行されてもよい。代替的に、ステップS502aが、ステップS501の前に実行されてもよい。たとえば、第3のデバイスからループバック監視要求1を受信した後、第1のデバイスは、端末のための第1のデバイスと第2のデバイスとの間のパケット送信に関する第1の送信遅延の監視を開始する。代替的に、ステップS501およびS502aは、同時に実行されてもよい。これは、本出願のこの実施形態において特に限定されない。
S503a.第1のデバイスが、メッセージ1に対応するメッセージ2を生成する。
たとえば、図5Aおよび図5Bに示されるように、本出願のこの実施形態のメッセージ2は、たとえば、ループバック監視応答1であってもよい。ループバック監視応答1は、1つ以上の測定応答パケット(measurement response packet)を含んでもよく、測定要求パケットの各々は、関連するシーケンス番号を含んでもよい。これは、本出願のこの実施形態において特に限定されない。
本出願のこの実施形態において、ステップS502aの監視要求パケットおよびステップS503aの測定応答パケットは、集合的に監視パケット(monitoring packet)と呼ばれてもよい。広い説明が、本明細書において与えられ、詳細は、以下で再び説明されない。
本出願のこの実施形態において、メッセージ1を受信した後、第1のデバイスが、メッセージ1に対応するメッセージ2を生成するかまたは構築してもよい。たとえば、第1のデバイスは、第1の送信遅延についての情報および第1の瞬間に関連する情報をメッセージ2に追加してもよい。第1の瞬間に関連する情報は、たとえば、第1のデバイスがメッセージ1を受信する瞬間T2および第1のデバイスがメッセージ2を送信する瞬間T5を含んでもよい。代替的に、第1の瞬間に関連する情報は、たとえば、第1のデバイスがメッセージ2を送信する瞬間T5と第1のデバイスがメッセージ1を受信する瞬間T2との間の差を含んでもよい。これは、本出願のこの実施形態において特に限定されない。
任意選択で、本出願のこの実施形態において、メッセージ2は、第1の送信遅延に対応する監視粒度4をさらに含んでもよい。監視粒度4は、第1の送信遅延に対応し、メッセージ1内にある監視粒度2と同じであるかまたは異なってもよい。言い換えると、第1の送信遅延に対応し、第3のデバイスによって送信される要求内にある監視粒度は、第1の送信遅延に対応し、第1のデバイスによって送信される応答内にある監視粒度と同じであるかまたは異なってもよい。たとえば、第1の送信遅延に対応し、第3のデバイスによって送信される要求内にある監視粒度が、デバイスの粒度であってもよい一方、第1の送信遅延に対応し、第1のデバイスによって送信される応答内にある監視粒度は、フローの粒度であってもよい。これは、本出願のこの実施形態において特に限定されない。
任意選択で、本出願のこの実施形態において、メッセージ2は、第1の送信遅延に対応するセグメント識別子1をさらに含んでもよく、セグメント識別子1は、第1の送信遅延に対応するセグメントを示す。これは、本出願のこの実施形態において特に限定されない。
S504a:第1のデバイスが、第3のデバイスにメッセージ2を送信し、第3のデバイスが、第1のデバイスからメッセージ2を受信する。
方法2:ステップS501の後、本出願のこの実施形態において提供されるサービス品質監視方法は、ステップS502bおよびS503bをさらに含む。
S502b:第1のデバイスが、メッセージ3を生成する。
たとえば、図5Aおよび図5Bに示されるように、本出願のこの実施形態のメッセージ3は、たとえば、サービス品質監視要求1であってもよい。サービス品質監視要求1は、1つ以上の監視要求パケット(monitoring request packet)を含んでもよく、監視要求パケットの各々は、関連するシーケンス番号を含んでもよい。これは、本出願のこの実施形態において特に限定されない。メッセージ3は、端末のための第1のデバイスと第3のデバイスとの間のパケット送信に関する第3の送信遅延を監視することを要求する。広い説明が、本明細書において与えられ、詳細は、以下で再び説明されない。
本出願のこの実施形態において、第1のデバイスは、第1の送信遅延についての情報を取得した後、メッセージ3を生成してもよい。たとえば、第1のデバイスは、第1の送信遅延についての情報および第1の瞬間に関連する情報をメッセージ3に追加してもよい。第1の瞬間に関連する情報は、たとえば、第1のデバイスがメッセージ3を送信する瞬間T5を含んでもよい。これは、本出願のこの実施形態において特に限定されない。
任意選択で、本出願のこの実施形態において、メッセージ3は、第1の送信遅延に対応する監視粒度4をさらに含んでもよい。これは、本出願のこの実施形態において特に限定されない。監視粒度4の関連する説明に関しては、監視粒度1の関連する説明を参照されたい。詳細は、本明細書において再度説明されない。
任意選択で、本出願のこの実施形態において、メッセージ3は、第1の送信遅延に対応するセグメント識別子1をさらに含んでもよく、セグメント識別子1は、第1の送信遅延に対応するセグメントを示す。これは、本出願のこの実施形態において特に限定されない。
S503b:第1のデバイスが、第3のデバイスにメッセージ3を送信し、第3のデバイスが、第1のデバイスからメッセージ3を受信する。
方法3:ステップS501の後、本出願のこの実施形態において提供されるサービス品質監視方法は、ステップS502cからS505cをさらに含む。
S502c:第1のデバイスが、第3のデバイスにメッセージ4を送信し、第3のデバイスが、第1のデバイスからメッセージ4を受信する。メッセージ4は、第1の送信遅延についての情報を含む。
任意選択で、本出願のこの実施形態において、メッセージ4は、第1の送信遅延に対応する監視粒度4をさらに含んでもよい。これは、本出願のこの実施形態において特に限定されない。監視粒度4の関連する説明に関しては、監視粒度1の関連する説明を参照されたい。詳細は、本明細書において再度説明されない。
任意選択で、本出願のこの実施形態において、メッセージ4は、第1の送信遅延に対応するセグメント識別子1をさらに含んでもよく、セグメント識別子1は、第1の送信遅延に対応するセグメントを示す。これは、本出願のこの実施形態において特に限定されない。
任意選択で、本出願のこの実施形態のメッセージ4は、制御パケットまたは監視パケットであってもよい。これは、本出願のこの実施形態において特に限定されない。
S503c:第3のデバイスが、第1のデバイスにメッセージ5を送信し、第1のデバイスが、第3のデバイスからメッセージ5を受信する。メッセージ5は、端末のための第1のデバイスと第3のデバイスとの間のパケット送信に関する第3の送信遅延を監視することを要求する。
たとえば、図5Aおよび図5Bに示されるように、本出願のこの実施形態のメッセージ5は、たとえば、ループバック監視要求2であってもよい。ループバック監視要求2は、1つ以上の監視要求パケット(monitoring request packet)を含んでもよく、監視要求パケットの各々は、関連するシーケンス番号を含んでもよい。関連する説明に関しては、第3の送信遅延を監視する既存の方法を参照するものとし、詳細は、本明細書において再度説明されない。
任意選択で、本出願のこの実施形態において、ステップS502cおよびステップS503cからS505cを実行するための必須の順序はない。ステップS502cは、ステップS503cからS505cのうちの1つ以上の前に実行されてもよい。代替的に、ステップS503cからS505cのうちの1つまたは複数は、ステップS502cの前に実行されてもよい。代替的に、ステップS502cおよびステップS503cからS505cのうちの1つまたは複数は、同時に実行されてもよい。これは、本出願のこの実施形態において特に限定されない。
S504c.第1のデバイスが、メッセージ5に対応するメッセージ6を生成する。
たとえば、図5Aおよび図5Bに示されるように、本出願のこの実施形態のメッセージ6は、たとえば、ループバック監視応答2であってもよい。ループバック監視応答2は、1つ以上の測定応答パケット(measurement response packet)を含んでもよく、測定要求パケットの各々は、関連するシーケンス番号を含んでもよい。これは、本出願のこの実施形態において特に限定されない。
本出願のこの実施形態において、メッセージ5を受信した後、第1のデバイスが、メッセージ5に対応するメッセージ6を生成するかまたは構築してもよい。たとえば、第1のデバイスは、第1の瞬間に関連する情報をメッセージ6に追加してもよい。第1の瞬間に関連する情報は、たとえば、第1のデバイスがメッセージ5を受信する瞬間T2および第1のデバイスがメッセージ6を送信する瞬間T5を含んでもよい。代替的に、第1の瞬間に関連する情報は、たとえば、第1のデバイスがメッセージ6を送信する瞬間T5と第1のデバイスがメッセージ5を受信する瞬間T2との間の差を含んでもよい。これは、本出願のこの実施形態において特に限定されない。
S505c:第1のデバイスが、第3のデバイスにメッセージ6を送信し、第3のデバイスが、第1のデバイスからメッセージ6を受信する。
方法4:ステップS501の後、本出願のこの実施形態において提供されるサービス品質監視方法は、ステップS502dからS504dをさらに含む。
S502d:このステップは、ステップS502cと同じである。関連する説明に関しては、ステップS502cを参照されたい。詳細は、本明細書において再度説明されない。
S503d:第1のデバイスが、メッセージ7を生成する。メッセージ7は、端末のための第1のデバイスと第3のデバイスとの間のパケット送信に関する第3の送信遅延を監視することを要求する。
たとえば、図5Aおよび図5Bに示されるように、本出願のこの実施形態のメッセージ7は、たとえば、サービス品質監視要求2であってもよい。サービス品質監視要求2は、1つ以上の監視要求パケット(monitoring request packet)を含んでもよく、監視要求パケットの各々は、関連するシーケンス番号を含んでもよい。これは、本出願のこの実施形態において特に限定されない。
本出願のこの実施形態において、メッセージ7は、第1の瞬間に関連する情報を含んでもよく、第1の瞬間に関連する情報は、たとえば、第1のデバイスがメッセージ7を送信する瞬間T5を含んでもよい。関連する説明に関しては、第3の送信遅延を監視する既存の方法を参照されたい。詳細は、本明細書において再度説明されない。
任意選択で、本出願のこの実施形態において、ステップS502dおよびS503dを実行するための必須の順序はない。ステップS502dは、ステップS503dの前に実行されてもよい。代替的に、ステップS503dは、S502dの前に実行されてもよい。代替的に、S502dおよびS503dは、同時に実行されてもよい。これは、本出願のこの実施形態において特に限定されない。
S504d:第1のデバイスが、第3のデバイスにメッセージ7を送信し、第3のデバイスが、第1のデバイスからメッセージ7を受信する。
第3のデバイスが第1の送信遅延についての情報および第1の瞬間に関連する情報を取得した後、本出願のこの実施形態において提供されるサービス品質監視方法は、ステップS506およびS507をさらに含む。
S506:第3のデバイスが、第1の送信遅延についての情報を記憶する。
S507:第3のデバイスが、第3の送信遅延についての情報を決定し、第1の送信遅延についての情報および第1の瞬間に関連する情報に基づいて第2の送信遅延についての情報を決定する。
たとえば、端末のための第1のデバイスと第3のデバイスとの間のパケット送信に関する第3の送信遅延についての情報が、RTT1であり、端末のための第1のデバイスと第2のデバイスとの間のパケット送信に関する第1の送信遅延についての情報が、RRT2であり、端末のための第2のデバイスと第3のデバイスとの間のパケット送信に関する第2の送信遅延についての情報が、RTT3であると仮定する。
この場合、方法1または方法3に関して、第3のデバイスがループバック監視要求1またはループバック監視要求2を送信する記録された瞬間がT1であり、第3のデバイスがループバック監視応答1またはループバック監視応答2を受信する瞬間がT6であると仮定すると、
RRT1 = (T6 - T1) - (T5 - T2)であり、
RRT3 = RRT2 + RRT1である。
方法2または方法4に関して、第3のデバイスがサービス品質監視要求1またはサービス品質監視要求2を受信する瞬間がT6であると仮定すると、
RRT1 = T6 - T5であり、
RRT3 = RRT2 + RRT1である。
代替的に、たとえば、端末のための第1のデバイスと第3のデバイスとの間のパケット送信に関する第3の送信遅延についての情報が、片方向遅延1であり、端末のための第1のデバイスと第2のデバイスとの間のパケット送信に関する第1の送信遅延についての情報が、片方向遅延2であり、端末のための第2のデバイスと第3のデバイスとの間のパケット送信に関する第2の送信遅延についての情報が、片方向遅延3であると仮定する。
この場合、方法1または方法3に関して、第3のデバイスがループバック監視要求1またはループバック監視要求2を送信する記録された瞬間がT1であり、第3のデバイスがループバック監視応答1またはループバック監視応答2を受信する瞬間がT6であると仮定すると、
片方向遅延1 = [(T6 - T1) - (T5 - T2)]/2であり、
片方向遅延3 = 片方向遅延2 + 片方向遅延1である。
方法2または方法4に関して、第3のデバイスがサービス品質監視要求1またはサービス品質監視要求2を受信する瞬間がT6であると仮定すると、
片方向遅延1 = (T6 - T5)/2であり、
片方向遅延3 = 片方向遅延2 + 片方向遅延1である。
上述の例は、同じセグメントに対応するアップリンク遅延およびダウンリンク遅延が同じであると仮定することによって説明されていることに留意されたい。言い換えると、片方向遅延は、UL片方向遅延またはDL片方向遅延であってもよい。これは、本出願のこの実施形態において特に限定されない。
本出願のこの実施形態において提供されるサービス品質監視方法によれば、端末のための第1のデバイスと第3のデバイスとの間のパケット送信に関する第3の送信遅延についての情報を監視するとき、第3のデバイスは、第1の瞬間に関連する情報と、端末のための第1のデバイスと第2のデバイスとの間のパケット送信に関する第1の送信遅延についての情報とを第1のデバイスから受信してもよい。さらに、第3のデバイスは、第1の送信遅延についての情報および第1の瞬間に関連する情報に基づいて、端末のための第2のデバイスと第3のデバイスとの間のパケット送信に関する第2の送信遅延についての情報を決定してもよい。言い換えると、第3のデバイスは、セグメント送信遅延情報を監視する1つの手順で、第1の送信遅延についての情報、第2の送信遅延についての情報、および第3の送信遅延についての情報を知ってもよい。したがって、本出願のこの実施形態において提供されるサービス品質監視方法によれば、複数のセグメント送信遅延についての情報が、セグメント送信遅延情報を監視する1つの手順で取得されうる。これは、セグメント送信遅延情報を監視するための既存の方法を簡素化する。
ステップS501からS507における第1のデバイスまたは第3のデバイスのアクションは、メモリ403に記憶されたアプリケーションプログラムコードを呼び出すことによって図4に示された通信デバイス400のプロセッサ401によって実行されてもよい。これは、この実施形態において限定されない。
任意選択で、たとえば、図1のサービス品質監視システムが、図3に示された5Gネットワークに適用され、第1のデバイスが、端末であり、第2のデバイスが、アクセスデバイスであり、第3のデバイスが、UPFネットワーク要素であるか、または第1のデバイスが、UPFネットワーク要素であり、第2のデバイスが、アクセスデバイスであり、第3のデバイスが、端末である。図6Aおよび図6Bは、本出願の実施形態に係るサービス品質監視方法を示す。サービス品質監視方法は、以下のステップを含む。
S601:このステップは、ステップS501と同様である。詳細に関しては、図5Aおよび図5Bに示された実施形態のステップS501を参照されたい。詳細は、本明細書において再度説明されない。
任意選択で、本出願のこの実施形態において、第3のデバイスは、第1の瞬間に関連する情報および第1の送信遅延についての情報を以下の方法1から4のいずれか1つで取得してもよい。
方法1:本出願のこの実施形態において提供されるサービス品質監視方法が、ステップS602aからS604aをさらに含む。
S602a:第3のデバイスが、第2のデバイスを介して第1のデバイスにメッセージ1を送信し、第1のデバイスが、瞬間T2において第3のデバイスからメッセージ1を受信する。
たとえば、図6Aおよび図6Bに示されるように、本出願のこの実施形態のメッセージ1は、たとえば、ループバック監視要求1であってもよい。関連する説明に関しては、図6Aおよび図6Bに示される実施形態を参照されたい。詳細は、本明細書において再度説明されない。
メッセージ1のその他の関連する説明に関しては、図5Aおよび図5Bに示された実施形態のステップS502aを参照されたい。詳細は、本明細書において再度説明されない。
本出願のこの実施形態において、第2のデバイスがアクセスデバイスであり、第3のデバイスが端末であるシナリオでは、第2のデバイスと第3のデバイスとの間のパケット送信に関する第2の送信遅延が、無線インターフェース送信遅延またはUuインターフェース遅延とも呼ばれてもよい。これは、本出願のこの実施形態において特に限定されない。
端末とアクセスデバイスとの間で送信されているとき、本出願のこの実施形態における(ステップS602aのメッセージ1、以下のメッセージ2、メッセージ3、メッセージ4、メッセージ5、メッセージ6、またはメッセージ7を含む)メッセージは、端末のセッションに対応するベアラを使用することによって送信されることに留意されたい。アクセスデバイスとUPFネットワーク要素との間で送信されているとき、本出願のこの実施形態におけるメッセージは、端末のセッションに対応するGTP-Uトンネルを通じて送信される。言い換えると、メッセージのための送信チャネルが、切り替えられる必要がある。詳細に関しては、既存の実装を参照されたい。詳細は、本明細書において説明されない。
任意選択で、本出願のこの実施形態において、ステップS601およびS602aを実行するための必須の順序はない。ステップS601は、ステップS602aの前に実行されてもよい。代替的に、ステップS602aは、ステップS601の前に実行されてもよい。たとえば、第3のデバイスからループバック監視要求1を受信した後、第1のデバイスは、端末のための第1のデバイスと第2のデバイスとの間のパケット送信に関する第1の送信遅延の監視を開始する。代替的に、ステップS601およびS602aは、同時に実行されてもよい。これは、本出願のこの実施形態において特に限定されない。
S603a:このステップは、ステップS503aと同様である。詳細に関しては、図5Aおよび図5Bに示された実施形態のステップS503aを参照されたい。詳細は、本明細書において再度説明されない。
S604a:第1のデバイスが、第2のデバイスを介して第3のデバイスにメッセージ2を送信し、第3のデバイスが、第1のデバイスからメッセージ2を受信する。
方法2:ステップS601の後、本出願のこの実施形態において提供されるサービス品質監視方法は、ステップS602bおよびS603bをさらに含む。
S602b:このステップは、ステップS502bと同様である。詳細に関しては、図5Aおよび図5Bに示された実施形態のステップS502bを参照されたい。詳細は、本明細書において再度説明されない。
S603b:第1のデバイスが、第2のデバイスを介して第3のデバイスにメッセージ3を送信し、第3のデバイスが、第1のデバイスからメッセージ3を受信する。
方法3:ステップS601の後、本出願のこの実施形態において提供されるサービス品質監視方法は、ステップS602cからS605cをさらに含む。
S602c:第1のデバイスが、第2のデバイスを介して第3のデバイスにメッセージ4を送信し、第3のデバイスが、第1のデバイスからメッセージ4を受信する。メッセージ4は、第1の送信遅延についての情報を含む。
メッセージ4の関連する説明に関しては、図5Aおよび図5Bに示された実施形態のステップS502cを参照されたい。詳細は、本明細書において再度説明されない。
S603c:第3のデバイスが、第2のデバイスを介して第1のデバイスにメッセージ5を送信し、第1のデバイスが、第3のデバイスからメッセージ5を受信する。メッセージ5は、端末のための第1のデバイスと第3のデバイスとの間のパケット送信に関する第3の送信遅延を監視することを要求する。
メッセージ5の関連する説明に関しては、図5Aおよび図5Bに示された実施形態のステップS503cを参照されたい。詳細は、本明細書において再度説明されない。
任意選択で、本出願のこの実施形態において、ステップS602cおよびステップS603cからS605cを実行するための必須の順序はない。ステップS602cは、ステップS603cからS605cのうちの1つ以上の前に実行されてもよい。代替的に、ステップS603cからS605cのうちの1つまたは複数は、ステップS602cの前に実行されてもよい。代替的に、ステップS602cおよびステップS603cからS605cのうちの1つまたは複数は、同時に実行されてもよい。これは、本出願のこの実施形態において特に限定されない。
S604c:このステップは、ステップS504cと同様である。詳細に関しては、図5Aおよび図5Bに示された実施形態のステップS504cを参照されたい。詳細は、本明細書において再度説明されない。
S605c:第1のデバイスが、第2のデバイスを介して第3のデバイスにメッセージ6を送信し、第3のデバイスが、第1のデバイスからメッセージ6を受信する。
方法4:ステップS601の後、本出願のこの実施形態において提供されるサービス品質監視方法は、ステップS602dからS604dをさらに含む。
S602d:このステップは、ステップS602cと同じである。関連する説明に関しては、ステップS602cを参照されたい。詳細は、本明細書において再度説明されない。
S603d:このステップは、ステップS503dと同様である。詳細に関しては、図5Aおよび図5Bに示された実施形態のステップS503dを参照されたい。詳細は、本明細書において再度説明されない。
任意選択で、本出願のこの実施形態において、ステップS602dおよびS603dを実行するための必須の順序はない。ステップS602dは、ステップS603dの前に実行されてもよい。代替的に、ステップS603dは、ステップS602dの前に実行されてもよい。代替的に、S602dおよびS603dは、同時に実行されてもよい。これは、本出願のこの実施形態において特に限定されない。
S604d:第1のデバイスが、第2のデバイスを介して第3のデバイスにメッセージ7を送信し、第3のデバイスが、第1のデバイスからメッセージ7を受信する。
第3のデバイスが第1の送信遅延についての情報および第1の瞬間に関連する情報を取得した後、本出願のこの実施形態において提供されるサービス品質監視方法は、ステップS606およびS607をさらに含む。
S606:第3のデバイスが、第1の送信遅延についての情報を記憶する。
S607:第3のデバイスが、第3の送信遅延についての情報を決定し、第1の送信遅延についての情報および第1の瞬間に関連する情報に基づいて第2の送信遅延についての情報を決定する。
たとえば、端末のための第1のデバイスと第3のデバイスとの間のパケット送信に関する第3の送信遅延についての情報が、RTT1であり、端末のための第1のデバイスと第2のデバイスとの間のパケット送信に関する第1の送信遅延についての情報が、RRT2であり、端末のための第2のデバイスと第3のデバイスとの間のパケット送信に関する第2の送信遅延についての情報が、RTT3であると仮定する。
この場合、方法1または方法3に関して、第3のデバイスがループバック監視要求1またはループバック監視要求2を送信する記録された瞬間がT1であり、第3のデバイスがループバック監視応答1またはループバック監視応答2を受信する瞬間がT6であると仮定すると、
RRT1 = (T6 - T1) - (T5 - T2)であり、
RRT3 = RRT1 - RRT2である。
方法2または方法4に関して、第3のデバイスがサービス品質監視要求1またはサービス品質監視要求2を受信する瞬間がT6であると仮定すると、
RRT1 = T6 - T5であり、
RRT3 = RRT1 - RRT2である。
代替的に、たとえば、端末のための第1のデバイスと第3のデバイスとの間のパケット送信に関する第3の送信遅延についての情報が、片方向遅延1であり、端末のための第1のデバイスと第2のデバイスとの間のパケット送信に関する第1の送信遅延についての情報が、片方向遅延2であり、端末のための第2のデバイスと第3のデバイスとの間のパケット送信に関する第2の送信遅延についての情報が、片方向遅延3であると仮定する。
この場合、方法1または方法3に関して、第3のデバイスがループバック監視要求1またはループバック監視要求2を送信する記録された瞬間がT1であり、第3のデバイスがループバック監視応答1またはループバック監視応答2を受信する瞬間がT6であると仮定すると、
片方向遅延1 = [(T6 - T1) - (T5 - T2)]/2であり、
片方向遅延3 = 片方向遅延1 - 片方向遅延2である。
方法2または方法4に関して、第3のデバイスがサービス品質監視要求1またはサービス品質監視要求2を受信する瞬間がT6であり、
片方向遅延1 = (T6 - T5)/2であり、
片方向遅延3 = 片方向遅延1 - 片方向遅延2であると仮定する。
上述の例は、同じセグメントに対応するアップリンク遅延およびダウンリンク遅延が同じであると仮定することによって説明されていることに留意されたい。言い換えると、片方向遅延は、UL片方向遅延またはDL片方向遅延であってもよい。これは、本出願のこの実施形態において特に限定されない。
本出願のこの実施形態において提供されるサービス品質監視方法によれば、端末のための第1のデバイスと第3のデバイスとの間のパケット送信に関する第3の送信遅延についての情報を監視するとき、第3のデバイスは、第1の瞬間に関連する情報と、端末のための第1のデバイスと第2のデバイスとの間のパケット送信に関する第1の送信遅延についての情報とを第1のデバイスから受信してもよい。さらに、第3のデバイスは、第1の送信遅延についての情報および第1の瞬間に関連する情報に基づいて、端末のための第2のデバイスと第3のデバイスとの間のパケット送信に関する第2の送信遅延についての情報を決定してもよい。言い換えると、第3のデバイスは、セグメント送信遅延情報を監視する1つの手順で、第1の送信遅延についての情報、第2の送信遅延についての情報、および第3の送信遅延についての情報を知ってもよい。したがって、本出願のこの実施形態において提供されるサービス品質監視方法によれば、複数のセグメント送信遅延についての情報が、セグメント送信遅延情報を監視する1つの手順で取得されうる。これは、セグメント送信遅延情報を監視するための既存の方法を簡素化する。
ステップS601からS607における第1のデバイスまたは第3のデバイスのアクションは、メモリ403に記憶されたアプリケーションプログラムコードを呼び出すことによって図4に示された通信デバイス400のプロセッサ401によって実行されてもよい。これは、この実施形態において限定されない。
任意選択で、たとえば、図2のサービス品質監視システムが、図3に示された5Gネットワークに適用され、第1のデバイスが、アクセスデバイスまたはUPFネットワーク要素である。図7Aおよび図7Bは、本出願の実施形態に係るサービス品質監視アクティブ化方法を示す。サービス品質監視アクティブ化方法は、以下のステップを含む。
S701:任意選択で、アプリケーション機能(application function、AF)ネットワーク要素が、PCFネットワーク要素にメッセージ1に送信し、PCFネットワーク要素が、AFネットワーク要素からメッセージ1を受信する。メッセージ1は、SMFネットワーク要素に送信される1つ以上のサービス品質監視ポリシーを含む。
たとえば、図7Aおよび図7Bに示されるように、本出願のこの実施形態のメッセージ1は、たとえば、ポリシー認可作成/更新要求(policy authorization create/update request)であってもよい。これは、本出願のこの実施形態において特に限定されない。
任意選択で、本出願のこの実施形態において、AFネットワーク要素は、メッセージ1をPCFネットワーク要素に直接送信するか、またはメッセージ1をネットワーク公開機能(network exposure function、NEF)ネットワーク要素を介してPCFネットワーク要素に送信してもよい。これは、本出願のこの実施形態において特に限定されない。
任意選択で、本出願のこの実施形態において、たとえば、SMFネットワーク要素に送信されるサービス品質監視ポリシーは、監視されるサービス品質パラメータまたは監視レポートがSMFネットワーク要素に報告される必要があるイベントのうちの少なくとも1つを含んでもよい。これは、本出願のこの実施形態において特に限定されない。
例において、監視されるサービス品質パラメータは、保証フロービットレート(guaranteed flow bit rate、GFBR)、アップリンク/ダウンリンク最大フロービットレート(uplink/downlink maximum flow bit rate、MFBR)、アクセスポイントにおけるパケット遅延バジェット(packet delay budget)以内のデータバースト量、フレーム誤り率(frame error ratio、FER)、セグメント送信遅延、またはパケット損失情報のうちの少なくとも1つを含んでもよい。セグメント送信遅延は、たとえば、片方向遅延またはループバック遅延を含んでもよい。これは、本出願のこの実施形態において特に限定されない。たとえば、セグメント送信遅延は、片方向送信遅延または双方向送信遅延であってもよい。これは、本出願のこの実施形態において特に限定されない。
例において、監視レポートがSMFネットワーク要素に報告される必要があるイベントは、サービス品質パラメータが予め設定された閾値を超える(たとえば、パケット損失率が0.5%よりも大きい)こと、端末がアイドルモードになるかもしくはセッションが解放されること、または周期的報告が実行されることを含んでもよい。これは、本出願のこの実施形態において特に限定されない。
任意選択で、本出願のこの実施形態において、SMFネットワーク要素に送信されるサービス品質監視ポリシーは、たとえば、タイムアウトパケットの処理ルール、たとえば、パケットを破棄することまたはパケットを端末に送信することをさらに含んでもよい。これは、本出願のこの実施形態において特に限定されない。
任意選択で、本出願のこの実施形態において、SMFネットワーク要素に送信されるサービス品質監視ポリシーは、たとえば、サービス品質の監視のために使用される監視パケットの長さまたはサービス品質の監視のために使用される監視期間をさらに含んでもよい。これは、本出願のこの実施形態において特に限定されない。
任意選択で、本出願のこの実施形態において、サービス品質の監視のために使用される監視パケットの長さは、有効なサービスデータパケットの典型的なパケット長に等しくてもよい。これは、本出願のこの実施形態において特に限定されない。
任意選択で、本出願のこの実施形態において、SMFネットワーク要素に送信されるサービス品質監視ポリシーは、サービス品質監視ポリシーを続いて使用してもよい1つ以上のデバイスについての情報をさらに含んでもよい。これは、本出願のこの実施形態において特に限定されない。
S702:PCFネットワーク要素が、SMFネットワーク要素にメッセージ2を送信し、SMFネットワーク要素が、PCFネットワーク要素からメッセージ2を受信する。メッセージ2は、1つ以上のサービス品質監視ポリシーを含む。
例において、図7Aおよび図7Bに示されるように、本出願のこの実施形態のメッセージ2は、セッション管理ポリシー修正要求(session management policy modification request)1であってもよい。これは、本出願のこの実施形態において特に限定されない。
任意選択で、本出願のこの実施形態において、PCFネットワーク要素は、加入情報またはAFネットワーク要素から受信されたメッセージ1に基づいて、SMFネットワーク要素にメッセージ2を送信すると決定してもよい。これは、本出願のこの実施形態において特に限定されない。
S703:SMFネットワーク要素が、1つ以上のサービス品質監視ポリシーからアクセスデバイスに対応するサービス品質監視ポリシー1を決定する。
サービス品質監視ポリシー1の関連する説明に関しては、ステップS701のサービス品質監視ポリシーの関連する説明を参照されたい。詳細は、本明細書において再度説明されない。
任意選択で、可能な実装において、サービス品質監視ポリシーは、アクセスデバイスについての情報を含む。この場合、SMFネットワーク要素が1つ以上のサービス品質監視ポリシーからアクセスデバイスに対応するサービス品質監視ポリシー1を決定することは、SMFネットワーク要素がアクセスデバイスについての情報に基づいて1つ以上のサービス品質監視ポリシーからアクセスデバイスに対応するサービス品質監視ポリシー1を決定することを含む。例では、本出願のこの実施形態において、アクセスデバイスについての情報は、アクセスデバイスの識別子またはアクセスデバイスのIPアドレスであってもよい。これは、本出願のこの実施形態において特に限定されない。
任意選択で、可能な実装において、アクセスデバイスに対応するサービス品質監視ポリシー1は、アクセスデバイスに対応する監視されるサービス品質パラメータ1を含む。この場合、SMFネットワーク要素が1つ以上のサービス品質監視ポリシーからアクセスデバイスに対応するサービス品質監視ポリシー1を決定することは、SMFネットワーク要素がサービス品質パラメータ1のパラメータタイプに基づいてアクセスデバイスに対応する監視される第1のサービス品質パラメータ1を決定することを含む。たとえば、本出願のこの実施形態のパラメータタイプは、Uuインターフェースおよび/またはN3インターフェース上の送信レート、データバースト量タイプ、FER、送信遅延、またはパケット損失情報であってもよい。たとえば、SMFネットワーク要素は、そのパラメータタイプがUuインターフェースおよび/またはN3インターフェース上の送信レート、バーストデータ量タイプ、FER、送信遅延、またはパケット損失情報のうちの少なくとも1つであるサービス品質パラメータ1をアクセスデバイスに送信してもよい。
任意選択で、本出願のこの実施形態において、サービス品質パラメータ1がセグメント送信遅延を含むとき、セグメント送信遅延は、端末のためのアクセスデバイスと第2のデバイスとの間のパケット送信に関する第1の送信遅延、または端末のためのアクセスデバイスと第3のデバイスとの間のパケット送信に関する第3の送信遅延であってもよい。本明細書において、第2のデバイスは、端末であってもよく、第3のデバイスは、UPFネットワーク要素であってもよい。代替的に、第2のデバイスは、UPFネットワーク要素であってもよく、第3のデバイスは、端末であってもよい。詳細に関しては、図5Aおよび図5Bに示された実施形態を参照されたい。詳細は、本明細書において再度説明されない。
S704:SMFネットワーク要素が、AMFネットワーク要素にメッセージ3を送信し、AMFネットワーク要素が、SMFネットワーク要素からメッセージ3を受信する。メッセージ3は、アクセスデバイスに対応するサービス品質監視ポリシー1を含む。
例において、図7Aおよび図7Bに示されるように、本出願のこの実施形態のメッセージ3は、N1N2メッセージ転送要求(N1N2 message transfer request)であってもよい。これは、本出願のこの実施形態において特に限定されない。
S705:AMFネットワーク要素が、アクセスデバイスにメッセージ4を送信し、アクセスデバイスが、AMFネットワーク要素からメッセージ4を受信する。メッセージ4は、アクセスデバイスに対応するサービス品質監視ポリシー1を含む。
例において、図7Aおよび図7Bに示されるように、本出願のこの実施形態のメッセージ4は、N2セッション要求(N2 session request)であってもよい。これは、本出願のこの実施形態において特に限定されない。
任意選択で、本出願のこの実施形態において、SMFネットワーク要素は、AMFネットワーク要素を介してアクセスデバイスに第3のインジケーション情報をさらに送信してもよい。第3のインジケーション情報は、第1の送信遅延についての情報を検出した後、第3のデバイスに第1の送信遅延についての情報を送信するように第1のデバイスに示す。第1の送信遅延が端末のためのアクセスデバイスと端末との間のパケット送信に関する送信遅延であるとき、本明細書の第3のデバイスは、UPFネットワーク要素である。第1の送信遅延が端末のためのアクセスデバイスとUPFネットワーク要素との間のパケット送信に関する送信遅延であるとき、本明細書の第3のデバイスは、端末である。広い説明が、本明細書において与えられ、詳細は、以下で再び説明されない。
S706:アクセスデバイスが、アクセスデバイスに対応するサービス品質監視ポリシー1に従って端末とインタラクションすることを決定する。
たとえば、アクセスデバイスは、アクセスデバイスに対応するサービス品質監視ポリシー1に従って端末とのパラメータのネゴシエーションまたは構成を実行し、たとえば、遅延検出期間および統計の初期化をネゴシエーションすることを決定してもよい。これは、本出願のこの実施形態において特に限定されない。
任意選択で、端末とインタラクションすることを決定した後、アクセスデバイスは、図7Aおよび図7Bの破線によって示されるように対応するインタラクション手順を開始してもよい。これは、本出願のこの実施形態において特に限定されない。
S707:アクセスデバイスが、AMFネットワーク要素にメッセージ5を送信し、AMFネットワーク要素が、アクセスデバイスからメッセージ5を受信する。メッセージ5は、アクセスデバイスがサービス品質監視ポリシー1を受け入れるかどうかを示す情報を含む。
例において、図7Aおよび図7Bに示されるように、本出願のこの実施形態のメッセージ5は、N2セッション応答(N2 session response)であってもよい。これは、本出願のこの実施形態において特に限定されない。
S708:AMFネットワーク要素が、SMFネットワーク要素にメッセージ6を送信し、SMFネットワーク要素が、AMFネットワーク要素からメッセージ6を受信する。メッセージ6は、アクセスデバイスがサービス品質監視ポリシー1を受け入れるかどうかを示す情報を含む。
例において、図7Aおよび図7Bに示されるように、本出願のこの実施形態のメッセージ6は、更新セッション管理(session management、SM)コンテキスト要求(update SM context request)であってもよい。これは、本出願のこの実施形態において特に限定されない。
S709:SMFネットワーク要素が、AMFネットワーク要素にメッセージ7を送信し、AMFネットワーク要素が、SMFネットワーク要素からメッセージ7を受信する。
例において、図7Aおよび図7Bに示されるように、本出願のこの実施形態のメッセージ7は、更新SMコンテキスト応答(update SM context response)であってもよい。これは、本出願のこの実施形態において特に限定されない。
S710:SMFネットワーク要素が、1つ以上のサービス品質監視ポリシーからUPFネットワーク要素に対応するサービス品質監視ポリシー2を決定する。
サービス品質監視ポリシー2の関連する説明に関しては、ステップS701のサービス品質監視ポリシーの関連する説明を参照されたい。詳細は、本明細書において再度説明されない。
任意選択で、可能な実装において、サービス品質監視ポリシーは、UPFネットワーク要素についての情報を含む。この場合、SMFネットワーク要素が1つ以上のサービス品質監視ポリシーからUPFネットワーク要素に対応するサービス品質監視ポリシー2を決定することは、SMFネットワーク要素がUPFネットワーク要素についての情報に基づいて1つ以上のサービス品質監視ポリシーからUPFネットワーク要素に対応するサービス品質監視ポリシー2を決定することを含む。例では、本出願のこの実施形態において、UPFネットワーク要素についての情報は、UPFネットワーク要素の識別子またはUPFネットワーク要素のIPアドレスであってもよい。これは、本出願のこの実施形態において特に限定されない。
任意選択で、可能な実装において、UPFネットワーク要素に対応するサービス品質監視ポリシー2は、UPFネットワーク要素に対応する監視されるサービス品質パラメータ2を含む。この場合、SMFネットワーク要素が1つ以上のサービス品質監視ポリシーからUPFネットワーク要素に対応するサービス品質監視ポリシー2を決定することは、SMFネットワーク要素がサービス品質パラメータ2のパラメータタイプに基づいてUPFネットワーク要素に対応する監視されるサービス品質パラメータ2を決定することを含む。例において、本出願のこの実施形態のパラメータタイプは、Uuインターフェースおよび/またはN3インターフェース上の送信レート、データバースト量タイプ、FER、送信遅延、またはパケット損失情報であってもよい。たとえば、SMFネットワーク要素は、そのパラメータタイプがUuインターフェースおよび/またはN3インターフェース上の送信レート、バーストデータ量タイプ、FER、送信遅延、またはパケット損失情報のうちの少なくとも1つであるサービス品質パラメータ2をUPFネットワーク要素に送信してもよい。
任意選択で、本出願のこの実施形態において、サービス品質パラメータ2がセグメント送信遅延を含むとき、セグメント送信遅延は、端末のためのUPFネットワーク要素とアクセスデバイスとの間のパケット送信に関する第1の送信遅延、または端末のためのUPFネットワーク要素と端末との間のパケット送信に関する第3の送信遅延であってもよい。
S711:SMFネットワーク要素が、UPFネットワーク要素にメッセージ8を送信し、UPFネットワーク要素が、SMFネットワーク要素からメッセージ8を受信する。メッセージ8は、UPFネットワーク要素に対応するサービス品質監視ポリシー2を含む。
例において、図7Aおよび図7Bに示されるように、本出願のこの実施形態のメッセージ8は、N4セッション修正要求(N4 Session modification request)であってもよい。これは、本出願のこの実施形態において特に限定されない。
S712:UPFネットワーク要素が、SMFネットワーク要素にメッセージ9を送信し、SMFネットワーク要素が、UPFネットワーク要素からメッセージ9を受信する。メッセージ9は、UPFネットワーク要素がサービス品質監視ポリシー2を受け入れるかどうかを示す情報を含む。
例において、図7Aおよび図7Bに示されるように、本出願のこの実施形態のメッセージ9は、N4セッション修正応答(N4 Session modification response)であってもよい。これは、本出願のこの実施形態において特に限定されない。
ステップS703からS712において、説明は、SMFネットワーク要素がアクセスデバイスに対応するサービス品質監視ポリシー1をアクセスデバイスに送信し、UPFネットワーク要素に対応するサービス品質監視ポリシー2をUPFネットワーク要素に送信する例を使用することによって与えられることに留意されたい。確かに、本出願のこの実施形態において、SMFは、アクセスデバイスに対応するサービス品質監視ポリシー1をアクセスデバイスに送信するか、またはUPFネットワーク要素に対応するサービス品質監視ポリシー2を送信してもよい。これは、本出願のこの実施形態において特に限定されない。さらに、本出願のこの実施形態の方法に関連して、SMFネットワーク要素は、1つ以上のサービス品質監視ポリシーから端末のサービス品質監視ポリシー3を決定した後、さらに端末に対応するサービス品質監視ポリシー3を端末に送信してもよい。詳細は、本明細書において再度説明されない。
特に、アクセスデバイスに対応するサービス品質監視ポリシー1を取得した後、アクセスデバイスは、図5Aおよび図5Bに示された実施形態の方法に関連してサービス品質の監視を実行してもよい。たとえば、サービス品質監視ポリシー1は、アクセスデバイスに対応する監視されるサービス品質パラメータ1を含み、サービス品質パラメータ1は、セグメント送信遅延を含み、セグメント送信遅延は、端末のためのアクセスデバイスと端末との間のパケット送信に関する送信遅延である。この場合、アクセスデバイスは、端末のためのアクセスデバイスと端末との間のパケット送信に関する送信遅延の監視を開始してもよい。代替的に、サービス品質監視ポリシー1は、アクセスデバイスに対応する監視されるサービス品質パラメータ1を含み、サービス品質パラメータ1は、セグメント送信遅延を含み、セグメント送信遅延は、端末のためのアクセスデバイスとUPFネットワーク要素との間のパケット送信に関する送信遅延である。この場合、アクセスデバイスは、端末のためのアクセスデバイスとUPFネットワーク要素との間のパケット送信に関する送信遅延の監視を開始してもよい。詳細に関しては、図5Aおよび図5Bに示された実施形態を参照されたい。詳細は、本明細書において再度説明されない。
特に、UPFネットワーク要素に対応するサービス品質監視ポリシー2を取得した後、UPFネットワーク要素は、図6Aおよび図6Bに示された実施形態の方法に関連してサービス品質の監視を実行してもよい。たとえば、サービス品質監視ポリシー2は、UPFネットワーク要素に対応する監視されるサービス品質パラメータ2を含み、サービス品質パラメータ2は、セグメント送信遅延を含み、セグメント送信遅延は、端末のためのUPFネットワーク要素とアクセスデバイスとの間のパケット送信に関する送信遅延である。この場合、UPFネットワーク要素は、端末のためのUPFネットワーク要素とアクセスデバイスとの間のパケット送信に関する送信遅延の監視を開始してもよい。詳細に関しては、図5Aおよび図5Bに示された実施形態を参照されたい。詳細は、本明細書において再度説明されない。
特に、端末に対応するサービス品質監視ポリシー3を取得した後、端末は、図6Aおよび図6Bに示された実施形態の方法に関連してサービス品質の監視を実行してもよい。たとえば、サービス品質監視ポリシー3は、端末に対応する監視されるサービス品質パラメータ3を含み、サービス品質パラメータ3は、セグメント送信遅延を含み、セグメント送信遅延は、端末のための端末とアクセスデバイスとの間のパケット送信に関する送信遅延である。この場合、端末は、端末のための端末とアクセスデバイスとの間のパケット送信に関する送信遅延の監視を開始してもよい。詳細に関しては、図6Aおよび図6Bに示された実施形態を参照されたい。詳細は、本明細書において再度説明されない。
S713:SMFネットワーク要素が、PCFネットワーク要素にメッセージ10を送信し、PCFネットワーク要素が、SMFネットワーク要素からメッセージ10を受信する。メッセージ10は、1つ以上のサービス品質監視ポリシーの構成または配置の結果を含む。たとえば、SMFネットワーク要素が、サービス品質監視ポリシー1もしくはサービス品質監視ポリシー2を成功裏に構成するか、またはあるパラメータタイプのサービス品質パラメータが、成功裏に構成されない。
例において、図7Aおよび図7Bに示されるように、本出願のこの実施形態のメッセージ10は、セッション管理ポリシー修正要求(session management policy modification request)2であってもよい。これは、本出願のこの実施形態において特に限定されない。
S714:任意選択で、PCFネットワーク要素が、AFネットワーク要素にメッセージ11を送信し、AFネットワーク要素が、PCFネットワーク要素からメッセージ11を受信する。メッセージ11は、1つ以上のサービス品質監視ポリシーを実行した結果を含む。たとえば、アクセスデバイスは、サービス品質監視ポリシー1を受け入れ、および/またはUPFネットワーク要素は、サービス品質監視ポリシー2を受け入れる。
例において、図7Aおよび図7Bに示されるように、本出願のこの実施形態のメッセージ11は、ポリシー認可作成/更新応答(policy authorization create/update response)であってもよい。これは、本出願のこの実施形態において特に限定されない。
本出願のこの実施形態のステップS713は、ステップS701が実行される必要があるときに実行されることに留意されたい。広い説明が、本明細書において与えられ、詳細は、以下で再び説明されない。
S715.任意選択で、アクセスデバイスによって監視レポートを報告するためのイベントの条件が満たされるとき、アクセスデバイスは、監視レポート1を作成し、サービス品質レポート制御手順によってSMFネットワーク要素に監視レポート1を送信し、SMFネットワーク要素は、アクセスデバイスから監視レポート1を受信する。
任意選択で、本出願のこの実施形態の監視レポート1は、イベントのタイムスタンプ、監視されたサービス品質パラメータの識別子、監視されたサービス品質パラメータの監視された値、端末の識別子、セッション識別子、またはQoSフロー識別子のうちの少なくとも1つを含んでもよい。これは、本出願のこの実施形態において特に限定されない。
S716.任意選択で、UPFネットワーク要素によって監視レポートを報告するためのイベントの条件が満たされるとき、UPFネットワーク要素は、監視レポート2を作成し、N4セッションレポート手順によってSMFネットワーク要素に監視レポート2を送信し、SMFネットワーク要素は、UPFネットワーク要素から監視レポート2を受信する。
任意選択で、本出願のこの実施形態の監視レポート2は、イベントのタイムスタンプ、監視されたサービス品質パラメータの識別子、監視されたサービス品質パラメータの監視された値、端末の識別子、セッション識別子、またはQoSフロー識別子のうちの少なくとも1つを含んでもよい。これは、本出願のこの実施形態において特に限定されない。
S717:任意選択で、SMFネットワーク要素が、PCFネットワーク要素に監視レポートを送信し、PCFネットワーク要素が、SMFネットワーク要素から監視レポートを受信する。
任意選択で、本出願のこの実施形態において、SMFネットワーク要素は、アクセスデバイスによって報告された監視レポート1を受信した後、PCFネットワーク要素に監視レポート1を送信し、UPFネットワーク要素によって報告された監視レポート2を受信した後、PCFネットワーク要素に監視レポート2を送信してもよい。代替的に、SMFネットワーク要素は、アクセスデバイスによって報告された監視レポート1およびUPFネットワーク要素によって報告された監視レポート2を受信した後、PCFネットワーク要素に監視レポート1および監視レポート2を送信してもよい。これは、本出願のこの実施形態において特に限定されない。
S718:任意選択で、PCFネットワーク要素が、AFネットワーク要素に監視レポートを送信し、AFネットワーク要素が、PCFネットワーク要素から監視レポートを受信する。
任意選択で、本出願のこの実施形態において、PCFネットワーク要素は、SMFネットワーク要素によって報告された監視レポート1を受信した後、AFネットワーク要素に監視レポート1を送信し、SMFネットワーク要素によって報告された監視レポート2を受信した後、AFネットワーク要素に監視レポート2を送信してもよい。代替的に、PCFネットワーク要素は、アクセスデバイスによって報告された監視レポート1およびUPFネットワーク要素によって報告された監視レポート2を受信した後、AFネットワーク要素に監視レポート1および監視レポート2を送信してもよい。これは、本出願のこの実施形態において特に限定されない。
本出願のこの実施形態のステップS717は、ステップS701が実行される必要があるときに任意選択で実行されることに留意されたい。広い説明が、本明細書において与えられ、詳細は、以下で再び説明されない。
本出願のこの実施形態において提供されるサービス品質監視アクティブ化方法によれば、必要とされるサービス品質監視ポリシーが、サービス品質監視プロセスにおいて対応するデバイスに提供されてもよい。したがって、デバイスは、サービス品質監視手順を開始するためにアクティブ化されてもよく、またはデバイスは、セッション管理ネットワーク要素に監視レポートを報告するためにアクティブ化されてもよい。
ステップS701からS718におけるSMFネットワーク要素のアクションは、メモリ403に記憶されたアプリケーションプログラムコードを呼び出すことによって図4に示された通信デバイス400のプロセッサ401によって実行されてもよい。これは、この実施形態において限定されない。
たとえば、図11のサービス品質監視システムが、図3に示された5Gネットワークに適用される。図12は、本出願の実施形態に係るサービス品質監視方法を示す。サービス品質監視方法は、端末とアクセスデバイスとの間で実行されるアップリンク遅延の監視およびダウンリンク遅延の監視を含む。
アップリンク遅延の監視は、ステップS1201からS1203を含む。
S1201:端末が、アクセスデバイスに第1のパケットを送信し、アクセスデバイスが、端末から第1のパケットを受信する。
任意選択で、本出願のこの実施形態において、端末は、ある瞬間にアクセスデバイスに1つのパケットを送信してもよく、またはある瞬間にアクセスデバイスに複数のパケットを送信してもよい。したがって、第1のパケットは、ある瞬間に送信された別個のパケットまたはある瞬間に送信された複数のパケットのうちの1つであってもよい。これは、本出願のこの実施形態において特に限定されない。
任意選択で、本出願のこの実施形態の第1のパケットは、遅延の監視のために使用される。
可能な実装において、第1のパケットは、第1のインジケーション情報を運び、第1のインジケーション情報は、第1のパケットが遅延の監視のために使用されることを示す。第1のパケットを受信した後、アクセスデバイスは、第1のインジケーション情報に基づいて、第1のパケットが遅延の監視のために使用されることを知ってもよい。
代替的に、別の可能な実装において、第1のパケットは、第1のインジケーション情報を運ばないが、端末およびアクセスデバイスが、遅延の監視のために使用されるパケットの特徴、たとえば、パケットのシーケンス番号のルールを前もってネゴシエーションするか、または合意するか、または受信するか、または構成する。次いで、第1のパケットを受信した後、アクセスデバイスは、前もってネゴシエーションされるかまたは合意されるルールと組み合わせて、第1のパケットの特徴、たとえば、第1のパケットのシーケンス番号に基づいて、第1のパケットが遅延の監視のために使用されると決定してもよい。
確かに、アクセスデバイスは、遅延の監視のためのパケットを独立して選択してもよい。代替的に、アクセスデバイスは、受信されたアップリンクパケットが遅延の監視のために使用されることを別の方法で決定する。これは、本出願のこの実施形態において特に限定されない。
S1202:アクセスデバイスが、端末に第1の瞬間に関連する情報を送信し、端末が、アクセスデバイスから第1の瞬間に関連する情報を受信する。
第1の瞬間は、アクセスデバイスが端末によって送信された第1のパケットを受信する瞬間である。
任意選択で、本出願のこの実施形態において、第1の瞬間に関連する情報は、第1の瞬間を示す情報、たとえば、第1の瞬間を含む。
代替的に、任意選択で、本出願のこの実施形態において、第1の瞬間に関連する情報は、第1の瞬間と第2の瞬間との間の差を含み、第2の瞬間は、端末がアクセスデバイスに第1のパケットを送信する瞬間である。
たとえば、端末のアップリンクパケットをスケジューリングするとき、アクセスデバイスは、端末のアップリンクフレームが送信される瞬間(たとえば、第1のパケットに対応する第2の瞬間を含む)を示す。この場合、遅延の監視のために使用される第1のパケットを受信するとき、アクセスデバイスは、第2の瞬間およびアクセスデバイスが端末によって送信された第1のパケットを受信する瞬間(つまり、第1の瞬間)に基づいて第1の瞬間と第2の瞬間との間の差を取得してもよい。差は、第1の瞬間に関連する情報として使用されてもよく、端末に送信される。第1の瞬間がt1と表記され、第2の瞬間がt2と表記され、第1の瞬間と第2の瞬間との間の差が(t1 - t2)と表記されると仮定する。
任意選択で、本出願のこの実施形態において、アクセスデバイスは、無線リソース制御(radio resource control、RRC)シグナリングを使用することによって端末に第1の瞬間に関連する情報を送信してもよい。代替的に、アクセスデバイスは、第1の瞬間に関連する情報をダウンリンクパケットに追加することによって端末に第1の瞬間に関連する情報を送信してもよい(第1の瞬間に関連する情報は、タイムスタンプと考えられてもよい)。これは、本出願のこの実施形態において特に限定されない。
S1203:端末が、第1の瞬間に関連する情報に基づいて、第1のパケットの端末とアクセスデバイスとの間のパケット送信に関するアップリンク遅延についての情報を決定する。
たとえば、第1の瞬間に関連する情報が、第1の瞬間を示す情報、たとえば、第1の瞬間を含むと仮定する。この場合、端末は、第1の瞬間と第2の瞬間との間の差を、第1のパケットの端末とアクセスデバイスとの間のパケット送信に関するアップリンク遅延として決定してもよく、第2の瞬間は、端末がアクセスデバイスに第1のパケットを送信する瞬間である。
代替的に、たとえば、第1の瞬間に関連する情報が第1の瞬間と第2の瞬間との間の差を含み、第2の瞬間が端末がアクセスデバイスに第1のパケットを送信する瞬間であると仮定する。この場合、端末は、第1の瞬間と第2の瞬間との間の差を、第1のパケットの端末とアクセスデバイスとの間のパケット送信に関するアップリンク遅延として決定してもよい。
さらに、任意選択で、本出願のこの実施形態において、アクセスデバイスは、第1のパケットのアクセスデバイスとUPFネットワーク要素との間のパケット送信に関する送信遅延についての情報をさらに取得し、端末に送信遅延についての情報を送信してもよい。これは、本出願のこの実施形態において特に限定されない。アクセスデバイスが端末のためのアクセスデバイスとUPFネットワーク要素との間のパケット送信に関する送信遅延についての情報を取得する方法に関しては、図5Aおよび図5Bまたは図6Aおよび図6Bに示された実施形態を参照されたい。詳細は、本明細書において再度説明されない。
可能な実装において、ダウンリンク遅延の監視は、ステップS1204aからS1206aを含む。
S1204a:アクセスデバイスが、端末に第2のパケットを送信し、端末が、アクセスデバイスから第2のパケットを受信する。第2のパケットは、第1の瞬間に関連する情報を運び、第1の瞬間は、アクセスデバイスが端末に第2のパケットを送信する瞬間である。
任意選択で、本出願のこの実施形態において、アクセスデバイスは、ある瞬間に端末に1つのパケットを送信してもよく、またはある瞬間に端末に複数のパケットを送信してもよい。したがって、第2のパケットは、ある瞬間に送信された別個のパケットであってもよく、または第2のパケットは、ある瞬間に送信された複数のパケットのうちの1つであってもよい。これは、本出願のこの実施形態において特に限定されない。
任意選択で、本出願のこの実施形態の第2のパケットは、遅延の監視のために使用される。
可能な実装において、第2のパケットは、第2のインジケーション情報を運び、第2のインジケーション情報は、第2のパケットが遅延の監視のために使用されることを示す。第2のパケットを受信した後、端末は、第2のインジケーション情報に基づいて、第2のパケットが遅延の監視のために使用されることを知ってもよい。
代替的に、別の可能な実装において、第2のパケットは、第2のインジケーション情報を運ばないが、端末およびアクセスデバイスが、遅延の監視のために使用されるパケットの特徴、たとえば、パケットのシーケンス番号のルールを前もってネゴシエーションするか、または合意するか、または受信するか、または構成する。次いで、第2のパケットを受信した後、端末は、前もってネゴシエーションされるかまたは合意されるルールと組み合わせて、第2のパケットの特徴、たとえば、第2のパケットのシーケンス番号に基づいて、第2のパケットが遅延の監視のために使用されると決定してもよい。
確かに、端末は、受信されたダウンリンクパケットが遅延の監視のために使用されることを別の方法で決定してもよい。これは、本出願のこの実施形態において特に限定されない。
任意選択で、本出願のこの実施形態において、第1の瞬間に関連する情報は、第1の瞬間を示す情報、たとえば、第1の瞬間を含む。
S1205a:端末が、第1の瞬間に関連する情報に基づいて、第2のパケットの端末とアクセスデバイスとの間のパケット送信に関するダウンリンク遅延についての情報を決定する。
たとえば、第1の瞬間に関連する情報が、第1の瞬間を示す情報、たとえば、第1の瞬間を含むと仮定する。この場合、端末は、第1の瞬間と第2の瞬間との間の差を、第2のパケットの端末とアクセスデバイスとの間のパケット送信に関するダウンリンク遅延として決定してもよく、第2の瞬間は、端末が第2のパケットを受信する瞬間である。
S1206a:任意選択で、端末が、アクセスデバイスに第2の瞬間に関連する情報を送信し、アクセスデバイスが、端末から第2の瞬間に関連する情報を受信する。
任意選択で、本出願のこの実施形態において、第2の瞬間に関連する情報は、第2の瞬間を示す情報、たとえば、第2の瞬間を含み、第2の瞬間は、端末が第2のパケットを受信する瞬間である。
代替的に、任意選択で、本出願のこの実施形態において、第2の瞬間に関連する情報は、第1の瞬間と第2の瞬間との間の差を含み、第2の瞬間は、端末が第2のパケットを受信する瞬間である。
任意選択で、本出願のこの実施形態において、端末は、RRCシグナリングを使用することによってアクセスデバイスに第2の瞬間に関連する情報を送信してもよい。代替的に、端末は、第2の瞬間に関連する情報をアップリンクパケットに追加することによってアクセスデバイスに第2の瞬間に関連する情報を送信してもよい(第1の瞬間に関連する情報は、タイムスタンプと考えられてもよい)。これは、本出願のこの実施形態において特に限定されない。
代替的に、別の可能な実装において、ダウンリンク遅延の監視は、ステップS1204bからS1207bを含む。
S1204b:アクセスデバイスが、端末に第2のパケットを送信し、端末が、アクセスデバイスから第2のパケットを受信する。
ステップS1204bの関連する説明は、ステップS1204aの関連する説明と同様であり、違いは、たとえば、ステップS1204bの第2のパケットが第1の瞬間に関連する情報を運ばないことにある。その他の関連する説明に関しては、ステップS1204aを参照されたい。詳細は、本明細書において再度説明されない。
S1205b:端末が、アクセスデバイスに第2の瞬間に関連する情報を送信し、アクセスデバイスが、端末から第2の瞬間に関連する情報を受信する。
任意選択で、本出願のこの実施形態において、第2の瞬間に関連する情報は、第2の瞬間を示す情報、たとえば、第2の瞬間を含み、第2の瞬間は、端末が第2のパケットを受信する瞬間である。
任意選択で、本出願のこの実施形態において、端末は、RRCシグナリングを使用することによってアクセスデバイスに第2の瞬間に関連する情報を送信してもよい。代替的に、端末は、第2の瞬間に関連する情報をアップリンクパケットに追加することによってアクセスデバイスに第2の瞬間に関連する情報を送信してもよい(第1の瞬間に関連する情報は、タイムスタンプと考えられてもよい)。これは、本出願のこの実施形態において特に限定されない。
S1206b:アクセスデバイスが、端末に第1の瞬間に関連する情報を送信し、端末が、アクセスデバイスから第1の瞬間に関連する情報を受信する。
任意選択で、本出願のこの実施形態において、第1の瞬間に関連する情報は、第1の瞬間と第2の瞬間との間の差を含む。第2の瞬間は、端末が第2のパケットを受信する瞬間であり、第1の瞬間は、アクセスデバイスが端末に第2のパケットを送信する瞬間である。
任意選択で、本出願のこの実施形態において、アクセスデバイスは、RRCシグナリングを使用することによって端末に第1の瞬間に関連する情報を送信してもよい。代替的に、アクセスデバイスは、第1の瞬間に関連する情報をダウンリンクパケットに追加することによって端末に第1の瞬間に関連する情報を送信してもよい(第1の瞬間に関連する情報は、タイムスタンプと考えられてもよい)。これは、本出願のこの実施形態において特に限定されない。
S1207b:端末が、第1の瞬間に関連する情報に基づいて、第2のパケットの端末とアクセスデバイスとの間のパケット送信に関するダウンリンク遅延についての情報を決定する。
たとえば、第1の瞬間に関連する情報が第1の瞬間と第2の瞬間との間の差を含み、第2の瞬間が端末が第2のパケットを受信する瞬間であり、第1の瞬間がアクセスデバイスが端末に第2のパケットを送信する瞬間であると仮定する。この場合、端末は、第1の瞬間と第2の瞬間との間の差を、第2のパケットの端末とアクセスデバイスとの間のパケット送信に関するダウンリンク遅延として決定してもよい。
代替的に、別の可能な実装において、ダウンリンク遅延の監視は、ステップS1204cからS1206cを含む。
S1204c:このステップは、ステップS1204bと同じである。関連する説明に関しては、ステップS1204bを参照されたい。詳細は、本明細書において再度説明されない。
S1205c:アクセスデバイスが、端末に第1の瞬間に関連する情報を送信し、端末が、アクセスデバイスから第1の瞬間に関連する情報を受信する。
任意選択で、本出願のこの実施形態において、第1の瞬間に関連する情報は、第1の瞬間を示す情報、たとえば、第1の瞬間を含む。
任意選択で、本出願のこの実施形態において、アクセスデバイスは、RRCシグナリングを使用することによって端末に第1の瞬間に関連する情報を送信してもよい。代替的に、アクセスデバイスは、第1の瞬間に関連する情報をダウンリンクパケットに追加することによって端末に第1の瞬間に関連する情報を送信してもよい(第1の瞬間に関連する情報は、タイムスタンプと考えられてもよい)。これは、本出願のこの実施形態において特に限定されない。
S1206c:端末が、第1の瞬間に関連する情報に基づいて、第2のパケットの端末とアクセスデバイスとの間のパケット送信に関するダウンリンク遅延についての情報を決定する。
たとえば、第1の瞬間に関連する情報が、第1の瞬間を示す情報、たとえば、第1の瞬間を含むと仮定する。この場合、端末は、第1の瞬間と第2の瞬間との間の差を、第2のパケットの端末とアクセスデバイスとの間のパケット送信に関するダウンリンク遅延として決定してもよく、第2の瞬間は、端末が第2のパケットを受信する瞬間である。
本出願のこの実施形態において提供されるサービス品質監視方法によれば、端末は、端末とアクセスデバイスとの間のパケット送信に関する送信遅延についての情報を決定してもよい。
ステップS1201からS1206a、S1201からS1207b、またはS1201からS1206cにおける端末またはアクセスデバイスのアクションは、メモリ403に記憶されたアプリケーションプログラムコードを呼び出すことによって図4に示された通信デバイス400のプロセッサ401によって実行されてもよい。これは、この実施形態において限定されない。
さらに、任意選択で、アップリンク遅延の監視は、図12に示されたサービス品質監視方法においてはダウンリンク遅延の監視と組み合わされてもよい。たとえば、図13は、本出願の実施形態に係る別のサービス品質監視方法を示す。サービス品質監視方法は、ステップS1301からS1303を含む。
S1301:このステップは、図12に示された実施形態のステップS1201と同じである。関連する説明に関しては、ステップS1201を参照されたい。詳細は、本明細書において再度説明されない。
S1302:アクセスデバイスが、端末に第2のパケットを送信し、端末が、アクセスデバイスから第2のパケットを受信する。第2のパケットは、アクセスデバイスが端末に第2のパケットを送信する瞬間を示す情報を運び、アクセスデバイスが第1のパケットを受信する瞬間を示す情報を運ぶ。
任意選択で、本出願のこの実施形態の第2のパケットは、遅延の監視のために使用される。
可能な実装において、第2のパケットは、第2のインジケーション情報を運び、第2のインジケーション情報は、第2のパケットが遅延の監視のために使用されることを示す。第2のパケットを受信した後、端末は、第2のインジケーション情報に基づいて、第2のパケットが遅延の監視のために使用されることを知ってもよい。
代替的に、別の可能な実装において、第2のパケットは、第2のインジケーション情報を運ばないが、端末およびアクセスデバイスが、遅延の監視のために使用されるパケットの特徴、たとえば、パケットのシーケンス番号のルールを前もってネゴシエーションするか、または合意するか、または受信するか、または構成する。次いで、第2のパケットを受信した後、端末は、前もってネゴシエーションされるかまたは合意されるルールと組み合わせて、第2のパケットの特徴、たとえば、第2のパケットのシーケンス番号に基づいて、第2のパケットが遅延の監視のために使用されると決定してもよい。
確かに、端末は、受信されたダウンリンクパケットが遅延の監視のために使用されることを別の方法で決定してもよい。これは、本出願のこの実施形態において特に限定されない。
任意選択で、第2のパケットではなくRRCシグナリングが、アクセスデバイスが端末に第2のパケットを送信する瞬間を示す情報およびアクセスデバイスが第1のパケットを受信する瞬間を示す情報を運ぶために使用される。これは、本出願のこの実施形態において特に限定されない。
S1303:端末が、アクセスデバイスが端末に第2のパケットを送信する瞬間を示す情報およびアクセスデバイスが第1のパケットを受信する瞬間を示す情報に基づいて、第2のパケットの端末とアクセスデバイスとの間のパケット送信に関するダウンリンク遅延についての情報および第1のパケットの端末とアクセスデバイスとの間のパケット送信に関するアップリンク遅延についての情報を決定する。
たとえば、端末は、第1のパケットが送信される瞬間、およびアクセスデバイスが第1のパケットを受信する瞬間を示す情報に基づいて、第1のパケットの端末とアクセスデバイスとの間のパケット送信に関するアップリンク遅延についての情報を決定してもよい。
代替的に、たとえば、端末は、第2のパケットが受信される瞬間、およびアクセスデバイスが端末に第2のパケットを送信する瞬間を示す情報に基づいて、第2のパケットの端末とアクセスデバイスとの間のパケット送信に関するダウンリンク遅延についての情報を決定してもよい。
任意選択で、本出願のこの実施形態において、端末とアクセスデバイスとの間のパケット送信に関するダウンリンク遅延についての情報およびアップリンク遅延についての情報を決定した後、端末は、ダウンリンク遅延についての情報およびアップリンク遅延についての情報をアクセスデバイスにさらに報告してもよい。さらに、任意選択で、アクセスデバイスは、ダウンリンク遅延についての情報およびアップリンク遅延についての情報を制御プレーンのネットワーク要素に報告してもよい。これは、本出願のこの実施形態において特に限定されない。
本出願のこの実施形態において提供されるサービス品質監視方法によれば、端末は、端末のための端末とアクセスデバイスとの間のパケット送信に関する送信遅延についての情報を決定してもよい。
ステップS1301からS1303における端末またはアクセスデバイスのアクションは、メモリ403に記憶されたアプリケーションプログラムコードを呼び出すことによって図4に示された通信デバイス400のプロセッサ401によって実行されてもよい。これは、この実施形態において限定されない。
さらに、図5Aおよび図5Bまたは図6Aおよび図6Bに示された実施形態において、アクセスデバイスが端末のための端末とアクセスデバイスとの間のパケット送信に関する送信遅延についての情報を取得する方法に関しては、アクセスデバイスが端末のための端末とアクセスデバイスとの間のパケット送信に関するアップリンク遅延についての情報またはダウンリンク遅延についての情報を決定する、図12または図13に示された実施形態において提供される方法が、また参照されてもよい。広い説明が、本明細書において与えられ、詳細は、以下で再び説明されない。
任意選択で、本出願の実施形態は、アクセスデバイスによって、端末のためのアクセスデバイスと端末との間のパケット送信に関する第1の送信遅延についての情報を取得するステップと、アクセスデバイスによって、端末のためのアクセスデバイスとユーザプレーンのネットワーク要素との間のパケット送信に関する第2の送信遅延についての情報を取得するステップと、アクセスデバイスによって、第1の送信遅延についての情報および第2の送信遅延についての情報を制御プレーンのネットワーク要素に送信するステップとを含むサービス品質監視方法をさらに提供してもよい。アクセスデバイスによって、端末のためのアクセスデバイスと端末との間のパケット送信に関する第1の送信遅延についての情報を取得するステップの関連する実装については、図12または図13に示された実施形態を参照されたい。アクセスデバイスによって、端末のためのアクセスデバイスとユーザプレーンのネットワーク要素との間のパケット送信に関する第2の送信遅延についての情報を取得するステップの関連する実装については、図5Aおよび図5Bまたは図6Aおよび図6Bに示された実施形態を参照されたい。詳細は、本明細書において再度説明されない。このソリューションに基づいて、送信遅延監視プロセスにおいて、中間デバイスとして、アクセスデバイスが、アクセスデバイスのアクセスデバイスとアクセスデバイスの両側のデバイスとの間の送信遅延についての情報を直接取得し、次いで、遅延を報告することができる。これは、両側の各々のデバイスが、デバイスが位置しないセグメントの遅延を取得した後にのみセグメント送信遅延またはエンドツーエンド送信遅延を報告することができる場合を回避し、それによって、遅延監視メカニズムを簡素化する。
以上は、主にネットワーク要素間のインタラクションの観点で本出願の実施形態において提供されるソリューションを説明する。上述の機能を実装するために、上述の第1のデバイス、第3のデバイス、セッション管理ネットワーク要素、または端末が機能を実行するための対応するハードウェア構造および/またはソフトウェアモジュールを含むことは、理解されるうる。当業者は、本明細書において開示される実施形態に関連して説明される例のユニットおよびアルゴリズムのステップが本出願のハードウェアまたはハードウェアとコンピュータソフトウェアとの組み合わせによって実装されてもよいことに容易に気付くはずである。機能がハードウェアによって実行されるのかまたはコンピュータソフトウェアによって駆動されるハードウェアによって実行されるのかは、具体的は適用例、および技術的なソリューションの設計の制約に応じて決まる。当業者は、異なる方法を使用してそれぞれの具体的は適用例のために説明された機能を実装してもよいが、実装は、本出願の範囲を逸脱すると考えられるべきでない。
本出願の実施形態において、第1のデバイス、第3のデバイス、セッション管理ネットワーク要素、または端末は、上述の方法の例に基づいて機能モジュールに分割されてもよい。たとえば、各機能モジュールが、対応する機能に基づく分割によって得られてもよく、または2つ以上の機能が、1つの処理モジュールに統合されてもよい。統合されたモジュールは、ハードウェアの形態で実装されてもよく、またはソフトウェアの機能モジュールの形態で実装されてもよい。本出願の実施形態において、モジュールの分割は例として使用され、論理的な機能の分割であるに過ぎない。実際の実装においては、別の分割方法が、使用されてもよい。
たとえば、機能モジュールが統合された方法で分割を通じて得られる場合、図8は、第1のデバイス80の概略的な構造図である。第1のデバイス80は、処理モジュール801およびトランシーバモジュール802を含む。処理モジュール801は、端末のための第1のデバイス80と第2のデバイスとの間のパケット送信に関する第1の送信遅延についての情報を取得するように構成される。トランシーバモジュール802は、第3のデバイスに第1の送信遅延についての情報を送信し、第1の瞬間に第3のデバイスに第1の瞬間に関連する情報を送信するように構成される。第1の送信遅延についての情報および第1の瞬間に関連する情報は、端末のための第2のデバイスと第3のデバイスとの間のパケット送信に関する第2の送信遅延についての情報を決定するために使用される。
任意選択で、トランシーバモジュール802は、第2の瞬間に第3のデバイスから第1のメッセージを受信するようにさらに構成され、第1のメッセージは、第2の送信遅延を監視することを要求する。第1の瞬間に関連する情報は、第1の瞬間および第2の瞬間、または第1の瞬間と第2の瞬間との間の差を含む。
代替的に、任意選択で、トランシーバモジュール802は、第2の瞬間に第3のデバイスから第1のメッセージを受信するようにさらに構成され、第1のメッセージは、端末のための第1のデバイス80と第3のデバイスとの間のパケット送信に関する第3の送信を監視することを要求する。第1の瞬間に関連する情報は、第1の瞬間および第3の瞬間、または第1の瞬間と第3の瞬間との間の差を含む。
任意選択で、トランシーバモジュール802は、第3のデバイスに第1の送信遅延についての情報を送信するように構成される。トランシーバモジュール802が第1の瞬間に第3のデバイスに第1の瞬間に関連する情報を送信するように構成されることは、第1の瞬間に第3のデバイスに第3のメッセージを送信することであって、第3のメッセージが第1の送信遅延についての情報および第1の瞬間に関連する情報を含む、送信することを含む。
代替的に、任意選択で、トランシーバモジュール802は、第3のデバイスに第1の送信遅延についての情報を送信するように構成される。トランシーバモジュール802が第1の瞬間に第3のデバイスに第1の瞬間に関連する情報を送信するように構成されることは、第3のデバイスに第4のメッセージを送信することであって、第4のメッセージが第1の送信遅延についての情報を含む、送信することと、第1の瞬間に第3のデバイスに第5のメッセージを送信することであって、第5のメッセージが第1の瞬間に関連する情報を含む、送信することとを含む。
任意選択で、トランシーバモジュール802は、セッション管理ネットワーク要素から監視されるサービス品質パラメータを受信するようにさらに構成され、監視されるサービス品質パラメータは、第1の送信遅延を含む。処理モジュール801が端末のための第1のデバイス80と第2のデバイスとの間のパケット送信に関する第1の送信遅延についての情報を取得するように構成されることは、監視されるサービス品質パラメータに基づいて第1の送信遅延についての情報を取得することを含む。
任意選択で、トランシーバモジュール802は、セッション管理ネットワーク要素から第3のインジケーション情報を受信するようにさらに構成され、第3のインジケーション情報は、第1の送信遅延についての情報を検出した後、第3のデバイスに第1の送信遅延についての情報を送信するように第1のデバイス80に示す。
任意選択で、トランシーバモジュール802は、監視レポートを報告するためのイベントをセッション管理ネットワーク要素から受信するようにさらに構成され、イベントは、第1の送信遅延についての情報が予め設定された閾値を超えること、端末がアイドルモードになるかもしくはセッションが解放されること、または周期的報告が実行されることを含む。
任意選択で、トランシーバモジュール802は、サービス品質の監視のために使用される監視パケットの長さをセッション管理ネットワーク要素から受信するようにさらに構成される。
上述の方法の実施形態のステップのすべての関連する内容が、対応する機能モジュールの機能の説明に引用されてもよい。詳細は、本明細書において再度説明されない。
この実施形態において、第1のデバイス80は、統合された方法で分割を通じて得られる機能モジュールの形態で提示される。本明細書における「モジュール」は、特定のASIC、回路、1つ以上のソフトウェアもしくはファームウェアプログラムを実行するプロセッサおよびメモリ、集積論理回路、および/または上述の機能を提供しうる別のデバイスであってもよい。簡単な実施形態において、当業者は、第1のデバイス80が図4に示された形態であってもよいことを理解しうる。
たとえば、図4のプロセッサ401が、第1のデバイス80が上述の方法の実施形態のサービス品質監視方法を実行するようにメモリ403に記憶されたコンピュータが実行可能な命令を呼び出してもよい。
特に、図8のトランシーバモジュール802および処理モジュール801の機能/実施プロセスは、メモリ403に記憶されたコンピュータが実行可能な命令を呼び出すことによって図4のプロセッサ401により実施されてもよい。代替的に、図8の処理モジュール801の機能/実施プロセスは、メモリ403に記憶されたコンピュータが実行可能な命令を呼び出すことによって図4のプロセッサ401により実施されてもよく、図8のトランシーバモジュール802の機能/実施プロセスは、図4の通信インターフェース404によって実施されてもよい。
この実施形態において提供される第1のデバイス80は、上述のサービス品質監視方法を実行してもよい。したがって、第1のデバイス80によって得られうる技術的効果に関しては、上述の方法の実施形態を参照されたい。詳細は、本明細書において再度説明されない。
任意選択で、本出願の実施形態は、装置をさらに提供する(たとえば、装置は、チップシステムであってもよい)。装置は、第1のデバイスがサービス品質監視方法を実行すること、たとえば、端末のための第1のデバイスと第2のデバイスとの間のパケット送信に関する第1の送信遅延についての情報を取得することを支援するように構成されたプロセッサを含む。可能な設計において、装置は、メモリをさらに含む。メモリは、第1のデバイスのために必要なプログラム命令およびデータを記憶するように構成される。確かに、メモリは、代替的に、装置内になくてもよい。装置がチップシステムであるとき、装置は、チップを含んでもよく、またはチップおよび別のディスクリートデバイスを含んでもよい。これは、本出願のこの実施形態において特に限定されない。
代替的に、たとえば、機能モジュールが統合された方法で分割を通じて得られる場合、図9は、第3のデバイス90の概略的な構造図である。第3のデバイス90は、トランシーバモジュール902および処理モジュール901を含む。トランシーバモジュール902は、端末のための第1のデバイスと第2のデバイスとの間のパケット送信に関する第1の送信遅延についての情報を第1のデバイスから受信するように構成される。トランシーバモジュール902は、第1のデバイスから第1の瞬間に関連する情報を受信するようにさらに構成される。処理モジュール901は、第1の送信遅延についての情報および第1の瞬間に関連する情報に基づいて、端末のための第2のデバイスと第3のデバイス90との間のパケット送信に関する第2の送信遅延についての情報を決定するように構成される。
任意選択で、トランシーバモジュール902は、第1のデバイスに第1のメッセージを送信するようにさらに構成され、第1のメッセージは、第2の送信遅延についての情報を取得することを要求する。第1の瞬間に関連する情報は、第1の瞬間および第2の瞬間、または第1の瞬間と第2の瞬間との間の差を含み、第2の瞬間は、第1のデバイスが第1のメッセージを受信する瞬間である。
任意選択で、トランシーバモジュール902は、第1のデバイスに第2のメッセージを送信するようにさらに構成され、第2のメッセージは、端末のための第1のデバイスと第3のデバイス90との間のパケット送信に関する第3の送信遅延についての情報を取得することを要求する。第1の瞬間に関連する情報は、第1の瞬間および第3の瞬間、または第1の瞬間と第3の瞬間との間の差を含み、第3の瞬間は、第1のデバイスが第2のメッセージを受信する瞬間である。
任意選択で、トランシーバモジュール902は、端末のための第1のデバイスと第2のデバイスとの間のパケット送信に関する第1の送信遅延についての情報を第1のデバイスから受信するように構成される。トランシーバモジュール902が第1のデバイスから第1の瞬間に関連する情報を受信するようにさらに構成されることは、第1のデバイスから第3のメッセージを受信することであって、第3のメッセージが第1の送信遅延についての情報および第1の瞬間に関連する情報を含む、受信することを含む。
任意選択で、トランシーバモジュール902は、端末のための第1のデバイスと第2のデバイスとの間のパケット送信に関する第1の送信遅延についての情報を第1のデバイスから受信するように構成される。トランシーバモジュール902が第1のデバイスから第1の瞬間に関連する情報を受信するようにさらに構成されることは、第1のデバイスから第4のメッセージを受信することであって、第4のメッセージが第1の送信遅延についての情報を含む、受信することと、第1のデバイスから第5のメッセージを受信することであって、第5のメッセージが第1の瞬間に関連する情報を含む、受信することとを含む。
上述の方法の実施形態のステップのすべての関連する内容が、対応する機能モジュールの機能の説明に引用されてもよい。詳細は、本明細書において再度説明されない。
この実施形態において、第3のデバイス90は、統合された方法で分割を通じて得られる機能モジュールの形態で提示される。本明細書における「モジュール」は、特定のASIC、回路、1つ以上のソフトウェアもしくはファームウェアプログラムを実行するプロセッサおよびメモリ、集積論理回路、ならびに/または上述の機能を提供しうる別のデバイスであってもよい。簡単な実施形態において、当業者は、第3のデバイス90が図4に示された形態であってもよいことを理解しうる。
たとえば、図4のプロセッサ401が、第3のデバイス90が上述の方法の実施形態のサービス品質監視方法を実行するようにメモリ403に記憶されたコンピュータが実行可能な命令を呼び出してもよい。
特に、図9のトランシーバモジュール902および処理モジュール901の機能/実施プロセスは、メモリ403に記憶されたコンピュータが実行可能な命令を呼び出すことによって図4のプロセッサ401により実施されてもよい。代替的に、図9の処理モジュール901の機能/実施プロセスは、メモリ403に記憶されたコンピュータが実行可能な命令を呼び出すことによって図4のプロセッサ401により実施されてもよく、図9のトランシーバモジュール902の機能/実施プロセスは、図4の通信インターフェース404によって実施されてもよい。
この実施形態において提供される第3のデバイス90は、上述のサービス品質監視方法を実行してもよい。したがって、第3のデバイス90によって得られうる技術的効果に関しては、上述の方法の実施形態を参照されたい。詳細は、本明細書において再度説明されない。
任意選択で、本出願の実施形態は、装置をさらに提供する(たとえば、装置は、チップシステムであってもよい)。装置は、第3のデバイスがサービス品質監視方法を実行すること、たとえば、第1の送信遅延についての情報および第1の瞬間に関連する情報に基づいて、端末のための第2のデバイスと第3のデバイスとの間のパケット送信に関する第2の送信遅延についての情報を決定することを支援するように構成されたプロセッサを含む。可能な設計において、装置は、メモリをさらに含む。メモリは、第3のデバイスのために必要なプログラム命令およびデータを記憶するように構成される。確かに、メモリは、代替的に、装置内になくてもよい。装置がチップシステムであるとき、装置は、チップを含んでもよく、またはチップおよび別のディスクリートデバイスを含んでもよい。これは、本出願のこの実施形態において特に限定されない。
代替的に、たとえば、機能モジュールが統合された方法で分割を通じて得られる場合、図10は、セッション管理ネットワーク要素100の概略的な構造図である。セッション管理ネットワーク要素100は、処理モジュール1001およびトランシーバモジュール1002を含む。トランシーバモジュール1002は、ポリシー制御ネットワーク要素から1つ以上のサービス品質監視ポリシーを受信するように構成される。処理モジュール1001は、1つ以上のサービス品質監視ポリシーから第1のデバイスに対応する第1のサービス品質監視ポリシーを決定するように構成される。トランシーバモジュール1002は、第1のデバイスに第1のサービス品質監視ポリシーを送信するようにさらに構成される。
任意選択で、第1のサービス品質監視ポリシーは、第1のデバイスに対応する監視される第1のサービス品質パラメータまたは第1のデバイスがセッション管理ネットワーク要素に監視レポートを報告するイベントのうちの少なくとも1つを含む。
任意選択で、イベントは、サービス品質パラメータが予め設定された閾値を超えること、端末がアイドルモードになるかもしくはセッションが解放されること、または周期的報告が実行されることを含む。
任意選択で、監視される第1のサービス品質パラメータは、GFBR、MFBR、アクセスポイントにおけるパケット遅延バジェット以内のデータバースト量、FER、セグメント送信遅延、またはパケット損失情報のうちの少なくとも1つを含む。
任意選択で、監視される第1のサービス品質パラメータがセグメント送信遅延を含むとき、セグメント送信遅延は、端末のための第1のデバイスと第2のデバイスとの間のパケット送信に関する第1の送信遅延である。
任意選択で、トランシーバモジュール1002は、第1のデバイスに第3のインジケーション情報を送信するようにさらに構成され、第3のインジケーション情報は、第1の送信遅延についての情報を検出した後、第3のデバイスに第1の送信遅延についての情報を送信するように第1のデバイスに示す。
任意選択で、第1のサービス品質監視ポリシーは、サービス品質の監視のために使用される監視パケットの長さをさらに含む。
任意選択で、サービス品質監視ポリシーは、第1のデバイスについての情報を含む。処理モジュール1001が1つ以上のサービス品質監視ポリシーから第1のデバイスに対応する第1のサービス品質監視ポリシーを決定するように構成されることは、第1のデバイスについての情報に基づいて1つ以上のサービス品質監視ポリシーから第1のサービス品質監視ポリシーを決定することを含む。
任意選択で、第1のサービス品質監視ポリシーは、第1のデバイスに対応する監視される第1のサービス品質パラメータを含む。処理モジュール1001が1つ以上のサービス品質監視ポリシーから第1のデバイスに対応する第1のサービス品質監視ポリシーを決定するように構成されることは、第1のサービス品質パラメータのパラメータタイプに基づいて第1のデバイスに対応する監視される第1のサービス品質パラメータを決定することを含む。
上述の方法の実施形態のステップのすべての関連する内容が、対応する機能モジュールの機能の説明に引用されてもよい。詳細は、本明細書において再度説明されない。
この実施形態において、セッション管理ネットワーク要素100は、統合された方法で分割を通じて得られる機能モジュールの形態で提示される。本明細書における「モジュール」は、特定のASIC、回路、1つ以上のソフトウェアもしくはファームウェアプログラムを実行するプロセッサおよびメモリ、集積論理回路、ならびに/または上述の機能を提供しうる別のデバイスであってもよい。簡単な実施形態において、当業者は、セッション管理ネットワーク要素100が図4に示された形態であってもよいことを理解しうる。
たとえば、図4のプロセッサ401が、セッション管理ネットワーク要素100が上述の方法の実施形態のサービス品質監視アクティブ化方法を実行するようにメモリ403に記憶されたコンピュータが実行可能な命令を呼び出してもよい。
特に、図10のトランシーバモジュール1002および処理モジュール1001の機能/実施プロセスは、メモリ403に記憶されたコンピュータが実行可能な命令を呼び出すことによって図4のプロセッサ401により実施されてもよい。代替的に、図10の処理モジュール1001の機能/実施プロセスは、メモリ403に記憶されたコンピュータが実行可能な命令を呼び出すことによって図4のプロセッサ401により実施されてもよく、図10のトランシーバモジュール1002の機能/実施プロセスは、図4の通信インターフェース404によって実施されてもよい。
この実施形態において提供されるセッション管理ネットワーク要素100は、上述のサービス品質監視アクティブ化方法を実行してもよい。したがって、セッション管理ネットワーク要素100によって得られうる技術的効果に関しては、上述の方法の実施形態を参照されたい。詳細は、本明細書において再度説明されない。
任意選択で、本出願の実施形態は、装置をさらに提供する(たとえば、装置は、チップシステムであってもよい)。装置は、セッション管理ネットワーク要素がサービス品質監視アクティブ化を実行すること、たとえば、サービス品質監視ポリシーから第1のデバイスに対応する第1のサービス品質監視ポリシーを決定することを支援するように構成されたプロセッサを含む。可能な設計において、装置は、メモリをさらに含む。メモリは、セッション管理ネットワーク要素のために必要なプログラム命令およびデータを記憶するように構成される。確かに、メモリは、代替的に、装置内になくてもよい。装置がチップシステムであるとき、装置は、チップを含んでもよく、またはチップおよび別のディスクリートデバイスを含んでもよい。これは、本出願のこの実施形態において特に限定されない。
たとえば、機能モジュールが統合された方法で分割を通じて得られる場合、図14は、端末140の概略的な構造図である。端末140は、処理モジュール1401およびトランシーバモジュール1402を含む。トランシーバモジュール1402は、アクセスデバイスから第1の瞬間に関連する情報を受信するように構成され、第1の瞬間は、アクセスデバイスが端末によって送信された第1のパケットを受信する瞬間、またはアクセスデバイスが端末に第2のパケットを送信する瞬間である。処理モジュール1401は、第1の瞬間に関連する情報に基づいて、端末のための端末とアクセスデバイスとの間のパケット送信に関する送信遅延についての情報を決定するように構成される。
任意選択で、第1の瞬間がアクセスデバイスが端末によって送信された第1のパケットを受信する瞬間であるとき、処理モジュール1401は、第1の瞬間に関連する情報に基づいて、第1のパケットが端末とアクセスデバイスとの間で送信されるときの第1のパケットに対応するアップリンク遅延についての情報を決定するように特に構成される。
代替的に、任意選択で、第1の瞬間がアクセスデバイスが端末に第2のパケットを送信する瞬間であるとき、処理モジュール1401は、第1の瞬間に関連する情報に基づいて、第2のパケットが端末とアクセスデバイスとの間で送信されるときの第2のパケットに対応するダウンリンク遅延についての情報を決定するように特に構成される。
任意選択で、第1の瞬間に関連する情報は、第1の瞬間と第3の瞬間との間の差を含み、第3の瞬間は、端末がアクセスデバイスによって送信された第2のパケットを受信する瞬間である。トランシーバモジュール1402は、アクセスデバイスから第2のパケットを受信するようにさらに構成される。トランシーバモジュールは、第3の瞬間を示す情報をアクセスデバイスに送信するようにさらに構成され、第3の瞬間は、端末がアクセスデバイスによって送信された第2のパケットを受信する瞬間である。
任意選択で、第1の瞬間に関連する情報は、第1の瞬間を示すために使用される情報を含む。トランシーバモジュール1402がアクセスデバイスから第1の瞬間に関連する情報を受信するようにさらに構成されることは、アクセスデバイスから第2のパケットを受信することであって、第2のパケットが、第1の瞬間を示すために使用される情報を運ぶ、受信することを含む。
任意選択で、トランシーバモジュール1402は、アクセスデバイスにダウンリンク遅延についての情報を送信するようにさらに構成される。
任意選択で、トランシーバモジュール1402がアクセスデバイスから第1の瞬間に関連する情報を受信するようにさらに構成されることは、アクセスデバイスから第3のパケットを受信することであって、第3のパケットが第1の瞬間に関連する情報を運ぶ、受信すること、またはアクセスデバイスからRRCシグナリングを受信することであって、RRCシグナリングが第1の瞬間に関連する情報を運ぶ、受信することを含む。
上述の方法の実施形態のステップのすべての関連する内容が、対応する機能モジュールの機能の説明に引用されてもよい。詳細は、本明細書において再度説明されない。
この実施形態において、端末140は、統合された方法で分割を通じて得られる機能モジュールの形態で提示される。本明細書における「モジュール」は、特定のASIC、回路、1つ以上のソフトウェアもしくはファームウェアプログラムを実行するプロセッサおよびメモリ、集積論理回路、ならびに/または上述の機能を提供しうる別のデバイスであってもよい。簡単な実施形態において、当業者は、端末140が図4に示された形態であってもよいことを理解しうる。
たとえば、図4のプロセッサ401が、端末140が上述の方法の実施形態のサービス品質監視方法を実行するようにメモリ403に記憶されたコンピュータが実行可能な命令を呼び出してもよい。
特に、図14のトランシーバモジュール1402および処理モジュール1401の機能/実施プロセスは、メモリ403に記憶されたコンピュータが実行可能な命令を呼び出すことによって図4のプロセッサ401により実施されてもよい。代替的に、図14の処理モジュール1401の機能/実施プロセスは、メモリ403に記憶されたコンピュータが実行可能な命令を呼び出すことによって図4のプロセッサ401により実施されてもよく、図14のトランシーバモジュール1402の機能/実施プロセスは、図4の通信インターフェース404によって実施されてもよい。
この実施形態において提供される端末140は、上述のサービス品質監視方法を実行してもよい。したがって、端末140によって得られうる技術的効果に関しては、上述の方法の実施形態を参照されたい。詳細は、本明細書において再度説明されない。
任意選択で、本出願の実施形態は、装置をさらに提供する(たとえば、装置は、チップシステムであってもよい)。装置は、端末がサービス品質監視方法を実行すること、たとえば、第1の瞬間に関連する情報に基づいて端末のための端末とアクセスデバイスとの間のパケット送信に関する送信遅延についての情報を決定することを支援するように構成されたプロセッサを含む。可能な設計において、装置は、メモリをさらに含む。メモリは、端末のために必要なプログラム命令およびデータを記憶するように構成される。確かに、メモリは、代替的に、装置内になくてもよい。装置がチップシステムであるとき、装置は、チップを含んでもよく、またはチップおよび別のディスクリートデバイスを含んでもよい。これは、本出願のこの実施形態において特に限定されない。
上述の実施形態のすべてまたは一部は、ソフトウェア、ハードウェア、ファームウェア、またはこれらの任意の組み合わせを使用することによって実装されてもよい。ソフトウェアプログラムが実施形態を実装するために使用されるとき、実施形態のすべてまたは一部は、コンピュータプログラム製品の形態で実装されてもよい。コンピュータプログラム製品は、1つ以上のコンピュータ命令を含む。コンピュータプログラム命令がコンピュータにロードされ、実行されるとき、本出願の実施形態に係る手順または機能が、すべてまたは部分的に生成される。コンピュータは、多目的コンピュータ、専用コンピュータ、コンピュータネットワーク、または別のプログラミング可能な装置であってもよい。コンピュータ命令は、コンピュータ可読ストレージ媒体に記憶されてもよく、またはコンピュータ可読ストレージ媒体から別のコンピュータ可読ストレージ媒体に送信されてもよい。たとえば、コンピュータ命令は、ウェブサイト、コンピュータ、サーバ、またはデータセンターから別のウェブサイト、コンピュータ、サーバ、またはデータセンターに有線(たとえば、同軸ケーブル、光ファイバ、もしくはデジタル加入者線(digital subscriber line、DSL))またはワイヤレス(たとえば、赤外線、ラジオ波、もしくはマイクロ波)の方法で送信されてもよい。コンピュータ可読ストレージ媒体は、コンピュータによってアクセスされうる任意の使用可能な媒体、または1つ以上の使用可能な媒体を統合するサーバもしくはデータセンターなどのデータストレージデバイスであってもよい。使用可能な媒体は、磁気式媒体(たとえば、フロッピーディスク、ハードディスク、もしくは磁気テープ)、光学式媒体(たとえば、DVD)、半導体媒体(たとえば、ソリッドステートドライブ(solid state disk、SSD))などであってもよい。
本出願が実施形態に関連して説明されているが、保護を主張する本出願を実施するプロセスにおいて、当業者は、添付の図面、開示された内容、および添付の請求項を見ることによって開示された実施形態の別の変更形態を理解し、実施しうる。請求項において、「含む」(comprising)は、別の構成要素または別のステップを除外せず、「a」または「1つ(one)」は、複数の意味を除外しない。単一のプロセッサまたは別のユニットが、請求項に列挙されたいくつかの機能を実施してもよい。一部の方策は、互いに異なる従属請求項に記録されるが、これは、これらの方策がより良い効果を生むために組み合わされ得ないことを意味しない。
本出願が特定の特徴およびその実施形態に関連して説明されているが、様々な修正および組み合わせが、本出願の精神および範囲を逸脱することなくそれらに対してなされてもよいことは明らかである。それに対応して、本明細書および添付の図面は、添付の請求項によって定義される本出願の単なる例の説明であり、本出願の範囲内の修正、変更、組み合わせ、または均等物のいずれかまたはすべてを包含するように意図される。明らかに、当業者は、本出願の精神および範囲を逸脱することなしに本出願に様々な修正および変更を行うことができる。本出願は、本出願のこれらの修正および変更が添付の請求項およびそれらの均等なテクノロジーによって定義される保護の範囲内に収まるという条件でこれらの修正および変更を包含するように意図される。