JP2021528087A

JP2021528087A - カナムグラ抽出物またはカナムグラ粉砕物を有効成分として含む成長促進用食品組成物及び成長促進用薬学組成物

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Abstract

本発明は、カナムグラ抽出物またはカナムグラ粉砕物を有効成分として含む成長促進用健康機能食品組成物、及びカナムグラ抽出物またはカナムグラ粉砕物とともにスイカ／ニンニク濃縮物を含む成長促進用組成物を提供する。

Description

本発明は、カナムグラ成分を有効成分として含む成長促進用食品組成物及び成長促進用薬学組成物に関する。

この社会は最近経済成長による栄養状態の改善及び食習慣の変化によって、小児と児童、青少年の発育状態が大きく改善される成り行きである。一般に、成長の意味は、身長の増加に限る場合が多いが、医学的には形態学的及び解剖学的大きさと機能が増加するもので、骨格と筋肉が大きくなって強化されることを伴い、このような成長はホルモンの作用によって行われる。

成長を促進するための方法としては、成長ホルモン製剤投与、イリザロフ手術などの方法が知られているが、このような方法は副作用を伴うこと対する恐れが大きくて、健康機能食品服用などの方法は十分な効果を提供できないという短所を持つ。

すなわち、成長ホルモンの投与は、白血病、甲状腺機能低下症、中枢神経系腫瘍、糖尿病及び癲癇、高血糖など様々な副作用を引き起こすことがある。また、イリザロフ手術は、両下肢の長さが非対称の場合主に利用する手術法であり、正常ではあるが背が低い人に手術する場合、正常な歩行ができない深刻な副作用が発生することがある。

最近の研究では成長ホルモン投与による副作用及び外科手術による副作用を避けながら、安全な成長を誘導する方法として天然物を活用する方法が注目されている。具体的に、天然物を自然に取ることで成長ホルモンの分泌を促進させ、積極的に成長を誘導できる方法が工夫されていて、これによって天然物の探索が活発に行われている。

しかし、前記のような活発な研究活動にもかかわらず、成長に実質的な効果を提供できる天然物はまだ報告されていない実情である。

韓国公開特許公報第１０‐２０１４‐００５７７０９号

本発明者らは前記のような問題を解決するために鋭意努力し、従来様々な症状に使われている薬用植物として成長促進に優れる活性を持つ植物、及びその活性を強化することができる方法を見つけ出して本発明を完成した。

よって、本発明は天然物を用いて副作用もなく効果的に成長を促進することができる成長促進用組成物を提供することを目的とする。

本発明は、前記の目的を達成するために、カナムグラ成分を有効成分として含む成長促進用組成物を提供する。

本発明の一実施形態において、前記成長促進用組成物は、スイカ及びニンニクからなる群から選択される１種以上をさらに含むことができる。

本発明の一実施形態において、前記スイカ及びニンニクからなる群から選択される１種以上は、スイカ及びニンニクを１：９ないし９：１の重量比で混合して濃縮物形態で加工したスイカ／ニンニク濃縮物であってもよい。

本発明の一実施形態において、前記成長促進用組成物は薬学組成物または食品組成物として使われてもよい。

本発明の成長促進用組成物は、成長促進のための活性に優れるカナムグラ成分、またはカナムグラ成分とともにカナムグラ成分とシナジー効果を起こして成長促進効果を強化するスイカ及び／またはニンニク成分を含むことで成長期の子供及び青少年の成長にとても優れる効果を提供する。

本発明の実施例１ないし４のカナムグラ抽出物及び実施例５のスイカ／ニンニク濃縮物の試料がＭＧ６３細胞のｐｒｏｌｉｆｅｒａｔｉｏｎに及ぼす影響を測定して示すグラフである。本発明の実施例１ないし４のカナムグラ抽出物及び実施例５のスイカ／ニンニク濃縮物の試料がＭＧ６３細胞のＡＬＰ遺伝子発現に及ぼす影響を測定して示すグラフである。本発明の実施例１ないし４のカナムグラ抽出物及び実施例５のスイカ／ニンニク濃縮物の試料がＭＧ６３細胞のＯｓｔｅｏｃａｌｃｉｎ遺伝子発現に及ぼす影響を測定して示すグラフである。本発明の実施例１ないし４のカナムグラ抽出物及び実施例５のスイカ／ニンニク濃縮物の試料がＩＧＦ‐１タンパク質の濃度に及ぼす影響を測定して示すグラフである。それぞれ混合の割合を異にして製造した本発明の実施例６ないし実施例８のカナムグラ抽出物及びスイカ／ニンニク濃縮物を含む組成物試料がＭＧ６３細胞のｐｒｏｌｉｆｅｒａｔｉｏｎに及ぼす影響を測定して示すグラフである。それぞれ混合の割合を異にして製造した本発明の実施例６ないし実施例８のカナムグラ抽出物及びスイカ／ニンニク濃縮物を含む組成物試料がＭＧ６３細胞のＡＬＰ遺伝子発現に及ぼす影響を測定して示すグラフである。それぞれ混合の割合を異にして製造した本発明の実施例６ないし実施例８のカナムグラ抽出物及びスイカ／ニンニク濃縮物を含む組成物試料がＭＧ６３細胞のＯｓｔｅｏｃａｌｃｉｎ遺伝子発現に及ぼす影響を測定して示すグラフである。それぞれ混合の割合を異にして製造した本発明の実施例６ないし実施例８のカナムグラ抽出物及びスイカ／ニンニク濃縮物を含む組成物試料がＩＧＦ‐１タンパク質の濃度に及ぼす影響を測定して示すグラフである。

本発明で使われる用語は本発明での機能を考慮して定義された用語であって、使用者、運用者の意図または慣例によって変わることがあるので、このような用語に対する定義は本明細書全般にわたる技術的内容に基づいてしなければならない。一方、実施例は本発明の請求範囲に提示された構成要素の例示的事項に過ぎず、本発明の権利範囲を限定するものではなく、権利範囲は本発明の明細書全般にわたる技術的思想に基づいて解釈しなければならない。

以下、本発明をより詳しく説明する。

本発明はカナムグラ成分を有効成分として含む成長促進用組成物に関する。

前記カナムグラ成分は、カナムグラ基質を含む加工物及びカナムグラ抽出物からなる群から選択される１種以上であってもよいが、これに限定されるものではない。例えば、この分野で公知された薬用植物の活用形態で加工されたカナムグラは、前記カナムグラ成分に全て含まれるものとして理解しなければならない。

前記カナムグラ基質を含む加工物としては、例えば、カナムグラを乾燥したり、蒸した状態で加工した加工物、潰したり粉砕した形態の加工物（粉砕物）を含む。しかし、これらに限定されるものではなく、カナムグラ基質を含む加工形態は、いずれも本発明のカナムグラ基質を含む加工物に含まれるものとして理解しなければならない。

前記カナムグラ抽出物は、例えば、水、アルコール、アセトン、及びエチルアセテートからなる群から選択される１種以上の溶媒で抽出された抽出物であってもよい。特に、これらの中で熱水で抽出された抽出物が好ましく使われることができる。

前記アルコールとしては、エチルアルコール（エタノール）が好ましく使われることができる。

本発明で使われるカナムグラは、葎草、葛蔓、葛勒蔓とも呼ばれるものであって、ＨｕｍｕｌｕｓｊａｐｏｎｉｃａＳｉｄｂ．ｅｔＺｕｃｃ．またはＨ．ｓｃａｎｄｅｎｓＭｅｒｒ．として知られている。前記カナムグラは各地の小川のほとりと道の辺り、山すそで育ち、普通、夏季の葉が繁茂な時、全草を切って日陰で乾かして使用する。

カナムグラは、甘み及び苦味を有し、性質が冷たいため、熱を下げて解毒し、疼血を無くして尿がよく出るようにするものとして知られている。薬理実験を通じて降圧作用、利尿作用、グラム陽性菌に対する抑菌作用も明らかになったことがある。

また、熱が出て、息が苦しくて、のどが渇く時；マラリア、肺結核で熱が出る時；消化障害、急性胃炎、むくみ、下痢、赤痢、膀胱炎、尿道炎、痳病、尿道結石、高血圧病、腫れ物などに効果があると知られている。

しかし、今までカナムグラが成長促進活性を持つという事実は全然知られていない。このような事実は本発明の発明者らが漢方医院を運営しながら臨床を通じて確認したことであり、本発明を出願するために実施された実験などを通じてさらに科学的に立証されたことがある。

前記カナムグラは、葉、芽、幹、及び根から選択される１種以上を使用することができ、カナムグラ抽出物は特に、葉及び芽から抽出することがより好ましい。

本発明の成長促進用組成物は、前記カナムグラ成分とともにスイカ及びニンニクからなる群から選択される１種以上をさらに含むことができる。

前記スイカ及びニンニクからなる群から選択される１種以上はカナムグラ成分とシナジー作用を起こすので、カナムグラ成分の活性を強化する機能をする。

前記スイカ及びニンニクからなる群から選択される１種以上は、濃縮物形態で加工したものが好ましく使われることができる。前記濃縮物の製造は、この分野で公知された方法によって行われることができる。

特に、スイカ及びニンニクを１：９ないし９：１の重量比で混合して濃縮物形態で加工したスイカ／ニンニク濃縮物は、カナムグラ成分と優れるシナジー効果を示す。よって、このような濃縮物形態をカナムグラ成分とともに使用することが好ましい。前記スイカ及びニンニクの混合重量比は２：８ないし５：５であることがより好ましい。

前記スイカ／ニンニク濃縮物は、この分野に公知された濃縮物の製造方法によって製造されることができる。特に、前記スイカ／ニンニク濃縮物は、押圧釜で１〜１．５ｋｇの圧力をかけながら加熱する工程を通じて製造されることが好ましい。

前記加熱は５０ないし２００℃、より好ましくは１００ないし１８０℃、さらに好ましくは１５０ないし１７０℃の温度で行われることができる。加熱は１ないし４８時間、より好ましくは１０〜２０時間、さらに好ましくは１４ないし１８時間行われることができる。

本発明において、カナムグラ成分と、スイカ及びニンニクからなる群から選択される１種以上は１：９ないし９：１の重量比で含まれることができ、好ましくは２：８ないし９：１、より好ましくは５：５ないし９：１、より好ましくは７：３ないし９：１で含まれることができる。

カナムグラ成分と、スイカ及びニンニクからなる群から選択される１種以上が上述した範囲で含まれる場合、各成分のシナジー効果によって成長促進活性が極大化されるので好ましい。

本発明の成長促進用組成物は、薬学組成物または食品組成物で使われることができる。

本発明の成長促進用組成物が薬学組成物で利用される場合、薬学的に許容される担体、賦形剤及び希釈剤からなる群から選択された１種以上の添加剤をさらに含むことができる。このように本発明の薬学組成物にさらに含まれる添加剤の種類と量は、関連技術分野において通常知られたことにしたがう。

前記薬学組成物は、薬学的に許容可能な担体を含むことができる。薬学的に許容可能な担体を含む前記組成物は、経口または非経口の様々な剤形で製剤化されることができる。

前記製剤化のために、通常使用する充填剤、増量剤、結合剤、湿潤剤、崩壊剤、界面活性剤などの希釈剤または賦形剤が使われることができる。

前記薬学組成物として経口投与のための固形製剤としては、錠剤、丸剤、散剤、料粒剤、カプセル剤などが含まれ、このような固形製剤は一つ以上の化合物に少なくとも一つ以上の賦形剤、例えば、澱粉、炭酸カルシウム、スクロース（ｓｕｃｒｏｓｅ）またはラクトース（ｌａｃｔｏｓｅ）、ゼラチンなどを交ぜて調剤される。また単純な賦形剤以外に、ステアリン酸マグネシウム、タルクなどのような滑剤も使われる。

経口投与のための液状製剤としては、懸濁剤、内用液剤、乳剤、シロップ剤などが該当されるが、よく使われる単純希釈剤である水、リキッドパラフィン以外に様々な賦形剤、例えば湿潤剤、甘味剤、芳香剤、保存剤などが含まれることができる。

非経口投与のための製剤としては、滅菌された水溶液、非水性溶剤、懸濁剤、乳剤、凍結乾燥製剤、坐剤が含まれる。

非水性溶剤、懸濁溶剤としては、プロピレングリコール（ｐｒｏｐｙｌｅｎｅｇｌｙｃｏｌ）、ポリエチレングリコール、オリーブオイルのような植物性油、エチルオレートのような注射可能なエステルなどが使われることができる。

坐剤の基剤としては、ウイテプゾール（ｗｉｔｅｐｓｏｌ）、マクロゴール、ツイーン（ｔｗｅｅｎ）６１、カカオ脂、ラウリン脂、グリセロゼラチンなどが使われることができる。

前記薬学組成物は、錠剤、丸剤、散剤、顆粒剤、カプセル剤、懸濁剤、内用液剤、乳剤、シロップ剤などの経口投与剤；及び滅菌された注射溶液として水溶液、非水性溶剤、懸濁剤、及び乳剤、凍結乾燥製剤、坐剤などの非経口投与剤などの形態で適用形態に合うように剤形化して使われることができる。

前記薬学組成物の投与経路は、目的とする組職に逹することができる限り、ある一般的な経路を通じて投与されることができる。例えば、目的するところによって腹腔内投与、静脈投与、動脈投与、筋肉内投与、骨内投与、子宮内投与、硬膜投与、皮下投与、皮内投与、経口投与、鼻内投与、肺内投与、直腸内投与、脳血管内（ｉｎｔｒａｃｅｒｅｂｒｏｖｅｎｔｒｉｃｕｌａｒ）に注射されることができるが、これに制限されない。また、前記薬学組成物は活性物質が標的細胞へ移動することができる任意の装置によって投与されることができる。

前記薬学組成物は薬剤学的に有効な量で投与されることができる。本発明における用語「薬剤学的に有効な量」は、医学的治療に適用可能な合理的な受恵／危険の割合で疾患を治療するに十分な量を意味し、有効用量の水準は個体の種類及び重症度、年齢、性別、感染されたウイルスの種類、薬物の活性、薬物に対する敏感度、投与時間、投与経路及び排出の割合、治療期間、同時に使われる薬物を含む要素、及びその他医学分野によく知られた要素によって決まる。

前記薬学組成物は個別治療剤で投与したり、他の治療剤と併用して投与されてもよく、従来の治療剤とは順次的、または同時に投与されてもよい。そして、単一または多重投与されてもよい。前記要素を全て考慮して副作用なく最小限の量で最大の効果を得られる量を投与することが重要であり、当業者によって容易に決まることができる。

前記薬学組成物は、成長促進治療のために単独で、または手術、ホルモン治療、薬物治療及び生物学的反応調節剤を使用する方法と併用して使用することができる。

前記薬学組成物は矮小症または小人症予防または治療に使われることができる。

また、本発明の組成物は成長促進用食品組成物であってもよい。

前記食品組成物に通常におい、味、視覚などを向上させることができる追加成分を含むことができる。例えば、ビタミンＡ、Ｄ、Ｅ、Ｂ１、Ｂ２、Ｂ６、Ｂ１２、ナイアシン（ｎｉａｃｉｎ）、ビオチン（ｂｉｏｔｉｎ）、葉酸（ｆｏｌａｔｅ）、パントテン酸（ｐａｎｔｈｏｔｅｎｉｃａｃｉｄ）などを含むことができる。また、亜鉛（Ｚｎ）、鉄（Ｆｅ）、カルシウム（Ｃａ）、クロム（Ｃｒ）、マグネシウム（Ｍｇ）、マンガン（Ｍｎ）、銅（Ｃｕ）などのミネラルを含むことができる。また、リシン、トリプトファン、システイン、バリンなどのアミノ酸を含むことができる。また、防腐剤（ソルビン酸カリウム、ベンゾ酸ナトリウム、サリチル酸、ジヒドロ酢酸ナトリウムなど）、殺菌剤（さらし粉と高度さらし粉、次亜塩素酸ナトリウムなど）、酸化防止剤（ブチルヒドロキシアニソール（ＢＨＡ）、ブチルヒドロキシトルエン（ＢＨＴ）など）、着色剤（タール色素など）、発色剤（亜硝酸ナトリウム、亜酢酸ナトリウムなど）、漂白剤（亜硫酸ナトリウム）、調味料（ＭＳＧグルタミン酸ナトリウムなど）、甘味料（ドルシン、シクレーメート、サッカリン、ナトリウムなど）、香料（バニリン、ラクトン類など）、膨張剤（明攀、Ｄ‐酒石酸水素カリウムなど）、強化剤、乳化剤、増粘剤（糊料）、被膜剤、ガム基礎剤、泡抑制剤、溶剤、改良剤などの食品添加物（ｆｏｏｄａｄｄｉｔｉｖｅｓ）を添加することができる。前記添加物は、食品の種類によって選別され、適量で使われる。

前記食品組成物は具体的に健康機能食品組成物であってもよい。

具体例として、前記食品組成物を利用して成長を促進させることができる加工食品を製造することができるが、例えば、お菓子、飲み物、酒類、発酵食品、缶詰め、牛乳加工食品、肉類加工食品または麺加工食品の形態である健康機能性食品で製造されることができる。この時、お菓子は、ビスケット、パイ、ケーキ、パン、キャンデー、ゼリー、ガム、シリアル（穀物フレークなどの食事代用品類を含む）などを含む。飲み物は、飲用水、炭酸飲料、機能性イオン飲料、ジュース（例えば、リンゴ、梨、葡萄、アロエ、蜜柑、桃、にんじん、トマトジュースなど）、甘酒などを含む。酒類は、清酒、ウイスキー、焼酒、ビール、洋酒、果実酒などを含む。発酵食品は、醤油、みそ、コチュジャンなどを含む。缶詰めは、水産物缶詰め（例えば、マグロ、鯖、サンマ、サザエ缶詰めなど）、畜産物缶詰め（牛肉、豚肉、鳥肉、七面鳥缶詰めなど）、農産物缶詰め（とうもろこし、桃、パイナップル缶詰めなど）を含む。牛乳加工食品は、チーズ、バター、ヨーグルトなどを含む。肉類加工食品は、豚カツ、牛カツ、チキンカツ、ソーセージ、酢豚、ナゲット類、宮中焼き肉などを含む。麺加工食品は、乾麺、素麺、ラーメン、うどん麺、冷麺、密封包装生麺などを含む。この他にも前記組成物は、レトルト食品、スープ類などに使われることができる。

本発明の用語「健康機能食品（ｆｕｎｃｔｉｏｎａｌｆｏｏｄ）」とは、特定保健用食品（ｆｏｏｄｆｏｒｓｐｅｃｉａｌｈｅａｌｔｈｕｓｅ、ＦｏＳＨＵ）と同一の用語で、栄養供給の他にも生体調節機能が効率的に現われるように加工された医学、医療効果が高い食品を意味し、前記食品は成長促進に有用な効果を得るために錠剤、カプセル、粉末、顆粒、液状、丸などの様々な形態で製造されることができる。

本発明の成長促進用組成物は、組成物の総重量に対してカナムグラ成分を０．１ないし１００重量％で含むことができ、より好ましくは２０ないし９９重量％で含むことができる。

本発明の成長促進用組成物は、組成物の総重量に対してカナムグラ成分及びスイカ及びニンニクからなる群から選択される１種以上を０．１ないし１００重量％で含むことができ、より好ましくは２０ないし９９重量％で含むことができる。

本発明の成長促進用組成物は、カナムグラの使用量を基準にして１回１ｍｇないし３０ｇの量で投与されてもよく、１日２〜３回投与されてもよい。具体的に、抽出物の場合、前記含量範囲のカナムグラを使用して製造された抽出物が１回及び１日投与量で考慮されてもよい。しかし、これに限定されるものではなく、前記のように多くの状況を総合的に考慮して決まる。

本発明の成長促進用組成物は、前記組成物はＭＧ６３細胞増殖を活性化させる効果を提供する。また、ＭＧ６３細胞でＡＬＰ及びＯｓｔｅｏｃａｌｃｉｎ（ＯＣ）遺伝子発現を増加させ、ＩＧＦ‐１タンパク質の濃度を増加させる効果を提供する。

前記ＡＬＰ、Ｏｓｔｅｏｃａｌｃｉｎは、骨の形成と係る遺伝子として骨の成長が活発に起きる時、その活性が増加すると知られ、前記Ｏｓｔｅｏｃａｌｃｉｎは、骨材形成の時、造骨細胞によって合成されて骨のｅｘｔｒａｃｅｌｌｕａｒｍａｔｒｉｘに結合されるタンパク質である。

前記ＩＧＦ‐１タンパク質は、成長ホルモンによって生産分泌される成分である。

以下、実施例を通じて本発明をより詳しく説明する。しかし、下記の実施例は本発明をより具体的に説明するためのものであって、本発明の範囲が下記実施例によって限定されるものではない。下記実施例は本発明の範囲内で当業者によって適切に修正、変更されることができる。

実施例１：カナムグラ熱水抽出物の製造
カナムグラ葉及び芽１００ｇに蒸溜水２Ｌを入れて９０℃で５時間熱水抽出した。抽出物を濾過し、濾過された抽出溶液を５０℃で減圧濃縮し、凍結乾燥を通じて粉末形態の試料を得た。この時、収率は１６．３重量％であった。

実施例２：カナムグラエタノール抽出物の製造
カナムグラ葉及び芽１００ｇに５０％エタノール２Ｌを入れて５０℃で５時間抽出した。抽出物を濾過し、濾過された抽出溶液を４０℃で減圧濃縮し、凍結乾燥を通じて粉末形態の試料を得た。この時、収率は１５．２重量％であった。

実施例３：カナムグラアセトン抽出物の製造
カナムグラ葉及び芽１００ｇに９９％のアセトン２Ｌを入れて０℃で５時間抽出した。抽出物を濾過し、濾過された抽出溶液を４０℃で減圧濃縮し、凍結乾燥を通じて粉末形態の試料を得た。この時、収率は３．７重量％であった。

実施例４：カナムグラエチルアセテート抽出物の製造
カナムグラ葉及び芽１００ｇに９９％のエチルアセテート２Ｌを入れて０℃で５時間抽出した。抽出物を濾過し、濾過された抽出溶液を４０℃で減圧濃縮し、凍結乾燥を通じて粉末形態の試料を得た。この時、収率は４．２重量％であった。

実施例５：スイカ／ニンニク濃縮物の製造
皮を剥いたニンニク１６ｋｇと種子を取り除いたスイカ汁８ｋｇを高圧ガスの釜で１〜１．５ｋｇ圧力下で１６時間加熱した後、乾燥して粉末化した。

実施例６ないし８：カナムグラ抽出物及びスイカ／ニンニク濃縮物を含む組成物の製造
実施例１で製造されたカナムグラ熱水抽出物粉末と実施例５で製造されたスイカ／ニンニク濃縮物の粉末を下記表１の組成比で混合してカナムグラ抽出物及びスイカ／ニンニク濃縮物を含む組成物を製造した。

実験例１：細胞毒性評価
本実験例では、本発明の実施例１ないし４のカナムグラ抽出物及び実施例５のスイカ／ニンニク濃縮物の試料が細胞毒性に及ぼす影響を確認するために下記実験を行った。

１×１０^４個のＭＧ６３を９６ｗｅｌｌｐｌａｔｅに分株し、培養液は１０％のＦＢＳを含むＤＭＥＭを使用した。１２時間培養した後、各抽出物及びスイカ／ニンニク濃縮物を１００‐１０００μｇ／ｍＬで処理して２４時間培養した。その後、ＷＳＴｒｅａｇｅｎｔ２０μＬを添加して光によるＷＳＴ還元を最小化するためにホイルで光を遮断して３時間反応させた。ｉＭＡＲＫ(商標) ＭｉｃｒｏｐｌａｔｅＲｅａｄｅｒ（Ｂｉｏ‐ＲａｄＬａｂｏｒａｔｏｒｉｅｓＨｅａｄｑｕａｒｔｅｒｓ、Ｈｅｒｃｕｌｅｓ、ＣＡ、ＵＳＡ）を利用して５６０ｎｍ波長でｏｐｔｉｃａｌｄｅｎｓｉｔｙを測定し、その結果を下記表２に示す。

下記表２で確認されるように、各試料の細胞毒性をＥＤ５０（ｃｅｌｌｖｉａｂｉｌｉｔｙが５０％になる濃度）で評価した結果、エチルアセテート抽出物が３５０．６μｇ／ｍＬと最も低い濃度で毒性を示した。

よって、全ての試験成分は３５０μｇ／ｍＬ以下の濃度で安全であることが分かる。

実験例２：ＭＧ６３細胞のＰｒｏｌｉｆｅｒａｔｉｏｎ評価
本発明の実施例１ないし４のカナムグラ抽出物及び実施例５のスイカ／ニンニク濃縮物の試料がＭＧ６３細胞の増殖（ｐｒｏｌｉｆｅｒａｔｉｏｎ）に及ぼす影響を確認するために下記実験を行った。

１×１０^４個のＭＧ６３を９６ｗｅｌｌｐｌａｔｅに分株し、培養液としては１０％のＦＢＳを含むＤＭＥＭを使用した。１２時間培養した後、各カナムグラ抽出物及びスイカ／ニンニク濃縮物を１００μｇ／ｍＬで処理して２４時間培養した。その後、光によるＷＳＴ還元を最小化するためにホイルで光を遮断し、ＷＳＴｒｅａｇｅｎｔ２０μＬを添加して３時間反応させた。ｉＭＡＲＫＴＭＭｉｃｒｏｐｌａｔｅＲｅａｄｅｒ（Ｂｉｏ‐ＲａｄＬａｂｏｒａｔｏｒｉｅｓＨｅａｄｑｕａｒｔｅｒｓ、Ｈｅｒｃｕｌｅｓ、ＣＡ、ＵＳＡ）を利用して５６０ｎｍ波長でｏｐｔｉｃａｌｄｅｎｓｉｔｙを測定した。

各試料の細胞Ｐｒｏｌｉｆｅｒａｔｉｏｎ評価結果は図１に示す。図１で確認されるように、カナムグラ熱水抽出物は正常群に対して１４６．９５％の細胞活性増加が表れ、エタノール抽出物では１３１．７５％の活性増加が表れた。また、正常群に比べてアセトンとエチルアセテート抽出物は、それぞれ１１３．７０％と１０５．４１％の活性増加が確認された。スイカ／ニンニク濃縮物を処理した群では１３３．３０％で正常群に対して有意義な活性増加が確認された。

実験例３：ＭＧ６３細胞でＡＬＰ、Ｏｓｔｅｏｃａｌｃｉｎ（ＯＣ）遺伝子発現とＩＧＦ‐１タンパク質の濃度測定

実施例１ないし４のカナムグラ抽出物及び実施例５のスイカ／ニンニク濃縮物の試料がＭＧ６３細胞のＡＬＰ、ＯＣ遺伝子発現、及びＩＧＦ‐１タンパク質の濃度に及ぼす影響を確認するために下記実験を行った。

５×１０^５個のＭＧ６３細胞を１２ｗｅｌｌｐｌａｔｅに分株し、それぞれカナムグラ抽出物及びスイカ／ニンニク濃縮物１００μｇ／Ｍｌを２４時間処理した後、細胞を収集してＲＮｅａｓｙｅｘｔｒａｃｔｉｏｎｋｉｔ（Ｑｉａｇｅｎ、Ｇａｉｔｈｅｒｓｂｕｒｇ、Ｍａｒｙｌａｎｄ、ＵＳＡ）を使用して製造社のｐｒｏｔｏｃｏｌにしたがってＲＮＡ抽出を実施した。ｉＳｃｒｉｐｔｃＤＮＡｓｙｎｔｈｅｓｉｓｋｉｔ（Ｂｉｏ‐ＲａｄＬａｂｏｒａｔｏｒｉｅｓＨｅａｄｑｕａｒｔｅｒｓ、Ｈｅｒｃｕｌｅｓ、ＣＡ、ＵＳＡ）を使ってｃＤＮＡを合成した。遺伝子の発現を測定するために、ＳＹＢＲＧｒｅｅｎ（ｉＱＳＹＢＲＧｒｅｅｎＳｕｐｅｒｍｉｘ、Ｂｉｏ‐ＲａｄＢｉｏ‐ＲａｄＬａｂｏｒａｔｏｒｉｅｓＩｎｃ．）を利用したリアルタイム定量ＰＣＲを実施し、機器はＲｅａｌ‐ＴｉｍｅＰＣＲ（ＡｐｐｌｉｅｄＢｉｏｓｙｓｔｅｍｓ、ＦｏｓｔｅｒＣｉｔｙ、ＣＡ、ＵＳＡ）を使用した。測定しようとする遺伝子の塩基配列は下記表３に示す。

ＲｅａｌｔｉｍｅＰＣＲ反応は、総２０μＬ内にｃＤＮＡ２μＬと２ＸＳＹＢＲｍｉｘ１０μＬ、ｆｏｒｗａｒｄ、ｒｅｖｅｒｓｅｐｒｉｍｅｒはそれぞれ１００ｐｍｏｌ／μＬを１μＬずつ添加し、残りはＨ２Ｏで満たした。次のようにＰＣＲ増幅段階を通じて増幅を行い、増幅ｃｙｃｌｅは４０ｃｙｃｌｅ実施した。すなわち、Ｈｏｔｓｔａｒｔのために９５℃で８分、増幅段階のｄｅｎａｔｕｒａｔｉｏｎを９５℃で１５秒、ａｎｎｅａｌｉｎｇを５５℃で３０秒、ｅｘｔｅｎｓｉｏｎを７２℃で３０秒間繰り返し、各ｃｙｃｌｅのｅｘｔｅｎｓｉｏｎ後に数値を記録した。全てのｃｙｃｌｅが完了した後、ｐｒｉｍｅｒの特異性を確認するために、ｍｅｌｔｉｎｇｃｕｒｖｅを分析した。結果はＡｐｐｌｉｅｄＢｉｏｓｙｓｔｅｍｓで提供するＯｎｅｓｔｅｐｓｙｓｔｅｍｓｏｆｔｗａｒｅｖ２．１で分析した。ＩＧＦ‐１タンパク質の濃度測定はｅｎｚｙｍｅａｓｓａｙｋｉｔ（ＣｒｙｓｔａｌＣｈｅｍ、ＩＬ、ＵＳＡ）で製造社のｐｒｏｔｏｃｏｌにしたがって行った。

ＡＬＰ遺伝子発現の測定結果、図２で確認されるように、実施例１ないし５で製造された試料を処理した群は、試料を処理していない群に比べてＡＬＰ遺伝子の発現量が増加した。つまり、エタノール抽出物、熱水抽出物、スイカ／ニンニク濃縮物を処理した群は試料を処理していない群に比べて有意義な増加を示し、特に、熱水抽出物は試料正常群に対してＡＬＰ遺伝子の発現量が４７１．０５％も増加した。

ＯＣ遺伝子の発現を測定した結果、図３で確認されるように、実施例１ないし５で製造された試料を処理した群は試料を処理していない群に比べてＯＣ遺伝子の発現量が増加した。特に、熱水抽出物を処理した群は正常群に比べてＯＣ遺伝子の発現が３４６．１０％も増加して有意義な差を示した。

ＩＧＦ‐１タンパク質の濃度を測定した結果、図４で確認されるように、実施例１ないし５で製造された試料を処理した群は、試料を処理していない群に比べてＩＧＦ‐１タンパク質の濃度が増加した。特に、熱水抽出物を処理した群は、正常群に比べてＩＧＦ‐１のタンパク質の発現量が２４８．３１％増加して有意義な増加を示した。

実験例４：カナムグラ熱水抽出物及びスイカ／ニンニク濃縮物組成物の混合の割合によるＭＧ６３細胞のＰｒｏｌｉｆｅｒａｔｉｏｎ評価

それぞれ混合の割合を異にして製造した本発明の実施例６ないし実施例８のカナムグラ抽出物及びスイカ／ニンニク濃縮物を含む組成物の処理がＭＧ６３細胞のｐｒｏｌｉｆｅｒａｔｉｏｎに及ぼす影響を確認するために下記実験を行った。

１×１０^４個のＭＧ６３を９６ｗｅｌｌｐｌａｔｅに分株し、培養液で１０％のＦＢＳを含むＤＭＥＭを使用した。１２時間培養した後、カナムグラ熱水抽出物及びスイカ／ニンニク濃縮物組成物［カナムグラ抽出物とスイカ／ニンニク濃縮物の重量比＝２：８（実施例６）、５：５（実施例７）、８：２（実施例８）］をそれぞれ１０、５０、１００μｇ／ｍＬで処理して２４時間培養した。以下の実験方法は前記実験例３と同様に実施した。

実験の結果、図５で確認されるように、実施例６ないし８のカナムグラ抽出物及びスイカ／ニンニク濃縮物組成物で処理した試験群は、正常群と比べて細胞活性増加が表れた。また、カナムグラ抽出物及びスイカ／ニンニク濃縮物の単独成分で処理した試験群（実施例１及び５）よりカナムグラ抽出物及びスイカ／ニンニク濃縮物を含む組成物（実施例６ないし８）で処理した試験群でもっと効果的な細胞活性が観察された。混合の割合と係っては、カナムグラ抽出物の含量が高く、組成物の濃度が高いほど細胞活性が増加したと確認された。

実験例５：カナムグラ熱水抽出物及びスイカ／ニンニク濃縮物組成物の混合の割合によるＡＬＰ、Ｏｓｔｅｏｃａｌｃｉｎ（ＯＣ）遺伝子発現とＩＧＦ‐１濃度測定

それぞれ混合の割合を異にして製造した本発明の実施例６ないし実施例８のカナムグラ抽出物、及びスイカ／ニンニク濃縮物を含む組成物の処理がＭＧ６３細胞のＡＬＰ、ＯＣ、ＩＧＦ‐１遺伝子に及ぼす影響を確認するために下記実験を行った。

５×１０^５個のＭＧ６３細胞を１２ｗｅｌｌｐｌａｔｅに分株し、カナムグラ熱水抽出物及びスイカ／ニンニク濃縮物、混合物［カナムグラ抽出物とスイカ／ニンニク濃縮物の重量比＝２：８（実施例６）、５：５（実施例７）、８：２（実施例８）］をそれぞれ１０、５０、１００μｇ／ｍＬ濃度で２４時間処理した後、細胞を収集してＲＮｅａｓｙｅｘｔｒａｃｔｉｏｎｋｉｔ（Ｑｉａｇｅｎ、Ｇａｉｔｈｅｒｓｂｕｒｇ、Ｍａｒｙｌａｎｄ、ＵＳＡ）で製造社のｐｒｏｔｏｃｏｌにしたがってＲＮＡを抽出した。以下、実験方法は前記実験例４と同様であった。

ＡＬＰ遺伝子発現の測定結果、図６で確認されるように、抽出物を処理した全ての群で試料を処理していない群に比べてＡＬＰ遺伝子の発現量が増加した。単独処理群ではスイカ／ニンニク濃縮物の処理群（実施例５）よりカナムグラ熱水抽出物処理群（実施例１）のＡＬＰ発現量がより多く増加し、実施例１のカナムグラ熱水抽出物単独処理群よりは実施例６ないし８のカナムグラ熱水抽出物及びスイカ／ニンニク濃縮物を含む組成物処理群で発現量がより多く増加した。前記組成物処理群の中でもカナムグラ熱水抽出物の含量が高いほど、試料の処理濃度が高いほどＡＬＰ発現量はもっと増加するものと確認された。

ＯＣ遺伝子発現を測定した結果、図７で確認されるように、全ての試料処理群で遺伝子発現量が増加し、単独処理群ではスイカ／ニンニク濃縮物処理群（実施例５）よりカナムグラ熱水抽出物処理群（実施例１）でより多くのＯＣ遺伝子発現増加が表れた。

また、実施例１のカナムグラ熱水抽出物の単独処理群よりは実施例６ないし８のカナムグラ熱水抽出物及びスイカ／ニンニク濃縮物を含む組成物処理群でＯＣ遺伝子の発現量がより多く増加した。特に、前記組成物処理群の中でもカナムグラ熱水抽出物の含量が高いほど、試料の処理濃度が高いほどＯＣ遺伝子の発現量はもっと増加するものと確認された。

ＩＧＦ‐１タンパク質の濃度を測定した結果、図８で確認されるように、全ての試料処理群でＩＧＦ‐１タンパク質の濃度が高く表れ、単独処理群ではスイカ／ニンニク濃縮物処理群（実施例５）よりカナムグラ熱水抽出物処理群（実施例１）でＩＧＦ‐１タンパク質の濃度がより高く表れた。

また、カナムグラ熱水抽出物の単独処理群よりは実施例６ないし８のカナムグラ熱水抽出物及びスイカ／ニンニク濃縮物を含む組成物処理群でＩＧＦ‐１タンパク質の濃度がもっと高かった。特に、前記組成物処理群の中でもカナムグラ熱水抽出物の含量が高いほど、試料の処理濃度が高いほどＩＧＦ‐１タンパク質の濃度がより高いものと確認された。

実験例６：ＳＤラット( ｒａｔ)の成長促進実験

本実験例では、本発明のカナムグラ熱水抽出物及びスイカ／ニンニク濃縮物の混合の割合を異にして処理した時、ＳＤラットの成長に及ぼす影響を確認するために下記実験を行った。

３週齢のＳＤラットを（株）セロンバイオから供給してもらって動物飼育室で一定条件（温度：２３±２℃、相対湿度：５０±５％、明暗：１２時間ｌｉｇｈｔ／ｄａｒｋｃｙｃｌｅ）で１週間周囲環境に適応させた後で使用した。適応期間中に元気だと判定された動物に対して、平均体重に近い個体を選択して無作為法を利用して各群当たり６匹のｒａｔを利用して群を分離した。

正常対照群（Ｎｏｒｍａｌｃｏｎｔｒｏｌ；ＮＣ）、対照群（Ｒｅｃｏｍｂｉｎａｎｔｇｒｏｗｔｈｈｏｒｍｏｎｅ；成長ホルモン投薬群）、実施例１のカナムグラ熱水抽出物５０ｍｇ／ｋｇＢ．Ｗ．；実施例１のカナムグラ熱水抽出物１００ｍｇ／ｋｇＢ．Ｗ．；実施例５のスイカ／ニンニク濃縮物５０ｍｇ／ｋｇＢ．Ｗ．；実施例５のスイカ／ニンニク濃縮物抽出物１００ｍｇ／ｋｇＢ．Ｗ．；実施例６のカナムグラ熱水抽出物及びスイカ／ニンニク濃縮物を含む組成物（重量比＝２０：８０）５０ｍｇ／ｋｇＢ．Ｗ．；実施例６のカナムグラ熱水抽出物及びスイカ／ニンニク濃縮物を含む組成物（重量比＝２０：８０）１００ｍｇ／ｋｇＢ．Ｗ．；実施例７のカナムグラ熱水抽出物及びスイカ／ニンニク濃縮物を含む組成物（重量比＝５０：５０）５０ｍｇ／ｋｇＢ．Ｗ．；実施例７のカナムグラ熱水抽出物及びスイカ／ニンニク濃縮物を含む組成物（重量比＝５０：５０）１００ｍｇ／ｋｇＢ．Ｗ．；実施例８のカナムグラ熱水抽出物及びスイカ／ニンニク濃縮物を含む組成物（重量比＝８０：２０）５０ｍｇ／ｋｇＢ．Ｗ．；実施例８のカナムグラ熱水抽出物及びスイカ／ニンニク濃縮物を含む組成物（重量比＝８０：２０）１００ｍｇ／ｋｇＢ．Ｗ．；で分離し、ＡＩＮ９３Ｇ食餌と飲水は３週間自由に供給した。実験期間の間、体重と動物の長さ（ｎｏｓｅ‐ａｎｕｓｌｅｎｇｔｈ、ｎｏｓｅ‐ｔａｉｌｌｅｎｇｔｈ）は毎週一定時間に測定し、その結果を下記表４に示す。

前記表４に示すように、それぞれの試料を経口投与した後、実験動物の身体の長さを測定した結果、成長ホルモンを投与した対照群は試料を投与していない正常群に比べて鼻から尻までの長さが２２．９８ないし３７．５４％に有意義に増加し、鼻から尻尾までの長さも２１．２７ないし３７．３４％に有意義に増加したことが確認された。本発明の実施例の試料投与群でも鼻から尻までの長さが２６．０５ないし３６．４８％で正常群に比べて有意義な増加を示し、鼻から尻尾までの長さも２５．８８〜３６．３２％で正常群に比べて有意義な増加を示す。

具体的に、細胞実験と同様、実施例５のスイカ／ニンニク濃縮物を単独で投与した場合より実施例１のカナムグラ熱水抽出物を単独で投与した場合、より優れる長さの増加を示した。

また、カナムグラ熱水抽出物の単独処理群よりは実施例６ないし８のカナムグラ熱水抽出物及びスイカ／ニンニク濃縮物を含む組成物処理群で実験動物の長さの増加がより大きいものと確認された。

特に、前記組成物処理群の中でもカナムグラ熱水抽出物の含量が高いほど、試料の処理濃度が高いほど実験動物の長さの増加がより大きいものと確認された。

Claims

カナムグラ抽出物またはカナムグラ粉砕物を有効成分として含む、成長促進用食品組成物。
前記カナムグラ抽出物は、水、アルコール、アセトン、及びエチルアセテートからなる群から選択される１種以上の溶媒で抽出された抽出物であることを特徴とする請求項１に記載の成長促進用食品組成物。
前記カナムグラ抽出物は、熱水で抽出された抽出物であることを特徴とする請求項２に記載の成長促進用食品組成物。
前記アルコールはエタノールであることを特徴とする請求項２に記載の成長促進用食品組成物。
前記カナムグラ粉砕物は粉末形態であることを特徴とする請求項１に記載の成長促進用食品組成物。
前記カナムグラは、葉、芽、幹、及び根から選択される１種以上を含むことを特徴とする請求項１に記載の成長促進用食品組成物。
前記カナムグラ抽出物は、葉及び芽から選択される１種以上の抽出物を含むことを特徴とする請求項１に記載の成長促進用食品組成物。
前記成長促進用食品組成物はスイカ及びニンニクからなる群から選択される１種以上をさらに含むことを特徴とする請求項１に記載の成長促進用食品組成物。
前記スイカ及びニンニクからなる群から選択される１種以上は濃縮物形態で加工したことを特徴とする請求項８に記載の成長促進用食品組成物。
前記スイカ及びニンニクからなる群から選択される１種以上は、スイカ及びニンニクを１：９ないし９：１の重量比で混合し、濃縮物形態で加工したスイカ／ニンニク濃縮物を含むことを特徴とする請求項８に記載の成長促進用食品組成物。
前記スイカ／ニンニク濃縮物は、押圧釜で１〜１．５ｋｇの圧力をかけながら加熱する工程を通じて製造されることを特徴とする請求項１０に記載の成長促進用食品組成物。
前記加熱は５０ないし２００℃の温度で１ないし４８時間行われることを特徴とする請求項１１に記載の成長促進用食品組成物。
カナムグラ抽出物またはカナムグラ粉砕物と、スイカ及びニンニクからなる群から選択される１種以上は、１：９ないし９：１の重量比で含まれることを特徴とする請求項８に記載の成長促進用食品組成物。
前記食品組成物は健康機能食品組成物であることを特徴とする請求項１ないし請求項１３のいずれか一項に記載の成長促進用食品組成物。
カナムグラ抽出物またはカナムグラ粉砕物を有効成分として含む成長促進用薬学組成物。
前記カナムグラ抽出物は、水、アルコール、アセトン、及びエチルアセテートからなる群から選択される１種以上の溶媒で抽出された抽出物であることを特徴とする請求項１５に記載の成長促進用薬学組成物。
前記カナムグラ抽出物は熱水で抽出された抽出物であることを特徴とする請求項１６に記載の成長促進用薬学組成物。
前記アルコールはエタノールであることを特徴とする請求項１６に記載の成長促進用薬学組成物。
前記カナムグラ粉砕物は粉末形態であることを特徴とする請求項１５に記載の成長促進用薬学組成物。
前記カナムグラは、葉、芽、幹、及び根から選択される１種以上を含むことを特徴とする請求項１５に記載の成長促進用薬学組成物。
前記カナムグラ抽出物は、葉及び芽から選択される１種以上の抽出物を含むことを特徴とする請求項１５に記載の成長促進用薬学組成物。
前記成長促進用薬学組成物は、スイカ及びニンニクからなる群から選択される１種以上をさらに含むことを特徴とする請求項１５に記載の成長促進用薬学組成物。
前記スイカ及びニンニクからなる群から選択される１種以上は濃縮物形態で加工したことを特徴とする請求項２２に記載の成長促進用薬学組成物。
前記スイカ及びニンニクからなる群から選択される１種以上は、スイカ及びニンニクを１：９ないし９：１の重量比で混合し、濃縮物形態で加工したスイカ／ニンニク濃縮物を含むことを特徴とする請求項２２に記載の成長促進用薬学組成物。
カナムグラ抽出物またはカナムグラ粉砕物と、スイカ及びニンニクからなる群から選択される１種以上は１：９ないし９：１の重量比で含まれることを特徴とする請求項２２に記載の成長促進用薬学組成物。