JP2021526916A - 生体内調節機構、並びに関連システム及び方法 - Google Patents

生体内調節機構、並びに関連システム及び方法 Download PDF

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Abstract

埋植式医療装置のための直径調節機構は、第1直径設定点と第2直径設定点とを含む一連の直径設定点を画定するトラック、トラックに沿って第1直径設定点から第2直径設定点まで、及び第2直径設定点から第1直径設定点まで選択的に移動可能であるようにトラックと係合する、ライダ、及びライダが第2直径設定点にあるときに、第1直径設定点へ向かってライダを付勢する、付勢要素、を含む。

Description

関連出願の相互参照
本出願は、2018年6月11日に提出された仮特許出願第62/683295号の利益を主張し、参照によりその全体が本明細書に取り込まれる。
分野
本開示は、概して埋植式医療装置、より具体的には埋植式医療装置の直径を調節する機構及びそれに関連する方法に関する。
背景
ステント、ステントグラフト、弁、及びその他の管腔内装置等の埋植式医療装置は、様々な身体通路又は体腔を通過する流体の流れを維持し、防止し、かつ/又は調節するために、様々な身体通路又は体腔を維持、開放又は調節するためを含めて、多様な医療処置に使用される。この種の装置は、脈管系、心臓系、尿路及び胆管等を含めて患者体内の様々な場所に埋植できる。
いくつかの事例において、必要とされる医療装置のサイズは、時間の経過と共に変化する可能性がある。例えば、子供に埋植された装置は、子供が成長するに連れて、取り外してより大きい直径の装置と取り換える必要がある可能性がある。他の状況において、例えば、傷を遮蔽するため又は動脈瘤等の特定の患部への流体の流れを減速するために、より大きい直径の装置を埋植し、徐々に直径を減少するのが有利である場合がある。また、透析中又は心臓又は腎臓不全の場合等に、これを通過する流体の流れの速度を調節するために体腔のサイズを増減できることが有利な場合がある。
埋植式医療装置の直径は、容易に調節又はカスタマイズできないことが多く、多くの装置は、静脈内で又は経皮的に直径の調節ができない。現在の診療では、装置を新しい異なるサイズの装置と交換する必要があり、このために更なる手術及び/又は侵襲的処置を必要とし、これが患者のリスク、ストレス及び不快を増すことになる。
様々な実施例は、各種の埋植式医療装置の直径を調節するための機構及びその方法に関する。特に、様々な実施例は、一連の直径設定点を画定するトラックと、トラックと係合して一連の直径設定点の間で移動可能なライダと、トラックに沿って特定の方向にライダを付勢する付勢要素と、を有する直径調節機構に関する。
1つの実施例(「実施例1」)によれば、埋植式医療装置の直径調節機構は、トラックを含む。トラックは、第1直径設定点と第2直径設定点とを含む一連の直径設定点を画定する。調節機構は、また、トラックと係合するライダを含む。ライダは、第1直径設定点から第2直径設定点まで、及び/又は第2直径設定点から第1直径設定点まで、トラックに沿って選択的に移動可能である。調節機構は、また、ライダが第2直径設定点にあるときにライダを第1直径設定点へ向かって付勢する、付勢要素も含む。
実施例1に付加的な別の実施例(「実施例2」)によれば、トラックは、ステップ状経路を画定する。第1直径設定点は、ステップ状経路の第1ステップ位置に在り、第2直径設定点は、ステップ状経路の第2ステップ位置に在る。
実施例1又は2に付加的な別の実施例(「実施例3」)によれば、トラックは、第1直径設定点と第2直径設定点との間に第1調節経路を、また、第2直径設定点及び第1直径設定点からの復帰経路を画定する。
実施例1〜3のいずれかに付加的な実施例(「実施例4」)によれば、トラックは、第1直径設定点と第2直径設定点との間に中間直径設定点を画定する。ライダは、第2直径設定点まで移動する前に、トラックに沿って第1直径設定点から中間直径設定点まで、及び中間直径設定点から第2直径設定点まで、ライダが選択的に移動可能であるように、トラックと係合する。
実施例1〜4のいずれかに付加的な別の実施例(「実施例5」)によれば、付勢要素は、弾性特性を有するカラーである。
実施例1〜5のいずれかに付加的な別の実施例(「実施例6」)によれば、トラックは連続ループを画定する。
実施例1〜6のいずれかに付加的な別の実施例(「実施例7」)によれば、トラックは、溝、チャンネル、ノッチ、刻み目及びレールの少なくとも1つを含む。
実施例1〜7に付加的な別の実施例(「実施例8」)によれば、付勢要素は、付勢要素の付勢力を外力が上回って第2直径設定点までライダを移動するまで、ライダを第1直径設定点に維持するように構成される。付勢要素は、付勢要素の付勢力を外力が上回るまで第2直径設定点にライダを維持する。
実施例1〜8のいずれかに付加的な別の実施例(「実施例9」)によれば、ライダは突出部であり、トラックは、突起物を滑動可能に受け入れる凹部である。
別の実施例(「実施例10」)によれば、医療装置は、管状インプラントと、実施例1〜9のいずれかに記載の調節機構とを含む。調節機構は、管状インプラントに結合される。調節機構の付勢要素は、弾性材料で形成されたカラーを含み、カラーは、管状インプラントに結合される。
実施例10に付加的な別の実施例(「実施例11」)によれば、付勢要素は、重なり合って、カラーを形成する。
実施例11に付加的な別の実施例(「実施例12」)によれば、付勢要素は、第1部分と第2部分とを含む。第1部分は、ライダをトラックと係合させるように第2部分と重なる。
別の実施例(「実施例13」)によれば、実施例1〜12のいずれかに記載の医療装置の直径を調節する方法は、第1直径設定点から第2直径設定点までライダを移動するために管状要素に対して第1直径力を与えることを含む。方法は、又、第2直径設定点から第1直径設定点までライダを移動するために管状要素に対して第2直径力を与えことを含む。
実施例13に付加的な別の実施例(「実施例14」)によれば、直径力は、バルーンカテーテルで管状インプラントの内部に与えられる拡張力である。
実施例13又は14に付加的な別の実施例(「実施例15」)によれば、第1直径設定点から第2直径設定点までライダを移動させることが、第1直径から第2直径へ医療装置の直径を調節する。第2直径設定点から第1直径設定点までライダを移動させることが、第2直径から第1直径へ医療装置の直径を調節する。
複数の実施形態を開示するが、本発明の他の実施形態も、下記の説明から当業者には明らかになるだろう。下記の説明は、本発明の例示的実施形態を説明する。したがって、図面及び詳細な説明は、性質上限定的ではなく例として見なされるべきである。
添付図面は、本開示を更に理解するために含まれ、本明細書に組み込まれ、その一部を成し、実施形態を例証し、説明と一緒に本開示の原則を説明するのに役立つ。
図1は、いくつかの実施形態に係る、埋植式医療装置のための直径調節機構の側面図である。 図2は、いくつかの実施形態に係る、埋植式医療装置のための直径調節機構の上面図である。 図3Aは、いくつかの実施形態に係る、第1直径設定点に在る、埋植式医療装置に結合された直径調節機構の側面図である。 図3Bは、いくつかの実施形態に係る、中間直径設定点に在る、埋植式医療装置に結合された直径調節機構の側面図である。 図3Cは、いくつかの実施形態に係る、第2直径設定点に在る、埋植式医療装置に結合された直径調節機構の側面図である。 図4Aは、いくつかの実施形態に係る、第1直径設定点に在る、埋植式医療装置に結合された直径調節機構の側面図である。 図4Bは、いくつかの実施形態に係る、中間直径設定点にある、埋植式医療装置に結合された直径調節機構の側面図である。 図4Cは、いくつかの実施形態に係る、第2直径設定点にある、埋植式医療装置に結合された直径調節機構の側面図である。
本開示の様々な形態は、埋植式医療装置の直径を調節するための調節機構に関する。埋植式医療装置の例は、例えば、ステント、ステントグラフト、弁、並びに閉塞及び/又は吻合のための装置を含むことができる。特定の実施例において、埋植式医療装置は、特定の人工又は自然の身体の管腔、通路及び/又は導管のサイズを調節(例えば、増大及び/又は減少)して、これを通過する流体の流れを促進、制限又はその他調節するように構成できる。参考のために、「管腔」は、脈管、胆管、尿路、リンパ系、生殖器系、胃腸系等に関連するもの等、多様な通路のいずれも含むように広義に解釈すべきである。
特定の事例において、患者体内での埋植後に埋植式医療装置の直径を調節することが有利である可能性がある。例えば、体腔のサイズが時間の経過に伴い増減する特定の用途において、体腔の変化するサイズに合うように装置の直径を増減することが有利であろう。他の事例において、動脈瘤への血液の流れを低下する、透析中及び/又は透析後の尿の流れを調節する、心臓又は腎臓不全の場合に血流を制限及び/又は減少する等、特定の部位への血液の流れを徐々に減少又は制限することが有利である可能性がある。
上記の実施例において、付加的な侵襲的な処置なしに埋植式医療装置を調節できれば有利であろう。このような処置は、患者に付加的なストレス及び不快さを与える可能性がある。したがって、患者及び医療提供者に対して付加的な負担の可能性を減少する装置が望ましい。
図1は、いくつかの実施形態に従う、埋植式医療装置のための直径調節機構を示す。直径調節機構100は、一連の直径設定点104を画定するトラック102と、トラック102と係合し一連の直径設定点104の間をトラック102に沿って選択的に移動可能なライダ106と、トラック102に沿って特定の方向にライダ106の移動を促進するための付勢要素108と、を含む。いくつかの実施形態において、直径調節機構100(本出願において単に調節機構100とも呼ぶ)は、埋植式医療装置200(図3)に結合される。一連の直径設定点104は、少なくとも2つの設定点、例えば第1直径設定点110(図3A)及び第2直径設定点112(図3C)を含むが、望む場合には更に設定点を含むことができる。ライダ106が一連の直径設定点104の間でトラック102に沿って移動すると、調節機構100の直径Dは、トラック102に沿ってライダ106が移動する方向に応じて、増大あるいは減少する。例えば、ライダ106は、トラック102の構成に応じて、トラック102の周りで時計回りに又はトラック102に沿って判時計回りに移動できる。調節機構100の直径Dが増減するとき、埋植式医療装置200の直径d(図3A)も増減する。
いくつかの実施形態において、一連の直径設定点104は、ライダ106に対して付勢要素108によって与えられる付勢力が凌駕されるまでトラック102に沿って特定の位置にライダ106を維持するように構成された、トラック102に沿って離間する一連の停止点に対応する。言い換えると、停止点の各々は、付勢力が凌駕されてライダ106が次の停止点へ移動するまで、それぞれの所望の直径Dに調節機構100を維持する。付勢力は、付勢力を上回ってライダ106を一連の直径設定点104に沿って移動させる直径力(例えば、調節機構100の長手軸線Aから半径方向外向きに加えられる半径力)、磁力(例えば、患者の皮膚を通して外から加えられる力)又はその他の加力を加えることによって、凌駕できる。いくつかの実施例において、直径力は、バルーンカテーテルを使用して埋植式医療装置200の内部に与えられる拡張力であるが、調節機構100に拡張力を与える他の方法も想定される。
様々な実施形態において、一連の直径設定点104は、一連のノッチ、ステップ、溝、曲がり、カーブ、屈曲又はトラック102に沿った特定の位置においてライダ106を維持できるその他の任意の構成のいずれでもよい。いくつかの実施例において、一連の直径設定点104は、図1に示すように、付勢力が凌駕されるまでライダ106が一連の設定点104のそれぞれ1つに着座、静止又は滞留するように、平坦な、上向きに傾斜する、又はさもなければトラック102の残り部分に比べて屈曲する部分を含むことができる。
いくつかの実施形態において、一連の直径設定点104は、第1直径設定点110と第2直径設定点112とを含む。第1直径設定点110は、調節機構110の第1直径Diに対応し、第2直径設定点112は、調節機構100の第2直径D2に対応する。すなわち、第1直径設定点110と第2直径設定点112との間でライダ106を移動させることは、直径調節機構100を、第1直径D1から第2直径D2へ増大及び/又は減少させ、これが、埋植式医療装置200を第1装置直径diから第2装置直径d2へ増大又は減少する。
トラック102は、調節機構100の直径Dを調節するために、望む場合には追加の設定点を含むことができる。例えば、トラック102は、第1直径設定点110と第2直径設定点112との間に位置する中間直径設定点124を含むことができる。第1及び第2直径設定点110、112と同様に、中間直径設定点124は、直径調節機構100の中間直径Diに対応し、中間直径Diは、第1直径Diと第2直径D2との間にある。追加の直径設定点は、調節機構100及び/又は埋植式医療装置200を所望通りに任意の数の直径の間で段階的に調節できるようにする。例えば、特定の事例においては、より多い数のより細かい直径調節が必要又は有利であるが、他の事例においては、より少ない数のより大まかな調整が望ましい可能性がある。
いくつかの実施形態において、トラック102は、図1に示すようにステップ状経路114を画定し、一連の直径設定点104の各々は、ステップ状経路114に沿って離間する。いくつかの実施形態において、第1直径設定点110は、ステップ状経路114に沿って第1ステップ位置116に在り、第2直径設定点112は、ステップ状経路114に沿って第2ステップ位置118に在る。上述のように、第1直径設定点110(例えば、第1ステップ位置116)と第2直径設定点112(例えば、第2ステップ位置118)との間でライダ106を移動すると、調節機構100が、第1直径Diから第2直径D2へ増大及び/又は減少する。いくつかの実施形態において、第1ステップ位置116は、トラック102の第1端部120に近く、第2ステップ位置118は、トラック102の第2端部122に近くすることができる。但し、所望により、第1及び第2ステップ位置116、118は、トラック102に沿って他のどの位置にすることもできる。
いくつかの実施形態において、トラック102は、第1調整経路Piを画定する。第1調節経路Piは、例えば第1直径設定点116と第2直径設定点118との間とすることができる。例えば、ライダ106は、第1調節経路Piに沿って移動して、第1直径Diと第2直径D2との間で調節機構100を調節できる。いくつかの実施形態において、第1調節経路Piは、また、第1直径設定点116と中間直径設定点124との間とすることもできる。例えば、ライダ106は、第2直径設定点118まで移動する前に、第1調節経路Piに沿って第1直径設定点116から中間直径設定点124まで移動できる。
いくつかの実施形態において、トラック102は、また、第2調節経路P2を画定する。例えば、第1直径設定点116から中間直径設定点124まで移動した後、ライダ106は、第2調節経路P2に沿って中間直径設定点124から第2直径設定点118まで移動できる。様々な実施形態において、所望により、トラック102は、一連の直径設定点104の各設定点の間に第3調節経路、第4調節経路又は任意の数の調節経路を画定できる。
調節機構100は、ライダ106が第1調節経路Pi及び第2調節経路P2に沿って移動するときに直径を減少するものとして、上で説明し図1に示すが、調節機構100は、ライダ106が第1及び第2調節経路Pi、P2に沿って移動するときに直径を増大するようにも構成できる。例えば、ライダ106が第1調節経路Piに沿って第1直径設定点116から中間直径設定点124まで移動するとき、調節機構100の直径Dは、増大でき(即ち、より小さい直径からより大きい直径へ)、ライダ106が第2調節経路P2に沿って中間設定点124から第2直径設定点118まで移動するとき、直径は更に増大できる。
いくつかの実施形態において、トラックは、第2直径設定点112と第1直径設定点110との間の復帰経路126も画定できる。復帰経路126は、調節機構100を第2直径D2から第1直径Diへ直径調節できるようにする。いくつかの実施形態において、復帰経路126は、ステップ状経路114に隣接しかつこれに対して実質的に平行に配置できる。いくつかの実施経路において、復帰経路126は、ライダ106が第2直径設定点112から第1直径設定点110まで連続的に中断なく移動できるように、ほぼ直線とすることができる。いくつかの実施形態において、復帰経路126は、使用時にライダ106が常にトラック102と係合しているようにライダ106がその元の場所(例えば、第1ステップ位置116)に復帰できるようにする。
いくつかの実施形態において、トラック102は、図1に示すように、連続ループを画定できる。これは、トラック102から外れることなく、ライダ106がトラック102に沿って(例えば、一連の直径設定点104の間で)移動できるようにする。例えば、ライダ106は、ステップ状経路114に沿って第1直径設定点110から第2直径設定点112まで移動し、その後トラック102から外れることなく、復帰経路126に沿って第2直径設定点112から第1直径設定点110まで移動できる。
様々な実施例において、ライダ106及びトラック102は、直径調節中において滑動可能に結合されたままであるように構成される相補的特徴を持つ。いくつかの実施形態において、ライダ106は、突出、溝、又はトラック102と滑動可能に係合できるその他の特徴とすることができる。トラック102は、ライダ106を受け入れできる凹部又は起伏特徴とするか、又はライダ106が横切る隆起レール又はその他の特徴を形成できる。例えば、トラック102は、溝、チャンネル、ノッチ、刻み目、レール又はライダ106を受け入れる又はこれと係合できるその他の特徴の少なくとも1つを含むことができる。
いくつかの実施形態において、直径調節機構100は、図1に示すように、付勢要素108を含む。上述のように、付勢要素108は、トラック102に沿った特定の所望の方向へのライダの移動を促進する。例えば、付勢要素108は、ライダ106が第1直径設定点110に在るときに第2直径設定点112へ向かう、又はライダ106が第2直径設定点112に在るとき第1直径設定点110へ向かうライダ106の移動を、付勢又は促進することができる。いくつかの実施形態において、付勢要素108は、付勢要素108の付勢力を直径力(即ち、カテーテルバルーン、磁石又は例えば心拍などの身体機能からの力)が上回って、ライダ106を第2直径設定点112まで移動するまで、第1直径設定点110にライダ106を維持するように構成される。第2直径設定点において、ライダ106は、付勢要素108の付勢力を再び直径力が上回るまで、停止する。
図2は、いくつかの実施形態に従った、付勢要素108に結合された直径調節機構100を示す。いくつかの実施形態において、付勢要素108は、上述のように、ライダ106に対して付勢を与えることができる弾性材料から形成される。言い換えると、付勢要素108は、トラック102に沿った特定の方向のライダ106の移動を促進する。例えば、段々に増加する直径を調節する機能が望ましい場合に、付勢要素108は、より小さい直径設定点へ向かって調整機構100を付勢するように構成できる。逆に、より大きい直径からより小さい直径へ段々に調節する機能が望ましい場合、付勢要素108は、より小さい直径設定点へ向かって調節機構100を付勢するように構成できる(例えば、ライダ106をトラック102に沿って第1直径設定点110から第2直径設定点112へ付勢する)。いくつかの実施形態において、付勢要素108は、図1から分かるように、概ね管状又は円筒形を形成するために重なり合える材料の実質的に平坦なシートで形成される。いくつかの実施形態において、付勢要素108は、第1部分128から第2部分130まで延びる長さL、及び幅Wを含むことができ、幅Wは、長さLに直交する寸法である。付勢要素108は、また、外側面132、内側面134(図1)及び長手軸線Aも含む。いくつかの実施形態において、トラック102は、付勢要素108の第2部分130付近で外側面132に結合され、ライダ106は、付勢要素108の第1部分128付近で内側面134に結合され、それにより、付勢要素108が折り返され、重なり合ったとき(例えば、第1部分128が第2部分130に重なる)、ライダ106は、ライダ106が滑動可能にトラック102に結合されるようにトラック102に係合する。
図3A〜3Cは、管状インプラントの形式の埋植式医療装置200に結合された調節機構100を示す。図示するように、調節機構100は、調節機構100が第1直径Diから第2直径D2へ変化するときに、埋植式医療装置200も第1装置直径diから第2装置直径d2へ変化するように、埋植式医療装置200に結合できる。上述のように、管状インプラントの形式の埋植式医療装置200の例は、ステント及びステントグラフト、他の管状体の中でも、管状円筒形装置(例えば、心臓弁、脈管フィルタ、吻合装置、オクルダなど)を含むことができる。
図3Aは、拡張された配置の、言い換えると、第1直径Diの埋植式医療装置200に結合された、直径調節機構100を示す。図示するように、ライダ106は、第1直径設定点110(例えば、第1ステップ位置116)に在る。第1直径設定点110は、調節機構100の第1直径Di及び埋植式医療装置200の第1装置直径diに対応する。
図示するように、付勢要素108は、埋植式医療装置200の外側面又は外面の一部分を取り囲むように構成された、カラー136としても説明する円筒形部材136とすることができる。いくつかの実施例において、カラー136は、調節機構100に対して付勢を与える弾性特性を有する。上述のように、付勢力を直径力が凌駕するとき、ライダ106は、例えば、第1直径設定点110から第2直径設定点112まで移動して、上述のように調節機構100及び埋植式医療装置200の直径を調節する。
図3Bは、中間直径Diに在る調節機構100を示す。ライダ106は、中間直径設定点124に在る。上述のように、中間直径設定点124は、直径調節機構100の中間直径Di及び埋植式医療装置200の中間装置直径diに対応する。図示するように、トラック102に沿った、又はいくつかの実施例においてステップ状経路114に沿ったライダ106の移動は、第1装置直径diから中間装置直径diまでの埋植式医療装置200の調節を容易にする。
図3Cは、圧縮された配置、または言い換えると、第2直径D2に在る調節機構100を示す。図示するように、ライダ106は、第2直径設定点112(例えば、第2ステップ位置118)に在る。第2直径設定点112は、調節機構100の第2直径D2及び埋植式医療装置200の第2装置直径d2に対応する。
いくつかの実施形態において、埋植式医療装置200の直径dを調節する方法は、直径調節機構100に対して第1直径力を与えることを含む。第1直径力は、図3A〜3Cから分かるように、第1構成(第1直径力(圧縮力)を受けてより大きい直径からより小さい直径へ移行するように構成される)によれば、又は図4A〜4Cから分かるように、第2構成(第1直径力FDI(拡張力)を受けてより小さい直径からより大きい直径へ移行するように構成される)によれば、ライダ106をステップ状経路114に沿って第1直径設定点110から第2直径設定点112へ移動する。
図3A〜3Cによれば、いくつかの実施形態において、第1直径力は、埋植式医療装置200の直径dを変更するように構成された収縮力又は圧縮力とすることができる。いくつかの実施例において、直径力は、皮膚を通して加えられる手動力(例えば、手による)によって与えられるか、又は1つ若しくは複数の経カテーテル装置(例えば、バルーンカテーテル又は直径を調節できるその他の装置)を使用して加えられる力とすることができる。直径力は、ライダ106と相互作用して、一連の直径設定点104の任意の設定点の間で所望のとおりにトラック102に沿ってライダ106を押し(forces)又は移動させる磁力として(内部的又は外部的に)加えることができる。方法は、また、直径調節機構100に対して第2直径力を与えることを含む。いくつかの実施例において、第2直径力は、ライダ106を第2直径設定点112から解除し、復帰経路126に沿って第2直径設定点112から第1直径設定点110まで(例えば、付勢力の結果として)ライダ106を移動できるようにする。
図4A〜4Cに示すように、いくつかの実施形態において、第1直径力は拡張力である。拡張力は、上述のように、バルーンカテーテルによるなど多様な方法で、埋植式医療装置200の内部に与えることができる。
図4A〜4Cは、段階的な拡張力が加えられるときの、調節機構100及び埋植式医療装置200を示す。図4Aに示すように、ライダ106は、第1直径設定点110に位置し、埋植式医療装置200は、第2(例えば減少)装置直径d2に在る。図4Bは、第1直径力が加えられた後の調節機構100を示す。図示するように、ライダ106は、中間直径設定点124に位置し、埋植式医療装置200は、中間装置直径diに在る。図4Cは、第2直径力が加えられた後の調節機構100を示す。ライダ106は、第2直径設定点112に位置し、埋植式医療装置200は、第1(例えば拡張)装置直径diに在る。
第1及び第2直径力は、上で圧縮力及び拡張力の両方として説明されるが、第1及び第2直径力は、付勢力を凌駕できて、トラック102に沿って第1直径設定点110から第2直径設定点112まで、又はその逆に、ライダ106を移動できる多様な力のいずれでも良い。いくつかの実施例において、直径力は、皮膚を通して加えられる手動力(例えば、手による)によって与えられるか、又は1つ又は複数の経カテーテル装置(例えば、バルーンカテーテル又は直径を調節できるその他の装置)を使用して加えられる力である。直径力は、又、ライダ106と相互作用して、トラック102に沿って第1直径設定点110から第2直径設定点112まで、第2直径設定点112から第1直径設定点110まで、及び/又は一連の直径設定点104の任意の設定点の間でライダ106を押し、又は移動させる、磁力として(内部的又は外部的に)加えることもできる。例えば、ライダ106は、任意に、強磁性材料を含むことができ、これに対して内部又は外部磁石が作用できる。ライダ106に対して力を加えて付勢力を凌駕してトラック102に沿ってライダ106を移動するために、他の任意のタイプの直径直FDを使用できることが分かるはずである。
調節機構100は、任意に、多様な用途に採用される。例えば、調節機構100は、任意に、肝臓内門脈体静脈シャント装置(例えば、商品名GORE(版権)V!ATORR(登録商標)TIPS Endoprosthesisで販売されるW. L. Gore & Associates Inc.の製品など)を通過する流れを制御するために採用される。他の実施例において、調節機構100は、静動脈アクセス用(例えば、フィステル又はグラフトを通過する流れを制御するため)に採用される。更に別の実施例において、調節機構100は、人工弁(例えば、心臓弁)を通過する流れを制御するために採用される。更に別の実施例において、調節機構は、患者の腎動脈への血流を制御するために(大動脈ステントグラフトの一部分の直径を制御することによって)大動脈における血流を制御するために採用される。多少の実施例を示すが、多様な用途が想定されることが分かるはずである。調節機構を使用する方法は、1回調節、複数回調節及び頻繁又は定期的な調節(例えば、分、時間、日、週、年又は脈拍毎)を含む。
いくつかの実施例において、調節機構100は、患者の心拍ごとに医療装置の直径を調節するように構成できる。例えば、調節機構100は、各々が調節のために小さい付勢力を必要とする多くの小さい直径設定点を持つことができる。したがって、心拍ごとに、機構100は、その完全直径に達するまで直径を漸増し、この地点で、機構100はその最小直径に向かってリセットして、このサイクルを反復できる。機構100は、又、その最小直径に達するまで直径を漸減し、この点で、機構100は、その最大直径に向かってリセットして、このサイクルを反復することも想定される。この連続的な調節機構100の増減は、患者の身体が、新たな圧力、流量又は調節機構100の存在によって生成されるその他の特性に対して順応することを防止できる。
本開示の様々な形態は、意図する役割を果たすように構成された任意の方法及び装置によって実現できることが、当業者には分かるだろう。又、添付図面は、必ずしも縮尺通りではなく、本開示の様々な形態を図示するために誇張される場合があり、その点で、図面は限定的なものとして解釈されないものとする。

Claims (15)

  1. 埋植式医療装置のための直径調節機構であって、
    第1直径設定点と第2直径設定点とを含む一連の直径設定点を画定する、トラック、
    前記トラックに沿って、前記第1直径設定点から前記第2直径設定点まで、及び前記第2直径設定点から前記第1直径設定点まで選択的に移動可能であるように、前記トラックと係合する、ライダ、及び
    前記ライダが前記第2直径設定点にあるときに、前記第1直径設定点へ向かって前記ライダを付勢する、付勢要素、
    を備える、直径調節機構。
  2. 前記トラックは、ステップ状経路を画定し、前記第1直径設定点は、前記ステップ状経路の第1ステップ位置に在り、前記第2直径設定点は、前記ステップ状経路の第2ステップ位置に在る、請求項1に記載の調節機構。
  3. 前記トラックは、前記第1直径設定点と前記第2直径設定点との間に第1調節経路を画定し、かつ前記第2直径設定点と前記第1直径設定点との間に復帰経路を画定する、請求項1又は2に記載の調節機構。
  4. 前記トラックは、前記第1直径設定点と前記第2直径設定点との間に中間直径設定点を画定し、前記ライダは、前記ライダが前記第2直径設定点まで移動する前に、前記第1直径設定点から前記中間直径設定点まで、及び前記中間直径設定点から前記第2直径設定点まで、前記トラックに沿って選択的に移動可能であるように、前記トラックと係合する、
    請求項1〜3のいずれかに記載の調節機構。
  5. 前記付勢要素は、弾性特性を有するカラーである、請求項1〜4のいずれかに記載の調節機構。
  6. 前記トラックは、連続ループを画定する、請求項1〜5のいずれかに記載の調節機構。
  7. 前記トラックは、溝、チャンネル、ノッチ、刻み目及びレールの少なくとも1つを含む、請求項1〜6のいずれかに記載の調節機構。
  8. 前記付勢要素は、前記付勢要素の付勢力を外部力が上回って前記ライダを前記第2直径設定点まで移動させるまで前記第1直径設定点に前記ライダを維持し、前記第2直径設定点において、前記付勢要素は、前記付勢要素の前記付勢力を外部力が上回るまで前記ライダを維持する、ように構成される、請求項1〜7のいずれかに記載の調節機構。
  9. 前記ライダは、突出部であり、前記トラックは、前記突出部を滑動可能に受け入れる凹部である、請求項1〜8のいずれかに記載の調節機構。
  10. 管状インプラントと、前記管状インプラントに結合された請求項1〜9のいずれかに記載の調節機構と、を含んでおり、前記調節機構の前記付勢要素は、弾性材料で形成されたカラーを含み、前記カラーは、前記管状インプラントに結合される、医療装置。
  11. 前記付勢要素は、重なり合って前記カラーを形成する、請求項10に記載の医療装置。
  12. 前記付勢要素は、第1部分と第2部分とを含み、前記第1部分は、前記ライダを前記トラックと係合するように前記第2部分と重なる、請求項10又は11に記載の医療装置。
  13. 請求項1〜12のいずれかに記載の前記医療装置の前記直径を調節する方法であって、前記方法が、
    前記第1直径設定点から前記第2直径設定点まで前記ライダを移動するために前記管状要素に対して第1直径力を与えること、及び
    前記第2直径設定点から前記第1直径設定点まで前記ライダを移動するために前記管状要素に対して第2直径力を与えること、
    を含む、方法。
  14. 前記直径力は、バルーンカテーテルによって前記管状インプラントの内部に与えられる拡張力である、請求項13に記載の方法。
  15. 前記第1直径設定点から前記第2直径設定点まで前記ライダを移動することが、前記医療装置の前記直径を第1直径から第2直径へ調節し、前記第2直径設定点から前記第1直径設定点まで前記ライダを移動することが、前記医療装置の前記直径を前記第2直径から前記第1直径へ調節する、請求項13又は14に記載の方法。
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