JP2021526718A - 燃料電池装置 - Google Patents

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Abstract

互いの頂部上に積層方向に積層された複数のユニットセルによって形成された燃料電池スタックと、積層方向と実質的に平行に延びる媒体ガイドとを有してなる燃料電池装置において、ユニットセルの各々が、1つまたはいくつかの媒体ダクトと、カソード、アノードおよびカソードとアノードとの間に配置された膜電極アッセンブリと、を有し、媒体ガイドは、燃料電池スタックのユニットセルの媒体ダクトへまたは媒体ダクトから積層方向に対して実質的に横方向へ媒体を案内するように燃料電池スタックに接続されることができ、または接続され、媒体ガイドは、燃料電池スタックに接続されることができ、または接続される、少なくとも間接的に接続されたガイドリムを有する。媒体ガイドのガイドリムは、燃料電池スタックのリム差し込み口へ挿入され、リム差し込み口は積層方向と実質的に平行に延びる。

Description

本発明は、互いの頂部上に積層方向に積層された複数のユニットセルによって形成された燃料電池スタックを有してなる燃料電池装置に関する。ユニットセルの各々が、1つまたは複数の媒体ダクトと、膜電極アッセンブリ(MEA)とを備えている。膜電極アッセンブリは、カソードと、アノードと、カソードとアノードとの間に配置された膜とを備えている。媒体ガイドが、積層方向と実質的に平行に延び、従って、燃料電池スタックのユニットセルの媒体ダクトへまたは該媒体ダクトから積層方向に対して実質的に横方向へ媒体を案内するように燃料電池スタックに接続され、または接続されることができる。媒体ガイドは、ガイドリムを有し、該ガイドリムは、燃料電池スタックに少なくとも間接的に接続され、および燃料電池スタックに接続されることができ、または接続される。
周知の燃料電池装置が、燃料電池スタック内において積層方向に沿って形成されたダクトを有している。反応媒体が混合しないことを確実にするために、複雑なシール構造が必要とされる。また、燃料電池スタックを作動する際には、外部環境へ媒体を解放することができないことを確実にしなければならない。独国特許第10 2005 038 931 A1号明細書は、スタックに対して横方向に取り付けられた複数のU字形状媒体供給部を有してなる燃料電池スタックを示している。
請求項1の前書きに従う燃料電池装置が、本出願人の先に公開された出願から周知である。ガイドリムが燃料電池スタックに一体に接続され、これは、換言すれば、媒体ガイドが燃料電池スタックに接着されることを意味する。
従って、本発明の目的は、燃料電池スタックへの簡潔な媒体供給手段をもたらす燃料電池装置を提供し、媒体ガイドおよび燃料電池スタックの代替的かつ安全な結合を提供することを目的としている。
この問題は、請求項1の特徴部を有したロック配置設備によって解決される。本発明の有利な実施形態および便宜の更なる発展は、従属請求項に記載される。
特に、媒体ガイドのガイドリムが、燃料電池スタックのリム差し込み口と実質的に平行に挿入されており、リム差し込み口は、積層方向と平行に延びる。
これは、媒体ガイドのガイドリムが、燃料電池スタック上に所定の止め部を有した燃料電池スタックの側に位置決めされることができることを意味する。これにより、正しい場所に媒体ガイドを取り付ける労力が減少する。さらに、燃料電池スタックに形成されたリム差し込み口のために、媒体ガイドの取付時間が最小化される。
ユニットセルまたは該ユニットセルのバイポーラプレートのそれぞれのための材料とは異なる材料が、媒体ガイドのために選択されることができるので、このような配置は有利である。さらに、媒体ガイドをシールするように形成されなければならないシール通路の数を減少させることができる。これにより、製造の複雑さも減少する。
燃料電池スタックのリム差し込み口は、積層方向と実質的に平行に延びる溝として形成されることが証明された。この溝を製造することは、非常に容易である技術的なステップである。
弾性的な態様で媒体ガイドを形成することがさらに有利であり、このため、ガイドリムがリム差し込み口において付勢を受ける。この付勢により、組立時に自己ロックの態様で燃料電池スタックに媒体ガイドを固定することができ、ここで、燃料電池スタック、特にそのリム差し込み口へのガイドリムの付加的な一体型結合が、堅固な接続を生じさせるように形成されることができる。
媒体によって生成された圧力が、ガイドリムに作用すべき、外側へ方向づけられた力を生じさせるので、復元力が、好ましくは、外側へ方向づけられる。流れる媒体の力と、弾性から生じる復元力の合計のために、燃料電池スタックへの媒体ガイドのより一層堅固な、および従ってより確実な取り付けが達成される。
リム差し込み口内でのガイドリムの付加的な固定は、リム差し込み口が積層方向と平行に延びる受口を有しており、この受口が、ガイドリムの一方および/または他方に形成または配置されたガイド部材を受けることができるように形成される点で達成されることができる。
ガイド部材が嵌め合いの態様で受口内に受けられることが、ガイドリムの付加的な強化にとって有利であることが証明された。
この内容では、ガイド部材がガイドリムとは別の材料によって形成される場合に有用となり得る。例えば、ガイド部材は接着特性を有した材料によって形成されることができ、このため、ガイド部材は、嵌め合い接続に加えて任意選択的に、受口の内側に接着され、付加的な一体型結合を生じさせる。
媒体ガイドまたは燃料電池スタックのそれぞれで案内される媒体によって生じる、媒体ガイドまたは燃料電池スタックにある圧力に起因して、媒体ガイドと燃料電池スタックの接続が、気密なシールの課題に直面している。この要求を満たすために、ガイド部材がシール材料によってさらに形成されることが有用であることが証明された。
媒体ガイドの実施形態では、ガイドリムがガイドウェブを介して間接的に接続される。これはU字形状で説明されることを意味し、ここで、「U」の開いた端部が燃料電池スタックに向き、媒体が外部から燃料電池スタックに供給される。媒体は、積層方向と実質的に平行に流れ続ける。媒体は、積層方向(z方向)に対して横または側方方向(x−y方向)に燃料電池スタックに流入する。
代替的に、ガイドリムは直接接続されることもでき、これにより、媒体ガイドが、むしろ、C字形状の断面を有し、Cの開口部分が、燃料電池スタックに対向する。この場合でも、媒体は、積層方向と実質的に平行な媒体ガイド内を流れ、積層方向に対して横または側方方向へ燃料電池スタックに流入する。
また、製造するのに容易な燃料電池装置が、複数の媒体ガイドが設けられる点で特徴付づけられる。これらは、第1反応媒体を供給する第1媒体ガイドと、少なくとも一部が使い果たされた第1反応媒体を排出する第1媒体排出手段とに分割されることが好ましい。さらに、複数の媒体ガイドは、第2反応媒体を供給する第2媒体ガイドと、少なくとも一部が使い果たされた第2反応媒体を排出する第2媒体排出手段とに分割される。従って、2つの反応媒体は、媒体ガイドにおける燃料電池スタックの側、つまりスタックの外側に沿って案内され、ここで、これらの反応媒体は、積層方向に垂直な上記側から燃料電池スタックのユニットセルへ流入する、または該ユニットセルから出ることができる。
燃料電池スタックに沿ってスタックの外側に冷却媒体を付加的に供給する、および上記側からユニットセルへ、または2つのユニットセルの間で燃料電池スタックへ冷却媒体を案内するように、媒体ガイドを冷却媒体供給手段と冷却媒体排出手段とにさらに分割することが有用であることが証明された。
本発明の他の利点、特徴部および詳細部が、好ましい実施形態の以下の説明および図面から引き出されることができる。
燃料電池装置の斜視図である。 他の燃料電池装置の斜視図である。 ユニットセルの(第1)バイポーラプレートの上面図である。 図2の断面III−IIIである。 適用された複合層を有する、図2の(第1)バイポーラプレートの上面図である。 図4の断面V−V(非圧縮状態)である。 バイポーラプレートの頂部に配置された燃料電池アッセンブリを有した図4の(第1)バイポーラプレートである。 図6の断面VII−VII(非圧縮状態)である。 構成に適用された接続層を有した図6の構成である。 図8の断面IX−IX(非圧縮状態)である。 (第2)バイポーラプレートを有した燃料電池スタックのユニットセルの上面図である。 (第2)バイポーラプレートの下面図、つまり第2バイポーラプレートの膜電極アッセンブリと対向する面の図である。 図10に従う複数のユニットセルから形成された燃料電池スタックの斜視図である。 互いの頂部に積層された複数のユニットセルを通した図10の断面図XIII−XIII(圧縮状態)である。 互いの頂部に積層された複数のユニットセルを通した図10の断面図XIV−XIV(圧縮状態)である。 燃料電池スタックに取り付けられた媒体ガイドを有した図1aの燃料電池スタックを通した、積層方向に対して垂直に延びる断面図である。 図1bの燃料電池装置を通した、積層方向に垂直に延びる断面図である。 図1bに従う燃料電池装置の斜視図である。 リム差し込み口およびガイドリムの端部の詳細図である。 リム差し込み口に挿入されたガイドリムを有したリム差し込み口の他の詳細図である。
図の寸法、相対的な比率および縮尺が規定されておらず、変化し得ることが指摘されるべきである。特に、断面図は、個々の層が互いに積層される位置および順序を追跡できるように個々の層を示している。
図1aおよび図1bは、燃料電池スタック12を有した燃料電池装置1をそれぞれ示している。燃料電池スタック12は、複数のユニットセル11から形成されており、該ユニットセル11は、積層方向(z方向)に互いの頂部上に積層されている。ユニットセル11は、1つまたは複数の媒体ダクト8(図2)および膜電極アッセンブリ2(図6)をそれぞれ有している。ユニットセル11の膜電極アッセンブリ2の各々は、カソードと、アノードと、カソードとアノードとの間に配置されたイオン伝導性膜と、を備えている。
燃料電池装置1は、積層方向と実質的に平行に延びる媒体ガイド22をさらに備えており、このガイドは、燃料電池スタック12のユニットセル11の媒体ダクト8へまたは媒体ダクト8から、積層方向から実質的に横方向へ媒体を案内するように燃料電池スタック12に接続されている。この目的のために、本発明の燃料電池装置1は、複数の媒体ガイド22を有し、該媒体ガイド22は、第1反応媒体(例えば、水素)をアノードに供給する第1媒体供給手段22aと、ユニットセル11で使い果たされていない第1反応媒体を排出する第1媒体排出手段22bとに分割される。さらに、媒体ガイド22は、第2反応媒体(例えば、酸素または空気)をカソードに供給する第2媒体供給手段22cと、ユニットセル11で使い果たされていない第2反応媒体を排出する第2媒体排出手段22dとに分割される。最後に、媒体ガイドは、冷却媒体(例えば、液体水)を供給する冷却媒体供給手段22eと、(部分的に)加熱された冷却媒体を排出する冷却媒体排出手段22fとにさらに分割される。
例として、図示した燃料電池スタック12のセルユニット11の製造および構造が、図2〜図11を参照して以下に説明される。
図2は、ユニットセル11の1つのバイポーラプレート7を示している。第1バイポーラプレート7aは、破線で示された内側の活性領域3と、破線で示された外側の縁領域5と、を有している。複数の媒体ダクト8が縁領域5に形成されており、このダクトは、図の左側に示された第1媒体入口ダクト8aと、図の右側に示された第1媒体出口ダクト8bとに分割されることができる。この場合において、一対のリム差し込み口26が媒体ダクト8の周囲に形成されており、これは以下に説明される。他のリム差し込み口26は、バイポーラプレート7の長い縁17aに形成されている。
本発明の場合には、5つの第1媒体入口ダクト8aおよび5つの第1媒体出口ダクト8bが第1バイポーラプレート7aに形成されている。他の数が可能である。第1媒体入口ダクト8aは、第1流れ場13aによって第1媒体出口ダクト8bに流体接続されている。この流れ場13aは、活性領域3に配置されており、隣接した膜電極アッセンブリ2に反応媒体を供給することができる。図2に従う例では、流れ場13aは、膜電極アッセンブリ2の面にわたって反応媒体を均一に分配する複数のガイドまたは壁14を有している。しかし、他の流れ場13a、例えば、反応媒体の流れが活性面の領域にわたって蛇行の態様で伝達されるような流れ場を用いることも可能である。さらに、壁14、仕切りまたはウェブの間隔が変化し得る。隣接した壁14によって形成されたダクトの深さが異なるものとなり、変化し得る。
図3、即ち図2の断面III−IIIから明らかなように、流れ場13cがまた、膜電極アッセンブリ2から見て外方を向く第1バイポーラプレート7aの側に形成され、この流れ場は、他の媒体、例えば冷却媒体を流すように用いられる。
図4が示すように、複合層15、特に結合層が、縁領域5aにおいて第1バイポーラプレート7aに適用されている。この複合層15は、複数の部分で形成されており、媒体ダクト8a,8bの領域にリセス部16を有している。リセス部16により、媒体入口ダクト8aおよび媒体出口ダクト8bがシールされず、後に媒体がダクト8a,8bを通して通過することが確実となる。
縁領域5に適用される複合層15は、縁領域5の同一平面の移行がバイポーラプレート7の寸法によって決定されるように、第1バイポーラプレート7aの長い縁17aに沿って延びる。また、リム差し込み口26の領域は、複合層15において解放されたままである。この複合層15は、環境から活性区域または活性領域3をシールし、複合層15の材料は、このシール機能が確実となるように選択されなければならない。図5、つまり図4の断面V−Vでは、複合層15または結合材料およびバイポーラプレート7の同一平面の移行は、プレートの長い縁17aに沿って見られることができる。短い縁17bに配置された複合層15の断面も、好ましくは、バイポーラプレート7と同一平面の移行を有している。複合層15の選択された図は例示的なものである。複合層15は、第1バイポーラプレート7aよりも非常に薄く設計されることができる。
図6では、膜電極アッセンブリ2を有した燃料電池アッセンブリが、複合層15に覆われた、図4に従う第1バイポーラプレート7aに適用され、または該第1バイポーラプレート7aに配置された。活性領域3は、膜電極アッセンブリ2の寸法によって実質的に規定されており、この領域は、内側の破線によって図に再び示されている。活性領域3は、1つの平面(x−y平面)に延びるだけでなく、紙面から離れてまたは紙面へと方向付けられた積層方向(z方向)にも延びる。
活性領域3は、膜電極アッセンブリ2によって形成された燃料電池の電気化学反応が生じる領域である。電気化学反応では、燃料(例えば、水素)がアノードへ案内され、該アノードでは、燃料が、電子を放出しながら、プロトンへと触媒作用でもって酸化される。このプロトンは、イオン交換膜によってカソードへ輸送される。燃料電池から排出された電子は、電気消費部によって、好ましくは車両を駆動する電気モータまたはバッテリへ流れる。そして、電子は、カソードへ案内される。カソードでは、酸化媒体(例えば、酸素または酸素含有空気)が、電子を受け取ることにより、アニオンに還元され、このアニオンは、プロトンと迅速に反応し、水になる。
燃料がアノードに直接到達し、酸化剤媒体がカソードに直接到達することを確実にするために、シール構造4が、膜電極アッセンブリ2(図6および図8)と横方向に関連している。膜電極アッセンブリ2とシール構造4との組み合わせは、結合燃料電池アッセンブリを形成する。シール構造4は、縁領域5へ延びる、または縁領域5から突出することさえある構成要素を備えている。従って、この構成要素は、活性領域3の外側に配置される。換言すれば、縁領域5は、径方向および横方向において、またはその周囲に沿って活性領域3を画定する。
図6および図8では、シール構造4がシール舌部6を有しており、該シール舌部6は、隣接するバイポーラプレート7に形成され、縁領域5に配置された媒体ダクト8を軸方向に気密に覆うように、縁領域5へまたは縁領域5を超えて延びる。図示された燃料電池構成は、全部で4つのシール舌部6を有している。2つのシール舌部6は、膜電極アッセンブリ2の短い縁9aに反対の位置でもって配置されている。他の2つのシール舌部6は、膜電極アッセンブリ2の長い縁9bに互いにオフセットするように、反対の位置でもって配置されている。本発明の場合のシール舌部6の全ては長方形の形状を有している。多角形の形状のシール舌部が考えられるが、丸いシール舌部6も1つの選択肢である。
シール構造4および特にシール舌部6は、これらに軸方向に作用する圧力および/または引張荷重に対して寸法的に安定するように形成されている。シール舌部6が縁領域5を超えて延びることがさらに明らかである。しかし、1つまたはいくつかのシール舌部6が縁領域5へ延びるのみであるが縁領域5を完全に覆わない、または縁領域5から横方向に突出することも可能である。
膜電極アッセンブリ2を横方向へシールするシールリム10をシール構造4が有することが明らかである。シールリム10によって形成されたシールラインが、媒体の横方向出口に対して膜電極アッセンブリ2をシールする。
燃料電池アッセンブリの左側のシール舌部6は、第1バイポーラプレート7aの左側の媒体ダクト8を軸方向に気密に覆う。燃料電池アッセンブリの右側のシール舌部6は、第1バイポーラプレート7aの右側の媒体ダクト8を軸方向に気密に覆う。換言すれば、左側のシール舌部6は、左側の第1媒体入口ダクト8aを軸方向に気密に覆う第1入口シール舌部6aとして形成されている。従って、右側のシール舌部6は、右側の第1媒体出口ダクト8bを軸方向に気密に覆う第1出口シール舌部6bとして形成されている。バイポーラプレート7aの長い縁17aに設けられたシール舌部6は、複合層15に載っている。シール舌部6は、第2入口シール舌部6cと第2出口シール舌部6dとに分割されることができる。
樹脂または樹脂混合物が、複合層15の材料として用いられることができ、この混合物は、シール構造4またはシール舌部6のそれぞれの樹脂または樹脂混合物に対してより低い熱安定性を有することが好ましい。このようにして、シール舌部6は、(ホット)プレスプロセスで複合層15に染み込み、好ましくは複合層15と融合し、ここで、シール舌部6は、寸法的に安定したままである。換言すれば、シール構造4の材料の融点は、複合層15の材料の融点よりも大きい。
中央領域、つまり活性領域3が配置される箇所では、燃料電池アッセンブリのシール構造4の外側の輪郭が、複合層15によって規定される内側の輪郭に調整される。シール舌部の無いシール構造4の部分は、複合層15との接触点、接触ライン18または接触面を形成し、これにより、シール機能がさらに確実となる。
図7、つまり図6の断面VII−VIIは、部分的なユニットセル11の非圧縮の断面図を示している。第1シール舌部6a,6bが、複合層15と、該複合層15を有した突出部19とから突出していることが明らかである。必要な横方向のシールが確実となる。再度、選択された図は、縮尺について事実と異なる。各層の厚さは、特に接続プロセスまたは結合プロセス(ホットプレスプロセス)の後に変化し得るものであり、このプロセスの後には、厚さは、単一の層として生じる、または作用することができる。そして、入口シール舌部6aとダクト8との間に配置されたリセス部16の領域は、入口シール舌部6aがダクト8を軸方向に覆うように最小化される。媒体は、膜電極アッセンブリへと、第1入口シール舌部8aよりも下方で横方向および積層方向へ供給されることができる。そして、(一部が)使い果たされた媒体は、燃料電池スタック12のユニットセル11から、第1出口シール舌部8bよりも下方で横方向および積層方向へ出ることができる。
図8では、接続層20が、第1入口シール舌部6aおよび第1出口シール舌部6bに適用されており、この層は、他の結合層とみなされるべきである。複合層15および接続層20は、第1バイポーラプレート7aから第2バイポーラプレート7bへの積層方向において確実な接続をもたらす。複合層15は、接続層20とのオーバーラップ部21を形成し、このため、2つの層は、積層方向において接触面を有する。これにより、シール機能が確実となる。オーバーラップ部21は、図9、つまり図8の断面IX−IXから詳細に引き出されることができる。再び、縮尺が事実と異なる非圧縮状態が示されているが、該非圧縮状態は、個々の層の積層された配置を図示するように意図されるものである。
ここで、第2バイポーラプレート7bが、ユニットセル11を完成させるように、複合層15と、該複合層15に接続された接続層20上に設置されることができる。これは、図10で見ることができる。第1バイポーラプレート7aおよび第2バイポーラプレート7bは、結合層によって互いに結合されることができ、これにより、第1バイポーラプレート7aおよび第2バイポーラプレート7bから構成されたユニットセルが生成され、該ユニットセルは、小さな突出部をせいぜい有している。好ましくは、ユニットセル11の個々の層は、縁およびオフセットなしで積層方向に接続される。
第1バイポーラプレート7aのように、図10および図11に示された第2バイポーラプレート7bは、膜電極アッセンブリ2から見て外方を向くバイポーラプレートの側に、冷却媒体を案内する流れ場13cを有している。この流れ場13cは、活性領域3に実質的に配置されている。流れ場13cは、冷却媒体入口ダクト8eおよび冷却媒体出口ダクト8fに流体接続されている。さらに、第2バイポーラプレート7bは、リム差し込み口26を形成するリセス領域を有している。
膜電極アッセンブリ2と対向する第2バイポーラプレートの側では、第2バイポーラプレート7bは、1つまたはいくつかの第2媒体入口ダクト8cおよび1つまたはいくつかの第2媒体出口ダクト8d(図11)を有している。さらに、第2バイポーラプレート7bは、第2媒体入口ダクト8cおよび第2媒体出口ダクト8dに流体接続された第2流れ場13bを有しており、この流れ場を介して、反応媒体の1つが膜電極アッセンブリ2に供給されることができる。
図12は、複数のユニットセル11から形成された燃料電池スタック12を示している。この燃料電池スタック12は、バイポーラプレート7が周知のバイポーラプレートに比べて小さい寸法でもって設計されることができ、このため、燃料電池スタック12の製造コストが削減されるという利点を有している。本発明の場合には、バイポーラプレート7は、原則的に長方形であり、ここで、本発明は、バイポーラプレート7の長方形の形状に限定されるのもではないが、限定無しで、丸い輪郭または湾曲した輪郭に適用されることができる。この内容において、燃料電池スタック12が積層方向と平行に形成された複数のリム差し込み口26を有しており、該リム差し込み口26において、媒体ガイド22が固定されることができることが重要である。
図13は、図10の燃料電池スタック12を通した断面ラインXIII−XIIIに沿った例示的な断面図を示している。複合層15が結合またはホットプレスプロセスの後に第1バイポーラプレート7aおよび第2バイポーラプレート7bの双方に接する、または接触することを理解することができ、ここで、バイポーラプレート7は、複合層15によって互いに接続または結合される。また、第2媒体入口ダクト8cが、入口シール舌部6cによって軸方向に気密な態様で覆われており、入口シール舌部6cが縁領域5へまたは縁領域5を超えて延びることが明らかである。同様のことが、第2バイポーラプレート7bの反対側で見られ、ここで、縁領域5へまたは縁領域5を超えて延びる出口シール舌部6dが、第2媒体出口ダクト8cを軸方向に気密に覆うように設けられている。また、図13は、第2反応媒体が膜電極アッセンブリ2へと、シール構造4の上方で横方向および積層方向へ案内されることを示している。従って、(一部が)使い果たされた第2反応媒体が、シール構造4よりも上方で積層方向へ、ユニットセル11または燃料電池スタック12から排出される。
第1ユニットセル11の第2バイポーラプレート7bは、他のユニットセル11の第1バイポーラプレート7aと共に、冷却媒体を通過させる完全なダクト断面を形成する。換言すれば、これらは、冷却媒体入口ダクト8eおよび冷却媒体出口ダクト8fも形成する。また、第1ユニットセル11の第2バイポーラプレート7bおよび他のユニットセル11の第1バイポーラプレート7aは、結合剤または結合媒体を用いて結合されることができる。代替的に、隣接したバイポーラプレート7の生成的に製造された単一片設計が考えられる。
図14は、図10の燃料電池スタック12を通した断面線XIV−XIVに沿った例示的な断面図を示している。第2バイポーラプレート7aが接続層20および複合層15上に積層方向に設置されていることを理解することができる。また、膜電極アッセンブリ2へと、シール構造4よりも下方で横方向および積層方向へ第1反応媒体が案内されることが明らかである。第1媒体入口ダクト8aが、第1入口シール舌部6aによって軸方向に気密な態様で覆われている。第1反応媒体の供給は、積層方向に対して側方または横方向から生じる。従って、(一部が)使い果たされた第1反応媒体は、シール構造4よりも下方の積層方向におけるユニットセル11または燃料電池スタック12から横方向にまたは横向きに排出される。
図15は、図1bに従う燃料電池装置1を通した断面図を示しており、この断面図は、図10に従うユニットセル11についての上面図に概ね対応している。ここで、媒体ガイド22がそのガイドリム24a,24bを用いてリム差し込み口26に挿入されることを理解することができる。
図15に示される媒体ガイド22は、2つの終端ガイドリム24a,24bを互いに接続するガイドウェブ23を備えている。ガイドリム24a,24bの各々は、積層方向と平行に延びる燃料電池スタック12のリム差し込み口26の1つに収容される。媒体ガイド22の開いた側が燃料電池12に対向しており、これにより、媒体ガイド22を通して流れる媒体がユニットセル12へと横方向へ流入することができる。媒体ガイド22は、実質的に長方形の断面を有するが、他の形状が可能である。媒体ガイド22は、樹脂材料、特に寸法的に安定した樹脂によって形成されることが好ましい。
図16は、図1bの燃料電池スタック12を通した断面における媒体ガイド22の他の形状を示している。媒体ガイド22は半円または「C」形状をなしており、このため、ガイドリム24a,24bは、ガイドウェブ23無しで、互いに直接接続される。
図17の上面図から、媒体ガイド22が弾性的な設計を有していることを理解することができる。従って、ガイドリム24a,24bは、燃料電池スタック12のリム差し込み口26における付勢、特に外側へ方向づけられた付勢を受けて保持される。これは、作用している(力の矢印29によって示された)復元力があり、この復元力に起因して、媒体ガイド22がリム差し込み口26の内側に固定されることを意味する。さらに、ガイドリム24a,24bは、媒体ガイド22に流れる媒体の圧力によって固定される。この媒体は、同様に外側へ方向づけられており、復元力と合計され、これにより、媒体ガイド22と燃料電池スタック12との間に非常に堅固な接続が生じる。
代替的にまたは付加的に、リム差し込み口26は、図18に示した細部に図示されるように形成されることができる。リム差し込み口26は、受口27を有しており、該受口27では、ガイドリム24a,24bに形成または配置されたガイド部材(28)が受けられることができる。傾斜した挿入面30が、受口27と反対側のリム差し込み口26内に形成されており、この面は、リム差し込み口26へのガイドリム24a,24bの挿入を容易にする。挿入面30は、バイポーラプレート7の長い縁17aおよび短い縁17bに対して傾斜している。挿入面30は、プレートの縁と平行に向けられた(横方向)接触面31へと移行し、この面は、リム差し込み口(26)へのガイドリム24a,24bの挿入深さを規定および/または制限する。接触面31から開始し、リム差し込み口26は、受口27を形成することが好ましい溝形状の接触面32へと移行する。
図17に従う例におけるガイド部材28は、ガイドリム24a,24bを有した一片で形成されているが、図19に従う例におけるガイド部材28は、ガイドリム24a,24bとは異なる材料によって形成されている。この他の材料は、燃料電池スタック12の漏れに対する気密性を付加的に保証するために、例えば付加的なシール材料とすることができる。
燃料電池装置1の本発明の設計により、燃料電池スタック12に媒体ガイド22を正確に位置決めすることができる。非能動的で、嵌め合いの、および/または統合の結合を用いて燃料電池スタック12のリム差し込み口26の内側にガイドリム24a,24bを固定することにより、燃料電池スタック12から離れるように方向づけられた大きな力に対抗し、この大きな力は、媒体ガイド22を流れる媒体の圧力によって作用される。媒体ガイド22は、その優れた自己ロック機能によって特徴づけられる。
本発明の設計の結果、外側へ方向づけられた力は、燃料電池スタック12に媒体ガイド22を付加的に固定する。これは、燃料電池スタック12のリム差し込み口26内のガイドリム24a,24bの間の接続が、媒体ガイド22の内側の媒体によって生成される圧力でより堅固で大きいものとなる。
1 燃料電池装置
2 膜電極アッセンブリ
3 活性領域
4 シール構造
5 縁領域
6 シール舌部
6a 第1入口シール舌部
6b 第1出口シール舌部
6c 第2入口シール舌部
6d 第2出口シール舌部
7 バイポーラプレート
7a 第1バイポーラプレート
7b 第2バイポーラプレート
8 媒体ダクト
8a 第1媒体入口ダクト
8b 第1媒体出口ダクト
8c 第1媒体出口ダクト
8d 第2媒体出口ダクト
8e 冷却媒体入口ダクト
8f 冷却媒体出口ダクト
9a 膜電極アッセンブリの短い縁
9b 膜電極アッセンブリの長い縁
10 シールリング
11 ユニットセル
12 燃料電池スタック
13a 第1流れ場
13b 第2流れ場
13c 流れ場(冷却媒体)
14 壁
15 複合層
16 リセス部
17a バイポーラプレートの長い縁
17b バイポーラプレートの短い縁
18 接触ライン
19 突出部
20 接続層
21 オーバーラップ部
22 媒体ガイド
22a 第1媒体供給手段
22b 第1媒体排出手段
22c 第2媒体供給手段
22d 第2媒体排出手段
22e 冷却媒体供給手段
22f 冷却媒体排出手段
23 ガイドウェブ
24a ガイドリム(左)
24b ガイドリム(右)
26 リム差し込み口
27 受口
28 ガイド部材
29 力の矢印
30 挿入面
31 (横方向)接触面
32 (溝形状の)接触面

Claims (10)

  1. 互いの頂部上に積層方向に積層された複数のユニットセル(11)によって形成された燃料電池スタック(12)と、前記積層方向と実質的に平行に延びる媒体ガイド(22)とを有してなる燃料電池装置(1)において、前記ユニットセルの各々が、1つまたはいくつかの媒体ダクト(8)と、カソード、アノードおよび前記カソードと前記アノードとの間に配置された膜を備えた膜電極アッセンブリ(2)と、を有し、前記媒体ガイドは、前記燃料電池スタック(12)の前記ユニットセル(11)の前記媒体ダクト(8)へまたは該媒体ダクト(8)から前記積層方向に対して実質的に横方向へ媒体を案内するように前記燃料電池スタック(12)に接続されることができ、または接続され、前記媒体ガイドは、前記燃料電池スタック(12)に接続されることができ、または接続される、少なくとも間接的に接続されたガイドリム(24a,24b)を有する、燃料電池装置(1)であって、
    前記媒体ガイド(22)の前記ガイドリム(24a,24b)は、前記積層方向と実質的に平行に延びる前記燃料電池スタック(12)のリム差し込み口(26)へ挿入されることを特徴とする燃料電池装置(1)。
  2. 前記燃料電池スタック(12)の前記リム差し込み口(26)は、前記積層方向と実質的に平行に延びる溝として形成されることを特徴とする請求項1に記載の燃料電池装置(1)。
  3. 前記媒体ガイド(22)は、前記ガイドリム(24a,24b)が前記リム差し込み口(26)において付勢を受けて保持されるように弾性的に設計されることを特徴とする請求項1または2に記載の燃料電池装置(1)。
  4. 前記リム差し込み口(26)は、受口(27)を有しており、該受口(27)は、該受口(27)が、前記ガイドリム(24a,24b)の一方および/または他方に形成または配置されたガイド部材(28)を受けることができるように設計されることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の燃料電池装置(1)。
  5. 前記ガイド部材(28)は、前記受口(27)に嵌め合いで受けられることができることを特徴とする請求項4に記載の燃料電池装置(1)。
  6. 前記ガイド部材(28)は、前記ガイドリム(24a,24b)とは異なる材料によって形成されることを特徴とする請求項4または5に記載の燃料電池装置(1)。
  7. 前記ガイド部材(28)は、シール材料によって形成されることを特徴とする請求項6に記載の燃料電池装置(1)。
  8. 前記ガイドリム(24a,24b)は、ガイドウェブ(23)によって互いに間接的に接続されることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の燃料電池装置(1)。
  9. 前記ガイドリム(24a,24b)は、互いに直接接続されることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の燃料電池装置(1)。
  10. 複数の媒体ガイド(22)が設けられ、これらの媒体ガイド(22)は、第1反応媒体を供給する第1媒体供給手段(22a)として、および少なくとも一部が使い果たされた第1反応媒体を排出する第1媒体排出手段(22b)として形成され、並びに第2反応媒体を供給する第2媒体供給手段(22c)として、および少なくとも一部が使い果たされた第2反応媒体を排出する第2媒体排出手段(22d)として形成されることを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載の燃料電池装置(1)。
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