JP2009099311A - 燃料電池スタック - Google Patents

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Abstract

【課題】MEAプレートとセパレータプレートとが面方向に正確に位置決めされ、MEA、セパレータプレート及びシール部材に適正な締付荷重を付与することができ、活性化分極及び抵抗分極が抑制されて性能が高く、シール部材の耐久性が高く、MEAプレート及びセパレータプレートの積層作業が容易で、信頼性が高く、コストが低くなるようにする。
【解決手段】電解質層を燃料極と酸素極とで挟持したMEAプレートが、前記燃料極に沿って燃料ガス流路に配設されるコレクタと、前記酸素極に沿って酸化剤流路に配設されるコレクタとを備えるセパレータプレートを挟んで、積層される燃料電池スタックであって、前記MEAプレートは、MEA及び該MEAの外周に接続されたシール部材を備え、該シール部材は、前記コレクタの外周の少なくとも一部と嵌合する嵌合部を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、燃料電池スタックに関するものである。
従来、燃料電池は発電効率が高く、有害物質を排出しないので、産業用、家庭用の発電装置として、又は、人工衛星や宇宙船などの動力源として実用化されてきたが、近年は、乗用車、バス、トラック、乗用カート、荷物用カート等の車両用の動力源として開発が進んでいる。そして、前記燃料電池は、アルカリ水溶液形(AFC)、リン酸形(PAFC)、溶融炭酸塩形(MCFC)、固体酸化物形(SOFC)、直接形メタノール(DMFC)等のものであってもよいが、固体高分子形燃料電池(PEMFC)が一般的である。
この場合、固体高分子電解質膜を2枚のガス拡散電極で挟み、一体化させて接合する。そして、該ガス拡散電極の一方を燃料極(アノード極)とし、その表面に燃料としての水素ガスを供給すると、水素が水素イオン(プロトン)と電子とに解離され、水素イオンが固体高分子電解質膜を移動する。また、前記ガス拡散電極の他方を酸素極(カソード極)とし、その表面に酸化剤としての空気を供給すると、空気中の酸素と、前記水素イオン及び電子とが結合して、水が生成される。このような電気化学反応によって起電力が生じるようになっている。
そして、固体高分子形燃料電池においては、固体高分子電解質膜の外側に燃料としての水素ガスや酸化剤としての空気のような反応ガスの供給通路を形成するセパレータを配設した積層構造が採用されている。前記セパレータは、積層方向に隣り合う固体高分子電解質膜への反応ガスの透過を防止するとともに、発生した電流を外部へ取り出すための集電を行う。このように、固体高分子電解質膜とセパレータとから成る単位セルを多数積層し、締付装置で締め付けることによって燃料電池スタックが構成される。また、反応ガスのシール性を確保するために、固体高分子電解質膜とセパレータとの間にシール部材を介在させている(例えば、特許文献1及び2参照。)。
特開2002−231274号公報 特開2005−259398号公報
しかしながら、前記従来の燃料電池スタックにおいては、締付装置で締め付けることによって、ガイド部材に接触した固体高分子電解質膜やセパレータの一部に応力が集中して変形や破損が生じてしまうことがあった。
単位セルを多数積層した燃料電池スタックでは、燃料電池出力性能及びガスシール性を確保するために、固体高分子電解質膜を含むMEA、セパレータ及びシール部材に適正な締付荷重を付与するとともに、MEA、セパレータ及びシール部材の積層位置を正確に位置決めする必要がある。そのため、MEA、セパレータ、シール部材等の部材を積層する際に各部材の位置決めを行うために、ガイド部材が燃料電池スタックの内部や外周部に配設される。しかし、積層した各部材を締め付ける際に、ガイド部材に接触したMEAやセパレータの一部に応力が集中してしまい、その結果、MEAやセパレータが変形したり、破損したりしてしまう可能性があった。
本発明は、前記従来の燃料電池スタックの問題点を解決して、MEAの外周に接続されたシール部材に、コレクタの外周との嵌(かん)合部を一体的に形成することによって、MEAプレートとセパレータプレートとが面方向に正確に位置決めされ、MEA、セパレータプレート及びシール部材に適正な締付荷重を付与することができ、活性化分極及び抵抗分極が抑制されて性能が高く、シール部材の耐久性が高く、MEAプレート及びセパレータプレートの積層作業が容易で、信頼性が高く、コストの低い燃料電池スタックを提供することを目的とする。
そのために、本発明の燃料電池スタックにおいては、電解質層を燃料極と酸素極とで挟持したMEAプレートが、前記燃料極に沿って燃料ガス流路に配設されるコレクタと、前記酸素極に沿って酸化剤流路に配設されるコレクタとを備えるセパレータプレートを挟んで、積層される燃料電池スタックであって、前記MEAプレートは、MEA及び該MEAの外周に接続されたシール部材を備え、該シール部材は、前記コレクタの外周の少なくとも一部と嵌合する嵌合部を備える。
本発明の他の燃料電池スタックにおいては、さらに、前記嵌合部の形状は、前記コレクタの外周の少なくとも一部の形状に対応する。
本発明の更に他の燃料電池スタックにおいては、さらに、前記シール部材は、MEAと反対方向に突出する突出部を備え、該突出部の内側の側面が前記コレクタの最外側の側面の少なくとも一部と係合する。
本発明の更に他の燃料電池スタックにおいては、さらに、前記シール部材は、前記突出部の内側の側面から内方へ向けて突出する突起部を備える。
本発明の更に他の燃料電池スタックにおいては、さらに、前記シール部材は、前記燃料極の形状に対応する形状の燃料極側の開口、及び、酸素極の形状に対応する形状の酸素極側の開口を備え、前記燃料極の形状と酸素極の形状とは相違する。
本発明の更に他の燃料電池スタックにおいては、さらに、前記シール部材は、前記燃料極又は酸素極の形状に対応する形状の開口を備え、該開口は、天地いずれかの方向にのみ嵌合する。
請求項1の構成によれば、MEAプレートとセパレータプレートとが面方向に正確に位置決めされるので、MEA、セパレータプレート及びシール部材に適正な締付荷重を付与することができる。そのため、活性化分極及び抵抗分極が抑制されて性能が高く、シール部材の耐久性が高くなる。
請求項2及び3の構成によれば、隣接するMEAプレートとセパレータプレートとの面方向の位置決めが容易に行われるので、多数のMEAプレート及びセパレータプレートを積層して燃料電池スタックを構成する作業を容易に行うことができる。そのため、信頼性が高く、コストの低い燃料電池スタックを提供することができる。
請求項4の構成によれば、MEAプレートとセパレータプレートとを積層する際のシール部材とセパレータプレートとの干渉を最小限にして、MEAプレートやセパレータプレートに生じる応力を抑制することができる。
請求項5の構成によれば、MEAプレートとセパレータプレートとを積層する際における天地の間違いを防止することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は本発明の第1の実施の形態におけるMEAプレート及びセパレータプレートの組合せを示す図、図2は本発明の第1の実施の形態における燃料電池スタックの構成を示す図、図3は本発明の第1の実施の形態における燃料電池スタックの構成を示す断面図である。なお、図1において、(a)は斜視図、(b)は(a)のA断面図、(c)は(a)のB断面図、(d)は(b)のC部拡大図であり、図2において、(a)は上面図、(b)は側面図であり、図3において、(a)は図2(a)のD−D矢視断面図、(b)は図2(b)のE−E矢視断面図である。
図において、10は燃料電池(FC)装置としての燃料電池スタックであり、乗用車、バス、トラック、乗用カート、荷物用カート等の車両用の動力源として使用される。ここで、前記車両は、照明装置、ラジオ、パワーウィンドウ等の車両の停車中にも使用される電気を消費する補機類を多数備えており、また、走行パターンが多様であり動力源に要求される出力範囲が極めて広いので、動力源としての燃料電池スタック10と図示されない蓄電手段としての二次電池とを併用して使用することが望ましい。
そして、燃料電池スタック10は、アルカリ水溶液形、リン酸形、溶融炭酸塩形、固体酸化物形、直接形メタノール等のものであってもよいが、固体高分子形燃料電池であることが望ましい。
なお、更に望ましくは、反応ガスとして水素ガスと酸素又は空気とを使用し、水素ガスを燃料ガス、すなわち、アノードガスとし、酸素又は空気を酸化剤、すなわち、カソードガスとするPEMFC(Proton Exchange Membrane Fuel Cell)形燃料電池、又は、PEM(Proton Exchange Membrane)形燃料電池と呼ばれるものである。ここで、該PEM形燃料電池は、一般的に、プロトン等のイオンを透過する電解質層としての固体高分子電解質膜の両側に触媒、電極及びセパレータを結合した燃料電池としてのセル(Fuel Cell)を複数及び直列に結合したスタック(Stack)から成る。
また、前記燃料電池スタック10は、燃料電池としての単位セルであるMEA(膜電極接合体:Membrane Electrode Assembly)12を含むMEAプレート11と、該MEAプレート11同士を電気的に接続するとともに、MEAプレート11に導入される、燃料ガス流路としての水素ガス流路と酸化剤流路としての空気流路とを分離するセパレータから成るセパレータプレート21とを1セットとして、板厚方向(図2における横方向)に複数のセットを重ねて構成されている。そして、このようなセットの積層体は、図示されないエンドプレートによって、左右両側から挟み込まれて、締付荷重を付与される。
そして、MEA12は、電解質層としての固体高分子電解質膜と、その一側に設けられた燃料極12a及び他側に設けられた酸素極としての空気極12bとで構成されている。前記燃料極12a及び空気極12bは、反応ガスを拡散しながら透過する導電性材料から成る電極拡散層と、該電極拡散層上に形成され、固体高分子電解質膜と接触させて支持される触媒層とから成る。
また、セパレータプレート21は、隣接するMEA12間のガス遮断部材でありセパレータ本体としてのセパレータ基板22と、該セパレータ基板22の一側に設けられ、MEA12の燃料極側の電極拡散層に接触して集電するコレクタ、すなわち、集電体としての燃料極側コレクタ23aと、セパレータ基板22の他側に設けられ、MEA12の空気極側の電極拡散層に接触して同じく電流を外部に導出するコレクタ、すなわち、集電体としての空気極側コレクタ23bとを有する。図に示される例において、前記燃料極側コレクタ23a及び空気極側コレクタ23bは、一方向に延在する複数の山と谷とを備える波板状の板部材、又は、一方向に延在するように互いに平行に配列された複数の棒状部材から成り、底面がセパレータ基板22に当接して固着され、かつ、天面が対向するMEA12の燃料極12a又は空気極12bの電極拡散層に当接することによって集電するとともに、側面が水素ガス又は空気の流通方向に延在することによって、水素ガス又は空気の流れをガイドする。
本実施の形態において、MEAプレート11は、略長方形のMEA12の周囲を囲繞(にょう)するように、MEA12の周縁に一体的に接続されたシール部材13を有する。該シール部材13は、例えば、ゴムのような弾性を備える樹脂から成ることが好ましく、これにより、MEA12の固体高分子電解質膜が樹脂系の高分子膜である場合には、該高分子膜との接続性が良好になる。
また、前記シール部材13は、MEA12の燃料極12a側に接続される燃料極シール部材13aとMEA12の空気極12b側に接続される空気極シール部材13bとから成る。この場合、MEA12の固体高分子電解質膜の周縁は、燃料極シール部材13aと空気極シール部材13bとによって両側から挟み込まれるようにして積層される。そして、積層された状態で、熱圧着等の手段によって燃料極シール部材13aと空気極シール部材13bとが圧着されて一体化されることにより、MEA12の外周に、シール部材13が一体的に接続される。これにより、MEA12とその周囲を囲繞するシール部材13との間には隙(すき)間が発生することがなく、MEAプレート11の両面を流れる水素ガスと空気とが前記隙間を通過して混合することが防止される。
そして、燃料極シール部材13aの表面は、対向するセパレータプレート21のセパレータ基板22の周縁部の表面に当接し、MEAプレート11とセパレータプレート21との周縁部をシールする。これにより、MEAプレート11の燃料極12a側の面とセパレータプレート21の対向面との間における水素ガスの流通する空間を画定し、水素ガスが前記空間の外へ漏出することを防止する。
また、空気極シール部材13bの表面は、対向するセパレータプレート21のセパレータ基板22の周縁部の表面に当接し、MEAプレート11とセパレータプレート21との周縁部をシールする。これにより、MEAプレート11の空気極12b側の面とセパレータプレート21の対向面との間における水素ガスの流通する空間を画定し、水素ガスが前記空間の外へ漏出することを防止する。
なお、図1(a)に示されるように、長方形のMEAプレート11の長手方向両端近傍に対応する部分のシール部材13には、該シール部材13を厚さ方向に貫通し、長円形又は長方形のような形状を備える燃料ガス通路孔(あな)15が、それぞれ、形成されている。同様に、長方形のセパレータプレート21の長手方向両端近傍に対応する部分のセパレータ基板22には、該セパレータ基板22を厚さ方向に貫通し、長円形又は長方形のような形状を備える燃料ガス通路孔25が、それぞれ、形成されている。そして、図3(b)に示されるように、MEAプレート11とセパレータプレート21とを積層した状態においては、MEAプレート11の燃料ガス通路孔15とセパレータプレート21の燃料ガス通路孔25とは、互いに一致し、燃料電池スタック10において、その積層方向に延在する燃料ガス通路を形成する。
したがって、MEAプレート11と対向するセパレータプレート21との間に形成される燃料ガス流路は、MEAプレート11の長手方向両端近傍に形成された燃料ガス通路孔15同士を結ぶように、MEAプレート11の長手方向に延在する。一方、MEAプレート11と対向するセパレータプレート21との間に形成される酸化剤流路としての空気流路は、MEAプレート11の短手方向、すなわち、幅方向に延在する。なお、空気流路の両端は、図2(a)に示されるように、燃料電池スタック10の上面及び下面において開口する。
また、本実施の形態においては、シール部材13が嵌合部を備え、図1に示されるように、MEAプレート11とセパレータプレート21とを積層する際に、前記嵌合部が対向するセパレータプレート21のコレクタ、すなわち、燃料極側コレクタ23a及び空気極側コレクタ23bの外周の少なくとも一部と嵌合する。これにより、MEAプレート11とセパレータプレート21との面方向(図1(b)における左右方向及び図1(c)における上下方向)の位置決めが正確に行われる。したがって、ガイド部材を配設しなくても、MEAプレート11、セパレータプレート21、及び、MEA12に接続されたシール部材13の相互の位置決めを正確に行うことができる。
そして、MEAプレート11とセパレータプレート21とを積層して構成された燃料電池スタック10の両側から、エンドプレートを介して、積層方向に締付荷重を付与しても、MEAプレート11、セパレータプレート21及びシール部材13がガイド部材のような他の部材に接触することがないので、MEAプレート11、セパレータプレート21及びシール部材13の一部に応力集中が生じることがない。そのため、MEAプレート11、セパレータプレート21及びシール部材13の各部に適正な締付荷重が付与される。その結果、MEA12における固体高分子電解質膜と燃料極12a及び空気極12bとが密着するので、活性化分極及び抵抗分極が抑制され、燃料電池としての性能が高くなる。また、シール部材13は、過度な締付荷重を受けて過度に変形することがないので、へたることがなく、耐久性が向上する。さらに、不可避的な経時変化によって、シール部材13がへたってきた場合には、シール部材13に付与する締付荷重を増加することにより、シール部材13のシール機能を維持することができ、長期間に亘(わた)りシール部材13を使用することができ、維持コストを低減することができる。
次に、前記シール部材13の構成について詳細に説明する。
図4は本発明の第1の実施の形態におけるMEAプレート、セパレータプレート及びシール部材の組合せを示す図である。なお、図において、(a)は分解図、(b)は燃料極シール部材の反対側を示す斜視図である。
図に示されるように、燃料極シール部材13aは、全体が長方形の板状の部材であり、厚さ方向に貫通する長方形の大きな開口16aが中心に形成されている。換言すると、長方形の開口16aの周囲を囲繞する長方形の枠又は額縁のような形状に形成されている。なお、前記開口16aの寸法は、MEA12の燃料極12aの外縁の寸法よりもわずかに大きい程度に設定されている。また、MEA12の長手方向両端近傍に対応する部分には、燃料極シール部材13aを厚さ方向に貫通し、長円形又は長方形のような形状を備える燃料ガス通路孔15aが、それぞれ、形成されている。さらに、MEA12に対向する面は、図4(a)に示されるように、ほぼ平坦(たん)に形成されている。
同様に、空気極シール部材13bも、全体が長方形の板状の部材であり、厚さ方向に貫通する長方形の大きな開口16bが中心に形成されている。換言すると、長方形の開口16bの周囲を囲繞する長方形の枠又は額縁のような形状に形成されている。なお、前記開口16bの寸法は、MEA12の空気極12bの外縁の寸法よりもわずかに大きい程度に設定されている。また、MEA12の長手方向両端近傍に対応する部分には、燃料極シール部材13bを厚さ方向に貫通し、長円形又は長方形のような形状を備える燃料ガス通路孔15bが、それぞれ、形成されている。さらに、MEA12に対向する面は、図示されていないが、ほぼ平坦に形成されている。
そして、図4(a)に示されるように、MEA12の固体高分子電解質膜の周縁を燃料極シール部材13aと空気極シール部材13bとによって両側から挟み込むようにして、MEA12、燃料極シール部材13a及び空気極シール部材13bを積層する。この場合、燃料極シール部材13aの開口16a及び空気極シール部材13bの開口16bにMEA12の燃料極12a及び空気極12bが収容されるように、MEA12、燃料極シール部材13a及び空気極シール部材13bを位置合わせして積層する。このように積層された状態で、熱圧着等の手段によって燃料極シール部材13aと空気極シール部材13bとを圧着して一体化することにより、MEA12の周縁は、燃料極シール部材13a及び空気極シール部材13bと一体的に接続される。つまり、MEA12の外周がシール部材13と一体的に接続される。これにより、MEAプレート11が形成される。なお、MEA12、燃料極シール部材13a及び空気極シール部材13bの接続は、MEAプレート11とセパレータプレート21とを積層して燃料電池スタック10を構成する前に、あらかじめ行われる。
図4(b)に示されるように、燃料極シール部材13aは、MEA12と反対側の面に形成された嵌合部としての燃料極側嵌合部14aを備える。燃料極シール部材13aにおけるMEA12と反対側の面には、MEA12と反対方向に突出する突出部17aが形成され、該突出部17aの内側の側面が燃料極側嵌合部14aとして機能する。該燃料極側嵌合部14aの形状は、燃料極側コレクタ23aの外周の少なくとも一部の形状に対応する。
図に示される例において、突出部17aは、燃料極シール部材13aの四辺に沿って形成され、MEAプレート11の長手方向に延在する部分の内側の側面が、燃料極側嵌合部14aとして、対向するセパレータプレート21の燃料極側コレクタ23aにおけるセパレータプレート21の短手方向の両端最外側の側面と係合する。該側面は、燃料極側コレクタ23aの外周の一部である。つまり、MEAプレート11とセパレータプレート21とを積層する際に、MEAプレート11の短手方向両側の燃料極側嵌合部14aの間に、セパレータプレート21の短手方向の両外側における燃料極側コレクタ23aが嵌入する。これにより、MEAプレート11の燃料極12aと対向するセパレータプレート21とは、面方向におけるMEAプレート11の短手方向に関して、相互に位置決めされる。
また、図4(a)に示されるように、空気極シール部材13bは、MEA12と反対側の面に形成された嵌合部としての空気極側嵌合部14bを備える。空気極シール部材13bにおけるMEA12と反対側の面には、MEA12と反対方向に突出する突出部17bが形成され、該突出部17bの内側の側面が空気極側嵌合部14bとして機能する。該空気極側嵌合部14bの形状は、空気極側コレクタ23bの外周の少なくとも一部の形状に対応する。
図に示される例において、突出部17bは、MEAプレート11の長手方向両側の燃料ガス通路孔15bの周囲の部分に形成され、MEAプレート11の短手方向に延在する部分の内側の側面が、空気極側嵌合部14bとして、対向するセパレータプレート21の空気極側コレクタ23bにおけるセパレータプレート21の長手方向の両端最外側の側面と係合する。該側面は、空気極側コレクタ23bの外周の一部である。つまり、MEAプレート11とセパレータプレート21とを積層する際に、MEAプレート11の長手方向両側の空気極側嵌合部14bの間に、セパレータプレート21の長手方向の両外側における空気極側コレクタ23aが嵌入する。これにより、MEAプレート11の空気極12bと対向するセパレータプレート21とは、面方向におけるMEAプレート11の長手方向に関して、相互に位置決めされる。
このように、本実施の形態においては、MEA12の外周にシール部材13が一体的に接続され、該シール部材13には燃料極側嵌合部14a及び空気極側嵌合部14bが形成されている。そして、MEAプレート11とセパレータプレート21とを積層する際に、前記燃料極側嵌合部14a及び空気極側嵌合部14bが対向するセパレータプレート21の燃料極側コレクタ23a及び空気極側コレクタ23bの外周の一部と嵌合する。
これにより、MEAプレート11とセパレータプレート21との面方向の位置決めが正確に行われる。したがって、ガイド部材を別途配設しなくても、MEAプレート11、セパレータプレート21、及び、MEA12に接続されたシール部材13の相互の位置決めを正確に行うことができる。
そのため、MEAプレート11とセパレータプレート21とを積層して構成された燃料電池スタック10の両側から積層方向に締付荷重を付与しても、MEA12、セパレータプレート21及びシール部材13がガイド部材等に接触することがないので、MEAプレート11及びセパレータプレート21の一部に応力集中が生じることがない。したがって、MEAプレート11及びセパレータプレート21の各部に適正な締付荷重が付与される。その結果、MEA12における固体高分子電解質膜と燃料極12a及び空気極12bとが密着するので、活性化分極及び抵抗分極が抑制され、燃料電池としての性能が高くなる。また、シール部材13は、過度な締付荷重を受けて過度に変形することがないので、へたることがなく、耐久性が向上する。
さらに、隣接するMEAプレート11とセパレータプレート21との面方向の位置決めが容易に行われるので、多数のMEAプレート11及びセパレータプレート21を積層して燃料電池スタック10を構成する作業を容易に行うことができる。
なお、本実施の形態においては、MEA12の燃料極12a及び空気極12bの形状が長方形であるとともに、燃料極シール部材13aの開口16a及び空気極シール部材13bの開口16bの形状も、燃料極12a及び空気極12bに対応して、長方形である場合について説明したが、燃料極12a及び空気極12bの形状及びそれに対応する開口16a及び開口16bの形状は、適宜、変更することができる。例えば、燃料極12a及びそれに対応する燃料極シール部材13aの開口16aの形状と、空気極12b及びそれに対応する空気極シール部材13bの開口16bの形状とを相違させてもよい。つまり、例えば、燃料極12a及びそれに対応する燃料極シール部材13aの開口16aの形状を長方形とし、一方、空気極12b及びそれに対応する空気極シール部材13bの開口16bの形状を、長方形の四辺のうちの一辺を傾斜させた形状としてもよいし、長方形でなく台形としてもよいし、長方形の四角のうちの一角に切り欠きを形成してもよい。
これにより、MEA12とシール部材13とを接続する際に、誤ってMEA12の燃料極12a側に空気極シール部材13bを配設し、MEA12の空気極12b側に燃料極シール部材13aを配設してしまうようなことがない。つまり、MEA12の周縁に燃料極シール部材13a及び空気極シール部材13bと一体的に接続するために、MEA12、燃料極シール部材13a及び空気極シール部材13bを積層する際に、MEA12の表裏、すなわち、天地を間違えることがない。また、MEAプレート11とセパレータプレート21とを積層する際にも、MEAプレート11の表裏、すなわち、天地を間違えることがなく、さらに、セパレータプレート21の表裏、すなわち、天地を間違えることがない。
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。なお、第1の実施の形態と同じ構造を有するものについては、同じ符号を付与することによってその説明を省略する。また、前記第1の実施の形態と同じ動作及び同じ効果についても、その説明を省略する。
図5は本発明の第2の実施の形態におけるMEAプレートの構成を示す図である。なお、図において、(a)は燃料極側の面を示す平面図、(b)は空気極側の面を示す平面図、(c)は(b)のF−F矢視断面図であってセパレータプレートを積層した状態を示す図である。
本実施の形態においては、シール部材13の嵌合部である燃料極側嵌合部14a及び空気極側嵌合部14bに突起部18a及び突起部18bが、それぞれ、形成されている。
図5(a)に示されるように、燃料極シール部材13aの燃料極側嵌合部14aとしての突出部17aの内側の側面には、内方へ向けて突出する突起部18aが一体的に形成されている。図に示される例においては、各側面に2つずつの突起部18aが形成されているが、該突起部18aの数は任意に設定することができる。もっとも、各側面に2つ以上ずつ形成されることが望ましい。
また、図5(b)に示されるように、空気極シール部材13bの空気極側嵌合部14bとしての突出部17bの内側の側面には、内方へ向けて突出する突起部18bが一体的に形成されている。図に示される例においては、各側面に2つずつの突起部18bが形成されているが、突起部18bの数は任意に設定することができる。もっとも、各側面に2つ以上ずつ形成されることが望ましい。
そして、図5(c)に示されるように、MEAプレート11とセパレータプレート21とを積層すると、突起部18bの先端が、対向するセパレータプレート21の空気極側コレクタ23bにおけるセパレータプレート21の長手方向の両端最外側の側面と係合する。つまり、空気極シール部材13bと空気極側コレクタ23bとの干渉を最小限にすることができる。そのため、MEAプレート11とセパレータプレート21とを積層する際に、仮に、MEAプレート11とセパレータプレート21の空気極側コレクタ23bとの間に空気極シール部材13bが挟み込まれてしまうことがあっても、該空気極シール部材13bの微少な部分である突起部18bのみが挟み込まれるだけなので、MEAプレート11やセパレータプレート21に大きな応力が生じることがない。したがって、MEAプレート11やセパレータプレート21が損傷を受けることがない。さらに、空気極シール部材13bの大部分も損傷を受けることがない。
また、図示されていないが、MEAプレート11とセパレータプレート21とを積層すると、突起部18aの先端も、対向するセパレータプレート21の燃料極側コレクタ23aにおけるセパレータプレート21の短手方向の両端最外側の側面と係合する。つまり、燃料極シール部材13aと燃料極側コレクタ23aとの干渉を最小限にすることができる。そのため、MEAプレート11とセパレータプレート21とを積層する際に、仮に、MEAプレート11とセパレータプレート21の燃料極側コレクタ23aとの間に燃料極シール部材13aが挟み込まれてしまうことがあっても、該燃料極シール部材13aの微少な部分である突起部18aのみが挟み込まれるだけなので、MEAプレート11やセパレータプレート21に大きな応力が生じることがない。したがって、MEAプレート11やセパレータプレート21が損傷を受けることがない。さらに、燃料極シール部材13aの大部分も損傷を受けることがない。
このように、本実施の形態においては、シール部材13の燃料極側嵌合部14a及び空気極側嵌合部14bに突起部18a及び突起部18bが形成されている。そして、MEAプレート11とセパレータプレート21とを積層する際に、前記突起部18a及び突起部18bが対向するセパレータプレート21の燃料極側コレクタ23a及び空気極側コレクタ23bの外周の一部と嵌合する。
これにより、MEAプレート11とセパレータプレート21とを積層する際のシール部材13とセパレータプレート21との干渉を最小限にして、MEAプレート11やセパレータプレート21に生じる応力を抑制することができる。
なお、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
本発明の第1の実施の形態におけるMEAプレート及びセパレータプレートの組合せを示す図である。 本発明の第1の実施の形態における燃料電池スタックの構成を示す図である。 本発明の第1の実施の形態における燃料電池スタックの構成を示す断面図である。 本発明の第1の実施の形態におけるMEAプレート、セパレータプレート及びシール部材の組合せを示す図である。 本発明の第2の実施の形態におけるMEAプレートの構成を示す図である。
符号の説明
10 燃料電池スタック
11 MEAプレート
12 MEA
12a 燃料極
12b 空気極
13 シール部材
13a 燃料極シール部材
13b 空気極シール部材
14a 燃料極側嵌合部
14b 空気極側嵌合部
16a、16b 開口
17a、17b 突出部
18a、18b 突起部
21 セパレータプレート
23a 燃料極側コレクタ
23b 空気極側コレクタ

Claims (6)

  1. 電解質層を燃料極と酸素極とで挟持したMEAプレートが、前記燃料極に沿って燃料ガス流路に配設されるコレクタと、前記酸素極に沿って酸化剤流路に配設されるコレクタとを備えるセパレータプレートを挟んで、積層される燃料電池スタックであって、
    前記MEAプレートは、MEA及び該MEAの外周に接続されたシール部材を備え、
    該シール部材は、前記コレクタの外周の少なくとも一部と嵌合する嵌合部を備えることを特徴とする燃料電池スタック。
  2. 前記嵌合部の形状は、前記コレクタの外周の少なくとも一部の形状に対応する請求項1に記載の燃料電池スタック。
  3. 前記シール部材は、MEAと反対方向に突出する突出部を備え、該突出部の内側の側面が前記コレクタの最外側の側面の少なくとも一部と係合する請求項1又は2に記載の燃料電池スタック。
  4. 前記シール部材は、前記突出部の内側の側面から内方へ向けて突出する突起部を備える請求項3に記載の燃料電池スタック。
  5. 前記シール部材は、前記燃料極の形状に対応する形状の燃料極側の開口、及び、酸素極の形状に対応する形状の酸素極側の開口を備え、
    前記燃料極の形状と酸素極の形状とは相違する請求項1〜4のいずれか1項に記載の燃料電池スタック。
  6. 前記シール部材は、前記燃料極又は酸素極の形状に対応する形状の開口を備え、該開口は、天地いずれかの方向にのみ嵌合する請求項1〜4のいずれか1項に記載の燃料電池スタック。
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