JP2021525205A - 材料貯蔵装置及び調理器具 - Google Patents

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Abstract

本願は材料貯蔵装置及び調理器具を提供し、材料貯蔵装置は、底部に材料排出口が設けられた材料貯蔵箱と、材料貯蔵箱の底部に位置しており、かつ材料排出部位が材料排出口に近接し、回転時に軸方向に沿って材料を材料排出口に押し出すことができる押出スクリューと、材料貯蔵箱内に取り付けられ、押出スクリューの上方をカバーするように設けられ、かつ材料貯蔵箱の内壁面との間に材料を通過させるための材料通過隙間が規定されるアンチブロッキングカバーとを含み、押出スクリューの材料輸送方向に沿って、材料通過隙間における押出スクリューに対応する部分は、第1の隙間材料通過セクションと、一端が第1の隙間材料通過セクションに連結された第2の隙間材料通過セクションとを含み、かつ第1の隙間材料通過セクションの幅は、第2の隙間材料通過セクションの幅よりも小さい。本願は材料通過隙間の幅を適切に設けることにより、材料貯蔵箱内の各部位の材料降下量を調整し、さらに材料貯蔵箱の各部位の材料降下速度を制御し、材料貯蔵箱内の材料を平坦化させる効果を達成する。【選択図】図6

Description

本願は、2018年9月28日に中国特許庁に提出された、出願番号が201821586750.1であり、発明の名称が「材料貯蔵装置及び調理器具」である中国特許出願、及び2018年9月30日に中国特許庁に提出された、出願番号が201821615677.6であり、発明の名称が「材料貯蔵装置及び調理器具」である中国特許出願の優先権を主張し、その内容の全てを援用することにより本願に取り入れる。
本願は、キッチン用家電技術の分野に関し、具体的には、材料貯蔵装置及びその材料貯蔵装置を含む調理器具に関する。
現在、材料貯蔵装置の中には、材料貯蔵箱の底部に押出スクリューが設けられ、材料排出速度を向上させ、材料貯蔵箱のエッジ部位にある材料を材料排出口に押し出して排出することにより、エッジ部位にある材料が長時間更新されずにカビが発生することを防止するものがある。しかし、これにより、材料貯蔵箱内の各部位の材料降下速度が不均一になり、材料降下の均一性が低下し、材料の起伏が発生しやすくなり、その結果、センサによって材料貯蔵箱内のリアルタイムの材料量を正確に判断することができない。
上記の技術的問題の少なくとも1つを解決するために、本願の1つの目的は、材料貯蔵装置を提供する。
本願のほかの目的は、上記の材料貯蔵装置を含む調理器具を提供する。
上記の目的を達成するために、本願の第1の態様の技術的手段にて提供される材料貯蔵装置は、底部に材料を送り出す材料排出口が設けられた材料貯蔵箱と、前記材料貯蔵箱の底部に位置しており、かつ材料排出部位が前記材料排出口に近接し、回転時に軸方向に沿って材料を前記材料排出口に押し出すことができる押出スクリューと、前記材料貯蔵箱内に取り付けられ、前記押出スクリューの上方をカバーするように設けられ、かつ前記材料貯蔵箱の内壁面との間に前記材料を通過させるための材料通過隙間が規定されるアンチブロッキングカバーとを含み、前記押出スクリューの材料輸送方向に沿って、前記材料通過隙間における前記押出スクリューに対応する部分は、第1の隙間材料通過セクションと、一端が前記第1の隙間材料通過セクションに連結された第2の隙間材料通過セクションとを含み、かつ前記第1の隙間材料通過セクションの幅は、前記第2の隙間材料通過セクションの幅よりも小さい。
本願の第1の態様の技術的手段にて提供される材料貯蔵装置は、アンチブロッキングカバーを設けることにより、アンチブロッキングカバーと材料貯蔵箱の内壁面との間の材料通過隙間を使用して大粒子材料を濾過し、大きな粒の穀物の誤注入による材料輸送パイプの詰まり又は動作不良の現象を防止することができ、また、材料通過隙間の幅を適切に設けることにより、さらに材料貯蔵箱内の各部位の材料降下量を調整することができ、さらに材料貯蔵箱の各部位の材料降下速度を制御し、各部位の材料降下速度を一致させ、さらに材料貯蔵箱内の材料を平坦化させ、それによりセンサによって材料貯蔵箱内のリアルタイムの材料量を検出する精度を向上させる。
具体的には、材料貯蔵箱内の材料は、材料通過隙間を介してアンチブロッキングカバーの下方に達し、次に押出スクリューの押し出しによって材料排出口に達して排出される必要があるため、各部位での材料通過隙間の幅は、各部位での材料降下量に影響を与え、幅が大きいほど、該部位での材料降下量が多くなり、材料降下速度が速くなり、逆に、幅が小さいほど、該部位での材料降下量が少なくなり、材料降下速度が遅くなる。押出スクリューは、その軸方向に沿って材料を材料排出口に押し出すように作動するため、すなわち、第1の隙間材料通過セクションにある材料は、第2の隙間材料通過セクションに輸送され、その後、材料排出口から排出されるため、第1の隙間材料通過セクションにある材料は、その上方の材料の落下によってのみ補給でき、第2の隙間材料通過セクションにある材料は、第1の隙間材料通過セクションから横方向に輸送された材料によって補給される。したがって、隙間の幅が等しい場合、第1の隙間材料通過セクションがある位置での材料降下速度は、第2の隙間材料通過セクションがある位置での材料降下速度より速く、押出スクリューの上方エリアでの材料降下が不均一になり、材料が平坦でなくなる。したがって、第1の隙間材料通過セクションの幅を第2の隙間材料通過セクションの幅よりも小さいようにすることで、第1の隙間材料通過セクションがある位置での材料降下量を適切に削減でき、さらに第1の隙間材料通過セクションがある位置での材料降下速度と、第2の隙間材料通過セクションがある位置での材料降下速度が等しくなるようにし、押出スクリューの上方エリアでの材料降下の均一性を効果的に向上させ、センサによって材料貯蔵箱内のリアルタイムの材料量を正確に判断するのに役立つ。
また、本願にて提供される上記技術的手段の材料貯蔵装置は、さらに以下のような付加的な技術的特徴を有してもよい。
上記技術的手段において、前記材料貯蔵装置は、前記材料貯蔵箱の底部に設けられ、かつ前記材料排出口に対応しており、上方の材料を下へ向かって前記材料排出口まで送る輸送インペラーをさらに含み、前記アンチブロッキングカバーは前記輸送インペラーの上方もカバーするように設けられ、かつ前記材料通過隙間における前記輸送インペラーに対応する部分は、第3の隙間材料通過セクションとして形成され、前記第3の隙間材料通過セクションは前記第2の隙間材料通過セクションの他端に連結されている。
材料貯蔵装置は、輸送インペラーをさらに含み、輸送インペラーは、ブレードの回転によって上方の材料を下方に渡し、次に材料排出口から排出できるため、材料貯蔵箱の縦方向の材料排出を実現でき、押出スクリューを単独で設ける構造に比べ、輸送効率が高く、スクリューの回転速度と回転回数により、輸送される材料の量を正確に制御することができる。そして、輸送インペラーは材料排出口の真上に位置し、アンチブロッキングカバーは輸送インペラーの上方もカバーするように設けられ、材料貯蔵箱の内壁面との間に第3の隙間材料通過セクションが規定されるため、材料排出口の上方付近にある材料の搬出を促進することができ、それにより材料貯蔵箱内の材料排出口の上方エリアで材料が隆起する現象を和らげ、材料供給の均一性をさらに向上させる。
上記技術的手段において、前記アンチブロッキングカバーと、前記材料貯蔵箱の2つの対向する内壁面との間にそれぞれ前記材料通過隙間が規定され、2つの前記材料通過隙間の前記第3の隙間材料通過セクションを、それぞれ材料押出隙間材料通過セクションと材料降下隙間材料通過セクションとして表記したとき、前記材料押出隙間材料通過セクションにある少なくとも一部の材料は、前記輸送インペラーが回転するときに回転して前記材料降下隙間材料通過セクションまで押し出されて前記材料排出口から排出され、前記材料押出隙間材料通過セクションの幅は、前記材料降下隙間材料通過セクションの幅よりも小さい。
アンチブロッキングカバーと、材料貯蔵箱の2つの対向する内壁面との間にそれぞれ材料通過隙間が規定されるため、材料は2つの材料通過隙間から同時にアンチブロッキングカバーの下へ輸送され、それにより材料降下速度を効果的に向上させる。2つの材料通過隙間の第3の隙間材料通過セクションは、それぞれ材料押出隙間材料通過セクションと材料降下隙間材料通過セクションとして表記される。輸送インペラーは回転する時にその周方向に沿って材料を材料排出口へ押し出し、すなわち、材料押出隙間材料通過セクションにある少なくとも一部の材料は、輸送インペラーによって材料降下隙間材料通過セクションに輸送され、続いて材料排出口から排出されるため、材料押出隙間材料通過セクションに比べ、材料降下隙間材料通過セクションの材料の補給ソースは、材料押出隙間材料通過セクションからの材料の分だけ多くなる。したがって、隙間の幅が等しい場合、材料押出隙間材料通過セクションがある位置での材料降下速度は、材料降下隙間材料通過セクションがある位置での材料降下速度より速く、材料排出口の上方エリアでの材料降下が不均一になり、材料が平坦でなくなる。したがって、材料押出隙間材料通過セクションの幅を材料降下隙間材料通過セクションの幅よりも小さいようにすることで、材料押出隙間材料通過セクションがある位置での材料降下量を適切に削減でき、さらに材料押出隙間材料通過セクションがある位置での材料降下速度と、材料降下隙間材料通過セクションがある位置での材料降下速度が等しくなるようにし、材料排出口の上方エリアでの材料降下の均一性を効果的に向上させ、材料貯蔵箱内の材料の平坦度をさらに向上させ、センサによって材料貯蔵箱内のリアルタイムの材料量を判断する精度をさらに向上させる。
なお、材料押出隙間材料通過セクションと材料降下隙間材料通過セクションの具体的な位置は輸送インペラーの回転方向によって決定される。輸送インペラーが時計回りに回転するか反時計回りに回転するかに関わらず、材料押出隙間材料通過セクションと材料降下隙間材料通過セクションとの関係はいずれも次のとおりである。材料押出隙間材料通過セクションの上方にある材料は輸送インペラーの回転ブレードの間の溝内に落下し、続いて輸送インペラーにつれて上方に回転し、材料降下隙間材料通過セクションに達し、続いて重力の作用で材料排出口から自動的に排出される。
上記技術的手段において、前記材料押出隙間材料通過セクションの幅は前記第2の隙間材料通過セクションの幅よりも小さく、及び/又は、前記材料押出隙間材料通過セクションの幅は前記第1の隙間材料通過セクションの幅に等しく、及び/又は、前記材料降下隙間材料通過セクションの幅は前記第2の隙間材料通過セクションの幅に等しい。
第2の隙間材料通過セクションに比べ、材料押出隙間材料通過セクションにある材料は、材料降下隙間材料通過セクションへと回転して押し出されることも、材料排出口から直接排出されることもできるため、隙間の幅が等しい場合、材料押出隙間材料通過セクションでの材料降下速度は、第2の隙間材料通過セクションでの材料降下速度より速い。そのため、材料押出隙間材料通過セクションの幅を、第2の隙間材料通過セクションの幅よりも小さいようにすることで、第2の隙間材料通過セクションがある位置での材料降下速度を、材料押出隙間材料通過セクションがある位置での材料降下速度に等しいようにすることができ、材料貯蔵箱の各部位での材料降下の均一性をさらに向上させ、材料貯蔵箱内の材料の平坦度をさらに向上させる。
材料押出隙間材料通過セクションの幅は第1の隙間材料通過セクションの幅に等しく、第1の隙間材料通過セクションの幅が第2の隙間材料通過セクションの幅よりも小さいため、材料押出隙間材料通過セクションの幅も第2の隙間材料通過セクションの幅よりも小さく、材料貯蔵箱の各部位での材料降下の均一性を向上させるのに役立ち、材料貯蔵箱内の材料の平坦度をさらに向上させ、また製品の構造をより規則正しくし、加工や成形しやすい。当然のことながら、材料押出隙間材料通過セクションの幅は第1の隙間材料通過セクションの幅に等しくなくてもよく、実際の生産プロセスにおいて必要に応じて調整することができる。
第2の隙間材料通過セクションに比べ、材料降下隙間材料通過セクションにある材料は、材料押出隙間材料通過セクションからの材料によって補給されることも、材料排出口から迅速に排出されることもできるため、隙間の幅が等しい場合、材料降下隙間材料通過セクションでの材料降下速度と、第2の隙間材料通過セクションでの材料降下速度との差は大きくなく、そのため、材料降下隙間材料通過セクションの幅を、第2の隙間材料通過セクションの幅に等しいようにすることで、第2の隙間材料通過セクションがある位置での材料降下速度を、材料降下隙間材料通過セクションがある位置での材料降下速度にほぼ等しいようにすることができ、材料貯蔵箱の各部位での材料降下の均一性をさらに向上させ、材料貯蔵箱内の材料の平坦度をさらに向上させ、かつ材料降下隙間材料通過セクションの幅は、第2の隙間材料通過セクションの幅に等しいため、製品の構造をより規則正しくし、加工や成形しやすい。当然のことながら、材料降下隙間材料通過セクションの幅は第2の隙間材料通過セクションの幅に等しくなくてもよく、実際の生産プロセスにおいて必要に応じて調整することができる。
上記いずれかの技術的手段において、前記第1の隙間材料通過セクションと前記第2の隙間材料通過セクションは第1の移行隙間材料通過セクションを介して連結され、前記第1の移行隙間材料通過セクションの幅は前記押出スクリューの材料輸送方向に沿って徐々に広くなり、及び/又は、前記第1の隙間材料通過セクションは等幅構造であり、及び/又は、前記第2の隙間材料通過セクションは等幅構造であり、及び/又は、前記材料通過隙間の幅は5mm〜10mmの範囲にあり、及び/又は、前記材料貯蔵箱の底部は部分的に下へ窪んで材料輸送溝を形成し、前記材料排出口は前記材料輸送溝の底部に設けられ、前記材料輸送溝の両側の部位は前記材料貯蔵箱の側壁から前記材料輸送溝の位置へ傾斜して移行する案内壁として構成され、前記アンチブロッキングカバーと前記案内壁との間に前記材料通過隙間が規定される。
第1の隙間材料通過セクションと第2の隙間材料通過セクションは第1の移行隙間材料通過セクションを介して連結され、すなわち、第1の隙間材料通過セクションと第2の隙間材料通過セクションとの間に第1の移行隙間材料通過セクションがさらに設けられ、かつ第1の移行隙間材料通過セクションの幅は押出スクリューの材料輸送方向に沿って徐々に広くなり、それにより優れた移行作用を果たし、各部位の材料が重力の作用で安定して均一に落下することができ、さらに材料貯蔵箱内の各部位の材料降下の均一性を向上させ、材料貯蔵箱内の材料の平坦度をさらに向上させるのにも役立つ。
同様に、第2の隙間材料通過セクションと材料押出隙間材料通過セクションは第2の移行隙間材料通過セクションを介して連結され、すなわち、第2の隙間材料通過セクションと材料押出隙間材料通過セクションとの間に第2の移行隙間材料通過セクションがさらに設けられ、かつ第2の移行隙間材料通過セクションの幅は押出スクリューの材料輸送方向に沿って徐々に狭くなり、それにより優れた移行作用を果たし、各部位の材料が重力の作用で安定して均一に落下することができ、さらに材料貯蔵箱内の各部位の材料降下の均一性を向上させ、材料貯蔵箱内の材料の平坦度をさらに向上させるのにも役立つ。
第1の隙間材料通過セクションは等幅構造であり、製品の構造をより規則正しくし、加工や成形しやすく、かつ造形的に美しい。
同様に、第2の隙間材料通過セクションは等幅構造であり、製品の構造をより規則正しくし、加工や成形しやすく、かつ造形的に美しい。
材料通過隙間の幅を5mm〜10mmの範囲内に限定することは、ピーナッツなどの大きな粒の穀物が材料通過隙間を通過できないことを確保しつつ、優れたフィルタリング効果を果たすだけでなく、米などの小さな粒の穀物が材料通過隙間をすばやく通過できることを確保し、それにより材料降下速度を確保する。当然のことながら、材料通過隙間の幅は上記の範囲に限定されず、実際の生産プロセスにおいて必要に応じて調整することができる。
案内壁の案内作用を利用して材料輸送溝への材料の集中を促進して押出スクリューによる材料への駆動効率を向上させることができ、かつスクリューの回転を駆動するモータの運転時の振動は材料が案内壁に沿って材料輸送溝にスライドすることを促進し、材料の駆動に対する協同作用を果たし、材料が案内壁に残留する確率を低下させ、それにより残留した材料が変質して材料貯蔵箱内の材料全体の品質が低下することを回避する。
好ましくは、材料輸送溝の断面は円弧状で、押出スクリューと材料輸送溝は同心に設けられ(つまり、押出スクリューの中心軸は材料輸送溝の断面の中心軸と同一線上にある)、これにより、押出スクリューと材料輸送溝の溝壁の間の距離が短くかつ隙間を上下に均一に確保し、上部に近いほど材料輸送溝の溝壁が急峻になり(つまり、材料輸送溝の溝壁の傾斜が大きくなる)、これにより、材料輸送溝の上部にある材料が押出スクリューのネジ隙間内に自動的に滑り込むのに非常に役立つ。そのため、材料貯蔵箱内の材料の残量が相対的に少ない時に、材料輸送溝内の材料の大部分、ひいては全てがいずれも押出スクリューと接触することができ、さらに押出口に押し出され、それにより押出スクリューのネジの間に材料切れが発生する確率を大幅に低下させ、エネルギー利用率を向上させるだけでなく、材料貯蔵箱の十分かつ均一な材料降下の信頼性を向上させ、さらに材料貯蔵箱内の一部の材料が適時に更新されないことによって引き起こされるカビのリスクをさらに低減させる。
上記いずれかの技術的手段において、前記材料貯蔵箱の内壁面はストレート面であり、前記アンチブロッキングカバーにおける前記材料貯蔵箱の内壁面に近いエッジは非直線状に構成されるため、前記アンチブロッキングカバーと前記材料貯蔵箱の内壁面との間に不等幅の前記材料通過隙間が形成される。
材料貯蔵箱に比べ、アンチブロッキングカバーのサイズが小さいため、アンチブロッキングカバーの形状を改善することで、材料貯蔵箱の内壁面に近いそのエッジを非直線状に構成し、材料貯蔵箱の内壁面との間に不等幅の材料通過隙間を形成させることが容易であり、普及に適している。当然のことながら、材料貯蔵箱の形状を改善することも、材料貯蔵箱とアンチブロッキングカバーの形状を同時に改善して、不等幅の材料通過隙間を形成することもでき、上記の技術的手段によって本願の目的を達成することもでき、また、本願の設計思想及び趣旨から逸脱しないため、すべてが本願の保護範囲内にあるべきである。
上記技術的手段において、前記アンチブロッキングカバーにおける前記材料貯蔵箱の内壁面に近いエッジは折れ線状に構成される。
アンチブロッキングカバーにおける材料貯蔵箱の内壁面に近いエッジを折れ線状に構成することで、折れ線の長さや曲げ角度などを合理的に配置することにより、各隙間材料通過セクションの隙間の幅及び長さなどのサイズを調整しやすく、曲線型構造よりも折れ線状構造の方は加工製造しやすい。
上記いずれかの技術的手段において、前記押出スクリューの数は2つであり、2つの前記押出スクリューは同軸に接続され、かつ材料輸送方向は逆であり、前記材料排出口は2つの前記押出スクリューの間に位置し、一方の前記押出スクリューの一端は、2つの前記押出スクリューを同期回転させかつ材料を前記材料排出口に同時に押し出せるように、駆動装置に連結される。
押出スクリューの数は2つであり、2つの押出スクリューは同軸に接続され、かつ材料輸送方向は逆であり、材料排出口は2つの押出スクリューの間に位置し、このようにして双方向スパイラルアンローディングシステムを形成し、双方向スパイラル材料輸送を実現し、優れた輸送効果を果たす。また、2つの押出スクリューは、同期回転を実現するために1組の駆動装置(モータ+ギア伝動機構など)しか必要とせず、1組の駆動装置を省略し、製品構造を効果的に簡素化し、生産コストを節約する。
上記技術的手段において、前記第1の隙間材料通過セクションの長さと前記材料通過隙間の全長との比は0.1〜0.3の範囲内にあり、及び/又は、前記第2の隙間材料通過セクションの長さと前記材料通過隙間の全長との比は0.1〜0.3の範囲内にある。
第1の隙間材料通過セクションの長さと材料通過隙間の全長(すなわち、アンチブロッキングカバーの全長)との比を0.1〜0.3の範囲内に限定することは、第1の隙間材料通過セクション、第2の隙間材料通過セクション及び第3の隙間材料通過セクションがいずれも適切な長さを有することを確保し、材料降下速度を効果的に制御し、材料の平坦度を向上させるという効果を奏する。当然のことながら、第1の隙間材料通過セクションの長さと材料通過隙間の全長との比は上記の範囲に限定されず、実際の生産プロセスにおいて必要に応じて調整することができる。
第2の隙間材料通過セクションの長さと材料通過隙間の全長(すなわち、アンチブロッキングカバーの全長)との比を0.1〜0.3の範囲内に限定することは、第1の隙間材料通過セクション、第2の隙間材料通過セクション及び第3の隙間材料通過セクションがいずれも適切な長さを有することを確保し、材料降下速度を効果的に制御し、材料の平坦度を向上させるという効果を奏する。当然のことながら、第2の隙間材料通過セクションの長さと材料通過隙間の全長との比は上記の範囲に限定されず、実際の生産プロセスにおいて必要に応じて調整することができる。
上記いずれかの技術的手段において、前記押出スクリューのスクリュー溝の容積は、前記材料排出部位から、前記材料排出部位から離れる方向に向かって徐々に小さくなり、前記スクリュー溝の容積をVとして表記し、前記スクリュー溝と前記材料排出口との間の距離をLとして表記したとき、前記Vと前記Lは関数関係V=f(L)を満たす。
本技術的手段にて提供される材料貯蔵装置は、押出スクリューの構造を改善することで、スクリュー溝の容積を材料排出部位から、材料排出部位から離れる方向へ徐々に小さくなるようにし、すなわち、押出スクリューにより材料を押し出す方向を基準とし、スクリュー溝の容積は下流から上流へ徐々に小さくなり、スクリュー溝が収容及び押し出すことができる材料の量は上流から下流へ徐々に増加するため、上流のスクリュー溝によって押し出される材料の量は下流のスクリュー溝が実際に収容できる材料の量より小さく、下流のスクリュー溝の上部近くにある材料はスクリュー溝内に自動的に落ちて不足分を埋めるため、押出スクリューによって材料排出口に押し出される材料は、材料貯蔵箱の内壁エリアに近接する材料だけでなく、材料貯蔵箱の中央エリアの材料でもあり、それにより均一な材料供給を実現し、米箱内の材料を水平に保持し、材料が隆起する現象を効果的に和らげ、検出装置が材料貯蔵箱内のリアルタイムの材料量を判断する精度を向上させる。言い換えると、スクリュー溝の容積は押出スクリューの材料輸送方向に沿って徐々に増加するため、材料貯蔵箱内の材料を材料輸送方向に沿って押出スクリュー内に連続的に補給する必要があり、これは押出スクリューの材料輸送方向における材料の質量流量を徐々に増加させ、さらに米粒の高さ全体が均一に低くなり、材料の高さの均一性を確保する。
また、スクリュー溝の容積Vは下流から上流へ徐々に小さくなるため、すなわち、スクリュー溝と材料排出口との間の距離Lが大きくなるにつれて、スクリュー溝の容積Vは徐々に小さくなり、VはLと負の相関にある。また、スクリュー溝の容積Vはスクリュー溝と材料排出口との間の距離Lと関数関係を満たすため、これにより、VとLとの正確な対応が確保されるため、スクリュー溝と材料排出口との間の距離Lを決めれば、スクリュー溝の容積Vの正確な値を得ることができ、スクリュー溝の容積Vが(材料排出部位から、材料排出部位から離れる方向に向かって)徐々に小さくなる程度を正確に制御し、材料貯蔵箱底部の各部位の横方向材料輸送及び縦方向重力による材料落下の総合的作用がより均一になり、それにより材料貯蔵箱の材料供給の均一性をより向上させ、材料貯蔵箱内の材料の平坦度をより向上させる。さらに、デザイナーが関数関係に従って押出スクリューの具体的な構造をすばやく設計しやすく、設計サイクルを短縮し、さらに製品の生産サイクルを短縮する。
VとLの具体的な関数関係は、製品の具体的な構造と具体的な用途に応じて調整でき、1次関数、2次関数、3次関数、4次関数などであってもよく、ここでは限定されない。
上記技術的手段において、前記材料排出部位から、前記材料排出部位から離れる方向に向かって、前記押出スクリューのネジピッチは変わらず、前記スクリュー溝の深さは徐々に小さくなり、前記スクリュー溝の深さをHとして表記したとき、前記Hと前記Lは関数関係L=f(H)を満たす。
前記材料排出部位から、前記材料排出部位から離れる方向に向かって、押出スクリューのスクリュー溝の深さは徐々に小さくなり、押出スクリューのネジピッチは変わらず、すなわち、押出スクリューにより材料を押し出す方向を基準とし、押出スクリューのスクリュー溝の深さは上流から下流へ徐々に大きくなり、押出スクリューのネジピッチは上流から下流へ変わらない。これにより、一方では、押出スクリューの構造を相対的に規則正しくし、従来のスクリューに比べ、スクリュー溝の深さを変えればよく、加工や成形しやすく、他方では、各スクリュー溝の容積が勾配変化を形成することができ、ネジピッチとスクリュー溝の深さが同時に変化することにより過度の差異が生じたり、制御しにくくなったりすることはなく、材料供給の均一性をさらに向上させる。
押出スクリューのスクリュー溝の深さは上流から下流へ徐々に大きくなるため、すなわち、スクリュー溝と材料排出口との間の距離Lが小さくなるにつれて、スクリュー溝の深さHは徐々に大きくなるため、HはLと負の相関にある。スクリュー溝の容積は、スクリュー溝の等価断面積にネジピッチを掛けたものに等しいため、ネジピッチが変わらない場合、スクリュー溝の容積とスクリュー溝の等価断面積は、1次関数関係を満たす。スクリュー溝は環状であるため、スクリュー溝の等価断面積とスクリュー溝の深さは関数関係を満たし、それによりスクリュー溝の深さHと、スクリュー溝と材料排出口との間の距離Lも関数関係を満たす。これにより、HとLとの正確な対応が確保されるため、スクリュー溝と材料排出口との間の距離Lを決めれば、スクリュー溝の深さHの正確な値を得ることができ、スクリュー溝の深さHが(材料排出部位から、材料排出部位から離れる方向に向かって)徐々に小さくなる程度を正確に制御できる。スクリュー溝の深さHは押出スクリューのより直感的なサイズ特徴であるため、それにより、デザイナーが関数関係に従って押出スクリューの具体的な構造をすばやく設計しやすく、設計サイクルのさらなる短縮、ひいては製品の生産サイクルのさらなる短縮を図る。
さらに、スクリュー溝の深さHは、押出スクリューのネジ外径(d1として表記する)とスクリューの軸径(d2として表記する)の差の半分に等しく、すなわち、H=(d1−d2)/2であるため、ネジ外径が変わらない場合、スクリュー軸の半径R2(R2=d2÷2=d1/2−H)とLも関数関係を満たす。スクリュー軸の半径R2は押出スクリューのより直感的なサイズ特徴でもあるため、それにより、デザイナーが関数関係に従って押出スクリューの具体的な構造をすばやく設計しやすく、また、HはLと負の相関にあるため、R2はLと正の相関にあり、すなわち、Lの増加につれて、R2も徐々に大きくなる。
当然のことながら、スクリュー溝の容積はスクリュー溝の深さとネジピッチとで決定されるため、スクリュー溝の容積変化は、ネジピッチを変えるだけ、又はスクリュー溝の深さとネジピッチを同時に変えることによって実現でき、上記の技術的手段はいずれも本願の目的を実現することができ、かついずれも本願の設計思想及び趣旨から逸脱しないため、すべてが本願の保護範囲内にあるべきである。
なお、スクリュー溝は立体構造であり、一定の長さを有するため、1つのスクリュー溝の押出スクリューの軸方向に沿った深さは必ずしも完全に同じではなく、変化があってもよく、またスクリュー溝自体の深さが大きく異なることがなく、かつ当該技術的手段におけるネジピッチが変わらず、すなわち各スクリュー溝の長さが同じであるため、各スクリュー溝の同じ部位の深さを該スクリュー溝の深さとして定義する(例えばスクリュー溝の上流端の深さ、又はスクリュー溝の下流端の深さ又はスクリュー溝の中央の深さを定義する)ことができ、このように、スクリュー溝の等価断面積が材料排出口との距離の大きさに応じて変化することを相対的に正確に確保することができ、また押出スクリューの設計の難易度を低下させることができる。
上記技術的手段において、前記Hと前記Lは、1次関数関係L=k×H+Cを満たし、ここで、前記kと前記Cは定数であり、かつ前記kは0に等しくなく、又は、前記Hと前記Lは、2次関数関係L=a×H+b×H+cを満たし、ここで、前記a、前記b及び前記cは定数であり、かつ前記aは0に等しくなく、又は、前記Hと前記Lは、3次関数関係L=a×H+b×H+c×H+dを満たし、ここで、前記a、前記b、前記c及び前記dは定数であり、かつ前記aは0に等しくなく、又は、前記Hと前記Lは、1次関数関係H=k×L+Cを満たし、ここで、前記kと前記Cは定数であり、かつ前記kは0に等しくなく、又は、前記Hと前記Lは、2次関数関係H=a×L+b×L+cを満たし、ここで、前記a、前記b及び前記cは定数であり、かつ前記aは0に等しくなく、又は、前記Hと前記Lは、3次関数関係H=a×L+b×L+c×L+dを満たし、ここで、前記a、前記b、前記c及び前記dは定数であり、かつ前記aは0に等しくない。
L=k×H+C、すなわち、HとLは1次関数関係を満たし、HはLとともに線形に変化し、これにより押出スクリューの構造をより規則正しくし、加工や成形しやすい。理解できるように、L>0、H>0、かつ、LはHと負の相関にあるため、定数k<0、定数C>0である。
L=a×H+b×H+c、すなわち、HとLは2次関数関係を満たし、HはLとともに非線形に変化する。上述のように、スクリュー溝の容積VとLは関数関係V=f(L)を満たし、ネジピッチが変わらない場合、スクリュー溝の容積とスクリュー溝の等価断面積との間は1次関数関係を満たし、スクリュー溝の等価断面積とスクリュー溝の深さの2乗Hとの間は1次関数関係を満たすため、スクリュー溝の深さの2乗Hと、スクリュー溝と材料排出口との間の距離Lは関数関係を満たす。したがって、VとLが1次関数関係を満たす場合、HとLは2次関数関係を満たし、より正確であり、均一な材料供給により役立つ。理解できるように、L>0、H>0、かつ、LはHと負の相関にあるため、定数a<0、定数c>0、定数bの大きさは限定されない。
L=a×H+b×H+c×H+d、すなわち、HとLは3次関数関係を満たし、HもLとともに非線形に変化し、HとLの正確な対応する変化も実現し、均一な材料供給にも役立つ。理解できるように、L>0、H>0、かつ、LはHと負の相関にあり、3次関数のグラフは変化が多いため、該関数はカルテシアン座標系の第1象限において単調に低下する部分があればよく、定数a、b、c、dの大きさは特に限定されない。
H=k×L+C、すなわち、LとHは1次関数関係を満たし、HはLとともに線形に変化し、これにより押出スクリューの構造をより規則正しくし、加工や成形しやすい。理解できるように、H>0、L>0、かつ、HはLと負の相関にあるため、定数k<0、定数C>0である。
H=a×L+b×L+c、すなわち、LとHは2次関数関係を満たし、HはLとともに非線形に変化する。上述のように、スクリュー溝の容積VとHは関数関係V=f(H)を満たし、ネジピッチが変わらない場合、スクリュー溝の容積とスクリュー溝の等価断面積との間は1次関数関係を満たし、スクリュー溝の等価断面積とスクリュー溝の深さの2乗Hとの間は1次関数関係を満たすため、スクリュー溝の深さの2乗Hと、スクリュー溝と材料排出口との間の距離Lは関数関係を満たす。したがって、VとLが1次関数関係を満たす場合、HとLは2次関数関係を満たし、より正確であり、均一な材料供給により役立つ。理解できるように、H>0、L>0、かつ、HはLと負の相関にあるため、定数a<0、定数c>0、定数bの大きさは限定されない。
H=a×L+b×L+c×L+d、すなわち、HとLは3次関数関係を満たし、HもLとともに非線形に変化し、HとLの正確な対応する変化も実現し、均一な材料供給にも役立つ。理解できるように、L>0、H>0、かつ、LはHと負の相関にあり、3次関数のグラフは変化が多いため、該関数はカルテシアン座標系の第1象限において単調に低下する部分があればよく、定数a、b、c、dの大きさは特に限定されない。
なお、材料貯蔵箱によって、具体的な構造及び材質に違いがあり、材料貯蔵箱内に収容される材料の種類も多種多様であり、したがって材料貯蔵箱内の各所における材料に対する抵抗にも違いがある。このため、材料貯蔵箱内の各部位の材料降下速度に影響を与える要因は全く同じではなく、したがって、VとLは、1次関数関係を満たす場合もあり、2次関数関係、3次関数関係、4次関数関係などの関係を満たす場合もあり、具体的な関数関係も異なる場合がある。したがって、押出スクリューの具体的な形状は、上記の関数関係に限定されず、実際の生産プロセスにおいては、具体的な製品に応じて適切に設計することができ、また、上記の関数における各定数の具体的な値も、具体的な製品に応じて調整できる。
上記技術的手段において、前記材料排出部位から、前記材料排出部位から離れる方向に向かって、前記スクリュー溝のネジ深さは変わらず、前記押出スクリューのネジピッチは徐々に小さくなり、前記押出スクリューのネジピッチをSとして表記したとき、前記Sと前記Lは関数関係S=f(L)を満たす。
材料排出部位から、材料排出部位から離れる方向に向かって、押出スクリューのネジ深さは変わらず、ネジピッチは徐々に小さくなり、すなわち、押出スクリューにより材料を押し出す方向を基準とし、ネジピッチは下流から上流へ徐々に小さくなり、スクリュー溝の深さは変わらないため、このように、スクリュー溝の容積が上流から下流へ徐々に増加し、さらに均一な材料供給を実現するという目的を達成し、また、該解決手段は押出スクリューの構造を相対的に規則正しくし、加工や成形しやすく、かつ各スクリュー溝の容積が勾配変化を形成することができ、ネジピッチとスクリュー溝の深さが同時に変化することにより過度の差異が生じたり、制御しにくくなったりすることはなく、材料供給の均一性をさらに向上させる。
押出スクリューのネジピッチは下流から上流へ徐々に小さくなり、すなわち、スクリュー溝と材料排出口との間の距離Lが大きいほど、ネジピッチSは小さくなるため、SはLと負の相関にあり、上述のように、スクリュー溝の容積は、スクリュー溝の等価断面積にネジピッチを掛けたものに等しいため、スクリュー溝の深さが変わらない場合、スクリュー溝の等価断面積は変わらず、スクリュー溝の容積とネジピッチは1次関数関係を満たすため、ネジピッチSと、スクリュー溝と材料排出口との間の距離Lも関数関係を満たす。これにより、SとLとの正確な対応が確保されるため、スクリュー溝と材料排出口との間の距離Lを決めれば、ネジピッチSの正確な値を得ることができ、ネジピッチSが(材料排出部位から、材料排出部位から離れる方向に向かって)徐々に小さくなる程度を正確に制御できる。ネジピッチSは押出スクリューのより直感的なサイズ特徴であるため、さらに、デザイナーが関数関係に従って押出スクリューの具体的な構造をすばやく設計しやすく、設計サイクルのさらなる短縮、ひいては製品の生産サイクルのさらなる短縮を図る。
上記技術的手段において、前記Sと前記Lは、1次関数関係S=k×L+Cを満たし、ここで、前記kと前記Cは定数であり、かつ前記kは0に等しくなく、又は、前記Sと前記Lは、2次関数関係S=a×L+b×L+cを満たし、ここで、前記a、前記b及び前記cは定数であり、かつ前記aは0に等しくなく、又は、前記Sと前記Lは、3次関数関係S=a×L+b×L+c×L+dを満たし、ここで、前記a、前記b、前記c及び前記dは定数であり、かつ前記aは0に等しくない。
S=k×L+C、すなわち、SとLは1次関数関係を満たし、SはLとともに線形に変化し、これにより押出スクリューの構造をより規則正しくし、加工や成形しやすい。上述のように、スクリュー溝の容積VとLは関数関係V=f(L)を満たし、スクリュー溝の深さが変わらない場合、スクリュー溝の容積とネジピッチは1次関数関係を満たし、ネジピッチSはスクリュー溝と材料排出口との間の距離Lと関数関係を満たす。したがって、VとLが1次関数関係を満たす場合、SとLは1次関数関係を満たし、より正確であり、均一な材料供給により役立つ。理解できるように、L>0、S>0、かつ、SはLと負の相関にあるため、定数k<0、定数C>0である。
S=a×L+b×L+c、すなわち、SとLは2次関数関係を満たし、SはLとともに非線形に変化し、SとLの正確な対応する変化も実現し、均一な材料供給にも役立つ。理解できるように、L>0、S>0、かつ、SはLと負の相関にあるため、定数a<0、定数c>0、定数bの大きさは限定されない。
S=a×L+b×L+c×L+d、すなわち、SとLは3次関数関係を満たし、SはLとともに非線形に変化し、SとLの正確な対応する変化も実現し、均一な材料供給にも役立つ。理解できるように、L>0、S>0、かつ、SはLと負の相関にあり、3次関数のグラフは変化が多いため、該関数はカルテシアン座標系の第1象限において単調に低下する部分があればよく、定数a、b、c、dの大きさは特に限定されない。
上記いずれかの技術的手段において、前記材料排出部位から、前記材料排出部位から離れる方向に向かって、前記押出スクリューのネジ外径は変わらず、及び/又は、前記材料貯蔵装置は、前記材料貯蔵箱の底部に設けられ、かつ前記材料排出口に対応しており、上方の材料を下へ向かって前記材料排出口まで送る輸送インペラーをさらに含み、及び/又は、前記材料貯蔵装置は、下向きに開いた円弧面と下側の平面によって囲まれて形成される円弧状の材料輸送キャビティをさらに含み、前記円弧状の材料輸送キャビティが前記材料排出口を介して前記材料貯蔵箱と連通しているように、前記材料排出口は前記円弧面まで滑らかに延びている。
押出スクリューのネジ外径は変わらないため、押出スクリューの構造をより規則正しくし、加工や成形しやすく、取り付けやすく、材料貯蔵箱に対する形状要求が緩和され、取り付けやすく、かつ押出スクリューと材料貯蔵箱の内壁面との間の距離は変わらず、さらに材料降下速度がほぼ均一であることを確保する。さらに、ネジピッチが変わらずスクリュー溝の深さが変化する上記の解決手段については、スクリューの軸径を変更すればよく、スクリュー溝の深さが変わらずネジピッチが変化する上記の解決手段については、ネジの位置を変更すればよい。
材料貯蔵装置は、輸送インペラーをさらに含み、輸送インペラーは、ブレードの回転によって上方にある材料を下方に渡し、次に材料排出口から排出できるため、材料貯蔵箱の縦方向の材料排出を実現でき、押出スクリューを単独で設ける構造に比べ、輸送効率が高く、スクリューの回転速度と回転回数により、輸送される材料の量を正確に制御することができる。そして、輸送インペラーは材料排出口の真上に位置するため、材料排出口の上方付近にある材料の搬出を促進することができ、それにより材料貯蔵箱の中央エリアで材料が隆起する現象を和らげ、材料供給の均一性をさらに向上させる。
さらに、輸送インペラーは押出スクリューと同軸に接続され、このようにすれば押出スクリューと同じ駆動装置により連動制御を実現できる。当然のことながら、押出スクリューと異なる駆動装置を用いてそれぞれ制御してもよい。好ましくは、輸送インペラーは第1のスクリューと第2のスクリューとの間の接続軸に嵌着される。
円弧状の材料輸送キャビティは下向きに開いた円弧面と下側の平面によって囲まれて形成され、材料貯蔵箱の底部に設けられる材料排出口は円弧面まで滑らかに延びており、それにより押出スクリューと輸送インペラーを介して材料排出口に輸送された材料は、円弧状の材料輸送キャビティに導入される。円弧状の材料輸送キャビティの一端にファンを設け、他端に開口を開けて材料供給管と連通させることにより、円弧状の材料輸送キャビティに入った材料をファンの駆動力で材料供給管に導入し、さらに材料洗浄装置内に排出して材料洗浄動作を行うことができる。
上記いずれかの技術的手段において、前記押出スクリューの数は1つであり、前記材料排出口は前記材料貯蔵箱のエッジ部位に近く、又は、前記押出スクリューの数は複数であり、複数の前記押出スクリューは前記材料排出口を中心として前記材料排出口の外側に放射状に配置され、又は、前記押出スクリューは、一端が前記材料貯蔵箱の一方側の内壁に接続され、他端が前記材料排出口に近接して設けられる第1のスクリューと、前記第1のスクリューと同軸に設けられ、かつ前記第1のスクリューのネジ設置方向と逆であり、一端が前記材料貯蔵箱の他方側の内壁に接続され、他端が前記材料排出口に近接して設けられる第2のスクリューと、前記材料排出口の上方に対応して設けられ、前記第1のスクリューと前記第2のスクリューを同期回転させるように前記第1のスクリューの他端と前記第2のスクリューの他端にそれぞれ固定的に接続される接続軸と、を含む。
押出スクリューを1つだけ設け、それに応じて、材料排出口が材料貯蔵箱のエッジ部位に近接することで、材料供給の均一性を向上させた上で、部材の数を簡略化でき、製品構造を簡略化させ、生産コストを節約するのに役立つ。
複数の押出スクリューを設け、複数の押出スクリューは材料排出口を中心として材料排出口の外側に放射状に配置され、したがって複数の押出スクリューは材料貯蔵箱の複数の部位にある材料を同時に押し出すことができ、さらに材料供給速度を顕著に向上させる。
押出スクリューは第1のスクリュー、接続軸及び第2のスクリューが順次固定的に接続されて形成されることにより、接続軸が位置するエリアは押出スクリューの材料排出部位であり、押出スクリューの材料排出部位及び材料貯蔵箱の材料排出口を中央エリアに設けやすく、材料供給の均一性をさらに向上させる。また、第1のスクリューと第2のスクリューに逆方向のネジが設けられ、第1のスクリューと第2のスクリューは同じ駆動装置を共用して駆動することができ、かつ回転するプロセスにおいて外側端の材料を材料排出口にそれぞれ同期して押し出すことができ、モータの使用量を効果的に節約し、製品構成部材を簡素化し、製品コストを低減させ、かつ双方向スパイラルアンローディングシステムを形成し、従来の米倉は斜度により重力を利用して材料の排出を実現することに比べ、材料貯蔵箱内の材料が局所的に残留しないことを実現し、それにより残留材料の変質による材料貯蔵箱内の材料の全体的な品質低下の問題を避けることができる。また、押出スクリューを利用して材料貯蔵箱内の底部に位置する材料を材料排出口に押し出して排出し、材料貯蔵箱の底部に位置する保存時間が長い材料を優先的に排出することができ、このように時系列に従って材料貯蔵箱内の材料を更新することを実現し、材料貯蔵箱内の材料の全体品質を向上させる。また、第1のスクリュー、第2のスクリュー及び接続軸は固定的に組み立てて製造されてもよく、又は一体成形によって製造されてもよい。
上記いずれかの技術的手段において、前記材料貯蔵装置は、前記押出スクリューに対応して接続され、前記押出スクリューを駆動して回転させるための駆動装置をさらに含む。
当該技術的手段において、駆動装置を設けることにより、押出スクリューの制御可能な自動回転を実現し、輸送する材料の量に基づいて輸送速度を決定することができ、それにより輸送効率を向上させるのに役立つ。
上記技術的手段において、前記駆動装置はモータを含み、前記モータの出力軸は前記押出スクリューと同軸に接続される。又は、前記駆動装置はモータと前記モータの出力軸に接続されたギア伝動機構とを含み、前記ギア伝動機構は前記押出スクリューに接続される。
駆動装置はモータを含み、モータの出力軸は押出スクリューと同軸に接続される。すなわち、モータが押出スクリューを直接駆動して回転させ、動力伝達効率が高く、必要な部品数が少ないため、製品構造を簡素化し、コストを節約するのに役立つ。
又は、駆動装置はモータとギア伝動機構とを含み、ギア伝動機構は押出スクリューに接続される。すなわち、モータはギア伝動機構を介して押出スクリューを間接的に駆動して回転させ、ギア伝動機構はスピードアップを実現することができ、モータのエネルギー消費量を削減するのに役立ち、かつ製品の構造に基づいてモータの位置を適切に配置するのに役立つ。
さらに、前述した技術的手段における押出スクリューは第1のスクリュー、第2のスクリュー及び接続軸を含むという技術的手段については、モータ又はギア伝動機構は第1のスクリュー又は第2のスクリューに連結され、押出スクリューの数が複数であるという技術的手段については、駆動装置の数も複数であり、各押出スクリューをそれぞれ駆動する。
本願の第2の態様による技術的手段にて提供される調理器具は、調理本体と、材料排出口が前記調理本体の内部スペースと連通可能である第1の態様に係る技術的手段のいずれか一項に記載の材料貯蔵装置と、を含む。
本願の第2の態様の技術的手段にて提供される調理器具は、第1の態様の技術的手段のいずれか一項に記載の材料貯蔵装置を含むため、上記の技術的手段のいずれかが有するすべての有益な効果を有し、ここでは繰り返さない。
調理本体の内部スペースについては特に限定されず、例えば、上蓋内の洗浄キャビティであってもよく、材料を洗浄キャビティに送って洗浄する。または内鍋であってもよく、材料を内鍋に送って洗浄又は調理する。
上記技術的手段において、前記調理器具は電気炊飯器である。
当然のことながら、電気炊飯器に限定されず、電気圧力鍋、スロークッカー、電気蒸し鍋、電気煮込み鍋、豆乳機などであってもよい。
本願の第2の態様による技術的手段にて提供される調理器具は、調理本体と、材料排出口が前記調理本体の内部スペースと連通可能である第1の態様に係る技術的手段のいずれか一項に記載の材料貯蔵装置と、を含む。
本願の第2の態様の技術的手段にて提供される調理器具は、第1の態様の技術的手段のいずれか一項に記載の材料貯蔵装置を含むため、上記の技術的手段のいずれかが有するすべての有益な効果を有し、ここでは繰り返さない。
調理本体の内部スペースについては特に限定されず、例えば、上蓋内の洗浄キャビティであってもよく、材料を洗浄キャビティに送って洗浄する。または内鍋であってもよく、材料を内鍋に送って洗浄又は調理する。
具体的には、材料貯蔵箱の下方に、例えば材料排出口に連通している中継キャビティ及び中継キャビティに連通している材料輸送パイプである材料輸送機構が設けられ、材料貯蔵箱内の材料はまず中継キャビティ内に入り、続いて風力などの動力によって駆動されて調理本体の内部スペースに輸送される。
上記いずれかの技術的手段において、前記調理器具は電気炊飯器である。
当然のことながら、電気炊飯器に限定されず、電気圧力鍋、電気蒸し鍋、電気煮込み鍋、豆乳機などであってもよい。
本願の付加的な態様及び利点は下記の説明において明らかになるか、又は本願を実施することで理解される。
本願の上記及び/又はほかの態様及び利点は、以下の図面を参照した実施例の説明から明確になり、容易に理解することができる。
図1は、本願のいくつかの実施例に係る材料貯蔵装置の立体構造の概略図である。 図2は、図1に示される材料貯蔵装置の一視野角の断面構造の概略図である。 図3は、図1に示される材料貯蔵装置の他の視野角の断面構造の概略図である。 図4は、図3に示される材料貯蔵装置の正面構造の概略図である。 図5は、本願のいくつかの実施例に係るアンチブロッキングカバーの立体構造の概略図である。 図6は、図5に示されるアンチブロッキングカバーと材料貯蔵箱の内壁面の係合概略図である。 図7は、本願のいくつかの実施例に係る材料貯蔵装置の立体構造の概略図である。 図8は、図7に示される材料貯蔵装置の半断面構造の概略図である。 図9は、本願の一実施例に係る押出スクリュー及び輸送インペラーの断面構造の概略図である。 図10は、本願の一実施例に係る押出スクリュー及び輸送インペラーの断面構造の概略図である。 図11は、本願の一実施例に係る押出スクリュー及び輸送インペラーの断面構造の概略図である。 図12は、本願の一実施例に係る押出スクリュー及び輸送インペラーの断面構造の概略図である。 図13は、本願の一実施例に係る押出スクリュー及び輸送インペラーの断面構造の概略図である。 図14は、本願の一実施例に係る押出スクリュー及び輸送インペラーの断面構造の概略図である。
本願の上記目的、特徴及び利点をより明確に理解できるように、以下、図面及び具体的な実施形態を参照しながら本願についてさらに詳しく説明する。なお、矛盾しない限り、本願の実施例及び実施例中の特徴を組み合せすることができる。
本願を十分に理解するように、以下の説明で多くの具体的な詳細を説明するが、本願はここで説明する形態と異なる形態で実施することもできるので、本願の保護範囲は以下で開示する具体的な実施例に限定されない。
以下、図1〜図14を参照しながら本願のいくつかの実施例に係る材料貯蔵装置及び調理器具について説明する。
図1〜図6に示すように、本願の第1の態様の実施例にて提供される材料貯蔵装置は、材料貯蔵箱10と、押出スクリュー20と、アンチブロッキングカバー30と、を含む。
具体的には、図2〜図4に示すように、材料貯蔵箱10の底部に材料を送り出す材料排出口11が設けられ、押出スクリュー20は材料貯蔵箱10の底部に位置しており、かつその材料排出部位は、図2〜図4に示すように、回転時にその軸方向に沿って材料を材料排出口11に押し出すことができるように材料排出口11に近接し、図3及び図4に示すように、アンチブロッキングカバー30は材料貯蔵箱10内に取り付けられ、押出スクリュー20の上方をカバーするように設けられ、かつアンチブロッキングカバー30と材料貯蔵箱10の内壁面との間に材料を通過させるための材料通過隙間50が規定され、図6に示すように、押出スクリュー20の材料輸送方向に沿って、材料通過隙間50における押出スクリュー20に対応する部分は、第1の隙間材料通過セクション51と、一端が第1の隙間材料通過セクション51に連結された第2の隙間材料通過セクション52とを含み、かつ第1の隙間材料通過セクション51の幅D0は、第2の隙間材料通過セクション52の幅D1よりも小さい。
本願の第1の態様の実施例にて提供される材料貯蔵装置は、アンチブロッキングカバー30を設けることにより、アンチブロッキングカバー30と材料貯蔵箱10の内壁面との間の材料通過隙間50を使用して大粒子材料を濾過し、大きな粒の穀物の誤注入による材料輸送パイプの詰まり又は動作不良の現象を防止することができ、また、材料通過隙間50の幅を適切に設けることにより、さらに材料貯蔵箱10内の各部位の材料降下量を調整することができ、さらに材料貯蔵箱10の各部位の材料降下速度を制御し、各部位の材料降下速度を一致させ、さらに材料貯蔵箱10内の材料を平坦化させ、それによりセンサによって材料貯蔵箱10内のリアルタイムの材料量の検出精度を向上させる。
具体的には、材料貯蔵箱10内の材料は、材料通過隙間50を介してアンチブロッキングカバー30の下方に達し、次に押出スクリュー20の押し出しによって材料排出口11に達して排出される必要があるため、各部位での材料通過隙間50の幅は、各部位での材料降下量に影響を与え、幅が大きいほど、該部位での材料降下量が多くなり、材料降下速度が速くなり、逆に、幅が小さいほど、該部位での材料降下量が少なくなり、材料降下速度が遅くなる。押出スクリュー20は、その軸方向に沿って材料を材料排出口11に押し出すように作動する。すなわち、第1の隙間材料通過セクション51にある材料は、第2の隙間材料通過セクション52に輸送され、その後、材料排出口11から排出されるため、第1の隙間材料通過セクション51にある材料は、その上方の材料の落下によってのみ補給でき、第2の隙間材料通過セクション52にある材料は、第1の隙間材料通過セクション51から横方向に輸送された材料によって補給される。したがって、隙間の幅が等しい場合、第1の隙間材料通過セクション51がある位置での材料降下速度は、第2の隙間材料通過セクション52がある位置での材料降下速度より速く、押出スクリュー20の上方エリアでの材料降下が不均一になり、材料が平坦でなくなる。したがって、第1の隙間材料通過セクション51の幅D0を第2の隙間材料通過セクション52の幅D1よりも小さいようにすることで、第1の隙間材料通過セクション51がある位置での材料降下量を適切に削減でき、さらに第1の隙間材料通過セクション51がある位置での材料降下速度と、第2の隙間材料通過セクション52がある位置での材料降下速度が等しくなるようにし、押出スクリュー20の上方エリアでの材料降下の均一性を効果的に向上させ、センサによって材料貯蔵箱10内のリアルタイムの材料量を正確に判断するのに役立つ。
以下、いくつかの実施例を参照しながら本願にて提供される材料貯蔵装置の具体的な構造について詳細に説明する。
(実施例1)
上記実施例において、材料貯蔵装置は、図2〜図4に示すように、材料貯蔵箱10の底部に設けられ、かつ材料排出口11に対応しており、上方の材料を下へ向かって材料排出口11まで送る輸送インペラー40をさらに含み、図6に示すように、アンチブロッキングカバー30は輸送インペラー40の上方もカバーするように設けられ、かつ材料通過隙間50における輸送インペラー40に対応する部分は、第3の隙間材料通過セクション53として形成され、第3の隙間材料通過セクション53は第2の隙間材料通過セクション52の他端に連結されている。
材料貯蔵装置は、輸送インペラー40をさらに含み、輸送インペラー40は、ブレードの回転によって上方にある材料を下方に渡し、次に材料排出口11から排出できるため、材料貯蔵箱10の縦方向の材料排出を実現でき、押出スクリュー20を単独に設ける構造に比べ、輸送効率が高く、スクリューの回転速度と回転回数により、輸送される材料の量を正確に制御することができる。そして、輸送インペラー40は材料排出口11の真上に位置し、アンチブロッキングカバー30は輸送インペラー40の上方もカバーするように設けられ、材料貯蔵箱10の内壁面との間に第3の隙間材料通過セクション53が規定されるため、材料排出口11の上方付近にある材料の搬出を促進することができ、それにより材料貯蔵箱10の材料排出口11の上方エリアで材料が隆起する現象を和らげ、材料供給の均一性をさらに向上させる。
さらに、図4に示すように、アンチブロッキングカバー30と、材料貯蔵箱10の2つの対向する内壁面との間にそれぞれ材料通過隙間50が規定され、2つの材料通過隙間50の第3の隙間材料通過セクション53を、それぞれ材料押出隙間材料通過セクションと材料降下隙間材料通過セクションとして表記したとき、材料押出隙間材料通過セクションにある少なくとも一部の材料は、輸送インペラー40が回転するときに回転して材料降下隙間材料通過セクションまで押し出されて材料排出口11から排出され、材料押出隙間材料通過セクションの幅D2は、材料降下隙間材料通過セクションの幅D2よりも小さい。
アンチブロッキングカバー30と、材料貯蔵箱10の2つの対向する内壁面との間にそれぞれ材料通過隙間50が規定されるため、材料は2つの材料通過隙間50から同時にアンチブロッキングカバー30の下へ輸送され、それにより材料降下速度を効果的に向上させる。2つの材料通過隙間50の第3の隙間材料通過セクション53は、それぞれ材料押出隙間材料通過セクションと材料降下隙間材料通過セクションとして表記される。輸送インペラー40は回転する時にその周方向に沿って材料を材料排出口11へ押し出し、すなわち、材料押出隙間材料通過セクションにある少なくとも一部の材料は輸送インペラー40によって材料降下隙間材料通過セクションに輸送され、続いて材料排出口11から排出されるため、材料押出隙間材料通過セクションに比べ、材料降下隙間材料通過セクションの材料の補給ソースは、材料押出隙間材料通過セクションからの材料の分だけ多くなる。したがって、隙間の幅が等しい場合、材料押出隙間材料通過セクションがある位置での材料降下速度は、材料降下隙間材料通過セクションがある位置での材料降下速度より速く、材料排出口11の上方エリアでの材料降下が不均一になり、材料が平坦でなくなる。したがって、材料押出隙間材料通過セクションの幅D2を材料降下隙間材料通過セクションの幅D2よりも小さいようにすることで、材料押出隙間材料通過セクションがある位置での材料降下量を適切に削減でき、さらに材料押出隙間材料通過セクションがある位置での材料降下速度と、材料降下隙間材料通過セクションがある位置での材料降下速度が等しくなるようにし、材料排出口11の上方エリアでの材料降下の均一性を効果的に向上させ、材料貯蔵箱10内の材料の平坦度をさらに向上させ、センサによって材料貯蔵箱10内のリアルタイムの材料量を判断する精度をさらに向上させる。
なお、材料押出隙間材料通過セクションと材料降下隙間材料通過セクションの具体的な位置は輸送インペラー40の回転方向によって決定される。輸送インペラー40が時計回りに回転するか反時計回りに回転するかに関わらず、材料押出隙間材料通過セクションと材料降下隙間材料通過セクションとの関係はいずれも次のとおりである。材料押出隙間材料通過セクションの上方にある材料は輸送インペラー40の回転ブレードの間の溝内に落下し、続いて輸送インペラー40につれて上方に回転し、材料降下隙間材料通過セクションに達し、続いて重力の作用で材料排出口11から自動的に排出される。
さらに、材料押出隙間材料通過セクションの幅D2は第2の隙間材料通過セクション52の幅D1よりも小さい。
第2の隙間材料通過セクション52に比べ、材料押出隙間材料通過セクションにある材料は、材料降下隙間材料通過セクションへと回転して押し出されることも、材料排出口11から直接排出されることもできるため、隙間の幅が等しい場合、材料押出隙間材料通過セクションでの材料降下速度は、第2の隙間材料通過セクション52での材料降下速度より速い。そのため、材料押出隙間材料通過セクションの幅D2を、第2の隙間材料通過セクション52の幅D1よりも小さいようにすることで、第2の隙間材料通過セクション52がある位置での材料降下速度を、材料押出隙間材料通過セクションがある位置での材料降下速度に等しいようにすることができ、材料貯蔵箱10の各部位での材料降下の均一性をさらに向上させ、材料貯蔵箱10内の材料の平坦度をさらに向上させる。
好ましくは、材料押出隙間材料通過セクションの幅D2は第1の隙間材料通過セクション51の幅D0に等しい。
材料押出隙間材料通過セクションの幅D2は第1の隙間材料通過セクション51の幅D0に等しく、第1の隙間材料通過セクション51の幅D0が第2の隙間材料通過セクション52の幅D1よりも小さいため、材料押出隙間材料通過セクションの幅D2も第2の隙間材料通過セクション52の幅D1よりも小さく、材料貯蔵箱10の各部位での材料降下の均一性を向上させるのに役立ち、材料貯蔵箱10内の材料の平坦度をさらに向上させ、また製品の構造をより規則正しくし、加工や成形しやすい。当然のことながら、材料押出隙間材料通過セクションの幅D2は第1の隙間材料通過セクション51の幅D0に等しくなくてもよく、実際の生産プロセスにおいて必要に応じて調整することができる。
好ましくは、材料降下隙間材料通過セクションの幅D2は第2の隙間材料通過セクション52の幅D1に等しい。
第2の隙間材料通過セクション52に比べ、材料降下隙間材料通過セクションにある材料は、材料押出隙間材料通過セクションからの材料によって補給されることも、材料排出口11から迅速に排出されることもできるため、隙間の幅が等しい場合、材料降下隙間材料通過セクションでの材料降下速度と、第2の隙間材料通過セクション52での材料降下速度との差は大きくなく、そのため、材料降下隙間材料通過セクションの幅D2を、第2の隙間材料通過セクション52の幅D1に等しいようにすることで、第2の隙間材料通過セクション52がある位置での材料降下速度を、材料降下隙間材料通過セクションがある位置での材料降下速度にほぼ等しいようにすることができ、材料貯蔵箱10の各部位での材料降下の均一性をさらに向上させ、材料貯蔵箱10内の材料の平坦度をさらに向上させ、かつ材料降下隙間材料通過セクションの幅D2は、第2の隙間材料通過セクション52の幅D1に等しいため、製品の構造をより規則正しくし、加工や成形しやすい。当然のことながら、材料降下隙間材料通過セクションの幅D2は第2の隙間材料通過セクション52の幅D1に等しくなくてもよく、実際の生産プロセスにおいて必要に応じて調整することができる。
さらに、図6に示すように、第1の隙間材料通過セクション51と第2の隙間材料通過セクション52は第1の移行隙間材料通過セクション54によって連結され、第1の移行隙間材料通過セクション54の幅は押出スクリュー20の材料輸送方向に沿って徐々に広くなる。
第1の隙間材料通過セクション51と第2の隙間材料通過セクション52は第1の移行隙間材料通過セクション54を介して連結され、すなわち、第1の隙間材料通過セクション51と第2の隙間材料通過セクション52との間に第1の移行隙間材料通過セクション54がさらに設けられ、かつ第1の移行隙間材料通過セクション54の幅は押出スクリュー20の材料輸送方向に沿って徐々に広くなり、それにより優れた移行作用を果たし、各部位の材料が重力の作用で安定して均一に落下することができ、さらに材料貯蔵箱10内の各部位の材料降下の均一性を向上させ、材料貯蔵箱10内の材料の平坦度をさらに向上させるのにも役立つ。
同様に、図6に示すように、第2の隙間材料通過セクション52と材料押出隙間材料通過セクションは第2の移行隙間材料通過セクション55を介して連結され、すなわち、第2の隙間材料通過セクション52と材料押出隙間材料通過セクションとの間に第2の移行隙間材料通過セクション55がさらに設けられ、かつ第2の移行隙間材料通過セクション55の幅は押出スクリュー20の材料輸送方向に沿って徐々に狭くなり、それにより優れた移行作用を果たし、各部位の材料が重力の作用で安定して均一に落下することができ、さらに材料貯蔵箱10内の各部位の材料降下の均一性を向上させ、材料貯蔵箱10内の材料の平坦度をさらに向上させるのにも役立つ。
好ましくは、図6に示すように、第1の隙間材料通過セクション51は等幅構造である。
好ましくは、図6に示すように、第2の隙間材料通過セクション52は等幅構造である。
第1の隙間材料通過セクション51は等幅構造であり、製品の構造をより規則正しくし、加工や成形しやすく、かつ造形的に美しい。
同様に、第2の隙間材料通過セクション52は等幅構造であり、製品の構造をより規則正しくし、加工や成形しやすく、かつ造形的に美しい。
好ましくは、材料通過隙間50の幅は5mm〜10mmの範囲にある。
材料通過隙間50の幅を5mm〜10mmの範囲内に限定することは、ピーナッツなどの大きな粒の穀物が材料通過隙間50を通過できないことを確保しつつ、優れたフィルタリング効果を果たすだけでなく、米などの小さな粒の穀物が材料通過隙間50をすばやく通過できることを確保し、それにより材料降下速度を確保する。当然のことながら、材料通過隙間50の幅は上記の範囲に限定されず、実際の生産プロセスにおいて必要に応じて調整することができる。
(実施例2)
実施例1と異なる点は次のとおりであり、実施例1に加えて、さらに、図2〜図4に示すように、材料貯蔵箱10の底部は部分的に下へ窪んで材料輸送溝を形成し、材料排出口11は材料輸送溝の底部に設けられ、材料輸送溝の両側の部位は材料貯蔵箱10の側壁から材料輸送溝の位置へ傾斜して移行する案内壁12として構成され、アンチブロッキングカバー30と案内壁12との間に材料通過隙間50が規定される。
案内壁12の案内作用を利用して材料輸送溝への材料の集中を促進して押出スクリュー20による材料への駆動効率を向上させることができ、かつスクリューの回転を駆動するモータの運転時の振動は材料が案内壁12に沿って材料輸送溝にスライドすることを促進し、材料の駆動に対する協同作用を果たし、材料が案内壁12に残留する確率を低下させ、それにより残留した材料が変質して材料貯蔵箱10内の材料全体の品質が低下することを回避する。
好ましくは、材料輸送溝の断面は円弧状で、押出スクリュー20と材料輸送溝は同心に設けられ(つまり、押出スクリュー20の中心軸は材料輸送溝の断面の中心軸と同一線上にある)、これにより、押出スクリュー20と材料輸送溝の溝壁の間の距離が短くかつ隙間を上下に均一に確保し、上部に近いほど材料輸送溝の溝壁が急峻になり(つまり、材料輸送溝の溝壁の傾斜が大きくなる)、これにより、材料輸送溝の上部にある材料が押出スクリュー20のネジ隙間内に自動的に滑り込むのに非常に役立つ。そのため、材料貯蔵箱10内の材料の残量が相対的に少ない時に、材料輸送溝内の材料の大部分、ひいては全てがいずれも押出スクリュー20と接触することができ、さらに押出口に押し出され、それにより押出スクリュー20のネジの間に材料切れが発生する確率を大幅に低下させ、エネルギー利用率を向上させるだけでなく、材料貯蔵箱10の十分かつ均一な材料降下の信頼性を向上させ、さらに材料貯蔵箱10内の一部の材料が適時に更新されないことによって引き起こされるカビのリスクをさらに低減させる。
さらに、材料貯蔵箱10の内壁面はストレート面であり、アンチブロッキングカバー30における材料貯蔵箱10の内壁面に近いエッジは非直線状に構成されるため、図6に示すように、アンチブロッキングカバー30と材料貯蔵箱10の内壁面との間に不等幅の材料通過隙間50が形成される。
材料貯蔵箱10に比べ、アンチブロッキングカバー30のサイズが小さいため、アンチブロッキングカバー30の形状を改善することで、材料貯蔵箱10の内壁面に近いそのエッジを非直線状に構成し、材料貯蔵箱10の内壁面との間に不等幅の材料通過隙間50を形成させることが容易であり、普及に適している。当然のことながら、材料貯蔵箱10の形状を改善することも、材料貯蔵箱10とアンチブロッキングカバー30の形状を同時に改善して、不等幅の材料通過隙間50を形成することもでき、上記の実施例によって本願の目的を達成することもでき、また本願の設計思想及び趣旨から逸脱しないため、すべてが本願の保護範囲内にあるべきである。
好ましくは、図5及び図6に示すように、アンチブロッキングカバー30における材料貯蔵箱10の内壁面に近いエッジは折れ線状に構成される。
アンチブロッキングカバー30における材料貯蔵箱10の内壁面に近いエッジを折れ線状に構成することで、折れ線の長さや曲げ角度などを合理的に配置することにより、各隙間材料通過セクションの隙間の幅及び長さなどのサイズを調整しやすく、曲線型構造よりも折れ線状構造の方は加工製造しやすい。
(実施例3)
実施例2と異なる点は次のとおりであり、実施例2に加えて、さらに、押出スクリュー20の数は2つであり、2つの押出スクリュー20は同軸に接続され、かつ材料輸送方向は逆であり、材料排出口11は2つの押出スクリュー20の間に位置し、図2に示すように、一方の押出スクリュー20の一端は、2つの押出スクリュー20を同期回転させかつ材料を材料排出口11に同時に押し出すように、駆動装置60に連結される。
押出スクリュー20の数は2つであり、2つの押出スクリュー20は同軸に接続され、かつ材料輸送方向は逆であり、材料排出口11は2つの押出スクリュー20の間に位置し、このようにして双方向スパイラルアンローディングシステムを形成し、双方向スパイラル材料輸送を実現し、優れた輸送効果を果たす。また、2つの押出スクリュー20は、同期回転を実現するために1組の駆動装置60(モータ+ギア伝動機構など)しか必要とせず、1組の駆動装置60を省略し、製品構造を効果的に簡素化し、生産コストを節約する。
好ましくは、第1の隙間材料通過セクション51の長さと材料通過隙間50の全長との比は0.1〜0.3の範囲内にある。
第1の隙間材料通過セクション51の長さと材料通過隙間50の全長(すなわち、アンチブロッキングカバー30の全長)との比を0.1〜0.3の範囲内に限定することは、第1の隙間材料通過セクション51、第2の隙間材料通過セクション52及び第3の隙間材料通過セクション53がいずれも適切な長さを有することを確保し、材料降下速度を効果的に制御し、材料の平坦度を向上させるという効果を奏する。当然のことながら、第1の隙間材料通過セクション51の長さと材料通過隙間50の全長との比は上記の範囲に限定されず、実際の生産プロセスにおいて必要に応じて調整することができる。
好ましくは、第2の隙間材料通過セクション52の長さと材料通過隙間50の全長との比は0.1〜0.3の範囲内にある。
第2の隙間材料通過セクション52の長さと材料通過隙間50の全長(すなわち、アンチブロッキングカバー30の全長)との比を0.1〜0.3の範囲内に限定することは、第1の隙間材料通過セクション51、第2の隙間材料通過セクション52及び第3の隙間材料通過セクション53がいずれも適切な長さを有することを確保し、材料降下速度を効果的に制御し、材料の平坦度を向上させるという効果を奏する。当然のことながら、第2の隙間材料通過セクション52の長さと材料通過隙間50の全長との比は上記の範囲に限定されず、実際の生産プロセスにおいて必要に応じて調整することができる。
(実施例4)
上記いずれかの実施例と異なる点は、上記いずれかの実施例に加えて、さらに、押出スクリュー20のスクリュー溝の容積は、材料排出部位から、前記材料排出部位から離れる方向に向かって徐々に小さくなり、スクリュー溝の容積をVとして表記し、スクリュー溝と材料排出口11との間の距離をLとして表記したとき、VとLは関数関係V=f(L)を満たす。
本願の実施例にて提供される材料貯蔵装置は、押出スクリュー20の構造を改善することで、スクリュー溝の容積を材料排出部位から、材料排出部位から離れる方向へ徐々に小さくなるようにし、すなわち、押出スクリュー20により材料を押し出す方向を基準とし、スクリュー溝の容積は下流から上流へ徐々に小さくなり、スクリュー溝が収容及び押し出すことができる材料の量は上流から下流へ徐々に増加するため、上流のスクリュー溝によって押し出される材料の量は下流のスクリュー溝が実際に収容できる材料の量より小さく、下流のスクリュー溝の上部近くにある材料はスクリュー溝内に自動的に落ちて不足分を埋めるため、押出スクリュー20によって材料排出口11に押し出される材料は、材料貯蔵箱10の内壁エリアに近接する材料だけでなく、材料貯蔵箱10の中央エリアの材料でもあり、それにより均一な材料供給を実現し、米箱内の材料を水平に保持し、材料が隆起する現象を効果的に和らげ、検出装置が材料貯蔵箱10内のリアルタイムの材料量を判断する精度を向上させる。言い換えると、スクリュー溝の容積が押出スクリュー20の材料輸送方向に沿って徐々に増加するため、材料貯蔵箱10内の材料を材料輸送方向に沿って押出スクリュー20内に連続的に補給する必要があり、これは押出スクリュー20の材料輸送方向における材料の質量流量を徐々に増加させ、さらに米粒の高さ全体が均一に低くなり、材料の高さの均一性を確保する。
また、スクリュー溝の容積Vは下流から上流へ徐々に小さくなるため、すなわち、スクリュー溝と材料排出口11との間の距離Lが大きくなるにつれて、スクリュー溝の容積Vは徐々に小さくなり、VはLと負の相関にある。また、スクリュー溝の容積Vはスクリュー溝と材料排出口11との間の距離Lと関数関係を満たすため、これにより、VとLとの正確な対応が確保されるため、スクリュー溝と材料排出口11との間の距離Lを決めれば、スクリュー溝の容積Vの正確な値を得ることができ、スクリュー溝の容積Vが(材料排出部位から、材料排出部位から離れる方向に向かって)徐々に小さくなる程度を正確に制御し、材料貯蔵箱10底部の各部位の横方向材料輸送及び縦方向重力による材料落下の総合的作用がより均一になり、それにより材料貯蔵箱10の材料供給の均一性をより向上させ、材料貯蔵箱10の材料の平坦度をより向上させる。さらに、デザイナーが関数関係に従って押出スクリュー20の具体的な構造をすばやく設計しやすく、設計サイクルを短縮し、さらに製品の生産サイクルを短縮する。
さらに、材料排出部位から、材料排出部位から離れる方向に向かって、押出スクリュー20のネジピッチは変わらず、スクリュー溝の深さは徐々に小さくなり、図9に示すように、スクリュー溝の深さをHとして表記したとき、HとLは関数関係L=f(H)を満たす。
材料排出部位から、材料排出部位から離れる方向に向かって、押出スクリュー20のスクリュー溝の深さは徐々に小さくなり、押出スクリュー20のネジピッチは変わらず、すなわち、押出スクリュー20により材料を押し出す方向を基準とし、押出スクリュー20のスクリュー溝の深さは上流から下流へ徐々に大きくなり、押出スクリュー20のネジピッチは上流から下流へ変わらない。これにより、一方では、押出スクリュー20の構造を相対的に規則正しくし、従来のスクリューに比べ、スクリュー溝の深さを変えればよく、加工や成形しやすく、他方では、各スクリュー溝の容積が勾配変化を形成することができ、ネジピッチとスクリュー溝の深さが同時に変化することにより過度の差異が生じたり、制御しにくくなったりすることはなく、材料供給の均一性をさらに向上させる。
押出スクリュー20のスクリュー溝の深さHは上流から下流へ徐々に大きくなるため、すなわち、スクリュー溝と材料排出口11との間の距離Lが小さくなるにつれて、スクリュー溝の深さHは徐々に大きくなるため、HはLと負の相関にある、スクリュー溝の容積は、スクリュー溝の等価断面積にネジピッチを掛けたものに等しいため、ネジピッチが変わらない場合、スクリュー溝の容積とスクリュー溝の等価断面積は、1次関数関係を満たす。スクリュー溝は環状であるため、スクリュー溝の等価断面積とスクリュー溝の深さは関数関係を満たし、それによりスクリュー溝の深さHと、スクリュー溝と材料排出口との間の距離Lも関数関係を満たす。これにより、HとLとの正確な対応が確保されるため、スクリュー溝と材料排出口11との間の距離Lを決めれば、スクリュー溝の深さHの正確な値を得ることができ、スクリュー溝の深さHが(材料排出部位から、材料排出部位から離れる方向に向かって)徐々に小さくなる程度を正確に制御できる。スクリュー溝の深さHは押出スクリュー20のより直感的なサイズ特徴であるため、それにより、デザイナーが関数関係に従って押出スクリュー20の具体的な構造をすばやく設計しやすく、設計サイクルのさらなる短縮、ひいては製品の生産サイクルのさらなる短縮を図る。
さらに、スクリュー溝の深さHは、押出スクリュー20のネジ外径(d1として表記する)とスクリューの軸径(d2として表記する)の差の半分に等しく、すなわち、H=(d1−d2)/2であるため、ネジ外径が変わらない場合、スクリュー軸の半径R2(R2=d2÷2=d1/2−H)とLも関数関係を満たす。スクリュー軸の半径R2は押出スクリュー20のより直感的なサイズ特徴でもあるため、それにより、デザイナーが関数関係に従って押出スクリュー20の具体的な構造をすばやく設計しやすく、また、HはLと負の相関にあるため、R2はLと正の相関にあり、すなわち、Lの増加につれて、R2も徐々に大きくなる。
当然のことながら、スクリュー溝の容積はスクリュー溝の深さとネジピッチとで決定されるため、スクリュー溝の容積変化は、ネジピッチを変えるだけ、又はスクリュー溝の深さとネジピッチを同時に変えることによって実現でき、上記の実施例はいずれも本願の目的を実現することができ、かついずれも本願の設計思想及び趣旨から逸脱しないため、すべてが本願の保護範囲内にあるべきである。上記実施例において、押出スクリュー20のスクリュー軸径は、材料排出部位から、材料排出部位から離れる方向へ徐々に大きくなっている。
なお、スクリュー溝は立体構造であり、一定の長さを有するため、1つのスクリュー溝の押出スクリュー20の軸方向に沿った深さは必ずしも完全に同じではなく、変化があってもよく、またスクリュー溝自体の深さが大きく異なることがなく、かつ該実施例におけるネジピッチが変わらず、すなわち各スクリュー溝の長さが同じであるため、各スクリュー溝の同じ部位の深さを該スクリュー溝の深さとして定義する(例えばスクリュー溝の上流端の深さ、又はスクリュー溝の下流端の深さ又はスクリュー溝の中央の深さを定義する)ことができ、このように、スクリュー溝の等価断面積が材料排出口11との距離の大きさに応じて変化することを相対的に正確に確保することができ、また押出スクリュー20の設計の難易度を低下させることができる。
具体的には、HとLは、1次関数関係L=k×H+C又はH=k×L+Cを満たし、ここで、kとCは定数であり、かつkは0に等しくない。
L=k×H+C又はH=k×L+C、すなわち、HとLは1次関数関係を満たし、HはLとともに線形に変化し、これにより押出スクリュー20の構造をより規則正しくし、加工や成形しやすい。
理解できるように、L>0、H>0、かつ、LはHと負の相関にあるため、定数k<0、定数C>0である。
さらに、図8〜図14に示すように、押出スクリュー20は第1のスクリューと、第2のスクリューと、接続軸と、を含む。第1のスクリューは一端が材料貯蔵箱10の一方側の内壁に接続され、その他端が材料排出口11に近接して設けられ、第2のスクリューは第1のスクリューと同軸に設けられ、かつ第1のスクリューのネジ設置方向と逆であり、その一端が材料貯蔵箱10の他方側の内壁に接続され、その他端が材料排出口11に近接して設けられ、接続軸は材料排出口11の上方に対応して設けられ、第1のスクリューと第2のスクリューを同期回転させるように第1のスクリューの他端と第2のスクリューの他端にそれぞれ固定的に接続される。
押出スクリュー20は第1のスクリュー、接続軸及び第2のスクリューが順次固定的に接続されて形成されることにより、接続軸が位置するエリアは押出スクリュー20の材料排出部位であり、押出スクリュー20の材料排出部位及び材料貯蔵箱10の材料排出口11を中央エリアに設けやすく、材料供給の均一性をさらに向上させる。また、第1のスクリューと第2のスクリューに逆方向のネジが設けられ、第1のスクリューと第2のスクリューは同じ駆動装置60を共用して駆動することができ、かつ回転するプロセスにおいて外側端の材料を材料排出口11にそれぞれ同期して押し出すことができ、モータの使用量を効果的に節約し、製品構成部材を簡素化し、製品コストを低減させ、かつ双方向スパイラルアンローディングシステムを形成し、従来の米倉は斜度により重力を利用して材料の排出を実現することに比べ、材料貯蔵箱10内の材料が局所的に残留しないことを実現し、それにより残留材料の変質による材料貯蔵箱10内の材料の全体的な品質低下の問題を避けることができる。また、押出スクリューを利用して材料貯蔵箱10内の底部に位置する材料を材料排出口11に押し出して排出し、材料貯蔵箱10の底部に位置する保存時間が長い材料を優先的に排出することができ、このように時系列に従って材料貯蔵箱10内の材料を更新することを実現し、材料貯蔵箱10内の材料の全体品質を向上させる。また、第1のスクリュー、第2のスクリュー及び接続軸は固定的に組み立てて製造されてもよく、又は一体成形によって製造されてもよい。
(実施例5)
実施例4と異なる点は、HとLは、2次関数関係L=a×H+b×H+c又はH=a×L+b×L+cを満たし、ここで、a、b、及びcは定数であり、かつaは0に等しくないことである。
L=a×H+b×H+c又はH=a×L+b×L+c、すなわち、HとLは2次関数関係を満たし、HはLとともに非線形に変化する。上述のように、スクリュー溝の容積VとLは関数関係V=f(L)を満たし、ネジピッチが変わらない場合、スクリュー溝の容積とスクリュー溝の等価断面積との間は1次関数関係を満たし、スクリュー溝の等価断面積とスクリュー溝の深さの2乗Hとの間は1次関数関係を満たすため、スクリュー溝の深さの2乗Hと、スクリュー溝と材料排出口との間の距離Lは関数関係を満たす。したがって、VとLが1次関数関係を満たす場合、HとLは2次関数関係L=a×H+b×H+cを満たし、より正確であり、均一な材料供給により役立ち、VとLが1次関数関係を満たす場合、HとLは2次関数関係H=a×L+b×L+cを満たし、より正確であり、均一な材料供給により役立つ。
理解できるように、H>0、L>0、かつ、HはLと負の相関にあるため、定数a<0、定数c>0、定数bの大きさは限定されない。
(実施例6)
実施例4と異なる点は、HとLは、3次関数関係L=a×H+b×H+c×H+d又はH=a×L+b×L+c×L+dを満たし、ここで、a、b、c及びdは定数であり、かつaは0に等しくないことである。
L=a×H+b×H+c×H+d又はH=a×L+b×L+c×L+d、すなわち、HとLは3次関数関係を満たし、HもLとともに非線形に変化し、HとLの正確な対応する変化も実現し、均一な材料供給にも役立つ。
理解できるように、L>0、H>0、かつ、LはHと負の相関にあり、3次関数のグラフは変化が多いため、該関数はカルテシアン座標系の第1象限において単調に低下する部分があればよく、定数a、b、c、dの大きさは特に限定されない。
なお、材料貯蔵箱10によって、具体的な構造及び材質に違いがあり、材料貯蔵箱10内に収容される材料の種類も多種多様であり、したがって材料貯蔵箱10内の各所における材料に対する抵抗にも違いがある。このため、材料貯蔵箱10内の各部位の材料降下速度に影響を与える要因は全く同じではなく、したがって、VとLは、1次関数関係を満たす場合もあり、2次関数関係、3次関数関係、4次関数関係などの関係を満たす場合もあり、具体的な関数関係も異なる場合がある。したがって、押出スクリュー20の具体的な形状は、上記の関数関係に限定されず、実際の生産プロセスにおいては、具体的な製品に応じて適切に設計することができ、また、上記の関数における各定数の具体的な値も、具体的な製品に応じて調整できる。
(実施例7)
実施例4と異なる点は、材料排出部位から、材料排出部位から離れる方向に向かって、スクリュー溝のネジ深さは変わらず、押出スクリュー20のネジピッチは徐々に小さくなり、押出スクリュー20のネジピッチをSとして表記したとき、SとLは関数関係S=f(L)を満たすことである。
材料排出部位から、材料排出部位から離れる方向に向かって、押出スクリュー20のネジ深さは変わらず、ネジピッチは徐々に小さくなり、すなわち、押出スクリュー20により材料を押し出す方向を基準とし、ネジピッチは下流から上流へ徐々に小さくなり、スクリュー溝の深さは変わらないため、このように、スクリュー溝の容積が上流から下流へ徐々に増加し、さらに均一な材料供給を実現するという目的を達成し、また、該解決手段は押出スクリュー20の構造を相対的に規則正しくし、加工や成形しやすく、かつ各スクリュー溝の容積が勾配変化を形成することができ、ネジピッチとスクリュー溝の深さが同時に変化することにより過度の差異が生じたり、制御しにくくなったりすることはなく、材料供給の均一性をさらに向上させる。
押出スクリュー20のネジピッチSは下流から上流へ徐々に小さくなり、すなわち、スクリュー溝と材料排出口11との間の距離Lが大きいほど、ネジピッチSは小さくなるため、SはLと負の相関にあり、上述のように、スクリュー溝の容積は、スクリュー溝の等価断面積にネジピッチを掛けたものに等しいため、スクリュー溝の深さが変わらない場合、スクリュー溝の等価断面積は変わらず、スクリュー溝の容積とネジピッチは1次関数関係を満たすため、ネジピッチSと、スクリュー溝と材料排出口との間の距離Lも関数関係を満たす。これにより、SとLとの正確な対応が確保されるため、スクリュー溝と材料排出口11との間の距離Lを決めれば、ネジピッチSの正確な値を得ることができ、ネジピッチSが(材料排出部位から、材料排出部位から離れる方向に向かって)徐々に小さくなる程度を正確に制御できる。ネジピッチSは押出スクリュー20のより直感的なサイズ特徴であるため、さらに、デザイナーが関数関係に従って押出スクリュー20の具体的な構造をすばやく設計しやすく、設計サイクルのさらなる短縮、ひいては製品の生産サイクルのさらなる短縮を図る。
具体的には、SとLは、1次関数関係S=k×L+Cを満たし、ここで、kとCは定数であり、かつkは0に等しくない。
S=k×L+C、すなわち、SとLは1次関数関係を満たし、SはLとともに線形に変化し、これにより押出スクリュー20の構造をより規則正しくし、加工や成形しやすい。上述のように、スクリュー溝の容積VとLは関数関係V=f(L)を満たし、スクリュー溝の深さが変わらない場合、スクリュー溝の容積とネジピッチは1次関数関係を満たし、ネジピッチSはスクリュー溝と材料排出口との間の距離Lと関数関係を満たす。したがって、VとLが1次関数関係を満たす場合、SとLは1次関数関係を満たし、より正確であり、均一な材料供給により役立つ。
理解できるように、L>0、S>0、かつ、SはLと負の相関にあるため、定数k<0、定数C>0である。
(実施例8)
実施例7と異なる点は、SとLは、2次関数関係S=a×L+b×L+cを満たし、ここで、a、b及びcは定数であり、かつaは0に等しくないことである。
S=a×L+b×L+c、すなわち、SとLは3次関数関係を満たし、SはLとともに非線形に変化し、SとLの正確な対応する変化も実現し、均一な材料供給にも役立つ。
理解できるように、L>0、S>0、かつ、SはLと負の相関にあるため、定数a<0、定数c>0、定数bの大きさは限定されない。
(実施例9)
実施例7と異なる点は、SとLは、3次関数関係S=a×L+b×L+c×L+dを満たし、ここで、a、b、c及びdは定数であり、かつaは0に等しくないことである。
S=a×L+b×L+c×L+d、すなわち、SとLは3次関数関係を満たし、SもLとともに非線形に変化し、SとLの正確な対応する変化も実現し、均一な材料供給にも役立つ。
理解できるように、L>0、S>0、かつ、SはLと負の相関にあり、3次関数のグラフは変化が多いため、該関数はカルテシアン座標系の第1象限において単調に低下する部分があればよく、定数a、b、c、dの大きさは特に限定されない。
(実施例10)
実施例5と異なる点は、押出スクリュー20の数は1つであり、材料排出口11は材料貯蔵箱10のエッジ部位に近いことである。
(実施例11)
実施例7と異なる点は、押出スクリュー20の数は1つであり、材料排出口11は材料貯蔵箱10のエッジ部位に近いことである。
実施例10及び実施例11では、押出スクリュー20を1つだけ設け、それに応じて、材料排出口11が材料貯蔵箱10のエッジ部位に近接することで、材料供給の均一性を向上させた上で、部材の数を簡略化でき、製品構造を簡略化させ、生産コストを節約するのに役立つ。本願の他の実施例では、押出スクリュー20の数は複数であり、複数の押出スクリュー20は材料排出口11を中心として材料排出口11の外側に放射状に配置される。
複数の押出スクリュー20を設け、複数の押出スクリュー20は材料排出口11を中心として材料排出口11の外側に放射状に配置され、したがって複数の押出スクリュー20は材料貯蔵箱10の複数の部位にある材料を同時に押し出すことができ、さらに材料供給速度を顕著に向上させる。
上記いずれかの実施例では、図9〜図14に示すように、材料排出部位から、材料排出部位から離れる方向に向かって、押出スクリュー20のネジ外径は変わらない。
ネジ外径は変わらないため、押出スクリュー20の構造をより規則正しくし、加工や成形しやすく、取り付けやすく、材料貯蔵箱10に対する形状要求が緩和され、取り付けやすく、かつ押出スクリュー20と材料貯蔵箱10の内壁面との間の距離は変わらず、さらに材料降下速度がほぼ均一であることを確保する。さらに、ネジピッチが変わらずスクリュー溝の深さが変化する上記の解決手段については、スクリューの軸径を変更すればよく、スクリュー溝の深さが変わらずネジピッチが変化する上記の解決手段については、ネジの位置を変更すればよい。
上記いずれかの実施例では、図8〜図14に示すように、材料貯蔵装置は、材料貯蔵箱10の底部に設けられ、かつ材料排出口11に対応しており、上方の材料を下へ向かって材料排出口11まで送る輸送インペラー40をさらに含む。
材料貯蔵装置は、輸送インペラー40をさらに含み、輸送インペラー40は、ブレードの回転によって上方にある材料を下方に渡し、次に材料排出口11から排出できるため、材料貯蔵箱10の縦方向の材料排出を実現でき、押出スクリュー20を単独で設ける構造に比べ、輸送効率が高く、スクリューの回転速度と回転回数により、輸送される材料の量を正確に制御することができる。そして、輸送インペラー40は材料排出口11の真上に位置するため、材料排出口11の上方付近にある材料の搬出を促進することができ、それにより材料貯蔵箱10の中央エリアで材料が隆起する現象を和らげ、材料供給の均一性をさらに向上させる。
さらに、輸送インペラー40は押出スクリュー20と同軸に接続され、このようにすれば押出スクリュー20と同じ駆動装置60により連動制御を実現できる。当然のことながら、押出スクリュー20と異なる駆動装置60を用いてそれぞれ制御してもよい。好ましくは、輸送インペラー40は第1のスクリューと第2のスクリューとの間の接続軸に嵌着される。
上記いずれかの実施例では、図7〜図8に示すように、材料貯蔵装置は、下向きに開いた円弧面と下側の平面によって囲まれて形成される円弧状の材料輸送キャビティ80をさらに含み、円弧状の材料輸送キャビティ80が材料排出口11を介して材料貯蔵箱10と連通しているように、材料排出口11は円弧面まで滑らかに延びている。
円弧状の材料輸送キャビティ80は下向きに開いた円弧面と下側の平面によって囲まれて形成され、材料貯蔵箱10の底部に設けられる材料排出口11は円弧面まで滑らかに延びており、それにより押出スクリュー20と輸送インペラー40を介して材料排出口11に輸送された材料は、円弧状の材料輸送キャビティ80に導入される。円弧状の材料輸送キャビティ80の一端にファンを設け、他端に開口を開けて材料供給管と連通させることにより、円弧状の材料輸送キャビティ80に入った材料をファンの駆動力で材料供給管に導入し、さらに材料洗浄装置内に排出して材料洗浄動作を行うことができる。
上記いずれかの実施例では、図7に示すように、材料貯蔵装置は、押出スクリュー20に対応して接続され、押出スクリュー20を駆動して回転させるための駆動装置60をさらに含む。
該実施例では、駆動装置60を設けることにより、押出スクリュー20の制御可能な自動回転を実現し、輸送する材料の量に基づいて輸送速度を決定することができ、それにより輸送効率を向上させるのに役立つ。
具体的には、駆動装置60はモータを含み、モータの出力軸は押出スクリュー20と同軸に接続され、又は、駆動装置60はモータとモータの出力軸に接続されたギア伝動機構とを含み、ギア伝動機構は押出スクリュー20に接続される。
駆動装置60はモータを含み、モータの出力軸は押出スクリュー20と同軸に接続される。すなわち、モータが押出スクリュー20を直接駆動して回転させ、動力伝達効率が高く、必要な部品数が少ないため、製品構造を簡素化し、コストを節約するのに役立つ。
又は、駆動装置60はモータとギア伝動機構とを含み、ギア伝動機構は押出スクリュー20に接続される。すなわち、モータはギア伝動機構を介して押出スクリュー20を間接的に駆動して回転させ、ギア伝動機構はスピードアップを実現することができ、モータのエネルギー消費量を削減するのに役立ち、かつ製品の構造に基づいてモータの位置を適切に配置するのに役立つ。
さらに、前述した実施例における押出スクリュー20は第1のスクリュー、第2のスクリュー及び接続軸を含むという実施例については、モータ又はギア伝動機構は第1のスクリュー又は第2のスクリューに連結され、押出スクリュー20の数が複数であるという実施例については、駆動装置60の数も複数であり、各押出スクリュー20をそれぞれ駆動する。
本願の第2の態様の実施例にて提供される調理器具は、調理本体と、材料排出口11が調理本体の内部スペースと連通可能である第1の態様の実施例のいずれか一項に記載の材料貯蔵装置と、を含む。
本願の第2の態様の実施例にて提供される調理器具は、第1の態様の実施例のいずれか一項に記載の材料貯蔵装置を含むため、上記の実施例のいずれかが有するすべての有益な効果を有し、ここでは繰り返さない。
調理本体の内部スペースについては特に限定されず、例えば、上蓋内の洗浄キャビティであってもよく、材料を洗浄キャビティに送って洗浄する。または内鍋であってもよく、材料を内鍋に送って洗浄又は調理する。
具体的には、材料貯蔵箱10の下方に、例えば材料排出口11に連通している中継キャビティ及び中継キャビティに連通している材料輸送パイプである材料輸送機構70が設けられ、材料貯蔵箱10内の材料はまず中継キャビティ内に入り、続いて風力などの動力によって駆動されて調理本体の内部スペースに輸送される。
上記いずれかの実施例では、調理器具は電気炊飯器である。
当然のことながら、電気炊飯器に限定されず、電気圧力鍋、電気蒸し鍋、電気煮込み鍋、豆乳機などであってもよい。
以下、いくつかの具体的な実施例を参照しながら本願にて提供される調理器具の具体的な構造及び動作原理を詳細に説明し、かつ従来技術と比較する。
全自動炊飯器であって、高容積率の米箱を設計し、底部にスパイラル材料供給装置(すなわち2つの押出スクリュー20)が設けられ、従来の米倉が斜度により自動的に米を排出する機能の代わりに、高容積率の米箱は底部の双方向スパイラルアンローディングシステムを採用する。作動状態では、モータがスクリューを駆動して回転させ、両端のスパイラル構造を駆動して両側の米粒を中央に運搬し、底部中央の材料吐出口(すなわち材料排出口11)から排出する。スパイラル構造が米倉の底部に密着しているため、米量が少なくても輸送効果も優れる。米箱の双方向スパイラル米降下システムでは、米箱内に凹凸が発生しやすく、センサで米倉のリアルタイムの米量を正確に判断することができない。
本願はアンチブロッキングカバー30の形状を調整することにより、アンチブロッキングカバー30と米箱の底部側壁との間の間隔を調整することを実現し、それにより米箱の異なる部位の米降下速度を制御し、米降下プロセスで米箱内の米が平坦化を保持する効果を実現する。
具体的には、本願は米箱及び米降下構造に関し、図1に示すように、主に米箱(すなわち材料貯蔵箱10)、米輸送機構、及びモータで構成される。米箱の底部に双方向スパイラルスクリューが設けられ、スクリューの一端はモータに連結され、モータの出力軸に直接接続されてもよく、ギアを介して接続されてもよく、スクリュー中央にはブレードが設けられている。スクリューの上方にアンチブロッキングカバー30が設けられ、アンチブロッキングカバー30は大きな粒の物体が米輸送機構のパイプに入ることを防止するとともに、米降下量を調整し、米箱の米が米降下プロセス全体で平坦になる効果を果たす。
米箱及び米降下構造の断面図は図2及び図3に示すとおりであり、11は米投下口であり、20は双方向スパイラルスクリューであり、40は回転ブレード(すなわち輸送インペラー40)であり、30はアンチブロッキングカバーであり、12は米箱の底部側壁(すなわち案内壁12)である。
図4に示すように、アンチブロッキングカバー30と米箱の底部側壁との間に一定の間隔Dを有し、Dの値は5〜10mmであり、アンチブロッキングカバー30と米箱の底部側壁との間の間隔は不等間隔であり、すなわちアンチブロッキングカバー30は、米箱の底部側壁に対応する辺が非直線状であり、図5にその一例を模式的に示す。
該アンチブロッキングカバー30と米箱の底部側壁との間の間隔の概略図は図6に示すとおりであり、アンチブロッキングカバー30の両端において、アンチブロッキングカバー30と米箱の底部側壁との間隔D0(すなわち、第1の隙間材料通過セクション51の幅)は小さく、該部分の長さはそれぞれ、アンチブロッキングカバー30の全長の10%〜30%を占め、アンチブロッキングカバー30の端部と長手方向の中心点との間の中央部位の間隔D1(すなわち、第2の隙間材料通過セクション52の幅)は大きく、すなわち、D1>D0であり、該部分の長さは、アンチブロッキングカバー30の全長の10%〜30%を占める。
モータが回転ブレードを駆動して時計回りに回転させると、回転ブレードの対応する位置にあるアンチブロッキングカバー30の左側と米箱の底部側壁との間の間隔D2(すなわち、材料押出隙間材料通過セクションの幅)は小さく、かつD2=D0であり、該回転ブレードの対応する位置にあるアンチブロッキングカバー30の右側と米箱の底部側壁との間の間隔D2(すなわち、材料降下隙間材料通過セクションの幅)は大きく、かつD2=D1>D0であり、モータが回転ブレードを駆動して反時計回りに回転させると、回転ブレードの対応する位置にあるアンチブロッキングカバー30の右側と米箱の底部側壁との間の間隔D2(すなわち、材料押出隙間材料通過セクションの幅)は小さく、かつD2=D0であり、回転ブレードの対応する位置にあるアンチブロッキングカバー30の左側と米箱の底部側壁との間の間隔D2(すなわち、材料降下隙間材料通過セクションの幅)は大きく、かつD2=D1>D0である。
作動時に、モータが回転し、米箱内の米はアンチブロッキングカバー30と米箱の底部側壁との間の隙間から底部に入り、スクリューは両側の米を中央に押圧し、米は回転ブレードを介して米箱の底部の米投下口(すなわち材料排出口11)から米輸送機構に入る。双方向スパイラルアンローディングシステムにおいて、米箱の両側の米量が急速に低下し、中央が隆起する現象が発生しやすく、センサで米倉のリアルタイムの米量を正確に判断することができない。
米箱内の米は米降下のプロセスにおいて、双方向スパイラルスクリューを介して米箱の両側の米を中央に押圧し、スクリューの上方にアンチブロッキングカバー30が設けられ、一方で大きな粒の物体が輸送パイプ内に入ることによる作動不良を防止することを実現でき、他方では、アンチブロッキングカバー30の形状を調整することによりそれと米箱の底部側壁との隙間を調整できることを実現でき、米降下の比較的速い部位では隙間が小さく、米降下の比較的遅い部位では隙間が大きく、それにより均一な米降下を実現し、米箱内の米を水平に保持する。その具体的な原理は以下のとおりである。
米降下のプロセスにおいて、双方向スパイラルスクリューを介して米箱の両側の米を中央に押圧し、米箱の両側(すなわち第1の隙間材料通過セクション51が位置する位置)において、スクリューの長さ方向に米が補給されず、直上の米しか補給せず、すなわち米箱の該部位では米の降下速度が速く、そのため、アンチブロッキングカバー30の両端において、米箱の底部側壁との間の間隔が小さく、アンチブロッキングカバー30の端部と長手方向の中心点との間の中央部位(すなわち第2の隙間材料通過セクション52が位置する部位)は、米箱の両側から押し出された米が補給され、その対応する位置の米箱の米降下速度が遅く、そのため、該部位のアンチブロッキングカバー30と米箱の底部側壁との間の間隔が大きい。
図4に示すように、モータが回転ブレードを時計回りに回転させる時に、回転ブレードの対応する位置に、左側にある米が回転ブレードの溝に入り込んで右側に輸送され、該部位の米箱の米降下速度が速くなり、そのため、該部位のアンチブロッキングカバー30の左側と米箱の底部側壁との間の間隔が小さく、左側の米が回転ブレードによって右側に輸送され、その部位の上方の米箱の米降下速度が遅くなり、そのため、該部位のアンチブロッキングカバー30の右側と米箱の底部側壁との間の間隔が大きい。
モータが回転ブレードを駆動して反時計回りに回転させる時に、回転ブレードの対応する位置に、右側にある米が回転ブレードの溝に入り込んで左側に輸送され、該部位の米箱の米降下速度が速くなり、そのため、該部位のアンチブロッキングカバー30の右側と米箱の底部側壁との間の間隔が小さく、右側の米が回転ブレードによって左側に輸送され、その部位の上方の米箱の米降下速度が遅くなり、そのため、該部位のアンチブロッキングカバー30の左側と米箱の底部側壁との間の間隔が大きい。
他の具体的な実施例では、さらにスクリュー輸送の特徴に基づき、等径・等間隔・不等深及び等径・等深・不等間隔の2種類のスクリュー構造を設計して、均一な材料輸送を満足するようにしている。
具体的には、本願では米箱及び米降下構造が設計され、図7に示すように、スクリュー中央にはブレードが設けられ、スクリューと同軸で伝動し、ブレードの両端のスクリュースパイラル方向は逆である。
図8に示すのは米箱及び米降下構造の断面図であり、11は米投下口(すなわち材料排出口)であり、12は双方向スパイラルスクリューであり、一端は左回りであり、一端は右回りであり、スパイラル方向は逆であり、13はブレード(すなわち輸送インペラー)であり、米箱の両端のスクリューとブレードは同軸伝動を採用し、全体効果として米粒の中央への輸送を確保する。
作動時に、モータはスクリューを駆動して回転させ、米箱の両側の米粒を中央に輸送し、中央に達した米粒はブレードの反転により米箱の底部の米投下口から米輸送機構に入る。従来のスクリューは等間隔、等径、スクリュー溝等深方式で設計されており、作動中に、スクリューが米箱と接触する端部のみに米粒が充填されて輸送され、残りのスクリュー部分は米粒が充填できず、米粒の起伏を招く。
スクリュー輸送の性質により、以下の2つの設計案が提案されている。
(設計案1)
図9に示すように、スクリュー直径(すなわちネジ外径)d1、ネジピッチ(すなわちネジピッチ)Sは変わらず、スクリュー溝半径(すなわちスクリュー軸半径)R2とブレードのピッチ(すなわちスクリュー溝と材料排出口のピッチ)LはL=k×R2+Cという線形変化を採用してもよく、又は、図10に示すように、L=a×R2+b×R2+c、又はL=a×R2+b×R2+c×R2+dという非線形変化を採用してもよく、ブレード位置に近いスクリュー溝の直径は両側のスクリュー溝の直径より小さい。スクリューネジピッチと直径が変わらない場合、スクリュー輸送量はスクリュー輸送の断面積と正比例線形関係にあり、つまりスクリュー溝の深さと二乗関係にあり、1回転あたりの前方輸送量は、1ネジピッチあたりに含まれる材料量に相当し、したがって材料に対する抵抗が米箱内のどこでも同じである条件下で、L=a×R2+b×R2+cのソリューションを推薦し、米箱の位置によって材料に対する抵抗が異なる場合は、抵抗分布に応じて線形又は非線形のソリューションを採用する必要がある。
言い換えると、スクリューとして等径・等間隔のスクリューを採用し、スクリュー溝の深さの直径が線形あるいは非線形に変化し、スクリューの中央付近のスクリュー溝の直径が米箱の両側のスクリュー溝の直径よりも小さく、スクリュー溝の深さの線形あるいは非線形変化により、スクリュー輸送方向における米粒の質量流量を徐々に増加させ、つまり、米箱の米粒全体を均一に減らし、米粒の高さの均一性を確保する。
(設計案2)
図11に示すように、スクリュー直径d1(すなわちネジ外径)、スクリュー溝の深さHは変わらず、ネジピッチSは線形又は非線形変化を採用し、ブレードからの間隔Lを線形変化にし、又は、図12に示すように、S=a×L+b×L+c、又はS=a×L+b×L+c×L+dという非線形変化にし、ブレード位置に近いネジピッチは米箱両側のネジピッチより大きい。スクリュー直径、スクリュー溝の深さが変わらない場合、スクリュー輸送量はスクリューネジピッチと正比例線形関係にあり、1回転あたりの前方輸送量は、1ネジピッチあたりに含まれる材料量に相当し、したがって材料に対する抵抗が米箱内のどこでも同じである条件下で、S=k×L+Cのソリューションを推薦し、米箱の位置によって材料に対する抵抗が異なる場合は、抵抗分布に応じて線形又は非線形のソリューションを採用する必要がある。
言い換えると、スクリューとして等径・等深のスクリューを採用し、ネジピッチが線形あるいは非線形に変化し、スクリューの中央付近のネジピッチが米箱の両側のネジピッチよりも大きく、ネジピッチの線形あるいは非線形変化により、スクリュー輸送方向における米粒の質量流量を徐々に増加させ、つまり、米箱の米粒全体を均一に減らし、米粒の高さの均一性を確保する。
スクリューの輸送特性に基づき、設計案1はスクリューを等径・等間隔で、スクリュー溝の深さが線形又は非線形に変化する構造であるように設計し、かつブレードの位置に近いスクリュー溝の直径は米箱の両側のスクリュー溝の直径より小さい。スクリューが回転して材料を輸送しているとき、スクリュー溝の深さが線形又は非線形に変化するため、輸送方向に沿ったスクリュー内の米粒の質量流量が徐々に増加し、米箱内の米粒を輸送方向に沿ってスクリュー内に連続的に補給する必要があり、米粒の高さを全体的に均一に減少させ、米粒の高さの均一性を確保する。
設計案2はスクリューを等径・等深で、ネジピッチが線形又は非線形に変化する構造であるように設計し、ブレードの中央位置に近いネジピッチは米箱の両側のネジピッチより大きい。スクリューが回転して材料を輸送しているとき、ネジピッチが線形又は非線形に変化するため、輸送方向に沿ったスクリュー内の米粒の質量流量が徐々に増加し、米箱内の米粒を輸送方向に沿ってスクリュー内に連続的に補給する必要があり、米粒の高さを全体的に均一に減少させ、米粒の高さの均一性を確保する。
さらに、上記の実施例は、以下のように変形しても本願の目的を達成することができる。
図13に示すように、一方向スパイラル(右回り又は左回り)は等間隔・等径を採用し、スクリュー溝の深さは線形又は非線形に変化し、集中して一端へ輸送し、輸送材料が輸送長さに沿って均一に降下することを確保し、図14に示すように、一方向スパイラル(右回り又は左回り)は等径・等深を採用し、ピッチは線形又は非線形に変化し、一端に集中して輸送し、輸送材料が輸送長さに沿って均一に降下することを確保し、スクリュー溝の深さ変化はスクリュー軸の直径変化効果と同等であり、いずれも輸送面積を変えることに相当する。
要約すると、本願にて提供される材料貯蔵装置は、アンチブロッキングカバーを設けることにより、アンチブロッキングカバーと材料貯蔵箱の内壁面との間の材料通過隙間を使用して大粒子材料を濾過し、大きな粒の穀物の誤注入による材料輸送パイプの詰まり又は動作不良の現象を防止することができ、また、材料通過隙間の幅を適切に設けることにより、さらに材料貯蔵箱内の各部位の材料降下量を調整することができ、さらに材料貯蔵箱の各部位の材料降下速度を制御し、各部位の材料降下速度を一致させ、さらに材料貯蔵箱内の材料を平坦化させ、それによりセンサによって材料貯蔵箱内のリアルタイムの材料量を検出する精度を向上させる。
図7及び図8に示すように、本願の第3の態様の実施例にて提供される材料貯蔵装置は、材料貯蔵箱10及び押出スクリュー20を含む。
具体的には、材料貯蔵箱10に材料を送り出す材料排出口11が設けられ、押出スクリュー20は材料貯蔵箱10の底部に設けられ、押出スクリュー20の材料排出部位は材料排出口11に近接し、回転時にその軸方向に沿って材料を材料排出口11に押し出すことができ、押出スクリュー20のスクリュー溝の容積は、材料排出部位から、材料排出部位から離れる方向に向かって徐々に小さくなり、スクリュー溝の容積をVとして表記し、スクリュー溝と材料排出口11との間の距離をLとして表記し、VとLは関数関係V=f(L)を満たす。
本願の第3の態様の実施例にて提供される材料貯蔵装置は、押出スクリュー20の構造を改善することで、スクリュー溝の容積を材料排出部位から、材料排出部位から離れる方向へ徐々に小さくなるようにし、すなわち、押出スクリュー20により材料を押し出す方向を基準とし、スクリュー溝の容積は下流から上流へ徐々に小さくなり、スクリュー溝が収容及び押し出すことができる材料の量は上流から下流へ徐々に増加するため、上流のスクリュー溝によって押し出される材料の量は下流のスクリュー溝が実際に収容できる材料の量より小さく、下流のスクリュー溝の上部近くにある材料はスクリュー溝内に自動的に落ちて不足分を埋めるため、押出スクリュー20によって材料排出口11に押し出される材料は、材料貯蔵箱10の内壁エリアに近接する材料だけでなく、材料貯蔵箱10の中央エリアの材料でもあり、それにより均一な材料供給を実現し、米箱内の材料を水平に保持し、材料が隆起する現象を効果的に和らげ、検出装置が材料貯蔵箱10内のリアルタイムの材料量を判断する精度を向上させる。言い換えると、スクリュー溝の容積が押出スクリュー20の材料輸送方向に沿って徐々に増加するため、材料貯蔵箱10内の材料を材料輸送方向に沿って押出スクリュー20内に連続的に補給する必要があり、これは押出スクリュー20の材料輸送方向における材料の質量流量を徐々に増加させ、さらに米粒の高さ全体が均一に低くなり、材料の高さの均一性を確保する。
また、スクリュー溝の容積Vは下流から上流へ徐々に小さくなるため、すなわち、スクリュー溝と材料排出口11との間の距離Lが大きくなるにつれて、スクリュー溝の容積Vは徐々に小さくなり、VはLと負の相関にあり、かつスクリュー溝の容積Vはスクリュー溝と材料排出口11との間の距離Lと関数関係を満たすため、これにより、VとLとの正確な対応が確保されるため、スクリュー溝と材料排出口11との間の距離Lを決めれば、スクリュー溝の容積Vの正確な値を得ることができ、スクリュー溝の容積V(材料排出部位から、材料排出部位から離れる方向に向かって)が徐々に小さくなる程度を正確に制御し、材料貯蔵箱10底部の各部位の横方向材料輸送及び縦方向重力による材料落下の総合的作用がより均一になり、それにより材料貯蔵箱10の材料供給の均一性をより向上させ、材料貯蔵箱10内の材料の平坦度をより向上させ、さらに、デザイナーが関数関係に従って押出スクリュー20の具体的な構造をすばやく設計しやすく、設計サイクルを短縮し、さらに製品の生産サイクルを短縮する。
以下、いくつかの実施例を参照しながら本願にて提供される材料貯蔵装置の具体的な構造について詳細に説明する。
(実施例1)
材料排出部位から、材料排出部位から離れる方向に向かって、押出スクリュー20のネジピッチは変わらず、スクリュー溝の深さは徐々に小さくなり、図9に示すように、スクリュー溝の深さをHとして表記し、HとLは関数関係L=f(H)を満たす。
材料排出部位から、材料排出部位から離れる方向に向かって、押出スクリュー20のスクリュー溝の深さは徐々に小さくなり、押出スクリュー20のネジピッチは変わらず、すなわち、押出スクリュー20により材料を押し出す方向を基準とし、押出スクリュー20のスクリュー溝の深さは上流から下流へ徐々に大きくなり、押出スクリュー20のネジピッチは上流から下流へ変わらず、一方では、押出スクリュー20の構造を相対的に規則正しくし、従来のスクリューに比べ、スクリュー溝の深さを変えればよく、加工や成形しやすく、他方では、各スクリュー溝の容積が勾配変化を形成することができ、ネジピッチとスクリュー溝の深さが同時に変化するため、過度の差異が生じたり、制御しにくくなったりすることはなく、材料供給の均一性をさらに向上させる。
押出スクリュー20のスクリュー溝の深さHは上流から下流へ徐々に大きくなるため、すなわち、スクリュー溝と材料排出口11との間の距離Lが小さくなるにつれて、スクリュー溝の深さHは徐々に大きくなるため、HはLと負の相関にあり、スクリュー溝の容積は、スクリュー溝の等価断面積にネジピッチを掛けたものに等しいため、ネジピッチが変わらない場合、スクリュー溝の容積とスクリュー溝の等価断面積は、1次関数関係を満たし、スクリュー溝は環状であるため、スクリュー溝の等価断面積とスクリュー溝の深さは関数関係を満たし、それによりスクリュー溝の深さHと、スクリュー溝と材料排出口との間の距離Lも関数関係を満たす。これにより、HとLとの正確な対応が確保されるため、スクリュー溝と材料排出口11との間の距離Lを決めれば、スクリュー溝の深さHの正確な値を得ることができ、スクリュー溝の深さH(材料排出部位から、材料排出部位から離れる方向に向かって)が徐々に小さくなる程度を正確に制御し、スクリュー溝の深さHは押出スクリュー20のより直感的なサイズ特徴であるため、それにより、デザイナーが関数関係に従って押出スクリュー20の具体的な構造をすばやく設計しやすく、設計サイクルのさらなる短縮、ひいては製品の生産サイクルのさらなる短縮を図る。
さらに、スクリュー溝の深さHは、押出スクリュー20のネジ外径(d1として表記する)とスクリューの軸径(d2として表記する)の差の半分に等しく、すなわち、H=(d1−d2)/2であるため、ネジ外径が変わらない場合、スクリュー軸の半径R2(R2=d2÷2=d1/2−H)とLも関数関係を満たし、スクリュー軸の半径R2は押出スクリュー20のより直感的なサイズ特徴でもあるため、それにより、デザイナーが関数関係に従って押出スクリュー20の具体的な構造をすばやく設計しやすく、また、HはLと負の相関にあるため、R2はLと正の相関にあり、すなわち、Lの増加につれて、R2も徐々に大きくなる。
当然のことながら、スクリュー溝の容積はスクリュー溝の深さとネジピッチと共通で決定されるため、スクリュー溝の容積変化は、ネジピッチを変えるだけ、又はスクリュー溝の深さとネジピッチを同時に変えることによって実現でき、上記の実施例はいずれも本願の目的を実現することができ、かついずれも本願の設計思想及び趣旨から逸脱しないため、すべてが本願の保護範囲内にあるべきである。上記実施例において、押出スクリュー20のスクリュー軸径は、材料排出部位から、材料排出部位から離れる方向へ徐々に大きくなっている。
なお、スクリュー溝は立体構造であり、一定の長さを有するため、1つのスクリュー溝の押出スクリュー20の軸方向に沿った深さは必ずしも完全に同じではなく、変化があってもよく、またスクリュー溝自体の深さが大きく異なることがなく、かつ該実施例におけるネジピッチが変わらず、すなわち各スクリュー溝の長さが同じであるため、各スクリュー溝の同じ部位の深さを該スクリュー溝の深さ(例えばスクリュー溝の上流端の深さ、又はスクリュー溝の下流端の深さ又はスクリュー溝の中央の深さを定義する)として定義することができ、このように、スクリュー溝の等価断面積が材料排出口11のピッチの大きさに応じて変化することを相対的に正確に確保することができ、また押出スクリュー20の設計の難易度を低下させることができる。
具体的には、HとLは、1次関数関係L=k×H+C又はH=k×L+Cを満たし、ここで、kとCは定数であり、かつkは0に等しくない。
L=k×H+C又はH=k×L+C、すなわち、HとLは1次関数関係を満たし、HはLとともに線形に変化し、これにより押出スクリュー20の構造をより規則正しくし、加工や成形しやすい。
理解できるように、L>0、H>0、かつ、LはHと負の相関にあるため、定数k<0、定数C>0である。
さらに、図8〜図14に示すように、押出スクリュー20は第1のスクリューと、第2のスクリューと、接続軸と、を含む。第1のスクリューは一端が材料貯蔵箱10の一方側の内壁に接続され、その他端が材料排出口11に近接して設けられ、第2のスクリューは第1のスクリューと同軸に設けられ、かつ第1のスクリューのネジ設置方向と逆であり、その一端が材料貯蔵箱10の他方側の内壁に接続され、その他端が材料排出口11に近接して設けられ、接続軸は材料排出口11の上方に対応して設けられ、第1のスクリューと第2のスクリューを同期回転させるように第1のスクリューの他端と第2のスクリューの他端にそれぞれ固定的に接続される。
押出スクリュー20は第1のスクリュー、接続軸及び第2のスクリューが順次固定的に接続されて形成されており、接続軸が位置するエリアは押出スクリュー20の材料排出部位であり、押出スクリュー20の材料排出部位及び材料貯蔵箱10の材料排出口11を中央エリアに設けやすく、材料供給の均一性をさらに向上させ、かつ第1のスクリューと第2のスクリューに逆方向のネジが設けられ、第1のスクリューと第2のスクリューは同じ駆動装置60を共用して駆動することができ、かつ回転するプロセスにおいて外側端の材料を材料排出口11にそれぞれ同期して押し出すことができ、モータの使用量を効果的に節約し、製品構成部材を簡素化し、製品コストを低減させ、かつ双方向スパイラルアンローディングシステムを形成し、従来の米倉は斜度により重力を利用して材料の排出を実現することに比べ、材料貯蔵箱10内の材料が局所的に残留しないことを実現し、それにより残留材料の変質による材料貯蔵箱10内の材料の全体的な品質低下の問題を避け、また、押出スクリューを利用して材料貯蔵箱10内の底部に位置する材料を材料排出口11に押し出して排出し、材料貯蔵箱10の底部に位置する保存時間が長い材料を優先的に排出することができ、このように時系列に従って材料貯蔵箱10内の材料を更新することを実現し、材料貯蔵箱10内の材料の全体品質を向上させる。また、第1のスクリュー、第2のスクリュー及び接続軸は固定的に組み立てて製造されてもよく、又は一体成形によって製造されてもよい。
(実施例2)
実施例1と異なる点は、HとLは、2次関数関係L=a×H+b×H+c又はH=a×L+b×L+cを満たし、ここで、a、b、及びcは定数であり、かつaは0に等しくないことである。
L=a×H+b×H+c又はH=a×L+b×L+c、すなわち、HとLは2次関数関係を満たし、HはLとともに非線形に変化する。上述のように、スクリュー溝の容積VとLは関数関係V=f(L)を満たし、ネジピッチが変わらない場合、スクリュー溝の容積とスクリュー溝の等価断面積との間は1次関数関係を満たし、スクリュー溝の等価断面積とスクリュー溝の深さの2乗Hとの間は1次関数関係を満たすため、スクリュー溝の深さの2乗Hと、スクリュー溝と材料排出口との間の距離Lは関数関係を満たす。したがって、VとLが1次関数関係を満たす場合、HとLは2次関数関係L=a×H+b×H+cを満たし、より正確であり、均一な材料供給により役立ち、VとLが1次関数関係を満たす場合、HとLは2次関数関係H=a×L+b×L+cを満たし、より正確であり、均一な材料供給により役立つ。
理解できるように、H>0、L>0、かつ、HはLと負の相関にあるため、定数a<0、定数c>0、定数bの大きさは限定されない。
(実施例3)
実施例1と異なる点は、HとLは、3次関数関係L=a×H+b×H+c×H+d又はH=a×L+b×L+c×L+dを満たし、ここで、a、b、c及びdは定数であり、かつaは0に等しくないことである。
L=a×H+b×H+c×H+d又はH=a×L+b×L+c×L+d、すなわち、HとLは3次関数関係を満たし、HもLとともに非線形に変化し、HとLの正確な対応する変化も実現し、均一な材料供給にも役立つ。
理解できるように、L>0、H>0、かつ、LはHと負の相関にあり、3次関数のグラフは変化が多いため、該関数はカルテシアン座標系の第1象限において単調に低下する部分があればよく、定数a、b、c、dの大きさは特に限定されない。
なお、異なる材料貯蔵箱10の具体的な構造及び材質に違いがあり、材料貯蔵箱10内に収容される材料の種類も多種多様であり、したがって材料貯蔵箱10内の各所における材料に対する抵抗にも違いがある。このため、材料貯蔵箱10内の各部位の材料降下速度に影響を与える要因は全く同じではなく、したがって、VとLは、1次関数関係を満たす場合もあり、2次関数関係、3次関数関係、4次関数関係などの関係を満たす場合もあり、具体的な関数関係も異なる場合がある。したがって、押出スクリュー20の具体的な形状は、上記の関数関係に限定されず、実際の生産プロセスにおいては、具体的な製品に応じて適切に設計することができ、また、上記の関数における各定数の具体的な値も、具体的な製品に応じて調整できる。
(実施例4)
材料排出部位から、材料排出部位から離れる方向に向かって、スクリュー溝のネジ深さは変わらず、押出スクリュー20のネジピッチは徐々に小さくなり、押出スクリュー20のネジピッチをSとして表記し、SとLは関数関係S=f(L)を満たす。
材料排出部位から、材料排出部位から離れる方向に向かって、押出スクリュー20のネジ深さは変わらず、ネジピッチは徐々に小さくなり、すなわち、押出スクリュー20により材料を押し出す方向を基準とし、ネジピッチは下流から上流へ徐々に小さくなり、スクリュー溝の深さは変わらないため、このように、スクリュー溝の容積が上流から下流へ徐々に増加し、さらに均一な材料供給を実現するという目的を達成し、また、該解決手段は押出スクリュー20の構造を相対的に規則正しくし、加工や成形しやすく、かつ各スクリュー溝の容積が勾配変化を形成することができ、ネジピッチとスクリュー溝の深さが同時に変化するため、過度の差異が生じたり、制御しにくくなったりすることはなく、材料供給の均一性をさらに向上させる。
押出スクリュー20のネジピッチSは下流から上流へ徐々に小さくなり、すなわち、スクリュー溝と材料排出口11との間の距離Lが大きいほど、ネジピッチSは小さくなるため、SはLと負の相関にあり、上述のように、スクリュー溝の容積は、スクリュー溝の等価断面積にネジピッチを掛けたものに等しいため、スクリュー溝の深さが変わらない場合、スクリュー溝の等価断面積は変わらず、スクリュー溝の容積とネジピッチは1次関数関係を満たすため、ネジピッチSと、スクリュー溝と材料排出口との間の距離Lも関数関係を満たす。これにより、SとLとの正確な対応が確保されるため、スクリュー溝と材料排出口11との間の距離Lを決めれば、ネジピッチSの正確な値を得ることができ、ネジピッチS(材料排出部位から、材料排出部位から離れる方向に向かって)が徐々に小さくなる程度を正確に制御し、ネジピッチSは押出スクリュー20のより直感的なサイズ特徴であるため、さらに、デザイナーが関数関係に従って押出スクリュー20の具体的な構造をすばやく設計しやすく、設計サイクルのさらなる短縮、ひいては製品の生産サイクルのさらなる短縮を図る。
具体的には、SとLは、1次関数関係S=k×L+Cを満たし、ここで、kとCは定数であり、かつkは0に等しくない。
S=k×L+C、すなわち、SとLは1次関数関係を満たし、SはLとともに線形に変化し、これにより押出スクリュー20の構造をより規則正しくし、加工や成形しやすい。上述のように、スクリュー溝の容積VとLは関数関係V=f(L)を満たし、スクリュー溝の深さが変わらない場合、スクリュー溝の容積とネジピッチは1次関数関係を満たし、ネジピッチSはスクリュー溝と材料排出口との間の距離Lと関数関係を満たす。したがって、VとLが1次関数関係を満たす場合、SとLは1次関数関係を満たし、より正確であり、均一な材料供給により役立つ。
理解できるように、L>0、S>0、かつ、SはLと負の相関にあるため、定数k<0、定数C>0である。
(実施例5)
実施例4と異なる点は、SとLは、2次関数関係S=a×L+b×L+cを満たし、ここで、a、b及びcは定数であり、かつaは0に等しくないことである。
S=a×L+b×L+c、すなわち、SとLは3次関数関係を満たし、SはLとともに非線形に変化し、SとLの正確な対応する変化も実現し、均一な材料供給にも役立つ。
理解できるように、L>0、S>0、かつ、SはLと負の相関にあるため、定数a<0、定数c>0、定数bの大きさは限定されない。
(実施例6)
実施例4と異なる点は、SとLは、3次関数関係S=a×L+b×L+c×L+dを満たし、ここで、a、b、c及びdは定数であり、かつaは0に等しくないことである。
S=a×L+b×L+c×L+d、すなわち、SとLは3次関数関係を満たし、SもLとともに非線形に変化し、SとLの正確な対応する変化も実現し、均一な材料供給にも役立つ。
理解できるように、L>0、S>0、かつ、SはLと負の相関にあり、3次関数のグラフは変化が多いため、該関数はカルテシアン座標系の第1象限において単調に低下する部分があればよく、定数a、b、c、dの大きさは特に限定されない。
(実施例7)
実施例2と異なる点は、押出スクリュー20の数は1つであり、材料排出口11は材料貯蔵箱10のエッジ部位に近いことである。
(実施例8)
実施例4と異なる点は、押出スクリュー20の数は1つであり、材料排出口11は材料貯蔵箱10のエッジ部位に近いことである。
実施例7及び実施例8では、押出スクリュー20を1つだけ設け、それに応じて、材料排出口11が材料貯蔵箱10のエッジ部位に近接し、材料供給の均一性を向上させる上で、部材の数を簡略化させ、製品構造を簡略化させ、生産コストを節約するのに役立つ。本願の他の実施例では、押出スクリュー20の数は複数であり、複数の押出スクリュー20は材料排出口11を中心として材料排出口11の外側に放射状に配置される。
複数の押出スクリュー20を設け、複数の押出スクリュー20は材料排出口11を中心として材料排出口11の外側に放射状に配置され、したがって複数の押出スクリュー20は材料貯蔵箱10の複数の部位にある材料を同時に押し出すことができ、さらに材料供給速度を顕著に向上させる。
上記いずれかの実施例では、図9〜図14に示すように、材料排出部位から、材料排出部位から離れる方向に向かって、押出スクリュー20のネジ外径は変わらない。
ネジ外径は変わらないため、押出スクリュー20の構造をより規則正しくし、加工や成形しやすく、取り付けやすく、材料貯蔵箱10に対する形状要求が緩和され、取り付けやすく、かつ押出スクリュー20と材料貯蔵箱10の内壁面との間の距離は変わらず、さらに材料降下速度がほぼ均一であることを確保する。さらに、ネジピッチが変わらず、スクリュー溝の深さが変化する上記の解決手段について、スクリューの軸径を変更すればよく、スクリュー溝の深さが変わらず、ネジピッチが変化する上記の解決手段について、ネジの位置を変更すればよい。
上記いずれかの実施例では、図8〜図14に示すように、材料貯蔵装置は、材料貯蔵箱10の底部に設けられ、かつ材料排出口11に対応しており、上方の材料を下へ向かって材料排出口11まで送る輸送インペラー40をさらに含む。
材料貯蔵装置は、輸送インペラー40をさらに含み、輸送インペラー40は、ブレードの回転によって上方にある材料を下方に渡し、次に材料排出口11から排出できるため、材料貯蔵箱10の縦方向の材料排出を実現でき、押出スクリュー20を個別に設ける構造に比べ、輸送効率が高く、スクリューの回転速度と回転数により、輸送される材料の量を正確に制御することができ、そして、輸送インペラー40は材料排出口11の真上に位置するため、材料排出口11の上方付近にある材料の搬出を促進することができ、それにより材料貯蔵箱10の中央エリアで材料が隆起する現象を和らげ、材料供給の均一性をさらに向上させる。
さらに、輸送インペラー40は押出スクリュー20と同軸に接続され、このように押出スクリュー20と同じ駆動装置60により連動制御を実現し、当然のことながら、押出スクリュー20と異なる駆動装置60を用いてそれぞれ制御してもよい。好ましくは、輸送インペラー40は第1のスクリューと第2のスクリューとの間の接続軸に嵌着される。
上記いずれかの実施例では、図7〜図8に示すように、材料貯蔵装置は、下向きに開いた円弧面と下側の平面によって囲まれて形成される円弧状の材料輸送キャビティ80をさらに含み、円弧状の材料輸送キャビティ80が材料排出口11を介して材料貯蔵箱10と連通しているように、材料排出口11は円弧面まで滑らかに延びている。
円弧状の材料輸送キャビティ80は下向きに開いた円弧面と下側の平面によって囲まれて形成され、材料貯蔵箱10の底部に設けられる材料排出口11は円弧面まで滑らかに延びており、それにより押出スクリュー20と輸送インペラー40を介して材料排出口11に輸送された材料は、円弧状の材料輸送キャビティ80に導入され、円弧状の材料輸送キャビティ80の一端にファンを設け、他端に開口を開けて材料供給管と連通させることにより、円弧状の材料輸送キャビティ80に入った材料をファンの駆動力で材料供給管に導入し、さらに材料洗浄装置内に排出して材料洗浄動作を行うことができる。
上記いずれかの実施例では、図7に示すように、材料貯蔵装置は、押出スクリュー20に対応して接続され、押出スクリュー20を駆動して回転させるための駆動装置60をさらに含む。
該実施例では、駆動装置60を設けることにより、押出スクリュー20の制御可能な自動回転を実現し、輸送する材料の量に基づいて輸送速度を決定することができ、それにより輸送効率を向上させるのに役立つ。
具体的には、駆動装置60はモータを含み、モータの出力軸は押出スクリュー20と同軸に接続され、又は、駆動装置60はモータとモータの出力軸に接続されたギア伝動機構とを含み、ギア伝動機構は押出スクリュー20に接続される。
駆動装置60はモータを含み、モータの出力軸は押出スクリュー20と同軸に接続され、すなわち、モータが押出スクリュー20を直接駆動して回転させ、動力伝達効率が高く、必要な部品数が少ないため、製品構造を簡素化し、コストを節約するのに役たつ。
又は、駆動装置60はモータとギア伝動機構とを含み、ギア伝動機構は押出スクリュー20に接続され、すなわち、モータはギア伝動機構を介して押出スクリュー20を間接的に駆動して回転させ、ギア伝動機構はスピードアップを実現することができ、モータのエネルギー消費量を削減するのに役立ち、かつ製品の構造に基づいてモータの位置を適切に配置するのに役立つ。
さらに、前述した実施例における押出スクリュー20は第1のスクリュー、第2のスクリュー及び接続軸を含むという実施例について、モータ又はギア伝動機構は第1のスクリュー又は第2のスクリューに連結され、押出スクリュー20の数が複数であるという実施例について、駆動装置60の数も複数であり、各押出スクリュー20をそれぞれ駆動する。
本願の第4の態様の実施例にて提供される調理器具は、調理本体と、材料排出口11が調理本体の内部スペースと連通可能である第3の態様の実施例のいずれか一項に記載の材料貯蔵装置と、を含む。
本願の第4の態様の実施例にて提供される調理器具は、第3の態様の実施例のいずれか一項に記載の材料貯蔵装置を含むため、上記の実施例のいずれかが有するすべての有益な効果を有し、ここでは繰り返さない。
調理本体の内部スペースについては特に限定されず、例えば、上蓋内の洗浄キャビティであってもよく、材料を洗浄キャビティに送って洗浄し、内鍋であってもよく、材料を内鍋に送って洗浄又は調理する。
上記実施例において、調理器具は電気炊飯器である。
当然のことながら、電気炊飯器に限定されず、電気圧力鍋、スロークッカー、電気蒸し鍋、電気煮込み鍋、豆乳機などであってもよい。
以下、いくつかの具体的な実施例を参照しながら本願にて提供される調理器具の具体的な構造及び動作原理を詳細に説明し、かつ従来技術と比較する。
従来、全自動炊飯器であって、高容積率の米箱(すなわち材料貯蔵箱)を設計し、底部にスパイラル材料輸送装置(すなわち押出スクリュー)が設けられ、角度を制御して、米粒輸送機能を達成する従来の米倉の代わりに、高容積率の米箱は底部の両端にある双方向スパイラルアンローディングシステムを採用する。作動状態では、モータがスクリューを駆動して回転させ、両端のスパイラル構造を駆動して米箱の両側の米粒を中央に運搬し、底部中央の材料吐出口から排出する。スパイラル構造が米倉(すなわち材料貯蔵箱)の底部に密着しているため、米量が少なくても輸送効果も優れる。米箱の双方向スパイラル米降下システムでは、従来の等径・等間隔・等深スクリューでは、米箱の中央で米が隆起する現象が発生しやすく、センサで米倉のリアルタイムの米量を正確に判断することができない。
これに基づいて、本願はスクリュー輸送の特徴に基づき、等径・等間隔・不等深及び等径・等深・不等間隔の2種類のスクリュー構造を設計して、均一な材料輸送を満足するようにしている。
具体的には、本願では米箱及び米降下構造が設計され、図7に示すように、主に米箱(すなわち材料貯蔵箱10)、米輸送機構(すなわち、材料輸送キャビティ+材料輸送パイプなどの構造)、及びモータで構成される。米箱の底部に双方向スパイラルスクリューが設けられ、スクリューの一端はモータに連結され、モータの出力軸に直接接続されてもよく、ギア又はベルトを介して接続されてもよく、スクリュー中央にはブレードが設けられ、スクリューと同軸で伝動し、ブレードの両端のスクリュースパイラル方向は逆である。
図8に示すのは米箱及び米降下構造の断面図であり、11は米投下口(すなわち材料排出口)であり、12は双方向スパイラルスクリューであり、一端は左回りであり、一端は右回りであり、スパイラル方向は逆であり、13はブレード(すなわち輸送インペラー)であり、米箱の両端のスクリューとブレードは同軸伝動を採用し、全体効果として米粒の中央への輸送を確保する。
作動時に、モータはスクリューを駆動して回転させ、米箱の両側の米粒を中央に輸送し、中央に達した米粒はブレードの反転により米箱の底部の米投下口から米輸送機構に入る。従来のスクリューは等間隔、等径、スクリュー溝等深方式で設計されており、作動中に、スクリューが米箱と接触する端部のみに米粒が充填されて輸送され、残りのスクリュー部分は米粒が充填できず、米粒の不平坦を招く。
スクリュー輸送の性質により、以下の2つの設計案が提案されている。
(設計案1)
図9に示すように、スクリュー直径(すなわちネジ外径)d1、ネジピッチ(すなわちネジピッチ)Sは変わらず、スクリュー溝半径(すなわちスクリュー軸半径)R2とブレードのピッチ(すなわちスクリュー溝と材料排出口のピッチ)LはL=k×R2+Cという線形変化を採用してもよく、又は、図10に示すように、L=a×R2+b×R2+c、又はL=a×R2+b×R2+c×R2+dという非線形変化を採用してもよく、ブレード位置に近いスクリュー溝の直径は両側のスクリュー溝の直径より小さい。スクリューネジピッチと直径が変わらない場合、スクリュー輸送量はスクリュー輸送の断面積と正比例線形関係にあり、つまりスクリュー溝の深さと二乗関係にあり、1回転あたりの前方輸送量は、1ネジピッチあたりに含まれる材料量に相当し、したがって材料に対する抵抗が米箱内のどこでも同じである条件下で、L=a×R2+b×R2+cのソリューションを推薦し、米箱の位置によって材料に対する抵抗が異なる場合は、抵抗分布に応じて線形又は非線形のソリューションを採用する必要がある。
言い換えると、スクリューとして等径・等間隔のスクリューを採用し、スクリュー溝の深さの直径が線形あるいは非線形に変化し、スクリューの中央付近のスクリュー溝の直径が米箱の両側のスクリュー溝の直径よりも小さく、スクリュー溝の深さの線形あるいは非線形変化により、スクリュー輸送方向における米粒の質量流量を徐々に増加させ、つまり、米箱の米粒全体を均一に減らし、米粒の高さの均一性を確保する。
(設計案2)
図11に示すように、スクリュー直径d1(すなわちネジ外径)、スクリュー溝の深さHは変わらず、ネジピッチSは線形又は非線形変化を採用し、ブレードからの間隔Lを線形変化にし、又は、図12に示すように、S=a×L+b×L+c、又はS=a×L+b×L+c×L+dという非線形変化にし、ブレード位置に近いネジピッチは米箱両側のネジピッチより大きい。スクリュー直径、スクリュー溝の深さが変わらない場合、スクリュー輸送量はスクリューネジピッチと正比例線形関係にあり、1回転あたりの前方輸送量は、1ネジピッチあたりに含まれる材料量に相当し、したがって材料に対する抵抗が米箱内のどこでも同じである条件下で、S=k×L+Cのソリューションを推薦し、米箱の位置によって材料に対する抵抗が異なる場合は、抵抗分布に応じて線形又は非線形のソリューションを採用する必要がある。
言い換えると、スクリューとして等径・等深のスクリューを採用し、ネジピッチが線形あるいは非線形に変化し、スクリューの中央付近のネジピッチが米箱の両側のネジピッチよりも大きく、ネジピッチの線形あるいは非線形変化により、スクリュー輸送方向における米粒の質量流量を徐々に増加させ、つまり、米箱の米粒全体を均一に減らし、米粒の高さの均一性を確保する。
スクリューの輸送特性に基づき、設計案1はスクリューを等径・等間隔で、スクリュー溝の深さが線形又は非線形に変化する構造であるように設計し、かつブレードの位置に近いスクリュー溝の直径は米箱の両側のスクリュー溝の直径より小さい。スクリューが回転して材料を輸送しているとき、スクリュー溝の深さが線形又は非線形に変化するため、輸送方向に沿ったスクリュー内の米粒の質量流量が徐々に増加し、米箱内の米粒を輸送方向に沿ってスクリュー内に連続的に補給する必要があり、米粒の高さを全体的に均一に減少させ、米粒の高さの均一性を確保する。
設計案2はスクリューを等径・等深で、ネジピッチが線形又は非線形に変化する構造であるように設計し、ブレードの中央位置に近いネジピッチは米箱の両側のネジピッチより大きい。スクリューが回転して材料を輸送しているとき、ネジピッチが線形又は非線形に変化するため、輸送方向に沿ったスクリュー内の米粒の質量流量が徐々に増加し、米箱内の米粒を輸送方向に沿ってスクリュー内に連続的に補給する必要があり、米粒の高さを全体的に均一に減少させ、米粒の高さの均一性を確保する。
さらに、上記の実施例はまた、以下のように変形しても本願の目的を達成することができる。
図13に示すように、一方向スパイラル(右回り又は左回り)は等間隔・等径を採用し、スクリュー溝の深さは線形又は非線形に変化し、集中して一端へ輸送し、輸送材料が輸送長さに沿って均一に降下することを確保し、図14に示すように、一方向スパイラル(右回り又は左回り)は等径・等深を採用し、ピッチは線形又は非線形に変化し、一端に集中して輸送し、輸送材料が輸送長さに沿って均一に降下することを確保し、スクリュー溝の深さ変化はスクリュー軸の直径変化効果と同等であり、いずれも輸送面積を変えることに相当する。
要約すると、上記の実施例にて提供される材料貯蔵装置は、押出スクリューの構造を改善することで、スクリュー溝の容積を材料排出部位から、材料排出部位から離れる方向へ徐々に小さくなるようにし、すなわち、押出スクリューにより材料を押し出す方向を基準とし、スクリュー溝の容積は下流から上流へ徐々に小さくなり、スクリュー溝が収容及び押し出すことができる材料の量は上流から下流へ徐々に増加するため、上流のスクリュー溝によって押し出される材料の量は下流のスクリュー溝が実際に収容できる材料の量より小さく、下流のスクリュー溝の上部近くにある材料はスクリュー溝内に自動的に落ちて不足分を埋めるため、押出スクリューによって材料排出口に押し出される材料は、材料貯蔵箱の内壁エリアに近接する材料だけでなく、材料貯蔵箱の中央エリアの材料でもあり、それにより均一な材料供給を実現し、米箱内の材料を水平に保持し、材料が隆起する現象を効果的に和らげ、検出装置が材料貯蔵箱内のリアルタイムの材料量を判断する精度を向上させる。言い換えると、スクリュー溝の容積が押出スクリューの材料輸送方向に沿って徐々に増加するため、材料貯蔵箱内の材料を材料輸送方向に沿って押出スクリュー内に連続的に補給する必要があり、これは押出スクリューの材料輸送方向における材料の質量流量を徐々に増加させ、さらに米粒全体の高さが均一に低くなり、材料の高さの均一性を確保する。また、スクリュー溝の容積Vはスクリュー溝と材料排出口との間の距離Lと関数関係を満たすため、これにより、VとLとの正確な対応が確保されるため、スクリュー溝と材料排出口との間の距離Lを決めれば、スクリュー溝の容積Vの正確な値を得ることができ、スクリュー溝の容積V(材料排出部位から、材料排出部位から離れる方向に向かって)が徐々に小さくなる程度を正確に制御し、材料貯蔵箱底部の各部位の横方向材料輸送及び縦方向重力による材料落下の総合的作用がより均一になり、それにより材料貯蔵箱の材料供給の均一性をより向上させ、材料貯蔵箱内の材料の平坦度をより向上させ、さらに、デザイナーが関数関係に従って押出スクリューの具体的な構造をすばやく設計しやすく、設計サイクルを短縮し、さらに製品の生産サイクルを短縮する。
本願は、添付した特許請求の範囲によって示されるだけではなく、また以下の事項によって限定される。
1.材料貯蔵装置であって、
材料を送り出す材料排出口が設けられた材料貯蔵箱と、
押出スクリューであって、前記材料貯蔵箱の底部に設けられており、前記押出スクリューの材料排出部位は、回転時にその軸方向に沿って材料を前記材料排出口に押し出すことができるように前記材料排出口に近接し、かつ前記材料排出部位から、前記材料排出部位から離れる方向に向かって、前記押出スクリューのスクリュー溝の容積が徐々に減少する押出スクリューと、を含み、
前記スクリュー溝の容積をVとして表記し、前記スクリュー溝と前記材料排出口との間の距離をLとして表記したとき、前記Vと前記Lは関数関係V=f(L)を満たす。
2.事項1に記載の材料貯蔵装置であって、
前記材料排出部位から、前記材料排出部位から離れる方向に向かって、前記押出スクリューのネジピッチは変わらず、前記スクリュー溝の深さは徐々に小さくなり、前記スクリュー溝の深さをHとして表記したとき、前記Hと前記Lは関数関係L=f(H)を満たす。
3.事項2に記載の材料貯蔵装置であって、
前記Hと前記Lは、1次関数関係L=k×H+Cを満たし、ここで、前記kと前記Cは定数であり、かつ前記kは0に等しくなく、又は
前記Hと前記Lは、2次関数関係L=a×H+b×H+cを満たし、ここで、前記a、前記b及び前記cは定数であり、かつ前記aは0に等しくなく、又は
前記Hと前記Lは、3次関数関係L=a×H+b×H+c×H+dを満たし、ここで、前記a、前記b、前記c及び前記dは定数であり、かつ前記aは0に等しくなく、又は
前記Hと前記Lは、1次関数関係H=k×L+Cを満たし、ここで、前記kと前記Cは定数であり、かつ前記kは0に等しくなく、又は
前記Hと前記Lは、2次関数関係H=a×L+b×L+cを満たし、ここで、前記a、前記b及び前記cは定数であり、かつ前記aは0に等しくなく、又は
前記Hと前記Lは、3次関数関係H=a×L+b×L+c×L+dを満たし、ここで、前記a、前記b、前記c及び前記dは定数であり、かつ前記aは0に等しくない。
4.事項1に記載の材料貯蔵装置であって、
前記材料排出部位から、前記材料排出部位から離れる方向に向かって、前記スクリュー溝のネジ深さは変わらず、前記押出スクリューのネジピッチは徐々に小さくなり、前記押出スクリューのネジピッチをSとして表記したとき、前記Sと前記Lは関数関係S=f(L)を満たす。
5.事項4に記載の材料貯蔵装置であって、
前記Sと前記Lは、1次関数関係S=k×L+Cを満たし、ここで、前記kと前記Cは定数であり、かつ前記kは0に等しくなく、又は
前記Sと前記Lは、2次関数関係S=a×L+b×L+cを満たし、ここで、前記a、前記b及び前記cは定数であり、かつ前記aは0に等しくなく、又は
前記Sと前記Lは、3次関数関係S=a×L+b×L+c×L+dを満たし、ここで、前記a、前記b、前記c及び前記dは定数であり、かつ前記aは0に等しくない。
6.事項1から5のいずれか一項に記載の材料貯蔵装置であって、
前記材料排出部位から、前記材料排出部位から離れる方向に向かって、前記押出スクリューのネジ外径は変わらず、及び/又は
前記材料貯蔵装置は、前記材料貯蔵箱の底部に設けられ、かつ前記材料排出口に対応しており、上方の材料を下へ向かって前記材料排出口まで送る輸送インペラーをさらに含み、及び/又は
前記材料貯蔵装置は、下向きに開いた円弧面と下側の平面によって囲まれて形成される円弧状の材料輸送キャビティをさらに含み、前記円弧状の材料輸送キャビティが前記材料排出口を介して前記材料貯蔵箱と連通しているように、前記材料排出口は前記円弧面まで滑らかに延びている。
7.事項1から5のいずれか一項に記載の材料貯蔵装置であって、
前記押出スクリューの数は1つであり、前記材料排出口は前記材料貯蔵箱のエッジ部位に近く、又は
前記押出スクリューの数は複数であり、複数の前記押出スクリューは前記材料排出口を中心として前記材料排出口の外側に放射状に配置され、又は
前記押出スクリューは、一端が前記材料貯蔵箱の一方側の内壁に接続され、他端が前記材料排出口に近接して設けられる第1のスクリューと、前記第1のスクリューと同軸に設けられ、かつ前記第1のスクリューのネジ設置方向と逆であり、一端が前記材料貯蔵箱の他方側の内壁に接続され、他端が前記材料排出口に近接して設けられる第2のスクリューと、前記材料排出口の上方に対応して設けられ、前記第1のスクリューと前記第2のスクリューを同期回転させるように前記第1のスクリューの他端と前記第2のスクリューの他端にそれぞれ固定的に接続される接続軸と、を含む。
8.事項1から5のいずれか一項に記載の材料貯蔵装置であって、
前記押出スクリューに対応して接続され、前記押出スクリューを駆動して回転させるための駆動装置をさらに含む。
9.事項8に記載の材料貯蔵装置であって、
前記駆動装置はモータを含み、前記モータの出力軸は前記押出スクリューと同軸に接続され、又は
前記駆動装置はモータと前記モータの出力軸に接続されたギア伝動機構とを含み、前記ギア伝動機構は前記押出スクリューに接続される。
10.調理器具であって、
調理本体と、
材料排出口が前記調理本体の内部スペースと連通可能である事項1から9のいずれか一項に記載の材料貯蔵装置と、を含む。
本願において、用語「第1」、「第2」、及び「第3」は、目的を説明するためのものであり、相対的な重要性の指示又は示唆として理解されることができない。特に明記しない限り、用語「複数」は2つ以上を指す。用語「取り付け」、「連結」、「接続」、「固定」などはいずれも広義に理解されるべきである。例えば、「接続」は、固定的に接続されてもよいし、着脱可能に接続されてもよく、又は一体的に接続されてもよい。「連結」は、直接連結されてもよいし、中間媒介を介して間接的に接続されてもよい。当業者であれば、具体的な状況に基づいて本願における上記の用語の具体的な意味を理解することができる。
なお、本願の説明において、「上」、「下」、「左」、「右」、「前」、「後」などの用語で示す方位又は位置関係は、図面に示す方位又は位置関係に基づくものであり、本願を説明しやすく、説明を簡単にするためだけに用いられ、示している装置又はユニットが必ず特定の方向を有し、特定の方位で構造及び操作することを指示又は暗示することではないので、本願に対する限定と理解してはいけない。
本明細書の説明において、用語である「1つの実施例」、「いくつかの実施例」、「具体的な実施例」などの記述は、当該実施例又は例示に結合して説明した具体的な特徴、構造、材料又は特性が、本願の少なくとも1つの実施例又は例示に含まれていることを意図するものである。本明細書において、上記の用語に対する模式的な表述は、必ずしも同じ実施例又は例示を言うものとは限らない。また、記載されている具体的な特徴、構造、材料又は特性をいずれかの1つ又は複数の実施例又は例示において適当な方式で組み合わせることができる。
上記の内容は、本願の好ましい実施例に過ぎず、本願を限定するものではない。当業者であれば、本願に様々な修正や変更が可能である。本願の趣旨及び原則を逸脱しない範囲でなされたすべての修正、均等置換、改良などは、いずれも本願の保護範囲に含まれるものとする。
なお、図1〜図14における各符号と部材名称との対応関係は、以下のとおりである。
10…材料貯蔵箱、11…材料排出口、12…案内壁、20…押出スクリュー、30…アンチブロッキングカバー、40…輸送インペラー、50…材料通過隙間、51…第1の隙間材料通過セクション、52…第2の隙間材料通過セクション、53…第3の隙間材料通過セクション、54…第1の移行隙間材料通過セクション、55…第2の移行隙間材料通過セクション、60…駆動装置、70…材料輸送機構、80…材料輸送キャビティ。

Claims (19)

  1. 底部に材料を送り出す材料排出口が設けられた材料貯蔵箱と、
    前記材料貯蔵箱の底部に位置しており、かつ材料排出部位が前記材料排出口に近接し、回転時に軸方向に沿って材料を前記材料排出口に押し出すことができる押出スクリューと、
    前記材料貯蔵箱内に取り付けられ、前記押出スクリューの上方をカバーするように設けられ、かつ前記材料貯蔵箱の内壁面との間に材料を通過させるための材料通過隙間が規定されるアンチブロッキングカバーと、を含み、
    前記押出スクリューの材料輸送方向に沿って、前記材料通過隙間における前記押出スクリューに対応する部分は、第1の隙間材料通過セクションと、一端が前記第1の隙間材料通過セクションに連結された第2の隙間材料通過セクションとを含み、かつ前記第1の隙間材料通過セクションの幅は、前記第2の隙間材料通過セクションの幅よりも小さい、
    材料貯蔵装置。
  2. 前記材料貯蔵箱の底部に設けられ、かつ前記材料排出口に対応しており、上方の材料を下へ向かって前記材料排出口まで送る輸送インペラーをさらに含み、
    前記アンチブロッキングカバーは前記輸送インペラーの上方もカバーするように設けられ、かつ前記材料通過隙間における前記輸送インペラーに対応する部分は、第3の隙間材料通過セクションとして形成され、前記第3の隙間材料通過セクションは前記第2の隙間材料通過セクションの他端に連結されている、
    請求項1に記載の材料貯蔵装置。
  3. 前記アンチブロッキングカバーと、前記材料貯蔵箱の2つの対向する内壁面との間にそれぞれ前記材料通過隙間が規定され、2つの前記材料通過隙間の前記第3の隙間材料通過セクションを、それぞれ材料押出隙間材料通過セクションと材料降下隙間材料通過セクションとして表記したとき、前記材料押出隙間材料通過セクションにある少なくとも一部の材料は、前記輸送インペラーが回転するときに回転して前記材料降下隙間材料通過セクションまで押し出されて前記材料排出口から排出され、
    前記材料押出隙間材料通過セクションの幅は、前記材料降下隙間材料通過セクションの幅よりも小さい、
    請求項2に記載の材料貯蔵装置。
  4. 前記材料押出隙間材料通過セクションの幅は前記第2の隙間材料通過セクションの幅よりも小さく、及び/又は
    前記材料押出隙間材料通過セクションの幅は前記第1の隙間材料通過セクションの幅に等しく、及び/又は
    前記材料降下隙間材料通過セクションの幅は前記第2の隙間材料通過セクションの幅に等しい、
    請求項3に記載の材料貯蔵装置。
  5. 前記第1の隙間材料通過セクションと前記第2の隙間材料通過セクションは第1の移行隙間材料通過セクションを介して連結され、前記第1の移行隙間材料通過セクションの幅は前記押出スクリューの材料輸送方向に沿って徐々に広くなり、及び/又は
    前記第1の隙間材料通過セクションは等幅構造であり、及び/又は
    前記第2の隙間材料通過セクションは等幅構造であり、及び/又は
    前記材料通過隙間の幅は5mm〜10mmの範囲にあり、及び/又は
    前記材料貯蔵箱の底部は部分的に下へ窪んで材料輸送溝を形成し、前記材料排出口は前記材料輸送溝の底部に設けられ、前記材料輸送溝の両側の部位は前記材料貯蔵箱の側壁から前記材料輸送溝の位置へ傾斜して移行する案内壁として構成され、前記アンチブロッキングカバーと前記案内壁との間に前記材料通過隙間が規定される、
    請求項1から4のいずれか一項に記載の材料貯蔵装置。
  6. 前記材料貯蔵箱の内壁面はストレート面であり、前記アンチブロッキングカバーにおける前記材料貯蔵箱の内壁面に近いエッジは非直線状に構成されるため、前記アンチブロッキングカバーと前記材料貯蔵箱の内壁面との間に不等幅の前記材料通過隙間が形成される、
    請求項1から5のいずれか一項に記載の材料貯蔵装置。
  7. 前記アンチブロッキングカバーにおける前記材料貯蔵箱の内壁面に近いエッジは折れ線状に構成される、
    請求項6に記載の材料貯蔵装置。
  8. 前記押出スクリューの数は2つであり、2つの前記押出スクリューは同軸に接続され、かつ材料輸送方向は逆であり、前記材料排出口は2つの前記押出スクリューの間に位置し、一方の前記押出スクリューの一端は、2つの前記押出スクリューを同期回転させかつ材料を前記材料排出口に同時に押し出せるように、駆動装置に連結される、
    請求項1から7のいずれか一項に記載の材料貯蔵装置。
  9. 前記第1の隙間材料通過セクションの長さと前記材料通過隙間の全長との比は0.1〜0.3の範囲内にあり、及び/又は
    前記第2の隙間材料通過セクションの長さと前記材料通過隙間の全長との比は0.1〜0.3の範囲内にある、
    請求項8に記載の材料貯蔵装置。
  10. 前記押出スクリューのスクリュー溝の容積は、前記材料排出部位から、前記材料排出部位から離れる方向に向かって徐々に小さくなり、
    前記スクリュー溝の容積をVとして表記し、前記スクリュー溝と前記材料排出口との間の距離をLとして表記したとき、前記Vと前記Lは関数関係V=f(L)を満たす、
    請求項1から9のいずれか一項に記載の材料貯蔵装置。
  11. 前記材料排出部位から、前記材料排出部位から離れる方向に向かって、前記押出スクリューのネジピッチは変わらず、前記スクリュー溝の深さは徐々に小さくなり、前記スクリュー溝の深さをHとして表記したとき、前記Hと前記Lは関数関係L=f(H)を満たす、
    請求項10に記載の材料貯蔵装置。
  12. 前記Hと前記Lは、1次関数関係L=k×H+Cを満たし、ここで、前記kと前記Cは定数であり、かつ前記kは0に等しくなく、又は
    前記Hと前記Lは、2次関数関係L=a×H+b×H+cを満たし、ここで、前記a、前記b及び前記cは定数であり、かつ前記aは0に等しくなく、又は
    前記Hと前記Lは、3次関数関係L=a×H+b×H+c×H+dを満たし、ここで、前記a、前記b、前記c及び前記dは定数であり、かつ前記aは0に等しくなく、又は
    前記Hと前記Lは、1次関数関係H=k×L+Cを満たし、ここで、前記kと前記Cは定数であり、かつ前記kは0に等しくなく、又は
    前記Hと前記Lは、2次関数関係H=a×L+b×L+cを満たし、ここで、前記a、前記b及び前記cは定数であり、かつ前記aは0に等しくなく、又は
    前記Hと前記Lは、3次関数関係H=a×L+b×L+c×L+dを満たし、ここで、前記a、前記b、前記c及び前記dは定数であり、かつ前記aは0に等しくない、
    請求項11に記載の材料貯蔵装置。
  13. 前記材料排出部位から、前記材料排出部位から離れる方向に向かって、前記スクリュー溝のネジ深さは変わらず、前記押出スクリューのネジピッチは徐々に小さくなり、前記押出スクリューのネジピッチをSとして表記したとき、前記Sと前記Lは関数関係S=f(L)を満たす、
    請求項10に記載の材料貯蔵装置。
  14. 前記Sと前記Lは、1次関数関係S=k×L+Cを満たし、ここで、前記kと前記Cは定数であり、かつ前記kは0に等しくなく、又は
    前記Sと前記Lは、2次関数関係S=a×L+b×L+cを満たし、ここで、前記a、前記b及び前記cは定数であり、かつ前記aは0に等しくなく、又は
    前記Sと前記Lは、3次関数関係S=a×L+b×L+c×L+dを満たし、ここで、前記a、前記b、前記c及び前記dは定数であり、かつ前記aは0に等しくない、
    請求項13に記載の材料貯蔵装置。
  15. 前記材料排出部位から、前記材料排出部位から離れる方向に向かって、前記押出スクリューのネジ外径は変わらず、及び/又は
    前記材料貯蔵装置は、前記材料貯蔵箱の底部に設けられ、かつ前記材料排出口に対応しており、上方の材料を下へ向かって前記材料排出口まで送る輸送インペラーをさらに含み、及び/又は
    前記材料貯蔵装置は、下向きに開いた円弧面と下側の平面によって囲まれて形成される円弧状の材料輸送キャビティをさらに含み、前記円弧状の材料輸送キャビティが前記材料排出口を介して前記材料貯蔵箱と連通するように、前記材料排出口は前記円弧面まで滑らかに延びている、
    請求項1から14のいずれか一項に記載の材料貯蔵装置。
  16. 前記押出スクリューの数は1つであり、前記材料排出口は前記材料貯蔵箱のエッジ部位に近く、又は
    前記押出スクリューの数は複数であり、複数の前記押出スクリューは前記材料排出口を中心として前記材料排出口の外側に放射状に配置され、又は
    前記押出スクリューは、一端が前記材料貯蔵箱の一方側の内壁に接続され、他端が前記材料排出口に近接して設けられる第1のスクリューと、前記第1のスクリューと同軸に設けられ、かつ前記第1のスクリューのネジ設置方向と逆であり、一端が前記材料貯蔵箱の他方側の内壁に接続され、他端が前記材料排出口に近接して設けられる第2のスクリューと、前記材料排出口の上方に対応して設けられ、前記第1のスクリューと前記第2のスクリューを同期回転させるように前記第1のスクリューの他端と前記第2のスクリューの他端にそれぞれ固定的に接続される接続軸と、を含む、
    請求項1から7及び10から15のいずれか一項に記載の材料貯蔵装置。
  17. 前記押出スクリューに対応して接続され、前記押出スクリューを駆動して回転させるための駆動装置をさらに含む、
    請求項1から16のいずれか一項に記載の材料貯蔵装置。
  18. 前記駆動装置はモータを含み、前記モータの出力軸は前記押出スクリューと同軸に接続され、又は、
    前記駆動装置は、モータと、前記モータの出力軸に接続されたギア伝動機構とを含み、前記ギア伝動機構は前記押出スクリューに接続される、
    請求項17に記載の材料貯蔵装置。
  19. 調理本体と、
    材料排出口が前記調理本体の内部スペースと連通可能である請求項1から18のいずれか一項に記載の材料貯蔵装置と、を含む、
    調理器具。
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