JP2021513492A - 使い捨て式圧潰可能な樽を含む飲料分配システム - Google Patents

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Abstract

飲料および/または使い捨て式圧潰可能な飲料容器(50)に関する情報を少なくとも取得するための測定装置(50)を含み、前記測定装置(50)から前記情報を読み取り、そのことにより前記飲料および/または前記圧潰可能な飲料容器(18)に関する前記情報を表すデジタルデータを構築するための電子センサ(48)装置を含む、使い捨て式圧潰可能な飲料容器(18)内に貯蔵された飲料を分配するための飲料分配システム(10)。【選択図】図1

Description

本開示は、使い捨て式圧潰可能な飲料容器に貯蔵された飲料を分配し、飲料および/または圧潰可能な飲料容器のいくつかの特性またはパラメータを測定するためのシステムおよび方法に関する。本開示はさらに、使い捨て式圧潰可能な飲料容器内の飲料の残量の測定に関する。また、本開示は、本開示の飲料分配システムで使用するための使い捨て式圧潰可能な飲料容器に関する。
飲料分配システムは、典型的には、大量の飲料を効率的に分配するための飲料分配施設において使用される。典型的には、飲料分配システムは、生ビールなどの炭酸アルコール飲料およびサイダーを分配するために使用される。しかしながら、ノンアルコールビールなどの非アルコール飲料、清涼飲料、およびワインやフルーツジュースなどの非炭酸飲料も、飲料分配システムを使用して分配され得る。飲料分配システムは、主に、バー、レストランおよびホテルのような施設などにおけるプロフェッショナルユーザ用であるが、個人宅などの個人ユーザ用としても急速に普及している。
業務用飲料分配システムは、典型的には、大型飲料樽内に供給された飲料を分配する。このような飲料樽は、例えば、業務用飲料分配システムでは、飲料樽の交換が必要になる前に、典型的には50〜100回の飲料分配動作を可能にするために20〜50Lの飲料を保持し得る。典型的には、飲料樽は、鋼などの硬い材料で作られ、何度も充填される。個々の充填の間に、飲料樽は入念に洗浄される。不十分な洗浄は、不衛生な飲料樽の原因になる可能性があり、ひいては、飲料消費者の健康問題を引き起こす可能性がある。使い捨て用のPETなどのプラスチック製の飲料樽があるが、このような飲料容器は、動作中に圧潰可能でない。最近では、飲料樽は、少なくとも部分的には上述の衛生上の懸念から、圧潰可能であり、使い捨て用に作られている。
このような圧潰可能な飲料樽を使用する飲料分配システムでは、飲料樽が圧力チャンバ内に設置または配置され得る。したがって、例えば、分配中に樽に接続されているCOカートリッジを用いて、従来の鋼製樽をCOで加圧する必要があるが、本出願人のDraughtMaster(登録商標)などの使い捨て式飲料システムは、圧力源(例えば、空気圧縮機)からの空気を使用してビールを押し出し、樽を圧潰する、つまり、ビールが醸造所を出たときから飲料受容器(例えば、ビアグラス)に入るまではビールに触れるものは何もない。したがって、このような圧潰可能な飲料容器内に貯蔵された飲料は、エールやスタウトなどの英国タイプのビールを分配するときに、事前に炭化されるか、事前に窒素と混合される。飲料を分配するときに、圧力流体(例えば、圧縮空気)が圧力チャンバに流入して、そのことにより飲料を分配しながら飲料樽を圧潰させることができる。飲料樽の体積は、分配された飲料の量に対応して減少する。圧潰可能な飲料樽は、好ましくは、プラスチックなどの可撓性かつ使い捨て可能な材料で作られる。
分配動作を実行している間に、印加された圧力は、飲料を圧潰可能な飲料容器からタッピングラインへと流出させる。タッピングラインは、タッピングハンドルなどの飲料分配制御手段を有するタッピングヘッドと、飲料を飲料受容器へ分配するための注ぎ口とを備えるタッピング装置へとつながる。タッピングヘッドは、典型的には、操作者がタッピングバルブを制御し、そのことにより飲料分配動作を制御することを可能にするためのタッピングハンドルをさらに含む。バーテンダーまたは女性のバーテンダーなどの操作者は、タッピングハンドルを使用して飲料の分配を制御する。典型的には、タッピングヘッドは、バーカウンタに取り付けられたフォント(font)の一部である。
多くの場合、分配装置を通る飲料の流量および飲料容器内の飲料の残量を判断することは困難であり得る。飲料と接触している測定装置の使用を回避することが望ましく、したがって、このような装置は、使い捨て可能であるか、定期的に洗浄されるかのいずれかでなければならない。また、圧潰可能な飲料容器内の飲料の残量を明らかにするための単純な手段を使用できることが望ましいであろう。
望ましくない供給源からの飲料容器の使用を回避することによって品質を保証するために、使い捨て式かつ圧潰可能な飲料容器の起源について確信が得られることもまた望ましいであろう。
様々な形式のデジタルデータの構築および記憶は、21世紀の間にますます人気が高まってきている。コンピューティング技術分野においてだけでなく、ショッピング、運転、および一部の家電機器の操作などの日常的な事柄において、今日では、デジタルデータを入力し、抽出することが可能であり得る。
今までのドラフト飲料システムでは、このような開発は限定的であったが、例えば、同時係属中の欧州特許出願公開第17198816.5号明細書に開示されているように、ドラフト飲料システムにおいても、デジタル技術を使用することによって操作を簡略化し、ヒューマンエラーを回避し、品質管理およびタッピングラインの洗浄を改善することができる。特に、このような開発は、使い捨て式かつ圧潰可能な飲料容器ではまだ実現されていない。
したがって、本発明の目的は、分配装置を通る飲料の流量および飲料容器内の飲料の残量を測定することができる技術を提供することである。
本発明のさらなる目的は、分配装置内の飲料の所与の特性またはパラメータの所望のレベルの特性またはパラメータに対する任意のずれを迅速に識別し、補正するための技術を提供することである。
本発明のさらに別の目的は、使い捨て式圧潰可能な飲料容器の起源を迅速に識別するための技術を提供することである。
以下に、関連する従来技術を示す。
米国特許第8677721(B1)号明細書は、PET容器をマーキングするための器具および容器上のマーキングの存在を確認する検査装置に関する。
国際公開第2012/097403(A1)号パンフレットは、フォーミュラ分配ユニットに関する。ボトルの材料に基づいてボトルを検出するために、光学センサが使用される。
米国特許出願公開第2011/0259776(A1)号明細書は、RFID機能を有する包装袋に関する。
国際公開第2010/075918(A1)号パンフレットは、オリジナルのセキュリティリングの無損傷を検知するための光電センサシステムによってボトルを試験するための方法に関する。
国際公開第2006/066787(A1)号パンフレットは、トランスポンダを有する容器に関する。
米国特許第4827426(A)号明細書は、ポストミックス式飲料ディスペンサのためのデータ取得処理システムに関する。
米国特許第4800492(A)号明細書は、ファストフードレストランにおけるポストミックス式飲料分配システムのためのデータロガーに関する。
米国特許出願公開第2017/0096322(A1)号明細書および国際公開第2016/168220(A1)号パンフレットは共に、統合温度制御、圧力監視、自動パージ、および分配されたワインの各樽の在庫使用統計を決定するための統合販売時点管理データ取得を組み合わせた、樽ワインを分配するためのシステムに関する。
米国特許出願公開第2014/0368318(A1)号明細書は、期限を有する消毒剤の散布を監視するためのシステムに関する。該システムは、容器を使用し、該システムのリーダは、容器に関連付けられた識別子を読み取ることができる。RFIDについて言及されている。
米国特許出願公開第2017/099981(A1)号明細書は、毎日24時間クラウドに接続されたスマートコーヒー分配マシン群を含むマシンに関する。
米国特許出願公開第2016/194192号明細書は、ディスペンサと、複数の容器の少なくとも1つのケースとの組み合わせに関する。該文献は、前記ケースと前記ディスペンサとの間でデータを交換するための無線通信システムについて言及している。
国際公開第2009/064844(A2)号パンフレットは、飲料消費レベルについての実時間フィードバックを顧客に提供することが可能である、セルフサービス飲料分配のための飲料分配システムに関する。
国際公開第2012/102759(A1)号(中国特許公開第103429500(A)号)明細書は、容器の封止状態を判断するために容器または開封機構に取り付けられた集積回路に関する。
国際公開第2015/066594(A1)号パンフレットは、従来の鋼製樽の流体レベルを監視するためのサプライチェーンシステムに関する。実施形態は、樽の二重底内に収まり、樽の重量を測定し、無線ネットワークを介してコンピュータデータベースに重量情報を送信するセンサを含む。他の実施形態は、樽内の液体の特性に関する情報を有するRFID装置を含む。近接した複数の容器にはそれぞれ、RFID装置およびセンサが取り付けられ、各々の容器は、個々の情報をデータベースに通信し得る。
国際公開第2012/010659号パンフレットは、樽内の生ビールの内容物の体積測定に関し、圧潰可能な飲料容器内部の圧力または圧潰可能な飲料容器内部の飲料を測定する電子センサまたは圧力スイッチの形態の測定装置を開示している。基部また蓋は、上記の測定装置から情報を読み取るための制御ユニットの形態の電子センサ装置を含む。しかしながら、この文献は、圧潰可能な飲料容器内のデジタル識別子(例えば、RFIDタグ)の形態の測定装置の提供については言及していない。
米国特許出願公開第2017/291808号明細書は、飲料がワインであり、圧潰可能な飲料容器を収容するキャニスタを備える飲料分配システムに関する。キャニスタ内の飲料(ワイン)の量を識別するために、例えば、RFIDタグなどの識別子がキャニスタ内に設けられる。さらに、該飲料分配システム内には、前記識別子を検出するための走査または読み取り手段が設けられる。しかしながら、この文献も、圧潰可能な飲料容器自体にデジタル識別子(例えば、RFIDタグ)を設けることについて言及していない。
本開示の第1の態様は、飲料充填空間、ガス充填上部空間、および前記飲料充填空間から飲料を抽出するために前記飲料充填空間と連通した飲料出口を画定する圧潰可能な飲料容器に貯蔵された飲料を分配するための飲料分配システムに関する。第1の実施形態では、前記飲料分配システムは、
−前記圧潰可能な飲料容器の前記飲料出口に接続するための飲料容器コネクタと協働するようになされた基部と、
−前記飲料充填空間から前記飲料を抽出するための1つまたは複数のタッピングヘッドを備えるタッピング装置と、
−前記飲料容器コネクタから前記タッピング装置まで延在するタッピングラインであって、1つまたは複数の飲料ラインを備える、タッピングラインと、
−前記基部に接続可能な蓋であって、前記蓋および前記基部は、前記圧潰可能な飲料容器を収容し封入するための密閉内部空間を画定する、蓋と
を備える。
前記圧潰可能な飲料容器に力を加えるための前記内部空間を加圧して、前記圧潰可能な飲料容器を圧潰し、前記飲料充填空間からタッピングラインを通ってタッピング装置から前記飲料を押し出すために前記内部空間と流体連通した圧力源がさらに設けられ得る。
一実施形態では、圧潰可能な飲料容器は、前記飲料および/または前記圧潰可能な飲料容器に関する情報を少なくとも取得するための測定装置を含む。それに応じて、基部および/または蓋は、前記測定装置から情報を読み取り、そのことにより前記飲料および/または前記圧潰可能な飲料容器に関する前記情報を表すデジタルデータを構築するための電子センサ装置を含み得る。
好適な実施形態では、測定装置は、デジタルセンサ/識別タグ、例えば、無線電子機器、好ましくは、RFID/NFCタグの形態である。測定装置はまた、バーコードなどの可視識別子の形態であり、またはこれらの組み合わせであり得る。
したがって、飲料および/または圧潰可能な飲料容器の特性またはパラメータに関する情報(前記圧潰可能な飲料容器内の飲料の内容物を含む)が測定され、その結果、識別され得る。次いで、測定装置からの取得情報は、基部および/または蓋に含まれる電子センサ装置(好ましくはデジタルセンサ装置)によって記憶され、読み取られ、任意選択的に処理される。
飲料のタイプは、記憶され得る、または、例えば、飲料がビールであるか、特定のビールのタイプであるか、ソーダであるか、またはその他の飲料であるか、飲料の名前、およびにユーザまたは顧客に関連する他の情報、例えば、製造年月日および/または原産地、該当する場合はアルコール度数などの飲料に関する他の情報を有するデータベースの識別情報になり得る。その後、この情報は、例えばタッピングヘッドにおいて、自動的に表示され得る。飲料容器情報も、容器の体積に関連し得る。このことにより、飲料分配システムに、流量測定によって残量を推定するために、容器の初期体積について通知することが可能になる。特に、RFID/NFCタグまたはバーコードは、この情報の一部または全てを簡便な方法で記憶し得る。
前記圧潰可能な飲料容器は、好ましくは、使い捨て式圧潰可能な飲料容器である。「使い捨て式圧潰可能な飲料容器」または「使い捨て式圧潰可能な樽」という用語は、本開示全体を通して同じ意味で使用されている。好適には、飲料容器は、ブロー成形され得、好ましくは、飲料によって画定される飲料充填空間と、ガス(典型的には炭酸ガスである)充填上部空間とによって構成される5〜50Lの体積を有する容器であり得る。圧潰可能な飲料容器は、輸送および取り扱いの間は閉鎖される飲料出口を含む。圧潰可能な樽は、PETなどのプラスチック材料を利用する代わりに、多層箔を使用し得る。
鋼製樽に関連する巨額の投資のために、RFIDタグの使用などのデジタル技術の使用は、このような鋼製樽では周知である。鋼製樽は再利用可能である。したがって、鋼製樽は、適切に洗浄され、輸送され、および当然のことながら再利用される必要があり、そのため、特に、鋼製樽の行方を制御する必要性が生じる。さらに、本発明により、使い捨て式圧潰可能な樽を備える飲料システムには、使用後、すなわち飲料が分配された後の樽の廃棄に関係なく、RFIDタグなどの測定装置が設けられ得ることが分かった。したがって、明らかに不必要なコストおよび操作上の負担が加わるが、特に、コネクタ(飲料容器コネクタ)と使い捨て式圧潰可能な樽との嵌合が可能になる。このことは、これらの樽が必要な品質を有し、単なる信頼できない供給源からのものではないということを保証するものであり、特に安全性の理由から、非常に重要である。RFIDタグは、コネクタおよび樽が嵌合することを認識し、そうでなければ、飲料システムは、例えば、飲料を分配するのに必要な圧力を印加しないことによって、停止する。したがって、さらに別の実施形態では、本開示のシステムおよび方法は、識別情報から読み取られたデータが特定のフォーマットのデータでなければならず、ならびに/もしくは予め定義されたセキュリティコードを含まなければならず、および/またはビールの製造データが古すぎてはならない(例えば、1ヶ月、2ヶ月、3ヶ月または6ヶ月未満のものである)が、それ以外の場合は、例えば、バルブを遮断する、または必要な圧力を印加しないなどによって、特定の樽および/またはシステム全体からのタッピングが不可能になり、そのことにより、一貫して高品質の飲料を保証するように構成され得る。
飲料容器は、本出願人のDraughtMaster(登録商標)のような飲料分配システムに設置される場合、典型的には、「上下逆さま」の姿勢のような所定の姿勢に配向される、すなわち、飲料出口は、上部空間が上方へ向けられるように下方へ向けられる。基部は、典型的には、剛性であり、飲料容器の重量を支持するのに適しており、飲料容器コネクタは、飲料出口とタッピングラインとの間の流体密封接続を形成する。
タッピングヘッドは、押しボタンまたは好ましくはタッピングハンドルなどの飲料分配制御手段によって制御される少なくとも1つのタッピングバルブを備える。飲料を分配したいユーザは、例えば、ハンドルを垂直位置から水平位置に移動させ、そのことにより、タッピングラインを介して飲料充填空間からタッピングヘッドへの飲料の流れまたは流動を可能にするために、バルブを操作して、開放する。
蓋は、飲料容器を封入するための適切な体積を有する密閉内部空間を形成することができるように、流体密に基部に接続可能である。
基部は、圧潰可能な飲料容器を支持するために、剛性材料製である。本特許出願の文脈において、剛性材料は、膨張せずに飲料の重量を支持することができるものとして理解されたい。タッピングハンドルが元の垂直(閉鎖)位置から移動されたことによりタッピングバルブが開放されると、タッピングラインを介して飲料充填体積から飲料をタッピングヘッドに押し出すための分配圧力を印加するために、圧潰可能な飲料容器に圧力が印加される。圧力は、圧潰可能な飲料容器の崩潰圧力プラス醸造酒のガス圧力、すなわち飲料容器の圧潰に必要な圧力を克服する、例えば、バーの下に位置する貯蔵室から飲料を上昇させるために分配ラインの圧力損失を克服するのに十分な大きさの圧力である必要がある。最後に、好適な流速を可能にするために、タッピングヘッドにおける一定の圧力が必要であるが、流量が多すぎるか、または圧力が小さすぎると、望ましくない発泡が生じることがある。
「測定装置」という用語は、1つまたは複数の測定装置という意味である。
前記測定装置は、アナログセンサ、デジタルセンサ、またはこれらの組み合わせの形態である。密閉内部空間内の圧力の情報を取得するセンサなどのアナログセンサは、その後、取得された情報をデジタル信号などのデジタル情報に変換し得る。さらに、測定装置は、デジタルセンサであり得る。これらの組み合わせ、すなわち、複数の測定装置も可能であり、すなわち、以下の実施形態および図面から明らかなように、1つの測定装置は前記蓋に含まれ、別の測定装置は圧潰可能な飲料容器内に含まれ、3つ目の測定装置はタッピングライン内に含まれ得る。
本発明の第1の態様によれば、測定装置は、デジタルセンサの形態であり(デジタルセンサは、無線電子装置、好ましくはRFID識別子(無線周波数識別タグ)もしくはNFC識別子である)、または測定装置は、バーコードなどの可視識別子の形態である、またはこれらの組み合わせの形態である。本明細書で使用される場合、「可視識別子」という用語は、識別子が、例えばスキャナによって、光学的に認識可能であることを意味する。RFIDタグおよびNFCタグは、少なくとも、例えば圧潰可能な飲料容器内に含まれるビールのタイプまたはブランドの情報を取得するように適合される。「少なくとも情報を取得する」という用語は、情報を取得することが可能であるだけでなく、情報を記憶し、任意選択的に情報を処理することも可能であることを意味する。本明細書で使用される場合、「取得する」という用語は、受信することを意味する。特に、NFCタグおよびRFIDタグ(RFIDチップとも呼ぶ)は、情報を取得し(すなわち、受信し)、保存し、処理し得る、特に、ここでは飲料および/または圧潰可能な飲料容器の情報を記憶し、処理(例えば、情報を送信)し得る。当技術分野で周知であるように、RFIDは、電波を使用してアイテムを一意的に識別することを可能にする。NFC/RFIDシステムは、リーダおよびタグを備える。リーダは、アンテナを介してタグに無線周波数信号を送信し、タグは、その固有情報で応答する。
第1の態様の一実施形態によれば、前記測定装置から前記情報を読み取るための前記デジタルセンサ装置は、RFIDリーダ、バーコードリーダ、またはこれらの組み合わせである。好ましくは、前記測定デバイスから前記情報を読み取るための前記デジタルセンサデバイスは、RFIDリーダである。
第1の態様の特定の実施形態では、飲料容器は、圧力チャンバ内または飲料分配システム内の任意の他の適切な場所のNFC/RFIDセンサによって読み取り可能である、NFC/RFIDタグなどのデジタル識別子を含む。圧力チャンバは、蓋および基部を備える。
好適には、測定装置は、圧力チャンバまたは圧潰可能な飲料容器の摂動後の共振周波数を測定するために設けられ得、したがって、圧力チャンバおよび樽自体の状態に関する有用な情報を可能にし、そのことにより飲料分配システムの安全性を向上させる。本明細書で使用される場合、圧力チャンバは蓋を含む。好適にはさらに、圧力シェル内のガスの流量を測定するための測定装置が設けられる。
第1の態様の一実施形態によれば、前記圧潰可能な飲料容器は、前記飲料容器コネクタと協働するように適合されたクロージャを含み、識別タグ(例えば、NFCタグまたはRFIDタグ)は、前記クロージャのリム、前記クロージャのシール部、または前記クロージャの内部に取り付けられ、任意選択的に、NFC/RFIDリーダは、前記クロージャに隣接する基部に取り付けられる。「前記クロージャの内部に」とは、前記クロージャの内面にという意味であり、つまり、識別タグは、見えにくい場所に取り付けられる。したがって、本開示はさらに、本開示の飲料分配システムで使用するための圧潰可能な飲料容器(好ましくは使い捨て式)であって、クロージャおよびNFC/またはRFIDタグならびに/もしくはバーコードなどの識別タグを備える圧潰可能な飲料容器に関する。クロージャは、好ましくは、本明細書に開示されている飲料容器コネクタと協働するように、および/または係合するように構成される。IDタグは、前記クロージャのリム、前記クロージャのシール部、または前記クロージャ内の内部に取り付けられ得る。1つまたは複数の可視バーコードは、圧潰可能な飲料容器のリム、クロージャ、および/または本体に印刷され得る、または貼り付けられ得る。
さらなる実施形態は、本開示の飲料分配システムで使用するための圧潰可能な飲料容器であって、圧潰可能な本体と、飲料分配システムの飲料容器コネクタと係合するように構成された飲料出口を有するクロージャとを備え、前記クロージャのリム、前記クロージャのシール部、または前記クロージャの内部、および/または前記容器の本体に取り付けられた少なくとも1つの識別タグであって、飲料分配システム内の対応するリーダによって読み取り可能な識別タグをさらに備える、圧潰可能な飲料容器に関する。上述したように、識別タグは、RFID/NFCなどの無線周波数識別タグ、バーコードなどの可視/光学タグ、またはこれらの組み合わせであり得る。識別タグは、前記容器を一意に識別するための識別情報を含み得る。識別タグはさらに、飲料のタイプ、飲料の製造者、飲料の起源、飲料の製造年月日、飲料の産地、および飲料の出荷日からなる群から選択された情報をさらに含み得る。そして、識別タグは、飲料分配システムによる承認のための1つまたは複数の予め定義されたコードのうちの少なくとも1つをさらに含み得る。
本開示はさらに、本開示の飲料分配システムおよび本開示の圧潰可能な飲料容器のパーツキットに関する。飲料分配システムは、容器のIDタグと飲料分配システムのIDリーダとの間の予め定義された一致が達成された場合にのみ、前記圧潰可能な飲料容器からの飲料のタッピングが実現されるように構成され得る。
識別タグを備えることにより、上述したように、さらに以下で説明するように、樽の識別および在庫管理を改善することができる。IDタグは、使い捨て式圧潰可能な樽を充填する前に取り付けられ得るので、充填後に、タグは一元的に記録され、製造ラベルがタグに書き込まれ、および/またはタグからIDがデータベースまたはデータロギングシステムにおいて全ての情報と相関される。各々の圧潰可能な樽は一意のIDを有する、すなわち何が、いつ、どこで製造されたか、またそれがいつ出荷されるか、どこに出荷されるが、それがいつ空になるか、または開封されるかなどに関する識別情報を有するので、在庫管理は改善される。加えて、システムにおける各々の提供インシデントが特定のタグに記録され得、未知のタグが識別されて、必要に応じて拒絶され得る。この実施形態の飲料分配システムは、任意選択的に、好ましくは前記クロージャに隣接して基部に取り付けられる、RFIDリーダ、例えば、NFC(Near−Field Communication:近距離無線通信)リーダなどの高周波RFIDリーダを備える。
本実施形態では、「隣接して」という用語は、RFIDリーダ(例えば、NFCリーダ)が、圧潰可能な飲料容器のクロージャから非接触距離にある、基部の外側に取り付けられることを意味する。圧力が印加され、約2バールを超えると、タグリーダが起動され、クロージャのリムまたはシール部に取り付けられたIDタグの読み取りプロセスを開始する。これがいつ行われたかに関するデータを含むIDおよびタイムスタンプが記録され、前記データを取得し記憶するためのデータロギングシステムに通信される。圧力が解放される、すなわち、例えば、2バール未満まで低下すると、IDリーダは再起動され、圧潰可能な飲料容器用に新しいタイムスタンプが作成される。この実施形態は、モジュラーシステム、すなわち、共通のタッピングラインを共有する複数の圧潰可能な飲料容器を使用する場合に、特に適している。
本開示のアプローチは、飲料分配システム内の飲料の所与の特性またはパラメータの任意のずれを迅速に識別し修正することを可能にする。例えば、バーの飲料分配システムの装置に不具合がある場合、バーから遠くに離れた場所にいる技術者は、直ちに問題を認識するので、不具合を修理するために数分以内に到着し、ひいては、ダウンタイム期間を大幅に低減し得る。特定の例として、ビール温度が低下している場合、技術者は、直ちにこのことを認識して、バーに迅速に到着し、ビール温度が所望のレベルになるように、飲料分配システムの冷却装置を検査し、修理し得る。したがって、本発明により、バーなどの飲酒施設の内部で使用するだけでなく、飲酒施設の外部でも使用するために、記憶されている情報を使用することが可能である。
第1の態様の一実施形態によれば、冷却装置は、前記飲料コネクタの下流側かつ前記タッピングラインを冷却するために前記タッピング装置の上流側に適用され、前記冷却装置は、前記タッピングラインに隣接して延びる冷却ラインの温度を測定し、前記冷却装置に取り付けられる温度センサの形態の測定装置をさらに備える。したがって、冷却装置において温度が測定されるように、冷却管の流れ温度を取得するための温度センサが冷却装置に取り付けられる。このことにより、タッピングラインの冷却がタッピングラインに隣接して延びる別個の冷却ラインによって行われる(いわゆる「wet Python」)場合の適切な提供温度が可能になる。飲料の提供温度は、ビールの場合、好適には、3〜6℃である。この提供温度(Tserv)は、冷却装置を出る点の冷却ラインの温度(T1℃)と、戻るときに冷却装置に入る点の温度(T2℃)との平均として計算され得る、すなわち、Tserv=(T1+T2)/2である。温度T1は、好適には、3℃または4℃であり、T2は、通常は、T1を上回るので、T1が6℃を上回る場合、これは、直ちにエラーメッセージとして検出され得、したがって、冷却装置およびタップラインの状態を示し、ここでは、特に冷却装置が適切に動作していないかもしれないということを示し得る。さらに、タッピングラインの温度を測定するための温度センサの形態の測定装置(単数または複数)が冷却装置に取り付けられ得る。好適には、測定装置は、タッピングライン内の特定の飲料ラインに適合される。
第1の態様の別の実施形態では、冷却装置は、前記飲料コネクタの下流側かつ前記タッピングラインを冷却するために前記タッピング装置の上流側に適用され、前記タッピングラインは、温度センサの形態の測定装置を含み、前記測定装置は、前記タッピング装置に近接して前記タッピングラインに取り付けられる。近接しているとは、測定装置が冷却装置からタッピング装置のタッピングヘッドまで(例えば、タッピングハンドルなどの飲料分配制御手段まで)計測して、タッピングラインの長さの最後の30%、好ましくは最後の20%、より好ましくは最後の10%の範囲内に取り付けられていることを意味する。このことにより、飲料ラインの冷却が飲料ラインに隣接して延びる冷却ラインを使用せずに行われる(いわゆる「dry Python」)場合の適切な提供温度が可能になる。フォントが設けられる場合、センサは、フォントの内部、すなわち、フォントの垂直部分の内部に設けられ得る、またはタッピングラインがバーカウンタの下のフォントに入る直前のフォントの上流側に設けられ得る。
第1の態様の一実施形態によれば、タッピングラインは、複数の飲料ライン、好ましく2〜5本の飲料ライン、より好ましくは3本の飲料ラインを備え、各々の飲料ラインは、特定の飲料のタイプに対応し、タッピング装置のタッピングヘッドと協働するように適合され、各々のタッピングヘッドは、前記飲料のタイプに対応し、前記飲料ラインは、流量センサ、温度センサ、または流量・温度複合センサの形態の測定装置を含む。流量・温度複合センサが好ましい。好適には、このセンサは、超音波測定システムによって操作され、飲料との接触がないように、飲料ライン挿入用、例えばビールチューブ挿入用のスロットを含む、ブラックボックス(例えば「クランプオン」ブラックボックス)の形態である。流量・温度複合センサは、好ましくは、ビールチューブなどの飲料ラインだけでなく、冷却ライン、すなわち冷却管にも適合される。
この流量・温度複合センサは、ビールがタッピングヘッドから分配されるときに、飲料体積流量の連続的かつ正確な測定を可能にする。このことにより、飲料が分配されるたびに、すなわち注出されるたびに、1回の注出当たり約10mLの精度で注出量が測定される。同時に、約0.5℃の精度で飲料の温度が可能であり、したがって、分配されようとする飲料についての即時情報をレンダリングすることが可能である。さらに、所与の量の飲料が分配されたときなどのイベントに関する情報を提供するタイムスタンプも可能である。
第1の態様の一実施形態によれば、基部は、分配中に飲料容器を連続的に計量し、飲料容器の重量および重量から推定されるタッピング装置を通る飲料の流量を表すデジタルデータを構築するために、計量装置、好ましくはデジタル計量装置を含む。分配中に飲料容器を連続的に計量することによって、重量の損失は、飲料の流量に対応すると考えられ得る。飲料の元の体積が分かっている場合、あるいは、飲料を含まない容器の重量が分かっている場合、飲料容器内の飲料の残量は、標準的な演算を使用して推定され得る。したがって、圧潰可能な容器内の飲料のレベルを検出するための高価な手段に頼らずに、飲料の流量を測定する単純で簡単な方法が提供される。
データ処理ははるかに容易であるので、デジタル技術が好ましい。圧潰可能な飲料容器(圧潰可能な樽)の内容物の動的ビューを介する動的な消費フィードバックが可能であり、その結果、飲酒施設のスタッフおよびマネージャに継続的に通知される。例えば、複数の圧潰可能な樽を備える飲料分配システム内の樽は、スタッフまたはバーテンダーおよびマネージャに、特定のタイプのビールAを有する第1の樽の情報、樽に飲料(例えば、ビール)がどの程度充填されているか、例えばビールタイプAの樽は60%充填されているという情報を提供し得る。同時に、別のビールタイプBを有し得、80%充填されている第2の樽に関する情報、また第3のビールタイプCを有し、10%充填されている第3の樽に関する情報も提供される。好適には、
ビールA、60%
ビールB、80%
ビールC、10%
として表されるこのような情報は、BluetoothまたはWifi接続などの無線接続を介して、タブレットまたはスマートフォンなどに表示され得る。次に、供給元へのビールの再発注は、樽内のビールの規定の少量に達したときに、自動的に行われ得る。
第1の態様の一実施形態によれば、飲料分配システムは、分配中の内部空間内の第1の圧力を連続的に測定するための第1の圧力センサと、分配中のタッピング装置における第2の圧力を連続的に測定するための第2の圧力センサと、第1の圧力および第2の圧力から推定される、タッピング装置を通る飲料充填空間からの飲料の流量を表すデジタルデータを構築するためのデジタル処理ユニットとを備える。
この実施形態はさらに、前記飲料容器内部の圧力を連続的に測定するための第3の圧力センサを備え得る。例えば、この圧力センサは、圧潰可能な飲料容器の出口におけるタッピングラインの圧力を測定するように適合され得る。この圧力と内部空間内の圧力との圧力差が追跡され得る。圧潰可能な飲料容器内の飲料の高さのため、底部の圧力は、分配される飲料がまだ容器内にある間は比較的高くなる。
内部空間とタッピング装置との圧力差、または飲料容器内部とタッピング装置との圧力差は、飲料容器からの飲料をタッピング装置へと押し出す駆動圧力に相当する。補正は、飲料容器の崩潰圧力を考慮に入れて行われ得る。ベルヌーイの原理を使用して、飲料の流量が推定され得る。上記の原理、すなわち圧力センサおよび計量装置の両方を同時に使用することによって、より正確な結果が確立され得る。
一実施形態では、第1の圧力センサ、第2の圧力センサ、および第3の圧力センサのいずれかは、圧電センサを備える。圧電センサは、小型で正確な圧力センサを形成する。
一実施形態によれば、本発明はさらに、第1の態様の飲料分配システムを含み、前記タッピングヘッドは、飲料分配制御手段と、飲料受容器の中に飲料を分配するための注ぎ口とを含み、前記タッピングヘッドは、飲料フォントの一部であり、前記飲料フォントは、バーカウンタに取り付けられ、前記バーカウンタは、操作者側と前記操作者側の反対側の顧客側とを画定し、前記飲料分配システムはさらに、前記飲料フォント内に組み込まれ、前記飲料受容器の温度などのパラメータまたは特性を検出するように適合された、非接触式測定装置の形態の測定装置を含む。非接触式測定装置とは、測定されている物体からかなり離れた距離に位置し、したがって、物体に接触しない測定装置のことである。この距離は、5〜200cm、例えば、5〜100cm、または10〜30cmである。
一実施形態では、前記非接触式測定装置は、赤外線センサ(IR)の形態のデジタルセンサである。フォントに組み込まれたIRセンサは、測定されている物体に信号またはビームを送信するが、この物体は、特に、飲料受容器、例えば、飲料用グラスである。このことにより、飲料受容器のスポット表面温度を読み取ることが可能になる。さらに、ビール用グラスを使用する場合、3〜6℃の許容範囲の範囲外であれば、読み取り値を視覚化するために、フォント上の視覚的表示が設けられ得る。
第1の態様の一実施形態によれば、飲料分配システムは、デジタルデータを受信し、記憶するためのデータロギングシステムを含む。飲料の流量および/または残量、さらに飲料および/または圧潰可能な飲料容器の他の情報に関して受信されたデータは、分配圧力、飲料温度などに関して飲料分配システムを最適化するために、データロギングシステムに記憶され得る。さらに、データは、飲料消費に関する統計を構築するために使用され得る。
蓋は、好ましくは可撓性であり、ゴムなどの弾性材料製であるか、あるいは前記蓋は可撓性であり、プラスチックなどの非弾性の可撓性材料製である。本特許出願の文脈における可撓性とは、蓋は可撓性の材料で作成されて、材料に力が加えられたときに変形し、材料は、破壊されずに、加えられた力で撓み、追従することを意味するものと理解される。
ほとんどの非剛性材料は、可撓性蓋として使用され得る。蓋は、流体密でなければならないが、それほど圧力に耐えることができず、したがって、印加された圧力に従って変形しなければならない。ゴムなどの弾性材料およびプラスチックなどの非弾性可撓性材料の両方が適している。したがって、蓋は、分配中の飲料容器の形状に適合し得る。
飲料分配システムはさらに、前記圧潰可能な飲料容器に力を加えるための内部空間を加圧して、前記圧潰可能な飲料容器を圧潰し、前記飲料充填空間からタッピングラインを通ってタッピング装置から前記飲料を押し出すために前記内部空間と流体連通した圧縮機(例えば、空気圧縮機)などの圧力源を備える。
飲料分配システムはさらに、複数の基部と、基部に接続可能な複数の蓋とを含み得る。したがって、本開示の飲料分配システムは、複数の基部および複数の蓋を含むアセンブリにまで拡張され得る。基部の個々の飲料容器コネクタは、共通のタッピングラインによって相互接続されて、圧潰可能な飲料容器の直列接続アセンブリを形成し得る、すなわち、モジュラーシステムとして形成し得る。
一実施形態では、前記圧潰可能な飲料容器の前記飲料充填空間からの飲料は、予め炭化された、または予め窒素と混合されたビールであり、前記圧潰可能な飲料容器は、好ましくは、プラスチックなどのポリマー材料製である。
第2の態様によれば、飲料充填空間、ガス充填上部空間、および前記飲料充填空間から飲料を抽出するために前記飲料充填空間と連通した飲料出口を画定する圧潰可能な飲料容器に貯蔵された飲料を分配するための飲料分配システムであり、
前記圧潰可能な飲料容器の前記飲料出口に接続するための飲料容器コネクタと協働するように適合された基部と、
前記飲料充填空間から前記飲料を抽出するための1つまたは複数のタッピングヘッドを備えるタッピング装置と、
前記飲料容器コネクタから前記タッピング装置まで延在するタッピングラインであって、1つまたは複数の飲料ラインを備える、タッピングラインと、
前記基部に接続可能な蓋であって、前記蓋および前記基部は前記圧潰可能な飲料容器を収容し封止するための密閉内部空間を画定する、蓋と
を備える飲料分配システムであって、
前記タッピングヘッドは、飲料分配制御手段と飲料を飲料受容器に注出するための注ぎ口とを含み、
前記タッピングヘッドは飲料フォントの一部であり、前記飲料フォントはバーカウンタに取り付けられ、前記バーカウンタは操作者側と前記操作者側の反対側の顧客側とを画定し、
非接触式測定装置の形態の測定装置は、前記飲料フォントに組み込まれ、前記飲料受容器の温度などのパラメータまたは特性を検出するように設計される、飲料分配システムが提供される。
非接触式測定装置とは、測定されている物体からかなり離れた距離に位置し、したがって、物体に接触しない測定装置のことである。この距離は、5〜200cm、例えば、5〜100cm、または10〜30cmである。
第2の態様の一実施形態では、前記非接触式測定装置は、赤外線センサ(IR)の形態のデジタルセンサである。フォントに組み込まれたIRセンサは、測定されている物体に信号またはビームを送信するが、この物体は、特に、飲料受容器、例えば、飲料用グラスである。このことにより、飲料受容器のスポット表面温度を読み取ることが可能になる。さらに、ビール用グラスを使用する場合、3〜6℃の許容範囲の範囲外であれば、読み取り値を視覚化するために、フォント上の視覚的表示が提供され得る。
第2の態様の一実施形態によれば、飲料分配システムは、デジタルデータを受信し、記憶するためのデータロギングシステムを含む。飲料の温度に関して受信されたデータは、分配温度、ビールの中に過度の泡があるか(グラスの中のビールの温度を下げることにつながるので)などに関して飲料分配システムを最適化するために、データロギングシステムに記憶され得る。
第2の態様の飲料分配システムは、第1の態様の飲料分配システムの他の実施形態の1つまたは複数と共に使用され得る。
本発明の第3の態様によれば、上述の目的およびその他の目的は、飲料分配システム内の圧潰可能な飲料容器であって、飲料充填空間、ガス充填上部空間、および前記飲料充填空間から前記飲料を抽出するための前記飲料充填空間と連通した飲料出口を画定する圧潰可能な飲料容器に貯蔵された飲料を分配する方法であって、
前記圧潰可能な飲料容器の前記飲料出口に接続するための飲料容器コネクタを含む基部を提供するステップと、
前記飲料充填空間から前記飲料を抽出するための1つまたは複数のタッピングヘッドを備えるタッピング装置を提供するステップと、
前記容器コネクタから前記タッピング装置まで延在するタッピングラインであって、1つまたは複数の飲料ラインを備えるタッピングラインを提供するステップと、
前記基部に接続可能な蓋であって、前記蓋および前記基部は前記圧潰可能な飲料容器を収容するための内部空間を画定し、前記圧潰可能な飲料容器を収容し封止する、蓋を提供するステップと、
前記圧潰可能な飲料容器に力を加えるための前記内部空間を加圧して、前記圧潰可能な飲料容器を圧潰し、前記飲料充填空間からタッピングラインを通ってタッピング装置から前記飲料を押し出すために前記内部空間と流体連通した圧力源を提供するステップとを含み、
前記飲料および/または前記圧潰可能な飲料容器に関する情報を少なくとも取得するための測定装置であって、無線電子装置、好ましくはNFCタグまたはRFIDタグであるデジタルセンサの形態、バーコードなどの可視識別子の形態、またはこれらの組み合わせである測定装置を前記圧潰可能な飲料容器に設置するステップと、
前記測定装置から前記情報を少なくとも読み取るように適合され、そのことにより前記飲料および/または前記圧潰可能な飲料容器に関する前記情報を表すデジタルデータを構築する電子センサ装置、好ましくはデジタルセンサ装置を前記基部および/または前記蓋に設置するステップと
をさらに含む方法によって達成される。
第3の態様の方法は、第1の態様の飲料分配システムの実施形態の1つまたは複数と共に使用され得る。
圧潰可能な飲料充填容器およびRFIDシステムを備えるモジュラーシステムとしての飲料分配システムを示す図である。 図1の圧潰可能な飲料容器の底部の拡大図である。 飲料充填樽および重量センサならびに圧力センサを含む可撓性圧力チャンバを有する飲料分配システムを示す図である。 流量・温度複合センサを備えるタッピングラインの一部の拡大図である。 冷却装置に取り付けられた温度センサユニットを示す図である。 タッピング装置の近くに取り付けられた温度センサユニットを示す図である。
図1は、一体的に封止されることにより、充填された使い捨て式圧潰可能な飲料容器18を含む内部空間または内部体積16を形成する蓋12および剛性基部14を備える圧力チャンバを有する飲料分配システム10の斜視図である。飲料容器18(樽とも呼ばれる)は、圧潰可能なポリマー材料製の圧潰可能なタイプの容器であり、したがって、「圧潰可能な飲料容器」である。圧潰可能な飲料容器18は、飲料20(典型的には、ビールなどの炭酸飲料である)を含む飲料充填空間を画定する。飲料容器18はさらに、図3にさらに詳細に示されているように、飲料容器18の内部の飲料のレベルの上方で、上部のガス充填上部空間22を画定する。
蓋12および剛性基部14は、分離可能であるが、動作中は、飲料容器18を収容するための内部空間16を画定するために一体的に封止される。蓋12は、例えば、ゴム製であり得る。圧潰可能な飲料容器18は、圧潰可能な飲料容器18の飲料出口(図示せず)をタッピングライン28と接続するための飲料容器コネクタ26と協働するように適合されたクロージャ24を含む。タッピングラインは、飲料を適切な提供温度(例えば、ビールでは3〜6℃)にするために、冷却装置または冷却ユニット30を通過する。冷却装置30の下流側では、1つまたは複数の飲料ライン32を含むタッピング28がタッピング装置34に達する。タッピング装置34は、1つまたは複数のタッピングヘッド36を備え、各々のタッピングヘッド36は、ビールを飲料受容器(グラス)40に分配するためのタッピングハンドル38を含む。タッピング装置の近くに、フォント42の底部に達する直前、またはフォント42の内部に取り付けられたタッピングライン上の温度センサユニット(図示せず)は、グラス40に注出されたときのビールの提供間近の温度を取得するために設けられ得る。フォント42は、バーカウンタ44に取り付けられ、フォントは、グラス40のスポット表面温度を読み取るための赤外線センサ46と一体化されている。
圧潰可能な飲料容器18のクロージャ24は、圧潰可能な飲料容器の年代、したがって、その品質、ビールのタイプ、飲料の残量などの飲料20および/または圧潰可能な飲料容器18の異なる特性の識別のためのRFIDタグ50の形態のデジタルセンサを含む。圧力チャンバの底部の外側に、すなわち基部に、RFIDリーダ48の形態のデジタルセンサが取り付けられる。圧力が印加され、例えば、2バールを超えると、RFIDリーダ48が起動され、RFIDタグ50の読み取りプロセスを開始する。圧潰可能な飲料容器のIDおよびタイムスタンプが記録され、データロギングシステム(図示せず)に通信される。圧力が2バール未満まで低下すると、リーダは再起動され、圧潰可能な飲料容器のための新しいタイムスタンプが作成される。
図2は、RFIDタグ50が組み込まれたクロージャ24を含む圧潰可能な飲料容器18の底部の拡大正面図である。RFIDタグ50は、クロージャ24のリムに取り付けられる。RFIDタグはさらに、クロージャ24のシール部に取り付けられ得る(据え付けられ得る)。RFIDタグ50はさらに、クロージャ24の内部に取り付けられ得る。
図3は、図1に関連して説明したように、蓋12および基部14の封止によって生成された内部空間16に収容された1つの圧潰可能な飲料容器と、タッピングライン28と、タッピング装置34とを備える飲料分配システム10’の概略図である。
基部14はさらに、空気圧縮機58などの圧力源に接続される。圧縮機58により、飲料容器18と蓋12および基部14を備える圧力チャンバとの間の密閉内部体積16を加圧することが可能である。タッピング装置28が飲料の流れを可能にしているとき、飲料容器18に圧力が印加されることにより、飲料が飲料容器18からタッピング装置28に向けて押し出されるので、飲料容器18が徐々に圧潰されることになる。
飲料分配システム10’は、重量センサ52と、任意選択的に圧力センサ54とを含む。重量センサ52は、飲料容器18内の飲料の残量およびタッピング装置28を通る飲料の流量を構築するために使用され得る。飲料容器18は、圧力チャンバ内または飲料分配システム10内の任意の他の適切な場所のRFIDセンサ(図示せず)によって読み取り可能なRFIDタグ50などのデジタル識別子を含む。
重量センサ52は、分配中に飲料容器18を連続的に計量することによって、飲料の残量ならびにタッピング装置28を通る飲料の流量を導き出す。飲料容器18内の飲料および容器自体の初期重量、体積および密度は、以下で説明するように、手動で入力され得るか、または自動的手段によって入力され得る。残量は、単純に、初期体積から容器18の重量の損失分を差し引いたものを飲料の密度で割ったものとして導き出され得る。
圧力センサ52は、タッピングハンドル38によってタッピングライン28とタッピング装置との間の接合部の圧力を測定する。タッピングハンドル38が閉鎖位置(垂直位置)にあるとき、タッピングライン28とタッピングハンドル38との間の接合部の圧力は、システムが定常状態にあるとき、すなわち飲料が流れていないときの圧力チャンバ内部の圧力に等しくなる。しかしながら、分配中は、圧力チャンバ内部の圧力に対する圧力差が圧力センサ54によって確認される。圧力差は、タッピングライン28に沿った圧力降下に相当する。これは、飲料が流れているか否かに関する明確な指標となる。分配中に内部空間16内の圧力を連続的に測定するために、第2の圧力センサ56が設けられ得る。さらに、飲料容器内部の圧力を連続的に測定するために、第3の圧力センサ(図示せず)が設けられ得る。また、温度センサ(単数または複数)(図示せず)が飲料の温度を連続的に測定するように適合され得る。
したがって、RFIDタグ50は、飲料の体積(例えば、L(リットル))、飲料容器の重量、および/または飲料の密度に関する情報を含み得る。RFIDタグ50はさらに、飲料の種類(例えば、ビール)、ビールの種類(例えば、エール、ラガーなど)、および飲料の明細(例えば、アルコール含有量)に関する情報を含み得る。このことにより、情報の自動処理が可能になる。情報は、ローカルに記憶され得る、または中央データ記憶場所(例えば、醸造所)のデータロギングシステムに通信され得る。醸造所からの飲料の供給を最適化するための統計値の生成を可能にするために、飲料の流量および飲料の残量も時間および日付と共に記憶され得る。
図4は、冷却装置30から出るタッピングライン28であって、各々の飲料ライン32’、32’’、32’’’に挿入された流量・温度複合センサ60’、60’’、60’’’を含むタッピングライン28の一部の拡大図である。各々の飲料ラインは、所与のタイプの飲料を搬送する。流量・温度複合センサは、超音波測定装置であるので、飲料との直接的な接触を回避し、とりわけ、時間スタンプ付きデータのログインおよびデータロギングシステム(図示せず)との通信を行う。
図5は、温度が冷却装置30で測定されるように冷却ライン64の温度を取得するために、温度センサ62が冷却装置30に取り付けられた(貼り付けられた)、飲料分配システムの一部の特定の実施形態の図である。このことにより、タッピングライン28の冷却がタッピングラインに隣接して延びる冷却ラインによって行われる(いわゆる「wet Python」)場合の適切な提供温度が可能になる。飲料の提供温度は、ビールの場合、好適には3〜6℃である。この提供温度(Tserv)は、冷却装置30を出る点の冷却ラインの温度(T1℃)と、戻るときに冷却装置30に入る点の温度(T2℃)との平均として計算され得る、すなわち、Tserv=(T1+T2)/2である。温度T1は、好適には、3℃または4℃であり、T2は、通常は、T1を上回るので、T1が6℃を上回る場合、これは、直ちにエラーメッセージとして検出され得、したがって、冷却装置の状態を示し、ここでは、特に冷却装置が適切に動作していないことを示し得る。また、測定装置(好適には同じく温度センサ62の形態である)がタッピングライン28の飲料ライン32のいずれかにおける冷却装置30に取り付けられる(貼り付けられる)。
図6は、前記タッピング装置34に近接してタッピングライン内に取り付けられた温度センサ62(62’、62’’、62’’’)を示している。近接しているとは、冷却装置からタッピングハンドル38まで計測して、タッピングラインの長さの最後の20%、好ましくは最後の10%であることを意味する。ここで、飲料ライン32’、32’’、32’’’の冷却は、飲料ラインに隣接して延びる冷却ラインを使用せずに行われる(いわゆる「dry Python」)。フォント42が設けられ、温度センサ62’は、タッピングライン28がフォントに入る直前に位置決めされる。
10 飲料分配システム
12 可撓性蓋
14 基部
16 内部空間
18 圧潰可能な飲料容器
20 飲料
22 上部空間
24 クロージャ
26 コネクタ
28 タッピングライン
30 冷却装置
32 飲料ライン
34 タッピング装置
36 タッピングヘッド
38 タッピングハンドル
40 飲料受容器(グラス)
42 フォント
44 バーカウンタ
46 IRセンサ
48 RFIDリーダ
50 RFIDタグ
52 重量センサ
54 圧力センサ
56 圧力センサ
58 圧縮機
60 流量・温度複合センサ
62 温度センサ
64 冷却ライン

Claims (20)

  1. 飲料充填空間、ガス充填上部空間、および前記飲料充填空間から飲料を抽出するために前記飲料充填空間と連通した飲料出口を画定する圧潰可能な飲料容器を備え、前記圧潰可能な飲料容器に貯蔵された飲料を分配するための飲料分配システムであり、
    -前記圧潰可能な飲料容器の前記飲料出口に接続するための飲料容器コネクタと協働するようになされた基部と、
    -前記飲料充填空間から前記飲料を抽出するための1つまたは複数のタッピングヘッドを備えるタッピング装置と、
    -前記飲料容器コネクタから前記タッピング装置まで延在するタッピングラインであって、1つまたは複数の飲料ラインを備える、タッピングラインと、
    -前記基部に接続可能な蓋であって、前記蓋および前記基部は前記圧潰可能な飲料容器を収容し封止するための密閉内部空間を画定する、蓋と、
    -前記圧潰可能な飲料容器に力を加えるための前記内部空間を加圧して、前記圧潰可能な飲料容器を圧潰し、前記飲料充填空間から前記タッピングラインを通って前記タッピング装置から前記飲料を押し出すために前記内部空間と流体連通した圧力源と
    を備える、飲料分配システムであって、
    -前記圧潰可能な飲料容器は、前記飲料および/または前記圧潰可能な飲料容器に関する情報を少なくとも取得するための測定装置を含み、
    -前記基部および/または前記蓋は、前記測定装置から前記情報を読み取り、そのことにより前記飲料および/または前記圧潰可能な飲料容器に関する前記情報を表すデジタルデータを構築するための電子センサ装置を含み、
    -前記測定装置は、無線電子装置の形態のデジタルセンサの形態、好ましくは、NFCタグまたはRFIDタグであり、
    -前記測定装置は、バーコードなどの可視識別子であり、またはこれらの組み合わせの形態である、飲料分配システム。
  2. 前記圧潰可能な飲料容器は、使い捨て用である、請求項1に記載の飲料分配システム。
  3. 前記電子センサ装置は、前記測定装置から前記情報を読み取るためのデジタルセンサ装置であり、NFCリーダまたはRFIDリーダ、バーコードリーダ、またはこれらの組み合わせである、請求項1または請求項2のいずれかに記載の飲料分配システム。
  4. 前記圧潰可能な飲料容器は、前記飲料容器コネクタと協働するように適合されたクロージャを含み、識別タグは、前記クロージャのリム、前記クロージャのシール部、または前記クロージャの内部に取り付けられ、任意選択的に、前記識別タグリーダは、前記クロージャに隣接する基部に取り付けられる、請求項1〜請求項3のいずれかに記載の飲料分配システム。
  5. 冷却装置が前記飲料コネクタの下流側かつ前記タッピングラインを冷却するために前記タッピング装置の上流側に適用され、前記冷却装置は、前記タッピングラインに隣接して延びる冷却ラインの温度を測定し、前記冷却装置に取り付けられる温度センサの形態の測定装置をさらに備える、請求項1〜請求項4のいずれかに記載の飲料分配システム。
  6. 前記冷却装置は、前記飲料コネクタの下流側かつ前記タッピングラインを冷却するために前記タッピング装置の上流側に適用され、前記タッピングラインは、温度センサの形態の測定装置を含み、前記測定装置は、前記冷却装置から前記タッピング装置の前記タッピングヘッドまで計測して前記タッピングラインの長さの最後の30%の範囲内に取り付けられることによって前記タッピング装置に近接して前記タッピングラインに取り付けられる、請求項1〜請求項4のいずれかに記載の飲料分配システム。
  7. 前記タッピングラインは、複数の飲料ライン、好ましく2〜5本の飲料ライン、より好ましくは3本の飲料ラインを備え、各々の飲料ラインは、特定の飲料のタイプに対応し、前記タッピング装置のタッピングヘッドと協働するように適合され、各々のタッピングヘッドは、前記飲料のタイプに対応し、前記飲料ラインは、流量センサ、温度センサ、または流量・温度複合センサの形態の測定装置を含む、請求項1〜請求項6のいずれかに記載の飲料分配システム。
  8. 前記基部は、分配中に前記飲料容器を連続的に計量し、前記飲料容器の重量および前記重量から推定される前記タッピング装置を通る飲料の流量を表すデジタルデータを構築するために、計量装置、好ましくはデジタル計量装置を含む、請求項1〜請求項7のいずれかに記載の飲料分配システム。
  9. 前記飲料分配システムは、
    分配中に前記内部空間内の第1の圧力を連続的に測定するための第1の圧力センサと、
    分配中に前記タッピング装置における第2の圧力を連続的に測定するための第2の圧力センサと、
    前記第1の圧力および前記第2の圧力から推定される、前記タッピングラインおよびタッピング装置を通る前記飲料充填空間からの飲料の流量を表すデジタルデータを構築するためのデジタル処理ユニットと
    を備える、請求1〜請求項8のいずれかに記載の飲料分配システム。
  10. 前記飲料容器内部の圧力を連続的に測定するための第3の圧力センサをさらに備える、請求項9に記載の飲料分配システム。
  11. 前記タッピングヘッドは、飲料分配制御手段と、飲料受容器の中に飲料を分配するための注ぎ口とを含み、前記タッピングヘッドは、飲料フォントの一部であり、前記飲料フォントは、バーカウンタに取り付けられ、前記バーカウンタは、操作者側と前記操作者側の反対側の顧客側とを画定し、前記飲料分配システムはさらに、前記飲料フォント内に組み込まれ、前記飲料受容器の温度などのパラメータまたは特性を検出するように適合された非接触式測定装置の形態の測定装置を含む、請求項1〜請求項10のいずれかに記載の飲料分配システム。
  12. 前記非接触式測定装置は、赤外線センサの形態のデジタルセンサである、請求項11に記載の飲料分配システム。
  13. 前記飲料分配システムは、前記デジタルデータを取得し、記憶するためのデータロギングシステムを含む、請求項1〜請求項12のいずれかに記載の飲料分配システム。
  14. 請求項1〜請求項13のいずれかに記載の飲料分配システムで使用するための圧潰可能な飲料容器であって、圧潰可能な本体と、前記飲料分配システムの飲料容器コネクタと係合するように構成された飲料出口を有するクロージャとを備え、前記クロージャのリム、前記クロージャのシール部、または前記クロージャの内部、および/または前記容器の本体に取り付けられた少なくとも1つの識別タグであって、前記飲料分配システム内の対応するリーダによって読み取られる識別タグをさらに備える、圧潰可能な飲料容器。
  15. 前記識別タグは、RFID/NFCなどの無線周波数識別タグ、バーコードなどの可視/光学タグ、またはこれらの組み合わせである、請求項14に記載の圧潰可能な飲料容器。
  16. 前記識別タグは、前記容器を一意に識別するための識別情報を含む、請求項14または請求項15のいずれかに記載の圧潰可能な飲料容器。
  17. 前記識別タグは、飲料のタイプ、飲料の製造者、飲料の起源、飲料の製造年月日、飲料の産地、および飲料の出荷日からなる群から選択された情報を含む、請求項14〜請求項16のいずれかに記載の圧潰可能な飲料容器。
  18. 前記識別タグは、前記飲料分配システムによる承認のための1つまたは複数の予め定義されたコードのうちの少なくとも1つを含む、請求項14〜請求項17のいずれかに記載の圧潰可能な飲料容器。
  19. 請求項1〜請求項13のいずれかに記載の飲料分配システムおよび請求項14〜請求項18のいずれかに記載の圧潰可能な飲料容器のパーツキットであって、前記飲料分配システムは、IDタグとIDリーダとの間の予め定義された一致が達成された場合にのみ、前記圧潰可能な飲料容器からの飲料のタッピングが可能であるように構成される、パーツキット。
  20. 飲料分配システム内の圧潰可能な飲料容器であって、飲料充填空間、ガス充填上部空間、および前記飲料充填空間から前記飲料を抽出するための前記飲料充填空間と連通した飲料出口を画定する圧潰可能な飲料容器に貯蔵された飲料を分配する方法であって、
    -前記圧潰可能な飲料容器の前記飲料出口に接続するための飲料容器コネクタを含む基部を提供するステップと、
    -前記飲料充填空間から前記飲料を抽出するための1つまたは複数のタッピングヘッドを備えるタッピング装置を提供するステップと、
    -前記容器コネクタから前記タッピング装置まで延在するタッピングラインであって、1つまたは複数の飲料ラインを備えるタッピングラインを提供するステップと、
    -前記基部に接続可能な蓋であって、前記蓋および前記基部は前記圧潰可能な飲料容器を収容するための内部空間を画定し、前記圧潰可能な飲料容器を収容し封止する、蓋を提供するステップと、
    -前記圧潰可能な飲料容器に力を加えるための前記内部空間を加圧して、前記圧潰可能な飲料容器を圧潰し、前記飲料充填空間から前記タッピングラインを通って前記タッピング装置から前記飲料を押し出すために前記内部空間と流体連通した圧力源を提供するステップとを含み、
    -前記飲料および/または前記圧潰可能な飲料容器に関する情報を少なくとも取得するための測定装置であって、無線電子装置、好ましくはRFIDタグであるデジタルセンサの形態、バーコードなどの可視識別子の形態、またはこれらの組み合わせである測定装置を前記圧潰可能な飲料容器に設置するステップと、
    -前記測定装置から前記情報を少なくとも読み取るように適合され、そのことにより前記飲料および/または前記圧潰可能な飲料容器に関する前記情報を表すデジタルデータを構築する電子センサ装置、好ましくはデジタルセンサ装置を前記基部および/または前記蓋に設置するステップと
    をさらに含む、前記方法。
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