JP2021511882A5 - - Google Patents
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Description
本出願人は、本明細書に説明する個別の特徴を単独で、また、それら2つ以上の特徴の任意の組み合わせとして、ここに開示する。ただし、本明細書に開示された何らかの問題がそれらの特徴又はその組み合わせによって解決されるか否かに関係なく、かつ本願請求項の範囲に限定されることなく、それらの特徴又はその組み合わせを本明細書全体に基づき当業者にとって周知の一般的知識を踏まえて実行できることを前提とする。本出願人は、本発明の態様がかかる個別の特徴又はその組み合わせのいずれによっても構成されうることを明示する。上述の説明に鑑み、当業者にとって明白であるように、本発明の範囲内でさまざまな改変を加えることが可能である。
なお、本発明は、実施の態様として以下の内容を含む。
[態様1]
手術用ロボットアームを手術器具に着脱自在にインターフェース接続するためのインターフェースアセンブリであって、
インターフェース構造体であって、
前記手術器具に面する第1面と前記手術用ロボットアームに面する第2面とを有する基部と、
前記基部の後端に取り付けられた後部であって、前記手術用ロボットアームに前記インターフェース構造体を締結させるように前記手術用ロボットアームの近位露出面に係合する1つ以上の締結具を備える前記後部と、を備える前記インターフェース構造体と、
前記後部上に移動可能に取り付けられ且つロック位置とアンロック位置との間で移動可能なロック要素であって、前記ロック要素が前記ロック位置にあるときは前記1つ以上の締結具を係合位置に向けて付勢し、前記ロック要素が前記アンロック位置にあるときは前記1つ以上の締結具を前記係合位置に向けて付勢しないロック要素と、
を備えるインターフェースアセンブリ。
[態様2]
態様1に記載のインターフェースアセンブリにおいて、前記ロック要素は前記ロック位置と前記アンロック位置との間で摺動可能である、インターフェースアセンブリ。
[態様3]
態様1又は2に記載のインターフェースアセンブリにおいて、前記ロック要素は略円筒状の内面を有する、インターフェースアセンブリ。
[態様4]
態様3に記載のインターフェースアセンブリにおいて、前記後部は略円筒状の内面を有するカラーを備え、前記ロック要素は前記カラーに沿って移動可能である、インターフェースアセンブリ。
[態様5]
態様4に記載のインターフェースアセンブリにおいて、円筒状の前記カラーは、前記インターフェースアセンブリが前記手術用ロボットアームと係合されたときに前記手術用ロボットアームの肩部の周囲に締まり嵌めされるように構成されている、インターフェースアセンブリ。
[態様6]
態様1から5のいずれかに記載のインターフェースアセンブリにおいて、前記締結具のうち1つ以上の締結具の外面は1つ以上の傾斜突起を備え、前記傾斜突起の深さは、前記ロック要素が前記アンロック位置から前記ロック位置まで移動する方向に沿って増加する、インターフェースアセンブリ。
[態様7]
態様1から6のいずれかに記載のインターフェースアセンブリにおいて、前記ロック要素は1つ以上の突出部を備え、各突出部は、前記ロック要素が前記ロック位置にあるときに前記後部内の対応する移動止めに係合するよう構成される、インターフェースアセンブリ。
[態様8]
態様7に記載のインターフェースアセンブリにおいて、前記1つ以上の突出部及び前記対応する移動止めは、前記1つ以上の突出部が前記対応する移動止めに係合したときにフィードバックを生じさせるように構成されている、インターフェースアセンブリ。
[態様9]
態様1から8のいずれかに記載のインターフェースアセンブリにおいて、前記ロック要素の前面は1つ以上のタブを備え、前記タブは、前記手術器具が前記インターフェースアセンブリと係合されたときに前記手術器具の開口内に受け入れられることで、前記手術器具が前記インターフェースアセンブリと係合されたときの前記ロック要素の前記ロック位置からの移動を制限するように構成されている、インターフェースアセンブリ。
[態様10]
態様1から9のいずれかに記載のインターフェースアセンブリにおいて、前記ロック要素の内面は1つ以上の保持突起部を備え、前記保持突起部は、前記ロック要素が前記アンロック位置にあるときに前記後部の後面に係合することで、前記ロック要素が前記アンロック位置にあるときに前記ロック要素を前記インターフェース構造体に保持する、インターフェースアセンブリ。
[態様11]
態様1から10のいずれかに記載のインターフェースアセンブリにおいて、前記ロック要素の内面は1つ以上のリブを備え、前記リブは前記後部の外面内の対応する溝に係合することで、前記ロック要素が前記インターフェース構造体に対して回転することを防止する、インターフェースアセンブリ。
[態様12]
態様1から11のいずれかに記載のインターフェースアセンブリにおいて、前記インターフェース構造体はさらに外囲部を備え、前記外囲部は前記基部の対向する端同士を接続することで、前記手術用ロボットアーム上に係合するときに前記インターフェース構造体を前記手術用ロボットアームに保持する、インターフェースアセンブリ。
[態様13]
態様12に記載のインターフェースアセンブリにおいて、前記外囲部は、前記インターフェース構造体が前記手術用ロボットアーム上に係合するときに前記手術用ロボットアームの外面に外接する形状を有する、インターフェースアセンブリ。
[態様14]
態様12又は13に記載のインターフェースアセンブリにおいて、前記基部及び前記外囲部は一体的に形成される、インターフェースアセンブリ。
[態様15]
態様1から14のいずれかに記載のインターフェースアセンブリにおいて、前記ロック要素はドレープ内で終端する、インターフェースアセンブリ。
[態様16]
態様15に記載のインターフェースアセンブリにおいて、前記ドレープ及び前記ロック要素は一体的に形成される、インターフェースアセンブリ。
[態様17]
態様1から16のいずれかに記載のインターフェースアセンブリにおいて、前記基部は楕円形のピンを備え、前記楕円形のピンは、前記手術器具が前記インターフェースアセンブリと係合しているときに前記手術器具の円形の凹部内に受け入れられる、インターフェースアセンブリ。
[態様18]
態様17に記載のインターフェースアセンブリにおいて、前記楕円形のピンは前記インターフェース構造体の長手方向軸心を横断する方向に最も長い、インターフェースアセンブリ。
[態様19]
態様1から16のいずれかに記載のインターフェースアセンブリにおいて、前記基部は丸いピンを備え、前記丸いピンは、前記手術器具が前記インターフェースアセンブリと係合しているときに前記手術器具のスロット状の凹部内に受け入れられる、インターフェースアセンブリ。
[態様20]
態様1から19のいずれかに記載のインターフェースアセンブリにおいて、前記インターフェース構造体は1つ以上のタブを備え、前記タブに、前記器具が前記インターフェースアセンブリと係合しているときに前記インターフェースアセンブリの長手方向軸心に平行な方向に前記器具の特定形状部が押し付けられることにより前記器具を前記インターフェースアセンブリに対して軸心方向に整列させる、インターフェースアセンブリ。
[態様21]
態様1から20のいずれかに記載のインターフェースアセンブリにおいて、前記インターフェース構造体の内面はピンを備え、前記ピンは、前記インターフェースアセンブリが前記手術ロボットと係合するときに前記手術用ロボットアームの外面の対応するスロット状の凹部と係合することで、前記インターフェース構造体の長手方向軸心に垂直な方向への前記インターフェース構造体の移動を維持する、インターフェースアセンブリ。
[態様22]
態様1から21のいずれかに記載のインターフェースアセンブリにおいて、前記基部は前記第1面と前記第2面とを有する周縁を備え、前記周縁は中空内部を取り囲む、インターフェースアセンブリ。
[態様23]
態様22に記載のインターフェースアセンブリにおいて、前記周縁は前記器具の一部分を受け入れるように構成された開口を有し、前記開口は谷形壁を有する谷形状である、インターフェースアセンブリ。
[態様24]
態様23に記載のインターフェースアセンブリにおいて、前記谷形壁のうち1つ以上の谷形壁の外面は1つ以上のリブを備え、前記リブは、前記器具が前記インターフェースアセンブリと係合しているときに前記器具の前記一部分と係合する、インターフェースアセンブリ。
[態様25]
態様22から24のいずれかに記載のインターフェースアセンブリにおいて、前記後部は前記基部の前記周縁の後端に取り付けられた後翼部を備え、前記後翼部は前記手術用ロボットアームの近位露出面を覆うように構成されている、インターフェースアセンブリ。
[態様26]
態様25に記載のインターフェースアセンブリにおいて、前記後翼部は前記手術用ロボットアームの遠位端から離れるように前記基部に対して傾斜している、インターフェースアセンブリ。
[態様27]
態様22から26のいずれかに記載のインターフェースアセンブリにおいて、前記インターフェース構造体はさらに前記基部の前記周縁の前端に取り付けられた前翼部を備え、前記前翼部は前記手術用ロボットアームの遠位露出面を覆うように構成されている、インターフェースアセンブリ。
[態様28]
態様1から27のいずれかに記載のインターフェースアセンブリにおいて、前記基部は1つ以上の器具係合マーキングを備え、前記器具係合マーキングは、手術器具が前記インターフェースアセンブリに完全に取り付けられていないときは視認可能であり、手術器具が前記インターフェースアセンブリに完全に取り付けられているときは視認不能である、インターフェースアセンブリ。
[態様29]
態様28に記載のインターフェースアセンブリにおいて、前記1つ以上の器具係合マーキングは、前記手術器具が前記インターフェースアセンブリに完全に取り付けられているときに前記手術器具の可動部によって隠れるように構成されている、インターフェースアセンブリ。
[態様30]
態様1から29のいずれかに記載のインターフェースアセンブリにおいて、前記インターフェースアセンブリが前記手術用ロボットアームに取り付けられているとき、前記基部は前記手術用ロボットアームの軸心方向に平行である、インターフェースアセンブリ。
[態様31]
態様1に記載のインターフェースアセンブリにおいて、前記ロック要素は前記ロック位置と前記アンロック位置との間で回転可能である、インターフェースアセンブリ。
[態様32]
ロボットによる手術で用いられる手術用ロボットアームであって、
基台と、
前記基台を前記手術用ロボットアームの遠位端におけるインターフェース部に接続する一連の関節部であって、前記インターフェース部を前記基台に対して関節接続できる前記一連の関節部と、
態様1から31のいずれかに記載の前記インターフェースアセンブリを保持することによって手術器具とインターフェース接続するように構成された前記インターフェース部と、
を備える手術用ロボットアーム。
なお、本発明は、実施の態様として以下の内容を含む。
[態様1]
手術用ロボットアームを手術器具に着脱自在にインターフェース接続するためのインターフェースアセンブリであって、
インターフェース構造体であって、
前記手術器具に面する第1面と前記手術用ロボットアームに面する第2面とを有する基部と、
前記基部の後端に取り付けられた後部であって、前記手術用ロボットアームに前記インターフェース構造体を締結させるように前記手術用ロボットアームの近位露出面に係合する1つ以上の締結具を備える前記後部と、を備える前記インターフェース構造体と、
前記後部上に移動可能に取り付けられ且つロック位置とアンロック位置との間で移動可能なロック要素であって、前記ロック要素が前記ロック位置にあるときは前記1つ以上の締結具を係合位置に向けて付勢し、前記ロック要素が前記アンロック位置にあるときは前記1つ以上の締結具を前記係合位置に向けて付勢しないロック要素と、
を備えるインターフェースアセンブリ。
[態様2]
態様1に記載のインターフェースアセンブリにおいて、前記ロック要素は前記ロック位置と前記アンロック位置との間で摺動可能である、インターフェースアセンブリ。
[態様3]
態様1又は2に記載のインターフェースアセンブリにおいて、前記ロック要素は略円筒状の内面を有する、インターフェースアセンブリ。
[態様4]
態様3に記載のインターフェースアセンブリにおいて、前記後部は略円筒状の内面を有するカラーを備え、前記ロック要素は前記カラーに沿って移動可能である、インターフェースアセンブリ。
[態様5]
態様4に記載のインターフェースアセンブリにおいて、円筒状の前記カラーは、前記インターフェースアセンブリが前記手術用ロボットアームと係合されたときに前記手術用ロボットアームの肩部の周囲に締まり嵌めされるように構成されている、インターフェースアセンブリ。
[態様6]
態様1から5のいずれかに記載のインターフェースアセンブリにおいて、前記締結具のうち1つ以上の締結具の外面は1つ以上の傾斜突起を備え、前記傾斜突起の深さは、前記ロック要素が前記アンロック位置から前記ロック位置まで移動する方向に沿って増加する、インターフェースアセンブリ。
[態様7]
態様1から6のいずれかに記載のインターフェースアセンブリにおいて、前記ロック要素は1つ以上の突出部を備え、各突出部は、前記ロック要素が前記ロック位置にあるときに前記後部内の対応する移動止めに係合するよう構成される、インターフェースアセンブリ。
[態様8]
態様7に記載のインターフェースアセンブリにおいて、前記1つ以上の突出部及び前記対応する移動止めは、前記1つ以上の突出部が前記対応する移動止めに係合したときにフィードバックを生じさせるように構成されている、インターフェースアセンブリ。
[態様9]
態様1から8のいずれかに記載のインターフェースアセンブリにおいて、前記ロック要素の前面は1つ以上のタブを備え、前記タブは、前記手術器具が前記インターフェースアセンブリと係合されたときに前記手術器具の開口内に受け入れられることで、前記手術器具が前記インターフェースアセンブリと係合されたときの前記ロック要素の前記ロック位置からの移動を制限するように構成されている、インターフェースアセンブリ。
[態様10]
態様1から9のいずれかに記載のインターフェースアセンブリにおいて、前記ロック要素の内面は1つ以上の保持突起部を備え、前記保持突起部は、前記ロック要素が前記アンロック位置にあるときに前記後部の後面に係合することで、前記ロック要素が前記アンロック位置にあるときに前記ロック要素を前記インターフェース構造体に保持する、インターフェースアセンブリ。
[態様11]
態様1から10のいずれかに記載のインターフェースアセンブリにおいて、前記ロック要素の内面は1つ以上のリブを備え、前記リブは前記後部の外面内の対応する溝に係合することで、前記ロック要素が前記インターフェース構造体に対して回転することを防止する、インターフェースアセンブリ。
[態様12]
態様1から11のいずれかに記載のインターフェースアセンブリにおいて、前記インターフェース構造体はさらに外囲部を備え、前記外囲部は前記基部の対向する端同士を接続することで、前記手術用ロボットアーム上に係合するときに前記インターフェース構造体を前記手術用ロボットアームに保持する、インターフェースアセンブリ。
[態様13]
態様12に記載のインターフェースアセンブリにおいて、前記外囲部は、前記インターフェース構造体が前記手術用ロボットアーム上に係合するときに前記手術用ロボットアームの外面に外接する形状を有する、インターフェースアセンブリ。
[態様14]
態様12又は13に記載のインターフェースアセンブリにおいて、前記基部及び前記外囲部は一体的に形成される、インターフェースアセンブリ。
[態様15]
態様1から14のいずれかに記載のインターフェースアセンブリにおいて、前記ロック要素はドレープ内で終端する、インターフェースアセンブリ。
[態様16]
態様15に記載のインターフェースアセンブリにおいて、前記ドレープ及び前記ロック要素は一体的に形成される、インターフェースアセンブリ。
[態様17]
態様1から16のいずれかに記載のインターフェースアセンブリにおいて、前記基部は楕円形のピンを備え、前記楕円形のピンは、前記手術器具が前記インターフェースアセンブリと係合しているときに前記手術器具の円形の凹部内に受け入れられる、インターフェースアセンブリ。
[態様18]
態様17に記載のインターフェースアセンブリにおいて、前記楕円形のピンは前記インターフェース構造体の長手方向軸心を横断する方向に最も長い、インターフェースアセンブリ。
[態様19]
態様1から16のいずれかに記載のインターフェースアセンブリにおいて、前記基部は丸いピンを備え、前記丸いピンは、前記手術器具が前記インターフェースアセンブリと係合しているときに前記手術器具のスロット状の凹部内に受け入れられる、インターフェースアセンブリ。
[態様20]
態様1から19のいずれかに記載のインターフェースアセンブリにおいて、前記インターフェース構造体は1つ以上のタブを備え、前記タブに、前記器具が前記インターフェースアセンブリと係合しているときに前記インターフェースアセンブリの長手方向軸心に平行な方向に前記器具の特定形状部が押し付けられることにより前記器具を前記インターフェースアセンブリに対して軸心方向に整列させる、インターフェースアセンブリ。
[態様21]
態様1から20のいずれかに記載のインターフェースアセンブリにおいて、前記インターフェース構造体の内面はピンを備え、前記ピンは、前記インターフェースアセンブリが前記手術ロボットと係合するときに前記手術用ロボットアームの外面の対応するスロット状の凹部と係合することで、前記インターフェース構造体の長手方向軸心に垂直な方向への前記インターフェース構造体の移動を維持する、インターフェースアセンブリ。
[態様22]
態様1から21のいずれかに記載のインターフェースアセンブリにおいて、前記基部は前記第1面と前記第2面とを有する周縁を備え、前記周縁は中空内部を取り囲む、インターフェースアセンブリ。
[態様23]
態様22に記載のインターフェースアセンブリにおいて、前記周縁は前記器具の一部分を受け入れるように構成された開口を有し、前記開口は谷形壁を有する谷形状である、インターフェースアセンブリ。
[態様24]
態様23に記載のインターフェースアセンブリにおいて、前記谷形壁のうち1つ以上の谷形壁の外面は1つ以上のリブを備え、前記リブは、前記器具が前記インターフェースアセンブリと係合しているときに前記器具の前記一部分と係合する、インターフェースアセンブリ。
[態様25]
態様22から24のいずれかに記載のインターフェースアセンブリにおいて、前記後部は前記基部の前記周縁の後端に取り付けられた後翼部を備え、前記後翼部は前記手術用ロボットアームの近位露出面を覆うように構成されている、インターフェースアセンブリ。
[態様26]
態様25に記載のインターフェースアセンブリにおいて、前記後翼部は前記手術用ロボットアームの遠位端から離れるように前記基部に対して傾斜している、インターフェースアセンブリ。
[態様27]
態様22から26のいずれかに記載のインターフェースアセンブリにおいて、前記インターフェース構造体はさらに前記基部の前記周縁の前端に取り付けられた前翼部を備え、前記前翼部は前記手術用ロボットアームの遠位露出面を覆うように構成されている、インターフェースアセンブリ。
[態様28]
態様1から27のいずれかに記載のインターフェースアセンブリにおいて、前記基部は1つ以上の器具係合マーキングを備え、前記器具係合マーキングは、手術器具が前記インターフェースアセンブリに完全に取り付けられていないときは視認可能であり、手術器具が前記インターフェースアセンブリに完全に取り付けられているときは視認不能である、インターフェースアセンブリ。
[態様29]
態様28に記載のインターフェースアセンブリにおいて、前記1つ以上の器具係合マーキングは、前記手術器具が前記インターフェースアセンブリに完全に取り付けられているときに前記手術器具の可動部によって隠れるように構成されている、インターフェースアセンブリ。
[態様30]
態様1から29のいずれかに記載のインターフェースアセンブリにおいて、前記インターフェースアセンブリが前記手術用ロボットアームに取り付けられているとき、前記基部は前記手術用ロボットアームの軸心方向に平行である、インターフェースアセンブリ。
[態様31]
態様1に記載のインターフェースアセンブリにおいて、前記ロック要素は前記ロック位置と前記アンロック位置との間で回転可能である、インターフェースアセンブリ。
[態様32]
ロボットによる手術で用いられる手術用ロボットアームであって、
基台と、
前記基台を前記手術用ロボットアームの遠位端におけるインターフェース部に接続する一連の関節部であって、前記インターフェース部を前記基台に対して関節接続できる前記一連の関節部と、
態様1から31のいずれかに記載の前記インターフェースアセンブリを保持することによって手術器具とインターフェース接続するように構成された前記インターフェース部と、
を備える手術用ロボットアーム。
Claims (20)
- 手術用ロボットアームを手術器具に着脱自在にインターフェース接続するためのインターフェースアセンブリであって、
インターフェース構造体であって、
前記手術器具に面する第1面と前記手術用ロボットアームに面する第2面とを有する基部と、
前記基部の後端に取り付けられた後部であって、前記手術用ロボットアームに前記インターフェース構造体を締結させるように前記手術用ロボットアームの近位露出面に係合する1つ以上の締結具を備える前記後部と、を備える前記インターフェース構造体と、
前記後部上に移動可能に取り付けられ且つロック位置とアンロック位置との間で移動可能なロック要素であって、前記ロック要素が前記ロック位置にあるときは前記1つ以上の締結具に係合することによって前記1つ以上の締結具を係合位置に向けて付勢し、前記ロック要素が前記アンロック位置にあるときは前記1つ以上の締結具に係合しないことによって前記1つ以上の締結具を前記係合位置に向けて付勢しないロック要素と、
を備えるインターフェースアセンブリ。 - 請求項1に記載のインターフェースアセンブリにおいて、前記ロック要素は前記ロック位置と前記アンロック位置との間で摺動可能である、インターフェースアセンブリ。
- 請求項1又は2に記載のインターフェースアセンブリにおいて、前記ロック要素は略円筒状の内面を有する、インターフェースアセンブリ。
- 請求項3に記載のインターフェースアセンブリにおいて、前記後部は略円筒状の内面を有するカラーを備え、前記ロック要素は前記カラーに沿って移動可能である、インターフェースアセンブリ。
- 請求項4に記載のインターフェースアセンブリにおいて、円筒状の前記カラーは、前記インターフェースアセンブリが前記手術用ロボットアームと係合されたときに前記手術用ロボットアームの肩部の周囲に締まり嵌めされるように構成されている、インターフェースアセンブリ。
- 請求項1から5のいずれか一項に記載のインターフェースアセンブリにおいて、前記締結具のうち1つ以上の締結具の外面は1つ以上の傾斜突起を備え、前記傾斜突起の深さは、前記ロック要素が前記アンロック位置から前記ロック位置まで移動する方向に沿って増加する、インターフェースアセンブリ。
- 請求項1から6のいずれか一項に記載のインターフェースアセンブリにおいて、前記ロック要素は1つ以上の突出部を備え、各突出部は、前記ロック要素が前記ロック位置にあるときに前記後部内の対応する移動止めに係合するよう構成される、インターフェースアセンブリ。
- 請求項7に記載のインターフェースアセンブリにおいて、前記1つ以上の突出部及び前記対応する移動止めは、前記1つ以上の突出部が前記対応する移動止めに係合したときにフィードバックを生じさせるように構成されている、インターフェースアセンブリ。
- 請求項1から8のいずれか一項に記載のインターフェースアセンブリにおいて、前記ロック要素の前面は1つ以上のタブを備え、前記タブは、前記手術器具が前記インターフェースアセンブリと係合されたときに前記手術器具の開口内に受け入れられることで、前記手術器具が前記インターフェースアセンブリと係合されたときの前記ロック要素の前記ロック位置からの移動を制限するように構成されている、インターフェースアセンブリ。
- 請求項1から9のいずれか一項に記載のインターフェースアセンブリにおいて、前記ロック要素の内面は1つ以上の保持突起部を備え、前記保持突起部は、前記ロック要素が前記アンロック位置にあるときに前記後部の後面に係合することで、前記ロック要素が前記アンロック位置にあるときに前記ロック要素を前記インターフェース構造体に保持する、インターフェースアセンブリ。
- 請求項1から10のいずれか一項に記載のインターフェースアセンブリにおいて、前記ロック要素の内面は1つ以上のリブを備え、前記リブは前記後部の外面内の対応する溝に係合することで、前記ロック要素が前記インターフェース構造体に対して回転することを防止する、インターフェースアセンブリ。
- 請求項1から11のいずれか一項に記載のインターフェースアセンブリにおいて、前記インターフェース構造体はさらに外囲部を備え、前記外囲部は前記基部の対向する端同士を接続することで、前記手術用ロボットアーム上に係合するときに前記インターフェース構造体を前記手術用ロボットアームに保持する、インターフェースアセンブリ。
- 請求項1から12のいずれか一項に記載のインターフェースアセンブリにおいて、前記基部は楕円形のピンを備え、前記楕円形のピンは、前記手術器具が前記インターフェースアセンブリと係合しているときに前記手術器具の円形の凹部内に受け入れられる、インターフェースアセンブリ。
- 請求項1から12のいずれか一項に記載のインターフェースアセンブリにおいて、前記基部は丸いピンを備え、前記丸いピンは、前記手術器具が前記インターフェースアセンブリと係合しているときに前記手術器具のスロット状の凹部内に受け入れられる、インターフェースアセンブリ。
- 請求項1から14のいずれか一項に記載のインターフェースアセンブリにおいて、前記インターフェース構造体は1つ以上のタブを備え、前記タブに、前記器具が前記インターフェースアセンブリと係合しているときに前記インターフェースアセンブリの長手方向軸心に平行な方向に前記器具の特定形状部が押し付けられることにより前記器具を前記インターフェースアセンブリに対して軸心方向に整列させる、インターフェースアセンブリ。
- 請求項1から15のいずれか一項に記載のインターフェースアセンブリにおいて、前記インターフェース構造体の内面はピンを備え、前記ピンは、前記インターフェースアセンブリが前記手術ロボットと係合するときに前記手術用ロボットアームの外面の対応するスロット状の凹部と係合することで、前記インターフェース構造体の長手方向軸心に垂直な方向への前記インターフェース構造体の移動を維持する、インターフェースアセンブリ。
- 請求項1から16のいずれか一項に記載のインターフェースアセンブリにおいて、前記基部は前記第1面と前記第2面とを有する周縁を備え、前記周縁は中空内部を取り囲み、かつ前記器具の一部分を受け入れるように構成された開口を有し、前記開口は谷形壁を有する谷形状である、インターフェースアセンブリ。
- 請求項17に記載のインターフェースアセンブリにおいて、前記谷形壁のうち1つ以上の谷形壁の外面は1つ以上のリブを備え、前記リブは、前記器具が前記インターフェースアセンブリと係合しているときに前記器具の前記一部分と係合する、インターフェースアセンブリ。
- 請求項1から18のいずれか一項に記載のインターフェースアセンブリにおいて、前記基部は1つ以上の器具係合マーキングを備え、前記器具係合マーキングは、手術器具が前記インターフェースアセンブリに完全に取り付けられていないときは視認可能であり、手術器具が前記インターフェースアセンブリに完全に取り付けられているときは視認不能である、インターフェースアセンブリ。
- ロボットによる手術で用いられる手術用ロボットアームであって、
基台と、
前記基台を前記手術用ロボットアームの遠位端におけるインターフェース部に接続する一連の関節部であって、前記インターフェース部を前記基台に対して関節接続できる前記一連の関節部と、
請求項1から19のいずれか一項に記載の前記インターフェースアセンブリを保持することによって手術器具とインターフェース接続するように構成された前記インターフェース部と、
を備える手術用ロボットアーム。
Applications Claiming Priority (3)
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