JP2021511150A - 熱可塑性複合材料を含むゴルフクラブヘッド - Google Patents

熱可塑性複合材料を含むゴルフクラブヘッド Download PDF

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Abstract

ゴルフクラブヘッドは、前本体と、前本体に連結されて、間に中空キャビティを画定する後本体とを備える。前本体は、打球表面を画定する打撃面、ホーゼル、及び打撃面を少なくとも部分的に取り囲み、打球表面から離れるように打撃面の周辺から後方に延びるフレームを備える。打撃面及びフレームは、複数の不連続繊維が内部に埋め込まれた熱可塑性ポリマーを含む熱可塑性複合物質から形成されている。複数の不連続繊維はそれぞれ約40mm未満の長さを有し、打撃面の中心とホーゼルとの間では、複数の不連続繊維の約50%超が、打撃面の中心からホーゼルまで延びる水平軸の平行の約30°以内に整列している。【選択図】図1

Description

関連出願の相互参照
これは、2018年1月19日に出願された米国仮出願番号第62/619,631号、2018年3月16日に出願された同第62/644,319号、2018年7月25日に出願された同第62/702,996号、2018年7月25日に出願された同第62/703,305号、2018年8月14日に出願された同第62/718,857号、2018年11月20日に出願された同第62/770,000号、及び2018年12月18日に出願された同第62/781,509号の優先権の利益を主張する。上記で参照される出願それぞれの開示は、参照することによりその全文が組み込まれる。
本開示は、熱可塑性複合材料を含む1つまたは複数の部品を有するゴルフクラブヘッドに関する。
理想的なクラブ設計においては、構造的質量の量を最小限にして(弾力性を犠牲にすることなく)、クラブ性能をカスタマイズするために戦略的に位置決め可能な追加の裁量質量が付与される。一般に、クラブヘッド質量全体の合計は、構造的質量と裁量質量を合計したものである。構造的質量とは、概して、繰り返される衝撃に耐えるのに必要な構造的弾力性をクラブヘッドに提供するのに必要とされる材料の質量を指す。構造的質量は設計依存性が高く、特定の質量分布に対して、設計上ほとんど制御されない。逆に、裁量質量とは、クラブの性能及び/または寛容性をカスタマイズするだけの目的で、クラブヘッド設計に追加され得る(最低限の構造的要件を超える)任意の追加質量である。現行のゴルフクラブヘッドは、クラブヘッドの構造的質量の少なくとも一部(例えば、打撃面及び/または後本体の少なくとも一部)に金属材料を含む。裁量重量を最大化してクラブヘッドの慣性モーメント(MOI)及びより低い/後ろの重心(CG)を最大化させる手段を提供するための、金属を含む構造的質量を有するゴルフクラブヘッドの代替的設計が当該技術分野において求められている。
ここで記述される背景説明は、特定のクラブ関連用語を明確に説明しようとしているが、これは例示的なものであって、限定的なものではないことが意図される。当産業内の慣習、全米ゴルフ協会(USGA)またはR&Aのようなゴルフ組織によって設定された規則及び命名規則は、本出願の範囲から逸脱することなく、この用語の記述を補強し得る。
ゴルフクラブヘッドの概略斜視図である。
線2−2に沿ってとられた図1のゴルフクラブヘッドの前方部分の概略部分断面図である。
ゴルフクラブヘッドの前部及び上部の概略斜視図である。
複数の不連続繊維がポリマー内に埋め込まれたポリマー壁の概略部分断面図である。
前本体につながるスプルー及び成形ゲートを含む、ゴルフクラブヘッドの成形される前本体の概略斜視図である。
図5の前本体を逆にした図である。
ゴルフクラブヘッドの成形される前本体の後部部分の概略斜視図である。
中間充填時点でとられた図5の前本体を作るためのモールドフローの概略図である。
部品の作成完了が近い時点でとられた図8のモールドフローの概略図である。
補強メッシュが打撃面に埋め込まれたゴルフクラブヘッドの成形される前本体の後部部分の概略斜視図である。
線11−11に沿ってとられた図10のゴルフクラブヘッドの第1の実施形態の概略断面図である。
線11−11に沿ってとられた図10のゴルフクラブヘッドの第2の実施形態の概略断面図である。
線11−11に沿ってとられた図10のゴルフクラブヘッドの第3の実施形態の概略断面図である。
本開示は一般に、クラブヘッドの構造的側面を形成するためにクラブヘッドフェース及び/または本体に組み込まれた1種または複数種の熱可塑性複合材料を有するゴルフクラブヘッドの実施形態に関する。その際、本設計は、類似のサイズ、形状及び外観の全金属製クラブヘッドと比較したとき、ヘッドの構造的質量の減少をもたらす。すると、これらの設計が与える追加の裁量質量が、クラブヘッド設計者に利用可能になり、例えば、クラブヘッドの慣性モーメントを増加させ、かつ/またはクラブヘッドの重心の相対位置を変えるために、戦略的にヘッド周囲に配置される。
熱可塑性ポリマーはゴルフクラブで使用される金属のほとんどよりもかなり強度が低いため、ゴルファーにより期待される動的応答、音及び感覚を依然として維持しながら、予期しない破損を避けるためにポリマー部分における設計、材料選択及び補強には特別な注意を払わなければならない。
後述の実施形態では、充填されるポリマーが異方性の構造品質を有することができ、異方性の構造品質は埋め込まれた不連続繊維の典型的なまたは平均的な配向に依存することがさらに理解される。より具体的には、充填されるポリマー成分は一般に、埋め込まれた繊維の縦軸と一致した荷重に対してはより大きな強度を、横方向に印加される荷重に対しては比較的小さな強度を有する。充填されるポリマー内での繊維の配向は、初期部品形成中のモールドフローに大きく依存するため、後述の実施形態は、最も伝播しそうな力/応力の経路に沿って埋め込まれた繊維を配向するのを手助けするモールド及び部品の設計を利用する。
「a」、「an」、「the」、「少なくとも1つの」、及び「1つまたは複数の」は、物品の少なくとも1つが存在することを示すために同義的に使用され、文脈上特に明記されていない限り、複数のこのような物品が存在していていもよい。添付の特許請求の範囲を含め、本明細書におけるパラメータの(例えば、量または条件の)すべての数値は、「約」が数値の前に実際にあるか否かにかかわらず、すべての場合において、「約」という用語によって修飾されているものと理解されるべきである。「約」は、記載される数値が多少の不正確さを許容することを示す(精密な値にある程度近似して、値に対しておおよそまたは合理的に近接して、すなわち、ほぼ)。「約」によって示される不正確さが、当該技術分野においてこの通常の意味と別の意味で理解されない場合、本明細書において使用される際の「約」は、少なくとも、このようなパラメータの通常の測定及び使用方法から生じ得る変動を示す。加えて、範囲の開示は、全体範囲内でのあらゆる値及びさらに分割された値を含む。範囲内の各値及び範囲の端点は、本明細書では別の実施形態としてすべて開示されている「comprises(含む、備える)」、「comprising(含む、備える)」、「including(含む、備える)」及び「having(有する)」という用語は包括的であり、したがって述べられる項目の存在を明示するものであるが、他の項目の存在を排除するものではない。本明細書中で使用されるとき、「または」という用語は列挙された項目の1つまたは複数のあらゆる組み合わせを含む。「第1の」、「第2の」、「第3の」等の用語が種々の項目を互いに区別するために使用される場合、これらの表記は、単に便宜上のものであって、項目を制限するものではない。
本明細書に記載される場合、ゴルフクラブの「ロフト」または「ロフト角」という用語は、任意の好適なロフト及びライマシンによって測定される、クラブフェースとシャフトの間に形成される角度を指す。
もしあれば、本明細書及び特許請求の範囲における「第1」、「第2」、「第3」、「第4」等の用語は、類似要素を区別するために使用され、必ずしも特定の連続した順序または古い順を記述するためのものではない。そのように使用された用語は、本明細書に記載される実施形態が例えば、例示されているかまたは別様に本明細書に記載されているもの以外の順序で操作可能であるように、適切な状況において置き換え可能であると理解すべきである。さらに、「include(含む、備える)」及び「have(有する)」という用語ならびにこれらの任意の活用形は、要素のリストを含むプロセス、方法、システム、物品、デバイまたは装置が必ずしもそれらの要素に限定されていないが、明示的に列挙されていないか、またはかかるプロセス、方法、システム、物品、デバイス、もしくは装置に固有ではない他の要素を含んでもよいように、非排他的包含を網羅することが意図される。
もしあれば、本明細書及び特許請求の範囲における「左」、「右」、「前」、「後」、「上」、「下」、「の上」、「の下」等の用語は、水平な地面で所定のロフト及びライ角にてアドレスするときに保持されるゴルフクラブを一般的に参照して記述する目的で使用されているが、必ずしも永久的な相対位置を記述するためのものではない。そのように使用された用語は、本明細書に記載される製造装置、製造方法、及び/または製造物品の実施形態が例えば、例示されているかまたは別様に本明細書に記載されている以外の配向で操作可能であるように、適切な状況において置き換え可能であると理解すべきである。
「連結する(couple、couples)」、「連結された」、「連結した」等の用語は、広く理解されるべきであり、2つまたはそれ以上の要素を機械的に、または別の方法で接続することを意味する。(機械的なまたは別の方法での)連結は、任意の長さの時間、例えば、永久的、または半永久的、またはほんの一瞬であってもよい。
他の特徴及び態様は以下の詳細な説明及び添付の図面の考察から明らかになるであろう。本開示の任意の実施形態を詳細に説明する前に、本開示はその適用において、以下の説明に記載されているか、または図面に示されている部品の詳細または構成及び配置に限定されないことを理解されたい。本開示は、他の実施形態をサポートすることが可能であり、種々の方法で実施または実行することができる。特定の実施形態の説明は、本開示がその趣旨及び範囲内のすべての変形、均等物、及び代替物を網羅することを制限すると意図されていないことを理解すべきである。また、本明細書で用いられている表現及び用語は、説明のためのものであって、限定としてみなすべきではないと理解すべきである。
一般的なクラブヘッド構造
さまざまな視点において同様のまたは同一の構成要素を識別するために同様の参照番号が使用されている図面を参照すると、図1〜図2は、前本体部分12(「前本体12」)及び後本体部分14(「後本体14」)を備えたゴルフクラブヘッド10の実施形態を概略的に示す。前本体12及び後本体14は、例えば図2に示すように、実質的に密閉された/中空の内部容積16を画定するように連結されている。ウッドスタイルのヘッドで従来からそうであったように、ゴルフクラブヘッド10は、クラウン20及びソール22を備え、ヒール部分24と、トウ部分26と、ヒール部分24とトウ部分26との間に位置する中心部分28とに概ね分割されてよい。
前本体12は、前方に打球表面32を有する打撃面30を一般的に備え、これは従来のスイング中にゴルフボールを打つことが意図されている。いくつかの実施形態では、前本体12は、打撃面30の周辺36を取り囲み、周辺36から後方へと延びるフレーム34をさらに備え、カップ形状の外観を持つ前本体12を提供でき、ゴルフクラブシャフトまたはシャフトアダプタを受容するホーゼル38をさらに備え得る。
プレイ可能な完成したクラブヘッド10では、前本体12及び後本体14は、例えば1つまたは複数の接着、結合、機械的付着、溶接または融着操作を介してジョイント40で一体的に連結されている。例えば図2に示すある特定の構成では、ジョイント40は、後本体14の外側表面44と実質的に途切れずに並ぶようにフレーム34の外側表面42を維持する重ね継ぎであってよい。重ね継ぎは、結合された境界面46及び機械的境界面48を備えてよい。
結合された境界面46は、前本体12の結合表面50(前結合表面50)が後本体14の嵌合結合表面52(後結合表面52)に当接し、固定されたときに形成され得る。図示されている実施形態では、前結合表面50は、後結合表面52を取り囲み、その半径方向外側にあり、両表面50、52は互いと同一平面にあり、略前/後方向に延びている。前結合表面50は、上記に列挙された手段のいずれかにより後結合表面52に連結され得るが、特定の実施形態において、この2つの表面はそれぞれ、隣接する表面への材料の結合または溶接を容易にし得る共通の熱可塑性ポリマーを含んでいても、かつ/またはこれから形成されていてもよい。構造上、前結合表面50と後結合表面52との間の境界面は、後本体14への前本体12の挿入/抜去方向と略平行であるため、表面間の結合/連結は、境界面のせん断係合を介して前本体12が抜けるのをより効果的に阻止する。具体的には、せん断接合は、例えば片持ち梁式に支えることにより不均一な応力が導入されるよりもむしろ、結合表面全体により効果的に応力を分散させる傾向がある。
機械的境界面は、前本体12の最後部表面54(すなわち、フレーム34の後端部)が、外壁58または後本体14の外部構造と一致する後本体14の嵌合表面56に接触するときに形成され得る。このように一致していることにより、衝撃荷重が、材料間の直接の接触を介してフレーム34から後本体14及び移行表面58に直接伝達され、結合または中間接着剤の強度に依存しない。
いくつかの実施形態では、後本体14は、クラブヘッド重心を低く後ろに位置決めするのを手助けするために1つまたは複数の金属ウェイト構造体をさらに備え得てもよい。図1〜図2に提供される実施形態では、後本体14はクラブヘッド10のソール及び背部端部の後本体14と一体でありその中に封入されたウェイト構造体60を備える。これらの実施形態では、ウェイト構造体60はソール22及び/または後本体14と一緒に成形できる。さらに、これらの実施形態では、ウェイト構造体60は、別個に形成され、後にウェイト構造体に取り付けられるウェイト(図示せず)を受容可能なキャビティを備えていてもよい。図示されていない他の実施形態では、後本体14は、別個に形成され、後にキャビティに取り付けられるウェイトを取り外し可能に受容できるキャビティまたは空隙を備えていてもよい。
いくつかの実施形態では、ウェイト構造体60及び/またはウェイトは、50グラム〜80グラムの質量を備えていてよい。さらに、ウェイト構造体60及び/またはウェイトは、鋼、タングステン、アルミニウム、チタン、青銅、黄銅、銅、金、白金、鉛、銀または亜鉛が挙げられるがこれらに限定されない金属材料を含んでいてもよい。さらに、これらの実施形態では、ウェイト構造体60及び/またはウェイトは2.5〜18の比重を備えていてもよい。
さらに図1に示されるように、いくつかの実施形態では、前本体12は、ゴルフシャフトまたはシャフトアダプタの一部を操作可能に受容できるホーゼルブッシング62をさらに備え得る。一実施形態では、ホーゼルブッシング62はアルミニウム等の金属材料から形成されてよい。さらに、ホーゼルブッシングは、例えば、所定の位置に付着されるか、またはインサート成形プロセス等を通してオーバーモールドされることによって、ホーゼル38及び前本体12内に配置されてよい。いくつかの実施形態では、ホーゼルブッシング62またはクラブヘッドの他の金属部品は、電界腐食を防止するために陽極酸化外層を備えていても、または電解腐食バリアを備えていてもよい。
ポリマーフェース構造
図3は、成形された繊維充填熱可塑性複合物質を含む前本体12の実施形態を概略的に示す。このような複合材料は、熱可塑性樹脂と、複数の分散された不連続繊維(すなわち「短繊維」)との両方を含む。不連続/短繊維としては、例えば、前本体12を成形する前に樹脂に埋め込まれる炭素短繊維またはガラス短繊維が挙げられる。可能な材料構造は後述するが、ある構造では、ポリマー材料は、不連続繊維が熱可塑性樹脂に埋め込まれ、各々が約3mm〜約12mmの設計繊維長を持つ「長繊維熱可塑性物質」であってもよい。別の構造では、ポリマー材料は、不連続繊維が熱可塑性樹脂内に同じように埋め込まれているが、各々は約0.01mm〜約3mmの設計長を持ち得る「短繊維熱可塑性物質」であってよい。いずれの場合でも、これらの長さは予混合長であり、成形プロセス中に破壊され、一部の繊維は最終部品において記述した範囲よりも実際には短くなり得ることに留意しなければならない。いくつかの構造では、不連続短繊維は、約10超、またはより好ましくは約50超、かつ約1500未満のアスペクト比(例えば、繊維の長さ/直径)を特徴としてよい。使用される不連続な短繊維の特定の種類にかかわらず、特定の構造では、材料は、約0.01mm〜約12mmの繊維長と、約40重量%〜約90重量%、またはより好ましくは約55重量%〜約70重量%の樹脂含有量とを有してよい。
好適な熱可塑性樹脂の1つとしては、熱可塑性ポリアミド(例えば、PA6またはPA66)を挙げることができ、これには炭素短繊維が充填されていてもよい(すなわち、炭素充填ポリアミド)。他の樹脂としては、特定のポリイミド、ポリアミド−イミド、オリフェニレンスルフィド(PPS)、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、ポリカーボネート、エンジニアリングポリウレタン、及び/または他の類似の材料を挙げることができる。
クラブヘッド10内でのポリマー複合物質の使用は、全体的な(構造的)軽量化をもたらすことができるが、クラブヘッド10の高応力領域でのそれらの使用は、典型的な金属よりも強度が比較的低く、その異方性の高い性質故に複雑になる。この異方性の性質は、平均的な縦方向の繊維方向に沿って測定した場合の方が、この平均繊維方向に垂直に測定した場合よりも、複合物質の引張強度がかなり大きいことにより示される。これらの違いは、埋め込まれた繊維がより均一に配向されるにつれてよりはっきりする。選択した設計及び材料に応じて、特定の複合物質は、埋め込まれた繊維が適切に配向されている場合にのみ、繰り返される打球に耐える十分な強度を備えることができる。
射出成形された繊維充填ポリマーの属性の1つは、繊維配向が、作成中のモールド内のポリマー/流頭の流れに追従する傾向があることである。図4は、ホーゼル38の壁内等、ポリマー樹脂72に埋め込まれた複数の短繊維70を概略的に示す。図示されるように、各繊維70は、約0.01mm〜約12mmの長さ76を有してよい(図示された繊維は、必ずしもサイズまたは密度のいずれかも縮尺通りに図示されないことに留意されたい)。射出成形等の成形プロセス中に、埋め込まれた繊維70は、流れるポリマーの方向と一致する傾向がある。一部の繊維(すなわち、特に短繊維強化熱可塑性物質)及び樹脂では、モールドの壁または部品のエッジにより完全に接近して整列する傾向がある。これらの層は、せん断層78またはスキン層と呼ばれる。逆に、中心コア層80内では、繊維70は時々、よりランダムになり、かつ/または流れるポリマーに対して垂直になり得る。これらの実施形態では、コア層80の厚さ82は、成形速度(すなわち、成形速度が遅いほどコア層80が薄くなり得る)及びモールド設計を含む種々の成形パラメータによって変更することができる。本設計では、任意のランダムになったコア層80の厚さ82を最小限に抑えて、繊維配向をより良く制御できるようにすることが望ましい。
打撃面30、フレーム34及びホーゼル38は一般に、クラブヘッド10の最大応力部分であるため、前本体12に充填ポリマー複合物質を使用しようとする場合、設計に特別な注意を払わなければならない。配向が不十分な繊維の含有量は、繰り返される衝撃力に耐えるのに十分な構造を欠く打撃面30をもたらす可能性がある。インパクト中、応力は、クラブヘッド10の後方に向かって伝搬しながら、インパクト位置から放射状外側に広がる傾向がある。さらに、シャフト周りに曲げモーメントが加えられ、これによりインパクト位置とホーゼル38の間に、ホーゼル38に沿った/ホーゼル軸90に平行な材料応力を引き起こす。したがって、理想的な設計では、埋め込まれた繊維が概してこれらと同じ方向に、すなわち、ホーゼル38内でホーゼル軸90に平行に、少なくともフェース30の中心(水平フェース軸92によって表される)を横切って、繊維がフレーム34内でほぼ後方に(すなわち、前後軸94に平行に)向いた状態でフェース中心から略外側をたどることが好ましい。
不連続繊維は、部品を形成する前に流動性ポリマー内で混合されるため、完璧な整列を保証することは不可能である。しかしながら、そうは言っても、前本体12の設計及び射出成形の様式(例えば、充填速度、ゲーティング/通気、及び温度)によって、埋め込まれる繊維はできるだけ多くこれらの軸と整列させるように制御され得る。例えば、ホーゼル内では、繊維の約50%超がホーゼル軸90の30°以内に整列していることが好ましい。フェースの中心とホーゼル38の間では、約50%超の繊維が水平フェース軸92の30°以内に整列していることが好ましく、フレーム34内では、繊維の約50%超が前後軸94の30°以内に整列していることが好ましい。別の実施形態では、ホーゼル38内の繊維の約60%超がホーゼル軸90の25°以内に整列し、フェースの中心とホーゼル38の間の繊維の約60%超が水平フェース軸92の25°以内に整列し、フレーム34内の繊維の約60%超が前後軸94の25°以内に整列する。さらに別の実施形態では、ホーゼル38内の繊維の約70%超がホーゼル軸90の20°以内に整列し、フェースの中心とホーゼル38の間の繊維の約70%超が水平フェース軸92の20°以内に整列し、フレーム34内の繊維の約70%超が前後軸94の20°以内に整列する。
図5〜図6は、概ね上述の繊維の整列を達成する前本体の設計を示す。流れと繊維との整列は、図5に概略的に示されており、モールドフローシミュレーション出力を介して図8〜図9でさらにはっきりと見てとれる。これらの図を通して示されるように、流動性ポリマーは、例えば図5に示されるように、スプルー100及び接続されたゲート102から前本体12のトウ部分26内へと直接通過する。そこから、ポリマーは、フェース30を横切り、次にホーゼル38を通って上方に流れることができる。フェース30を横切り、ホーゼル38を通って上方に流れることによって、どの溶接線もホーゼル38のヒール側へと押し上げられるが、ヒール側は一般にホーゼル38の最小応力領域である。本体12がホーゼル38をゲートとしようとした場合、フェース30内もしくはその近く、またはホーゼル38のトウ側に溶接線がある可能性が高くなり、トウ側にはヒール側よりも比較的大きな応力が生じる。溶接線は通常のポリマーよりも低い極限強度を有するため、典型的により大きな応力が発生する領域では溶接線が確実に形成されないようにすることが重要である。
ポリマーがホーゼル38を下から上へ充填するのを促進するために、トウ26の近くの位置、すなわちフェース30の水平中心線104または好ましくはその上(すなわち、クラウン20とフェース106の中心線を通り、クラブがアドレスで保持されるときに地面に平行に引かれる線との間)からフェースを充填することが望ましい場合がある。これは、トウ26の水平中心線104の上からトウと中心106との間をフェースの中心106に向かって、流れ108及び対応する繊維の整列が略下向きの傾斜に追従するよう促すことができる。その後、中心106では、流れ110及び対応する繊維の整列は、概して、フェースの中心106またはそのすぐ周囲において水平中心線104に平行であり得る。最後に、流れ112は、上方に弧を描き、主に底部からくびれ部に向かってホーゼル38を充填する。108、110、及び112に示されている全体的な方向の参照は、概ね、ポリマー内の繊維の約50%超が示された方向の約30°以内に整列していること、またはより好ましくは繊維の約60%超が、示された方向の約25°以内に整列していること、またはさらにより好ましくは、繊維の約70%超が示された方向の約20°以内に整列されていることを示すように意図されている。
図5に示すように、一実施形態では、ゲート102は、クラウン20のすぐ下のフレーム34の後ろ半分に配置されたファンゲートであってもよい。108のわずかに下向きの弧を促しながらも、フェース30を横切る指向性流れ108、110を促すために、フローリーダー114は、例えば図6〜図7に示されるように、打撃面30の後表面116から突出してよい。図示されるように、フローリーダー114は、ゲートまたはその近くにあるフェース30のエッジから延び、ゲートから離れてフェース30の中心領域に向かって伝搬して材料の流れを方向付けるエンボス加工されたチャネルである。これは、材料が流れるのに抵抗が比較的小さい経路として機能するため、主要な流れ方向が確保され得る。いくつかの実施形態では、フローリーダー114は、周囲の表面116よりも約0.5mm〜約1.5mm、または約0.7mm〜約1.0mmの高さだけ上に持ち上げられてもよい。さらに、フローリーダー114は、高さに直交し、かつ、フローリーダーのトウ26にある始点からフェース中心106までの直線に直交して測定した場合、約5mm〜約15mmまたは約7mm〜約12mmの横方向の幅を有し得る。
さらに図6〜図7に図示されるように、一実施形態では、フローリーダー114は、フェース30の厚くされた中心領域118につながっていてもよい。この厚くされた中心部分118は、主に、局部変形を回避しながら単一のユニットとしてフェースがより動くように、衝撃に対してフェースの中心領域を補強するために使用される。成形の観点から、この厚くされた領域118は、ポリマーを放射状外側に供給してフレームを前から後ろに充填する(またはポリマーを少なくとも薄い領域を通ってフレームの後部エッジ120の方へと進める)類のウェルまたはマニホールドとして機能できる。厚い領域118から周囲の薄い領域への流れの収束も、埋め込まれた繊維の整列を助ける。
上述のように、図8〜図9は、充填/成形の異なる段階における前本体12を示す2つの成形シミュレーション出力を示す。図示されるように、主な流路は、上部トウ部分26から始まり、フローリーダー114を介して下方(108)へと厚くされた中心領域118に向けられ、その後、フェースを横切り(110)、ホーゼル38を底部から上部に充填するとき概ね上向きに戻る(112)。主な流れが下降してフェース30を横切る間、ポリマーはこの主な流路からフレーム34内へと後方(122)を向き、これは、フローリーダー及び厚くされた中心領域から比較的薄い周囲及びフレーム領域内への流れの収束と一致することも見てとれる。
多くの実施形態では、フェース厚は、最小フェース厚が0.114インチ〜0.179インチの範囲であり、最大フェース厚が0.160インチ〜0.301インチの範囲であるように変化し得る。最小フェース厚は、0.110インチ、0.114インチ、0.115インチ、0.120インチ、0.125インチ、0.130インチ、0.135インチ、0.140インチ、0.145インチ、0.150インチ、0.155インチ、0.160インチ、0.165インチ、0.170インチ、0.175インチ、0.179インチ、または0.180インチであってよい。最大フェース厚は、0.160インチ、0.165インチ、0.170インチ、0.175インチ、0.180インチ、0.185インチ、0.190インチ、0.195インチ、0.200インチ、0.205インチ、0.210インチ、0.215インチ、0.220インチ、0.225インチ、0.230インチである。0.235インチ、0.240インチ、0.245インチ、0.250インチ、0.255インチ、0.260インチ、0.265インチ、0.270インチ、0.275インチ、0.280インチ、0.285インチ、0.290インチ、0.300インチ、0.301インチ、0.305インチ、または0.310インチであってよい。
図10は、打撃面30の少なくとも一部を横切って延びる埋め込まれた補強要素202を含む熱可塑性複合物質製前本体200の実施形態を概略的に示す。ある構成では、図示した実施形態は、インサート射出成形プロセスを介して形成されてもよく、ここで補強要素202は、流動性ポリマーが射出される前にモールド内に配置される。
補強要素202は、フェースのかなりの部分(すなわち、約25mm超、または約30mm超、または35mm超、または約40mm超)にわたって延びる複数の連続した繊維、ワイヤまたは他の細長い要素を含んでよい。いくつかの実施形態では、これらの要素202は、第1の離間配置で互いに略平行に延びる第1の複数の要素204を含んでよい。さらに、いくつかの実施形態では、補強要素202は、第2の離間配置で互いに略平行に延びる第2の複数の要素206を含んでよく、ここで第1の複数の要素204及び第2の複数の要素206は平行ではない。図10に示すように、ある構成では、第1の複数の要素204及び第2の複数の要素206は、直交するメッシュまたはグリッドを形成してよい。いくつかの実施形態では、グリッドは、第1の複数の要素204及び第2の複数の要素206が互いに一体であるように一体型であってもよい。他の実施形態では、それらは交互のパターンで織られていてもよい。
補強要素202が複合物質内に適切に埋め込まれ、それらが弱い内部境界平面を単に作り出さないことを確実にするために、隣接要素間の最小間隔を確保する必要があり得る。例えば、図11に提供される断面図に概して示されるように、各要素は概ね直径208を有することができ、隣接する要素は分離距離210だけ離間していてもよい。ある構成では、最小間隔は、分離距離210が隣接する要素の平均直径208以上になるよう間隔である。他の実施形態では、分離距離210は、隣接する要素の平均直径208の2倍超、または隣接する要素の平均直径208の3倍超、または隣接する要素の平均直径208の4倍であってよい。実際、間隔が大きくなればなるほど、要素202はより完全に成形ポリマー内に組み込まれる。一実施例では、平均直径は、約0.05mm〜約1.5mm、または約0.1mm〜約1.0mmであってよい。
連続補強要素202は、炭素繊維、ガラス繊維、アラミド繊維等を含む任意の高強度材料から形成されてよい。しかしながら、いくつかの実施形態では、補強要素202は、各補強要素がワイヤまたは複数の束ねられたワイヤである金属から形成されてもよい。ある構成では、金属は、例えば、ステンレス鋼または鋼合金(例えば、C300、C350、Ni(ニッケル)−Co(コバルト)−Cr(クロム)−鋼合金、565鋼、AISIタイプ304またはAISIタイプ630ステンレス鋼)、チタン合金(例:Ti−6−4、Ti−3−8−6−4−4、Ti−10−2−3、Ti15−3−3−3、Ti15−5−3、Ti185、Ti6−6−2、Ti−7s、Ti−92、またはTi−8−1−1チタン合金)、またはその他類似材料等のゴルフクラブフェースを形成するために従来から使用される金属であってよい。
例えば図11に示されるある構成では、補強要素202は概して、打球表面32と整列し、これと平行であってよい。そのような実施形態は、衝撃に対してポリマー及びポリマーの一体性を補強するのに役立ち得る。しかしながら、例えば図12に示される別の構成では、補強要素202は概して、フェース30の後面212と整列し、これと平行であってよい。このような実施形態は、曲げ及びフェースの撓みに対してより大きな反発力を提供でき、これにより(USGAガイドラインに従って測定した)フェースの特性時間を低下させることができる。例えば図13に示すように、さらに第3の構成では、第1の複数の補強要素214は打球表面32に平行であってよく、第2の複数の補強要素216は後面212に平行であってよい。このような実施形態は、図11及び図12に関して記述したメリットの組み合わせを提供できる。
熱可塑性複合材料
上述したように、成形された前本体12は、熱可塑性ポリマーマトリックス材料及びフィラーを含む熱可塑性複合材料から形成され得る。例示的な熱可塑性ポリマーマトリックス材料としては、ポリカーボネート(PC)、ポリエステル(PBT)、ポリフェニレンスルフィド(PPS)、ポリアミド(PA)(例えば、ポリアミド6(PA6)、ポリアミド6−6(PA66)、ポリアミド−12(PA12)、ポリアミド−612(PA612)、ポリアミド11(PA11))、熱可塑性ポリウレタン(TPU)、ポリフタルアミド(PPA)、アクリロニトリルブタジエンスチレン(ABS)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)、ポリフッ化ビニリデン(PVDF)、ポリエチレン(PE)、ポリフェニレンエーテル/オキシド(PPE)、ポリオキシメチレン(POM)、ポリプロピレン(PP)、スチレンアクリロニトリル(SAN)、ポリメチルペンテン(PMP)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、アクリロニトリルスチレンアクリレート(ASA)、ポリエーテルイミド(PEI)、ポリフッ化ビニリデン(PVDF)、ポリメチルメタクリレート(PMMA)、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、ポリエーテルケトン(PEK)、ポリエーテルイミド(PEI)、ポリエーテルスルホン(PES)、ポリフェニレンオキシド(PPO)、ポリスチレン(PS)、ポリスルホン(PSU)、ポリ塩化ビニル(PVC)、液晶ポリマー(LCP)、熱可塑性エラストマー(TPE)、超高分子量ポリエチレン(UHMWPE)、または上記の熱可塑性材料の混合物、例えばアクリロニトリルブタジエンスチレン(ABS)とポリカーボネート(PC)の混合物、アクリロニトリルブタジエンスチレン(ABS)とポリアミド(PA)の混合物が挙げられる。
例えば、いくつかの実施形態では、熱可塑性複合材料は、熱可塑性ポリマーマトリックス材料として熱可塑性ポリウレタン(TPU)を含んでよい。TPUは、ハードセグメント及びソフトセグメントを持つ線形セグメント化ブロックコポリマーからなる化学構造を備える。いくつかの実施形態では、ハードセグメントは芳香族または脂肪族構造を含み、ソフトセグメントはポリエーテルまたはポリエステル鎖を含む。他の実施形態では、TPUを含む熱可塑性ポリマーマトリックス材料は、異なる化学構造を有するハードセグメント及びソフトセグメントを有することができる。
さらなる例として、いくつかの実施形態では、熱可塑性複合材料は、熱可塑性ポリマーマトリックス材料としてポリアミン6−6(PA66)またはポリアミド6(PA6)を含むことができる。図10は、ポリアミド6−6(PA6−6)の化学構造を示す。PA66は、それぞれ6つの炭素原子を含んだヘキサメチレンジアミン及びアジピン酸を含む、2つのモノマーでできたポリアミドの一種である。図11は、半結晶性ポリアミドであるポリアミド6(PA6)の化学構造を示す。
熱可塑性複合材料のフィラーとしては、熱可塑性ポリマーと混合される種々の材料(後述)を含む繊維、ビーズまたは他の構造を挙げることができる。フィラーは、熱可塑性複合材料に構造的補強、重み付け、軽量化、またはその他種々の特性を付与できる。多くの実施形態では、フィラーは炭素またはガラスを含んでもよい。しかしながら、他の実施形態では、フィラーは他の適切な材料を含んでもよい。例えば、1つまたは複数の薄層からなるフィラーは、アラミド繊維(例えばNomex、Vectran、Kevlar、Twaron)、竹繊維、天然繊維(例えば綿、麻、亜麻)、金属繊維(例えばチタン、アルミニウム)、ガラスビーズ、タングステンビーズ、またはセラミック繊維(例えば二酸化チタン、花崗岩、炭化ケイ素)を含むことができる。
フィラーまたは繊維は、短くても(長さまたは直径が約0.5mm未満)、長くても(長さまたは直径が約0.5mm〜約40mm、またはより好ましくは約5mm〜約12mmの範囲)、または連続していても(長さが約40mm超)よい。多くの実施形態では、前本体12及び後本体14は、短い繊維及び/または長い繊維を含む。他の実施形態では、前本体12及び後本体14は、短い繊維及び長い繊維の代わりに、またはそれらに加えて、連続繊維を含んでよい。
多くの実施形態では、熱可塑性複合材料は、30〜40体積%のフィラーを含むことができる。他の実施形態では、熱可塑性複合材料は、最大55体積%、最大60体積%、最大65体積%、または最大70体積%のフィラーを含むことができる。
多くの実施形態では、熱可塑性複合物質は、ゴルフで使用される金属材料の比重(例えば、チタンの比重は約4.5であり、アルミニウムの比重は約3.5である)よりもかなり小さい約1.0〜2.0の比重を備える。さらに、多くの実施形態では、熱可塑性複合材料は、1,000,000PSI/(lb/in3)超の強度対重量比、すなわち比強度と、0.009超の強度対弾性率比、すなわち比可撓性(specific flexibility)を含む。熱可塑性複合材料の比重、比強度及び比可撓性により、耐久性を維持しながら、クラブヘッド10の大幅な軽量化が可能になる。
熱可塑性複合材料を有するゴルフクラブヘッドを形成する方法
図1〜図3の図示されている実施形態では、クラブヘッドは、(1)打撃面30を有する前本体12と、打撃面30及びリターン部分を取り囲んでこれらから後方に延びるフレーム34と、(2)クラウン部分20及びソール部分22を含む後本体14とを備える。これらまたは他の実施形態では、前本体12及び後本体14は別々に形成され、その後、接合されてクラブヘッド10を形成できる。クラブヘッド10を形成する方法は、以下にさらに詳細に説明する、(1)前本体12を形成するステップと、(2)クラウン部分20及びソール部分22を形成するステップと、(3)クラウン部分20とソール部分22を連結して後本体14を形成するステップと、(4)ジョイント40を介して前本体12と後本体14を連結してクラブヘッド10を形成するステップとを含み、クラウン部分20とソール部分22及び/または前本体12と後本体14は、融着結合によって連結される。このまたは他の実施形態において、融着結合としては、熱溶接(例えば、熱ジグ溶接、熱風溶接、押出し溶接、赤外線溶接、レーザ溶接)、摩擦溶接(例えば、スピン溶接、振動溶接、超音波溶接、撹拌溶接)及び電磁溶接(例えば、誘導溶接、高周波溶接、マイクロ波溶接、抵抗溶接)を挙げることができるが、これらに限定されない。
上述のように、前本体12は、例えば、射出成形プロセスを使用して形成することができる。このようなプロセスでは、流動性熱可塑性ポリマーがモールドのキャビティに注入され、キャビティは成形される部品の凹部である。流動性ポリマーを注入する前に、複数の不連続繊維を、概して均一に分散されるようにポリマーに混合する。次に、流動性ポリマーがモールドに注入され、それがキャビティを充填し、凝固する。
例えば図10〜図13に示す一実施形態では、補強要素202は、最初に形成されるか、そうでなければ実質的な最終形態に提供されてもよい。これは、まず略均一な平面状のメッシュまたはグリッドを提供し、次にメッシュ/グリッドを所望の最終形状に圧縮成形または鍛造することによって行われてよい。メッシュが完成形状になったら、これを流動性ポリマーの注入前にモールドに挿入してよい。注入プロセス中に、流動性ポリマーが形成されたメッシュを取り囲み、間隙空間を充填する。
いくつかの実施形態では、後本体14は、1種または複数種の熱可塑性複合材料から形成され、前本体12との融着結合を容易にすることができる(すなわち、上述のジョイント40を介する)。ある構成では、後本体14は、参照することによりその全文が組み込まれる米国特許第9,925,432号に記載されているような、射出成形及び圧縮成形された熱可塑性複合物質から構築されてもよい。後本体14及び前本体12の両方に共通の、そうでなければ混和性の熱可塑性ポリマーを組み込むことにより、融着結合を実現可能にし、より頑丈にすることができる。
熱可塑性複合材料を含むクラブヘッドの利点
熱可塑性複合材料は、(熱可塑性マトリックス材料による)加熱及び改質を可能にする。したがって、中空の本体クラブヘッド全体を部品ごとに成形し、その後、中間接着剤を必要とせずに互いと融着できる。これは一般に、構造用金属フレーム及び複合パネルインサート(加熱時に改質できない熱硬化性マトリックスを含む)を有する多くの現行のクラブヘッドとは対照的である。
さらに、熱可塑性複合材料により、ゴルフクラブヘッドで使用される従来の金属及び複合物質形成技術を用いて可能であるもの以上に、クラブヘッドの構造的質量が低減する。この設計によって達成される構造的軽量化を利用して、クラブヘッド10の重量全体を低減させる(これにより、クラブヘッドの速度を上げる、かつ/または飛距離を長くすることができる)か、またはクラブヘッドへの配置に使用できる(すなわち、一定のヘッド重量に対して)裁量質量の量を増加させることができる。好ましい実施形態では、追加の裁量質量は、ソール22及び/またはクラブヘッド10の最後部に連結される1つまたは複数の金属ウェイト60を介して最終的なクラブヘッド設計に組み込まれる。
熱可塑性複合材料は、上記のように軽量化しながら、衝撃力に耐えるのに必要な構造的一体性を提供する。多くの実施形態では、繊維補強熱可塑性複合物質は、金属材料で達成可能な比よりも大きい強度対重量比及び強度対弾性率比(上述の通り)を含むことができる。
実施例1:TPU熱可塑性複合材料を含むフェース
一実施例によれば、ゴルフクラブヘッドは、熱可塑性複合材料を含む打撃面30を有する。熱可塑性複合材料は、熱可塑性ポリマーマトリックス材料としてTPUを含み、炭素長繊維が40%充填されている。打撃面30は、0.265インチの厚さを備え、0.821〜0.826の平均反発係数(COR)をもたらす。比較として、チタン合金を含む同様の打撃面は約0.828の反発係数であった。したがって、炭素長繊維が40%充填されたTPUを含み、0.265インチの厚さを有する例示的な打撃面30の反発係数は、チタン合金を含む同様の打撃面と比較して、同様の反発係数(0.85%以内)を維持した。さらに、例示的な打撃面30は、試験中に耐久性を維持した。ここで説明する結果は、USGAの方法に従ってCORプレートを試験することで得られた。
実施例2:TPU熱可塑性複合材料を含むフェース
別の実施例によれば、ゴルフクラブヘッドは、熱可塑性複合材料を含む打撃面30を有する。熱可塑性複合材料は、熱可塑性ポリマーマトリックス材料としてTPUを含み、炭素長繊維が50%充填されている。打撃面30は、0.265インチの厚さを備え、0.815の平均反発係数(COR)をもたらす。比較として、チタン合金を含む同様の打撃面は約0.828の反発係数であった。したがって、炭素長繊維が50%充填されたTPUを含み、0.265インチの厚さを有する例示的な打撃面30の反発係数は、チタン合金を含む同様の打撃面と比較して、同様の反発係数(1.6%以内)を維持した。さらに、例示的な打撃面30は、試験中に耐久性を維持した。ここで説明する結果は、USGAの方法に従ってCORプレートを試験することで得られた。
実施例3:PA6熱可塑性複合材料を含むフェース
一実施例によれば、ゴルフクラブヘッドは、熱可塑性複合材料を含む打撃面30を有する。熱可塑性複合材料は、熱可塑性ポリマーマトリックス材料としてTPUを含み、炭素長繊維が50%充填されている。打撃面30は、0.275インチの厚さを備え、0.814の平均反発係数(COR)をもたらす。比較として、チタン合金を含む同様の打撃面は約0.828の反発係数であった。したがって、炭素長繊維が50%充填されたTPUを含み、0.275インチの厚さを有する例示的な打撃面30の反発係数は、チタン合金を含む同様の打撃面と比較して、同様の反発係数(1.7%以内)を維持した。さらに、例示的な打撃面30は、試験中に耐久性を維持した。ここで説明する結果は、USGAの方法に従ってCORプレートを試験することで得られた。
実施例4:PA6熱可塑性複合材料を含むフェース
一実施例によれば、ゴルフクラブヘッドは、熱可塑性複合材料を含む打撃面30を有する。熱可塑性複合材料は、熱可塑性ポリマーマトリックス材料としてTPUを含み、炭素長繊維が40%充填されている。打撃面30は、0.266インチの厚さを備え、0.808の平均反発係数(COR)をもたらす。比較として、チタン合金を含む同様の打撃面は約0.828の反発係数であった。したがって、炭素長繊維が40%充填されたTPUを含み、0.266インチの厚さを有する例示的な打撃面30の反発係数は、チタン合金を含む同様の打撃面と比較して、同様の反発係数(2.4%以内)を維持した。さらに、例示的な打撃面30は、試験中に耐久性を維持した。ここで説明する結果は、USGAの方法に従ってCORプレートを試験することで得られた。
実施例5:PA6熱可塑性複合材料を含むフェース
一実施例によれば、ゴルフクラブヘッドは、熱可塑性複合材料を含む打撃面30を有する。熱可塑性複合材料は、熱可塑性ポリマーマトリックス材料としてTPUを含み、炭素長繊維が50%充填されている。打撃面30は、0.272インチの厚さを備え、0.802の平均反発係数(COR)をもたらす。比較として、チタン合金を含む同様の打撃面は約0.828の反発係数であった。したがって、炭素長繊維が50%充填されたTPUを含み、0.272インチの厚さを有する例示的な打撃面30の反発係数は、チタン合金を含む同様の打撃面と比較して、同様の反発係数(3.1%以内)を維持した。さらに、例示的な打撃面30は、試験中に耐久性を維持した。ここで説明する結果は、USGAの方法に従ってCORプレートを試験することで得られた。
1つまたは複数の特許請求された要素の置き換えは、再構成を構成するものであり、修復は構成しない。さらに、利益、他の利点、及び問題に対する解決策を、特定の実施形態に関して上記に説明した。しかし、利益、利点、問題に対する解決策、及び任意の利益、利点、または解決法を生じさせ得るかまたはそれらをより明白にし得るいずれの要素(1つまたは複数)も、請求項のいずれかまたはすべての重要、必要、または不可欠な特徴または要素として解釈すべきではない。
ゴルフのルールは時々変更され得るため(例えば、新たな規則が採用され得るか、または古い規則がゴルフの標準的組織及び/または管理機関、例えば、全米ゴルフ協会(USGA)、全英ゴルフ協会(R&A)等によって削除または変更され得る)、本明細書に記載の装置、方法及び製造物品に関連するゴルフ器具は、任意の特定の時期におけるゴルフのルールに適合する場合も、適合しない場合もある。したがって、本明細書に記載の装置、方法及び製造物品に関連するゴルフ器具は、適合または非適合ゴルフ器具として宣伝され、市場に出され、かつ/または販売される場合がある。本明細書に記載の装置、方法及び製造物品はこの点で限定されない。
上記実施例は、ドライバー型ゴルフクラブとの関連で説明され得るが、本明細書に記載の装置、方法及び製造物品は、他の種類のゴルフクラブ、例えば、フェアウェイウッド型ゴルフクラブ、ハイブリッド型ゴルフクラブ、アイアン型ゴルフクラブ、ウェッジ型ゴルフクラブ、またはパター型ゴルフクラブにも適用できる。あるいは、本明細書に記載の装置、方法及び製造物品は、他の種類のスポーツ器具、例えば、ホッケー用スティック、テニスラケット、釣竿、スキーポール等にも適用できる。
さらに、本明細書に開示される実施形態及び制限は、実施形態及び/または制限が(1)請求項に明示的に特許請求されておらず、(2)均等論下で請求項の明白な要素及び/または制限の潜在的な等価物である場合に、公有の原則下で公衆に供されない。
本開示のさまざまな特徴及び利点は以下の項目に記載される。
項目1:ゴルフクラブヘッドであって、打球表面を画定する打撃面、ホーゼル、及び打撃面を少なくとも部分的に取り囲み、打球表面から離れるように打撃面の周辺から後方に延びるフレームを備えた前本体と、前本体に連結されて、間に中空キャビティを画定する後本体とを備え、打撃面及びフレームは、複数の不連続繊維が内部に埋め込まれた熱可塑性ポリマーを含む熱可塑性複合物質から形成され、複数の不連続繊維はそれぞれ約40mm未満の長さを有し、打撃面の中心とホーゼルとの間では、複数の不連続繊維の約50%超が、打撃面の中心からホーゼルまで延びる水平軸の平行の約30°以内に整列している、ゴルフクラブヘッド。
項目2:前本体は、後本体が前本体に連結されたときに後本体に当接する後部エッジを備え、フレーム内では、複数の不連続繊維の約50%超が、打球表面から後部エッジまで水平軸に垂直に延びる軸の平行の約30°以内に整列している、項目1に記載のゴルフクラブヘッド。
項目3:打球表面から後部エッジまで延びる軸は後部エッジに垂直である、項目2に記載のゴルフクラブヘッド。
項目4:前本体は、打撃面のホーゼルとは反対側にあるトウ部分と、クラウン及びソールの一部を画定するフレームと、クラウンとソールの間を打撃面の中心を通って延びる水平軸と、打撃面の打球表面とは反対側にある後表面とを備え、打撃面は、打球表面から離れるように後表面から突出し、トウ部分からクラウンと水平軸との間を打撃面の中心に向かって延びるフローリーダーを備える、項目1〜3のいずれか1つに記載のゴルフクラブヘッド。
項目5:打球表面から離れるように後部フェース表面から突出し、打撃面の中心を中心とする厚くされた中心領域をさらに備える、項目4に記載のゴルフクラブヘッド。
項目6:熱可塑性複合物質はポリアミドであり、複数の不連続繊維はそれぞれ炭素繊維炭素繊維である、項目1〜5のいずれか1つに記載のゴルフクラブヘッド。
項目7:打撃面の熱可塑性ポリマー内に埋め込まれた複数の連続補強要素をさらに備える、項目1〜6のいずれか1つに記載のゴルフクラブヘッド。
項目8:複数の連続補強要素は直交するメッシュを含む、項目7に記載のゴルフクラブヘッド。
項目9:複数の補強要素は金属ワイヤを含む、項目7〜8のいずれか1つに記載のゴルフクラブヘッド。
項目10:複数の補強要素はそれぞれ直径を有し、複数の補強要素の少なくとも第1のサブセットは平行配置で配置され、複数の補強要素の第1のサブセットの隣接する補強要素は最小距離だけ互いから離間しており、最小距離は、補強要素の第1のサブセットの平均直径の少なくとも2倍である、項目7〜9のいずれか1つに記載のゴルフクラブヘッド。
項目11:ゴルフクラブヘッドのポリマー前本体であって、打球表面を画定し、幾何学的中心を有し、幾何学的中心を通って延びる水平軸を画定する打撃面と、打撃面を少なくとも部分的に取り囲み、打球表面から離れるように打撃面の周辺から後方に延び、クラウン部分及びソール部分を画定するフレームと、水平軸が幾何学的中心とホーゼルとの間、かつクラウンとソールの少なくとも一部との間に延びているホーゼルと、フレームから水平軸とクラウンとの間に延びるファンゲートとを備えるポリマー前本体。
項目12:打撃面は打球表面とは反対側の後表面をさらに画定し、前本体は、打球表面から離れるように後表面から突出し、打撃面のファンゲートに最も近い部分から打撃面の中心に向かって延びるフローリーダーをさらに備える、項目11に記載のポリマー前本体。
項目13:打球表面から離れるように後部フェース表面から突出し、打撃面の幾何学的中心を中心とする厚くされた中心領域をさらに備える、項目12に記載のポリマー前本体。
項目14:打撃面及びフレームは、複数の不連続繊維が内部に埋め込まれた熱可塑ポリマーを含む熱可塑性複合物質を含み、複数の不連続繊維はそれぞれ約40mm未満の長さを有する、項目11〜13のいずれか1つに記載のポリマー前本体。
項目15:打撃面の中心とホーゼルとの間では、複数の不連続繊維の約50%超が水平軸の平行の約30°以内に整列している、項目14に記載のポリマー前本体。
項目16:フレームは打撃面とは反対側の後部エッジを画定し、フレーム内では、複数の不連続繊維の約50%超が、打球表面から後部エッジまで水平軸に垂直に延びる軸の平行の約30°以内に整列している、項目14または15に記載のポリマー前本体。
項目17:打球表面から後部エッジまで延びる軸は後部エッジに垂直である、項目16に記載のポリマー前本体。
項目18:打撃面内に埋め込まれた複数の補強要素をさらに含む、項目11〜17のいずれか1つに記載のポリマー前本体。
項目19:複数の補強要素は直交するメッシュを含む、項目18に記載のポリマー前本体。
項目20:複数の補強要素はそれぞれ直径を有し、複数の補強要素の少なくとも第1のサブセットは平行配置で配置され、複数の補強要素の第1のサブセットの隣接する補強要素は最小距離だけ互いから離間しており、最小距離は、補強要素の第1のサブセットの平均直径の少なくとも2倍である、項目18または19に記載のポリマー前本体。
項目21:複数の補強要素は金属ワイヤを含む、項目18〜20のいずれか1つに記載のポリマー前本体。

Claims (20)

  1. ゴルフクラブヘッドであって、
    打球表面を画定する打撃面、ホーゼル、及び前記打撃面を少なくとも部分的に取り囲み前記打球表面から離れるように前記打撃面の周辺から後方に延びるフレームを備えた前本体と、
    前記前本体に連結されて、前本体との間に中空キャビティを画定する後本体と
    を備え、
    前記打撃面及びフレームは、複数の不連続繊維が内部に埋め込まれた熱可塑性ポリマーを含む熱可塑性複合物質から形成され、
    前記複数の不連続繊維はそれぞれ約40mm未満の長さを有し、
    前記打撃面の中心と前記ホーゼルとの間では、前記複数の不連続繊維の約50%超が、前記打撃面の前記中心から前記ホーゼルまで延びる水平軸の平行の約30°以内に整列している、ゴルフクラブヘッド。
  2. 前記前本体は、前記後本体が前記前本体に連結されたときに前記後本体に当接する後部エッジを備え、
    前記フレーム内では、前記複数の不連続繊維の約50%超が、前記打球表面から前記後部エッジまで前記水平軸に垂直に延びる軸の平行の約30°以内に整列している、請求項1に記載のゴルフクラブヘッド。
  3. 前記打球表面から前記後部エッジまで延びる前記軸は前記後部エッジに垂直である、請求項2に記載のゴルフクラブヘッド。
  4. 前記前本体は、
    前記打撃面の前記ホーゼルとは反対側にあるトウ部分と、
    クラウン及びソールの一部を画定する前記フレームと、
    前記クラウンと前記ソールの間を前記打撃面の前記中心を通って延びる前記水平軸と、
    前記打撃面の前記打球表面とは反対側にある後表面と
    を備え、
    前記打撃面は、前記打球表面から離れるように前記後表面から突出し、前記トウ部分から前記クラウンと前記水平軸との間を前記打撃面の前記中心に向かって延びるフローリーダーを備える、請求項1に記載のゴルフクラブヘッド。
  5. 前記打球表面から離れるように前記後フェース表面から突出し、前記打撃面の前記中心を中心とする厚くされた中心領域をさらに備える、請求項4に記載のゴルフクラブヘッド。
  6. 前記熱可塑性複合物質はポリアミドであり、前記複数の不連続繊維はそれぞれ炭素繊維炭素繊維である、請求項1に記載のゴルフクラブヘッド。
  7. 前記打撃面の前記熱可塑性ポリマー内に埋め込まれた複数の連続補強要素をさらに備える、請求項1に記載のゴルフクラブヘッド。
  8. 前記複数の連続補強要素は直交するメッシュを含む、請求項7に記載のゴルフクラブヘッド。
  9. 前記複数の補強要素は金属ワイヤを含む、請求項7に記載のゴルフクラブヘッド。
  10. 前記複数の補強要素はそれぞれ直径を有し、前記複数の補強要素の少なくとも第1のサブセットは平行配置で配置され、
    前記複数の補強要素の前記第1のサブセットの隣接する補強要素は最小距離だけ互いから離間しており、
    前記最小距離は、前記第1のサブセットの補強要素の平均直径の少なくとも2倍である、請求項7に記載のゴルフクラブヘッド。
  11. ゴルフクラブヘッドのポリマー前本体であって、
    打球表面を画定し、幾何学的中心を有し、前記幾何学的中心を通って延びる水平軸を画定する打撃面と、
    前記打撃面を少なくとも部分的に取り囲み、前記打球表面から離れるように前記打撃面の周辺から後方に延び、クラウン部分及びソール部分を画定するフレームと、
    前記水平軸が前記幾何学的中心とホーゼルとの間、かつ前記クラウンと前記ソールの少なくとも一部との間に延びているホーゼルと、
    前記フレームから前記水平軸と前記クラウンとの間に延びるファンゲートと
    を備えるポリマー前本体。
  12. 前記打撃面は、前記打球表面とは反対側の後表面をさらに画定し、前記前本体は、
    前記打球表面から離れるように前記後表面から突出し、前記打撃面の前記ファンゲートに最も近い部分から前記打撃面の前記中心に向かって延びるフローリーダーをさらに備える、請求項11に記載のポリマー前本体。
  13. 前記打球表面から離れるように前記後部フェース表面から突出し、前記打撃面の前記幾何学的中心を中心とする厚くされた中心領域をさらに備える、請求項12に記載のポリマー前本体。
  14. 前記打撃面及びフレームは、複数の不連続繊維が内部に埋め込まれた熱可塑ポリマーを含む熱可塑性複合物質を含み、前記複数の不連続繊維はそれぞれ約40mm未満の長さを有する、請求項11に記載のポリマー前本体。
  15. 前記打撃面の前記中心と前記ホーゼルとの間では、前記複数の不連続繊維の約50%超が前記水平軸の平行の約30°以内に整列している、請求項14に記載のポリマー前本体。
  16. 前記フレームは前記打撃面とは反対側の後部エッジを画定し、
    前記フレーム内では、前記複数の不連続繊維の約50%超が、前記打球表面から前記後部エッジまで前記水平軸に垂直に延びる軸の平行の約30°以内に整列している、請求項14に記載のポリマー前本体。
  17. 前記打球表面から前記後部エッジまで延びる前記軸は前記後部エッジに垂直である、請求項16に記載のポリマー前本体。
  18. 前記打撃面内に埋め込まれた複数の補強要素をさらに備える、請求項11に記載のポリマー前本体。
  19. 前記複数の補強要素は直交するメッシュを含む、請求項18に記載のポリマー前本体。
  20. 前記複数の補強要素はそれぞれ直径を有し、前記複数の補強要素の少なくとも第1のサブセットは平行配置で配置され、
    前記複数の補強要素の前記第1のサブセットの隣接する補強要素は最小距離だけ互いから離間しており、
    前記最小距離は、前記第1のサブセットの補強要素の平均直径の少なくとも2倍である、請求項18に記載のポリマー前本体。
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