JP2006271770A - ゴルフクラブヘッド - Google Patents

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Abstract

【課題】ヘッド本体と表面材を接合一体化させたゴルフクラブヘッドの接合部における衝撃に対しての強度を安定的に保持することで、ズレや隙を防止するとともに、耐久性を向上した高品質のゴルフクラブヘッドを提供する。
【解決手段】ヘッド本体10Aと表面材10Bとによって接合一体化されたゴルフクラブヘッド1は、両部材の接合部13における接合境界線20上の一部または全体に、繊維強化樹脂材料からなる接合材14が前記接合境界線20を跨いで配置させ、前記接合材14の少なくとも一部が、異方性を有する多軸編物14Aで構成されている。
【選択図】図4

Description

本発明は、ヘッド本体とヘッド本体とは異なる材料からなる表面部材とを接合一体化させたゴルフクラブヘッド及びその製造方法に関するものである。
近年のゴルフクラブヘッドにおいては、ゴルフクラブの性能向上を目的として、ヘッド本体の金属材料と該ヘッド本体とは異なる材料、例えば、マグネシウム合金などの低比重の金属材料や、プラスチック、ゴム、繊維強化樹脂材料などの金属以外の低比重材料等からなる表面材を接合させた、異種素材を複合してなるゴルフクラブヘッドが提案されている。
しかしながら、上記従来のヘッド本体と表面材を接合一体化させたゴルフクラブヘッドにおいては、以下のような問題を有するものであった。
ゴルフクラブヘッドは、繰り返しボールを打撃するものであるため、打撃する毎に該打撃による衝撃の振動が前記ゴルフクラブヘッド全体に生じる。したがって、前記ヘッド本体と表面材を接合一体化させたゴルフクラブヘッドにおいては、両部材の材料特性が異なることによって、衝撃による振動の伝わり方や該衝撃による材料自体の変形量に差異が生まれるため、前記両部材の接合部の境界でズレや隙が生じ、最終的にはゴルフクラブヘッドが破損してしまうといった問題があった。
さらに、前記両部材を接着接合により接合形成したゴルフクラブヘッドでは、前記両部材の接合部の接着面積を大きくすることや、強力な接着剤を使用することで、前記両部材同士の結合力を高めて耐久性を向上させることは可能となる。また、前記両部材を一体成型によって形成したゴルフクラブヘッドにおいても、金属材料との密着性に優れた成型用樹脂を使用することで、前記両部材同士の結合力を高めて耐久性を向上させることが可能である。
しかしながら、これら耐久性を向上させたゴルフクラブヘッドは、前記耐久性を向上させるための結合力を強化することは可能であるが、接合部の境界における材料の僅かな変形や振動によるズレや隙を完全に無くすことは困難であった。さらに、最終的に塗装仕上げされたゴルフクラブヘッドでは、繰り返しボールを打撃しているうちに、前記ズレや前記隙の発生に伴って、前記接合部の境界に跨って塗装された塗膜に亀裂が生じるため、ユーザーから苦情が発生する等、品質を維持できないといった問題があった。
このような問題を解決するために、特許文献1では、ヘッド本体に対して一体化される表面材とを備えたゴルフクラブヘッドにおいて、前記ヘッド本体と表面材との接合部の少なくとも一部に溝を周設させ、この溝に繊維強化樹脂材料からなる接合材を埋設させた構成としたゴルフクラブヘッドが提案されている。
特開2004−195214号公報
しかし、最近のヘッドの大型化によるヘッドの肉厚の薄肉化や、ヘッド本体と表面材との接合構造の複雑化によって、特にヘッド本体と表面材との接合部の境界部分のフェース周辺は、繰り返し行われる打球時の衝撃力により、大きな応力が集中する。
したがって、最終的に塗装仕上げされたゴルフクラブヘッドでは、繰り返しボールを打撃しているうちに、特に最も衝撃の加わる前記接合部の境界のフェース周辺に跨って塗装された塗膜に亀裂が生じるため、前記接合部の境界のフェース周辺部分に対して、安定的に強度を保持することは困難であった。
また、前記特許文献1の繊維強化樹脂材料からなる接合材は、通常、一方向プリプレグ(UDプリプレグ)を主体として成形されており、補強繊維を多方向へ配向させるために複数枚のプリプレグが必要で、プリプレグの積層数(プライ数)が多くなるため繊維強化樹脂層の肉厚が厚くなり、その分質量が増し、ヘッド全体の軽量化を図ることが難しいことや、また、衝撃的な力が作用したときに前記接合材が層間剥離を起こしやすくなるといった問題があった。
また、複数数のプリプレグを、接合部の曲面に沿わせながら、積層するのは困難であり、工数が増えて製造コストが高くなるという問題もある。
そこで本発明は、これら上記従来の問題点に鑑み、ヘッド本体と表面材を接合一体化させたゴルフクラブヘッドの接合部における衝撃に対しての強度を安定的に保持することで、ズレや隙を防止するとともに、耐久性を向上した高品質のゴルフクラブヘッドを提供することを目的とする。
上記目的を達成する為に、本発明の請求項1に係るゴルフクラブヘッドは、ゴルフシャフトに対して一体化されるヘッド本体と、このヘッド本体とは異なる材料からなる表面部材を接合一体化させたゴルフクラブヘッドにおいて、前記ヘッド本体と表面材との接合によりゴルフクラブヘッドの外表面上に表出される接合境界線上の少なくとも一部に、繊維強化樹脂材料からなる接合材が前記接合境界線を跨いで配置され、前記接合材の少なくとも一部が、異方性を有する多軸編物で構成されていることを特徴とするゴルフクラブヘッドである。
本発明の請求項2に係るゴルフクラブヘッドは、請求項1記載のゴルフクラブヘッドであって、前記接合材は、多軸編物の層を最も外側に位置させることを特徴とするゴルフクラブヘッドである。
本発明におけるヘッド本体と表面材とによって接合一体化されたゴルフクラブヘッドは、前記ヘッド本体と表面材との接合によりゴルフクラブヘッドの外表面上に表出される接合境界線上の少なくとも一部に、繊維強化樹脂材料からなる接合材が前記接合境界線を跨いで配置され、前記接合材の少なくとも一部が、異方性を有する多軸編物で構成されているため、前記接合材に多軸編物を使用することにより、強度、剛性等に関して接合部の等方性を大きく向上できる。これにより、両部材の接合部の所要強度と剛性が実現できるため、前記接合材を形成する補強繊維のプライ数を大幅に減らすことができる。また、一方向プリプレグを用いるときのように複数枚の積層をあえて必要としないので、同じ強度、剛性であれば接合材の肉厚をより薄くすることが可能となり、ゴルフクラブヘッドの質量を大幅に低減することができる。
また、前記多軸編物は、糸をバイアス方向ならびに0度、90度と多軸・多層での積層が可能であるため、一方向シートによる積層の手間とバイアス方向でのカットロスの減少でコスト軽減ができる。更に、多軸編物は、糸が交差せず直線走行するので、織物に比べ薄く平滑なクロスとなり、樹脂含浸性など物性面での優位性が見られる。
更に、接合材は、多軸編物の層を最も外側に位置させることで、ボールによる打撃を行う場合の衝撃が作用したときの応力が、多軸編物の糸層の整列に基づいて分散できるため、前記接合部に発生するズレや隙を防止できる。したがって、高品質のゴルフクラブヘッドを得ることができる。
以下、図面を参照して第1の実施の形態について説明する。
図1は本発明の実施形態に係るゴルフクラブヘッドの斜視図、図2はその分解斜視図、図3は横断面図、図4は接合部の要部拡大図、図5は多軸編物を示す説明図である。
図1に示すように、本実施形態のゴルフクラブヘッド1は、ゴルフボールを打撃するフェース部2と、ゴルフクラブヘッド1の上面をなすクラウン部3と、ゴルフクラブヘッド1の下面をなすソール部4と、前記クラウン部3とソール部4との間をトウ5側からバック部6側を通りヒール7側までのびるサイド部8と、ゴルフシャフトが装着されるホーゼル部9を備えたものである。そして、フェース部2、ソール部4、サイド部8及びホーゼル部9が、本発明で述べているヘッド本体10Aを構成しているのであり、クラウン部3が本発明で述べている表面材10Bを構成しているのである。
本実施形態のゴルフクラブヘッド1においては、ヘッド本体10Aと表面材10Bとによって接合一体化されているものであり、具体的には、図2に示すように、ゴルフクラブヘッド1は、金属材料製でヘッド本体10Aとなるフェース・ソール・サイド一体パーツ11とマグネシウム合金製で表面材10Bとなるクラウンパーツ12とで構成されている。フェイス・ソール・サイド一体パーツ11は、ゴルフクラブヘッド1におけるホーゼル部9とフェース部2とソール部4とサイド部8とが一体となって形成されたものであり、前記クラウンパーツ12は、クラウン部3が一体に形成されたものであって、前記フェイス・ソール・サイド一体パーツ11と前記クラウンパーツ12とが接合部13で接合一体化されている。
なお、本明細書及び特許請求の範囲中で述べる「ヘッド本体」とは、ゴルフシャフトに対して一体化される部分であってフェース部を有しており、チタン、チタン合金、ステンレス、マグネシウム合金、アルミニウム合金、合成樹脂材料、繊維強化樹脂材料等によって一体的に形成されるものである。また、「表面部材」とは、このヘッド本体に対して一体化されてゴルフクラブヘッドのある部分表面を形成する部材を言うものであって、クラウン部となったりバック側の面を形成したりするものであり、チタン、チタン合金、ステンレス、マグネシウム合金、アルミニウム合金、合成樹脂材料、繊維強化樹脂材料等によって形成されるものである。
本実施形態におけるゴルフクラブヘッド1の前記接合部13の構成は、図3、図4に示すように、フェイス・ソール・サイド一体パーツ11に形成された接合面15とクラウンパーツ12に形成された接合面29との間に接着剤16を挟んで両パーツを接合し、さらに、前記接合により、ゴルフクラブヘッド1の外表面18上に表出される両パーツの境界の中心線である接合境界線20上の少なくとも一部に、繊維強化樹脂材料からなる接合材14が前記接合境界線20を跨いで配置されている。そして、前記接合材14の少なくとも一部は、異方性を有する多軸編物14Aを含んだ構成とされている。
前記多軸編物とは、一方向に引き揃えた強化繊維材の束(ストランド)をシート状にして角度を変えて積層し、ナイロン糸、ポリエステル糸、ガラス繊維糸等で編んだ編物をいう。例えば、図5に示すように、層状をなす、互いに角度をなすように配列された屈曲を有しない4本の編糸、すなわち、編糸31(たて糸)、編糸32(よこ糸)、編糸33(対角糸)、編糸34(対角糸)を、それら編糸よりも細い補助糸30で編んだ4軸編物のようなものである。この図5に示す多軸編物の例では、ストランドの方向、即ち繊維の引き揃えた方向が多軸編物の長さ方向に対して順に90°、0°、−45°、+45°になっている。なお、一方向に引き揃えた繊維強化材を積層する角度は0°、±45°、90°に限定されず、任意の角度とすることができる。
前記多軸編物の1枚の厚さは、配置させる部位により適宜選択するものであるが、通常0.1〜0.4mmが好ましい。
また、前記多軸編物の目付は1枚当り50〜500g/m2が好ましく、50〜200g/m2がより好ましい。前記多軸編物の目付が50g/m2未満の場合は、編物の強度低下、対応するフィラメントの作製が難しいので好ましくない。目付が500g/m2を超える場合は、編物の表面摩擦係数が大きくなり、加工時にケバが発生し易くなり、好ましくない。
なお、本発明に使用する接合材14は、全てが多軸編物からなる必要はなく、少なくとも一部に多軸編物を含んだ構成であれば良い。
本実施形態において、繊維強化樹脂材料からなる接合材14は、単数または複数の繊維強化樹脂プリプレグを用いて形成している。これらの繊維強化樹脂プリプレグは、多軸編物に熱硬化性合成樹脂を含浸させた多軸編物プリプレグや、強化繊維に熱硬化性合成樹脂を含浸させた一方向プリプレグや、クロスプリプレグ等からなりこれらを接合部に配置されている。
例えば、接合部の接合境界線を跨いで配置されている接合材14としては、図6に示すように、3枚重ねて積層するようにしている。また、各層を構成している接合材14は、所定の形状にカットして形成させている。これらの接合材14は、図6に下から炭素繊維からなる一方向プリプレグ14b、ガラス繊維からなるクロスプリプレグ14c、炭素繊維からなる多軸編物プリプレグ14aを配置させた3層からなるものを採用している。
また、図7に示すように、接合材14として、下から炭素繊維からなる一方向プリプレグ14bを配置させた上の一部の領域にガラス繊維からなるクロスプリプレグ14c、炭素繊維からなる多軸編物プリプレグ14aを配置させた構成とすることもできる。
これらの接合材14は、強化繊維としていずれも炭素繊維やガラス繊維を用いている。このような、強化繊維としては、前記したものに限定されるものではなく、ガラス繊維、アラミド繊維、ボロン繊維、芳香族ポリアミド繊維、芳香族ポリエステル繊維、超高分子ポリエチレン繊維等も用いることができる。また、マトリックス樹脂としては、熱硬化性樹脂が好ましく、たとえば、エポキシ系樹脂、不飽和ポリエステル系樹脂、フェノール系樹脂、メラミン系樹脂、ユリア系樹脂、ジアリルフタレート系樹脂、ポリウレタン系樹脂、ポリイミド系樹脂、ケイ素樹脂等が挙げられる。
また、前記接合材14は、多軸編物の層を最も外側に位置させることが好ましい。
これは、外側の層に多軸編物を入れてあるゴルフクラブヘッドに対して、ボールによる打撃を行う場合、衝撃が作用したときの応力が、多軸編物の糸層の整列に基づいて分散できることである。
この接合材14を配置させる場所としては、ヘッド本体10A及び表面材10Bとの接合部分の全周であってもよいが、一部であってもよい。すなわち、この接合材14は、接合部の全周に亘って配置する必要はない。何故なら、この種のゴルフクラブにおいて、クラックや剥がれが発生するのは、ゴルフボールを打ったときの衝撃が掛かり易いフェース部2に近い部分が殆どであるからである。
また、本発明のゴルフクラブヘッドは、上述した実施形態におけるヘッド本体10Aと表面材10Bの分割の構成にも、とらわれるものではない。前記ヘッド本体10Aと前記表面材10Bとによって接合形成されたゴルフクラブヘッドであればどのような分割構成であっても両部材の接合部において適用できる。
以上のような実施形態によれば次のような効果が得られる。
本発明におけるヘッド本体10Aと表面材10Bとによって接合一体化されたゴルフクラブヘッドは、両部材の接合部における接合境界線上の一部または全体に、繊維強化樹脂材料からなる接合材が前記接合境界線を跨いで配置させ、前記接合材の少なくとも一部が、異方性を有する多軸編物で構成されている。従って、前記接合材に多軸編物を使用することにより、該多軸編物は、2方向性織物等にくらべて等方性に優れているため、ただ1枚の使用でも、強度、剛性等に関して接合部の等方性を大きく向上できる。これにより、両部材の接合部の所要強度と剛性が実現できるため、前記接合材を形成する補強繊維のプライ数を大幅に減らすことができる。この結果、一方向プリプレグを用いるときのように複数枚の積層をあえて必要としないので、同じ強度、剛性であれば接合材の肉厚をより薄くすることが可能となり、ゴルフクラブヘッドの質量を大幅に低減することができる。
また、前記多軸編物は、糸をバイアス方向ならびに0度、90度と多軸・多層での積層が可能であるため、一方向シートによる積層の手間とバイアス方向でのカットロスの減少でコスト軽減ができる。更に、多軸編物は、糸が交差せず直線走行するので、織物に比べ薄く平滑なクロスとなり、樹脂含浸性など物性面での優位性が見られる。
更に、接合材14は、多軸編物の層を最も外側に位置させることで、ボールによる打撃を行う場合の衝撃が作用したときの応力が、多軸編物の糸層の整列に基づいて分散できるため、前記接合部に発生するズレや隙を防止できる。したがって、高品質のゴルフクラブヘッドを得ることができる。
次に、本発明に係る第1の実施形態のゴルフクラブヘッドの製造方法について、図8、図9、図10に基づき説明する。図8、図9、図10は本実施形態の製造方法の工程を斜視図で表わしている。
まず、図8に示すように、所望の材料を用意し、工作機械による削り出し、プレス成形法、鍛造法、鋳造法や繊維強化樹脂材料、合成樹脂材料の成形方法などから適宜選択される成形加工方法によって、フェース部、サイド部、ソール部及びホーゼル部とが一体に形成されたヘッド本体10Aとなるフェース・ソール・サイド一体パーツ11とクラウン部を形成する表面部材10Bとなるクラウンパーツ12を得る。
次に、フェイス・ソール・サイド一体パーツ11とクラウンパーツ12の接合面15、17に接着剤を塗布した後、該接着剤を挟んで接合面15、17同士を当接し、前記接着剤を硬化することによって、両パーツの接着接合を完了する。
次に、図9に示すように、接合部13の接合境界線20上に接着剤を塗布した後、接合材14を前記接着剤の上に載置する。図9では、前記接合材14を、繊維強化樹脂プリプレグを用いて形成し、所定形状にカットしたガラス繊維のクロスプリプレグ14c、炭素繊維の多軸編物プリプレグ14aを接合部の接着剤の上に載置している。
この場合、接合材14を形成する繊維強化プリプレグは、図11に示すような長さ及び形状に分割カットして、接合部の接合境界線上に配置するとよい。分割数は、図に示すような2枚であったりするが、その数は適宜決定される。
尚、接合材と両パーツとの結合力の向上には、接着剤を使わずに繊維強化樹脂材料からなる接合材のマトリックス樹脂の結合力のみでも可能であるが、接合部の強固な結合力を得るためにはあらかじめ接着剤を塗布するほうが望ましい。
次に、前記接合材14を加圧するための加圧手段としては、図示はしないが、治具等を用いて弾性体等で加圧することによって、フェイス・ソール・サイド一体パーツ11及びクラウンパーツ12に対して、接着剤及び接合材を密着させることができる。
その他、前記接合材14の加圧方法においては、ラッピングテープの巻着による方法、オートクレーブ成形法などに代表されるように、圧力容器内で気圧や液圧といった流体を加圧手段によっても、フェイス・ソール・サイド一体パーツ11及びクラウンパーツ12に対して、接着剤45及び接合材を密着させることが可能である。したがって、各部材間に発生する空隙を無くすことができ、前記空隙に起因するゴルフクラブヘッドの破損を防止することができる。
その後、図10に示すように、前記接合材14及び前記接着剤を、加熱、冷却、常温放置といった各々の材料特性に応じた硬化手段によって硬化させた後、研磨や塗装といった定法の処理を行い、フェイス・ソール一体パーツ11、クラウンパーツ12、及び、接合材14の各々の外表面が、ゴルフクラブヘッド1の外表面を成しており、ゴルフクラブヘッド1の外表面全体としてなめらかな曲面に形成され仕上げられたゴルフクラブヘッド1を得る。
次に本発明の第2の実施形態を説明する。
図12〜図14は本発明の第2の実施形態を示している。なお、本実施形態において、第1の実施形態と共通する構成部分については、以下、同一符号を付してその説明を省略する。
本発明の第二実施例におけるゴルフクラブヘッド1の前記接合部13の構成は、図12に示すように、フェイス・ソール一体パーツ11に形成された接合面15とクラウンパーツ12に形成された接合面17との間に接着剤16を挟んで両パーツを接合し、さらに、前記接合により、ゴルフクラブヘッド1の外表面18上に表出される両パーツの境界の中心線である接合境界線20上の少なくとも一部の領域に、その横断面がゴルフクラブヘッド1の外表面に向かって広がるように形成された溝19を、前記接合境界線20上に周設させ、前記溝19には、繊維強化樹脂材料からなる接合材14が前記接合境界線を跨いで埋設された構成となっている。そして、前記接合材14の少なくとも一部は、異方性を有する多軸編物14Aを含んだ構成とされている。
前記溝19の横断面形状は、略V字形状やU字形状など、溝19の底21からゴルフクラブヘッド1の外表面18に向かって広がるように形成されていることが好ましいが、断面形状が四角形状に形成されていてもよいものである。また、前記溝19の幅や深さは使用される部材の特性や肉厚によって適宜選択されるが、略V字形状やU字形状などに形成したときの広がりの角度23においては、角度23が大きいほど繊維強化樹脂材料からなる接合材14を埋設した作用によって、接合部13でのズレや隙を防止できる効果を高めることができる。特に、溝19の深さ24が浅く形成されたものほど前記角度23を大きくすることで、接合材19とヘッド本体10A及び表面材10Bとの接合面積が広がるため、両部材の結合力を高めることができる。
なお、本発明に使用する接合材14は、全てが多軸編物からなる必要はなく、少なくとも一部に多軸編物を含んだ構成であれば良い。
前記接合材14の溝19への埋設形態としては、例えば図13に示すように、溝19内に3枚重ねて積層するようにしている。また、各層を構成している接合材14の巾は、溝19の形状に合うもの、例えば図13の下から7mm、10mm、12mmのものを順次使用するようにした。これらの接合材14は、下から炭素繊維からなる一方向プリプレグ14b、ガラス繊維からなるクロスプリプレグ14c、多軸編物プリプレグ14aを配置させた3層からなるものを採用している。従って、多軸編物の層を最も外側に位置させ、その内側には、他の繊維の層を積層する構成となる。
なお、前記溝19へ埋設される接合材14は、多軸編物の層を最も外側に位置させることが好ましい。これは、外側の層に多軸編物を入れてあるゴルフクラブヘッドに対してボールによる打撃を行う場合、衝撃が作用したときの応力が、糸層の整列に基づいて、分散できることである。
また、接合材14は、溝19内に接合境界線20を跨ぐように埋設させ、さらに該埋設させた接合材上の少なくとも一部の領域に多軸編物14Aが接合境界線20を跨ぐように配置されてなる構成とすることもできる。
例えば、図14に示すように、溝19全体に、炭素繊維からなる一方向プリプレグ14bを帯状にカットしてテープ状に形成させたものを、重ねて積層させて隙間なく、埋め尽された接合材14B上の一部の領域に、接合境界線20を跨ぐように多軸編物14Aが配置されてなる構成とすることもできる。
以上のように、本実施形態のゴルフクラブヘッドも、第1実施形態と同様の構成を備えているため、第1の実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
次に、本発明に係る第2実施形態のゴルフクラブヘッドの製造方法について、図15、図16、図17、図18に基づき説明する。図15、図16、図17、図18は工程ごとの接合部の状態を示す要部拡大断面図である。
まず、図15に示すように、所望の材料を用意し、工作機械による削り出し、プレス成形法、鍛造法、鋳造法や繊維強化樹脂材料、合成樹脂材料の成形方法などから適宜選択される成形加工方法によって、フェース部、サイド部、ソール部及びホーゼル部とが一体に形成されたヘッド本体10となるフェース・ソール・サイド一体パーツ11とクラウン部を形成する表面部材11となるクラウンパーツ12を得る。
この時、フェイス・ソール・サイド一体パーツ11には、クラウンパーツ12と接着接合する周縁に接合面15を形成させ、さらに、接合面15に隣接して、後に、前記クラウンパーツ12と前記接合面15を接着接合させることにより形成される溝19の片側を構成する斜面壁25を備えている。また、ヘッド本体10Aの接合面15の内方を、延出させて、この部分を受部2aとするように実施することもある。この受部2aは、表面材10Bを受けて、ヘッド本体10Aに対する接合面17での接合作業が安定的に行えるようにするものである。
また、クラウンパーツ12には、前記フェイス・ソール一体パーツ11と接着接合する周縁に接合面17を形成させ、さらに、接合面17に隣接して、後に、前記フェイス・ソール・サイド一体パーツ11と前記接合面17を接着接合させることにより形成される溝19の片側を構成する斜面壁26を備えている。
次に、図16(c)に示すように、フェイス・ソール・サイド一体パーツ11とクラウンパーツ12の接合面15、17に接着剤16を塗布した後、該接着剤16を挟んで接合面15、17同士を当接し、前記接着剤16を硬化することによって、両パーツの接着接合を完了する。
従って、この接着接合によって接合されたゴルフクラブヘッドの接合部13には、両パーツにあらかじめ形成させておいた斜面壁25、26によって、溝19が形成されることになる。また、前記溝19は、前記接合部13の外周全体に周設されており、前記溝19の横断面の形状は、ゴルフクラブヘッドの外表面18に向かって広がるように形成されている。
なお、本実施形態における前記溝19の形成方法は、フェイス・ソール・サイド一体パーツ11とクラウンパーツ12の前記接合面15、17に隣接してあらかじめ斜面壁25、26を形成させておき、両パーツの前記接合面15,17を接合した後に結果的に溝19が形成される方法としたが、前記両パーツを接合した後に、切削、研削、研磨といった機械加工や手加工等によって形成することもできる。
その後、図17に示すように、前記溝19に接着剤を塗布した後、接合材14を前記接着剤の上に載置する。例えば、図17では、溝19内に3枚重ねて積層するようにしている。また、各層を構成している接合材14の巾は、溝19の形状に合うもの、例えば図17の下から7mm、10mm、12mmのものを順次使用するようにした。これらの接合材14は、下から炭素繊維からなる一方向プリプレグ14b、ガラス繊維からなるクロスプリプレグ14c、多軸編物プリプレグ14aを配置させた3層からなるものを採用している。
尚、接合材14と両パーツとの結合力の向上には、接着剤を使わずに繊維強化樹脂材料からなる接合材14のマトリックス樹脂の結合力のみでも可能であるが、溝19全体を隙間なく埋め尽して強固な結合力を得るためにはあらかじめ接着剤を塗布するほうが望ましい。
次に、前記接合材14を加圧するための加圧手段として、図示はしないが、治具等を用いて弾性体等で加圧することによって、フェイス・ソール・サイド一体パーツ11及びクラウンパーツ12に対して、接着剤及び接合材14を密着させることができる。
その後、前記接合材14及び前記接着剤を、加熱、冷却、常温放置といった各々の材料特性に応じた硬化手段によって硬化させた後、研磨や塗装といった定法の処理を行うことで、フェイス・ソール一体パーツ11、クラウンパーツ12、及び、接合材14の各々の外表面が、ゴルフクラブヘッド1の外表面を成しており、ゴルフクラブヘッド1の外表面全体としてなめらかな曲面に形成され仕上げられた図1に示すようなゴルフクラブヘッド1を得る。
また、図14に示したように、溝に埋設させた接合材14B上の少なくとも一部に多軸編物14Aが接合境界線20を跨ぐように配置される構成とする場合は、図18に示すように、溝に埋設させた接合材14Bを前記加圧手段によって、加圧し、その後、前記接合材14B及び接着剤を、前記硬化手段によって硬化させた後、研磨等でゴルフクラブヘッドの外表面全体または、接合材14Bの外表面を仕上げた後、多軸編物14Aを配置する。
その後、前記配置した多軸編物14Aを前記同様、加圧手段によって加圧し、前記硬化手段によって硬化させた後、研磨や塗装といった定法の処理を行い、ゴルフクラブヘッド1得る。
本実施例においては、図8に示すゴルフクラブヘッド1のヘッド本体10Aをチタン合金材料、表面部材10Bをマグネシウム合金材料とした。
ヘッド本体10Aと表面部材10Bの接合部13の接合面15、17にエポキシ系接着剤を塗布した後、接合部の上から、治具に押圧(圧力0.3Mpa・60分)し、加熱(100℃)し前記接着剤を硬化することによって、ヘッド本体10Aと表面部材10Bの接着接合を完了した。
次に、図9に示すように前記接合により、ゴルフクラブヘッド1の外表面18上に表出される両パーツの境界の中心線である接合境界線20に、配置される接合材14として下からガラス繊維のクロスプリプレグ14c、炭素繊維の多軸編物プリプレグ14aを配置した。
前記多軸編物プリプレグ14aは、繊維の引き揃えた方向が多軸織物の長さ方向に対して順に図9に示す下から、90°、0°、−45°、+45°とし、目付が100g/m2、厚み0.1mmとした。
その後、130℃で5分加熱、加圧して成形し、脱型し、不要な部分を切除して図10に示すゴルフクラブヘッド1を得た。
次に、このゴルフクラブヘッドについて、連続的に打球する耐久試験機を使用して、ヘッドスピードを50m/s、打球位置をフェースセンターに設定し、連続的に打球を続け、ある一定の打球数ごとに、フェース・ソール・サイド一体パーツ11とクラウンパーツ12との接合部13において、ズレ、隙、亀裂などの発生の確認する試験を行った。その結果を表1に示す。
Figure 2006271770
○:問題なし。
表1に示すように、実施例のゴルフクラブヘッドは、その後、5000球まで打球を続けたが、亀裂が発生しなかった。
従って、本実施例のゴルフクラブヘッドは、繰り返しの打撃の衝撃に対しても、ズレ、隙、亀裂などの発生を防止できるため、耐久性が向上し、高品質を維持できるという結果が得られた。
本発明の実施形態に係るゴルフクラブヘッドの斜視図。 ゴルフクラブヘッドの分解斜視図。 ゴルフクラブヘッドの横断面図。 接合部の要部拡大図。 多軸編物を示す説明図。 配置される接合材を示す説明図。 配置される接合材を示す説明図。 本実施形態の製造方法の工程を表す斜視図。 本実施形態の製造方法の工程を表す斜視図。 本実施形態の製造方法の工程を表す斜視図。 接合材を示す説明図。 第2実施形態を示す要部拡大断面図。 第2実施形態を示す要部拡大断面図。 第2実施形態を示す要部拡大断面図。 第2実施形態の製造方法の接合部を示す要部拡大断面図。 第2実施形態の製造方法の接合部を示す要部拡大断面図。 第2実施形態の製造方法の接合部を示す要部拡大断面図。 第2実施形態の製造方法の接合部を示す要部拡大断面図。
符号の説明
1 ゴルフクラブヘッド
2 フェース部
3 クラウン部
4 ソール部
5 トウ
6 バック部
7 ヒール
8 サイド部
9 ホーゼル部
10A ヘッド本体
10B 表面材
11 フェース・ソール・サイド一体パーツ
12 クラウンパーツ
13 接合部
14 接合材
14A 多軸編物
14B 接合材
14a 多軸編物プリプレグ
14b 一方向プリプレグ
14c クロスプリプレグ
15 接合面
16 接着剤
17 接合面
18 外表面
19 溝
20 接合境界線
21 底
23 角度
24 深さ
25 斜面壁
26 斜面壁
30 補助糸
31 編糸
32 編糸
33 編糸
34 編糸

Claims (2)

  1. ゴルフシャフトに対して一体化されるヘッド本体と、このヘッド本体とは異なる材料からなる表面部材を接合一体化させたゴルフクラブヘッドにおいて、前記ヘッド本体と表面材との接合によりゴルフクラブヘッドの外表面上に表出される接合境界線上の少なくとも一部に、繊維強化樹脂材料からなる接合材が前記接合境界線を跨いで配置され、前記接合材の少なくとも一部が、異方性を有する多軸編物で構成されていることを特徴とするゴルフクラブヘッド。
  2. 前記接合材は、多軸編物の層を最も外側に位置させることを特徴とする請求項1記載のゴルフクラブヘッド。
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