JP2021510660A - 格納場所への安全機構を有する材料取り扱い装置 - Google Patents

格納場所への安全機構を有する材料取り扱い装置 Download PDF

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Abstract

アイテムを複数の格納場所へ運搬する方法及び装置が提供される。材料取り扱いシステムは、複数の格納場所を含む。格納場所は、通路を提供するように配置されてもよく、運搬機構は、通路内でアイテムを格納場所へ運搬可能であってもよい。移動可能な安全機構を提供することで、格納場所から通路へのアクセスを妨げてもよい。

Description

関連出願の参照
本出願は、2018年1月12日に出願された米国仮特許出願第62/617,177号及び米国仮特許出願第62/617,988号の優先権を主張する。
前述の各出願の開示全体を、引用により本明細書に援用する。
本発明は、材料取り扱いシステムに関し、より詳細には、1つ以上の格納ラック内の複数の格納場所を使用する材料取り扱いシステムに関する。
より具体的には、本発明は、アイテムを格納場所に運搬する1つ以上の自動運搬機構を使用する、そのような材料取り扱いシステムに関する。
自動格納及び自動回収を用いることで、材料の取り扱い効率が、大幅に改善してきた。
たとえば、注文履行用途では、自動格納及び回収システムにより、顧客の注文の履行に必要なアイテム回収のための時間が大幅に短縮されてきた。
様々な自動格納及び回収システムが、現在知られている。
材料取り扱いシステムの一例では、1つ以上の格納ラックと、複数の運搬車両と、これらの複数の運搬車両を格納ラック上の格納場所に案内するための軌道と、を使用する。
複数の運搬車両は、アイテムを格納場所へ運搬し、オペレータは、格納場所からアイテムを取り出して注文を履行する。
オペレータが格納場所からアイテムを取り出す際、オペレータが格納場所から運搬車両が動作する領域に入ってしまう可能性がある。
このような場合、運搬車両の1つがオペレータに衝突すると、オペレータが怪我をする可能性がある。
したがって、自動運搬機構が動作する領域への、不注意によるアクセスを防止する安全機構を提供することが、望ましいであろう。
さらに、そのような安全機構がオペレータの効率に及ぼす影響が、最小限であるか、全く無いことが望ましい。
一態様によれば、本発明は、アイテムを受け取って仕分ける複数の格納場所を含む、材料取り扱い装置を提供する。
通路が、複数の格納場所の間に形成されていてもよく、運搬機構が、通路内で動作可能であることで、格納場所の1つへアイテムを運搬する。
回動扉が、格納場所から通路へのアクセスを妨げるよう動作可能である。
いくつかの実施形態の図面を例示することで、方法及び装置を本明細書で説明する。
しかし、当業者は、動的に再構成可能な仕分け列を使用してアイテムを仕分ける本発明の方法及び装置が、実施形態や図面に限定されないことを認識するであろう。
図面及び詳細な説明は、開示された特定の形態に実施形態を限定することを意図していない。
むしろ、添付の特許請求の範囲によって定義される、1つ以上の動的に再構成可能な仕分け列を使用してアイテムを仕分ける方法及び装置の範囲内にあるすべての修正、同等及び代替態様を網羅することを意図している。
本明細書で使用されている見出しは、説明や特許請求の範囲を限定することを意図していない。
本明細書で使用されている「してもよい」という単語は、強制的な意味(すなわち、必須を意味するもの)ではなく、許容的な意味(すなわち、潜在的可能性を有することを意味するもの)で使用される。
同様に、「含む」という単語は、あくまで構成要素を含むことを意味し、構成要素を限定することを意味していない。
前述の要約及び本発明の実施形態の以下の詳細な説明は、添付の図面と併せて読むと最もよく理解される。
添付の図面において、同一の参照符号が、図面全体を通して使用され、同一又は類似の部品を指す。
図1は、本発明である材料取り扱い装置の斜視図。
図2は、図1に示す材料取り扱いシステムの平面図。
図3は、図1に示す材料取り扱いシステムの軌道システムの側面図。
図4は、図1に示す材料取り扱い装置の拡大図。
図5は、図1に示す装置の格納ラックの斜視図。
図6は、図5に示す格納ラックの安全ゲートが開位置にある格納場所の斜視図。
図7は、図6に示す格納ラックの安全ゲートが閉位置にある格納場所の斜視図。
図8は、図7に示す安全ゲート用のアクチュエータを代替した格納場所の斜視図。
図9は、図7に示す格納場所の平面図。
図10は、図6に示す格納場所の平面図。
図11は、図8に示す安全ゲート用のアクチュエータのゲートが閉位置にある斜視図。
図12は、図11に示すアクチュエータのゲートが開きかけの位置にある斜視図。
図13は、図1に示す材料取り扱い装置の格納場所の安全機構を代替した実施形態を示す背面斜視図。
図14は、図13に示す格納場所の安全機構が閉位置にある正面斜視図。
図15は、図14に示す格納場所の正面斜視図。
図16は、図14に示す格納場所の背面斜視図。
図17は、図16に示す格納場所の安全機構が解除位置にある背面斜視図。
図18は、図13に示す材料取り扱い装置の安全機構の断面図。
図19は、図18に示す安全機構の解除位置を示す断面図。
図20は、図18に示す安全機構の安全扉が開位置にある断面図。
図21は、図18に示す安全機構の安全扉が閉じかけの位置にある断面図。
後述する詳細な説明の一部は、特定装置、専用計算装置又は専用計算プラットフォームの、メモリに格納されている2次デジタル信号への操作の観点で提示されている。
この明細書の文脈において、特定装置などの用語には、プログラムソフトウェアからの指令に従って特定の機能を実行するようにプログラムされている、汎用コンピュータが含まれる。
この文脈では、操作又は処理には、物理量の物理的な操作が含まれる。
必ずではないが、通常、このような物理量は、格納、転送、組み合わせ、比較、又はその他の操作が可能な、電気信号又は磁気信号の形態をとることができる。
主に、一般的に使用されているという理由で、これらの信号を、ビット、データ、値、要素、記号、文字、用語、数、数字などとすると便利であることが、証明されてきた。
しかし、これらの用語や同様の用語は全て、適切な物理量に関係する、単なる便利なラベルに過ぎないことを理解されたい。
特に明記されていない限り、以下の議論から明らかなように、「処理」、「計算」、「判断」などの用語を使用する本明細書の議論では、専用計算機又は同様の専用電子計算装置などの特定の装置の、アクション又はプロセスを指すと認識されたい。
したがって、本明細書の文脈において、専用コンピュータ又は同様の専用電子計算装置は、メモリ、レジスタ、又は他の情報記憶装置、伝送装置、専用計算機又は同様の専用電子計算装置の表示装置内の、物理的な電子量又は磁気量として通常表現される信号を操作又は変換可能である。
ここで、図1から図5、特に、図1及び図2を参照すると、材料取り扱い装置は、材料取り扱いシステム10で示されている。
材料取り扱いシステム10は、複数の格納場所50を組み込んでいる、任意の形態をとってもよい。
本例では、材料取り扱いシステム10は、一対の離間している格納ラック30A、格納ラック30Bを含み、通路35がそれらの格納ラック30A、格納ラック30Bの間に形成されている。
複数の自動運搬車両120が、通路35内で動作可能である。
特に、運搬車両120は、以下でさらに説明するように、通路35に配置されている軌道100に沿って移動してもよい。
また、図4から図17及び以下でより詳細に説明するように、材料取り扱いシステム10は、材料取り扱いシステム10の安全性を改善するための1つ以上の機構を含んでもよい。
上述のように、材料取り扱い装置は、複数の格納場所50を含む任意の形態をとってもよい。
好ましくは、材料取り扱い装置10は、複数の自動車両を含む。
しかし、本発明の態様は、自動車両を含まない材料取り扱いシステムにも適用可能であることを理解されたい。
図1及び図2に示す材料取り扱いシステム10である材料取り扱い装置は、アイテムを材料取り扱いシステム10に供給するための場所を含む。
この場所を、誘導所20と呼ぶ。
誘導所20は、材料取り扱いシステム10に供給されるアイテムの識別特性を判断する。
識別特性は、製品番号やUPCコードなど、さまざまな特性の任意のものであってもよい。
識別特性は、オペレータなどによって手動で判断可能である。
しかし、本例では、誘導所20は、バーコードスキャナ、デジタルカメラなどの形態の光学スキャナのような複数のスキャナを含むことが可能である、走査所22を含む。
誘導所20は、スキャナを通ってアイテムを搬送するためのコンベヤを含んでもよいし、又は、アイテムが材料取り扱いシステム10に供給される前に、オペレータがアイテムを手動でスキャンしてもよい。
誘導所20は、アイテムを自動車両120に積み込むための積み込み所25へ、アイテムを連続的に搬送するためのコンベヤである格納容器を含む。
各自動車両120に複数のアイテムを積み込んでもよい。
しかし、本例では、各アイテムは、別個の自動車両120に積み込まれた後、自動車両120がアイテムを格納場所50の1つに運搬する。
誘導所20の構成は、様々であってもよいが、誘導所20の詳細が、米国特許出願第15/586,247号で提供されている。
米国特許出願第15/586,247号の記載全体を、引用により本明細書に援用する。
さらに、誘導所20は、必須の要素ではなく、本発明の態様は、誘導所20を含まない材料取り扱いシステム10で利用可能であることに留意されたい。
図1、図2及び図5を参照し、格納アセンブリをより詳細に説明する。
材料取り扱いシステム10には、アイテムを回収可能に格納する複数の格納場所50が含まれる。
アイテムは、複数の自動車両120によって格納場所50に運搬される。
さらに、材料取り扱いシステムは、自動車両120によって格納場所50からアイテムを取り出し可能に構成されていてもよい。
あるいは、オペレータ又は他の自動回収装置が、格納場所50からアイテムを回収できるよう、アイテムを格納場所50に積み重ねてもよい。
例えば、格納容器40が、各格納場所50に配置されていてもよく、材料取り扱いシステム10は、アイテムを異なる格納容器40に運搬することで、顧客の注文を履行してもよい。
材料取り扱いシステム10が、注文に必要な全てのアイテムを特定の格納場所50に運搬すると、オペレータは、格納場所50から格納容器40を取り出し、空の格納容器を満載の格納容器40と入れ替える。
格納場所50は、任意の向きで配置されていてもよい。
たとえば、図1及び図2を参照すると、材料取り扱いシステム10には、前方の格納ラック30Aと後方の格納ラック30Bという、2つの対向した格納ラックが含まれている。
前方の格納ラック30A、後方の格納ラック30Bは、互いから離れて配置されており、前方の格納ラック30Aと後方の格納ラック30Bとの間に通路35を形成している。
オプションで、前方の格納ラック30A、後方の格納ラック30Bは、前方の格納ラック30A、後方の格納ラック30Bを相互接続する複数のクロスブラケットによって接続されていてもよい。
特に、複数の上部クロスブラケットが、前方の格納ラック30A、後方の格納ラック30Bの上部同士の間に延在し、複数のクロスブラケットが、前方の格納ラック30A、後方の格納ラック30Bの下部同士の間に延在していることで、これらの前方の格納ラック30A、後方の格納ラック30Bを接続し、前方の格納ラック30A、後方の格納ラック30Bを離間して保持することで、通路35が提供されていてもよい。
格納場所50は、前方の格納ラック30Aと後方の格納ラック30Bとに配置されている。
格納場所50は、複数の行状又は列状など、さまざまな構成であってもよい。
図1から図3に示す実施形態では、格納場所50は、複数の列状に配置されている。
以下でさらに説明するように、1つ以上の運搬機構が通路35内を動作することで、前方の格納ラック30A及び後方の格納ラック30Bの両方の格納場所50にアイテムを運搬する。
オペレータとの干渉を防ぎ、オペレータの怪我や材料取り扱いシステムの損傷を減らすために、前方の格納ラック30A、後方の格納ラック30Bには、通路35内へのオペレータのアクセスを妨げる1つ以上の安全機構が含まれている。
特に、各格納場所50が、格納場所50から通路35へのアクセスを妨げる安全機構を含んでもよい。
上述のように、材料取り扱いシステム10は、通路35内で動作することでアイテムを格納場所50に運搬する、1つ以上の運搬機構を含んでもよい。
そのような運搬機構の1つは、通路35内の軌道100に沿って移動することでアイテムを格納場所50に運搬するように構成されている、自動の運搬車両120である。
運搬車両120及び軌道システムの詳細が、米国特許出願第15/586,247号に詳細に記載されており、その全体開示を、引用により本明細書に援用する。
図3及び図9を参照すると、運搬車両120には、アイテムを置くことができるプラットフォーム122が含まれている。
プラットフォーム122は、静止プラットフォームであってもよく、システム10は、アイテムをプラットフォーム122に積み込み、アイテムをプラットフォーム122から積み下ろすように動作可能な要素を含んでもよい。
あるいは、プラットフォーム122が、可動式であってもよい。
例えば、プラットフォーム122は、1つ以上の水平ベルトであってよい。
この水平ベルトは、アイテムを運搬車両120に運搬するように選択的に動作可能であってもよい。
同様に、この水平ベルトは、アイテムを水平ベルトから排出するように選択的に動作可能であってもよい。
また、運搬車両120は、軌道100に沿って運搬車両120を駆動する複数の駆動輪125を含んでもよい。
本例では、運搬車両120は、2つの離間している軸に取り付けられている2対の車輪を含む。
このように、運搬車両120は、前方の格納ラック30Aに隣接している前方軌道100Aに係合する、2つの前方車輪と、後方の格納ラック30Bに隣接している後方軌道100Bに係合する、2つの後方車輪と、を含む。
軌道100は、様々な構成を含んでもよい。
本例では、軌道100は、通路35をはさんで対向して配置されている前方軌道100A及び後方軌道100Bを含む。
運搬車両120は、前方の格納ラック30A、後方の格納ラック30Bの間の通路35内を動作する。
このような構成では、運搬車両120は、前方の格納ラック30Aの格納場所50又は後方の格納ラック30Bの格納場所50にアイテムを運搬することができるよう、運搬車両120の幅は、通路35の幅にわたっている。
後方軌道100Bは、前方軌道100Aと実質的に同様に構成され、これらの2つの軌道100A、100Bによって、運搬車両120と協働する対向している軌道100が形成され、運搬車両120を案内する。
したがって、以下の議論では、軌道100についての詳細な説明は、前方軌道100A及び後方軌道100Bの両方に当てはまることを理解されたい。
特に、本例では、前方の格納ラック30A、後方の格納ラック30Bは、格納場所50が複数の列状に配置されるように構成されている。
したがって、軌道100は、複数の垂直軌道102によって相互接続されている、上側レール104及び下側レール106を備えている。
動作中、運搬車両120は、積み込み所25をアイテムと共に出発し、垂直軌道102を上がって上側レール104まで移動する。
運搬車両120は、適切な列に到達するまで、上側レール104に沿って移動する。
次に、運搬車両120は、列を下って適切な格納場所50に移動する。
次に、運搬車両120は、列を下に移動して下側レール106に移動する。
運搬車両120は、下側レール106に沿って移動し、積み込み所25に戻り、別のアイテムを受け取る。
このようにして、運搬車両120は、軌道100を循環してアイテムを格納場所50に運搬する。
運搬車両120が軌道100に沿って移動する際、運搬車両120は、通路35を移動する。
ここで、図4から図12を参照して、格納場所50をより詳細に説明する。
図5に示すように、各格納場所50は、支持プラットフォームを形成している棚60を含む。
棚60は、運搬車両120からアイテムを受け取ってもよい。
しかし、本実施形態では、材料取り扱いシステム10は、各格納場所50に格納容器40を含む。
棚60は、格納場所50で格納容器40を支持している。
また、棚60は、上方に延在して格納場所50の側面を囲んでいる側壁62を含んでもよい。
側壁62は、格納場所50の高さ全体まで延在していてもよいが、本例では、側壁62は、格納容器40の高さにほぼ等しい高さまで延在している。
さらに、棚60は、格納場所50と通路35との間に壁を形成している背壁65を含んでもよい。
そして、この背壁65は、格納容器40が通路35内へと押し込まれるのを妨げるストッパーを形成している。
格納場所50及び格納容器40は、運搬車両120が格納場所50の格納容器40に直接アイテムを排出するように構成されている。
各格納場所50の高さ52は、棚60の上面から格納場所50の上にある棚の底面までの高さである。
このように、上の棚60によって、格納場所50の上端が形成されている。
図5に示されているように、格納容器40は、格納場所50の高さよりも高さが低くなっている。
図4を参照すると、格納ラック30Bは、格納ラック30Bが通路35側から見えるように、前方ラック30Aから離間して示されている。
見て取れるように、隣接している2つの背壁65の間に、隙間が形成されている。
この隙間によって、アイテムを格納場所50に供給する際に通過する、供給スロットの最大理論高さが規定される。
同様に、図7でも隙間が確認でき、この隙間の高さは、54で示されている。
格納容器40が背壁65よりも高い場合、隙間54は、格納容器40の上側唇部42と格納容器40の上の棚60と間の距離として測定される。
背壁65が格納容器40よりも高い場合、隙間54は、背壁65の上端と格納場所の50上の棚60との間の距離として測定される。
理論的には、オペレータは、隙間54から、誤って通路35に到達する可能性がある。
運搬車両120は、通路35を通って高速で移動しているので、オペレータが通路35に到達すると、オペレータの怪我につながる可能性がある。
このような怪我を防止するために、材料取り扱いシステム10は、格納場所50の後縁部の隙間54の領域にわたる、安全ゲート70を含んでもよい。
特に、図4に示すように、各格納場所50は、隙間54を遮り、各背壁65を超えて延在している安全ゲート70を含む。
以下でさらに議論されるように、格納場所50の安全ゲート70は、格納容器40が格納場所50に積み込まれない限り、閉じたままである。
図6を参照すると、格納容器40が示されており、開位置にある安全ゲート70が示されている。
安全ゲート70は、隙間54の高さとほぼ同じ高さであり、略平面の回動ゲートである。
図6に示す開位置では、安全ゲート70は、格納場所50の側面に隣接して位置していることで、運搬機構120が、隙間54を通して格納容器40内へと、アイテムを排出することができるようなアクセスを提供している。
図9及び図10に示されているように、安全ゲート70は、開位置と閉位置との間で回動可能である。
開位置が、図6に示され、閉位置が、図7に示されている。
図7から分かるように、閉位置では、安全ゲート70は、格納場所50の背面に平行である。
このようにして、安全ゲート70は、アイテムが格納場所50と通路35との間を通過できないように、隙間54を覆っている。
安全ゲート70には、2つの効果がある。
第1に、オペレータが不注意で格納場所50から通路35に到達することが、不可能になる。
第2に、安全ゲート70が閉じている場合、運搬機構120が、アイテムを格納場所50に運搬できなくなる。
以下でさらに説明するように、安全ゲート70は、格納場所50に格納容器40を積み込むことによって開かれる。
したがって、安全ゲート70は、アイテムが格納容器40のない格納場所50に運搬されることを、防ぐ効果もある。
安全ゲート70は、様々な機構の任意のものによって、動作してもよい。
例えば、ソレノイド又は他の駆動要素によって、開位置と閉位置との間で安全ゲート70を駆動してもよい。
ソレノイドは、格納場所50にある格納容器40の存在を検出するセンサに応答して動作してもよい。
又は、スイッチを格納場所50に配置することで、格納容器40が、格納場所50に積み込まれると、格納容器40がスイッチを作動してもよい。
本例では、付勢要素が、安全ゲート70を閉位置に向けて付勢し、手動アクチュエータが安全ゲート70を開位置に駆動するように動作可能である。
特に、アクチュエータ80は、格納容器40と協働するように構成されており、格納容器40を格納場所50に積み込む行為によって、アクチュエータ80が動く。
図11及び図12を参照すると、アクチュエータ80は、動作パッド82及び駆動要素84を備えている。
本例では、安全ゲート70は、回動軸72の周りを回動可能であり、アクチュエータ80は、安全ゲート70の回動軸72に平行な軸の周りを回動可能である。
駆動要素84は、安全ゲート70の回動軸72に接続されているギア部と噛み合う、複数の歯を有するギア部を含む。
このようにして、動作パッド82を押すと、駆動要素84が回転し、これにより、安全ゲート70に取り付けられている駆動要素84が回転することにより、安全ゲート70を開位置に向かって回動させる。
図8に示すように、アクチュエータ80は、格納容器40の上唇部に対応する高さで、格納場所50に配置されている。
このようにすると、格納容器40の前端が格納場所50の後方近くにある場合、格納容器40が格納場所50に積み込まれると、格納容器40は、動作パッド82と接触する。
オペレータが、格納容器40を格納場所50の後方に向かって押し続けると、動作パッド82が側壁62に押し付けられるまで、格納容器40が動作パッド82を動かす。
この動作パッド82が動くことで、アクチュエータ80が動作し、安全ゲート70を開く。
格納容器40が格納場所50に積み込まれると、格納容器40の高さによって、格納場所50へのアクセスが制限される。
ただし、隙間54を通過し、さらに、供給スロットの空間を通過して、通路35に到達可能な場合がある。
したがって、格納場所50の前方に、隙間54の一部を囲む固定カバー又はガードを含むことが望ましい場合がある。
たとえば、図5に示すように、各格納場所50の前端に前方ガード95を取り付け、格納場所50の幅にわたって上向きに延在させ、格納場所50の前面の隙間54の大部分を覆ってもよい。
このようにすると、前方ガード95によって、格納容器40を越えて格納場所50に到達することが妨げられる。
上述のように、材料取り扱いシステム10は、各格納場所50の後端を選択的に閉じて、格納場所50内から通路35へのアクセスを妨げる、複数の移動可能な安全ゲート又は回動扉を含む。
図13から図21を参照すると、代替の安全機構が示されている。
この代替の安全機構は、格納容器40が格納場所50に積み込まれていない際には、格納場所50の前方開口部を覆い、格納場所50へのアクセスを妨げるように構成されている。
図13から図21に示す安全機構は、上述の安全ゲート70の代替の機構となるように設計されている。
図13を参照すると、格納場所50が示されている。
格納場所50は、上述した格納場所50と同様であるが、棚210は、上述した棚60とは異なる構成となっている。
さらに、格納場所50には、背壁65が含まれていない。
図14及び図15に示されているように、回動扉220が、格納場所50へのアクセスを遮っている。
安全扉となる回動扉220は、水平軸周りに回動する。
より具体的には、回動扉220は、回動扉220が概して垂直である閉位置と回動扉220が概して水平である開位置との間で回動する。
より具体的には、開位置では、回動扉220は、格納場所50内へと内側に回動し、棚210の凹部に入り込み、格納容器40は、回動扉220の上に載るようになる。
1つ以上の安全ロックが、回動扉220を閉位置に解除可能にロックする。
安全ロックは、格納場所50へアクセスすることを妨げて、オペレータが不注意で回動扉220を押し開けないようにする。
例えば、図17に示すように、材料取り扱いシステム10は、回動扉220を閉じるためにロックする第1安全ロック230及び第2安全ロック240を含んでもよい。
第1安全ロック230は、回動扉220の上部に係合する指状留め具などの留め具234を備えている。
同様に、第2安全ロック240は、回動扉220の上部に係合する留め具244を含んでもよい。
例えば、第1安全ロック230と第2安全ロック240とが協働し、回動扉220が開かないようにする突出部、凹部又は開口部などの特徴部を、回動扉220が含むように形成されていてもよい。
例えば、図16に示すように、回動扉220は、一対の開口部222を含み、第1安全ロック230の留め具234及び第2安全ロック240の留め具244が開口部222と係合することで、回動扉220が開位置に回動することを妨げてもよい。
第1安全ロック230、第2安全ロック240は、第1安全ロック230、第2安全ロック240を解除するためのアクチュエータも含む。
例えば、第1安全ロック230、第2安全ロック240は、角度の付いた動作面232、242を含んでもよい。
第1安全ロック230、第2安全ロック240は、アクチュエータが動作することで、留め具234、244がロック解除位置に移動するように構成されている。
たとえば、第1安全ロック230、第2安全ロック240は、回動軸周りに回動可能であり、アクチュエータ232、242が動作することで、留め具234、244が、上側ロック用開口部222から離れるように回動し、第1安全ロック230、第2安全ロック240をロック解除する。
第1安全ロック230、第2安全ロック240は、安全ロックが順次解除可能なように構成されていてもよい。
しかし、本例では、回動扉220の安全ロックを解除するためには、第1安全ロック230、第2安全ロック240の同時操作が必要であるように、安全ロックが構成されている。
特に、第1安全ロック230、第2安全ロック240は、留め具234、244をロック位置に向かって付勢する付勢要素を含む。
したがって、アクチュエータ232、242を解除すると、付勢要素が、留め具234、244をロック位置に向けて付勢する。
したがって、回動扉220を開位置に向けて移動させるには、両方のアクチュエータ232、242を同時に動かさなければならない。
本例では、アクチュエータ232、242は、アクチュエータ232、242を内側に格納場所に向かって押すことによって、アクチュエータ232、242が動く。
また、回動扉220の上側縁部の第1安全ロック230、第2安全ロック240に加えて、材料取り扱いシステム10は、最初の2つの第1安全ロック230、第2安全ロック240から離間している第3安全ロック250を含んでもよい。
図15に示すように、第3安全ロック250は、回動扉220の下側縁部に隣接して配置されていてもよい。
図18から図21を参照すると、第3安全ロック250の詳細が示されている。
図18は、ロック位置にある第3安全ロック250を示している。
第3安全ロック250は、回動軸254の周りを回動する長いアーム256を含む。
ボタン部などの動作面252が、回動軸254に隣接しているアーム256の第1端部に形成されている。
指状留め具258は、ボタン部252から離れているアーム256の第2端部に形成されている。
留め具258は、回動扉220の下側開口部224から延在し、下側開口部224の内側上縁と係合することで、回動扉220が開位置に回動することを防いでいる。
図19は、解除位置にある第3安全ロック250を示している。
例えば、ボタン部252を押し下げることによって安全ロックが解除され、それにより長いアームを下方に回動させる。
図19では、第3安全ロック250は、解除されているが、回動扉220は、閉位置のままである。
図20は、開位置にある回動扉220を示す。
具体的には、回動扉220は、略水平になるように格納場所内50へと内側に回動し、格納場所50へのアクセスを提供する。
より具体的には、本例では、棚210は、回動扉220を受け入れるように構成されている凹部215を有する。
このようにして、回動扉220が閉位置から開位置に回動すると、回動扉220は、凹部215内へと回動し、格納容器40を格納場所50に挿入可能である。
特に、格納容器40が格納場所50に配置されている際には、回動扉220は、格納容器40の下にある。
前述のように、付勢要素が、回動扉220を閉位置に向けて付勢している。
例えば、ねじりばねが、回動扉220を回動軸221周りに付勢して、回動扉220を閉位置に向かって付勢していてもよい。
本例では、格納容器40の重量は、回動扉220を閉位置に向けて付勢する付勢力に対抗し、回動扉220を開位置に保持するのに充分なほどに重い。
第3安全ロック250は、また、第3安全ロック250をロック位置に向かって付勢する要素を含んでもよい。
例えば、第3安全ロック250は、アーム256を回動軸254周りに付勢するねじりばねなどのばねを含んでもよい。
アクチュエータボタン部252を押すことで、付勢要素の付勢に対抗して、アーム256が回動軸254の周りを回動する。
このようにして、第3安全ロック250は、それぞれ、第1位置と第2位置との間で回動可能である。
さらに、付勢要素が、第3安全ロック250を第2位置から第1位置に戻すように付勢している。
図20で見て取れるように、動作力が第3安全ロック250から解放されると、第3安全ロック250が回動し、ロック位置に対応する第1位置に戻る。
これは、回動扉220が開位置へと回動する場合にも当てはまる。
したがって、第3安全ロック250は、回動扉220が開位置から閉位置に回動する際に、第2位置又はロック解除位置に移動するように構成されている。
より具体的には、図21を参照すると、留め具258は、傾斜外縁部259を備えている。
さらに、回動扉220は、第3安全ロック250の傾斜外面259と協働するように構成されている、傾斜面226を備えていてもよい。
このようにすると、回動扉220が閉位置に向かって回動すると、回動扉220の傾斜面226は、第3安全ロック250の傾斜面259と係合し、それにより、第3安全ロック250を開位置に向かって移動させる。
回動扉220が第3安全ロック250を解除位置に移動させると、留め具258は、回動扉220の開口部224から延在している。
付勢要素は、図18に示すように、留め具258をロック位置に戻す。
上述のように、安全扉220は、回動扉220が開くのを防止するために1つ以上の安全ロックを含んでもよい。
組み込まれる安全装置は、1つでもよいが、本実施形態では、偶発的な動作を妨げるために、複数の安全ロックが含まれている。
さらに、安全ロックは、安全扉220を解除するためには、複数の安全ロックを同時に動作させる必要があるように構成されていてもよい。
さらに、安全ロックは、安全扉220が不適切に開かれることを妨げるように、構成及び配置されてもよい。
例えば、互いに離間した3つの別個の安全ロックを組み込むと、オペレータがアクチュエータ232、242、252を手で押すことで安全扉220を開くことが、困難又は不可能になる。
さらに、本例では、安全ロックを開くために使用される複数の動作力が、互いに交差している。
言い換えると、それらの動作力は平行ではない。
例えば、図14を参照すると、第1安全ロック230、第2安全ロック240に加えられる動作力は、格納場所50に向かって内向きに向けられている平行な力である。
対して、第3安全ロック250に加えられる動作力は、下向きである。
このようにすると、安全ロックを解除するには、互いに離れている別々の場所に、平行ではない方向の動作力を同時に加える必要がある。
材料取り扱いシステム10は、安全扉220を閉じたままにするように構成されている複数の安全ロックを組み込んでいるが、安全ロックは、オペレータが安全扉220を容易に開くことができるように構成及び配置されている。
具体的には、安全ロックは、格納場所50に格納容器40を挿入する動作によって回動扉220のロックが解除されるように、構成及び配置されている。
たとえば、図14及び図15を参照すると、上側の第1安全ロック230、第2安全ロック240は、格納容器40の上側縁部又は上側唇部42がアクチュエータ232、242に同時に係合するように配置されている。
具体的には、アクチュエータ232、242は、格納容器40と同程度の高さだけ、棚210から離れている。
さらに、格納容器40の底縁部45がアクチュエータ252と係合し、アクチュエータ252を下向きに押すように、第3安全ロック250が、配置されている。
このようにすると、格納容器40を安全扉220に向けて移動させる行為によって、格納容器40は、3つの第1安全ロック230、第2安全ロック240、第3安全ロック250の3つすべてのアクチュエータ232、242、252を同時に動作させる。
さらに、アクチュエータ232、242、252を動作させて回動扉220の第1安全ロック230、第2安全ロック240、第3安全ロック250を解除した後、格納容器40が格納場所50に積み込まれるので、格納容器40が回動扉220に向かって移動することで、回動扉220が開位置に移動する。
格納容器40が格納場所50に積み込まれると、図13に示すように、安全扉220が格納容器40の下にほぼ水平の向きになっている状態で、格納容器40は、格納場所50に格納されている。
格納容器40が、格納場所50から取り出されると、付勢要素が、回動扉220を閉位置に向けて付勢することで、回動扉220を閉位置に再度ロックする。
上述の説明では、運搬機構がアイテムを格納場所50へ運搬するために移動する通路にオペレータが到達した場合に、怪我をする可能性を制限するための、複数の要素が説明された。
上述の実施形態では、回動扉などの障壁が、通路35と格納場所50との間の開口部を閉じる。
障壁は、選択的に移動可能であることで、格納場所50へのアイテムの運搬を可能にしてもよい。
上述の安全機構は、物理的な障壁を組み込んでいるが、材料取り扱いシステム10は、仮想的な障壁を用いることで、オペレータの怪我及び/又は材料取り扱いシステム10の損傷を防ぐように構成されてもよいことを理解されたい。
例えば、各格納場所50は、アイテムの存在を検出するセンサを含んでもよい。
センサは、アイテムがエミッターとレシーバーとの間を通過するかどうかを検出する、エミッターとレシーバーを有するビームセンサであってもよい。
同様に、センサは、アイテムの存在を検出するライトカーテン又は他のセンサであってもよい。
材料取り扱いシステム10は、センサからの信号に応答して、通路35内の要素の動作を制御してもよい。
例えば、第1センサは、通路35に隣接している格納場所50の後端に配置されていてもよい。
第2センサは、格納場所50での容器の存在を検出してもよい。
第1センサがアイテムの存在を検出し、第2センサが格納容器の存在を検出しない場合、材料取り扱いシステム10は、通路35内の要素の動作をシャットダウンしてもよい。
例えば、材料取り扱いシステム10が通路35で動作する複数の運搬車両120を含む場合、第1センサ及び第2センサから受信した信号に応答して運搬車両を自動的に停止するよう、材料取り扱いシステム10は、運搬車両120の動作を制御してもよい。
同様に、材料取り扱いシステムは、格納場所50の後端に配置されているセンサを1つだけ有していてもよく、センサから受信した信号及び運搬車両120の既知の場所に応答して、運搬車両120の動作を制御してもよい。
特に、センサは、アイテムが格納場所50から通路35内へと延在している際に、検出可能であってもよい。
運搬車両120がアイテムの運搬先の格納場所50にいる場合、センサは、アイテムが運搬されていると検出してもよい。
一方で、運搬車両120が格納場所50におらずに、センサがアイテムを検出した場合、検出されたアイテムは、通路35内に体の一部を伸ばしているオペレータであったり、格納場所50に適切に積み込まれておらず、通路35に突き出ているアイテムであったりする可能性がある。
どちらの場合でも、材料取り扱いシステム10は、検出されたアイテムが格納場所50から取り除かれるまで、全ての運搬車両120を即座に停止するよう、運搬車両120の動作を制御してもよい(この検出されたアイテムには、格納場所50に運搬されたアイテムや、オペレータが格納場所50に到達している場合には、オペレータの体の一部が含まれる)。
このように、材料取り扱いシステム10は、運搬機構の位置及び/又は動作に関する既知の情報とセンサからの信号とに応答して、運搬機構の動作を制御してもよい。
これらの例では、物理的な障壁ではなく仮想的な安全策を用いる2つの実施可能な実施形態について説明したが、オペレータがシステム動作中に格納場所50から通路35に到達した場合、さまざまな構成を使用して材料取り扱いシステム10の動作を制御し、怪我を防ぐことができることを理解されたい。
本明細書で記載された方法は、ソフトウェア、ハードウェア、又はそれらの組合せで、異なる実施形態で実施されてもよい。
さらに、方法の順序を変更してもよく、さまざまな要素を追加し、並べ替え、組み合わせ、省略し、又は他の方法で修正してもよい。
本明細書に記載されているすべての実施例は、非限定的に提示されている。
この開示の恩恵を受ける当業者には明らかであるように、様々な修正及び変更を加えてもよい。
複数の実施形態による実施方法を、特定の実施形態の文脈で説明してきた。
これらの実施形態は、例示的であり、限定することを意味しない。
多くの変形、変更、追加、及び改善が可能である。
したがって、本明細書で一例として記載されている要素に、複数の例を適用してもよい。
さまざまな要素、動作、及びデータストアの間の境界は、多少恣意的であり、特定の動作が、特定の例示的な文脈で示されている。
機能の割り当てが異なることも想定され、そのような場合でも、後述の請求の範囲に含まれる場合がある。
最後に、構成例で別個の要素として提示されている構造と機能とを、組み合わされた構造又は要素として実施してもよい。
これらの及び他の変形、修正、追加、及び改善は、後述の特許請求の範囲で定義される実施形態の範囲内に含まれる場合がある。
上述の記載は、本発明の実施形態を対象としているが、本発明の他のさらなる実施形態が、その基本的な範囲から逸脱することなく考案されてもよく、その範囲は、後述の特許請求の範囲によって決定される。

Claims (20)

  1. アイテムを受け取って仕分ける複数の格納場所と、前記複数の格納場所の間に形成されている通路と、前記複数の格納場所の1つへアイテムを運搬する前記通路内で移動可能な運搬機構と、前記複数の格納場所の1つで移動可能な回動扉とを備え、
    前記移動可能な回動扉が、開位置と閉位置との間で動作可能であり、
    前記閉位置では、前記移動可能な回動扉が、前記格納場所から前記通路内へのアクセスを妨げる、材料取り扱いシステム。
  2. 前記格納場所が、前方開口部と後方開口部とを含み、
    前記後方開口部が、前記通路に近接し、前記前方開口部が、前記通路から離間し、
    前記運搬機構が、前記通路から前記格納場所の前記後方開口部を通してアイテムを移動させるように構成されている、請求項1に記載の材料取り扱いシステム。
  3. 前記移動可能な回動扉が前記閉位置にある際、前記移動可能な回動扉が、前記前方開口部及び前記後方開口部の少なくとも1つを通過するアクセスを妨げるように構成されている、請求項2に記載の材料取り扱いシステム。
  4. 前記移動可能な回動扉を前記閉位置内に付勢する付勢要素を含む、請求項3に記載の材料取り扱いシステム。
  5. 前記格納場所が、格納容器を受け入れるように構成され、前記格納容器が前記格納場所にある際、前記格納容器の重量が前記付勢要素の付勢に打ち勝つことにより前記移動可能な回動扉が前記開位置に留まるように、前記付勢要素が構成されている、請求項4に記載の材料取り扱いシステム。
  6. 前記格納場所から前記格納容器が取り出されたことに応答して、前記移動可能な回動扉を自動的に前記閉位置に移動させるように、前記付勢要素が構成されている、請求項5に記載の材料取り扱いシステム。
  7. 前記移動可能な回動扉を前記閉位置に解除可能に保持する安全ロックを含む、請求項1乃至請求項6のいずれか一項に記載の材料取り扱いシステム。
  8. 前記安全ロックが、離間している複数の安全ロックを含み、
    各安全ロックが、前記移動可能な回動扉を前記閉位置に保持するように動作可能である、請求項7に記載の材料取り扱いシステム。
  9. 前記移動可能な回動扉をロック解除し、前記移動可能な回動扉を前記開位置に移動可能にするためには、前記複数の安全ロックのそれぞれを同時に動作させることが必要となるように、前記複数の安全ロックが構成されている、請求項8に記載の材料取り扱いシステム。
  10. 前記複数の安全ロックのうちの第1安全ロックを動作させる動作力が、前記複数の安全ロックのうちの第2安全ロックを動作させる動作力に対して横向きとなるように、前記複数の安全ロックが配置されている、請求項7又は請求項8に記載の材料取り扱いシステム。
  11. 前記運搬機構が、軌道に沿って垂直方向に移動可能な運搬車両を含む、請求項1乃至請求項10のいずれか一項に記載の材料取り扱いシステム。
  12. 前記複数の格納場所が、前記通路の第1側方に位置している格納場所の第1列と、前記通路の第2側方に位置している格納場所の第2列と、を含む、請求項1乃至請求項11のいずれか一項に記載の材料取り扱いシステム。
  13. 前記第1列と前記第2列とが、互いに対向している、請求項12に記載の材料取り扱いシステム。
  14. 前記運搬機構が、前記第1列の格納場所及び前記第2列の格納場所へアイテムを運搬するよう動作可能である、請求項12又は請求項13に記載の材料取り扱いシステム。
  15. アイテムを複数の格納場所に仕分ける方法であって、
    アイテムを受け取る複数の格納場所を提供するステップであって、該複数の格納場所の間に通路が形成されている、複数の格納場所を提供するステップと、
    前記通路内で運搬機構を駆動するステップであって、前記通路内で運搬機構を駆動することで、前記複数の格納場所の1つへアイテムを運搬し、前記格納場所が、前方開口部と、後方開口部と、開位置と閉位置との間で動作可能な移動可能な回動扉と、を含み、前記閉位置では、前記移動可能な回動扉が、前記格納場所から前記通路内へアクセスすることを妨げる、前記通路内で運搬機構を駆動するステップと、
    格納容器を前記移動可能な回動扉へと置くことで、前記移動可能な回動扉を前記開位置内へ移動させる、格納容器を前記移動可能な回動扉へと置くステップと、
    前記運搬車両から前記格納容器内へアイテムを移送するステップと、を含む、アイテムを複数の格納場所に仕分ける方法。
  16. 前記移動可能な回動扉を前記閉位置に付勢するステップを含む、請求項15に記載の方法。
  17. 前記移動可能な回動扉を前記閉位置に解除可能に留めることで、前記移動可能な回動扉を前記閉位置にロックする、前記移動可能な回動扉を前記閉位置に解除可能に留めるステップを含む、請求項15に記載の方法。
  18. 前記留め具を解除することで、前記移動可能な回動扉をロック解除する、前記留め具を解除するステップを含み、
    該前記留め具を解除するステップが、複数の留め具を同時に動作させるステップを含む、請求項17に記載の方法。
  19. 前記留め具を解除するステップが、第1留め具を動かす第1動作力を提供するステップと、第2留め具を動かす第2動作力を提供するステップと、を含み、
    前記第1動作力が、前記第2動作力に対して横向きである、請求項18に記載の方法。
  20. 前記留め具を解除するステップが、前記留め具に接続されている解除要素に前記格納容器が係合する位置に、前記格納容器を移動させるステップを含む、請求項18又は請求項19のいずれかに一項に記載の方法。
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