JP2021508936A - 照明モジュール、キット及びパネル - Google Patents

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Abstract

カバープレート20に対向させて設置されるバックプレート40、及び前記バックプレート40と前記カバープレート20との間に延在する側壁構成30によって画成される光混合チャンバ35と、前記バックプレート40に取り付けられ、前記光混合チャンバ35内へ光を発するよう配設される光源45とを有する照明モジュール10であって、前記カバープレート20が、前記光源45によって発される光に対して透過性であり、且つ音波に対して透過性であり、前記バックプレート40が、複数の貫通孔41を有し、各貫通孔が、50乃至500マイクロメートルの範囲内の直径を有する照明モジュール10が開示されている。このような照明モジュールを複数有する照明キット、及びこのような照明キットから組み立てられる照明パネルも開示されている。

Description

本発明は、カバープレートに対向させて設置されるバックプレート、及び前記バックプレートと前記カバープレートとの間に延在する側壁構成によって画成される光混合チャンバを有する照明モジュールに関する。
本発明は、更に、このような照明モジュールの複数有する照明キットに関する。
本発明は、更に、このような照明キットから組み立てられる照明パネルに関する。
背景技術
例えば発光ダイオード(LED)ベースの照明モジュールによって実施されるような固体照明(SSL)の導入などの照明技術の進歩は、照明分野を一変させた。今では、大きな部屋、オフィス、ホールなどのような閉じられた空間における照明体験を一変させることができる、例えば、非常に大きな表面積を有する照明パネル、例えば、非限定的な例として2乃至20mの範囲内の表面積を有するパネルのような数平方メートル(m)の表面積を有する照明パネルが利用可能になっている。幾つかの応用分野におけるこのようなパネルは、このような閉じられた空間の天井の少なくとも一部として設けられ、このようなパネルは、このようなパネルによって画成される天井の一部から発する実質的に一様な照明を供給する。
このような(大面積)照明モジュールに関連する或る特別な課題は、それらは、それらの光学的機能に加えて、それらが取り付けられる閉じられた空間において所望の音響特性を維持するために、音響減衰機能を実施する必要もあるということである。このような音響減衰が、金属フレームによって所定の位置に保持されるガラス繊維ベースのキャリアプレートを使用して供給されるソリューションが存在する。このアセンブリは、ライトエンジンのハウジングを形成する。このようなハウジング内では、多くのLEDが、LEDが、高反射音響パネルに面し、それによって、照明モジュールの光出射窓を間接的に照明するように、吊り下げられ得る。前記光出射窓は、音波がハウジング内のガラス繊維パネルによって減衰され得るように光出射窓を通ることを可能にする織物又は編物のような音響的に透明な部材によって画成され得る。プラスチック及びガラスのような材料は、それらの高い音響反射率のために、選択される出射窓の材料としては適さない。しかしながら、一般的なガラス繊維パネルの光反射率は、80乃至85%に限られており、これは、とりわけ大面積用途においては、準最適である。これは、ゾルゲルコーティングのような高度なコーティングを使用して改善され得るが、多くの場合、桁違いのコストがかかる。
別の問題は、大面積パネルは製造及び取り扱いが厄介であることである。このような大面積パネル照明器具の例は、US-2014/160765 A1によって示されており、これは、強い指向性を持つ点光源と、点光源を取り付けるための穴を備える底面セクション、及び底面セクションの縁端側部から垂直に設けられる側面反射セクションを有するケーシングとを含む平面照明光源装置を開示している。底面セクションに面し、側面反射セクションによって支持される光透過反射プレート、及び光透過反射プレートのうちの、点光源から遠い面に対向するように設けられる拡散プレートも存在する。光透過反射プレートは、点光源から遠く離れるほど光透過率が高く、光反射率が低くなるように形成される。点光源からの放射光が照射される領域には、発光体が取り付けられる。しかしながら、このような大面積パネル照明器具は、十分な音響性能を発揮しない。
発光パネルの他の例が、US-2014/226360 A1において開示されている。このパネルは、第1パネルシートと第2パネルシートとの間に挟まれるセル状支持パネルを有し、第1パネルシートは光学的に透明である。セル状支持パネルは、第1パネルシートから第2パネルシートの方へ延在する複数の管状チャネルを有し、管状チャネルは光学的に透明なセル壁を有する。発光パネルは、更に、二次元光源アレイにおいて複数の光源を有し、各光源は、セル状支持パネルの管状チャネルの少なくとも1つの中へ光を発するよう配設される。
本発明は、望ましい音響性能を有する照明モジュールを提供しようとするものである。
本発明は、更に、このような照明モジュールを複数有する照明キットを提供しようとするものである。
本発明は、更に、このような照明キットから組み立てられる照明パネルを提供しようとするものである。
或る態様によれば、カバープレートに対向させて設置されるバックプレート、及び前記バックプレートと前記カバープレートとの間に延在する側壁構成によって画成される光混合チャンバと、前記光混合チャンバ内へ光を発するよう配設される光源とを有する照明モジュールであって、前記カバープレートが、前記光源によって発される光に対して透過性であり、且つ音波に対して透過性であり、前記バックプレートが、複数の貫通孔を有し、各貫通孔が、50乃至500マイクロメートルの範囲内の直径を有する照明モジュールが提供される。
本発明は、マイクロメートルの寸法の孔のパターンを有するバックプレート、例えば、微細穿孔プレート(micro-perforated plate)の提供が、前記カバープレートを通って前記照明モジュールに侵入するあらゆる音波が前記照明モジュールによって効果的に吸収されるような優れた音響減衰特性を有し、それによって、このような照明モジュールの1つ以上が取り付けられる空間内に照明及び音響減衰の両方を提供するために表面を覆う照明モジュールとして使用され得る照明モジュールを提供するという洞察に基づくものである。
本願の文脈において、側壁構成についての言及がなされている場合、これは、前記カバープレート及び前記バックプレートと一緒に前記光混合チャンバをくるむ1つ以上の側壁の構成を指すと理解されたい。前記側壁構成における側壁の数は、前記照明モジュールの前記カバープレート及びバックプレートの平面における断面形状によって決定される。例えば、前記照明モジュールが、円形断面を有する場合には、前記側壁構成は、前記光混合チャンバを迂回する連続側壁を含むのに対して、前記照明モジュールが、多角形断面を有する場合には、前記側壁構成は、前記照明モジュールの多角形の形状を規定する複数のこのような側壁を含む。前記照明モジュールは、円形、三角形、正方形のような矩形、又は五角形、六角形、台形、菱形などの他の多角形のような任意の適切な断面形状を有してもよいことは理解されたい。
前記光源は、前記バックプレートに取り付けられてもよいが、前記光混合チャンバ内へ光を発するよう配設される限り、前記側壁構成に取り付けられてもよい。
好ましい実施形態においては、前記光源は、前記バックプレートの中央領域に取り付けられ、前記カバープレートは、前記バックプレートの前記中央領域と位置合わせされる不透明な中央領域と、前記不透明な中央領域からの距離が増大するにつれて直径が増大する複数の開口部とを有する。その結果、中央に配置される光源、例えばCOB(Chip-On-Board)LEDモジュールのような固体照明要素などの点光源が、前記カバープレートにおける前記不透明な中央領域によって、前記照明モジュールの真下に位置するあらゆる観察者から直視されないようにされる一方で、前記開口部が前記カバープレートの前記不透明な中央領域から遠く離れるほど直径が増大するカバープレートの提供により発光出力の優れた一様性を兼ね備える照明モジュールが提供される。
他の好ましい実施形態においては、前記バックプレートは、前記光混合チャンバに面する光反射面を有し、前記貫通孔の合計面積は、前記バックプレートの光学性能が、これらの貫通孔の存在によって大幅に損なわれることがないように、前記光反射面の全表面積の0.5%乃至2%を形成する。前記合計面積が2%より大きい場合には、光が前記貫通穴を通過することに起因する光損失が許容できないほど大きくなり得るのに対して、前記合計面積が0.5%未満である場合には、前記バックプレートの音響減衰特性が不十分になり得る。
前記側壁構成の少なくとも一部は、前記光混合チャンバに面する光反射面を有してもよい。このような光反射面は、前記光混合チャンバ内の光損失を最小限にし、それ故、とりわけ、前記照明モジュールがスタンドアロンモジュールとして使用される場合に、前記照明モジュールの光学効率を向上させる。
その代わりに、又は加えて、前記側壁構成の少なくとも一部は、光透過性であってもよい、又は前記側壁構成は、前記光混合チャンバを部分的にしか囲まない。これは、とりわけ、例えば、以下で更に詳細に説明するような、光が隣接する照明モジュール間を移動することができ、それによって、このようなモジュール式照明パネル内のそれぞれの光源によって生成される光の混合を改善するような照明パネルを形成するよう、幾つかの照明モジュールが結合される場合に、有利である。それ故、これは、前記照明モジュールによって引き起こされているカラーオーバーアングルアーティファクト(colour over angle artefact)などの光学的アーティファクトを低減し得る。更に、このようなモジュール式照明パネルの音響性能は、音波が前記側壁構成を通って照明モジュール間を移動することができる前記側壁構成に開口部が存在する場合に改善される。
好ましくは、前記カバープレート及び前記バックプレートの内面、即ち、前記光混合チャンバに面する面は、前記光混合チャンバ内の光損失を最小限にするよう光反射性である。これは、白色塗料層、反射ホイルなどのような反射層を担持する内面、又は本質的に反射性の材料、例えば、金属で作成されている内面によって達成され得る。このような本質的に反射性の材料は、前記材料の光反射率を高めるよう、処理、例えば、研磨又は同様の処理を施されてもよい。
特定の実施形態においては、前記バックプレートは、金属製バックプレートである。上で説明したように、金属製バックプレートは、本質的に光反射性であることがあり、且つ前記金属製バックプレートが、前記バックプレートの中央に配置される光源のためのヒートシンクの役割を果たすことができ、それによって、別のヒートシンク構造の必要性を除去し、このことが、前記照明モジュールのコストを減らし得るような優れた熱伝導性を有するという更なる利点を有する。
別の特定の実施形態においては、前記バックプレートは、前記光源に導電的に結合される複数の導電性トラックを有するプリント回路基板(PCB)である。このことは、光源、例えば、固体光源のための全ての電気接続が既に存在するメタルコアPCBなどのPCBの使用時には光源が容易にその電源に結合され得るので、製造しやすさを促進する。この実施形態においては、前記バックプレートは、一般に、前述のように光損失を最小限にするために前記光混合チャンバに面するその主面において光反射層を担持する。
前記カバープレートの、前記光混合チャンバに面していない主面、即ち、前記カバープレートの外面も、光反射性であり得る。これは、例えば、前記照明モジュールの1つ以上が、前記照明モジュールへの直視を遮るよう布などのカバーによって覆われる場合に、とりわけ有利であり、この場合、前記カバープレートの光反射性外側主面は、このようなカバーとそれによって覆われる照明モジュールとの間の空間における光再利用に役立つ。
前記照明モジュールは、更なる部材であって、前記バックプレートが前記光混合チャンバと前記更なる部材との間に配設されるように、前記バックプレートを覆う更なる部材を更に有してもよい。このような更なる部材、例えば、更なるプレートは、塵埃粒子、湿気、昆虫などのような汚染物質の侵入から前記照明モジュールを保護するために使用され得る。これらの実施形態の少なくとも幾つかにおける前記更なる部材は、繊維ベースのパネル、例えば、グラスウールパネル、発泡パネル、又は同様のもののような、前記照明モジュールの音響性能に更に役立つ吸音パネルであってもよい。
上述のように、前記照明モジュールは、前記照明モジュールへの直視を遮るために、前記カバープレートにわたる布を更に有してもよい。このような布は、一般に、前記布に入射する音波が、前記布を通過し、前述のように前記音波が吸収され得る前記照明モジュールに到達することができるように、音響的に透明(又は少なくとも音響的に透過性)である。
別の態様によれば、本明細書に記載されている実施形態のいずれかの照明モジュールを複数有する照明キットであって、前記照明モジュールが互いに結合されるよう構成される照明キットが提供される。このような照明キットでは、大面積照明パネルが、複数の照明モジュールを使用して組み立てられることができ、このことは、このような大面積照明パネルの組み立てプロセスを著しく簡素化する。このため、このような照明キット内の前記照明モジュールは、各々、同じ寸法を有してもよく、例えば、一般に、組み立てられるべき大面積照明パネルが、矩形、ハニカム形状、又は同様の形状のような規則的な形状を有する場合にそうであるが、他の例においては、前記照明キットは、自由形状の大面積照明パネルの形成を容易にするために、様々な寸法及び/又は様々な断面形状を有する照明モジュールを有してもよいことは理解されたい。
前記照明キットは、前記照明モジュールへの直視を遮るための、結合されたときの前記照明モジュール全体にわたる布又は織物を更に有してもよい。これは、前記照明モジュールが直接見えないため、このような照明モジュールから形成される大面積照明パネルの審美的な外観を改善し得る。
更に別の態様によれば、本明細書に記載されている実施形態のいずれかの照明キットから形成される照明パネルであって、少なくとも2つの照明モジュールが結合される照明パネルが提供される。このような照明パネルは、有利なことには、単に照明モジュールを結合することによって、簡単に組み立てられ得る。このような結合は、前記照明パネルを組み立てるときに、前記照明モジュールを専用のフレーム内に配置すること、又は前記照明モジュールを、嵌合機構、例えば、実矧ぎ機構、クリック機構、若しくは同様のものを介して互いに係合させることを含み得る。
例示実施形態においては、前記少なくとも2つの照明モジュールは、横並び配置で結合され、随意に、隣接する照明モジュール間の前記側壁構成は、光学的に透過性である、且つ/又は隣接する照明モジュール間に開口部を有する。この実施形態においては、前述のように、規則的な形状又は自由形状を持つ大面積照明パネルが、簡単に形成され得る。このやり方においては、1mをはるかに超える、例えば、10m以上までの表面積を有する照明パネルが、本発明の実施形態による照明モジュールを複数使用して形成されることができ、それによって、その大きさの表面積を有する単一の照明パネルの面倒な製造を不要にする。
このような照明パネルは、それぞれの照明モジュールの前記カバープレートが全て同じ方向を向いている大面積照明パネルに限定されないことは理解されたい。他の実施形態においては、前記照明パネルは、背中合わせ配置で結合される対の前記照明モジュールを有し、それによって、発光出力の観点で両面の照明パネルが提供する。これは、前記照明パネルが垂直仕切り又は同様のものの一部を形成する場合に有益であり得る。音響パネルのような更なる部材は、各照明モジュールがそれ自身の音響パネルを有することを必要とせずに、このような照明パネルの音響性能を向上させ、それによって、このような照明パネルのコストを削減するために、背中合わせに配設される前記照明モジュールによって共有されてもよい、即ち、背中合わせに配設される前記照明モジュールの間に挟まれてもよい。
本発明の実施形態を、非限定的な例として、添付の図面を参照して、より詳細に説明する。
或る実施形態による照明モジュールの分解組立図を概略的に示す。 或る実施形態による照明モジュールの断面図を概略的に示す。 別の実施形態による照明モジュールの断面図を概略的に示す。 或る実施形態による照明パネルの断面図を概略的に示す。 別の実施形態による照明パネルの上面図を概略的に示す。 別の実施形態による照明パネルの断面図を概略的に示す。 また別の実施形態による照明パネルの断面図を概略的に示す。 更に別の実施形態による照明パネルの断面図を概略的に示す。 例示実施形態による照明モジュールの光学性能のシミュレーションの結果を示す。
図は、単に概略的なものに過ぎず、縮尺通りには描かれていないことは、理解されたい。図の全体を通して、同じ参照符号は、同じ又は同様のパーツを示すために使用されていることも、理解されたい。
図1は、本発明の或る実施形態による照明モジュール10の分解組立図を概略的に示しており、図2は、本発明の或る実施形態による照明モジュール10の断面図を概略的に示している。前述のように、照明モジュール10は、任意の適切な輪郭、例えば、円形の輪郭又は任意の他の多角形の輪郭を有してもよいので、照明モジュール10は、単なる非限定的な例として、正方形の輪郭(断面形状)を有するよう示されている。照明モジュール10は、カバープレート20、及びカバープレート20に対向させて設置されるバックプレート40によってくるまれる光混合チャンバ35を有する。前述のような照明モジュール10の輪郭形状に応じて1つ以上の側壁30を含む側壁構成が、カバープレート20とバックプレート40との間に延在し、前記側壁構成は、光混合チャンバ35の境界を更に定める。
好ましい実施形態におけるカバープレート20は、不透明な中央領域23を有し、不透明な中央領域23は、不透明な中央領域23からの距離が増大するにつれて増大する直径を有することを特徴とする複数の開口部21によって囲まれる。本願の文脈において、このような直径についての言及がなされている場合、これは、必ずしも、開口部21が円形開口部であることを示すわけではないことを理解されたい。開口部21は、適切な形状を有することができ、非円形開口部21の場合には、「直径」という用語は、このような非円形開口部の最大断面寸法を指す。不透明な中央領域23からの距離が増大するにつれて直径が増大する開口部21を設けることは、カバープレート20を通る照明モジュール10の発光出力が高い一様度を有することを確実にする。これは、光混合チャンバ35の周縁部は、一般に、その中央領域よりも低い光束を示すためであり、この現象は、光混合チャンバ35の周縁領域におけるより大きな開口部21であって、カバープレート20の不透明な中央領域23のより近位にある小さな開口部21と比較してより大きな割合の光がこれらの開口部21を通って光混合チャンバから脱出することができるようなより大きな開口部21によって、補償される。しかしながら、他の実施形態においては、異なるタイプのカバープレート20、例えば、その表面全体にわたって光透過性である光透過性カバープレート20が使用されてもよい。
カバープレート20は、光学的に透過性の材料のような任意の適切な材料、例えば、ポリ(メチルメタクリレート)(PMMA)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリカーボネート(PC)などのような光学グレードのポリマ、ガラス及び他の適切な材料で作成され得る。光学的に透過性の材料を使用する場合、カバープレート20の、光混合チャンバ35に面する内側主面25と、カバープレート20の、内側主面25の反対側の外側主面27とのうちの少なくとも一方は、不透明層(図示せず)であって、開口部21が不透明層を通って延在する不透明層を担持する。不透明層は、反射層、例えば、白色塗料の層、反射ホイル、反射コーティングなどであってもよく、前記反射層は、カバープレート20の内側主面25上に存在する場合、光混合チャンバ35内の光再利用に役立ち得る。
他の例においては、カバープレート20は、不透明な材料、例えば、金属プレートで作成されてもよく、この場合には、不透明層は省かれ得る。好ましくは、カバープレート20の少なくとも内側主面25は、前述のように光混合チャンバ35内の光再利用に役立つよう光反射性である。前述同様に、この目的のために内側主面25において反射層が使用されてもよく、又は他の例においては、内側主面25は、本質的に光反射性であってもよく、例えば、アルミニウム表面のような(研磨された)金属表面であってもよい。
好ましい実施形態におけるカバープレート20は、音波は、カバープレート20の開口部21を通って照明モジュール10に入ることができる一方で、光は、照明モジュール10の光混合チャンバ35から逃げることができるような開放構造を有する。例えば、カバープレート20の所望の開放性を供給するために、カバープレート20の全表面積の約20乃至40%が開口部21によって形成されてもよく、開口部21は一般にミリメートルの範囲内の直径を有する。
好ましい実施形態においては、バックプレート40は、カバープレート20の不透明な中央領域23と位置合わせされる中央領域を有し、前記中央領域に光源45が取り付けられる。好ましくは、光源45は、固体照明要素、例えば、LED又は同様のもののような点光源である。特定の実施形態においては、光源45は、COB LEDである。このようなLEDは、大きな光束を生成することができ、それ故、照明モジュール20に明るい外観を与えることができる。光源45が取り付けられるバックプレート40の中央領域と、カバープレート20の不透明な中央領域23との間の位置合わせは、光源45が照明モジュール20の真下に立っている観察者による直視を遮られ、それによって、このような観察者をグレアから保護することを確実にする。このような観察者が照明モジュール20を斜め下から見る場合であっても、不透明な中央領域23の近位の開口部21は、小さい直径を有し、それによっても、光源45を直視から効果的に保護するという事実によって、グレアの発生は効果的に抑制される。しかしながら、他の実施形態においては、バックプレート40の、光混合チャンバ35に面する主面47全体にわたって複数の光源45が分布する。
バックプレート40は、マイクロメートルの範囲内の直径、例えば、50乃至500マイクロメートル(ミクロン)の範囲内の直径を有する複数の貫通孔41を有する。貫通孔41の密度は、貫通孔41が、これらの貫通孔41を介する光混合チャンバ35からの光損失を最小化するために、バックプレート40の全表面積の約0.5乃至2%を形成するようなものである。例えば、バックプレート40は、このような貫通孔41の規則的なパターンを有する微細穿孔プレートであってもよいが、貫通孔41は必ずしも規則的なパターンで配設されるわけではなく、バックプレート40全体にわたる貫通孔41の任意の適切な分布が考えられ得ることは理解されたい。貫通孔41は、任意の適切なやり方、例えば、穿孔、(レーザ)穴開けなどで、バックプレート40を貫通して形成され得る。
驚くべきことに、バックプレート40がマイクロメートルの範囲内の直径を有するこのような貫通孔41を有する場合、カバープレート20を通って照明モジュール10に入る音波を効果的に吸収することができることが分かった。理論に縛られることを望むことなく、音波の一般的な波長のために、音波は、貫通孔41において相殺的干渉又は摩擦を受け、このことは、音波エネルギをバックプレート40によって熱として放散させるのに対して、貫通孔41はバックプレート40の全表面積のごく一部しか占めていないという事実のために、バックプレート40の光学性能が大幅に損なわれることはないと考えられる。その結果として、本発明の実施形態による照明モジュール10は、その光学性能を大幅に損なうことなく、照明モジュール10に入射する音波を効果的に減衰させる能力を有する。
例えば、2mmのサイズの貫通孔を備えるバックプレートであって、前記バックプレートの裏に、85%の光反射率を備える範囲音響パネルの上部が配置されるバックプレートを有する照明モジュールが、74%の光学効率を示す場合、本発明の照明モジュールは、95乃至98%の範囲内の光反射効率を有する光混合チャンバの反射内面を使用して、このような音響パネルがない場合でも80%の光学効率を達成する。
バックプレート40は、任意の適切な材料で作成され得る。例えば、バックプレート40は、音響エネルギ及び光源45によって生成される熱の放散を助ける金属又は別の熱伝導性材料で作成されてもよい。バックプレート40の、光混合チャンバ35に面する内側主面47は、内側主面47が本質的に光反射性ではない場合には、前述のように、光混合チャンバ35からの光損失を低減させるために、光反射層、例えば、白色塗料層、反射ホイル、反射コーティングなどを担持してもよい。前述から理解されるように、このような光反射層は、バックプレート40それ自体が高反射性である場合、例えば、(研磨された)金属バックプレート40の場合には、省かれてもよい。別の実施形態においては、バックプレート40は、MCPCBのようなPCBを有し、これは、光源45を電源に接続するための導電性トラックがバックプレート40に既に存在し、それによって、このような照明モジュール10の製造しやすさを促進するという利点を有する。しかしながら、バックプレート40が、異なる機能を実施する層のスタック、例えば、光混合チャンバ35に面する反射層、ヒートシンク層、電気的接続層、音響減衰層などを含む層のスタックとして形成される実施形態を含む、バックプレート40の任意の適切な実施が、考えられ得ることは理解されたい。このようなバックプレート40の他の実施形態は、当業者には容易に入手可能である。
1つ以上の側壁30を有する側壁構成は、同様に、任意の適切な材料で作成され得る。側壁構成の少なくとも幾らかは、即ち、側壁30の少なくとも幾つかは、光反射性である、光混合チャンバに面する内面を有してもよい。このため、このような側壁30は、白色塗料の層、反射ホイル、反射コーティングなどのような光反射層を担持してもよく、又は他の例においては、このような側壁30は、(研磨された)金属のような本質的に反射性の材料で作成されてもよい。
照明モジュール10がスタンドアロン照明デバイスとして使用される場合、一般に、光が、光混合チャンバ35内で効果的に再利用されて、発光効率の観点でその光学性能を最適化するように、側壁構成の全ての側壁30が、光反射内面31を有する。しかしながら、以下で更に詳細に説明するように、照明モジュール10は、より大きな面積の照明パネルの一部を形成することができ、前記より大きな面積の照明パネルにおいては、幾つかの照明モジュール10が組み合わされて照明パネルを形成する。このような照明パネルにおいては、隣接する照明モジュール10の隣接する側壁30は、光が隣接する照明モジュール10の間を移動することができるように、光学的に透過性、例えば、光学的に透明であってもよく、それによって、光がより大きな光混合チャンバ35において混合されるという事実のために、光源45によって生成される光の混合を改善する。これは、例えば、それ自体はよく知られているように、このような光源45の発光出力の異なる空間成分が異なるスペクトル組成を有し得るカラーオーバーアングルアーティファクトのような光学的アーティファクトを抑制するのに役立ち得る。このような実施形態においては、側壁構成の光学的に透過性の側壁30は、例えば、PC、PMMA、PET、ガラス又は同様のもののような任意の適切な光学的に透過性の材料で作成され得る。誤解を避けるために、照明モジュール10のこのような実施形態においては、以下で更に詳細に説明するように、光反射面と光透過面との両方を有する面構成を有してもよいことが指摘される。
他の例においては、光混合チャンバ35が、光及び音が開口部を通って隣接する照明モジュール10の間を移動することができる開口部を、側壁構成に有するように、側壁構成の一部が、省かれてもよく、即ち、光混合チャンバ35を部分的にだけ取り囲む。幾つかの実施形態においては、側壁構成の最大50%までは省かれてもよく、残りの側壁は、光混合チャンバ35内で光を再利用するための光反射内面31を有する。これは、光透過側壁30を有する場合と比較して、より少ない光損失が経験される一方で、より幅広い音響スペクトルが、このような照明モジュール10で形成されるモジュール式照明パネルによって吸収され得るという利点を有する。
図3は、照明モジュール10が、バックプレート40の外側主面49を覆う更なる部材50を更に有する、照明モジュール10の別の実施形態の断面図を概略的に示している。このような更なる部材50は、例えば、バックプレート40を貫通して延在する貫通孔41を通しての、塵埃粒子、昆虫、湿気などのような汚染物質の侵入から照明モジュール10を保護するために使用され得る。このような更なる部材50には、任意の適切な材料が使用され得る。更なる部材50は、バックプレート40の外側主面49を覆うプレートとして設けられ得る。とりわけ有利な実施形態においては、更なる部材50は、音響プレート、即ち、グラスウールなどの繊維性材料、発泡体、又は同様のもののような、音響吸収性材料で作成されるプレートとして設けられる。これは、バックプレート40を通して伝わる音波がこのような音響プレートによって吸収されることによって、照明モジュール10の音響性能が更に改善されるという利点を有する。このような音響プレートの性能を最適化するために、音響プレート50は、空隙55、例えば、2乃至5cmの範囲内の空隙55によって、バックプレート40から空間的に分離され得る。
このような照明モジュール10を複数有する照明キットが設けられてもよく、前記照明キットにおいて、照明モジュール10が、照明パネルを形成するよう組み合わされ得る(組み立てられ得る)。このような照明キットは、照明モジュール10は任意の適切な寸法を有してもよいので、非限定的な例として、例えば、30×30cm、60×60cm、30×60cmの寸法を有するタイル状の照明モジュールのような同一の照明モジュール10を有してもよく、前記照明キットは、照明モジュール10が横並び配置で配設される規則的な形状の(タイル状の)照明パネルを形成するために使用され得る。他の例においては、このような照明キットは、自由形状の照明パネルを形成するために使用され得る。これは、同一の形状及びサイズの照明モジュール10を有する照明キットで達成されてもよく、又は他の例においては、異なる形状及び/又はサイズの照明モジュール10を有する照明キットで達成されてもよい。誤解を避けるために、異なる形状及び/又はサイズの照明モジュール10を使用して規則的な形状を有する照明パネルを組み立てることは、当然、同様に実施可能である。
このようなモジュール式照明パネル100の例示的な実施形態が、図4において概略的に示されており、前記例示的な実施形態においては、2つの照明モジュール10が、照明モジュール10のそれぞれのバックプレート40が互いに面するように背中合わせの向きで配設される。それ故、このような照明パネル100は、反対側の光出射面、即ち、背中合わせに配置される照明モジュール10のそれぞれのカバープレート20を通して発光出力を生成することが可能であり、これは、例えば、照明パネル100が2つの空間の間の仕切りを形成する場合に有用であり得る。当業者には容易に理解されるように、このような照明パネル100は、このような背中合わせの向きの照明モジュールの対の他のものと横向きの配置で配設され得る、背中合わせの向きの照明モジュール10を更に追加することによって、容易に拡張されることができ、それによって、例えば、照明仕切り壁としての役割を果たし得る大面積パネル100を構成する。
背中合わせの向きの照明モジュール10を有するこのような照明パネル100においては、照明パネル100の音響性能を更に向上させるために、音響プレートのような更なる部材50が、背中合わせの向きの照明モジュール10の間に挟まれてもよい。この実施形態においては、単一の更なる部材50が、両方の照明モジュール10によって共有されてもよいが、他の例においては、各照明モジュール10が、それ自身の更なる部材50を有してもよいことは理解されたい。
このようなモジュール式照明パネル100の別の例示的な実施形態が、図5において概略的に示されており、前記別の例示的な実施形態においては、複数の照明モジュール10が、側壁30の幾つかが互いに面する状態で、照明モジュール10のカバープレート20が全て同じ方向を向いている横並びの向きで、配設される。このような照明パネル100の断面図が、図6において概略的に示されており、照明パネル100内の照明モジュール10の側壁は、内部側壁30と外部側壁30'とに分けられることでき、各内部側壁30は、別の内部側壁30に面し、外部側壁30'は、照明パネル100の周囲を画成することが分かる。
或る実施形態においては、内部側壁30は、それぞれの照明モジュール10内の光源45によって生成される光が照明パネル100の全領域にわたって移動することができるように光学的に透過性である。換言すれば、それぞれの照明モジュール10の個々の光混合チャンバ35は、単一の照明パネル全体の光混合チャンバに統合され、それによって、それぞれの光源45によって発される光の混合の程度を改善し、その結果、照明パネル100の発光出力における光学的アーティファクトを抑制する。その一方、照明パネル100の外部側壁30'は、光がこれらの側壁を通ってパネル全体の光混合チャンバを脱出することができないような光反射性であり、それによって、モジュール式照明パネル100の光学効率を最適化する。前述のように、隣接する照明モジュール10間のこのような光学的及び音響的結合は、更に、又はその代わりに、光及び音波が開口部を通って移動することができる開口部を隣接する照明モジュール10間に有する側壁構成によって、達成されてもよい。他の例においては、内部側壁30及び外部側壁30'は、モジュール式照明パネル100を構成する照明モジュール10の各光混合チャンバ35がその内部側壁によって光学的に結合されるように、光反射性であってもよい。
照明モジュール10は、モジュール式照明パネル100への照明モジュール10の組み立てを容易にするために、例えば、実矧ぎ機構、クリック機構などのような任意の適切な嵌合機構を含み得る。このやり方においては、大面積照明パネル100、例えば、1mを超える又は10mすら超える表面積を有する照明パネルが、任意の適切な配置、例えば、前述のような規則的な配置又は自由形状の配置で照明モジュール10を組み合わせることによって、簡単なやり方で形成され得る。
他の例においては、図7において概略的に示されているように、モジュール式照明パネル100は、個々の照明モジュール10をフレーム60内に取り付けることによって形成されてもよく、この場合には、照明モジュール10は、このような篏合機構を必要としないかもしれない。更に、フレーム60が、光反射性材料、例えば、金属フレーム60で作成される場合、内部側壁30及び外部側壁30'の両方とも光学的に透過性であってもよく、これは、パネル全体の光混合チャンバが、フレーム60の、個々の照明モジュール10の外部側壁30'に面する光反射面によってくるまれるので、モジュール式照明パネル100の組み立てのために同一の照明モジュール10が使用され得るという利点を有する。
或る実施形態においては、照明キットであって、前記照明キットからこのようなモジュール式照明パネル100が形成され得る照明キットは、図8において概略的に示されているようにモジュール式照明パネル100が組み立てられるときに、個々の照明モジュール10のカバープレート20にまたがってかけられ得る布又は織物70を更に含み得る。このような布又は織物70は、個々の照明モジュール10のそれぞれのカバープレート20への直視を遮るのに役立ち、モジュール式照明パネル100の発光出力の更なる均質化があり得る。布又は織物70は、音波が、布又は織物70を通過し、照明モジュール10に到達することができる一方で、照明モジュール10によってそれぞれのカバープレート20を通して発される光が、布又は織物70を通ってモジュール式照明パネル100から出ることができるように、音響的にも光学的にも透過性である任意の適切な材料で作成され得る。このような布又は織物70が1つ以上の照明モジュール10の上に使用される場合、このような1つ以上の照明モジュール10のカバープレート20の外側主面27は、好ましくは、1つ以上の照明モジュール10と、布又は織物70との間で捕らえられる光の再利用を助けるために、非常に光反射性にされる。このため、カバープレート20の外側主面27は、本質的に光反射性のものであってもよく、即ち、金属のような光反射性材料で作成されてもよく、又は他の例においては、白色塗料層、反射ホイル、反射コーティングなどのような光反射層を担持してもよい。
図9は、カバープレート20から10mm離れたところにその中央光源45としてCOB LEDを有する100×100mmの照明モジュール10のカバープレート20を通して発される発光出力の一様性を光学的シミュレーションのシミュレーション結果を示している。シミュレーション結果から分かるように、光度の観点での発光出力の高度な一様性が、布70を使用しなくても達成され、それによって、本発明の実施形態による照明モジュールは、このような照明モジュールが照明パネル100に統合される場合、その表面積にわたって非常に一様な発光出力を生成することができる大面積照明パネルが供給され得るような、非常に一様な発光出力を生成することができることを証明している。
上述の実施形態は、本発明を限定するものではなく、本発明を説明するものであり、当業者は、添付の特許請求の範囲の範囲から逸脱することなく、多くの他の実施形態を設計することができるだろうことに留意されたい。特許請求の範囲において、括弧内に配置される如何なる参照符号も、請求項を限定するものとして解釈されるべきではない。「有する」という単語は、請求項において挙げられている要素又はステップ以外の要素又はステップの存在を除外するものではない。要素の単数形表記は、このような要素の複数の存在を除外するものではない。本発明は、幾つかの別個の要素を有するハードウェアによって実施されてもよい。幾つかの手段を列挙しているデバイスの請求項においては、これらの手段のうちの幾つかは、ハードウェアの全く同一のアイテムによって実施されてもよい。単に、或る特定の手段が、相互に異なる従属請求項において挙げられているという事実は、これらの手段の組み合わせは有利になるようには使用されることができないことを示すものではない。

Claims (15)

  1. カバープレートに対向させて設置されるバックプレート、及び前記バックプレートと前記カバープレートとの間に延在する側壁構成によって画成される光混合チャンバと、
    前記光混合チャンバ内へ光を発するよう配設される光源とを有する照明モジュールであって、前記カバープレートが、前記光源によって発される光に対して透過性であり、且つ音波に対して透過性であり、前記バックプレートが、複数の貫通孔を有し、各貫通孔が、50乃至500マイクロメートルの範囲内の直径を有する照明モジュール。
  2. 前記光源が前記バックプレートに取り付けられる請求項1に記載の照明モジュール。
  3. 前記光源が、前記バックプレートの中央領域に取り付けられ、前記カバープレートが、
    前記バックプレートの前記中央領域と位置合わせされる不透明な中央領域と、
    前記不透明な中央領域からの距離が増大するにつれて直径が増大する複数の開口部とを有する請求項2に記載の照明モジュール。
  4. 前記バックプレートが、前記光混合チャンバに面する光反射面を有し、前記貫通孔の合計面積が、前記光反射面の全表面積の0.5%乃至2%を形成する請求項1又は2に記載の照明モジュール。
  5. 前記側壁構成の少なくとも一部が、前記光混合チャンバに面する光反射面を有する請求項1乃至3のいずれか一項に記載の照明モジュール。
  6. 前記側壁構成の少なくとも一部が、光透過性である、又は前記側壁構成が、前記光混合チャンバを部分的にしか囲まない請求項1乃至4のいずれか一項に記載の照明モジュール。
  7. 前記バックプレートが、金属製バックプレートと、前記光源に導電的に結合される複数の導電性トラックを有するプリント回路基板とのうちのいずれかである請求項1乃至5のいずれか一項に記載の照明モジュール。
  8. 前記カバープレートの、前記光混合チャンバに面していない主面が、光反射性である請求項1乃至6のいずれか一項に記載の照明モジュール。
  9. 更なる部材であって、前記バックプレートが前記光混合チャンバと前記更なる部材との間に配設されるように、前記バックプレートを覆う更なる部材を更に有する請求項1乃至7のいずれか一項に記載の照明モジュール。
  10. 前記カバープレートにわたる布又は織物を更に有する請求項1乃至9のいずれか一項に記載の照明モジュール。
  11. 請求項1乃至10のいずれか一項に記載の照明モジュールを複数有する照明キットであって、前記照明モジュールが互いに結合されるよう構成される照明キット。
  12. 前記照明モジュールへの直視を遮るための、結合されたときの前記照明モジュール全体にわたる布を更に有する請求項11に記載の照明キット。
  13. 請求項11又は12に記載の照明キットから形成される照明パネルであって、少なくとも2つの照明モジュールが結合される照明パネル。
  14. 前記少なくとも2つの照明モジュールが、横並び配置で結合され、随意に、隣接する照明モジュール間の前記側壁構成が、光学的に透過性である、且つ/又は隣接する照明モジュール間に開口部を有する請求項13に記載の照明パネル。
  15. 対の前記照明モジュールが、背中合わせ配置で結合される請求項13に記載の照明パネル。
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