JP2021508656A - シリカ懸濁液 - Google Patents

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Abstract

水非混和性の極性有機液体におけるシリカ粒子の安定な懸濁液が提供される。
【選択図】なし

Description

本出願は、2017年12月27日出願の欧州特許出願第17306943.6号に対する優先権を主張するものであり、この出願の全内容は、あらゆる目的のために参照により本明細書に援用される。
本発明は、極性有機液体におけるシリカ粒子の安定な懸濁液及びそれらの調製方法に関する。
ポリマーなどの有機マトリックスにおけるシリカ粒子の使用で遭遇することが多い問題は、無機粒子を有機マトリックスに分散させること及び無機粒子と有機マトリックスを均質に混合することの困難さである。シリカ粒子は、実際に、任意の所与の高分子マトリックス中に分散させることが難しい凝集体を形成する傾向がある。したがって、ポリマー及び/又はオリゴマーを含む液体系と混合して、懸濁させて及び/又は溶液の状態で、有機マトリックスにおいて無機粒子を均質に分散でき得るシリカ粒子の懸濁液を有することは有利であろう。しかしながら、相溶性であるためには、前記シリカ粒子懸濁液は、有機液体中に提供されるのが望ましく、且つそれらは、シリカ粒子の沈降が起こらない十分な速度論的安定性を有するのが望ましい。
有機液体におけるシリカ粒子の懸濁液を調製する方法は、公知である。例えば、国際公開第01/53386号パンフレットは、有機溶媒における鉱物粒子、具体的にはシリカ粒子の分散液を調製するプロセスであって:
a)水非混和性の有機溶媒、及び前記有機溶媒中に部分的に又は好ましくは完全に可溶性である移動剤が、鉱物粒子の水性分散液又は懸濁液と混合されている、並びにb)前記鉱物粒子を含有する有機溶媒は、水性相から分離されているプロセスを開示している。このようにして得られたシリカ懸濁液は、長期間にわたっては安定ではなく、またシリカ粒子の沈降が起こることが、現在のところ判明されている。
本発明の目的は、極性の水非混和性有機液体における400nm未満の平均粒径を有するシリカ粒子の安定な懸濁液を提供することである。
本発明のさらなる目的は、固体形態の沈降シリカから開始する前記安定な懸濁液を調製するプロセスである。
本発明の第一目的は、
水非混和性の極性有機液体と、
少なくとも1種の相間移動剤と、
400nm未満の平均粒径を有するシリカ粒子であって
式(I)
R−Si(OR (I)、
[式中、Rは、−CH又は−CH=CHであり、各々Rは、独立して−CH又は−Cからなる群から選択される]
の化合物から誘導されるオルガノシラン部分が、
シリカ粒子に化学的に結合することを特徴とするシリカ粒子と
を含むシリカ粒子の懸濁液である。
用語「懸濁液」は、本明細書においては、IUPAC定義に従って固体粒子が分散している液体を指して用いられる。
式(I)の化合物から誘導されるオルガノシラン部分の存在により、水非混和性の極性有機液体におけるシリカ粒子の懸濁液の安定性が大きく改善されることが判明されている。
シリカ粒子の懸濁液を安定させるのに効果的な式(I)の化合物の注目すべき例は、CHSi(OCH、CH=CHSi(OCH、及びCHSi(OCである。
オルガノシラン部分は、シリカ粒子の重量に対して少なくとも1重量%の量で存在する。オルガノシラン部分は、シリカ粒子の重量に対して通常は100重量%を超えない量で存在する。オルガノシラン部分は、シリカ粒子の重量に対して通常2〜45重量%の量で存在する。いくつかの実施形態においては、オルガノシラン部分は、通常2〜35重量%、更に2〜20重量%の量で存在する。
本発明の懸濁液におけるシリカ粒子は、通常400nm未満、更に350nm未満、好ましくは300nm未満の平均粒径を有する。平均粒径は、通常少なくとも5nmである。シリカの平均粒径は、有利にも10〜350nmの範囲、好ましくは20〜300nmの範囲、より好ましくは20〜250nmmの範囲であり得る。シリカの平均粒径は、更に20〜200nmの範囲であることもある。本明細書においては、表現「平均粒径」は、動的光散乱法により測定した個数粒度分布径のメディアン(D50)を指して用いられる。
懸濁液中のシリカ粒子の量は、1〜50重量%、通常2〜40重量%、好ましくは3〜30重量%の範囲である。シリカの含有量は、懸濁液の総重量に対して、より好ましくは5〜25重量%の範囲である。
表現「相間移動剤」は、本明細書においては、水又は水性相から極性有機液体へのシリカ粒子の移動を促進できる化合物を特定して用いられる。
相間移動剤は、通例、界面活性剤であり、殊にイオン界面活性剤又は非イオン界面活性剤であり、好ましくは少なくとも2つの疎水性鎖を含む。
非イオン界面活性剤としては:
− アルキレン単位を5〜25含有するポリオキシアルキル化(殊にポリオキシエチル化、ポリオキシプロピル化又はポリオキシブチル化)アルキルフェノキシドであって、それらのアルキル置換基がC〜C12であるポリオキシアルキル化アルキルフェノキシド、
− オキシアルキレン(殊にオキシエチレン及びオキシプロピレン)単位を1〜25含有するポリオキシアルキル化C〜C22脂肪族アルコール;
− エチレンオキシドの縮合により得られる生成物及びプロピレンオキシドとプロピレングリコールとの縮合により得られる化合物;
− エチレンオキシドの縮合により得られる生成物及びプロピレンオキシドとエチレンジアミンとの縮合により得られる化合物;
− ポリエーテル官能基を伴うポリシロキサン;
− C〜C20脂肪酸のアミド;
− エトキシ化脂肪酸アミド
を挙げてよい。
有利な実施形態においては、相間移動剤は、イオン界面活性剤、好ましくはカチオン界面活性剤である。
有利にも、相間移動剤は、第四級アンモニウム塩である。第四級アンモニウム塩の注目すべき非限定的な例は、例えば、式(1):
NX (1)
[式中、Xは、ハロゲン、CHSO 及びCSO からなる群から選択され;R及びRは、互いに等しいか又は異なり、C〜C20アルキル、アリール又はベンジルからなる群から選択され;並びにR及びRは、互いに等しいか又は異なり、C〜C20アルキル、アリール、ベンジル或いは式(CHCHO)(CHCHCHO)O(ここで、x及びyは、独立して0〜30を含み、x=0の場合y≠0である)のエチレン及び/又はプロピレンオキシド繰り返し単位を含む部分からなる群から選択される]
のアンモニウム塩である。
相間移動剤は、好ましくはベンジルトリメチルアンモニウムハライド、ベンジルトリエチルアンモニウムハライド、メチルトリカプリルアンモニウムハライド、メチルトリブチルアンモニウムハライド、メチルトリオクチルアンモニウムハライド、及びセチルトリメチルアンモニウムハライドからなる群から選択される。セチルトリメチルアンモニウムハライドが特に好ましい。ハライドのうちで、クロライド及びブロマイドが好ましい。
懸濁液中の相間移動剤の量は、シリカ粒子の単層被覆率40%以下を提供するのに必要な量に基づいて計算される。有利にも、懸濁液中の相間移動剤の量は、シリカ粒子の少なくとも10%の単層被覆、好ましくは少なくとも12%の被覆を提供するのに十分である。
シリカ粒子の100%の単層被覆を提供する相間移動剤の量は、当業者に既知のモデルを用いて算出できる。とりわけ、100%被覆を提供する相間移動剤の量は、直径50nmの粒子を有しシラノール基密度が6OH/nmであり及び各々のシラノールが1分子の相間移動剤と相互作用すると想定する、モデルのシリカ懸濁液を考慮して算出できる。
相間移動剤が、セチルトリメチルアンモニウムブロマイドである場合には、10〜40%の単層被覆を提供する量は、シリカ粒子の重量に対して、通常3〜25重量%、有利には5〜15重量%である。
懸濁液は、水非混和性の極性有機液体を含む。用語「水非混和性」は、本明細書においては、20℃の水中での溶解度が25g/100g未満である化合物を指して用いられる。水非混和性の極性有機液体は、水/アルキルアルコールのシリカ懸濁液で2相系を形成することとなる液体のうちから選択される。
好適な水非混和性の極性有機液体の注目すべき非限定的な例は、例えば、2−メチルテトラヒドロフラン及びメチルエチルケトンである。好ましくは、水非混和性の極性有機液体は、2−メチルテトラヒドロフランである。
本発明のさらなる目的は、以下(i)〜(iv)のステップを備える極性の水非混和性有機液体におけるシリカ粒子の懸濁液を調製するプロセスである。
(i)水混和性有機液体中の少なくとも1種の相間移動剤の溶液を、平均粒径400nm未満のシリカ粒子の水における懸濁液と混合するステップ;
(ii)水非混和性の極性有機液体をステップ(i)で取得した懸濁液に加えて、水性相と、シリカ粒子を含有する有機相とを含む2相系を形成するステップ;
(iii)シリカ粒子を含有する有機相から水性相を分離して、水非混和性極性有機液体におけるシリカ粒子の懸濁液を得るステップ;
(iv)ステップ(iii)の終わりに取得した懸濁液におけるシリカ粒子を、式(I):
R−Si(OR (I)
[式中、Rは、−CH又は−CH=CHであり、各々Rは、独立して−CH又は−Cからなる群から選択される]の少なくとも1種の化合物と反応させて、本発明のシリカ粒子の懸濁液を得るステップ
プロセスのステップ(i)においては、平均粒径400nm未満のシリカ粒子の水における懸濁液[懸濁液(S−W)]は、水混和性有機液体中の相間移動剤の溶液と混合される。
懸濁液(S−W)は、350nm未満、好ましくは300nm未満の平均粒径を有するシリカ粒子を含むことがある。平均粒径は、通常少なくとも5nmである。シリカの平均粒径は、有利にも10〜350nmの範囲、好ましくは20〜300nmの範囲、より好ましくは20〜250nmの範囲であり得る。シリカの平均粒径は、更に20〜200nmの範囲であることもある。
懸濁液(S−W)は、1〜60重量%、典型的には5〜50重量%の範囲のシリカ含有量を有するのが一般的である。シリカ含有量は、5〜40重量%の範囲であるのが好ましい。
懸濁液(S−W)は、水中におけるコロイド状シリカ粒子のゾルであってよい。そのようなシリカゾルは、公知であり、当技術分野で公知な方法に従って、例えば、対応するアルカリ性のシリカゾルを酸性化することにより、低分子量のケイ酸からの製品、好ましくは水ガラスにより、又は低分子量のケイ酸の縮合により、調製してよい。
好ましい実施形態においては、懸濁液(S−W)は、分散プロセスにより沈降シリカから得られる。沈降シリカは、粉末状、顆粒状又は任意の他の固体形態で、水に懸濁した後に、平均粒径400nm未満の粒子を生み出すのに好適な分散プロセスを施してよい。好適なプロセスは、例えば、高せん断混合、超音波での処理などである。
したがって、本発明のプロセスは、水における沈降シリカの懸濁液を提供し、前記沈降シリカに分散処理を施して平均粒径400nm未満のシリカ粒子を取得する追加のステップを備えてもよい。
別な方法として、懸濁液(S−W)は、シリカを沈澱させるプロセスから直接取得してもよい。例えば、一旦、沈降シリカが形成されると、沈降シリカは濾過されて洗浄された後に、水に再び分散されて、所望のシリカ含有量を有する懸濁液を提供することができる。シリカを沈殿させるため、いくつかの方法:とりわけ、ケイ酸塩の堆積物への酸性化剤の添加、又は水、若しくは容器中に既に存在するケイ酸塩堆積物への、酸性化剤及びケイ酸塩の部分的若しくは全体的な同時添加を用いることができる。
沈降シリカを調製するプロセスの注目すべき非限定的な例は、例えば、欧州特許出願公開第396450A号明細書、欧州特許出願公開第520862A号明細書、欧州特許出願公開第647591A号明細書、欧州特許出願公開第670813A号明細書、欧州特許出願公開第670814A号明細書、欧州特許出願公開第901986A号明細書、欧州特許出願公開第762992A号明細書、欧州特許出願公開第762993A号明細書、欧州特許出願公開第917519A号明細書、欧州特許出願公開第983966A号明細書、欧州特許出願公開第1355856A号明細書、国際公開第03/016215号パンフレット、国際公開第2009/112458号パンフレット、国際公開第2011/117400号パンフレットに開示されている。
いずれの種類の沈降シリカも、懸濁液(S−W)の調製に使用してよい。本発明の一実施形態においては、懸濁液(S−W)の調製に用いる沈降シリカは、80〜300m/gの範囲のBET表面積により特徴付けられる。BET表面積は、標準のNF ISO 5794−1,Appendix E(2010年6月)に詳述されるBrunauer−Emmett−Teller法に従って求められる。
例えば以下の市販されている沈降シリカが挙げられる:Zeosil(登録商標)1165MP、Zeosil(登録商標)1115MP、Zeosil(登録商標)Premium 200MP、Zeosil(登録商標)1085GR、Tixosil(登録商標)365(全てSolvay SAから市販されている)。
沈降シリカは、粉末、顆粒又は、好ましくは球形ビーズなどの任意の物理的形状であってよい。通常、前記ビーズの平均粒径は、少なくとも50μm、好ましくは少なくとも80μm、殊に少なくとも100μm、例えば少なくとも150μmである。ビーズの平均粒径は、一般的に300μm以下又は更に270μm以下である。平均粒径は、規格NF X 11507(1970年12月)に従って、乾式ふるいを用いて、積算ふるい上の50%に相当する直径を測定することにより、求められる。
懸濁液(S−W)は、通常、少なくとも7、好ましくは少なくとも8、及びより好ましくは8〜10のpHを有する。懸濁液(S−W)のpHは、塩基の添加、通常NaOH又はKOHなどのアルカリ金属水酸化物の添加により、必要とされる値に調節される。
プロセスのステップ(i)においては、懸濁液(S−W)は、水混和性有機液体中の相間移動剤の溶液と混合される。
水混和性有機液体は、通常、アルキルアルコールからなる群から選択される。水混和性有機液体は、好ましくはメタノール、エタノール、プロパノールからなる群から選択される。
相間移動剤は、水性相中よりも有機相中において安定しているのが好ましい。
懸濁液(S−W)と混合される相間移動剤の量は、適切な単層被覆率、つまり既に定義したようにシリカ粒子の単層被覆率40%以下を提供するような量である。
ステップ(i)の終わりに取得した、シリカ粒子、水、相間移動剤、及び水混和性有機液体を含む懸濁液は、撹拌される。
プロセスのステップ(i)は、通常、室温で、そしていかなる場合でも、液相の沸騰温度よりも低い温度で、実施される。
プロセスのステップ(ii)においては、水非混和性の極性有機液体が、ステップ(i)の終わりに取得した懸濁液(S−W)に添加される。
好適な水非混和性の極性有機液体は、本発明のシリカ懸濁液に関して既に定義した液体、とりわけ2−メチルテトラヒドロフラン及びメチルエチルケトンである。
水非混和性の極性有機液体は、通常、ステップ(i)で取得した懸濁液の重量に対して重量比で0.5:1〜2:1、更に0.8:1〜2:1の範囲の量で添加される。その添加は、通常、室温で実施される。
撹拌後、そのようにして得た系は、第一水性相とシリカ粒子を含有する第二有機相を含む2相系の形成を促進するために、静置される。
前記第二有機相は、相間移動剤だけでなく、水非混和性の極性有機液体、シリカ粒子も含む。
水性相は、通常、水と、少なくとも1種の相間移動剤の添加のために使用するアルキルアルコールだけを含む。
プロセスのステップ(iii)においては、水性相は、シリカ粒子を含有する有機相から分離される。
このように取得した懸濁液[懸濁液(S−O)]は、水非混和性の極性有機液体、少なくとも1種の相間移動剤及び平均粒径400nm未満のシリカ粒子を含む。
プロセスのステップ(iv)においては、懸濁液(S−O)におけるシリカ粒子は、既に定義した式(I)の化合物と反応する。その反応は、通常、加熱下、通常、水非混和性の極性有機液体の還流温度で行われる。
ステップ(iv)において懸濁液に添加される式(I)の化合物の量は、シリカ粒子の重量に対して、1〜100重量%、時折5〜150重量%の範囲であってよい。
ステップ(iv)の終わりに、本発明のシリカ粒子の懸濁液が、回収される。
本発明の懸濁液は、多くのシリカ充填組成物、具体的にはシリカ充填ポリマー組成物を調製するための出発材料として、使用できる。
したがって、本発明のさらなる目的は、本発明の第一目的であるシリカ粒子の懸濁液を含む組成物である。
好ましい実施形態においては、前記組成物は、本発明の懸濁液及び少なくとも1種のポリマーを含む。
少なくとも1種のポリマーは、熱硬化性ポリマー及び熱可塑性ポリマーから選択することができる。熱硬化性ポリマーの注目すべき非限定的な例としては、エポキシ樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、ビニルエステル樹脂、フェノール樹脂、エポキシアクリレート樹脂、ウレタンアクリレート樹脂、フェノキシ樹脂、アルキド樹脂、ウレタン樹脂、マレイミド樹脂及びシアネート樹脂などの熱硬化性樹脂が挙げられる。
好適な熱可塑性ポリマーの注目すべき非限定的な例としては、ポリスチレン、(メタ)アクリル酸エステル/スチレンコポリマー、アクリロニトリル/スチレンコポリマー、スチレン/無水マレイン酸コポリマー、ABS、ASA、及びAESなどのスチレン系ポリマー;ポリビニリデンフルオリド及びクロライドなどのビニリデンハライドポリマー;ポリメチルメタクリレートなどのアクリルポリマー;ポリカーボネート;ポリアミド;ポリエチレンテレフタレート及びポリブチレンテレフタレートなどのポリエステル;ポリフェニレンエーテル;ポリスルホン;ポリアリールエーテルケトン;ポリフェニレンスルフィド;熱可塑性ポリウレタン;ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブテン、ポリ−4−メチルペンテン、エチレン/プロピレンコポリマー、エチレン/α−オレフィンコポリマーなどのポリオレフィン;エチレン/ビニルアセテートコポリマー、エチレン/(メタ)アクリル酸エステルコポリマー、エチレン/無水マレイン酸コポリマー、エチレン/アクリル酸コポリマーなどのα−オレフィンと様々なモノマーとのコポリマー;ポリ乳酸、ポリカプロラクトン、及び脂肪族グリコール/脂肪族ジカルボン酸コポリマーなどの脂肪族ポリエステルが挙げられる。
ポリマーは、本発明の懸濁液の水非混和性の極性有機液体に可溶性、又は不溶性であるかのいずれであってもよい。
ここで、本発明が以下の実施例に関連して説明され、その目的は、単に例示的なものであるにすぎず、本発明の範囲を限定するものではないことを意図しない。
分析方法
動的光散乱法による平均粒径の測定
動的光散乱法Malvern NanoZS装置を用いて、シリカ粒径を測定した。水性媒体におけるシリカ粒子の測定は、使い捨てのプラスチックキュベットを用いて行ったが、有機媒体における測定は、プラスチックキャップ式石英キュベットを用いて行った。測定の前に、サンプルを10倍に希釈した。30秒の待ち時間と、173°後方散乱の測定角度で、示度を6回獲得した。使用した屈折率は:シリカに対して1.52、水に対して1.33、及び2−MeTHFに対して1.41である。得られた結果は、個数粒度分布径のメディアン(D50)に一致する。
実施例1 −懸濁液(S−W)を調製するための一般的な手順
50mLの長形ビーカーに入った40mLの脱イオン水に3.2gのシリカZeosil(登録商標)1165MPを懸濁した。NaOH水溶液を0.5M(約0.8g)の濃度で使用して、pHを9に調節した。
次に、懸濁液を超音波(コンバータCV154+ブースタ(品番:BHNVC21)+19mmプローブ(品番:630−0208)を備える1500W発電式Sonics Vibracell VC1500/VCX1500)で、8分間にわたって(600W)処理し、その間、ビーカーを氷浴に保ち、溶液の昇温を回避した。次に、超音波処理(約0.4gのNaOH、0.5M)した後もう一度pHを9に調節した。プロセスのステップ(ii)を実施する前に、(磁気攪拌棒で)激しく撹拌しながら懸濁液を維持した。このようにして取得した懸濁液における粒子のD50は、150nmであった。
実施例2 −懸濁液(S−O)を調製するための一般的な手順
250mLビーカーに入ったセチルトリメチルアンモニウムブロマイドのエタノール溶液(21mgのセチルトリメチルアンモニウムブロマイドを0.2gのエタノールに溶かした)に実施例1において取得した4gのシリカ懸濁液(S−W)をゆっくり添加した。3.75gの2−メチルテトラヒドロフラン(2−MeTHF)を添加しながら、溶液を激しく撹拌して保った。2相溶液を250mLの分液漏斗に移す前に室温で1時間激しく撹拌した。2相系を1時間デカントした。次に、下部の水性相を分離し(3.7gの水)、2−MeTHFにおけるシリカ粒子の懸濁液、懸濁液(S−O)を提供した。
懸濁液(S−O)におけるシリカ粒子を撹拌をしないで、2時間にわたって懸濁液からゆっくりとデカントして、固体の形成を観察した。
実施例3 −式(I)の化合物が(CH=CH)Si(OCHであるシリカ懸濁液の調製
実施例2の手順に従って取得した5.4gの懸濁液(S−O)を50mLの三口丸底フラスコに移した。22mgの(CH=CH)Si(OCHをシリカ懸濁液にシリンジを用いて素早く添加し、16時間にわたって加熱還流した。取得した懸濁液は、これ以上精製を行わないで、1か月にわたって安定だった(シリカの沈降がないことを意味する)。
実施例4 −式(I)の化合物が(CH)Si(OCであるシリカ懸濁液の調製
実施例2の手順に従って取得した5.4gの懸濁液(S−O)を50mLの三口丸底フラスコに移した。71.1mgの(CH)Si(OCを懸濁液にシリンジを用いて添加し、16時間にわたって加熱還流した。取得した懸濁液は、これ以上精製を行わないで、1か月にわたって安定だった(シリカの沈降がないことを意味する)。
実施例5 −式(I)の化合物が(CH)Si(OCHであるシリカ懸濁液の調製
実施例2の手順に従って取得した5.4gの懸濁液(S−O)を50mLの三口丸底フラスコに移した。54mgの(CH)Si(OCHを懸濁液にシリンジを用いて添加し、16時間にわたって加熱還流した。取得した懸濁液は、これ以上精製を行わないで、1か月にわたって安定だった(シリカの沈降がないことを意味する)。
実施例6(比較) −式(C)Si(OC又は(CHSi(OCの化合物を用いるシリカ懸濁液の調製
実施例2の手順に従って取得した5.4gの懸濁液(S−O)を50mLの三口丸底フラスコに移した。47.2mgの(C)Si(OCHを懸濁液にシリンジを用いて添加し、16時間にわたって加熱還流した。取得した懸濁液は、安定していなく、12時間経たないうちに容器の底に固体がデカントした(decanted)。
実施例7(比較) −式(CHSi(OCの化合物を用いるシリカ懸濁液の調製
実施例2の手順に従って取得した5.4gの懸濁液(S−O)を50mLの三口丸底フラスコに移した。36.4mgの(CHSi(OCを懸濁液にシリンジを用いて添加し、16時間にわたって加熱還流した。取得した懸濁液は、安定していなく、12時間経たないうちに容器の底に固体がデカントした(decanted)。
実施例8 −シリカ粒子を含むポリマー組成物
80℃で4時間、オーブン内で既に乾燥させた3gのフッ化ビニリデンコポリマー(Solef(登録商標)21510、Solvay SA)を、還流冷却器を備える200mLの三口丸底フラスコに入った15gのアセトンに添加した。ポリマーが完全に溶解するまで、懸濁液を60℃で加熱した。実施例3の5.4gの懸濁液をシリンジの助けで溶液に添加した。
溶液を30分撹拌した後、ガラス板上に250μmの湿潤厚みにドクターブレードを用いてキャストした。取得したフィルムを剥がし、80℃で10分間オーブン内で乾燥させて、残存する溶媒を除去した。そのフィルムは、乾燥厚み36μm +/− 2μmを有する。目視検査は、フィルムにおいてシリカ粒子の均一な分布を示した。

Claims (14)

  1. シリカ粒子の懸濁液であって:
    水非混和性の極性有機液体と、
    少なくとも1種の相間移動剤と、
    400nm未満の平均粒径を有するシリカ粒子であって
    式(I)
    R−Si(OR (I)、
    [式中、Rは、−CH又は−CH=CHであり、各々Rは、独立して−CH又は−Cからなる群から選択される]の化合物から誘導されるオルガノシラン部分が化学的にシリカと結合することを特徴とするシリカ粒子と
    を含む懸濁液。
  2. 前記水非混和性の極性有機液体が、2−メチルテトラヒドロフラン又はメチルエチルケトンである、請求項1に記載の懸濁液。
  3. シリカ粒子が、10〜350nmの範囲の、好ましくは20〜200nmの範囲の平均粒径を有する、請求項1又は2のいずれか1項に記載の懸濁液。
  4. 前記懸濁液におけるシリカ粒子の量が、前記懸濁液の総重量に対して、1〜50重量%、好ましくは3〜30重量%の範囲である、請求項1〜3のいずれか1項に記載の懸濁液。
  5. 前記少なくとも1種の相間移動剤が、式(1):
    NX (1)
    [式中、Xは、ハロゲン、CHSO 及びCSO からなる群から選択され;R及びRは、互いに等しいか又は異なり、C〜C20アルキル、アリール又はベンジルからなる群から選択され;並びにR及びRは、互いに等しいか又は異なり、C〜C20アルキル、アリール、ベンジル或いは式(CHCHO)(CHCHCHO)O(ここで、x及びyは、独立して0〜30を含み、x=0の場合y≠0である)のエチレン及び/又はプロピレンオキシド繰り返し単位を含む部分からなる群から選択される]
    の第四級アンモニウム塩からなる群から選択される、請求項1〜4のいずれか1項に記載の懸濁液。
  6. 前記少なくとも1種の相間移動剤が、ベンジルトリメチルアンモニウムハライド、ベンジルトリエチルアンモニウムハライド、メチルトリカプリルアンモニウムハライド、メチルトリブチルアンモニウムハライド、メチルトリオクチルアンモニウムハライド、及びセチルトリメチルアンモニウムハライドからなる群から選択される、請求項1〜5のいずれか1項に記載の懸濁液。
  7. 前記相間移動剤が、前記シリカ粒子の単層被覆率40%以下を提供する量で存在する、請求項1〜6のいずれか1項に記載の懸濁液。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項に記載のシリカ粒子の懸濁液を調製する方法であって、前記方法が、以下の:
    (i)水混和性有機液体中の少なくとも1種の相間移動剤の溶液を(平均粒径400nm未満を有するシリカ粒子の水における懸濁液と混合するステップ;
    (ii)水非混和性の極性有機液体をステップ(i)で取得した前記懸濁液に加えて、水性相と、前記シリカ粒子を含有する有機相とを含む2相系を形成するステップ;
    (iii)前記シリカ粒子を含有する前記有機相から前記水性相を分離して、水非混和性極性有機液体におけるシリカ粒子の懸濁液を得るステップ;
    (iv)ステップ(iii)の終わりに取得した前記懸濁液における前記シリカ粒子を式(I):
    R−Si(OR (I)
    [式中、Rは、−CH又は−CH=CHであり、各々Rは、−CH又は−Cからなる群から選択される]
    の化合物と反応させるステップ、
    を備える方法。
  9. シリカ粒子が、沈降シリカの粒子である、請求項8に記載の方法。
  10. 水における沈降シリカの懸濁液を提供し、前記沈降シリカに分散処理を施して平均粒径400nm未満のシリカ粒子を取得するステップをさらに備える、請求項8又は9に記載の方法。
  11. 前記沈降シリカが、粉末、顆粒、又は球形ビーズの形態である、請求項10に記載の方法。
  12. 前記水混和性有機液体が、アルキルアルコールからなる群から、好ましくはメタノール、エタノール、プロパノールからなる群から選択される、請求項8〜11のいずれか1項に記載の方法。
  13. 前記水非混和性の極性有機液体が、2−メチルテトラヒドロフラン又はメチルエチルケトンである、請求項8〜12のいずれか1項に記載の方法。
  14. 請求項1〜7のいずれか1項に記載の懸濁液と、少なくとも1種のポリマーとを含む組成物。
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