JP2021502297A - 車輪選択式の駆動トルク装置と、連結ジョイントとを有する車両、ならびに車両を制御するための方法 - Google Patents
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Abstract
車両では、カーブ走行のために種々の操舵戦略が実施される。軍用技術からは、例えばスキッドステアリングが知られており、このスキッドステアリングは、無限軌道車両において使用されるものであるが、建設機械においても使用されている。スキッドステアリングでは、車両の左右の車輪または無限軌道が、それぞれ異なる強さで加速または制動される。これによって、駆動および/または制動による操舵が可能になる。車輪または無限軌道部分が転向されるのではない。車輪の回転数または無限軌道の速度の差に基づいて、車両の垂直軸線を中心としたトルクが生成され、これによって車両が回転するのである。車両(1)であって、車両(1)は、第1の車軸セクション(2a)を有し、第1の車軸セクション(2a)は、第1の車軸(3a)を有し、車両(1)は、第2の車軸セクション(2b)を有し、第2の車軸セクション(2b)は、第2の車軸(3b)を有し、車両(1)は、車輪選択式の駆動トルク装置(10)を有し、車軸(3a,b)の少なくとも一方は、車輪選択式の駆動トルク装置(10)によるトルクの影響を受ける車軸として構成されており、車両(1)は、制御装置(6)を有し、制御装置(6)は、操舵命令を車両(1)のカーブ走行に変換するために、車輪選択式の駆動トルク装置(10)を制御するように構成されており、車両(1)は、連結ジョイント(9)を有し、第1の車軸セクション(2a)および第2の車軸セクション(2b)は、連結ジョイント(9)によって相互に連結されている、車両(1)が提案される。
Description
本発明は、車両であって、車両は、第1の車軸セクションを有し、第1の車軸セクションは、第1の車軸を有し、車両は、第2の車軸セクションを有し、第2の車軸セクションは、第2の車軸を有し、車両は、車輪選択式の駆動トルク装置を有し、車軸の少なくとも一方は、車輪選択式の駆動トルク装置によるトルクの影響を受ける車軸として構成されており、車両は、制御装置を有し、制御装置は、操舵命令を車両のカーブ走行に変換するために、車輪選択式の駆動トルク装置を制御するように構成されている、車両に関する。
車両では、カーブ走行のために種々の操舵戦略が実施される。軍用技術からは、例えばスキッドステアリングが知られており、このスキッドステアリングは、無限軌道車両において使用されるものであるが、建設機械においても使用されている。スキッドステアリングでは、車両の左右の車輪または無限軌道が、それぞれ異なる強さで加速または制動される。これによって、駆動および/または制動による操舵が可能になる。車輪または無限軌道部分が転向されるのではない。車輪の回転数または無限軌道の速度の差に基づいて、車両の垂直軸線を中心としたトルクが生成され、これによって車両が回転するのである。
一般的な従来技術から、アーティキュレート(関節式)ステアリング(Knicklenkung)も知られており、アーティキュレートステアリングを有する車両は、2つの車両部分からなり、これら2つの車両部分は、連結ジョイント機構によって相互に連結されている。連結ジョイント機構において車両が屈曲されると、車両の車軸同士が相互に回転し、これによってカーブ走行が引き起こされる。連結ジョイント機構の屈曲は、通常、連結ジョイント機構に作用する液圧力によって強制される。
おそらく最も近い従来技術である独国特許出願公開第102015203201号明細書から、操舵システムにおける実際の総復元トルクを制御するための制御回路を有する車両と、対応する方法とが知られている。この制御回路における基本的な考え方は、車輪を転向させる際の操舵力の補助という意味で、左右の車輪に対するトルクをそれぞれ異ならせることによって、カーブを走行するために必要となる運転者のハンドトルクに影響を与えることである。
本発明の課題は、低コストに実施することが可能であり、かつ/または従来技術の代わりとなるような、操舵戦略を有する車両を提案することである。上記の課題は、請求項1記載の特徴を有する車両と、請求項8記載の特徴を有する方法とによって解決される。本発明の好ましい実施形態または有利な実施形態は、従属請求項と、以下の説明と、添付の図面とから明らかとなる。
本発明の対象は、特に乗用車、トラック、バスなどとして構成された車両である。車両は、好ましくは四輪車として構成されているが、変更が加えられた実施形態では、三輪車として構成されていてもよい。特に好ましくは、車両は、2本の轍を残す(zweispurig)ように実現されている。
車両は、第1の車軸セクションおよび第2の車軸セクションを有している。車軸セクションは、それぞれ車両の一部を形成する。好ましくは、車両は、2つの車軸セクションから形成される。特に、第1の車軸セクションは、第1の車両半分を形成し、第2の車軸セクションは第2の車両半分を形成する。
第1の車軸セクションは、第1の車軸を有している。好ましくは、第1の車軸は、2つの車輪を有し、かつ/または2本の轍を残すように構成されている。第2の車軸セクションは、第2の車軸を有している。好ましくは、第2の車軸は、2つの車輪を有し、かつ/または2本の轍を残すように構成されている。車輪は、それぞれ一重の車輪であると理解することができるが、二重または多重の車輪であるとも理解することができる。好ましくは、第1の車軸と第2の車軸とは、相互に平行に配置されている。特に好ましくは、車両は、正確に2つの車軸、すなわち第1の車軸および第2の車軸を有している。
車両は、車輪選択式の駆動トルク装置を有している。少なくとも1つ、正確に1つ、または両方の車軸が、駆動トルク装置によるトルクの影響を受ける。車軸の1つがトルクの影響を受ける場合、この車軸は、トルクの影響を受ける車軸と呼ばれる。
特に、「トルクの影響を受ける」とは、推進の場合には(正の)駆動トルクによる影響であり、制動の場合は負の駆動トルクによる影響であると理解すべきである。特に、「車輪選択式」とは、1つの車軸のそれぞれの車輪に対してそれぞれ異なる駆動トルク、特に、それぞれ異なる正および/または負の駆動トルクを導入することであると理解されるべきである。
駆動トルク装置は、車輪選択式の駆動装置を有することができる。車輪選択式の駆動装置は、1つの車軸のそれぞれの車輪に対してそれぞれ異なる駆動トルクを配分することができ、これによって、それぞれの車輪には、それぞれ異なる駆動トルクが印加されるか、または印加されている。この場合、トルクの影響を受ける車軸は、被駆動車軸である。基本的に、車輪選択式の駆動装置は、1つの車軸に対してただ1つのモータを有することが可能であり、この場合、モータの駆動トルクは、駆動トルクとして1つの車軸の2つの車輪に配分される。特に、モータの駆動トルクを不均一かつ/または非対称に配分することが可能である。モータとして内燃機関を使用することができるが、1つまたは複数の電気モータを使用することが好ましい。モータは、液圧式の駆動部であってもよい。車輪選択式の駆動トルク装置は、例えば、トルクベクタリングディファレンシャル(Torque Vectoring Differential)を有するセントラルドライブとして構成されている。これに代えて、車輪選択式の駆動トルク装置として、ホイールハブモータのような個々の車輪ごとのモータを使用してもよい。車輪選択式の駆動装置は、駆動トルクとして牽引トルクを車両に供給する。換言すれば、車輪選択式の駆動装置は、個々の車輪ごとの駆動トルク配分を実施することができる。この配分を、トルクベクタリング(Torque Vectoring)と呼ぶこともできる。車輪選択式の駆動装置は、トルクの影響を受ける車軸および/または被駆動車軸のためのクラッチユニットを有することもでき、クラッチユニットを開放、摩擦、および/または閉鎖することによって種々異なる駆動トルクが実現される。
駆動トルク装置は、車輪選択式の減速装置を有することができる。車輪選択式の減速装置は、1つの車軸のそれぞれの車輪に対してそれぞれ異なる負の駆動トルクを配分することができ、これによって、それぞれの車輪には、それぞれ異なる負の駆動トルクが印加されるか、または印加されている。負の駆動トルクは、特に制動トルクである。この場合、トルクの影響を受ける車軸は、被制動車軸である。車輪選択式の減速装置は、トルクの影響を受ける車軸および/または被制動車軸の車輪を制動することによって実現することができる。減速装置によって、特に、トルクの影響を受ける車軸および/または被制動車軸のそれぞれの車輪に対して、それぞれ異なる負の駆動トルクおよび/またはそれぞれ異なる制動トルクを印加することが可能である。
駆動トルク装置は、車輪選択式の駆動装置および車輪選択式の減速装置の両方を有することも可能である。これらの装置は、1つの共通の車軸に、またはそれぞれ異なる車軸に作用することができる。
車両は、制御装置を有している。制御装置を、別個の制御装置として構成してもよいが、これに代えて、制御装置が、車両の上位の制御部の一部を形成するようにしてもよい。好ましくは、制御装置は、デジタルデータ処理装置として構成されているか、またはデジタルデータ処理装置を含む。例えば、制御装置は、マイクロコントローラなどとして実現されている。
制御装置は、車輪選択式の駆動トルク装置を制御するように構成されており、車輪選択式の駆動トルク装置を制御することによって操舵命令を車両のカーブ走行に変換する。特に、制御装置は、操舵命令を受信するための入力インターフェースを有している。入力インターフェースは、機械的、電子的、および/またはデータ技術的なインターフェースとして構成することができる。さらに、制御装置は、車輪選択式の駆動トルク装置にデータ技術的に接続されている少なくとも1つの出力インターフェースを有している。操舵命令から開始して被駆動車軸の駆動トルク配分が決定され、特に計算され、出力インターフェースを介して車輪選択式の駆動トルク装置へと出力される。特に、車輪選択式の装置を有する車両は、それぞれ異なる車軸または車輪に対する駆動トルクの強さをそれぞれ異ならせることによって操舵され、なお、駆動トルクは、正の駆動トルクおよび負の駆動トルクを含む。
本発明の枠内では、車両が、連結ジョイントを有し、第1の車軸セクションと第2の車軸セクションとが、特に連結ジョイントによって相互に、特に屈曲可能および/または旋回可能に連結されるようにすることが提案される。特に、連結ジョイントは、第1の車軸セクションと第2の車軸セクションとの間のアーティキュレート角度(折れ曲がり角度)の調整を可能にする。アーティキュレート角度は、特に車両の垂直軸線を中心にして生成される。好ましくは、アーティキュレート角度は、少なくとも5°、好ましくは少なくとも10°、特に少なくとも15°の最大アーティキュレート角度によって調整可能である。第1の車軸セクションと第2の車軸セクションとが一列に並んでいる場合、かつ/または車両が直進している場合には、アーティキュレート角度は、0°である。
冒頭で述べたスキッドステアリングの場合に、車両および地面にかかる負荷が高いことに鑑みて欠点が生じることは、本発明の考慮事項である。これに対して、従来のアーティキュレートステアリングは、車両を操舵するために、連結ジョイントをアクチュエータによって、特に液圧式のアクチュエータによって操作しなければならないという欠点を有している。このようなアクチュエータは、操舵システムの領域に大きな設置スペースを必要とし、これによって、車両の寸法および総重量が増加してしまう。さらに、操舵のエネルギ消費は、アッカーマンステアリングと比較して顕著であり、文献の記載によれば3倍多くなる。このことは、特に静止状態で操舵する場合に適用される。アーティキュレートステアリングのための液圧式のパワーステアリングのさらなる欠点は、車両のフレーム部品にかかる負荷が高いことである。
これに対して、本発明の枠内では、トルクの影響を受ける1つまたは複数の車軸のそれぞれの車輪に対して駆動トルクを配分することによって、操舵を実施することが提案される。したがって、操舵力は、車両のドライブトレインおよび/またはブレーキから直接的に生成される。換言すれば、操舵力は、駆動トルクの影響を、1つまたは複数の車輪に対して車輪選択的に与えることによって生成される。したがって、スキッドステアリングの利点をアーティキュレートステアリングの利点と組み合わせて、上述した操舵戦略の欠点を回避するような操舵戦略を有する車両が提案される。
本発明の好ましい発展形態では、車両は、「直進」の動作状態をとることができ、この場合、車両は、長手方向に移動する。この場合、連結ジョイントのアーティキュレート角度は、0°に等しい。さらに、車両は、「カーブ走行」の動作状態をとることができ、この場合、連結ジョイントのアーティキュレート角度は、0°に等しくない。これらの動作状態は、制御装置により、車輪選択式の駆動トルク装置を相応に制御することによってとられる。
基本的に、被駆動車軸のそれぞれの車輪に対するそれぞれ異なる駆動トルクを、単一のモータによって生成することができる。しかしながら、本発明の可能な実施形態の構造では、車輪選択式の駆動トルク装置は、被駆動車軸に、2つのホイールモータを有している。特に、ホイールモータは、ハブモータおよび/またはダイレクトドライブモータとして構成されている。この実施形態の構造によれば、車輪選択式の駆動装置による操舵を、非常に簡単なやり方で実施することが可能となる。
本発明の好ましい発展形態では、第1の車軸および第2の車軸は、それぞれ、非操舵車軸として構成されている。これに代えてまたはこれに加えて、第1の車軸および第2の車軸は、それぞれ、一定および/または不変の操舵角度を有している。この発展形態は、正または負の駆動トルクを用いたトルクベクタリングおよび/または駆動トルク配分と、アーティキュレートステアリングとによって操舵を実施して、車軸における従来のステアリングホイールを省略するという、進歩性を有する着想を強調するものである。したがって、操舵の効果は、駆動トルクの制御された配分または再配分に基づいているのであって、それぞれの車軸における車輪の車輪位置の変化に基づいているのではない。
連結ジョイントが、受動的な連結ジョイントとして構成されていることがさらに好ましい。操舵力および/または屈曲力は、駆動トルク装置から、特にドライブトレインから、特にホイールモータによって直接的に生成される。したがって、連結ジョイントのアーティキュレート角度を調整するためのアクチュエータを省略して、コンポーネントを削減することが可能である。
これに代わる実施形態では、車両は、連結ジョイントのアーティキュレート角度を調整するためのアクチュエータを有し、この場合、車輪選択式の駆動トルク装置は、操舵力の補助として機能する。
本発明の1つの可能な実施形態では、車軸の一方は、トルクの影響を受ける車軸として、特に被駆動車軸として構成されており、他方の車軸は、受動的な車軸として構成されている。この実施形態では、ドライブトレインおよび/または選択式のブレーキは、トルクの影響を受けるただ1つの車軸の駆動部または車輪選択式のブレーキに限定されている。
しかしながら、本発明のこれに代わる実施形態では、両方の車軸が、トルクの影響を受ける車軸として構成されている。好ましくは、それぞれの車軸に対して車輪選択的に、任意の駆動トルク、特に正または負の駆動トルクを印加することができる。特に、制御装置は、両方の車軸のそれぞれの車輪に対して所望の駆動トルク、特に正または負の駆動トルクを印加するように構成されている。
本発明のさらなる対象は、上述したような車両を制御するための方法に関する。本方法では、トルクの影響を受ける車軸、特に被駆動車軸のそれぞれの車輪に対する駆動トルクをそれぞれ異ならせることによって、車両のカーブ走行が引き起こされる。本方法の発展形態では、少なくとも1つのトルクの影響を受ける車軸、特に被駆動車軸のそれぞれの車輪に対する駆動トルク配分を変化させることによって、連結ジョイントのアーティキュレート角度が変化する。
本発明のさらなる特徴、利点、および効果は、本発明の好ましい実施例の以下の説明から明らかとなる。
図1は、本発明の一実施例としての車両1の概略ブロック図を示す。車両1は、第1の車軸セクション2aおよび第2の車軸セクション2bを有している。車軸セクション2aと2bとは、車両1の長手方向に前後に並んで配置されている。図示の実施例では、車軸セクション2a,bは、車両半分として構成されており、特に、車両1は、中央で分割されている。これに代わる実施例では、車両1の分割を非対称に実施してもよい。車軸セクション2aは、車軸3aを有し、車軸セクション2bは、車軸3bを有している。車軸3a,bは、それぞれ2つの車輪4を有している。車輪4は、それぞれの車軸セクション2a,bにおいて、車両1の垂直軸線に対して旋回不能に配置されている。特に、車輪4は、車輪4の操舵角度に対して固定にかつ/または旋回不能に配置されている。
第1の車軸3aの車輪4には、それぞれ、特にホイールハブモータとして構成されたホイールモータ5が対応付けられている。したがって、第1の車軸3aは、2つのホイールモータ5を有し、被駆動車軸として構成されている。同様にして、第2の車軸3bの車輪4には、それぞれ、特にホイールハブモータとして構成されたホイールモータ5が対応付けられている。オプションで追加的に、第1の車軸3aおよび第2の車軸3bの車輪4は、それぞれ1つのブレーキ13を有している。したがって、第1の車軸3aおよび第2の車軸3bの両方が、トルクの影響を受ける車軸として構成されている。ホイールモータ5は、それぞれの車輪4に対して、それぞれ自由に選択可能な駆動トルクを選択的に割り当てることが可能となるように、制御装置6によって制御される。オプションで追加的に、ブレーキ13は、それぞれの車輪4に対して、それぞれ自由に選択可能な負の駆動トルク、特に減速トルクおよび/または制動トルクを選択的に割り当てることが可能となるように、制御装置6によって制御される。複数のホイールモータ5は、一緒に1つの車輪選択式の駆動装置10を形成する。複数のブレーキ13は、一緒に1つの車輪選択式の減速装置11を形成する。車輪選択式の駆動装置10と、車輪選択式の減速装置11とは、一緒にまたはそれぞれ個々に、1つの車輪選択式の駆動トルク装置12を形成する。
車両1は、ホイールモータ5と、オプションとして追加的にブレーキ13と、ひいては車輪選択式の駆動トルク装置12とを制御するための制御装置6を有している。制御装置6は、デジタルデータ処理装置として構成されている。
制御装置6は、ホイールモータ5と、オプションで追加的にブレーキ13とをデータ技術的に接続させるための出力インターフェース7を有している。さらに、制御装置6は、操舵命令を受信するための入力インターフェース8を有している。オプションで追加的に、運転者の車両速度設定および車両状態変数のようなさらなるパラメータが受信される。例えば、操舵命令を受信するために、入力インターフェース8を車両1のステアリングホイールにデータ技術的に接続させることができる。
車両1は、連結ジョイント9を有し、この連結ジョイント9を介して第1の車軸セクション2aと第2の車軸セクション2bとが、車両1の垂直軸線を中心にして旋回可能に相互に連結されている。連結ジョイント9は、外部エネルギのない、受動的に旋回される純粋に機械的な連結部として構成されている。車両1が直進している場合には、第1の車軸セクション2aと第2の車軸セクション2bとの間のアーティキュレート角度(折れ曲がり角度)は、0°である。カーブ走行時には、アーティキュレート角度が増加する。
車両1の操舵戦略は、アーティキュレートステアリングを有する車両1のための操舵システムであり、アーティキュレート角度を調整するための操舵力は、駆動トルクを、それぞれの車輪4に対して車輪選択的に印加することによって生成される。したがって、操舵力は、ドライブトレインから、すなわちホイールモータ5によって直接的に生成され、オプションで追加的に、ブレーキ13から直接的に生成される。
図2は、機能的なセクションに限定して車両1を示しており、ここでも再び、第1の車軸セクション2aおよび第2の車軸セクション2bが示されている。車両1は、カーブ走行の動作状態にある。図2は、アーティキュレートステアリングを有する車両1における、トルクベクタリングおよび/または制動力配分による車両1の操舵の機能原理を示している。例えば、左後輪4、すなわちカーブの内側にある車輪に対して、右後輪4、すなわちカーブの外側にある車輪よりも大きな駆動トルクを伝達させると、第2の車軸3bは、連結ジョイント9によってガイドされている連結ジョイント点を中心にして回転する。このようにして、駆動トルクを配分することによって、連結ジョイント9のアーティキュレート角度の変化が引き起こされる。これに代えてまたはこれに加えて、右前輪4、すなわちカーブの外側にある車輪に対して、左前輪5、すなわちカーブの内側にある車輪5よりも大きな駆動トルクを伝達させると、アーティキュレート角度を変化させることができる。
基本的な考え方は、以下のとおりである。すなわち、アーティキュレートステアリングを有する従来の商用車(従来技術を参照のこと)は、液圧式のパワーステアリングに依存している。しかしながら、液圧式の装置にはいくつかの否定的な側面が伴う。一方では、アクチュエータは、操舵システムの領域に大きな設置スペースを必要とし、それと同時に、アクチュエータの存在によって車両重量の増加がもたらされる。他方では、操舵のエネルギ消費は、アッカーマンステアリングと比較して3倍多くなる。このことは、特に静止状態で操舵する場合に適用される。液圧式のパワーステアリングのさらなる欠点は、フレーム部品にかかる負荷が高いことである。
まさに今後の移動式の作業機械では、トルクベクタリング(個々の車輪ごとのトルク配分)またはEPS(個々の車輪ごとの減速)がますます頻繁に利用されるようになる。このことはつまり、それぞれ異なる車軸または車輪に対する駆動トルクの強さをそれぞれ異ならせることによって、車輪選択式の駆動装置またはブレーキを有する車両を操舵することができることを意味する。本発明によれば、トルクベクタリングまたは制動力配分を、アーティキュレート式の車両(Knicklenker)と組み合わせてエネルギ的に効率的に使用することが可能である。図2には、アーティキュレートステアリングを有する車両における、トルクベクタリングまたは制動力配分による操舵の機能原理が示されている。例えば、左後輪4に対して、右後輪4よりも大きな駆動トルクを伝達させると、後車軸3bは、連結ジョイント9の連結ジョイント点を中心にして回転する。
アーティキュレートステアリングを有する車両1を、トルクベクタリングおよび/または制動力配分によって完全に操舵することができ、これによって、これまで必要であった液圧式のパワーステアリングを完全に置き換えることが可能であると想定される。しかしながら、このためには、適切なドライブトレインの使用が必要であり、オプションで、適切な減速装置、適切なシャーシ、およびインテリジェント制御の使用が必要である。トルクベクタリングおよび/または制動力配分を、アーティキュレート式の車両と組み合わせて使用することにより、以下のいくつかの利点が得られる。すなわち、最大の利点は、液圧式のパワーステアリングが省略されることにあり、これによって、設置スペースおよび重量を削減することが可能となる。それと同時に、これによって、車両1の旋回円を大幅に縮小することが可能となるか、または最大アーティキュレート角度を低減することが可能となり、これによって、車両の横転の危険性も低減される。さらに、いわゆる「ジャックナイフ作用(Klappmessereffekt)」、すなわち、車両1の不所望な折れ曲がりを回避することが可能である。特に、静止状態および比較的低速で操舵する場合には、トルクベクタリングおよび/または制動力配分により、液圧式のパワーステアリングと比較してエネルギ的なポテンシャルもまた増加する。
1 車両
2a,b 車軸セクション
3a,b 車軸
4 車輪
5 ホイールモータ
6 制御装置
7 出力インターフェース
8 入力インターフェース
9 連結ジョイント
10 車輪選択式の駆動装置
11 車輪選択式の減速装置
12 車輪選択式の駆動トルク装置
13 ブレーキ
2a,b 車軸セクション
3a,b 車軸
4 車輪
5 ホイールモータ
6 制御装置
7 出力インターフェース
8 入力インターフェース
9 連結ジョイント
10 車輪選択式の駆動装置
11 車輪選択式の減速装置
12 車輪選択式の駆動トルク装置
13 ブレーキ
Claims (10)
- 車両(1)であって、
当該車両(1)は、第1の車軸セクション(2a)を有し、前記第1の車軸セクション(2a)は、第1の車軸(3a)を有し、
当該車両(1)は、第2の車軸セクション(2b)を有し、前記第2の車軸セクション(2b)は、第2の車軸(3b)を有し、
当該車両(1)は、車輪選択式の駆動トルク装置(10)を有し、前記車軸(3a,b)の少なくとも一方は、前記車輪選択式の駆動トルク装置(10)によるトルクの影響を受ける車軸として構成されており、
当該車両(1)は、制御装置(6)を有し、前記制御装置(6)は、操舵命令を前記車両(1)のカーブ走行に変換するために、前記車輪選択式の駆動トルク装置(10)を制御するように構成されている、
車両(1)において、
連結ジョイント(9)が設けられており、前記第1の車軸セクション(2a)および前記第2の車軸セクション(2b)は、前記連結ジョイント(9)によって相互に連結されていることを特徴とする、車両(1)。 - 前記車両(1)は、「直進」の動作状態をとることができ、この場合、前記連結ジョイント(9)のアーティキュレート角度は、0°に等しく、
前記車両(1)は、「カーブ走行」の動作状態をとることができ、この場合、前記連結ジョイント(9)のアーティキュレート角度は、0°に等しくない、
請求項1記載の車両(1)。 - 前記駆動トルク装置(10)は、車輪選択式の駆動装置および/または車輪選択式の減速装置(11)を有する、請求項1または2記載の車両(1)。
- 前記車輪選択式の駆動装置(10)は、少なくとも1つの前記トルクの影響を受ける車軸としての被駆動車軸(3a,b)に、2つのホイールモータ(5)を有し、
かつ/または
前記車輪選択式の減速装置(11)は、少なくとも1つの前記トルクの影響を受ける車軸としての被制動車軸に、2つの選択的に制御可能なブレーキ(13)を有する、
請求項3記載の車両(1)。 - 前記第1の車軸(3a)および前記第2の車軸(3b)は、非操舵車軸として構成されており、かつ/または一定の操舵角度を有するように構成されている、請求項1から4までのいずれか1項記載の車両(1)。
- 前記連結ジョイント(9)は、受動的な連結ジョイントとして構成されている、請求項1から5までのいずれか1項記載の車両(1)。
- 前記車軸(3a,b)の一方は、前記トルクの影響を受ける車軸として構成されており、他方の車軸(3b,a)は、受動的な車軸として構成されている、請求項1から6までのいずれか1項記載の車両(1)。
- 両方の車軸(3a,b)が、トルクの影響を受ける車軸として構成されている、請求項1から5までのいずれか1項記載の車両(1)。
- 請求項1から8までのいずれか1項記載の車両(1)を制御するための方法であって、少なくとも1つの前記トルクの影響を受ける車軸(3a,b)のそれぞれの車輪(4)に対してそれぞれ異なる駆動トルクを導入することによって、カーブ走行を実施することを特徴とする、方法。
- 少なくとも1つの前記トルクの影響を受ける車軸のそれぞれの車輪(4)に対する駆動トルク配分を変化させることによって、前記連結ジョイント(9)のアーティキュレート角度を変化させる、請求項9記載の、車両(1)を制御するための方法。
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