JP2021197576A - 無線通信装置、無線経路制御方法及びプログラム - Google Patents

無線通信装置、無線経路制御方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】通信経路を選択するための通信品質の算出精度を向上すること。【解決手段】無線通信装置は、自装置から複数の親候補ノードのそれぞれへ送信した送信フレームに基づく送信品質指標値を親候補ノードごとに算出する第1の算出部と、複数の親候補ノードのそれぞれから送信され自装置が受信した受信フレームに基づく受信品質指標値を親候補ノードごとに算出する第2の算出部と、送信品質指標値及び受信品質指標値に基づいて、複数の親候補ノードの中から通信経路に用いる親ノードを選択する選択部と、を備える。【選択図】図2

Description

本発明は無線通信装置、無線経路制御方法及びプログラムに関する。
Wi−SUN(Wireless−Smart Utility Network) FAN(Field Area Network)では、ネットワークのルーティング制御にRPL(IPv6 Routing Protocol for Low power and Lossy network)が利用されている。
また、特許文献1には、複数の無線通信装置が自律的に接続を行ったツリー型の無線ネットワークを構築し、無線通信ネットワークに障害が起こった時に再構築を行う方法に関する技術が開示されている。
特開2019−9638号公報
ここで、ルーティング制御にRPLを利用する場合、通信経路を選択するための通信品質の算出精度が不十分である、という問題点がある。
その他の課題と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
一実施の形態によれば、無線通信装置において、複数の親候補ノードに対する送信フレームに基づく送信品質指標値と、複数の親候補ノードから受信した受信フレームに基づく受信品質指標値に基づいて、親ノードを選択する。
前記一実施の形態によれば、通信経路を選択するための通信品質の算出精度を向上することができる。
図1は、本実施形態1にかかる複数の無線通信装置の配置例を示す図である。 図2は、本実施形態1にかかる無線通信装置の機能ブロック図である。 図3は、本実施形態1にかかる無線通信装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 図4は、本実施形態1にかかる送信関連フレーム数計測処理の流れを示すフローチャートである。 図5は、本実施形態1にかかる受信フレーム数計測処理の流れを示すフローチャートである。 図6は、本実施形態1にかかる親ノード更新処理の流れを示すフローチャートである。 図7は、本実施形態1にかかるETX算出処理の流れを示すフローチャートである。 図8は、本実施形態1にかかるRCV算出処理の流れを示すフローチャートである。 図9は、本実施形態1にかかる親ノード選択処理の流れを示すフローチャートである。 図10は、本実施形態1にかかる親ノードの選択例を示す図である。 図11は、本実施形態2にかかる受信フレーム数計測処理の流れを示すフローチャートである。 図12は、本実施形態3にかかる受信フレーム数計測処理の流れを示すフローチャートである。 図13は、本実施形態4にかかる親ノード選択処理の流れを示すフローチャートである。 図14は、本実施形態4にかかる親ノードの選択例を示す図である。 図15は、本実施形態4にかかる親ノードの選択例を示す図である。 図16は、本実施形態5にかかる親ノード更新処理の流れを示すフローチャートである。 図17は、本実施形態5にかかる親ノード選択処理の流れを示すフローチャートである。 図18は、関連技術にかかる無線通信装置におけるネットワーク構成の例を示す図である。
説明の明確化のため、以下の記載及び図面は、適宜、省略、及び簡略化がなされている。また、様々な処理を行う機能ブロックとして図面に記載される各要素は、ハードウェア的には、CPU(Central Processing Unit)、メモリ、その他の回路で構成することができ、ソフトウェア的には、メモリにロードされたプログラムなどによって実現される。したがって、これらの機能ブロックがハードウェアのみ、ソフトウェアのみ、またはそれらの組合せによっていろいろな形で実現できることは当業者には理解されるところであり、いずれかに限定されるものではない。なお、各図面において、同一の要素には同一の符号が付されており、必要に応じて重複説明は省略されている。
また、上述したプログラムは、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体を用いて格納され、コンピュータに供給することができる。非一時的なコンピュータ可読媒体は、様々なタイプの実体のある記録媒体を含む。非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、磁気記録媒体(例えばフレキシブルディスク、磁気テープ、ハードディスクドライブ)、光磁気記録媒体(例えば光磁気ディスク)、CD−ROM(Read Only Memory)、CD−R、CD−R/W、半導体メモリ(例えば、マスクROM、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable PROM)、フラッシュROM、RAM(Random Access Memory))を含む。また、プログラムは、様々なタイプの一時的なコンピュータ可読媒体によってコンピュータに供給されてもよい。一時的なコンピュータ可読媒体の例は、電気信号、光信号、及び電磁波を含む。一時的なコンピュータ可読媒体は、電線及び光ファイバ等の有線通信路、又は無線通信路を介して、プログラムをコンピュータに供給できる。
ここで、以下の本実施形態にかかわる関連技術について補足する。
RPLでは、次のように、複数の親候補ノードの中から自ノードの通信経路における親ノードの選択を行う。まず、親候補ノードには、ルートノード(ボーダールータ)からの相対的な位置を示す指標値である「ランク」が割り当てられているものとする。そして、自ノードは、自ノードから各親候補ノードへの送信品質指標であるETX(Expected Transmission Count)を算出する。例えば、ETXは、次の式1を用いて算出されるものとする。
ETX=フレーム送信数/ACKフレーム受信数×128 ・・・(式1)
ここで、「フレーム送信数」は、自ノードが送信先ノード(親候補ノード)へユニキャストフレームを送信した回数である。また、「ACKフレーム受信数」は、自ノードが送信先ノードから上記ユニキャストフレームに対する確認応答フレームを受信した回数である。
そして、自ノードは、親候補ノードのランクとETXとを加算することにより、各親候補ノードを親ノードとした場合の自ノードのランク候補値を算出する。つまり、ランク候補値RANKCは、次の式2を用いて算出される。
ランク候補値RANKC=親候補ノードのランクRANK+親候補ノードへのETX ・・・(式2)
そして、自ノードは、ランク候補値が最も小さい親候補ノードを親ノードとして選択する。また、自ノードは、複数のランク候補値の中で最も小さいランク候補値を自身のランクとする。
図18は、関連技術にかかる無線通信装置におけるネットワーク構成の例を示す図である。まず、ノードN0は、ボーダールータであり、ランクを「0」とする。次に、ノードN1〜N3は、ノードN0を親ノードとした子ノードであるものとする。ここで、ノードN1は、ノードN0へユニキャストフレームを3回送信し、ノードN0から当該ユニキャストフレームに対する確認応答を3回受信したものとする。そのため、ノードN1からノードN0へのETXは、式1を用いて、3/3×128=128として算出される。そして、ノードN1のランクは、式2を用いて、0+128=128として算出される。
同様に、ノードN2からノードN0へのETXを128、ノードN2のランクを128とする。また、ノードN3は、ノードN0へユニキャストフレームを3回送信し、ノードN0から当該ユニキャストフレームに対する確認応答を2回受信したものとする。つまり、確認応答が1回少なかったものとする。そのため、ノードN3からノードN0へのETXは、式1を用いて、3/2×128=192として算出される。そして、ノードN3のランクは、式2を用いて、0+192=192として算出される。
この状況において、ノードN4は、ノードN1〜N3を親候補ノードとし、これらの中から最適な親ノードを選択するものとする。ここで、ノードN4からノードN1へのETXを192、ノードN4からノードN2へのETXを128、ノードN4からノードN3へのETXを128とする。この場合、ノードN4がノードN1を親ノードとした場合のランク候補値は、式2を用いて、128+192=320として算出される。同様に、ノードN4がノードN2を親ノードとした場合のランク候補値は256、ノードN4がノードN3を親ノードとした場合のランク候補値は320として算出される。そして、ノードN4は、各親候補ノードであるノードN1〜N3の中から、ランク候補値が最小(256)であるノードN2を親ノードとして選択し、ノードN4のランクを256とする。このようにして関連技術では親ノードを選択する。
しかしながら、関連技術には次のような課題がある。まず、親ノードの更新頻度が低いため、最適な無線通信経路が利用され難い点がある。その理由は、ETXの算出対象フレームが、宛先が親候補ノードであるユニキャストフレームと当該ユニキャストフレームに対する確認応答であるACKフレームであるためである。例えば、Wi−SUN FANでは、これらのフレームの送受信が通常、数分に1フレーム程度の通信頻度となる。そのため、最新の無線通信品質が反映し難い。また、ETXの算出対象フレームは、エラー発生率が低いため、複数の親候補ノードの間でETXの差がつき難い。よって、子ノードにおける親候補ノードの選択指標となるランクの違いが小さくなり易く、ひいてはランク候補値の違いもつき難い。そのため、通信経路を選択するための通信品質の算出精度が不十分である。
以上のことから、以下ではこれらの課題の少なくとも一つを解決するための実施形態について説明する。
<実施形態1>
図1は、本実施形態1にかかる複数の無線通信装置の配置例を示す図である。ノードN0〜N4のそれぞれは、本実施形態1にかかる無線通信装置100の一例である。特に、図1では、ノードN0がボーダールータであり、ノードN1〜N3はノードN0を親ノードとした子ノードであるものとする。そして、ノードN4は、ノードN1〜N3のいずれかを親ノードとして選択可能であり、定期的に、親ノードを更新するものとする。
図2は、本実施形態1にかかる無線通信装置100の機能ブロック図である。無線通信装置100は、第1の算出部101と、第2の算出部102と、選択部103とを備える。第1の算出部101は、自装置(無線通信装置100)から複数の親候補ノードのそれぞれへ送信した送信フレームに基づく送信品質指標値(例えば、上述した「ETX」)を親候補ノードごとに算出する。第2の算出部102は、複数の親候補ノードのそれぞれから送信され自装置が受信した受信フレームに基づく受信品質指標値(以下、「RCV」と呼ぶ場合がある。)を親候補ノードごとに算出する。選択部103は、送信品質指標値及び受信品質指標値に基づいて、複数の親候補ノードの中から通信経路に用いる親ノードを選択する。このように、送信品質指標値に加えて、受信品質指標値を用いることで、親候補ノードとの通信品質の算出精度を向上させることができる。そのため、適切な親ノードを選択することができる。
さらに、第2の算出部102は、受信フレームのうち、受信エラーと検出された受信フレームの数であるエラーフレーム受信数に基づいて、受信品質指標値を算出するとよい。これにより、受信品質指標値をより精度良く算出することができる。
また、第2の算出部102は、受信フレームのうち受信エラーであったエラーフレーム数が多いほど品質が悪くなるように、受信品質指標値を算出するとよい。これにより、受信品質指標値をより精度良く算出することができる。
また、第1の算出部101は、確認応答を受信した回数した回数に基づいて、送信品質指標値を算出するとよい。これにより、送信品質指標値をより精度良く算出することができる。
さらに、第1の算出部101は、送信フレームと当該送信フレームに対する確認応答とを用いて送信品質指標値を算出するとよい。そして、第2の算出部102は、複数の親候補ノードのそれぞれから無線通信装置100を宛先に指定して送信され、無線通信装置100において受信されたフレームを前記受信フレームとして受信品質指標値を算出するとよい。これにより、親候補ノードとの通信品質をさらに向上させることができる。
また、第2の算出部102は、複数の親候補ノードのそれぞれから無線通信装置100へ送信されたユニキャストフレームを前記受信フレームとして受信品質指標値を算出するとよい。このように、受信頻度が相対的に高いフレームを用いて受信品質指標値を算出するため、通信品質をより向上させることができる。
さらに、第2の算出部102は、CRC(Cyclic Redundancy Check)エラーを前記受信エラーとするとよい。これにより、正確に受信エラーを検出できる。
さらにまた、第2の算出部102は、受信フレームのうち正常に受信したフレーム数を正常受信フレーム数とした場合、以下の式3を用いて、受信品質指標値を算出するとよい。
受信品質指標値=(正常フレーム受信数+エラーフレーム受信数)/正常フレーム受信数×係数 ・・・(式3)
また、選択部103は、送信品質指標値及び受信品質指標値に基づいて、各親候補ノードを親ノードとした場合の無線通信装置100における経路選択指標の候補であるランク候補値を親候補ノードごとに算出し、ランク候補値に基づいて、親ノードを選択することが望ましい。このように、送信品質指標値に加えて受信品質指標値を用いてランク候補値を算出することで、ランク候補値の算出精度や更新頻度が向上するため、より適切な親ノードを選択することができる。
さらに、選択部103は、各親候補ノードにおける経路選択指標であるランク値と、当該親候補ノードにおける送信品質指標値及び受信品質指標値とを用いて、ランク候補値を親候補ノードごとに算出するとよい。これにより、ランク候補値の算出精度がより向上する。
さらに、選択部103は、親候補ノードごとに以下の式4を用いて、ランク候補値を算出するとよい。
ランク候補値=親候補ノードのランク値+親候補ノードにおける送信品質指標値×送信係数+親候補ノードにおける受信品質指標値×受信係数 ・・・(式4)
また、前記受信フレームは、RPLにおけるNS(Neighbor Solicitation)フレームを含むとよい。これにより、ランク候補値の算出精度や更新頻度が向上するため、より適切な親ノードを選択することができる。
図3は、本実施形態1にかかる無線通信装置100のハードウェア構成を示すブロック図である。無線通信装置100は、送受信アナログ部110と、復調部111と、変調部112と、受信制御部113と、送信制御部114と、CRC処理部115と、ACK返信制御部116と、ACK返信制御部116と、受信バッファ部117と、レジスタ118と、送信バッファ部119と、制御用CPU120と、メモリ121と、記憶部122とを備える。
送受信アナログ部110は、無線アンテナ(不図示)と接続され、無線通信のためのRF(Radio Frequency)送受信回路である。送受信アナログ部110は、無線アンテナにより受信された無線信号(RFアナログデータ)を復調部111へ出力する。また、送受信アナログ部110は、送受信アナログ部110から受け付けた無線信号を無線アンテナを介して発信する。
復調部111は、送受信アナログ部110から受け付けたRFアナログデータをデジタルデータに変換して出力する。受信制御部113は、復調部111から出力されたデジタルデータを受信バッファ部117へ格納させるように制御する。受信バッファ部117は、受信制御部113の制御(指示)に応じて復調部111から出力されたデジタルデータ(受信データ)を一時的に保持する記憶領域である。送信バッファ部119は、制御用CPU120から出力された送信対象のデジタルデータ(送信データ)を一時的に保持する記憶領域である。
CRC処理部115は、復調部111から出力された受信データからCRCデータを算出し、また、受信データからCRCフィールドを抽出し、算出したCRCデータと抽出したCRCフィールドの値とを比較し、受信データが正常に受信されたか又はCRCエラーであるかを判定する。正常に受信された場合、CRC処理部115は、その旨を送信制御部114及びACK返信制御部116へ通知する。また、CRCエラーである場合、CRC処理部115は、その旨をレジスタ118へ格納する。例えば、CRC処理部115は、CRCエラーを示すフラグをオンにする。また、CRC処理部115は、送信バッファ部119に保持されたデジタルデータからCRCデータを算出し、算出したCRCデータを送信制御部114へ出力する。
ACK返信制御部116は、復調部111から出力された受信データの宛先に自装置が指定されており、CRC処理部115から正常受信の旨の通知を受け付けた場合、受信データの送信元を宛先として指定したACKフレームを生成し、送信制御部114へ出力指示を行う。
送信制御部114は、送信バッファ部119に保持されたデジタルデータを送信させるように変調部112を制御(指示)する。その際、送信制御部114は、CRC処理部115から受け付けたCRCデータを送信データに含めるように変調部112へ指示する。また、送信制御部114は、ACK返信制御部116から受け付けたACKフレームを返信するように変調部112へ指示する。
変調部112は、送信制御部114からの制御(指示)に応じて送信バッファ部119からデジタルデータを取得し、RFアナログデータに変換して送受信アナログ部110へ出力する。このとき、変調部112は、送信制御部114から受け付けたCRCデータを送信データのCRCフィールドに設定した上で、アナログデータへ変換する。また、変調部112は、送信制御部114からACKフレームの返信指示を受け付けた場合、指定された宛先へのACKフレームをアナログデータに変換して、送受信アナログ部110へ出力する。
制御用CPU120は、受信バッファ部117、レジスタ118、送信バッファ部119、メモリ121及び記憶部122と接続されている。メモリ121は、制御用CPU120の処理対象データを一時的に保持する記憶領域である。記憶部122は、本実施形態1にかかる各種処理が実装されたプログラム123を記憶する記憶装置である。記憶部122は、例えば、ハードディスク、フラッシュメモリ等の記憶装置である。
制御用CPU120は、記憶部122からプログラム123をメモリ121へロードし、プログラム123を実行する。これにより、制御用CPU120は、上述した第1の算出部101、第2の算出部102及び選択部103を含む機能を発揮する。
また、制御用CPU120は、ユニキャストフレームの送信回数(フレーム送信数)を、送信先ごとにカウントし、カウント数をメモリ121に格納する。また、制御用CPU120は、ユニキャストフレームに対する確認応答であるACKフレームの受信回数(ACKフレーム受信数)を、ユニキャストフレームの送信先ごとにカウントし、カウント数をメモリ121に格納する。そのため、制御用CPU120は、送信先ごとにフレーム送信数とACKフレーム受信数との組を対応付けてメモリ121に格納してもよい。
また、制御用CPU120は、自装置を宛先としたユニキャストフレームを受信した場合、レジスタ118を参照して、受信したユニキャストフレームがCRCエラーか否かを判定する。CRCエラーの場合、制御用CPU120は、受信したユニキャストフレームの送信元におけるエラーフレーム受信数をカウントし、カウント数をメモリ121に格納する。一方、正常に受信した場合、制御用CPU120は、受信したユニキャストフレームの送信元における正常フレーム受信数をカウントし、カウント数をメモリ121に格納する。そのため、制御用CPU120は、送信元ごとにエラーフレーム受信数と正常フレーム受信数との組を対応付けてメモリ121に格納してもよい。尚、正常フレーム受信数に代えて、正常受信及びエラー受信を含めたフレーム受信数をカウントし、保持してもよい。また、自装置を宛先として受信したユニキャストフレームには、ACKフレームを含めても良い。
図4は、本実施形態1にかかる送信関連フレーム数計測処理の流れを示すフローチャートである。ここでは、無線通信装置100がノードN4であり、親候補ノードがノードN1〜N3であるものとする。まず、ノードN4は、ユニキャストフレームを送信する(S11)。例えば、ノードN4は、ノードN1を宛先としたNSフレームを送信する。ここで、ノードN4は、ノードN1から受信したDIO(DODAG(Destination Oriented Directed Acyclic Graph) Information Object)フレームに応じて、DIOフレームの送信元であるノードN1に対してNSフレームを送信してもよい。
次に、ノードN4は、ノードN1におけるNSフレームのフレーム送信数をカウントアップする(S12)。続いて、ノードN4は、ノードN1からACKフレームを受信したか否かを判定する(S13)。所定時間以内にノードN1からACKフレームを受信した場合、ノードN4は、ノードN1におけるACKフレーム受信数をカウントアップする(S14)。ステップS14の後、又は、ステップS13で所定時間以内にACKフレームを受信しなかった場合、ステップS11へ戻る。
尚、ノードN4は、ノードN2及びN3を宛先としたNSフレームを送信した場合にも同様の処理を行う。つまり、メモリ121は、ノードN1におけるフレーム送信数とACKフレーム受信数の組、ノードN2におけるフレーム送信数とACKフレーム受信数の組、並びに、ノードN3におけるフレーム送信数とACKフレーム受信数の組を保持する。
図5は、本実施形態1にかかる受信フレーム数計測処理の流れを示すフローチャートである。まず、ノードN4は、ノードN4を宛先としたユニキャストフレームを受信する(S21)。例えば、ノードN4は、ノードN1、N2及びN3を宛先に指定したマルチキャストフレームであるDIOを送信し、ノードN1からユニキャストフレームであるNSフレームを受信したものとする。
次に、ノードN4は、受信したユニキャストフレーム(受信フレーム)のCRCフィールドを確認し、CRCエラーか否かを判定する(S22)。そして、CRCエラーであると判定した場合、ノードN4は、送信元におけるエラーフレーム数をカウントアップする(S23)。一方、ステップS22においてCRCエラーでない、つまり、受信フレームが正常に受信されたと判定した場合、ノードN4は、送信元における正常フレーム受信数をカウントアップする(S24)。ステップS23又はS24の後、ステップS21へ戻る。
尚、ノードN4は、ノードN2及びN3を送信元としたNSフレームを受信した場合にも同様の処理を行う。つまり、メモリ121は、ノードN1におけるエラーフレーム受信数と正常フレーム受信数の組、ノードN2におけるエラーフレーム受信数と正常フレーム受信数の組、並びに、ノードN3におけるエラーフレーム受信数と正常フレーム受信数の組を保持する。
図6は、本実施形態1にかかる親ノード更新処理の流れを示すフローチャートである。まず、ノードN4は、ETX算出処理(S100)とRCV算出処理(S200)を行う。尚、ステップS100及びS200は、並列実行する必要はなく、それぞれ独立して実行してもよい。
図7は、本実施形態1にかかるETX算出処理の流れを示すフローチャートである。まず、ノードN4は、親候補ノードであるノードN1〜N3のうちETX算出処理が未処理の親候補ノードを選択する(S101)。例えば、処理対象の親候補ノードとしてノードN1が選択されたものとする。
次に、ノードN4は、処理対象の親候補ノードにおけるフレーム送信数及びACKフレーム受信数を取得する(S102)。例えば、ノードN4は、メモリ121からノードN1におけるフレーム送信数及びACKフレーム受信数の組を読み出す。
そして、ノードN4は、例えば、上述した式1を用いて、ノードN1におけるETXを算出する(S103)。尚、式1では、係数を「128」としているが、これに限定されない。そして、ノードN4は、算出したETXをノードN1と対応付けてメモリ121に格納する。
そして、ノードN4は、メモリ121内のノードN1と対応付けられたフレーム送信数を0にクリアする(S104)。また、ノードN4は、メモリ121内のノードN1と対応付けられたACKフレーム受信数を0にクリアする(S105)。尚、ステップS104及びS105の順序は問わない。
その後、ノードN4は、全ての親候補ノードについてETX算出処理の処理済みか否かを判定する(S106)。ここでは、ノードN2及びN3が未処理のため、ステップS101へ戻る。そして、例えば、ステップS101において、ノードN4は、ノードN2を処理対象として選択し、ステップS102からS105を実行する。ノードN3が選択された場合も同様である。
ステップS106において、全ての親候補ノードについてETX算出処理の処理済みと判定された場合、ETX算出処理を終了する。
図8は、本実施形態1にかかるRCV算出処理の流れを示すフローチャートである。まず、ノードN4は、親候補ノードであるノードN1〜N3のうちRCV算出処理が未処理の親候補ノードを選択する(S201)。例えば、処理対象の親候補ノードとしてノードN1が選択されたものとする。
次に、ノードN4は、処理対象の親候補ノードにおける正常フレーム受信数及びエラーフレーム受信数を取得する(S202)。例えば、ノードN4は、メモリ121からノードN1における正常フレーム受信数及びエラーフレーム受信数の組を読み出す。
そして、ノードN4は、例えば、上述した式3を用いて、ノードN1におけるRCVを算出する(S203)。尚、式3における係数を「128」とするものとする。但し、係数はこれに限定されない。そして、ノードN4は、算出したRCVをノードN1と対応付けてメモリ121に格納する。
そして、ノードN4は、メモリ121内のノードN1と対応付けられた正常フレーム受信数を0にクリアする(S204)。また、ノードN4は、メモリ121内のノードN1と対応付けられたエラーフレーム受信数を0にクリアする(S205)。尚、ステップS204及びS205の順序は問わない。
その後、ノードN4は、全ての親候補ノードについてRCV算出処理の処理済みか否かを判定する(S206)。ここでは、ノードN2及びN3が未処理のため、ステップS201へ戻る。そして、例えば、ステップS201において、ノードN4は、ノードN2を処理対象として選択し、ステップS202からS205を実行する。ノードN3が選択された場合も同様である。
ステップS206において、全ての親候補ノードについてRCV算出処理の処理済みと判定された場合、RCV算出処理を終了する。
図6に戻り説明を続ける。ステップS100及びS200の後、ノードN4は、親ノード選択処理を行う(S300)。
図9は、本実施形態1にかかる親ノード選択処理の流れを示すフローチャートである。まず、ノードN4は、親候補ノードであるノードN1〜N3のうちランク候補値算出処理が未処理の親候補ノードを選択する(S301)。例えば、処理対象の親候補ノードとしてノードN1が選択されたものとする。
次に、ノードN4は、処理対象の親候補ノードにおけるランク(以下、「RANK」と呼ぶ場合がある。)、ETX及びRCVを取得する(S302)。例えば、ノードN4は、メモリ121からノードN1におけるETX及びRCVを読み出す。また、ノードN4は、予めノードN1から受信したDIOフレームに含まれるRANKをメモリ121に保持しており、メモリ121からノードN1におけるRANKを読み出すものとする。
そして、ノードN4は、例えば、上述した式4を用いて、ノードN1を親ノードとした場合のランク候補値を算出する(S303)。ここでは、式4の送信係数及び受信係数を「0」とするが、これに限定されない。
その後、ノードN4は、全ての親候補ノードについてランク候補値算出処理の処理済みか否かを判定する(S304)。ここでは、ノードN2及びN3が未処理のため、ステップS301へ戻る。そして、例えば、ステップS301において、ノードN4は、ノードN2を処理対象として選択し、ステップS302からS303を繰り返す。ノードN3が選択された場合も同様である。
ステップS304において、全ての親候補ノードについてランク候補値算出処理の処理済みと判定された場合、ノードN4は、ステップS303において各親候補ノードについて算出されたランク候補値を比較する。そして、ノードN4は、ランク候補値が最小である親候補ノードを親ノードとして選択する(S305)。そして、ノードN4は、選択した親候補ノードについて算出されたランク候補値を、自ノードにおけるランクとする。その後、親ノード選択処理を終了する。
図6に戻り説明を続ける。ステップS300の後、ノードN4は、一定時間待機し(S400)、ステップS100及びS200へ戻る。
図10は、本実施形態1にかかる親ノードの選択例を示す図である。ここでは、まず、ノードN1〜N3について、それぞれ親ノードとしてノードN0が選択され、ランクが「256」、「288」、「336」とされたものとする。その状態において、ノードN4がノードN1〜N3を親候補ノードとして親ノード選択処理を行ったものとする。図10では、ノードN4は、ノードN1におけるランク候補値を「576」、ノードN2におけるランク候補値を「592」、ノードN3におけるランク候補値を「592」として算出する。そのため、ノードN4は、最小のランク候補値「576」であるノードN1を親ノードとして選択し、ノードN4のランクを「576」とする。
ここで、関連技術で説明したようなETXのみを用いる(RCVを用いない)場合、ノードN1〜N3のランクが「128」、「128」、「192」となる。そのため、ノードN1とN2のランクに差異がない。そして、ノードN4が算出するノードN1〜N3のランク候補値は、128+192=320、128+128=256、192+128=320となる。そのため、ノードN2が最小のランク候補値であり、ノードN4の親ノードとして選択される。しかしながら、実際の受信品質は、ノードN2よりもノードN1の方が優れている。
そこで、本実施形態の場合、RCVも考慮するため、親候補ノードのランクの段階で、上述した通り、ノードN1が最小であり、さらに、親候補ノードと子ノード(N4)との間のランク候補値についてもRCVの差異が反映される。よって、総合的に最も通信品質の良いノードN1をノードN4の親ノードとして選択することができる。
特に、ETX算出対象フレームの送信頻度は、比較的少ないため、関連技術の場合、ACKの受信エラーによるETXの悪化に伴う通信品質への影響が大き過ぎたといえる。これに対して、親候補ノードから自ノードを宛先としたユニキャストフレームをRCVの算出対象フレームとすることで、ETXのみの場合と比べて、ランク候補値の算出対象のフレーム数が増加するため、算出精度が向上する。
また、このことにより、ユニキャストフレームを受信する度に、RCVが更新されるため、都度、ランク候補値を更新することができる。それ故、親ノードの更新頻度を向上させ、最適な親ノードの選択を維持できる。
また、ETXのみを用いる場合では、親候補ノードのランクの差異がなかったとしてもRCVを加味することで、ランクの差異を明確にすることが可能となり、通信品質をより正確に測ることができる。
<実施形態2>
本実施形態2は、上述した実施形態1の変形例である。本実施形態2は、受信品質指標値(RCV)を算出する際のフレーム数のカウント対象に、親候補ノードから自ノードを宛先に含むマルチキャストフレームを用いるものである。つまり、第2の算出部102は、複数の親候補ノードのそれぞれから無線通信装置100を宛先に含めて送信されたマルチキャストフレームを前記受信フレームとして受信品質指標値を算出する。これにより、RCVの算出対象のフレーム種別が増加し、RCVの算出精度が向上する。
特に、前記受信フレームは、RPLにおけるPA(PAN Advertisement)、PC(PAN Configuration)、及び、DIOフレームの少なくとも一部を含むとよい。これにより、RPLの規格に従った上で、RCVの算出精度を向上できる。
尚、本実施形態2にかかる無線通信装置100の構成は、上述した図2及び図3と同等であるため、図示を省略し、共通する処理についての説明も省略する。
図11は、本実施形態2にかかる受信フレーム数計測処理の流れを示すフローチャートである。まず、ノードN4は、ノードN4を宛先として含むマルチキャストフレームを受信する(S21a)。例えば、ノードN4は、ノードN1、N2及びN3のいずれかから、ノードN4を宛先に含むマルチキャストフレームを受信する。ここで、マルチキャストフレームは、例えば、RPLにおけるPA,PC,DIOフレームであると良いが、これらに限定されない。
そして、ノードN4は、上記マルチキャストフレームを受信フレームとしてステップS22からS24を実行する。つまり、PAフレーム、PCフレーム、DIOフレームのそれぞれについてCRCエラーの判定を行い、PAフレーム、PCフレーム、DIOフレームをまとめてエラーフレーム受信数及び正常フレーム受信数をカウントする。
これにより、以降、実施形態1と同様に、親ノード更新処理を実行できる。そのため、実施形態1と同様の効果を奏する。さらに、実施形態2では、RCVの算出対象のフレーム種別が増加するため、RCVの算出精度が向上する。特に、マルチキャストフレームを用いることで、通信経路として用いられていない親候補ノードとの通信品質情報を更新できる。それ故、より通信品質の高い親候補ノードを親ノードとして選択することができる。
<実施形態3>
本実施形態3は、上述した実施形態1及び2を組み合わせた例である。本実施形態2は、受信品質指標値(RCV)を算出する際のフレーム数のカウント対象に、親候補ノードから自ノードを宛先に含むユニキャストフレーム及びマルチキャストフレームの両方を用いるものである。つまり、第2の算出部102は、複数の親候補ノードのそれぞれから無線通信装置100を宛先に含めて送信されたユニキャストフレーム及びマルチキャストフレームを前記受信フレームとして受信品質指標値を算出する。これにより、RCVの算出対象のフレーム種別が増加し、RCVの算出精度がさらに向上する。
尚、本実施形態3にかかる無線通信装置100の構成は、上述した図2及び図3と同等であるため、図示を省略し、共通する処理についての説明も省略する。
図12は、本実施形態3にかかる受信フレーム数計測処理の流れを示すフローチャートである。まず、ノードN4は、ノードN4を宛先として含むユニキャストフレーム又はマルチキャストフレームを受信する(S21b)。例えば、ノードN4は、ノードN1、N2及びN3のいずれかから、ノードN4を宛先に含むユニキャストフレームを受信する。ここで、ユニキャストフレームは、RPLにおけるNSフレームであると良いが、これに限定されない。または、ノードN4は、ノードN1、N2及びN3のいずれかから、ノードN4を宛先に含むマルチキャストフレームを受信する。ここで、マルチキャストフレームは、例えば、RPLにおけるPA,PC,DIOフレームであると良いが、これらに限定されない。
そして、ノードN4は、上記ユニキャストフレーム及びマルチキャストフレームを合わせて受信フレームとしてステップS22からS24を実行する。つまり、NSフレーム、PAフレーム、PCフレーム、DIOフレームのそれぞれについてCRCエラーの判定を行い、NSフレーム、PAフレーム、PCフレーム、DIOフレームをまとめてエラーフレーム受信数及び正常フレーム受信数をカウントする。
これにより、以降、実施形態1及び2と同様に、親ノード更新処理を実行できる。そのため、実施形態1及び2と同様の効果を奏する。さらに、実施形態3では、RCVの算出対象のフレーム種別が増加するため、RCVの算出精度が向上する。それ故、より通信品質の高い親候補ノードを親ノードとして選択することができる。
<実施形態4>
本実施形態4は、他の実施例である。本実施形態4にかかる選択部103は、各親候補ノードにおける経路選択指標であるランク値及び送信品質指標値の合計値を算出し、当該合計値に基づいて最も通信品質の良い親候補ノードを特定し、当該特定された親候補ノードが複数存在する場合、受信品質指標値を考慮した場合に最も通信品質の良い親候補ノードを親ノードとして選択する。これにより、ランク値及び送信品質指標値の合計値が良い親候補ノードの中から、受信品質指標値が良いノードを親ノードとして選択することができる。特に、関連技術においてランク候補値に差異がなかった場合にも適切に通信品質を判定することができる。
尚、本実施形態4にかかる無線通信装置100の構成は、上述した図2及び図3と同等であるため、図示を省略し、共通する処理についての説明も省略する。尚、受信フレームは、ユニキャストフレーム及びマルチキャストフレームのいずれか又は両方であってもよい。
図13は、本実施形態4にかかる親ノード選択処理の流れを示すフローチャートである。前提として、図4及び図5の処理、並びに、図6のETX算出処理及びRCV算出処理が実行済みであるものとする。
まず、ノードN4は、親候補ノードであるノードN1〜N3のうちランク候補値算出処理が未処理の親候補ノードを選択する(S301)。例えば、処理対象の親候補ノードとしてノードN1が選択されたものとする。
次に、ノードN4は、処理対象の親候補ノードにおけるランク及びETXを取得する(S302a)。そして、ノードN4は、例えば、上記式2を用いて、ノードN1を親ノードとした場合のランク候補値を算出する(S303a)。ここでのランク候補値は、上述した合計値である。尚、ここでは、式2の送信係数を「0」とするが、これに限定されない。
その後、ノードN4は、全ての親候補ノードについてランク候補値算出処理の処理済みか否かを判定する(S304)。ここでは、ノードN2及びN3が未処理のため、ステップS301へ戻る。そして、例えば、ステップS301において、ノードN4は、ノードN2を処理対象として選択し、ステップS302からS303を繰り返す。ノードN3が選択された場合も同様である。
ステップS304において、全ての親候補ノードについてランク候補値算出処理の処理済みと判定された場合、ノードN4は、ステップS303において各親候補ノードについて算出されたランク候補値を比較する。そして、ノードN4は、ランク候補値が最小である親候補ノードを特定する(S311)。
そして、ノードN4は、特定された親候補ノードが2以上であるか否かを判定する(S312)。2以上であると判定した場合、ノードN4は、特定された各ノードのRCVを取得し、RCVが最小である親候補ノードを親ノードとして選択する(S313)。一方、ステップS312において特定された親候補ノードが2以上ではない、つまり、1つの場合、ノードN4は、特定した親候補ノードを親ノードとして選択する(S314)。
その後、ノードN4は、上述した式4及び取得したRCVを用いて、選択した親候補ノードにおけるランク候補値を算出(更新)し、算出したランク候補値を自ノードのランクとする。
または、ステップS313においてノードN4は、上述した式4及び取得したRCVを用いて、各ノードを親ノードとした場合のランク候補値を算出(更新)し、更新後のランク候補値が最小であるノードを親ノードとして選択してもよい。
図14は、本実施形態4にかかる親ノードの選択例を示す図である。ここでは、ノードN4が各親候補ノードN1からN3についてステップS303aにおけるランク候補値(親候補ノードのランクとETXの合計値)を算出した場合を示す。このとき、ノードN1とN2とは、合計値が共に最小の「400」となる。よって、ノードN4は、ステップS311によりノードN1及びN2を特定する。
図15は、本実施形態4にかかる親ノードの選択例を示す図である。ここでは、ノードN4は、特定したノードN1及びN2についてRCVを取得し、RCVがより小さいノードN2を親ノードとして選択したことを示す。または、ノードN4は、特定したノードN1及びN2についてRCVを取得し、RCVを用いてランク候補値を更新し、ランク候補値がより小さいノードN2を選択してもよい。そして、ノードN4は、選択したノードN2の更新後のランク候補値を、自ノードのランクとする。
以上のように、本実施形態4により、ランク値及び送信品質指標値の合計値が良い親候補ノードの中から、受信品質指標値が良いノードを親ノードとして選択することができる。
<実施形態5>
本実施形態5は、上述した実施形態4の改良例である。本実施形態5にかかる選択部103は、第1の算出部101により親候補ノードごとに送信品質指標値が算出された後に、前記合計値(=ランク値+ETX)を算出する。そして、第2の算出部102は、選択部103により特定された親候補ノードが複数存在する場合に、複数の特定された親候補ノードにおける受信品質指標値を算出する。その後、選択部103は、複数の特定された親候補ノードの中から、受信品質指標値に基づいて親ノードを選択する。これにより、特定されなかった親候補ノードにおけるRCVの算出処理を省略できるため、親ノード更新処理全体の処理効率が向上する。
尚、本実施形態4にかかる無線通信装置100の構成は、上述した図2及び図3と同等であるため、図示を省略し、共通する処理についての説明も省略する。尚、受信フレームは、ユニキャストフレーム及びマルチキャストフレームのいずれか又は両方であってもよい。
図16は、本実施形態5にかかる親ノード更新処理の流れを示すフローチャートである。前提として、図4及び図5の処理が実行済みであるものとする。
まず、ノードN4は、ETX算出処理を行う(S100)。つまり、ノードN4は、全ての親候補ノードN1〜N3について、ETXを算出する。一方、図6と異なり、この段階ではRCV算出処理が行われない。次に、ノードN4は、親ノード選択処理を実行する(S300a)。
図17は、本実施形態5にかかる親ノード選択処理の流れを示すフローチャートである。まず、ノードN4は、上述した図13におけるステップS301からS311を実行する。そして、ノードN4は、特定された親候補ノードが2以上であるか否かを判定する(S312)。2以上であると判定した場合、ノードN4は、特定された各ノードを処理対象として図8に示したRCV算出処理を実行する(S200a)。その後、ノードN4は、特定された各ノードのRCVを取得し、RCVが最小である親候補ノードを親ノードとして選択する(S313)。一方、ステップS312において特定された親候補ノードが2以上ではない、つまり、1つの場合、ノードN4は、特定した親候補ノードを親ノードとして選択する(S314)。
その後、ノードN4は、上述した式4及び取得したRCVを用いて、選択した親候補ノードにおけるランク候補値を算出(更新)し、算出したランク候補値を自ノードのランクとする。
このように、本実施形態5により、上述した実施形態4と比べて特定されなかった親候補ノードにおけるRCVの算出処理を省略できるため、親ノード更新処理全体の処理効率が向上する。
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は既に述べた実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能であることはいうまでもない。
N0 ノード
N1 ノード
N2 ノード
N3 ノード
N4 ノード
100 無線通信装置
101 第1の算出部
102 第2の算出部
103 選択部
110 送受信アナログ部
111 復調部
112 変調部
113 受信制御部
114 送信制御部
115 CRC処理部
116 ACK返信制御部
117 受信バッファ部
118 レジスタ
119 送信バッファ部
120 制御用CPU
121 メモリ
122 記憶部
123 プログラム

Claims (20)

  1. 自装置から複数の親候補ノードのそれぞれへ送信した送信フレームに基づく送信品質指標値を親候補ノードごとに算出する第1の算出部と、
    前記複数の親候補ノードのそれぞれから送信され自装置が受信した受信フレームに基づく受信品質指標値を親候補ノードごとに算出する第2の算出部と、
    前記送信品質指標値及び前記受信品質指標値に基づいて、前記複数の親候補ノードの中から通信経路に用いる親ノードを選択する選択部と、
    を備える無線通信装置。
  2. 前記第1の算出部は、
    前記送信フレームと前記送信フレームに対する確認応答とを用いて前記送信品質指標値を算出する、
    請求項1に記載の無線通信装置。
  3. 前記第2の算出部は、前記受信フレームのうち、受信エラーと検出された前記受信フレームの数であるエラーフレーム受信数に基づいて、前記受信品質指標値を算出する
    請求項2に記載の無線通信装置。
  4. 前記第2の算出部は、
    前記受信フレームのうち受信エラーであったエラーフレーム受信数が多いほど品質が悪くなるように、前記受信品質指標値を算出する
    請求項3に記載の無線通信装置。
  5. 前記第1の算出部は、前記確認応答を受信した回数した回数に基づいて、前記送信品質指標値を算出する
    請求項3に記載の無線通信装置。
  6. 前記第2の算出部は、前記複数の親候補ノードのそれぞれから前記無線通信装置へ送信されたユニキャストフレームを前記受信フレームとして前記受信品質指標値を算出する
    請求項3に記載の無線通信装置。
  7. 前記第2の算出部は、前記複数の親候補ノードのそれぞれから前記無線通信装置を宛先に含めて送信されたマルチキャストフレームを前記受信フレームとして前記受信品質指標値を算出する
    請求項3に記載の無線通信装置。
  8. 前記第2の算出部は、
    CRC(Cyclic Redundancy Check)エラーを前記受信エラーとする
    請求項3に記載の無線通信装置。
  9. 前記第2の算出部は、
    前記受信フレームのうち正常に受信したフレーム数を正常フレーム受信数とした場合、
    受信品質指標値=(正常フレーム受信数+エラーフレーム受信数)/正常フレーム受信数×係数
    により、前記受信品質指標値を算出する
    請求項3に記載の無線通信装置。
  10. 前記選択部は、
    前記送信品質指標値及び前記受信品質指標値に基づいて、各親候補ノードを親ノードとした場合の前記無線通信装置における経路選択指標の候補であるランク候補値を親候補ノードごとに算出し、
    前記ランク候補値に基づいて、前記親ノードを選択する
    請求項1に記載の無線通信装置。
  11. 前記選択部は、
    各親候補ノードにおける経路選択指標であるランク値と、当該親候補ノードにおける前記送信品質指標値及び前記受信品質指標値とを用いて、前記ランク候補値を前記親候補ノードごとに算出する
    請求項10に記載の無線通信装置。
  12. 前記選択部は、
    前記親候補ノードごとに
    ランク候補値=親候補ノードのランク値+親候補ノードにおける送信品質指標値×送信係数+親候補ノードにおける受信品質指標値×受信係数
    により、前記ランク候補値を算出する
    請求項11に記載の無線通信装置。
  13. 前記選択部は、
    各親候補ノードにおける経路選択指標であるランク値及び前記送信品質指標値の合計値を算出し、当該合計値に基づいて最も通信品質の良い親候補ノードを特定し、当該特定された親候補ノードが複数存在する場合、前記受信品質指標値を考慮した場合に最も通信品質の良い親候補ノードを前記親ノードとして選択する
    請求項1に記載の無線通信装置。
  14. 前記選択部は、
    前記第1の算出部により前記親候補ノードごとに前記送信品質指標値が算出された後に、前記合計値を算出し、
    前記第2の算出部は、
    前記選択部により特定された親候補ノードが複数存在する場合に、複数の前記特定された親候補ノードにおける前記受信品質指標値を算出し、
    前記選択部は、
    複数の前記特定された親候補ノードの中から、前記受信品質指標値に基づいて前記親ノードを選択する
    請求項13に記載の無線通信装置。
  15. 前記受信フレームは、RPL(IPv6 Routing Protocol for Low power and Lossy network)におけるNS(Neighbor Solicitation)、PA(PAN Advertisement)、PC(PAN Configuration)、及び、DIO(DODAG(Destination Oriented Directed Acyclic Graph) Information Object)フレームの少なくとも一部を含む
    請求項11に記載の無線通信装置。
  16. 無線通信装置が、
    自装置から複数の親候補ノードのそれぞれへ送信した送信フレームに基づく送信品質指標値を親候補ノードごとに算出し、
    前記複数の親候補ノードのそれぞれから送信され自装置が受信した受信フレームに基づく受信品質指標値を親候補ノードごとに算出し、
    前記送信品質指標値及び前記受信品質指標値に基づいて、前記複数の親候補ノードの中から通信経路に用いる親ノードを選択する、
    無線経路制御方法。
  17. 前記送信フレームと前記送信フレームに対する確認応答とを用いて前記送信品質指標値を算出する
    請求項16に記載の無線経路制御方法。
  18. 前記受信フレームのうち、受信エラーと検出された前記受信フレームの数であるエラーフレーム受信数に基づいて、前記受信品質指標値を算出する
    請求項17に記載の無線経路制御方法。
  19. 自装置から複数の親候補ノードのそれぞれへ送信した送信フレームに基づく送信品質指標値を親候補ノードごとに算出する処理と、
    前記複数の親候補ノードのそれぞれから自装置が受信した受信フレームに基づく受信品質指標値を親候補ノードごとに算出する処理と、
    前記送信品質指標値及び前記受信品質指標値に基づいて、前記複数の親候補ノードの中から通信経路に用いる親ノードを選択する処理と、
    をコンピュータに実行させるプログラム。
  20. 前記送信フレームと前記送信フレームに対する確認応答とを用いて前記送信品質指標値を算出する処理を行う、
    請求項19に記載のプログラム。
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