JP2019220739A - 通信システム、基地局、サーバ、制御方法、及びプログラム - Google Patents

通信システム、基地局、サーバ、制御方法、及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2019220739A
JP2019220739A JP2018114339A JP2018114339A JP2019220739A JP 2019220739 A JP2019220739 A JP 2019220739A JP 2018114339 A JP2018114339 A JP 2018114339A JP 2018114339 A JP2018114339 A JP 2018114339A JP 2019220739 A JP2019220739 A JP 2019220739A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cell
communication quality
mobile terminal
base station
adjacent
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2018114339A
Other languages
English (en)
Inventor
誠司 荒木
Seiji Araki
誠司 荒木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP2018114339A priority Critical patent/JP2019220739A/ja
Priority to US16/436,995 priority patent/US11382016B2/en
Publication of JP2019220739A publication Critical patent/JP2019220739A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W36/00Hand-off or reselection arrangements
    • H04W36/24Reselection being triggered by specific parameters
    • H04W36/30Reselection being triggered by specific parameters by measured or perceived connection quality data
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W36/00Hand-off or reselection arrangements
    • H04W36/0005Control or signalling for completing the hand-off
    • H04W36/0055Transmission or use of information for re-establishing the radio link
    • H04W36/0077Transmission or use of information for re-establishing the radio link of access information of target access point
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W36/00Hand-off or reselection arrangements
    • H04W36/0005Control or signalling for completing the hand-off
    • H04W36/0083Determination of parameters used for hand-off, e.g. generation or modification of neighbour cell lists
    • H04W36/00835Determination of neighbour cell lists
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W36/00Hand-off or reselection arrangements
    • H04W36/0005Control or signalling for completing the hand-off
    • H04W36/0083Determination of parameters used for hand-off, e.g. generation or modification of neighbour cell lists
    • H04W36/0085Hand-off measurements
    • H04W36/0094Definition of hand-off measurement parameters
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W36/00Hand-off or reselection arrangements
    • H04W36/16Performing reselection for specific purposes
    • H04W36/20Performing reselection for specific purposes for optimising the interference level
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W36/00Hand-off or reselection arrangements
    • H04W36/24Reselection being triggered by specific parameters
    • H04W36/30Reselection being triggered by specific parameters by measured or perceived connection quality data
    • H04W36/304Reselection being triggered by specific parameters by measured or perceived connection quality data due to measured or perceived resources with higher communication quality
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W36/00Hand-off or reselection arrangements
    • H04W36/34Reselection control
    • H04W36/38Reselection control by fixed network equipment
    • H04W36/385Reselection control by fixed network equipment of the core network
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W36/00Hand-off or reselection arrangements
    • H04W36/0005Control or signalling for completing the hand-off
    • H04W36/0083Determination of parameters used for hand-off, e.g. generation or modification of neighbour cell lists
    • H04W36/0085Hand-off measurements

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

【課題】移動端末を、移動端末が使用している適用サービスに応じた最適セルに遷移させる。【解決手段】移動端末10と、適用サービス毎かつセル毎の通信品質指標を記憶するサーバ40と、自セルに在圏する移動端末10が使用している適用サービスの自セル及び自セルに隣接する隣接セルの通信品質指標をサーバ40から取得し、取得した通信品質指標に基づいて、自セル及び隣接セルの中で自セルが当該適用サービスの最適セルであるか否かを判定し、自セルが最適セルでない場合、移動端末10を最適セルとなる隣接セルに遷移させる基地局20と、を備える。【選択図】図1

Description

本開示は、通信システム、基地局、サーバ、制御方法、及びプログラムに関する。
特許文献1には、移動端末が、自己位置に対応した通信可能領域に関する情報である通信可能領域情報を告知する技術が開示されている。特許文献1に記載の技術は、移動端末が通信不可能なセルに在圏する場合でも、通信可能なセルに移動端末を遷移させることに寄与し得ると考えられる。
特開平11−313373号公報
ところで、最近、移動端末に適用可能な適用サービスとして、様々なサービスが提供されている。適用サービスの1つとして、高音質の音声通話を実現するVoLTE(Voice over Long Term Evolution)サービスが挙げられる。
VoLTEサービスによる音声通話においては、通信品質の悪いエリアでは、音途切れ(約500msの無音状態)が発生してしまい、この音途切れの発生がユーザ体感品質(ユーザが体感する通信品質)の悪化の一因となってしまっている。音途切れが発生する主要因は、移動端末の基地局への再接続の発生であり、統計的に再接続の発生頻度の低いセルで音声通話することができれば、ユーザ体感品質の向上につながると考えられる。
しかし、特許文献1に記載の技術は、移動端末を、適用サービスに応じて、最適セルに遷移させるものではないため、移動端末が最適な品質で適用サービスを享受できない可能性があるという問題がある。
そこで、本開示の目的は、上述した課題を解決し、移動端末を、移動端末が使用している適用サービスに応じた最適セルに遷移させることが可能となる通信システム、基地局、サーバ、制御方法、及びプログラムを提供することにある。
一態様による通信システムは、
移動端末と、
適用サービス毎かつセル毎の通信品質指標を記憶するサーバと、
自セルに在圏する前記移動端末が使用している適用サービスの自セル及び自セルに隣接する隣接セルの通信品質指標を前記サーバから取得し、取得した通信品質指標に基づいて、自セル及び隣接セルの中で自セルが当該適用サービスの最適セルであるか否かを判定し、自セルが最適セルでない場合、前記移動端末を最適セルとなる隣接セルに遷移させる基地局と、
を備える。
一態様による基地局は、
自セルに在圏する移動端末が使用している適用サービスの自セル及び自セルに隣接する隣接セルの通信品質指標をサーバから取得する通信部と、
前記通信部が取得した通信品質指標に基づいて、自セル及び隣接セルの中で自セルが当該適用サービスの最適セルであるか否かを判定し、自セルが最適セルでない場合、前記移動端末を最適セルとなる隣接セルに遷移させる処理部と、
を備える。
一態様によるサーバは、
適用サービス毎かつセル毎の通信品質指標を記憶する記憶部と、
基地局に対し、当該基地局のセルに在圏する移動端末が使用している適用サービスの当該セル及び当該セルに隣接する隣接セルの通信品質指標を送信する通信部と、
を備える。
一態様による基地局の制御方法は、
自セルに在圏する移動端末が使用している適用サービスの自セル及び自セルに隣接する隣接セルの通信品質指標をサーバから取得し、
前記取得した通信品質指標に基づいて、自セル及び隣接セルの中で自セルが当該適用サービスの最適セルであるか否かを判定し、自セルが最適セルでない場合、前記移動端末を最適セルとなる隣接セルに遷移させる。
一態様によるサーバの制御方法は、
適用サービス毎かつセル毎の通信品質指標を記憶し、
基地局に対し、当該基地局のセルに在圏する移動端末が使用している適用サービスの当該セル及び当該セルに隣接する隣接セルの通信品質指標を送信する。
一態様によるプログラムは、
基地局に、
自セルに在圏する移動端末が使用している適用サービスの自セル及び自セルに隣接する隣接セルの通信品質指標をサーバから取得する手順と、
前記取得した通信品質指標に基づいて、自セル及び隣接セルの中で自セルが当該適用サービスの最適セルであるか否かを判定し、自セルが最適セルでない場合、前記移動端末を最適セルとなる隣接セルに遷移させる手順と、
を実行させる。
一態様によるプログラムは、
サーバに、
適用サービス毎かつセル毎の通信品質指標を記憶する手順と、
基地局に対し、当該基地局のセルに在圏する移動端末が使用している適用サービスの当該セル及び当該セルに隣接する隣接セルの通信品質指標を送信する手順と、
を実行させる。
上記の態様によれば、移動端末を、移動端末が使用している適用サービスに応じた最適セルに遷移させることが可能となる通信システム、基地局、サーバ、制御方法、及びプログラムを提供できるという効果が得られる。
実施の形態1に係る通信システムの構成例を示す図である。 実施の形態1に係る移動端末の構成例を示すブロック図である。 実施の形態1に係る基地局の構成例を示すブロック図である。 実施の形態1に係る局データサーバの構成例を示すブロック図である。 実施の形態1に係る通信システムにおいて、移動端末が使用している適用サービスに応じて基地局がセル遷移を制御する場合の動作例を示すフロー図である。 実施の形態1に係る通信システムにおいて、適用サービス毎の通信品質指標の閾値を基地局に入力する場合の動作例を示すフロー図である。 実施の形態1に係る通信システムにおいて、基地局が接続試行回数及び通信劣化回数をカウントする場合の動作例を示すフロー図である。 実施の形態1に係る通信システムにおいて、局データサーバが通信品質指標を更新する場合の動作例を示すフロー図である。 実施の形態1に係る通信システムにおいて、局データサーバのデータ記憶部に記憶される、ある適用サービスのセル毎の通信品質指標のデータの例を示す図である。 実施の形態2に係る通信システムにおいて、局データサーバのデータ記憶部に記憶される、ある適用サービスのセル毎かつSINR毎の通信品質指標のデータの例を示す図である。 実施の形態に係る基地局を概念的に示した基地局の構成例を示すブロック図である。 実施の形態に係る局データサーバを概念的に示した局データサーバの構成例を示すブロック図である。
以下、図面を参照して本開示の実施の形態について説明する。なお、以下の記載及び図面は、説明の明確化のため、適宜、省略及び簡略化がなされている。また、以下の各図面において、同一の要素には同一の符号が付されており、必要に応じて重複説明は省略されている。
(1)実施の形態1
(1−1)実施の形態1の構成
まず、図1を参照して、本実施の形態1に係る通信システムの構成について説明する。図1は、本実施の形態1に係る通信システムの構成例を示す図である。
図1に示されるように、本実施の形態1に係る通信システムは、N(Nは2以上の自然数)台の移動端末10−1〜10−N(以下、移動端末10−1〜10−Nを特に区別することなく言及する場合には、適宜「移動端末10」と称する)、4台の基地局20−X,20−Y1〜20−Y3(以下、基地局20−X,20−Y1〜20−Y3を特に区別することなく言及する場合には、適宜「基地局20」と称する)、及び局データサーバ40を備えている。なお、図1において、基地局20の台数は4台としているが、これは一例であって、基地局20の台数は2台以上であれば良い。また、移動端末10の台数は複数台としているが、これは一例であって、移動端末10の台数は1台でも良い。
移動端末10は、基地局20に接続し、基地局20と通信することが可能である。基地局20と局データサーバ40とは、インターネット30を介して接続されている。なお、本実施の形態1では、基地局20−Xのセルは、基地局20−Y1〜20−Y3の3つのセルにそれぞれ隣接しているものとする。すなわち、基地局20−Xのセルに隣接する隣接セルは、基地局20−Y1〜20−Y3の3つのセルであるものとする。
続いて、図2を参照して、移動端末10の構成について説明する。図2は、移動端末10の構成例を示すブロック図である。
図2に示されるように、移動端末10は、データ送信部11、データ受信部12、及びRF(Radio Frequency)情報取得部13を備えている。
データ送信部11は、基地局20へデータを送信する。データ受信部12は、基地局20からデータを受信する。
RF情報取得部13は、RF情報を取得する。RF情報は、例えば、自移動端末10が在圏する在圏セルのセル番号及び在圏セルに隣接する隣接セルのセル番号である。RF情報取得部13が取得したRF情報は、在圏セルの基地局20へ、データ送信部11により送信される。
続いて、図3を参照して、基地局20の構成について説明する。図3は、基地局20の構成例を示すブロック図である。
図3に示されるように、基地局20は、データ送信部21、データ受信部22、端末制御部23、サービス内容検知部24、データ要求部25、閾値入力部26、閾値記憶部27、セル判定部28、及びカウンタ部29を備えている。
データ送信部21は、移動端末10及び局データサーバ40へデータを送信する。データ受信部22は、移動端末10及び局データサーバ40からデータを受信する。
端末制御部23は、自セル(自基地局20のセル。以下、同じ)に在圏する移動端末10のセル遷移を制御する。
サービス内容検知部24は、移動端末10に適用可能な適用サービスのうち、自セルに在圏する移動端末10がどの適用サービスを使用しているかを検知する。本実施の形態においては、移動端末10に適用可能な適用サービスは、少なくともVoLTEサービスを含むものとする。その他の適用サービスは任意であるが、例えば、FTP(File Transfer Protocol)を使用してデータの送受信を行うFTPサービス等を含むことができる。
データ要求部25は、自セルに在圏する移動端末10に対し、RF情報を要求する。また、データ要求部25は、局データサーバ40に対し、自セルに在圏する移動端末10が使用している適用サービスの、自セル及び自セルに隣接する隣接セル(移動端末10からRF情報として取得したセル番号の在圏セル及び隣接セル)の通信品質指標を要求する。通信品質指標は、ユーザ体感品質が劣化する確率を表し、百分率で表される。従って、通信品質指標の値が低いほど、ユーザ体感品質が劣化する確率は低く、通信品質が良いことを意味する。
閾値入力部26は、適用サービス毎の通信品質指標の閾値が入力される。閾値記憶部27は、閾値入力部26に入力された適用サービス毎の通信品質指標の閾値を記憶する。
セル判定部28は、在圏セル判定部281及び最適セル判定部282を備えている。
在圏セル判定部281は、自セルに在圏する移動端末10が使用している適用サービスに関して、自セル(すなわち、在圏セル)の通信品質指標が閾値を超えているか否かを判定する。
最適セル判定部282は、在圏セル判定部281による判定結果が閾値を超えていることを示す場合、自セルに在圏する移動端末10が使用している適用サービスに関して、自セル(すなわち、在圏セル)及び在圏セルの隣接セルの中で、通信品質が最も良い(すなわち、通信品質指標が最も小さい)セルを判定する。最適セル判定部282による判定結果が、通信品質が最も良いセルが隣接セルであることを示す場合、端末制御部23は、その隣接セルに移動端末10を遷移させる。
カウンタ部29は、接続試行回数カウンタ291、通信劣化回数カウンタ292、及びカウンタデータ記憶部293を備えている。
接続試行回数カウンタ291は、適用サービス毎に、自セルに在圏し、かつ、その適用サービスを使用している移動端末10が、自基地局20への接続を試行した回数である接続試行回数をカウントするカウンタである。
通信劣化回数カウンタ292は、適用サービス毎に、自セルに在圏し、かつ、その適用サービスを使用している移動端末10の通信品質が劣化した回数である通信劣化回数をカウントするカウンタである。ここでの通信品質とは、接続試行回数以外の通信品質を示し、例えば、信号対雑音干渉比(SINR:Signal to Interference Ratio)、受信レベル、ビット誤り率(BER:Bit Error Rate)等である。また、通信品質が劣化した回数とは、例えば、通信品質が閾値以下になった回数である。
カウンタデータ記憶部293は、接続試行回数カウンタ291がカウントした適用サービス毎の接続試行回数を示す接続試行回数カウンタデータ、及び、通信劣化回数カウンタ292がカウントした適用サービス毎の通信劣化回数を示す通信劣化回数カウンタデータを記憶する。カウンタデータ記憶部293が記憶している適用サービス毎の接続試行回数カウンタデータ及び通信劣化回数カウンタデータは、例えば、午前0時に、データ送信部21により局データサーバ40へ送信される。局データサーバ40への送信後、接続試行回数カウンタ291の接続試行回数カウンタデータ及び通信劣化回数カウンタ292の通信劣化回数カウンタデータは、リセットされる。
続いて、図4を参照して、局データサーバ40の構成について説明する。図4は、局データサーバ40の構成例を示すブロック図である。
図4に示されるように、局データサーバ40は、データ送信部41、データ受信部42、データ記憶部43、通信品質指標計算部44、及びカウンタデータ更新部45を備えている。
データ送信部41は、基地局20へデータを送信する。データ受信部42は、基地局20からデータを受信する。
データ記憶部43は、通信品質指標記憶部431及びカウンタデータ記憶部432を備えている。
通信品質指標記憶部431は、適用サービス毎かつセル毎の通信品質指標を記憶する。通信品質指標記憶部431が記憶している通信品質指標は、基地局20からの要求を受けて、基地局20へ、データ送信部41により送信される。
カウンタデータ記憶部432は、適用サービス毎かつセル毎に、基地局20から送信された接続試行回数カウンタデータ及び通信劣化回数カウンタデータを記憶する。接続試行回数カウンタデータ及び通信劣化回数カウンタデータは、例えば、30日分記憶される。
通信品質指標計算部44は、適用サービス毎かつセル毎に、例えば、30日分の接続試行回数カウンタデータの総数及び通信劣化回数カウンタデータの総数に基づいて、通信品質指標を計算する。通信品質指標計算部44が計算した適用サービス毎かつセル毎の通信品質指標は、通信品質指標記憶部431に記憶される。
カウンタデータ更新部45は、基地局20から適用サービス毎の接続試行回数カウンタデータ及び通信劣化回数カウンタデータを受信すると、カウンタデータ記憶部432に記憶されている適用サービス毎かつセル毎の接続試行回数カウンタデータ及び通信劣化回数カウンタデータを更新する。
(1−2)実施の形態1の動作
続いて、本実施の形態1に係る通信システムの動作について説明する。
まず、図5を参照して、移動端末10が使用している適用サービスに応じて基地局20がセル遷移を制御する場合の動作について説明する。図5は、本実施の形態1に係る通信システムにおいて、移動端末10が使用している適用サービスに応じて基地局20がセル遷移を制御する場合の動作例を示すフロー図である。なお、図5は、基地局20−Xが移動端末10と通信を行う場合の動作例を示している。
図5に示されるように、基地局20−Xにおいては、基地局20−Xのセルに在圏している移動端末10が基地局20−Xと接続状態になり通信を開始すると(ステップS101のYes)、データ要求部25は、移動端末10に対し、移動端末10の在圏セル、隣接セルのRF情報を要求する(ステップS102)。RF情報の要求は、基地局20−Xのデータ送信部21から送信される。
移動端末10においては、データ受信部12が、基地局20−XからRF情報の要求を受信した後、RF情報取得部13は、在圏セル(すなわち、基地局20−Xのセル)、隣接セル(すなわち、基地局20−Y1,20−Y2,20−Y3のセル)のRF情報を取得する(ステップS103)。このとき、RF情報として、セル番号を取得する。以下、基地局20−Xのセルは、セル番号がXであるものとし、在圏セルX又はセルXと称す。また、基地局20−Y1,20−Y2,20−Y3のセルは、セル番号がそれぞれY1、Y2、Y3であるものとし、隣接セルY1、Y2、Y3又はセルY1、Y2、Y3と称す。
移動端末10においては、RF情報取得部13が、在圏セル、隣接セルのRF情報を取得した後、データ送信部11は、基地局20−Xに対し、在圏セル、隣接セルのRF情報を送信する(ステップS104)。このとき、基地局20−Xにおいては、データ受信部22がRF情報を受信する。
続いて、基地局20−Xにおいては、サービス内容検知部24は、移動端末10が使用している適用サービスを検知する(ステップS105)。ここでは、移動端末10が使用している適用サービスが、VoLTEサービスである適用サービスSであるとする。
基地局20−Xにおいては、サービス内容検知部24が、適用サービスSを検知した後、データ要求部25は、局データサーバ40に対し、適用サービスSの在圏セルX、隣接セルY1、Y2、Y3の通信品質指標を要求する(ステップS106)。通信品質指標の要求は、基地局20−Xのデータ送信部21から送信される。
局データサーバ40においては、データ受信部42が、基地局20−Xから通信品質指標の要求を受信した後、データ送信部41は、通信品質指標記憶部431に記憶されている、適用サービスSの在圏セルX、隣接セルY1、Y2、Y3の通信品質指標を取得する(ステップS107)。ここでは、適用サービスSの在圏セルXの通信品質指標がSであり、隣接セルY1、Y2、Y3の通信品質指標がSY1、SY2、SY3であるとする。
局データサーバ40においては、データ送信部41は、適用サービスSの在圏セルX、隣接セルY1、Y2、Y3の通信品質指標を取得後、基地局20−Xに対し、適用サービスSの在圏セルX、隣接セルY1、Y2、Y3の通信品質指標を送信する(ステップS108)。このとき、基地局20−Xにおいては、データ受信部22が、適用サービスSの在圏セルX、隣接セルY1、Y2、Y3の通信品質指標を受信する。
続いて、基地局20−Xにおいては、在圏セル判定部281は、適用サービスSの在圏セルXの通信品質指標Sが、閾値記憶部27に記憶されている適用サービスSの通信品質指標の閾値(閾値Sとする)を超えているか(すなわち、S>Sであるか)否かを判定する(ステップS109)。
がSを超えていない場合、すなわち、S≦Sの場合(ステップS110のNo)、在圏セルXは、適用サービスSの通信品質の基準を満たしていることになる。そのため、基地局20−Xにおいては、端末制御部23は、移動端末10と在圏セルXの基地局20−Xとの現状の通信を継続させる(ステップS111)。
一方、SがSを超えている場合、すなわち、S>Sの場合、(ステップS110のYes)、在圏セルXは、適用サービスSの通信品質の基準を満たしていないことになる。そのため、基地局20−Xにおいては、最適セル判定部282は、在圏セルX及び隣接セルY1、Y2、Y3の中で、適用サービスSの通信品質が最も良いセルを判定する(ステップS112)。適用サービスSの通信品質が最も良い通信品質指標は、S、SY1、SY2、SY3の最小値S=Min{S、SY1、SY2、SY3}で表される。そのため、適用サービスSの通信品質が最も良いセルは、通信品質指標がSであるセルMとなる。例えば、S=SY1の場合、適用サービスSの通信品質が最も良いセルM=セルY1となる。
基地局20−Xにおいては、最適セル判定部282が、適用サービスSの通信品質が最も良いセルMを判定した後、端末制御部23は、適用サービスSの通信品質が最も良いセルMが在圏セルXであるか(すなわち、M=Xであるか)否かを判定する(ステップS112)。
適用サービスSの通信品質が最も良いセルMが在圏セルXである場合、すなわち、M=Xである場合(ステップS113のYes)、端末制御部23は、移動端末10と在圏セルの基地局20−Xとの現状の通信を継続させる(ステップS114)。
一方、適用サービスSの通信品質が最も良いセルMが在圏セルXでない場合、すなわち、M=Y1、Y2、Y3である場合(ステップS113のNo)、端末制御部23は、移動端末10に対し、セルM(すなわち、隣接セルY1、Y2、Y3のいずれか)に遷移することを命令する(ステップS115)。
その後、移動端末10は、基地局20−Xから命令されたセルMに遷移する(ステップS116)。例えば、基地局20−Y1のセルY1がセルMであり、移動端末10がセルXからセルY1へ遷移する場合を考える。この場合、基地局20−Xは、移動端末10との接続を解放し、移動端末10に対し、基地局20−Y1のセルY1へ遷移するリダイレクション命令を行う。移動端末10においては、データ送信部11及びデータ受信部12が、基地局20−Y1のデータ送信部21及びデータ受信部22との間でリダイレクション手続きを行う。リダイレクション手続きが完了次第、移動端末10は、基地局20−Xよりもユーザ体感品質の良い基地局20−Y1により、適用サービスSを継続して享受することができる。
基地局20−Xは、移動端末10との通信を開始する度に、図5の動作を行う。
その他の基地局20−Y1、20−Y2、20−Y3も、基地局20−Xと同様に、移動端末10との通信を開始する度に、図5の動作を行う。
次に、図6を参照して、適用サービス毎の通信品質指標の閾値を基地局20に入力する場合の動作について説明する。図6は、本実施の形態1に係る通信システムにおいて、適用サービス毎の通信品質指標の閾値を基地局20に入力する場合の動作例を示すフロー図である。なお、図6は、基地局20−Xに閾値を入力する場合の動作例を示している。
図6に示されるように、ユーザは、移動端末10が基地局20−XのセルXに在圏したときの適用サービス毎の通信品質指標の閾値を、基地局20−Xの閾値入力部26に入力する(ステップS201)。
基地局20−Xにおいては、閾値記憶部27は、ユーザにより閾値入力部26に入力された適用サービス毎の通信品質指標の閾値を記憶する(ステップS202)。
その他の基地局20−Y1、20−Y2、20−Y3も、基地局20−Xと同様に、図6の動作を行う。
なお、ステップS201においては、ユーザは、全ての適用サービスの閾値を一度にまとめて入力しても良いし、入力を複数回に分けて、1回の入力につき、一部の適用サービスの通信品質指標の閾値のみを入力しても良い。この場合、ステップS202においては、ステップS201で入力された閾値を記憶すれば良い。
次に、図7を参照して、基地局20が接続試行回数及び通信劣化回数をカウントする場合の動作について説明する。図7は、本実施の形態1に係る通信システムにおいて、基地局20が接続試行回数及び通信劣化回数をカウントする場合の動作例を示すフロー図である。なお、図7は、基地局20−Xがカウントを行う場合の動作例を示している。
図7に示されるように、基地局20−Xにおいては、基地局20−Xのセルに在圏している移動端末10が基地局20−Xと接続状態になり通信を開始すると(ステップS301のYes)、サービス内容検知部24は、移動端末10が使用している適用サービスを検知する(ステップS302)。ここでは、移動端末10が使用している適用サービスが、VoLTEサービスである適用サービスSであるとする。
以降、基地局20−Xにおいては、接続試行回数カウンタ291は、移動端末10が基地局20−Xとの接続を試行する度に、カウンタデータ記憶部293に記憶されている、適用サービスSの接続試行回数を示す接続試行回数カウンタデータCをカウントアップ(C=C+1)し、カウンタデータ記憶部293は、カウントアップされた接続試行回数カウンタデータCを記憶する(ステップS303)。
また、通信劣化回数カウンタ292は、移動端末10の通信品質が劣化する度に、カウンタデータ記憶部293に記憶されている、適用サービスSの通信劣化回数を示す通信劣化回数カウンタデータRをカウントアップ(R=R+1)し、カウンタデータ記憶部293は、カウントアップされた通信劣化回数カウンタデータRを記憶する(ステップS304)。
上記のステップS303及びS304の処理は、移動端末10と基地局20−Xとの通信が終了するまで(ステップS305のYes)、繰り返し行われる。
基地局20−Xは、移動端末10との通信を開始する度に、図7の動作を行う。
その他の基地局20−Y1、20−Y2、20−Y3も、基地局20−Xと同様に、移動端末10との通信を開始する度に、図7の動作を行う。
なお、図5のステップS101,S105と図7のステップS301,S302とは同じ処理である。そのため、図7のステップS301,S302は省略し、図5のステップS105の処理の後に、図7のステップS303〜S305の処理を行っても良い。
次に、図8を参照して、局データサーバ40が通信品質指標を更新する場合の動作について説明する。図8は、本実施の形態1に係る通信システムにおいて、局データサーバ40が通信品質指標を更新する場合の動作例を示すフロー図である。
図8に示されるように、基地局20−X、20−Y1、20−Y2、20−Y3においては、データ送信部21は、局データサーバ40に対し、毎日0時に、カウンタデータ記憶部293に記憶されている適用サービス毎の接続試行回数カウンタデータC及び通信劣化カウンタデータRを送信する(ステップS401)。局データサーバ40への送信後、接続試行回数カウンタ291の接続試行回数カウンタデータC及び通信劣化回数カウンタ292の通信劣化カウンタデータRは、リセットされる。
局データサーバ40においては、データ受信部42が、基地局20−X、20−Y1、20−Y2、20−Y3の各々から、適用サービス毎の接続試行回数カウンタデータC及び通信劣化カウンタデータRを受信する。その後、カウンタデータ更新部45は、適用サービス毎かつセル毎に、基地局20−X、20−Y1、20−Y2、20−Y3の各々から受信した接続試行回数カウンタデータC及び通信劣化カウンタデータRをカウンタデータ記憶部432に記憶させる。ここでは、カウンタデータ記憶部432は、適用サービス毎かつセル毎に、30日分の接続試行回数カウンタデータC及び通信劣化カウンタデータRを記憶するものとする。そのため、カウンタデータ更新部45は、最新日のカウンタデータを記憶させた際、最も古い日のカウンタデータを削除する(ステップS402)。例えば、4月27日のカウンタデータを新たに記憶させた際、最も古い30日前の3月28日のカウンタデータは削除される。
続いて、局データサーバ40においては、通信品質指標計算部44は、適用サービス毎かつセル毎に、通信品質指標を計算する(ステップS403)。
例えば、適用サービスSのセルXの通信品質指標をSとすると、通信品質指標Sは、以下のように計算される。
通信品質指標S
適用サービスSのセルXの30日分の通信劣化回数カウンタデータRの総数/
適用サービスSのセルXの30日分の接続試行回数カウンタデータCの総数
通信品質指標計算部44は、適用サービス毎かつセル毎の通信品質指標を計算した後、計算した適用サービス毎かつセル毎の通信品質指標をデータ記憶部43に記憶させ、通信品質指標を更新する(ステップS404)。
図9は、本実施の形態1に係る通信システムにおいて、局データサーバ40のデータ記憶部43に記憶される、ある適用サービスのセル毎の通信品質指標のデータの例を示す図である。
図9に示される適用サービスに関しては、セルXの通信品質指標が最も小さくなっている。そのため、基地局20−Xは、セルXに在圏している移動端末10について、移動端末10と基地局20−Xとの現状の通信を継続させることになる。
上述したように本実施の形態1によれば、局データサーバ40は、適用サービス毎かつセル毎の通信品質指標を記憶する。基地局20は、自セルに在圏する移動端末10が使用している適用サービスの自セル及び隣接セルの通信品質指標を局データサーバ40から取得し、取得した通信品質指標に基づいて、自セル及び隣接セルの中で自セルが、その適用サービスの最適セルであるか否かを判定し、自セルが最適セルでない場合、移動端末10を最適セルとなる隣接セルに遷移させる。
そのため、移動端末10を、移動端末10が使用している適用サービスに応じた最適セルに遷移させることができる。また、適用サービス毎にユーザ体感に即したセル遷移が可能となるため、ユーザ体感品質の向上につながる。
(2)実施の形態2
上記の実施の形態1においては、移動端末10が使用している適用サービスに関して、移動端末10が在圏するセルの通信品質指標を用いて、そのセルが最適セルであるか否かを判定していた。
しかし、同じセル内であれば、通信品質指標は同じであるとは限らず、同じセル内でも、セル内の位置によっては通信品質指標が異なる場合もあると考えられる。
そこで本実施の形態2においては、移動端末10が在圏するセルにおける移動端末10の位置を、SINRに基づき区分する。そして、移動端末10が使用している適用サービスに関して、移動端末10が在圏するセルにおける移動端末10の在圏位置(SINRで識別される位置)の通信品質指標を用いて、そのセルが最適セルであるか否かを判定する。
なお、本実施の形態2は、上記の実施の形態1と比較して、構成自体は同様であるが、動作は異なる。そのため、以下では、本実施の形態2の動作として、上記の実施の形態1とは異なる動作を中心に説明する。
まず、図5のフロー(移動端末10が使用している適用サービスに応じて基地局20がセル遷移を制御するフロー)において、本実施の形態2が上記の実施の形態1と異なる点について説明する。
ステップS103:
移動端末10においては、データ受信部12が、基地局20−XからRF情報の要求を受信した後、RF情報取得部13は、在圏セル(すなわち、基地局20−Xのセル)、隣接セル(すなわち、基地局20−Y1,20−Y2,20−Y3のセル)のRF情報を取得する。このとき、RF情報として、在圏セル、隣接セルのセル番号に加えて、在圏セルにおける移動端末10の在圏位置のSINRを取得する。
ステップS106:
基地局20−Xにおいては、サービス内容検知部24が、適用サービスSを検知した後、データ要求部25は、局データサーバ40に対し、適用サービスSの在圏セルXにおける在圏位置のSINRの通信品質指標と、適用サービスSの隣接セルY1、Y2、Y3の通信品質指標と、を要求する。このとき、例えば、隣接セルY1の通信品質指標としては、隣接セルY1における同じSINRとなる位置の通信品質指標を要求する。ただし、これには限定されず、隣接セルY1の通信品質指標としては、隣接セルY1のセル全体での通信品質指標(すなわち、上記の実施の形態1と同様の通信品質指標)を要求しても良い。通信品質指標の要求は、基地局20−Xのデータ送信部21から送信される。
ステップS107:
局データサーバ40においては、データ受信部42が、基地局20−Xから通信品質指標の要求を受信した後、データ送信部41は、通信品質指標記憶部431に記憶されている、適用サービスSの在圏セルXのSINRの通信品質指標と、適用サービスSの隣接セルY1、Y2、Y3の通信品質指標と、を取得する。
図6のフロー(適用サービス毎の通信品質指標の閾値を基地局20に入力するフロー)については、本実施の形態2と上記の実施の形態1とで異なる点はない。
続いて、図7のフロー(基地局20が接続試行回数及び通信劣化回数をカウントするフロー)において、本実施の形態2が上記の実施の形態1と異なる点について説明する。
ステップS303:
基地局20−Xにおいては、接続試行回数カウンタ291は、移動端末10が基地局20−Xとの接続を試行する度に、カウンタデータ記憶部293に記憶されている、適用サービスSかつSINRの接続試行回数カウンタデータCをカウントアップ(C=C+1)し、カウンタデータ記憶部293は、カウントアップされた接続試行回数カウンタデータCを記憶する。
ステップS304:
基地局20−Xにおいては、通信劣化回数カウンタ292は、移動端末10の通信品質が劣化する度に、カウンタデータ記憶部293に記憶されている、適用サービスSかつSINRの通信劣化回数カウンタデータRをカウントアップ(R=R+1)し、カウンタデータ記憶部293は、カウントアップされた通信劣化回数カウンタデータRを記憶する。
続いて、図8のフロー(局データサーバ40が通信品質指標を更新するフロー)において、本実施の形態2が上記の実施の形態1と異なる点について説明する。
ステップS403:
局データサーバ40においては、通信品質指標計算部44は、適用サービス毎かつセル毎かつSINR毎に、通信品質指標を計算する。
ステップS404:
局データサーバ40においては、通信品質指標計算部44は、適用サービス毎かつセル毎かつSINR毎の通信品質指標を計算した後、計算した適用サービス毎かつセル毎かつSINR毎の通信品質指標をデータ記憶部43に記憶させ、通信品質指標を更新する。
図10は、本実施の形態2に係る通信システムにおいて、局データサーバ40のデータ記憶部43に記憶される、ある適用サービスのセル毎かつSINR毎の通信品質指標のデータの例を示す図である。
図10に示される適用サービスに関しては、SINRが−5〜−4の場合、セルY1の通信品質指標が最も小さくなっている。そのため、基地局20−Xは、セルXにおけるSINRが−5〜−4となる位置に在圏している移動端末10について、その位置の通信品質指標が閾値を超えていなければ、移動端末10と基地局20−Xとの現状の通信を継続させ、その位置の通信品質指標が閾値を超えていれば、移動端末10をセルY1に遷移させることになる。
また、図10に示される適用サービスに関しては、SINRが0〜1の場合、セルXの通信品質指標が最も小さくなっている。そのため、基地局20−Xは、セルXにおけるSINRが0〜1となる位置に在圏している移動端末10について、移動端末10と基地局20−Xとの現状の通信を継続させることになる。
上述したように本実施の形態2によれば、局データサーバ40は、適用サービス毎かつセル毎かつSINR毎の通信品質指標を記憶する。基地局20は、自セルに在圏する移動端末10が使用している適用サービスの自セルにおける移動端末10が在圏する位置のSINRの通信品質指標、及び、その適用サービスの隣接セルの通信品質指標を局データサーバ40から取得し、取得した通信品質指標に基づいて、自セル及び隣接セルの中で自セルが、その適用サービスの最適セルであるか否かを判定し、自セルが最適セルでない場合、移動端末10を最適セルとなる隣接セルに遷移させる。
このように、移動端末10が在圏するセルにおける移動端末10が在圏する位置のSINRの通信品質指標を用いて、そのセルが最適セルであるか否かを判定するため、上記の実施の形態1と比較して、判定精度の向上を図れる。
その他の効果は、上記の実施の形態1と同様である。
(3)実施の形態の概念
続いて、上記の実施の形態に係る基地局20及び局データサーバ40を概念的に示した基地局200及び局データサーバ400の構成について説明する。
まず、基地局200について説明する。図11は、上記の実施の形態に係る基地局20を概念的に示した基地局200の構成例を示すブロック図である。
図11に示されるように、基地局200は、通信部201、記憶部202、及び処理部203を備えている。
通信部201は、データ送信部21及びデータ受信部22に相当する。通信部201は、例えば、トランシーバ等である。例えば、通信部201は、自セルに在圏する移動端末10が使用している適用サービスの自セル及び隣接セルの通信品質指標を局データサーバ400から取得する。
記憶部202は、閾値記憶部27及びカウンタデータ記憶部293に相当する。記憶部202は、例えば、揮発性メモリ及び不揮発性メモリの組み合わせ等である。
処理部203は、端末制御部23、サービス内容検知部24、データ要求部25、閾値入力部26、セル判定部28、接続試行回数カウンタ291、及び通信劣化回数カウンタ292に相当する。処理部203は、例えば、マイクロプロセッサ、MPU(Micro Processing Unit)、CPU(Central Processing Unit)等のプロセッサである。例えば、処理部203は、通信部201が取得した通信品質指標に基づいて、自セル及び隣接セルの中で自セルが、その適用サービスの最適セルであるか否かを判定する。処理部203は、自セルが最適セルでない場合、移動端末10を最適セルとなる隣接セルに遷移させる。
続いて、局データサーバ400について説明する。図12は、上記の実施の形態に係る局データサーバ40を概念的に示した局データサーバ400の構成例を示すブロック図である。
図12に示されるように、局データサーバ400は、通信部401、記憶部402、及び処理部403を備えている。
記憶部402は、データ記憶部43に相当する。記憶部402は、例えば、揮発性メモリ及び不揮発性メモリの組み合わせ等である。例えば、記憶部402は、適用サービス毎かつセル毎の通信品質指標を記憶する。
通信部401は、データ送信部41及びデータ受信部42に相当する。通信部401は、例えば、トランシーバ等である。例えば、通信部401は、基地局200に対し、基地局200のセルに在圏する移動端末10が使用している適用サービスの、そのセル及び隣接セルの通信品質指標を送信する。
処理部403は、通信品質指標計算部44及びカウンタデータ更新部45に相当する。処理部403は、例えば、マイクロプロセッサ、MPU、CPU等のプロセッサである。例えば、処理部403は、適用サービス毎かつセル毎の通信品質指標を計算する。
以上、実施の形態を参照して本開示を説明したが、本開示は上記の実施の形態に限定されるものではない。本開示の構成や詳細には、本開示のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
例えば、上記の実施の形態においては、適用サービスとして、VoLTEサービスを例に挙げた。そのため、基地局のセルに在圏し、かつ、VoLTEサービスを使用している移動端末が、その基地局への接続を試行した接続試行回数を用いて、VoLTEサービスのその基地局のセルの通信品質指標を計算していた。
ただし、適用サービスは、VoLTEサービスに限らず、例えば、FTPサービス等でも良い。FTPサービスの場合、瞬間的に大容量のデータを送信することができれば、ユーザ体感品質の向上につながると考えられる。そこで、FTPサービスの場合、基地局のセルに在圏し、かつ、FTPサービスを使用している移動端末の平均スループットを用いて、FTPサービスのその基地局のセルの通信品質指標を計算するのが良い。
また、上記の実施の形態では、本開示の移動端末、基地局、及び局データサーバをハードウェアの構成として説明したが、本開示は、これに限定されるものではない。本開示は、移動端末、基地局、及び局データサーバの任意の処理を、プロセッサが、メモリに格納されたコンピュータプログラムを読み出し実行することにより、実現することも可能である。
上記の例において、プログラムは、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体(non-transitory computer readable medium)を用いて格納され、コンピュータに供給することができる。非一時的なコンピュータ可読媒体は、様々なタイプの実体のある記録媒体(tangible storage medium)を含む。非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、磁気記録媒体(例えばフレキシブルディスク、磁気テープ、ハードディスクドライブ)、光磁気記録媒体(例えば光磁気ディスク)、CD−ROM(Compact Disc-Read Only Memory)、CD−R(CD-Recordable)、CD−R/W(CD-ReWritable)、半導体メモリ(例えば、マスクROM、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable PROM)、フラッシュROM、RAM(Random Access Memory))を含む。また、プログラムは、様々なタイプの一時的なコンピュータ可読媒体(transitory computer readable medium)によってコンピュータに供給されても良い。一時的なコンピュータ可読媒体の例は、電気信号、光信号、及び電磁波を含む。一時的なコンピュータ可読媒体は、電線及び光ファイバ等の有線通信路、又は無線通信路を介して、プログラムをコンピュータに供給できる。
上記の実施の形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
(付記1)
移動端末と、
適用サービス毎かつセル毎の通信品質指標を記憶するサーバと、
自セルに在圏する前記移動端末が使用している適用サービスの自セル及び自セルに隣接する隣接セルの通信品質指標を前記サーバから取得し、取得した通信品質指標に基づいて、自セル及び隣接セルの中で自セルが当該適用サービスの最適セルであるか否かを判定し、自セルが最適セルでない場合、前記移動端末を最適セルとなる隣接セルに遷移させる基地局と、
を備える、通信システム。
(付記2)
前記基地局は、
自セルに在圏する前記移動端末が使用している適用サービスの自セルの通信品質指標が閾値を超えていない場合、自セルが最適セルであると判定し、
当該適用サービスの自セルの通信品質指標が閾値を超えており、かつ、当該適用サービスの自セルの通信品質指標及び隣接セルの通信品質指標の中で自セルの通信品質指標が最も小さい場合、自セルが最適セルであると判定し、
当該適用サービスの自セルの通信品質指標が閾値を超えており、かつ、当該適用サービスの自セルの通信品質指標及び隣接セルの通信品質指標の中で隣接セルの通信品質指標が最も小さい場合、当該隣接セルが最適セルであると判定する、
付記1に記載の通信システム。
(付記3)
前記サーバは、
適用サービス毎かつセル毎かつSINR(Signal to Interference Ratio)毎の通信品質指標を記憶し、
前記基地局は、
自セルに在圏する前記移動端末が使用している適用サービスの自セルにおける前記移動端末が在圏する位置のSINRの通信品質指標、及び、当該適用サービスの隣接セルの通信品質指標を前記サーバから取得し、取得した通信品質指標に基づいて、自セル及び隣接セルの中で自セルが当該適用サービスの最適セルであるか否かを判定し、自セルが最適セルでない場合、前記移動端末を最適セルとなる隣接セルに遷移させる、
付記1に記載の通信システム。
(付記4)
前記基地局は、
自セルに在圏する前記移動端末が使用している適用サービスの自セルのSINRの通信品質指標が閾値を超えていない場合、自セルが最適セルであると判定し、
当該適用サービスの自セルのSINRの通信品質指標が閾値を超えており、かつ、当該適用サービスの自セルのSINRの通信品質指標及び隣接セルの通信品質指標の中で自セルのSINRの通信品質指標が最も小さい場合、自セルが最適セルであると判定し、
当該適用サービスの自セルのSINRの通信品質指標が閾値を超えており、かつ、当該適用サービスの自セルのSINRの通信品質指標及び隣接セルの通信品質指標の中で隣接セルの通信品質指標が最も小さい場合、当該隣接セルが最適セルであると判定する、
付記3に記載の通信システム。
(付記5)
前記サーバは、
適用サービスがVoLTE(Voice over Long Term Evolution)サービスである場合、
前記基地局のセルに在圏し、かつ、前記VoLTEサービスを使用している前記移動端末が、当該基地局への接続を試行した接続試行回数を用いて、前記VoLTEサービスの当該基地局のセルの通信品質指標を計算する、
付記1から4のいずれか1項に記載の通信システム。
(付記6)
前記サーバは、
適用サービスがFTP(File Transfer Protocol)サービスである場合、
前記基地局のセルに在圏し、かつ、前記FTPサービスを使用している前記移動端末の平均スループットを用いて、前記FTPサービスの当該基地局のセルの通信品質指標を計算する、
付記1から4のいずれか1項に記載の通信システム。
(付記7)
自セルに在圏する移動端末が使用している適用サービスの自セル及び自セルに隣接する隣接セルの通信品質指標をサーバから取得する通信部と、
前記通信部が取得した通信品質指標に基づいて、自セル及び隣接セルの中で自セルが当該適用サービスの最適セルであるか否かを判定し、自セルが最適セルでない場合、前記移動端末を最適セルとなる隣接セルに遷移させる処理部と、
を備える、基地局。
(付記8)
前記処理部は、
自セルに在圏する前記移動端末が使用している適用サービスの自セルの通信品質指標が閾値を超えていない場合、自セルが最適セルであると判定し、
当該適用サービスの自セルの通信品質指標が閾値を超えており、かつ、当該適用サービスの自セルの通信品質指標及び隣接セルの通信品質指標の中で自セルの通信品質指標が最も小さい場合、自セルが最適セルであると判定し、
当該適用サービスの自セルの通信品質指標が閾値を超えており、かつ、当該適用サービスの自セルの通信品質指標及び隣接セルの通信品質指標の中で隣接セルの通信品質指標が最も小さい場合、当該隣接セルが最適セルであると判定する、
付記7に記載の基地局。
(付記9)
前記通信部は、
自セルに在圏する前記移動端末が使用している適用サービスの自セルにおける前記移動端末が在圏する位置のSINR(Signal to Interference Ratio)の通信品質指標、及び、当該適用サービスの隣接セルの通信品質指標を前記サーバから取得し、
前記処理部は、
前記通信部が取得した通信品質指標に基づいて、自セル及び隣接セルの中で自セルが当該適用サービスの最適セルであるか否かを判定し、自セルが最適セルでない場合、前記移動端末を最適セルとなる隣接セルに遷移させる、
付記7に記載の基地局。
(付記10)
前記処理部は、
自セルに在圏する前記移動端末が使用している適用サービスの自セルのSINRの通信品質指標が閾値を超えていない場合、自セルが最適セルであると判定し、
当該適用サービスの自セルのSINRの通信品質指標が閾値を超えており、かつ、当該適用サービスの自セルのSINRの通信品質指標及び隣接セルの通信品質指標の中で自セルのSINRの通信品質指標が最も小さい場合、自セルが最適セルであると判定し、
当該適用サービスの自セルのSINRの通信品質指標が閾値を超えており、かつ、当該適用サービスの自セルのSINRの通信品質指標及び隣接セルの通信品質指標の中で隣接セルの通信品質指標が最も小さい場合、当該隣接セルが最適セルであると判定する、
付記9に記載の基地局。
(付記11)
適用サービス毎かつセル毎の通信品質指標を記憶する記憶部と、
基地局に対し、当該基地局のセルに在圏する移動端末が使用している適用サービスの当該セル及び当該セルに隣接する隣接セルの通信品質指標を送信する通信部と、
を備える、サーバ。
(付記12)
前記記憶部は、
適用サービス毎かつセル毎かつSINR(Signal to Interference Ratio)毎の通信品質指標を記憶し、
前記通信部は、
前記基地局に対し、当該基地局のセルに在圏する移動端末が使用している適用サービスの当該セルの、前記移動端末が在圏する位置におけるSINRの通信品質指標、及び、当該適用サービスの隣接セルの通信品質指標を送信する、
付記11に記載のサーバ。
(付記13)
適用サービスがVoLTE(Voice over Long Term Evolution)サービスである場合、
前記基地局のセルに在圏し、かつ、前記VoLTEサービスを使用している前記移動端末が、当該基地局への接続を試行した接続試行回数を用いて、前記VoLTEサービスの当該基地局のセルの通信品質指標を計算する処理部をさらに備える、
付記11又は12に記載のサーバ。
(付記14)
適用サービスがFTP(File Transfer Protocol)サービスである場合、
前記基地局のセルに在圏し、かつ、前記FTPサービスを使用している前記移動端末の平均スループットを用いて、前記FTPサービスの当該基地局のセルの通信品質指標を計算する処理部をさらに備える、
付記11又は12に記載のサーバ。
(付記15)
基地局の制御方法であって、
自セルに在圏する移動端末が使用している適用サービスの自セル及び自セルに隣接する隣接セルの通信品質指標をサーバから取得し、
前記取得した通信品質指標に基づいて、自セル及び隣接セルの中で自セルが当該適用サービスの最適セルであるか否かを判定し、自セルが最適セルでない場合、前記移動端末を最適セルとなる隣接セルに遷移させる、
基地局の制御方法。
(付記16)
サーバの制御方法であって、
適用サービス毎かつセル毎の通信品質指標を記憶し、
基地局に対し、当該基地局のセルに在圏する移動端末が使用している適用サービスの当該セル及び当該セルに隣接する隣接セルの通信品質指標を送信する、
サーバの制御方法。
(付記17)
基地局に、
自セルに在圏する移動端末が使用している適用サービスの自セル及び自セルに隣接する隣接セルの通信品質指標をサーバから取得する手順と、
前記取得した通信品質指標に基づいて、自セル及び隣接セルの中で自セルが当該適用サービスの最適セルであるか否かを判定し、自セルが最適セルでない場合、前記移動端末を最適セルとなる隣接セルに遷移させる手順と、
を実行させるプログラム。
(付記18)
サーバに、
適用サービス毎かつセル毎の通信品質指標を記憶する手順と、
基地局に対し、当該基地局のセルに在圏する移動端末が使用している適用サービスの当該セル及び当該セルに隣接する隣接セルの通信品質指標を送信する手順と、
を実行させるプログラム。
10−1〜10−N 移動端末
11 データ送信部
12 データ受信部
13 RF情報取得部
20−X、20−Y1、20−Y2、20−Y3 基地局
21 データ送信部
22 データ受信部
23 端末制御部
24 サービス内容検知部
25 データ要求部
26 閾値入力部
27 閾値記憶部
28 セル判定部
281 在圏セル判定部
282 最適セル判定部
29 カウンタ部
291 接続試行回数カウンタ
292 通信劣化回数カウンタ
293 カウンタデータ記憶部
30 インターネット
40 局データサーバ
41 データ送信部
42 データ受信部
43 データ記憶部
431 通信品質指標記憶部
432 カウンタデータ記憶部
44 通信品質指標計算部
45 カウンタデータ更新部
200 基地局
201 通信部
202 記憶部
203 処理部
400 局データサーバ
401 通信部
402 記憶部
403 処理部

Claims (10)

  1. 移動端末と、
    適用サービス毎かつセル毎の通信品質指標を記憶するサーバと、
    自セルに在圏する前記移動端末が使用している適用サービスの自セル及び自セルに隣接する隣接セルの通信品質指標を前記サーバから取得し、取得した通信品質指標に基づいて、自セル及び隣接セルの中で自セルが当該適用サービスの最適セルであるか否かを判定し、自セルが最適セルでない場合、前記移動端末を最適セルとなる隣接セルに遷移させる基地局と、
    を備える、通信システム。
  2. 前記基地局は、
    自セルに在圏する前記移動端末が使用している適用サービスの自セルの通信品質指標が閾値を超えていない場合、自セルが最適セルであると判定し、
    当該適用サービスの自セルの通信品質指標が閾値を超えており、かつ、当該適用サービスの自セルの通信品質指標及び隣接セルの通信品質指標の中で自セルの通信品質指標が最も小さい場合、自セルが最適セルであると判定し、
    当該適用サービスの自セルの通信品質指標が閾値を超えており、かつ、当該適用サービスの自セルの通信品質指標及び隣接セルの通信品質指標の中で隣接セルの通信品質指標が最も小さい場合、当該隣接セルが最適セルであると判定する、
    請求項1に記載の通信システム。
  3. 前記サーバは、
    適用サービス毎かつセル毎かつSINR(Signal to Interference Ratio)毎の通信品質指標を記憶し、
    前記基地局は、
    自セルに在圏する前記移動端末が使用している適用サービスの自セルにおける前記移動端末が在圏する位置のSINRの通信品質指標、及び、当該適用サービスの隣接セルの通信品質指標を前記サーバから取得し、取得した通信品質指標に基づいて、自セル及び隣接セルの中で自セルが当該適用サービスの最適セルであるか否かを判定し、自セルが最適セルでない場合、前記移動端末を最適セルとなる隣接セルに遷移させる、
    請求項1に記載の通信システム。
  4. 前記基地局は、
    自セルに在圏する前記移動端末が使用している適用サービスの自セルのSINRの通信品質指標が閾値を超えていない場合、自セルが最適セルであると判定し、
    当該適用サービスの自セルのSINRの通信品質指標が閾値を超えており、かつ、当該適用サービスの自セルのSINRの通信品質指標及び隣接セルの通信品質指標の中で自セルのSINRの通信品質指標が最も小さい場合、自セルが最適セルであると判定し、
    当該適用サービスの自セルのSINRの通信品質指標が閾値を超えており、かつ、当該適用サービスの自セルのSINRの通信品質指標及び隣接セルの通信品質指標の中で隣接セルの通信品質指標が最も小さい場合、当該隣接セルが最適セルであると判定する、
    請求項3に記載の通信システム。
  5. 自セルに在圏する移動端末が使用している適用サービスの自セル及び自セルに隣接する隣接セルの通信品質指標をサーバから取得する通信部と、
    前記通信部が取得した通信品質指標に基づいて、自セル及び隣接セルの中で自セルが当該適用サービスの最適セルであるか否かを判定し、自セルが最適セルでない場合、前記移動端末を最適セルとなる隣接セルに遷移させる処理部と、
    を備える、基地局。
  6. 適用サービス毎かつセル毎の通信品質指標を記憶する記憶部と、
    基地局に対し、当該基地局のセルに在圏する移動端末が使用している適用サービスの当該セル及び当該セルに隣接する隣接セルの通信品質指標を送信する通信部と、
    を備える、サーバ。
  7. 基地局の制御方法であって、
    自セルに在圏する移動端末が使用している適用サービスの自セル及び自セルに隣接する隣接セルの通信品質指標をサーバから取得し、
    前記取得した通信品質指標に基づいて、自セル及び隣接セルの中で自セルが当該適用サービスの最適セルであるか否かを判定し、自セルが最適セルでない場合、前記移動端末を最適セルとなる隣接セルに遷移させる、
    基地局の制御方法。
  8. サーバの制御方法であって、
    適用サービス毎かつセル毎の通信品質指標を記憶し、
    基地局に対し、当該基地局のセルに在圏する移動端末が使用している適用サービスの当該セル及び当該セルに隣接する隣接セルの通信品質指標を送信する、
    サーバの制御方法。
  9. 基地局に、
    自セルに在圏する移動端末が使用している適用サービスの自セル及び自セルに隣接する隣接セルの通信品質指標をサーバから取得する手順と、
    前記取得した通信品質指標に基づいて、自セル及び隣接セルの中で自セルが当該適用サービスの最適セルであるか否かを判定し、自セルが最適セルでない場合、前記移動端末を最適セルとなる隣接セルに遷移させる手順と、
    を実行させるプログラム。
  10. サーバに、
    適用サービス毎かつセル毎の通信品質指標を記憶する手順と、
    基地局に対し、当該基地局のセルに在圏する移動端末が使用している適用サービスの当該セル及び当該セルに隣接する隣接セルの通信品質指標を送信する手順と、
    を実行させるプログラム。
JP2018114339A 2018-06-15 2018-06-15 通信システム、基地局、サーバ、制御方法、及びプログラム Pending JP2019220739A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018114339A JP2019220739A (ja) 2018-06-15 2018-06-15 通信システム、基地局、サーバ、制御方法、及びプログラム
US16/436,995 US11382016B2 (en) 2018-06-15 2019-06-11 Communication system, base station, and control method

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018114339A JP2019220739A (ja) 2018-06-15 2018-06-15 通信システム、基地局、サーバ、制御方法、及びプログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2019220739A true JP2019220739A (ja) 2019-12-26

Family

ID=68840572

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018114339A Pending JP2019220739A (ja) 2018-06-15 2018-06-15 通信システム、基地局、サーバ、制御方法、及びプログラム

Country Status (2)

Country Link
US (1) US11382016B2 (ja)
JP (1) JP2019220739A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021087699A (ja) * 2019-12-05 2021-06-10 株式会社大一商会 遊技機
JP2021087703A (ja) * 2019-12-05 2021-06-10 株式会社大一商会 遊技機

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11313373A (ja) 1998-04-28 1999-11-09 Seiko Epson Corp 移動通信端末装置及びその制御方法
EP2197236B1 (en) * 2007-10-02 2013-11-06 Fujitsu Limited Handover control device, mobile station, base station, handover control server, and handover control method
EP2501175B1 (en) * 2011-03-17 2015-11-25 Nokia Technologies Oy Distributed capacity based channel assignment for communication systems
KR102060737B1 (ko) * 2013-12-27 2019-12-30 삼성전자주식회사 이동통신 시스템에서 QoS 서비스를 위한 QoS 스위칭 방법 및 장치
US10362520B2 (en) * 2016-06-09 2019-07-23 The Regents Of The University Of California Congestion reduction of LTE networks
MX2019002205A (es) * 2016-08-23 2019-09-19 Huawei Tech Co Ltd Metodo y dispositivo de configuracion de servicio.

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021087699A (ja) * 2019-12-05 2021-06-10 株式会社大一商会 遊技機
JP2021087703A (ja) * 2019-12-05 2021-06-10 株式会社大一商会 遊技機

Also Published As

Publication number Publication date
US20190387447A1 (en) 2019-12-19
US11382016B2 (en) 2022-07-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11979786B2 (en) Network nodes for joint MEC host and UPF selection
US10362588B2 (en) Determining a threshold value for determining whether to steer a particular node from associating with one node to another node in a wireless environment
RU2446571C2 (ru) Обновление смещения мощности с использованием обратной связи
US8326322B2 (en) Methods for managing communications of a wireless communications network, corresponding storage means and devices
KR101488232B1 (ko) 무선 전기통신 네트워크에서 복수의 파라미터들을 설정하는 방법
KR101533266B1 (ko) 무선 전기통신 네트워크를 관리하기 위한 방법
BR112012010029A2 (pt) método e sistema para obter um esquema de implementação de pontos de acesso a rede de área local sem fio
US11751111B2 (en) Wireless terminal roaming
JP2014147040A (ja) アクセスポイント及び無線通信制御方法
KR20160054899A (ko) 무선 통신 시스템에서 안테나 파라미터를 최적화하기 위한 장치 및 방법
WO2017114326A1 (zh) 网络接入方法和andsf设备
EP2922336A1 (en) Method, apparatus, and system for radio bearer control
JP2020511032A (ja) コーデックレートアダプテーションのためのビットレート要求の無線状態トリガ
JP2019220739A (ja) 通信システム、基地局、サーバ、制御方法、及びプログラム
US20100081474A1 (en) wireless base station, a reference terminal apparatus and a wireless communication system
US11032749B2 (en) Communication terminal in wireless ad-hoc network, communication method, and communication program
JP6423954B2 (ja) 通信制御装置および通信制御方法
CN112153745B (zh) 优先级调整方法及设备、基站和具有存储功能的装置
JP2018098699A (ja) 通信制御装置、通信システム、及び通信方法
CN115211203A (zh) 使用视线反馈的无线电资源管理
US11368860B2 (en) Device and method for holistic steering of stations in a wireless network with multiple access points
EP4169174A1 (en) Beam management for user equipment in a network
CN110856199A (zh) 一种干扰协调方法及装置、基站
JP2021164067A (ja) 切替判定装置、切替判定方法、および切替判定プログラム
CN117479256A (zh) 网络切换方法、装置、设备和计算机可读存储介质