JP2021197464A - 光電変換モジュールの解体方法及び解体具 - Google Patents

光電変換モジュールの解体方法及び解体具 Download PDF

Info

Publication number
JP2021197464A
JP2021197464A JP2020103303A JP2020103303A JP2021197464A JP 2021197464 A JP2021197464 A JP 2021197464A JP 2020103303 A JP2020103303 A JP 2020103303A JP 2020103303 A JP2020103303 A JP 2020103303A JP 2021197464 A JP2021197464 A JP 2021197464A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
panel
photoelectric conversion
conversion module
dismantling
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2020103303A
Other languages
English (en)
Inventor
正広 飯島
Masahiro Iijima
紀行 酒井
Noriyuki Sakai
寛典 石丸
Hironori Ishimaru
洋二 戸浦
Yoji Toura
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Solar Frontier KK
Original Assignee
Solar Frontier KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Solar Frontier KK filed Critical Solar Frontier KK
Priority to JP2020103303A priority Critical patent/JP2021197464A/ja
Publication of JP2021197464A publication Critical patent/JP2021197464A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/50Photovoltaic [PV] energy
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P70/00Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
    • Y02P70/50Manufacturing or production processes characterised by the final manufactured product

Landscapes

  • Processing Of Solid Wastes (AREA)
  • Photovoltaic Devices (AREA)

Abstract

【課題】光電変換パネルとフレームをより小さい力で解体することができる解体方法及び解体具を提供する。【解決手段】光電変換モジュールは、パネル100と、パネルの側部に沿って設けられたフレーム構造体と、を有する。フレーム構造体は、パネル100に接着されてパネル100の端部を支える保持部221を有する。光電変換モジュールの解体方法は、パネル100からフレーム構造体を取り外すステップを含む。ステップは、保持部221がパネル100から離れる方に向かう力を受けるようにフレーム構造体に外力を加えつつ、パネル100からフレーム構造体を取り外すことを含む。【選択図】図15

Description

本発明は、光電変換モジュールの解体方法、及び光電変換モジュール用の解体具に関する。
二酸化炭素の排出量の削減の施策に伴い、再生可能エネルギーの一つである、太陽電池モジュールのような光電変換モジュールの普及の増加が見込まれている。現在、太陽電池モジュールは、廃棄の際に解体されてリサイクルされることが検討されている。
下記の特許文献1は、解体時に、太陽電池モジュールからフレームを分離する方法を開示している。太陽電池モジュールは、平板状の太陽電池パネルと、太陽電池パネルの外周端部に設けられたフレームと、を含む。フレームは、太陽電池パネルの外周端部が嵌合されるパネル端嵌合部と、パネル端嵌合部から太陽電池パネルの受光面とは反対の方に向けて突出した支持部とを有する(引用文献1の図6参照)。フレームのパネル端嵌合部と支持部によって、フレームの延在方向に直交する断面において、略「E」字の形状が形成されている。太陽電池パネルの外周端部が嵌め込まれたフレームのパネル端嵌合部内に封止材(接着材) が充填されることによって、太陽電池パネルは、フレームに強固に接着されている。
特許文献1に記載された解体装置は、太陽電池パネルを固定するクランプ部と、ヘッド部と、を有する。クランプ部は、太陽電池パネルを裏側から作業台へ押圧し、これにより太陽電池パネルを作業台へ固定する。ヘッド部は、フレームの支持部を内側から外側に向けて押圧した状態で、太陽電池パネルの外周端部に沿って走行する。これにより、フレームが太陽電池パネルから引き剥がされるとされている。
特開2014−116363号公報
本願発明者は、太陽電池パネルからフレームを分離する際に以下のような課題が生じることを見出した。解体装置は、フレームのパネル端嵌合部内の封止材の接着力よりも強い力でフレームを太陽電池パネルから引き剥がす必要がある。特許文献1に記載された解体装置では、解体装置のヘッド部は、太陽電池パネルの表面に沿った方向において内側から外側に向けてフレームの支持部を押圧する。この場合、ヘッド部による押圧力は、封止材と、パネル端嵌合部及び/又は太陽電池パネルとの間で、せん断力を生じさせる。
しかしながら、封止材の接着力はせん断力に対して強いため、太陽電池パネルからフレームを引き剥がすためには、ヘッド部からフレームに与える押圧力を比較的高くする必要が生じる。その結果、フレームと太陽電池パネルとを分離する作業に時間を要したり、解体装置の設計が大型化したりすることがある。
したがって、パネルとフレームをより小さい力で分離することが可能な解体方法及び解体具が望まれる。
一態様に係る方法は、パネルと、前記パネルの側部に沿って設けられたフレーム構造体と、を有する光電変換モジュールであって、前記フレーム構造体が、前記パネルに接着されて前記パネルの端部を支える保持部を有する、光電変換モジュールの解体方法に関する。当該方法は、前記パネルから前記フレームを取り外すステップを含む。前記ステップは、前記保持部が前記パネルから離れる方に向かう力を受けるように前記フレーム構造体に外力を加えつつ、前記パネルから前記フレーム構造体を取り外すことを含む。
一態様に係る解体具は、パネルと、前記パネルの側部に沿って設けられたフレーム構造体と、を有する光電変換モジュールであって、前記フレーム構造体が、前記パネルに接着されて前記パネルの端部を支える保持部と、前記パネルから離れる方に向かって前記保持部から延びた脚部と、を有する、光電変換モジュールを解体するための解体具に関する。当該解体具は、前記脚部の少なくとも一部に係合可能な係合部と、前記保持部が前記パネルから離れる方に変位するように前記脚部を回転させる外力を前記係合部に伝える力伝達部と、を含む。
上記態様によれば、光電変換パネルとフレームをより小さい力で解体することができる。
光電変換モジュールの斜視図である。 図1の2A−2A線に沿った光電変換モジュールの断面図である。 光電変換モジュールに含まれる第1フレームの斜視図である。 図1の4A−4A線に沿った光電変換モジュールの断面図である。 光電変換モジュールに含まれる第2フレームの斜視図である。 図1の領域6Aの拡大図である。 第1実施形態に係る第1フレーム用の解体具の平面図である。 図7の矢印8A方向から見た第1フレーム用の解体具の拡大側面図である。 図7の矢印9A方向から見た第1フレーム用の解体具の上面図である。 第1フレームの第1脚部に第1フレーム用の解体具を係合させた状態を示す拡大側面図である。 第1実施形態に係る第2フレーム用の解体具の平面図である。 図11の矢印12A方向から見た第2フレーム用の解体具の拡大側面図である。 図12の矢印13A方向から見た第2フレーム用の解体具の上面図である。 第2フレームの第2脚部に第2フレーム用の解体具を係合させた状態を示す拡大側面図である。 パネルからフレーム構造体を取り外すステップを説明するための図である。 解体具の操作を説明するための図である。 第2実施形態に係る解体具の平面図である。 第3実施形態に係る光電変換モジュールの断面図である。 第3実施形態に係る光電変換モジュールのフレームに第3実施形態に係る解体具を係合させた状態を示す拡大側面図である。
以下、図面を参照して、実施形態について説明する。以下の図面において、同一又は類似の部分には、同一又は類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、各寸法の比率等は現実のものとは異なることがあることに留意すべきである。
[光電変換モジュール]
図1は、光電変換モジュールの斜視図である。図2は、図1の2A−2A線に沿った光電変換モジュールの断面図である。図3は、光電変換モジュールに含まれる第1フレームの斜視図である。図4は、図1の4A−4A線に沿った光電変換モジュールの断面図である。図5は、光電変換モジュールに含まれる第2フレームの斜視図である。図6は、図1の領域6Aの拡大図である。
光電変換モジュール10は、例えば、光エネルギーを電気エネルギーに変換する太陽電池モジュールであってよい。このような太陽電池モジュールは、例えば、建造物の屋根や壁面のような屋外に設置されていてよい。
光電変換モジュール10は、平板状のパネル100と、フレーム構造体200と、を有する。パネル100は、光エネルギーと電気エネルギーを相互に変換する光電変換素子を含んでいてよい。本実施形態では、パネル100は、パネル100の表面に直交する方向(高さ方向)から見て、略四角形状である。なお、高さ方向は、図のZ方向に相当する。
フレーム構造体200は、パネル100の周囲に取り付けられており、パネル100の側部に沿って設けられている。フレーム構造体200は、少なくとも、互いに連結された第1フレーム220と第2フレーム230を有していてよい。第1フレーム220及び第2フレーム230は、それぞれパネル100の縁辺に沿って設けられている。本実施形態では、第1フレーム220は、パネル100の第1縁辺に沿った第1方向(以下、「横方向」と称することもある。)に延びている。なお、横方向は、図のX方向に相当する。
第2フレーム230は、パネル100の上記第1縁辺に隣接する第2縁辺に沿った第2方向(以下、「縦方向」と称することもある。)に延びていてよい。ここで、第1方向(横方向)と第2方向(縦方向)は、互いに交差する方向であればよく、好ましくは互いに直交する方向であってよい。なお、本実施形態において、縦方向は、図のY方向に相当する。
パネル100は、図1に示す態様では略長方形状であり、一対の第1フレーム220がパネル100の一対の長辺に沿って設けられている。同様に、一対の第2フレーム230がパネル100の一対の短辺に沿って設けられている。
第1フレーム220は、第1保持部221、第1脚部222、第1側壁部223、第1フランジ224及び第1パネル受け入れ部225を有していてよい(特に図3参照)。第1側壁部223は、パネル100の縁の外側に位置し、パネル100の表面に交差する方向(Z方向)と横方向(X方向)とによって張られる面において広がっている。第1側壁部223は、第1保持部221と第1フランジ224とを連結されており、これらと一体に成形されていてよい。
第1フランジ224は、第1側壁部223の上部から、パネル100の内側の方に向かって突出しており、パネル100の端部の表面を覆っている。第1フランジ224は、パネル100の、横方向に沿って延びる縁に沿って延びていてよい。
第1保持部221は、第1側壁部223から、パネル100の内側の方に向かって突出しており、第1フランジ224と対向している。第1保持部221は、パネル100の端部を下方から支えるよう構成されている。第1保持部221は、横方向に沿って延びていてよい。
第1パネル受け入れ部225は、第1保持部221と、第1側壁部223と、第1フランジ224とによって構成されていてよい。具体的には、第1パネル受け入れ部225は、第1フレーム220の延在方向(横方向)に直交する断面において、略「C」の字型の形状を有する(図2参照)。これにより、第1パネル受け入れ部225は、パネル100の端部を受け入れ可能に構成されている。
第1パネル受け入れ部225の内部には、第1接着材229が充填されていてよい。これにより、第1パネル受け入れ部225は、パネル100の端部を受け入れた状態で、パネル100を保持することができる。言い換えると、第1保持部221は、パネル100に接着され、かつパネル100の端部を支えている。
第1接着材229は、横方向において第1パネル受け入れ部225全体に設けられていてもよく、横方向における第1パネル受け入れ部225の一部の領域のみに設けられていてもよい。第1接着材229の材料は、特に限定されないが、例えばシリコーン系の接着材であってよい。
パネル100は、縦方向において、第1パネル受け入れ部225の奥まで挿入されていなくてよい。具体的には、図2に示すように、縦方向(Y方向)において、第1接着材229がパネル100と第1側壁部223との間に設けられていてよい。
第1脚部222は、第1保持部221から、パネル100から離れる方に向かって延びていてよい。本実施形態では、第1脚部222は、パネル100の表面に直交する方向に延びた壁部222aと、パネル100から最も遠いところでパネルの表面に沿った方に曲げられた端部222bと、を含んでいてよい。図2及び図3では、第1脚部222の壁部222aは、第1側壁部223と第1保持部221の交点から連続して延びた部分によって構成されている。また、第1脚部222の壁部222aの外面は、第1側壁部223の外面と面一になっている。この代わりに、第1脚部222の壁部222aは、第1保持部221の、第1側壁部223から離れた部分に連結されていてもよい。
第1保持部221、第1脚部222、第1側壁部223及び第1フランジ224は、それぞれ第1フレーム220の延在方向に延びていてよい。第1保持部221、第1脚部222、第1側壁部223及び第1フランジ224は、一体に形成されていてよい。
第1脚部222の壁部222aは、横方向における第1フレーム220の両端部のところで、第2フレーム230と当接する(図1及び図6参照)。第1脚部222の壁部222aは、横方向における両端部付近に、ボルトのような締結部材が挿通可能な第1孔部226を有していてよい。本実施形態では、第1孔部226は、高さ方向に2つ並んでいる。この代わりに、第1孔部226は、高さ方向に1つだけ設けられていても良い。第1孔部226は、第2フレーム230を第1フレーム220に連結するために設けられる。
第1実施形態において、第1保持部221及び第1脚部222の端部222bは、横方向(X方向)において第1脚部222の壁部222aの縁まで達していない(図3参照)。言い換えると、第1側壁部223の壁部222aは、横方向において、第1保持部221及び第1脚部222の端部222bよりも外側に延出している。これにより、第1フレーム220の第1保持部221及び第1脚部222の端部222bは、後述する第2フレーム230の第2保持部231及び第2脚部232の端部232bと干渉しないよう構成されている。第1孔部226は、第1脚部222の壁部222aの、第1保持部221よりも外側に延出した部分に設けられていてよい。
また、第1フランジ224は、横方向(X方向)において第1脚部222の壁部222aの縁まで達していなくてよい(図3参照)。さらに、第1脚部222の壁部222aは、横方向(X方向)における端部であって、高さ方向における上部のところに、切り欠き部228を有していてよい。図示した形態では、切り欠き部228は、第1脚部222の壁部222aの角を三角形状に切り落とした形状を有する(図3参照)。この代わりに、第1脚部222の壁部222aは、切り欠き部228を有しておらず、縦方向から見て90°の角度で曲げられた角を有していてもよい。
第2フレーム230は、第2保持部231、第2脚部232、第2側壁部233、第2フランジ234及び第2パネル受け入れ部235を有していてよい。第2側壁部233は、パネル100の外側で、パネル100の表面に交差する方向(Z方向)と横方向(Y方向)とによって張られる面において広がっている。第2側壁部233は、第2保持部231と第2フランジ234とを連結しており、これらと一体に成形されていてよい。
第2フランジ234は、第2側壁部233の上部から、パネル100の内側の方に向かって突出しており、パネル100の端部の表面を覆っている。第2フランジ234は、パネル100の、縦方向に沿った縁に沿って延びていてよい。
第2保持部231は、第2側壁部233から、パネル100の内側の方に向かって突出しており、第2フランジ234と対向している。第2保持部231は、パネル100の端部を下方から支えるよう構成されている。
第2パネル受け入れ部235は、第2保持部231と、第2側壁部233と、第2フランジ234とによって構成されていてよい。具体的には、第2パネル受け入れ部235は、第2フレーム230の延在方向(縦方向)に直交する断面において、略「C」の字型の形状を有する(図4参照)。これにより、第2パネル受け入れ部235は、パネル100の端部を受け入れ可能に構成されている。
第2パネル受け入れ部235の内部には、第2接着材239が充填されていてよい(図4参照)。これにより、第2パネル受け入れ部235は、パネル100の端部を受け入れた状態で、パネル100を保持することができる。言い換えると、第2保持部231は、パネル100に接着され、かつパネル100の端部を支えている。
第2接着材239は、縦方向において第2パネル受け入れ部235全体に設けられていてもよく、縦方向における第2パネル受け入れ部235の一部の領域のみに設けられていてもよい。第2接着材239の材料は、第1接着材229の材料と同じであっても、異なっていてもよい。
パネル100は、横方向において、第2パネル受け入れ部235の奥まで挿入されていなくてよい。具体的には、図4に示すように、横方向(X方向)において、第2接着材239がパネル100と第2側壁部233との間に設けられていてよい。
第2保持部231の上面は、複数の溝231bを有していてよい。複数の溝231bは、互いに略平行に配置されていてよい。それぞれの溝231bは、第2フレーム230の延在方向に沿って延びていてよい。
第2接着材239は、溝231bに接して設けられていてよい。これにより、第2保持部231と第2接着材239との境界の表面積が増大するため、第2接着材239による接着力が増大する。なお、第1フレーム220の第1保持部221の表面にも、同様の溝が形成されていてもよい。
第2脚部232は、第2保持部231から、パネル100から離れる方に向かって延びていてよい。本実施形態では、第2脚部232は、パネル100の表面に直交する方向に延びた壁部232aと、パネル100から最も遠いところでパネルの表面に沿った方に曲げられた端部232bと、を含んでいてよい。図4及び図5では、第2脚部232の壁部232aは、第2側壁部233と第2保持部231の交点から連続して延びた部分によって構成されている。また、第2脚部232の壁部232aの外面は、第2側壁部233の外面と面一になっている。この代わりに、第2脚部232の壁部232aは、第2保持部231の、第2側壁部233から離れた部分に連結されていてもよい。
第2保持部231、第2脚部232、第2側壁部233及び第2フランジ234は、それぞれ第2フレーム230の延在方向に延びていてよい。第2保持部231、第2脚部232、第2側壁部233及び第2フランジ234は、一体に形成されていてよい。
第2保持部231、第2脚部232及び後述するC字型の壁部237は、縦方向(Y方向)において第2側壁部233の縁まで達していてよい(図5参照)。これにより、第2保持部231、第2脚部232及び後述するC字型の壁部237は、第1フレーム220の第1脚部222又は第1側壁部223に当接する。
第2フランジ234は、縦方向(Y方向)において第2側壁部233の縁まで達していてよい(図5及び図6参照)。本実施形態では、第2フランジ234の根本の、縦方向(Y方向)における第1フレーム220側の端部が、第2フランジ234の先端の、縦方向における第1フレーム220側の端部よりも縦方向における外側に位置するよう、第2フランジの端部234aが傾斜している。すなわち、本実施形態では、第2フランジ234の根本のみが、第2フランジ234の端まで達している。
第2脚部232の壁部232aは、縦方向における第2フレーム230の両端部のところで、第1フレーム220と当接していてよい(図1及び図6参照)。第2保持部231及び/又は第2脚部232には、ボルトのような締結部材が挿通可能な第2孔部236が形成されていてよい。第2孔部236は、断面視でC字型の壁部237によって囲まれている。本実施形態では、C字型の壁部237は、第2保持部231の下部と、第2脚部232の端部232bの上部とに設けられている。C字型の壁部237は、第2フレーム230の延在方向に沿って延びている。したがって、C字型の壁部237は、略円筒状の形状を有する。
第2フレーム230の第2孔部236は、第1フレーム220の第1孔部226と位置合わせされている。ボルトのような締結部材は、第1フレーム220の第1孔部226と第2フレーム230の第2孔部236の両方を通る。これにより、第1フレーム220と第2フレーム230が、互いに締結される。したがって、第1フレーム220及び第2フレーム230は、第1孔部226から第2孔部236に向かって延びる締結部材によって互いに締結されている。
図6に示すように、第1フレーム220と第2フレーム230が互いに締結されている状態において、第1フランジ224と第2フランジ234とは互いに当接しない。これにより、第1フランジ224の端部224aと、第2フランジ234の端部234aとの間に隙間G1が形成される。隙間G1は、パネル100の表面に注がれた液体、例えば雨水を、パネル100の外側へ逃がす排水路の役割を有する。
本実施形態では、液体排出用の隙間G1が、第1フランジ224と第2フランジ234との間に形成されている。この代わりに、第1フランジ224と第2フランジ234との間に隙間Gが形成されていなくてもよい。すなわち、第1フランジ224と第2フランジ234は互いに密着していてもよい。
[第1フレーム用の解体具の構成]
次に、図7〜図10を参照して第1フレーム用の解体具(以下、「第1解体具」と称する。)について説明する。図7は、第1実施形態に係る第1フレーム用の解体具の平面図である。図8は、図7の矢印8A方向から見た第1フレーム用の解体具の拡大側面図である。図9は、図7の矢印9A方向から見た第1フレーム用の解体具の上面図である。図10は、第1フレームの脚部に第1フレーム用の解体具を係合させた状態を示す拡大側面図である。
第1解体具400は、係合部410と、力伝達部420と、を有していてよい。係合部410は、第1フレーム220の第1脚部222の少なくとも一部に係合可能に構成されている。
本実施形態では、係合部410は、第1フレーム220の延在方向に沿って延びた基部412と、基部412に設けられた溝部414と、を有していてよい。基部412の形状は、特に限定されないが、図示したように略直方体であってもよい。基部412は、第1フレーム220の長さと概ね同じ長さを有していてよい。この代わりに、基部412は、第1フレーム220の長さよりも短くてもよい。
溝部414は、基部412の一面に設けられており、基部412の延在方向に沿って延びていてよい。溝部414は、第1フレーム220の第1脚部222の少なくとも一部、具体的には第1脚部222の端部222bを受け入れ可能に構成されている(図10参照)。すなわち、第1解体具400の溝部414は、第1脚部222の端部222bを嵌合可能に構成されている。
力伝達部420は、基部412から一方向に延びた柱状形状を有していてよい。力伝達部420は、基部412の延在方向に交差する方向に延びている。これにより、図7に示すように、第1解体具400は、略T字の形状を有する。力伝達部420が倒されることによって、基部412は、基部412の延在方向に沿った軸まわりに回転する。
基部412は、溝部414よりも力伝達部420側に位置する上部412aと、溝部414に関して力伝達部420とは反対側の下部412bと、を有していてよい。基部412の下部412bは、第1フレーム220の第1脚部222の端部222bと第1保持部221との間の隙間に挿入される(図10参照)。
基部412の下部412bは、基部412の延在方向において基部412の上部412aよりも長くてもよい。図に示す態様では、基部412の下部412bは、その両端において上部412aよりも外側に突出している。これにより、基部412の下部412bは、第1フレーム220の端部付近まで当接することができる。この場合、第1解体具400からの外力を、第1フレーム220の端部付近にまで作用させることができる。
[第2フレーム用の解体具の構成]
次に、図11〜図13を参照して第2フレーム用の解体具(以下、「第2解体具」と称する。)について説明する。図11は、第1実施形態に係る第2フレーム用の解体具の平面図である。図12は、図11の矢印12A方向から見た第2フレーム用の解体具の拡大側面図である。図13は、図12の矢印13A方向から見た第2フレーム用の解体具の上面図である。図14は、第2フレームの第2脚部に第2フレーム用の解体具を係合させた状態を示す拡大側面図である。
第2解体具500は、係合部510と、力伝達部520と、を有していてよい。係合部510は、第2フレーム230の第2脚部232の少なくとも一部に係合可能に構成されている。
本実施形態では、係合部510は、第2フレーム230の延在方向に沿って延びた基部512と、基部512に設けられた溝部514と、を有していてよい。基部512の形状は、特に限定されないが、図示したように略直方体であってもよい。基部512は、第2フレーム230の長さと概ね同じ長さを有していてよい。この代わりに、基部512は、第2フレーム230の長さよりも短くてもよい。
溝部514は、基部512の一面に設けられており、基部512の延在方向に沿って延びていてよい。溝部514は、第2フレーム230の第2脚部232の少なくとも一部、具体的には第2脚部232の端部232bを受け入れ可能に構成されている。すなわち、第2解体具500の溝部514は、第2脚部232の端部232bを嵌合可能に構成されている。
力伝達部520は、基部512から一方向に延びた柱状形状を有していてよい。力伝達部520は、基部512の延在方向に交差する方向に延びている。これにより、図11に示すように、第2解体具500は、略T字の形状を有する。力伝達部520が倒されることによって、基部512は、基部512の延在方向に沿った軸まわりに回転する。
基部512は、溝部514よりも力伝達部520側に位置する上部512aと、溝部514に関して力伝達部520とは反対側の下部512bと、を有していてよい。基部512の下部512bは、第2フレーム230の第2脚部232の端部232bと第2保持部231との間の隙間に挿入される。
基部512の下部512bは、基部512の延在方向において基部512の上部512aよりも長くてもよい。図に示す態様では、基部512の下部512bは、その両端において上部512aよりも外側に突出している。これにより、基部512の下部512bは、第2フレーム230の端部付近まで当接することができる。
本実施形態において、基部512の下部512bは、好ましくは実質的に第2フレーム230と同じ長さを有していてよい。さらに、基部512の上部512aは、基部512の下部512bよりも短くてよい。より具体的には、基部512の上部512aは、互いに対向する位置に設けられた一対の第1フレーム220の第1脚部222どうしの間の距離L1より短くてよい(図15も参照)。この場合、基部512の上部512aが第1フレーム220の第1脚部222に干渉することを防止することができる。
本実施形態において、第2解体具500の基部512に設けられた溝514の開口側の幅W2は、溝514の底(開口側から遠い側)の幅W1よりも広い(図12参照)。具体的には、溝514の開口側の幅W2は、第2脚部232の端部232bとともにC字型の壁部237を受け入れ可能な大きさを有する。一方、溝514の底の幅W1は、第2脚部232の端部232bのみを受け入れ可能な大きさを有する。これにより、第2解体具500の溝部514は、第2フレーム230の形状に応じた形状になっている(図14参照)。
[光電変換モジュールの解体方法]
次に、図15及び図16を参照して光電変換モジュールの解体方法について説明する。図15は、パネルからフレーム構造体を取り外すステップを説明するための図である。図16は、解体具の操作を説明するための図である。なお、図15は、光電変換モジュールの裏側から見た斜視図である。
光電変換モジュールの解体方法は、パネル100からフレーム構造体200を取り外すステップを含む。第1フレーム220及び第2フレーム230の取り外すために、それぞれ前述した第1解体具400及び第2解体具500を利用することができる。
図15及び図16では、第1フレーム220を取り外すステップが示されている。まず、第1解体具400の係合部410を第1フレーム220の脚部222に係合させる。具体的には、第1解体具400の溝部414に第1フレーム220の脚部222の端部222bを嵌める。これにより、第1解体具400は、図10に示す状態になる。
次に、第1保持部221がパネル100から離れる方に向かう力を受けるように第1フレーム220に外力を加えつつ、パネル100から第1フレーム220を取り外す。本実施形態では、第1解体具400の力伝達部420を、おおむね係合部410を軸として回転するように倒す(図16参照)。これにより、第1フレーム220の第1脚部222のうち、第1保持部221から離れた部分は、パネル100から離れる方に若干回転するような外力を第1解体具400から受ける。言い換えると、この外力による第1脚部222の変形に従って、第1保持部221はパネル100から離れる方に向かうような力を受ける。
すなわち、第1解体具400の力伝達部420は、第1フレーム220の第1保持部221がパネル100から離れる方に変位するように第1脚部222を回転させる力を係合部410に伝え、係合部410からそのような外力を脚部に作用させる。
上述した方法によれば、第1保持部221は、パネル100から離れる方に向かう力を受ける。特に、第1保持部221の先端が、第1保持部221の根本よりもパネル100からより大きく離れるように変位し得る。したがって、パネル100と第1保持部221との接着部には、剥離力が働く。第1解体具400の力伝達部420をより大きく動作させることによって、第1保持部221とパネル100との間の接着が剥がされ、第1フレーム220がパネル100から取り外される。
ここで、特許文献1に記載されているように、第1保持部221をパネル100の表面に沿った方向に平行移動させようとする場合、第1保持部221とパネル100との接着部にせん断力が生じる。接着材のせん断接着強さは、通常、剥離接着強さよりも強いため、フレームをパネルから引き剥がすために必要な力は大きくなる。一方、本実施形態では、第1保持部221とパネル100との接着部は、剥離力を受けるため、第1保持部221がパネル100から剥がれやすくなる。したがって、パネル100と第1フレーム220をより小さい力で分離することが可能になる。
また、第1フレーム220に作用する力がより小さくなれば、パネル100が解体時に破損する可能性を低減できる。
前述したように、第1脚部222の端部222bが第1解体具400の溝部414に嵌合された状態で、第1保持部221と基部412との間の距離は、なるべく小さいことが好ましい。第1解体具400は、基部412の、力伝達部420とは反対側の端と、第1フレーム220の脚部222との接点を起点に回転しつつ、第1フレーム220に力を作用させる。この回転の起点が、第1保持部221に近いほど第1保持部221も変位し易いため、より小さい力で第1保持部221がパネル100から剥がれやすくなる。また、第1フレーム220の壁部222aの強度が比較的弱かったとしても、第1解体具400からの力が第1保持部221に伝わりやすいので、パネル100が分離される前に第1フレーム220の壁部222aが破壊されることを抑制することもできる。上記の観点から、第1解体具400の基部412と第1保持部221との間隔は、例えば20mm以下、好ましくは10mm以下、より好ましくは5mm以下であってよい。
以上では第1フレーム220の取り外しに関して詳細に説明した。第2フレーム230の取り外しについても、第1フレーム220の取り外しと同様に実施できる。第2フレーム230を取り外すためには、第1解体具400の代わりに第2解体具500を用いればよい。また、第2解体具500の基部512と第2保持部231との間隔は、第1解体具400と同様に、例えば20mm以下、好ましくは10mm以下、より好ましくは5mm以下であってよい。
ここで、第1フレーム220を取り外した後に第2フレーム230を取り外してもよく、第2フレーム230を取り外した後に第1フレーム220を取り外してもよい。第1フレーム220及び第2フレーム230の形状や構造等に応じて、どちらのフレーム220,230を先に取り外すかを決定すればよい。
例えば、第1フレームと第2フレームを互いに締結する締結部材が、第2フレーム230の延在方向に沿って延びている場合、第2フレーム230を取り外した後に、第1フレーム220を取り外してもよい。これにより、第2フレーム230を取り外す際に、締結部材の差し込み方向に交差する方向に沿った力が第2フレーム230に働くため、比較的弱い力で第2フレーム230を取り外すことができるからである。逆に、第1フレーム220を先に取り外そうとすると、締結部材の差し込み方向に沿った力を第1フレーム220に加える必要がある。締結部材は、差し込み方向に対して非常に強いため、第1フレーム220の解体に必要な力が非常に強くなることがある。
なお、第1フレームと第2フレームを互いに締結する締結部材を取り外した後に、第1解体具400及び/又は第2解体具500によって第1フレーム220及び第2フレーム230を取り外す場合には、どちらのフレームを先に取り外してもよい。
第1フレームと第2フレームを互いに締結する締結部材が取り外された状態では、第1フレーム220及び第2フレーム230は、それぞれ第1接着材229及び第2接着材239によりパネル100に接着された状態である。この場合、比較的接着力の弱い箇所に局所的な力を加えることによって、第1フレーム220及び第2フレーム230をパネル100から取り外しやすくすることができる。ここで、フレーム構造体200の隅、すなわち第1フレーム220及び第2フレーム230の端は、第1接着材229及び第2接着材239の端に相当するため、比較的接着力の弱い箇所に相当する。したがって、第1フレーム220及び第2フレーム230の端付近に局所的に前述した外力を加えつつ、第1フレーム220及び第2フレーム230を取り外してもよい。
[第2実施形態]
図17は、第1フレーム220及び第2フレーム230の端付近に局所的に前述した外力を加えるための解体具600を示している。解体具600の構成は、前述した第1解体具400又は第2解体具500の構成とほぼ同様であってよい。また、解体具600は、第1解体具400又は第2解体具500の係合部410,510、溝414,514及び力伝達部420,520等の構造と同様の構成を有していてよい。
図17に示す解体具600の基部612は、前述した第1解体具400又は第2解体具500の基部412,512よりも短い。これにより、解体具600は、第1フレーム220及び第2フレーム230の一部、例えば端付近に、局所的に前述した外力を加えることができる。
図17に示す解体具600の基部612は、フレーム220,230の長さに応じた長さを有していなくてよい。そのため、解体具600は、第1フレーム220と第2フレーム230の両方の解体に適用することができる。
[第3実施形態]
次に、第3実施形態に係る光電変換モジュールと、その解体方法及び解体具について説明する。図18は、第3実施形態に係る光電変換モジュールの断面図である。図19は、第3実施形態に係る光電変換モジュールのフレームに第3実施形態に係る解体具を係合させた状態を示す拡大側面図である。なお、第1実施形態と同様の構成については同じ符号が付されている。第1実施形態と同様の構成については、その説明を省略することがあることに留意されたい。
第3実施形態において、第1フレーム220は、図2に示す第1フレームと似た構成を有していてよい。ただし、第3実施形態において、第1フレーム220の第1脚部222が、図2に示す第1フレームの構造と異なっている。
第3実施形態において、第1脚部222は、第1保持部221から、パネル100から離れる方に向かって延びている。第1脚部222は、壁部222aと、パネル100から最も遠いところでパネルの表面に沿った方に曲げられた端部222bと、内壁部222cと、を有する。第1脚部222の壁部222aは、第1側壁部223と第1保持部221の交点から連続して延びた部分によって構成されている。第1脚部222の内壁部222cは、第1保持部221の内側の端部から連続して延びた部分によって構成されており、壁部222aと平行に延びていてよい。第1脚部222の端部222bは、第1脚部222の下端を構成し、壁部222aと内壁部222cとを連結していてよい。したがって、第3実施形態では、第1脚部222は、略U字型の形状を有していてよい。第1脚部222と第1保持部221によって、中空の長方形の構造が形成されている。
第3実施形態において、解体具700は、前述した第1解体具400又は第2解体具500の構成とほぼ同様であってよい。解体具700は、係合部710と、力伝達部720と、を有していてよい。係合部710は、第1フレーム220の第1脚部222の少なくとも一部に係合可能に構成されている。本実施形態では、係合部710は、第1フレーム220の延在方向に沿って延びた基部712と、基部712に設けられた溝部714と、を有していてよい。
溝部414は、基部412の一面に設けられており、基部412の延在方向に沿って延びていてよい。溝部414は、第1フレーム220の第1脚部222の端部222bと、壁部222a及び内壁部222cの一部と、を受け入れ可能に構成されている(図18参照)。力伝達部720は、前述した第1解体具400又は第2解体具500の構成とほぼ同様に、基部712から一方向に延びた柱状形状を有していてよい。
前述した第1解体具400又は第2解体具500と同様に、力伝達部720が倒されることによって、基部712は、基部712の延在方向に沿った軸まわりに回転する。これにより、解体具700から第1脚部222に回転力が加わり、それに応じて、第1保持部221はパネル100から離れる方に向かう力を受ける。したがって、パネル100と第1保持部221との接着部には、剥離力が働く。
上述したように、実施形態を通じて本発明の内容を開示したが、この開示の一部をなす論述及び図面は、本発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替の実施形態、実施例及び運用技術が明らかとなる。したがって、本発明の技術的範囲は、上述の説明から妥当な特許請求の範囲に係る発明特定事項によってのみ定められるものである。
例えば、上記の実施形態では、特定の構造を有するフレーム構造体200の取り外しについて説明したが、フレーム構造体200の構造は、発明の趣旨を逸脱しない限り任意に変更可能である。
また、前述した解体具400,500,600,700は、人の手によって直接動作されることを意図した構造を有する。この代わりに、解体具400,500,600,700は、半自動的又は全自動的に動作可能に構成されていてもよい。この場合、解体具は、力伝達部420,520が電気的な手段により自動的に稼働するよう構成されていてよい。
10 光電変換モジュール
100 パネル
200 フレーム構造体
220 第1フレーム
221 第1保持部
222 第1脚部
229 第1接着材
230 第2フレーム
231 第2保持部
232 第2脚部
239 第2接着材
400 第1解体具
410 係合部
414 溝部
420 力伝達部
500 第2解体具
510 係合部
514 溝部
520 力伝達部

Claims (7)

  1. パネルと、前記パネルの側部に沿って設けられたフレーム構造体と、を有する光電変換モジュールであって、前記フレーム構造体が、前記パネルに接着されて前記パネルの端部を支える保持部を有する、光電変換モジュールの解体方法であって、
    前記パネルから前記フレーム構造体を取り外すステップを含み、
    前記ステップは、前記保持部が前記パネルから離れる方に向かう力を受けるように前記フレーム構造体に外力を加えつつ、前記パネルから前記フレーム構造体を取り外すことを含む、光電変換モジュールの解体方法。
  2. 前記フレーム構造体は、前記パネルから離れる方に向かって前記保持部から延びた脚部を有し、
    前記ステップは、前記保持部が前記パネルから離れる方に変位するように前記脚部を回転させる前記外力を前記脚部に作用させることを含む、請求項1に記載の光電変換モジュールの解体方法。
  3. 前記フレーム構造体は、締結部材によって互いに締結された第1フレーム及び第2フレームを含み、
    前記締結部材は、前記第2フレームの延在方向に沿って延びており、
    前記ステップは、前記第2フレームを取り外した後に、前記第1フレームを取り外すことを含む、請求項1又は2に記載の光電変換モジュールの解体方法。
  4. 前記フレーム構造体は、互いに連結された第1フレーム及び第2フレームを含み、
    前記第1フレームの強度は、前記第2フレームの強度よりも高く、
    前記ステップは、前記第1フレームを取り外した後に、前記第2フレームを取り外すことを含む、請求項1又は2に記載の光電変換モジュールの解体方法。
  5. 前記ステップは、前記フレーム構造体の隅に、局所的に前記外力を加えることを含む、請求項1から4のいずれか1項に記載の光電変換モジュールの解体方法。
  6. パネルと、前記パネルの側部に沿って設けられたフレーム構造体と、を有する光電変換モジュールであって、前記フレーム構造体が、前記パネルに接着されて前記パネルの端部を支える保持部と、前記パネルから離れる方に向かって前記保持部から延びた脚部と、を有する、光電変換モジュールを解体するための解体具であって、
    前記脚部の少なくとも一部に係合可能な係合部と、
    前記保持部が前記パネルから離れる方に変位するように前記脚部を回転させる外力を前記係合部に伝える力伝達部と、を含む、解体具。
  7. 前記係合部は、前記脚部の端部に嵌合可能な溝部を有する基部を含む、請求項6に記載の解体具。

JP2020103303A 2020-06-15 2020-06-15 光電変換モジュールの解体方法及び解体具 Pending JP2021197464A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020103303A JP2021197464A (ja) 2020-06-15 2020-06-15 光電変換モジュールの解体方法及び解体具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020103303A JP2021197464A (ja) 2020-06-15 2020-06-15 光電変換モジュールの解体方法及び解体具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2021197464A true JP2021197464A (ja) 2021-12-27

Family

ID=79195996

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020103303A Pending JP2021197464A (ja) 2020-06-15 2020-06-15 光電変換モジュールの解体方法及び解体具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2021197464A (ja)

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN202332932U (zh) * 2011-11-28 2012-07-11 浚鑫科技股份有限公司 一种光伏组件铝型材拆除工具
CN203600179U (zh) * 2013-11-14 2014-05-21 富昱能源科技(昆山)有限公司 光伏模组拆卸装置
JP2014116363A (ja) * 2012-12-06 2014-06-26 Shinryo Corp 太陽電池モジュール解体装置
CN204206092U (zh) * 2014-11-20 2015-03-11 通威太阳能(合肥)有限公司 一种用于晶体硅太阳能电池组件的边框拆卸工具
JP2015149412A (ja) * 2014-02-06 2015-08-20 三菱電機株式会社 太陽電池モジュール
JP2017229211A (ja) * 2016-06-24 2017-12-28 株式会社エヌ・ピー・シー 太陽電池パネルの枠分離装置
WO2019043329A1 (fr) * 2017-08-30 2019-03-07 Commissariat à l'énergie atomique et aux énergies alternatives Procede de desassemblage d'un module photovoltaïque et installation associee
JP2019205982A (ja) * 2018-05-30 2019-12-05 東芝環境ソリューション株式会社 太陽電池モジュールのリサイクル方法及びこれに用いるリサイクル装置

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN202332932U (zh) * 2011-11-28 2012-07-11 浚鑫科技股份有限公司 一种光伏组件铝型材拆除工具
JP2014116363A (ja) * 2012-12-06 2014-06-26 Shinryo Corp 太陽電池モジュール解体装置
CN203600179U (zh) * 2013-11-14 2014-05-21 富昱能源科技(昆山)有限公司 光伏模组拆卸装置
JP2015149412A (ja) * 2014-02-06 2015-08-20 三菱電機株式会社 太陽電池モジュール
CN204206092U (zh) * 2014-11-20 2015-03-11 通威太阳能(合肥)有限公司 一种用于晶体硅太阳能电池组件的边框拆卸工具
JP2017229211A (ja) * 2016-06-24 2017-12-28 株式会社エヌ・ピー・シー 太陽電池パネルの枠分離装置
WO2019043329A1 (fr) * 2017-08-30 2019-03-07 Commissariat à l'énergie atomique et aux énergies alternatives Procede de desassemblage d'un module photovoltaïque et installation associee
JP2019205982A (ja) * 2018-05-30 2019-12-05 東芝環境ソリューション株式会社 太陽電池モジュールのリサイクル方法及びこれに用いるリサイクル装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4926244B2 (ja) 太陽電池モジュール装置
JP4570515B2 (ja) 構造物設置支持装置
KR101786490B1 (ko) 방음벽 패널 연결 구조
JP2009052278A (ja) 折板屋根用取付け金具
JP2010500495A (ja) Pvモジュール取付及び支持アッセンブリ並びにその取付け方法
EP2284454A1 (en) Mounting system for solar panels, bearing member for same and associated methods
JP5791803B2 (ja) 太陽電池モジュール
JP2004300865A (ja) 太陽電池付き建築用板
JP2009130183A (ja) 太陽電池モジュール用架台、及び取付構造
JP2021197464A (ja) 光電変換モジュールの解体方法及び解体具
KR20200008833A (ko) 조립식 지붕의 태양광 모듈 고정 장치
JP5159832B2 (ja) 太陽電池モジュール装置
WO2017163536A1 (ja) 太陽電池モジュールの梱包構造、および、太陽光発電装置
CN102074600A (zh) 用于光电板的框架组件
JP6473264B1 (ja) 改修外囲体
JP2017078309A (ja) ハゼ掴み金具
JP2006307631A (ja) 太陽光利用機器用固定構造
JP5461312B2 (ja) 型枠構造及びその型枠構造を用いた建築工法
JP2023041466A (ja) 光電変換モジュールの解体方法
CN202360531U (zh) 一种连接机构
JP6474185B2 (ja) 太陽光発電パネルの施工方法
JP3994044B2 (ja) パネル板支持構造
JP2024104708A (ja) 解体器具及び解体方法
JP3446123B2 (ja) 防水部材
CN219219806U (zh) 一种铝合金内墙模板下口塞缝结构

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20230206

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230829

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20230830

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20231025

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20231218

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20240326

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20240523

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20240722

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20240903