JP2021197038A - 計測システム、計測装置、計測システムの制御方法および計測システムの制御プログラム - Google Patents

計測システム、計測装置、計測システムの制御方法および計測システムの制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】センサを動作させるコマンドのセンサ制御ユニットへの送信のリアルタイム性が阻害されることを抑止する【解決手段】データを計測する所定数のセンサがそれぞれ接続され、直列に接続された複数のセンサ制御ユニットに接続されるデータ収集ユニットは、データ処理装置から受信する第2制御コマンドに応答して、第1制御コマンドを出力するマスタコントローラと、複数のパラメータを記憶する記憶装置と、データ処理装置から受信する複数のパラメータを記憶装置に格納するパラメータ格納部と、マスタコントローラが出力する第1制御コマンドをセンサ制御ユニットに出力するとともに、記憶装置に記憶された複数のパラメータを、第1制御コマンドを出力しない期間に複数回に分けて先頭のセンサ制御ユニットに出力する出力制御部と、を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、計測システム、計測装置、計測システムの制御方法および計測システムの制御プログラムに関する。
例えば、モータ制御システムは、モータを制御するモータ制御装置と、モータの動作に関連する情報を取得するために直列に接続された複数のセンサを有する。下位側のセンサは、上位側のセンサに検出値を送信し、下位側のセンサから検出値を受信したセンサは、受信した検出値とともに自センサでの検出値を上位側のセンサに送信する。そして、最上位のセンサは、下位側から受信した検出値とともに自センサでの検出値をモータ制御装置に送信する。モータ制御装置は、直列に接続された複数のセンサの全てに対する指令と、個別のセンサに対する指令を出力可能である(例えば、特許文献1参照)。
ところで、多数のセンサが計測するデータを収集してデータ処理を実施する計測システムは、例えば、所定数のセンサを制御する直列に接続されたセンサ制御ユニットと、センサ制御ユニットを順次介してセンサからデータを収集するデータ収集ユニットとを有する。データ収集ユニットが収集したデータは、データ処理装置に転送され、データ処理される。データ処理装置は、センサ制御ユニットにセンサの動作を制御させるための制御コマンドと、センサおよびセンサ制御ユニットに設定する多量のパラメータとを、データ収集ユニットを介して制御ユニットに送信する。
例えば、計測システムの1つである生体磁場計測システムでは、複数のセンサ制御ユニットは、複数の生体センサを互いに同期して動作させて生体データを取得し、取得したデータをデータ収集ユニットに送信する。この場合、データ処理装置は、各センサを動作させる制御コマンドをセンサ制御ユニットに繰り返し送信するとともに、センサおよびセンサ制御ユニットに設定する多量のパラメータをセンサ制御ユニットに送信する。
複数のセンサ制御ユニットがデータ収集ユニットに対して直列に接続され、制御コマンドとパラメータとが共通の伝送路を使用して送信される場合、コマンドの送信とパラメータの送信とが競合するおそれがある。この場合、制御コマンドのセンサ制御ユニットへの送信のリアルタイム性が阻害されると、センサによる生体データの計測が正常に実施されないおそれがある。
開示の技術は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、センサを動作させる制御コマンドのセンサ制御ユニットへの送信のリアルタイム性が阻害されることを抑止することを目的とする。
上記技術的課題を解決するため、本発明の一形態の計測システムは、データを計測する所定数のセンサがそれぞれ接続され、前記センサからのデータを順次転送する、直列に接続された複数のセンサ制御ユニットと、前記複数のセンサ制御ユニットのうちの先頭のセンサ制御ユニットに接続され、前記複数のセンサ制御ユニットの動作を制御する第1制御コマンドと、前記複数のセンサ制御ユニットおよび前記センサの少なくとも一方に設定する複数のパラメータとを送信し、前記複数のセンサ制御ユニットを介して前記センサが計測したデータを受信するデータ収集ユニットと、前記第1制御コマンドに対応する第2制御コマンドと前記複数のパラメータとを前記データ収集ユニットに送信し、前記データ収集ユニットが収集した前記データを前記データ収集ユニットから受信するデータ処理装置と、を有し、前記データ収集ユニットは、前記データ処理装置から受信する前記第2制御コマンドに応答して、前記第1制御コマンドを出力するマスタコントローラと、前記複数のパラメータを記憶する記憶装置と、前記データ処理装置から受信する前記複数のパラメータを記憶装置に格納するパラメータ格納部と、前記マスタコントローラが出力する前記第1制御コマンドを前記センサ制御ユニットに出力するとともに、前記記憶装置に記憶された前記複数のパラメータを、前記第1制御コマンドを出力しない期間に複数回に分けて前記先頭のセンサ制御ユニットに出力する出力制御部と、を有することを特徴とする。
センサを動作させる制御コマンドの制御ユニットへの送信のリアルタイム性が阻害されることを抑止することができる。
本発明の第1の実施形態に係る計測システムおよび計測装置の一例を示すブロック図である。 図1のデータ処理装置からデータ収集ユニットへ送信されるパラメータのデータフォーマットの一例を示す説明図である。 図1の各センサ制御ユニットからデータ収集ユニットへ向けて順次転送されるデータを含むフレームの一例を示す説明図である。 図1の計測システムおよび計測装置の動作の一例を示す動作シーケンス図である。 本発明の第2の実施形態に係る計測システムおよび計測装置において、データ処理装置からデータ収集ユニットへ送信されるパラメータのデータフォーマットの一例を示す説明図である。
以下、図面を参照して実施の形態の説明を行う。以下では、信号等の情報が伝達される信号線には、信号名と同じ符号を使用する。なお、各図面において、同一構成部分には同一符号を付し、重複した説明を省略する場合がある。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態に係る計測システムおよび計測装置の一例を示すブロック図である。図1に示す計測システム100は、データ収集ユニット10、データ収集ユニット10に直列に接続されたn個のセンサ制御ユニット20、複数のセンサ30およびデータ処理装置40を有する。
例えば、データ収集ユニット10、n個のセンサ制御ユニット20および複数のセンサ30は、計測装置110に含まれる。すなわち、計測システム100は、計測装置110およびデータ処理装置40を有する。データ収集ユニット10は、マスタコントローラ11、データ送受信部12、記憶装置13、アクセス制御部14およびコマンド送信部15を有する。各センサ制御ユニット20は、コマンド受信部21およびコマンド送信部22を有し、データを計測する所定数のセンサ30が接続される。
データ収集ユニット10は、各センサ制御ユニット20から順次転送されるデータを収集し、データ処理装置40に転送する機能を有する。また、データ収集ユニット10は、データ処理装置40から受信する制御コマンドCMDおよびパラメータPRMを各センサ制御ユニット20に転送する機能を有する。データ収集ユニット10の各種機能は、例えば、計測装置110またはデータ収集ユニット10に搭載されるCPU(Central Processing Unit)等のプロセッサが実行する制御プログラムにより実現されてもよい。
図1では、データ収集ユニット10に近いセンサ制御ユニット20から順に符号(1)、(2)、...、(n)を付している。また、コマンド受信部21、コマンド送信部22および各センサ制御ユニット20に接続されるセンサ30にも、対応するセンサ制御ユニット20と同じ符号(1)、(2)、...、(n)を付している。
マスタコントローラ11は、データ収集ユニット10および各センサ制御ユニット20の初期化および詳細な制御を行う。マスタコントローラ11は、制御コマンド信号線CMDを介してデータ処理装置40から受信する制御コマンドCMDに基づいて、各センサ制御ユニット20および各センサ30を動作させる制御コマンドCMDをアクセス制御部14に出力する。例えば、マスタコントローラ11からアクセス制御部14に出力される制御信号CNTLは、各センサ制御ユニット20の初期化および制御に使用する制御コマンドCMDを含む。データ処理装置40から受信する制御コマンドCMDは、第2制御コマンドの一例であり、アクセス制御部14に出力する制御コマンドCMDは、第1制御コマンドの一例である。データ処理装置40とデータ収集ユニット10との間に接続される制御コマンド信号線CMDは、第1転送路の一例である。
データ送受信部12は、パラメータ信号線PRMを介してデータ処理装置40から受信するパラメータPRMを受信し、受信したパラメータPRMを記憶装置13に格納する。データ送受信部12は、パラメータ格納部の一例である。データ処理装置40とデータ収集ユニット10との間に接続されるパラメータ信号線PRMは、第2転送路の一例である。パラメータPRMは、各センサ制御ユニット20に設定するパラメータPRMと、各センサ30に設定するパラメータPRMとの少なくとも一方を含む。例えば、データ処理装置40は、各センサ制御ユニット20と各センサ30との少なくとも一方に設定するパラメータPRMをデータ収集ユニット10に一括して送信する。
例えば、記憶装置13は、RAM(Random Access Memory)等のメモリである。例えば、データ処理装置40から一括して受信するパラメータPRMをアクセス制御部14がそのまま各センサ制御ユニット20に送信するとする。この場合、アクセス制御部14は、パラメータPRMの送信中に制御コマンドCMD(制御信号CNTL)をセンサ制御ユニット20に送信することができない。したがって、制御コマンドCMDのデータ収集ユニット10からセンサ制御ユニット20への送信のリアルタイム性を確保することができない。
そこで、この実施形態では、記憶装置13を、パラメータPRMを一時的に記憶するバッファとして機能させることで、制御コマンドCMDのセンサ制御ユニット20への送信が、パラメータPRMの送信により阻害されることを抑止することができる。この結果、データ収集ユニット10からセンサ制御ユニット20に送信する制御コマンドCMDのリアルタイム性を確保することができる。
アクセス制御部14は、マスタコントローラ11からの制御信号CNTL(制御コマンドCMD)の受信に応答して、制御信号CNTLをコマンド送信部15に出力する。また、アクセス制御部14は記憶装置13にパラメータPRMが記憶されている場合、制御信号CNTL(制御コマンドCMD)を受信していない期間に、記憶装置13に記憶されたパラメータPRMを複数回に分けてコマンド送信部15に出力する。アクセス制御部14は、出力制御部の一例である。
コマンド送信部15は、アクセス制御部14から受信する制御信号CNTL(制御コマンドCMDを含む)またはパラメータPRMを、送信路TRSを介して各センサ制御ユニット20に送信する。図1では、各送信路TRSに、送信先のセンサ制御ユニット20と同じ符号(1)、(2)、...、(n)を付している。
アクセス制御部14は、制御信号CNTLとパラメータPRMとの調停することなく、リアルタイム性が必要な制御信号CNTL(特に、制御コマンドCMD)をパラメータPRMに比べて優先してコマンド送信部15に出力する制御を実施する。すなわち、アクセス制御部14は、制御信号CNTLのセンサ制御ユニット20への送信の合間にパラメータPRMをセンサ制御ユニット20に送信する。これにより、制御信号CNTLの送信の阻害を抑止することができ、マスタコントローラ11から出力される制御信号CNTLを遅滞なく各センサ制御ユニット20に送信することができる。この結果、センサ制御ユニット20の制御のリアルタイム性を確保することができる。
さらに、アクセス制御部14は、記憶装置13に記憶されたパラメータPRMの各センサ制御ユニット20への設定状況を示す状況信号STSをデータ処理装置40に出力する。状況信号STSを転送する状況信号線STSは、第3転送路の一例である。データ処理装置40は、専用の状況信号線STSを介して状況信号STSを受信することで、データ収集ユニット10に一括して送信したパラメータPRMがセンサ制御ユニット20およびセンサ30にどの程度設定されたかをリアルタイムで把握することができる。
すなわち、パラメータPRMがデータ収集ユニット10に一括して送信されてから、センサ制御ユニット20等に実際に設定されるまでにタイムラグがある場合にも、データ処理装置40は、パラメータPRMの設定状況を正確に把握することができる。この結果、データ処理装置40は、パラメータPRMがセンサ制御ユニット20等に設定された後、すぐに、センサ30の計測を開始する制御コマンドCMDを発行することができ、計測システム100の性能を向上することができる。
各センサ制御ユニット20において、コマンド受信部21は、データ収集ユニット10からの制御信号CNTL(CMD)およびパラメータPRMを受信する。センサ制御ユニット20は、受信した制御信号CNTL(CMD)およびパラメータPRMのうち、自身に対するものを自身の制御および設定に使用する。また、センサ制御ユニット20は、受信した制御信号CNTL(CMD)およびパラメータPRMを、コマンド送信部22を介して後続のセンサ制御ユニット20に送信する。
各送信路TRSの末尾に括弧で示す符号は、送信路TRSによる情報の送信先のセンサ制御ユニット20の末尾の符号に対応する。センサ制御ユニット20(n)に設けられるコマンド送信部22(n)は、センサ制御ユニット20を増設する場合に使用される。
例えば、各送信路TRSには、高速シリアルインターフェースが採用されている。例えば、各センサ制御ユニット20のコマンド受信部21およびコマンド送信部22は、SerDes(SERializer/DESerializer)等のシリアルインターフェースを有している。送信路TRSからシリアル信号を受信したコマンド受信部21は、受信したシリアル信号をパラレル信号に変換し、センサ制御ユニット20の内部回路に出力する。内部回路は、コマンド受信部21が受信した信号のうち、必要な信号を取り出し、末端側のセンサ制御ユニット20で使用する信号(パラレル信号)をコマンド送信部22に出力する。コマンド送信部22は、パラレル信号をシリアル信号に変換し、送信路TRSに出力する。
なお、図1では、データ収集ユニット10からセンサ制御ユニット20に伝送される送信路TRSのみを示す。しかしながら、計測装置110は、各センサ30が計測したデータを、各センサ制御ユニット20を介してデータ収集ユニット10に順次転送する受信路RSVも有する。受信路RSVについては、図3で説明する。
例えば、データ処理装置40は、PC(Personal Computer)またはサーバ等である。データ処理装置40は、計測システム100の使用者等により操作され、パラメータPRMの設定および各センサ30によるデータの計測を制御する。また、データ処理装置40は、各センサ30により計測されたデータであって、データ収集ユニット10を介して受信するデータのデータ処理を実施し、データ処理した結果を図示しない表示装置に表示する。なお、図1では、計測データをデータ収集ユニット10からデータ処理装置40に伝送する経路を省略している。
例えば、計測システム100は、脳磁計測システム等の生体磁場計測システムであり、計測装置110は、生体磁場計測装置である。例えば、センサ30は、超伝導量子干渉素子(SQUID:Superconducting QUantum Interference Device)である。近時、生体磁場計測システムのチャネル数(SQUIDの数)は、計測の精度を向上および様々な計測部位に対応させる多用途化により、増加する傾向にある。例えば、チャネル数は、数十から数百である。これにより、データ収集ユニット10から送信されるパラメータPRMの数も増加する傾向にあり、制御信号CNTLの送信を阻害せずに、パラメータPRMを直列に接続される複数のセンサ制御ユニット20に送信する困難性は大きくなっている。
図2は、図1のデータ処理装置40からデータ収集ユニット10へ送信されるパラメータPRMのデータフォーマットの一例を示す説明図である。図2の左側は、データ収集ユニット10に割り当てられるメモリマップを示す。データ収集ユニット10には、ベースとなるアドレスが割り当てられる。メモリマップには、データ収集ユニット10を示すアドレス領域と、各センサ制御ユニット20に対応するアドレス領域とが順に割り当てられる。
パラメータPRMのデータフォーマットでは、例えば、1つのセンサ制御ユニット20の各センサ30に対応するパラメータPRMに対して1つのエントリが設けられる。各エントリは、パラメータPRMを設定するセンサ制御ユニット20のセンサ30のいずれかに対応するアドレスとデータ(パラメータPRM)とのペアを保持する領域を含む。
データ処理装置40は、データ収集ユニット10に割り当てられたベースアドレスにデータ収集ユニット10のレジスタオフセットを足したアドレスと、そのレジスタに設定するデータ(パラメータPRM)とのペアを、設定が必要な分だけ生成する。データ処理装置40は、生成したアドレスとデータのペアをデータ収集ユニット10に一括して送信する。
例えば、データ送受信部12は、連続して受信するデータ(各エントリのデータに対応)を記憶装置13に格納するとともに、記憶装置13に格納したデータの数をカウントする。データ送受信部12は、受信した全てのデータを記憶装置13に格納すると、カウント値をアクセス制御部14に通知し、アクセス制御部14にパラメータPRMの送信を指示する。
例えば、データ送受信部12は、全てのデータの受信の判断を、パラメータ伝送路PRMに伝送される1バースト分のデータの受信で行ってもよく、転送する最終のパラメータPRMの後に付加される特別なデータ(エンドデータ)の受信で行ってもよい。また、データのカウント単位は、データワード数によるカウントでもよく、エントリ単位のカウントでもよい。
アクセス制御部14は、データ送受信部12から通知されるカウント値に基づいて、センサ制御ユニット20に送信するパラメータPRMの数を認識し、認識した数分のパラメータPRMを記憶装置13から読み出す。例えば、アクセス制御部14は、制御信号CNTL(制御コマンドCMD)を出力しない期間に、記憶装置13から読み出したアドレスおよびパラメータPRMのペアを複数回に分けて、コマンド送信部15を介して先頭のセンサ制御ユニット20(1)に出力する。
各センサ制御ユニット20は、自身に割り当てられたアドレスともに受信したパラメータPRMを取得して設定し、自身に割り当てられたアドレス以外のアドレスとパラメータPRMのペアを下流のセンサ制御ユニット20に転送する。これにより、アドレスとともに転送されるパラメータPRMを、正しく設定することができる。
パラメータPRMのデータフォーマットを、パラメータPRMの送信先のアドレスとパラメータPRMとのセットとすることで、データ処理装置40は、パラメータPRMを送信先のアドレス毎にデータ収集ユニット10に送信する必要がなくなる。また、アクセス制御部14は、アドレスとデータ(パラメータPRM)を含むエントリの単位でパラメータPRMを区切ることができる。このため、マスタコントローラ11によるセンサ制御ユニット20の制御をより阻害することなくパラメータPRMをセンサ制御ユニット20に送信することができる。
図3は、図1の各センサ制御ユニット20からデータ収集ユニット10へ向けて順次転送されるデータを含むフレームFRMの一例を示す説明図である。フレームFRMは、下流側の末端(エンドポイント)のセンサ制御ユニット20(n)からデータ収集ユニット10に向けて、データDATAが順次追加されながら転送される。各センサ制御ユニット20は、同期信号に同期してフレームFRMを出力する。互いに隣接するセンサ制御ユニット20間およびセンサ制御ユニット20(1)とデータ収集ユニット10と間には受信路RSVがそれぞれ設けられる。
フレームFRMは、複数の同期シンボルSYNCにそれぞれ対応してシンボルS、U、Eのいずれかが格納される制御領域と、センサ30により計測されたデータDATAが格納されるデータ領域とを含む複数のラインを有する。データ領域に格納されるデータDATAの末尾の符号は、センサ制御ユニット20の末尾の符号に対応する。1つのラインには、1つの同期信号に対応する全てのセンサ30のデータを埋め込み可能である。このように、フレームFRMは、各センサ制御ユニット20がセンサ30から取得するデータの埋め込み領域を1ラインに割り当てた、画像フォーマットと似た形式である。
同期シンボルSYNCは、受信路RSV上に伝送される8B10B変換された信号の10ビットの同期を図るためのコードと、センサ制御ユニット20間の周波数偏差を調整するコードとを含む。シンボルSは、フレームの開始を示すフレーム開始シンボルである。シンボルUは、各センサ制御ユニット20に接続されるセンサ30からのデータの埋め込み位置の先頭を示すユニットデータ開始シンボルである。シンボルEは、フレームの終了を示すフレーム終了シンボルである。
なお、センサ制御ユニット20間およびセンサ制御ユニット20(1)とデータ収集ユニット10と間に配線される各受信路RSVには、送信路TRSと同様に、高速シリアルインターフェースが採用される。各受信路RSVの末尾に括弧で示す符号は、受信路RSVによる情報の送信元のセンサ制御ユニット20の末尾の符号に対応する。
各センサ制御ユニット20は、末端のセンサ制御ユニット20(n)側からデータ収集ユニット10側に向けて信号を伝送するために、図1のコマンド受信部21およびコマンド送信部22と同様の信号受信部および信号送信部を有している。そして、信号受信部および信号送信部は、コマンド受信部21およびコマンド送信部22と同様に、SerDes等のシリアルインターフェースを有している。
図3に示す例では、末端のセンサ制御ユニット20(n)が受信路RSV(n)に出力するフレームFRMは、センサ制御ユニット20(n)に接続された複数のセンサ30(n)により計測されたデータDATA(n)を含む。先頭のセンサ制御ユニット20(1)が受信路RSV(1)に出力するフレームFRMは、各センサ制御ユニット20に接続された複数のセンサ30により計測されたデータDATA(n)〜DATA(1)を含む。
なお、例えば、各センサ30がセンサ制御ユニット20に出力するデータはアナログ信号である。各センサ制御ユニット20は、各センサ30により計測されたアナログ信号をデジタル信号に変換してデジタル値のデータDATAを生成する機能を有する。
図4は、図1の計測システム100および計測装置110の動作の一例を示す動作シーケンス図である。なお、図4では、先頭のセンサ制御ユニット20(1)のみを示すが、後続のセンサ制御ユニット20(2)〜(n)も、センサ制御ユニット20(1)の同様に動作する。図4は、計測システム100の制御方法および計測装置110の制御方法の一例を示す。計測システム100の制御方法および計測装置110の制御方法は、計測装置110またはデータ収集ユニット10に搭載されるCPUが実行する制御プログラムにより実現されてもよい。
まず、データ処理装置40は、操作者による操作に基づいて、制御コマンド信号線CMDを介してデータ収集ユニット10のマスタコントローラ11に起動を指示する起動コマンドを出力する(図4(a))。マスタコントローラ11は、起動指示に基づいて、アクセス制御部14を介して各センサ制御ユニット20に起動を指示する(図4(b)、(c))。マスタコントローラ11は、各センサ制御ユニット20に起動を指示した後、アクセス制御部14を介して各センサ制御ユニット20に初期化処理を開始させる(図4(d)、(e))。
データ処理装置40は、データ収集ユニット10に起動を指示後、計測システム100の全体の設定処理を開始する。設定処理には、センサ30以外の初期化処理と、各センサ制御ユニット20および各センサ制御ユニット20に接続されるセンサ30に対するパラメータPRMの設定とが含まれる。
例えば、データ処理装置40は、各センサ制御ユニット20および各センサ30に設定するパラメータPRMを、アドレスとともにパラメータ信号線PRMを介してデータ送受信部12に一括で送信する(図4(f))。アドレスとパラメータPRMとのデータ送受信部12への送信は、マスタコントローラ11による初期化処理とは非同期に実施される。以下では、アドレスとパラメータPRMとのペアを、単にパラメータPRMと称する。
データ送受信部12は、データ処理装置40から受信したパラメータPRMを記憶装置13に一旦書き込む(図4(g))。データ送受信部12は、受信した全てのパラメータPRMの記憶装置13への書き込みが完了したことに基づいて、アクセス制御部14にパラメータPRMの転送要求を出力する(図4(h))。
アクセス制御部14は、データ送受信部12からのパラメータPRMの転送要求の受信に基づいて、マスタコントローラ11からのコマンドを受信していないことを確認する。そして、アクセス制御部14は、マスタコントローラ11からのコマンドを受信していない場合、記憶装置13からパラメータPRMを読み込む(図4(i))。例えば、記憶装置13からのパラメータPRMの読み込みサイズは、アクセス制御部14に含まれるパラメータPRM用のバッファの記憶容量に相当するサイズである。
なお、アクセス制御部14は、マスタコントローラ11からのコマンドを受信していないことを確認する前に、記憶装置13からパラメータPRMを予め読み込んでもよい。アクセス制御部14は、読み込んだパラメータPRMをコマンド化し、センサ制御ユニット20への転送を開始する(図4(j))。
アクセス制御部14は、パラメータPRMの転送中にマスタコントローラ11から初期化指示等のコマンドを受信した場合、パラメータPRMのセンサ制御ユニット20への転送を中断する(図4(k)、(l))。そして、アクセス制御部14は、マスタコントローラ11から受信したコマンドをセンサ制御ユニット20に送信する(図4(m))。
アクセス制御部14は、マスタコントローラ11から受信したコマンドのセンサ制御ユニット20への送信が完了し、マスタコントローラ11からコマンドを受信していない場合、センサ制御ユニット20へのパラメータPRMの送信を再開する(図4(n))。アクセス制御部14は、センサ制御ユニット20に送信するパラメータPRMがなくなった場合、前回読み込んだパラメータPRMに続くパラメータPRMを記憶装置13から読み込む(図4(o))。そして、アクセス制御部14は、読み込んだパラメータPRMをコマンド化し、センサ制御ユニット20へ転送する(図4(p))。
アクセス制御部14は、マスタコントローラ11から一括して送信されたパラメータPRMのセンサ制御ユニット20への全ての転送が完了した場合、状況信号線STSを介してデータ処理装置40に送信完了通知を送信する(図4(q))。すなわち、状況信号線STSには、パラメータの転送状況が転送される。
データ処理装置40は、送信完了通知の受信後、各センサ制御ユニット20および各センサ30に設定するパラメータPRMがさらにある場合、パラメータPRMを一括してデータ送受信部12に送信する(図4(r))。この後、上述と同様に、データ送受信部12は、受信したパラメータPRMを記憶装置13に書き込む。アクセス制御部14は、マスタコントローラ11からのコマンドの送信指示の合間に、パラメータPRMを記憶装置13から読み込んで、センサ制御ユニット20に送信する。
以上、第1の実施形態では、アクセス制御部14は、データ処理装置40から一括して受信したアドレスとパラメータPRMのペアを、制御信号CNTLのセンサ制御ユニット20への送信の合間にセンサ制御ユニット20に送信する。これにより、制御信号CNTLの送信の阻害を抑止することができ、マスタコントローラ11から出力される制御信号CNTLを遅滞なく各センサ制御ユニット20に送信することができる。この結果、センサ制御ユニット20の制御のリアルタイム性を確保することができる。
この際、データ処理装置40から一括して受信したパラメータPRMを記憶装置13に一時的に格納することで、制御信号CNTLのセンサ制御ユニット20への送信の合間にパラメータPRMを複数回に分けてセンサ制御ユニット20に送信することができる。さらに、アクセス制御部14は、記憶装置13に記憶されたパラメータPRMの各センサ制御ユニット20への設定状況を示す状況信号STSをデータ処理装置40に出力する。データ処理装置40は、状況信号STSを受信することで、データ収集ユニット10に一括して送信したパラメータPRMがセンサ制御ユニット20およびセンサ30にどの程度設定されたかをリアルタイムで把握することができる。
パラメータPRMのデータフォーマットを、パラメータPRMの送信先のアドレスとパラメータPRMとのセットとすることで、データ処理装置40は、パラメータPRMを送信先のアドレス毎にデータ収集ユニット10に送信する必要がなくなる。また、アクセス制御部14は、アドレスとデータ(パラメータPRM)を含むエントリの単位でパラメータPRMを区切ることができる。このため、マスタコントローラ11によるセンサ制御ユニット20の制御をより阻害することなくパラメータPRMをセンサ制御ユニット20に送信することができる。
(第2の実施形態)
図5は、本発明の第2の実施形態に係る計測システムおよび計測装置において、データ処理装置からデータ収集ユニットへ送信されるパラメータPRMのデータフォーマットの一例を示す説明図である。第1の実施形態と同様の要素については、同じ符号を付し、詳細な説明を省略する。
図5に示すデータフォーマットを使用してパラメータPRMを送受信するデータ処理装置40および計測装置110(データ収集ユニット10およびセンサ制御ユニット20)は、図1と同じである。このため、この実施形態では、各センサ30が計測したデータは、図3に示したフレームFRMを使用して、センサ制御ユニット20を介してデータ収集ユニット10に送信される。また、この実施形態の計測システム100の動作は、図4と同様である。
この実施形態のデータ収集ユニット10に割り当てられるメモリマップには、図2のメモリマップに加えて、所定数の同種のセンサ制御ユニット20(センサ30)のグループ毎に共通に一括設定アドレスが割り振られる(ALL)。そして、一括設定アドレスを使用する場合、パラメータのデータフォーマットのエントリには、共通アドレスと、センサ制御ユニット20のグループに共通に設定される共通データ(すなわち、共通パラメータPRM)とが設定される。
データ処理装置40は、個別のセンサ制御ユニット20に対応してパラメータPRMを設定する場合、図2と同様に、データ収集ユニット10に割り当てられたベースアドレスとデータ収集ユニット10のレジスタオフセットを足したアドレスを生成する。そして、データ処理装置40は、生成したアドレスと設定するデータ(パラメータPRM)とのペアを、設定が必要な分だけ生成し、データ収集ユニット10に連続して送信する。
データ処理装置40は、同種のセンサ制御ユニット20のグループに対応して共通パラメータPRMを設定する場合、一括設定アドレスをベースにデータ収集ユニット10のレジスタオフセットを足した共通アドレスを生成する。そして、データ処理装置40は、生成した共通アドレスと設定する共通データ(共通パラメータPRM)とのペアを、設定が必要な分だけ生成し、データ収集ユニット10に連続して送信する。
これにより、同種のセンサ制御ユニット20のグループに設定するアドレスとパラメータPRMとのペアの数を減らすことができ、データ処理装置40からデータ収集ユニット10に一括して送信するデータサイズを減らすことができる。したがって、記憶装置13に記憶されるデータサイズを削減することができる。また、アクセス制御部14が、センサ制御ユニット20に分割して送信する回数を減らすことができ、よりマスタコントローラ11の動作を阻害しない計測システム100を構築することができる。
なお、アドレスは計測システム100の最大構成でマッピングされるのが望ましい。例えば、各センサ制御ユニット20に割り当てる領域サイズをM、各センサ制御ユニット20に接続されるセンサ30の数をNとすると、N×Mアドレス〜(N+1)×Mアドレスの領域に一括設定アドレスの領域を割り当てるようにする。このようにすることで、図2に示したアドレスマップの末尾に一括設定アドレスの領域を追加するだけで、図3と同様のアドレスマップを構成することができる。
以上、第2の実施形態においても、第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。さらに、第2の実施形態では、同種のセンサ制御ユニット20(センサ30)のグループに設定する共通パラメータPRMを、データフォーマットにおける1つのエントリに設定することで、アドレスとパラメータPRMとのペアの数を減らすことができる。これにより、データ処理装置40からデータ収集ユニット10に一括して送信するデータサイズを減らすことができ、記憶装置13に記憶されるデータサイズを削減することができる。また、アクセス制御部14が、センサ制御ユニット20に分割して送信する回数を減らすことができ、よりマスタコントローラ11の動作を阻害しない計測システム100を構築することができる。
以上、各実施形態に基づき本発明の説明を行ってきたが、上記実施形態に示した要件に本発明が限定されるものではない。これらの点に関しては、本発明の主旨をそこなわない範囲で変更することができ、その応用形態に応じて適切に定めることができる。
10 データ収集ユニット
11 マスタコントローラ
12 データ送受信部
13 記憶装置
14 アクセス制御部
15 コマンド送信部
20 センサ制御ユニット
21 コマンド受信部
22 コマンド送信部
30 センサ
40 データ処理装置
100 計測システム
110 計測装置
CMD 制御コマンド
CNTL 制御信号
DATA データ
FRM フレーム
PRM パラメータ
RSV 受信路
STS 状況信号線
TRS 送信路
特許第6365736号公報

Claims (7)

  1. データを計測する所定数のセンサがそれぞれ接続され、前記センサからのデータを順次転送する、直列に接続された複数のセンサ制御ユニットと、
    前記複数のセンサ制御ユニットのうちの先頭のセンサ制御ユニットに接続され、前記複数のセンサ制御ユニットの動作を制御する第1制御コマンドと、前記複数のセンサ制御ユニットおよび前記センサの少なくとも一方に設定する複数のパラメータとを送信し、前記複数のセンサ制御ユニットを介して前記センサが計測したデータを受信するデータ収集ユニットと、
    前記第1制御コマンドに対応する第2制御コマンドと前記複数のパラメータとを前記データ収集ユニットに送信し、前記データ収集ユニットが収集した前記データを前記データ収集ユニットから受信するデータ処理装置と、を有し、
    前記データ収集ユニットは、
    前記データ処理装置から受信する前記第2制御コマンドに応答して、前記第1制御コマンドを出力するマスタコントローラと、
    前記複数のパラメータを記憶する記憶装置と、
    前記データ処理装置から受信する前記複数のパラメータを記憶装置に格納するパラメータ格納部と、
    前記マスタコントローラが出力する前記第1制御コマンドを前記センサ制御ユニットに出力するとともに、前記記憶装置に記憶された前記複数のパラメータを、前記第1制御コマンドを出力しない期間に複数回に分けて前記先頭のセンサ制御ユニットに出力する出力制御部と、
    を有することを特徴とする計測システム。
  2. 前記データ処理装置から前記マスタコントローラに前記第2制御コマンドが転送される第1転送路と、
    前記データ処理装置から前記パラメータ格納部に前記パラメータが転送される第2転送路と、
    前記出力制御部が生成する前記パラメータの転送状況が前記データ処理装置に転送される第3転送路と、
    を有し、
    前記データ処理装置は、前記第3転送路を介して受信する前記転送状況が、前記パラメータの前記センサ制御ユニットへの転送完了を示す場合、次の前記パラメータを前記第2転送路に出力すること
    を特徴とする請求項1に記載の計測システム。
  3. 前記データ処理装置は、前記複数のセンサ制御ユニットにそれぞれ割り当てられたアドレスとパラメータとのペアを前記第2転送路に出力し、
    前記パラメータ格納部は、前記アドレスとパラメータのペアを前記記憶装置に格納し、
    前記出力制御部は、前記記憶装置から読み出した前記アドレスとパラメータのペアを前記先頭のセンサ制御ユニットに出力し、
    前記複数のセンサ制御ユニットの各々は、自身に割り当てられたアドレスともに受信したパラメータを取得し、自身に割り当てられたアドレス以外のアドレスとパラメータのペアを下流のセンサ制御ユニットに転送すること
    を特徴とする請求項2に記載の計測システム。
  4. 前記データ処理装置は、前記複数のセンサ制御ユニットのうち、所定数のセンサ制御ユニットのグループに共通に割り当てられた共通アドレスとパラメータのペアを前記第2転送路に出力し、
    前記パラメータ格納部は、前記共通アドレスとパラメータのペアを前記記憶装置に格納し、
    前記出力制御部は、前記記憶装置から読み出した前記共通アドレスとパラメータのペアを前記先頭のセンサ制御ユニットに出力し、
    前記複数のセンサ制御ユニットの各々は、自身のグループに割り当てられた前記共通アドレスともに受信したパラメータを取得し、受信した前記共通アドレスとパラメータのペアを下流の前記センサ制御ユニットに転送すること
    を特徴とする請求項2または請求項3に記載の計測システム。
  5. データを計測する所定数のセンサがそれぞれ接続され、前記センサからのデータを順次転送する、直列に接続された複数のセンサ制御ユニットと、
    前記複数のセンサ制御ユニットのうちの先頭のセンサ制御ユニットに接続され、前記複数のセンサ制御ユニットの動作を制御する第1制御コマンドと、前記複数のセンサ制御ユニットおよび前記センサの少なくとも一方に設定する複数のパラメータとを送信し、前記複数のセンサ制御ユニットを介して前記センサが計測したデータを受信するデータ収集ユニットと、を有し、
    前記データ収集ユニットは、
    データ処理装置から受信する前記第1制御コマンドに対応する第2制御コマンドに応答して、前記第1制御コマンドを出力するマスタコントローラと、
    前記複数の前記パラメータを記憶する記憶装置と、
    前記データ処理装置から受信する前記複数のパラメータを記憶装置に格納するパラメータ格納部と、
    前記マスタコントローラが出力する前記第1制御コマンドを前記センサ制御ユニットに出力するとともに、前記記憶装置に記憶された前記複数のパラメータを、前記第1制御コマンドを出力しない期間に複数回に分けて前記先頭のセンサ制御ユニットに出力する出力制御部と、を有し、
    さらに、前記データ収集ユニットは、前記センサ制御ユニットから受信する前記データを前記データ処理装置に送信すること
    を特徴とする計測装置。
  6. データを計測する所定数のセンサがそれぞれ接続され、前記センサからのデータを順次転送する、直列に接続された複数のセンサ制御ユニットと、前記複数のセンサ制御ユニットのうちの先頭のセンサ制御ユニットに接続され、前記複数のセンサ制御ユニットの動作を制御する第1制御コマンドと、前記複数のセンサ制御ユニットおよび前記センサの少なくとも一方に設定する複数のパラメータとを送信し、前記複数のセンサ制御ユニットを介して前記センサが計測したデータを受信するデータ収集ユニットと、前記第1制御コマンドに対応する第2制御コマンドと前記複数のパラメータとを前記データ収集ユニットに送信し、前記データ収集ユニットが収集した前記データを前記データ収集ユニットから受信するデータ処理装置と、を有する計測システムの制御方法であって、
    前記データ収集ユニットが有するマスタコントローラが、前記データ処理装置から受信する前記第2制御コマンドに応答して、前記第1制御コマンドを出力し、
    前記データ収集ユニットが有するパラメータ格納部が、前記データ処理装置から受信する前記複数のパラメータを、前記データ収集ユニットが有する記憶装置に格納し、
    前記データ収集ユニットが有する出力制御部が、前記マスタコントローラが出力する前記第1制御コマンドを前記センサ制御ユニットに出力するとともに、前記記憶装置に記憶された前記パラメータを、前記第1制御コマンドを出力しない期間に複数回に分けて前記先頭のセンサ制御ユニットに出力すること、
    を有することを特徴とする計測システムの制御方法。
  7. データを計測する所定数のセンサがそれぞれ接続され、前記センサからのデータを順次転送する、直列に接続された複数のセンサ制御ユニットと、前記複数のセンサ制御ユニットのうちの先頭のセンサ制御ユニットに接続され、前記複数のセンサ制御ユニットの動作を制御する第1制御コマンドと、前記複数のセンサ制御ユニットおよび前記センサの少なくとも一方に設定する複数のパラメータとを送信し、前記複数のセンサ制御ユニットを介してセンサが計測した前記データを受信するデータ収集ユニットと、前記第1制御コマンドに対応する第2制御コマンドと前記複数のパラメータとを前記データ収集ユニットに送信し、前記データ収集ユニットが収集した前記データを前記データ収集ユニットから受信するデータ処理装置と、を有する計測システムの制御プログラムであって、
    前記データ収集ユニットが有するマスタコントローラに、前記データ処理装置から受信する前記第2制御コマンドに応答して、前記第1制御コマンドを出力させ、
    前記データ収集ユニットが有するパラメータ格納部に、前記データ処理装置から受信する前記複数のパラメータを、前記データ収集ユニットが有する記憶装置に格納させ、
    前記データ収集ユニットが有する出力制御部に、前記マスタコントローラが出力する前記第1制御コマンドを前記センサ制御ユニットに出力するとともに、前記記憶装置に記憶された前記複数のパラメータを、前記第1制御コマンドを出力しない期間に複数回に分けて前記先頭のセンサ制御ユニットに出力させること
    を特徴とする計測システムの制御プログラム。
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