JP3481132B2 - シリアルバス試験器 - Google Patents
シリアルバス試験器Info
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- JP3481132B2 JP3481132B2 JP12409998A JP12409998A JP3481132B2 JP 3481132 B2 JP3481132 B2 JP 3481132B2 JP 12409998 A JP12409998 A JP 12409998A JP 12409998 A JP12409998 A JP 12409998A JP 3481132 B2 JP3481132 B2 JP 3481132B2
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はシリアルバス試験器
に係り、とくに、シリアルバス上を転送される一連の大
量のパケットを取り込み、表示等の処理を可能にしたシ
リアルバス試験器に関する。
に係り、とくに、シリアルバス上を転送される一連の大
量のパケットを取り込み、表示等の処理を可能にしたシ
リアルバス試験器に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、パソコン本体に、プリンタ、ディ
ジタルカメラ、外付型ハードディスク等をディジーチェ
ーンまたはツリー構造に接続し、任意のノード機器間で
高速通信を可能としたIEEE1394と呼ばれるシリ
アルバス(以下、「高速シリアルバス」という)が実用
化された。この高速シリアルバスは、小型なケーブルを
用いて非常に多数のノード機器を接続することができ、
かつ、動画データ等の大容量のデータも円滑に転送でき
るという特徴を持つ。
ジタルカメラ、外付型ハードディスク等をディジーチェ
ーンまたはツリー構造に接続し、任意のノード機器間で
高速通信を可能としたIEEE1394と呼ばれるシリ
アルバス(以下、「高速シリアルバス」という)が実用
化された。この高速シリアルバスは、小型なケーブルを
用いて非常に多数のノード機器を接続することができ、
かつ、動画データ等の大容量のデータも円滑に転送でき
るという特徴を持つ。
【0003】図6に示す如く、高速シリアルバス1は、
シリアルバスケーブル11 〜1n-1により複数のノード
機器21 〜2n がシリアル接続されて成り、各ノード機
器2i は、上位のコントローラ3i の指示に従い、ハー
ドレベルでシリアル通信のプロトコル制御を行う物理レ
イヤ回路4i とリンクレイヤ回路5i を有している。物
理レイヤ回路4i はシリアルバスケーブル1i-1 、1i
と接続されており、シリアルバスケーブル1i-1 (また
は1i )の上を伝送された他ノード機器からの伝送信号
を受信すると、同一の伝送信号をシリアルバスケーブル
1i (または1i-1 )に出力するとともに、受信データ
に変換し、リンクレイヤ回路5i に出力する。また、リ
ンクレイヤ回路5i から送信データを入力すると、伝送
信号に変換し、シリアルバスケーブル1i と1i-1 に出
力する。
シリアルバスケーブル11 〜1n-1により複数のノード
機器21 〜2n がシリアル接続されて成り、各ノード機
器2i は、上位のコントローラ3i の指示に従い、ハー
ドレベルでシリアル通信のプロトコル制御を行う物理レ
イヤ回路4i とリンクレイヤ回路5i を有している。物
理レイヤ回路4i はシリアルバスケーブル1i-1 、1i
と接続されており、シリアルバスケーブル1i-1 (また
は1i )の上を伝送された他ノード機器からの伝送信号
を受信すると、同一の伝送信号をシリアルバスケーブル
1i (または1i-1 )に出力するとともに、受信データ
に変換し、リンクレイヤ回路5i に出力する。また、リ
ンクレイヤ回路5i から送信データを入力すると、伝送
信号に変換し、シリアルバスケーブル1i と1i-1 に出
力する。
【0004】リンクレイヤ回路5i は上位のコントロー
ラ3i の指示に従い、他ノード機器宛の送信パケットを
生成し、送信パケットを構成する送信データを物理レイ
ヤ回路4i に出力する。具体的には、125 マイクロ秒周
期での転送が保証されたアイソクロナスパケットの場
合、データ長、チャンネル番号、同期化コードを含むヘ
ッダ情報とデータをコントローラ3i から受け取ると、
計算により求めた誤り検出/訂正用のヘッダCRC、デ
ータブロックCRC等を附加しながら4バイトの整数倍
から成る所定のフォーマットのアイソクロナスパケット
を生成し(図7参照)、先頭から2ビットずつ(100Mbi
t/s の転送速度の場合)、または4ビットずつ(200Mbi
t/s の転送速度の場合)、または1バイトずつ(400Mbi
t/s の転送速度の場合)に分けた送信データを物理レイ
ヤ回路4i に出力する。非同期で転送されるアシンクロ
ナスパケットの場合、チャンネル番号の代わりに、送信
先ノードIDと送信元ノードIDがヘッダに加わるなど
の相違が有る。
ラ3i の指示に従い、他ノード機器宛の送信パケットを
生成し、送信パケットを構成する送信データを物理レイ
ヤ回路4i に出力する。具体的には、125 マイクロ秒周
期での転送が保証されたアイソクロナスパケットの場
合、データ長、チャンネル番号、同期化コードを含むヘ
ッダ情報とデータをコントローラ3i から受け取ると、
計算により求めた誤り検出/訂正用のヘッダCRC、デ
ータブロックCRC等を附加しながら4バイトの整数倍
から成る所定のフォーマットのアイソクロナスパケット
を生成し(図7参照)、先頭から2ビットずつ(100Mbi
t/s の転送速度の場合)、または4ビットずつ(200Mbi
t/s の転送速度の場合)、または1バイトずつ(400Mbi
t/s の転送速度の場合)に分けた送信データを物理レイ
ヤ回路4i に出力する。非同期で転送されるアシンクロ
ナスパケットの場合、チャンネル番号の代わりに、送信
先ノードIDと送信元ノードIDがヘッダに加わるなど
の相違が有る。
【0005】また、物理レイヤ回路4i から受信データ
を入力すると、自ノードで取り込むべき受信パケットを
取り出し、コントローラ3i に出力する。リンクレイヤ
回路5i と物理レイヤ回路4i は3本の制御線CTL0、CT
L1、LReqを介して制御信号を受授し、ハンドシェイクし
ながら8本のデータ線D0 〜D7 の内、D0 とD1 の2
本(100Mbit/s の転送速度の場合)、またはD0 〜D3
の4本(200Mbit/s の場合)、またはD0 〜D7 の8本
(400Mbit/s 以上)を用いて送信データまたは受信デー
タを受授する。物理レイヤ回路4i は送信時にバス調停
を行ったり、リンクレイヤ回路5i との間で授受する制
御信号やデータに同期したクロックSCLKを出力する機能
も有する。
を入力すると、自ノードで取り込むべき受信パケットを
取り出し、コントローラ3i に出力する。リンクレイヤ
回路5i と物理レイヤ回路4i は3本の制御線CTL0、CT
L1、LReqを介して制御信号を受授し、ハンドシェイクし
ながら8本のデータ線D0 〜D7 の内、D0 とD1 の2
本(100Mbit/s の転送速度の場合)、またはD0 〜D3
の4本(200Mbit/s の場合)、またはD0 〜D7 の8本
(400Mbit/s 以上)を用いて送信データまたは受信デー
タを受授する。物理レイヤ回路4i は送信時にバス調停
を行ったり、リンクレイヤ回路5i との間で授受する制
御信号やデータに同期したクロックSCLKを出力する機能
も有する。
【0006】高速シリアルバスに接続される種々のノー
ド機器の動作試験を行うためのシリアルバス試験器が開
発されている。このシリアスバス試験器は、図6の符号
2nに示す如く、他のノード機器と同様に1つのノード
機器としてバス接続されており、また、例えばマイコン
で構成されたバス試験用のコントローラ3n 、リンクレ
イヤ回路5n 、物理レイヤ回路4n 、メモリ10、表示
装置11、操作パネル12などを有している。例えば、
チャンネル番号1でアイソクロナス転送を行うノード機
器21 の試験をしたい場合、メモリ10には予めノード
機器21 の試験に用いる各種テストデータ、ノード機器
21 がアイソクロナス転送を行うチャンネル番号、ノー
ド機器21 のノードID、シリアスバス試験器のノード
ID等を記憶しておく。
ド機器の動作試験を行うためのシリアルバス試験器が開
発されている。このシリアスバス試験器は、図6の符号
2nに示す如く、他のノード機器と同様に1つのノード
機器としてバス接続されており、また、例えばマイコン
で構成されたバス試験用のコントローラ3n 、リンクレ
イヤ回路5n 、物理レイヤ回路4n 、メモリ10、表示
装置11、操作パネル12などを有している。例えば、
チャンネル番号1でアイソクロナス転送を行うノード機
器21 の試験をしたい場合、メモリ10には予めノード
機器21 の試験に用いる各種テストデータ、ノード機器
21 がアイソクロナス転送を行うチャンネル番号、ノー
ド機器21 のノードID、シリアスバス試験器のノード
ID等を記憶しておく。
【0007】操作パネル12でノード機器21 の起動を
指示すると、コントローラ3n はメモリ10を参照し
て、転送速度(ここでは100Mbit/s とする)、ノード機
器21のノードIDである送信先ID、シリアスバス試
験器のノードIDである送信元ID、アシンクロナスパ
ケットのデータ長を含むヘッダ情報と、起動命令を含む
データをリンクレイヤ回路5n へ出力する。リンクレイ
ヤ回路5n はヘッダCRC、データブロックCRCなど
を附加しながら所定のフォーマットのアシンクロナスパ
ケット(図8参照)を生成するとともに、制御線LReqを
通じて物理レイヤ回路4n に送信要求と転送速度を通知
し、物理レイヤ回路4n が高速シリアルバスへのアクセ
スの調停に勝ち、制御線CTL0、CTL1を通じて転送許可を
与えると、リンクレイヤ回路5n はクロックSCLKで見て
或る複数クロック数分だけ(CTL0、CTL1)=(01)、
データ線D0 〜D7 を全て0とし、しかるのち、クロッ
クSCLKに同期させてデータ線D0 とD1 を用いてアシン
クロナスパケットの先頭から2ビットずつに分けた送信
データを物理レイヤ回路4n に出力する(この際、リン
クレイヤ回路5n は(CTL0、CTL1)=(10)を出力す
ることで送信データ出力中であることを示す)。
指示すると、コントローラ3n はメモリ10を参照し
て、転送速度(ここでは100Mbit/s とする)、ノード機
器21のノードIDである送信先ID、シリアスバス試
験器のノードIDである送信元ID、アシンクロナスパ
ケットのデータ長を含むヘッダ情報と、起動命令を含む
データをリンクレイヤ回路5n へ出力する。リンクレイ
ヤ回路5n はヘッダCRC、データブロックCRCなど
を附加しながら所定のフォーマットのアシンクロナスパ
ケット(図8参照)を生成するとともに、制御線LReqを
通じて物理レイヤ回路4n に送信要求と転送速度を通知
し、物理レイヤ回路4n が高速シリアルバスへのアクセ
スの調停に勝ち、制御線CTL0、CTL1を通じて転送許可を
与えると、リンクレイヤ回路5n はクロックSCLKで見て
或る複数クロック数分だけ(CTL0、CTL1)=(01)、
データ線D0 〜D7 を全て0とし、しかるのち、クロッ
クSCLKに同期させてデータ線D0 とD1 を用いてアシン
クロナスパケットの先頭から2ビットずつに分けた送信
データを物理レイヤ回路4n に出力する(この際、リン
クレイヤ回路5n は(CTL0、CTL1)=(10)を出力す
ることで送信データ出力中であることを示す)。
【0008】送信データを入力した物理レイヤ回路4n
は、規格に従った電気的な送信信号に変換し、高速シリ
アルバスへ出力する。リンクレイヤ回路5n が1パケッ
ト分の送信データ出力を終え、他に送信すべきパケット
が無いとき、リンクレイヤ回路5n は(CTL0、CTL1)を
(10)から(00)にして送信完了を示し、該信号を
受けて物理レイヤ回路4n は他の処理に移行する。
は、規格に従った電気的な送信信号に変換し、高速シリ
アルバスへ出力する。リンクレイヤ回路5n が1パケッ
ト分の送信データ出力を終え、他に送信すべきパケット
が無いとき、リンクレイヤ回路5n は(CTL0、CTL1)を
(10)から(00)にして送信完了を示し、該信号を
受けて物理レイヤ回路4n は他の処理に移行する。
【0009】シリアルバス試験器2n から送信されたア
シンクロナスパケットの伝送信号を受信したノード機器
21 が100Mbit/s の転送速度でアイソクロナスパケット
の伝送信号を一定周期で返送したとき、他の全てのノー
ド機器22 〜2n の物理レイヤ回路42 〜4n が受信
し、受信データに変換してリンクレイヤ回路52 〜5n
に出力する(この際、物理レイヤ回路42 〜4n は制御
線CTL0、CTL1を通じて(CTL0、CTL1)=(10)を出力
することで受信データ出力中であることを示す)。
シンクロナスパケットの伝送信号を受信したノード機器
21 が100Mbit/s の転送速度でアイソクロナスパケット
の伝送信号を一定周期で返送したとき、他の全てのノー
ド機器22 〜2n の物理レイヤ回路42 〜4n が受信
し、受信データに変換してリンクレイヤ回路52 〜5n
に出力する(この際、物理レイヤ回路42 〜4n は制御
線CTL0、CTL1を通じて(CTL0、CTL1)=(10)を出力
することで受信データ出力中であることを示す)。
【0010】リンクレイヤ回路52 〜5n は、制御線CT
L0、CTL1に受信データ出力中であることを示す制御信号
が現れているとき、クロックSCLKに同期して受信データ
を入力し、ヘッダCRC、データCRCを用いてヘッダ
とデータに誤り検出/訂正を施しながら受信パケットを
復元する。そして、アイソクロナスパケットなので、ヘ
ッダに含まれるチャンネル番号が上位のコントローラか
ら受信を指示されたものかチェックし、指示されたもの
であれば上位のコントローラに出力し、指示されていな
ければ今回の受信パケットを無視する。シリアルバス試
験器2n では、コントローラ3n により予め受信が指定
されていたものとすると、リンクレイヤ回路5n はノー
ド機器21 からの受信パケットをコントローラ3n に出
力し、コントローラ3n はメモリ10に記憶させる。ノ
ード機器21 からアイソクロナスパケットが繰り返し受
信される度に、同様の処理を繰り返す。
L0、CTL1に受信データ出力中であることを示す制御信号
が現れているとき、クロックSCLKに同期して受信データ
を入力し、ヘッダCRC、データCRCを用いてヘッダ
とデータに誤り検出/訂正を施しながら受信パケットを
復元する。そして、アイソクロナスパケットなので、ヘ
ッダに含まれるチャンネル番号が上位のコントローラか
ら受信を指示されたものかチェックし、指示されたもの
であれば上位のコントローラに出力し、指示されていな
ければ今回の受信パケットを無視する。シリアルバス試
験器2n では、コントローラ3n により予め受信が指定
されていたものとすると、リンクレイヤ回路5n はノー
ド機器21 からの受信パケットをコントローラ3n に出
力し、コントローラ3n はメモリ10に記憶させる。ノ
ード機器21 からアイソクロナスパケットが繰り返し受
信される度に、同様の処理を繰り返す。
【0011】操作パネル12で表示が指示されれば、コ
ントローラ3n はメモリ10に記憶された受信パケット
を表示装置11に表示させ、作業者がチェック可能とす
る。
ントローラ3n はメモリ10に記憶された受信パケット
を表示装置11に表示させ、作業者がチェック可能とす
る。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところで、シリアルバ
スに接続されたノード機器の試験を行う際、試験対象の
ノード機器が正しくパケットを送受信しているかチェッ
クする必要が有るが、このためには、シリアルバス上を
伝送される全てのパケットをモニタしなければならな
い。リンクレイヤ回路には物理レイヤ回路から入力した
受信データ列より、全ての受信パケットを取り込み、コ
ントローラに出力するスヌープ機能を持つものがある
が、コントローラが大量のパケットの取り込みながら、
平行して他ノード機器宛に所望のパケットを送信させよ
うとすると、極めて高い処理速度が必要となり、構成上
の負担が大きい。また、リンクレイヤ回路のスヌープ機
能で取り込んだパケットには送信パケットが含まれてい
ないため、シリアルバス上を伝送される全てのパケット
を時系列順でモニタすることができない。
スに接続されたノード機器の試験を行う際、試験対象の
ノード機器が正しくパケットを送受信しているかチェッ
クする必要が有るが、このためには、シリアルバス上を
伝送される全てのパケットをモニタしなければならな
い。リンクレイヤ回路には物理レイヤ回路から入力した
受信データ列より、全ての受信パケットを取り込み、コ
ントローラに出力するスヌープ機能を持つものがある
が、コントローラが大量のパケットの取り込みながら、
平行して他ノード機器宛に所望のパケットを送信させよ
うとすると、極めて高い処理速度が必要となり、構成上
の負担が大きい。また、リンクレイヤ回路のスヌープ機
能で取り込んだパケットには送信パケットが含まれてい
ないため、シリアルバス上を伝送される全てのパケット
を時系列順でモニタすることができない。
【0013】本発明は上記した従来技術の問題に鑑み、
簡単な構成でシリアルバス上を伝送される一連のパケッ
トを洩れなく取得できるシリアルバス試験器を提供する
ことを、その目的とする。
簡単な構成でシリアルバス上を伝送される一連のパケッ
トを洩れなく取得できるシリアルバス試験器を提供する
ことを、その目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
シリアルバス試験器では、シリアルバスと接続されて、
シリアルバス上を伝送された他ノード機器からの伝送信
号を受信し、受信データに変換して出力したり、送信デ
ータを伝送信号に変換してシリアルバス上に送信したり
する物理レイヤ回路と、物理レイヤ回路と接続されてシ
リアルバス試験用のコントローラの指示に従い、他ノー
ド機器宛の送信パケットを生成し、送信パケットを構成
する送信データを物理レイヤ回路に出力するリンクレイ
ヤ回路と、を含むシリアルバス試験器において、シリア
ルバス試験用のコントローラが記憶内容を読み出し、所
定の処理が可能な記憶手段と、物理レイヤ回路とリンク
レイヤ回路のデータ出力側に接続されて、物理レイヤ回
路がリンクレイヤ回路に出力する受信データとリンクレ
イヤ回路が物理レイヤ回路に出力する送信データを入力
し、物理レイヤ回路とリンクレイヤ回路の間で授受され
る一連のパケットを記憶手段に記憶させるパケット取り
込み手段と、を備えたことを特徴としている。
シリアルバス試験器では、シリアルバスと接続されて、
シリアルバス上を伝送された他ノード機器からの伝送信
号を受信し、受信データに変換して出力したり、送信デ
ータを伝送信号に変換してシリアルバス上に送信したり
する物理レイヤ回路と、物理レイヤ回路と接続されてシ
リアルバス試験用のコントローラの指示に従い、他ノー
ド機器宛の送信パケットを生成し、送信パケットを構成
する送信データを物理レイヤ回路に出力するリンクレイ
ヤ回路と、を含むシリアルバス試験器において、シリア
ルバス試験用のコントローラが記憶内容を読み出し、所
定の処理が可能な記憶手段と、物理レイヤ回路とリンク
レイヤ回路のデータ出力側に接続されて、物理レイヤ回
路がリンクレイヤ回路に出力する受信データとリンクレ
イヤ回路が物理レイヤ回路に出力する送信データを入力
し、物理レイヤ回路とリンクレイヤ回路の間で授受され
る一連のパケットを記憶手段に記憶させるパケット取り
込み手段と、を備えたことを特徴としている。
【0015】物理レイヤ回路はシリアルバス上を他ノー
ド機器から伝送された伝送信号を受信し、受信データに
変換して出力する。また、リンクレイヤ回路は、シリア
ルバス試験用のコントローラの指示に従い、他ノード機
器宛の送信パケットを生成し、送信パケットを構成する
送信データを物理レイヤ回路に出力する。パケット取り
込み手段は、物理レイヤ回路とリンクレイヤ回路が出力
する受信データ及び送信データを入力し、物理レイヤ回
路とリンクレイヤ回路の間で授受される一連のパケット
を記憶手段に記憶させる。記憶手段に記憶された一連の
パケットは、シリアルバス試験用のコントローラが読み
出し、表示、印刷等の所定の処理を行って作業者の解析
の用に供する。
ド機器から伝送された伝送信号を受信し、受信データに
変換して出力する。また、リンクレイヤ回路は、シリア
ルバス試験用のコントローラの指示に従い、他ノード機
器宛の送信パケットを生成し、送信パケットを構成する
送信データを物理レイヤ回路に出力する。パケット取り
込み手段は、物理レイヤ回路とリンクレイヤ回路が出力
する受信データ及び送信データを入力し、物理レイヤ回
路とリンクレイヤ回路の間で授受される一連のパケット
を記憶手段に記憶させる。記憶手段に記憶された一連の
パケットは、シリアルバス試験用のコントローラが読み
出し、表示、印刷等の所定の処理を行って作業者の解析
の用に供する。
【0016】これにより、シリアルバス試験器から送信
したパケットを含めてシリアルバス上を伝送される一連
のパケットについてシリアルバス試験用のコントローラ
とは別個の経路で記憶手段に取り込むことができ、コン
トローラの処理速度を高速にしなくても、シリアルバス
試験器により、シリアルバス上を伝送される大量のパケ
ットの取り込みながら、平行して他ノード機器宛に所望
のパケットを送信させることができる。
したパケットを含めてシリアルバス上を伝送される一連
のパケットについてシリアルバス試験用のコントローラ
とは別個の経路で記憶手段に取り込むことができ、コン
トローラの処理速度を高速にしなくても、シリアルバス
試験器により、シリアルバス上を伝送される大量のパケ
ットの取り込みながら、平行して他ノード機器宛に所望
のパケットを送信させることができる。
【0017】請求項2記載のシリアルバス試験器によれ
ば、取り込みの基準となるパケットを設定する設定手段
を設け、パケット取り込み手段は、設定手段で設定され
た基準パケットに対し一定の時間関係にあるパケットを
記憶手段に記憶させることを特徴としている。これによ
り、試験対象のノード機器宛にパケットを送信した前後
など、解析に必要な任意の所望の時間範囲のパケットを
入手することが可能となる。請求項3記載のシリアルバ
ス試験器によれば、パケット取り込み手段は、パケット
のタイミング情報も合わせて記憶させるようにしたこと
を特徴としている。これにより、シリアルバス上を伝送
されるパケットのタイミングについても解析可能とな
る。
ば、取り込みの基準となるパケットを設定する設定手段
を設け、パケット取り込み手段は、設定手段で設定され
た基準パケットに対し一定の時間関係にあるパケットを
記憶手段に記憶させることを特徴としている。これによ
り、試験対象のノード機器宛にパケットを送信した前後
など、解析に必要な任意の所望の時間範囲のパケットを
入手することが可能となる。請求項3記載のシリアルバ
ス試験器によれば、パケット取り込み手段は、パケット
のタイミング情報も合わせて記憶させるようにしたこと
を特徴としている。これにより、シリアルバス上を伝送
されるパケットのタイミングについても解析可能とな
る。
【0018】請求項4記載のシリアルバス試験器では、
シリアルバスと接続されて、シリアルバス上を伝送され
た他ノード機器からの伝送信号を受信し、受信データに
変換したり、送信データを伝送信号に変換してシリアル
バス上に送信したりする物理レイヤ回路と、物理レイヤ
回路と接続されてシリアルバス試験用のコントローラの
指示に従い、他ノード機器宛の送信パケットを生成し、
送信パケットを構成する送信データを物理レイヤ回路に
出力するリンクレイヤ回路と、を含み、物理レイヤ回路
とリンクレイヤ回路は制御線を介して制御信号を受授し
てハンドシェイクしながらデータを受授するシリアルバ
ス試験器において、シリアルバス試験用のコントローラ
が記憶内容を読み出し、所定の処理が可能な記憶手段
と、物理レイヤ回路とリンクレイヤ回路のデータ出力側
及び制御信号出力側に接続されて、物理レイヤ回路が出
力する受信データと制御信号及びリンクレイヤ回路が出
力する送信データと制御信号を入力し、物理レイヤ回路
とリンクレイヤ回路の間で授受される一連のパケットを
制御信号データと時間的にと対応付けて記憶手段に記憶
させるパケット取り込み手段と、を備えたことを特徴と
している。
シリアルバスと接続されて、シリアルバス上を伝送され
た他ノード機器からの伝送信号を受信し、受信データに
変換したり、送信データを伝送信号に変換してシリアル
バス上に送信したりする物理レイヤ回路と、物理レイヤ
回路と接続されてシリアルバス試験用のコントローラの
指示に従い、他ノード機器宛の送信パケットを生成し、
送信パケットを構成する送信データを物理レイヤ回路に
出力するリンクレイヤ回路と、を含み、物理レイヤ回路
とリンクレイヤ回路は制御線を介して制御信号を受授し
てハンドシェイクしながらデータを受授するシリアルバ
ス試験器において、シリアルバス試験用のコントローラ
が記憶内容を読み出し、所定の処理が可能な記憶手段
と、物理レイヤ回路とリンクレイヤ回路のデータ出力側
及び制御信号出力側に接続されて、物理レイヤ回路が出
力する受信データと制御信号及びリンクレイヤ回路が出
力する送信データと制御信号を入力し、物理レイヤ回路
とリンクレイヤ回路の間で授受される一連のパケットを
制御信号データと時間的にと対応付けて記憶手段に記憶
させるパケット取り込み手段と、を備えたことを特徴と
している。
【0019】物理レイヤ回路はシリアルバス上を他ノー
ド機器から伝送された伝送信号を受信し、受信データに
変換して出力する。また、リンクレイヤ回路は、シリア
ルバス試験用のコントローラの指示に従い、他ノード機
器宛の送信パケットを生成し、送信パケットを構成する
送信データを物理レイヤ回路に出力する。この際、物理
レイヤ回路とリンクレイヤ回路は制御線を介して制御信
号を受授してハンドシェイクしながらデータを受授す
る。パケット取り込み手段は、物理レイヤ回路が出力す
る受信データと制御信号及びリンクレイヤ回路が出力す
る送信データと制御信号を入力し、物理レイヤ回路とリ
ンクレイヤ回路の間で授受される一連のパケットを制御
信号データと時間的にと対応付けて記憶手段に記憶させ
る。記憶手段に記憶された一連のパケット及び制御信号
データは、シリアルバス試験用のコントローラが読み出
し、表示、印刷等の所定の処理を行う。
ド機器から伝送された伝送信号を受信し、受信データに
変換して出力する。また、リンクレイヤ回路は、シリア
ルバス試験用のコントローラの指示に従い、他ノード機
器宛の送信パケットを生成し、送信パケットを構成する
送信データを物理レイヤ回路に出力する。この際、物理
レイヤ回路とリンクレイヤ回路は制御線を介して制御信
号を受授してハンドシェイクしながらデータを受授す
る。パケット取り込み手段は、物理レイヤ回路が出力す
る受信データと制御信号及びリンクレイヤ回路が出力す
る送信データと制御信号を入力し、物理レイヤ回路とリ
ンクレイヤ回路の間で授受される一連のパケットを制御
信号データと時間的にと対応付けて記憶手段に記憶させ
る。記憶手段に記憶された一連のパケット及び制御信号
データは、シリアルバス試験用のコントローラが読み出
し、表示、印刷等の所定の処理を行う。
【0020】これにより、シリアルバス試験器から送信
したパケットを含めてシリアルバス上を伝送される一連
のパケットに加えて、物理レイヤ回路とリンクレイヤ回
路の間で授受された制御信号データについてもパケット
に対応付けて取り込めるので、より高度な解析が可能と
なる。
したパケットを含めてシリアルバス上を伝送される一連
のパケットに加えて、物理レイヤ回路とリンクレイヤ回
路の間で授受された制御信号データについてもパケット
に対応付けて取り込めるので、より高度な解析が可能と
なる。
【0021】請求項5記載のシリアルバス試験器によれ
ば、取り込みの基準となるパケットを設定する設定手段
を設け、パケット取り込み手段は、設定手段で設定され
た基準パケットに対し一定の時間関係にあるパケットを
対応する制御信号データとともに記憶手段に記憶させ
る。これにより、試験対象のノード機器宛にパケットを
送信した前後など、解析に必要な任意の所望の時間範囲
のパケット及び制御信号データを入手することが可能と
なる。請求項6記載のシリアルバス試験器によれば、パ
ケット取り込み手段は、パケットのタイミング情報も合
わせて記憶させるようにしたことを特徴としている。こ
れにより、シリアルバス上を伝送されるパケットのタイ
ミングについても解析可能となる。
ば、取り込みの基準となるパケットを設定する設定手段
を設け、パケット取り込み手段は、設定手段で設定され
た基準パケットに対し一定の時間関係にあるパケットを
対応する制御信号データとともに記憶手段に記憶させ
る。これにより、試験対象のノード機器宛にパケットを
送信した前後など、解析に必要な任意の所望の時間範囲
のパケット及び制御信号データを入手することが可能と
なる。請求項6記載のシリアルバス試験器によれば、パ
ケット取り込み手段は、パケットのタイミング情報も合
わせて記憶させるようにしたことを特徴としている。こ
れにより、シリアルバス上を伝送されるパケットのタイ
ミングについても解析可能となる。
【0022】
【発明の実施の形態】次に、図1を参照して本発明の一
つの実施の形態を説明する。図1は本発明に係るシリア
ルバス試験器のブロック図であり、図6と同一の構成部
分には同一の符号が付してある。20はレジスタ回路で
あり、3つの10ビットパラレルレジスタ(以下、単
に、レジスタと略す)21、22、23が直列に接続さ
れて成る。レジスタ21の入力側は上位側に2本の制御
線CTL0、CTL1、下位側に8本のデータ線D0 〜D7が接
続されている。レジスタ21はクロックSCLKを入力する
度に、CTL0とCTL1及びD0 〜D7 を同時に取り込んで出
力する。レジスタ22はクロックSCLKを入力する度に、
レジスタ21から出力されたCTL0とCTL1及びD0 〜D7
を同時に取り込んで出力する。レジスタ23はクロック
SCLKを入力する度に、レジスタ22から出力されたCTL0
とCTL1及びD0 〜D7 を同時に取り込んで出力する。よ
って、制御線CTL0、CTL1とデータ線D0 〜D7 の値は、
レジスタ21から23まで逐次転送される。
つの実施の形態を説明する。図1は本発明に係るシリア
ルバス試験器のブロック図であり、図6と同一の構成部
分には同一の符号が付してある。20はレジスタ回路で
あり、3つの10ビットパラレルレジスタ(以下、単
に、レジスタと略す)21、22、23が直列に接続さ
れて成る。レジスタ21の入力側は上位側に2本の制御
線CTL0、CTL1、下位側に8本のデータ線D0 〜D7が接
続されている。レジスタ21はクロックSCLKを入力する
度に、CTL0とCTL1及びD0 〜D7 を同時に取り込んで出
力する。レジスタ22はクロックSCLKを入力する度に、
レジスタ21から出力されたCTL0とCTL1及びD0 〜D7
を同時に取り込んで出力する。レジスタ23はクロック
SCLKを入力する度に、レジスタ22から出力されたCTL0
とCTL1及びD0 〜D7 を同時に取り込んで出力する。よ
って、制御線CTL0、CTL1とデータ線D0 〜D7 の値は、
レジスタ21から23まで逐次転送される。
【0023】24は転送速度識別回路であり、レジスタ
23の出力と制御線LReqを監視し、パケットの受信時は
レジスタ23の出力から転送速度を識別し、パケットの
送信時は制御線LReqの出力から転送速度を識別する。す
なわち、物理レイヤ回路4nが高速シリアルバス1から
伝送信号を受信し、クロックSCLKに同期して受信データ
を出力する際、最初に、(CTL0、CTL1)を(00)から
(10)に変え、クロックSCLKで見て或るクロック数分
だけ(D0 〜D7 )=(11111111)=(FF)
16を出力したあと、転送速度コードを出力し、しかるの
ち、受信パケットの先頭から受信データを出力する。10
0Mbit/s の場合、転送速度コードは(D0 〜D7 )=
(00xxxxxx)、200Mbit/s の場合、転送速度コ
ードは(D0 〜D7 )=(0100xxxx)、400Mbi
t/s の場合、転送速度コードは(D0 〜D7 )=(01
000000)である(xは0とされ、リンクレイヤ回
路5n で無視される)。
23の出力と制御線LReqを監視し、パケットの受信時は
レジスタ23の出力から転送速度を識別し、パケットの
送信時は制御線LReqの出力から転送速度を識別する。す
なわち、物理レイヤ回路4nが高速シリアルバス1から
伝送信号を受信し、クロックSCLKに同期して受信データ
を出力する際、最初に、(CTL0、CTL1)を(00)から
(10)に変え、クロックSCLKで見て或るクロック数分
だけ(D0 〜D7 )=(11111111)=(FF)
16を出力したあと、転送速度コードを出力し、しかるの
ち、受信パケットの先頭から受信データを出力する。10
0Mbit/s の場合、転送速度コードは(D0 〜D7 )=
(00xxxxxx)、200Mbit/s の場合、転送速度コ
ードは(D0 〜D7 )=(0100xxxx)、400Mbi
t/s の場合、転送速度コードは(D0 〜D7 )=(01
000000)である(xは0とされ、リンクレイヤ回
路5n で無視される)。
【0024】100Mbit/s の場合、受信データはD0 とD
1 を用いて2ビットずつ出力され、200Mbit/s の場合、
受信データはD0 〜D3 を用いて4ビットずつ出力さ
れ、400Mbit/s の場合、受信データはD0 〜D7 を用い
て8ビットずつ出力される。転送速度識別回路24はレ
ジスタ23から出力されるCTL0、CTL1を監視しており、
(CTL0、CTL1)が(00)から(10)に変わると、そ
の後、(D0 〜D7 )が(FF)16から変わった最初の
(D0 〜D7 )の値から転送速度を識別し、直ちに後述
するバイト位置検出回路とパターン検出回路、及び取り
込み制御回路に転送速度識別データを出力する。
1 を用いて2ビットずつ出力され、200Mbit/s の場合、
受信データはD0 〜D3 を用いて4ビットずつ出力さ
れ、400Mbit/s の場合、受信データはD0 〜D7 を用い
て8ビットずつ出力される。転送速度識別回路24はレ
ジスタ23から出力されるCTL0、CTL1を監視しており、
(CTL0、CTL1)が(00)から(10)に変わると、そ
の後、(D0 〜D7 )が(FF)16から変わった最初の
(D0 〜D7 )の値から転送速度を識別し、直ちに後述
するバイト位置検出回路とパターン検出回路、及び取り
込み制御回路に転送速度識別データを出力する。
【0025】また、リンクレイヤ回路5n がパケットを
送信しようとするとき、該リンクレイヤ回路5n は事前
に制御線Req を通じて送信要求とともに転送速度データ
を物理レイヤ回路4n に出力する。転送速度識別回路2
4はReq を通じて転送速度データが入力されると、転送
速度を識別し、次に、(CTL0、CTL1)が(00)から
(01)に変わった時点で転送速度識別データを出力す
る。
送信しようとするとき、該リンクレイヤ回路5n は事前
に制御線Req を通じて送信要求とともに転送速度データ
を物理レイヤ回路4n に出力する。転送速度識別回路2
4はReq を通じて転送速度データが入力されると、転送
速度を識別し、次に、(CTL0、CTL1)が(00)から
(01)に変わった時点で転送速度識別データを出力す
る。
【0026】25はバイト位置検出回路であり、レジス
タ23の出力するCTL0、CTL1と転送速度識別回路24か
ら入力した転送速度識別データから、送信パケットまた
は受信パケットの何バイト目がレジスタ23のD0 〜D
7 から出力されているか検出する。具体的には、(CTL
0、CTL1)が(00)から(10)に変わった状態で転
送速度識別データを入力したとき、次のクロックSCLKを
入力した時点でレジスタ23のD0 〜D7 から受信パケ
ットの先頭の受信データが出力される。よって、転送速
度が100Mbit/s であれば、(CTL0、CTL1)が(00)か
ら(10)に変わった時点で−1に初期化したカウント
値Kを、転送速度識別データを入力したあと、クロック
SCLKを入力する度に+1ずつカウントアップするととも
に、カウント値Kを4で割った商qに+1した値をバイ
ト位置検出データとして出力する(バイト位置検出回路
25は予め、バイト位置検出データを零としている)。
タ23の出力するCTL0、CTL1と転送速度識別回路24か
ら入力した転送速度識別データから、送信パケットまた
は受信パケットの何バイト目がレジスタ23のD0 〜D
7 から出力されているか検出する。具体的には、(CTL
0、CTL1)が(00)から(10)に変わった状態で転
送速度識別データを入力したとき、次のクロックSCLKを
入力した時点でレジスタ23のD0 〜D7 から受信パケ
ットの先頭の受信データが出力される。よって、転送速
度が100Mbit/s であれば、(CTL0、CTL1)が(00)か
ら(10)に変わった時点で−1に初期化したカウント
値Kを、転送速度識別データを入力したあと、クロック
SCLKを入力する度に+1ずつカウントアップするととも
に、カウント値Kを4で割った商qに+1した値をバイ
ト位置検出データとして出力する(バイト位置検出回路
25は予め、バイト位置検出データを零としている)。
【0027】転送速度が200Mbit/s であれば、(CTL0、
CTL1)が(00)から(10)に変わった時点で−1に
初期化したカウント値Kを、転送速度識別データを入力
したあと、クロックSCLKを入力する度に+1ずつカウン
トアップするとともに、カウント値Kを2で割った商q
に+1した値をバイト位置検出データとして出力する。
転送速度が400Mbit/s であれば、(CTL0、CTL1)が(0
0)から(10)に変わった時点で−1に初期化したカ
ウント値Kを、転送速度識別データを入力したあと、ク
ロックSCLKを入力する度に+1ずつカウントアップする
とともに、カウント値Kに+1した値をバイト位置検出
データとして出力する。
CTL1)が(00)から(10)に変わった時点で−1に
初期化したカウント値Kを、転送速度識別データを入力
したあと、クロックSCLKを入力する度に+1ずつカウン
トアップするとともに、カウント値Kを2で割った商q
に+1した値をバイト位置検出データとして出力する。
転送速度が400Mbit/s であれば、(CTL0、CTL1)が(0
0)から(10)に変わった時点で−1に初期化したカ
ウント値Kを、転送速度識別データを入力したあと、ク
ロックSCLKを入力する度に+1ずつカウントアップする
とともに、カウント値Kに+1した値をバイト位置検出
データとして出力する。
【0028】反対に、(CTL0、CTL1)が(00)から
(01)に変わった時点で転送速度識別データを入力し
たとき、(CTL0、CTL1)が(01)から(10)に変わ
った時点で、レジスタ23のD0 〜D7 から送信パケッ
トの先頭の送信データが出力される。よって、(CTL0、
CTL1)が(01)から(10)に変わった時点でカウン
ト値Kを零に初期化したあと、転送速度が100Mbit/s で
あれば、クロックSCLKを入力する度に+1ずつカウント
アップするとともに、カウント値Kを4で割った商qに
+1した値をバイト位置検出データとして出力する。転
送速度が200Mbit/s であれば、(CTL0、CTL1)が(0
1)から(10)に変わった時点でカウント値Kを零に
初期化したあと、クロックSCLKを入力する度に+1ずつ
カウントアップするとともに、カウント値Kを2で割っ
た商qに+1した値をバイト位置検出データとして出力
する。転送速度が400Mbit/s であれば、(CTL0、CTL1)
が(01)から(10)に変わった時点でカウント値K
を零に初期化したあと、クロックSCLKを入力する度に+
1ずつカウントアップするとともに、カウント値Kをバ
イト位置検出データとして出力する。
(01)に変わった時点で転送速度識別データを入力し
たとき、(CTL0、CTL1)が(01)から(10)に変わ
った時点で、レジスタ23のD0 〜D7 から送信パケッ
トの先頭の送信データが出力される。よって、(CTL0、
CTL1)が(01)から(10)に変わった時点でカウン
ト値Kを零に初期化したあと、転送速度が100Mbit/s で
あれば、クロックSCLKを入力する度に+1ずつカウント
アップするとともに、カウント値Kを4で割った商qに
+1した値をバイト位置検出データとして出力する。転
送速度が200Mbit/s であれば、(CTL0、CTL1)が(0
1)から(10)に変わった時点でカウント値Kを零に
初期化したあと、クロックSCLKを入力する度に+1ずつ
カウントアップするとともに、カウント値Kを2で割っ
た商qに+1した値をバイト位置検出データとして出力
する。転送速度が400Mbit/s であれば、(CTL0、CTL1)
が(01)から(10)に変わった時点でカウント値K
を零に初期化したあと、クロックSCLKを入力する度に+
1ずつカウントアップするとともに、カウント値Kをバ
イト位置検出データとして出力する。
【0029】26はパターン検出回路であり、バイト位
置検出回路25で検出された送信パケットまたは受信パ
ケット中のバイト位置における8ビットパターンを検出
する。パターン検出回路26は100Mbit/s を示す転送速
度識別データを入力すると、以降、レジスタ23の出力
D0 とD1 をd0 とd1 、レジスタ22の出力D0 とD
1 をd2 とd3 、レジスタ21の出力D0 とD1 をd4
とd5 、リンクレイヤ回路5n の出力D0 とD1 をd6
とd7 として取り出し、(d0 d1 d2 d3 d4 d5 d
6 d7 )の順に並べてパラレル出力することで、8ビッ
トのパータンデータを出力する(ここでは、100Mbit/s
のとき、パケットを構成する各バイトデータのMSB、
2SB、3SB、4SB、5SB、6SB、7SB、L
SBが、2ビットずつ、(D0 D1 )=(MSB2S
B)、(D0 D1 )=(3SB4SB)、(D0 D1 )
=(5SB6SB)、(D0 D1 )=(7SBLSB)
という具合に分けて物理レイヤ回路4n とリンクレイヤ
回路5n の間を転送されるものとする)。
置検出回路25で検出された送信パケットまたは受信パ
ケット中のバイト位置における8ビットパターンを検出
する。パターン検出回路26は100Mbit/s を示す転送速
度識別データを入力すると、以降、レジスタ23の出力
D0 とD1 をd0 とd1 、レジスタ22の出力D0 とD
1 をd2 とd3 、レジスタ21の出力D0 とD1 をd4
とd5 、リンクレイヤ回路5n の出力D0 とD1 をd6
とd7 として取り出し、(d0 d1 d2 d3 d4 d5 d
6 d7 )の順に並べてパラレル出力することで、8ビッ
トのパータンデータを出力する(ここでは、100Mbit/s
のとき、パケットを構成する各バイトデータのMSB、
2SB、3SB、4SB、5SB、6SB、7SB、L
SBが、2ビットずつ、(D0 D1 )=(MSB2S
B)、(D0 D1 )=(3SB4SB)、(D0 D1 )
=(5SB6SB)、(D0 D1 )=(7SBLSB)
という具合に分けて物理レイヤ回路4n とリンクレイヤ
回路5n の間を転送されるものとする)。
【0030】また、パターン検出回路26は200Mbit/s
を示す転送速度識別データを入力すると、以降、レジス
タ23の出力D0 〜D3 をd0 〜d3 、レジスタ22の
出力D0 〜D3 をd4 〜d7 として取り出し、(d0 d
1 d2 d3 d4 d5 d6 d7)の順に並べてパラレル出
力することで、8ビットのパータンデータを出力する
(ここでは、200Mbit/s のとき、パケットを構成する各
バイトデータのMSB、2SB、3SB、4SB、5S
B、6SB、7SB、LSBが、4ビットずつ、(D0
D1 D2 D3 )=(MSB2SB3SB4SB)、(D
0 D1 D2 D3 )=(5SB6SB7SBLSB)とい
う具合に分けて物理レイヤ回路4n とリンクレイヤ回路
5n の間を転送されるものとする)。
を示す転送速度識別データを入力すると、以降、レジス
タ23の出力D0 〜D3 をd0 〜d3 、レジスタ22の
出力D0 〜D3 をd4 〜d7 として取り出し、(d0 d
1 d2 d3 d4 d5 d6 d7)の順に並べてパラレル出
力することで、8ビットのパータンデータを出力する
(ここでは、200Mbit/s のとき、パケットを構成する各
バイトデータのMSB、2SB、3SB、4SB、5S
B、6SB、7SB、LSBが、4ビットずつ、(D0
D1 D2 D3 )=(MSB2SB3SB4SB)、(D
0 D1 D2 D3 )=(5SB6SB7SBLSB)とい
う具合に分けて物理レイヤ回路4n とリンクレイヤ回路
5n の間を転送されるものとする)。
【0031】また、400Mbit/s を示す転送速度識別デー
タを入力すると、以降、レジスタ23の出力D0 〜D7
をd0 〜d7 として取り出し、(d0 d1 d2 d3 d4
d5d6 d7 )の順でパラレル出力することで、8ビッ
トのパータンデータを出力する(ここでは、400Mbit/s
のとき、パケットを構成する各バイトデータのMSB、
2SB、3SB、4SB、5SB、6SB、7SB、L
SBが、(D0 D1 D2 D3 D4 D5 D6 D7 )=(M
SB2SB3SB4SB5SB6SB7SBLSB)と
いう具合に分けて物理レイヤ回路4n とリンクレイヤ回
路5n の間を転送されるものとする)。
タを入力すると、以降、レジスタ23の出力D0 〜D7
をd0 〜d7 として取り出し、(d0 d1 d2 d3 d4
d5d6 d7 )の順でパラレル出力することで、8ビッ
トのパータンデータを出力する(ここでは、400Mbit/s
のとき、パケットを構成する各バイトデータのMSB、
2SB、3SB、4SB、5SB、6SB、7SB、L
SBが、(D0 D1 D2 D3 D4 D5 D6 D7 )=(M
SB2SB3SB4SB5SB6SB7SBLSB)と
いう具合に分けて物理レイヤ回路4n とリンクレイヤ回
路5n の間を転送されるものとする)。
【0032】27は基準パケット設定回路であり、コン
トローラ3n により、高速システムバス1の上から一連
のパケットを取り込む際の基準パケットを特定するため
の情報が設定される。ここでは、一例としてパケット中
のバイト位置と該バイト位置での1バイトデータの組み
合わせが1または複数設定される。複数設定する場合
は、バイト位置順とする(図2参照)。28は照合回路
であり、基準パケット設定回路27で設定されたバイト
位置と該バイト位置での1バイトデータの組み合わせ
と、バイト位置検出回路25とパターン検出回路26で
検出された組み合わせが一致するか照合し、基準パケッ
ト設定回路27での設定順に全て一致したとき、基準パ
ケット検出信号を取り込み制御回路へ出力する。
トローラ3n により、高速システムバス1の上から一連
のパケットを取り込む際の基準パケットを特定するため
の情報が設定される。ここでは、一例としてパケット中
のバイト位置と該バイト位置での1バイトデータの組み
合わせが1または複数設定される。複数設定する場合
は、バイト位置順とする(図2参照)。28は照合回路
であり、基準パケット設定回路27で設定されたバイト
位置と該バイト位置での1バイトデータの組み合わせ
と、バイト位置検出回路25とパターン検出回路26で
検出された組み合わせが一致するか照合し、基準パケッ
ト設定回路27での設定順に全て一致したとき、基準パ
ケット検出信号を取り込み制御回路へ出力する。
【0033】29はタイマであり、現在の時刻を十ナノ
sec単位または百ナノsec単位で計時する。30は
第1領域と第2領域を有するキャプチャメモリであり、
第1領域には物理レイヤ回路4n とリンクレイヤ回路5
n の間で授受される一連の大量のパケットを、制御信号
データCTL0、CTL1と対応付けて時系列で記憶し、第2領
域には、パケット別に第1領域の格納場所、転送速度、
開始時刻を記憶する。
sec単位または百ナノsec単位で計時する。30は
第1領域と第2領域を有するキャプチャメモリであり、
第1領域には物理レイヤ回路4n とリンクレイヤ回路5
n の間で授受される一連の大量のパケットを、制御信号
データCTL0、CTL1と対応付けて時系列で記憶し、第2領
域には、パケット別に第1領域の格納場所、転送速度、
開始時刻を記憶する。
【0034】30は取り込み制御回路であり、レジスタ
回路20のレジスタ23から出力された制御信号データ
CTL0、CTL1と転送速度識別回路24で識別された転送速
度を参照して、レジスタ23から出力される受信パケッ
トまたは送信パケットの内、基準パケットに対し一定の
時間関係に有る一連のパケットのデータを、制御信号デ
ータCTL0、CTL1と対応付けてキャプチャメモリ30の第
1領域に記憶させ、かつ、パケット別に第1領域の格納
場所、転送速度、開始時刻を第2領域に記憶させる。レ
ジスタ回路20、転送速度識別回路24、バイト位置検
出回路25、パターン検出回路26、照合回路28、タ
イマ29、取り込み制御回路31により、パケット取り
込み回路32が構成されている。
回路20のレジスタ23から出力された制御信号データ
CTL0、CTL1と転送速度識別回路24で識別された転送速
度を参照して、レジスタ23から出力される受信パケッ
トまたは送信パケットの内、基準パケットに対し一定の
時間関係に有る一連のパケットのデータを、制御信号デ
ータCTL0、CTL1と対応付けてキャプチャメモリ30の第
1領域に記憶させ、かつ、パケット別に第1領域の格納
場所、転送速度、開始時刻を第2領域に記憶させる。レ
ジスタ回路20、転送速度識別回路24、バイト位置検
出回路25、パターン検出回路26、照合回路28、タ
イマ29、取り込み制御回路31により、パケット取り
込み回路32が構成されている。
【0035】コントローラ3n ´は、操作パネル12で
のパケットの送信または受信の指示に従い、リンクレイ
ヤ回路5n に指示して所望のノード機器へのパケットの
送信を指示したり、または所望ノード機器からのパケッ
トの受信を指示する。また、操作パネル12での指示に
従い、メモリ10に記憶させた受信パケットを表示装置
11に表示させたり、キャプチャメモリ30に記憶させ
たパケット及び制御信号データを表示装置11に表示さ
せたりする。また、パケット取り込み回路32の基準パ
ケット設定回路27に対し、基準パケットの設定を行
い、取り込み制御回路31に対し取り込み範囲の指定を
行ったりする。シリアルバス試験器2n の他の構成部分
は図6と全く同一に構成されている。
のパケットの送信または受信の指示に従い、リンクレイ
ヤ回路5n に指示して所望のノード機器へのパケットの
送信を指示したり、または所望ノード機器からのパケッ
トの受信を指示する。また、操作パネル12での指示に
従い、メモリ10に記憶させた受信パケットを表示装置
11に表示させたり、キャプチャメモリ30に記憶させ
たパケット及び制御信号データを表示装置11に表示さ
せたりする。また、パケット取り込み回路32の基準パ
ケット設定回路27に対し、基準パケットの設定を行
い、取り込み制御回路31に対し取り込み範囲の指定を
行ったりする。シリアルバス試験器2n の他の構成部分
は図6と全く同一に構成されている。
【0036】次に、図3〜図5を参照して上記した実施
の形態の動作を簡単に説明する。図3はキャプチャメモ
リ30の第1領域の記憶内容の説明図、図4はキャプチ
ャメモリ30の第2領域の記憶内容の説明図、図5は表
示装置11の表示例を示す説明図である。ここでは、ノ
ード機器21 の動作試験を行うものとし、ノード機器2
1 に或る起動命令用の送信パケットを送信したときの前
後一定時間範囲にわたる高速シリアルバス1の上の全て
の伝送パケットをモニタする場合を例にする。メモリ1
0には予めノード機器21 の試験に用いる各種テストデ
ータ、ノード機器21 がアイソクロナス転送を行うチャ
ンネル番号、ノード機器21 のノードID、シリアスバ
ス試験器25 のノードID等が記憶されているものとす
る。また、リンクレイヤ回路5n はスヌープ機能を有し
ていないものとする。
の形態の動作を簡単に説明する。図3はキャプチャメモ
リ30の第1領域の記憶内容の説明図、図4はキャプチ
ャメモリ30の第2領域の記憶内容の説明図、図5は表
示装置11の表示例を示す説明図である。ここでは、ノ
ード機器21 の動作試験を行うものとし、ノード機器2
1 に或る起動命令用の送信パケットを送信したときの前
後一定時間範囲にわたる高速シリアルバス1の上の全て
の伝送パケットをモニタする場合を例にする。メモリ1
0には予めノード機器21 の試験に用いる各種テストデ
ータ、ノード機器21 がアイソクロナス転送を行うチャ
ンネル番号、ノード機器21 のノードID、シリアスバ
ス試験器25 のノードID等が記憶されているものとす
る。また、リンクレイヤ回路5n はスヌープ機能を有し
ていないものとする。
【0037】(1)パケットの受信
ノード機器21 、22 などが高速シリアルバス1の上に
パケットの伝送信号を出力しているとき、シリアルバス
試験器2n の物理レイヤ回路4n が受信し、クロックSC
LKに同期して受信データを出力する。この際、最初に、
(CTL0、CTL1)を(00)から(10)に変える。リン
クレイヤ回路5n は、物理レイヤ回路4n がパケットを
受信し、制御線CTL0、CTL1を(00)から(10)に変
えると、クロックSCLKに同期して受信データを入力す
る。そして、ヘッダCRC、データCRCを用いてヘッ
ダとデータに誤り検出/訂正を施しながら受信パケット
を復元する。
パケットの伝送信号を出力しているとき、シリアルバス
試験器2n の物理レイヤ回路4n が受信し、クロックSC
LKに同期して受信データを出力する。この際、最初に、
(CTL0、CTL1)を(00)から(10)に変える。リン
クレイヤ回路5n は、物理レイヤ回路4n がパケットを
受信し、制御線CTL0、CTL1を(00)から(10)に変
えると、クロックSCLKに同期して受信データを入力す
る。そして、ヘッダCRC、データCRCを用いてヘッ
ダとデータに誤り検出/訂正を施しながら受信パケット
を復元する。
【0038】そして、アイソクロナスパケットであれ
ば、ヘッダに含まれるチャンネル番号が上位のコントロ
ーラ3n ´から受信を指示されたものかチェックし、指
示されたものであればコントローラ3n ´に出力し、指
示されていなければ今回の受信パケットを無視する。ま
た、アシンクロナスパケットであれば、送信先IDが自
ノードIDと一致しているかチェックし、一致したもの
であればコントローラ3 n ´に出力し、指示されていな
ければ今回の受信パケットを無視する。コントローラ3
n ´はリンクレイヤ回路5n から受信パケットを入力す
るとメモリ10に記憶させる。そして、操作パネル12
での指示に応じて、表示装置11への表示等、必要な処
理を行う。
ば、ヘッダに含まれるチャンネル番号が上位のコントロ
ーラ3n ´から受信を指示されたものかチェックし、指
示されたものであればコントローラ3n ´に出力し、指
示されていなければ今回の受信パケットを無視する。ま
た、アシンクロナスパケットであれば、送信先IDが自
ノードIDと一致しているかチェックし、一致したもの
であればコントローラ3 n ´に出力し、指示されていな
ければ今回の受信パケットを無視する。コントローラ3
n ´はリンクレイヤ回路5n から受信パケットを入力す
るとメモリ10に記憶させる。そして、操作パネル12
での指示に応じて、表示装置11への表示等、必要な処
理を行う。
【0039】リンクレイヤ回路5n はスヌープ機能を有
しておらず、物理レイヤ回路4n から入力した受信デー
タに基づき全ての受信パケットを取り込むことはできな
い。この実施の形態では、パケット取り込み回路32と
キャプチャメモリ30を備えたことで、高速シリアルバ
ス1の上を伝送される一連の大量のパケットを取り込み
可能になっている。
しておらず、物理レイヤ回路4n から入力した受信デー
タに基づき全ての受信パケットを取り込むことはできな
い。この実施の形態では、パケット取り込み回路32と
キャプチャメモリ30を備えたことで、高速シリアルバ
ス1の上を伝送される一連の大量のパケットを取り込み
可能になっている。
【0040】すなわち、物理レイヤ回路4n が高速シリ
アルバス1から伝送信号を受信し、クロックSCLKに同期
して受信データを出力する際、最初に、(CTL0、CTL1)
を(00)から(10)に変える。取り込み制御回路3
1は、レジスタ23のCTL0、CTL1を監視しており、(CT
L0、CTL1)が(00)から(10)に変わった時点か
ら、クロックSCLKに同期してレジスタ23の(D0 〜D
7 )と(CTL0、CTL1)を合わせた10ビットデータをメ
モリ30の第1領域のアドレス0から順に書き込んでい
く(図3参照)。
アルバス1から伝送信号を受信し、クロックSCLKに同期
して受信データを出力する際、最初に、(CTL0、CTL1)
を(00)から(10)に変える。取り込み制御回路3
1は、レジスタ23のCTL0、CTL1を監視しており、(CT
L0、CTL1)が(00)から(10)に変わった時点か
ら、クロックSCLKに同期してレジスタ23の(D0 〜D
7 )と(CTL0、CTL1)を合わせた10ビットデータをメ
モリ30の第1領域のアドレス0から順に書き込んでい
く(図3参照)。
【0041】レジスタ23のD0 〜D7 から転送速度デ
ータが出力されると、転送速度識別回路24は転送速度
を識別してバイト位置検出回路25、パターン検出回路
26、取り込み制御回路31に出力する。取り込み制御
回路31は転送速度識別データが入力されると、次にレ
ジスタ23から出力されるD0 〜D7 が受信パケットP
Aの先頭の受信データであるから、第1領域に書き込ん
だときのアドレス(7)を受信パケットPAの先頭アド
レスとして転送速度識別データが示す転送速度及びタイ
マ29で計時した時刻データTPAとともに第2領域に書
き込んでおく。
ータが出力されると、転送速度識別回路24は転送速度
を識別してバイト位置検出回路25、パターン検出回路
26、取り込み制御回路31に出力する。取り込み制御
回路31は転送速度識別データが入力されると、次にレ
ジスタ23から出力されるD0 〜D7 が受信パケットP
Aの先頭の受信データであるから、第1領域に書き込ん
だときのアドレス(7)を受信パケットPAの先頭アド
レスとして転送速度識別データが示す転送速度及びタイ
マ29で計時した時刻データTPAとともに第2領域に書
き込んでおく。
【0042】転送速度が400Mbit/s であったとすると、
レジスタ23のD0 〜D7 から1バイト単位の受信デー
タPA0 、PA1 、・・が出力され、CTL0、CTL1ととも
に第1領域に記憶されていく。受信パケットPAの最後
の1バイトデータPAm の書込が終わると、レジスタ2
3から出力される(CTL0、CTL1)が(00)となり、
(D0 〜D7 )が(00000000)となるので、こ
れらのデータを第1領域に書き込んだあと、最後の(0
1)に対応するD0 〜D7 が受信パケットPAの最後の
受信データであるから、第1領域に書き込んだときのア
ドレス(206)を受信パケットPAの終了アドレスと
して第2領域に書き込んでおく。
レジスタ23のD0 〜D7 から1バイト単位の受信デー
タPA0 、PA1 、・・が出力され、CTL0、CTL1ととも
に第1領域に記憶されていく。受信パケットPAの最後
の1バイトデータPAm の書込が終わると、レジスタ2
3から出力される(CTL0、CTL1)が(00)となり、
(D0 〜D7 )が(00000000)となるので、こ
れらのデータを第1領域に書き込んだあと、最後の(0
1)に対応するD0 〜D7 が受信パケットPAの最後の
受信データであるから、第1領域に書き込んだときのア
ドレス(206)を受信パケットPAの終了アドレスと
して第2領域に書き込んでおく。
【0043】その後、次のパケットPBが受信されたと
き、取り込み制御回路31は、レジスタ23の出力する
(CTL0、CTL1)が(00)から(10)に変わった時点
から、クロックSCLKに同期してレジスタ23の(D0 〜
D7 )と(CTL0、CTL1)を合わせた10ビットデータを
メモリ30の第1領域のアドレス208から順に書き込
んでいく(図3のアドレス208以降参照)。
き、取り込み制御回路31は、レジスタ23の出力する
(CTL0、CTL1)が(00)から(10)に変わった時点
から、クロックSCLKに同期してレジスタ23の(D0 〜
D7 )と(CTL0、CTL1)を合わせた10ビットデータを
メモリ30の第1領域のアドレス208から順に書き込
んでいく(図3のアドレス208以降参照)。
【0044】レジスタ23のD0 〜D7 から転送速度デ
ータが出力されると、転送速度識別回路24は転送速度
を識別してバイト位置検出回路25、パターン検出回路
26、取り込み制御回路31に出力する。取り込み制御
回路31は転送速度識別データが入力されると、次にレ
ジスタ23から出力されるD0 〜D7 が受信パケットP
Bの先頭の受信データであるから、第1領域に書き込ん
だときのアドレス(214)を受信パケットPBの先頭
アドレスとして転送速度識別データが示す転送速度及び
タイマ29で計時した時刻データTPBとともに第2領域
に書き込んでおく。
ータが出力されると、転送速度識別回路24は転送速度
を識別してバイト位置検出回路25、パターン検出回路
26、取り込み制御回路31に出力する。取り込み制御
回路31は転送速度識別データが入力されると、次にレ
ジスタ23から出力されるD0 〜D7 が受信パケットP
Bの先頭の受信データであるから、第1領域に書き込ん
だときのアドレス(214)を受信パケットPBの先頭
アドレスとして転送速度識別データが示す転送速度及び
タイマ29で計時した時刻データTPBとともに第2領域
に書き込んでおく。
【0045】転送速度が200Mbit/s であったとすると、
レジスタ23のD0 〜D3 から4ビット単位の受信デー
タPB0 、PB1 、・・が出力され、CTL0、CTL1ととも
に第1領域に記憶されていく(なお、図3のxは0であ
るが、パケットデータとしては無視される)。受信パケ
ットPBの最後の4ビットデータPBy の書込が終わる
と、レジスタ23から出力される(CTL0、CTL1)が(0
0)となり、(D0 〜D7 )が(00000000)と
なるので、これらのデータを第1領域に書き込んだあ
と、最後の(01)に対応するD0 〜D3 が受信パケッ
トPBの最後の受信データであるから、第1領域に書き
込んだときのアドレス(673)を受信パケットPBの
終了アドレスとして第2領域に書き込んでおく(図4参
照)。以下、新たなパケットが受信される度に同様の動
作を繰り返す。なお、取り込み制御回路31は第1領域
の最後のアドレスまでデータを書き込むと、最初のアド
レスに戻って書込を行う。
レジスタ23のD0 〜D3 から4ビット単位の受信デー
タPB0 、PB1 、・・が出力され、CTL0、CTL1ととも
に第1領域に記憶されていく(なお、図3のxは0であ
るが、パケットデータとしては無視される)。受信パケ
ットPBの最後の4ビットデータPBy の書込が終わる
と、レジスタ23から出力される(CTL0、CTL1)が(0
0)となり、(D0 〜D7 )が(00000000)と
なるので、これらのデータを第1領域に書き込んだあ
と、最後の(01)に対応するD0 〜D3 が受信パケッ
トPBの最後の受信データであるから、第1領域に書き
込んだときのアドレス(673)を受信パケットPBの
終了アドレスとして第2領域に書き込んでおく(図4参
照)。以下、新たなパケットが受信される度に同様の動
作を繰り返す。なお、取り込み制御回路31は第1領域
の最後のアドレスまでデータを書き込むと、最初のアド
レスに戻って書込を行う。
【0046】(2)パケットの送信
操作パネル12でノード機器21 の起動を指示すると、
コントローラ3n ´はメモリ10を参照して、転送速度
(ここでは100Mbit/s とする)、ノード機器21 のノー
ドIDである送信先ID、シリアスバス試験器のノード
IDである送信元ID、アシンクロナスパケットのデー
タ長、同期化コードを含むヘッダ情報と、起動命令を含
むデータをリンクレイヤ回路5n へ出力する。また、こ
のアシンクロナスパケットを基準パケットとして設定す
るため、まず、送信先IDの1バイト目(上位バイト)
と2バイト目(下位バイト)を、パケット中のバイト位
置と対にして基準パケット設定回路27に設定し、次
に、送信元IDの1バイト目(上位バイト)と2バイト
目(下位バイト)を、パケット中のバイト位置と対にし
て基準パケット設定回路27に設定する(図2参照)。
そして、取り込み制御回路31に対し、基準パケットを
中心とする前後一定時間範囲にわたるパケットの取り込
みを指示する。
コントローラ3n ´はメモリ10を参照して、転送速度
(ここでは100Mbit/s とする)、ノード機器21 のノー
ドIDである送信先ID、シリアスバス試験器のノード
IDである送信元ID、アシンクロナスパケットのデー
タ長、同期化コードを含むヘッダ情報と、起動命令を含
むデータをリンクレイヤ回路5n へ出力する。また、こ
のアシンクロナスパケットを基準パケットとして設定す
るため、まず、送信先IDの1バイト目(上位バイト)
と2バイト目(下位バイト)を、パケット中のバイト位
置と対にして基準パケット設定回路27に設定し、次
に、送信元IDの1バイト目(上位バイト)と2バイト
目(下位バイト)を、パケット中のバイト位置と対にし
て基準パケット設定回路27に設定する(図2参照)。
そして、取り込み制御回路31に対し、基準パケットを
中心とする前後一定時間範囲にわたるパケットの取り込
みを指示する。
【0047】コントローラ3n ´から送信指示を受けた
リンクレイヤ回路5n はヘッダCRC、データブロック
CRCなどを附加しながら所定のフォーマットのアシン
クロナスパケット(図8参照)を生成するとともに、制
御線LReqを通じて物理レイヤ回路4n に送信要求と転送
速度を通知し、物理レイヤ回路4n が高速シリアルバス
へのアクセスの調停に勝ち、制御線CTL0、CTL1を通じて
転送許可を与えると、リンクレイヤ回路5n は或るクロ
ック数分だけ(CTL0、CTL1)を(01)、(D0 〜
D7 )を(00)16としたあと、クロックSCLKに同期さ
せてデータ線D0 とD1 を用いてアシンクロナスパケッ
トの先頭から2ビットずつに分けた送信データを物理レ
イヤ回路4n に出力する(この際、リンクレイヤ回路5
n は(CTL0、CTL1)=(10)として送信データ出力中
であることを示す)。
リンクレイヤ回路5n はヘッダCRC、データブロック
CRCなどを附加しながら所定のフォーマットのアシン
クロナスパケット(図8参照)を生成するとともに、制
御線LReqを通じて物理レイヤ回路4n に送信要求と転送
速度を通知し、物理レイヤ回路4n が高速シリアルバス
へのアクセスの調停に勝ち、制御線CTL0、CTL1を通じて
転送許可を与えると、リンクレイヤ回路5n は或るクロ
ック数分だけ(CTL0、CTL1)を(01)、(D0 〜
D7 )を(00)16としたあと、クロックSCLKに同期さ
せてデータ線D0 とD1 を用いてアシンクロナスパケッ
トの先頭から2ビットずつに分けた送信データを物理レ
イヤ回路4n に出力する(この際、リンクレイヤ回路5
n は(CTL0、CTL1)=(10)として送信データ出力中
であることを示す)。
【0048】送信データを入力した物理レイヤ回路4n
は、規格に従った電気的な送信信号に変換し、高速シリ
アルバス1へ出力する。リンクレイヤ回路5n が1パケ
ット分の送信データ出力を終え、他に送信すべきパケッ
トが無いとき、リンクレイヤ回路5n は(CTL0、CTL1)
を(10)から(00)にして送信完了を示し、該信号
を受けて物理レイヤ回路4n は他の処理に移行する。
は、規格に従った電気的な送信信号に変換し、高速シリ
アルバス1へ出力する。リンクレイヤ回路5n が1パケ
ット分の送信データ出力を終え、他に送信すべきパケッ
トが無いとき、リンクレイヤ回路5n は(CTL0、CTL1)
を(10)から(00)にして送信完了を示し、該信号
を受けて物理レイヤ回路4n は他の処理に移行する。
【0049】一方、パケット取り込み回路32では、リ
ンクレイヤ回路5n が制御線LReqを通して送信要求とと
もに転送速度を出力すると、転送速度識別回路24が転
送速度を識別し、次にレジスタ23の出力する(CTL0、
CTL1)が(00)から(01)に変わった時点で今回の
100Mbit/s を示す転送速度識別データをバイト位置検出
回路25、パターン検出回路26、取り込み制御回路3
1へ出力する。
ンクレイヤ回路5n が制御線LReqを通して送信要求とと
もに転送速度を出力すると、転送速度識別回路24が転
送速度を識別し、次にレジスタ23の出力する(CTL0、
CTL1)が(00)から(01)に変わった時点で今回の
100Mbit/s を示す転送速度識別データをバイト位置検出
回路25、パターン検出回路26、取り込み制御回路3
1へ出力する。
【0050】取り込み制御回路31は、レジスタ23の
出力(CTL0、CTL1)が(00)から(10)に変わった
時点から、クロックSCLKに同期してレジスタ23の(D
0 〜D7 )と(CTL0、CTL1)を合わせた10ビットデー
タをキャプチャメモリ30の第1領域に順に書き込んで
いく(図3のアドレス(j−5)以降参照)。取り込み
制御回路31はレジスタ23の出力(CTL0、CTL1)が
(01)から(10)に変わった時点でレジスタ23か
ら出力されているD0 〜D7 が送信パケットRAの先頭
の受信データであることから、第1領域に書き込んだと
きのアドレス(j)を送信パケットRAの先頭アドレス
として、転送速度及びタイマ29で計時した時刻データ
TPBとともに第2領域に書き込んでおく。
出力(CTL0、CTL1)が(00)から(10)に変わった
時点から、クロックSCLKに同期してレジスタ23の(D
0 〜D7 )と(CTL0、CTL1)を合わせた10ビットデー
タをキャプチャメモリ30の第1領域に順に書き込んで
いく(図3のアドレス(j−5)以降参照)。取り込み
制御回路31はレジスタ23の出力(CTL0、CTL1)が
(01)から(10)に変わった時点でレジスタ23か
ら出力されているD0 〜D7 が送信パケットRAの先頭
の受信データであることから、第1領域に書き込んだと
きのアドレス(j)を送信パケットRAの先頭アドレス
として、転送速度及びタイマ29で計時した時刻データ
TPBとともに第2領域に書き込んでおく。
【0051】転送速度が100Mbit/s であったとすると、
レジスタ23のD0 とD1 から2ビット単位の送信デー
タRA0 、RA1 、・・が出力され、CTL0、CTL1ととも
に第1領域に記憶されていく。送信パケットRAの最後
の1バイトデータRAz の書込が終わると、レジスタ2
3から出力される(CTL0、CTL1)が(00)となり、
(D0 〜D7 )が(00000000)となるので、こ
れらのデータを第1領域に書き込んだあと、最後の(1
0)に対応するD0 とD1 が送信パケットRAの最後の
送信データであるから、第1領域に書き込んだときのア
ドレス(j+600)を送信パケットRAの終了アドレ
スとして第2領域に書き込んでおく。
レジスタ23のD0 とD1 から2ビット単位の送信デー
タRA0 、RA1 、・・が出力され、CTL0、CTL1ととも
に第1領域に記憶されていく。送信パケットRAの最後
の1バイトデータRAz の書込が終わると、レジスタ2
3から出力される(CTL0、CTL1)が(00)となり、
(D0 〜D7 )が(00000000)となるので、こ
れらのデータを第1領域に書き込んだあと、最後の(1
0)に対応するD0 とD1 が送信パケットRAの最後の
送信データであるから、第1領域に書き込んだときのア
ドレス(j+600)を送信パケットRAの終了アドレ
スとして第2領域に書き込んでおく。
【0052】ところで、今回のパケットの送信に際し
て、バイト位置検出回路25はレジスタ23の出力(CT
L0、CTL1)が(00)から(01)に変わった時点で10
0Mbit/s を示す転送速度識別データを入力したとき、
(CTL0、CTL1)が(01)から(10)に変わった時点
でカウント値Kを零に初期化し、クロックSCLKを入力す
る度に+1ずつカウントアップしていく。そして、カウ
ント値Kを4で割った商qに+1した値をバイト位置検
出データとして出力する(バイト位置検出回路25はバ
イト位置検出データを予め、零に初期化している)。
て、バイト位置検出回路25はレジスタ23の出力(CT
L0、CTL1)が(00)から(01)に変わった時点で10
0Mbit/s を示す転送速度識別データを入力したとき、
(CTL0、CTL1)が(01)から(10)に変わった時点
でカウント値Kを零に初期化し、クロックSCLKを入力す
る度に+1ずつカウントアップしていく。そして、カウ
ント値Kを4で割った商qに+1した値をバイト位置検
出データとして出力する(バイト位置検出回路25はバ
イト位置検出データを予め、零に初期化している)。
【0053】また、パターン検出回路25は100Mbit/s
を示す転送速度識別データを入力すると、以降、レジス
タ23の出力D0 とD1 をd0 とd1 、レジスタ22の
出力D0 とD1 をd2 とd3 、レジスタ21の出力D0
とD1 をd4 とd5 、リンクレイヤ回路5n の出力D0
とD1 をd6 とd7 として取り出し、(d0 d1 d2d
3 d4 d5 d6 d7 )の順に並べてパラレル出力するこ
とで、8ビットのパータンデータを出力する。
を示す転送速度識別データを入力すると、以降、レジス
タ23の出力D0 とD1 をd0 とd1 、レジスタ22の
出力D0 とD1 をd2 とd3 、レジスタ21の出力D0
とD1 をd4 とd5 、リンクレイヤ回路5n の出力D0
とD1 をd6 とd7 として取り出し、(d0 d1 d2d
3 d4 d5 d6 d7 )の順に並べてパラレル出力するこ
とで、8ビットのパータンデータを出力する。
【0054】照合回路28はバイト位置検出回路25で
検出されたバイト位置が零から1、1から2、2から
3、・・と変化する度に、直ちに基準パケット設定回路
27に設定された各バイト位置と一致するかチェック
し、一致するときその時点でパターン検出回路26で検
出されている8ビットパターンと、基準パケット設定回
路27に当該バイト位置に対応付けて設定されたバイト
データが一致するかチェックする。
検出されたバイト位置が零から1、1から2、2から
3、・・と変化する度に、直ちに基準パケット設定回路
27に設定された各バイト位置と一致するかチェック
し、一致するときその時点でパターン検出回路26で検
出されている8ビットパターンと、基準パケット設定回
路27に当該バイト位置に対応付けて設定されたバイト
データが一致するかチェックする。
【0055】検出バイト位置が1のときの検出パターン
が、基準パケット設定回路27に設定された最初のバイ
ト位置1に対応して設定された送信先IDの上位バイト
データと一致し、次に、検出バイト位置が2のときの検
出パターンが、基準パケット設定回路27に設定された
2番目のバイト位置2に対応して設定された送信先ID
の下位バイトデータと一致し、次に、検出バイト位置が
5のときの検出パターンが、基準パケット設定回路27
に設定された3番目のバイト位置5に対応して設定され
た送信元IDの上位バイトデータと一致し、最後に、検
出バイト位置が6のときの検出パターンが、基準パケッ
ト設定回路27に設定された4番目のバイト位置6に対
応して設定された送信元IDの下位バイトデータと一致
したとき、照合回路28は基準パケット検出信号を取り
込み制御回路31に出力する。
が、基準パケット設定回路27に設定された最初のバイ
ト位置1に対応して設定された送信先IDの上位バイト
データと一致し、次に、検出バイト位置が2のときの検
出パターンが、基準パケット設定回路27に設定された
2番目のバイト位置2に対応して設定された送信先ID
の下位バイトデータと一致し、次に、検出バイト位置が
5のときの検出パターンが、基準パケット設定回路27
に設定された3番目のバイト位置5に対応して設定され
た送信元IDの上位バイトデータと一致し、最後に、検
出バイト位置が6のときの検出パターンが、基準パケッ
ト設定回路27に設定された4番目のバイト位置6に対
応して設定された送信元IDの下位バイトデータと一致
したとき、照合回路28は基準パケット検出信号を取り
込み制御回路31に出力する。
【0056】取り込み制御回路31は基準パケット検出
信号を入力すると、事前にコントローラ3n ´から基準
パケットを中心とする一定時間範囲の取り込みが指示さ
れているので、以降、第1領域の全アドレスの半分の量
だけ(D0 〜D7 )と(CTL0、CTL1)の10ビットデー
タの書き込みを行う。これにより、第1領域に今回の送
信パケットRAを中心として、前後にほぼ同じ時間分に
わたる一連のパケットを取り込むことができる。
信号を入力すると、事前にコントローラ3n ´から基準
パケットを中心とする一定時間範囲の取り込みが指示さ
れているので、以降、第1領域の全アドレスの半分の量
だけ(D0 〜D7 )と(CTL0、CTL1)の10ビットデー
タの書き込みを行う。これにより、第1領域に今回の送
信パケットRAを中心として、前後にほぼ同じ時間分に
わたる一連のパケットを取り込むことができる。
【0057】送信パケットRAについての全ての送信デ
ータが第1領域に書き込まれ、レジスタ23の出力(CT
L0、CTL1)が(00)になると、取り込み制御回路31
は第1領域への書き込みを一時中断し、その後、高速シ
リアルバス1の上を伝送される新たなパケットが受信さ
れれば、前述と同様にしてキャプチャメモリ30に書き
込む。
ータが第1領域に書き込まれ、レジスタ23の出力(CT
L0、CTL1)が(00)になると、取り込み制御回路31
は第1領域への書き込みを一時中断し、その後、高速シ
リアルバス1の上を伝送される新たなパケットが受信さ
れれば、前述と同様にしてキャプチャメモリ30に書き
込む。
【0058】シリアルバス試験器2n から送信されたア
シンクロナスパケットの伝送信号を受信したノード機器
21 が100Mbit/s の転送速度でアイソクロナスパケット
の伝送信号を一定周期で返送したとき、物理レイヤ回路
4n が受信し、受信データに変換してリンクレイヤ回路
5n に出力する。リンクレイヤ回路5n はクロックSCLK
に同期して受信データを入力し、ヘッダCRC、データ
CRCを用いてヘッダとデータに誤り検出/訂正を施し
ながら受信パケットを復元する。そして、アイソクロナ
スパケットなので、ヘッダに含まれるチャンネル番号が
上位のコントローラ3n ´から受信を指示されたものか
チェックし、指示されたものであればコントローラ3n
´に出力する。コントローラ3n ´はメモリ10に記憶
させる。
シンクロナスパケットの伝送信号を受信したノード機器
21 が100Mbit/s の転送速度でアイソクロナスパケット
の伝送信号を一定周期で返送したとき、物理レイヤ回路
4n が受信し、受信データに変換してリンクレイヤ回路
5n に出力する。リンクレイヤ回路5n はクロックSCLK
に同期して受信データを入力し、ヘッダCRC、データ
CRCを用いてヘッダとデータに誤り検出/訂正を施し
ながら受信パケットを復元する。そして、アイソクロナ
スパケットなので、ヘッダに含まれるチャンネル番号が
上位のコントローラ3n ´から受信を指示されたものか
チェックし、指示されたものであればコントローラ3n
´に出力する。コントローラ3n ´はメモリ10に記憶
させる。
【0059】一方、ノード機器21 からの受信パケット
は、前述と同様にして、取り込み回路32によりCTL0、
CTL1の制御信号データと対応付けて時系列順でキャプチ
ャメモリ30の第1領域に書き込まれる。また、受信パ
ケットを書き込んだ先頭アドレスと終了アドレス、転送
速度、時刻データがキャプチャメモリ30の第2領域に
書き込まれる。ノード機器21 からアイソクロナスパケ
ットが繰り返し受信される度に、同様の処理が繰り返さ
れる。
は、前述と同様にして、取り込み回路32によりCTL0、
CTL1の制御信号データと対応付けて時系列順でキャプチ
ャメモリ30の第1領域に書き込まれる。また、受信パ
ケットを書き込んだ先頭アドレスと終了アドレス、転送
速度、時刻データがキャプチャメモリ30の第2領域に
書き込まれる。ノード機器21 からアイソクロナスパケ
ットが繰り返し受信される度に、同様の処理が繰り返さ
れる。
【0060】その後、先に基準パケット検出信号を入力
してから、新たに第1領域の全アドレスの半分に相当す
る量だけ(D0 〜D7 )と(CTL0、CTL1)の10ビット
データの書き込みを行ったならば、キャプチャメモリ3
0への書き込みを完了する。この結果、キャプチャメモ
リ30には、ノード機器21 へ起動命令として与えた送
信パケットRAを中心とし、前後の受信パケットを含め
て、高速シリアルバス1の上を一定時間内に伝送された
一連の全てのパケットの情報が記憶されているため、後
で、ノード機器21 の動作特性を正確に検査することが
できる。
してから、新たに第1領域の全アドレスの半分に相当す
る量だけ(D0 〜D7 )と(CTL0、CTL1)の10ビット
データの書き込みを行ったならば、キャプチャメモリ3
0への書き込みを完了する。この結果、キャプチャメモ
リ30には、ノード機器21 へ起動命令として与えた送
信パケットRAを中心とし、前後の受信パケットを含め
て、高速シリアルバス1の上を一定時間内に伝送された
一連の全てのパケットの情報が記憶されているため、後
で、ノード機器21 の動作特性を正確に検査することが
できる。
【0061】作業者が操作パネル12でメモリ10に取
り込んだ受信パケットの表示を指示したとき、コントロ
ーラ3n ´はメモリ10から読み出し、表示装置11に
表示させる。但し、メモリ10には全ての受信パケット
が取り込まれている訳ではなく、また、送信パケットも
無いので、可能な解析項目に限りが有る。一方、作業者
が操作パネル12でキャプチャメモリ30に取り込んだ
パケットの表示を指示したとき、コントローラ3n ´は
キャプチャメモリ30から読み出し、例えば、図5に示
す如く表示装置11に表示させる(図5では、高速シリ
アルバス1の上を伝送された一連のパケットの先頭部分
の内容が、時系列に従って表示されている。右スクロー
ル操作をすることで、各パケットの後の方を見ることが
でき、下スクロール操作をすることで、時間的に後のパ
ケットを見ることができる)。
り込んだ受信パケットの表示を指示したとき、コントロ
ーラ3n ´はメモリ10から読み出し、表示装置11に
表示させる。但し、メモリ10には全ての受信パケット
が取り込まれている訳ではなく、また、送信パケットも
無いので、可能な解析項目に限りが有る。一方、作業者
が操作パネル12でキャプチャメモリ30に取り込んだ
パケットの表示を指示したとき、コントローラ3n ´は
キャプチャメモリ30から読み出し、例えば、図5に示
す如く表示装置11に表示させる(図5では、高速シリ
アルバス1の上を伝送された一連のパケットの先頭部分
の内容が、時系列に従って表示されている。右スクロー
ル操作をすることで、各パケットの後の方を見ることが
でき、下スクロール操作をすることで、時間的に後のパ
ケットを見ることができる)。
【0062】キャプチャメモリ30には高速シリアルバ
ス1の上を伝送される全てのパケットが取り込まれてお
り、制御信号データCTL0、CTL1も対応付けられているの
で、試験対象のノード機器21 がどのようなタイミング
でどのような動作をしているのか、詳細に解析すること
ができる。
ス1の上を伝送される全てのパケットが取り込まれてお
り、制御信号データCTL0、CTL1も対応付けられているの
で、試験対象のノード機器21 がどのようなタイミング
でどのような動作をしているのか、詳細に解析すること
ができる。
【0063】なお、基準パケットは、受信パケットを対
象として設定することもできる。また、コントローラ3
n ´によって、基準パケットを起点とした取り込みが指
示されていた場合、取り込み制御回路31は、第1領域
の最後のアドレスまで書き込みをしたあと、最初のアド
レスに戻り、基準パケットの先頭アドレスから数十クロ
ック分前のアドレスまで書き込みをした時点で書き込み
を完了すれば良い。或いは、基準パケットを終点とした
取り込みが指示されていた場合、取り込み制御回路31
は、基準パケットの最後まで書き込みをした時点で書き
込みを完了すれば良い。
象として設定することもできる。また、コントローラ3
n ´によって、基準パケットを起点とした取り込みが指
示されていた場合、取り込み制御回路31は、第1領域
の最後のアドレスまで書き込みをしたあと、最初のアド
レスに戻り、基準パケットの先頭アドレスから数十クロ
ック分前のアドレスまで書き込みをした時点で書き込み
を完了すれば良い。或いは、基準パケットを終点とした
取り込みが指示されていた場合、取り込み制御回路31
は、基準パケットの最後まで書き込みをした時点で書き
込みを完了すれば良い。
【0064】上記した実施の形態によれば、シリアルバ
ス試験器2n から送信したパケットを含めて高速シリア
ルバス1の上を伝送される一連のパケットについてシリ
アルバス試験用のコントローラ3n ´とは別個の経路で
キャプチャメモリ30に取り込ませ、あとで該キャプチ
ャメモリ30から読み出し、表示等の所望の処理ができ
るので、コントローラ3n ´の処理速度を高速にしなく
ても、シリアルバス試験器2n は高速シリアルバス1の
上を伝送される大量のパケットを取り込みながら、平行
して他ノード機器宛に所望のパケットを送信させること
ができる。
ス試験器2n から送信したパケットを含めて高速シリア
ルバス1の上を伝送される一連のパケットについてシリ
アルバス試験用のコントローラ3n ´とは別個の経路で
キャプチャメモリ30に取り込ませ、あとで該キャプチ
ャメモリ30から読み出し、表示等の所望の処理ができ
るので、コントローラ3n ´の処理速度を高速にしなく
ても、シリアルバス試験器2n は高速シリアルバス1の
上を伝送される大量のパケットを取り込みながら、平行
して他ノード機器宛に所望のパケットを送信させること
ができる。
【0065】また、取り込みの基準となるパケットを設
定する基準パケット設定回路27を設け、パケット取り
込み回路32は、基準パケット設定回路27で設定され
た基準パケットに対し一定の時間関係にあるパケットを
キャプチャメモリ30に記憶させるので、試験対象のノ
ード機器宛にパケットを送信した前後など、解析に必要
な任意の所望の時間範囲のパケットを入手することが可
能となる。更に、パケット取り込み回路32は、パケッ
トのタイミング情報も合わせて記憶させるので、高速シ
リアルバス1つの上を伝送されるパケットのタイミング
についても解析可能となる。
定する基準パケット設定回路27を設け、パケット取り
込み回路32は、基準パケット設定回路27で設定され
た基準パケットに対し一定の時間関係にあるパケットを
キャプチャメモリ30に記憶させるので、試験対象のノ
ード機器宛にパケットを送信した前後など、解析に必要
な任意の所望の時間範囲のパケットを入手することが可
能となる。更に、パケット取り込み回路32は、パケッ
トのタイミング情報も合わせて記憶させるので、高速シ
リアルバス1つの上を伝送されるパケットのタイミング
についても解析可能となる。
【0066】また、シリアルバス試験器2n から送信し
たパケットを含めて高速シリアルバス1の上を伝送され
る一連のパケットに加えて、物理レイヤ回路4n とリン
クレイヤ回路5n の間で授受された制御信号データにつ
いてもパケットに対応付けて取り込めるので、受信パケ
ットの転送速度が正しく検出されているか否かなど、よ
り高度な解析が可能となる。
たパケットを含めて高速シリアルバス1の上を伝送され
る一連のパケットに加えて、物理レイヤ回路4n とリン
クレイヤ回路5n の間で授受された制御信号データにつ
いてもパケットに対応付けて取り込めるので、受信パケ
ットの転送速度が正しく検出されているか否かなど、よ
り高度な解析が可能となる。
【0067】
【発明の効果】本発明によれば、シリアルバス試験器か
ら送信したパケットを含めてシリアルバス上を伝送され
る一連のパケットについてシリアルバス試験用のコント
ローラとは別個の経路で記憶手段に取り込むことがで
き、コントローラは処理速度を高速にしなくても、シリ
アルバス上を伝送される大量のパケットの取り込みなが
ら、平行して他ノード機器宛に所望のパケットを送信さ
せることができる。
ら送信したパケットを含めてシリアルバス上を伝送され
る一連のパケットについてシリアルバス試験用のコント
ローラとは別個の経路で記憶手段に取り込むことがで
き、コントローラは処理速度を高速にしなくても、シリ
アルバス上を伝送される大量のパケットの取り込みなが
ら、平行して他ノード機器宛に所望のパケットを送信さ
せることができる。
【図1】本発明の一つの実施の形態に係るシリアルバス
試験器のブロック図である。
試験器のブロック図である。
【図2】図1中の基準パケット設定回路に設定されるデ
ータの説明図である。
ータの説明図である。
【図3】図1中のメモリの第1領域の記憶内容の説明図
である。
である。
【図4】図1中のメモリの第2領域の記憶内容の説明図
である。
である。
【図5】図1中の表示装置の表示例の説明図である。
【図6】高速シリアスバスの接続方法を示す説明図であ
る。
る。
【図7】高速シリアルバスで用いられるアイソクロナス
パケットのフォーマットを示す説明図である。
パケットのフォーマットを示す説明図である。
【図8】高速シリアルバスで用いられるアシンクロナス
パケットのフォーマットを示す説明図である。
パケットのフォーマットを示す説明図である。
1 高速シリアルバス 21 、2i ノー
ド機器 2n シリアルバス試験器 3n ´ コントロ
ーラ 4n 物理レイヤ回路 5n リンクレイ
ヤ回路 10 メモリ 11 表示装置 12 操作パネル 20 レジスタ回
路 21、22、23 レジスタ 24 転送速度識
別回路 25 バイト位置検出回路 26 パターン検
出回路 27 基準パケット設定回路 28 照合回路 29 タイマ 30 キャプチャ
メモリ 31 取り込み制御回路 32 パケット取
り込み回路
ド機器 2n シリアルバス試験器 3n ´ コントロ
ーラ 4n 物理レイヤ回路 5n リンクレイ
ヤ回路 10 メモリ 11 表示装置 12 操作パネル 20 レジスタ回
路 21、22、23 レジスタ 24 転送速度識
別回路 25 バイト位置検出回路 26 パターン検
出回路 27 基準パケット設定回路 28 照合回路 29 タイマ 30 キャプチャ
メモリ 31 取り込み制御回路 32 パケット取
り込み回路
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(56)参考文献 特開 平3−48559(JP,A)
特開 平6−188952(JP,A)
特開 昭64−86729(JP,A)
IEEE Standard for
a High Performanc
e Serial Bus,IEEE
Std 1394−1995,米国,IEEE,
1996年,p20
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
H04L 12/40
H04L 29/08
H04L 29/10
H04L 29/14
Claims (6)
- 【請求項1】 シリアルバスと接続されて、シリアルバ
ス上を伝送された他ノード機器からの伝送信号を受信
し、受信データに変換して出力したり、送信データを伝
送信号に変換してシリアルバス上に送信したりする物理
レイヤ回路と、物理レイヤ回路と接続されてシリアルバ
ス試験用のコントローラの指示に従い、他ノード機器宛
の送信パケットを生成し、送信パケットを構成する送信
データを物理レイヤ回路に出力するリンクレイヤ回路
と、を含むシリアルバス試験器において、 シリアルバス試験用のコントローラが記憶内容を読み出
し、所定の処理が可能な記憶手段と、 物理レイヤ回路とリンクレイヤ回路のデータ出力側に接
続されて、物理レイヤ回路がリンクレイヤ回路に出力す
る受信データとリンクレイヤ回路が物理レイヤ回路に出
力する送信データを入力し、物理レイヤ回路とリンクレ
イヤ回路の間で授受される一連のパケットを記憶手段に
記憶させるパケット取り込み手段と、 を備えたことを特徴とするシリアルバス試験器。 - 【請求項2】 取り込みの基準となるパケットを設定す
る設定手段を設け、 パケット取り込み手段は、設定手段で設定された基準パ
ケットに対し一定の時間的関係にあるパケットを記憶手
段に記憶させるようにしたこと、 を特徴とする請求項1記載のシリアルバス試験器。 - 【請求項3】 パケット取り込み手段は、パケットのタ
イミング情報も合わせて記憶させるようにしたこと、 を特徴とする請求項1記載のシリアルバス試験器。 - 【請求項4】 シリアルバスと接続されて、シリアルバ
ス上を伝送された他ノード機器からの伝送信号を受信
し、受信データに変換したり、送信データを伝送信号に
変換してシリアルバス上に送信したりする物理レイヤ回
路と、物理レイヤ回路と接続されてシリアルバス試験用
のコントローラの指示に従い、他ノード機器宛の送信パ
ケットを生成し、送信パケットを構成する送信データを
物理レイヤ回路に出力するリンクレイヤ回路と、を含
み、物理レイヤ回路とリンクレイヤ回路は制御線を介し
て制御信号データを受授してハンドシェイクしながらデ
ータを受授するシリアルバス試験器において、 シリアルバス試験用のコントローラが記憶内容を読み出
し、所定の処理が可能な記憶手段と、 物理レイヤ回路とリンクレイヤ回路のデータ出力側及び
制御信号出力側に接続されて、物理レイヤ回路が出力す
る受信データと制御信号データ及びリンクレイヤ回路が
出力する送信データと制御信号データを入力し、物理レ
イヤ回路とリンクレイヤ回路の間で授受される一連のパ
ケットを制御信号データと時間的に対応付けて記憶手段
に記憶させるパケット取り込み手段と、 を備えたことを特徴とするシリアルバス試験器。 - 【請求項5】 取り込みの基準となるパケットを設定す
る設定手段を設け、 パケット取り込み手段は、設定手段で設定された基準パ
ケットに対し一定の時間関係にある一連のパケットを制
御信号データと時間的に対応付けて記憶手段に記憶させ
るようにしたこと、 を特徴とする請求項4記載のシリアルバス試験器。 - 【請求項6】 パケット取り込み手段は、パケットのタ
イミング情報も合わせて記憶させるようにしたこと、 を特徴とする請求項4記載のシリアルバス試験器。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12409998A JP3481132B2 (ja) | 1998-04-16 | 1998-04-16 | シリアルバス試験器 |
US09/265,698 US6560200B1 (en) | 1998-04-16 | 1999-03-10 | Serial bus experimental apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12409998A JP3481132B2 (ja) | 1998-04-16 | 1998-04-16 | シリアルバス試験器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11308259A JPH11308259A (ja) | 1999-11-05 |
JP3481132B2 true JP3481132B2 (ja) | 2003-12-22 |
Family
ID=14876910
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12409998A Expired - Fee Related JP3481132B2 (ja) | 1998-04-16 | 1998-04-16 | シリアルバス試験器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3481132B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6202103B1 (en) * | 1998-11-23 | 2001-03-13 | 3A International, Inc. | Bus data analyzer including a modular bus interface |
FR2863129A1 (fr) * | 2003-11-28 | 2005-06-03 | Thomson Licensing Sa | Procede de gestion d'une tache au sein d'un reseau et dispositifs permettant d'effectuer une telle surveillance |
-
1998
- 1998-04-16 JP JP12409998A patent/JP3481132B2/ja not_active Expired - Fee Related
Non-Patent Citations (1)
Title |
---|
IEEE Standard for a High Performance Serial Bus,IEEE Std 1394−1995,米国,IEEE,1996年,p20 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH11308259A (ja) | 1999-11-05 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071010 Year of fee payment: 4 |
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FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081010 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091010 Year of fee payment: 6 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |