JP2021196685A - 寄付ポイント管理装置、寄付ポイント管理システム、寄付ポイント管理方法及びプログラム - Google Patents

寄付ポイント管理装置、寄付ポイント管理システム、寄付ポイント管理方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】商品に関連付けられた寄付ポイントを利用して、ユーザに応じて定められた寄付先へ容易に寄付を行う。【解決手段】寄付ポイント管理装置102は、商品に関連付けられた寄付ポイントの管理に関連するユーザ識別情報と、商品を購入する際の決済に関連する購入者識別情報とが関連付けられたユーザ管理情報118a、及び、ユーザ識別情報と、寄付ポイントを寄付先に振り分けるための振り分けルールとが関連付けられた寄付先管理情報120aを保持する。寄付ポイント管理装置102は、購入者識別情報と寄付ポイントとを含む通知データを取得すると、ユーザ管理情報118a及び寄付先管理情報120aを参照することによって、購入者識別情報に関連付けられた振り分けルールを特定し、通知データに含まれる寄付ポイントを振り分けルールに従って寄付先に振り分ける。【選択図】図5

Description

本発明は、寄付ポイント管理装置、寄付ポイント管理システム、寄付ポイント管理方法及びプログラムに関する。
一般的に、ベルマーク(登録商標)などで知られる寄付ポイント制度がある。
ベルマークの場合、協賛企業が提供する商品のパッケージなどに印刷される。当該商品の購入者は、商品のパッケージなどからベルマークを含む所定の印刷手段分を切り取り、寄付先に応じた団体へ送付する。典型的には、寄付先は学校であり、団体はPTA(Parent−Teacher−Association)である。
ベルマークは、団体で集計され、ベルマークの管理団体を通じて集計結果が協賛企業へ送付される。協賛企業は、集計結果に応じた物品や金銭などを寄付先へ寄付する。
この一連の流れから理解されるであろうが、ベルマークを利用した寄付には、膨大な手間が掛かる。
例えば、パッケージからベルマークを切り取る際には、所定の印刷手段分を破損しないように切り取る必要があり、その手間は大きい。商品によってはパッケージの洗浄が必要なこともある。
また例えば、切り取った印刷手段分を送付し、団体にてそれを集計する手間が掛かる。切り取られた多数の印刷手段分を集計する労力は、多大なものである。
それだけでなく、団体がPTAの場合、集計作業は、学校に通う生徒の保護者によって行われることが多いが、近時は共働き世帯が増えたため、集計作業の担い手が不足している。
このような膨大な手間や担い手不足により、ベルマーク運動を取りやめ、その結果必要物品の購入を控えざるを得ない学校も散見される状況となっている。
このような状況の下、各企業に加盟してもらうことで、寄付ポイントを一元的に管理するための汎用寄付ポイント管理方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載の汎用寄付ポイント管理方法では、寄付申請を希望する場合には顧客が寄付先及び寄付ポイントを指定して申請する。
なお、特許文献2には、POSサーバ及びユーザの情報処理端末とサーバとがネットワークを介して接続して構成されており、当該サーバが、所定の商品を購入したユーザのユーザ識別情報を含むユーザデータを前記所定の商品に応じて更新する購入反映システムが開示されている。このユーザデータは、当該ユーザの情報処理端末に提供するサービスに関するデータとされる。
特開2010−231559号公報 特開2012−069080号公報
特許文献1に記載の汎用寄付ポイント管理方法では、上述の通り、寄付申請を希望する場合、ユーザとしての顧客が寄付先及び寄付ポイントを指定して申請する。そのため、ユーザは、寄付申請の度に、寄付先及び寄付ポイントを指定する手間が掛かる。
本発明は、上述の事情に鑑みてなされたもので、その目的の1つは、商品に関連付けられた寄付ポイントを利用して、ユーザに応じて定められた寄付先へ容易に寄付を行うことにある。
上記目的を達成するため、本発明の第1の観点に係る寄付ポイント管理装置は、
商品を購入する際の決済に関連してユーザを識別するための購入者識別情報と、前記商品に関連付けられた寄付ポイントとを含む通知データを取得する通知取得手段と、
前記寄付ポイントの管理に関連して前記ユーザを識別するためのユーザ識別情報と、前記購入者識別情報とが関連付けられたユーザ管理情報を参照することによって、前記送信された通知データに含まれる前記購入者識別情報に関連付けられた前記ユーザ識別情報を特定するユーザ特定手段と、
前記ユーザ識別情報と、前記寄付ポイントを寄付先に振り分けるための振り分けルールとが関連付けられた寄付先管理情報を参照することによって、前記特定されたユーザ識別情報に関連付けられた振り分けルールを特定する振り分けルール特定手段と、
前記送信された通知データに含まれる寄付ポイントを、前記特定された振り分けルールに従って寄付先に振り分ける振り分け手段とを備える
上記目的を達成するため、本発明の第2の観点に係る寄付ポイント管理システムは、
商品を購入する際の決済に関連してユーザを識別するための購入者識別情報と、前記商品に関連付けられた寄付ポイントとを含む通知データを送信するPOSシステムと、
前記寄付ポイントを管理するための寄付ポイント管理装置とを備え、
前記寄付ポイント管理装置は、
前記寄付ポイントの管理に関連して前記ユーザを識別するためのユーザ識別情報と、前記購入者識別情報とが関連付けられたユーザ管理情報を参照することによって、前記送信された通知データに含まれる前記購入者識別情報に関連付けられた前記ユーザ識別情報を特定するユーザ特定手段と、
前記ユーザ識別情報と、前記寄付ポイントを寄付先に振り分けるための振り分けルールとが関連付けられた寄付先管理情報を参照することによって、前記特定されたユーザ識別情報に関連付けられた振り分けルールを特定する振り分けルール特定手段と、
前記送信された通知データに含まれる寄付ポイントを、前記特定された振り分けルールに従って振り分けるポイント振り分け手段とを有する。
上記目的を達成するため、本発明の第3の観点に係る寄付ポイント管理方法は、
寄付ポイント管理装置が、
商品を購入する際の決済に関連してユーザを識別するための購入者識別情報と、前記商品に関連付けられた寄付ポイントとを含む通知データを取得し、
前記寄付ポイントの管理に関連して前記ユーザを識別するためのユーザ識別情報と、前記購入者識別情報とが関連付けられたユーザ管理情報を参照することによって、前記送信された通知データに含まれる前記購入者識別情報に関連付けられた前記ユーザ識別情報を特定し、
前記ユーザ識別情報と、前記寄付ポイントを寄付先に振り分けるための振り分けルールとが関連付けられた寄付先管理情報を参照することによって、前記特定されたユーザ識別情報に関連付けられた振り分けルールを特定し、
前記送信された通知データに含まれる寄付ポイントを、前記特定された振り分けルールに従って振り分ける。
上記目的を達成するため、本発明の第4の観点に係るプログラムは、
コンピュータを、
商品を購入する際の決済に関連してユーザを識別するための購入者識別情報と、前記商品に関連付けられた寄付ポイントとを含む通知データを取得する通知取得手段、
前記寄付ポイントの管理に関連して前記ユーザを識別するためのユーザ識別情報と、前記購入者識別情報とが関連付けられたユーザ管理情報を参照することによって、前記送信された通知データに含まれる前記購入者識別情報に関連付けられた前記ユーザ識別情報を特定するユーザ特定手段、
前記ユーザ識別情報と、前記寄付ポイントを寄付先に振り分けるための振り分けルールとが関連付けられた寄付先管理情報を参照することによって、前記特定されたユーザ識別情報に関連付けられた振り分けルールを特定する振り分けルール特定手段、
前記送信された通知データに含まれる寄付ポイントを、前記特定された振り分けルールに従って振り分けるポイント振り分け手段、
として機能させるためのものである。
本発明によれば、商品に関連付けられた寄付ポイントを利用して、ユーザに応じて定められた寄付先へ容易に寄付を行うことが可能になる。
本発明の一実施の形態に係る寄付ポイント管理システムの構成を示す図である。 本実施の形態に係るPOS端末の機能的な構成を示す図である。 本実施の形態に係るPOS管理装置の機能的な構成を示す図である。 商品管理情報の一例を示す図である。 本実施の形態に係る寄付ポイント管理装置の機能的な構成を示す図である。 ユーザ管理情報の一例を示す図である。 寄付先管理情報の一例を示す図である。 寄付先集計情報の一例を示す図である。 ポイント種別集計情報の一例を示す図である。 本実施の形態に係るPOS端末のハードウェア構成例を示す図である。 本実施の形態に係るPOS管理装置のハードウェア構成例を示す図である。 本実施の形態に係るユーザ端末のハードウェア構成例を示す図である。 本実施の形態に係る寄付ポイント管理方法に含まれるユーザ登録処理の流れの一例を示す図である。 本実施の形態に係る寄付ポイント管理方法に含まれる寄付先登録処理の流れの一例を示す図である。 本発明の一実施の形態に係る寄付ポイント管理方法に含まれる商品購入処理の流れの一例を示す図である。 本実施の形態に係る寄付ポイント管理方法に含まれる寄付ポイント管理処理の流れの一例を示す図である。
以下、本発明の一実施の形態について、図面を用いて説明する。なお、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。
<<寄付ポイント管理システム100の機能的構成>>
寄付ポイント管理システム100は、店舗などで販売される商品に関連付けられた寄付ポイントを、予め定められた寄付先へ振り分ける。
寄付ポイント制度は、商品が購入されると、当該商品に関連付けられた寄付ポイントに応じた金銭、教材などが寄付先に寄付される制度である。寄付ポイントは、例えば、協賛企業が提供する商品に関連付けて予め定められる。このような寄付ポイント制度として、例えば、ベルマーク(登録商標)で知られた仕組み(運動)がある。
寄付ポイント管理システム100は、図1に示すように、POS(Point of Sales)システム101と、寄付ポイント管理装置102と、ユーザ端末103とを備え、これらはネットワークNを介して接続されている。
ここで、ネットワークNは、有線接続、無線接続又はこれらを組み合わせて構築されるLAN(Local Area Network)やWAN(Wide Area Network)などであり、以下においても同様である。
<POSシステム101の機能的構成>
POSシステム101は、店舗での商品の販売などを管理するためのシステムであり、店舗に設置されるPOS端末104と、POS端末104を管理するPOS管理装置105とを含む。POS端末104とPOS管理装置105とは、ネットワークNを介して接続されている。
なお、図1では、POS端末104は1台であるが、複数設置されてもよい。また、POS管理装置105は、POS端末104とともに店舗に設置されてもよく、店舗とは離れた管理センターなどに設置されてもよい。
<POS端末104の機能的構成>
POS端末104は、ユーザが店舗での商品の購入者として当該商品の購入代金決済するための端末である。POS端末104は、図2に示すように、商品情報取得部106と、購入者取得部107と、POS端末通信部108と、決済終了処理部109と、表示部110と、印刷部111とを含む。
商品情報取得部106は、ユーザが購入する商品の商品識別情報を取得する機器である。
商品識別情報は、店舗で販売される商品を識別するための情報であり、典型的には、商品のパッケージの外面などに印刷されることなどによって、商品に関連付けられた表示コードに含まれる。
表示コードは、例えば、一次元コード又は二次元コードであり、この場合の商品情報取得部106は、表示コードを読み取るスキャナである。
購入者取得部107は、商品を購入する際の決済に関連してユーザを識別するための購入者識別情報を取得する機器である。
購入者識別情報は、例えば、購入者の決済手段や、店舗が提供するサービスポイント制度においてユーザを識別するための情報である。
決済手段は、電子的な決済手段、例えばクレジットカード決済、コード決済、ICカード決済、仮想通過決済、生体認証決済などである。決済手段においてユーザを識別するための情報を取得する購入者取得部としては、磁気テープ、ICチップから情報を読み取るリーダや、一次元コード又は二次元コードから情報を読み取るスキャナ、購入者の生体情報として指紋、虹彩、顔などの特徴を読み取る生体情報読取器を例示することができる。
サービスポイント制度は、スーパーマーケット、コンビニエンスストアなどの店舗が或いはその店舗が属するグループにおいて、所定のサービスを受けられるポイントが購入者に付与される制度である。
サービスポイント制度では、例えば、会員番号などのユーザを識別するための購入者識別情報を磁気テープ、ICチップなどに記録したカードが購入者に発行される。購入者には、購入した商品の金額に応じたポイントがその決済時に付与される。購入者に付与されたポイントは、サービスポイント制度を管理する管理装置(図示せず)において、購入者識別情報に関連付けて管理される。このようなサービスポイント制度では、例えば、付与されたポイントの合計を商品の購入代金に利用できる。
サービスポイント制度においてユーザを識別するための情報を取得する購入者取得部としては、磁気テープ、ICチップから情報を読み取るリーダを例示することができる。なお、サービスポイント制度においても、ユーザを識別するために、一次元コード、二次元コード、生体情報などが採用されてもよい。
POS端末通信部108は、POS管理装置105との間でネットワークNを介して通信する。
決済終了処理部109は、顧客の商品購入に関する決済を終了するための処理を行う。
表示部110は、液晶パネルなどから構成され、購入された商品に関する情報、決済に関する情報、サービスポイント制度に関する情報などを表示する。
印刷部111は、プリンタなどから構成され、いわゆるレシートを発行する。レシートには、購入された商品に関する情報、決済に関する情報などが印刷される。
<POS管理装置105の機能的構成>
POS管理装置105は、POS端末104を管理する装置であって、図3に示すように、商品管理情報112aが格納される商品記憶部112と、POS管理通信部113と、通知部114と、決済処理部115とを含む。
商品管理情報112aは、店舗で販売される商品を管理するための情報である。本実施の形態に係る商品管理情報112aでは、図4に一例を示すように、商品識別情報、商品名、価格、ポイント種別情報及び寄付ポイントが関連付けられている。
商品名、価格は、それぞれ、商品の名称、商品の価格である。
ポイント種別情報は、寄付ポイントの種別を示す情報であり、例えば、寄付ポイントの協賛企業を識別するための情報である。
POS管理通信部113は、POS端末104との間でネットワークNを介して通信する。POS管理通信部113は、例えば、購入者が購入した商品識別情報と、当該購入者の購入者識別情報をPOS端末104からネットワークNを介して受信する。
通知部114は、寄付ポイント管理装置102へネットワークNを介して通知データを通知する。通知データは、購入者識別情報と、当該購入者識別情報によって識別される購入者が購入した商品に関連付けられた寄付ポイント及びそのポイント種別情報を含むデータである。
通知部114は、POS管理通信部113によって受信された購入者識別情報及び商品識別情報と、商品管理情報112aとに基づいて通知データを生成し、当該生成した通知データを通知する。
<寄付ポイント管理装置102の機能的構成>
寄付ポイント管理装置102は、商品に関連付けられた寄付ポイントを管理するための装置である。
寄付ポイント管理装置102は、図5に示すように、通知取得部116と、ユーザ登録部117と、ユーザ管理情報118aが格納されるユーザ管理情報記憶部118と、ユーザ特定部119と、寄付先管理情報120aが格納される寄付先情報記憶部120と、寄付先登録部121と、ルール特定部122と、振り分け部123と、ポイント種別集計部124と、寄付先集計情報125a及びポイント種別集計情報125bが格納される集計結果記憶部125とを含む。
通知取得部116は、POS管理装置105からネットワークNを介して通知データを取得する。
ユーザ登録部117は、ユーザを寄付ポイント管理装置102に登録する。詳細には、ユーザ登録部117は、ユーザ端末103などからユーザ登録情報を取得すると、当該ユーザ登録情報を含むユーザ管理情報118aをユーザ管理情報記憶部118に格納する。
ユーザ管理情報118aは、寄付ポイント管理装置102に登録されたユーザを購入者識別情報と関連付ける情報である。ユーザ管理情報118aでは、図6に一例を示すように、ユーザ識別情報と、購入者識別情報とが関連付けられている。
ユーザ識別情報は、寄付ポイントの管理に関連してユーザを識別するための情報であり、ユーザを寄付ポイント管理装置102に登録する際に付与され、ユーザ管理情報118aに設定される。
これまでの説明から理解されるであろうが、ユーザ識別情報と購入者識別情報とは、いずれも、ユーザを識別するための情報である。ユーザ識別情報は、寄付ポイント管理装置102においてユーザを識別するために付与される情報である。これに対して、購入者識別情報は、決済手段やサービスポイント制度を管理する装置或いはシステムにおいてユーザを識別するために付与される情報である。このように、ユーザ管理情報118aは、異なる装置或いはシステムにおいてユーザを識別するために採用される情報を対応付けている。
例えば、1人のユーザが、クレジットカードでの購入者識別情報、サービスポイント制度での購入者識別情報など、複数の購入者識別情報を有する場合がある。このような場合、ユーザ管理情報118aにおいて1つの「ユーザ識別情報」に複数の「購入者識別情報」を関連付けることによって、1人のユーザが複数の購入者識別情報を寄付ポイント管理装置102に登録することができる。これにより、1人のユーザが有する複数の購入者識別情報を1つのユーザ識別情報で管理することができるので、例えば複数の店舗における顧客情報を一つのユーザ識別情報で管理できる。
図6に示すユーザ管理情報118aのユーザ識別番号「9467」には、複数の購入者識別情報が関連付けられており、これは、複数の購入者識別情報が1人のユーザに登録されている例である。
ユーザが1つの購入者識別情報のみを寄付ポイント管理装置102に登録してもよいことはもちろんである。図6に例示するユーザ管理情報118aのユーザ識別番号「9468」は、1つの購入者識別情報のみが1人のユーザに登録されている例である。
ユーザ特定部119は、ユーザ管理情報118aを参照することによって、通知取得部116によって取得された通知データに含まれる購入者識別情報に関連付けられたユーザ識別情報を特定する。
寄付先管理情報120aは、寄付ポイントを寄付先にどのように振り分けるかを規定する情報であり、例えばユーザの指定に従って設定される。寄付先管理情報120aでは、図7に一例を示すように、ユーザ識別情報と、1つ又は複数の振り分けルールとが関連付けられている。
振り分けルールは、関連付けられたユーザ識別情報によって識別されるユーザが購入した商品の寄付ポイントを寄付先に振り分けるためのルールである。振り分けルールでは、図7に示すように、寄付先識別情報と、振り分けポイントとが関連付けられている。
寄付先識別情報は、寄付先を識別するための情報である。
振り分けポイントは、関連付けられた寄付先識別情報によって識別される寄付先に、どれだけの寄付ポイントを振り分けるかを定めるための情報である。本実施の形態では、振り分けポイントは、割合(%)を示す。
なお、ユーザが複数の寄付先を指定する場合の振り分けルールは、これに限られない。例えば、振り分けルールは、1つ又は複数の寄付先に予め定めた値までポイントを優先的に振り分け、残余のポイントについては、1つの寄付先にすべて或いは複数の寄付先に所定の割合で振り分けるものであってもよい。
寄付先登録部121は、ユーザに応じた振り分けルールを寄付ポイント管理装置102に登録する。
詳細には、寄付先登録部121は、ユーザ端末103などから寄付先登録情報を取得すると、当該寄付先登録情報を寄付先管理情報120aとして寄付先情報記憶部120に格納する。
ルール特定部122は、ユーザ特定部119によって特定されたユーザ識別情報に寄付先管理情報120aにおいて関連付けられた振り分けルールを特定する。
振り分け部123は、通知取得部116によって取得された通知データに含まれる寄付ポイントを、ルール特定部122によって特定された振り分けルールに従って寄付先に振り分ける。振り分け部123は、振り分けた結果を示す振り分け情報に基づいて、集計結果記憶部125に格納された寄付先集計情報125aを更新する。
寄付先集計情報125aは、寄付ポイント管理装置102で管理されるすべてのユーザによって購入された商品に係る寄付ポイントを、寄付先ごとに集計した情報である。寄付先集計情報125aでは、図8に一例を示すように、寄付先識別情報と、寄付先名と、第1集計値とが関連づけられている。寄付先名は、寄付先の名称である。
第1集計値は、関連付けられた寄付先識別情報によって識別される寄付先に振り分けられた寄付ポイントの合計である。なお、寄付先名が寄付先識別情報に採用されてもよい。
ポイント種別集計部124は、通知取得部116によって取得された通知データに基づいて、集計結果記憶部125に格納されたポイント種別集計情報125bを更新する。
ポイント種別集計情報125bは、寄付ポイント管理装置102で管理されるすべてのユーザによって購入された商品に係る寄付ポイントを、ポイント種別情報ごとに集計した情報である。ポイント種別集計情報125bでは、図9に示すように、ポイント種別情報と、第2集計値とが関連付けられている。
第2集計値は、関連付けられたポイント種別情報に対応する寄付ポイントの合計である。
なお、POSシステム101は、ネットワークNに障害が発生しても安定して稼働させるために、POS端末104及びPOS管理装置105の少なくとも一方においてバッファリングしてもよい。また、POSシステム101は、POS端末104及びPOS管理装置105の少なくとも一方とネットワークNとの間に中継装置をさらに備え、この中継装置によってバッファリングしてもよい。このようなバッファリング機構は、寄付ポイント管理装置102との間での輻輳防止のため、送信タイミングを購買時と別のタイミングに変えても良い。
また、商品管理情報112a、寄付ポイント管理装置102などは、クラウド上に構成されてもよい。
<ユーザ端末103の機能的構成>
ユーザ端末103は、ユーザが利用する端末であり、図1に示すように、入出力部126と、ユーザ端末通信部127とを有する。入出力部126は、ユーザによる情報の入力を受け付け、またユーザに情報を提示する。ユーザ端末通信部127は、寄付ポイント管理装置102との間でネットワークNを介して通信する。
本実施の形態ではユーザ端末103は、ユーザがユーザ管理情報118aと寄付先管理情報120aとを寄付ポイント管理装置102に予め登録するために利用される。
これまで、本発明の一実施の形態に係る寄付ポイント管理システム100の機能的構成について説明した。ここから、本実施の形態に係る寄付ポイント管理システム100のハードウェア構成例について説明する。
<<寄付ポイント管理システム100のハードウェア構成例>>
<POS端末104のハードウェア構成例>
図10は、POS端末104のハードウェア構成例を示す図である。POS端末104は、バス1010、プロセッサ1020、メモリ1030、ストレージデバイス1040、入出力インタフェース1050、ネットワークインタフェース1060、及びユーザインタフェース1070を有する。
バス1010は、プロセッサ1020、メモリ1030、ストレージデバイス1040、入出力インタフェース1050、ネットワークインタフェース1060、及びユーザインタフェース1070が、相互にデータを送受信するためのデータ伝送路である。ただし、プロセッサ1020などを互いに接続する方法は、バス接続に限定されない。
プロセッサ1020は、CPU(Central Processing Unit)やGPU(Graphics Processing Unit)などで実現されるプロセッサである。
メモリ1030は、RAM(Random Access Memory)などで実現される主記憶装置である。
ストレージデバイス1040は、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、メモリカード、又はROM(Read Only Memory)などで実現される補助記憶装置である。ストレージデバイス1040は、POS端末104の各機能部(POS端末通信部108、決済終了処理部109)を実現するためのプログラムモジュールを記憶している。プロセッサ1020がこれら各プログラムモジュールをメモリ1030上に読み込んで実行することで、そのプログラムモジュールに対応する各機能部が実現される。
入出力インタフェース1050は、POS端末104と各種入出力機器(例えば、商品情報取得部106、購入者取得部107)とを接続するためのインタフェースである。
ネットワークインタフェース1060は、POS端末104をネットワークNに接続するためのインタフェースである。
ユーザインタフェース1070は、ユーザから情報が入力されるインタフェース及びユーザに情報を提示するインタフェースであり、例えば、表示部110を実現する液晶パネルとタッチセンサから構成されるタッチパネル、印刷部111を実現するプリンタである。
<POS管理装置105,寄付ポイント管理装置102のハードウェア構成例>
図11は、POS管理装置105のハードウェア構成例を示す図である。POS管理装置105は、例えば汎用のパーソナルコンピュータによって実現され、バス1110、プロセッサ1120、メモリ1130、ストレージデバイス1140、ネットワークインタフェース1160、入力部1180、及び出力部1190を有する。
バス1110は、プロセッサ1120、メモリ1130、ストレージデバイス1140、入出力インタフェース1150、ネットワークインタフェース1160、入力部1180、及び出力部1190が、相互にデータを送受信するためのデータ伝送路である。ただし、プロセッサ1120などを互いに接続する方法は、バス接続に限定されない。
POS管理装置105のハードウェア構成1110,1120,1130,1140,1160は、それぞれ、POS端末104のハードウェア構成1010,1020,1030,1040,1060と同様である。
入力部1180は、ユーザが情報を入力するための部位であり、キーボード、マウス、タッチセンサなどで実現される。
出力部1190は、ユーザへ情報を提示するための部位であり、液晶パネル、プリンタなどで実現される。
ストレージデバイス1140は、POS管理装置105の各機能(例えばPOS管理通信部113、通知部114、決済処理部115)を実現するためのプログラムモジュールを記憶している。プロセッサ1120がこれら各プログラムモジュールをメモリ1130上に読み込んで実行することで、そのプログラムモジュールに対応する各機能が実現される。また、ストレージデバイス1140は、商品記憶部112としても機能する。
なお、寄付ポイント管理装置102も、例えば汎用のパーソナルコンピュータによって実現され、図11に示すPOS管理装置105と同様のハードウェア構成1110,1120,1130,1140,1160,1180,1190を有する。
ただし、寄付ポイント管理装置102においては、ストレージデバイス1140は、寄付ポイント管理装置102の各機能(例えば通知取得部116、ユーザ登録部117、ユーザ特定部119、ルール特定部122、振り分け部123、ポイント種別集計部124)を実現するためのプログラムモジュールを記憶している。プロセッサ1120がこれら各プログラムモジュールをメモリ1130上に読み込んで実行することで、そのプログラムモジュールに対応する各機能が実現される。また、ストレージデバイス1140は、ユーザ管理情報記憶部118、寄付先情報記憶部120、集計結果記憶部125としても機能する。
<ユーザ端末103のハードウェア構成例>
図12は、ユーザ端末103のハードウェア構成例を示す図である。ユーザ端末103は、例えばパーソナルコンピュータ、タブレット端末、スマートフォンによって実現され、バス1210、プロセッサ1220、メモリ1230、ストレージデバイス1240、ネットワークインタフェース1260、ユーザインタフェース1270を有する。なお、ユーザインタフェース1270は、ICチップの情報を読み取るリーダなどを含んでもよい。
ユーザ端末103のハードウェア構成1210,1220,1230,1240,1260及び1270は、それぞれ、POS端末104のハードウェア構成1010,1020,1030,1040,1060及び1070と同様である。
ストレージデバイス1240は、ユーザ端末103の各機能(ユーザ端末通信部127、入出力部126)を実現するためのプログラムモジュールを記憶している。プロセッサ1220がプログラムモジュールをメモリ1130上に読み込んで実行することで、そのプログラムモジュールに対応する各機能が実現される。
これまで、寄付ポイント管理システム100のハードウェア構成例について説明した。ここから、寄付ポイント管理方法について、図を参照して説明する。
<<寄付ポイント管理方法>>
寄付ポイント管理方法は、店舗などで販売される商品に関連付けられた寄付ポイントを、予め定められた寄付先へ振り分けるための方法である。寄付ポイント管理方法は、例えばユーザが商品を購入する際に、寄付ポイント管理システム100によって実行される。
寄付ポイント管理方法は、ユーザ登録処理(図13参照)、寄付先登録処理(図14参照)、商品購入処理と(図15参照)、寄付ポイント管理処理(図16参照)とを含む。
商品購入処理は、ユーザが店舗で商品を購入する際にPOSシステム101で実行される処理である。寄付ポイント管理処理は、当該商品の購入に伴う寄付ポイントを振り分けるために寄付ポイント管理装置102で実行される処理である。
ユーザ登録処理及び寄付先登録処理は、それぞれ、ユーザ管理情報118a及び寄付先管理情報120aを格納するための処理であり、商品購入処理及び寄付ポイント管理処理に先立って行われる。
以下では、図13〜16を順に参照して、各処理を説明する。
<ユーザ登録処理>
ユーザ登録処理は、ユーザを寄付ポイント管理装置102に登録するための処理であって、この処理に流れの一例を図13に示す。ユーザ登録処理は、ユーザ端末103へのユーザの指示に基づいて開始される。
入出力部126は、ユーザの入力に基づいて、ユーザ登録情報を取得する(ステップS101)。
例えば、ユーザ識別情報が付与されていないユーザが、購入者識別情報「9467」を新規で登録するとする。この場合、入出力部126は、ユーザの入力に基づいて、新規登録である旨と購入者識別情報としての「9467」とを含むユーザ登録情報を取得する。
ユーザ端末通信部127は、ユーザの指示に基づいて、ステップS101で取得したユーザ登録情報をネットワークNを介して送信する。ユーザ登録部117は、ユーザ登録情報をネットワークNを介して受信する(ステップS102)。
ユーザ登録部117は、ステップS102で受信したユーザ登録情報がユーザ管理情報118aに未登録である場合、当該ユーザ登録情報を含むユーザ管理情報118aをユーザ管理情報記憶部118に格納する(ステップS103)。
例えば、新規登録である旨を含むユーザ登録情報を受信した場合、ユーザ登録部117は、当該ユーザ登録情報に含まれる購入者識別情報が、ユーザ管理情報118aに未登録であるか否かを判別する。
未登録であると判別した場合、ユーザ登録部117は、新たなユーザ識別情報(ここでは、「9467」であるとする。)を発行する。ユーザ登録部117は、当該新たなユーザ識別情報とユーザ登録情報に含まれる購入者識別情報「9467」とを関連付けたユーザ管理情報118aを生成してユーザ管理情報記憶部118に格納する。
ユーザ登録部117は、ステップS103での処理に応じたユーザ登録通知を生成してネットワークNを介して送信する。ユーザ端末通信部127は、ユーザ登録通知をネットワークNを介して受信する(ステップS104)。
例えば、ステップS103で既登録であると判別された場合、既登録であることを示すユーザ登録通知がユーザ登録部117によって生成される。
また例えば、ステップS103にて未登録であると判別された場合、上述のステップS103にて登録されたユーザ識別情報及び購入者識別情報を含むユーザ登録通知がユーザ登録部117によって生成される。なお、ユーザ登録通知には、ユーザ識別情報のみが含まれてもよい。
入出力部126は、ステップS104にて受信されたユーザ登録通知の内容を出力する(ステップS105)。
例えば、入出力部126は、ユーザ登録通知の内容に従って、ユーザが登録しようとした購入者識別情報が既登録であったこと、或いは、ユーザ識別情報を画面に表示する。
入出力部126は、ユーザがステップS105にて出力された内容を確認したことを示す入力を受け付ける(ステップS106)。これにより、入出力部126は、ユーザ登録処理を終了する。
ここでは、ユーザの新規登録を例に説明した。
ステップS101〜S106と同様の処理によって、既登録のユーザが購入者識別情報を追加で登録することもできる。
ユーザ識別情報「9467」が既に付与されたユーザが、購入者識別情報「116984」をユーザ管理情報118aに追加する例を説明する。
ステップS101では、ユーザ識別情報「9467」と購入者識別情報「116984」とが関連付けられたユーザ登録情報が取得され、ステップS102では当該ユーザ登録情報が送受信される。
ステップS103では、ユーザ登録情報がユーザ管理情報118aに未登録である場合、当該ユーザ登録情報をユーザ管理情報118aとしてユーザ管理情報記憶部118に格納される。
ユーザ登録情報がユーザ管理情報118aに未登録であるか否かは、ユーザ登録情報に含まれるユーザ識別情報と購入者識別情報との各々がユーザ管理情報118aに未登録であるか否かに従って判別されるとよい。
ステップS104では、上述と同様の方法で生成されたユーザ登録通知がネットワークNを介して送受信される。
すなわち、ステップS103で既登録であると判別された場合、既登録であることを示すユーザ登録通知がユーザ登録部117によって生成される。なお、このユーザ登録通知は、ユーザ識別情報及び購入者識別情報が含まれず、登録が完了したことのみを示す情報であってもよい。
ステップS105にてユーザ登録通知の内容が出力され、ステップS106にてユーザの確認を受け付けると、ユーザ登録処理は終了する。
これにより、1人のユーザに、1つ又は複数の購入者識別情報を関連付けたユーザ管理情報118aがユーザ管理情報記憶部118に格納される。これにより、ユーザが複数の購入者識別情報を有する場合であっても、当該ユーザを一括して管理することができる。そのため、ユーザが決済手段やサービスポイント制度などを意識しなくても、当該ユーザが購入した商品の寄付ポイントを振り分けルールに従って振り分けることができる。従って、商品に関連付けられた寄付ポイントを利用して、ユーザに応じて定められた寄付先へ容易に寄付を行うことが可能になる。
<寄付先登録処理>
寄付先登録処理は、ユーザの振り分けルールを寄付ポイント管理装置102に登録するための処理であって、この処理の流れの一例を図14に示す。寄付先登録処理は、ユーザ端末103へのユーザの指示に基づいて開始される。
入出力部126は、ユーザの入力に基づいて、寄付先登録情報を取得する(ステップS201)。
寄付先登録情報は、ユーザ識別情報と、1つ又は複数の振り分けルールを含む。振り分けルールの各々は、寄付先識別情報と寄付割合とを含む。
ユーザ端末通信部127は、ユーザの指示に基づいて、ステップS201で取得した寄付先登録情報をネットワークNを介して送信する。ユーザ登録部117は、寄付先登録情報をネットワークNを介して受信する(ステップS202)。
寄付先登録部121は、ステップS202で受信した寄付先登録情報をユーザ管理情報118aとしてユーザ管理情報記憶部118に格納する(ステップS203)。
ここで、寄付先登録情報に含まれるユーザ識別情報のユーザ管理情報118aがユーザ管理情報記憶部118に既に登録されていた場合、当該ユーザ識別情報のユーザ管理情報118aは、上書きされるとよい。なお、上書きの前に、上書きするか否かがユーザ端末103を通じてユーザに確認されてもよい。
寄付先登録部121は、寄付先登録情報に対応するユーザ管理情報118aが格納されたことを示す格納完了通知を生成してネットワークNを介して送信する。ユーザ端末通信部127は、格納完了通知をネットワークNを介して受信する(ステップS204)。
入出力部126は、ステップS205にて受信された格納完了通知の内容を出力する(ステップS205)。例えば、入出力部126は、格納完了通知の内容を画面に表示する。
入出力部126は、ユーザがステップS205にて出力された内容を確認したことを示す入力を受け付ける(ステップS206)。これにより、入出力部126は、寄付先登録処理を終了する。
これにより、ユーザごとの1つ又は複数の振り分けルールを含む寄付先管理情報120aが寄付先情報記憶部120に格納される。これにより、ユーザが商品を購入する度に寄付ポイントの振り分け方を指定しなくても、ユーザが所望する振り分け方で寄付ポイントを自動的に振り分けることができる。従って、商品に関連付けられた寄付ポイントを利用して、ユーザに応じて定められた寄付先へ容易に寄付を行うことが可能になる。
なお、本実施の形態では、ユーザ登録処理と寄付先登録処理とが、ユーザ端末103を介して行われる例を説明した。
しかし、ユーザ登録処理と寄付先登録処理との一方又は両方が、ユーザ端末103の代わりに、POS端末104及びPOS管理装置105の一方又は両方を介して寄付ポイント管理装置102に登録されてもよい。ユーザ登録処理と寄付先登録処理との一方又は両方が、寄付ポイント管理装置102に直接登録されてもよい。
<商品購入処理>
商品購入処理は、ユーザが店舗で購入する商品の決済をする際にPOSシステム101で実行される処理であって、当該処理の流れの一例を図15に示す。商品購入処理は、例えば、店舗の店員の指示に応じて開始される。
商品情報取得部106は、店員の操作に基づいて、ユーザが購入するすべての商品の商品識別情報を取得する(ステップS301)。
POS端末通信部108は、店員の指示に基づいて、ステップS301で取得された商品識別情報をネットワークNを介して送信する。POS管理通信部113は、商品識別情報をネットワークNを介して受信する(ステップS302)。
例えば、商品識別情報が「7762」、「3196」、「3264」の商品が1つずつ購入されたとする。この場合、商品識別情報は、商品識別情報「7762」の商品が1つと、商品識別情報「3196」の商品が1つと、商品識別情報「3264」の商品が1つとが購入されたことを示す。
決済処理部115は、ステップS302にて受信された商品識別情報と商品管理情報112aとに基づいて、購入代金を含む購入情報を生成する(ステップS303)。
詳細には、決済処理部115は、ステップS302にて受信された商品識別情報に商品管理情報112aにおいて関連付けられた価格を合算することによって購入代金を求める。
例えば上述のように、商品識別情報が「7762」、「3196」、「3264」の商品が1つずつ購入されたとする。この場合、決済処理部115は、図4に示す商品管理情報112aを参照して、購入代金として610円を含む購入情報を生成する。
POS管理通信部113は、ステップS303で生成された購入情報をネットワークNを介して送信する。POS端末通信部108は、購入情報をネットワークNを介して受信する(ステップS304)。
ステップS304にて受信された購入情報が表示部などに表示され、それを確認した購入者としてのユーザは、購入代金を支払う。このときの決済手段又はユーザ加入しているサービスポイント制度に応じた購入者識別情報が、店員又はユーザの操作に基づいて、購入者取得部107によって取得される(ステップS305)。
例えば、決済手段がクレジットカードの場合、購入者取得部107は、信販会社で管理される会員識別情報を購入者識別情報として読み取る。この場合の購入者取得部107は、例えば、クレジットカードに保持された磁気テープやICチップから情報を読み取るリーダである。
決済手段がコード決済の場合、購入者取得部107は、当該決済サービスにて採用されている会員識別情報を購入者識別情報として、購入者が携帯するスマートフォンなどの携帯端末から読み取る。この場合の購入者取得部107は、例えば、携帯端末の画面に表示された一次元コード又は二次元コードを読み取るスキャナである。
決済手段がICカード決済の場合、当該ICカードの発行企業で管理される個人識別情報を購入者識別情報として、購入者が携帯するICカードに保持されたICチップから読み取る。この場合の購入者取得部107は、例えば、ICチップから情報を読み取るリーダである。
決済手段が仮想通貨決済の場合、当該仮想通貨の管理企業で管理される個人識別情報を購入者識別情報として、購入者が携帯するスマートフォンなどの携帯端末から読み取る。この場合の購入者取得部107は、例えば、携帯端末の画面に表示された一次元コード又は二次元コードを読み取るスキャナや、携帯端末に搭載されたICチップから情報を読み取るリーダである。
決済手段が生体認証決済の場合、当該決済サービスにて採用されている会員識別情報に対応付けられた生体情報を購入者識別情報として読み取る。この場合の購入者取得部107は、例えば、上述した生体情報読取器である。
サービスポイント制度における購入者識別情報を読み取る場合、購入者取得部107は、例えば、カードに保持された磁気テープやICチップから情報を読み取るリーダである。
POS端末通信部108は、ステップS305で取得された購入者識別情報をネットワークNを介して送信する。POS管理通信部113は、購入者識別情報をネットワークNを介して受信する(ステップS306)。
決済処理部115は、ステップS306にて受信された購入者識別情報に対応する決済手段で決済を完了すると、購入代金の領収を示す決済情報を生成する(ステップS307)。
通知部114は、ステップS302にて受信された商品識別情報に商品管理情報112aにおいて関連付けられたポイント種別情報及び寄付ポイントを取得する。そして、通知部114は、取得したポイント種別情報及び寄付ポイントと、ステップS306にて受信された購入者識別情報とを含む通知データを生成する(ステップS308)。
例えば上述のように、商品識別情報が「7762」、「3196」、「3264」の商品が1つずつ購入されたとする。通知部114によって取得されるポイント種別情報及び寄付ポイントは、「29」及び「1」と、「25」及び「3」とを含む。
ここでの「29」及び「1」は、商品識別情報「7762」に関連付けられたポイント種別情報及び寄付ポイントのそれぞれである。「25」及び「3」は、商品識別情報「3196」に関連付けられたポイント種別情報及び寄付ポイントのそれぞれである。
通知部114は、ステップS308にて生成した通知データをネットワークNを介して寄付ポイント管理装置102へ送信する(ステップS309)。
決済処理部115は、ステップS307にて生成した決済情報をネットワークNを介してPOS端末104へ送信する。POS端末通信部108は、決済情報をネットワークNを介して受信する(ステップS310)。
ステップS310にて決済情報が受信されると、決済終了処理部109は、予め定められた決済終了処理を実行する(ステップS311)。決済終了処理は、例えば商品の購入に関するレシートを印刷部111に印刷させることを含む。
これにより、決済終了処理部109は、商品購入処理を終了する。
<寄付ポイント管理処理>
寄付ポイント管理処理は、購入された商品に関連付けられた寄付ポイントを振り分けるための処理であって、当該処理の流れの一例を図16に示す。
寄付ポイント管理処理は、例えば、通知取得部116が上述のステップS309にて送信された通知データをネットワークNを介して受信することをトリガーとして開始される。
ユーザ特定部119は、通知取得部116によって受信された通知データに含まれる購入者識別情報によって識別されるユーザがユーザ登録されているか否かを判別する(ステップS401)。
詳細には、通知データに含まれる購入者識別情報がユーザ管理情報118aに含まれない場合、ユーザ特定部119は、ユーザ登録されていないと判別する。通知データに含まれる購入者識別情報がユーザ管理情報118aに含まれる場合、ユーザ特定部119は、ユーザ登録されていると判別する。
ユーザ登録されていないと判別した場合(ステップS401;NO)、ユーザ特定部119は、通知取得部116によって受信された通知データを破棄して(ステップS402)、寄付ポイント管理処理を終了する。
ユーザ登録されていると判別した場合(ステップS401;YES)、ユーザ特定部119は、ユーザ特定処理を行う(ステップS403)。
詳細には、ユーザ特定処理においてユーザ特定部119は、通知取得部116によって受信された通知データに含まれる購入者識別情報に、ユーザ管理情報118aにおいて関連付けられたユーザ識別情報を特定する。
例えば、通知データが、購入者識別情報として「9467」及び「116984」の一方又は両方を含むとする。この場合、図6に示すユーザ管理情報118aを参照すると、ユーザ特定部119は、ユーザ識別情報「9467」を特定する。
ルール特定部122は、ステップS403にて特定されたユーザ識別情報に関連付けられた振り分けルールの登録があるか否かを判定する(ステップS404)。
詳細には例えば、ステップS403にて特定されたユーザ識別情報が寄付先管理情報120aに含まれる場合、ルール特定部122は、振り分けルールの登録があると判別する。ステップS403にて特定されたユーザ識別情報が寄付先管理情報120aに含まれない場合、ルール特定部122は、振り分けルールの登録がないと判別する。
振り分けルールの登録があると判別した場合(ステップS404;YES)、ルール特定部122は、ルール特定処理を行う(ステップS405)。
詳細には、ルール特定処理においてルール特定部122は、ステップS403にて特定されたユーザ識別情報に寄付先管理情報120aにおいて関連付けられた振り分けルールを特定する。
例えば、ステップS403にて特定されたユーザ識別情報が「9467」であるとする。この場合、図7に示す寄付先管理情報120aを参照すると、ルール特定部122は、2つの振り分けルールを特定する。
この例で特定される振り分けルールの1つは、寄付先識別情報「1157」と寄付割合「50%」とが関連付けられたものである。特定される振り分けルールのもう1つは、寄付先識別情報「1136」と寄付割合「50%」とが関連付けられたものである。
振り分け部123は、通知取得部116によって受信された通知データに含まれる寄付ポイントを、ステップS405にて特定された振り分けルールに従って振り分ける(ステップS406)。これによって、振り分け部123は、通振り分けた結果を示す振り分け情報を生成する。
例えば、通知データに含まれるポイント種別情報及び寄付ポイントの組が、「29」及び「1」の組と、「25」及び「3」の組とであるとする。この場合、寄付ポイントの合計は、4(=1+3)である。
また、ステップS405にて特定された振り分けルールの寄付先識別情報及び寄付割合の組が、「1157」及び「50%」の組と、「1136」及び「50%」の組とであるとする。
これらの振り分けルールに従うと、寄付ポイントは、「1157」で識別される寄付先に2(=4×50%)であり、「1136」で識別される寄付先に2(=4×50%)である。
この例においてステップS406を実行することによって、振り分け部123は、寄付先識別情報「1157」に寄付ポイント「2」を関連付けた振り分け情報を生成する。これとともに、振り分け部123は、寄付先識別情報「1136」に寄付ポイント「2」を関連付けた振り分け情報を生成する。
振り分け部123は、ステップS406にて生成した振り分け情報に基づいて、寄付先集計情報125aを更新することによって寄付先ごとの寄付ポイントを集計する(ステップS407)。
例えば、振り分け情報が上述のように、寄付先識別情報「1157」と寄付ポイント「2」が関連付けられた情報と、寄付先識別情報「1136」と寄付ポイント「2」が関連付けられた情報とを含むとする。
この場合、ステップS407において、振り分け部123は、寄付先集計情報125aにおいて寄付先識別情報「1157」に関連付けられた第1集計値に「2」を加算する。また、振り分け部123は、寄付先集計情報125aにおいて寄付先識別情報「1136」に関連付けられた第1集計値に「2」を加算する。
振り分けルールの登録がないと判別された場合(ステップS404;NO)、振り分け部123は、既定の寄付先に寄付ポイントを振り分ける(ステップS408)。
ここでの「既定の寄付先」は、店舗、ユーザなどによって適宜定められる寄付先であってよい。
ポイント種別集計部124は、通知取得部116によって受信された通知データに含まれるポイント種別情報及び寄付ポイントに基づいて、ポイント種別集計情報125bを更新する。これによって、ポイント種別集計部124は、ポイント種別ごとの寄付ポイントを集計する(ステップS409)。
例えば、通知データに含まれるポイント種別情報及び寄付ポイントの組が、「29」及び「1」の組と、「25」及び「3」の組とであるとする。
この場合、ステップS409において、ポイント種別集計部124は、ポイント種別集計情報125bにおいてポイント種別情報「29」に関連付けられた第2集計値に「1」を加算する。また、ポイント種別集計部124は、ポイント種別集計情報125bにおいてポイント種別情報「25」に関連付けられた第2集計値に「3」を加算する。
これにより、寄付ポイント管理装置102は、寄付ポイント管理処理を終了する。
商品購入処理及び寄付ポイント管理処理によれば、ユーザが購入した商品に関連付けられた寄付ポイントは、ユーザが所望する寄付先へ自動的に振り分けられて、寄付先集計情報125aにて集計される。従って、寄付先集計情報125aを参照することで、第1集計値に応じた物品や金銭などを、これに関連付けられた寄付先に寄付することができる。
また、ユーザが購入した商品に関連付けられた寄付ポイントは、ポイント種別ごとにポイント種別集計情報125bにて集計される。従って、ポイント種別集計情報125bを参照して、第2集計値を各協賛企業に通知するだけで、協賛企業からの寄付を受けることができる。
従って、商品に関連付けられた寄付ポイントを容易に管理することが可能になる。
なお、寄付先集計情報125aの第1集計値は、例えば半年、1年などの予め定められた期間で、寄付先に通知されてリセット(「0」が設定)されるとよい。また、ポイント種別集計情報125bの第2集計値は、例えば半年、1年などの予め定められた期間で、ポイント種別に対応する協賛企業に通知されてリセット(「0」が設定)されるとよい。
これまで、本発明の一実施の形態について説明した。
(作用・効果)
本実施の形態によれば、ユーザが商品を購入すると、当該ユーザの購入者識別情報及び当該ユーザが購入する商品に関連付けられた寄付ポイントを含む通知データが取得される。そして、ユーザ管理情報118aと寄付先管理情報120aとに基づいて、ユーザが購入する商品に関連付けられた寄付ポイントは、予め定められた寄付先へ自動で振り分けられる。
これにより、ユーザは、商品を購入する時に寄付先及び寄付ポイントを指定する手間を省くことができる。また、寄付ポイントを寄付するための特別なカードなどは不要であるため、ユーザが、特別なカードなどを携帯し管理する手間を省くことができる。
従って、商品に関連付けられた寄付ポイントを利用して、ユーザに応じて定められた寄付先へ容易に寄付を行うことが可能になる。
通知データは、前記寄付ポイントの種別を示すポイント種別情報をさらに含む。また、通知データに含まれる寄付ポイントは、ポイント種別集計部124によってポイント種別情報ごとに集計される。ポイント種別情報は、例えば、寄付ポイントの協賛企業を識別するための情報である。
これにより、上述のように、この集計結果を含むポイント種別集計情報125bを参照して、第2集計値を各協賛企業に通知するだけで、協賛企業からの寄付を受けることができる。従って、商品に関連付けられた寄付ポイントを容易に管理することが可能になる。
振り分けルールは、複数の寄付先のそれぞれに寄付ポイントを振り分けるためのルールである。これにより、複数の寄付先に寄付ポイントを自動的に振り分けることができる。従って、商品に関連付けられた寄付ポイントを利用して、ユーザに応じて定められた寄付先へ容易に寄付を行うことが可能になる。
振り分けルールは、寄付先の各々に寄付ポイントを振り分ける割合を定める。これにより、複数の寄付先のそれぞれに定められた割合に応じた寄付ポイントを自動的に振り分けることができる。従って、商品に関連付けられた寄付ポイントを利用して、ユーザに応じて定められた寄付先へ容易に寄付を行うことが可能になる。
購入者識別情報は、商品を購入する店舗でのサービスポイント制度又は決済手段において前記ユーザを識別するための情報である。決済手段は、クレジットカード決済、コード決済、ICカード決済、仮想通過決済又は生体認証決済である。
これにより、ユーザ識別情報に関連付けられた購入者識別情報を取得するために、ユーザが利用するサービスポイント制度又は決済手段における認証手段を用いることができる。これにより、ユーザは、寄付ポイント管理装置102におけるユーザ識別情報を示すカードなどを携帯する必要がなくなる。従って、商品に関連付けられた寄付ポイントを容易に利用することが可能になる。
ユーザ管理情報118aが、ユーザ端末103を通じて寄付ポイント管理装置102に登録される。これにより、ユーザは、ユーザ登録を容易に行うことができる。従って、商品に関連付けられた寄付ポイントを容易に利用することが可能になる。
寄付先管理情報120aは、ユーザ端末103を通じて寄付ポイント管理装置102に登録される。これにより、ユーザは、自身が所望する寄付先へ自動で振り分けるための振り分けルールを容易に寄付ポイント管理装置102に登録することができる。従って、商品に関連付けられた寄付ポイントを利用して、ユーザに応じて定められた寄付先へ容易に寄付を行うことが可能になる。
以上、図面を参照して本発明の一実施の形態及び変形例について説明したが、これらは本発明の例示であり、これらは、適宜変更されてもよい。
また、上述の説明で用いた複数のフローチャートでは、複数の工程(処理)が順番に記載されているが、これらの工程の実行順序は、その記載の順番に制限されない。これらの工程の順番は、内容的に支障のない範囲で変更されてもよい。また、上述の一実施の形態及び変形例は、内容が相反しない範囲で組み合わされてもよい。
上記の実施の形態の一手段または全手段は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下に限られない。
1.商品を購入する際の決済に関連してユーザを識別するための購入者識別情報と、前記商品に関連付けられた寄付ポイントとを含む通知データを取得する通知取得手段と、
前記寄付ポイントの管理に関連して前記ユーザを識別するためのユーザ識別情報と、前記購入者識別情報とが関連付けられたユーザ管理情報を参照することによって、前記送信された通知データに含まれる前記購入者識別情報に関連付けられた前記ユーザ識別情報を特定するユーザ特定手段と、
前記ユーザ識別情報と、前記寄付ポイントを寄付先に振り分けるための振り分けルールとが関連付けられた寄付先管理情報を参照することによって、前記特定されたユーザ識別情報に関連付けられた振り分けルールを特定する振り分けルール特定手段と、
前記送信された通知データに含まれる寄付ポイントを、前記特定された振り分けルールに従って寄付先に振り分ける振り分け手段とを備える、
寄付ポイント管理装置。
2.前記通知データは、前記寄付ポイントの種別を示すポイント種別情報をさらに含み、
前記寄付ポイント管理装置は、
前記送信された通知データに含まれる寄付ポイントを、前記ポイント種別情報ごとに集計する集計手段をさらに有する、
上記1に記載の寄付ポイント管理装置。
3.前記ポイント種別情報は、前記寄付ポイントの協賛企業を識別するための情報である
上記1又は2に記載の寄付ポイント管理装置。
4.前記振り分けルールは、複数の寄付先のそれぞれに前記寄付ポイントを振り分けるためのルールである
上記1から3のいずれか1項に記載の寄付ポイント管理装置。
5.前記振り分けルールは、前記寄付先の各々に前記寄付ポイントを振り分ける割合を定める
上記4に記載の寄付ポイント管理装置。
6.前記購入者識別情報は、前記商品を購入する店舗でのサービスポイント制度又は決済手段において前記ユーザを識別するための情報であり、
前記決済手段は、クレジットカード決済、コード決済、ICカード決済、仮想通過決済又は生体認証決済である
上記1から5のいずれか1項に記載の寄付ポイント管理装置。
7.商品を購入する際の決済に関連してユーザを識別するための購入者識別情報と、前記商品に関連付けられた寄付ポイントとを含む通知データを送信するPOSシステムと、
前記寄付ポイントを管理するための寄付ポイント管理装置とを備え、
前記寄付ポイント管理装置は、
前記寄付ポイントの管理に関連して前記ユーザを識別するためのユーザ識別情報と、前記購入者識別情報とが関連付けられたユーザ管理情報を参照することによって、前記送信された通知データに含まれる前記購入者識別情報に関連付けられた前記ユーザ識別情報を特定するユーザ特定手段と、
前記ユーザ識別情報と、前記寄付ポイントを寄付先に振り分けるための振り分けルールとが関連付けられた寄付先管理情報を参照することによって、前記特定されたユーザ識別情報に関連付けられた振り分けルールを特定する振り分けルール特定手段と、
前記送信された通知データに含まれる寄付ポイントを、前記特定された振り分けルールに従って振り分けるポイント振り分け手段とを有する、
寄付ポイント管理システム。
8.前記ユーザが利用するユーザ端末をさらに備え、
前記ユーザ管理情報と前記寄付先管理情報との少なくとも一方が、前記ユーザ端末を通じて前記寄付ポイント管理装置に登録される
上記7に記載の寄付ポイント管理システム。
9.前記POSシステムは、
商品を識別するための商品識別情報と、前記寄付ポイントとが関連付けられた商品管理情報を記憶する商品記憶手段と、
前記ユーザが購入する前記商品の前記商品識別情報を取得する商品情報取得手段と、
前記購入者識別情報を取得する購入者取得手段と、
前記商品管理情報において前記取得された商品識別情報に関連付けられた前記寄付ポイントと、前記取得された購入者識別情報とを含む前記通知データを送信する通知手段とを有する
上記7又は8に記載の寄付ポイント管理システム。
10.前記商品管理情報には、前記寄付ポイントの種別を示すポイント種別情報が、前記商品識別情報と前記寄付ポイントとにさらに関連付けられており、
前記通知データは、前記商品管理情報において前記取得された商品識別情報に関連付けられた前記寄付ポイント及び前記ポイント種別情報と、前記取得された購入者識別情報とを含む
上記9に記載の寄付ポイント管理システム。
11.コンピュータが、
商品を購入する際の決済に関連してユーザを識別するための購入者識別情報と、前記商品に関連付けられた寄付ポイントとを含む通知データを取得し、
前記寄付ポイントの管理に関連して前記ユーザを識別するためのユーザ識別情報と、前記購入者識別情報とが関連付けられたユーザ管理情報を参照することによって、前記送信された通知データに含まれる前記購入者識別情報に関連付けられた前記ユーザ識別情報を特定し、
前記ユーザ識別情報と、前記寄付ポイントを寄付先に振り分けるための振り分けルールとが関連付けられた寄付先管理情報を参照することによって、前記特定されたユーザ識別情報に関連付けられた振り分けルールを特定し、
前記送信された通知データに含まれる寄付ポイントを、前記特定された振り分けルールに従って振り分ける、
寄付ポイント管理方法。
12.コンピュータを、
商品を購入する際の決済に関連してユーザを識別するための購入者識別情報と、前記商品に関連付けられた寄付ポイントとを含む通知データを取得する通知取得手段、
前記寄付ポイントの管理に関連して前記ユーザを識別するためのユーザ識別情報と、前記購入者識別情報とが関連付けられたユーザ管理情報を参照することによって、前記送信された通知データに含まれる前記購入者識別情報に関連付けられた前記ユーザ識別情報を特定するユーザ特定手段、
前記ユーザ識別情報と、前記寄付ポイントを寄付先に振り分けるための振り分けルールとが関連付けられた寄付先管理情報を参照することによって、前記特定されたユーザ識別情報に関連付けられた振り分けルールを特定する振り分けルール特定手段、
前記送信された通知データに含まれる寄付ポイントを、前記特定された振り分けルールに従って振り分けるポイント振り分け手段、
として機能させるためのプログラム。
100 寄付ポイント管理システム
101 POSシステム
102 寄付ポイント管理装置
103 ユーザ端末
104 POS端末
105 POS管理装置
106 商品情報取得部
107 購入者取得部
112a 商品管理情報
113 POS管理通信部
114 通知部
116 通知取得部
118a ユーザ管理情報
119 ユーザ特定部
120a 寄付先管理情報
121 寄付先登録部
122 ルール特定部
123 振り分け部
124 ポイント種別集計部
125a 寄付先集計情報
125b ポイント種別集計情報
N ネットワーク

Claims (10)

  1. 商品を購入する際の決済に関連してユーザを識別するための購入者識別情報と、前記商品に関連付けられた寄付ポイントとを含む通知データを取得する通知取得手段と、
    前記寄付ポイントの管理に関連して前記ユーザを識別するためのユーザ識別情報と、前記購入者識別情報とが関連付けられたユーザ管理情報を参照することによって、前記送信された通知データに含まれる前記購入者識別情報に関連付けられた前記ユーザ識別情報を特定するユーザ特定手段と、
    前記ユーザ識別情報と、前記寄付ポイントを寄付先に振り分けるための振り分けルールとが関連付けられた寄付先管理情報を参照することによって、前記特定されたユーザ識別情報に関連付けられた振り分けルールを特定する振り分けルール特定手段と、
    前記送信された通知データに含まれる寄付ポイントを、前記特定された振り分けルールに従って寄付先に振り分ける振り分け手段とを備える、
    寄付ポイント管理装置。
  2. 前記通知データは、前記寄付ポイントの種別を示すポイント種別情報をさらに含み、
    前記寄付ポイント管理装置は、
    前記送信された通知データに含まれる寄付ポイントを、前記ポイント種別情報ごとに集計するポイント種別集計手段をさらに有する、
    請求項1に記載の寄付ポイント管理装置。
  3. 前記ポイント種別情報は、前記寄付ポイントの協賛企業を識別するための情報である
    請求項1又は2に記載の寄付ポイント管理装置。
  4. 前記振り分けルールは、複数の寄付先のそれぞれに前記寄付ポイントを振り分けるためのルールである
    請求項1から3のいずれか1項に記載の寄付ポイント管理装置。
  5. 前記振り分けルールは、前記寄付先の各々に前記寄付ポイントを振り分ける割合を定める
    請求項4に記載の寄付ポイント管理装置。
  6. 前記購入者識別情報は、前記商品を購入する店舗でのサービスポイント制度又は決済手段において前記ユーザを識別するための情報であり、
    前記決済手段は、クレジットカード決済、コード決済、ICカード決済、仮想通過決済又は生体認証決済である
    請求項1から5のいずれか1項に記載の寄付ポイント管理装置。
  7. 商品を購入する際の決済に関連してユーザを識別するための購入者識別情報と、前記商品に関連付けられた寄付ポイントとを含む通知データを送信するPOSシステムと、
    前記寄付ポイントを管理するための寄付ポイント管理装置とを備え、
    前記寄付ポイント管理装置は、
    前記寄付ポイントの管理に関連して前記ユーザを識別するためのユーザ識別情報と、前記購入者識別情報とが関連付けられたユーザ管理情報を参照することによって、前記送信された通知データに含まれる前記購入者識別情報に関連付けられた前記ユーザ識別情報を特定するユーザ特定手段と、
    前記ユーザ識別情報と、前記寄付ポイントを寄付先に振り分けるための振り分けルールとが関連付けられた寄付先管理情報を参照することによって、前記特定されたユーザ識別情報に関連付けられた振り分けルールを特定する振り分けルール特定手段と、
    前記送信された通知データに含まれる寄付ポイントを、前記特定された振り分けルールに従って振り分けるポイント振り分け手段とを有する、
    寄付ポイント管理システム。
  8. 前記ユーザが利用するユーザ端末をさらに備え、
    前記ユーザ管理情報と前記寄付先管理情報との少なくとも一方が、前記ユーザ端末を通じて前記寄付ポイント管理装置に登録される
    請求項7に記載の寄付ポイント管理システム。
  9. 寄付ポイント管理装置が、
    商品を購入する際の決済に関連してユーザを識別するための購入者識別情報と、前記商品に関連付けられた寄付ポイントとを含む通知データを取得し、
    前記寄付ポイントの管理に関連して前記ユーザを識別するためのユーザ識別情報と、前記購入者識別情報とが関連付けられたユーザ管理情報を参照することによって、前記送信された通知データに含まれる前記購入者識別情報に関連付けられた前記ユーザ識別情報を特定し、
    前記ユーザ識別情報と、前記寄付ポイントを寄付先に振り分けるための振り分けルールとが関連付けられた寄付先管理情報を参照することによって、前記特定されたユーザ識別情報に関連付けられた振り分けルールを特定し、
    前記送信された通知データに含まれる寄付ポイントを、前記特定された振り分けルールに従って振り分ける、
    寄付ポイント管理方法。
  10. コンピュータを、
    商品を購入する際の決済に関連してユーザを識別するための購入者識別情報と、前記商品に関連付けられた寄付ポイントとを含む通知データを取得する通知取得手段、
    前記寄付ポイントの管理に関連して前記ユーザを識別するためのユーザ識別情報と、前記購入者識別情報とが関連付けられたユーザ管理情報を参照することによって、前記送信された通知データに含まれる前記購入者識別情報に関連付けられた前記ユーザ識別情報を特定するユーザ特定手段、
    前記ユーザ識別情報と、前記寄付ポイントを寄付先に振り分けるための振り分けルールとが関連付けられた寄付先管理情報を参照することによって、前記特定されたユーザ識別情報に関連付けられた振り分けルールを特定する振り分けルール特定手段、
    前記送信された通知データに含まれる寄付ポイントを、前記特定された振り分けルールに従って振り分けるポイント振り分け手段、
    として機能させるためのプログラム。
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