JP6917743B2 - 監視装置、および監視システム - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、監視装置、および監視システムに関する。
利用者がクレジットカードを利用する際、クレジットカード会社が与信を行っている。事業者はクレジットカード会社が行った与信の結果に基づいてクレジットカードの利用可否を決定している。しかしながら、クレジットカード会社の与信は、専らクレジットカードの利用規定に基づいて行われるものであったため、よりローカルな利用の態様を監視することについて考慮がなされていなかった。
特開2008−197969号公報
本発明が解決しようとする課題は、特定の範囲内におけるクレジットカードの利用態様を適切に監視することができる監視システムを提供することである。
実施形態の監視装置は、通信部と、管理部と、情報収集部と、提示部と、入力受付部とを持つ。通信部は、所定の装置と通信する。管理部は、前記通信部を制御して、所定の範囲内の商品またはサービスに対して利用が禁止されるクレジットカードの情報を、前記所定の装置に送信する。情報収集部は、前記所定の範囲内の商品またはサービスに対して利用されたクレジットカードの利用に関する情報を収集する。提示部は、前記情報収集部により収集された情報に基づく情報を提示する。入力受付部は、人の操作を受け付ける。前記所定の装置は、駅務機器である。前記所定の範囲内の商品は、鉄道の利用券である。前記管理部は、前記入力受付部により受け付けられた操作に基づいて、前記所定の範囲内の商品またはサービスに対して利用が禁止されるクレジットカードを決定する。前記所定の範囲内の商品またはサービスに対して利用が禁止されるクレジットカードは、前記クレジットカードの発行者が定めた前記クレジットカードの利用を禁止する基準とは異なる基準に基づいて決定される。
監視システム1の構成を示す図。 駅務機器40の機能構成を示す図。 監視サーバ装置60の機能構成を示す図。 チケット販売サーバ装置80の機能構成を示す図。 決済サーバ装置100の機能構成を示す図。 決済履歴情報112および利用条件情報114の内容を示す図。 監視システム1により実行される処理の流れを示すシーケンス図。 利用者情報74の内容を示す図。 払い戻し禁止リスト76の内容を示す図。 操作者用表示部44に表示される画像IMの一例を示す図。 監視サーバ装置60により実行される処理の流れを示すフローチャートである。
以下、実施形態の監視装置、および監視システムを、図面を参照して説明する。
実施形態の監視システムは、例えば鉄道やバスなどの交通機関において利用されるシステムである。以下の説明では、監視システムが鉄道事業者に適用される例について説明する。
図1は、監視システム1の構成を示す図である。監視システム1は、例えば、A駅システム2Aと、B駅システム2Bと、監視サーバ装置60と、チケット販売サーバ装置80と、決済サーバ装置100と、端末装置120とを備える。例えば、A駅システム2Aと、B駅システム2Bと、監視サーバ装置60と、チケット販売サーバ装置80とは、クレジットカードの発行者とは異なる事業者(例えば鉄道事業者)が管轄する装置である。A駅システム2Aと、B駅システム2Bと、チケット販売サーバ装置80とは、所定の範囲内の商品またはサービスの提供に用いられる装置の一例である。所定の範囲内の商品とは、例えば特定事業者(鉄道会社)が販売する鉄道の利用券(定期券や特急券)である。所定の範囲内のサービスとは、特定事業者が提供するサービスである。決済サーバ装置100は、クレジットカード会社が管轄する装置である。
なお、監視システム1は、A駅システム2A、およびB駅システム2Bの他に、複数の駅システムを含んでもよい。以下、A駅システム2Aと、B駅システム2Bとを区別しない場合は、単に「駅システム2」と称する。また、図示する例では、A駅システム2Aに含まれる構成を符号の末尾に「A」を付し、B駅システム2Bに含まれる構成を符号の末尾に「B」を付して示している。いずれの駅システムに含まれる構成であるかを区別しない場合は、「A」または「B」を省略して示す。
駅システム2は、例えば、駅サーバ10と、券売機20と、駅務機器40とを備える。なお、駅システム2は、1台に限らず、複数の、駅サーバ10、券売機20、または駅務機器40を備えてもよい。また、駅サーバ10は、券売機20および駅務機器40の他に自動改札機や、ウエブ予約されたチケットを発券するチケット発券機などを備えてもよい。
駅サーバ10は、ネットワークNWを介して監視サーバ装置60から取得した情報を、専用線を介して駅システム2に含まれる装置等に送信したり、上記の装置等から専用線を介して取得した情報を、ネットワークNWを介して監視サーバ装置60に送信したりする。ネットワークNWは、LAN(Local Area Network)や、WAN(Wide Area Network)、携帯電話網、Wi−Fi網等である。
[駅務機器]
図2は、駅務機器40の機能構成を示す図である。駅務機器40は、駅の係員が操作する機器である。駅務機器40は、例えば、クレジットカードリーダ42と、操作者用表示部44と、金銭処理機46と、制御部48と、通信部50と、記憶部52とを備える。駅務機器40は、上述した機能構成の他、磁気券リーダライタや、ICカードリーダライタ、印刷部と、利用者用表示部等を備えてもよい。
クレジットカードリーダ42は、駅係員に提示されたクレジットカードの磁気ストライプに記憶された情報を読み取る。操作者用表示部44は、例えば、制御部48の指示に基づいて画像を表示すると共に、検知面にタッチ操作された場合に、そのタッチ位置を検出可能なタッチパネル式端末装置である。操作者用表示部44は、LCD(Liquid Crystal Display)や、有機EL(Electroluminescence)表示装置等と、接触検知機構とが重畳して構成される。
金銭処理機46は、制御部48の処理結果に基づいて精算処理を実行し、精算処理の結果を制御部48へ出力する。また、金銭処理機46は、制御部48の処理結果に基づいて、金銭を排出する。
記憶部52は、制御部48が備えるCPU(Central Processing Unit)が実行するための各種プログラムや制御部48が実行した処理の結果などの他、各駅間の運賃が記憶された運賃テーブル等が記憶される。
[監視サーバ装置]
図3は、監視サーバ装置60の機能構成を示す図である。監視サーバ装置60は、例えば、監視サーバ側通信部62と、情報収集部64と、管理部66と、入力受付部68と、表示部70と、監視サーバ側記憶部72とを備える。情報収集部64および管理部66は、例えば、CPU(Central Processing Unit)等のプロセッサが監視サーバ側記憶部72に記憶されたプログラムを実行することにより実現される。また、これらのうち一方または双方は、LSI(Large Scale Integration)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)等のハードウェアによって実現され、これらの機能部の機能を実現するための回路構成を有してもよいし、ソフトウェアとハードウェアの協働によって実現されてもよい。
監視サーバ側記憶部72は、例えば、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ、HDD(Hard Disk Drive)、SDカード等の不揮発性の記憶媒体と、RAM(Random Access Memory)、レジスタ等の揮発性の記憶媒体とによって実現される。監視サーバ側記憶部72は、プロセッサが実行するプログラムや、後述する利用者情報74、払い戻し禁止リスト76を格納する。
監視サーバ側通信部62は、他装置とする通信するための通信インターフェースである。情報収集部64は、所定の範囲内の商品またはサービスに対して利用されたクレジットカードの利用に関する情報を収集する。クレジットカードの利用に関する情報とは、監視サーバ装置60を運営する事業者において利用されたクレジットカードの利用履歴を示す情報(後述する図8の利用者情報74)である。
管理部66は、監視サーバ側通信部62を制御して、所定の範囲内の商品またはサービスに対して利用が禁止されるクレジットカードの情報(クレジットカードの識別情報や、有効期限、クレジットカードの決済の内容を示す情報)を所定の装置に送信する。管理部66は、入力受付部68により受け付けられた操作に基づいて、利用が禁止されるクレジットカードを決定する。また、管理部66は、情報収集部64により収集された情報に基づいて、利用が禁止されるクレジットカードを決定する。利用とは、クレジットカードの発行者とは異なる事業者が管轄する装置の範囲内での利用である。そして、管理部66は、決定したクレジットカードの情報を、所定の装置に送信する。所定の装置とは、例えば駅サーバ10(券売機20、駅務機器40)、またはチケット販売サーバ装置80である。
入力受付部68は、例えば、利用者の操作を受け付ける。入力受付部68は、例えばボタン、キーボード、マウス、マイク等である。表示部70は、LCDや、有機EL表示装置等である。入力受付部68と、表示部70とは一体として形成されることで、いわゆるタッチパネルとして形成されてもよい。表示部70は、「提示部」の一例である。
図4は、チケット販売サーバ装置80の機能構成を示す図である。チケット販売サーバ装置80は、端末装置120による要求に基づいて、コンテンツを端末装置120に提供する。コンテンツは、鉄道利用に関するチケット(乗車券)の予約や、販売等に関するものである。チケット販売サーバ装置80は、例えば、販売サーバ側通信部82と、販売管理部84と、販売サーバ側記憶部90とを備える。販売サーバ側通信部82は、他装置と通信する通信インターフェースである。
販売管理部84は、端末装置120からコンテンツ提供の要求を受信した場合に、要求に応じたコンテンツを端末装置120に提供する。また、販売管理部84は、端末装置120によりクレジットカードを利用したチケットの購入の要求が送信された場合、端末装置120から決済に必要な情報を取得する。販売管理部84は、取得した情報を決済サーバ装置100に送信し、決済を依頼する。販売管理部84は、決済サーバ装置100により送信された決済結果を監視サーバ装置60に送信する。また、センタサーバ側記憶部166には、販売情報92が記憶されている。販売情報92は、端末装置120により送信された情報や、決済の内容、予約または販売されたチケットの情報等である。
図5は、決済サーバ装置100の機能構成を示す図である。決済サーバ装置100は、チケット販売サーバ装置80の要求に応じて、クレジットカードによるチケットの売買の決済を行う。決済サーバ装置100は、例えば、決済サーバ側通信部102と、決済管理部104と、決済サーバ側記憶部110とを備える。決済サーバ側通信部102は、他装置と通信する通信インターフェースである。
決済管理部104は、決済サーバ側記憶部110に記憶された情報を参照し、チケット販売サーバ装置80の依頼について、クレジットカードの利用による決済が可能であるか否かの判定を行い、判定結果をチケット販売サーバ装置80に送信する。
決済サーバ側記憶部110には、図6に示す決済履歴情報112および利用条件情報114が記憶されている。図6は、決済履歴情報112および利用条件情報114の内容を示す図である。決済履歴情報112は、クレジットカードの利用履歴を示す情報である。例えば、決済履歴情報112は、クレジットカードIDに対して、クレジットカードが利用された事業者、利用日時、利用内容、および利用金額が対応付けられた情報である。クレジットカードIDとは、クレジットカードごとに付与されたクレジットカード番号などの識別情報である。クレジットカードIDは、例えばクレジットカードの発行者を示す識別情報や、クレジットカードの利用者を示す識別情報等を含む。
利用条件情報114は、クレジットカードの利用条件を示す情報である。例えば、利用条件情報114は、クレジットカードIDに対して、そのクレジットカードの有効期限、利用限度額、および支払条件が対応付けられた情報である。例えば、各事業者においてクレジットカードの利用により売買された金額の合計が利用限度を超える場合、決済管理部104は、クレジットカードの利用を禁止する。利用条件情報に規定された情報は、「クレジットカードの発行者が定めたクレジットカードの利用を禁止する基準」の一例である。
端末装置120は、鉄道の利用者が保持するスマートフォンや、パーソナルコンピュータ等である。
図7は、監視システム1により実行される処理の流れを示すシーケンス図である。まず、利用者の操作によって端末装置120が、チケット販売サーバ装置80にアクセスしてチケットを購入するためのコンテンツの情報を受信する(ステップS100)。次に、端末装置120は、利用者によって入力されたチケットの購入に関する情報をチケット販売サーバ装置80に送信する(ステップS102)。チケットの購入に関する情報には、例えば、チケットの種類や、クレジットカードの番号等のクレジットカードの決済に必要な情報が含まれる。
次に、チケット販売サーバ装置80が、チケットの購入に関する情報を受信し、受信した情報に基づいて、チケットの売買の決済を行うように決済サーバ装置100に依頼する(ステップ104)。次に、決済サーバ装置100は、チケット販売サーバ装置80から受信した情報に基づいて、決済を行い(ステップS106)、決済結果をチケット販売サーバ装置80に送信する(ステップS108)。
次に、チケット販売サーバ装置80は、決済サーバ装置100から決済結果を受信し、決済が正常に行われているか否かを判定し(ステップS110)、決済が正常に行われている場合、チケットの売買が成立したことを示す情報を端末装置120に送信する(ステップS112)。チケットの売買が成立したことを示す情報には、チケットの発券時に必要な発券IDが含まれる。また、チケット販売サーバ装置80は、チケットの売買が成立したことを示す情報、チケットの売買の内容、決済の内容を監視サーバ装置60に送信する(ステップS114)。また、チケット販売サーバ装置80は、チケットの売買が成立したことを示す情報、チケットの売買の内容、決済の内容を駅サーバ10(駅務機器40)に送信する。次に、監視サーバ装置60は、チケット販売サーバ装置80から受信した情報を利用者情報74に対応付けて記憶させる(ステップS116)。
上記の処理が行われた後、駅務機器40において、利用者がチケットをキャンセルして、クレジットカードで支払った料金について現金の払い戻しを求める場合の処理について説明する。クレジットカードを持参した利用者から払い戻しの要求を受けた場合、駅係員は、利用者のクレジットカードをクレジットカードリーダ42に読み取らせ、読取結果に基づくキャンセル処理を実行する。これに対して、クレジットカードを持参していない利用者から払い戻しの要求を、駅係員が受けると、駅係員は、クレジットカード番号や、発券IDを利用者から聞き取る。そして、駅係員は、駅務機器40を操作して、利用者から聞き取った情報と合致するチケットの売買の情報を駅務機器40の記憶部52に記憶された情報から読み出す。これにより、操作者用表示部44には、利用者とチケット販売サーバ装置80との間で行われた取引の内容等が表示される(ステップS118)。
駅係員が、操作者用表示部44に表示された、後述する払い戻し禁止リスト76を参照して、払い戻しを許可した場合、駅係員は、駅務機器に対して所定の操作を行って、クレジットカードにより行われた決済のキャンセル処理を行う。駅務機器40は、決済のキャンセルを決済サーバ装置100に依頼する(ステップS120)。
決済サーバ装置100は、駅務機器40から受信した決済のキャンセル依頼に基づいて、決済のキャンセルを行って(ステップS122)、決済のキャンセル処理の結果を駅務機器40に送信する(ステップS124)。
駅務機器40は、受信した決済のキャンセル処理の結果を、操作者用表示部44に表示させる(ステップS126)。そして、駅係員は、駅務機器40に対して所定の操作を行って、例えば金銭処理機46から現金を排出させ、利用者に現金を払い戻す。駅係員によって払い戻しがされ、払い戻しが行われたことを示す情報が駅係員によって駅務機器40に対して入力されると、駅務機器40は、払い戻しが行われたことを示す情報を監視サーバ装置60に送信する(ステップS128)。
監視サーバ装置60は、駅務機器40により送信された情報を取得し、取得した情報を利用者情報74に対応付ける(ステップS130)。上述したステップS100〜ステップ130の処理が繰り返されることによって、利用者情報74には、チケット販売サーバ装置80、または駅務機器40により送信された情報が対応付けられる。
図8は、利用者情報74の内容を示す図である。利用者情報74は、監視サーバ装置60を運営する事業者において利用されたクレジットカードの利用履歴を示す情報である。利用者情報74は、クレジットカードIDに対して、利用日時、利用内容、および利用金額が対応付けられた情報である。利用内容とは、例えば窓口において定期券が購入されたことを示す情報や、その購入がキャンセルされ現金の払い戻しがされたことを示す情報、チケット販売サーバ装置80においてチケットが購入されたことを示す情報、そのチケット購入がキャンセルされ払い戻しがされたことを示す情報等である。利用金額は、クレジットカードにより支払払われた金額、または払い戻しにより利用者に支払われた現金の金額である。
図7の説明に戻る。監視サーバ装置60は、例えば所定時刻になると、利用者情報74を検索し、予め設定された所定の条件を満たす利用者を抽出し、払い戻し禁止リスト76を生成する(ステップS132)。次に、監視サーバ装置60は、生成した払い戻し禁止リスト76をチケット販売サーバ装置80および駅務機器40に送信する(ステップS134、136)。
払い戻し禁止リスト76は、利用者により払い戻しを求められた場合に、払い戻しを禁止する利用者の情報を含むリストである。図9は、払い戻し禁止リスト76の内容を示す図である。払い戻し禁止リスト76は、払い戻しが禁止されるクレジットカードID、および払い戻しが禁止された事由が互いに対応付けられた情報である。払い戻しの禁止は、「クレジットカードの発行者が定めたクレジットカードの利用する基準とは異なる基準」の一例である。異なる基準である払い戻しの禁止は、クレジットカードの発行者が定めたクレジットカードの利用を禁止する基準に比して、より厳しい規定であってもよいし、より緩い基準であってもよい。
また、払い戻し禁止リスト76に含まれるクレジットカードの所定の条件は、現金の払い戻しの回数が所定回数以上、またはクレジットカードの利用に対する現金の払い戻しの頻度が所定頻度以上であることである。また、払い戻し禁止リスト76に含まれるクレジットカードの所定の条件は、所定の利用者に関する過去の金融機関の事故情報が存在することや、所定の利用方法により決済が存在すること等であってもよい。
なお、払い戻し禁止リスト76に含まれるクレジットカードIDは、クレジットカードIDそのものでなく、クレジットカードIDの一部であってもよい。一部とは、例えばクレジットカードIDの下3ケタが○○○番であることや、所定のクレジットカード会社が発行したクレジットカードの下2ケタが○○番であることなどである。また、払い戻しリスト76は、払い戻しだけでなく、利用自体が禁止されるクレジットカードの情報を含んでもよい。
駅務機器40は、払い戻し禁止リスト76を受信する。駅務機器40は、例えば、駅係員の操作によって払い戻し禁止リスト76に含まれるクレジットカードIDと、払い戻しが求められた取引に利用されたクレジットカードIDとが一致するか否かを判定し、判定結果を操作者用表示部44に表示させる。図10は、操作者用表示部44に表示される画像IMの一例を示す図である。画像IMには、クレジットカードIDや、クレジットカードの名義人(氏名)、年齢、住所、クレジットカードを利用した日時、利用内容、利用金額等が含まれる。駅係員は、操作者用表示部44に表示された情報、および所定の基準に基づいて払い戻しを行うか否かを判断し、判断結果に応じた処理を行う。
また、駅務機器40は、払い戻しが禁止されるクレジットカードに対する払い戻しの処理が要求されたときにエラー処理を行う。エラー処理とは、例えば。操作者用表示部44に払い戻し禁止を示す情報を表示させることである。例えば、払い戻しの際に、駅務機器40は、利用者がチケット購入に利用したクレジットカードIDと、払い戻し禁止リスト76に含まれるクレジットカードIDとが一致する場合、エラー処理を行う。
また、チケット販売サーバ装置80は、払い戻し禁止リスト76を受信した場合、払い戻し禁止リスト76に含まれるクレジットカードIDに対応するクレジットカードによるチケットの販売を禁止してもよい。
なお、払い戻し禁止リスト76は、駅務機器40に加え(或いは、代えて)、払い戻しを受け付ける券売機20に送信されてもよい。これにより、券売機20は、払い戻し禁止リスト76に含まれるクレジットカードの利用に対する払い戻しや、クレジットカードの利用を禁止することができ、現金の払い戻しを受けたい、またはクレジットカードを利用したい利用者を駅係員の窓口に誘導することができる。そして、窓口の駅係員が、利用者に現金の払い戻しをするか否かを判断することができる。
ここで、上述したように払い戻し禁止リスト76が駅サーバ10に配信されない場合について考える。この場合、利用者は、クレジットカード会社で定められた利用条件を満たす限りクレジットカードを利用して定期券や特急券を購入することができる。このような場合において、例えば利用者によってクレジットカードにより行われた売買をキャンセルして現金による払い戻しを行うことが繰り返されることがある。
これに対して、本実施形態の監視システム1は、払い戻し禁止リスト76を各装置等に配信する。そして、各装置は、払い戻し禁止リスト76に含まれるクレジットカードの利用に対する払い戻しを禁止したり、駅係員が払い戻しを禁止するか否かを判断することが容易なように駅務機器40の操作者用表示部44に払い戻し禁止リスト76に含まれる情報を表示したりする。これにより、利用者に対する過度な払い戻しは抑制される。
図11は、監視サーバ装置60により実行される処理の流れを示すフローチャートである。まず、情報収集部64が、チケット販売サーバ装置80から情報を受信したか否かを判定する(ステップS200)。チケット販売サーバ装置80から情報を受信していない場合、ステップS204の処理に進む。チケット販売サーバ装置80から情報を受信した場合、情報収集部64は、受信した情報を利用者情報74に対応付ける(ステップS202)。
次に、情報収集部64が、駅サーバ10から情報を受信したか否かを判定する(ステップS204)。チケット販売サーバ装置80から情報を受信していない場合、ステップS206の処理に進む。チケット販売サーバ装置80から情報を受信した場合、情報収集部64は、受信した情報を利用者情報74に対応付ける(ステップS206)。
次に、管理部66が、所定時刻が到来したか否かを判定する(ステップS208)所定の時刻が到来していない場合、本フローチャートの1ルーチンの処理は終了する。所定の時刻が到来した場合、管理部66は、利用者情報74を検索し、予め設定された所定の条件を満たすクレジットカードIDを抽出し、払い戻し禁止リスト76を生成する(ステップS210)。次に、管理部66は、生成した払い戻し禁止リスト76をチケット販売サーバ装置80、および駅サーバ10(駅務機器40)に送信する(ステップS212)。これにより本フローチャートの1ルーチンの処理は終了する。
なお、上述した例では、管理部66が、予め設定された所定の条件を満たすクレジットカードIDを抽出するものとしたが、これに加えた(或いは、代えて)監視サーバ装置60の管理者が予め設定された所定の条件を満たすクレジットカードIDを抽出し、払い戻し禁止リスト76を生成してもよい。この場合、管理部66は、入力受付部68により受け付けられた操作に基づいて、利用が禁止されるクレジットカードを決定する。
また、上述した例では、管理部66は、利用者が利用したクレジットカードIDと一致するクレジットカードIDであって、所定の条件を満たすクレジットカードIDを抽出するものとしたが、クレジットカードIDに限らず、クレジットカード名義人が一致するクレジットカードの利用内容を統合して所定の条件を満たすか否かを判定してもよい。例えば、異なるクレジットカード会社のクレジットカードを保持している利用者が、各クレジットカードを利用して定期券等を購入した後、払い戻しを行った場合、上述したように同じ名義人のクレジットカードの利用内容において所定の条件を満たすか否かが判断されて、払い戻し禁止リスト76が生成されることにより、より確実に払い戻しを抑制することができる。
以上説明した少なくともひとつの実施形態によれば、所定の装置と通信する通信部と、
前記通信部を制御して、所定の範囲内の商品またはサービスに対して利用が禁止されるクレジットカードの情報を、前記所定の装置に送信する管理部と、を持つことにより、特定の範囲内におけるクレジットカードの利用態様を適切に監視することができる。
上記説明した実施形態は、以下のように表現することができる。
情報を記憶する記憶部と、
前記記憶部に記憶されたプログラムを実行するハードウェアプロセッサと、を備え、
前記記憶部には、前記ハードウェアプロセッサに、
所定の装置と通信する通信部を制御して、所定の範囲内の商品またはサービスに対して利用が禁止されるクレジットカードの情報を、前記所定の装置に送信する処理を実行させる前記プログラムが格納されている、
監視装置。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1…監視システム、40…駅務機器、60…監視サーバ装置、80…チケット販売サーバ装置、62…監視サーバ側通信部、64…情報収集部、66…管理部、68…入力受付部、70…表示部、72…監視サーバ側記憶部、74…利用者情報、76…払い戻し禁止リスト

Claims (10)

  1. 所定の装置と通信する通信部と、
    前記通信部を制御して、所定の範囲内の商品またはサービスに対して利用が禁止されるクレジットカードの情報を前記所定の装置に送信する管理部と、
    前記所定の範囲内の商品またはサービスに対して利用されたクレジットカードの利用に関する情報を収集する情報収集部と、
    前記情報収集部により収集された情報に基づく情報を提示する提示部と、
    人の操作を受け付ける入力受付部と、を備え
    前記所定の装置は、駅務機器であり、
    前記所定の範囲内の商品は、鉄道の利用券であり、
    前記管理部は、前記入力受付部により受け付けられた操作に基づいて、前記所定の範囲内の商品またはサービスに対して利用が禁止されるクレジットカードを決定し、
    前記所定の範囲内の商品またはサービスに対して利用が禁止されるクレジットカードは、前記クレジットカードの発行者が定めた前記クレジットカードの利用を禁止する基準とは異なる基準に基づいて決定される、
    視装置。
  2. 所定の装置と通信する通信部と、
    前記通信部を制御して、所定の範囲内の商品またはサービスに対して利用が禁止されるクレジットカードの情報を前記所定の装置に送信する管理部と、
    前記所定の範囲内の商品またはサービスに対して利用されたクレジットカードの利用に関する情報を収集する情報収集部と、
    前記情報収集部により収集された情報に基づく情報を提示する提示部と、
    人の操作を受け付ける入力受付部と、を備え、
    前記所定の装置は、駅務機器であり、
    前記所定の範囲内の商品は、鉄道の利用券であり、
    前記管理部は、前記入力受付部により受け付けられた操作に基づいて、前記所定の範囲内の商品またはサービスに対して利用が禁止されるクレジットカードを決定し、
    前記所定の範囲内の商品またはサービスに対して利用が禁止されるクレジットカードは、前記クレジットカードの利用に対する現金の払い戻しの回数が所定回数以上、または前記クレジットカードの利用に対する現金の払い戻し頻度が所定頻度以上のクレジットカードである、
    視装置。
  3. 所定の装置と通信する通信部と、
    前記通信部を制御して、所定の範囲内の商品またはサービスに対して利用が禁止されるクレジットカードの情報を前記所定の装置に送信する管理部と、
    前記所定の範囲内の商品またはサービスに対して利用されたクレジットカードの利用に関する情報を収集する情報収集部と、を備え
    前記所定の装置は、駅務機器であり、
    前記所定の範囲内の商品は、鉄道の利用券であり、
    前記管理部は、前記情報収集部により収集された情報に基づいて、前記所定の範囲内の商品またはサービスに対して利用が禁止されるクレジットカードを決定し、
    前記所定の範囲内の商品またはサービスに対して利用が禁止されるクレジットカードは、前記クレジットカードの発行者が定めた前記クレジットカードの利用を禁止する基準とは異なる基準に基づいて決定される、
    視装置。
  4. 所定の装置と通信する通信部と、
    前記通信部を制御して、所定の範囲内の商品またはサービスに対して利用が禁止されるクレジットカードの情報を前記所定の装置に送信する管理部と、
    前記所定の範囲内の商品またはサービスに対して利用されたクレジットカードの利用に関する情報を収集する情報収集部と、を備え、
    前記所定の装置は、駅務機器であり、
    前記所定の範囲内の商品は、鉄道の利用券であり、
    前記管理部は、前記情報収集部により収集された情報に基づいて、前記所定の範囲内の商品またはサービスに対して利用が禁止されるクレジットカードを決定し、
    前記所定の範囲内の商品またはサービスに対して利用が禁止されるクレジットカードは、前記クレジットカードの利用に対する現金の払い戻しの回数が所定回数以上、または前記クレジットカードの利用に対する現金の払い戻し頻度が所定頻度以上のクレジットカードである、
    視装置。
  5. 前記所定の範囲内の商品またはサービスは、所定の事業者により提供される商品またはサービスである、
    請求項1から4のうちいずれか1項に記載の監視装置。
  6. 前記所定の装置は、前記所定の範囲内の商品またはサービスの提供に用いられる装置である、
    請求項に記載の監視装置。
  7. 記情報収集部により収集された情報に基づく情報を提示する提示部と、
    人の操作を受け付ける入力受付部と、を更に備え、
    前記管理部は、前記入力受付部により受け付けられた操作に基づいて、前記所定の範囲内の商品またはサービスに対して利用が禁止されるクレジットカードを決定する、
    請求項3または4に記載の監視装置。
  8. 前記所定の範囲内の商品またはサービスに対して利用が禁止されるクレジットカードは、前記クレジットカードの発行者が定めた前記クレジットカードの利用を禁止する基準とは異なる基準に基づいて決定される、
    請求項2または4に記載の監視装置。
  9. 請求項1から8のうちいずれか1項に記載の監視装置と、
    前記所定の装置と、を備え、
    前記所定の装置は、前記利用が禁止されるクレジットカードに対する払い戻しの処理が要求されたときにエラー処理を行う、
    監視システム。
  10. 請求項1から8のうちいずれか1項に記載の監視装置と、
    前記所定の装置と、を備え、
    前記所定の装置は、表示部を備え、前記利用が禁止されるクレジットカードの情報を前記表示部に表示する、
    監視システム。
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