JP2021196183A - 試験装置、及び、試験方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】基準厚みのシリコンチップを用いることなく、圧子と支持部の相対的な位置の検出を可能とする技術を提案する。また、短時間で半導体チップの強度測定を可能とする技術を提案する。【解決手段】所定の間隔で配設され、試験片11Aの下面を支持する一対の支持部8bを有した支持ユニットと、支持ユニットより上方且つ一対の支持部8bの間に配置された圧子38と、一対の支持部8bで支持された試験片11Aに対して圧子38を近接移動させる圧子移動ユニットと、圧子38が一対の支持部8bで支持された試験片11Aを押圧する荷重を計測する荷重計測器と、支持部8bと圧子38の先端38aとを撮像し撮像画像80を形成する撮像カメラと、を備え、コントローラは、圧子移動ユニットと撮像カメラとを制御し、圧子38の先端38aと支持部8bとの相対的な位置を撮像画像80から検出する相対位置検出部を備える、試験装置とする。【選択図】図7

Description

本発明は、半導体チップの強度を測定するための試験装置に関するものである。
従来、例えば特許文献1に開示されるように、半導体チップの破壊試験を行い、半導体チップの強度を測定する試験装置が知られている。この種の試験装置では、一般的にSEMI規格G86−0303で既定される3点曲げ試験が広く利用されている。
半導体チップを形成する過程において、半導体ウェーハの裏面研削に伴ってウェーハ裏面には研削歪みが生成される。更に、裏面研削後の切削ブレードによるダイシングに伴い、半導体チップの側面には切削歪みが生成される。これら研削歪みや切削歪みは、半導体チップの強度に影響するものであり、半導体チップの強度の測定は製品の品質を保証する上で重要であることから、より正確に測定可能とすることが求められている。
3点曲げ試験では、所定の間隔を有して配置された一対の支持部で試験片を支持し、圧子を一対の支持部の中央に位置付けた状態で、圧子で試験片を押圧し試験片を破壊する。そして、試験片が破壊した時の圧子の荷重を測定し、試験片破損時の荷重と支持部の支点間距離、試験片厚み及び試験片の幅をもとに、以下の計算式にて抗折強度が算出される。
抗折強度σ=3LW/2bh (式1)
(L:支点間距離mm、W:圧子荷重値N、b:試験片幅mm、h:試験片厚みmm)
特開2005−017054号公報
試験片の強度測定の際には、支持部で支持された試験片の上方に圧子の先端が位置付けられ、圧子を所定の速度で下降させて試験片に接触させ、圧子そのまま支持部の下方に至るまで移動させ続けることによって試験片が破壊される。
そして、従来は、装置の組み立て時や圧子の交換後に、基準厚みのシリコンチップを破壊することで、支持部と圧子の相対的な位置の検出を行っていた。具体的には、荷重計測器の測定値をもとに圧子がシリコンチップに接触した時を検出することで、支持部と圧子の相対的な位置の検出を行っていた。この相対的な位置を基にして、圧子の移動量の設定などが行われるものであった。
以上に述べた従来方法では、基準厚みのシリコンチップを実際に破壊する必要があり、手間と時間を要するものであることから、改善が求められていた。また、基準厚みのシリコンチップを製作、準備するコストがかかり、さらに、測定後は廃棄されるものであるため、基準厚みのシリコンチップを不要とする新たな測定方法が求められていた。
以上に鑑み、本願発明は、基準厚みのシリコンチップを用いることなく、圧子と支持部の相対的な位置の検出を可能とするための新規な技術を提案するものである。
本発明の一態様によれば、
所定の間隔を有して配設され、試験片の下面を支持する一対の支持部を有した支持ユニットと、
該支持ユニットより上方且つ一対の該支持部の間に配置された圧子と、
一対の該支持部で支持された試験片に対して該圧子を相対的に近接移動させる圧子移動ユニットと、
該圧子が一対の該支持部で支持された試験片を押圧する荷重を計測する荷重計測器と、
少なくとも該圧子移動ユニットと該撮像カメラとを制御するコントローラと、
該支持部と該圧子の先端とを撮像し撮像画像を形成する撮像カメラと、を備え、
該コントローラは、該圧子移動ユニットによる該圧子の移動方向における該圧子の先端と該支持部との相対的な位置を該撮像画像から検出する相対位置検出部を備える、試験装置とする。
また、本発明の一態様によれば、
該コントローラは、
該圧子の該移動方向において、該支持部で支持された試験片よりも上方の基準位置を記憶する記憶部と、
該支持部で支持された試験片を該圧子で押圧する際に、該圧子の先端が該基準位置に到達するまでは第一の速度で該圧子を移動させ、
該基準位置に到達した後に該第一の速度よりも低速の第二の速度で該圧子を移動させる圧子移動ユニット制御部と、を更に含む、
試験装置とする。
また、本発明の一態様によれば、
上記試験装置を用いた試験方法であって、
該支持ユニットの支持部と該圧子の先端とを該撮像カメラで撮像し撮像画像を形成する撮像ステップと、
該撮像画像をもとに該圧子の先端と該支持部との相対的な位置を検出する相対位置検出ステップと、
該撮像ステップと該相対位置検出ステップとを実施する前または後に該支持部で試験片を支持する支持ステップと、
該支持部で支持された試験片に対して該圧子を近接移動させることで該圧子で試験片を押圧して破壊するとともに試験片が破壊された時の荷重計測器の計測値を取得する試験片破壊ステップと、を備えた試験方法とする。
また、本発明の一態様によれば、
少なくとも該試験片破壊ステップを実施する前に、該圧子の該移動方向において、該支持部で支持される試験片よりも上方の基準位置を設定する基準位置設定ステップを更に備え、
該試験片破壊ステップでは、該圧子の先端が該基準位置に到達するまでは第一の速度で該圧子を移動させ、
該基準位置に到達した後に該第一の速度よりも低速の第二の速度で該圧子を移動させる、
試験方法とする。
本発明の一態様によれば、基準厚みのシリコンチップを用いることなく、圧子と支持部の相対的な位置の検出が可能となり、手間と時間を削減できるとともに、基準厚みのシリコンチップを製作、準備するコストが削減され、測定後の廃棄も不要となる。
また、本発明の一態様によれば、圧子が試験片に到達する手前の基準位置までは、比較的速い第一の速度で移動することになり、強度の測定時間の短縮化が図られ、ひいては、スループットを向上させることができる。加えて、例えばSEMI規格では、試験片を押圧する際に圧子を移動させる速度を5mm/min以下とする規格があり、この規格に対応するように第二の速度を設定することで、規格に準じた試験を実施することができる。
試験装置を示す斜視図である。 支持ユニットについて示す斜視図である。 押圧ユニットについて示す斜視図である。 上部容器等の構成について示す図である。 コントローラの構成例について示す図である。 強度測定を行うためのフローチャートについて示す図である。 撮像画像について示す図である。 (A)は圧子の下方にチップが配置された状態について説明する図である。(B)は圧子の先端が規定位置に到達した状態を示す図である。(C)は圧子の先端が試験片に到達した状態を示す図である。(D)は試験片が押圧されて撓む状態を示す図である。(E)は試験片が破壊された状態を示す図である。
以下、図面を参照し、本発明の実施例について説明する。
図1に示すように、本発明の一実施形態に係る試験装置2は、直方体状に形成された箱型の下部容器(収容部)4を備える。下部容器4には、下部容器4の上面4a側で上方に向かって開口する直方体状の開口部4bが形成されている。この開口部4bの内部には、試験装置2によって強度が測定される試験片を支持する支持ユニット6が設けられている。
図2は、支持ユニット6を示す斜視図である。支持ユニット6は、試験片11を支持する一対の支持台8を備える。一対の支持台8はそれぞれ直方体状に形成され、一対の支持台8の間に隙間10が設けられるように互いに離隔された状態で配置されている。また、一対の支持台8は、その上面8aの長手方向が第1水平方向(Y軸方向、前後方向)に沿うように配置されている。この一対の支持台8上に、強度が測定される試験片11(チップ)が配置される。
一対の支持台8の上面8a側には、それぞれ、上面8aから上方に突出する凸条を成す支持部8bが形成されている。支持部8bは、例えばステンレス鋼材等の金属でなり、その長さ方向がY軸方向に沿うように隙間10に隣接して配置されている。一対の支持部8bは、隙間10を挟んで互いに離隔した状態で配置されており、試験片11の下面側を支持する。なお、図2では、上面が曲面状に形成された支持部8bが示されている。
また、一対の支持台8の上面8a側にはそれぞれ、支持部8bよりも柔軟な材質(ゴムスポンジ等)でなる板状の接触部材12が設けられている。一対の接触部材12は、平面視で矩形状に形成され、一対の支持部8bの両側に設けられている。即ち、接触部材12はそれぞれ支持部8bの隙間10とは反対側に配置されており、一対の支持部8bは一対の接触部材12の間に配置されている。
接触部材12の上面は、試験片11と接触して試験片11を支持する接触面12aを構成する。なお、接触部材12は、その接触面12aが支持部8bの上端よりも上方(例えば、支持部8bの上端から1mm程度上方)に配置されるように設けられている。そのため、試験片11を一対の支持台8上に配置すると、試験片11の下面側は支持部8bとは接触せず、接触部材12の接触面12aと接触する。
以上のように接触部材12を設けることで、試験片11が載置される際の支持部8bとの接触が防がれ、局所的な衝撃発生による試験片11のダメージ発生を防ぐことができ、また、試験片11がズレて擦れることで微細な損傷が生じることも防止できる。なお、接触部材12は省略することとしてもよい。
一対の支持台8の後方側には、一対の支持台8をそれぞれ第1水平方向と垂直な第2水平方向(X軸方向、左右方向)に沿って移動させる支持部移動機構14が設けられている。支持部移動機構14は、直方体状の支持構造16を備え、支持構造16の前面側(表面側)には一対のガイドレール18がX軸方向に沿って所定の間隔で固定されている。
一対のガイドレール18の間には、一対のガイドレール18と概ね平行に配置された一対のボールネジ20が設けられている。一対のボールネジ20の一端部にはそれぞれ、ボールネジ20を回転させるパルスモータ22が連結されている。
さらに、支持部移動機構14は、一対の支持台8の後面側にそれぞれ固定される一対の移動プレート24を備える。移動プレート24はそれぞれ、支持構造16の前面側に設けられた一対のガイドレール18にスライド可能に装着されている。
また、一対の移動プレート24の後面側(裏面側)にはそれぞれ、ナット部(不図示)が設けられている。一対の移動プレート24の一方に設けられたナット部は一対のボールネジ20の一方に螺合され、一対の移動プレート24の他方に設けられたナット部は一対のボールネジ20の他方に螺合されている。
パルスモータ22によってボールネジ20を回転させると、ボールネジ20に螺合された移動プレート24がガイドレール18に沿ってX軸方向に移動する。これにより、一対の支持台8それぞれのX軸方向における位置と、隙間10の幅とが制御される。
図1に示すように、下部容器4の上方には、押圧ユニット26が設けられている。押圧ユニット26は、支持ユニット6によって支持された試験片を押圧するとともに、試験片の押圧時に押圧ユニット26にかかる荷重を測定する。
図3は、押圧ユニット26を示す斜視図である。押圧ユニット26は、圧子移動ユニット40に接続された移動ユニット28を備える。移動ユニット28の下面側には、移動ユニット28の下面から下方に向かって配置された円筒状の第1支持部材30が接続されており、第1支持部材30の下端側には、ロードセル等でなる荷重計測器32が固定されている。
荷重計測器32の下側には、円筒状の第2支持部材34を介して挟持部材36が接続されている。挟持部材36は、正面視で略門型形状に形成されており、互いに対向する一対の挟持面36aを備える。この一対の挟持面36aの間には、支持ユニット6によって支持された試験片を押圧する圧子38が固定されている。
圧子38の先端(下端部)は、下方に向かって幅が狭くなる先細りの略V字形状に形成されている。即ち、圧子38の先端の両側面は鉛直方向に対して傾斜している。また、圧子38の先端(下端)は丸みを帯びた形状(R形状)に形成されている(図4参照)。ただし、圧子38の形状は上記に限定されない。
また、圧子38は、その下端がY軸方向に沿うように挟持部材36によって支持されている。これにより、圧子38の下端と、支持ユニット6が備える一対の支持部8b(図2参照)とは、互いに概ね平行に配置されるようにしている。この圧子38の下端が伸びる方向、即ち、図3におけるY軸方向が圧子38の奥行き方向として定義される。
図3に示すように、押圧ユニット26の後方側(裏面側)には、押圧ユニット26を鉛直方向(Z軸方向、上下方向)に沿って移動させる圧子移動ユニット40が設けられている。圧子移動ユニット40は、直方体状の支持構造42を備え、支持構造42の前面側(表面側)には一対のガイドレール44がZ軸方向に沿って所定の間隔で固定されている。
一対のガイドレール44の間には、一対のガイドレール44と概ね平行に配置されたボールネジ46が設けられている。ボールネジ46の一端部には、ボールネジ46を回転させるパルスモータ48が連結されている。
押圧ユニット26の移動ユニット28の後面側(裏面側)は、一対のガイドレール44にスライド可能に装着される。また、移動ユニット28の後面側には連結部28aが設けられており、この連結部28aはボールネジ46に螺合される。
パルスモータ48によってボールネジ46を回転させると、移動ユニット28がガイドレール44に沿ってZ軸方向に移動する。これにより、押圧ユニット26のZ軸方向における位置が制御される。そして、圧子移動ユニット40によって押圧ユニット26をZ軸方向に沿って移動させることにより、圧子38が支持ユニット6に対して相対的に接近及び離隔する。
移動ユニット28の連結部28aには、移動ユニット28のZ軸方向における高さ位置を検出するためのスケール読取部28bが設けられる。スケール読取部28bは、支持構造42側にZ軸方向に延在するスケールS(図7参照)の目盛を反射光にて読み取る光学式のものであり、移動ユニット28のZ軸方向における高さ位置を検出する。
また、図1に示すように、移動ユニット28の両側面には、板状に形成された一対の接続部材50が固定されている。接続部材50は、移動ユニット28の側面から下方に向かって設けられ、接続部材50の下端は挟持部材36の下端よりも下方に配置されている。
一対の接続部材50の下端部には、圧子38側に向かって突出する一対の上部容器支持部50aが形成されている。この一対の上部容器支持部50aの間には、圧子38の先端を覆う直方体状の上部容器52(カバー)が固定されている。上部容器52は、下部容器4の上方に配置されており、両側面が一対の上部容器支持部50aによって支持されている。
図4に示すように、上部容器52は、例えば透明な材質(ガラス、プラスチック等)でなり、箱型に形成されている。上部容器52には、上部容器52の下面52a(図1)側で下方に向かって開口する直方体状の開口部52bが形成されている。また、上部容器52の上面52c側には圧子挿入穴52dが形成されており、この圧子挿入穴52dには圧子38の先端が挿入され、圧子38の先端は上部容器52内に配置される。なお、図1では、上部容器52内に挿入された圧子38の一部を破線で表している。
図1に示すように、上部容器52は、下部容器4の開口部4bに挿入可能な大きさに形成されており、平面視で下部容器4の開口部4bの内側に配置されている。また、上部容器52の開口部52b(図4)は、支持ユニット6を収容可能な大きさに形成されている。そのため、圧子移動ユニット40によって押圧ユニット26を下方に移動させると、上部容器52が下部容器4の開口部4bに挿入され、支持ユニット6の上側が上部容器52によって覆われる。
図1に示すように、上部容器52の側壁52eには、気体供給管挿入穴52fが設けられている。図4に示すように、この気体供給管挿入穴52fには、圧子38の側面、及び、周囲に気体噴射してエアブローを行うための供給するための気体供給管56が挿通される。気体供給管56は可撓性のある樹脂製のチューブにて構成することができ、気体供給ユニット54のバルブ58を介して気体供給源60と接続される。
図1に示すように、下部容器4の底部には、下部容器4の開口部4bの底から下部容器4の下面(底面)4cに貫通する破片排出口4dが形成されている。この破片排出口4dには、下部容器4の内部に存在する試験片の破片を排出する破片排出ユニット62が接続されている。
図1に示すように、破片排出ユニット62は、試験片の破片を排出するための経路を構成する破片排出路64を備える。破片排出路64の一端側は破片排出口4dに接続され、破片排出路64の他端側はバルブ66を介して吸引源68に接続されている。
図1に示すように、破片排出路64中には、試験片の破片を回収する破片回収部70が設けられている。破片回収部70は、フィルター等によって構成されており、破片排出路64を通過する試験片の破片を捕獲する。バルブ66を開くと、下部容器4の開口部4bの内部に散乱する試験片の破片が破片排出口4dから吸引され、破片回収部70で回収される。
図1に示すように、下部容器4の後方側には撮像カメラ72が設けられており、下部容器4の前方側には撮像カメラ72に向かって光を照射する光源74が設けられている。撮像カメラ72及び光源74の位置は、支持ユニット6によって支持された試験片や圧子38の先端等を撮像カメラ72によって撮像可能となるように調整される。
光源74から光を照射しつつ撮像カメラ72で圧子38の先端を撮影することにより、試験片が圧子38で押圧されている様子や、圧子38の先端の状態(異物の付着の有無、欠けの有無等)を観察できる。ただし、撮像カメラ72による撮像が十分に明るい環境下で行われる場合には、光源74を省略してもよい。
図1に示すように、また、試験装置2を構成する各構成要素は、試験装置2の動作を制御するコントローラ200と接続されている。このコントローラ200により、支持部移動機構14、荷重計測器32、圧子移動ユニット40、気体供給ユニット54、破片排出ユニット62、撮像カメラ72、光源74等の動作が制御される。
図5に示すように、コントローラ200は、さらに、図2に示される圧子38と支持部8bの相対的な位置を検出するための相対位置検出部201、圧子38を上下に移動させる圧子移動ユニット40(図1)の動作制御をする圧子移動ユニット制御部202、一対の支持部8b(図2)を左右に移動させる支持部移動機構14(図2)の移動制御をする支持部移動制御部203、撮像カメラ72による圧子と支持部の撮像を制御する撮像カメラ制御部204、基準位置K(図7)を算出する基準位置算出部205、基準位置K(図7)を記憶する基準位置記憶部206、スケール読取部28b(図3)からの入力に基づき押圧ユニット26(移動ユニット28)の高さ方向位置を検出する押圧ユニット位置検出部207と、を有して構成される。
図5に示すように、コントローラ200には、各種情報が表示されとともに作業者に入力操作を可能とする表示モニタ302が接続される。表示モニタ302は、例えば、図1に示すように、タッチパネルにより構成することすることができる。なお、入力操作を行うための操作部が表示モニタと独立して設けられ、表示モニタには表示のみが行われることとしてもよい。
次に、図6に示すフローチャートに示されるように、圧子と支持部の相対的な位置を検出するとともに、強度測定を行う方法について説明する。
<撮像ステップS1>
図7に示すように、支持ユニットの支持部8bと圧子38の先端38aとを撮像カメラ72で撮像し撮像画像80を形成するステップである。
より具体的には、図5に示すように、コントローラ200の撮像カメラ制御部204が撮像カメラ72を起動し、図7に示すように、圧子38と一対の支持部8b,8bを含む領域を撮像して撮像画像80を取得する。この撮像画像80は、表示モニタ302(図1)に表示されることとしてもよい。なお、図7に示す撮像画像80において、左側の支持台8の上面に設置される接触部材12の図示は省略している。
<相対位置検出ステップS2>
図7に示すように、撮像画像80をもとに圧子38の先端38aと支持部8bとの相対的な位置(距離H1)を検出するステップである。
より具体的には、まず、図5に示すようにコントローラ200の相対位置検出部201が撮像画像80(図7)に基づき、圧子38の先端38a及び一対の支持部8b,8bの高さ位置を検出する。
ここで、図7に示すように、圧子38の先端38aの高さ位置L1は、例えば圧子38の最も低い点を検出することで規定される。
また、支持部8b,8bの位置は、例えば対向する支持部8b,8bの最も高い点を検出するとともに、検出された2つの点を結んだ仮想線の中点8cの高さ位置L2にて規定される。
そして、コントローラ200の相対位置検出部201は、撮像画像80に基づき、高さ位置L1,L2の距離H1を算出する。この距離H1を元にして試験片を破壊するために必要となる圧子の移動量を設定することが可能となる。
また、コントローラ200の相対位置検出部201は、押圧ユニット位置検出部207を参照し、図7に示すように、撮像画像80を形成した際(撮像時)の押圧ユニット26(移動ユニット28)の撮像高さ位置Z1(Z軸座標の値)を取得する。この押圧ユニット26の撮像高さ位置Z1と、圧子38の先端38aの高さ位置L1が関連付けられる。これにより、例えば、押圧ユニット26を撮像高さ位置Z1から距離H1だけ下降させた高さ位置Z2において、圧子38の先端38aが高さ位置L2に到達することになる。
<基準位置設定ステップS3>
圧子38の移動方向(図7に示すZ軸方向)において、支持部8bで支持される試験片11よりも上方の基準位置Kを設定するステップである。
この基準位置設定ステップS3は、少なくとも試験片破壊ステップS5を実施する前の任意の段階で実施されることができる。
基準位置Kを規定するために、まず、厚さTの仮想的な試験片11Aが規定され、支持部8bの高さ位置L2に厚さTを追加した試験片上面高さ位置L3が規定される。この試験片上面高さ位置L3に、余裕距離H2を加えた値(Z軸座標)が基準位置Kとして規定される。
基準位置Kを規定するための余裕距離H2は、試験片である半導体チップの厚さTのばらつきや、詳しくは後述するように圧子38の移動速度が第一の速度s1から第二の速度s2に減速するために必要な距離に基づいて設定される。また、図7の右側の支持台8に示すように、支持台8に接触部材12が配置される場合には、この接触部材12が支持部8bから突出する分だけ試験片上面高さ位置L3が上方にずれることになるため、接触部材12の突出量も考慮して余裕距離H2を定義することとしてもよい(なお、図7において左側の支持台8の上面に設置される接触部材12の図示は省略している。)
以上の基準位置Kの規定は、コントローラ200の基準位置算出部205により算出され、算出された基準位置Kは基準位置記憶部206に記憶され、適宜参照される。また、図7に示すように、圧子38の先端38aが基準位置Kに到達する際の押圧ユニット26の高さ位置ZKは、高さ位置Z2から仮想的な試験片11Aの厚さTと余裕距離H2だけ上にずれた位置に定義することができる。これら押圧ユニット26の高さ位置Z2や高さ位置ZKも基準位置算出部205により算出されるとともに基準位置記憶部206に記憶され、圧子移動ユニット制御部202(図5)によって適宜参照される。
なお、基準位置Kは、予め装置に入力された仮想的な試験片11Aの厚さTや余裕距離H2に基づいて、コントローラ200の基準位置算出部205が自動で算出することとする他、オペレーターが余裕距離H2を設定し、入力することで基準位置Kが設定され、基準位置記憶部206に記憶されることとしてもよい。余裕距離H2は、例えば、10−30μm程度とすることができる。
<支持ステップS4>
図2に示すように、支持部8bで試験片11を支持するステップである。
この支持ステップS4は、撮像ステップS1と相対位置検出ステップS2とを実施する前または後の任意の段階で実施されることができる。
<試験片破壊ステップS5>
図8(A)乃至(E)に示すように、支持部8bで支持された試験片11に対して圧子38を近接移動させ、圧子38で試験片11を押圧して破壊するとともに、試験片11が破壊された時の荷重計測器32(図3)の計測値を取得するステップである。なお、図8(A)乃至(E)では、接触部材12(図2)を省略した構成における例を示している。
まず、図8(A)及び(B)に示すように、圧子38は、先端38aが高さ位置L1(図7)から基準位置Kに到達するまでは、第一の速度s1で下降するように制御される。より具体的には、圧子移動ユニット制御部202(図5)はパルスモータ48(図3)の回転を制御し、第一の速度s1で押圧ユニット26を下降させる。
次いで、図8(B)及び(C)に示すように、圧子38の先端38aが基準位置Kに到達した際に圧子38の減速が開始され、圧子38の先端38aが試験片上面高さ位置L3に到達するまでに第二の速度s2まで減速される。より具体的には、図7に示すように、押圧ユニット位置検出部207により押圧ユニット26(移動ユニット28)が高さ位置ZKに到達したことが検出されると、圧子移動ユニット制御部202(図5)はパルスモータ48(図3)の回転を制御して第一の速度s1から第二の速度s2への減速を開始する。第二の速度s2までの減速は、圧子38の先端38aが基準位置Kから試験片上面高さ位置L3に至るまでの余裕距離H2の間において実現されればよい。
次いで、図8(C)に示すように、圧子38の速度が第二の速度s2となった状態において、圧子38の先端38aが試験片11に接触するとともに、図8(D)に示すようにそのまま第二の速度s2で下降が継続することで、図8(E)に示すように試験片11が破壊される。
以上のように、圧子38は先端38aが基準位置Kに到達するまでは、第一の速度s1で移動し、基準位置Kに到達した後に、第二の速度s2となるまで減速し、第二の速度s2を維持したまま下降を継続して試験片11を破壊する。
ここで、第一の速度s1は、例えば、10mm/sと設定される。この第一の速度s1は、圧子38の先端38aが試験片11に到達する前の速度であり、試験片11の種別などに関係なく設定することが可能である。したがって、可能な限り速い速度に設定することで、圧子の先端を短時間で基準位置Kに到達させることができ、強度測定に要する時間を短縮することができる。
第二の速度s2は、第一の速度よりも低速であり、例えば、0.08mm/sと設定される。この第二の速度s2は、測定方法や試験片の種別などにより適宜設定されるものである。また、例えば、SEMI規格では、圧子38を移動させる速度は5mm/min以下とする規格があり、第二の速度s2は、このような規格にも対応するように設定されることで、規格に準じた試験を実施することができる。
<抗折強度算出ステップS6>
以上の図8(A)乃至(E)の過程において、試験片11の破壊時に圧子にかかった荷重が測定される。具体的には、まず、図8(A)の状態から圧子38を第一の速度s1で基準位置Kまで移動させた後、図8(B)に示すように、圧子38を第二の速度s2で下降させ、図8(C)に示すように先端38aにて試験片11の上面を押圧する。この際に圧子38にかかる荷重(Z軸方向の力)が、荷重計測器32(図3)によって測定される。
図8(D)に示すように、圧子38が更に下降すると、試験片11が圧子38によって更に押圧され、試験片11を支持する接触部材12が変形するとともに試験片11が撓むとともに、試験片11を押圧する圧子38にかかる荷重が増大する。
図8(E)に示すように、圧子38が更に下降すると、試験片11がさらに撓んで試験片11が破壊される。試験片11が破壊されると、荷重計測器32(図3)によって測定される荷重が最大値からゼロに減少する。そのため、荷重計測器32によって測定された荷重の値の変化から、試験片11が破壊されたタイミングを検出できる。また、荷重計測器32によって測定された荷重の最大値が、試験片11の強度に対応する。
具体的には、圧子38にかかる荷重の最大値、一対の支持部8bの上端間の距離、試験片11の寸法に基づき、試験片11の抗折強度(曲げ応力値)が算出される。試験片11を押圧する圧子38にかかる荷重の最大値をW[N]、一対の支持部8bの上端間の距離をL[mm]、試験片11の幅(一対の支持部8bを結ぶ直線と垂直な方向(Y軸方向)における試験片11の長さ)をb[mm]、試験片11の厚さをh[mm]とすると、試験片11の抗折強度(曲げ応力値)σは、以下の式で表される。
抗折強度σ=3LW/2bh (式1)
(L:支点間距離mm、W:圧子荷重値N、b:試験片幅mm、h:試験片厚みmm)
以上の式1による抗折強度σの算出は、コントローラ200に算出部を設け自動で算出されることとするほか、測定された圧子荷重値Nが外部に出力されてオペレーターによって算出されることや、別の装置に設けたソフトウェアにより算出されることも可能である。
以上のようにして本発明を実施することができる。
即ち、図1乃至図8に示すように、
所定の間隔を有して配設され、試験片11の下面を支持する一対の支持部8bを有した支持ユニット6と、
支持ユニット6より上方且つ一対の支持部8bの間に配置された圧子38と、
一対の支持部8bで支持された試験片11に対して圧子38を相対的に近接移動させる圧子移動ユニット40と、
圧子38が一対の支持部8bで支持された試験片11を押圧する荷重を計測する荷重計測器32と、
少なくとも圧子移動ユニット40と撮像カメラ72とを制御するコントローラ200と、
支持部8bと圧子38の先端38aとを撮像し撮像画像80を形成する撮像カメラ72と、を備え、
コントローラ200は、圧子移動ユニット40による圧子38の移動方向における圧子38の先端38aと支持部8bとの相対的な位置を撮像画像80から検出する相対位置検出部201を備える、試験装置2とするものである。
これにより、基準厚みのシリコンチップを用いることなく、圧子38と支持部8bの相対的な位置(距離H1)の検出が可能となり、手間と時間を削減できるとともに、基準厚みのシリコンチップを製作、準備するコストが削減され、測定後の廃棄も不要となる。
また、図5乃至図8に示すように、
コントローラ200は、
圧子38の移動方向において、支持部8bで支持された試験片11よりも上方の基準位置Kを記憶する記憶部と、
支持部8bで支持された試験片11を圧子38で押圧する際に、圧子38の先端38aが基準位置Kに到達するまでは第一の速度s1で圧子38を移動させ、
基準位置Kに到達した後に第一の速度s1よりも低速の第二の速度s2で圧子38を移動させる圧子移動ユニット制御部202と、を更に含む、こととする。
これにより、圧子38が試験片11に到達する手前の基準位置Kまでは、比較的速い第一の速度s1で移動することになり、強度の測定時間の短縮化が図られ、ひいては、スループットを向上させることができる。加えて、例えばSEMI規格では、試験片を押圧する際に圧子を移動させる速度を5mm/min以下とする規格があり、この規格に対応するように第二の速度を設定することで、規格に準じた試験を実施することができる。
また、図5乃至図8に示すように、
支持ユニット6の支持部8bと圧子38の先端38aとを撮像カメラ72で撮像し撮像画像80を形成する撮像ステップS1と、
撮像画像80をもとに圧子38の先端38aと支持部8bとの相対的な位置(距離H1)を検出する相対位置検出ステップS2と、
撮像ステップS1と相対位置検出ステップS2とを実施する前または後に支持部8bで試験片11を支持する支持ステップS4と、
支持部8bで支持された試験片11に対して圧子38を近接移動させることで圧子38で試験片11を押圧して破壊するとともに試験片11が破壊された時の荷重計測器32の計測値を取得する試験片破壊ステップS5と、を備えた試験方法とするものである。
これにより、基準厚みのシリコンチップを用いることなく、圧子38と支持部8bの相対的な位置(距離H1)の検出が可能となり、手間と時間を削減できるとともに、基準厚みのシリコンチップを製作、準備するコストが削減され、測定後の廃棄も不要となる。
また、図5乃至図8に示すように、
少なくとも試験片破壊ステップS5を実施する前に、圧子38の移動方向において、支持部8bで支持される試験片11よりも上方の基準位置Kを設定する基準位置設定ステップS3を更に備え、
試験片破壊ステップS5では、圧子38の先端38aが基準位置Kに到達するまでは第一の速度s1で圧子38を移動させ、
基準位置Kに到達した後に第一の速度s1よりも低速の第二の速度s2で圧子38を移動させる、こととするものである。
これにより、圧子38が試験片11に到達する手前の基準位置Kまでは、比較的速い第一の速度s1で移動することになり、強度の測定時間の短縮化が図られ、ひいては、スループットを向上させることができる。加えて、例えばSEMI規格では、試験片を押圧する際に圧子を移動させる速度を5mm/min以下とする規格があり、この規格に対応するように第二の速度を設定することで、規格に準じた試験を実施することができる。
2 試験装置
6 支持ユニット
8 支持台
8a 上面
8b 支持部
8c 中点
11 試験片
11A 試験片
14 支持部移動機構
26 押圧ユニット
28 移動ユニット
32 荷重計測器
34 支持部材
38 圧子
38a 先端
40 圧子移動ユニット
72 撮像カメラ
80 撮像画像
200 コントローラ
201 相対位置検出部
202 圧子移動ユニット制御部
203 支持部移動制御部
204 撮像カメラ制御部
205 基準位置算出部
206 基準位置記憶部
302 表示モニタ
H1 距離
H2 余裕距離
K 基準位置
L1 高さ位置
L2 高さ位置
L3 高さ位置
S1 撮像ステップ
S2 相対位置検出ステップ
S3 基準位置設定ステップ
S4 支持ステップ
S5 試験片破壊ステップ
S6 抗折強度算出ステップ
s1 第一の速度
s2 第二の速度
T 厚さ

Claims (4)

  1. 所定の間隔を有して配設され、試験片の下面を支持する一対の支持部を有した支持ユニットと、
    該支持ユニットより上方且つ一対の該支持部の間に配置された圧子と、
    一対の該支持部で支持された試験片に対して該圧子を相対的に近接移動させる圧子移動ユニットと、
    該圧子が一対の該支持部で支持された試験片を押圧する荷重を計測する荷重計測器と、
    少なくとも該圧子移動ユニットと該撮像カメラとを制御するコントローラと、
    該支持部と該圧子の先端とを撮像し撮像画像を形成する撮像カメラと、を備え、
    該コントローラは、該圧子移動ユニットによる該圧子の移動方向における該圧子の先端と該支持部との相対的な位置を該撮像画像から検出する相対位置検出部を備える、試験装置。
  2. 該コントローラは、
    該圧子の該移動方向において、該支持部で支持された試験片よりも上方の基準位置を記憶する記憶部と、
    該支持部で支持された試験片を該圧子で押圧する際に、該圧子の先端が該基準位置に到達するまでは第一の速度で該圧子を移動させ、
    該基準位置に到達した後に該第一の速度よりも低速の第二の速度で該圧子を移動させる圧子移動ユニット制御部と、を更に含む、
    ことを特徴とする請求項1に記載の試験装置。
  3. 請求項1に記載の試験装置を用いた試験方法であって、
    該支持ユニットの支持部と該圧子の先端とを該撮像カメラで撮像し撮像画像を形成する撮像ステップと、
    該撮像画像をもとに該圧子の先端と該支持部との相対的な位置を検出する相対位置検出ステップと、
    該撮像ステップと該相対位置検出ステップとを実施する前または後に該支持部で試験片を支持する支持ステップと、
    該支持部で支持された試験片に対して該圧子を近接移動させることで該圧子で試験片を押圧して破壊するとともに試験片が破壊された時の荷重計測器の計測値を取得する試験片破壊ステップと、を備えた試験方法。
  4. 少なくとも該試験片破壊ステップを実施する前に、該圧子の該移動方向において、該支持部で支持される試験片よりも上方の基準位置を設定する基準位置設定ステップを更に備え、
    該試験片破壊ステップでは、該圧子の先端が該基準位置に到達するまでは第一の速度で該圧子を移動させ、
    該基準位置に到達した後に該第一の速度よりも低速の第二の速度で該圧子を移動させる、
    ことを特徴とする請求項3に記載の試験方法。
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