JP2021195669A - 衛生用マスク - Google Patents
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Abstract
【課題】マスクを装着した時の息苦しさや暑苦しさなどの不快感を排除するとともに、おしゃれに装着することが可能なデザイン性にも優れた衛生用マスクを提供する。【解決手段】マスク本体と、左右一対の支持紐と、支持紐とマスク本体とを着脱自在に接続する接続部材とからなる衛生用マスクであって、マスク本体は、装着者の鼻乃至口を覆う曲面形状からなり、一定の形状を保持するための硬性を有する材質で形成されるとともに、装着者の鼻を覆う鼻被覆部と、装着者の口を覆う口被覆部と、装着者の左右の頬を覆う頬被覆部と、を有しており、厚幅の隔間部材を、鼻被覆部の上端と、口被覆部の下端と、頬被覆部の左右の内壁面とに付設した構成である。【選択図】 図1
Description
本発明は、衛生用のマスクに関し、特に、装着時の息苦しさや暑苦しさなどの不快感を排除するとともに、おしゃれに装着することができるデザイン性の高い衛生用マスクに関する。
従来より、様々な工夫が施された衛生用のマスクが数多く開発されて使用されている。衛生用マスクは、ウィルス等に罹患したユーザが、くしゃみや咳をする際に、唾液を外部へ飛散放出することを抑制して、ウィルス等の感染の拡大を防ぐことが主な装着目的であり、一般ユーザが利用するガーゼ・不織布マスク等の家庭用マスクや、医療関係者が利用するサージカルマスクなど、様々なタイプのものが存在する。また、一般ユーザの多くが利用する家庭用マスクには、平型、プリーツ型、立体型など、あらゆる形状のマスクが存在している。
通常、マスクは、ユーザの鼻孔と口を覆うように使用されるため、装着時は息苦しさや暑苦しさを感じることが多い。特に、梅雨時期や夏季においては、その不快感が高まる傾向にあると考えられる。また、装着時に少しでもおしゃれにしたいと考えるユーザは多く、着色されたマスクや、柄が付されたマスクなどが好まれる傾向にある。
このような、マスクに係る技術として、例えば、特開2012−29990号公報が存在する。ここでは、マスク本体の主シート部の内側の下部に、伸縮性材料により形成された下部帯状体を設け、主シート部の内側の上部には、伸縮性材料により形成された上部帯状体を設けた構造のマスクが開示されている。この構成により、装着時のマスクの着用位置のずれを防止して、装着者の不快感を排除することが可能となる旨が開示されている。
この技術によると、確かに、上下の帯状体によってマスクのズレを防止することが可能となるが、マスク本体の内側面や幅広の帯状体がユーザの顔面に接触し、その面積が広くなるため、ズレが発生しないとしても、ユーザの装着感に大きな影響を与えるという問題点があった。また、デザイン性に優れたマスクということが出来ず、装着時に少しでもおしゃれにしたいと考えるユーザの要望に応答するマスクとは言えなかった。
また、特開2012−10974号公報では、被覆部と締め紐とからなり、被覆部の周縁部分には、顔面の顎部に当接可能な下縁部分が含まれ、下縁部分の一部には、下方から顎部に当接する顎当て用パッドが形成されたマスクの構造が開示されている。この構成とすることにより、マスクを着用したままで口を動かしたときに被覆部が上方へずれることを防止できる構造が開示されている。
この技術によれば、確かにマスクを着用した状態で口を動かしても被覆部が上方へずれないようにでき、装着感が増すことになるとも考えられるが、完全に鼻孔および口に覆い被さっているため、息苦しさや暑苦しさのような不快感を排除することが出来ないという問題点があった。更に、デザイン性に優れたマスクということもできないという問題点があった。
マスクは、装着時に適度に隙間があれば、新鮮な空気を取り入れたりできるため、不快感を軽減できる。また、顔面から浮かせた状態とすると、おしゃれなマスクのデザインとも考えられる。そこで、マスク装着時の息苦しさや暑苦しさなどを排除するとともに、おしゃれに装着することの可能なデザイン性の高い衛生用マスクの開発が望まれていた。
本発明は上記問題を解決するために、衛生用のマスクであって、特に、マスクを装着した時の息苦しさや暑苦しさなどの不快感を排除するとともに、おしゃれに装着することが可能なデザイン性にも優れた、使い捨てを考えない多数回繰り返して使用できる衛生用マスクを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために本発明に係る衛生用マスクは、装着者の鼻および口を覆うマスク本体と、該マスク本体の側縁部に接続される装着者の左右の耳に掛着するための左右一対の支持紐と、該支持紐と前記マスク本体とを着脱自在に接続する接続部材と、からなる衛生用マスクであって、前記マスク本体は、装着者の鼻乃至口を覆う曲面形状からなり、一定の形状を保持するための硬性を有する材質で形成されるとともに、装着者の鼻を覆う鼻被覆部と、装着者の口を覆う口被覆部と、装着者の左右の頬を覆う頬被覆部と、を有しており、前記鼻被覆部は、マスク本体の中央上端部から左右上端部へ向けて緩斜辺を形成する山型からなるとともに、前記口被覆部は、マスク本体の中央下端部から左右下端部へ向けて緩斜辺を形成する逆山型からなり、前記マスク本体は、マスク本体の内壁面と装着者の顔面が接触することを防止するため、装着者の鼻と顎と左右頬とに接してマスク本体と装着者の顔面の間に空隙を形成するためのリブとなる厚幅の隔間部材を、鼻被覆部の上端と、口被覆部の下端と、頬被覆部の左右の内壁面とに付設した構成である。
また、前記鼻被覆部は、中央上端部に上部切欠部が削設されるとともに、前記口被覆部は、中央下端部に下部切欠部が削設され、前記隔間部材は、前記上部切欠部および前記下部切欠部に嵌合固定される構成である。
また、前記接続部材は、前記支持紐を緊緩自在に保持する支持紐保持部と、前記マスク本体に回動・着脱自在に接続するマスク本体接続部と、からなり、前記マスク本体の頬被覆部の上下端に一対の前記マスク本体接続部が接続されるとともに、前記支持紐保持部が前記支持紐の両端部を保持して耳掛けループを形成する構成である。
また、前記支持紐保持部は、内部が中空からなる筒状の受部と、該受部の内部に挿入して係止可能な挟持部と、からなり、前記挟持部に前記支持紐を挿入した状態で、前記挟持部を前記受部に挿入することで、前記支持紐を支持紐保持部に固定するため、前記挟持部は、前記支持紐を挿入可能な中空の筒状からなり、内径を変更可能となるように側面に一本の切欠溝が削設されるとともに、該側面がなだらかなテーパー状に形成された構成である。
また、前記隔間部材は、柔軟性を有する材質からなる構成である。
更に、前記マスク本体および前記接続部材は、樹脂素材からなる構成でもある。
更に、前記マスク本体および前記接続部材は、樹脂素材からなる構成でもある。
本発明は、上記詳述した通りの構成であるので、以下のような効果がある。
1.マスク本体を硬性を有する材質で曲面形状に形成したため、顔の形状に沿って鼻孔および口を覆うことが可能となる。また、厚幅の隔間部材を鼻被覆部の上端、口被覆部の下端、および頬被覆部の左右の内壁面に付設したため、マスク本体の内壁面と装着者の顔面が接触せずに空間を形成することができ、ユーザの装着時の不快感を排除することが可能となる。また、マスク本体が口や鼻に直接触れることのない構造であるので、抵抗感なく複数回使用することが可能になる。
2.鼻被覆部と口被覆部にそれぞれ切欠部を削設し、該削設部に隔間部材を嵌設する構成としたため、隔間部材が安定し、マスク本体の内壁面と装着者の顔面との間に十分な空間を確保することが可能となる。これにより、装着時の清涼感が得られる。
1.マスク本体を硬性を有する材質で曲面形状に形成したため、顔の形状に沿って鼻孔および口を覆うことが可能となる。また、厚幅の隔間部材を鼻被覆部の上端、口被覆部の下端、および頬被覆部の左右の内壁面に付設したため、マスク本体の内壁面と装着者の顔面が接触せずに空間を形成することができ、ユーザの装着時の不快感を排除することが可能となる。また、マスク本体が口や鼻に直接触れることのない構造であるので、抵抗感なく複数回使用することが可能になる。
2.鼻被覆部と口被覆部にそれぞれ切欠部を削設し、該削設部に隔間部材を嵌設する構成としたため、隔間部材が安定し、マスク本体の内壁面と装着者の顔面との間に十分な空間を確保することが可能となる。これにより、装着時の清涼感が得られる。
3.接続部材にマスク本体接続部を設けたため、支持紐をマスク本体に着脱自在となり、紐の交換や接続位置の変更が可能となる。
4.支持紐保持部が支持紐を挟持する挟持部と該挟持部を挿入保持する受部とからなる構成としたため、支持紐の長さ調整が容易となる。
4.支持紐保持部が支持紐を挟持する挟持部と該挟持部を挿入保持する受部とからなる構成としたため、支持紐の長さ調整が容易となる。
5.隔間部材が柔軟性を有する材質からなる構成としたため、マスク装着時の違和感を軽減することが可能となる。
6.マスク本体を樹脂素材としたため、マスク本体の曲面形状を保持することが容易となる。
6.マスク本体を樹脂素材としたため、マスク本体の曲面形状を保持することが容易となる。
以下、本発明に係る衛生用マスクを、図面に示す実施例に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明に係る衛生用マスクの側面図であり、図2は、マスク本体の正面図である。図3は、マスク本体の平面図であり、図4は、接続部材の側面図である。
本発明の衛生用マスク1は、マスク本体100と、支持紐200と、接続部材300と、からなり、マスク本体100とユーザの顔との間に空隙を形成することで、装着時の息苦しさや暑苦しさなどの不快感を排除した、デザイン性の高い衛生用マスクである。
マスク本体100は、図1に示すように、本発明に係る衛生用マスク1のユーザである装着者の鼻および口を直接触れることなく覆うマスクの本体部分であり、本実施例では、装着者の鼻および口を同時に覆うことが可能な大きさで構成されている。また、支持紐200は、マスク本体100を装着者が装着するための左右一対の紐状部材であり、マスク本体100の側縁部100L・100Rに接続される。これにより、支持紐200は、装着者の左右の耳に掛着されて、マスク本体100が装着者の顔に装着される。また、接続部材300は、マスク本体100に支持紐200を着脱自在に接続するための接続部品である。
マスク本体100は、本実施例では、図1乃至図3に示すように、曲面形状からなり、装着者の鼻乃至口を直接触れることなく覆う形状で構成される。また、装着者の鼻乃至口を覆うとともに、マスク本体100の内面と装着者の顔面との間に一定の距離からなる空隙を設けるため、口や鼻に接触することがなく、かつ、一定の形状を保持するための硬性を有する材質で形成される。
また、マスク本体100は、装着者の鼻を覆う鼻被覆部110と、装着者の口を覆う口被覆部120と、装着者の左右の頬を覆う頬被覆部130とを有する構成である。
鼻被覆部110は、図1および図2に示すように、マスク本体100の中央上端部100Tから左右上端部へ向けて緩斜辺を形成する山型からなる構成である。また、口被覆部120は、マスク本体の中央下端部100Bから左右下端部へ向けて緩斜辺を形成する逆山型からなる構成である。
マスク本体100は、複数の隔間部材140が設置される。隔間部材140は、装着者の鼻梁と顎と左右頬とに接して、マスク本体100と装着者の顔面の間に空隙を形成するためのリブとなる部材であり、図1乃至図3に示すように、厚幅の隔間部材140が、鼻被覆部110の上端と、口被覆部120の下端と、頬被覆部130の左右の内壁面とに付設される構成である。この構成とすることにより、マスク本体100の内壁面と装着者の顔面との間に空間を形成することができ、マスク本体100が顔面の特に鼻の穴や口に接触することを防止して、ユーザの装着時の呼吸の不快感を排除することが可能となる。
鼻被覆部110は、本実施例では、図1乃至図3に示すように、中央上端部100Tに上部切欠部112が削設される。また、口被覆部120は、本実施例では、図1および図2に示すように、中央下端部100Bに下部切欠部122が削設される。
また、間隔部材140は、図1乃至図3に示すように、鼻被覆部110に削設された上部切欠部112と、口被覆部120に削設された下部切欠部122とに、それぞれ嵌合固定される構成である。この構成とすることにより、隔間部材140を安定してマスク本体100に固定することが可能となり、マスク本体100の内壁面と、装着者の顔面の鼻・口との間に接触しない十分な空間を確保することが可能となった。また、隔間部材140の交換が可能となり、多数回繰り返し使用することのできる衛生的なマスクを提供することが可能となった。
接続部材300は、支持紐200をマスク本体100に着脱自在に接続するための部材であり、図4に示すように、支持紐保持部310と、マスク本体接続部320と、からなる。支持紐保持部310は、支持紐200を緊緩自在に保持するための部材であり、左右一対の支持紐200の各々両端が支持紐保持部310の筒状空洞内に挿入保持される構成である。また、マスク本体接続部320は、接続部材300をマスク本体100に回動・着脱自在に接続するための部材であり、マスク本体100の左右に各々上下2つずつ接続される。
詳細には、図1に示すように、マスク本体接続部320は、マスク本体100の左右の頬被覆部130の上下端に各々接続される。また、支持紐保持部310は、支持紐200の両端部210a・210bを保持する。これにより、支持紐200は、マスク本体100に接続され、左右に一対の耳掛けループが形成される。この構成とすることにより、支持紐200をマスク本体100に着脱自在に接続することが可能となり、支持紐200の交換や接続位置の変更が可能となった。
次に、支持紐保持部310により支持紐200を着脱自在に固定する構造について説明する。支持紐保持部310は、本実施例では、図4に示すように、受部312と、挟持部314とからなる構成である。受部312は、内部が中空の筒状からなり、挟持部314は、受部312の中空筒状の内部に挿入して係止可能な構成である。
挟持部314は、支持紐200を挿入可能な中空の筒状からなる。挟持部314は、図4に示すように、側面に一本の切欠溝316が削設されている。この構成により、挟持部314がバネのような動きをして中空筒状の内径を変更することが可能となる。なお、この切欠溝316は、本実施例では、挟持部314の側面の両端部に渡って分断するように削設されているが、これに限定されることはなく、ダイアフラムスプリングのように、複数の切欠を平行に削設する構成としてもよい。
挟持部314は、更に、図4に示すように、外側面がなだらかなテーパー状に形成されている。支持紐200は、受部312の中空筒状を介して、テーパー状の幅狭の側の開口から中空筒状の内部へ挿入する。この構成とすることにより、挟持部314に支持紐200を挿入した状態で、テーパー状の幅狭側から挟持部314を受部312に挿入することで、挟持部314の中空筒状の内径が狭まり、支持紐200を支持紐保持部310に挟持固定することが可能となる。なお、支持紐200を、このテーパー状の幅広の側の開口から中空筒状の内部へ挿入して挟持部314を受部312に挿入する構成としてもよい。
本実施例では、図4に示すように、挟持部314のテーパー状の幅狭側端部が若干幅広に形成されている。この形状とすることにより、挟持部314を受部312に挿入した際に該幅広部分がストッパーとなり、挟持部314を受部312から脱落せずに固定されることとなる。すなわち、接続部300をクリップとして、支持紐200を着脱自在とすることが可能となり、支持紐の交換や顔の大きさに合わせた長さ調整を容易に行うことが可能となった。
隔間部材140は、本実施例では、柔軟性を有する材質からなる構成である。この構成とすることにより、マスク装着時の装着者の違和感や息苦しさを軽減することが可能となった。
また、マスク本体100および接続部材300は、本実施例では、樹脂素材からなる構成である。この構成とすることにより、マスク本体100の曲面形状を保持することが容易となるとともに、接続部材300の強度を確保することが可能となった。また、複数回の使用にも対応することが可能となった。
1 衛生用マスク
100 マスク本体
100L 側縁部
100R 側縁部
100T 中央上端部
100B 中央下端部
110 鼻被覆部
112 上部切欠部
120 口被覆部
122 下部切欠部
130 頬被覆部
140 隔間部材
200 支持紐
210a 端部
210b 端部
300 接続部材
310 支持紐保持部
312 受部
314 挟持部
316 切欠溝
320 マスク本体接続部
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312 受部
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320 マスク本体接続部
Claims (6)
- 装着者の鼻および口を覆うマスク本体(100)と、該マスク本体の側縁部(100L,100R)に接続される装着者の左右の耳に掛着するための左右一対の支持紐(200)と、該支持紐と前記マスク本体とを着脱自在に接続する接続部材(300)と、からなる衛生用マスク(1)において、
前記マスク本体(100)は、装着者の鼻乃至口を覆う曲面形状からなり、一定の形状を保持するための硬性を有する材質で形成されるとともに、装着者の鼻を覆う鼻被覆部(110)と、装着者の口を覆う口被覆部(120)と、装着者の左右の頬を覆う頬被覆部(130)と、を有しており、
前記鼻被覆部(110)は、マスク本体の中央上端部(100T)から左右上端部へ向けて緩斜辺を形成する山型からなるとともに、前記口被覆部(120)は、マスク本体の中央下端部(100B)から左右下端部へ向けて緩斜辺を形成する逆山型からなり、
前記マスク本体(100)は、マスク本体の内壁面と装着者の顔面が接触することを防止するため、装着者の鼻と顎と左右頬とに接してマスク本体と装着者の顔面の間に空隙を形成するためのリブとなる厚幅の隔間部材(140)を、鼻被覆部(110)の上端と、口被覆部(120)の下端と、頬被覆部(130)の左右の内壁面とに付設したことを特徴とする衛生用マスク。 - 前記鼻被覆部(110)は、中央上端部(100T)に上部切欠部(112)が削設されるとともに、前記口被覆部(120)は、中央下端部(100B)に下部切欠部(122)が削設され、
前記隔間部材(140)は、前記上部切欠部(112)および前記下部切欠部(122)に嵌合固定されることを特徴とする請求項1に記載の衛生用マスク。 - 前記接続部材(300)は、前記支持紐(200)を緊緩自在に保持する支持紐保持部(310)と、前記マスク本体(100)に回動・着脱自在に接続するマスク本体接続部(320)と、からなり、
前記マスク本体の頬被覆部(130)の上下端に一対の前記マスク本体接続部(320)が接続されるとともに、前記支持紐保持部(310)が前記支持紐(200)の両端部(210a,210b)を保持して耳掛けループを形成することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の衛生用マスク。 - 前記支持紐保持部(310)は、内部が中空からなる筒状の受部(312)と、該受部の内部に挿入して係止可能な挟持部(314)と、からなり、
前記挟持部(314)に前記支持紐(200)を挿入した状態で、前記挟持部(314)を前記受部(312)に挿入することで、前記支持紐(200)を支持紐保持部(310)に固定するため、
前記挟持部(314)は、前記支持紐(200)を挿入可能な中空の筒状からなり、内径を変更可能となるように側面に一本の切欠溝(316)が削設されるとともに、外側面がなだらかなテーパー状に形成されたことを特徴とする請求項3に記載の衛生用マスク。 - 前記隔間部材(140)は、柔軟性を有する材質からなることを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れかに記載の衛生用マスク。
- 前記マスク本体(100)および前記接続部材(300)は、樹脂素材からなることを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れかに記載の衛生用マスク。
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