JP2021195624A - マスク - Google Patents

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能弘 羅山
Yoshihiro Rayama
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【課題】被検者の鼻腔や咽頭から検体を採取する際に、被検者からの飛沫の飛散を抑制することができるマスクを提供する。【解決手段】マスクは、被検者の少なくとも鼻及び口を被覆可能な立体形状を有し、鼻腔又は口腔に挿入して検体を採取するための検体採取具を挿通可能な少なくとも1つの第1の開口が設けられたマスク本体と、マスク本体の表側において上記少なくとも1つの第1の開口を被覆可能な立体形状を有し、検体採取具を挿通可能な第2の開口が設けられたカバーと、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、マスクに関する。
PCR検査や抗原検査などウィルス感染の有無を調べる検査においては、被検者の鼻腔又は咽頭に綿棒を挿入し、粘膜を拭うことにより得られる拭い液が検体として用いられる。この際、検体を採取する医療従事者は、マスクやフェースシールドを着用することにより、自身への感染を防御する(例えば、特許文献1参照)。
また、被検者にマスクを装着させて、装着者が伝染病に感染しているか否かを確認する方法も提案されている(特許文献3参照)。
特表2003−527133号公報 特表2002−506663号公報 特表2010−516298号公報
鼻腔に綿棒を挿入されると、くしゃみが出易くなる被検者は多い。また、咽頭に綿棒を挿入されることにより咳き込む被検者もいる。しかしながら、検体を採取している最中に被検者がくしゃみや咳をすると、大量の飛沫が周囲に飛散し、医療従事者にはもちろん、周囲の備品等に付着することになる。それにより、医療従事者に感染リスクが生じると共に、医療従事者が装着するマスクやフェースシールドの表面に付着した飛沫や、周囲の備品の付着した飛沫により、さらに感染が広がるおそれもある。
本発明は上記に鑑みてなされたものであって、被検者の鼻腔や咽頭から検体を採取する際に、被検者からの飛沫の飛散を抑制することができるマスクを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の一態様であるマスクは、被検者の少なくとも鼻及び口を被覆可能な立体形状を有し、鼻腔又は口腔に挿入して検体を採取するための検体採取具を挿通可能な少なくとも1つの第1の開口が設けられたマスク本体と、前記マスク本体の表側において前記少なくとも1つの第1の開口を被覆可能な立体形状を有し、前記検体採取具を挿通可能な第2の開口が設けられたカバーと、を備えるものである。
上記マスクにおいて、前記マスク本体は、周縁部に対して隆起した凸部を有し、前記少なくとも第1の開口は、前記凸部に設けられていても良い。
上記マスクにおいて、前記マスク本体及び前記カバーの少なくとも一部又は全部は、透明な部材によって形成されていても良い。
上記マスクは、前記マスク本体に取り付けられた耳掛けをさらに備えても良い。
本発明の別の態様であるマスクは、被検者の少なくとも鼻及び口を被覆可能な立体形状を有し、鼻腔又は口腔に挿入して検体を採取するための検体採取具を挿通可能な開口が設けられたマスク本体と、前記マスク本体の内側に配置されて前記開口を閉塞すると共に、前記マスク本体の外側から受ける力に応じて隙間を生じるフィルムと、を備えるものである。
本発明によれば、被検者の鼻腔や咽頭から検体を採取する際に、被検者からの飛沫の飛散を抑制することが可能となる。
本発明の第1の実施形態に係るマスクを示す斜視図である。 図1に示すマスク本体の正面図である。 図1のA−A断面図である。 図1のB−B断面図である。 本発明の第1の実施形態に係るマスクの使用方法を説明するための模式図である。 本発明の第1の実施形態に係るマスクの使用方法を説明するための模式図である。 本発明の第2の実施形態に係るマスクを示す正面図である。 図7のC−C断面図である。 本発明の第2の実施形態に係るマスクの使用方法を説明するための模式図である。
以下、本発明の実施の形態に係るマスクについて、図面を参照しながら説明する。なお、これらの実施の形態によって本発明が限定されるものではない。また、各図面の記載において、同一部分には同一の符号を付して示している。
以下の説明において参照する図面は、本発明の内容を理解し得る程度に形状、大きさ、及び位置関係を概略的に示しているに過ぎない。即ち、本発明は各図で例示された形状、大きさ、及び位置関係のみに限定されるものではない。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係るマスクを示す斜視図である。図1に示すように、本実施形態に係るマスク1は、被検者の少なくとも鼻及び口を被覆可能な立体形状を有するマスク本体2と、マスク本体2の表側に配置されるカバー3とを備える。マスク1には、鼻腔又は口腔に挿入して検体を採取するための検体採取具を挿通可能な少なくとも1つ(図1においては4つ)の開口24が設けられている。
図2は、図1に示すマスク本体2の正面図である。図3は、図1のA−A断面図である。図2及び図3に示すように、マスク本体2は、周縁部20に対して盛り上がっている隆起部21を有し、この隆起部21に少なくとも1つの開口24が設けられている。本実施形態において、隆起部21は、口周りから顎にかけての領域を覆う第1隆起部22と、鼻を覆う第2隆起部23とを含む。もっとも、隆起部21の形状は、被検者の口及び鼻を覆うことができれば特に限定されない。
本実施形態において、開口24は第1隆起部22に設けられている。開口24は、被検者の呼吸をしやすくするため、及び、被検者の鼻又は口から検体を採取する綿棒等の検体採取具を挿通させるために設けられている。開口24の数及び形状は特に限定されず、本実施形態においては、第1隆起部22の概ね中央部に1つ、該中央部よりも上方の左右にそれぞれ1つ、及び、該中央部よりも下方の左右にそれぞれ1つの計5つの開口24が設けられている。後述するように、カバー3及びマスク本体2を介した検体採取具による検体の採取を容易にするため、開口24の大きさは、後述するカバー3の開口31よりも大きくすることが好ましい。
また、マスク本体2に対し、紐やゴム等の耳掛けを挿通させる孔を設けても良い。或いは、マスク本体2に、耳掛けを取り付けるための突起部を設けても良い。若しくは、マスク本体2に対し、耳掛けを一体的に設けても良い。
さらに、マスク本体2の周縁部20が被検者の肌に面で接するように、周縁部20の端部を平面状に成形しても良いし、湾曲させても良い。
図4は、図1のB−B断面図である。図4に示すように、カバー3は、マスク本体2に設けられた少なくとも1つ(図2においては5つ)の開口24を被覆可能な立体形状を有している。本実施形態においては、カバー3を球冠形状としているが、カバー3の形状はこれに限定されず、例えば、円錐面状、楕円球の表面形状、四角柱や三角柱などの多角柱の表面で一方の底面がない形状、四角錐や三角錐などの多角錐の表面で底面がない形状等であっても良い。要は、マスク本体2の表側において開口24を被覆できれば良い。
カバー3には、検体採取具が挿通可能な開口31が形成されている。本実施形態においては、開口をカバー3のほぼ中央部に設けているが、開口31の位置はこれに限定されず、中央部からずれていても良い。また、開口31の大きさは、検体採取具が挿通可能であれば特に限定されないが、開口31からの飛沫の漏れを抑制するためには、検体採取具の径に近づけることが好ましい。
このようなマスク本体2及びカバー3の材料は特に限定されず、樹脂材料、紙、セロハン、金属、或いはこれらの組み合わせなど、様々な材料を用いることができる。強度や飛沫の通過防止、取り扱い容易性等の観点からは、樹脂材料を用いることが好ましい。マスク本体2及びカバー3の製造方法は特に限定されず、樹脂材料を用いる場合、例えば、真空成型法や射出成型法などを採用することができる。真空成形法を用いる場合には、薄くて軽いマスク本体2及びカバー3を容易に量産することができる。
マスク本体2及びカバー3は、一部又は全体が透明であることが好ましい。例えば、少なくともマスク本体2の開口24が設けられた面及びカバー3を透明な部材で形成することにより、検体採取具をマスク本体2の開口24に容易に挿通させることができる。
図5及び図6は、マスク1の使用方法を説明するための模式図である。PCR検査や抗原検査等のウィルス検査の検体を採取する際には、まず、図5に示すように、被検者5の口及び鼻に被せるように、マスク本体2を被検者5に装着させる。この際、周縁部20を被検者の肌に接触させ、できるだけ隙間をなくすことが好ましい。他方、カバー3の開口31には綿棒等の検体採取具4を挿通させておく。次に、図6に示すように、カバー3をマスク本体2の表側に重ねるように近づけ、検体採取具4をマスク本体2の開口24に挿通させる。開口24が複数設けられている場合には、検体を採取する部位(右又は左の鼻腔、口腔など)に応じて、検体採取具4を挿通させる開口24を適宜選択すれば良い。そして、検体採取具4を被検者の鼻腔又は口腔に挿入して検体を採取する。その後、検体採取具4をカバー3ごとマスク本体2から外し、さらに、検体採取具4をカバー3から取り外して検査に供する。使用済みのマスク本体2及びカバー3はそのまま廃棄する。
以上説明した本実施形態に係るマスク1によれば、マスク本体2によって被検者の鼻及び口を被覆した状態で、被検者の鼻腔又は口腔から検体を採取することができる。また、検体採取中に被検者が咳やくしゃみをした場合であっても、飛沫はほぼマスク本体2の内部に留まり、開口24から漏れ出した飛沫もカバー3の内側に留まる。従って、被検者からの飛沫の飛散を抑制することが可能となる。
また、本実施形態に係るマスク1を、樹脂材料を用いた真空成形法により作製する場合には、薄くて軽いマスク本体2及びカバー3を容易に量産することができる。従って、製造コストを低減することが可能となり、使い捨てにも適したものとなる。
(第2の実施形態)
図7は、本発明の第2の実施形態に係るマスクを示す正面図である。図8は、図7のC−C断面図である。図7及び図8に示すように、本実施形態に係るマスク6は、被検者の少なくとも鼻及び口を被覆可能な立体形状を有するマスク本体60と、マスク本体60の内側に貼着された複数(図7においては2つ)のフィルム62,63とを備える。
マスク本体60の立体形状は、図1〜図3に示すマスク本体2と同様であるが、本実施形態においては、図2に示す1つ以上の開口24の代わりに、検体採取具が挿通可能な1つの開口61が設けられている。マスク本体60は、マスク本体2と同様、好ましくは樹脂材料により作製され、好ましくは少なくとも一部又は全部が透明な部材により形成される。
フィルム62,63は、例えばセロハン等の透明な膜体であり、互いに一部が重なるようにマスク本体60の内側に配置され、開口61の周囲においてマスク本体60に貼着されている。これにより、開口がフィルム62,63によって閉塞される。また、フィルム62,63は、マスク本体60の外側から力を受けた場合にマスク本体60の内側に向かって変形し、僅かな隙間を生じるが、マスク本体60の内側から力を受けた場合には閉塞状態を維持する弁として機能する。
図9は、マスク6の使用方法を説明するための模式図である。検体を採取する際には、図9に示すように、検体採取具4を開口61の外側からフィルム62,63の隙間を通すようにして、マスク本体60の内側に差し入れる。そして、この状態で、マスク本体60を被検者の口及び鼻に被せ、検体採取具4を被検者の鼻腔又は口腔に挿入して検体を採取する。その後、検体採取具4をマスク6ごと被検者から外し、さらに、検体採取具4をマスク6から取り外して検査に供する。使用済みのマスク6はそのまま廃棄する。
以上説明した本実施形態に係るマスク6によれば、マスク6によって被検者の鼻及び口を被覆した状態で、被検者の鼻腔又は口腔から検体を採取することができる。そのため、検体採取中に被検者が咳やくしゃみをした場合であっても、飛沫はほぼマスク6の内部に留まる。従って、被検者からの飛沫の飛散を抑制することが可能となる。また、マスク6を装着中に被検者が咳やくしゃみをした場合であっても、フィルム62,63によって開口61が閉塞されるので、飛沫の漏れを抑制することができる。
本発明は、以上説明した第1及び第2の実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、他の様々な形で実施することができる。例えば、上記第1及び第2の実施形態に示した全構成要素からいくつかの構成要素を除外して形成しても良いし、上記第1及び第2の実施形態に示した構成要素を適宜組み合わせて形成しても良い。
1・6…マスク、2・60…マスク本体、3…カバー、4…検体採取具、5…被検者、20…周縁部、21…隆起部、22…第1隆起部、23…第2隆起部、24・31・61…開口、62…フィルム

Claims (5)

  1. 被検者の少なくとも鼻及び口を被覆可能な立体形状を有し、鼻腔又は口腔に挿入して検体を採取するための検体採取具を挿通可能な少なくとも1つの第1の開口が設けられたマスク本体と、
    前記マスク本体の表側において前記少なくとも1つの第1の開口を被覆可能な立体形状を有し、前記検体採取具を挿通可能な第2の開口が設けられたカバーと、
    を備えるマスク。
  2. 前記マスク本体は、周縁部に対して隆起した凸部を有し、
    前記少なくとも第1の開口は、前記凸部に設けられている、請求項1に記載のマスク。
  3. 前記マスク本体及び前記カバーの少なくとも一部又は全部は、透明な部材によって形成されている、請求項1又は2に記載のマスク。
  4. 前記マスク本体に取り付けられた耳掛けをさらに備える請求項1〜3のいずれか1項に記載のマスク。
  5. 被検者の少なくとも鼻及び口を被覆可能な立体形状を有し、鼻腔又は口腔に挿入して検体を採取するための検体採取具を挿通可能な開口が設けられたマスク本体と、
    前記マスク本体の内側に配置されて前記開口を閉塞すると共に、前記マスク本体の外側から受ける力に応じて隙間を生じるフィルムと、
    を備えるマスク。
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