JP2021195165A - 飲料容器の栓体 - Google Patents

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【課題】ワンタッチで蓋を開けてそのまま飲料を飲める飲料容器において、栓体を外さずとも飲料を供給できるようにする。【解決手段】容器本体12の上端開口21に着脱可能に取り付けられ、上に向けて開口する飲み口部33を有するとともに、飲み口部33の内底面に容器本体12内の飲料を流出させる流出口34を有し、流出口34を閉塞する片開き状の蓋体35と、蓋体35を閉止するロック機構36を備えた飲料容器11の栓体13において、飲み口部33の上端縁33aを平面視円形で且つ水平に形成する。また飲み口部33の内面33bは椀状に湾曲する曲面で構成する。流出口34は平面視円形の輪郭を有する穴のみで構成し、流出口34の直径を、飲み口部33の上端縁の内径の0.4倍以上とする。そのうえ、飲み口部33の上端縁33aから流出口34までの高さを飲み口部33の上端縁33aの内径の0.5倍以上にする。【選択図】図1

Description

この発明は、ワンタッチで開放可能な蓋体を備えた飲料容器の栓体に関する。
前述のような飲料容器としては、例えば下記特許文献1に開示されたものがある。
特許文献1の飲料容器は、容器本体の上端開口に着脱可能に取り付けられる栓体を有しており、栓体は、上に向けて開口する飲み口部を有し、飲み口部の内底面に容器本体内の飲料を流出させる流出口を有している。また栓体は、流出口を閉塞する片開き状の蓋体と、蓋体を閉止するロック機構を備えている。ロック機構は、開蓋のためのスイッチを押すと係止が外れて付勢力によって蓋体が開き、付勢力に抗して蓋体を閉じると係止がなされて蓋体を閉じた状態に維持できる構造である。
蓋が開くと飲み口部が露出するので、必要に応じて簡易迅速に飲料を飲むことができる。
飲みやすさを向上するため、特許文献1の飲料容器では、飲み口部の飲み口領域を広げた構成を採用している。すなわち、飲み口部を蓋体の軸支部を除く周方向の略全体に設けるとともに、飲み口部の開口部略中心に位置して飲料注出口(流出口)を設けている。また、飲み口部の口縁部は高さが全体に亘って略同一に形成されている。
特開2012−121614号公報
前述のように飲料を飲むときにはワンタッチで開蓋して飲み口部を露出させるので、操作性がよく飲料を簡単に飲めるが、容器本体に飲料を供給する際には、栓体を外さなければならない。特に、給茶機やウォーターサーバなどのような飲料供給装置から飲料を供給する場合には、外した栓体を置くところがないのが通常であって、外した栓体を片手に持ったまま供給操作をしなければならない。
また、栓体を付けたまま飲み口部から給液しようとすると、飲み口部の内底面の流出口は飲み口部の内径に比してかなり小さいので、流出口に飲料を流下させる際に、流出口の縁や飲み口部の内面に飲料が当たってしまう。飲み口部に対して注ぐ飲料の流量を制限して(飲料の流れを細くして)狙いを定められれば、飲料供給はできるが、飲料供給装置から供給する場合には流量をコントロールできない。このため、流出口における流下する飲料と内部から排出させる空気の交換が円滑に行われない。この結果、供給する飲料の量のほうが流出口から容器本体内に流下する量よりも多くなり、ボコボコと音を立てるような状態になって、供給した飲料が飲み口部から溢れてしまう。
そこで、この発明は、栓体を外さずとも給液できるようにすることを主な目的とする。
そのための手段は、容器本体の上端開口に着脱可能に取り付けられ、上に向けて開口する飲み口部を有するとともに、前記飲み口部の内底面に前記容器本体内の飲料を流出させる流出口を有し、前記流出口を閉塞する片開き状の蓋体と、前記蓋体を閉止するロック機構を備えた飲料容器の栓体であって、前記飲み口部の上端縁が、平面視円形で且つ水平に形成され、前記飲み口部の内面が、椀状に湾曲する曲面で構成され、前記流出口が平面視円形の輪郭を有する穴で構成され、前記流出口の直径が、前記飲み口部の上端縁の内径の0.4倍以上であり、前記飲み口部の上端縁から前記流出口までの高さが前記飲み口部の上端縁の内径の0.5倍以上である、飲料容器の栓体である。
この構成では、人手によって容器や水道などから飲み口部に対して飲料を供給する場合、飲み口部の上端縁の大きさ(内径)に合わせて注ぐ流体の細さや流量がコントロールされるところ、流出口は、飲み口部の上端縁の内径の0.4倍以上と大きい。しかも、流出口の輪郭は円形であり、流出口を塞ぐような部位はない。このため、流出口を通して流下する飲料の流量を確保できる。しかも、飲み口部の上端縁は平面視円形で且つ水平であるとともに、内面が椀状に湾曲しているので、流れに偏りを生じさせず、流出口からの流下を促進する。また、飲み口部の上端縁から流出口までの高さは飲み口部の上端縁の内径の0.5倍以上と高い。つまり深い。このため、従来ならば流下不足を生じて溢れるような場合でも、流出口の大きさと飲み口部の上端縁が水平であることと相まって受け入れ可能な量が高まる。
この発明によれば、栓体は大きな流出口と椀状の深い飲み口部を有しているので、栓体を外さずとも給液できる。特に、流出口の直径や飲み口部の上端縁の内径を飲料供給装置の給液管を基準に設定すれば、従来できなかった給茶機などの飲料供給装置からの飲料供給を行うことができるようになる。
蓋を開けた状態の飲料容器の一部断面側面図。 蓋を開けた状態の飲料容器の斜視図。 蓋を開けた状態の飲料容器の平面図。 図3のB−B切断部における一部断面正面。 栓体の断面図。 飲み口部の形状を示す説明図。 飲み口部の形状を示す説明図。 作用状態の説明図。 作用状態の説明図。
この発明を実施するための一形態を、以下図面を用いて説明する。
図1に飲料容器11の断面図を、図2にその斜視図、図3にその平面図を示す。これらの図に示すように、飲料容器11は有底筒状の容器本体12と、容器本体12の上端開口21に着脱可能に取り付けられる栓体13で構成されている。
容器本体12は、金属製の真空二重瓶からなるものを例示したが、その他の容器で構成してもよい。容器本体12の上端部の外周面には、栓体13を取り付けるための雄ねじ22が形成されている。
栓体13は、まず概略構成を説明すると、容器本体12の上端部に被さる被着部31を有し、被着部31の内周面には容器本体12の雄ねじ22に螺合する雌ねじ32が形成されている。被着部31における雌ねじ32よりも内周側には、上に向けて開口する飲み口部33が形成されている。飲み口部33は内底面に容器本体12内の飲料を流出させる流出口34を有している。また栓体13は、流出口34を閉塞する片開き状の蓋体35と、蓋体35を閉止するロック機構36を備えている。
蓋体35は、被着部31の上端部における周方向の一部に設けられた枢着部37に枢着されており、ばねによって開く方向に付勢されている。蓋体35の開放先端、つまり枢着部37とは反対側の端には、係止凹部38が形成されている。
蓋体35の天井面には、下方に延びる筒状のパッキン取付け部39が垂設されている。パッキン取付け部39には、流出口34をシールするパッキン41が被着される。
蓋体35の係止凹部38は、被着部31における枢着部37とは反対側に設けられたロック機構36の係止部材42と係止する部分であり、係止により閉蓋状態が得られる。係止部材42は、枢支軸43によって回転可能に支えられており、下端の押圧部42aを押下することによって上端の係止爪42bの係止凹部38に対する係止が外れて、蓋体35が付勢力によってワンタッチで開放される構成である。ロック機構36には、係止部材42の押圧部42aの押下を選択的に阻止するロック部材44が備えられている。
図1〜図3はいずれも蓋体35を開いた状態を示している。また図1は図3のA−A断面、つまり蓋体35の枢着部37とロック機構36を有する前後方向で切断した断面図であり、図4は図3のB−B断面、つまり図1とは直交する方向であって、流出口34の中心位置で切断した断面図である。
これらの図に示すように飲み口部33は、上端縁33aが平面視円形で且つ水平に形成され、全体として椀状である。具体的には飲み口部33の内面33bは椀状に湾曲する曲面で構成されており、その曲面は、いわゆる布袋型の椀のように、丸みを帯びたどっぷりとした形であり、縦断で見た場合に内面33bが縦長の楕円の孤を描く形である。換言すれば、内面33bは、飲み口部33の上方ほど垂直に近く、底に近づくほど水平になる形状である。
平面視円形を描く飲み口部33の上端縁33aの中心は、容器本体12の中心と一致させている。
このような内面33bの底には前述した流出口34が形成されている。流出口34は平面視円形の輪郭を有する穴で構成されている。つまり流出口34は丸い穴のみで形成されており、流出口34を横切る態様の部位などは一切存在しない形態であり、流出口34の下方には容器本体12の内底が直接見えることになる。
また流出口34の中心C1は、図1、図3に示したように、容器本体12の中心でもある飲み口部33の中心C2よりも蓋体35の枢着部37とは反対方向、つまりロック機構36がある前方に偏位している。このため、飲み口部33の内面33bの縦断面形状は、周方向の位置によって若干違いがある。
流出口34の口縁全周には、図5に示したように上面が水平な縁部34aが形成されている。
ここで、前述した蓋体35のパッキン取付け部39について説明すると、パッキン取付け部39の下端39aは円筒形であり、下端39aの外径D1は流出口34の直径(口径)D2よりも小径である。またパッキン取付け部39の下端位置は、蓋体35を閉じたときに流出口34の縁部34aの上面よりも下に下がるように構成されている。
パッキン取付け部39に被着されるパッキン41は、有底筒状をなすカップ型であり、上端に飲み口部33の上端縁33aに接する鍔部41aを有し、下端部に流出口34の口縁である縁部34aに接する底角部41bを有している。また、パッキン41の外周面の一部には、下端部よりも上の部分に、縦に延びるリブ状のつまみ41cが段差を利用して形成されている。このつまみ41cはパッキン41をパッキン取付け部39から取り外すときにつまむ部分である。
前述のような流出口34の大きさ(直径)は可能な範囲で大きく形成され、また飲み口部33の上端縁33aから流出口34までの高さ、つまり飲み口部33の深さは可能な限り深く形成される。
具体的には、図6、図7に示したように、流出口34の直径D2は飲み口部33の上端縁33aの内径D3の0.4倍以上である。または、流出口34の口縁は、上下方向に対して飲み口部33の上端から25度から35度傾斜した仮想線上に形成される。図6、図7中、L1は25度傾斜した仮想線であり、L2は35度傾斜した仮想線である。L3はそれらの中間の30度傾斜した仮想線である。
図6は、図1と同じ切断位置の断面を示し、図7は図4と同じ切断位置の断面である。前述したように流出口34の中心C1は飲み口部33の中心C2よりも前方にずれているので、飲み口部33の内面33bの縦断面形状は周方向の位置によって違いがあり、内面33bにおける前方の部分は後方の部分よりも径方向の長さが短い。それでも図6、図7にあらわしたように、流出口34の口縁は、飲み口部33の上端縁33aから25度から35度に傾斜した仮想線上に収まるように形成されている。
そして飲み口部33の深さH1は、飲み口部33の上端縁33aの内径D3の0.5倍以上である。
換言すれば、飲み口部33の流出口34よりも外側部分の半径方向の長さR1と、飲み口部33の深さH1が、おおよそ1:√3の関係になるように形成されている。
このような形状の飲み口部33は、容器本体12の太さに合わせて適宜の大きさに形成される。
飲料容器11が、例えば150cc〜300cc程度で一般的な紙コップ程度の小容量のものとする場合の例をあげる。容器本体12の底面から飲み口部33の上端縁33aまでの高さを例えば125mmとし、容器本体12の直径を70mm程度で容量を280ccに設定した場合、飲み口部33の上端縁33aの内径D3は、容器本体12の直径70mmから枢着部37やロック機構36などの必要な大きさを引いた適宜の長さに設定される。飲み口部33の上端縁33aの内径D3は例えば45mmとする。
流出口34の直径は飲み口部33の上端縁33aの内径の0.4倍以上であるので、飲み口部33の上端縁33aの内径は45mmであるため、45×0.4により、流出口34の直径は18mm以上となる。流出口34の直径D2は例えば20mmとすることができる。
飲み口部33の深さH1は飲み口部33の上端縁33aの内径D3の0.5倍以上であるので、45×0.5により、飲み口部33の深さH1は22.5mm以上となる。例えば飲み口部33の深さH1は24mmや25mmとすることができる。飲料容器11全体での関係でもう少し高くできるのであれば、飲み口部33の深さH1は例えば30mmなどとしてもよい。飲み口部33の深さH1をより深くする場合には、飲み口部33の内面33bは、楕円の孤のみではなく、上下方向に延びる直線に近い態様の部分を有する形状とすることもできる。
また、例えば給茶機などの飲料供給装置から液体の供給を受けられるように形成する場合には、流出口34の直径D2は飲料供給装置の給液管Xの内径D4を考慮して設定される。すなわち、流出口34の直径D2は給液管Xの内径D4の2倍以上に形成される。
具体的には、前述と同じ大きさの飲料容器11の場合、一般的な給茶機の給液管Xの内径は9mmであるので、9×2により、流出口34の直径D2は18mm以上に設定される。このため流出口34の直径D2は、前述と同じ20mmとすることができる。
参考までに飲み口部33の上端縁33aの内径D3は、給茶機の給液管Xの内径(9mm)との対比でみると、給液管Xの内径D4の5倍ということができる。
以上のように構成された栓体13を備えた飲料容器11では、栓体13の流出口34は、飲料を飲むときに飲料を流出させる口としてのほか、容器本体12に飲料を入れるときの供給口としても利用される。
つまり、飲料を飲むときには、図8の(a)に示したように蓋体35をあけて、飲み口部33に口をつけて飲料容器11を傾けると、内部の飲料は流出口34を通って飲み口部33に出てくる。
内部の飲料がなくなったり少なくなったりして、飲料を入れる必要がある場合には、飲料を飲むときと同じようにワンタッチで図8の(b)に示したように蓋体35をあけて、露出した飲み口部33を通して飲料を入れる。
飲み口部33は前述したように飲み口部33の上端縁33aの内径の半分以上の深さであって、深い。しかも飲み口部33の内底面の流出口34は、飲み口部33の上端縁33aの内径の0.4倍以上または流出口34の口縁が、上下方向に対して飲み口部33の上端縁33aから25度から35度傾斜した仮想線上に位置しており、大きい。そのうえ流出口34は平面視円形であり、それに連なる飲み口部33の上端縁33aが平面視円形で且つ水平であって、内面33bも椀状の曲面で形成されている。
このため、供給する飲料の流れをコントロールして流出口34に通す場合はもちろんのこと、たとえ供給する飲料が流出口34の周囲に当たる場合でも、流量が飲み口部33の大きさに見合ったものであって過大にならない限り、流体の流れに滞りは生じず、流出口34から流下する飲料の量を確保できる。
このように栓体13は大きな流出口34と椀状の深い飲み口部33を有しているので、栓体13を外さずとも給液でき、便利に使用できる。
また、流出口34の大きさを、飲料供給装置の給液管Xの太さを考慮して設定した場合には、飲料の供給に際して飲料を細くしたり狙いを定めたりすることはできないものの、重力に従って流下する飲料を飲み口部33から溢れさせることなく、給液できる。
すなわち、供給する飲料が流出口34の中心に流れずに流出口34の周りや飲み口部33の内面33bに当たる場合、飲料は、図9に矢印で示したように挙動する。
飲み口部33の内面33bは、上方ほど垂直に近く、底に近づくほど水平になる形状であるので、内面33bを流れる飲料は、周方向のどの位置おいても流出口34に向けられる。また、流出口34の縁部34aに上から当たる飲料は跳ね返されることになるが、流出口34が給液管Xの内径の2倍以上と大きいので、飲料が通る隙間を確保できる。しかも重力に従って流下する飲料の流量は過大ではないので、飛び散ることもなく、深く形成された飲み口部33から飲料が溢れることはない。
このため、飲料の流出口34からの流下が確保され、流下が滞るのを極力抑制できる。この結果、これまで不可能であった飲料供給装置からの直接の飲料供給が行える。
このような飲料容器11は、例えば職場や高速道路のサービスエリアなど、給茶機のような飲料供給装置のある場所において、紙コップ代わりに使用することができる。
また、流出口34の中心は容器本体12の中心位置よりも蓋体35の枢着部37とは反対方向に偏位しているので、飲料を飲むときに容器本体12内に残留する飲料の量を減らすことができ、栓体13を外さずに飲料を入れる場合でも、支障なく使用できる。
さらに流出口34の口縁に水平な縁部34aが形成されるとともに、蓋体35の天井面から下方に垂設したパッキン取付け部39の下端39aが流出口34よりも小径であって、その位置が流出口34の上面よりも下に位置するので、流出口34を大きく形成しても繰り返しの開け閉めに耐えうる携帯にも十分なシール性を得られる。そのうえ、パッキン41はカップ状であり流出口34との間でシールする部分はカップ形状の底角部41bであってひだ状の構造はないので、パッキン41の汚れを抑制することもできる。このため、機能面でも衛生面でも安全性を得られ、栓体13を外さずとも給液できる飲料容器11の価値を高められる。
以上の構成はこの発明を実施するための一形態であって、この発明は前述の構成のみに限定されるものでなく、その他の構成を採用することもできる。
例えば栓体13は容器本体12に対して内嵌合される構成であってもよい。
11…飲料容器
12…容器本体
13…栓体
21…上端開口
33…飲み口部
33a…上端縁
33b…内面
34…流出口
34a…縁部
35…蓋体
36…ロック機構
39…パッキン取付け部
39a…下端
41…パッキン
X…給液管

Claims (6)

  1. 容器本体の上端開口に着脱可能に取り付けられ、上に向けて開口する飲み口部を有するとともに、前記飲み口部の内底面に前記容器本体内の飲料を流出させる流出口を有し、前記流出口を閉塞する片開き状の蓋体と、前記蓋体を閉止するロック機構を備えた飲料容器の栓体であって、
    前記飲み口部の上端縁が、平面視円形で且つ水平に形成され、
    前記飲み口部の内面が、椀状に湾曲する曲面で構成され、
    前記流出口が平面視円形の輪郭を有する穴で構成され、
    前記流出口の直径が、前記飲み口部の上端縁の内径の0.4倍以上であり、
    前記飲み口部の上端縁から前記流出口までの高さが前記飲み口部の上端縁の内径の0.5倍以上である
    飲料容器の栓体。
  2. 容器本体の上端開口に着脱可能に取り付けられ、上に向けて開口する飲み口部を有するとともに、前記飲み口部の内底面に前記容器本体内の飲料を流出させる流出口を有し、前記流出口を閉塞する片開き状の蓋体と、前記蓋体を閉止するロック機構を備えた飲料容器の栓体であって、
    前記飲み口部の上端縁が、平面視円形で且つ水平に形成され、
    前記飲み口部の内面が、椀状に湾曲する曲面で構成され、
    前記流出口が平面視円形の輪郭を有する穴で構成され、
    前記流出口の口縁が、上下方向に対して前記飲み口部の上端縁から25度から35度傾斜した仮想線上に形成され、
    前記飲み口部の上端縁から前記流出口までの高さが前記飲み口部の上端縁の内径の0.5倍以上である
    飲料容器の栓体。
  3. 前記流出口の内径が、飲料供給装置の給液管の内径の2倍以上である
    請求項1または請求項2に記載の飲料容器の栓体。
  4. 前記流出口の中心が、前記容器本体の中心位置よりも前記蓋体の枢着部とは反対方向に偏位している
    請求項1から請求項3のうちいずれか一項に記載の飲料容器の栓体。
  5. 前記流出口の口縁に水平な端部が形成されるとともに、
    前記蓋体の天井面から下方に、パッキンが取り付けられるパッキン取付け部が垂設され、
    前記パッキン取付け部の下端が前記流出口よりも小径であるとともに、
    前記パッキン取付け部の下端位置が前記流出口の上面よりも下に位置する
    請求項1から請求項4のうちいずれか一項に記載の飲料容器の栓体。
  6. 請求項1から請求項5のうちいずれか一項に記載の飲料容器の栓体を備えた
    飲料容器。
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