JP3197054U - 液体注出蓋 - Google Patents

液体注出蓋 Download PDF

Info

Publication number
JP3197054U
JP3197054U JP2015000510U JP2015000510U JP3197054U JP 3197054 U JP3197054 U JP 3197054U JP 2015000510 U JP2015000510 U JP 2015000510U JP 2015000510 U JP2015000510 U JP 2015000510U JP 3197054 U JP3197054 U JP 3197054U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
top plate
liquid
lid
pouring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015000510U
Other languages
English (en)
Inventor
将平 鎌田
将平 鎌田
Original Assignee
Hario株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hario株式会社 filed Critical Hario株式会社
Priority to JP2015000510U priority Critical patent/JP3197054U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3197054U publication Critical patent/JP3197054U/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Closures For Containers (AREA)

Abstract

【課題】容器が倒れても液体がこぼれ出ることがなく、かつ使用時には液体の吐出量を任意に調節可能な構造簡易な液体注出蓋を提供する。【解決手段】液体注出蓋1は、蓋本体2と中栓体3とを具備する。蓋本体2は、容器31の開口部32を閉塞する天板部4と、容器31の口頸部33に気密に嵌合する嵌合部5とを具備する。天板部4には、容器31を傾倒させたとき容器31内の液体を注出する注出路7と、容器31内を大気に通じる通気路8と、上方からの押し・離し操作により上下方向に弾性的に撓む押圧部9とが形成される。中栓体3は、押圧部9の撓みに伴って、上位の閉栓位置と下位の開栓位置との間を移動し、閉栓位置において注出路7及び通気路8を閉鎖して液体の注出を阻止し、開栓位置において注出路7及び通気路8を開いて液体の注出を許容する。【選択図】図2

Description

本考案は、調味料等の液体を収容する容器の口頸部に装着され、容器を傾倒させた上で、注出操作を行うことで、容器内の液体を注ぎ出す液体注出蓋に関する。
従来、容器本体が倒れても注出口から液体がこぼれ出ることを防止可能で、かつ、注出口からの液体の吐出量を適量に調節可能な注出蓋として、特開2012−158356号公報(特許文献1)に記載されたものが知られている。
この注出蓋は、容器本体へ嵌合させた注出口付きの注出体と、容器本体の上部内から起立して、上端部を注出口より下方の注出体部分内面へ水密に接触させた注出筒とを備え、注出体の上面を閉塞する押圧体の周縁部を弾性変形可能な弾性変形部に形成すると共に、押圧体の中央部からシール筒を垂下して注出筒の内面へ水密に嵌合させて容器本体と注出口との連通を遮断可能に設け、シール筒の外面ないし注出筒内面に突部を設け、押圧体の押圧で、シール筒が下降して注出筒の内面へ突部を介して嵌合することにより、シール筒の外面と注出筒の内面との間に容器本体内と注出口とを連通させる流路を形成可能に設けたものである。
特開2012−158356号公報
本考案は、調味料等の液体を収容する容器の口頸部に装着され、容器を傾倒させた上で、注出操作を行うことで、容器内の液体を注ぎ出す液体注出蓋であって、容器が倒れても注出口から液体がこぼれ出ず、かつ注出口からの液体の吐出量を任意に調節可能な構造簡易なものを提供することを目的としている。
以下、添付図面の符号を参照して説明するが、本考案はこれに限定されるものではない。
上記課題を解決するための、本考案の液体注出蓋1は、蓋本体2と中栓体3とを具備する。蓋本体2は、液体を収容する容器31の開口部32を閉塞する天板部4と、容器31の口頸部33に気密に嵌合する嵌合部5とを具備する。天板部4には、容器31を傾倒させたとき容器31内の液体を注出する注出路7と、容器31内を大気に通じる通気路8と、上方からの押し・離し操作により上下方向に弾性的に撓む押圧部9とが形成される。中栓体3は、蓋本体1の押圧部9の撓みに伴って、上位の閉栓位置と下位の開栓位置との間を移動するように押圧部9の下面に取り付けられる。中栓体3は、閉栓位置において蓋本体2の注出路7及び通気路8を閉鎖して液体の注出を阻止し、開栓位置において蓋本体2の注出路7及び通気路8を開いて液体の注出を許容する。
本考案の液体注出蓋1は、容器31が倒れても注出開口7bから液体がこぼれ出ることがなく、かつ使用時には、開口7bからの液体の吐出量を任意に調節可能な構造簡易なものを提供する。
本考案に係る液体注出蓋と容器の分解斜視図である。 本考案に係る液体注出蓋を装着した容器の一部の断面図であり、閉栓状態を示す。 本考案に係る液体注出蓋を装着した容器の一部の断面図であり、開栓状態を示す。 図1の液体注出蓋の底面図である。 図1の液体注出蓋における蓋本体の平面図である。 図1の液体注出蓋における蓋本体の底面図である。 図1の液体注出蓋における蓋本体の一部を切欠した正面図である。 図1の液体注出蓋における中栓体の平面図である。
図面を参照して本考案の実施の形態を説明する。
液体注出蓋1は、シリコーン樹脂のようなゴム状弾性樹脂で一体成形された蓋本体2と硬質の合成樹脂で一体成形された中栓体3とを具備する。
蓋本体2は、液体を収容する容器31の開口部32を閉塞する天板部4と、容器31の口頸部33に気密に嵌合する嵌合部5とを具備する。天板部4は、肉厚で、周縁部の下面6が容器31の口頸部33の上面に当接する。嵌合部5は、円筒状で、天板部4の下面6から下方へ延出して容器31の口頸部33の内周に気密に、着脱自在に嵌合する。
天板部4には、容器31を傾倒させたとき、容器31内の液体を注出する注出路7と、容器31内を大気に通じる通気路8と、上方からの押し・離し操作により上下方向に弾性的に撓む押圧部9とが形成される。
注出路7の内端は、容器31の開口32内に位置して天板部4の下面6に開口7aし、外端は、天板部4の外側面に開口7bする。通気路8の内端は、容器31の開口32内に位置して天板部4の下面6に開口8aし、外端は、天板部4の、開口7bと反対側の外側面に開口8bする。
押圧部9は、天板部4の上部中央付近に設けられ、他の部位より薄肉の円環状の可撓部10に包囲される。薄肉の可撓部10は、天板部4の下面から上方へ向かって上面近くまで切り込まれた概略長円環状の凹部11の頂部と上面との間に形成される。凹部11の内側には、押圧部9に上端が接続する嵌合凸部12が下方へ延出するように形成される。
中栓体3は、蓋本体1の押圧部9の撓みに伴って、上位の閉栓位置(図2)と下位の開栓位置(図3)との間を移動するように押圧部9の下面に取り付けられる。中栓体3は、嵌合筒部13と、一対の弁部14,15とを具備する。嵌合筒部13は、蓋本体1の環状の凹部11に緩く挿入され、その内側に形成される嵌合凸部12に固く外嵌される。一対の弁部14,15は、嵌合筒部13の下端から天板部4の下面6に沿うように、半径方向に互いに反対方向へ延出する。
弁部14,15は、図2の閉栓位置において、天板部4の下面6に気密に当接することによって、それぞれ注出路7と通気路8の内端開口7a,8aを閉じ、図3の開栓位置において天板部4の下面6から下方へ離隔することによって、その開口7a,8aを開く。弁部14,15の上面には、閉栓位置において開口7a,8aに気密に嵌合してこれを閉塞する第1,第2の閉止突起14a,15aが形成される。
容器31に収容された調味料等の液体を注出開口7bから抽出する場合には、容器31を傾けながら押圧部9を指で押し下げる。押圧部9の押し下げにより、中栓体3が開栓位置へ下がり、弁部14,15が天板部4の下面6から下方へ離隔することによって、開口7a,8aが開き、液体が注出される。押圧部9から指を離せば、押圧部9と共に中栓体3が閉栓位置に戻り、液体の注出は停止する。押し下げる。不用意に容器31が転倒しても、中栓体3が閉栓位置にあるので、容器内の液体が漏れ出すことはない。
1 液体注出蓋
2 蓋本体
3 中栓体
4 天板部
5 嵌合部
6 蓋本体の下面
7 注出路
8 通気路
9 押圧部
10 可撓部
11 凹部
12 嵌合凸部
13 嵌合筒部
14 第1の弁部
14a 閉止突起
15 第2の弁部
15a 閉止突起
31 容器
32 開口
33 口頸部

Claims (4)

  1. 液体を収容する容器の開口部を覆うように容器に着脱自在に装着される蓋本体と、この蓋本体の下部に取り付けられる中栓体とを具備し、
    前記蓋本体は、前記容器の開口部を閉塞する天板部と、容器の口頸部に気密に嵌合する嵌合部と、容器を傾倒させたとき容器内の液体を注出するように天板部に形成された注出路と、容器内を大気に通じるように天板部に形成された通気路と、上方からの押し・離し操作により上下方向に弾性的に撓むように天板部の上部に形成された押圧部とを具備し、
    前記中栓体は、前記蓋本体の前記押圧部の撓みに伴って上位の閉栓位置と下位の開栓位置との間を移動するように押圧部の下面に取り付けられ、閉栓位置において蓋本体の前記注出路及び前記通気路を閉鎖し、開栓位置において蓋本体の注出路及び通気路を開くことを特徴とする液体注出蓋。
  2. 前記蓋本体は、弾性樹脂で一体成形され、
    前記押圧部は、他の部位より薄肉の可撓部に包囲され、
    前記注出路と前記通気路は、前記容器の開口に面する内端が前記天板部の下面に開口し、
    前記中栓体は、閉栓位置において前記天板部の下面に気密に当接することによって前記注出路と前記通気路の内端開口を閉じ、開栓位置において天板部の下面から下方へ離隔することによって注出路と通気路の内端開口を開くように、天板部の下面に沿って延出する弁部を具備することを特徴とする請求項1に記載の液体注出蓋。
  3. 前記天板部は、前記可撓部の内側に沿って下方へ延出する嵌合凸部を具備し、
    前記中栓体は、前記嵌合凸部に弾性的に嵌合する嵌合筒部を具備し、
    前記中栓体の前記弁部は、前記嵌合筒部の下縁部から外側へ延出することを特徴とする請求項1に記載の液体注出蓋。
  4. 前記天板部は、周縁部の下面が前記容器の口頸部の上面に当接し、
    前記嵌合部は、前記天板部の下面から延出して前記容器の口頸部の内周に気密に嵌合する筒状に形成され、
    前記注出路の外端は、前記天板部の周縁部の外側面に開口し、注出路の内端は前記嵌合部の内側に位置する前記天板部の下面に開口し、
    前記通気路の外端は、前記天板部の周縁部の、前記注出路の外端開口と反対側の外側面に開口し、通気路の内端は前記嵌合部の内側に位置する前記天板部の、前記注出路の内端開口と反対側の下面に開口し、
    前記中栓体の前記弁部は、閉栓位置において前記注出路の内端開口に気密に嵌合し開栓位置において注出路の内端開口から離脱するように上向きに突出した第1の閉止突起と、閉栓位置において前記通気路の内端開口に気密に嵌合し開栓位置において通気路の内端開口から離脱するように上向きに突出した第2の閉止突起とを具備することを特徴とする請求項3に記載の液体注出蓋。
JP2015000510U 2015-02-04 2015-02-04 液体注出蓋 Active JP3197054U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015000510U JP3197054U (ja) 2015-02-04 2015-02-04 液体注出蓋

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015000510U JP3197054U (ja) 2015-02-04 2015-02-04 液体注出蓋

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3197054U true JP3197054U (ja) 2015-04-16

Family

ID=52986649

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015000510U Active JP3197054U (ja) 2015-02-04 2015-02-04 液体注出蓋

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3197054U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8453870B2 (en) Drinking cup device
RU2424963C1 (ru) Крышка-непроливайка для емкости с напитком
KR20070110500A (ko) 누출 방지 음료 컵
KR20090101105A (ko) 분배 및 밀봉 기구를 갖춘 액체 용기 뚜껑
EP0867377A1 (en) Dispensing lid for an insulated jug
JP6804518B2 (ja) キャップ用の一体ヒンジマウントを具える、コップ用の蓋組立体
JP6084504B2 (ja) 注出容器
RU2011151634A (ru) Устойчивая к утечке чашка для питья и мембрана для нее
JP5813580B2 (ja) 二重容器
WO2018190314A1 (ja) ヒンジキャップ
JP3197054U (ja) 液体注出蓋
WO2020095011A1 (en) A drinking vessel
JP4276726B2 (ja) プッシュプルキャップ
JP6320035B2 (ja) キャップ
JP6382071B2 (ja) 粉体吐出容器
WO2018168281A1 (ja) スリットバルブ付きキャップ
JP5962433B2 (ja) 加圧注出式液体容器
JP6847518B2 (ja) 注出キャップ
US10130214B2 (en) Thermos flask
JP2016147673A (ja) 蓋付容器
JP6925635B2 (ja) 飲料容器およびキャップ組立体
JP2015155324A (ja) 二重容器用液漏れ防止キャップ
CN208740555U (zh) 一种茶壶
JP5805266B1 (ja) 栓体及び栓体を備える容器
JP6325311B2 (ja) 注出容器

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3197054

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250