JP2021194471A - 電気掃除機 - Google Patents

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Abstract

【課題】ハンディクリーナ用の集塵装置と集塵容量のより大きいスティククリーナ用の集塵装置とを選択的に装着可能な電気掃除機の提供。【解決手段】本体部、上下の端面を有する筒状の第1集塵部、第1集塵部よりも軸方向に長い、上下の端面部を有する筒状の第2集塵部18、第1・第2集塵部の上端面が本体部に選択的に装着される本体装着部161、本体部から第1・第2集塵部の軸方向に突出し、先端部に管体12が接続される筒部開口を有し、第1・第2集塵部と連通する吸込筒部111、第1・第2集塵部の上端面を本体装着部に着脱可能に係止する本体部係止部162を有する掃除機本体11と、第1・第2集塵部の上端面部が本体部係止部に着脱可能に係止される上端面係止部18A1と、第1集塵部の下端面部が吸込筒部の係止部と係止される第1下端面係止部とを有し、第2集塵部の下端面部18B2が管体の係止部と係止される第2下端面係止部とを有する。【選択図】図18

Description

本開示は、電気掃除機に関するものである。
ダストカップユニットと、電動送風機を内蔵しかつ前記ダストカップユニットが装着される装着部を有する駆動装置と、前記ダストカップユニットを前記駆動装置の前記装着部に着脱可能とするロック機構部とを有する掃除機本体を備え、前記ダストカップユニットは、底部と周囲壁部と開口部とを有する集塵容器と、前記集塵容器の前記開口部に着脱可能に嵌め込まれるカップ部と、前記カップ部に設けられた開口部に着脱可能に嵌め込まれるフィルター部とを有し、前記ロック機構部は、前記駆動装置と前記集塵容器とを係脱可能に係止する第1係止部と、前記駆動装置と前記カップ部とを係脱可能に係止する第2係止部とを有してなる電気掃除機が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2018−75188号公報
特許文献1に示されるような電気掃除機においては、駆動装置に対して集塵容器を係脱可能にする装着部のロック機構部のうち、集塵容器を係止する第1係止部が掃除機本体の駆動装置についているが、駆動装置の吸引筒部の下端(風上側端部)は集塵容器底面(カップ部と反対側の面)より下方に突出させる必要があるため、ダストカップユニットの集塵容器底面側の端の位置は掃除機本体の吸引筒部の下端までのサイズ以下に限られてしまうとなる制約がある。ここで、掃除機本体を、ハンディクリーナ及びスティッククリーナとして兼用できるように構成する場合を検討する。塵埃を溜める集塵量の観点から、ハンディクリーナとして使用するときの筒形状のハンディクリーナ用集塵容器の長手方向(軸方向)のサイズは、スティッククリーナとして使用するときの筒形状のスティッククリーナ用集塵容器の長手方向(軸方向)のサイズよりも小さくするのが合理的である。このため、小型、軽量化が求められる電気掃除機では、ハンディクリーナとして使用する場合のハンディークリーナ用集塵容器を装着できるように掃除機本体のサイズを決めることが望ましい。この掃除機本体をスティッククリーナとして使用する場合、長手方向(軸方向)においてハンディクリーナ用集塵容器よりも大きいサイズのスティッククリーナ用集塵容器を掃除機本体に装着することができないという課題があった。
本開示は、このような課題を解決するためになされたものである。その目的は、筒形状のハンディクリーナ用集塵容器と、長手方向(軸方向)においてハンディクリーナ用集塵容器よりもサイズの大きい筒形状のスティッククリーナ用集塵容器とを選択的に装着可能な電気掃除機を得ることである。
本開示に係る電気掃除機は、電動送風機が内蔵される本体部、筒形状で第1上端面部及び第1下端面部を有する第1集塵部または前記第1集塵部の筒形状の軸方向の長さよりも大きい筒形状で第2上端面部及び第2下端面部を有する第2集塵部、前記第1集塵部の前記第1上端面部または前記第2集塵部の前記第2上端面部が前記本体部に選択的に装着される本体装着部、前記本体部から前記第1集塵部及び前記第2集塵部の筒形状の軸方向に突出し先端部に筒部開口を有するとともに前記第1集塵部または前記第2集塵部と連通する吸込筒部、及び、前記第1集塵部の前記第1上端面部または前記第2集塵部の前記第2上端面部を前記本体装着部に着脱可能に係止する本体部係止部を有する掃除機本体と、
前記吸込筒部の筒部開口に接続可能な管体と、を備え、
前記第1集塵部は、前記第1上端面部が前記本体部係止部に着脱可能に係止される第1上端面係止部と、前記第1集塵部の前記第1下端面部が前記吸込筒部の掃除機側第1係止部と係止される第1下端面係止部とを有し、
前記第2集塵部は、前記第2上端面部が前記本体部係止部に着脱可能に係止される第2上端面係止部と、前記第2集塵部の前記第2下端面部が前記管体の掃除機側第2係止部と係止される第2下端面係止部とを有するものである。
本開示に係る電気掃除機によれば、筒形状の第1集塵部と、軸方向において第1集塵部よりもサイズの大きい筒形状の第2集塵部とを選択的に装着可能な電気掃除機が得られる。
実施の形態1の電気掃除機を含む電気掃除機システムの斜視図である。 実施の形態1の電気掃除機を含む電気掃除機システムの側面図である。 実施の形態1の電気掃除機の斜視図である。 実施の形態1の電気掃除機の本体装着部に対して第1集塵部を着脱する状態を示す側面図である。 実施の形態1の電気掃除機の第1集塵部の斜視図である。 実施の形態1の電気掃除機の第1集塵部の分解斜視図である。 実施の形態1の電気掃除機の第1集塵部の上面図である。 図7におけるA−A矢視断面図である。 実施の形態1の電気掃除機の第1塵埃分離部の右側面図である。 実施の形態1の電気掃除機の第1塵埃分離部の左側面図である。 実施の形態1の電気掃除機の第1塵埃分離部の底面図である。 実施の形態1の電気掃除機の第1集塵容器の斜視図である。 実施の形態1の電気掃除機の第1集塵容器の上面図である、 実施の形態1の電気掃除機の第1集塵容器の底面図である。 図13におけるB−B矢視断面図である。 実施の形態1の電気掃除機の第2集塵部の側面図である。 実施の形態1の電気掃除機の第2集塵部の一部断面図である。 実施の形態1の電気掃除機の本体部装着部に対して第2集塵部を着脱する状態を示す側面図である。 実施の形態1の電気掃除機の第2集塵部を本体装着部及び管体に装着した状態の側面図である。 実施の形態1の電気掃除機の第2集塵部を本体装着部及び管体に装着した状態の側面断面図である。 実施の形態2の電気掃除機の掃除機本体の側面図であり、第1集塵部を装着した状態で、第1塵埃分離部の一部を断面で示す図である。 実施の形態2の電気掃除機の側面図で、第2集塵部を装着した状態の図である。 実施の形態2の電気掃除機の第2集塵部の側面図である。 実施の形態2の電気掃除機の第2集塵部の側面断面図である。
以下、添付の図面を参照して、本開示を実施するための形態について説明する。各図における同一の符号は、同一の部分または相当する部分を示す。本開示では、重複する説明については、適宜に簡略化または省略する。なお、本開示は、以下の実施の形態によって開示される構成のあらゆる組み合わせを含み得るものであり、趣旨を逸脱しない範囲で種々変形することが可能である。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1の電気掃除機を含む電気掃除機システムの斜視図である。図2は、実施の形態1の電気掃除機を含む電気掃除機システムの側面図である。図3は、実施の形態1の電気掃除機の斜視図である。図4は、実施の形態1の電気掃除機の本体装着部に対して第1集塵部を着脱する状態を示す側面図である。図5は、実施の形態1の電気掃除機の第1集塵部の斜視図である。図6は、実施の形態1の電気掃除機の第1集塵部の分解斜視図である。図7は、実施の形態1の電気掃除機の第1集塵部の上面図である。図8は、図7におけるA−A矢視断面図である。図9は、実施の形態1の電気掃除機の第1塵埃分離部の右側面図である。図10は、実施の形態1の電気掃除機の第1塵埃分離部の左側面図である。図11は、実施の形態1の電気掃除機の第1塵埃分離部の底面図である。図12は、実施の形態1の電気掃除機の第1集塵容器の斜視図である。図13は、実施の形態1の電気掃除機の第1集塵容器の上面図である、図14は、実施の形態1の電気掃除機の第1集塵容器の底面図である。図15は、図13におけるB−B矢視断面図である。図16は、実施の形態1の電気掃除機の第2集塵部の側面図である。図17は、実施の形態1の電気掃除機の第2集塵部の一部断面図である。図18は、実施の形態1の電気掃除機の本体部装着部に対して第2集塵部を着脱する状態を示す側面図である。図19は、実施の形態1の電気掃除機の第2集塵部を本体装着部及び管体に装着した状態の側面図である。図20は、実施の形態1の電気掃除機の第2集塵部を本体装着部及び管体に装着した状態の側面断面図である。
(電気掃除機システム1の構成)
まず、電気掃除機システム1の構成について説明する。
図1および図2に示すように、電気掃除機システム1は、電気掃除機10と支持装置100とによって構成される。図3は、実施の形態1の電気掃除機10の斜視図である。図3では、後述する集塵装置の例として、第1集塵部17を装着した状態の電気掃除機を示す。電気掃除機10として、コードレスタイプの縦型電気掃除機を例にとり説明する。
図1は、支持装置100に着脱される電気掃除機10の状態を示している。電気掃除機10は、支持装置100に対して着脱自在である。電気掃除機10は、使用時に支持装置100から取り外される。電気掃除機10は、不使用時に支持装置100に取り付けられる。コードレスタイプの電気掃除機10は、支持装置100に取り付けられることで、充電される。図3は、支持装置100から取り外された電気掃除機10の状態を示している。また、図2は、支持装置100に電気掃除機10が取り付けられた状態を示している。図2に示すように、電気掃除機10は、支持装置100に取り付けられることで自立する。
(支持装置100の全体構成)
次に、実施の形態1の電気掃除機10を含む電気掃除機システム1の支持装置100の全体構成について説明する。支持装置100は、自立して電気掃除機10を支持する機器である。支持装置100は、コードレスタイプの電気掃除機10を充電する機能を有している。支持装置100は、例えば、居室の床面に置かれる。支持装置100は、例えば、居室の壁際に置かれる。支持装置100は、図1および図2に示すように、基台部101、支柱部102および本体支持部103を備える。基台部101は、支持装置100の中で最も下方に配置される部分である。基台部101は、支持装置100の土台を形成する。
支柱部102は、柱状の部材である。支柱部102の下端部は、基台部101に固定される。支柱部102は、基台部101の上面から鉛直上向きに直立するように形成されている。本体支持部103は、支柱部102の中間部に設けられている。電気掃除機10が支持装置100に取り付けられている状態において、本体支持部103は、後述する掃除機本体11を下方から支持する。また、電気掃除機10が支持装置100に取り付けられる際、後述する掃除具13は、基台部101に支えられる。
(電気掃除機10の全体構成)
次に、電気掃除機10の全体構成について説明する。図1から図3に示すように、電気掃除機10は、主な構成要素として、掃除機本体11、管体12および掃除具13を備えている。管体12は、例えば、直線状に伸びる筒形状の中空の部材である。管体12の一方の端部は、掃除具13に接続される。掃除具13は、管体12に対し、着脱可能である。掃除具13の底面には、外部と連通する吸込口(図示せず)が形成される。管体12の他方の端部は、掃除機本体11の吸込筒部111に着脱可能に接続され、この他方の端部側に、支持装置100の本体支持部103と接続されて、管体12が支持装置100に支持される本体被支持部121が設けられる。
掃除機本体11は、塵埃を含む空気から塵埃を分離する機能を有するものである。また、掃除機本体11は、分離した塵埃を捕集する機能を有するものである。掃除機本体11は、図3に示すように、把持部15、本体部16および集塵装置の一例である第1集塵部17を備える。把持部15に連なって配置される吸込筒部111も本体部11の一部である。把持部15は、電気掃除機10の使用中に使用者が手で握る部材である。把持部15は、本体部16に対して機械的に接続されている。把持部15には、後述する充電池16Bから電動送風機16Aへの通電の入/切を切り換える電源スイッチや、電動送風機16Aの出力の強弱を切り換える強/弱スイッチ等を含む操作部151が設けられる。
管体12および掃除具13の内部には、外部から掃除機本体11に塵埃を含む空気を流入させるための風路が形成される。なお、本開示では、ごみ、塵、埃、毛髪、繊維等のように、電気掃除機10の清掃対象となるものを総称して、「塵埃」と称する。また、本開示では、塵埃を含む空気を、「含塵空気」と称する。そして、塵埃が取り除かれた空気を「清浄空気」と呼ぶ場合がある。
本体部16には、電動送風機16Aおよび充電池16B等(図19参照)が内蔵されている。電動送風機16Aは、電気掃除機10が塵埃を吸引するための気流を発生させるものである。充電池16Bは、電動送風機16Aを駆動するための電力源である。
吸込筒部111は、本体部16の側部から、筒形状の第1集塵部17及び後述する第2集塵部18の筒の軸方向に突出する管形状の部材である。吸込筒部111の先端部には筒部開口111aが形成され、吸込筒部111の根元部は、第1集塵部17及び第2集塵部18と連通する。図4に示すように、吸込筒部111は、筒部開口111a側の端部付近の外殻に、凸形状の掃除機側第1係止部(第1凸部)111bが設けられている。掃除機側第1係止部(第1凸部)111bは、後述する第1集塵部17の第1集塵容器17Bの第1下端面部17B2に形成された凹部である第1下端面係止部17B2a(第1凹部)(図8参照)と係止する。ここで、掃除機側第1係止部(第1凸部)111bの吸込筒部111の外殻からの突出寸法をtとする。
第1集塵部17及び第2集塵部18は、含塵空気から塵埃を分離して、当該塵埃を捕集する集塵装置の一例である。第1集塵部1及び第2集塵部18は、本体部16に内蔵された電動送風機16Aが発生させた気流によって掃除機本体11に吸引された含塵空気を旋回させ、遠心力によって塵埃を分離する。第1集塵部17及び第2集塵部18は、サイクロン分離機能を有する。
第1集塵部17及び第2集塵部18は、本体部16の本体装着部161に選択的に着脱可能である。図4は、電気掃除機10の本体部16の本体装着部161に対して第1集塵部17を着脱する状態を示す側面図である。本体装着部161は、それぞれ、第1集塵部17または第2集塵部18の風下側の部位である第1塵埃分離部17Aまたは第2集塵部18Aの上端面である第1上端面部または第2上端面部が対向して装着される本体部16の部位である。本体装着部161には、後述する第1集塵部17の第1塵埃分離部17Aの第1上端面係止部17A1に設けられた突出部17A1aが嵌合される凹部である本体部係止部162が形成される(図4参照)。また、第1集塵部17の底面である第1下端面部17B2には、吸込筒部111の掃除機側第1係止部(第1凸部)111bが係止される凹形状の第1下端面係止部(第1凹部)17B2aが形成されている。
(第1集塵部の構成)
次に、第1集塵部17の構成について、より詳細に説明する。
図4に示すように、第1集塵部17は第1塵埃分離部17Aと第1集塵容器17Bとから構成される。図5に示すように、第1集塵部17全体の外観は筒状である。図6に示すように、第1集塵部17は、第1フィルタ部21、流入部ケース22、案内部23、排出部24、円錐部25、隔壁部26及び第1集塵容器17Bを備えている。第1フィルタ部21、流入部ケース22、案内部23、排出部24、円錐部25及び隔壁部26が第1塵埃分離部17Aを構成する。
図6から図8に示すように、流入部ケース22には流入口27が形成されている。流入部ケース22の側面は、円弧面28とストレート面29とからなる。流入部ケース22は、図7に示すように、上面視においてD字状を呈する。流入口27は、ストレート面29に配置される。流入口27は、含塵空気を第1集塵部17の内部に流入させるための開口である。また、図6に示すように、流入部ケース22の上端は、案内部23の上面と平行に開口している。
流入部ケース22のストレート面29に対し、第1フィルタ部21の内部に配置されるプリーツ型の第1フィルタ本体31を挟んだ反対側の上端には、第1の塵埃部17の第1塵埃分離部17Aを、本体部16の本体部係止部162と係止する第1上端面係止部17A1が設けられる。図8に示すように、第1上端面係止部17A1は、第1集塵容器17Bと反対方向の上方に突出する突出部17A1aが形成される。また、突出部17A1aは、筒形状である第1集塵部17の中心方向に向かって下方に傾斜する傾斜部17A1bが形成されている。さらに、突出部17A1aは、バネ17A1cにより上方向に付勢されている。
第1フィルタ部21は、流入部ケース22の上部に着脱可能に収容される。第1フィルタ部21の上面は、案内部23の上面と平行な平面である。図7に示すように、第1フィルタ部21は、枠体30、第1フィルタ本体31及び第1パッキン32を備える。枠体30は、上面視において流入部ケース22と相似なD字状を呈している。第1パッキン32は、枠体30の上面の外周に配置されている。第1パッキン32は、掃除機本体11と第1集塵部17とを密接させるためのものである。
案内部23は、流入部ケース22の流入口27から流入した含塵空気を円錐部25に導くための部材である。案内部23は、案内板33、天面部34及び第2パッキン35を備える。円錐部25は、分離室36の側壁となる部材である。分離室36は、含塵空気を旋回させて、当該含塵空気から塵埃を遠心分離するための旋回室の一例である。
円錐部25の主要部分は、倒立した円錐形状を呈する。円錐部25は、全体として、筒状の円錐形状を呈している。実施の形態1において、分離室36は、この円錐部25の内側に形成される。
案内部23の案内板33は、流入口27から流入した含塵空気を分離室36に導く部材である。天面部34は、第1集塵部17が適切に組み立てられた状態において、分離室36の上面となる。第2パッキン35は、天面部34の上面の外周に配置されている。第2パッキン35、第1集塵部17が適切に組み立てられた状態において、流入部ケース22の内壁に密着する。天面部34と第2パッキン35とにより、分離室36内の含塵空気の漏出が防止される。
円錐部25は、第1集塵部17が適切に組み立てられた状態において、案内部23の下側に配置される。円錐部25の側壁には、第1開口37が形成されている。円錐部25の底部には、第2開口38が形成されている。円錐部25の底部とは、倒立した円錐形状の頂点部分に該当する。第1開口37および第2開口38は、含塵空気から遠心分離された塵埃を分離室36の外部に排出するための開口である。
排出部24は、第1集塵部17が適切に組み立てられた状態において、円錐部25の内側に配置される。排出部24は、筒と円錐とを組み合わせた形状を呈する。排出部24には、複数の微細な孔が形成されている。
第1集塵容器17Bは有底で上端が開口した容器であり、側面である第1周囲壁部17B1、底面である第1下端面部17B2を有する。また、第1集塵容器17Bは上端に第1開口部17B0が形成されている。第1集塵部17は円周方向よりも高さ方向、すなわち円周方向に垂直な方向の方が長い。換言すれば、第1集塵部17は円周方向に垂直な方向に長手軸を有する。第1集塵容器17Bは、第1集塵部17が適切に組み立てられた状態において、円錐部25の外側に配置される。また、第1集塵容器17Bの外側底面である第1下端面部18B2には、吸込筒部111に形成される凸形状の掃除機側第1係止部(第1凸部)111b(図4参照)と係止される凹形状の第1下端面係止部(第1凹部)17B2aが形成されている。
このように、第1集塵部17の第1上端面係止部17A1と第1下端面係止部17B2aとが、第1集塵部17に対して互いに反対側に配置される。さらに、第1上端面係止部17A1は、第1集塵部17に対して外側、つまり使用者側に露出して配置される。したがって、後述するように、使用者は第1上端面係止部17A1の操作がしやすく、使い勝手がよい。
また、吸込筒部111に形成される掃除機側第1係止部(第1凸部)111bは、吸込筒部111の外殻から外側に突出する凸形状であり、含塵空気が内部を通過する吸込筒部111の内部に掃除機側第1係止部111bが突出することがないように構成でき、吸込筒部111の圧損の低下を防止できる。
第1集塵容器17Bの内側には、分離室36で含塵空気から遠心分離された塵埃を捕集する空間である集塵室が形成される。実施の形態1における集塵室は、円錐部25の外側に形成される。隔壁部26は、第1集塵容器17Bの内側で、且つ、円錐部25の外側に配置される。隔壁部26は、筒形状を呈している。実施の形態1の集塵室は、図8に示すように、隔壁部26により、第1集塵室39と第2集塵室40との2つに区画されている。
第1集塵室39は、第2集塵室40の外側に配置される。すなわち、第2集塵室40は、第1集塵室39の内側に配置される。第1集塵室39は、第1開口37を介して、分離室36と通じている。第2集塵室40は、第2開口38を介して、分離室36と通じている。
次に、含塵空気から塵埃を分離する動作について説明する。
電気掃除機10が支持装置100から取り外された、図3に示す状態で、掃除機本体11の把持部15に配置された操作部151の電源スイッチをオンすると、本体部16に内蔵された充電池16Bから電動送風機16Aへの通電が開始される。その結果、電動送風機16Aが駆動すると、電動送風機16Aの吸込部(図示せず)に負圧が発生し、第1集塵部17、吸込筒部111、管体12及び掃除具13を介して、掃除具13の吸込口に負圧が生じる。その結果、床面などの被掃除面から、掃除具13、管体12、吸込筒部111及び第1集塵部17の第1塵埃分離部17Aに形成された流入口27を経由して、第1集塵部17内に含塵空気が流入する。流入口27を通過した含塵空気は、分離室36内に流入する。含塵空気は、円錐部25の内面、すなわち分離室36を形成する側壁に沿うように、分離室36に流入する。
分離室36に流入した空気は、分離室36を形成する側壁に沿って回り、分離室36内で旋回気流を形成する。旋回気流は、中心軸近傍の強制渦領域とその外側の自由渦領域とを形成しながら下向きに流れていく。この旋回気流に含まれるごみには、遠心力が作用する。例えば、繊維ごみおよび毛髪等の比較的嵩の大きなごみαは、作用する遠心力によって外側に押し付けられる。ごみαは、第1開口37の高さに達すると、第1開口37を通過する。第1開口37を通過したごみαは、第1集塵室39に送られて捕集される。
第1集塵室39に送られなかったごみは、分離室36内の気流に乗って、旋回しながら下方に移動する。砂ごみ等の比較的嵩の小さなごみβは、第2開口38を通過して、第2集塵室40に落下して捕集される。第1集塵容器17Bは、このようにして塵埃を捕集する。
上記したように、円錐部25は、旋回室の分離室36の側壁をなしている。また、隔壁部26は、集塵室の側壁をなしている。分離室36、第1集塵室19及び第2集塵室40は、円錐部25および隔壁部26が第1集塵容器17Bに組み合わされることによって形成されている。実施の形態1における円錐部25および隔壁部26は、集塵室および旋回室を形成する筒状の内筒部材の一例である。
なお、本開示に係る内筒部材の構造は、実施の形態1で示す円錐部25および隔壁部26に限定されるものではない。例えば、旋回室と集塵室とは、一体的な空間であってもよい。本開示に係る集塵室は、第1集塵室39と第2集塵室40とに区画されていなくてもよい。また、旋回室は、内筒部材の外側に形成されてもよい。
排出部24、円錐部25および第1集塵容器17Bは、いずれも、それぞれの中心軸に垂直な断面が円形である。実施の形態1において、排出部24、円錐部25および第1集塵容器17Bのそれぞれの中心軸は、互いに平行になるように配置される。また、排出部24と円錐部25の中心軸は一致している。第1集塵容器17Bの中心軸は、円錐部25の中心軸に対してずれている。
なお、本開示では長手軸および中心軸という語を用いている。本開示における中心軸とは、幅方向の中心または奥行方向の中心の軸も含み得る。すなわち、中心軸は、幅方向の中心または奥行方向の中心にある長手軸でもある。また、例えば、排出部24、円錐部25および第1集塵容器17Bの中心軸に垂直な断面の外形は、必ずしも完全な円形に限るものではなく、例えば、当該外形には係合や嵌合のための凹凸があってもよい。本開示における中心軸とは、長手軸を有する物体のおおよその中心の軸を意味している。
また、第1集塵容器17Bには、図6に示すように、第1回転式係合部52が設けられている。一例として、第1回転式係合部52は、第1集塵容器17Bの内壁の上端部である第1開口部17B0に設けられている。円錐部25と第1集塵容器17Bとは、この第1回転式係合部52を介して着脱自在に組み合わされる。第1集塵容器17Bは、その周方向に沿って回転させられることで着脱される。例えば、使用者は、第1集塵容器17Bに捕集された塵埃を廃棄する際および第1集塵容器17B内を清掃する際などに、第1集塵容器17Bを円錐部25から取り外す。
図9は、実施の形態1の第1塵埃分離部の右側面図である。本開示では、第1集塵容器17Bが取り外された状態の第1集塵部17を、「サイクロン分離装置」と称することがある。換言すると、集塵装置の一例である第1集塵部17は、サイクロン分離装置と第1集塵容器17Bとによって構成されている。図10は、実施の形態1の第1塵埃分離部の左側面図である。また、図11は、実施の形態1の第1塵埃分離部の底面図である。
図12は実施の形態1の第1集塵容器17Bの斜視図である。図13は、実施の形態1の第1集塵容器17Bの上面図である。図14は、実施の形態1の第1集塵容器17Bの底面図である。図15は、図13におけるB−B断面を示す断面図である。図13から図15は、サイクロン分離装置から取り外された第1集塵容器17B単体を示すものである。
図9から図11に示すように、隔壁部26の底部には、シール部材41が設けられる。シール部材41は、隔壁部26に固定されている。第1集塵容器17Bがサイクロン分離装置から取り外された場合においても、シール部材41は、隔壁部26に取り付けられた状態で保持される。
シール部材41は、例えば、軟質樹脂によって形成される。軟質樹脂のシール部材41は、例えば、2色成形によって隔壁部26と一体的に形成される。隔壁部26と一体であるシール部材41は、より確実且つ強固に隔壁部26へ固定される。なお、シール部材41は、隔壁部26と別体として形成された後に、隔壁部26へ固定されてもよい。また、シール部材41の素材は、軟質樹脂に限られず、例えば、ゴム等であってもよい。
内筒部材の一例である隔壁部26と集塵部の一例である第1集塵容器17Bとは、このシール部材41を介して密着する。シール部材41は、旋回室および集塵室の密閉性を確保するための部材である。シール部材41は、内筒部材の一例である円錐部25に対して第1集塵容器17Bが取り付けられた際、第1集塵容器17Bの内側底面に接する。図8に示すように、シール部材41は、第1集塵部17が適切に組み立てられた状態において、第1集塵容器17Bの内側底面に密着する。第1集塵容器17Bの内側底面のうち、シール部材41と接する部分は、図8および図15に示すように、シール部材41と密着可能な滑らかな面である。
上記したように、実施の形態1においては、旋回室および集塵室の密閉性を確保するための部材であるシール部材41は、内筒部材の一例である隔壁部26の底部に固定されている。これにより、旋回室および集塵室の密閉性を確保するための凹凸等を第1集塵容器17Bの内側底面に設ける必要がない。第1集塵容器17Bの内側底面は、滑らかな面として形成される。第1集塵容器17Bの内側底面が滑らかな面になることで、当該第1集塵容器17Bの清掃等のメンテナンス性がよりよくなる。実施の形態1であれば、よりメンテナンス性に優れた集塵装置として、第1集塵部17を提供することが可能である。また、実施の形態1の電気掃除機10は、電動送風機を有する掃除機本体11と、メンテナンス性に優れた第1集塵部17と、を備えている。
なお、第1集塵容器17Bの内側底面は、平坦面であってもよいし、曲面であってもよい。第1集塵容器17Bは、第1集塵容器17Bの内側底面のうち、シール部材41と接する部分が滑らかになるように形成されていればよい。また、円錐部25と第1集塵容器17Bとの着脱は、回転によって行われなくてもよい。例えば、第1集塵容器17Bは、軸方向に向かって挿し込まれることで円錐部25に取り付けられてもよい。
上記したように、第1集塵容器17Bの中心軸は、円錐部25の中心軸に対してずれている。実施の形態1においては、シール部材41は、隔壁部26を介して円錐部25に対して固定されている。これにより、第1集塵容器17Bの中心軸と円錐部25の中心軸とが互いにずれていたとしても、第1集塵容器17Bを円錐部25に組み合わせる際の位置決めの負担が軽減される。また、換言すると、第1集塵容器17Bの円錐部25への取り付けやすさを損なわずに、第1集塵容器17Bの中心軸を円錐部25の中心軸からずらすことができる。実施の形態1であれば、第1集塵容器17Bの円錐部25への取り付けやすさを損なわずに、例えば、旋回室および集塵室の配置等の設計の自由度を高くすることができる。
集塵部材側係合部の一例である第1回転式係合部52は、例えば、第1集塵容器17Bの周方向に沿って複数設けられてもよい。第1回転式係合部52は、例えば、3つ設けられる。3つの第1回転式係合部52は、図13に示すように、第1集塵容器17Bの中心軸に対して回転対称に配置される。換言すると、3つの第1回転式係合部52は、等間隔に配置される。3つの第1回転式係合部52は、それぞれ、同一の形状に形成される。
円錐部25には、内筒部材に対して固定された内筒部材側係合部の一例として、第2回転式係合部42が設けられる。第1回転式係合部52と第2回転式係合部42とは、第1集塵容器17Bが回転することによって互いに係合可能に形成される。
第2回転式係合部42の配置は、第1回転式係合部52の配置に応じて設定される。一例として、第2回転式係合部42は、第1集塵容器17Bの周方向に沿って複数設けられる。第2回転式係合部42は、例えば、3つ設けられる。3つの第2回転式係合部42は、第1集塵容器17Bの中心軸に対して回転対称に配置される。換言すると、3つの第2回転式係合部42は、等間隔に配置される。3つの第2回転式係合部52は、それぞれ、同一の形状に形成される。
第1回転式係合部52と第2回転式係合部52とが上記のように構成されることにより、使用者が第1集塵容器17Bを円錐部25に対して取り付ける際に当該第1集塵容器17Bを回転させる角度をより少なくすることができる。より具体的には、第1集塵容器17Bが回転することによって第2回転式係合部42に第1回転式係合部52が係合する際における第1集塵容器17Bの回転角度を、120度以下にすることができる。実施の形態1であれば、より組み立てやすい第1集塵部17が得られる。また、第1集塵容器17Bが円錐部25に対して回転する角度が少なくなることによって、シール部材41の摩耗が抑制される。
なお、第1回転式係合部52および第2回転式係合部42の数は、2つまたは4つ以上であってもよい。第1回転式係合部52が2つである場合、2つの第1回転式係合部52は回転対称に設けられるとよい。第2回転式係合部42が2つである場合、2つの第2回転式係合部42は回転対称に設けられるとよい。これにより、第1集塵容器17Bが回転することによって第2回転式係合部42に第1回転式係合部52が係合する際における第1集塵容器17Bの回転角度を、180度以下にすることができる。
また、第1回転式係合部52および第2回転式係合部42の一方が複数で他方が1つであってもよい。第1回転式係合部52および第2回転式係合部42の数量は、それぞれ1つずつであってもよい。第1回転式係合部52および第2回転式係合部42の数量がそれぞれ1つずつである場合、円錐部25に対して第1集塵容器17Bをガイドするガイド構造があるとより好適である。このガイド構造は、円錐部25に対して第1集塵容器17Bを取り付ける際に、第1集塵容器17Bの位置決めを行うものである。ガイド構造は、第1集塵容器17Bが回転することによって第2回転式係合部42に第1回転式係合部52が係合する際における第1集塵容器17Bの回転角度を180度以下にするように構成されることが好ましい。
上記したように、第1集塵容器17Bの外側底部には、集塵装置側係合部の一例である第1下端面係止部(第1凹部)17B2aが形成されている。この第1下端面係止部(第1凹部)17B2aの数量および配置は、第1回転式係合部52および第2回転式係合部42の数量および配置に合わせて設定される。
一例として、第1下端面係止部(第1凹部)17B2aは、第1集塵容器17Bの周方向に沿って複数配置される。第1集塵容器17Bの外側底部には、例えば、3つの第1下端面係止部(第1凹部)17B2aが形成される。3つの第1下端面係止部(第1凹部)17B2aは、第1集塵容器17Bの中心軸に対して回転対称に配置される。換言すると、3つの第1下端面係止部(第1凹部)17B2aは、等間隔に配置される。3つの第1下端面係止部(第1凹部)17B2aは、それぞれ、同一の形状に形成される。3つの第1下端面係止部(第1凹部)17B2aのそれぞれは、いずれも本体側係合部の一例である掃除機側第1係止部(第1凸部)111bに係合可能である。第1下端面係止部(第1凹部)17B2aが上記のように構成されることによって、サイクロン分離装置に対する第1集塵容器17Bの取り付け位置に依らず、第1集塵部17を本体部16に取り付けることが可能になる。
なお、第1集塵容器17Bの底面には、塵埃の再飛散等を抑制するためのリブ53が形成されていてもよい。リブ53は、図13及び図14に示すように、複数の第1下端面係止部(第1凹部)17B2a同士の間に形成される。リブ53は、第1集塵容器17Bの周方向に沿って、第1集塵容器17Bの中心軸に対して回転対称に配置される。
(第1集塵部17を本体部16及び吸込筒部111に着脱する場合の動作)
図4及び図8を用いて、第1集塵部17を本体部16及び吸込筒部111に着脱する場合の動作について説明する。
まず、第1集塵部17を本体部16及び吸込筒部111に装着する場合の動作について説明する。第1集塵部17の第1集塵容器17Bの第1下端面部17B2の一端側に形成された、凹形状の第1下端面係止部(第1凹部)17B2aを、吸込筒部111の外殻に形成された、凸形状の掃除機側第1係止部(第1凸部)111bに挿入する。次に、掃除機側第1係止部(第1凸部)111bを支点にして、第1塵埃分離部17Aの上面が本体装着部161と対向するように第1集塵部17を回動する。このとき、第1塵埃分離部17Aの上部に設けられた第1上端面係止部17A1の突出部17A1aの傾斜部17A1bが本体装着部161に先当たりする。そして、回動が進むにつれて、突出部17A1aがバネ17A1cの弾性力に抗して第1塵埃分離部17Aの内部方向に沈むように移動する。第1集塵部17の回動が完了すると、突出部17A1aは、バネ17A1cの弾性力により、本体部係止部162の凹部に侵入するように移動し、第1集塵部17が本体部16及び吸込筒部111に装着される。
次に、第1集塵部17を本体部16及び吸込筒部111から外す場合の動作について説明する。第1上端面係止部17A1の外側側面を、バネ17A1cの弾性力に抗して下方に移動し、突出部17A1aが本体部係止部162の凹部から抜けるように移動する。次に、掃除機側第1係止部(第1凸部)111bを支点にして、第1塵埃分離部17Aの上面が本体装着部161から外れるように第1集塵部17を回動する。最後に、第1集塵部17の1被係止部(第1凹部)17B2aを、吸込筒部111の掃除機側第1係止部(第1凸部)111bから取り外し、第1集塵部17を本体部16及び吸込筒部111から取り外される。
このように、第1集塵部17の第1下端面係止部17B2aは第1下端面部17B2の吸込筒部111側の端部に形成され、第1集塵部17は、吸込筒部111の掃除機側第1係止部111bを支点に回動して第1上端面係止部17A1が本体部係止部162に係止されるので、第1集塵部17が吸込筒部111の掃除機側第1係止部111bの回りに回動しやいとともに、第1集塵部17を掃除機本体10に容易に装着できる。また、第1集塵部17を掃除機本体10から取り外すときに、第1上端面係止部17A1と本体部係止部162との係止を解除しても、第1集塵部の第1下端面係止部と吸込筒部の掃除機側第1係止部とが係止されたままであり、第1集塵部が落下することを防止でき、使い勝手がよい。
(第2集塵部18の構成)
図16は第2集塵部18の側面図である。図17は、第2集塵部18の一部断面図であり、第1塵埃分離部18Aの一部及び第2集塵容器18Bの全体を対象とした断面図である。図8に示す第1集塵部17の断面図と比較すると、第2集塵部18の構成は基本的に第1集塵部17と同様であり、第2塵埃分離部18Aと第2集塵容器18Bを備える。第2集塵容器18Bは、第1集塵容器17Bと同様に、側面である第2周囲壁部18B1、底面である第2下端面部18B2を有する。また、第2集塵容器18Bは上端に第2開口部18B0(図示せず)が形成されている。ここで、筒形状の第2集塵部18の筒の軸方向の長さが第1集塵部17の筒の軸方向の長さよりも大きい。具体的には、筒形状の軸方向において、第2集塵部18の第2集塵容器18Bは、第1集塵部17の第1集塵容器17Bよりも長い。したがって、第2集塵容器18Bは、第1集塵容器17Bよりも多くの量の塵埃を溜められる。
また、第2塵埃分離部18Aの一部を構成する円錐部251は第1塵埃分離部17Aの一部を構成する円錐部25よりも長い。このように、円錐部の内部の円錐面に沿った含塵空気の旋回距離は、第2塵埃分離部18Aの円錐部251の方が、第1塵埃分離部17Aの円錐部25よりも長い。したがって、円錐部における塵埃の分離性能は、第2塵埃分離部18Aが第1塵埃分離部17Aよりも高い。
このように、第2の分離部18をスティッククリーナ用集塵容器として用いる場合、塵埃の分離性能が高まる。
また、上記の円錐部251の形状の差異に対応して、第2塵埃分離部18Aの一部を構成する隔壁部261は第1塵埃分離部17Aの一部を構成する隔壁部26よりも下方に配置される。さらに、隔壁部261は、第1塵埃分離部17Aの一部を構成する隔壁部26の、円錐部25の上部に形成される折り返し部である筒状のスカート部26aがない。
図18は、本体部16の本体装着部161に対して第2集塵部18を着脱する状態を示す側面図である。図18に示すように、第2集塵部18の第2塵埃分離部18Aを本体部16の本体部係止部162と係止する第2上端面係止部18A1が設けられる。また、管体12は、吸込筒部111に形成された掃除機側第1係止部(第1凸部)111bと同様の、凸形状の掃除機側第2係止部(第2凸部)122を有している。また、第2集塵部18の底面である第2下端面部18B2には、第1集塵部17の第1集塵容器17Bの第1下端面部17B2に形成された第1下端面係止部(第1凹部)17B2aと同様の、凹形状の第2下面係止部(第2凹部)18B2aが形成されている。また、第2塵埃分離部18Aの上部には、第1塵埃分離部17Aに設けられた第1上端面係止部17A1と同様の構成の第2上端面係止部18A1が設けられる。
図19は、掃除機本体11に管体12を接続し、第2集塵部18を本体部16の本体装着部161と管体12とに装着した状態の側面図である。また、図20は、掃除機本体11に管体12を装着し、管体12に掃除具13を装着し、第2集塵部18を本体装着部161と管体12とに装着した状態の側面断面図である。図20において、掃除機側第1係止部(第1凸部)111bが、吸込筒部111aの外殻から第2の分離部18側に突出する部分の先端までの高さをh1とする。また、本体被支持部121が、管体12の外殻から第2の分離部18側に突出する部分の先端までの高さをh2とする。
(第2集塵部18を本体部16及び管体12に着脱する場合の動作)
次に、第2集塵部18を本体部16及び管部12に装着する場合の動作について説明する。第2集塵部18の第2集塵容器18Bの第2下端面部18B2の一端側に形成された、凹形状の第2下面係止部(第2凹部)18B2aを、管体12の外殻に形成された、凸形状の掃除機側第2係止部(第2凸部)122に挿入する。次に、掃除機側第2係止部(第2凸部)122を支点にして、第2塵埃分離部18Aの上面が本体装着部161と対向するように第2集塵部18を回動する。このとき、第1塵埃分離部17Aの上部に設けられた第1上端面係止部17A1と同様に、第2塵埃分離部18Aの上部に設けられた第2上端面係止部18A1の突出部18A1a(図示せず)の傾斜部18A1b(図示せず)が本体装着部161に先当たりする。そして、回動が進むにつれて、突出部18A1aがバネ18A1c(図示せず)の弾性力に抗して第2塵埃分離部18Aの内部方向に沈むように移動する。第2集塵部18の回動が完了すると、突出部18A1aは、バネ18A1cの弾性力により、本体部係止部162の凹部に侵入するように移動し、第2集塵部18が本体部16及び管体12に装着される。
第2集塵部18が本体部16及び管部12に装着された状態において、図16及び図20に示すように、第2集塵部18が本体装着部161及び管体12と装着されたときに、第2集塵容器18Bの第2周囲壁部18B1は、少なくとも吸込筒部111または管体12と対向する部分に窪み壁部18B1aを形成し、吸込筒部111から第2集塵容器18B側に突出する部分である掃除機側第1係止部(第1凸部)111bの先端部、または、管体12の外殻から第2集塵容器18B側に突出する部分である掃除機側第2係止部(第2凸部)122の先端部と、空間を隔てた位置に配置される。つまり、少なくとも吸込筒部111または管体12と対向する部分の第2周囲壁部18B1は、吸込筒部111aの外殻から第2の分離部18側にh1寸法よりも大きく離間する位置、または、管体12の外殻から第2の分離部18側にh2寸法よりも大きく離間する位置に配置される。したがって、第2集塵部を本体装着部及び管体に装着したときに、第2集塵容器の第2周囲壁部が吸込筒部または管部の突出する部分と干渉することを防止できる。
次に、第2集塵部18を本体部16及び管部12から外す場合の動作について説明する。第2上端面係止部18A1の外側側面を、バネ18A1c(図示せず)の弾性力に抗して下方に移動し、突出部18A1a(図示せず)が本体部係止部162の凹部から抜けるように移動する。次に、掃除機側第2係止部(第2凸部)122を支点にして、第2塵埃分離部18Aの上面が本体装着部161から外れるように第2集塵部18を回動する。最後に、第2集塵部18の2被係止部(第2凹部)18B2aを、管体12の掃除機側第2係止部(第2凸部)122から取り外し、第2集塵部18を本体部16及び管体12から取り外される。
このように、第1集塵部17の第1上端面部または第2集塵部18の第2上端面部が本体部16の本体装着部161に選択的に装着されるので、筒形状のハンディクリーナ用の第1集塵部17と、軸方向において第1集塵部17よりもサイズの大きい筒形状のスティッククリーナ用の第2集塵部18とを選択的に装着可能な電気掃除機10が得られる。つまり、第1集塵部17を使用する際は、掃除機本体11の掃除機側第1係止部(第1凸部)111bと第1集塵部17の第1下端面係止部(第1凹部)17B2aを係合させることで、電気掃除機全体のサイズを小さくして電気掃除機を使用することができる。また、第2集塵部18を使用する際は、掃除機本体11に管体12を接続させた後、第2の凸部61と第2集塵部の第2下面係止部(第2凹部)18B2aを係合させることで、集塵容量の大きな電気掃除機として使用することができる。さらに、第2集塵部18の第2集塵容器18Bを管体12と係止するので、第2集塵部18を掃除機本体10側に安定して係止できる。
また、サイクロン式の電気掃除機にあっては、一般的にダストカップユニットが大きくなることで、塵埃の分離性能が向上する。これにより、使用者は、各々の掃除スタイルに合わせて択一的に電気掃除機の大きさを変更して掃除することができる。
このように、第2集塵部18の第2上端面係止部18A1と第2下端面係止部18B2aとが、第2集塵部18に対して互いに反対側に配置される。そして、第2上端面係止部18A1は、第2集塵部18に対して外側、つまり使用者側に露出して配置される。したがって、使用者は第2上端面係止部18A1の操作がしやすく、使い勝手がよい。
また、管体12に形成される掃除機側第2係止部(第2凸部)122は、吸込筒部111の外殻から外側に突出する凸形状であり、含塵空気が内部を通過する管体12の内部に掃除機側第2係止部が突出することがないように構成でき、管体12の圧損の低下を防止できる。
また、第2集塵部18の第2下端面係止部18B2aは第2下端面部18B2の管体12側の端部に形成され、第2集塵部18は、管体12の掃除機側第2係止部122を支点に回動して第2上端面係止部18A1が本体部係止部162に係止されるので、第2集塵部18が管体12の掃除機側第2係止部122の回りに回動しやいとともに、第2集塵部18を掃除機本体10に容易に装着できる。また、第2集塵部18を掃除機本体10から取り外すときに、第2上端面係止部18A1と本体部係止部162との係止を解除しても、第2集塵部18の第2下端面係止部18B2aと管体12の掃除機側第2係止部122とが係止されたままであり、第2集塵部18が落下することを防止でき、使い勝手がよい。
このように、実施の形態1の電気掃除機によれば、電動送風機が内蔵される本体部、筒形状で第1上端面部及び第1下端面部を有する第1集塵部または第1集塵部の筒形状の軸方向の長さよりも大きい筒形状で第2上端面部及び第2下端面部を有する第2集塵部、第1集塵部の第1上端面部または第2集塵部の第2上端面部が本体部に選択的に装着される本体装着部、本体部から第1集塵部及び第2集塵部の筒形状の軸方向に突出し先端部に筒部開口を有するとともに第1集塵部または第2集塵部と連通する吸込筒部、及び、第1集塵部の第1上端面部または第2集塵部の第2上端面部を本体装着部に着脱可能に係止する本体部係止部を有する掃除機本体と、吸込筒部の筒部開口に接続可能な管体と、を備え、第1集塵部は、第1上端面部が本体部係止部に着脱可能に係止される第1上端面係止部と、第1集塵部の第1下端面部が吸込筒部の掃除機側第1係止部と係止される第1下端面係止部とを有し、第2集塵部は、第2上端面部が本体部係止部に着脱可能に係止される第2上端面係止部と、第2集塵部の第2下端面部が管体の掃除機側第2係止部と係止される第2下端面係止部とを有するので、筒形状のハンディクリーナ用の第1集塵部と、軸方向において第1集塵部よりもサイズの大きい筒形状のスティッククリーナ用の第2集塵部とを選択的に装着可能な電気掃除機が得られる。また、第2集塵容器を管体と係止するので、第2集塵部を掃除機本体側に安定して係止できる。
また、第1集塵部の第1上端面係止部と第1下端面係止部とが第1集塵部に対して互いに反対側に配置されるので、第1集塵部を掃除機本体に装着する場合や、第1集塵部を掃除機本体から取り外す場合に、第1上端面係止部が使用者側に露出するように構成でき、第1上端面係止部の操作がしやすく、使い勝手がよい。
また、第2集塵部の第2上端面係止部と第2下端面係止部とが第2集塵部に対して互いに反対側に配置されるので、第2集塵部を掃除機本体に装着する場合や、第2集塵部を掃除機本体から取り外す場合に、第2上端面係止部が使用者側に露出するように構成でき、第2上端面係止部の操作がしやすく、使い勝手がよい。
また、吸込筒部の掃除機側第1係止部は吸込筒部の外殻から突出する第1凸部であり、第1集塵部の第1下端面係止部は第1下端面部から内側に窪む第1凹部であるので、含塵空気が内部を通過する吸込筒部の内部に掃除機側第1係止部が突出することがないように構成でき、吸込筒部の圧損の低下を防止できる。
また、管体の掃除機側第2係止部は管体の外殻から突出する第1凸部であり、第2集塵部の第2下端面係止部は第2下端面部から内側に窪む第2凹部であるので、含塵空気が内部を通過する管体の内部に掃除機側第2係止部が突出することがないように構成でき、管体の圧損の低下を防止できる。
また、第2集塵部は第2周囲壁部を有し、第2集塵部が本体装着部及び管体に装着されるとき、第2周囲壁部は、少なくとも吸込筒部または管体と対向する部分が、吸込筒部または管体の外殻から第2集塵部側に突出する部分の先端と空間を隔てた位置に配置されるので、第2集塵部を本体装着部及び管体に装着したときに、第2集塵部の第2周囲壁部が吸込筒部または管部の突出する部分と干渉することを防止できる。
また、第1集塵部の第1下端面係止部は第1下端面部の吸込筒部側の端部に形成され、第1集塵部は、吸込筒部の掃除機側第1係止部を支点に回動して第1上端面係止部が本体部係止部に係止されるので、第1集塵部が吸込筒部の掃除機側第1係止部の回りに回動しやいとともに、第1集塵部を掃除機本体に容易に装着できる。また、第1集塵部を掃除機本体から取り外すときに、第1上端面係止部と本体部係止部との係止を解除しても、第1集塵部の第1下端面係止部と吸込筒部の掃除機側第1係止部とが係止されたままであり、第1集塵部が落下することを防止でき、使い勝手がよい。
また、第2集塵部の第2下端面係止部は第2下端面部の管体側の端部に形成され、第2集塵部は、管体の掃除機側第2係止部を支点に回動して第2上端面係止部が本体部係止部に係止されるので、第2集塵部が管体の掃除機側第2係止部の回りに回動しやいとともに、第2集塵部を掃除機本体に容易に装着できる。また、第2集塵部を掃除機本体から取り外すときに、第2上端面係止部と本体部係止部との係止を解除しても、第2集塵部の第2下端面係止部と管体の掃除機側第2係止部とが係止されたままであり、第2集塵部が落下することを防止でき、使い勝手がよい。
実施の形態2.
図21は、実施の形態2の電気掃除機の掃除機本体の側面図であり、第1集塵部を装着した状態で、第1塵埃分離部の一部を断面で示す図である。図22は、実施の形態2の電気掃除機の側面図で、第2集塵部を装着した状態の図である。図23は、実施の形態2の電気掃除機の第2集塵部の側面図である。図24は、実施の形態2の電気掃除機の第2集塵部の側面断面図である。
図21に示すように、実施の形態2の電気掃除機60の掃除機本体61は、基本的な構成は実施の形態1の掃除機本体11と同じで、把持部65、電動送風機と充電池が内蔵される本体部66、吸込筒部611および筒形状の第1集塵部67を備える。後述する、第1集塵部67と同様の筒形状で、第1集塵部67よりも筒の軸方向の長さの長い第2集塵部68も備え、本体部66の本体装着部661に、第1集塵部67と第2集塵部68とが選択的に装着される。実施の形態1の電気掃除機10に対し、実施の形態2の電気掃除機60の違いは、実施の形態2の掃除機本体61の本体装着部661と、これに装着される第1集塵部67または第2集塵部68の上端部の構成が異なる。なお、吸込筒部611の先端部には管体12が接続される筒部開口611aが形成され、吸込筒部611の根元部は、第1集塵部67及び第2集塵部68と連通する。
実施の形態1の電気掃除機の本体装着部161は、図4に示すように、吸込筒部111の延びる軸に対し直交する平面状に構成される。これに対し、実施の形態2の電気掃除機の本体装着部661は、図21に示すように、吸込筒部611の延びる軸に対し傾斜して交わる平面状に構成される。つまり、本体部66の本体装着部661は、吸込筒部611側に近づくにつれて第1集塵部67側の方向に近づく本体部傾斜部を有する。
なお、上記の本体部傾斜部を除く部分の構成として、実施の形態1と同様に、本体装着部661は、それぞれ、第1集塵部67または第2集塵部68の風下側の部位である第1塵埃分離部67Aまたは第2集塵部68Aの上端面である第1上端面部または第2上端面部が対向して装着される本体部66の部位である。本体装着部661の吸込筒部611と反対側に連なる面には、第1集塵部67の第1塵埃分離部67Aの第1上端面係止部67A1に設けられた突出部(図示せず)が嵌合される凹部である本体部係止部662が形成される。
次に、実施の形態2の電気掃除機の掃除機本体61の第1集塵部67は、第1塵埃分離部67Aと第1集塵容器67Bとから構成される。第1集塵容器67Bは、実施の形態1の電気掃除機の第1塵埃容器17Bと同じ構成である。第1塵埃分離部67Aは、実施の形態1の第1塵埃分離部17Aの上端面の構成が異なり、その他の部分は同じ構成である。
実施の形態2の電気掃除機の第1塵埃分離部67Aにおいて、実施の形態1と構成が異なる部分について説明する。実施の形態1の電気掃除機の第1塵埃分離部17Aの上部である流入部ケース22と第1フィルタ21の上端面は水平面で構成したが、実施の形態2の電気掃除機の第1塵埃分離部67Aの一部である流入部ケース67A3とプリーツ型の第1フィルタ67A2の上端面は、図21に示すように、第1集塵部67が掃除機本体61に装着されたときに、本体部66の本体装着部661の本体部傾斜部と平行に対向する第1傾斜部67A4を有する。
その他の部分の実施の形態2の第1塵埃分離部17Aの構成は、実施の形態1と同様である。すなわち、本体装着部161には、後述する第1集塵部17の第1塵埃分離部17Aの第1上端面係止部17A1に設けられた突出部17A1aが嵌合される凹部である本体部係止部162が形成される掃除機本体61に第1集塵部67を係止するために、第1集塵部67の第1集塵容器67Bの底面である第1下面端部67B2の吸込筒部611側の端部には、吸込筒部611に形成される凸形状の掃除機側第1係止部(第1凸部)611bと係止される、第1集塵容器67Bの内側に向かって窪む第1下端面係止部(第1凹部)67B2aが形成される。
(第1集塵部17を本体部16及び吸込筒部111に着脱する場合の動作)
図21を用いて、第1集塵部67を本体部66及び吸込筒部611に着脱する場合の動作について説明する。
まず、第1集塵部67を本体部66及び吸込筒部611に装着する場合の動作について説明する。第1集塵部67の第1集塵容器67Bの第1下端面部87B2の一端側に形成された、凹形状の第1下端面係止部(第1凹部)67B2aを、吸込筒部611の外殻に形成された、凸形状の掃除機側第1係止部(第1凸部)611bに挿入する。次に、掃除機側第1係止部(第1凸部)611bを支点にして、第1塵埃分離部67Aの上面が本体装着部661と対向するように第1集塵部67を回動する。このとき、第1塵埃分離部67Aの上部に設けられた第1上端面係止部67A1の突出部(図示せず)の傾斜部(図示せず)が、吸込筒部611と反対側の本体装着部661に連なる下面に先当たりする。そして、回動が進むにつれて、突出部がバネ(図示せず)の弾性力に抗して第1塵埃分離部67Aの内部方向に沈むように移動する。第1集塵部67の回動が完了すると、突出部は、バネの弾性力により、本体部係止部662の凹部に侵入するように移動し、第1集塵部67が本体部66及び吸込筒部611に装着される。
このとき、本体部66の本体装着部661は、吸込筒部611側に近づくにつれて第1集塵部67側の方向に傾斜する本体部傾斜部を有し、第1集塵部67が吸込筒部611の掃除機側第1係止部611aを支点に回動して第1上端面係止部67A1が本体部係止部662に係止されるときに、第1集塵部67の第1上端面部が本体傾斜部と平行に対向する第1傾斜部を有するので、第1集塵部67を吸込筒部611の掃除機側第1係止部611aを支点に回動したときに、本体部66に対向する第1上端面部の回動時の軌跡が本体装着部に対し干渉せず、第1集塵部67を本体部66に円滑に装着できる。また、第1上端面係止部が本体部係止部662に係止されたときに、本体部傾斜部と第1集塵部67の第1上端面部の第1傾斜部とが平行に対向するので、第1集塵部67と本体部66との密閉性を高めることができる。その結果、両者の隙間から掃除機本体61外部に漏れる空気を抑制でき、吸引性能の低下を抑制できる。
また、第1集塵部67の上部に備えたプリーツ型の第1フィルタ部67A2の上面を、第1集塵部67の上面に合わせて傾斜形状とすることで、傾斜形状ではないプリーツ型のフィルタに比べて、フィルタの展開面積を多く確保することができる。また、傾斜形状とすることで、第1集塵部67に第1フィルタ部67A2を装着する際、第1塵埃分離部67Aに対する第1フィルタ部67A2の上下方向、前後左右方向の判別が容易であり、組立性がよい。
次に、第1集塵部67を本体部66及び吸込筒部611から取り外す場合の動作については、実施の形態1の電気掃除機10の第1集塵部17を本体部11及び吸込筒部111から取り外す場合の動作と同様である。
実施の形態2の電気掃除機60の第2集塵部68については、第2塵埃分離部68Aの上部の第2フィルタ部68A2と流入部ケース68A3が第1塵埃分離部67Aの構成と同様で、上面に傾斜面が形成されるものであり、その他の部分は、実施の形態1の電気掃除機10の第2集塵部18と同様の構成である。第2塵埃分離部68Aの上部の第2フィルタ部68A2と流入部ケース68A3の上面に形成される傾斜面の傾斜角は、第1塵埃分離部67Aの上部の第1フィルタ部67A2と流入部ケース67A3の上面に形成される傾斜面の傾斜角と同じである。
本体部66の本体装着部661は、吸込筒部611側に近づくにつれて第2集塵部68側の方向に傾斜する本体部傾斜部を有し、第2集塵部68が筒体12の掃除機側第2係止部122を支点に回動して第2上端面係止部68A1が本体部係止部662に係止されるときに、第2集塵部68の第2上端面部が本体傾斜部と平行に対向する第2傾斜部を有するので、第2集塵部68を筒体12の掃除機側第2係止部122を支点に回動したときに、本体部66に対向する第2上端面部の回動時の軌跡が本体装着部に対し干渉せず、第2集塵部68を本体部66に円滑に装着できる。また、第2上端面係止部68A1が本体部係止部662に係止されたときに、本体部傾斜部と第2集塵部68の第2上端面部の第2傾斜部とが平行に対向するので、第2集塵部68と本体部66との密閉性を高めることができる。その結果、両者の隙間から掃除機本体61外部に漏れる空気を抑制でき、吸引性能の低下を抑制できる。
また、第2集塵部68の上部に備えたプリーツ型の第2フィルタ部68A2の上面を、第2集塵部68の上面に合わせて傾斜形状とすることで、傾斜形状ではないプリーツ型のフィルタに比べて、フィルタの展開面積を多く確保することができる。また、傾斜形状とすることで、第2集塵部68に第2フィルタ部68A2を装着する際、第2塵埃分離部68Aに対する第2フィルタ部68A2の上下方向、前後左右方向の判別が容易であり、組立性がよい。
なお、第2集塵部68を本体部66及び吸込筒部611から取り外す場合の動作も、実施の形態1の電気掃除機10の第1集塵部17を本体部11及び吸込筒部111から取り外す場合の動作と同様である。
このように、実施の形態2の電気掃除機によれば、本体部の本体装着部は、吸込筒部側に近づくにつれて第1集塵部側の方向に近づく本体部傾斜部を有し、第1集塵部が吸込筒部の掃除機側第1係止部を支点に回動して第1上端面係止部が本体部係止部に係止されるときに、第1集塵部の第1上端面部が本体傾斜部と平行に対向する第1傾斜部を有するので、第1集塵部を吸込筒部の掃除機側第1係止部を支点に回動したときに、本体部に対向する第1上端面部の回動時の軌跡が本体装着部に対し干渉せず、第1集塵部を本体部に円滑に装着できる。また、第1上端面係止部が本体部係止部に係止されたときに、本体部傾斜部と第1集塵部の第1上端面部の第1傾斜部とが平行に対向するので、両者の隙間から掃除機本体外部に漏れる空気を抑制でき、吸引性能の低下を抑制できる。
また、第2集塵部が管体の掃除機側第2係止部を支点に回動して第2上端面係止部が本体部係止部に係止されるときに、第2集塵部の第2上端面部が本体傾斜部と平行に対向する、第1傾斜部と同じ傾きの傾斜面を有する第2傾斜部を有するので、第1集塵部と同様に、第2集塵部を管体の掃除機側第2係止部を支点に回動したときに、本体部に対向する第2上端面部の回動時の軌跡が本体装着部に対し干渉せず、第2集塵部を本体部に円滑に装着できる。また、第2上端面係止部が本体部係止部に係止されたときに、本体部傾斜部と第2集塵部の第2上端面部の第2傾斜部とが平行に対向するので、両者の隙間から掃除機本体外部に漏れる空気を抑制でき、吸引性能の低下を抑制できる。
また、第1集塵部が第1フィルタ部を有し、第1フィルタ部が本体部と対向する面側に第1傾斜部を形成するので、第1フィルタ部の風下側の端面を斜めに切断することにより第1傾斜部を形成でき、加工性がよい。また、第1フィルタ部は、上下方向(風上側から風下側に向かう方向、軸方向)について非対称で、軸方向の回り(前後、左右方向)に非対称な形状のため、第1フィルタ部を第1集塵部の第1分離部に装着するとき、第1分離部に対する第1フィルタ部の上下方向、前後左右方向の判別が容易であり、組立性がよい。
また、第2集塵部が第2フィルタ部を有し、第2フィルタ部が本体部と対向する面側に第2傾斜部を形成するので、第2フィルタ部の風下側の端面を斜めに切断することにより第2傾斜部を形成でき、加工性がよい。また、第2フィルタ部は、上下方向(風上側から風下側に向かう方向、軸方向)について非対称で、軸方向の回り(前後、左右方向)に非対称な形状のため、第2フィルタ部を第2集塵部の第2分離部に装着するとき、第2分離部に対する第2フィルタ部の上下方向、前後左右方向の判別が容易であり、組立性がよい。
なお、実施の形態1及び実施の形態2において、第1集塵部と吸込筒部との係止の方法として、第1集塵部の第1下端面係止部を凹形状とし、吸込筒部の掃除機側第1係止部を凸形状としたが、前者を凹形状、後者を凸形状としてもよい。また、第2集塵部と管体との係止の方法として、第2集塵部の第2下端面係止部を凹形状とし、管体の掃除機側第2係止部を凸形状としたが、前者を凹形状、後者を凸形状としてもよい。第1集塵部の第1下端面係止部を第1集塵部の外部に突出する凸形状とすることで、第1下端面係止部が第1集塵容器の内部に突出することがなく、集塵量を損なうことがない。同様に、第2集塵部の第2下端面係止部を第2集塵部の外部に突出する凸形状とすることで、第2下端面係止部が第2集塵容器の内部に突出することがなく、集塵量を損なうことがない。
1 電気掃除機システム
10 電気掃除機
11 掃除機本体
111 吸込筒部
111a 筒部開口
111b 掃除機側第1係止部(第1凸部)
12 管体
121 本体被支持部
122 掃除機側第2係止部(第2凸部)
13 掃除具
15 把持部
151 操作部
16 本体部
161 本体装着部
162 本体部係止部
16A 電動送風機
16B 充電池
17 第1集塵部
17A 第1塵埃分離部
17A1 第1上端面係止部
17A1a 突出部
17A1b 傾斜部
17A1c バネ
17B 第1集塵容器
17B0 第1開口部
17B1 第1周囲壁部
17B2 第1下端面部
17B2a 第1下端面係止部(第1凹部)
18 第2集塵部
18A 第2塵埃分離部
18A1 第2上端面係止部
18A1a 突出部
18A1b 傾斜部
18A1c バネ
18B 第2集塵容器
18B0 第2開口部
18B1 第2周囲壁部
18B1a 窪み壁部
18B2 第2下端面部
18B2a 第2下面係止部(第2凹部)
19 第1集塵部
21 第1フィルタ部
22 流入部ケース
23 案内部
24 排出部
241 排出部
25 円錐部
251 円錐部
26 隔壁部
26a スカート部
261 隔壁部
27 流入口
271 流入口
28 円弧面
29 ストレート面
30 枠体
31 第1フィルタ本体
32 第1パッキン
33 案内板
34 天面部
35 第2パッキン
36 分離室
37 第1開口
371 第1開口
38 第2開口
381 第2開口
39 第1集塵室
391 第1集塵室
40 第2集塵室
401 第2集塵室
41 シール部材
42 第2回転式係合部
52 第1回転式係合部
53 リブ
60 電気掃除機
61 掃除機本体
611 吸込筒部
611a 筒部開口
611b 掃除機側第1係止部(第1凸部)
612 本体部係止部
65 把持部
66 本体部
661 本体装着部(本体傾斜部)
662 本体部係止部
67 第1集塵部
67A 第1塵埃分離部
67A1 第1上端面係止部
67A2 第1フィルタ部
67A3 流入部ケース
67A4 第1傾斜部
67B 第1集塵容器
67B2 第1下端面部
67B2a 第1下端面係止部(第1凹部)
68 第2集塵部
68A 第2塵埃分離部
68A1 第2上端面係止部
68A1a 突出部
68A1b 傾斜部
68A1c バネ
68A2 第2フィルタ部
68A3 流入部ケース
68A4 第2傾斜部
68B 第2集塵容器
68B2a 第2下端面係止部(第2凹部)
100 支持装置
101 基台部
102 支柱部
103 本体支持部。

Claims (12)

  1. 電動送風機が内蔵される本体部、筒形状で第1上端面部及び第1下端面部を有する第1集塵部または前記第1集塵部の筒形状の軸方向の長さよりも大きい筒形状で第2上端面部及び第2下端面部を有する第2集塵部、前記第1集塵部の前記第1上端面部または前記第2集塵部の前記第2上端面部が前記本体部に選択的に装着される本体装着部、前記本体部から前記第1集塵部及び前記第2集塵部の筒形状の軸方向に突出し先端部に筒部開口を有するとともに前記第1集塵部または前記第2集塵部と連通する吸込筒部、及び、前記第1集塵部の前記第1上端面部または前記第2集塵部の前記第2上端面部を前記本体装着部に着脱可能に係止する本体部係止部を有する掃除機本体と、
    前記吸込筒部の筒部開口に接続可能な管体と、を備え、
    前記第1集塵部は、前記第1上端面部が前記本体部係止部に着脱可能に係止される第1上端面係止部と、前記第1集塵部の前記第1下端面部が前記吸込筒部の掃除機側第1係止部と係止される第1下端面係止部とを有し、
    前記第2集塵部は、前記第2上端面部が前記本体部係止部に着脱可能に係止される第2上端面係止部と、前記第2集塵部の前記第2下端面部が前記管体の掃除機側第2係止部と係止される第2下端面係止部とを有する、
    電気掃除機。
  2. 前記第1集塵部の前記第1上端面係止部と前記第1下端面係止部とが前記第1集塵部に対して互いに反対側に配置されることを特徴とする請求項1記載の電気掃除機。
  3. 前記第2集塵部の前記第2上端面係止部と前記第2下端面係止部とが前記第2集塵部に対して互いに反対側に配置されることを特徴とする請求項1記載の電気掃除機。
  4. 前記吸込筒部の前記掃除機側第1係止部は前記吸込筒部の外殻から突出する第1凸部であり、前記第1集塵部の前記第1下端面係止部は前記第1下端面部から内側に窪む第1凹部であることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の電気掃除機。
  5. 前記管体の前記掃除機側第2係止部は前記管体の外殻から突出する第1凸部であり、前記第2集塵部の前記第2下端面係止部は前記第2下端面部から内側に窪む第2凹部であることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の電気掃除機。
  6. 前記第2集塵部は第2周囲壁部を有し、前記第2集塵部が前記本体装着部及び前記管体に装着されるとき、前記第2周囲壁部は、少なくとも前記吸込筒部または前記管体と対向する部分が、前記吸込筒部または前記管体の外殻から前記第2集塵部側に突出する部分の先端と空間を隔てた位置に配置される請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の電気掃除機。
  7. 前記第1集塵部の前記第1下端面係止部は前記第1下端面部の前記吸込筒部側の端部に形成され、
    前記第1集塵部は、前記吸込筒部の前記掃除機側第1係止部を支点に回動して前記第1上端面係止部が前記本体部係止部に係止されることを特徴とする請求項1または請求項2記載の電気掃除機。
  8. 前記第2集塵部の前記第2下端面係止部は前記第2下端面部の前記管体側の端部に形成され、
    前記第2集塵部は、前記管体の前記掃除機側第2係止部を支点に回動して前記第2上端面係止部が前記本体部係止部に係止されることを特徴とする請求項1または請求項3記載の電気掃除機。
  9. 前記本体部の前記本体装着部は、前記吸込筒部側に近づくにつれて前記第1集塵部側の方向に近づく本体部傾斜部を有し、
    前記第1集塵部が前記吸込筒部の前記掃除機側第1係止部を支点に回動して前記第1上端面係止部が前記本体部係止部に係止されるときに、前記第1集塵部の前記第1上端面部が前記本体傾斜部と平行に対向する第1傾斜部を有することを特徴とする請求項7記載の電気掃除機。
  10. 前記第2集塵部が前記管体の前記掃除機側第2係止部を支点に回動して前記第2上端面係止部が前記本体部係止部に係止されるときに、前記第2集塵部の前記第2上端面部が前記本体傾斜部と平行に対向する、前記第1傾斜部と同じ傾きの傾斜面を有する第2傾斜部を有することを特徴とする請求項9記載の電気掃除機。
  11. 前記第1集塵部は第1フィルタ部を有し、前記第1フィルタ部が前記本体装着部と対向する面側に前記第1傾斜部を形成することを特徴とする請求項9記載の電気掃除機。
  12. 前記第2集塵部は第2フィルタ部を有し、前記第2フィルタ部が前記本体装着部と対向する面側に前記第2傾斜部を形成することを特徴とする請求項10記載の電気掃除機。
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