JP2021193409A - 駆動伝達装置及び画像形成装置 - Google Patents

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【課題】装置の小型化や静音化、コストダウンを図ることができる駆動伝達装置および画像形成装置を提供する。【解決手段】駆動伝達装置たる駆動伝達機構70は、第一駆動伝達部材たるワイヤー入力ギヤ95と、第二駆動伝達部材たるワイヤー出力ギヤ98とを備えている。また、駆動伝達機構70は、一端が軸方向からワイヤー入力ギヤ95に接続され、他端が軸方向からワイヤー出力ギヤ98に接続されたワイヤー部材92を備えている。ワイヤー入力ギヤ95からワイヤー部材92を介してワイヤー出力ギヤ98に駆動力が伝達され、このワイヤー出力ギヤ98から第二廃トナー搬送ギヤ199を介して第二廃トナー搬送コイル32に駆動力が伝達され、第二廃トナー搬送コイル32が回転駆動する。【選択図】図4

Description

本発明は、駆動伝達装置及び画像形成装置に関するものである。
特許文献1には、駆動源たる駆動モータから軸方向と直交する方向に離れた位置に設けられた廃トナー回収攪拌スクリュウなどの出力部材へ、複数のギヤの噛み合いや、タイミングベルトを用いて駆動モータの駆動力を伝達する駆動伝達装置が記載されている。
しかしながら、特許文献1では、駆動源から出力部材までの駆動伝達部材が多く、装置の大型化や騒音化、コストアップにつながるおそれがあった。
上述した課題を解決するために、本発明は、駆動伝達装置において、第一駆動伝達部材と、第二駆動伝達部材と、一端が軸方向から前記第一駆動伝達部材に接続され、他端が軸方向から前記第二駆動伝達部材に接続されたワイヤー部材とを備えることを特徴とするものである。
本発明によれば、装置の小型化や静音化、コストダウンを図ることができる。
実施形態に係る複写機の概略構成を示す概略構成図。 四つの作像ユニットのうち、Y用の作像ユニットの概略構成を示す概略構成図。 廃トナー搬送装置の参考図。 本実施形態における駆動伝達機構の概略構成図。 同駆動伝達機構の駆動側を示す斜視図。 同駆動伝達機構の従動側を示す斜視図。 同駆動伝達機構のフェースギヤ付近を示す拡大斜視図。 同フェースギヤ付近の断面斜視図。 本実施形態における廃トナー容器駆動伝達機構について説明する概略図。
図1は、実施形態に係る複写機の概略構成を示す概略構成図である。
この複写機は、画像形成手段たるプリンタ部90と、画像読取部150とを備えている。
複写機のプリンタ部90は、イエロー(Y),シアン(C),マゼンタ(M),黒(K)のトナー像を作像するための四つの作像ユニット1Y,1C,1M,1Kを備えている。符号の末尾に添えられたY,C,M,Kという添字は、イエロー,シアン,マゼンタ,黒のトナー像を作像するための手段であることを示している。なお、Y,C,M,Kの色順は、図1に示される順に限られるものでなく、他の並び順であってもよい。
図2は、四つの作像ユニットのうち、Y用の作像ユニット1Yの概略構成を示す概略構成図である。同図において、作像ユニット1Yは、潜像担持体たるドラム状の感光体2Yと、その周囲に配設された、帯電手段たる帯電ローラ3Y、現像手段たる現像装置4Y、クリーニング装置5Yなどとを有している。ゴムローラからなる帯電ローラ3Yは、感光体2Yの表面に接触しながら回転するようになっている。かかる帯電ローラ3Yに対して、帯電バイアスとして、AC成分を含まないDCバイアス、又はACとDCとの重畳により重畳バイアスを印加することで、図中時計回り方向に回転する感光体2Yと帯電ローラ3Yとの間で放電を発生させる。これにより、帯電ローラ3Yとの接触部に進入した感光体2Y表面をトナーの正規帯電極性と同極性に一様に帯電させる。なお、帯電ローラ3Yには、非接触帯電ローラ方式などの他の方式を採用することもできる。
現像装置4Y内には、Yトナーと磁性キャリアとを含有する現像剤が収容されている。この現像剤は、現像装置4Yは、感光体2に対向した現像剤担持体たる現像ローラ4aY、現像剤を搬送・撹拌するスクリュー、トナー濃度センサー等から構成される。現像ローラ4aYは、中空で回転自在なスリーブや、これに連れ回らないように内包されるマグネットローラなどから構成されている。
作像ユニット1Yは、感光体2Y、その周囲に配設された帯電ローラ3Y、現像装置4Y、クリーニング装置5Yなどを1つのユニットとして共通の保持体に保持させたスカートリッジ形式のものとして構成されている。プリンタ部90本体に対して着脱可能になっており、その寿命到達持に一度に消耗部品を交換できるようになっている。他色用の作像ユニット1C,1M,1Kは、使用するトナーの色が異なる点の他が、Y用の作像ユニット1Yと同様の構成になっている。
図1において、作像ユニット1Y,1C,1M,1Kの下方には、潜像書込手段たる光書込ユニット6が配設されている。光書込ユニット6は、光源、ポリゴンミラー、f−θレンズ、反射ミラー等を備え、画像データに基づいて、各色の感光体2Y,2C,2M,2Kの一様帯電した表面に対してレーザー光Lの光走査を行う。この光走査により、感光体2Y,2C,2M,2K上に、イエロー,シアン,マゼンタ,黒用の静電潜像が形成される。
図2において、感光体2Yの表面に形成されたY用の静電潜像は、感光体2Yの回転に伴って現像装置4Yとの対向位置を通過する。このとき、現像バイアスが印加される現像ローラ4aYの現像スリーブと、感光体2Y上の静電潜像との間には、トナーを現像スリーブ側から静電潜像側に移動させる現像ポテンシャルを発揮する現像電界が形成される。これに対し、現像スリーブと感光体2Yの地肌部(一様帯電部)との間には、トナーを現像スリーブ表面に向けて押し付ける地肌ポテンシャルを発揮する非現像電界が形成される。感光体2Y上の静電潜像は、現像装置4Yとの対向位置を通過する際に、現像ポテンシャルの作用によってYトナーが付着せしめられる。これにより、Yトナー像になる。
図1において、感光体2M,2C,2Kの表面に形成されたM,C,K用の静電潜像も、Y用の作像ユニット1Yと同様のプロセスによって現像されてMトナー像,Cトナー像,Kトナー像になる。なお、感光体2Y,2M,2C,2Kの地肌部の電位、静電潜像の電位、現像バイアスは何れもトナーの正規帯電極性と同じマイナス極性である。地肌部の電位の絶対値は、静電潜像の電位の絶対値よりも大きく、現像バイアスの絶対値は前述した二つの絶対値の間の値である。
作像ユニット1Y,1C,1M,1Kの上方には、トナー像を感光体2Y,2C,2M,2Kから中間転写ベルト7を介して記録シートSに転写する中間転写ユニット8が配置されている。中間転写ベルト7は、複数のローラに張架されながら、少なくとも何れか1つのローラの回転駆動によって図中反時計回り方向に無端移動せしめられる。中間転写ユニット8は、中間転写ベルト7の他、一次転写ローラ9Y,9C,9M,9K、ブラシローラ、クリーニングブレードを具備するベルトクリーニング装置10、二次転写バックアップローラ11、光学センサーユニット120などを備えている。
一次転写ローラ9Y,9C,9M,9Kは、中間転写ベルト7を感光体2Y,2C,2M,2Kとの間に挟み込んでいる。これにより、感光体2Y,2M,2C,2Kと、中間転写ベルト7のおもて面とが当接するY,C,M,K用の一次転写ニップが形成されている。中間転写ユニット8は、黒用の作像ユニット1Kよりもベルト移動方向下流側で、二次転写バックアップローラ11の近傍にてベルトループ外側に位置する二次転写ローラ12を備えている。二次転写ローラ12は、二次転写バックアップローラ11との間に中間転写ベルト7挟み込んで二次転写ニップを形成している。
二次転写ローラ12の上方には、定着ユニット13が配設されている。定着ユニット13は、互いに回転しながら当接して定着ニップを形成する定着ローラと加圧ローラとを備えている。定着ローラは、ハロゲンヒータを内蔵し、定着ローラ表面が所定の温度となるように、電源からのヒータへ電力が供給され、加圧ローラとの間に定着ニップを形成している。
プリンタ本体の下部には、出力画像が記録される記録媒体たる記録シートSを複数枚重ねて収容する給紙カセット14a、14b、給紙ローラ、レジストローラ対15などが配設されている。また、プリンタ部90本体の側面には、側面から手差しで給紙を行うための手差しトレイ14cが備えられている。また、中間転写ユニット8や定着ユニット13の図中右側には、両面印刷時に記録シートSを再び二次転写ニップへ搬送するための両面ユニット16が設けられている。
プリンタ部90本体の上部には、作像ユニット1Y,1C,1M,1Kの現像装置にトナーを補給するトナー補給容器17Y、17C、17M、17Kが配設されている。また、給紙カセット14bの図中左側には、作像ユニット1Y,1C,1M,1Kのクリーニング装置5が除去した廃トナーおよびベルトクリーニング装置10が除去した廃トナーを収容する廃トナー容器18が配設されている。また、プリンタ部90本体には、電源ユニット、制御部なども設けられている。
次に、プリンタ部90の動作について説明する。まず、帯電電源ユニットから出力される帯電バイアスが印加される帯電ローラ3Yと感光体2Yとの接触領域で感光体2Yの表面を一様に帯電させる。所定の電位に帯電した感光体2Yの表面には、光書込ユニット6によって画像データに基づくレーザー光Lの走査がなされ、これによって感光体2Yに静電潜像が書き込まれる。静電潜像を担持した感光体2Yの表面が感光体2Yの回転に伴って現像装置4Yに到達すると、感光体2Yと対向配置される現像ローラ4aYにより、感光体2Yの表面の静電潜像にYトナーが供給される。これにより、感光体2Yの表面にYトナー像が形成される。現像装置4Y内には、トナー補給制御によってトナー補給容器17Yから適量のYトナーが補給される。このトナー補給制御は、後述するメイン制御部によって実施されるものである。メイン制御部は、トナー濃度センサーの出力値と、その出力についての目標値(トナー濃度目標値)との差分に応じた駆動量だけY用のトナー補給装置を駆動して、トナー補給容器17YのYトナーを現像装置4Y内に補給する。
同様の動作が作像ユニット1C,M,Kにおいても所定のタイミングで行われる。これにより、感光体2Y,2C,2M,2Kの表面に、Y,C,M,Kトナー像が形成される。これらY,C,M,Kトナー像は、Y,C,M,K用の一次転写ニップで中間転写ベルト7のおもて面に順に重ね合わせて一次転写されていく。この一次転写は、一次転写ローラ9Y,9C,9M,9Kに、転写電源によってトナーの正規帯電極性とは逆のプラス極性の一次転写バイアスが印加されることで行われる。
図2において、Y用の一次転写ニップを通過した後の感光体2Y表面には、中間転写ベルト7に一次転写されなかった転写残トナーが付着している。この転写残トナーは、クリーニング装置5Yのクリーニングブレードによって感光体2Y表面から掻き落とされる。
図1において、記録シートSは、給紙カセット14a、14b、もしくは手差しトレイ14cのいずれかから搬送され、レジストローラ対15に到達したところで一旦停止する。そして、所定のタイミングに合せてレジストローラ対15が回転して記録シートSを二次転写ニップへ向けて送り出す。
中間転写ベルト7上に重ね合わされたY,C,M,Kトナー像は、二次転写ローラ12と中間転写ベルト7とが当接する二次転写ニップで記録シートSに二次転写される。この二次転写は、二次転写ローラ12との間に中間転写ベルト7を挟み込んでいる二次転写バックアップローラ11に対し、二次転写電源から出力されるトナーの正規帯電極性と同じマイナス極性の二次転写バイアスが印加されることで行われる。
二次転写ニップを通過した後の中間転写ベルト7の表面には、記録シートSに二次転写されなかった転写残トナーが付着している。この転写残トナーは、ベルトクリーニング装置10によって中間転写ベルト7表面から掻き落とされる。
記録シートSは、二次転写ニップを出た後に定着ユニット13に向けて搬送されて定着ニップに挟み込まれる。記録シートS上のトナー像は、定着ニップにて定着ローラからの熱により加熱定着される。トナー像が定着せしめられた記録シートSは、片面印刷の場合には、各搬送ローラによって機外に排出される。また、両面印刷の場合、記録シートSは、各搬送ローラによって両面ユニット16へ搬送されて反転され、先に画像が形成された面とは反対側の面に、上述したように画像が形成された後に機外に排出される。
図3は、各作像ユニット1Y,1C,1M,1Kのクリーニング装置5の廃トナーと、ベルトクリーニング装置10の廃トナーとを廃トナー容器18へ搬送する廃トナー搬送装置の参考図である。
廃トナー搬送装置は、作像ユニット1Y,1C,1M,1Kのクリーニング装置5の廃トナーを搬送する第一搬送部20と、ベルトクリーニング装置10の廃トナーを搬送する第二搬送部30とを備えている。
第一搬送部20は、作像ユニット1Y,1C,1M,1Kのクリーニング装置5から搬送されてきた廃トナーが落下する廃トナー回収口21K,21M,21C,21Yを有している。また、第一搬送部20は、各廃トナー回収口21K,21M,21C,21Yから落下した廃トナーを、図中右方向へ搬送する第一廃トナー搬送コイル22が設けられている。第一搬送部20の図中右端は、廃トナー連通路23に接続されている。廃トナー連通路23は、廃トナー容器18の廃トナー回収口に接続されている。
第一廃トナー搬送コイル22を回転させることで第一搬送部20内の廃トナーは、図中右側へ搬送され、廃トナー連通路23に達すると、廃トナー連通路23を介して廃トナー容器18内に落下する。
第二搬送部30は、一端にベルトクリーニング装置10から搬送されてきた廃トナーが落下する廃トナー回収口31を有し、他端が廃トナー連通路23に連結されている。第二搬送部30には、廃トナー回収口31から落下した廃トナーを、廃トナー連通路23へ搬送する第二廃トナー搬送コイル32が設けられている。
第二廃トナー搬送コイル32を回転させることで第二搬送部30内の廃トナーは、廃トナー連通路23へ向けて搬送され、廃トナー連通路23に達すると、廃トナー連通路23を介して廃トナー容器18内に落下する。
廃トナー搬送装置は、第一廃トナー搬送コイル22、第二廃トナー搬送コイル32および廃トナー容器内に配設された廃トナー容器へ落下した廃トナーを図中手前側へ搬送する廃トナー搬送部材とを駆動する駆動装置190を有している。
図3に示す参考例においては、駆動モータ191の駆動力が入力ギヤ192に入力される。そして、入力ギヤ192の入力軸192aの図中奥側端部に取り付けられた出力ギヤ193に駆動力が伝達される。出力ギヤ193からアイドラギヤ194を介してプーリ入力ギヤ195に駆動力が伝達され、プーリ入力ギヤ195と同軸上に配置されたプーリと、図中右側に配置されたプーリ196bに張架されたタイミングベルト196を介して、複数のギヤで構成された廃トナーギヤ列200に伝達される。
廃トナーギヤ列200を介して、第一廃トナー搬送コイル22と同軸上に配置された第一廃トナー搬送ギヤ197に駆動力が伝達され、第一廃トナー搬送コイル22が回転駆動する。また、この廃トナーギヤ列200を介して、第二廃トナー搬送コイル32と同軸上に配置された第二廃トナー搬送ギヤ199に駆動力が伝達され、第二廃トナー搬送コイル32が回転駆動する。さらに、この廃トナーギヤ列200を介して、廃トナー容器18の図中手前側の側面に設けられた廃トナー容器ギヤ列198に駆動力が伝達され、廃トナー容器18内の廃トナー搬送スクリュウが回転駆動する。
この参考例においては、ギヤ列とタイミングベルトとを用いて、廃トナー搬送装置の第一廃トナー搬送コイル22、第二廃トナー搬送コイル32へ駆動力を伝達している。ギヤ列とタイミングベルトとを用いた駆動伝達方式においては、部品点数が多くなり、装置のコストアップにつながるおそれがある。また、噛み合い箇所が多く、無駄な負荷トルクの増加や騒音の増加につながるという問題もある。
また、参考例のように、タイミングベルトを無端移動させて、駆動力を伝達するベルト伝達方式においては、駆動部と、出力部とが離れている場合において、ギヤ列で駆動伝達する場合に比べて、部品点数は削減できる。しかし、タイミングベルトを張架する複数のプーリを、同一平面状(軸方向同一の位置)に配置する必要があり、設計の自由度が制限されてしまう。また、駆動プーリと従動プーリとの間隔が100mm以上離れるような構成においては、タイミングベルトが長くなり、組立て性の問題やテンションを掛ける為の構造を追加で設ける必要があり、部品点数を十分に削減できないという課題もあった。
そこで、本実施形態では、ワイヤー部材92で駆動連結し、部品点数を削減できるようにした。以下、本実施形態の特徴部について、図面を用いて詳細に説明する。
図4は、本実施形態における駆動モータ191の駆動力を、第一廃トナー搬送コイル22と第二廃トナー搬送コイル32に伝達する駆動伝達機構70の概略構成図である。また、図5は、駆動伝達機構70の駆動側を示す斜視図であり、図6は、駆動伝達機構70の従動側を示す斜視図である。
本実施形態の駆動伝達機構70は、入力軸192aの一端には、フェースギヤ93が取り付けられており、このフェースギヤ93には、第一駆動伝達部材としてのワイヤー入力ギヤ95と、アイドラギヤ94とが噛み合っている。アイドラギヤ94には、第一廃トナー搬送ギヤ197が噛み合っている。
ワイヤー入力ギヤ95の回転軸中心には、ワイヤー部材92の一端が接続されている。ワイヤー部材92の他端は、ワイヤー入力ギヤ95に対してワイヤー入力ギヤの軸方向で100mm以上離れ位置に配置され、かつ、ワイヤー入力ギヤ95に対して、装置側板90aを挟んで反対側に設けられたワイヤー出力ギヤ98の回転軸中心に接続されている。ワイヤー出力ギヤ98は、第二廃トナー搬送ギヤ199に噛み合っている。
具体的には、ワイヤー部材92の両端には、軸状のギヤ固定部92a,92bが設けられており、一端側のギヤ固定部92aが、ワイヤー入力ギヤ95の回転軸中心に挿入され、ワイヤー入力ギヤ95に取り付けられている。同様にして、他端側のギヤ固定部92bが、ワイヤー出力ギヤ98の回転軸中心に挿入され、第二廃トナー搬送ギヤ199に取り付けられている。
装置側板90aには、ワイヤー部材92をガイドする第一ガイド部91aと、第二ガイド部91bとが、ワイヤー入力ギヤ95の回転軸方向に並べて設けられている。第一ガイド部91aは、ワイヤー出力ギヤ98側へ凹んでおり、第二ガイド部91bは、ワイヤー入力ギヤ95側に凹んでいる。第一ガイド部91aと、第二ガイド部91bは、上下方向において、ワイヤー入力ギヤ95と、ワイヤー入力ギヤ95に対して下方の位置に設けられているワイヤー出力ギヤ98との間に設けられている。
ワイヤー部材92は、図5に示すように、ワイヤー入力ギヤ95から少し下方へなだらかに傾斜したのに、第一ガイド部91aによって、ワイヤー入力ギヤ95の回転軸方向に真っ直ぐガイドされ、装置側板90aに対してワイヤー出力ギヤ98側へ通される。ワイヤー出力ギヤ98側へ通された後は、図6に示すように、第二ガイド部91bによりワイヤー入力ギヤ95の回転軸方向に真っ直ぐガイドされ、その後、少し下方へなだらかに傾斜して、ワイヤー出力ギヤ98の回転軸中心に接続されている。
ワイヤー部材92は、複数の金属製の線状部材を捩じり合わせてなるものであり、ワイヤー入力ギヤ95の回転方向が、線状部材を捩じり方向と同方向となっている。これにより、ワイヤー入力ギヤ95が回転駆動して、ワイヤー部材92に回転方向の力が加わったとき、線上部材の捩じりが締まる方向となる。これにより、駆動伝達時にワイヤー部材92の線状部材がほつれることがない。
フェースギヤ93からワイヤー入力ギヤ95に駆動力が伝達され、ワイヤー入力ギヤ95が回転駆動すると、一端がワイヤー入力ギヤ95の回転軸中心に接続されたワイヤー部材92が、その場でワイヤー入力ギヤ95とともに回転する。その回転が、ワイヤー部材92の他端が接続された第二廃トナー搬送ギヤ199に伝達され、ワイヤー出力ギヤ98が回転駆動する。ワイヤー部材92の他端は、ワイヤー出力ギヤ98の回転軸中心に接続しているため、駆動伝達時にワイヤー部材92があばれることなく、その場で回転してワイヤー出力ギヤ98へ駆動伝達する。そして、ワイヤー出力ギヤ98から第二廃トナー搬送ギヤ199へ駆動力が伝達され、第二廃トナー搬送コイル32が回転駆動し、第二搬送部30内の廃トナーが、廃トナー連通路23へ向けて搬送される。
このように、本実施形態では、ワイヤー入力ギヤ95に対して軸方向において異なる位置に配置され、かつ、ワイヤー入力ギヤ95と同軸上にもないワイヤー出力ギヤ98へワイヤー部材92のみで駆動伝達を行うことができる。
例えば、ギヤを用いてワイヤー入力ギヤ95からワイヤー出力ギヤ98へ駆動伝達を行う場合は、ワイヤー入力ギヤ95と一体で回転する回転軸を、ワイヤー入力ギヤ95と同軸軸に配置し、この回転軸に、ワイヤー出力ギヤ98と軸方向同位置にワイヤー出力ギヤ98と噛み合う中継ギヤを設ける構成となり、少なくとも2部材は、必要となってくる。ベルト駆動伝達方式では、ワイヤー出力ギヤ98と軸方向同一の位置にプーリを配置し、このプーリとワイヤー出力ギヤ98とに噛み合うタイミングベルトを設けることになり、少なくとも、3部材は、必要となる。
従って、本実施形態の構成では、ベルト駆動伝達方式に比べて、部品点数が少ない事からコストダウンが可能となり、ギヤ伝達方式に比べて装置の小型化や静音化を図ることができる。
また、100mm以上離れた入力ギヤと出力ギヤとの間で駆動伝達を行う場合、入力ギヤと出力ギヤとの間において、回転軸方向および入力ギヤと出力ギヤとの並び方向いずれにも直交する方向の空間が大きく空いていれば、大口径ギヤを用いて、2部材間を駆動連結でき、ギヤ駆動伝達方式が、ベルト駆動方式やワイヤー駆動方式に比べてコスト的に有利である。しかし、入力ギヤと出力ギヤとの間において、回転軸方向および入力ギヤと出力ギヤとの並び方向いずれにも直交する方向の空間が30mm以下と狭い場合は、ギヤ駆動伝達方式においては、小径ギヤを連なるように配置するしかなく、部品点数が多くなり伝達効率が悪くなってしまう。一方、ベルト駆動方式では、入力ギヤと同軸上にプーリを設け、出力ギヤと同軸上にプーリを設けて、これらプーリにタイミングベルトを巻き付ける構成となるため、やはり部品点数が多くなる。これに対し、ワイヤー駆動方式では、ワイヤー部材のみで、入力ギヤと出力ギヤとの間を駆動連結できる。このように、入力ギヤと出力ギヤとの間が100mm以上離れ、かつ、入力ギヤと出力ギヤとの間において、回転軸方向および入力ギヤと出力ギヤとの並び方向いずれにも直交する方向の空間が30mm以下と狭い場合において、ワイヤー駆動伝達方式が、ギヤ駆動伝達方式やベルト駆動伝達方式に比べて有利となる。
また、入力ギヤから離れた位置に配置された出力ギヤへ駆動伝達を行う場合、入力ギヤと出力ギヤとを同軸上に配置して同一の軸部材に入力ギヤと出力ギヤとを取り付けたり、入力ギヤと出力ギヤとを軸方向同一の位置に配置して、これらにベルトを架けまわしたりするなど、入力ギヤと出力ギヤとの位置関係に制約を受ける。これに対して、本実施形態のワイヤー部材92を用いたワイヤー駆動伝達方式では、入力ギヤと出力ギヤとが同軸上でなく、かつ、入力ギヤと出力ギヤとが軸方向同一の位置でなくても、入力ギヤから離れた出力ギヤへ駆動伝達を行うことができる。これにより、従来に比べて、設計の自由度を高めることができるという利点がある。
例えば、装置のレイアウトによって、フェースギヤ93を、入力ギヤ192(図3参照)と同軸上に配置できないときは、入力軸192aに変えて、ワイヤー部材でフェースギヤ93と入力ギヤ192とを連結することで、入力ギヤ192とフェースギヤ93との間で駆動伝達を行うことができる。
ワイヤー駆動伝達方式は、ギヤ駆動伝達方式やベルト駆動伝達方式に比べると、回転精度、伝達可能負荷トルクが劣る。しかし、本実施形態がワイヤー部材92を介して回転駆動する第二廃トナー搬送コイル32が配設される第二搬送部30は、図3に示すように、上から下へ廃トナーを搬送する。そのため、第二廃トナー搬送コイル32は、廃トナーの自重とともに廃トナー連通路23へ向けて廃トナーを搬送することになるため、第二廃トナー搬送コイル32にかかる負荷トルクは小さい。また、廃トナーの搬送には、単位時間当たりに規定量を搬送する必要があるなどの制約も特になく、回転精度が要求されるものでもない。よって、第二廃トナー搬送コイル32への駆動伝達にワイヤー駆動伝達方式を好適に用いることができる。
また、本実施形態では、ワイヤー入力ギヤ95と、アイドラギヤ94と、入力軸192aとが、ひとつの軸受部品96に回転自在に支持されている。
図7は、フェースギヤ93付近を示す拡大斜視図であり、図8は、フェースギヤ93付近の断面斜視図である。
軸受部品96は、第一軸受部96aと、第一軸受部96aの軸方向略中央からラジアル方向に延び出すように設けられた第二軸受部96bと、第一軸受部96aの第二軸受部96b側とは反対側からラジアル方向に延び出すように設けられた第三軸受部96cとを有している。
図8に示すように、第一軸受部96aは筒状であって、入力軸192aの一端がこの第一軸受部96aに挿入されることで、入力軸192aが第一軸受部96aに回転自在に支持されている。また、第一軸受部96aの一端が、装置側板90aに嵌合して、支持されている。
第二軸受部96bも筒状であって、ワイヤー部材92のギヤ固定部92aの先端が挿入されて内周面でギヤ固定部92aを回転自在に支持している。また、ワイヤー入力ギヤ95の挿入され、外周面でワイヤー入力ギヤ95を回転自在に支持している。
ギヤ固定部92aには、駆動ピン60が貫通しており、ワイヤー入力ギヤ95には、ギヤ固定部92aから突出した駆動ピン60が嵌まる溝部が設けられている。この溝部に駆動ピン60を嵌め込むことで、ギヤ固定部92aがワイヤー入力ギヤ95に固定され、ワイヤー部材92がワイヤー入力ギヤ95と一体的に回転する。
第三軸受部96cは、円柱形状であり、アイドラギヤ94に挿入され、外周面でアイドラギヤ94を回転自在に支持している。
本実施形態では、ひとつの軸受部品96で、フェースギヤ93が取り付けられた入力軸192aと、フェースギヤ93に噛み合うアイドラギヤ94およびワイヤー入力ギヤ95とを支持する。よって、フェースギヤ93と、フェースギヤ93に噛み合うアイドラギヤ94およびワイヤー入力ギヤ95とをそれぞれ別部品で支持する場合に比べて、フェースギヤ93とアイドラギヤ94およびフェースギヤ93とワイヤー入力ギヤ95の軸間距離の精度を高めることができる。これにより、良好にフェースギヤ93からアイドラギヤ94およびフェースギヤ93からワイヤー入力ギヤ95に駆動伝達することができる。
また、ギヤ固定部92aとワイヤー入力ギヤ95とを第二軸受部96bで支持することで、ギヤ固定部92aのワイヤー入力ギヤ95に対する位置出しを行うことができ、ギヤ固定部92aをワイヤー入力ギヤ95の回転軸中心に位置させることができる。
図9は、本実施形態における廃トナー容器ギヤ列198へ駆動伝達を行う容器駆動伝達機構80について、説明する概略図である。
容器駆動伝達機構80は、容器用ワイヤー入力ギヤ81と、廃トナー容器ギヤ列198を構成する複数のギヤの一つと噛み合う容器用ワイヤー出力ギヤ83とを備える。また、一端が容器用ワイヤー入力ギヤ81の回転軸中心に接続され、他端が容器用ワイヤー出力ギヤ83の回転軸中心に接続された容器用ワイヤー部材82を備えている。
駆動モータ191から駆動力が伝達される入力ギヤ192は、フェースギヤであり、この入力ギヤ192に回転軸方向が入力ギヤの回転軸方向に対して交差する容器用ワイヤー入力ギヤ81が噛み合っている。
入力ギヤ192から容器用ワイヤー入力ギヤ81に駆動力が伝達され容器用ワイヤー入力ギヤ81が回転駆動すると、これに伴い容器用ワイヤー部材82がその場で回転する。そして、容器用ワイヤー部材82の回転によって、容器用ワイヤー出力ギヤ83が回転し、廃トナー容器ギヤ列198へ駆動力が伝達され、廃トナー容器の廃トナー搬送スクリュウが回転駆動する。
本実施形態では、廃トナー容器ギヤ列198への駆動伝達が、容器用ワイヤー入力ギヤ81と、容器用ワイヤー部材82と、容器用ワイヤー出力ギヤ83で駆動伝達が可能となり、部品点数削減による装置のコストダウンを図ることができる。
以上に説明したものは一例であり、次の態様毎に特有の効果を奏する。
(態様1)
駆動伝達機構70などの駆動伝達装置は、ワイヤー入力ギヤ95などの第一駆動伝達部材と、ワイヤー出力ギヤ98などの第二駆動伝達部材と、一端が軸方向から第一駆動伝達部材に接続され、他端が軸方向から第二駆動伝達部材に接続されたワイヤー部材92とを備える。
これによれば、実施形態で説明したように、ワイヤー入力ギヤ95などの第一駆動伝達部材に駆動力が伝達され、第一駆動伝達部材が回転駆動すると、一端が第一駆動伝達部材に接続されたワイヤー部材92が第一駆動伝達部材とともに回転し、その回転がワイヤー出力ギヤ98などの第二駆動伝達部材に伝わり、第二駆動伝達部材が回転する。これにより、ワイヤー部材92を介して、第一駆動伝達部材から第二駆動伝達部材へ駆動伝達することができる。
第一駆動伝達部材と同軸上でなく、かつ、軸方向位置が、第一駆動伝達部材に重複しないように配置された第二駆動伝達部材へ第一駆動伝達部材から駆動力を伝達する場合、従来の駆動伝達方式においては、例えば、次のような構成となる。すなわち、第二駆動伝達部材と軸方向で同一の位置、かつ、第一駆動伝達部材と同軸上に配置した中継駆動伝達部材と、中継駆動伝達部材と第一駆動伝達部材とを取り付ける回転軸と、第二駆動伝達部材と中継駆動伝達部材とに張架されるタイミングベルトなどのベルト部材とを設ける構成となる。このように、従来の駆動伝達方式は、中継駆動伝達部材、回転軸、ベルト部材を用いて、第一駆動伝達部材と第二駆動伝達部材との間を駆動連結することになり、部品点数の増大によるコストアップにつながってしまう。
これに対し、態様1は、第一駆動伝達部材と同軸上でなく、かつ、軸方向位置が、第一駆動伝達部材に重複しないように第二駆動伝達部材を配置した構成であっても、第一駆動部材と第二駆動伝達部材との間をワイヤー部材の一部材で駆動連結することができる。よって、部品点数の削減を図ることができ、装置の小型化や静音化、コストダウンを図ることができる。
(態様2)
態様1において、ワイヤー部材92の一端は、ワイヤー入力ギヤ95などの第一駆動伝達部材の回転軸中心に接続され、他端は、ワイヤー出力ギヤ98などの第二駆動伝達部材の回転軸中心に接続されている。
これによれば、実施形態で説明したように、ワイヤー部材92が装置内であばれるのを抑制できるとともに、良好に、第一駆動伝達部材から第二駆動伝達部材へ駆動伝達することができる。
(態様3)
態様1または2において、ワイヤー出力ギヤ98などの第二駆動伝達部材は、ワイヤー入力ギヤ95などの第一駆動伝達部材と同軸上になく、かつ、軸方向位置が、第一駆動伝達部材に重複しないように配置されている。
これによれば、実施形態で説明したように、ワイヤー部材を用いた駆動伝達を効果的に利用できる。
(態様4)
態様1乃至3いずれかにおいて、ワイヤー部材92は、複数の線状部材を捩じって形成されたものであって、ワイヤー部材92の回転方向が、複数の線状部材の捩じり方向である。
これによれば、実施形態で説明したように、駆動伝達の際に、ワイヤー部材92の線状部材がほつれるのを防止することができる。
(態様5)
態様1乃至4いずれかにおいて、ワイヤー出力ギヤ98などの第二駆動伝達部材に伝達された駆動力は、廃トナーを搬送する第二廃トナー搬送コイル32などの廃トナー搬送部材へ伝達される。
これによれば、実施形態で説明したように、廃トナー搬送部材は、負荷トルクが低く、また、回転精度を求められないので、ワイヤー部材を用いた駆動伝達方式を好適に用いることができる。
(態様6)
態様1乃至5いずれかにおいて、ワイヤー入力ギヤ95などの第一駆動伝達部材およびワイヤー出力ギヤ98などの第二駆動伝達部材の少なくとも一方の駆動伝達部材は、交差軸歯車(本実施形態では、第一駆動伝達部材)であり、一方の駆動伝達部材と、一方の駆動伝達部材に噛み合うフェースギヤ93などの歯車を支持する軸とを回転自在に支持する軸受部品96などの軸受部材を備える。
これによれば、実施形態で説明したように、ワイヤー入力ギヤ95などの一方の駆動伝達部材と、フェースギヤ93などの歯車との軸間距離の精度を高めることができる。
(態様7)
第二廃トナー搬送コイル32などの回転体と、駆動モータ191などの駆動源と、駆動源の駆動力を回転体に伝達する駆動伝達機構70などの駆動伝達手段とを備える画像形成装置において、駆動伝達手段として、態様1乃至6いずれかの駆動伝達装置を用いた。
これによれば、部品点数を削減することが可能となり、装置のコストダウンを図ることができる。
5 :クリーニング装置
10 :ベルトクリーニング装置
18 :廃トナー容器
20 :第一搬送部
21 :廃トナー回収口
22 :第一廃トナー搬送コイル
23 :廃トナー連通路
30 :第二搬送部
31 :廃トナー回収口
32 :第二廃トナー搬送コイル
60 :駆動ピン
70 :駆動伝達機構
80 :容器駆動伝達機構
81 :容器用ワイヤー入力ギヤ
82 :容器用ワイヤー部材
83 :容器用ワイヤー出力ギヤ
90a :装置側板
91a :第一ガイド部
91b :第二ガイド部
92 :ワイヤー部材
92a :ギヤ固定部
92b :ギヤ固定部
93 :フェースギヤ
94 :アイドラギヤ
95 :ワイヤー入力ギヤ
96 :軸受部品
96a :第一軸受部
96b :第二軸受部
96c :第三軸受部
98 :ワイヤー出力ギヤ
特開2017−219636号公報

Claims (7)

  1. 第一駆動伝達部材と、
    第二駆動伝達部材と、
    一端が軸方向から前記第一駆動伝達部材に接続され、他端が軸方向から前記第二駆動伝達部材に接続されたワイヤー部材とを備えることを特徴とする駆動伝達装置。
  2. 請求項1に記載の駆動伝達装置において、
    前記ワイヤー部材の一端は、前記第一駆動伝達部材の回転軸中心に接続され、他端は、前記第二駆動伝達部材の回転軸中心に接続されていることを特徴とする駆動伝達装置。
  3. 請求項1または2に記載の駆動伝達装置において、
    前記第二駆動伝達部材は、前記第一駆動伝達部材と同軸上になく、かつ、軸方向位置が、前記第一駆動伝達部材に重複しないように配置されていることを特徴とする駆動伝達装置。
  4. 請求項1乃至3いずれか一項に記載の駆動伝達装置において、
    前記ワイヤー部材は、複数の線状部材を捩じって形成されたものであって、
    前記ワイヤー部材の回転方向が、前記複数の線状部材の捩じり方向であることを特徴とする駆動伝達装置。
  5. 請求項1乃至4いずれか一項に記載の駆動伝達装置において、
    前記第二駆動伝達部材に伝達された駆動力は、廃トナーを搬送する廃トナー搬送部材へ伝達されることを特徴とする駆動伝達装置。
  6. 請求項1乃至5いずれか一項に記載の駆動伝達装置において、
    前記第一駆動伝達部材および前記第二駆動伝達部材の少なくとも一方の駆動伝達部材は、交差軸歯車であり、
    前記一方の駆動伝達部材と、前記一方の駆動伝達部材に噛み合う歯車を支持する軸とを回転自在に支持する軸受部材を備えることを特徴とする駆動伝達装置。
  7. 回転体と、
    駆動源と、
    前記駆動源の駆動力を前記回転体に伝達する駆動伝達手段とを備える画像形成装置において、
    前記駆動伝達手段として、請求項1乃至6いずれか一項に記載の駆動伝達装置を用いたことを特徴とする画像形成装置。
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