JP2021193033A - 食品収納用袋 - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明は、串刺し食品などの食品を必要最小限の所望数にて個包装することを可能とし、食品を包装した状態において嵩張らず、店舗の陳列台などに多数の陳列をすることができ、更に、使用前においても保管場所のスペースをとらず、省スペース化を図ることができる食品包装用袋を提供する。【解決手段】 本発明の食品収納用袋Aは、表フィルム1と裏フィルム2とが左右端部及び一端部において一体化されて表裏フィルム1、2の対向面間に収納部A11が形成され且つ他端側に上記収納部の開口部が形成されてなる袋本体A1と、上記袋本体A1の裏フィルム2を上記収納部A11の開口部から延長させ且つ遊離端部を上記袋本体A1から分離させるための弱体部42を備えた支持部4とを含み、上記収納部A11の開口部は、左半部と右半部のうちの何れか一方が他方に比して開口度が大きくなるように構成されていることを特徴とする。【選択図】 図1

Description

本発明は、食品収納用袋に関する。
従来、スーパーマーケットなどの店舗において、くし刺しされた焼き鳥などの串刺し食品などの食品を販売するにあたり、食品の種類が多数ある場合には、食品を未包装の状態で、一つの大皿などの陳列用皿に載置し、客が所望の種類の食品を一又は複数個選択してプラスチック容器に自ら収納し、精算カウンターにおいて精算、購入している。
一方、食品を未包装の状態で陳列しているため、陳列中の食品に埃などが付着する虞れがあり、衛生上の問題が発生している。
特許文献1には、塊状の食品を縦方向に収容することができる筒状容器若しくは箱状容器内に、該塊状の食品を上から容易に収容および取出すことができる開口面を有する仕切り板若しくは仕切り筒を係着し、複数の仕切り区分を構成した串刺し食品用の容器が提案されている。
特願平10−219589号公報
しかしながら、上記串刺し食品用の容器は、店舗が串刺し食品を予め複数個、収納しておく必要があり、一つの容器に収納されている串刺し食品の数が多いことから、客は、所望しない種類の串刺し食品も購入する必要があるという問題点を有している。
更に、串刺し食品用の容器に串刺し食品を収納した状態で陳列するにあたって、串刺し食品用の容器の陳列スペースが大きく、多くの串刺し食品用の容器を陳列することができないという問題点を有している。
また、上記串刺し食品の容器は、嵩高いため、使用前において保管場所を大きく確保する必要があるという問題点を有している。
本発明は、串刺し食品などの食品を必要最小限の所望数にて個包装することを可能とし、食品を包装した状態において嵩張らず、店舗の陳列台などに多数の陳列をすることができ、更に、使用前においても保管場所のスペースをとらず、省スペース化を図ることができる食品包装用袋を提供する。
本発明の食品収納用袋は、表フィルムと裏フィルムとが左右端部及び一端部において一体化されて表裏フィルムの対向面間に収納部が形成され且つ他端側に上記収納部の開口部が形成されてなる袋本体と、
上記袋本体の裏フィルムを上記収納部の開口部から延長させてなり且つ遊離端部を上記袋本体から分離させるための弱体部を備えた支持部とを含み、
上記収納部の開口部は、左半部と右半部のうちの何れか一方が他方に比して開口度が大きくなるように構成されていることを特徴とする。
また、本発明の食品収納用袋の製造方法は、長尺状の第1フィルム及び第2フィルムを上記第2フィルムが上記第1フィルムの端縁から突出した状態に重ね合わせて積層フィルムを製造する積層工程と、
上記積層フィルムにその長さ方向の所定間隔ごとに上記第1フィルム及び上記第2フィルムの重ね合わせ部分に、上記第1フィルム及び第2フィルムの幅方向に延び且つ上記第2フィルムの突出方向の端部においてシール逃げ部を有する帯状シール部を形成するシール工程と、
上記積層フィルムを、上記帯状シール部において、上記帯状シール部の長さ方向に指向し且つ上記シール逃げ部を通る切断ラインにて切断して食品収納用袋を製造する切断工程とを備えていることを特徴とする。
本発明の食品収納用袋は、袋本体の収納部内に食品を収納する時に支持部にて任意の箇所に固定させることができ、収納部内への食品の収納を安定的に行なうことができる。
そして、食品収納用袋における袋本体の収納部の開口部は、左半部と右半部のうちの何れか一方が他方に比して開口度が大きくなるように構成されているので、収納部の開口部を構成している表フィルムの他端部を把持し、収納部の開口部を容易に開口させることができ、収納部内に所望の食品を容易に収納することができる。
収納部の開口部内に、大きく広げた開口部側から食品を斜め方向に容易に挿入することができるので、食品と収納部内面との摺接に伴って生じる摩擦力により、食品収納用袋に斜め方向に引張力を加え、この引張力を弱体部の端部に最初に作用させることができる。従って、弱体部はその端部から順次、容易に分離し、袋本体を弱体部から容易に切り離すことができると共に、収納部内に食品を収納した状態とすることができる。
しかる後、袋本体の収納部を閉止することによって、食品を収納部内に収納し包装した状態とすることができる。
食品収納用袋を示した正面図である。 食品収納用袋を示した断面図である。 食品収納用袋の製造工程の一部を示した模式図である。 食品収納用袋の製造工程の一部を示した模式図である。 食品収納用袋の製造工程の一部を示した模式図である。 食品収納用袋束を示した斜視図である。 食品収納用袋の使用要領を示した図である。 食品収納用袋の使用要領を示した図である。 食品収納用袋の使用要領を示した図である。 食品収納用袋の他の一例を示した正面図である。
本発明の食品収納用袋の一例を図面を参照しつつ説明する。食品収納用袋Aは、図1及び図2に示したように、正面長方形状の表フィルム1と、この表フィルム1と同一幅で且つ長さが表フィルム1よりも長い正面長方形状の裏フィルム2とが重ね合わせられている。
表裏フィルム1、2は、これらの表裏フィルム1、2の長さ方向における対向する一端部(図1における下端部)と、表裏フィルム1、2の幅方向の両端部(左右端部)とが互いに一体化されて袋本体A1が形成されており、表裏フィルム1、2の対向面間に、食品(例えば、串刺し食品、棒状菓子、パンなど)を収納するための収納部A11が形成されている。収納部A11は、その他端部(図1における上端部)が全面的に開口された状態に形成されている。
例えば、図1に示したように、表裏フィルム1、2は、表裏フィルム1、2の長さ方向における対向する一端部(図1における下端部)に形成されたシール部31と、このシール部31の両端部に連続し且つ表裏フィルム1、2の幅方向の両端部(左右端部)に沿って延びる左右シール部32、33とによって一体化されて袋本体A1が形成されている。そして、シール部31〜33に囲まれた、表裏フィルム1、2の対向面間に、食品を収納するための収納部A11が形成されている。なお、シール部31〜33は、所定幅を有する帯状であっても線状であってもよい。
表裏フィルム1、2における左右端部及び一端部における一体化の全部又は一部は、シール部によることなく、一枚のフィルムを折り曲げて形成された折曲部によって形成されていてもよい。以下の説明において、シール部(例えば、熱シール部、接着剤によるシール部などが挙げられ、熱シール部が好ましい)を例に挙げて説明しているが、シール部の代わりに、フィルム同士を一体化させる汎用の手段が用いられてもよい。
袋本体A1の収納部A11を形成しているシール部において、左側シール部32は、表フィルム1の長さ方向の全長に亘って[表フィルム1の他端縁11(図1における上端縁)に到達するように]形成されている一方、右側シール部33は、表フィルム1の他端縁11に到達することなく形成され、表フィルム1の他端縁11から所定長さに亘って、表フィルム1の右端部及びこれに対向する裏フィルム2間には、シール部は形成されておらず、表裏フィルム1、2同士が互いに遊離した状態となっている。従って、袋本体A1の収納部A11は、表フィルム1の他端部とこれに対向する裏フィルムとによって形成された第1開口部A12と、この第1開口部A12に連続し且つ収納部A11の側方に形成されて食品の全体又は一部が挿通可能な第2開口部A13とを有しており、収納部A11の開口部は、右半部が左半部に比して開口度が大きくなるように構成されている。なお、図1では、収納部A11の開口部は、右半部が左半部に比して開口度が大きくなる場合を示したが、左半部が右半部に比して開口度が大きくなるように構成してもよいことはいうまでもない。
又、左側シール部32は、その他端部321が細幅に形成され、表裏フィルム1、2同士の一体化の強度が、左側シール部32の残余部分322よりも若干、弱くなるように構成されている。
そして、袋本体A1を構成している裏フィルム2の他端部は、表フィルム1の他端縁11よりも他側方に突出しており、この突出した部分によって支持部4が形成されている。この支持部4を把持するなどして固定させることによって食品収納用袋Aを所定位置に固定させることができる。図1に示した食品収納用袋Aの支持部4には、フックなどが挿通可能な支持孔40、40が支持部4の両面間に貫通状態に形成されているが支持孔40、40は形成されていなくてもよい。
更に、支持部4には、支持孔40、40と、袋本体A1の収納部A11の第1開口部A12との間に、支持孔40、40を含む遊離端部41を袋本体A1から分離させるための弱体部42が形成されており、袋本体A1を一側方に(遊離端部41から離間する方向に)引っ張ることによって、支持部4が弱体部42において二つに分離し、袋本体A1が遊離端部41から分離可能となるように構成されている。なお、弱体部42としては、汎用の構成が採用でき、例えば、ミシン目線、熱によって裏フィルムの強度を低下させてなる弱体部などが挙げられる。
なお、上記食品収納用袋Aでは、収納部A11を構成している左側シール部32が、表フィルム1の長さ方向の全長に亘って形成されている場合を示したが、左側シール部32は、表フィルム1の長さ方向の全長に亘って形成されている必要はなく、収納部A11の第1開口部A12を構成している表フィルム1の他端縁部が不測に捲れて内面が露出しない程度に、左側シール部32が表フィルム1の他端縁11の近傍部まで形成されておればよい。この時、収納部A11の開口部において、右半部が左半部に比して開口度が大きくなるように、表フィルム1の他端縁11とこれに対向する右側シール部33の他端縁との間の寸法が、表フィルム1の他端縁11とこれに対向する左側シール部32の他端縁との間の寸法よりも長くなるようにし、収納部A11の開口部において、右半部が左半部に比して開口度が大きくなるように構成すればよい。この場合も、表フィルム1の他端縁11とこれに対向する左側シール部32の他端縁との間の寸法が、表フィルム1の他端縁11とこれに対向する右側シール部33の他端縁との間の寸法よりも長くなるようにして、収納部A11の開口部において、左半部が右半部に比して開口度が大きくなるように構成してもよいことはいうまでもない。
次に、食品収納用袋Aの製造方法について説明する。図3に示すように、1枚の一定幅を有する長尺状の合成樹脂製(熱可塑性樹脂製が好ましい)の原反フィルムFを連続的に供給すると共に、原反フィルムFを順次、幅方向の中央部から連続的に折り曲げ、折曲部F1を中心として区画された一方のフィルム部を第1フィルムF2とし、他方のフィルム部を第2フィルムF3として、第2フィルムF3上に第1フィルムF2を重ね合わせて積層フィルムGを連続的に製造する。この時、第1フィルムF2の遊離端縁F21から第2フィルムF3が突出した状態となるように、原反フィルムFを折り曲げる(積層工程)。
上記積層工程では、1枚の長尺状の原反フィルムFをその中央部から折り曲げた場合を説明したが、2枚の幅の異なる長尺状の原反フィルムを用意し、幅が狭い方のフィルムを第1フィルムF2とし、幅が広い方のフィルムを第2フィルムF3として、第2フィルムF3上に第1フィルムF2を幅方向の何れか一方の端縁同士を合致させた状態に重ね合わせて積層フィルムGを連続的に製造してもよい。
次に、積層フィルムGの折曲部F1にその全長に亘って第1の帯状シール部F4を必要に応じて形成する。シール部F4を形成すると、得られる食品収納用袋Aの収納部A11の一端部が第1の帯状シール部F4によって補強され、収納部A11内への食品の収納時又は収納後において収納部A11が破損することを防止することができる。
更に、積層フィルムGにその長さ方向の所定間隔ごとに第2の帯状シール部F5、F5・・・を互いに平行に形成する。第2の帯状シール部F5は、積層フィルムGの折曲部F1から又はシール部F4に連続し且つ積層フィルムGの幅方向に第1フィルムF2の遊離端縁F21に達し又は遊離端縁F21近傍部まで形成されている。第2の帯状シール部F5が第1フィルムF2の遊離端縁F21に達しておらず、第1フィルムF2の遊離端縁F21近傍部までしか形成されていない場合、得られる食品収納用袋Aにおいて、収納部A11の第1開口部A12を構成している表フィルム1の他端縁部が不測に捲れて内面が露出しない程度に、第2の帯状シール部F5の他端縁と第1フィルムF2の遊離端縁F21との間の長さ(距離)を調整することが好ましい。
更に、第2の帯状シール部F5は、第2フィルムF3の突出方向(図4において上方)において、シール逃げ部F51を有している。シール逃げ部F51は、後述する切断工程にて、積層フィルムGを切断ラインHで切断する時に、第2の帯状シール部F5を他端部において逃がすために設けられている。シール逃げ部F51は、第2の帯状シール部F5の全幅の半分程度の幅を有し且つ得られる食品収納用袋Aの収納部A11の第2開口部A13の開口幅に相当する長さに調整される(シール工程)。
次に、図5に示すように、積層フィルムGを第2の帯状シール部F5において、切断刃などの汎用の切断手段を用いて、幅方向の全長に亘って切断する。積層フィルムGを切断する時の切断ラインHは、第2の帯状シール部F5のシール逃げ部F51を通るラインとされる。
積層フィルムGの切断ラインHは、第2の帯状シール部F5のシール逃げ部F51を通ればよいと共に、第2の帯状シール部F5のシール逃げ部F51は、その幅方向に所定寸法を有しているので、積層フィルムGの切断ラインHは、シール逃げ部F51の幅寸法の範囲内において第2の帯び状シール部F5の幅方向に多少、変動してもよい。従って、積層フィルムGと、積層フィルムGを切断する切断刃などの切断手段との位置関係を厳密に制御する必要はなく、従来から用いられている積層フィルムGの搬送手段及び切断手段を用いて、積層フィルムGの切断を連続的に行なうことができる。積層フィルムGを上述の要領で切断することによって、図1に示した食品収納用袋Aを連続的に製造することができる(切断工程)。
得られた食品収納用袋Aにおいて、第1フィルムF2及び第2フィルムF3を切断したフィルム部分がそれぞれ、表フィルム1及び裏フィルム2となり、表フィルム1の他端縁11から突出した裏フィルム部分が支持部4を構成する。第2の帯状シール部F5は、シール逃げ部F51を通る切断ラインHにて幅方向に2分割されるが、食品収納用袋Aにおいて、第2の帯状シール部F5の分割シール部のうち、表フィルム1の他端縁11に達し又は他端縁11近傍部まで延びる部分を有する分割シール部が左側シール部32を構成し、他方の分割シール部が右側シール部33を構成する。更に、シール部F4が表裏フィルム1、2の一端部に形成されるシール部31を構成する。
図6に示すように、必要に応じて、複数個の食品収納用袋Aを重ね合わせた後、複数枚の食品収納用袋Aの支持部4の他端縁部同士を熱融着一体化して食品収納用袋束Iとしてもよく、この食品収納用袋束Iの支持部4の全てを貫通する支持孔40(図6では一対の支持孔40、40)を形成してもよい。なお、支持孔40は必ずしも形成する必要はない。
次に、食品収納用袋の使用要領を食品収納用袋束Iを例に挙げて説明する。先ず、図7に示すように、食品収納用袋束Iの支持孔40にフックなどの固定具Jを挿通させることによって食品収納用袋束Iを所定場所に固定する。なお、食品収納用袋束I(食品収納用袋A)に支持孔を形成していない場合は、食品収納用袋束I(食品収納用袋A)の支持部を汎用の手段を用いて把持して固定すればよい。
しかる後、食品収納用袋束Iのうち、一番上にある食品収納用袋Aの収納部A11を構成している表フィルム1の他端縁部を把持して収納部A11の第1開口部A12及び第2開口部A13を広げる。この時、表フィルム1の他端縁部における右側角部12は、裏フィルム2と一体化しておらず遊離しているので把持しやすくなっており、収納部A11の第1開口部A12及び第2開口部A13、特に、第2開口部A13を容易に広げることができる。
しかも、表フィルム1の他端縁部における右側角部12は、上述の通り、遊離片とされているので、把持するにあたって、外側面が飛び出した山折れ状態に容易に人手で摘むことができ、収納部A11の内面に接触することなく、収納部A11の第1開口部A12及び第2開口部A13を広げることができる。
次に、図7及び図8に示すように、食品収納用袋Aの収納部A11内にその第1開口部A12及び第2開口部A13を通じて食品Kを挿入する。この時、収納部A11は、側方に開口する第2開口部A13が大きく広げられているので、食品収納用袋Aの支持部4や挿通孔に挿通させた固定具Jを回避して邪魔になることなく、収納部A11内に、串刺し食品などの食品Kを斜め方向から円滑に挿入することができる。
そして、食品を収納部A11内に斜め方向から挿入していることから、収納部A11内への食品Kの挿入時に、食品Kが収納部A11の内面に摺接することによって、食品収納用袋Aには、支持部4(固定具J)から離間する斜め方向に引張力が加わる。
従って、食品収納用袋Aに加えられた引張力は、はじめに、食品収納用袋Aの弱体部42の端部に集中的に加えられ、弱体部42は、その端部から容易に破断し、その後に加えられる引張力によって長さ方向に順次、容易に破断し、袋本体A1をその収納部A11内に食品を挿入しながら、弱体部42から容易に切り離すことができる。
しかる後、食品収納用袋Aの収納部A11の第1開口部A12及び第2開口部A13を汎用の手段(例えば、粘着テープ、紐、ゴムバンドなど)Lによって閉止することによって食品を衛生的に且つ容易に包装することができる(図9参照)。
又、食品収納用袋Aは、表裏フィルム1、2を一体化させて構成されていることから、収納部内に食品を収納する前は扁平な状態とすることができ、所望場所にかさばることなく保管しておくことができる。
そして、図10に示したように、表裏フィルム1、2の幅及び長さを調整することによって、広幅の収納部を有する食品収納用袋Aとすることができ、串刺し食品以外の食品(例えば、パン、おにぎり、和菓子など)の包装用途にも用いることができる。なお、図9に示した食品収納用袋Aは、表裏フィルム1、2の幅及び長さが相違すること以外は、図1に示した食品収納用袋と同一構造であるので、同一符号を付してその説明を省略する。
1 表フィルム
2 裏フィルム
31-33 シール部
4 支持部
40 支持孔
41 遊離端部
42 弱体部
A 食品収納用袋
A1 袋本体
A11 収納部
A12 第1開口部
A13 第2開口部
F 原反フィルム
F1 折曲部
F2 第1フィルム
F3 第2フィルム
F4 シール部
F5 帯状シール部
F51 シール逃げ部
G 積層フィルム
H 切断ライン
I 食品収納用袋束
J 固定具
K 食品

Claims (7)

  1. 表フィルムと裏フィルムとが左右端部及び一端部において一体化されて表裏フィルムの対向面間に収納部が形成され且つ他端側に上記収納部の開口部が形成されてなる袋本体と、
    上記袋本体の裏フィルムを上記収納部の開口部から延長させてなり且つ遊離端部を上記袋本体から分離させるための弱体部を備えた支持部とを含み、
    上記収納部の開口部は、左半部と右半部のうちの何れか一方が他方に比して開口度が大きくなるように構成されていることを特徴とする食品収納用袋。
  2. 弱体部は、支持部の左右方向に延びるミシン目線であることを特徴とする請求項1又は請求項1に記載の食品収納用袋。
  3. 弱体部は、表フィルムの他端縁から離間した位置に形成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の食品収納用袋。
  4. 表フィルム及び裏フィルムにおける左右端部及び一端部の一体化が帯状のシール部によることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の食品収納用袋。
  5. 長尺状の第1フィルム及び第2フィルムを上記第2フィルムが上記第1フィルムの端縁から突出した状態に重ね合わせて積層フィルムを製造する積層工程と、
    上記積層フィルムにその長さ方向の所定間隔ごとに上記第1フィルム及び上記第2フィルムの重ね合わせ部分に、上記第1フィルム及び第2フィルムの幅方向に延び且つ上記第2フィルムの突出方向の端部においてシール逃げ部を有する帯状シール部を形成するシール工程と、
    上記積層フィルムを、上記帯状シール部において、上記帯状シール部の長さ方向に指向し且つ上記シール逃げ部を通る切断ラインにて切断して食品収納用袋を製造する切断工程とを備えていることを特徴とする食品収納用袋の製造方法。
  6. 一枚の長尺状の原反フィルムを幅方向に折り曲げ、原反フィルムの折曲部で区画された一方のフィルム部を第1フィルムとし、他方のフィルム部を第2フィルムとして、上記第2フィルム上に第1フィルムを重ね合わせて積層フィルムを製造することを特徴とする請求項5に記載の食品収納用袋の製造方法。
  7. 原反フィルムの折曲部に熱シールを施すことを特徴とする請求項5又は請求項6に記載の食品収納用袋の製造方法。
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