JP2021192279A5

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Publication number: JP2021192279A5
Application number: JP2021143353A
Authority: JP
Filing date: 2021-09-02
Publication date: 2022-11-29
Anticipated expiration: 2040-02-28

Claims

プラントの制御のシミュレーションで実行する前記プラントの動作のシナリオをシナリオ作成装置で作成するシナリオ作成方法であって、
前記シナリオ作成装置が、前記プラントのモデル情報を取得するステップと、
前記シナリオ作成装置が、前記シナリオに基づいて運転した場合の時系列での前記プラントの状態を取得するステップと、
前記シナリオ作成装置が、前記シナリオの実行時に、インフォメーションツールに出力させる情報を取得するステップと、
前記シナリオ作成装置が、取得したモデル情報と、プラントの状態とに基づいて、前記プラントの各部の動作値を算出した時系列のデータと、前記インフォメーションツールに時系列で出力させる情報のデータと、を含むシナリオを作成するステップと、を含み、
前記シナリオは、前記プラントの運転員と、前記プラントの点検員及び前記プラントのシステムの管理者の少なくとも一方とが時系列の前記プラントの状態に基づいて異常を判断できるシナリオであり、
前記インフォメーションツールに時系列で出力させる情報のデータは、前記プラントのシステムに起因して発生する異常の訓練ができるデータであり、前記プラントの点検員及び前記プラントのシステムの管理者の少なくとも一方が、前記プラントに発生した異常が前記システムの異常により生じたものかを検討できるデータであるシナリオ作成方法。
前記プラントの状態は、前記プラントの制御装置にサイバー攻撃が行われた場合の動作を含み、前記インフォメーションツールに時系列で出力させる情報のデータは、サイバー攻撃のきっかけとなり得る情報を含む請求項１に記載のシナリオ作成方法。
前記プラントの各部の動作値は、前記プラントの各部の制御値と、前記プラントに設けられたセンサの検出値の情報を含む請求項１または請求項２に記載のシナリオ作成方法。
前記プラントの各部の動作値は、前記プラントの安全又はプラントの設備保護に関わるものを含む異常が発生していると判断する基準となるパラメータを含む請求項１から請求項３のいずれか一項に記載のシナリオ作成方法。
請求項１から請求項４のいずれか一項に記載のシナリオ作成方法でシナリオを作成するステップと、
シミュレーション実行装置が、作成したシナリオに基づいて、シミュレーションを実行し、シミュレーションで入力された情報と、前記プラントのモデル情報とに基づいて、前記シミュレーションの出力結果を変化させるステップと、を含むシミュレーション方法。
プラントの制御のシミュレーションで実行する前記プラントの動作のシナリオをシナリオ作成装置で作成するステップと、
シミュレーション実行装置が、作成したシナリオに基づいて、シミュレーションを実行し、シミュレーションで入力された情報と、前記プラントのモデル情報とに基づいて、前記シミュレーションの出力結果を変化させるステップと、
シミュレーション実行装置が、前記シミュレーションの前後で、前記プラントの安全上重要な設備の使用不能期間に応じて上昇するリスク値の増減量により前記シミュレーションの結果を評価するステップと、を含み、
前記シナリオを作成するステップは、
前記シナリオ作成装置が、前記プラントのモデル情報を取得するステップと、
前記シナリオ作成装置が、時系列での前記プラントの状態を取得するステップと、
前記シナリオ作成装置が、前記シナリオの実行時に、インフォメーションツールに出力させる情報を取得するステップと、
前記シナリオ作成装置が、取得したモデル情報と、プラントの状態とに基づいて、前記プラントの各部の動作値を算出した時系列のデータと、前記インフォメーションツールに時系列で出力させる情報のデータと、を含むシナリオを作成するステップと、を含むシミュレーション方法。
前記リスク値は、複数のパラメータに設けられ、
前記リスク値の増加量に対して予め閾値が定められ、
リスク値の増減量と閾値とに基づいて、前記シミュレーションの結果を算出する請求項６に記載のシミュレーション方法。
前記シナリオを収束するのに要した時間と、予め定められる所要時間とを比較することにより前記シミュレーションの結果を評価するステップをさらに含む請求項５から７のいずれか一項に記載のシミュレーション方法。
前記プラントのモデルは、前記プラントに関係する異なる業務を行う複数の対象者に訓練時に判断の基準となる情報を出力できるモデルである請求項５から８のいずれか一項に記載のシミュレーション方法。
前記対象者は、プラントの運転員、プラントの保守を行う作業員及びサイバーセキュリティの対策を行う人員を含む請求項９に記載のシミュレーション方法。
複数の前記対象者のそれぞれが実行した操作を前記シミュレーションの結果を評価するステップを有する請求項９または請求項１０に記載のシミュレーション方法。
プラントの制御のシミュレーションで実行する前記プラントの動作のシナリオを作成するシナリオ作成装置であって、
前記プラントのモデル情報を取得するモデル情報取得部と、
前記シナリオに基づいて運転した場合の時系列での前記プラントの状態を取得するプラント状態取得部と、
前記シナリオの実行時に、インフォメーションツールに出力させる情報を取得するツール出力情報取得部と、
取得したモデル情報と、プラントの状態とに基づいて、前記プラントの各部の動作値を算出した時系列のデータと、前記インフォメーションツールに時系列で出力させる情報のデータと、を含むシナリオを作成するシナリオ作成部と、を含み、
前記シナリオは、前記プラントの点検員及び前記プラントのシステムの管理者の少なくとも一方が時系列の前記プラントの状態に基づいて異常を判断できるシナリオであり、
前記インフォメーションツールに時系列で出力させる情報のデータは、サイバー攻撃が想定される情報であり、プラントに異常が生じた場合、発生した異常がサイバー攻撃により生じたものかを前記プラントの点検員及び前記プラントのシステムの管理者の少なくとも一方が検討できるデータであるシナリオ作成装置。
プラントのモデルと、前記プラントの状態遷移の情報を含むシナリオとを用い、プラントの運転のシミュレーションを実行する演算装置と、
前記演算装置で実行したシミュレーションで算出される前記プラントの各部の値を出力する出力部と、前記プラントのモデルに操作を入力する入力部と、を含む制御ユニットと、
前記演算装置で実行したシミュレーションで算出される算出結果と前記シナリオで設定された情報とを出力するインフォメーションツールと、を含み、
前記演算装置は、前記シミュレーションの前後で、前記プラントの安全上重要な設備の使用不能期間に応じて上昇するリスク値の増減量により前記シミュレーションの結果を評価する評価部を含むシミュレーションシステム。
プラントの制御のシミュレーションで実行する前記プラントの動作のシナリオを作成する制御装置に、
前記プラントのモデル情報を取得するステップと、
前記シナリオに基づいて運転した場合の時系列での前記プラントの状態を取得するステップと、
前記シナリオの実行時に、インフォメーションツールに出力させる情報を取得するステップと、
取得したモデル情報と、プラントの状態とに基づいて、前記プラントの各部の動作値を算出した時系列のデータと、前記インフォメーションツールに時系列で出力させる情報のデータと、を含むシナリオを作成するステップと、を実行させ、
前記シナリオは、前記プラントの点検員及び前記プラントのシステムの管理者の少なくとも一方が時系列の前記プラントの状態に基づいて異常を判断できるシナリオであり、
前記インフォメーションツールに時系列で出力させる情報のデータは、サイバー攻撃が想定される情報であり、プラントに異常が生じた場合、発生した異常がサイバー攻撃により生じたものかを前記プラントの点検員及び前記プラントのシステムの管理者の少なくとも一方が検討できるデータであるシナリオ作成プログラム。