JP2021190735A - 無線通信装置 - Google Patents

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【課題】 送信中に移行した途端に装置が停止してしまうことを防止しつつ、電池の交換周期をより長くすることのできる電池駆動の無線通信装置を得る。【解決手段】 電池と、前記電池の現電圧を測定する電圧測定部と、現温度を測定する温度測定部と、使用量を計測するメータから前記使用量を示す使用量データを取得するメータインタフェース部と、前記使用量データを外部の無線通信装置に無線送信する無線部と、前記無線部が無線送信したときの前記電池の送信時電圧を前記現電圧及び前記現温度に基づいて推定し、当該送信時電圧が第1の閾値電圧より低くなるときには前記使用量データを前記無線部から無線送信しないように制御する制御部と、を備えた。【選択図】 図2

Description

本開示は、充電機能を有しない使い切りの電池である一次電池を電源とする無線通信装置に関するものであり、特に、ガスメータ、水道メータなどの計測機器で計測した、ガス、水道等の使用量の計測データを、無線を用いて他の装置へ伝送する無線通信装置に関するものである。
電池は、負荷に流れる負荷電流が大きいほど、電圧が低下する特性を有するが、電池駆動の無線通信装置においては、待受け中、受信中より送信中の方が、電源から負荷に流れる負荷電流が大きいため、電池の電圧が低下する。
また、電池は、放電容量が大きくなるに従って電圧が低下し、放電容量が増大、つまり、電池残量が少なくなるほど、電圧低下の度合いが大きくなる、という特性も有する。したがって、電池駆動の無線通信装置が、電池残量の少ない状態で、待受け中に正常に動作していたとしても、送信動作をすると即座に無線通信装置の動作が停止してしまう、ということが起こり得る。
従来技術として、送信オン時と送信オフ時における電池電圧の違いを考慮して、送信オン時と送信オフ時とで、無線端末機器の動作を停止させるタイミングを検出する検出電圧に差をつけることにより、送信オフ時は正常に動作していたにも関わらず、送信オン時になった瞬間に動作が停止してしまうということのない電池駆動の無線端末機器がある(例えば、特許文献1参照)。
特開昭61−273033号公報(第2−3頁、第1図)
特許文献1では、送信オン時の動作限界点の電池電圧を基準にして、その基準点に対応する送信オフ時の電池電圧を送信オフ時の動作限界点としたので、送信オフ時に正常に動作していたにも関わらず、送信オン時に移行した瞬間に無線通信装置の動作が停止してしまったりすることはなくなる。
しかしながら、電池には、低温であるほど電圧が低下するという特性があり、実際に電圧測定する際の温度が、特許文献1において動作限界点を決定するために測定した温度より低い環境であった場合には、電圧が低く測定されてしまうため、想定より早い段階で動作限界点と判断されてしまい、結果として、電池の交換周期が早くなってしまうという問題点があった。
本開示は、上述のような課題を解決するためになされたものであり、送信中に移行した途端に装置が停止してしまうことを防止しつつ、電池の交換周期をより長くすることのできる電池駆動の無線通信装置を得ることを目的としたものである。
本開示に係る電池駆動の無線通信装置は、電池と、前記電池の現電圧を測定する電圧測定部と、現温度を測定する温度測定部と、使用量を計測するメータから前記使用量を示す使用量データを取得するメータインタフェース部と、前記使用量データを外部の無線通信装置に無線送信する無線部と、前記無線部が無線送信したときの前記電池の送信時電圧を前記現電圧及び前記現温度に基づいて推定し、当該送信時電圧が第1の閾値電圧より低くなるときには前記使用量データを前記無線部から無線送信しないように制御する制御部と、を備えたものである。
本開示に係る電池駆動の無線通信装置は、無線部が無線送信したときの電池の送信時電圧を現電圧及び現温度に基づいて推定し、当該送信時電圧が第1の閾値電圧より低くなるときには使用量データを無線部から無線送信しないようにしたので、送信中に移行した途端に装置が停止してしまうことを防止しつつ、電池の交換周期をより長くすることができる効果がある。
実施の形態1及び2に係る電池駆動の無線通信装置を含む使用量管理システムを示す全体構成図である。 実施の形態1及び2に係る電池駆動の無線通信装置の構成を示すブロック図である。 実施の形態1に係る電池駆動の無線通信装置の動作を示すフローチャートである。 実施の形態1及び2に係る温度、待受け中の電池電圧、及び、放電容量の関係を示す待受テーブルである。 実施の形態1に係る温度、送信中の電池電圧、及び、放電容量の関係を示す送信テーブルである。 実施の形態1に係る高温時及び低温時のそれぞれにおける電池の放電容量と電池電圧との関係を示した図である。 実施の形態2に係る電池駆動の無線通信装置の動作を示すフローチャートである。 実施の形態2に係る温度、許容範囲内で電力低下して送信中の電池電圧、及び、放電容量の関係を示す送信テーブルである。 実施の形態2に係る高温時及び低温時のそれぞれにおける電池の放電容量と電池電圧との関係を例示した図である。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係る電池駆動の無線通信装置1を含む使用量管理システムを示す全体構成図である。図において、電池駆動の無線通信装置1a〜1nは、各需要家の需要場所に設置されたガスメータ2a〜2nでそれぞれ計量したガスの使用量をデータ化したガス使用量データを取り込み、取り込んだガス使用量データを無線通信で無線親機3に送信する。無線親機3は、電池駆動の無線通信装置1a〜1nから受信したガス使用量データを、通信網4経由でガス使用量管理サーバ5へ伝送する。なお、ガスメータ2a〜2nは、水道メータであってもよく、電気メータであってもよい。
図2は、実施の形態1に係る電池駆動の無線通信装置1a〜1nの構成を示すブロック図である。図において、11は、計量対象のガスメータ2に接続され、ガスメータ2で計量したガスの計量値を使用量データとして取り込み、取り込んだ使用量データを制御部12に受け渡すメータインタフェース部である。13は、無線通信装置1を駆動する電池14の現時点の電圧である現電圧を測定し、測定した電池電圧を電圧データとして制御部12に受け渡す電圧測定部である。15は、無線通信装置1の内部の温度を測定し、測定した内部温度を温度データとして制御部12に受け渡す温度測定部である。電池14の電圧が電池14の温度に依存することから、温度測定部15は、電池14の近くに設置している方が望ましい。
そして、16は、メータインタフェース部11から入力された使用量データ、電圧測定部13から入力された電圧データ、及び温度測定部15から入力された温度データを格納する格納部である。17は、格納部16に格納した使用量データを、アンテナ18を介して外部の無線親機3へ無線送信する無線部である。
次に、図3のフローチャートを用いて、実施の形態1に係る無線通信装置1a〜1nの動作を説明する。
まず、無線通信装置1の制御部12は、周期的、例えば30分毎にガスメータ2から使用量データを取り込み、格納部16に格納、蓄積している。
また、制御部12は、例えば1時間毎の定周期で、温度測定部15で測定した無線通信装置1の内部の温度を温度情報Taとし、電圧測定部13で待受け中に測定した電池14の電池電圧を電圧情報Vrxとして取得する(ST3−1)。
制御部12は、図4に例示するような、温度、待受け中の電池電圧、及び、放電容量の関係を示す待受テーブルを予め格納している。制御部12は、取得した温度情報Taと電圧情報Vrxとに基づいて、待受テーブルから現時点の放電容量Dを推定する。
また、制御部12は、図5に例示するような、温度、送信中の電池電圧、及び、放電容量の関係を示す送信テーブルも予め格納している。制御部12は、推定した現時点の放電容量Dと取得した温度情報Taとに基づいて、送信テーブルから現温度Taにおいて無線送信した場合の送信時電圧としての電池電圧Vtxを推定する。
ここで、図6は、高温時及び低温時のそれぞれにおける、無線通信装置1の電池14の放電容量と電池電圧との関係を例示した図である。この図6において、無線通信装置1が待受け状態と送信状態とを繰り返す様子を表しており、また、電池14は、放電容量が大きいほど、また、温度が低いほど電圧が低下する傾向があることを示している。
また、図4の待受テーブルは、図6における温度と待受け中の電池電圧、放電容量との関係を数値で表したものであり、図5の送信テーブルは、図6における温度と送信中の電池電圧、放電容量との関係を数値で表したものである。この待受テーブル及び送信テーブルは、予め実験などで測定した値に基づいて生成してもよいし、標準的な電池の待受テーブル及び送信テーブルを格納しておき、電池14の使用開始時に温度と待受け中の電池電圧とを測定し、標準的な電池の待受テーブルとの差分を送信テーブルのオフセット値として使用するようにしてもよい。
さらに、推定した現時点の放電容量Dと比較的高温の所定高温度Thとに基づいて、送信テーブルから所定高温度Thにおいて無線送信した場合の電池電圧Vtxhを推定する(ST3−2)。
ここで、所定高温度Thは、気温の日較差による温度変動を考慮した場合の比較的高い温度、即ち、無線送信した場合の電池電圧が比較的高くなることが期待される温度とし、固定値を設定してもよいし、個々の無線通信装置1において学習機能を用いて設定してもよい。この学習機能としては、例えば、1時間毎の温度の実測値を1日分以上蓄積し、1日の温度変化を学習し、ある一定温度より高くなる時間率が高ければ、その一定温度を所定高温度Thとして設定するようにしてもよい。また、これらの学習を季節毎に行って季節毎に所定高温度Thを切り替えるようにしてもよい。
次に、制御部12は、ST3−2で推定した所定高温度Thにおける無線送信中の高温送信時電圧としての電池電圧Vtxhと第2の閾値電圧としての閾値電圧VHとを比較し(ST3−3)、所定高温度Thにおける無線送信中の電池電圧Vtxhが閾値電圧VHより大きければST3−4へ進む。
ここで、閾値電圧VHは、所定高温度Thにおいて、放電容量が大きくなってきても、一定回数分の無線送信を行う余力を残すことのできる電池電圧とする。学習機能を用いて所定高温度Thを設定した場合は、送信テーブルと所定高温度Thとに基づき、閾値電圧VHを求めるようにすればよい。
また、ST3−3で、制御部12は、所定高温度Thにおける無線送信中の電池電圧Vtxhが閾値電圧VH以下の場合、同じ放電容量における電池電圧が低温の時より大きい所定高温度Thのときですら一定回数分の無線送信をする余力もないところまで電池容量が減っていることになるため、電池31の交換が必要であることを示すアラームを外部へ通知して(ST3−5)、ST3−4へ進む。
外部へ通知するアラームは、例えば、無線通信装置1にLED等を備えて点灯または点滅表示させてもよく、電池31の交換が必要であることを無線親機3に無線送信で伝送してシステム管理者に知らせてもよく、ユーザやシステム管理者に無線通信装置1の電池31を交換する必要があることを知らせることができれば、どのような手段を用いてもよい。
次に、ST3−4で、制御部12は、現温度Taにおいて無線送信した場合の電池電圧Vtxが、閾値電圧VCより大きい場合は、格納部16に格納、蓄積されている使用量データを無線部17、アンテナ18を介して無線親機3へ無線送信するよう制御して(ST3−6)、処理を終了する。
ST3−4で、制御部12は、電池電圧Vtxが第1の閾値電圧としての閾値電圧VC以下の場合は、使用量データを無線親機3へ無線送信しないように制御し、処理を終了する。
ここで、閾値電圧VCは、電池駆動の無線通信装置1が動作可能な電圧範囲の下限の電池電圧とする。
このように、電池駆動の無線通信装置1が動作可能な電圧範囲の下限の電池電圧を閾値電圧VCとして、現温度Taにおいて無線送信した場合の電池電圧Vtxが閾値電圧VCより大きければ使用量データを無線親機3へ送信し、電池電圧Vtxが閾値電圧VC以下であれば使用量データを無線親機3へ送信しないようにしたので、例えば図6の放電容量2500mAh付近のときのように、高温時であれば無線送信中の電池電圧が閾値電圧VCより大きいため無線送信しても無線通信装置1の動作が停止してしまうことはないが、低温になると無線送信中の電池電圧が閾値電圧VC以下となってしまうため無線送信すると無線通信装置1の動作が停止してしまう場合であると、例えば、夜間等に低温になって無線送信すると動作が停止してしまうときには無線送信せず、日中等の気温が高い時の電圧が無線送信可能な電圧であれば無線送信するようにできるので、夜間等に低温になって無線送信すると無線通信装置1の動作が停止してしまうくらい電圧が下がったからといって、無線送信した途端に無線通信装置1の動作が停止したりすることがなくなる。
これにより、無線通信装置1の電池14の交換周期をより長くすることができる。
また、電池交換が必要かどうかを、同じ放電容量における電圧がより高い所定高温度Th時における無線送信中の推定電池電圧Vtxhで判定しているので、温度が低いときの電圧をもって電池交換の時期であると判定してしまうことなく、電池交換を促す通知を外部へ出力するタイミングをより遅らせることができ、結果として、無線通信装置1の電池14の交換周期を長くすることができる。
そして、例え、電池交換を促す通知を出力するタイミングを遅らせたとしても、気温が下がる夜間等の低温時に無線送信して無線通信装置1の動作が停止してしまうようなこともなく、無線送信中の電圧が閾値電圧VCより大きくなる日中等の高温時には無線送信することができる。
また、無線通信装置1の電池14の交換周期をより長くすることができるようになることで、搭載する電池14の容量や本数を減らすことも可能となり、無線通信装置1のコストも低減できるという効果もある。
さらに、一日を通して無線送信できない場合や、複数日連続で無線送信できない場合には、電池交換を促す通知を出力するようにしてもよい。このようにすることで、真冬等に日中の気温が上がらない場合でも、電池交換を促す通知が出力されず、無線送信もされないという状態を防止することができる。
実施の形態2.
実施の形態1では、電池残量が少なくなってきたときに、夜間等の気温の低いときには無線送信をしないようにしたが、実施の形態2では、夜間等の気温の低いときであっても、許容範囲内であれば送信電力を低下させて無線送信をするようにした。
図7のフローチャートを用いて、実施の形態2に係る無線通信装置1a〜1nの動作を説明する。
図7において、ST7−1の処理は、図3のST3−1の処理と同様である。
ST7−2では、図3のST3−2の処理に加えて、さらに現温度Taにおいて許容範囲内で電力低下して無線送信した場合の低電圧送信時電圧としての電池電圧Vtxbを推定する。
無線通信装置1の制御部12は、図4に例示するような、温度、待受け中の電池電圧、及び、放電容量の関係を示す待受テーブル、図5に例示するような、温度、定格送信電力で送信中の電池電圧、及び、放電容量の関係を示す定格送信テーブルと、図8に例示するような、温度、許容範囲内で送信電力を低下させて送信中の電池電圧、及び、放電容量の関係を示す電力低下送信テーブルとを予め格納している。
制御部12は、現時点の放電容量D、及び現温度Taにおいて定格送信電力で無線送信した場合の電池電圧Vtx、比較的高温の所定高温度Thにおいて無線送信した場合の電池電圧Vtxhを図3のST3−2と同様に推定し、さらに、電力低下送信テーブルから現温度Taにおいて許容範囲内で電力低下して無線送信した場合の電池電圧Vtxbを推定する(ST7−2)。
ここで、図9は、図6と同様、高温時及び低温時のそれぞれにおける、無線通信装置1の電池14の放電容量と電池電圧との関係を例示した図であり、図6との違いは、無線送信状態が、図6は定格電送信電力で無線送信した場合の電池電圧であるのに対し、図9は許容範囲内で低下させた送信電力で無線送信した場合の電池電圧を表していることである。
また、図8の電力低下送信テーブルは、図9における温度と送信電力を低下させて送信中の電圧、放電容量との関係を数値で表したものである。この電力低下送信テーブルも、図4の待受テーブル、図5の送信テーブルと同様、予め実験などで測定した値に基づいて生成してもよいし、標準的な電池の待受テーブル及び電力低下送信テーブルを格納しておき、電池14の使用開始時に温度と待受け中の電池電圧とを測定し、標準的な電池の待受テーブルとの差分を電力低下送信テーブルのオフセット値として使用するようにしてもよい。
次に、制御部12は、ST7−2で推定した所定高温度Thにおける無線送信中の電池電圧Vtxhと閾値電圧VHとを比較し(ST7−3)、所定高温度Thにおける無線送信中の電池電圧Vtxhが閾値電圧VHより大きければST7−4へ進む。
また、ST7−3で、制御部12は、所定高温度Thにおける無線送信中の電池電圧Vtxhが閾値電圧VH以下の場合、同じ放電容量における電池電圧が低温の時より高い所定高温度Thのときですら一定回数分の無線送信をする余力もないところまで電池容量が減っていることになるので、電池31の交換が必要であることを外部へ通知して(ST7−5)、ST7−4へ進む。
ここで、閾値電圧VHを、所定高温度Thにおいて、放電容量が大きくなってきても、許容範囲で電力低下した状態で一定回数分の無線送信を行う余力を残すことのできる電池電圧VHbとし、電池電圧Vtxhを、所定高温度Thにおける許容範囲で電力低下した無線送信中の電池電圧Vtxhbとして、電池電圧Vtxhbと閾値電圧VHbとを比較するようにしてもよい。
このように、閾値電圧VHbを、高温時に定格電力で一定回数を無線送信できるだけの余力のあるではなく、高温時に許容範囲内で電力低下して一定回数を無線送信できるだけの余力のある電圧とすると、電池交換を促す通知をするタイミングがより遅くなって、無線通信装置1の電池14の交換周期をより長くすることができる。
次に、ST7−4で、制御部12は、現温度Taにおいて定格電力にて無線送信した場合の電池電圧Vtxが、閾値電圧VCより大きい場合は、格納部16に格納、蓄積されている使用量データを無線部17、アンテナ18を介して無線親機3へ無線送信するよう制御して(ST7−6)、処理を終了する。
制御部12は、電池電圧Vtxが閾値電圧VC以下の場合は、使用量データを無線親機3へ無線送信しないように制御して、ST7−7へ進む。
ST7−7で、制御部12は、現温度Taにおいて許容範囲で電力を低下して無線送信した場合の電池電圧Vtxbが、閾値電圧VCより大きい場合は、送信電力を許容範囲内で低下させて、格納部16に格納、蓄積されている使用量データを無線部17.アンテナ18を介して無線親機3へ無線送信して(ST7−8)、処理を終了する。
制御部12は、電池電圧Vtxbが閾値電圧VC以下の場合は、使用量データを無線親機3へ無線送信しないように制御して、処理を終了する。
このように、電池駆動の無線通信装置1が動作可能な電圧範囲の下限の電池電圧を閾値電圧VCとして、現温度Taにおいて定格電力で無線送信した場合の電池電圧Vtxが閾値電圧VC以下であっても、現温度Taにおいて許容範囲で電力低下して無線送信した場合の電池電圧Vtxbが閾値電圧VCより大きければ使用量データを許容範囲で電力低下して無線親機3へ送信するようにしたので、例えば図6の放電容量2500mAh付近のように、低温時に、定格電力であれば無線送信中の電圧が閾値電圧VC以下になるが、図9の放電容量2500mAh付近のように、低温時であっても、許容範囲で電力低下すれば無線送信中の電圧が閾値電圧VCより大きいため無線送信しても無線通信装置1は動作可能である、という場合、定格電力では無線送信せず、許容範囲で電力低下して無線送信するという動作が実現できるので、夜間等に低温になって定格電力で無線送信すると無線通信装置1の動作が停止してしまうくらい電池残量が少なくなっていても、無線送信した途端に無線通信装置1の動作が停止したりすることがなくなるとともに、使用量データの伝送契機をより長く維持することができる。結果として、無線通信装置1の電池14の交換周期をより長くすることができる。
また、高温時であっても、定格電力であれば無線送信中の電圧が閾値電圧VC以下になるが、許容範囲で電力低下すれば無線送信中の電圧が閾値電圧VCより大きいため無線送信しても無線通信装置1は動作可能である、という場合、つまり、日中等の気温が高い時であっても、定格電力で無線送信すると動作が停止してしまうときには定格電力では無線送信せず、許容範囲で電力低下して無線送信するという動作が実現できるので、日中等の気温の高いときであっても定格電力では使用量データを送信できないくらい電池残量が少なくなっていても、許容範囲で電力低下することによって使用量データを送信でき、一日を通して無線送信できない期間を遅らせることができる。
また、上記実施の形態2では、ST7−5で、制御部12は、電池31の交換が必要であることを外部へ通知して、ST7−4へ進めたが、電池交換が必要なくらい電池残量が少なくなってきているときは、無線送信する場合でも定格電力ではなく許容範囲内で送信電力を下げて無線送信するように、ST7−7へ進むようにしてもよい。所定高温度Thのときですら一定回数分の無線送信をする余力もないところまで電池容量が減っている場合に、使用量データを無線送信できる期間をより長くすることができるようになる。
1 無線通信装置
2 ガスメータ
3 無線親機
4 通信網
5 ガス使用量管理サーバ
11 メータインタフェース部
12 制御部
13 電圧測定部
14 電池
15 温度測定部
16 格納部
17 無線部
18 アンテナ

Claims (5)

  1. 電池と、
    前記電池の現電圧を測定する電圧測定部と、
    現温度を測定する温度測定部と、
    使用量を計量するメータから前記使用量を示す使用量データを取得するメータインタフェース部と、
    前記使用量データを外部の無線通信装置に無線送信する無線部と、
    前記無線部が無線送信したときの前記電池の送信時電圧を前記現電圧及び前記現温度に基づいて推定し、当該送信時電圧が第1の閾値電圧より低くなるときには前記使用量データを前記無線部から無線送信しないように制御する制御部と、
    を備えたことを特徴とする無線通信装置。
  2. 電池と、
    前記電池の電圧を測定する電圧測定部と、
    温度を測定する温度測定部と、
    使用量を計量するメータから前記使用量を示す使用量データを取得するメータインタフェース部と、
    前記使用量データを外部の無線親機に無線送信する無線部と、
    前記無線部が許容範囲内で電力を低下して無線送信したときの前記電池の低電力送信時電圧を前記現電圧及び前記現温度に基づいて推定し、当該低電力送信時電圧が第1の閾値電圧より低くなるときには前記使用量データを前記無線部から無線送信しないように制御する制御部と、
    を備えたことを特徴とする無線通信装置。
  3. 前記制御部は、前記無線部が定格電力で無線送信したときの前記電池の送信時電圧が前記第1の閾値電圧より低く、前記低電力送信時電圧が前記第1の閾値電圧より高くなるときに、許容範囲内で電力を低下させて前記使用量データを前記無線部から無線送信させるように制御することを特徴とする請求項2に記載の無線通信装置。
  4. 前記制御部は、前記現電圧及び前記現温度に基づいて前記電池の現放電容量を推定し、
    所定の高温度及び前記現放電容量に基づいて前記無線部が前記所定の高温度で無線送信したときの前記電池の高温送信時電圧を推定し、当該高温送信時電圧が第2の閾値電圧より低ければ電池交換を促すアラームを出力するように制御する
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の無線通信装置。
  5. 前記第1の閾値電圧は前記第2の閾値電圧より低い
    ことを特徴とする請求項4に記載の無線通信装置。
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