JP2000270382A - データユニット端末及び検針データの送信方法 - Google Patents

データユニット端末及び検針データの送信方法

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JP2000270382A
JP2000270382A JP11070124A JP7012499A JP2000270382A JP 2000270382 A JP2000270382 A JP 2000270382A JP 11070124 A JP11070124 A JP 11070124A JP 7012499 A JP7012499 A JP 7012499A JP 2000270382 A JP2000270382 A JP 2000270382A
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transmission
meter reading
transmission system
reading data
data
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JP11070124A
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Takashi Tsutsui
孝至 筒井
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NEC AccessTechnica Ltd
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

Abstract

(57)【要約】 【課題】 検針データを無線送信するデータユニット端
末及び検針データの送信方法に関し、環境温度が変動し
た場合でも電池特性の劣化を抑制でき、かつ安定して検
針データの送信が行えるようにする。 【解決手段】送信系10と電池電源11との接続を制御する
電源制御手段7と、当該データユニット端末6の設置場所
及び時期により変動する気温に対応して設定される送信
時間帯を指定する前記送信指令の無線受信に応答して電
源制御手段に電池電源と送信系とを接続させ、送信系を
立ち上げる送信系起動手段7と、送信系が検針データの
無線送信後、電源制御手段に電池電源と送信系との接続
を解除させる送信系停止手段7とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、検針データを無線
送信するデータユニット端末及び検針データの送信方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】検針データは、ガス、水道、電気などの
計量器(以下「メータ」と称する)から取得されるが、
これらのメータは、通常、建物の外壁の適宜高さ位置に
取り付けられる。データユニット端末は、これらのメー
タの検針データを収集してセンターへ無線送信する伝送
装置である。以下、検針データの収集方式の具体例を図
9を参照して説明する。
【0003】図9は、各家庭のガス、水道、電気などの
メータから取得される検針データの収集システムの全体
構成を概略示す。センター1の周辺には、複数の基地局
3が設置され、また、各家庭4の外壁には、ガス、水
道、電気などのメータ5及びデータユニット端末6が設
置される。メータ5とデータユニット端末6間は、それ
ぞれ、専用線で接続される。データユニット端末6は、
通常、電池電源で動作する。センタ−1と基地局3の間
は、通信網2を介して接続され、また、基地局3とデー
タユニット端末6との間は、無線によって接続される。
【0004】図9に示す検針データの収集システムは、
家庭に限らず、工場やオフィス等メ−タを外付けして使
用する場合に適用ある構成であるが、このような収集シ
ステムでは、1回/日、1回/週、1回/月の頻度で、
データユニット端末が、センター1から送信指令を基地
局3を介して無線受信し、ガスメータ、水道メータ、電
気メータなどから検針データを取り込み、その検針デー
タを無線で基地局3へ送信し、基地局3からセンター1
に送信する。
【0005】ところで、これらのメータが接続されるデ
ータユニット端末6は、屋外に設置されるので、設置場
所(地域、日陰か日向か等)やデータ送信時期(1日の
時間帯、月、季節等)により変動する環境温度の影響を
直接受ける状況にある。即ち、夏季には、設置場所によ
ってはケース内部の温度が上昇し過ぎ、送信エラーが発
生することがある。また、電池の放電特性の劣化は、環
境温度が0℃以下となると顕著となるので、冬期に気温
が0℃以下になることもある地域に設置されるデータユ
ニット端末では、電源電圧の低下により安定したデータ
送信が困難になる場合がある。
【0006】そこで、従来では、データユニット端末6
に温度センサを内蔵し、周囲温度が高過ぎる場合や低過
ぎる場合には、極力検針データの送信をしないように制
御している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、データユニッ
ト端末内で温度センサを常に動作させているため、消費
電流が大きくなり、電池寿命が短くなるという課題があ
る。
【0008】なお、検針データを収集するデータユニッ
ト端末の消費電力を低減し電池寿命を長くするために、
特開平10ー145872号公報、特開平6ー2685
42号公報、特開平6ー90298号公報などには、デ
ータ収集時間のみ送信系を動作させる技術が開示されて
いるが、電池寿命と環境温度変化との関係が示されてい
ない。
【0009】本発明の目的は、気温変動などに伴う環境
温度変化がある場合に、消費電力を低減し、電池寿命を
長くすることのできるデータユニット端末を提供するこ
とにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明に
係るデータユニット端末は、電池電源で動作し、無線受
信した送信指令に基づき検針データを無線送信するデー
タユニット端末において、送信系と前記電池電源との接
続を制御する電源制御手段と、当該データユニット端末
の設置場所及び時期により変動する気温に対応して設定
される送信時間帯を指定する前記送信指令の無線受信に
応答して前記電源制御手段に前記電池電源と送信系とを
接続させ、送信系を立ち上げる送信系起動手段と、前記
送信系が検針データの無線送信後、前記電源制御手段に
前記電池電源と送信系との接続を解除させる送信系停止
手段とを備えることを特徴とする。
【0011】請求項1に記載の発明によれば、送信指令
を無線受信すると、その送信指令が指定する、当該デー
タユニット端末の設置場所と季節や月などの時期により
変動する気温に対応して設定される送信時間帯において
送信系に電源を供給し、検針データの無線送信を行わ
せ、送信を終了すると、送信系への電源供給を断つ。
【0012】ここに、送信系が動作する時間帯は、当該
データユニット端末の設置場所において、電池特性の劣
化を生じさせず、安定してデータ送信が行える環境温度
が得られる時間帯に設定されるので、消費電力を低減
し、電池寿命を長くすることができる。
【0013】請求項2に記載の発明に係るデータユニッ
ト端末は、電池電源で動作し、無線受信した送信指令に
基づき検針データを無線送信するデータユニット端末に
おいて、送信系と前記電池電源との接続を制御する電源
制御手段と、前記無線受信する送信指令から取り出し
た、当該データユニット端末の設置場所及び時期により
変動する気温に対応して設定される送信日と送信時間帯
とを記憶する記憶手段と、前記記憶手段を参照して前記
送信日時の到来を監視・検出する監視手段と、前記監視
手段が検出した送信日時に、前記電源制御手段に前記電
池電源と送信系とを接続させ、送信系を立ち上げる送信
系起動手段と、前記送信系が検針データの無線送信後、
前記電源制御手段に前記電池電源と送信系との接続を解
除させる送信系停止手段とを備えることを特徴とする。
【0014】請求項2に記載の発明によれば、送信指令
を無線受信すると、その送信指令から、当該データユニ
ット端末の設置場所と季節や月などの時期により変動す
る気温に対応して設定される送信日と送信時間帯を取り
出して記憶手段に記憶し、記憶手段を参照して送信日時
の到来を監視・検出し、検出した送信日時に、送信系に
電源を供給し、検針データの無線送信が行わせ、送信を
終了すると、送信系への電源供給を断つ。したがって、
請求項1に記載の発明と同様の効果が得られる。
【0015】請求項3に記載の発明に係るデータユニッ
ト端末は、電池電源で動作し、検針データを無線送信す
るデータユニット端末において、送信系と前記電池電源
との接続を制御する電源制御手段と、当該データユニッ
ト端末の設置場所及び時期により変動する気温に対応し
て設定される検針データの送信日と送信時間帯とを記憶
する記憶手段と、前記記憶手段を参照して前記送信日時
の到来を監視・検出する監視手段と、前記監視手段が検
出した送信日時に、前記電源制御手段に前記電池電源と
送信系とを接続させ、送信系を立ち上げる送信系起動手
段と、前記送信系が検針データの無線送信後、前記電源
制御手段に前記電池電源と送信系との接続を解除させる
送信系停止手段とを備えることを特徴とする。
【0016】請求項3に記載の発明によれば、送信機能
のみで受信機能を有しないデータユニット端末におい
て、予め、当該データユニット端末の設置場所と季節や
月などの時期により変動する気温に対応して設定される
検針データの送信日と送信時間帯を記憶することより、
請求項2と同様の作用・効果が得られる。
【0017】請求項4記載の発明に係る検針データの送
信方法は、電池電源で動作するデータユニット端末が、
無線受信した送信指令に基づき検針データを無線送信す
る検針データの送信方法において、前記無線受信する送
信指令が指定する、当該データユニット端末の設置場所
及び時期により変動する気温に対応して設定される送信
時間帯において前記電池電源と送信系とを接続して検針
データを無線送信し、送信後、前記電池電源と送信系と
の接続を解除することを特徴とする。
【0018】請求項5に記載の発明に係る検針データの
送信方法は、電池電源で動作するデータユニット端末
が、無線受信した送信指令に基づき検針データを無線送
信する検針データの送信方法において、前記無線受信す
る送信指令から、当該データユニット端末の設置場所及
び時期により変動する気温に対応して設定される送信日
と送信時間帯を取り出して記憶手段に記憶し、前記記憶
手段を参照して前記送信日時の到来を監視・検出し、前
記検出した送信日時に、前記電池電源と送信系とを接続
して検針データを無線送信し、送信後、前記電池電源と
送信系との接続を解除することを特徴とする。
【0019】請求項6に記載の発明に係る検針データの
送信方法は、電池電源で動作するデータユニット端末
が、検針データを無線送信する検針データの送信方法に
おいて、当該データユニット端末の設置場所及び時期に
より変動する気温に対応して設定される検針データの送
信日時を予め記憶手段に記憶し、前記記憶手段を参照し
て前記送信日時の到来を監視・検出し、前記検出した送
信日時に、前記電池電源と送信系とを接続して検針デー
タを無線送信し、送信後、前記電池電源と送信系との接
続を解除することを特徴とする。
【0020】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の第1実施形態に
係るデータユニット端末の構成ブロック図である。本第
1実施形態は、請求項1,2,4,5に対応する。即
ち、本第1実施形態のデータユニット端末は、送信機能
と受信機能を併せ持つ双方向通信が可能な伝送装置であ
る。
【0021】図1において、データユニット端末6は、
制御部7と、データ変換部8と、メモリ9と、送受信部
10と、電池11と、時計12と、アンテナ13とを備
える。電池11は、6〜10,12,13の各要素に接
続される。制御部7は、プログラム制御により、時計1
2からの時刻データを取り込み、データ変換部8,メモ
リ9及び送受信部10の各要素の制御動作等を行う。
【0022】データ変換部8は、制御部7の制御下に各
種のメータ5からの検針データを送信データに変換し、
メモリ8に出力する。メモリ9は、制御部7の制御下に
変換された送信データを記憶し、それを送受信部10に
出力する。送受信部10は、制御部7の制御下に、アン
テナ13から入力する送信指令の受信処理とメモリ9か
ら送られてくる検針データの送信処理を行う。
【0023】以上の構成と請求項との対応関係は、次の
ようになっている。電源制御手段、送信系起動手段及び
送信系停止手段には、主として制御部7が対応する。
【0024】次に、本第1実施形態の動作を図1〜図6
を参照して説明する。なお、図2は、本第1実施形態の
データユニット端末6の動作を示すフローチャートであ
る。図3は、電池11の特性を示す図である。図4は、
日本の各地方の年間気温の変動を示す図である。図5
は、日本の各地方の日別気温の変動を示す図である。図
6は、送信指令を出すセンターに備えるスケジュールテ
ーブルの一例を示す図である。
【0025】図1において、送受信部10の受信系と送
信系とは、別個独立に動作する。即ち、受信系は、電池
11から常時電源が供給され、センターからの送信指令
を何時でも受信できる体制を取っているが、電池11か
ら送信系への電源供給は、制御部7の制御下に以下に説
明するように断接される。
【0026】図2において、S1では、センターが各デ
ータユニット端末6に送信指令を送信するのは、後述す
るように(図6参照)、1回/月の頻度であるので、制
御部7は、送受信部10の送信系への電源供給を断った
状態で受信系から送信指令の受信通知があるのを待機し
ている。
【0027】受信通知があると、制御部7は、送信指令
から、送信時間帯や送信データの種別・範囲・量等の指
令内容を解読し(S2)、指定の送信時間帯をメモリ9
に設定するとともに、データ変換部8に指定の送信デー
タに対応するメータの検針データの取り込みを行わせ、
メモリ9に記憶させる(S3)。なお、送信時間帯は、
後述するように定められる(図3〜図6参照)。
【0028】次いで、制御部7は、時計12からの時刻
データを参照してメモリ9に設定した送信時間帯の到来
を監視し(S4)、送信時間が来ると、送受信部10の
送信系と電池11と接続して送信系を立ち上げるととも
に、メモリ9から送信系に検針データを出力させる(S
5)。これにより、検針データが無線送信される。
【0029】そして、制御部7は、送信系が指定のデー
タ送信を終了すると、送信系と電池11との接続を断
ち、送信系を最初のオフ状態に戻し(S6)、受信系か
ら次回の送信指令が入力するのを待機する(S1)。以
上の動作により、電池11の消費電力は大幅に低減され
ることが理解できる。また、送信時間帯が、以下に説明
するように環境温度との関係で定められるので、電池1
1の特性劣化を抑制できるようになっている。
【0030】次に、図3〜図6を参照して送信時間帯の
設定について説明する。図3(a)(b)に示されるよ
うに、データユニット端末6の電源である電池11は、
温度の低下に伴い電池電圧が低下し、放電容量も減少す
るという特性を有し、特に0℃以下での特性劣化は著し
い。したがって、送信系の動作時間帯として、まず、環
境温度が0℃以下とならない時間帯を選択する必要があ
ることが理解できる。また、データユニット端末6の内
部温度が上昇し過ぎ、送信系で送信エラーが発生するの
を避けることを考慮すると、送信系が動作するときの最
高気温は20℃程度の常温となる時間帯が妥当である。
要するに、送信系の動作時間帯は、環境温度が、0℃〜
常温(例えば20℃)の範囲内にある時間帯と定めるの
である。
【0031】ここに、年間気温は、図4に示すように、
季節により変動する。札幌では、冬季に0℃よりも低く
なる月もあるが、0℃を越える月もある。また、東京、
那覇では、夏季には、6月〜9月の気温が高くなってい
て、30℃を越える月があるが、30℃を越えない月も
ある。
【0032】更に、図5に示す1日の時間帯による気温
変化から、1日の時間帯の中から気温が、0℃を越える
時間帯や20℃以下である時間帯を選択できる場合があ
ることが理解できる。そのような時間帯を選択できない
時期は、検針データの採取・蓄積のみを行い、検針デー
タの送信は、0℃を越える時間帯で20℃以下である時
間帯を選択できる時期に行えば良い。
【0033】したがって、送信系が動作する時間帯は、
設置場所(地域、日向か日陰か)や季節、月に応じて定
めることになる。このように送信時間帯を環境温度との
関係で決めることにより、電池の特性劣化を抑制でき、
長寿化が図れる。
【0034】例えば、東京では、図5(b)の一日の気
温特性から、夏場に気温が20℃付近になる時間帯を想
定でき、冬場に最高気温となる時間帯を想定できるの
で、1年間の各月において、検針データを送信するとき
の環境温度と時間帯を推定すると、図6に示すようにな
る。
【0035】本実施形態のセンターでは、図6に示すよ
うな年間の検針データを収集するスケジュールテーブル
を備え、このスケジュールテーブルを参照して送信指令
を作り、各データユニット端末に送信するようにしてい
る。
【0036】なお、センターが、スケジュールテーブル
の内容の全てを一度に各データユニット端末に無線送信
し、各データユニット端末がメモリに格納し、各データ
ユニット端末において、送信日時を監視して、検針デー
タを送信するようにしてもよい。これは、請求項2,5
に対応する実施形態である。
【0037】次いで、図7は、本発明の第2実施形態に
係るデータユニット端末の構成ブロック図である。本第
2実施形態は、請求項3,6に対応する。即ち、本第2
実施形態のデータユニット端末は、無線受信の機能を有
さず、検針データを無線送信する機能のみを有する片方
向通信が可能な伝送装置である。
【0038】したがって、本第2実施形態のデータユニ
ット端末は、第1実施形態における送受信部10に代え
て、送信部14を設けた点が異なるのみであり、請求項
との対応関係も、記憶手段がメモリ9に対応する点が追
加され、他は同じである。
【0039】以下、第2実施形態の動作を図7、図8を
参照して説明する。なお、図8は、第2の実施形態の動
作フローチャートである。
【0040】図7において、メモリ9には、当該データ
ユニット端末の設置場所(地域や日照との関係を考慮し
た場所である)に応じた送信時間帯と送信日時からなる
スケジュールテーブルが予め格納されている。例えば、
図6に示すようなものである。そして、電池11から送
信部14への電源供給は、制御部7の制御下に以下に説
明するように断接される。
【0041】図8において、制御部7は、メモリ9に設
定されるスケジュールテーブルと時計12からの時刻デ
ータを参照して、設定された日と設定された時間の到来
を監視し(S10,S11)、送信日時となると、デー
タ変換部8に対応する検針データの取り込みを行わせ、
メモリ9に記憶する(S12)。
【0042】制御部7は、次いで、送信部14と電池1
1を接続して送信部14を立ち上げるとともに、メモリ
9から送信部14に検針データを出力させる(S1
3)。これにより、検針データが無線送信される。
【0043】そして、制御部7は、送信部14が所定の
データ送信を終了すると、送信部14と電池11との接
続を断ち、送信部14を最初のオフ状態に戻し(S1
4)、次回の送信データの検索に移行する(S10、S
12)。以上の動作により、第1実施形態と同様に、電
池11の消費電力は大幅に低減され、また電池11の長
寿化が図れる。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1乃至請求
項6に記載の発明によれば、送信系を、当該データユニ
ット端末の設置場所と季節により変動する気温に対応し
て設定される時間帯においてのみ送信動作をさせ得るの
で、環境温度変動による電池特性の劣化を抑制でき、か
つ安定して検針データの送信が行える。したがって、消
費電力を低減し、電池寿命を長くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係るデータユニット端
末の構成ブロック図である。
【図2】本発明の第1実施形態の動作フローチャートで
ある。
【図3】データユニット端末に使用する電池の特性を示
し、(a)は放電温度特性であり、(b)は放電電圧特
性である。
【図4】日本の各地方の年間気温の変動を示し、(a)
は札幌、(b)は東京、(c)は那覇をそれぞれ示して
いる。
【図5】日本の各地方の日別気温の変動を示し、(a)
は札幌、(b)は東京、(c)は那覇をそれぞれ示して
いる。
【図6】センターが備えるスケジュールテーブルの一例
である。
【図7】本発明の第2実施形態に係るデータユニット端
末の構成ブロック図である。
【図8】本発明の第2実施形態の動作フローチャートで
ある。
【図9】一例として示す検針データの収集システムの全
体構成の概略図である。
【符号の説明】
6 データユニット端末 7 制御部 8 データ変換部 9 メモリー 10 送受信部 11 電池 12 時計 13 アンテナ 14 送信部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電池電源で動作し、無線受信した送信指
    令に基づき検針データを無線送信するデータユニット端
    末において、 送信系と前記電池電源との接続を制御する電源制御手段
    と、 当該データユニット端末の設置場所及び時期により変動
    する気温に対応して設定される送信時間帯を指定する前
    記送信指令の無線受信に応答して前記電源制御手段に前
    記電池電源と送信系とを接続させ、送信系を立ち上げる
    送信系起動手段と、 前記送信系が検針データの無線送信後、前記電源制御手
    段に前記電池電源と送信系との接続を解除させる送信系
    停止手段とを備えることを特徴とするデータユニット端
    末。
  2. 【請求項2】 電池電源で動作し、無線受信した送信指
    令に基づき検針データを無線送信するデータユニット端
    末において、 送信系と前記電池電源との接続を制御する電源制御手段
    と、 前記無線受信する送信指令から取り出した、当該データ
    ユニット端末の設置場所及び時期により変動する気温に
    対応して設定される送信日と送信時間帯とを記憶する記
    憶手段と、 前記記憶手段を参照して前記送信日時の到来を監視・検
    出する監視手段と、 前記監視手段が検出した送信日時に、前記電源制御手段
    に前記電池電源と送信系とを接続させ、送信系を立ち上
    げる送信系起動手段と、 前記送信系が検針データの無線送信後、前記電源制御手
    段に前記電池電源と送信系との接続を解除させる送信系
    停止手段とを備えることを特徴とするデータユニット端
    末。
  3. 【請求項3】 電池電源で動作し、検針データを無線送
    信するデータユニット端末において、 送信系と前記電池電源との接続を制御する電源制御手段
    と、 当該データユニット端末の設置場所及び時期により変動
    する気温に対応して設定される検針データの送信日と送
    信時間帯とを記憶する記憶手段と、 前記記憶手段を参照して前記送信日時の到来を監視・検
    出する監視手段と、 前記監視手段が検出した送信日時に、前記電源制御手段
    に前記電池電源と送信系とを接続させ、送信系を立ち上
    げる送信系起動手段と、 前記送信系が検針データの無線送信後、前記電源制御手
    段に前記電池電源と送信系との接続を解除させる送信系
    停止手段とを備えることを特徴とするデータユニット端
    末。
  4. 【請求項4】 電池電源で動作するデータユニット端末
    が、無線受信した送信指令に基づき検針データを無線送
    信する検針データの送信方法において、 前記無線受信する送信指令が指定する、当該データユニ
    ット端末の設置場所及び時期により変動する気温に対応
    して設定される送信時間帯において前記電池電源と送信
    系とを接続して検針データを無線送信し、送信後、前記
    電池電源と送信系との接続を解除することを特徴とする
    検針データの送信方法。
  5. 【請求項5】 電池電源で動作するデータユニット端末
    が、無線受信した送信指令に基づき検針データを無線送
    信する検針データの送信方法において、 前記無線受信する送信指令から、当該データユニット端
    末の設置場所及び時期により変動する気温に対応して設
    定される送信日と送信時間帯を取り出して記憶手段に記
    憶し、 前記記憶手段を参照して前記送信日時の到来を監視・検
    出し、 前記検出した送信日時に、前記電池電源と送信系とを接
    続して検針データを無線送信し、送信後、前記電池電源
    と送信系との接続を解除することを特徴とする検針デー
    タの送信方法。
  6. 【請求項6】 電池電源で動作するデータユニット端末
    が、検針データを無線送信する検針データの送信方法に
    おいて、 当該データユニット端末の設置場所及び時期により変動
    する気温に対応して設定される検針データの送信日と送
    信時間帯を予め記憶手段に記憶し、 前記記憶手段を参照して前記送信日時の到来を監視・検
    出し、 前記検出した送信日時に、前記電池電源と送信系とを接
    続して検針データを無線送信し、送信後、前記電池電源
    と送信系との接続を解除することを特徴とする検針デー
    タの送信方法。
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