JP2021190374A - 車輌用灯具 - Google Patents
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Abstract
【課題】光源の駆動時におけるヒートシンクからの高い放熱効率を確保した上で車両用灯具の小型化を図る。【解決手段】車両用灯具1は、光源19が搭載された回路基板18と、放熱フィン13を有し光源19の駆動時に発生する熱を放出するヒートシンク9と、放熱フィンに13沿って流動する冷却風を発生させるブロアファン16とを備える。ブロアファン16は、ヒートシンク9の内部に配置される。これにより、冷却風が放熱フィン13に沿って流動されヒートシンク9から放出される熱がブロアファン16によってヒートシンク9の外部へ放出されると共にブロアファン16の配置スペースがヒートシンク9の内部に存在するため、光源19の駆動時におけるヒートシンク9からの高い放熱効率を確保した上で小型化を図ることができる。【選択図】図1
Description
本発明は、光源の駆動時に発生する熱を放出するヒートシンクと冷却風を発生させるブロアファンとを備えた車輌用灯具についての技術分野に関する。
車輌用灯具には、例えば、カバーとランプハウジングによって構成された灯具外筐の内部に、光源の駆動時に発生する熱を放出するヒートシンクと冷却風を発生させる冷却ファンとが配置され、光源の温度上昇を抑制して光源の良好な駆動状態を確保する構成にされたものがある(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載された車輌用灯具においては、ヒートシンクの前面に光源が搭載された回路基板が取り付けられ、ヒートシンクの側面に冷却ファンが取り付けられ、光源の駆動時に冷却ファンの駆動が行われる。
冷却ファンにより冷却風が発生し、発生した冷却風は側方へ向かいヒートシンクに設けられた放熱フィンに沿って流動される。従って、ヒートシンクが冷却風によって冷却されヒートシンクの放熱効率が向上し光源に対する冷却性能が高められる。
ところで、上記のような冷却ファンを有する車輌用灯具においては、冷却ファンによる冷却風によってヒートシンクが冷却されることによりヒートシンクの放熱効率が向上するが、灯具外筐の内部に冷却ファンを配置するための専用の空間が必要であり、その分、車輌用灯具が大型になってしまう。
一方、ヒートシンクの放熱効率を高めて光源の良好な駆動状態を確保するためには、冷却ファンによって生じる冷却風の流動が放熱フィンに沿って行われることが望ましい。
そこで、本発明車輌用灯具は、光源の駆動時におけるヒートシンクからの高い放熱効率を確保した上で小型化を図ることを目的とする。
第1に、本発明に係る車輌用灯具は、光源が搭載された回路基板と、放熱フィンを有し前記光源の駆動時に発生する熱を放出するヒートシンクと、前記放熱フィンに沿って流動する冷却風を発生させるブロアファンとを備え、前記ブロアファンが前記ヒートシンクの内部に配置されたものである。
これにより、冷却風が放熱フィンに沿って流動されヒートシンクから放出される熱がブロアファンによってヒートシンクの外部へ放出されると共にブロアファンの配置スペースがヒートシンクの内部に存在する。
第2に、上記した本発明に係る車輌用灯具においては、前記ヒートシンクに前記回路基板が取り付けられる基板取付部が設けられ、前記基板取付部を挟んだ前記光源の反対側の位置が光源背面位置とされ、前記光源背面位置に前記放熱フィンの一部が位置されると共に前記光源背面位置以外の位置に前記ブロアファンが配置されることが望ましい。
これにより、光源の駆動時に最も温度上昇が生じ易い光源背面位置に放熱フィンが存在する。
第3に、上記した本発明に係る車輌用灯具においては、前記放熱フィンは前記基板取付部から突出され前記基板取付部からの突出方向と厚み方向にともに直交する方向が長手方向にされ、前記放熱フィンが長手方向において分割された第1の部分と第2の部分を有し、前記ブロアファンは少なくとも一部が前記第1の部分と前記第2の部分の間に位置され、前記放熱フィンには前記基板取付部と前記第1の部分と前記第2の部分に連続された連結部が設けられることが望ましい。
これにより、光源の駆動時に発生する熱が連結部を介して第1の部分と第2の部分の間において伝達され放熱フィンの長手方向における両端部に熱が伝達され易くなる。
第4に、上記した本発明に係る車輌用灯具においては、前記放熱フィンが厚み方向に離隔して複数設けられ、前記連結部が前記複数の放熱フィンに跨がった状態で設けられることが望ましい。
これにより、光源の駆動時に発生する熱が連結部を介して第1の部分と第2の部分の間において伝達され放熱フィンの長手方向における両端部に熱が伝達され易くなると共に連結部を介して複数の放熱フィンの間において熱が伝達される。
第5に、上記した本発明に係る車輌用灯具においては、前記回路基板と前記ヒートシンクを有するランプユニットが複数配置され、前記複数のランプユニットのうち一つの前記ランプユニットに前記ブロアファンが設けられ、前記ヒートシンクに配置された前記ブロアファンから排気される冷却風が他のヒートシンクに吹き付けられることが望ましい。
これにより、一つのブロアファンによって発生する冷却風がヒートシンクとヒートシンクの冷却に用いられる。
本発明によれば、冷却風が放熱フィンに沿って流動されヒートシンクから放出される熱がブロアファンによってヒートシンクの外部へ放出されると共にブロアファンの配置スペースがヒートシンクの内部に存在するため、ヒートシンクの高い放熱効率を確保した上で小型化を図ることができる。
以下に、本発明車輌用灯具を実施するための形態について添付図面を参照して説明する。
車輌用灯具1は、例えば、車輌用前照灯であり、車体の前端部における左右両端部に取り付けられて配置されている。尚、本発明車輌用灯具は、車輌用前照灯以外の他の各種の車輌用灯具に適用することができる。
車輌用灯具1は前端に開口を有するランプハウジング2とランプハウジング2の開口を閉塞するカバー3とを備えている(図1参照)。ランプハウジング2とカバー3によって灯具外筐4が構成され、灯具外筐4の内部空間が灯室5として形成されている。
灯室5にはランプユニット6が配置されている。ランプユニット6はレンズホルダー7と投影レンズ8とヒートシンク9と回路基板10を有している。尚、ランプユニット6は、光を反射するリフレクターや光の一部を遮蔽するシェード等の他の部材を有していてもよい。
ランプユニット6はランプハウジング2に図示しない光軸調整機構を介して支持されている。従って、光軸調整機構を動作させることによりランプユニット6をランプハウジング2に対して上下方向又は左右方向へ傾動させて光の光軸調整(エイミング調整又はレベリング調整)を行うことが可能にされている。
レンズホルダー7は軸方向が前後方向にされた略円筒状の保持筒部7aと保持筒部7aからそれぞれ後方に突出された複数の脚部7b(図1に一つの脚部7bのみを示す。)とを有している。
投影レンズ8はレンズホルダー7の保持筒部7aに保持されている。投影レンズ8は後端部が保持筒部7aに前側から取り付けられてレンズホルダー7に保持されている。
ヒートシンク9は、例えば、アルミニウム等の熱伝導性の高い金属材料によって形成されている。ヒートシンク9は前後方向を向く板状の基板取付部10と基板取付部10の上端部から後方に突出された上面部11と基板取付部10の下端部から後方に突出された下面部12と基板取付部10の上下方向における中間部からそれぞれ後方に突出された放熱フィン13、13とを有している(図1乃至図3参照)。尚、上面部11と下面部12も放熱フィンとして設けられていてもよい。
放熱フィン13は、上下方向が厚み方向にされ、後方が基板取付部10からの突出方向にされ、左右方向が長手方向にされている。放熱フィン13、13は上面部11と下面部12の間に位置され、上面部11と下面部12とともに上下に離隔して設けられている。尚、放熱フィン13の数は任意である。
放熱フィン13は左右に分割して設けられ、左右の一方が第1の部分14として設けられ他方が第2の部分15として設けられている。従って、放熱フィン13の内部における第1の部分14、14と第2の部分15、15の間には、上面部11と下面部12と基板取付部10によって囲まれた空間が形成され、この空間が配置空間9aとされている(図3参照)。第1の部分14と第2の部分15の左右の幅は、例えば、同じにされており、配置空間9aは、例えば、ヒートシンク9の左右方向における中央部に形成されている。
ヒートシンク9の配置空間9aにはブロアファン16が配置され(図1乃至図3参照)、ブロアファン16は、例えば、基板取付部10にネジ止め等によって取り付けられている。ブロアファン16は箱状のケース部17とケース部17の内部に回転可能な状態で配置された図示しない回転駆動部とを有している。ケース部17は、例えば、熱伝導性の高い金属材料によって左右に扁平な形状に形成され、厚み方向が左右方向にされている。
ブロアファン16は厚み方向において空気を取り込んで厚み方向に直交する方向へ取り込んだ空気を送り出すことにより冷却風を発生させる。従って、ブロアファン16は厚み方向における両面(左右両面)がそれぞれ吸気面16a、16aとして形成され、四つの周面のうち一つの面、例えば、後面が排気面16bとして形成されている。
ヒートシンク9における基板取付部10の前面には回路基板18が取り付けられている(図1参照)。回路基板18は基板取付部10の中央部に取り付けられ、回路基板18の前面には光源19が搭載されている。光源19としては、例えば、発光ダイオード(LED:Light Emitting Diode)が用いられている。光源19の数は任意であり、図1には一つが回路基板18の中央部に搭載された例を示している。
基板取付部10の前面には回路基板18の周囲の部分にレンズホルダー7の複数の脚部7bがネジ止め等によって取り付けられている。
上記のように構成された車輌用灯具1において、光源19の駆動により光が前方へ向けて出射されると、出射された光は投影レンズ8を透過されて前方へ向けて照射される。
光源19の駆動時には光源19や回路基板10の各回路パターン等から熱が発生する。光源19等に発生した熱は一部を除きヒートシンク9に伝達され、ヒートシンク9の各部、特に、放熱フィン13、13から放出される。
このときブロアファン16が駆動状態にされており、ブロアファン16によって発生する冷却風が放熱フィン13、13の上下両面に沿って吸気面16a、16aへ向けて流動される(図4に示す矢印S1参照)。従って、ヒートシンク9が冷却されてヒートシンク9からの高い放熱性が確保される。冷却風はブロアファン16において吸気面16a、16aから取り込まれ排気面16bから後方へ向けて送り出される(図4に示す矢印S2参照)。
また、上記のように光源19の駆動時には光源19等から熱が発生するが、基板取付部10にはケース部17が金属材料によって形成されたブロアファン16が取り付けられているため、光源19等に発生した熱の一部がケース部17にも伝達され、ケース部17からも熱が放出される。従って、ヒートシンク9に加えてブロアファン16からも放熱が行われ、光源19に対する高い冷却性能を確保することができる。
以下に、ヒートシンクの変形例について説明する(図5乃至図7参照)。
第1の変形例に係るヒートシンク9Aは第1の部分14、14と第2の部分15、15がそれぞれ連結部20、20によって連結されている(図5参照)。連結部20は前端が基板取付部10に連続され左右両端がそれぞれ第1の部分14の前端部における側面と第2の部分15の前端部における側面とに連続されている。ブロアファン16は、例えば、連結部20、20に取り付けられて配置空間9aに配置されている。
このようにヒートシンク9Aには放熱フィン13に基板取付部10と第1の部分14と第2の部分15に連続された連結部20が設けられている。
従って、光源19の駆動時に発生する熱が連結部20を介して第1の部分14と第2の部分15の間において伝達され放熱フィン13の長手方向における両端部に熱が伝達され易くなるため、ブロアファン16を配置するための配置空間9aを確保した上で光源19の駆動時における放熱効率の向上を図ることができる。
第2の変形例に係るヒートシンク9Bは第1の部分14、14と第2の部分15、15が連結部21によって連結され、連結部21が上面部11の下面から下面部12の上面までに亘る位置に設けられている(図6参照)。連結部21は前端が基板取付部10に連続され左右両端の各一部がそれぞれ第1の部分14の前端部における側面と第2の部分15の前端部における側面とに連続されている。ブロアファン16は、例えば、連結部21に取り付けられて配置空間9aに配置されている。
このようにヒートシンク9Bは連結部21が放熱フィン13、13に跨がった状態で設けられている。
従って、光源19の駆動時に発生する熱が連結部21を介して第1の部分14と第2の部分15の間において伝達され放熱フィン13の長手方向における両端部に熱が伝達され易くなると共に連結部21を介して複数の放熱フィン13の間において熱が伝達されるため、ブロアファン16を配置するための配置空間9aを確保した上で光源19の駆動時における一層の放熱効率の向上を図ることができる。
第3の変形例に係るヒートシンク9Cは配置空間9aが左右方向における中央に対して左右にシフトした位置に形成されている(図7参照)。
上記したように、車輌用灯具1においては、回路基板18が基板取付部10の中央部に取り付けられ光源19が回路基板18の中央部に搭載されているため、光源19が基板取付部10の前面における中央部に位置されている。光源19の駆動時において光源19からの発熱量は大きいため、基板取付部10の後面における中央部が最も高温になり易い部分である。
そこで、基板取付部10を挟んで光源19の反対側の位置を光源背面位置Pとしたとき、即ち、基板取付部10と対向する背面において光源10に対応する位置(光源19に最も近い位置)に、ヒートシンク9Cにおいては、光源背面位置Pに放熱フィン13、13の各一部が位置されると共に光源背面位置P以外の位置にブロアファン16が配置される構成にされている。
このように光源背面位置Pに放熱フィン13、13の各一部が位置されると共に光源背面位置P以外の位置にブロアファン16が配置される構成にされることにより、光源19の駆動時に最も温度上昇が生じ易い光源背面位置Pに放熱フィン13、13が存在するため、放熱効率の向上による光源19に対する冷却効率の向上を図ることができる。
尚、第3の変形例に係るヒートシンク9Cにおいては、ブロアファン16が左端部又は右端部に配置されていてもよい。この場合には、放熱フィン13が第1の部分14と第2の部分15とに左右に分割して設けられる必要がなく、ブロアファン16の右側又は左側の一方のみに放熱フィン13が位置される。
尚、上記したヒートシンク9、9A、9B、9Cのようなブロアファン16から冷却風が後方へ排気される構成においては、灯室5に二つのランプユニット6、6が配置されている構造において好適に使用することが可能である(図8参照)。
具体的には、ランプユニット6、6が左右に並んで配置され、一方のランプユニット6のヒートシンク9(9A、9B、9C)にブロアファン16が配置され、他方のランプユニット6にはブロアファン16が配置されていないヒートシンク9Xが設けられている構成において、ブロアファン16から後方へ向けて送り出された冷却風が側方に回り込むようにして他方のランプユニット6におけるヒートシンク9Xに吹き付けられ、ヒートシンク9Xにおける放熱フィン13、13の上下両面に沿って流動されてヒートシンク9Xの冷却が行われる。
このようにヒートシンク9(9A、9B、9C)に配置されたブロアファン16から排気される冷却風がヒートシンク9Xに吹き付けられることにより、一つのブロアファン16によって発生する冷却風が二つのヒートシンク9(9A、9B、9C)とヒートシンク9Xの冷却に用いられるため、部品点数の削減を図った上で放熱効率の向上を図ることができる。
尚、ヒートシンク9Xにもブロアファン16が配置されていてもよく、また、ヒートシンク9(9A、9B、9C)に配置されたブロアファン16から排気される冷却風が他の二つ以上のヒートシンク9Xに吹き付けられる構成にされていてもよい。
第4の変形例に係るヒートシンク9Dは上面部11におけるブロアファン16の真上の位置に上下に貫通された排気孔11aが形成されている(図9参照)。ヒートシンク9Dの配置空間9aに配置されたブロアファン16は排気面16bが上方を向く状態で基板取付部10に取り付けられている。
従って、光源19の駆動時には、ブロアファン16によって発生する冷却風が放熱フィン13、13の上下両面に沿って吸気面16aへ向けて流動され(矢印S1)、吸気面16aから取り込まれた冷却風が排気面16bから排気孔11aを介して上方へ向けて送り出される(矢印S2)。
上記のようなブロアファン16から冷却風が上方へ排気される構成は、例えば、灯室5に二つのランプユニット6、6が上下に配置されている構造において好適に使用することが可能である(図10参照)。
具体的には、上側のランプユニット6にはブロアファン16が配置されていないヒートシンク9Xが設けられている構成において、下側のランプユニット6にヒートシンク9Dが設けられ、ブロアファン16から上方へ向けて送り出された冷却風が上側のランプユニット6におけるヒートシンク9Xに吹き付けられてヒートシンク9Xの冷却が行われる。
このようにヒートシンク9Dに配置されたブロアファン16から排気される冷却風が上側のヒートシンク9Xに吹き付けられることにより、一つのブロアファン16によって発生する冷却風がヒートシンク9Dとヒートシンク9Xの冷却に用いられるため、部品点数の削減を図った上で放熱効率の向上を図ることができる。
尚、上側のヒートシンク9Xにもブロアファン16が配置されていてもよく、また、ヒートシンク9Dに配置されたブロアファン16から排気される冷却風が他の二つ以上のヒートシンク9Xに吹き付けられる構成にされていてもよい。
第5の変形例に係るヒートシンク9Eは下面部12におけるブロアファン16の真下の位置に上下に貫通された排気孔12aが形成されている(図11参照)。ヒートシンク9Eの配置空間9aに配置されたブロアファン16は排気面16bが下方を向く状態で基板取付部10に取り付けられている。
従って、光源19の駆動時には、ブロアファン16によって発生する冷却風が放熱フィン13、13の上下両面に沿って吸気面16aへ向けて流動され(矢印S1)、吸気面16aから取り込まれた冷却風が排気面16bから排気孔12aを介して下方へ向けて送り出される(矢印S2)。
上記のようなブロアファン16から冷却風が下方へ排気される構成は、例えば、灯室5に二つのランプユニット6、6が上下に配置されている構造において好適に使用することが可能である(図12参照)。
具体的には、下側のランプユニット6にはブロアファン16が配置されていないヒートシンク9Xが設けられている構成において、上側のランプユニット6にヒートシンク9Eが設けられ、ブロアファン16から下方へ向けて送り出された冷却風が下側のランプユニット6におけるヒートシンク9Xに吹き付けられてヒートシンク9Xの冷却が行われる。
このようにヒートシンク9Eに配置されたブロアファン16から排気される冷却風が下側のヒートシンク9Xに吹き付けられることにより、一つのブロアファン16によって発生する冷却風がヒートシンク9Eとヒートシンク9Xの冷却に用いられるため、部品点数の削減を図った上で放熱効率の向上を図ることができる。
尚、下側のヒートシンク9Xにもブロアファン16が配置されていてもよく、また、ヒートシンク9Eに配置されたブロアファン16から排気される冷却風が他の二つ以上のヒートシンク9Xに吹き付けられる構成にされていてもよい。
以上に記載した通り、車輌用灯具1にあっては、放熱フィン13に沿って流動する冷却風を発生させるブロアファン16を備え、ブロアファン16がヒートシンク9、9A、9B、9C、9D、9Eの内部に配置されている。
従って、冷却風が放熱フィン13に沿って流動されヒートシンク9、9A、9B、9C、9D、9Eから放出される熱がブロアファン16によってヒートシンク9、9A、9B、9C、9D、9Eの外部へ放出されると共にブロアファン16の配置スペースがヒートシンク9、9A、9B、9C、9D、9Eの内部に存在する。これにより、光源19の駆動時におけるヒートシンク9、9A、9B、9C、9D、9Eからの高い放熱効率を確保した上で小型化を図ることができる。
1…車輌用灯具、6…ランプユニット、9…ヒートシンク、10…基板取付部、13…放熱フィン、14…第1の部分、15…第2の部分、16…ブロアファン、18…回路基板、19…光源、9A…ヒートシンク、20…連結部、9B…ヒートシンク、21…連結部、9C…ヒートシンク、9D…ヒートシンク、9E…ヒートシンク
Claims (5)
- 光源が搭載された回路基板と、
放熱フィンを有し前記光源の駆動時に発生する熱を放出するヒートシンクと、
前記放熱フィンに沿って流動する冷却風を発生させるブロアファンとを備え、
前記ブロアファンが前記ヒートシンクの内部に配置された
車輌用灯具。 - 前記ヒートシンクに前記回路基板が取り付けられる基板取付部が設けられ、
前記基板取付部を挟んだ前記光源の反対側の位置が光源背面位置とされ、
前記光源背面位置に前記放熱フィンの一部が位置されると共に前記光源背面位置以外の位置に前記ブロアファンが配置された
請求項1に記載の車輌用灯具。 - 前記放熱フィンは前記基板取付部から突出され前記基板取付部からの突出方向と厚み方向にともに直交する方向が長手方向にされ、
前記放熱フィンが長手方向において分割された第1の部分と第2の部分を有し、
前記ブロアファンは少なくとも一部が前記第1の部分と前記第2の部分の間に位置され、
前記放熱フィンには前記基板取付部と前記第1の部分と前記第2の部分に連続された連結部が設けられた
請求項2に記載の車輌用灯具。 - 前記放熱フィンが厚み方向に離隔して複数設けられ、
前記連結部が前記複数の放熱フィンに跨がった状態で設けられた
請求項3に記載の車輌用灯具。 - 前記回路基板と前記ヒートシンクを有するランプユニットが複数配置され、
前記複数のランプユニットのうち一つの前記ランプユニットに前記ブロアファンが設けられ、
前記ヒートシンクに配置された前記ブロアファンから排気される冷却風が他のヒートシンクに吹き付けられる
請求項1、請求項2、請求項3又は請求項4に記載の車輌用灯具。
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